JPH0263217B2 - - Google Patents
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- JPH0263217B2 JPH0263217B2 JP59212756A JP21275684A JPH0263217B2 JP H0263217 B2 JPH0263217 B2 JP H0263217B2 JP 59212756 A JP59212756 A JP 59212756A JP 21275684 A JP21275684 A JP 21275684A JP H0263217 B2 JPH0263217 B2 JP H0263217B2
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- image
- lens
- signal
- holder
- setting
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Links
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B27/00—Photographic printing apparatus
- G03B27/32—Projection printing apparatus, e.g. enlarger, copying camera
- G03B27/52—Details
- G03B27/68—Introducing or correcting distortion, e.g. in connection with oblique projection
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B17/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B17/18—Signals indicating condition of a camera member or suitability of light
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B19/00—Cameras
- G03B19/02—Still-picture cameras
- G03B19/10—Plate or cut-film cameras
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B3/00—Focusing arrangements of general interest for cameras, projectors or printers
- G03B3/10—Power-operated focusing
- G03B3/12—Power-operated focusing adapted for remote control
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B7/00—Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
- G03B7/08—Control effected solely on the basis of the response, to the intensity of the light received by the camera, of a built-in light-sensitive device
- G03B7/091—Digital circuits
- G03B7/093—Digital circuits for control of exposure time
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Studio Devices (AREA)
- Cameras In General (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、レンズ保持体および像保持体の初期
設定を規定する測定装置および設定装置を有す
る、シヤイムプルークの法則により写真カメラの
可動レンズ保持体および像保持体の最適設定を求
める装置に関する。
設定を規定する測定装置および設定装置を有す
る、シヤイムプルークの法則により写真カメラの
可動レンズ保持体および像保持体の最適設定を求
める装置に関する。
従来技術
周知のように写像の像遠近感および鮮鋭度変化
および不鮮鋭度変化は、レンズ保持体および像保
持体を相互にまた撮影すべき主題光景に対して変
位させることによつて影響され、写像の遠近感お
よび鮮鋭度または不鮮鋭度は、光学的に制限され
た範囲内で修正したり意図的に強調することがで
きる。そのため撮影者は、いわゆる剛性カメラで
は全くまたは限られた範囲でしか与えられない像
造形上の手段を使用できる。レンズ保持体および
像保持体の変位は、実際にはレンズ保持体と像保
持体との間隔の変化、両保持体の少なくとも一方
のその面内における移動または両保持体の少なく
とも一方の揺動を含んでいる。
および不鮮鋭度変化は、レンズ保持体および像保
持体を相互にまた撮影すべき主題光景に対して変
位させることによつて影響され、写像の遠近感お
よび鮮鋭度または不鮮鋭度は、光学的に制限され
た範囲内で修正したり意図的に強調することがで
きる。そのため撮影者は、いわゆる剛性カメラで
は全くまたは限られた範囲でしか与えられない像
造形上の手段を使用できる。レンズ保持体および
像保持体の変位は、実際にはレンズ保持体と像保
持体との間隔の変化、両保持体の少なくとも一方
のその面内における移動または両保持体の少なく
とも一方の揺動を含んでいる。
写像の鮮鋭度は周知のように3つの面、すなわ
ち対象物面、像面およびレンズ面の空間的配位に
よつて影響される。これら3つの面が互いに平行
であるか、またはシヤイムプルークの法則により
共通な直線で交差していると、鮮鋭な写像が得ら
れる。例えば像部分または写像寸法を変更するた
め後でさらに変位することが必要になると、少な
からぬ撮影者は最後にあげた条件を生ずるかまた
は維持する努力をすることが多い。多くのカメラ
構造では、像保持体および(または)レンズ保持
体の揺動軸線が像面またはレンズ面にないかまた
は像保持体により与えられる像部分外にあるとい
う事実も困難な影響を及ぼす。したがつて多くの
場合カメラの設定は、時間をとるだけでなく写像
にとつても最適でないカメラ設定をしばしば行な
う単なる試行錯誤に終つてしまう。
ち対象物面、像面およびレンズ面の空間的配位に
よつて影響される。これら3つの面が互いに平行
であるか、またはシヤイムプルークの法則により
共通な直線で交差していると、鮮鋭な写像が得ら
れる。例えば像部分または写像寸法を変更するた
め後でさらに変位することが必要になると、少な
からぬ撮影者は最後にあげた条件を生ずるかまた
は維持する努力をすることが多い。多くのカメラ
構造では、像保持体および(または)レンズ保持
体の揺動軸線が像面またはレンズ面にないかまた
は像保持体により与えられる像部分外にあるとい
う事実も困難な影響を及ぼす。したがつて多くの
場合カメラの設定は、時間をとるだけでなく写像
にとつても最適でないカメラ設定をしばしば行な
う単なる試行錯誤に終つてしまう。
シヤイムプルークの法則によりレンズ保持体お
よび像保持体の最適設定を容易に求めるため、初
期位置から出発してレンズ保持体または像保持体
の必要な揺動角を手動で求めることを可能にする
手段をもつビユーカメラは、ドイツ連邦共和国特
許出願公開第2302695号明細書により公知である。
カメラのレンズから異なる距離にある撮影光景の
点は、カメラのピント合わせ装置の操作により焦
点ガラスの所定の標識線上に順次鮮鋭に写像さ
れ、シヤイムプルークの法則による設定に必要な
像保持体またはレンズ保持体の揺動角は、ピント
合わせ装置に付属する測定角目盛の所で、像距離
の関数として読取り可能である。
よび像保持体の最適設定を容易に求めるため、初
期位置から出発してレンズ保持体または像保持体
の必要な揺動角を手動で求めることを可能にする
手段をもつビユーカメラは、ドイツ連邦共和国特
許出願公開第2302695号明細書により公知である。
カメラのレンズから異なる距離にある撮影光景の
点は、カメラのピント合わせ装置の操作により焦
点ガラスの所定の標識線上に順次鮮鋭に写像さ
れ、シヤイムプルークの法則による設定に必要な
像保持体またはレンズ保持体の揺動角は、ピント
合わせ装置に付属する測定角目盛の所で、像距離
の関数として読取り可能である。
発明が解決しようとする課題
本発明の課題は、シヤイムプルークの法則によ
るレンズ保持体および像保持体の設定をカメラ使
用者にとつて著しく容易にしかつ自動化する装置
を提供することである。
るレンズ保持体および像保持体の設定をカメラ使
用者にとつて著しく容易にしかつ自動化する装置
を提供することである。
課題を解決するための手段
この課題を解決するため本発明によれば、初期
設定の際光景像の自由に選択可能な像点の与えら
れた基準座標系に関する空間座標用の信号を発生
する測定値発生装置と、レンズの焦点距離または
所望の平均像寸法用の信号を発生する入力装置と
が設けられ、測定値発生装置および入力装置が、
レンズ保持体または像保持体の目標設定を計算し
て目標設定用の位置信号または目標設定を行なう
のに必要なレンズ保持体または像保持体の変位用
の位置変化信号を出力する計算機の信号入力端に
接続されている。
設定の際光景像の自由に選択可能な像点の与えら
れた基準座標系に関する空間座標用の信号を発生
する測定値発生装置と、レンズの焦点距離または
所望の平均像寸法用の信号を発生する入力装置と
が設けられ、測定値発生装置および入力装置が、
レンズ保持体または像保持体の目標設定を計算し
て目標設定用の位置信号または目標設定を行なう
のに必要なレンズ保持体または像保持体の変位用
の位置変化信号を出力する計算機の信号入力端に
接続されている。
本発明による装置は、レンズ保持体および像保
持体の任意のいかなる初期設定においても、光景
像の自由に選択可能な像点の基準座標系に関する
空間座標を、測定値発生装置により発生される信
号の形で、レンズ保持体または像保持体の目標設
定を計算する計算機の信号入力端へ入力し、計算
機の出力として、レンズ保持体または像保持体の
目標設定用位置信号または目標設定を行なうのに
必要なレンズ保持体たは像保持体の変位用の位置
変化信号を得るのを可能にし、計算機の信号入力
端に付加的に接続される入力装置が、レンズ保持
体または像保持体の目標設定を求める際、レンズ
の焦点距離または所望の写像寸法および基準座標
系におけるレンズの位置を考慮することも可能に
する。
持体の任意のいかなる初期設定においても、光景
像の自由に選択可能な像点の基準座標系に関する
空間座標を、測定値発生装置により発生される信
号の形で、レンズ保持体または像保持体の目標設
