JPH0248942B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0248942B2 JPH0248942B2 JP60011072A JP1107285A JPH0248942B2 JP H0248942 B2 JPH0248942 B2 JP H0248942B2 JP 60011072 A JP60011072 A JP 60011072A JP 1107285 A JP1107285 A JP 1107285A JP H0248942 B2 JPH0248942 B2 JP H0248942B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- projection
- view
- magnification
- axis direction
- display
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 21
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 25
- 238000011960 computer-aided design Methods 0.000 description 10
- 238000013500 data storage Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、CAD(Computer Aided Design)
によつて図形処理を行うシステム、特に製図方式
に関する。
によつて図形処理を行うシステム、特に製図方式
に関する。
第7図は従来の2次元による製図方式の図形表
示画面1を示すものであり、各投影図2〜4の倍
率は独立でかつX軸方向、Y軸方向ともに等しい
値で設定され、拡大と縮小を繰り返して製図が進
められていた。第8図は従来の2次元による製図
装置の一構成例を示すブロツク図である。同図に
おいて、14は表示装置、15は表示記憶装置、
16はキーボード、17は点位置入力装置、18
は図形入出力制御装置、19は図形記憶装置であ
る。201乃至20oは同一の内部構成を有し、そ
れぞれ第1投影図乃至第n投影図を格納する第1
乃至第n投影図記憶部で、並置されて図形記憶装
置19を構成している。211乃至21oは投影図
の領域5を示すデータを格納する投影図領域記憶
部、221乃至22oは投影図の倍率を格納する投
影図倍率記憶部、231乃至23oは投影図の図形
を格納する投影図図形データ記憶部である。これ
らは第1乃至第nの投影図記憶部201乃至20o
の内部を構成している。
示画面1を示すものであり、各投影図2〜4の倍
率は独立でかつX軸方向、Y軸方向ともに等しい
値で設定され、拡大と縮小を繰り返して製図が進
められていた。第8図は従来の2次元による製図
装置の一構成例を示すブロツク図である。同図に
おいて、14は表示装置、15は表示記憶装置、
16はキーボード、17は点位置入力装置、18
は図形入出力制御装置、19は図形記憶装置であ
る。201乃至20oは同一の内部構成を有し、そ
れぞれ第1投影図乃至第n投影図を格納する第1
乃至第n投影図記憶部で、並置されて図形記憶装
置19を構成している。211乃至21oは投影図
の領域5を示すデータを格納する投影図領域記憶
部、221乃至22oは投影図の倍率を格納する投
影図倍率記憶部、231乃至23oは投影図の図形
を格納する投影図図形データ記憶部である。これ
らは第1乃至第nの投影図記憶部201乃至20o
の内部を構成している。
第1乃至第nの投影図記憶部201乃至20oは
例えば第7図における図形表示画面1のように同
時に表示する投影図2〜4に対応し、この場合は
少なくとも3つの投影図記憶部201,202,2
03が必要になる。以下説明を簡単にするため、
任意の第i投影図(1in)を記憶する投影
図記憶部20iについて説明する。
例えば第7図における図形表示画面1のように同
時に表示する投影図2〜4に対応し、この場合は
少なくとも3つの投影図記憶部201,202,2
