JPH0244780Y2 - - Google Patents
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- JPH0244780Y2 JPH0244780Y2 JP1983121024U JP12102483U JPH0244780Y2 JP H0244780 Y2 JPH0244780 Y2 JP H0244780Y2 JP 1983121024 U JP1983121024 U JP 1983121024U JP 12102483 U JP12102483 U JP 12102483U JP H0244780 Y2 JPH0244780 Y2 JP H0244780Y2
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- balls
- game board
- winning
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- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 4
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 4
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
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- Pinball Game Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
考案の分野
この考案は、パチンコ遊技機やコイン遊技機等
で代表される弾球遊技機に関し、詳しくは、所定
の遊技条件の成立により打込玉が比較的大量に入
賞可能な特定遊技状態を発生させる弾球遊技機に
関する。
で代表される弾球遊技機に関し、詳しくは、所定
の遊技条件の成立により打込玉が比較的大量に入
賞可能な特定遊技状態を発生させる弾球遊技機に
関する。
従来技術
この種の弾球遊技機において、従来から一般的
に知られているものに、たとえば、特願昭54−
145643号特開昭56−68474号や特願昭54−145644
号特開昭56−68475号に記載のものがあつた。こ
の種従来の弾球遊技機においては、予め定められ
た特定遊技状態の発生に基づいて相対的に長い期
間可変入賞球装置を打玉が入賞しやすい遊技者に
とつて有利な第1の状態に制御して、1度に大量
の入賞玉を発生させ大量の遊技価値を獲得可能に
構成し、それほど優れた遊技技術を有することな
くかつ長時間遊技するのに耐え得る程の忍耐力を
有しない初心者にも大量の賞品玉が獲得できる機
会を与え、初心者をも含めて広く遊技サービスを
均一に提供せんとしていた。
に知られているものに、たとえば、特願昭54−
145643号特開昭56−68474号や特願昭54−145644
号特開昭56−68475号に記載のものがあつた。こ
の種従来の弾球遊技機においては、予め定められ
た特定遊技状態の発生に基づいて相対的に長い期
間可変入賞球装置を打玉が入賞しやすい遊技者に
とつて有利な第1の状態に制御して、1度に大量
の入賞玉を発生させ大量の遊技価値を獲得可能に
構成し、それほど優れた遊技技術を有することな
くかつ長時間遊技するのに耐え得る程の忍耐力を
有しない初心者にも大量の賞品玉が獲得できる機
会を与え、初心者をも含めて広く遊技サービスを
均一に提供せんとしていた。
考案が解決しようとする課題
ところが、この種従来の弾球遊技機は、前記可
変入賞球装置を相対的に長い期間第1の状態にす
ると、入賞玉の処理速度に比べてはるかに多くの
入賞玉が発生し、遊技盤の裏面に設けられた入賞
玉誘導路内に余剰の入賞玉が滞留し、最悪の場合
には可変入賞球装置の入口から玉が溢れ出し、入