定を計算する計算機の信号入力端へ入力し、計算
機の出力として、レンズ保持体または像保持体の
目標設定用位置信号または目標設定を行なうのに
必要なレンズ保持体たは像保持体の変位用の位置
変化信号を得るのを可能にし、計算機の信号入力
端に付加的に接続される入力装置が、レンズ保持
体または像保持体の目標設定を求める際、レンズ
の焦点距離または所望の写像寸法および基準座標
系におけるレンズの位置を考慮することも可能に
する。
実施例
本発明のそれ以外の利点と詳細は、特許請求の
範囲、実施例の以下の説明および本発明を説明す
る例としてのみ示す添付図面から明らかになる。
範囲、実施例の以下の説明および本発明を説明す
る例としてのみ示す添付図面から明らかになる。
写真技術にとつて重要なシヤイムプルークの法
則が第1図に概略的に示されている。20で示す
写真カメラは変位可能な像保持体21、同様に変
位可能なレンズ保持体22、レンズ23、および
像保持体21をレンズ保持体22と結合して光を
通さない蛇腹24をもつている。像保持体21に
は写真撮影前の像監視用焦点スクリーン25が設
けられている。このカメラ20により対象物Mが
撮影されて、この対象物Mの3つの点A,Bおよ
びCが写真像上に鮮鋭に写像されるようにしてい
る。これを行なうために、シヤイムプルークの法
則により、カメラ20の像保持体10と、レンズ
保持体22とを撮影すべき対象物Mに対して配位
させて、像面Pとカメラレンズ23の主面Oと対
象物の3つの点A,B,Cとにより規定される面
Gとが、第1図からよくわかるように共通な直線
sで交差するようにすることが必要である。この
条件が満たされると、対象物点A,B,Cに対し
て共役な点A′,B′,C′は精確に像面Pにある。
したがつて3つのすべての対象物点A,B,Cは
鮮鋭に写像される。対象物Mの点Dのように面G
のこちら側またはあちら側にある点は、レンズ2
3の焦点深度が絞り込みにより大きくされること
によつて、点A,B,Cと同時にほぼ鮮鋭に写像
される。簡単にするために、対象物点A,B,C
により規定される面Gを以下光景面と称し、レン
ズ23の主面0をレンズ面と称する。光景面Gと
レンズ面0は互いに角εだけ傾斜し、角ε′はレン
ズ面0に対する像面Pの傾斜を表わす。対象物点
A,B,Cから対応する像点A′,B′,C′へ至る
光線a,b,cは、点Hすなわちレンズ面0内で
レンズ23の光軸Q上にあるレンズ23の主点に
おいて交差する。
則が第1図に概略的に示されている。20で示す
写真カメラは変位可能な像保持体21、同様に変
位可能なレンズ保持体22、レンズ23、および
像保持体21をレンズ保持体22と結合して光を
通さない蛇腹24をもつている。像保持体21に
は写真撮影前の像監視用焦点スクリーン25が設
けられている。このカメラ20により対象物Mが
撮影されて、この対象物Mの3つの点A,Bおよ
びCが写真像上に鮮鋭に写像されるようにしてい
る。これを行なうために、シヤイムプルークの法
則により、カメラ20の像保持体10と、レンズ
保持体22とを撮影すべき対象物Mに対して配位
させて、像面Pとカメラレンズ23の主面Oと対
象物の3つの点A,B,Cとにより規定される面
Gとが、第1図からよくわかるように共通な直線
sで交差するようにすることが必要である。この
条件が満たされると、対象物点A,B,Cに対し
て共役な点A′,B′,C′は精確に像面Pにある。
したがつて3つのすべての対象物点A,B,Cは
鮮鋭に写像される。対象物Mの点Dのように面G
のこちら側またはあちら側にある点は、レンズ2
3の焦点深度が絞り込みにより大きくされること
によつて、点A,B,Cと同時にほぼ鮮鋭に写像
される。簡単にするために、対象物点A,B,C
により規定される面Gを以下光景面と称し、レン
ズ23の主面0をレンズ面と称する。光景面Gと
レンズ面0は互いに角εだけ傾斜し、角ε′はレン
ズ面0に対する像面Pの傾斜を表わす。対象物点
A,B,Cから対応する像点A′,B′,C′へ至る
光線a,b,cは、点Hすなわちレンズ面0内で
レンズ23の光軸Q上にあるレンズ23の主点に
おいて交差する。
第1図に記入した面G,0およびPと交差直線
sは撮影者には直ちにわからないので、シヤイム
プルークの法則によるカメラ20の設定は撮影者
にとつてしばしば困難である。さて本発明は、像
保持体21とレンズ保持体22の正しい設定を計
算機で容易に行なうのを可能にする。これに適し
た手段および装置を説明する前に、第2図および
第3図により適当な装置を例としてのみ説明す
る。簡単にしかつわかり易い図示にするため、カ
メラは像面P、レンズ面0およびレンズの主点H
のみによつて示されている。さらにレンズの光軸
Qが記入されている。
sは撮影者には直ちにわからないので、シヤイム
プルークの法則によるカメラ20の設定は撮影者
にとつてしばしば困難である。さて本発明は、像
保持体21とレンズ保持体22の正しい設定を計
算機で容易に行なうのを可能にする。これに適し
た手段および装置を説明する前に、第2図および
第3図により適当な装置を例としてのみ説明す
る。簡単にしかつわかり易い図示にするため、カ
メラは像面P、レンズ面0およびレンズの主点H
のみによつて示されている。さらにレンズの光軸
Qが記入されている。
第2図によれば、像面Pとレンズ面0はまず互
いに平行にされ、カメラの像保持体に設けられる
焦点スクリーンには対象物点の最初はまだ不鮮鋭
な写像が見られるように、鮮鋭に写像すべき対象
物点A,B,Cに対してカメラが向けられてい
る。これに続いて像保持体の平行移動により、像
面Pが対象物点Aに対して光学的に共役な像点
A′へ設定されるので、点Aは焦点スクリーン上
に鮮鋭に写像される。像面のこの位置は第2図に
PAで示されている。それから原則的にただし任
意に選択可能な特定の座標系において像点A′の
空間座標が求められる。第2図には例えばx軸、
y軸およびz軸をもつ直角座標系が示されてい
る。それから像保持体の平行移動によつて像面P
が対象物点Bに対して光学的に共役な像点B′に
設定されるので、点Bが焦点スクリーン上に鮮鋭
に写像される。この場合得られる像面の位置が第
2図にPBで示されている。それから像点B′の空
間座標が同じ座標系において求められる。対象物
点Cに対して共役な像点C′に対しても同じように
操作が行なわれ、PCで示す像面の位置が得られ
る。
いに平行にされ、カメラの像保持体に設けられる
焦点スクリーンには対象物点の最初はまだ不鮮鋭
な写像が見られるように、鮮鋭に写像すべき対象
物点A,B,Cに対してカメラが向けられてい
る。これに続いて像保持体の平行移動により、像
面Pが対象物点Aに対して光学的に共役な像点
A′へ設定されるので、点Aは焦点スクリーン上
に鮮鋭に写像される。像面のこの位置は第2図に
PAで示されている。それから原則的にただし任
意に選択可能な特定の座標系において像点A′の
空間座標が求められる。第2図には例えばx軸、
y軸およびz軸をもつ直角座標系が示されてい
る。それから像保持体の平行移動によつて像面P
が対象物点Bに対して光学的に共役な像点B′に
設定されるので、点Bが焦点スクリーン上に鮮鋭
に写像される。この場合得られる像面の位置が第
2図にPBで示されている。それから像点B′の空
間座標が同じ座標系において求められる。対象物
点Cに対して共役な像点C′に対しても同じように
操作が行なわれ、PCで示す像面の位置が得られ
る。
同じ座標系において主点Hの空間座標を主点H
を通る光軸Qの方程式も求められる。
を通る光軸Qの方程式も求められる。
像点A′,B′,C′の求められた空間座標、主点
Hの空間座標、光軸Qの方程式およびレンズの焦
点距離に基いて、幾何光学の公知の規則および解
析幾何学により、各対象物点A,B,Cの空間座
標が計算され、これらの対象物点により規定され
る光景面Gの方程式が求められる。光景面Gはカ
メラ20には無関係である。前述したように光景
面Gが計算により求められた後、光景面Gに影響
を及ぼすことなく、原則的にカメラ20のレンズ
面Pおよび(または)像面Pの設定を任意に変え
ることができる。シヤイムプルークの法則による
カメラ設定を行なう別の操作は異なつていてもよ
い。
Hの空間座標、光軸Qの方程式およびレンズの焦
点距離に基いて、幾何光学の公知の規則および解
析幾何学により、各対象物点A,B,Cの空間座
標が計算され、これらの対象物点により規定され
る光景面Gの方程式が求められる。光景面Gはカ
メラ20には無関係である。前述したように光景
面Gが計算により求められた後、光景面Gに影響
を及ぼすことなく、原則的にカメラ20のレンズ
面Pおよび(または)像面Pの設定を任意に変え
ることができる。シヤイムプルークの法則による
カメラ設定を行なう別の操作は異なつていてもよ
い。
レンズ保持体22の与えられた設定から出発し
て、例えば次のように行なわれる。すなわちレン
ズ23の主点Hの空間座標と主点Hにおいてレン
ズ面に直交する光軸Qの方程式は、レンズ面を規
定する方程式を求めるのを可能にする。光景面G
およびレンズ面0の方程式に基いて、両方の面G
および0の交差直線sを規定する方程式が求めら
れる。それからカメラの像保持体は、交差直線s
と対象物点A,B,Cに対して光学的に共役な像
点A′,B′,C′の1つとが像面Pへ来るように設
定される。このとき像点A′,B′,C′は対応する
対象物点A,B,Cの鮮鋭な写像として現われ
る。
て、例えば次のように行なわれる。すなわちレン
ズ23の主点Hの空間座標と主点Hにおいてレン
ズ面に直交する光軸Qの方程式は、レンズ面を規
定する方程式を求めるのを可能にする。光景面G
およびレンズ面0の方程式に基いて、両方の面G
および0の交差直線sを規定する方程式が求めら
れる。それからカメラの像保持体は、交差直線s
と対象物点A,B,Cに対して光学的に共役な像
点A′,B′,C′の1つとが像面Pへ来るように設
定される。このとき像点A′,B′,C′は対応する
対象物点A,B,Cの鮮鋭な写像として現われ
る。
しかし例えば焦点スクリーン25上における写
像の所望の遠近感のために選ばれた像保持体21
の与えられた設定から出発すると、まず像面Pの
方程式が求められ、それから光景面Gおよび線点
Pの方程式からこれらの面の交差線sの方程式が
求められる。カメラのレンズ保持体22がそれか
ら設定されて、交差線sがレンズ面0に位置し、
対象物点A,B,Cに対し光学的に共役な像点
A′,B′,C′の1つが像面Pへ来るような位置を
レンズ23の主点Hがとる。そのとき像点A′,
B′,C′は、像保持体21の焦点スクリーン25上
に、対応する対象物点A,B,Cの鮮鋭な写像と
して現われる。
像の所望の遠近感のために選ばれた像保持体21
の与えられた設定から出発すると、まず像面Pの
方程式が求められ、それから光景面Gおよび線点
Pの方程式からこれらの面の交差線sの方程式が
求められる。カメラのレンズ保持体22がそれか
ら設定されて、交差線sがレンズ面0に位置し、
対象物点A,B,Cに対し光学的に共役な像点
A′,B′,C′の1つが像面Pへ来るような位置を