03が必要になる。以下説明を簡単にするため、
任意の第i投影図(1in)を記憶する投影
図記憶部20iについて説明する。
図形入力制御装置18はキーボード16から入
力される各投影図の倍率及び基本図形名等のデー
タと、点位置入力装置17から入力される点位置
情報等とを図形記憶装置19の該当する投影図記
憶部20iに格納する。また、この図形入出力制
御装置18は投影図記憶部20iに格納されたデ
ータを読み出して表示記憶装置15に格納すると
共に必要に応じて表示装置14の表示画面上に表
示する。
力される各投影図の倍率及び基本図形名等のデー
タと、点位置入力装置17から入力される点位置
情報等とを図形記憶装置19の該当する投影図記
憶部20iに格納する。また、この図形入出力制
御装置18は投影図記憶部20iに格納されたデ
ータを読み出して表示記憶装置15に格納すると
共に必要に応じて表示装置14の表示画面上に表
示する。
第9図は従来の図形入力処理手順の一例を示し
たもので、投影図外形設定段階30と投影図入力
段階31と投影図表示段階32を通して図形入力
処理が行われる。先ず、投影図外形設定段階30
では、第i投影図の原点位置Ti x,Ti y、領域位置
Di x,Di y及び倍率fiを設定する(ステツプ33乃至
35)。すなわち、図形入力制御装置18は点位
置入力装置17より入力された点情報x,yを原
点位置Ti x,Ti yとし、次に同様にして入力された
点情報x,yを領域Di x,Di yとして、共に該当す
る投影図記憶部20iの投影図領域記憶部21iに
格納して設定する(ステツプ33,34)。次に、
図形入出力制御装置18はキーボード16より入
力された数値を倍率fiとして該当する投影図記憶
部20iの投影図倍率記憶部22iに格納して設定
する(ステツプ35)。
たもので、投影図外形設定段階30と投影図入力
段階31と投影図表示段階32を通して図形入力
処理が行われる。先ず、投影図外形設定段階30
では、第i投影図の原点位置Ti x,Ti y、領域位置
Di x,Di y及び倍率fiを設定する(ステツプ33乃至
35)。すなわち、図形入力制御装置18は点位
置入力装置17より入力された点情報x,yを原
点位置Ti x,Ti yとし、次に同様にして入力された
点情報x,yを領域Di x,Di yとして、共に該当す
る投影図記憶部20iの投影図領域記憶部21iに
格納して設定する(ステツプ33,34)。次に、
図形入出力制御装置18はキーボード16より入
力された数値を倍率fiとして該当する投影図記憶
部20iの投影図倍率記憶部22iに格納して設定
する(ステツプ35)。
次の投影図入力段階31ではキーボード16及
び点位置入力装置17からそれぞれ入力される
円、線、曲線等の基本形名E及び点情報列Pを記
憶する。すなわち、図形入力制御装置18は点位
置入力装置17より入力された点情報x,yを次
の式(1)により判定することにより、入力される第
i投影図を決定する(ステツプ36)。
び点位置入力装置17からそれぞれ入力される
円、線、曲線等の基本形名E及び点情報列Pを記
憶する。すなわち、図形入力制御装置18は点位
置入力装置17より入力された点情報x,yを次
の式(1)により判定することにより、入力される第
i投影図を決定する(ステツプ36)。
Ti x≦x≦Di x
Ti y≦y≦Di y …(1)
次に、図形入出力制御装置18は入力された点
情報x,yから次の(2)式より第i投影図の真の座
標位置,を生成する(ステツプ37)。
情報x,yから次の(2)式より第i投影図の真の座
標位置,を生成する(ステツプ37)。
=(x−Ti x)/fi
=(x−Ti y)/fi …(2)
また、図形入出力制御装置18はステツプ37
で生成した真の座標位置,に、キーボード1
6から入力された基本図形名Eを付して基本図形
データとしてステツプ36で決定された第i投影
図の投影図記憶部20iの投影図図形データ記憶
部23iに格納する(ステツプ38)。
で生成した真の座標位置,に、キーボード1
6から入力された基本図形名Eを付して基本図形