賞が妨げられてしまうとともに、玉詰まり等が発
生しやすくなるという欠点があつた。
変入賞球装置を相対的に長い期間第1の状態にす
ると、入賞玉の処理速度に比べてはるかに多くの
入賞玉が発生し、遊技盤の裏面に設けられた入賞
玉誘導路内に余剰の入賞玉が滞留し、最悪の場合
には可変入賞球装置の入口から玉が溢れ出し、入
賞が妨げられてしまうとともに、玉詰まり等が発
生しやすくなるという欠点があつた。
本考案の目的は、かかる実情に鑑み、簡単な構
造改良により、短時間に大量の入賞玉が発生して
も可変入賞球装置から入賞玉が溢れるという不都
合を極力防止できる弾球遊技機を提供することで
ある。
造改良により、短時間に大量の入賞玉が発生して
も可変入賞球装置から入賞玉が溢れるという不都
合を極力防止できる弾球遊技機を提供することで
ある。
課題を解決するための手段
本考案にかかる弾球遊技機は、その前面に打玉
が打込まれる遊技盤と、 該遊技盤に形成され、打玉が入賞しやすい遊技
者にとつて有利な第1の状態と遊技者にとつて不
利な第2の状態とに変化自在な可変入賞球装置
と、 予め定められた特定遊技状態の発生に基づいて
前記可変入賞球装置を第1の状態に駆動する駆動
手段と、 前記可変入賞球装置へ入賞して前記遊技盤裏面
側に導かれた入賞玉を所定箇所に誘導する入賞玉
誘導路と、 前記入賞玉が大量に発生したときの余剰の入賞
玉が前記入賞玉誘導路内で滞留した滞留玉を内部
に貯留可能な凹部が形成された入賞玉貯留部とを
含み、 該凹部は、前記遊技盤裏面の所定部分に形成さ
れているとともに、前記入賞玉誘導路内部の前記
滞留量の減少に応じて内部に貯留している貯留玉
が前記入賞玉誘導路内に自然流下するように構成
されていることを特徴とする。
が打込まれる遊技盤と、 該遊技盤に形成され、打玉が入賞しやすい遊技
者にとつて有利な第1の状態と遊技者にとつて不
利な第2の状態とに変化自在な可変入賞球装置
と、 予め定められた特定遊技状態の発生に基づいて
前記可変入賞球装置を第1の状態に駆動する駆動
手段と、 前記可変入賞球装置へ入賞して前記遊技盤裏面
側に導かれた入賞玉を所定箇所に誘導する入賞玉
誘導路と、 前記入賞玉が大量に発生したときの余剰の入賞
玉が前記入賞玉誘導路内で滞留した滞留玉を内部
に貯留可能な凹部が形成された入賞玉貯留部とを
含み、 該凹部は、前記遊技盤裏面の所定部分に形成さ
れているとともに、前記入賞玉誘導路内部の前記
滞留量の減少に応じて内部に貯留している貯留玉
が前記入賞玉誘導路内に自然流下するように構成
されていることを特徴とする。
作 用
本考案によれば、可変入賞球装置に入賞した入
賞玉が入賞玉誘導路より所定箇所に誘導される。
そして特定遊技状態が発生して比較的大量の入賞
玉が発生し前記入賞玉誘導路内で入賞玉が滞留し
た場合に、その滞留玉が凹部に貯留される。その
凹部は、遊技盤の裏面側に形成されているため
に、他の機器等にそれほど影響を及ぼすことなく
簡単に形成することができる。しかも、前記入賞
玉誘導路内部の入賞玉の滞留量の減少に伴なつて
前記凹部内に貯留されている貯留玉が前記入賞玉
誘導路内に自然流下するように構成されているた
めに、前記凹部の内部に貯留されている貯留玉を
わざわざ入賞玉誘導路内に還元させるための還元
装置等を設ける必要がない。
賞玉が入賞玉誘導路より所定箇所に誘導される。
そして特定遊技状態が発生して比較的大量の入賞
玉が発生し前記入賞玉誘導路内で入賞玉が滞留し
た場合に、その滞留玉が凹部に貯留される。その
凹部は、遊技盤の裏面側に形成されているため
に、他の機器等にそれほど影響を及ぼすことなく
簡単に形成することができる。しかも、前記入賞
玉誘導路内部の入賞玉の滞留量の減少に伴なつて
前記凹部内に貯留されている貯留玉が前記入賞玉
誘導路内に自然流下するように構成されているた
めに、前記凹部の内部に貯留されている貯留玉を