レンズ23の主点Hがとる。そのとき像点A′,
B′,C′は、像保持体21の焦点スクリーン25上
に、対応する対象物点A,B,Cの鮮鋭な写像と
して現われる。
上述した計算および操作を実際に行なうため
に、第2図に示したものとは異なり、カメラの構
造部分に対して固定的な関係をもつ空間座標系を
選ぶのがよい。座標系がその原点をカメラレンズ
の主点Hにもち、レンズの光軸Qに一致する座標
軸をもつていると、計算が特に簡単になる。その
際円柱座標または直角座標をもつ座標系を使用す
ることができる。後者の例を第3図について以下
に説明する。
に、第2図に示したものとは異なり、カメラの構
造部分に対して固定的な関係をもつ空間座標系を
選ぶのがよい。座標系がその原点をカメラレンズ
の主点Hにもち、レンズの光軸Qに一致する座標
軸をもつていると、計算が特に簡単になる。その
際円柱座標または直角座標をもつ座標系を使用す
ることができる。後者の例を第3図について以下
に説明する。
第3図によれば、直角座標系は、カメラレンズ
の光軸Qと一致するy軸とレンズ面0内に延びる
x軸およびz軸をもち、z軸が図の面内にあり、
x軸はこれに対し直角に延び、したがつて第3図
では見えない。Ax,Bx,Cxでx軸の方向に行
なわれる対象物点A,B,Cの投影が示されてい
る。Ax′,Bx′,Cx′は、対象物点A,B,Cに対
して光学的に共役な像点の同じような投影であ
る。点AおよびA′に対してy座標およびz座標
も記入されている。さらに第3図はレンズの焦点
FおよびF′と焦点距離も示している。
の光軸Qと一致するy軸とレンズ面0内に延びる
x軸およびz軸をもち、z軸が図の面内にあり、
x軸はこれに対し直角に延び、したがつて第3図
では見えない。Ax,Bx,Cxでx軸の方向に行
なわれる対象物点A,B,Cの投影が示されてい
る。Ax′,Bx′,Cx′は、対象物点A,B,Cに対
して光学的に共役な像点の同じような投影であ
る。点AおよびA′に対してy座標およびz座標
も記入されている。さらに第3図はレンズの焦点
FおよびF′と焦点距離も示している。
幾何学的の規則によれば
za′/ya′=tanδ=za/ya (1)
−za′f=tanl=za/(ya−f) (2)
これから次式が誘導される。
ya=fya′/(ya′+f) (3)
za/fza′/(ya′+f) (4)
対象物点A,B,Cと対応する像点A′,B′,
C′をx軸およびy軸の面へ同じように投影するこ
とにより、さらに次式が誘導される。
C′をx軸およびy軸の面へ同じように投影するこ
とにより、さらに次式が誘導される。
xa=fxa′/(ya′+f) (5)
式(3),(4)および(5)は対象物点Aの座標、y座標
およびz座標の計算を可能にする。全く同じよう
に対象物点BおよびCの空間座標も対応する像点
B′およびC′の空間座標から計算することができ
る。
およびz座標の計算を可能にする。全く同じよう
に対象物点BおよびCの空間座標も対応する像点
B′およびC′の空間座標から計算することができ
る。
像点A′,B′,C′のy座標から、以下平均像距
離と称する算術平均値p0が形成される。対象物点
A,B,Cのy座標の平均値を以下平均対象物距
離g0という。第3図にはこれらの距離p0およびg0
が記入されている。幾何光学の規則によれば平均
写像寸法m0は m0=p0/g0 (6) さらに次式が成立する。
離と称する算術平均値p0が形成される。対象物点
A,B,Cのy座標の平均値を以下平均対象物距
離g0という。第3図にはこれらの距離p0およびg0
が記入されている。幾何光学の規則によれば平均
写像寸法m0は m0=p0/g0 (6) さらに次式が成立する。
p0=f(1+m0) (7)
g0=f(1+m0)/m0 (8)
3つの対象物点A,B,Cの各々に対して方程
式(3),(4)および(5)により計算される座標に基い
て、これらの点を通る光景面Gが決定され、3次
の次の行列式によつて示される。
式(3),(4)および(5)により計算される座標に基い
て、これらの点を通る光景面Gが決定され、3次
の次の行列式によつて示される。
|x−xa y−ya z−za
xb−xa yb−ya zb−za
xc−xa yc−ya zc−za| =0 (9)
行列式(9)を解くことによつて、面Gに対して次
式が得られる。
式が得られる。
(x−xa)(yb−ya)(zc−za)+(y−ya)(zb−
za)(xc−xa)+(z−za)(xb−xa)(yc−ya)−
(z−za)(yb−ya)(xc−xa)−(x−xa)(zb−za
)
(yc−ya)−(y−ya)(xb−xa)(zc−za)=0(10) 一般の一次式では面Gの方程式は次のようにな
る。
za)(xc−xa)+(z−za)(xb−xa)(yc−ya)−
(z−za)(yb−ya)(xc−xa)−(x−xa)(zb−za
)
(yc−ya)−(y−ya)(xb−xa)(zc−za)=0(10) 一般の一次式では面Gの方程式は次のようにな
る。
K1x+K2y+K3z+T=0 (11)
式(10)から式(11)における係数K1,K2,K3および
Tの値が計算される。
Tの値が計算される。
K1=(yb−ya)(zc−za)−(zb−za)(yc−ya)(1
2) K2=(zb−za)(xc−xa)−(xb−xa)(zc−za)
(13) K3=(xb−xa)(yc−ya)−(yb−ya)(xc−xa)
(14) T=−K1xa−K2ya−K3za (15) 光景面Gは、座標系の原点から次式により距離
u,vおよびwをもつ点において、x軸、y軸お
よびz軸と交差する。
2) K2=(zb−za)(xc−xa)−(xb−xa)(zc−za)
(13) K3=(xb−xa)(yc−ya)−(yb−ya)(xc−xa)
(14) T=−K1xa−K2ya−K3za (15) 光景面Gは、座標系の原点から次式により距離
u,vおよびwをもつ点において、x軸、y軸お
よびz軸と交差する。
u=T/K1(=x軸切片) (16)
v=−T/K2(=y軸切片) (17)
w=−T/K3(=z軸切片) (18)
第3図に関して描かれた座標系では、レンズ面
0に対する方程式は y=0 (19) レンズ面0と光景面Gの交差線sは次式によつ
て規定される。
0に対する方程式は y=0 (19) レンズ面0と光景面Gの交差線sは次式によつ
て規定される。
z=−K1/K3x−w (20)
レンズ面0と光景面Gとのなす角εに対して次
式が成立する。
式が成立する。
対象物点A,B,Cに対して光学的に共役な各
像点A′,B′,C′の座標x′,y′,z′に基いて、像点
を通る像面Pが決定され、その方程式は次のよう
になる。
像点A′,B′,C′の座標x′,y′,z′に基いて、像点
を通る像面Pが決定され、その方程式は次のよう
になる。
K′1x+K′2y+K′3z+T′=0 (22)
ここで式(12)ないし(18)と同様に次式が成立す
る。
る。
K′1=(y′b−y′a)(z′c−z′a)−(z′b−z′a
)(y′c−
y′a) (23) K′2=(z′b−z′a)(x′c−x′a)−(x′b−x′a
)(z′c−
z′a) (24) K′3=(x′b−x′a)(y′c−y′a)−(y′b−y′a
)(x′c−
x′a) (25) T′=−K′1x′a−K′2y′a−K′3z′a (26) u′=−T′/K′1(=x軸切片) (27) v′=−T′/K′2(=y軸切片) (28) w′=−T′/K′3(=z軸切片) (29) レンズ面0と像面Pとに共通な交差線sは次式
によつて規定される。
)(y′c−
y′a) (23) K′2=(z′b−z′a)(x′c−x′a)−(x′b−x′a
)(z′c−
z′a) (24) K′3=(x′b−x′a)(y′c−y′a)−(y′b−y′a
)(x′c−
x′a) (25) T′=−K′1x′a−K′2y′a−K′3z′a (26) u′=−T′/K′1(=x軸切片) (27) v′=−T′/K′2(=y軸切片) (28) w′=−T′/K′3(=z軸切片) (29) レンズ面0と像面Pとに共通な交差線sは次式
によつて規定される。
z=−K′1/K′3x−w′ (30)
レンズ面0と像点Pとのなす角ε′に対して次式
が成立する。
が成立する。
カメラがシヤイムプルークの法則により正しく
設定されていると、前述したように光景面Gとレ
ンズ面0と像面Pとが共通な交鎖直線sをもつ。
その結果この交差直線に対して式(20)と式(30)も
成立する。
設定されていると、前述したように光景面Gとレ
ンズ面0と像面Pとが共通な交鎖直線sをもつ。
その結果この交差直線に対して式(20)と式(30)も
成立する。
z=−K′1/K′3x−w′=−K1/K3x−w (32)
さらにx軸切片wとw′は同一なので、式(32)と
式(18)および(29)から K′1/K1=K′3/K3=T′/T (33) 座標系の原点、この場合主点Hから出る直線は
像面Pに当つて、x軸、y軸およびz軸と角α,
βおよびγをなし、これらの角に対して次式が成
立する。
式(18)および(29)から K′1/K1=K′3/K3=T′/T (33) 座標系の原点、この場合主点Hから出る直線は
像面Pに当つて、x軸、y軸およびz軸と角α,
βおよびγをなし、これらの角に対して次式が成
立する。
式(34)ないし(36)は、レンズ面0に対して像面
Pを旋回または傾斜させるべき角の計算を可能に
する。像面Pの正しい旋回位置または傾斜位置が
いつたん得られると、撮影者はカメラの像保持体
とレンズ保持体との間隔を変化して、像点A′,
B′,C′が焦点スクリーン上に鮮鋭に現われるよう
にしさえすればよい。
Pを旋回または傾斜させるべき角の計算を可能に
する。像面Pの正しい旋回位置または傾斜位置が
いつたん得られると、撮影者はカメラの像保持体
とレンズ保持体との間隔を変化して、像点A′,
B′,C′が焦点スクリーン上に鮮鋭に現われるよう
にしさえすればよい。
3つの面G,0およびP間の角εおよび角ε′か
ら、次式により平気写像寸法m0が精確に計算さ
れる。
ら、次式により平気写像寸法m0が精確に計算さ
れる。
m0=tanε′/tanε (37)
式(37)は次の形に変換される。
式(21)および式(38)へ代入して変形した後、平
均写像寸法m0に対して次式も得られる。
均写像寸法m0に対して次式も得られる。
シヤイムプルークの法則によりカメラ設定を行
なうため像保持体を上述したように旋回または傾
斜させると、撮影すべき対象物の写像の遠近感が
変ることは、当業者に知られている。シヤイムプ
ルークの法則が満たされるまで、像保持体の代り
にカメラのレンズ保持体を変位させると、撮影者
の望む遠近感が維持できることも周知であるが、
レンズ保持体を変位させると、一般に平均写像寸
法m0の変化がおこり、対象物点A,B,Cに対
して光学的に共役な点A′,B′,C′がその空間位
置を変化する。
なうため像保持体を上述したように旋回または傾
斜させると、撮影すべき対象物の写像の遠近感が
変ることは、当業者に知られている。シヤイムプ