データとしてステツプ36で決定された第i投影
図の投影図記憶部20iの投影図図形データ記憶
部23iに格納する(ステツプ38)。
次の投影図表示段階32では、投影図入力段階
31のステツプ38で格納された基本図形データ
から表示形状を生成する。すなわち、図形入出力
制御装置18は投影図記憶部20iの投影図形デ
ータ記憶部23iから基本図形データの基本図形
名Eとその形状因子である点情報列Pを読み出
し、真の形状を決定する(ステツプ39)。例
えば、基本図形名が円の場合は、中心と半径を示
す点情報列Pによつて真の形状を決定する。更
に、図形入出力制御装置18は真の形状の各点
x,を次の式(3)によつて表示装置14の表示画
面上の表示形状E゜(x゜,y゜)に変換する(ステツ
プ40)。また、 x゜=x×fi+Ti x y゜=y×fi+Ti y …(3) 図形入出力制御装置18は次の式(4)を満足する
表示形状E゜(x゜,y゜)を表示記憶装置15に格納
する(ステツプ41)。
31のステツプ38で格納された基本図形データ
から表示形状を生成する。すなわち、図形入出力
制御装置18は投影図記憶部20iの投影図形デ
ータ記憶部23iから基本図形データの基本図形
名Eとその形状因子である点情報列Pを読み出
し、真の形状を決定する(ステツプ39)。例
えば、基本図形名が円の場合は、中心と半径を示
す点情報列Pによつて真の形状を決定する。更
に、図形入出力制御装置18は真の形状の各点
x,を次の式(3)によつて表示装置14の表示画
面上の表示形状E゜(x゜,y゜)に変換する(ステツ
プ40)。また、 x゜=x×fi+Ti x y゜=y×fi+Ti y …(3) 図形入出力制御装置18は次の式(4)を満足する
表示形状E゜(x゜,y゜)を表示記憶装置15に格納
する(ステツプ41)。
Ti x≦x゜≦Di x
Ti y≦y゜≦Di y …(4)
更に、図形入出力制御装置18は表示記憶装置
15に格納された表示形状E゜(x゜,y゜)を表示装
置14に転送して、第i投影図の領域に基本図形
Eを表示形状E゜の形で表示画面上に表示する。
15に格納された表示形状E゜(x゜,y゜)を表示装
置14に転送して、第i投影図の領域に基本図形
Eを表示形状E゜の形で表示画面上に表示する。
しかしながら、前記従来技術の製図方式では、
各投影図の倍率がX軸方向及びY軸方向とも等し
い値で設定され、各投影図はそれぞれ別々に拡大
及び縮小が行なわれていた。従つて、製図板に比
べ図形表示画面の面積が小さいため、大きい部品
または装置の製図に関しては各投影図が小さくな
り、かつ各投影図間の寸法上の対応関係がつかみ
にくいという欠点があり、実用上満足できるもの
ではなかつた。
各投影図の倍率がX軸方向及びY軸方向とも等し
い値で設定され、各投影図はそれぞれ別々に拡大
及び縮小が行なわれていた。従つて、製図板に比
べ図形表示画面の面積が小さいため、大きい部品
または装置の製図に関しては各投影図が小さくな
り、かつ各投影図間の寸法上の対応関係がつかみ
にくいという欠点があり、実用上満足できるもの
ではなかつた。
本発明は、以上に述べた各投影図が小さくなる
という欠点と各投影図間の寸法上の対応関係がつ
かみにくいという欠点を解消し、2次元による製
図において、優れた作業性と適用性を有する
CADにおける製図方式を提供するものである。
という欠点と各投影図間の寸法上の対応関係がつ
かみにくいという欠点を解消し、2次元による製
図において、優れた作業性と適用性を有する
CADにおける製図方式を提供するものである。
本発明は前記問題点を解決するために、複数の
投影図を表示する表示装置と、該表示装置に表示
される各投影図に対応するデータを記憶する図形
記憶装置と、入力されるデータを前記図形記憶装
置に格納すると共に前記表示装置の表示画面上に
表示する制御装置を備え、各投影図の拡大及び縮
小を繰り返して作図するCADにおける製図方式
において、前記図形記憶装置は各投影図のX軸及
びY軸の倍率をそれぞれ独立に記憶する記憶部を
有し、前記制御装置は製図の対象となる投影図又
は該投影図の領域の拡大及び縮小に対応して、表