わざわざ入賞玉誘導路内に還元させるための還元
装置等を設ける必要がない。
実施例の説明
第1図はこの考案の一実施例のパチンコ遊技機
の正面図である。構成において、パチンコ遊技機
1は、前面枠2を開閉自在に装着し、前面枠2に
遊技盤3を着脱自在に装着している。遊技盤3に
は、そのほぼ中央部に可変表示装置4が配設され
る。また、遊技盤3の最も下部には、アウト玉入
口9が形成される。このアウト玉入口9のやや上
部位置には、可変入賞球装置(いわゆる電動式ヤ
クモノ)5が配設される。さらに、遊技盤3に
は、入賞玉によつて可変表示装置4を可変できる
条件の定められた始動入賞口6a〜6cと、セー
フ孔7a〜7cと、複数のヤクモノ(通称チユー
リツプ)8aおよび8bが形成される。その他、
このパチンコ遊技機1は、打球待機樋10や賞品
玉受皿11や打球ハンドル12など一般的なパチ
ンコ遊技機と同様の構成を含む。
の正面図である。構成において、パチンコ遊技機
1は、前面枠2を開閉自在に装着し、前面枠2に
遊技盤3を着脱自在に装着している。遊技盤3に
は、そのほぼ中央部に可変表示装置4が配設され
る。また、遊技盤3の最も下部には、アウト玉入
口9が形成される。このアウト玉入口9のやや上
部位置には、可変入賞球装置(いわゆる電動式ヤ
クモノ)5が配設される。さらに、遊技盤3に
は、入賞玉によつて可変表示装置4を可変できる
条件の定められた始動入賞口6a〜6cと、セー
フ孔7a〜7cと、複数のヤクモノ(通称チユー
リツプ)8aおよび8bが形成される。その他、
このパチンコ遊技機1は、打球待機樋10や賞品
玉受皿11や打球ハンドル12など一般的なパチ
ンコ遊技機と同様の構成を含む。
ここで、上述のパチンコ遊技機の動作について
簡単に説明する。まず、遊技盤3に打込まれたパ
チンコ玉が始動入賞口6a〜6cのいずれかに入
賞すると可変表示装置4が可変表示を開始する。
この実施例の可変表示装置4はセグメント表示器
と回転ドラム式表示器とを備えている。したがつ
て、セグメント表示器が可変表示を開始し、回転
ドラム式表示器の回転ドラムが回転を開始する。
可変表示器4の可変表示は或る条件によつて停止
される。たとえば、可変表示の開始から一定時間
後に停止させるようにしてもよいし、停止スイツ
チを設け、遊技者がこの停止スイツチを押圧する
ことによつて停止させるようにしてもよい。可変
表示装置4の可変表示が停止したとき、その表示
状態が予め定められた特定の表示状態になると、
可変入賞球装置5の駆動が開始される。すなわ
ち、可変入賞球装置5の前面に設けられた開閉板
51が比較的長時間(たとえば30秒)開成され
る。開閉板51が開成されると、この部分に落下
してくる玉はすべて開閉板51によつて受止めら
れ、遊技盤3の裏面に入賞玉として導かれる。開
閉板51が開成されている間は、遊技盤3に打込
まれたパチンコ玉の入賞確率が非常に高くなるた
め、短時間に多量の入賞玉が発生する。したがつ
て、遊技者は短時間に多量の賞品玉を獲得でき
る。なお、可変入賞球装置5の駆動制御は、種々
の態様が考えられよう。たとえば、開閉板51を
短時間ずつ何回も開成させるようにしてもよい。
簡単に説明する。まず、遊技盤3に打込まれたパ
チンコ玉が始動入賞口6a〜6cのいずれかに入
賞すると可変表示装置4が可変表示を開始する。
この実施例の可変表示装置4はセグメント表示器
と回転ドラム式表示器とを備えている。したがつ
て、セグメント表示器が可変表示を開始し、回転
ドラム式表示器の回転ドラムが回転を開始する。
可変表示器4の可変表示は或る条件によつて停止
される。たとえば、可変表示の開始から一定時間
後に停止させるようにしてもよいし、停止スイツ
チを設け、遊技者がこの停止スイツチを押圧する
ことによつて停止させるようにしてもよい。可変
表示装置4の可変表示が停止したとき、その表示
状態が予め定められた特定の表示状態になると、