ルークの法則が満たされるまで、像保持体の代り
にカメラのレンズ保持体を変位させると、撮影者
の望む遠近感が維持できることも周知であるが、
レンズ保持体を変位させると、一般に平均写像寸
法m0の変化がおこり、対象物点A,B,Cに対
して光学的に共役な点A′,B′,C′がその空間位
置を変化する。
上述したように像点A′,B′,C′の空間座標が
求められ、それから対象物点A,B,Cの空間座
標が計算されているので、原則的に光景面Gがわ
かつている。この光景面Gは式(11)により規定され
ている。さて撮影者が対象物点A,B,Cに対し
て共役な像点A′,B′,C′を通る面へ像面Pを設
定しようとせず、写像の所望の遠近感のために別
の位置へ設定すると、この像点P*は一般に次式
によつて規定される。
求められ、それから対象物点A,B,Cの空間座
標が計算されているので、原則的に光景面Gがわ
かつている。この光景面Gは式(11)により規定され
ている。さて撮影者が対象物点A,B,Cに対し
て共役な像点A′,B′,C′を通る面へ像面Pを設
定しようとせず、写像の所望の遠近感のために別
の位置へ設定すると、この像点P*は一般に次式
によつて規定される。
K′1′x+K2″y+K3″z+T″=0 (40)
光景面Gと像面P*との共通な交差直線sを含
む各面に対して次式が成立する。
む各面に対して次式が成立する。
(K1x+K2y+K3z+T)+n(K1″x+K2″y+K3″z
+T″)=0 (41) ここでnは任意の数である。
+T″)=0 (41) ここでnは任意の数である。
簡単にするため、対象物点A,B,Cの空間座
標を求める場合のように、像面P*が撮影者によ
りx−z面に対して平行な位置のままにされるも
のと仮定すれば、像面P*に対して次式が成立す
る。
標を求める場合のように、像面P*が撮影者によ
りx−z面に対して平行な位置のままにされるも
のと仮定すれば、像面P*に対して次式が成立す
る。
K″1=K″3=0 (42)
K″2y+T″=0 (43)
y=v″ (44)
ここでv″は像面P*と座標系の原点との間隔を
意味する。
意味する。
光景面Gと像面P*との共通な交差線sを通る
レンズ面0*は次式によつて規定されるか、 K1x+(K2+nK″2)y+K3z+T+nT″=0 (45) または式(43)および(44)を代入して K1x+(K2−nT″/v″)y+K3z+T+nT″=0 (46) 像面P*とレンズ面0*とのなす角ε′は次のよ
うになる。
レンズ面0*は次式によつて規定されるか、 K1x+(K2+nK″2)y+K3z+T+nT″=0 (45) または式(43)および(44)を代入して K1x+(K2−nT″/v″)y+K3z+T+nT″=0 (46) 像面P*とレンズ面0*とのなす角ε′は次のよ
うになる。
平均写像寸法m0に対してこの場合次式が成立
する。
する。
m0=K2/K″2=−K2v″/T″ (48)
レンズ面0*が座標系の原点を通つている場
合、n=−T/T″とレンズ面0*および角ε′に
対する式(46)および(47)は次のように変換される。
合、n=−T/T″とレンズ面0*および角ε′に
対する式(46)および(47)は次のように変換される。
K1x+(K2T/v″)y+K3z=0 (49)
座標系の原点を通つてレンズ面0*に対して直
角をなす直線は、x軸、y軸およびz軸に対して
次式による角α*,β*およびγ*をなす。
角をなす直線は、x軸、y軸およびz軸に対して
次式による角α*,β*およびγ*をなす。
レンズ面を最初の位置から上述した新しい位置
へ旋回させると、対象物点A,B,Cに対して光
学的に共役な像点が移動して、像面P*に位置す
るようになり、したがつてシヤイムプルークの法
則による所望のカメラ設定が行なわれる。
へ旋回させると、対象物点A,B,Cに対して光
学的に共役な像点が移動して、像面P*に位置す
るようになり、したがつてシヤイムプルークの法
則による所望のカメラ設定が行なわれる。
既に述べたように他の座標系を使用することも
できるが、上述した方程式は適当な座標変換後に
のみ成立する。
できるが、上述した方程式は適当な座標変換後に
のみ成立する。
第4図は概略斜視図で本発明により構成された
カメラ20の例を示し、第1図に対応する部分に
は同じ符号が使用してある。像保持体21とレン
ズ保持体22は、公知のようにそれぞれ多部分か
らなる保持装置26および27により、光学台と
して構成されたカメラ基台28に取付けられてい
る。保持装置26および27の各々はカメラ基台
28の縦方向に変位可能であり、かつ互いに直角
に延びる軸線31および32をもつ継手を備えて
おり、これら軸線31,32のまわりに像保持体
21およびレンズ保持体22を傾斜または旋回さ
せることができる。写真技術の普通の術語によれ
ば、軸線31および32は実際上水平および垂直
とは異なる方向に延びていてもよいが、軸線31
は水平軸線と称され、軸線32は垂直軸線と称さ
れる。像保持体21およびレンズ保持体22の傾
斜角または旋回角を表示するために、軸線31お
よび32をもつ継手にそれぞれ角度目盛33およ
び34が付属している。さらにカメラ基台28は
縦寸法目盛35をもち、それにより像面Pとレン
ズ面0とのそのつどの間隔を表示する。簡単にす
るため、継手の基本または零位置においてカメラ
基台28はカメラレンズ23の光軸Qに対して平
行に延びているものと仮定する。カメラ基台28
は保持体36に取付けられ、この保持体36は雲
台37により三脚38に支えられている。多部分
から構成された雲台37は、公知のように水平軸
線39または垂直軸線40のまわりに保持体36
の傾斜または旋回を可能にする。軸線39および
40をもつ継手にはそれぞれ角度目盛41および
42が付属している。
カメラ20の例を示し、第1図に対応する部分に
は同じ符号が使用してある。像保持体21とレン
ズ保持体22は、公知のようにそれぞれ多部分か
らなる保持装置26および27により、光学台と
して構成されたカメラ基台28に取付けられてい
る。保持装置26および27の各々はカメラ基台
28の縦方向に変位可能であり、かつ互いに直角
に延びる軸線31および32をもつ継手を備えて
おり、これら軸線31,32のまわりに像保持体
21およびレンズ保持体22を傾斜または旋回さ
せることができる。写真技術の普通の術語によれ
ば、軸線31および32は実際上水平および垂直
とは異なる方向に延びていてもよいが、軸線31
は水平軸線と称され、軸線32は垂直軸線と称さ
れる。像保持体21およびレンズ保持体22の傾
斜角または旋回角を表示するために、軸線31お
よび32をもつ継手にそれぞれ角度目盛33およ
び34が付属している。さらにカメラ基台28は
縦寸法目盛35をもち、それにより像面Pとレン
ズ面0とのそのつどの間隔を表示する。簡単にす
るため、継手の基本または零位置においてカメラ
基台28はカメラレンズ23の光軸Qに対して平
行に延びているものと仮定する。カメラ基台28
は保持体36に取付けられ、この保持体36は雲
台37により三脚38に支えられている。多部分
から構成された雲台37は、公知のように水平軸
線39または垂直軸線40のまわりに保持体36
の傾斜または旋回を可能にする。軸線39および
40をもつ継手にはそれぞれ角度目盛41および
42が付属している。
カメラ20の像保持体21には2つの設定摺動
片43および44が移動可能に設けられて、焦点
スクリーン25上へ直線的に延びる指針45およ
び46をそれぞれ備えている。一方の指針45は
垂直な旋回軸線32に対して平行に延びている
が、他方の指針46はこれに対し直角に延びてい
る。各設定摺動片43または44には長さ寸法目
盛48または49が付属して、指針45または4
6の位置を表示し、両方の指針45および46の
交差点にある像点の面座標を求めるのを可能にし
ている。前記像点の空間位置を規定するための別
の座標として、焦点スクリーン25上に像点が鮮
鋭に写像されるときの像面Pとレンズ面0との間
隔が用いられる。そのとき第3図による空間座標
系において、y軸はレンズ23の光軸Q上にあ
り、x軸およびz軸は指針45および46に対し
て平行にレンズの主点Hを通つてレンズ面0にあ
るのがよい。このような座標系では、焦点スクリ
ーン25上に個々に鮮鋭に設定される像点A′,
B′,C′の空間座標は、式(3),(4)および(5)からわか
るように比較的簡単に求められる。
片43および44が移動可能に設けられて、焦点
スクリーン25上へ直線的に延びる指針45およ
び46をそれぞれ備えている。一方の指針45は
垂直な旋回軸線32に対して平行に延びている
が、他方の指針46はこれに対し直角に延びてい
る。各設定摺動片43または44には長さ寸法目
盛48または49が付属して、指針45または4
6の位置を表示し、両方の指針45および46の
交差点にある像点の面座標を求めるのを可能にし
ている。前記像点の空間位置を規定するための別
の座標として、焦点スクリーン25上に像点が鮮
鋭に写像されるときの像面Pとレンズ面0との間
隔が用いられる。そのとき第3図による空間座標
系において、y軸はレンズ23の光軸Q上にあ
り、x軸およびz軸は指針45および46に対し
て平行にレンズの主点Hを通つてレンズ面0にあ
るのがよい。このような座標系では、焦点スクリ
ーン25上に個々に鮮鋭に設定される像点A′,
B′,C′の空間座標は、式(3),(4)および(5)からわか
るように比較的簡単に求められる。
シヤイムプルークの法則によるカメラ20の設
定に用いられる計算は、第4図によればデータ入
力用キー区域51と結果および撮影者への指令の
表示区域52とをもつ電子計算機50によつて行
なわれる。技術的に最も簡単な場合レンズ23の
焦点距離fとカメラ自体により求められる種々の
像点A′,B′,C′の空間座標x′,y′,z′またはy′
,
rおよびを、順次キー51を介して手動で計算
機50へ伝送するようになつている。第5図の概
略図によれば、計算機50はさらに信号入力端お
よび信号出力端を備えた電子演算装置53と信号
評価装置54とをもち、この評価装置54は演算
装置53の信号出力端に接続され、かつ表示区域
52を含んでいる。データの入力に用いられるキ
ー51は、キーにより入力されるデータに対応す
る電気信号を発生する手段55ないし59に結合
されている。こうして発生された信号は演算装置
53の信号入力端へ入力され、この演算装置に記
憶される。ここで電気信号発生手段56,57,
58はそれぞれ像点の空間座標X′,Y′,Z′の測
定値発生装置であり、55および59は、レンズ
23の焦点距離fおよび所望の写像寸法m0の入
力装置である。
定に用いられる計算は、第4図によればデータ入
力用キー区域51と結果および撮影者への指令の
表示区域52とをもつ電子計算機50によつて行
なわれる。技術的に最も簡単な場合レンズ23の
焦点距離fとカメラ自体により求められる種々の
像点A′,B′,C′の空間座標x′,y′,z′またはy′
,
rおよびを、順次キー51を介して手動で計算
機50へ伝送するようになつている。第5図の概