示画面に同時に表示される他の投影図のX軸方向
又はY軸方向の倍率を記憶する前記記憶部の内容
を変化させ、該倍率に従つて該投影図を表示する
CADにおける製図方式である。
投影図を表示する表示装置と、該表示装置に表示
される各投影図に対応するデータを記憶する図形
記憶装置と、入力されるデータを前記図形記憶装
置に格納すると共に前記表示装置の表示画面上に
表示する制御装置を備え、各投影図の拡大及び縮
小を繰り返して作図するCADにおける製図方式
において、前記図形記憶装置は各投影図のX軸及
びY軸の倍率をそれぞれ独立に記憶する記憶部を
有し、前記制御装置は製図の対象となる投影図又
は該投影図の領域の拡大及び縮小に対応して、表
示画面に同時に表示される他の投影図のX軸方向
又はY軸方向の倍率を記憶する前記記憶部の内容
を変化させ、該倍率に従つて該投影図を表示する
CADにおける製図方式である。
本発明によれば、以上のようにCADにおける
製図方式を構成したので、技術的手段は次のよう
に作用する。制御装置は入力される各投影図のデ
ータを図形記憶装置に格納するように働く。ま
た、制御装置は格納されたデータを読み出して表
示装置の表示画面上に各投影図を表示するように
働く。次に、制御装置は製図すべき投影図の拡大
(又は縮小)する領域が指定されると、この投影
図を指定の領域まで拡大(又は縮小)するように
働くと共に、この拡大(又は縮小)に対応して同
時に表示されている他の投影図のX軸方向又はY
軸方向の倍率を記憶する記憶部の内容を変化させ
るように働く。更に、制御装置は変化させた記憶
部の倍率に従つて、拡大(又は縮小)された投影
図に対応する周辺の位置に一方の方向が縮小(又
は拡大)された投影図を表示するように働く。従
つて、従来技術の問題点が解決できるのである。
製図方式を構成したので、技術的手段は次のよう
に作用する。制御装置は入力される各投影図のデ
ータを図形記憶装置に格納するように働く。ま
た、制御装置は格納されたデータを読み出して表
示装置の表示画面上に各投影図を表示するように
働く。次に、制御装置は製図すべき投影図の拡大
(又は縮小)する領域が指定されると、この投影
図を指定の領域まで拡大(又は縮小)するように
働くと共に、この拡大(又は縮小)に対応して同
時に表示されている他の投影図のX軸方向又はY
軸方向の倍率を記憶する記憶部の内容を変化させ
るように働く。更に、制御装置は変化させた記憶
部の倍率に従つて、拡大(又は縮小)された投影
図に対応する周辺の位置に一方の方向が縮小(又
は拡大)された投影図を表示するように働く。従
つて、従来技術の問題点が解決できるのである。
第1図は本発明によるCADにおける製図方式
の一実施例を示すブロツク図である。第8図と同
一の参照符号は同一性のある構成部分を示す。2
4は本発明による特徴部分である後述の投影図制
御段階42(第2図)を制御するために設けられ
た投影図制御装置で、図形入出力制御装置18と
共に装置全体を制御し、製図対象の投影図の拡大
及び配置と、同時に表示される投影図の縮小及び
配置を行なう。28は第1投影図乃至第n投影図
をそれぞれ格納する投影図記憶部271乃至27o
を有する図形記憶装置である。投影図記憶部27
1乃至27oはそれぞれ投影図領域記憶部211乃
至21o、投影図図形データ記憶部231乃至23
o、X軸方向表示倍率記憶部251乃至25o、Y
軸方向表示倍率記憶部261乃至26oから構成さ
れる。X軸方向表示倍率記憶部251乃至25o、
Y軸方向表示倍率記憶部261乃至26oは本発明
による特徴部分であつて、それぞれ独立にX軸方
向表示倍率、Y軸方向表示倍率を記憶する。
の一実施例を示すブロツク図である。第8図と同
一の参照符号は同一性のある構成部分を示す。2
4は本発明による特徴部分である後述の投影図制
御段階42(第2図)を制御するために設けられ
た投影図制御装置で、図形入出力制御装置18と
共に装置全体を制御し、製図対象の投影図の拡大
及び配置と、同時に表示される投影図の縮小及び
配置を行なう。28は第1投影図乃至第n投影図
をそれぞれ格納する投影図記憶部271乃至27o