可変入賞球装置5の駆動が開始される。すなわ
ち、可変入賞球装置5の前面に設けられた開閉板
51が比較的長時間(たとえば30秒)開成され
る。開閉板51が開成されると、この部分に落下
してくる玉はすべて開閉板51によつて受止めら
れ、遊技盤3の裏面に入賞玉として導かれる。開
閉板51が開成されている間は、遊技盤3に打込
まれたパチンコ玉の入賞確率が非常に高くなるた
め、短時間に多量の入賞玉が発生する。したがつ
て、遊技者は短時間に多量の賞品玉を獲得でき
る。なお、可変入賞球装置5の駆動制御は、種々
の態様が考えられよう。たとえば、開閉板51を
短時間ずつ何回も開成させるようにしてもよい。
第2図はパチンコ遊技機1の裏面構造の図解図
である。次に、パチンコ遊技機1の裏面構造を具
体的に説明する。
である。次に、パチンコ遊技機1の裏面構造を具
体的に説明する。
遊技盤3の裏面のほぼ中央部には、前記可変表
示装置4の回転ドラム式表示器(図示ではACB
を表示している表示器)を構成する回転ドラム機
構41が配設される。また、遊技盤3の裏面に
は、機構板13が開閉自在に装着される。この機
構板13の上部には、賞品玉タンク14が固着さ
れる。賞品玉タンク14には、補給樋15から補
給玉が供給される。賞品玉タンク14の下方に
は、賞品玉払出機構17が形成される。賞品玉払
出機構17と賞品玉タンク14との間には、玉供
給樋16が傾斜して設けられる。玉供給樋16
は、賞品玉タンク14に貯留されている玉を複数
列に整列して賞品玉払出機構17へ供給するもの
である。賞品玉払出機構17から払出される賞品
玉は、機構板13に形成された所定の経路によつ
て案内されて第1図に示す賞品玉払出口10aか
ら放出される。なお、打球待機樋10が賞品玉で
満杯になつた場合、賞品玉払出機構17から払出
される賞品玉は余剰賞品玉払出口11aへ案内さ
れて賞品玉受皿11に放出される。
示装置4の回転ドラム式表示器(図示ではACB
を表示している表示器)を構成する回転ドラム機
構41が配設される。また、遊技盤3の裏面に
は、機構板13が開閉自在に装着される。この機
構板13の上部には、賞品玉タンク14が固着さ
れる。賞品玉タンク14には、補給樋15から補
給玉が供給される。賞品玉タンク14の下方に
は、賞品玉払出機構17が形成される。賞品玉払
出機構17と賞品玉タンク14との間には、玉供
給樋16が傾斜して設けられる。玉供給樋16
は、賞品玉タンク14に貯留されている玉を複数
列に整列して賞品玉払出機構17へ供給するもの
である。賞品玉払出機構17から払出される賞品
玉は、機構板13に形成された所定の経路によつ
て案内されて第1図に示す賞品玉払出口10aか
ら放出される。なお、打球待機樋10が賞品玉で
満杯になつた場合、賞品玉払出機構17から払出
される賞品玉は余剰賞品玉払出口11aへ案内さ
れて賞品玉受皿11に放出される。
さらに、機構板13には、前記可変入賞球装置
5の開閉板51の下部の周辺部に入賞玉誘導樋1
8aおよび18bが形成される。この入賞玉誘導
樋18aおよび18bは、可変入賞球装置5、始
動入賞口6a〜6c、セーフ孔7a〜7c、ヤク
モノ8aおよび8bのいずれかへ入賞した入賞玉
を入賞玉処理器19へ導くものである。入賞玉処
理器19は、機構板13に設けられており、入賞
玉誘導樋18aおよび18bを介して導かれる入
賞玉を1個ずつ間欠的に落下させる。入賞玉処理
器19によつて落下された入賞玉は、樋20を通
過する際に、玉の重量で賞品玉払出機構17に連
結された作動レバー21を作動させて、1個の入
賞玉で1回の賞品玉払出動作を行なわせる。
5の開閉板51の下部の周辺部に入賞玉誘導樋1
8aおよび18bが形成される。この入賞玉誘導
樋18aおよび18bは、可変入賞球装置5、始
動入賞口6a〜6c、セーフ孔7a〜7c、ヤク
モノ8aおよび8bのいずれかへ入賞した入賞玉
を入賞玉処理器19へ導くものである。入賞玉処