略図によれば、計算機50はさらに信号入力端お
よび信号出力端を備えた電子演算装置53と信号
評価装置54とをもち、この評価装置54は演算
装置53の信号出力端に接続され、かつ表示区域
52を含んでいる。データの入力に用いられるキ
ー51は、キーにより入力されるデータに対応す
る電気信号を発生する手段55ないし59に結合
されている。こうして発生された信号は演算装置
53の信号入力端へ入力され、この演算装置に記
憶される。ここで電気信号発生手段56,57,
58はそれぞれ像点の空間座標X′,Y′,Z′の測
定値発生装置であり、55および59は、レンズ
23の焦点距離fおよび所望の写像寸法m0の入
力装置である。
演算装置53は計算プログラムを含み、このプ
ログラムにより入力された信号とシヤイムプルー
クの法則に基いて電気出力信号とが発生されて、
信号評価装置54へ供給される。そのとき表示区
域52において撮影者は、どの方向にどの程度カ
メラ20の像保持体21および(または)レンズ
保持体22を傾斜または旋回させ、またカメラ基
台28に沿つて移動させるかを見て、シヤイムプ
ルークの法則によりカメラの正しい設定を行なう
ことができる。さらに演算装置53は、キー区域
51のキーの操作後そのつど生ずる写像寸法m0
を計算して表示区域52に表示すようにプログラ
ミングされている。さらにキー区域51を介して
所望の平均写像寸法m0が入力され、それから入
力された寸法m0の値と先に計算された対象物点
の空間座標とに基いて、演算装置53がシヤイム
プルークの法則によりカメラ20の像保持体21
およびレンズ保持体22の正しい目標設定を計算
して、表示区域52に表示すように、演算装置5
3のプログラミングが行なわれる。これらの過程
が第5図に概略的に示されている。
ログラムにより入力された信号とシヤイムプルー
クの法則に基いて電気出力信号とが発生されて、
信号評価装置54へ供給される。そのとき表示区
域52において撮影者は、どの方向にどの程度カ
メラ20の像保持体21および(または)レンズ
保持体22を傾斜または旋回させ、またカメラ基
台28に沿つて移動させるかを見て、シヤイムプ
ルークの法則によりカメラの正しい設定を行なう
ことができる。さらに演算装置53は、キー区域
51のキーの操作後そのつど生ずる写像寸法m0
を計算して表示区域52に表示すようにプログラ
ミングされている。さらにキー区域51を介して
所望の平均写像寸法m0が入力され、それから入
力された寸法m0の値と先に計算された対象物点
の空間座標とに基いて、演算装置53がシヤイム
プルークの法則によりカメラ20の像保持体21
およびレンズ保持体22の正しい目標設定を計算
して、表示区域52に表示すように、演算装置5
3のプログラミングが行なわれる。これらの過程
が第5図に概略的に示されている。
第4図による実施例の変形が第6図に概略的に
示されている。第6図によるこの変形実施例で
は、設定摺動片43,44および指針45,46
の代りに、カメラ20の像保持体20に棒状指示
部材60が設けられて、その端部にのぞき穴61
をもつている。指示部材60は、像保持体21に
回転可能に支持された小さい回転円板62に長さ
方向移動可能に案内されている。指示部材60の
長さ方向移動および旋回によつて、のぞき穴61
はカメラ20の焦点スクリーン25の任意のいか
なる点にも設定され、指示部材60の外側端部6
3が指示部材を操作するハンドルとして役だつ。
焦点スクリーン25の面にそのつど設定される点
の面座標として、回転円板62の中心からのぞき
穴61の中心までの距離rと、像保持体21の旋
回軸線32に対してなるべく平行に延びるかまた
は旋回軸線31および32のどちらが像保持体2
1に対して不変な位置をもつているかに応じて場
合によつては旋回軸線31に対して平行である直
線65と指示部材60の縦軸線64とのなす角
とを用いるのがよい。求められたrとの値か
ら、焦点スクリーン25のねらつた点のx座標お
よびz座標を困難なしに計算できることは明らか
である。第5図によれば、単にx座標およびz座
標の代りに、破線で示すようにrとの値をキー
区域51を介して演算装置53へ入力することが
できる。
示されている。第6図によるこの変形実施例で
は、設定摺動片43,44および指針45,46
の代りに、カメラ20の像保持体20に棒状指示
部材60が設けられて、その端部にのぞき穴61
をもつている。指示部材60は、像保持体21に
回転可能に支持された小さい回転円板62に長さ
方向移動可能に案内されている。指示部材60の
長さ方向移動および旋回によつて、のぞき穴61
はカメラ20の焦点スクリーン25の任意のいか
なる点にも設定され、指示部材60の外側端部6
3が指示部材を操作するハンドルとして役だつ。
焦点スクリーン25の面にそのつど設定される点
の面座標として、回転円板62の中心からのぞき
穴61の中心までの距離rと、像保持体21の旋
回軸線32に対してなるべく平行に延びるかまた
は旋回軸線31および32のどちらが像保持体2
1に対して不変な位置をもつているかに応じて場
合によつては旋回軸線31に対して平行である直
線65と指示部材60の縦軸線64とのなす角
とを用いるのがよい。求められたrとの値か
ら、焦点スクリーン25のねらつた点のx座標お
よびz座標を困難なしに計算できることは明らか
である。第5図によれば、単にx座標およびz座
標の代りに、破線で示すようにrとの値をキー
区域51を介して演算装置53へ入力することが
できる。
第6図による実施例の変形では、棒状指示部材
60にあるのぞき穴61の所に光電検出素子があ
り、これにより焦点スクリーン25上にあるねら
つた点の最適写像鮮鋭度を検出することができ
る。このような検出素子は例えば自動鮮鋭度設定
カメラにおいて公知である。検出素子は、指示部
材60の空所に移動可能に設けられて、像点をね
らつた後測定のため検出素子がのぞき穴61内へ
移動可能であるようにするのがよい。検出素子と
演算装置53との電気接続のため、指示部材60
を操作するハンドルとして用いられる指示部材の
端部63と計算機50との間に可撓ケーブル66
が存在する。これらの検出素子により、そのつど
ねらわれる像点のy座標の精確な設定が容易にな
る。
60にあるのぞき穴61の所に光電検出素子があ
り、これにより焦点スクリーン25上にあるねら
つた点の最適写像鮮鋭度を検出することができ
る。このような検出素子は例えば自動鮮鋭度設定
カメラにおいて公知である。検出素子は、指示部
材60の空所に移動可能に設けられて、像点をね
らつた後測定のため検出素子がのぞき穴61内へ
移動可能であるようにするのがよい。検出素子と
演算装置53との電気接続のため、指示部材60
を操作するハンドルとして用いられる指示部材の
端部63と計算機50との間に可撓ケーブル66
が存在する。これらの検出素子により、そのつど
ねらわれる像点のy座標の精確な設定が容易にな
る。
第6図による実施例の別の構成では、指示部材
60がのぞき穴61の所に電気光学または電気音
響の残響測深装置をもち、この装置によりねらつ
た像点とレンズ保持体との間隔を測定して、ねら
つた像点のy座標を求めることがきる。例えば小
形電気音響超波変換器を前述した検出素子のよう
に中空指示部材60の内部に移動可能に設けて、
測定のためのぞき穴61の中へ移動可能にするの
がよい。超音波変換器に属する残響測定用電子回
路装置は計算機50に収容するのがよい。
60がのぞき穴61の所に電気光学または電気音
響の残響測深装置をもち、この装置によりねらつ
た像点とレンズ保持体との間隔を測定して、ねら
つた像点のy座標を求めることがきる。例えば小
形電気音響超波変換器を前述した検出素子のよう
に中空指示部材60の内部に移動可能に設けて、
測定のためのぞき穴61の中へ移動可能にするの
がよい。超音波変換器に属する残響測定用電子回
路装置は計算機50に収容するのがよい。
第7図は第5図に示す計算機50の適当な補足
を示している。ここでは演算装置53へ入力して
これに記憶可能な電気信号を発生する付加手段7
0があり、これらの電気信号が像保持体21およ
びレンズ保持体22の変位可能性の限界に蛇腹2
4の機械的および(または)光学的変位可能性の
限界に対応している。像保持体およびレンズ保持
体の変位可能性の限界は、カメラ基台28の長さ
と、軸線31および32のまわりの傾斜または旋
回の限界と、蛇腹24の限られた可撓性とによつ
て与えられる。さて演算装置53は、像保持体2
1またはレンズ保持体22の計算された目標設定
の信号と記憶されている限界値信号とを比較し
て、計算された目標設定が変位可能性の前述した
限界以下になつたとき警報電気信号を信号評価装
置54へ供給するように、プログラミングされて
いる。警報電気信号は表示区域52に警報光信号
を第7図に示すように作用させる。同時に撮影者
に警報する音響信号発生器も動作させると有利で
ある。警報電気信号により制御されてカメラの変
位機構を自動的に拘束する手段も設けることがで
きる。
を示している。ここでは演算装置53へ入力して
これに記憶可能な電気信号を発生する付加手段7
0があり、これらの電気信号が像保持体21およ
びレンズ保持体22の変位可能性の限界に蛇腹2
4の機械的および(または)光学的変位可能性の
限界に対応している。像保持体およびレンズ保持
体の変位可能性の限界は、カメラ基台28の長さ
と、軸線31および32のまわりの傾斜または旋
回の限界と、蛇腹24の限られた可撓性とによつ
て与えられる。さて演算装置53は、像保持体2
1またはレンズ保持体22の計算された目標設定
の信号と記憶されている限界値信号とを比較し
て、計算された目標設定が変位可能性の前述した
限界以下になつたとき警報電気信号を信号評価装
置54へ供給するように、プログラミングされて
いる。警報電気信号は表示区域52に警報光信号
を第7図に示すように作用させる。同時に撮影者
に警報する音響信号発生器も動作させると有利で
ある。警報電気信号により制御されてカメラの変
位機構を自動的に拘束する手段も設けることがで
きる。
第7図によれば、レンズ23の画角、像保持体
21における像アパーチユアの寸法、および像面
Pにおける像アパーチユアの位置に対応する電気
信号を発生する手段71,72および73が設け
られている。キー区域51により手動でまたは所
定の符号化手段により自動的に計算機50へ入力
可能なこれらのデータも、カメラの設定可能性に
関連して重要である。なぜならばこれらのデータ
を留意しないと、撮影像の望ましくない口径食の
生ずる可能性があるからである。さて演算装置5
3は、シヤイムプルークの法則によるカメラ設定
のため計算された像保持体21および(または)
レンズ保持体22の目標設定用目標位置信号の信
号発生手段71,72,73から供給される信号
とそのつど比較して、目標位置信号に対応する目
標設定がレンズの画角と像アパーチユアの寸法お
よび位置とにより与えられる範囲以下になると警
報信号を信号評価装置54へ供給するようにプロ
グラミングされている。警報電気信号により表示
区域52に警報光信号が第7図に示すように生