を有する図形記憶装置である。投影図記憶部27
1乃至27oはそれぞれ投影図領域記憶部211乃
至21o、投影図図形データ記憶部231乃至23
o、X軸方向表示倍率記憶部251乃至25o、Y
軸方向表示倍率記憶部261乃至26oから構成さ
れる。X軸方向表示倍率記憶部251乃至25o、
Y軸方向表示倍率記憶部261乃至26oは本発明
による特徴部分であつて、それぞれ独立にX軸方
向表示倍率、Y軸方向表示倍率を記憶する。
第2図は本発明の図形入力処理手順の一例を示
したもので、30〜32は第9図と同様の手順で
あるが、投影図外形設定段階30の次に投影図制
御段階42を設けてある。投影図設定段階30を
経て投影図が設定されたあと、投影図制御段階4
2では、投影図制御装置24によつて製図対象の
投影図の拡大・配置と他の投影図の配置・縮小を
行う。この投影図制御段階42の変化の一例を示
したのが第3図である。以下、第1図乃至第3図
を用いて図形入力処理について説明する。
したもので、30〜32は第9図と同様の手順で
あるが、投影図外形設定段階30の次に投影図制
御段階42を設けてある。投影図設定段階30を
経て投影図が設定されたあと、投影図制御段階4
2では、投影図制御装置24によつて製図対象の
投影図の拡大・配置と他の投影図の配置・縮小を
行う。この投影図制御段階42の変化の一例を示
したのが第3図である。以下、第1図乃至第3図
を用いて図形入力処理について説明する。
先ず、点位置入力装置17により投影図制御装
置24を介して製図対象の投影図を指定する(ス
テツプ43)。例えば第3図aに示すように、正
面図内の点46を指定する。即ち、点位置入力装
置17により入力された点情報x,yは、投影図
制御装置24によつて式(1)の判定により第i投影
図が決定される。次に、点位置入力装置17によ
り投影図制御装置24を介して製図対象の投影図
の領域を指定する(ステツプ44)。例えば第3
図a,bに示すように、点47を指定する。即
ち、入力された点情報x,yは投影図制御装置2
4によつて第i投影図記憶部27iの投影図領域
記憶部21iに格納される。また、X軸方向及び
X軸方向の倍率i x,i yは投影図制御装置24に
よつて元の倍率fi x,fi yに対して次の式(5)より作成
される。
置24を介して製図対象の投影図を指定する(ス
テツプ43)。例えば第3図aに示すように、正
面図内の点46を指定する。即ち、点位置入力装
置17により入力された点情報x,yは、投影図
制御装置24によつて式(1)の判定により第i投影
図が決定される。次に、点位置入力装置17によ
り投影図制御装置24を介して製図対象の投影図
の領域を指定する(ステツプ44)。例えば第3
図a,bに示すように、点47を指定する。即
ち、入力された点情報x,yは投影図制御装置2
4によつて第i投影図記憶部27iの投影図領域
記憶部21iに格納される。また、X軸方向及び
X軸方向の倍率i x,i yは投影図制御装置24に
よつて元の倍率fi x,fi yに対して次の式(5)より作成
される。
i x=fi x×Li x/li x i y
=fi y×Li y/li y …(5)
但し、li x,li y:元の投影図領域のx軸方向及び
y軸方向の長さ Li x,Li y:拡大された投影図領域のx軸
方向及びy軸方向の長さ この各軸方向倍率i x,i yは投影図制御装置2
4によつて、それぞれX軸方向表示倍率記憶部2
5i、Y軸方向表示倍率記憶部26iに格納される。
y軸方向の長さ Li x,Li y:拡大された投影図領域のx軸
方向及びy軸方向の長さ この各軸方向倍率i x,i yは投影図制御装置2
4によつて、それぞれX軸方向表示倍率記憶部2
5i、Y軸方向表示倍率記憶部26iに格納される。
次に、投影図制御装置24によつて自動的に他
の投影図の縮小配置が行なわれる(ステツプ4
5)。即ち、第3図bの上面図48については点
49を原点として上面図48に対応する投影図記
憶部27iの投影図領域記憶部21iに格納され、
倍率については正面図の場合と同様にして、式(5)
で作成されて、X軸、Y軸方向表示倍率記憶部2