理器19は、機構板13に設けられており、入賞
玉誘導樋18aおよび18bを介して導かれる入
賞玉を1個ずつ間欠的に落下させる。入賞玉処理
器19によつて落下された入賞玉は、樋20を通
過する際に、玉の重量で賞品玉払出機構17に連
結された作動レバー21を作動させて、1個の入
賞玉で1回の賞品玉払出動作を行なわせる。
第3図は遊技盤3の裏面において開閉板51付
近の詳細を示す平面図である。図示のように、回
転ドラム機構41の周辺には、入賞球集合カバー
22が設けられる。また、回転ドラム機構41の
近傍には、開閉板51と連結される駆動手段の一
例のソレノイド52が設けられる。このソレノイ
ド52が付勢されるとプランジヤ53が引上げら
れて開閉板51を開成させる。ここで、前述の入
賞玉誘導樋18aおよび18bは、遊技盤3の裏
面と協働して入賞玉貯留部を形成する。この入賞
玉貯留部は、入賞玉が入賞玉処理器19によつて
処理されるまでの間図示のように貯留する。
近の詳細を示す平面図である。図示のように、回
転ドラム機構41の周辺には、入賞球集合カバー
22が設けられる。また、回転ドラム機構41の
近傍には、開閉板51と連結される駆動手段の一
例のソレノイド52が設けられる。このソレノイ
ド52が付勢されるとプランジヤ53が引上げら
れて開閉板51を開成させる。ここで、前述の入
賞玉誘導樋18aおよび18bは、遊技盤3の裏
面と協働して入賞玉貯留部を形成する。この入賞
玉貯留部は、入賞玉が入賞玉処理器19によつて
処理されるまでの間図示のように貯留する。
第4図および第5図は上記貯留部の近傍の詳細
を示す斜視図である。図示のように、遊技盤3の
裏面において前記貯留部を形成する部分には、遊
技盤3の一部を切欠いて凹部23が形成される。
そして、この凹部23には、その底面23a(第
5図参照)を覆うように保護カバー24が取付け
られる。
を示す斜視図である。図示のように、遊技盤3の
裏面において前記貯留部を形成する部分には、遊
技盤3の一部を切欠いて凹部23が形成される。
そして、この凹部23には、その底面23a(第
5図参照)を覆うように保護カバー24が取付け
られる。
第6図は従来のパチンコ遊技機における貯留部
の断面図である。第7図は上記実施例の貯留部の
断面図である。
の断面図である。第7図は上記実施例の貯留部の
断面図である。
以下、第3図ないし第7図を参照して、この実
施例の貯留部と従来のパチンコ遊技機の貯留部と
の違いおよびこの実施例の特徴および効果につい
て説明する。
施例の貯留部と従来のパチンコ遊技機の貯留部と
の違いおよびこの実施例の特徴および効果につい
て説明する。
第6図に示すように、従来のパチンコ遊技機で
は、遊技盤3の裏面には、凹部が設けられていな
い。そのため、機構板13と遊技盤3の裏面との
間隔d1が狭い。図示のように、この間隔d1は
パチンコ玉の直径よりも少しだけ大きいものであ
つた。これに対し、この考案の実施例のパチンコ
遊技機では、遊技盤3の裏面において前記貯留部
となる部分には凹部23が形成される。そのた
め、この凹部が形成された部分では、機構板13
と遊技盤3の裏面との間隔d2が第6図に示す間
隔d1よりも広くなる。好ましくは、この間隔d
2はパチンコ玉の直径の2倍よりも大きく選ばれ
る。これによつて、この実施例の貯留部は従来の
パチンコ遊技機の貯留部に比べてほぼ2倍の入賞
玉を貯留することができる。そのため、短期間に
多量の入賞玉が発生しても貯留部から入賞玉が溢
れるのを防止できる。
は、遊技盤3の裏面には、凹部が設けられていな
い。そのため、機構板13と遊技盤3の裏面との
間隔d1が狭い。図示のように、この間隔d1は
パチンコ玉の直径よりも少しだけ大きいものであ
つた。これに対し、この考案の実施例のパチンコ
遊技機では、遊技盤3の裏面において前記貯留部
となる部分には凹部23が形成される。そのた