じ、同時に撮影者に警報する音響信号発生器も動
作せしめられると有利である。この場合も警報電
気信号により制御されてカメラの変位機構を自動
的に拘束する手段を設けることができる。
21における像アパーチユアの寸法、および像面
Pにおける像アパーチユアの位置に対応する電気
信号を発生する手段71,72および73が設け
られている。キー区域51により手動でまたは所
定の符号化手段により自動的に計算機50へ入力
可能なこれらのデータも、カメラの設定可能性に
関連して重要である。なぜならばこれらのデータ
を留意しないと、撮影像の望ましくない口径食の
生ずる可能性があるからである。さて演算装置5
3は、シヤイムプルークの法則によるカメラ設定
のため計算された像保持体21および(または)
レンズ保持体22の目標設定用目標位置信号の信
号発生手段71,72,73から供給される信号
とそのつど比較して、目標位置信号に対応する目
標設定がレンズの画角と像アパーチユアの寸法お
よび位置とにより与えられる範囲以下になると警
報信号を信号評価装置54へ供給するようにプロ
グラミングされている。警報電気信号により表示
区域52に警報光信号が第7図に示すように生
じ、同時に撮影者に警報する音響信号発生器も動
作せしめられると有利である。この場合も警報電
気信号により制御されてカメラの変位機構を自動
的に拘束する手段を設けることができる。
第8図に概略的に示す本発明の実施例は、第5
図による例の発展である。既に第5図に示した部
分に加えて、第8図に示す計算機50はレンズ2
3の動作絞りの口径比の実際値および像面で許容
される錯乱円の直径に対応する電気信号を発生す
る手段80および81をもつている。これらのデ
ータは例えばキー51により計算機50へ入力可
能であるが、場合によつては所定の符号化手段に
より自動的に読込むこともできる。演算装置53
は、信号発生器80および81から供給される信
号と信号発生器55から供給されてレンズ23の
焦点距離fに対応する信号とに基いて、像側焦点
深度を計算し、それに対応する信号を発生して記
憶するようにプログラミングされている。さらに
演算装置53において3つ以上の像点の空間座標
に対応する信号が記憶可能であるが、これらの像
点はすべて共通な面内にある必要はなく、換言す
ればその光学的に共役な対象物点は一部光景面G
外にあつてもよい。最後に演算装置は、焦点深度
に対応する信号および記憶されている空間座標信
号に基いて、像側焦点深度内またはそのできるだ
けわずか外に像点があるようなカメラの目標設定
の目標位置信号を発生するように、プログラミン
グされている。その際場合によつては、対象物点
に対して共役な3つより少ない像点または場合に
よつては1つの像点も像点Pが含まないようなカ
メラ設定も可能であるが、このような設定は全体
として許容可能な不鮮鋭度の最適写像を可能にす
る。
図による例の発展である。既に第5図に示した部
分に加えて、第8図に示す計算機50はレンズ2
3の動作絞りの口径比の実際値および像面で許容
される錯乱円の直径に対応する電気信号を発生す
る手段80および81をもつている。これらのデ
ータは例えばキー51により計算機50へ入力可
能であるが、場合によつては所定の符号化手段に
より自動的に読込むこともできる。演算装置53
は、信号発生器80および81から供給される信
号と信号発生器55から供給されてレンズ23の
焦点距離fに対応する信号とに基いて、像側焦点
深度を計算し、それに対応する信号を発生して記
憶するようにプログラミングされている。さらに
演算装置53において3つ以上の像点の空間座標
に対応する信号が記憶可能であるが、これらの像
点はすべて共通な面内にある必要はなく、換言す
ればその光学的に共役な対象物点は一部光景面G
外にあつてもよい。最後に演算装置は、焦点深度
に対応する信号および記憶されている空間座標信
号に基いて、像側焦点深度内またはそのできるだ
けわずか外に像点があるようなカメラの目標設定
の目標位置信号を発生するように、プログラミン
グされている。その際場合によつては、対象物点
に対して共役な3つより少ない像点または場合に
よつては1つの像点も像点Pが含まないようなカ
メラ設定も可能であるが、このような設定は全体
として許容可能な不鮮鋭度の最適写像を可能にす
る。
動作絞りの口径比の実際値に対応する信号を発
生する手段80の代りにまたはこれに加えて、第
8図に破線で示すように、レンズ23の入射瞳の
大きさに対応する信号を発生する手段82を設け
ることができる。入射瞳の大きさと像面における
許容錯乱円の大きさから、同様に像側焦点深度が
計算される。
生する手段80の代りにまたはこれに加えて、第
8図に破線で示すように、レンズ23の入射瞳の
大きさに対応する信号を発生する手段82を設け
ることができる。入射瞳の大きさと像面における
許容錯乱円の大きさから、同様に像側焦点深度が
計算される。
演算装置53はさらに次のようにプログラミン
グされるのがよい。すなわちレンズの動作絞りの
口径比の目標値、すなわち共通な面内にすべてが
なくてもよい複数の対象物点の許容できる不鮮鋭
度の写像のための可能な最小ただし充分な焦点深
度を生ずる目標値に対応する目標絞り信号である
出力信号を演算装置53が発生する。目標絞り信
号は信号評価装置54へ供給され、その表示区域
52に動作絞りの設定すべき口径比が光で示され
る。別の構成の実施例では、目標絞り信号に対応
するレンズの動作絞りの口径比を設定する駆動電
動機83の制御に目標絞り信号を用いることもで
きる。
グされるのがよい。すなわちレンズの動作絞りの
口径比の目標値、すなわち共通な面内にすべてが
なくてもよい複数の対象物点の許容できる不鮮鋭
度の写像のための可能な最小ただし充分な焦点深
度を生ずる目標値に対応する目標絞り信号である
出力信号を演算装置53が発生する。目標絞り信
号は信号評価装置54へ供給され、その表示区域
52に動作絞りの設定すべき口径比が光で示され
る。別の構成の実施例では、目標絞り信号に対応
するレンズの動作絞りの口径比を設定する駆動電
動機83の制御に目標絞り信号を用いることもで
きる。
第9図に概略的に示すように本発明のさらに発
展した実施例では、像保持体21およびレンズ保
持体22の保持装置26および27はそれぞれ3
つの電気信号発生器90〜92および93〜95
を備えており、これら信号発生器が、水平軸線3
1および垂直軸線32のまわりにそのつどの傾斜
角および旋回角に応じて、またカメラ基台28に
沿う保持装置26および27のそのつどの位置に
応じて、実際位置電気信号を発生する。さらに設
定摺動片43および44(第4図)に電気信号発
生器96および97が付属して、指針45および
46のそのつどの位置に関係して電気信号を発生
するので、この信号が指針45および46の交差
点の座標x′またはz′に対応している。第9図によ
る実施例の変形では信号発生器96および97の
代りに、距離rおよび角に対応する電気信号を
発生する2つの別な信号発生器98および99が
存在する。前記のすべての信号発生器90ないし
99は多心ケーブル100(第4図および第9
図)により電子演算装置53の信号入力端に接続
されている。演算装置53は、信号発生器90な
いし99から供給される信号を比較的速い周期で
受けて、像保持体21およびレンズ保持体22の
目標位置の計算に関係させるようにプログラミン
グされているのがよい。
展した実施例では、像保持体21およびレンズ保
持体22の保持装置26および27はそれぞれ3
つの電気信号発生器90〜92および93〜95
を備えており、これら信号発生器が、水平軸線3
1および垂直軸線32のまわりにそのつどの傾斜
角および旋回角に応じて、またカメラ基台28に
沿う保持装置26および27のそのつどの位置に
応じて、実際位置電気信号を発生する。さらに設
定摺動片43および44(第4図)に電気信号発
生器96および97が付属して、指針45および
46のそのつどの位置に関係して電気信号を発生
するので、この信号が指針45および46の交差
点の座標x′またはz′に対応している。第9図によ
る実施例の変形では信号発生器96および97の
代りに、距離rおよび角に対応する電気信号を
発生する2つの別な信号発生器98および99が
存在する。前記のすべての信号発生器90ないし
99は多心ケーブル100(第4図および第9
図)により電子演算装置53の信号入力端に接続
されている。演算装置53は、信号発生器90な
いし99から供給される信号を比較的速い周期で
受けて、像保持体21およびレンズ保持体22の
目標位置の計算に関係させるようにプログラミン
グされているのがよい。
なおキー区域51を介して操作されて像点の座
標信号を発生する信号発生手段56,57および
58は第9図の実施例では存在しなくてもよいた
め省略できるという点を除いて、計算機50は第
5図による実施例とほぼ同じに構成されている。
標信号を発生する信号発生手段56,57および
58は第9図の実施例では存在しなくてもよいた
め省略できるという点を除いて、計算機50は第
5図による実施例とほぼ同じに構成されている。
第9図はさらに6つの駆動電動機101〜10
6を示しており、これら電動機のそれぞれ3つが
像保持体21および保持装置26とレンズ保持体
22および保持装置27に付属している。これら
の電動機は、水平軸線31および垂直軸線32を
もつ継手の駆動と、カメラ基台28に沿う保持装
置26および27の駆動とに役だつ。電動機10
1〜106は信号評価装置54の制御信号出力端
に接続されて、表示区域52に表示される像保持
体21および(または)レンズ保持体22の目標
位置を自動的に設定する役割をもつている。
6を示しており、これら電動機のそれぞれ3つが
像保持体21および保持装置26とレンズ保持体
22および保持装置27に付属している。これら
の電動機は、水平軸線31および垂直軸線32を
もつ継手の駆動と、カメラ基台28に沿う保持装
置26および27の駆動とに役だつ。電動機10
1〜106は信号評価装置54の制御信号出力端
に接続されて、表示区域52に表示される像保持
体21および(または)レンズ保持体22の目標
位置を自動的に設定する役割をもつている。
第9図に述べた本発明の実施例は、目標値を手
動で計算機50へ伝送することがないので、測定
すべき対象物点に対して共役な像点の空間座標を
最も簡単かつ確実に求めるのを可能にする。さら
に第9図による装置では、像保持体21および
(または)レンズ保持体22のすべての瞬間位置
や変位が実際位置信号発生器90〜95により演
算装置53へ与えられ、演算装置がこれらの位置
または変位を連続して計算に関係させる。最後に
駆動電動機101〜106により、シヤイムプル
ークの法則を満たすため計算された目標位置が自
動的に得られる。例えば第1図に示すようにシヤ
イムプルークの法則による第1のカメラ設定が得
られた後、像保持体21の位置を変化して、撮影
すべき主題光景の写像の異なる遠近感を得ること
ができ、その際レンズ保持体22にも別の設定が
全く自動的に与えられるので、シヤイムプルーク