5i,26iに格納される。同様にして更に別の投
影図について原点、倍率の変更を行なう。第3図
においては右側面図50の変更を行なつて、投影
制御段階42の最終図である第3図cを得る。
の投影図の縮小配置が行なわれる(ステツプ4
5)。即ち、第3図bの上面図48については点
49を原点として上面図48に対応する投影図記
憶部27iの投影図領域記憶部21iに格納され、
倍率については正面図の場合と同様にして、式(5)
で作成されて、X軸、Y軸方向表示倍率記憶部2
5i,26iに格納される。同様にして更に別の投
影図について原点、倍率の変更を行なう。第3図
においては右側面図50の変更を行なつて、投影
制御段階42の最終図である第3図cを得る。
以上の投影図制御段階42においては表示装置
14に表示する動作を特には説明していないが、
本実施例による投影図制御装置24は図形記憶装
置28にデータが格納された時点で、必要に応じ
て投影図の領域を示す線や指定点等を示す信号を
作成し、表示記憶装置15を介して表示装置14
の表示画面に表示するものである。
14に表示する動作を特には説明していないが、
本実施例による投影図制御装置24は図形記憶装
置28にデータが格納された時点で、必要に応じ
て投影図の領域を示す線や指定点等を示す信号を
作成し、表示記憶装置15を介して表示装置14
の表示画面に表示するものである。
なお、投影図入力段階31と投影図表示段階3
2においては、式(2)の代りに次の式(2)′ x=(x−Ti x)/i x y=(y−Ti y)/i y …(2)′ が、式(3)の代りに次の式(3)′が使用される。
2においては、式(2)の代りに次の式(2)′ x=(x−Ti x)/i x y=(y−Ti y)/i y …(2)′ が、式(3)の代りに次の式(3)′が使用される。
x゜=x×fi x+Ti x
y゜=y×fi y+Ti y …(3)′
第4図は本発明によるCADにおける製図方式
を適用した場合の図形表示画面及び投影図を示す
図である。同図において、正面図6は製図対象と
して中央部に配置、拡大されて表示され、上面図
7はY軸方向の倍率が3/4に縮小されて表示され
る。また、右側面図8はX軸方向の倍率が2/3に
縮小されて表示される。
を適用した場合の図形表示画面及び投影図を示す
図である。同図において、正面図6は製図対象と
して中央部に配置、拡大されて表示され、上面図
7はY軸方向の倍率が3/4に縮小されて表示され
る。また、右側面図8はX軸方向の倍率が2/3に
縮小されて表示される。
本発明のCADにおける製図方式を第5図に示
す形状の物体の製図工程を通じて説明する。第6
図は各製図工程によつて図形表示画面の変化を示
す図である。同図において、9は上面図、10は
正面図、11は右側面図、12及び13は補助線
である。また、図形表示画面の左及び下に示す
( )内の各数字は各投影図のX軸方向及びY軸
方向の倍率を示す。
す形状の物体の製図工程を通じて説明する。第6
図は各製図工程によつて図形表示画面の変化を示
す図である。同図において、9は上面図、10は
正面図、11は右側面図、12及び13は補助線
である。また、図形表示画面の左及び下に示す
( )内の各数字は各投影図のX軸方向及びY軸
方向の倍率を示す。
まず、第6図aにおいて上面図9の基本形を製
図する。次に第6図bに示すように、上面図9の
Y軸方向の倍率を1.75から0.6に縮小すると共に、
基本形9に対応する補助線12を発生させる。第
6図cにおいて、補助線12にしたがつて正面図
10の基本形を製図する。次に、第6図dに示す
ように、上面図9及び正面図10のX軸方向の倍
率を1.75から0.5に縮小すると共に、上面図9及
び正面図10に対応した補助線13を発生させ
る。この補助線13にしたがつて、第6図eに示
す右側面図11を製図する。以上のように、拡大
及び縮小を行なつて、第6図fに示すような、各
投影図のX軸方向及びY軸方向の倍率がそれぞれ
1である等方向倍率の最終図が得られる。なお、
表示画面の右上下等の適当な位置に、各投影図の
拡大及び縮小に伴なつて変化するX軸方向及びY