め、この凹部が形成された部分では、機構板13
と遊技盤3の裏面との間隔d2が第6図に示す間
隔d1よりも広くなる。好ましくは、この間隔d
2はパチンコ玉の直径の2倍よりも大きく選ばれ
る。これによつて、この実施例の貯留部は従来の
パチンコ遊技機の貯留部に比べてほぼ2倍の入賞
玉を貯留することができる。そのため、短期間に
多量の入賞玉が発生しても貯留部から入賞玉が溢
れるのを防止できる。
ところで、遊技盤3は通常木製のものを用いる
ことが多い。このような木製の遊技盤3を用いた
場合、落下してきた入賞玉が直接凹部23の底面
23aにぶつかると、その部分から木屑が発生す
ることがある。この木屑は入賞玉がぶつかるごと
に飛散り、それによつて可変入賞球装置5などの
故障の原因にもなりかねない。そこで、前述のよ
うに底面23aを覆うように保護カバー24が取
付けられ、入賞玉が直接23aにぶつからないよ
うにされる。これによつて、木屑の発生が防止さ
れ、前述のような故障を防止できる。なお、保護
カバー24には、金属製のものや合成樹脂製のも
のなどが用いられる。
ことが多い。このような木製の遊技盤3を用いた
場合、落下してきた入賞玉が直接凹部23の底面
23aにぶつかると、その部分から木屑が発生す
ることがある。この木屑は入賞玉がぶつかるごと
に飛散り、それによつて可変入賞球装置5などの
故障の原因にもなりかねない。そこで、前述のよ
うに底面23aを覆うように保護カバー24が取
付けられ、入賞玉が直接23aにぶつからないよ
うにされる。これによつて、木屑の発生が防止さ
れ、前述のような故障を防止できる。なお、保護
カバー24には、金属製のものや合成樹脂製のも
のなどが用いられる。
なお、上述の実施例では、パチンコ遊技機の場
合について説明したが、この考案はコイン遊技機
などその他の弾球遊技機にも広く適用することが
できる。
合について説明したが、この考案はコイン遊技機
などその他の弾球遊技機にも広く適用することが
できる。
また、上述の実施例では、可変入賞球装置5の
すぐ下部に入賞玉貯留部を設けるようにしたが、
この入賞玉貯留部はその他の部分に設けてもよ
い。たとえば、遊技盤3の比較的上部に可変入賞
球装置5を設け、比較的下部に入賞玉貯留部を設
けてもよい。また、他の入賞領域に関連して入賞
玉貯留部を設けてもよい。
すぐ下部に入賞玉貯留部を設けるようにしたが、
この入賞玉貯留部はその他の部分に設けてもよ
い。たとえば、遊技盤3の比較的上部に可変入賞
球装置5を設け、比較的下部に入賞玉貯留部を設
けてもよい。また、他の入賞領域に関連して入賞
玉貯留部を設けてもよい。
考案の効果
以上のように、本考案によれば、遊技盤の裏面
の所定箇所に凹部を形成するという簡単な構造改
良により、短時間に大量の入賞玉が発生しても余
剰の入賞玉が前記凹部に貯留されるために、入賞
玉が可変入賞球装置から溢れるという不都合を極
力防止でき、しかも、入賞玉誘導路内部の入賞玉
の滞留量の減少に伴なつて凹部内に貯留している
貯留玉が前記入賞玉誘導路内に自然流下されるた
めに、貯留玉をわざわざ入賞玉誘導路内に還元す
る還元装置等の複雑な構造を必要とせず、簡単な
構造により前記効果を奏することができる。
の所定箇所に凹部を形成するという簡単な構造改
良により、短時間に大量の入賞玉が発生しても余
剰の入賞玉が前記凹部に貯留されるために、入賞
玉が可変入賞球装置から溢れるという不都合を極
力防止でき、しかも、入賞玉誘導路内部の入賞玉
の滞留量の減少に伴なつて凹部内に貯留している
貯留玉が前記入賞玉誘導路内に自然流下されるた
めに、貯留玉をわざわざ入賞玉誘導路内に還元す
る還元装置等の複雑な構造を必要とせず、簡単な
構造により前記効果を奏することができる。
第1図はこの考案の一実施例のパチンコ遊技機
の正面図である。第2図はパチンコ遊技機の裏面
構造を示す図解図である。第3図は入賞玉貯留部