の法則が引続き満たされる。逆に撮影者がレンズ
保持体の設定を故意に変化して、別の写像寸法を
得ることもでき、その際も同様に像保持体21に
別の設定が与えられるので、シヤイムプルークの
法則がび満たされる。(キー区域51および信号
発生器59を介する)別の写像寸法m0の手動入
力に基いて、レンズ保持体22および像保持体2
1が電動機101〜106により自動的に変位さ
れて、所望の新しい写像寸法が得られ、シヤイム
プルークの法則が引続き維持されるように、演算
装置53をプログラミングするのがよい。
動で計算機50へ伝送することがないので、測定
すべき対象物点に対して共役な像点の空間座標を
最も簡単かつ確実に求めるのを可能にする。さら
に第9図による装置では、像保持体21および
(または)レンズ保持体22のすべての瞬間位置
や変位が実際位置信号発生器90〜95により演
算装置53へ与えられ、演算装置がこれらの位置
または変位を連続して計算に関係させる。最後に
駆動電動機101〜106により、シヤイムプル
ークの法則を満たすため計算された目標位置が自
動的に得られる。例えば第1図に示すようにシヤ
イムプルークの法則による第1のカメラ設定が得
られた後、像保持体21の位置を変化して、撮影
すべき主題光景の写像の異なる遠近感を得ること
ができ、その際レンズ保持体22にも別の設定が
全く自動的に与えられるので、シヤイムプルーク
の法則が引続き満たされる。逆に撮影者がレンズ
保持体の設定を故意に変化して、別の写像寸法を
得ることもでき、その際も同様に像保持体21に
別の設定が与えられるので、シヤイムプルークの
法則がび満たされる。(キー区域51および信号
発生器59を介する)別の写像寸法m0の手動入
力に基いて、レンズ保持体22および像保持体2
1が電動機101〜106により自動的に変位さ
れて、所望の新しい写像寸法が得られ、シヤイム
プルークの法則が引続き維持されるように、演算
装置53をプログラミングするのがよい。
第9図による実施例は、第7図および第8図に
関して述べた構成によつて有利に補足することも
できる。
関して述べた構成によつて有利に補足することも
できる。
しかし第9図の実施例に対し、駆動電動機10
1〜106のない変形例も考えられる。その場合
撮影者は表示区域52に表示される目標設定を手
動で行なわねばならないが、像保持体および(ま
たは)レンズ保持体のすべての設定および変位が
自動的に演算装置53へ伝送され、連続して計算
に関係されるという利点が得られる。
1〜106のない変形例も考えられる。その場合
撮影者は表示区域52に表示される目標設定を手
動で行なわねばならないが、像保持体および(ま
たは)レンズ保持体のすべての設定および変位が
自動的に演算装置53へ伝送され、連続して計算
に関係されるという利点が得られる。
表示区域52における光表示に加えてまたはそ
の代りに、例えば電子言語シミユレータをもつ音
響表示装置を設けることもできる。
の代りに、例えば電子言語シミユレータをもつ音
響表示装置を設けることもできる。
第10図は第9図に示した本発明の実施例の有
利な補足を示している。像保持体21およびレン
ズ保持体22の保持装置26および27と軸線3
1および32をもつ継手(第4図)に付属する実
際位置電気信号発生器90〜95に加えて、第1
0図による実施例は雲台37(第4図)に付属す
る別の実際位置電気信号発生器110および11
1をもち、これらの信号発生器が水平軸線39ま
たは垂直軸線40のまわりにそのつどの傾斜角ま
たは旋回角に応じて電気信号を発生する。これら
の電気信号はケーブル100を経て電子演算装置
53へ供給される。演算装置53は、実際位置信
号発生器110および111から発生される信号
をカメラの像保持体および(または)レンズ保持
体の目標設定の計算に関係させるように、プログ
ラミングされている。これにより撮影者は、後で
再び測定すべき対象物点の空間座標を求める必要
なしに、カメラ基台28の方向を変えることがで
きる。カメラ基台28の方向のこのような変化
は、シヤイムプルークの法則による正しいカメラ
設定を行なうのに像保持体およびレンズ保持体の
変位可能性だけでは充分でないときに、例えば表
示されるかまたは必要である。
利な補足を示している。像保持体21およびレン
ズ保持体22の保持装置26および27と軸線3
1および32をもつ継手(第4図)に付属する実
際位置電気信号発生器90〜95に加えて、第1
0図による実施例は雲台37(第4図)に付属す
る別の実際位置電気信号発生器110および11
1をもち、これらの信号発生器が水平軸線39ま
たは垂直軸線40のまわりにそのつどの傾斜角ま
たは旋回角に応じて電気信号を発生する。これら
の電気信号はケーブル100を経て電子演算装置
53へ供給される。演算装置53は、実際位置信
号発生器110および111から発生される信号
をカメラの像保持体および(または)レンズ保持
体の目標設定の計算に関係させるように、プログ
ラミングされている。これにより撮影者は、後で
再び測定すべき対象物点の空間座標を求める必要
なしに、カメラ基台28の方向を変えることがで
きる。カメラ基台28の方向のこのような変化
は、シヤイムプルークの法則による正しいカメラ
設定を行なうのに像保持体およびレンズ保持体の
変位可能性だけでは充分でないときに、例えば表
示されるかまたは必要である。
カメラ基台28が公知のように雲台37の保持
体36においてその縦軸線のまわりに回転可能
で、そのつど所望の位置に固定可能であると、第
10図に破線で示すように別の実際位置信号発生
器112を有利に設けることができるので、この
実際位置信号発生器112は、カメラ基台28の
そのつどの回転位置に応じて電気信号を発生す
る。これらの実際位置信号はケーブル100を介
して電子演算装置53へ供給される。この場合演
算装置53は、実際位置信号発生器112から供
給された信号も計算に関係させるようにプログラ
ミングされている。これにより撮影者は、後で再
び測定すべき対象物点の空間座標を求める必要な
しに、カメラ基台28の回転位置の変化により像
部分を変えることができる。
体36においてその縦軸線のまわりに回転可能
で、そのつど所望の位置に固定可能であると、第
10図に破線で示すように別の実際位置信号発生
器112を有利に設けることができるので、この
実際位置信号発生器112は、カメラ基台28の
そのつどの回転位置に応じて電気信号を発生す
る。これらの実際位置信号はケーブル100を介
して電子演算装置53へ供給される。この場合演
算装置53は、実際位置信号発生器112から供
給された信号も計算に関係させるようにプログラ
ミングされている。これにより撮影者は、後で再
び測定すべき対象物点の空間座標を求める必要な
しに、カメラ基台28の回転位置の変化により像
部分を変えることができる。
最後に第10図にはy′座標信号を自動的に入力
する電気信号発生器113も示されている。この
信号発生器113は、第6図について述べたよう
に電気光学または電気音響残響測深装置に関係し
て動作し、この測深装置が棒状指示部材60にあ
るのぞき穴61とレンズ保持体22とのそのつど
の距離を求めるのに役だつ。
する電気信号発生器113も示されている。この
信号発生器113は、第6図について述べたよう
に電気光学または電気音響残響測深装置に関係し
て動作し、この測深装置が棒状指示部材60にあ
るのぞき穴61とレンズ保持体22とのそのつど
の距離を求めるのに役だつ。
第7図および第8図に関して述べた構成によつ
て第10図による実施例を補足できることも明ら
かである。
て第10図による実施例を補足できることも明ら
かである。
第4図によれば、計算機50はカメラ20に電
気ケーブル100で接続された装置であるが、計
算機を直接カメラの構成部分へ挿込み接続するか
またはカメラ構成部分へ組込むような本発明の実
施例ももちろん可能である。
気ケーブル100で接続された装置であるが、計
算機を直接カメラの構成部分へ挿込み接続するか
またはカメラ構成部分へ組込むような本発明の実
施例ももちろん可能である。
第1図はシヤイムプルークの法則により主題光
景に対して設定された焦点スクリーンカメラの斜
視図、第2図は互いに直角に延びる座標軸をもつ
座標系において主題光景の対象物点およびこれに
対して光学的に共役な像点の空間座標を求めるや
り方を示す斜視図、第3図はカメラレンズの光軸
に対して直角な方向における対象物点およびこれ
に対して共役な像点の投影を示しかつ像点の座標
から対象物点の座標を計算するやり方を示し、第
2図とは異なりy軸がレンズの光軸と一致する座
標系を使用しており、第4図は本発明の第1実施
例による装置をもつカメラの概略斜視図、第5図
はシヤイムプルークの法則による正しいカメラ設
定のためのデータを求めて表示する第4図の計算
機の構成図、第6図は本発明による装置の第4図
に示す実施例の変形例の斜視図、第7図は第5図
に示す計算機の変形実施例の一部の構成図、第8
図ないし第10図は本発明による装置の計算機の
異なる変形例の構成図である。 20……写真カメラ、21……像保持体、22
……レンズ保持体、23……カメラレンズ、25
……焦点スクリーン、50……電子計算機、53
……電子演算装置、G……光景面、0……レンズ
面、P……像面。
景に対して設定された焦点スクリーンカメラの斜
視図、第2図は互いに直角に延びる座標軸をもつ
座標系において主題光景の対象物点およびこれに
対して光学的に共役な像点の空間座標を求めるや
り方を示す斜視図、第3図はカメラレンズの光軸
に対して直角な方向における対象物点およびこれ
に対して共役な像点の投影を示しかつ像点の座標
から対象物点の座標を計算するやり方を示し、第
2図とは異なりy軸がレンズの光軸と一致する座
標系を使用しており、第4図は本発明の第1実施
例による装置をもつカメラの概略斜視図、第5図
はシヤイムプルークの法則による正しいカメラ設
定のためのデータを求めて表示する第4図の計算
機の構成図、第6図は本発明による装置の第4図
に示す実施例の変形例の斜視図、第7図は第5図
に示す計算機の変形実施例の一部の構成図、第8
図ないし第10図は本発明による装置の計算機の
異なる変形例の構成図である。 20……写真カメラ、21……像保持体、22
……レンズ保持体、23……カメラレンズ、25
……焦点スクリーン、50……電子計算機、53
……電子演算装置、G……光景面、0……レンズ
面、P……像面。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 レンズ保持体および像保持体の初期設定を規
定するための測定装置および設定装置を有するも
のにおいて、初期設定の際光景像の自由に選択可
能な像点の与えられた基準座標系に関する空間座
標用の信号を発生する測定値発生装置56〜58
と、レンズ23の焦点距離または所望の平均像寸
法用の信号を発生する入力装置55,59とが設
けられ、測定値発生装置56〜58および入力装
置55,59が、レンズ保持体22または像保持
体21の目標設定を計算して目標設定用の位置信