軸方向の倍率が表示される。
図する。次に第6図bに示すように、上面図9の
Y軸方向の倍率を1.75から0.6に縮小すると共に、
基本形9に対応する補助線12を発生させる。第
6図cにおいて、補助線12にしたがつて正面図
10の基本形を製図する。次に、第6図dに示す
ように、上面図9及び正面図10のX軸方向の倍
率を1.75から0.5に縮小すると共に、上面図9及
び正面図10に対応した補助線13を発生させ
る。この補助線13にしたがつて、第6図eに示
す右側面図11を製図する。以上のように、拡大
及び縮小を行なつて、第6図fに示すような、各
投影図のX軸方向及びY軸方向の倍率がそれぞれ
1である等方向倍率の最終図が得られる。なお、
表示画面の右上下等の適当な位置に、各投影図の
拡大及び縮小に伴なつて変化するX軸方向及びY
軸方向の倍率が表示される。
以上、詳細に説明したように本発明によれば、
投影図の各方向の倍率を独立に変え、各投影図間
の寸法の対応を見やすくしたので、大きな部品と
装置の製図時間の短縮の効果が期待出来る。更
に、3面図と限らず6面図等も可能であり一般の
3次元構造物の製図にも適用可能である。
投影図の各方向の倍率を独立に変え、各投影図間
の寸法の対応を見やすくしたので、大きな部品と
装置の製図時間の短縮の効果が期待出来る。更
に、3面図と限らず6面図等も可能であり一般の
3次元構造物の製図にも適用可能である。
第1図は本発明によるCADにおける製図方式
の一実施例を示すブロツク図、第2図は本発明に
よる図形入力処理手順のフローチヤートの一例を
示す図、第3図は第1図の実施例を説明するため
の表示画面を示す図、第4図は本発明を適用した
場合の図形表示画面の一例を示す図、第5図及び
第6図は本発明のCADにおける製図方式を実際
の製図工程を通じて説明する図、第7図は従来の
図形表示画面を示す図、第8図は従来の製図装置
を示すブロツク図、第9図は従来の図形入力処理
手順のフローチヤートを示す図である。 14……表示装置、15……表示記憶装置、1
6……キーボード、17……点位置入力装置、1
8……図形入出力制御装置、211乃至21o……
投影図領域記憶部、231乃至23o……投影図図
形データ記憶部、24……投影図制御装置、25
1乃至25o……X軸方向表示倍率記憶部、261
乃至26o……Y軸方向表示倍率記憶部、271乃
至27o……投影図記憶部、28……図形記憶装
置。
の一実施例を示すブロツク図、第2図は本発明に
よる図形入力処理手順のフローチヤートの一例を
示す図、第3図は第1図の実施例を説明するため
の表示画面を示す図、第4図は本発明を適用した
場合の図形表示画面の一例を示す図、第5図及び
第6図は本発明のCADにおける製図方式を実際
の製図工程を通じて説明する図、第7図は従来の
図形表示画面を示す図、第8図は従来の製図装置
を示すブロツク図、第9図は従来の図形入力処理
手順のフローチヤートを示す図である。 14……表示装置、15……表示記憶装置、1
6……キーボード、17……点位置入力装置、1
8……図形入出力制御装置、211乃至21o……
投影図領域記憶部、231乃至23o……投影図図
形データ記憶部、24……投影図制御装置、25
1乃至25o……X軸方向表示倍率記憶部、261
乃至26o……Y軸方向表示倍率記憶部、271乃
至27o……投影図記憶部、28……図形記憶装
置。
Claims (1)
- 1 複数の投影図を表示する表示装置と、該表示
装置に表示される各投影図に対応するデータを記
憶する図形記憶装置と、入力されるデータを前記
図形記憶装置に格納すると共に前記表示装置の表
示画面上に表示する制御装置を備え、各投影図の
拡大及び縮小を繰り返して作図するCADにおけ
る製図方式において、前記図形記憶装置は各投影
図のX軸及びY軸の倍率をそれぞれ独立に記憶す
る記憶部を有し、前記制御装置は製図の対象とな
る投影図又は該投影図の領域の拡大及び縮小に対
応して、表示画面に同時に表示される他の投影図
のX軸方向又はY軸方向の倍率を記憶する前記記
憶部の内容を変化させ、該倍率に従つて該投影図
を表示することを特徴とするCADにおける製図