号または目標設定を行なうのに必要なレンズ保持
体22または像保持体21の変位用の位置変化信
号を出力する計算機50の信号入力端に接続され
ていることを特徴とする、シヤイムプルークの法
則により写真カメラの可動レンズ保持体および像
保持体の最適設定を求める装置。 2 測定値発生装置56〜58が3つより多い像
点の空間座標用信号を発生するように構成され、
計算機50の信号入力端に、像面において許され
る錯乱円の大きさおよびレンズ23の入射瞳の大
きさまたはレンズ23の焦点距離および動作絞り
の口径比用の付加的な信号を発生する別の入力装
置80〜82が接続され、計算機50が、これら
の付加的な信号に基いて像側焦点深度を計算する
ように構成され、さらに計算機50が、焦点深度
および像点の空間座標用信号に基いて、像点が像
側焦点深度内にあるようにするレンズ保持体22
または像保持体の目標設定用目標位置信号または
位置変化信号を発生するように構成されているこ
とを特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載の
装置。 3 計算機50が、レンズ23の焦点深度維持に
必要な動作絞りの口径比の目標絞り信号または口
径比の目標値を生ずるのに必要な絞りの変化用の
絞り変化信号を出力するように構成されているこ
とを特徴とする、特許請求の範囲第2項に記載の
装置。 4 測定値発生装置56〜58が、レンズ23の
光軸とレンズの主面との交点に原点をもちかつレ
ンズの光軸に一致する座標軸をもつ基準座標系に
ある空間座標用の信号を発生するように構成され
ていることを特徴とする、特許請求の範囲第1項
ないし第3項の1つに記載の装置。 5 空間座標用信号を発生する測定値発生装置5
6〜58が、カメラ20の像保持体21に取付け
られて像面にある像点の面座標を求める測定手段
43〜46,60〜63と、像保持体22と像保
持体21との間隔に対応する像点の座標を求める
測定手段28,35とをもつていることを特徴と
する、特許請求の範囲第1項ないし第4項の1つ
に記載の装置。 6 面座標を求める測定手段が、像面内を運動可
能でこの像面の任意の点に設定可能な設定部材を
もつていることを特徴とする、特許請求の範囲第
5項に記載の装置。 7 像点の座標を求める測定手段が、光電または
電気−音響間隔測定装置をもつていることを特徴
とする、特許請求の範囲第5項に記載の装置。 8 カメラの像保持体が光電素子をもち、像点の
最適鮮鋭度においてこの光電素子が制御信号を発
生して計算機50へ供給することを特徴とする、
特許請求の範囲第1項ないし第7項の1つに記載
の装置。 9 計算機50が、像保持体21またはレンズ保
持体22の目標位置信号に対応する目標設定また
は像保持体21またはレンズ保持体22の目標設
定を行なうため位置変化信号に応じて必要な変位
を表示する光電または音響表示装置をもつている
ことを特徴とする、特許請求の範囲第1項ないし
第8項の1つに記載の装置。 10 計算機50が、目標絞り変化信号に対応す
るレンズ23の口径比の必要な変化を表示する光
電または音響表示装置をもつていることを特徴と
する、特許請求の範囲第1項ないし第8項の1つ
に記載の装置。 11 計算機50が、像保持体21およびレンズ
保持体22の位置信号を発生する入力装置90〜
95に接続されていることを特徴とする、特許請
求の範囲第1項ないし第10項の1つに記載の装
置。 12 レンズ保持体22および像保持体21の設
定装置がそれぞれ駆動電動機101〜106をも
ち、計算機50が駆動電動機101〜106を制
御する制御手段をもち、それにより像保持体21
またはレンズ保持体22の目標設定を自動的に行
なうことを特徴とする、特許請求の範囲第11項
に記載の装置。 13 レンズ23の絞り用設定手段が、計算機5
0の信号入力端に接続される信号発生器に連結さ
れていることを特徴とする、特許請求の範囲第2
項または第3項に記載の装置。 14 レンズ23の絞りが駆動電動機83により
可変であり、この駆動電動機が計算器50により
制御されることを特徴とする、特許請求の範囲第
3項に記載の装置。 15 計算機50の信号入力端に、レンズ保持体
22および像保持体21の変位可能性の限界およ
び外光を遮蔽してレンズ保持体22と像保持体2
1とを結合する結合機構24の変位可能性の限界
用の付加的な信号を発生する付加的な入力装置7
0が接続され、計算機50が、目標位置信号また
は位置変化信号を変位可能性限界用の付加的な信
号と比較し、目標設定が結合機構24の変位可能
性の限界を超過すると、計算機50が結合機構2
4を拘束するかまたは警報信号を供給するように
構成されていることを特徴とする、特許請求の範
囲第9項ないし第14項の1つに記載の装置。 16 計算機50の信号入力端に、レンズ23の
画角、カメラの像アパーチユアの寸法および像面
における像アパーチユアの位置用の付加的な信号
を発生する付加的な入力装置71〜73が接続さ
れ、計算機50が、目標位置信号または位置変化
信号をこれらの付加的な信号と比較し、レンズの
画角と像アパーチユアの寸法および位置とにより
与えられる範囲を目標設定が超過すると、計算機
50が設定装置を拘束するかまたは警報信号を供
給するように構成されていることを特徴とする、
特許請求の範囲第9項ないし第15項の1つに記
載の装置。 17 計算機50が、出力信号により制御されて
像保持体21またはレンズ保持体22またはレン
ズ23の動作絞りの目標設定のために行なうべき
操作についての視覚または音響情報を与える表示
装置をもつていることを特徴とする、特許請求の
範囲第9項ないし第16項の1つに記載の装置。 18 像点の鮮鋭度を設定しかつこの像点の空間
座標用の信号を発生した後に別の像点の鮮鋭度を
続いて設定する際、先行する鮮鋭度設定を維持す
るためレンズ保持体22または像保持体21をさ
らにどのように変位させることが必要であるか
を、表示装置により視覚的にまたは音響で表示さ
せるように、計算機50が構成されていることを
特徴とする、特許請求の範囲第17項に記載の装
置。 19 像保持体21またはレンズ保持体22の目
標設定を行なつた後、シヤイムプルークの法則が
引続き満たされているか否かを計算機50が周期
的に検査し、レンズ保持体22または像保持体2
1の設定の信号の変化が生ずると、シヤイムプル
ークの法則を再び満たすためどのような変位がさ
らに必要であるかを、表示装置により視覚的にま
たは音響で表示されるように、計算機50が構成
されていることを特徴とする、特許請求の範囲第
17項または第18項に記載の装置。 20 像点の鮮鋭度を設定しかつこの像点の空間
座標用の信号を発生した後、別の像点の鮮鋭度を
続いて設定する際、計算機50がレンズ保持体2
2または像保持体21の設定装置の駆動電動機1
01〜106を自動的に制御して、先行する鮮鋭
度を維持するように計算機50が構成されている
ことを特徴とする、特許請求の範囲第12項ない
し第19項の1つに記載の装置。 21 像保持体21またはレンズ保持体22の目
標設定を行なつた後、シヤイムプルークの法則が
満たされているか否かを計算機50が周期的に検
査し、レンズ保持体22または像保持体21の設
定の変化が生ずると、計算機50が設定装置の駆
動電動機101〜106を自動的に制御して、シ
ヤイムプルークの法則を再び満たすように計算機
50が構成されていることを特徴とする、特許請
求の範囲第12項ないし第20項の1つに記載の
装置。 22 計算機50の信号入力端に、所望の平均写
像寸法を再現する信号を発生する入力装置59が
接続され、この信号により計算機50がレンズ保
持体22または像保持体21の変位機構の駆動電
動機101〜106を自動的に制御して、入力装
置59に設定されて写像寸法がシヤイムプルーク
の法則を維持して得られるように、計算機50が
構成されていることを特徴とする、特許請求の範
囲第12項ないし第21項の1つに記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CH5591/83A CH666756A5 (de) | 1983-10-13 | 1983-10-13 | Einrichtung fuer eine photographische kamera mit in bezug aufeinander verstellbaren objektiv- und bildtraegern. |
CH5591/83-1 | 1983-10-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60114819A JPS60114819A (ja) | 1985-06-21 |
JPH0263217B2 true JPH0263217B2 (ja) | 1990-12-27 |
Family
ID=4296163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59212756A Granted JPS60114819A (ja) | 1983-10-13 | 1984-10-12 | シャイムプルークの法則により写真カメラの可動レンズ保持体および像保持体の最適設定を求める装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4564277A (ja) |
JP (1) | JPS60114819A (ja) |
CH (1) | CH666756A5 (ja) |
DE (1) | DE3433412C3 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0858363A (ja) * | 1994-08-22 | 1996-03-05 | Katayama Kogyo Kk | 自動車のウインドガラス用のモールディング |
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---|---|---|---|---|
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- 1983-10-13 CH CH5591/83A patent/CH666756A5/de not_active IP Right Cessation
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1984
- 1984-09-12 DE DE3433412A patent/DE3433412C3/de not_active Expired - Fee Related
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- 1984-10-12 JP JP59212756A patent/JPS60114819A/ja active Granted
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