方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60011072A JPS61170866A (ja) | 1985-01-25 | 1985-01-25 | Cadにおける製図方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60011072A JPS61170866A (ja) | 1985-01-25 | 1985-01-25 | Cadにおける製図方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61170866A JPS61170866A (ja) | 1986-08-01 |
JPH0248942B2 true JPH0248942B2 (ja) | 1990-10-26 |
Family
ID=11767773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60011072A Granted JPS61170866A (ja) | 1985-01-25 | 1985-01-25 | Cadにおける製図方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61170866A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01156872A (ja) * | 1987-12-15 | 1989-06-20 | Fanuc Ltd | 多面図描画方法 |
JP2757544B2 (ja) * | 1990-07-26 | 1998-05-25 | 日本電気株式会社 | 電子回路設計装置 |
-
1985
- 1985-01-25 JP JP60011072A patent/JPS61170866A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61170866A (ja) | 1986-08-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0363756A (ja) | 文書編集装置 | |
JPH0248942B2 (ja) | ||
JPH07152917A (ja) | グラフ表示装置 | |
JPH0549993B2 (ja) | ||
JP2663967B2 (ja) | 情報記憶制御方法 | |
JP2785751B2 (ja) | 部品番号整列方法 | |
JP2676733B2 (ja) | 設計支援システム | |
JPH06325144A (ja) | レイアウトデザイン装置 | |
JP2896544B2 (ja) | 文字発生方法および装置 | |
JP2616426B2 (ja) | 文字列表示装置 | |
JPH06124106A (ja) | デジタイザからの画面出力設定方法 | |
JPH07296039A (ja) | 図形処理装置 | |
JPH06301749A (ja) | 3次元図形処理装置 | |
JPH05282427A (ja) | 3次元図形処理システム | |
JPS6386080A (ja) | Cadシステム | |
JPS63205772A (ja) | 図形処理システムに於ける線分作成方式 | |
JPH06110442A (ja) | 文字図形処理装置、及び文字または図形の変形処理方法 | |
JPH0419589B2 (ja) | ||
JPS63247818A (ja) | タブレツトメニユ入力方法 | |
JPS63284679A (ja) | 図形要素連結図の接続線表示処理方式 | |
JPH02103672A (ja) | パニング方式 | |
JPH0250768A (ja) | 拡大描画方法 | |
JPH04248677A (ja) | 建築図等における壁または梁の作図方法およびその装置 | |
JPS63211466A (ja) | 図形入力装置 | |
JPH0492975A (ja) | 自動配図装置 |