の近傍の詳細を示す平面図である。第4図および
第5図は入賞玉貯留部の近傍の詳細を示す斜視図
である。第6図は従来のパチンコ遊技機における
入賞玉貯留部の断面図である。第7図はこの考案
の実施例のパチンコ遊技機における入賞玉貯留部
の断面図である。 図において、1はパチンコ遊技機、3は遊技
盤、4は可変表示装置、5は可変入賞球装置、6
a〜6cは始動入賞口、7a〜7cはセーフ孔、
8aおよび8bはヤクモノ、13は機構板、23
は凹部、24は保護カバーを示す。
の正面図である。第2図はパチンコ遊技機の裏面
構造を示す図解図である。第3図は入賞玉貯留部
の近傍の詳細を示す平面図である。第4図および
第5図は入賞玉貯留部の近傍の詳細を示す斜視図
である。第6図は従来のパチンコ遊技機における
入賞玉貯留部の断面図である。第7図はこの考案
の実施例のパチンコ遊技機における入賞玉貯留部
の断面図である。 図において、1はパチンコ遊技機、3は遊技
盤、4は可変表示装置、5は可変入賞球装置、6
a〜6cは始動入賞口、7a〜7cはセーフ孔、
8aおよび8bはヤクモノ、13は機構板、23
は凹部、24は保護カバーを示す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) その前面に打玉が打込まれる遊技盤と、 該遊技盤に形成され、打玉が入賞しやすい遊
技者にとつて有利な第1の状態と遊技者にとつ
て不利な第2の状態とに変化自在な可変入賞球
装置と、 予め定められた特定遊技状態の発生に基づい
て前記可変入賞球装置を第1の状態に駆動する
駆動手段と、 前記可変入賞球装置へ入賞して前記遊技盤裏
面側に導かれた入賞玉を所定箇所に誘導する入
賞玉誘導路と、 前記入賞玉が大量に発生したときの余剰の入
賞玉が前記入賞玉誘導路内で滞留した滞留玉を
内部に貯留可能な凹部が形成された入賞玉貯留
部とを含み、 該凹部は、前記遊技盤裏面の所定部分に形成
されているとともに、前記入賞玉誘導路内部の
前記滞留量の減少に応じて内部に貯留している
貯留玉が前記入賞玉誘導路内に自然流下するよ
うに構成されていることを特徴とする、弾球遊
技機。 (2) 前記凹部には、少なくともその底面部分を覆
うカバーが取付けられる、実用新案登録請求の
範囲第1項記載の弾球遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12102483U JPS6027970U (ja) | 1983-08-02 | 1983-08-02 | 弾球遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12102483U JPS6027970U (ja) | 1983-08-02 | 1983-08-02 | 弾球遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6027970U JPS6027970U (ja) | 1985-02-25 |
JPH0244780Y2 true JPH0244780Y2 (ja) | 1990-11-28 |
Family
ID=30277143
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12102483U Granted JPS6027970U (ja) | 1983-08-02 | 1983-08-02 | 弾球遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6027970U (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60166389U (ja) * | 1984-04-13 | 1985-11-05 | 株式会社 ソフイア | パチンコ機 |
JPS62177465A (ja) * | 1986-01-31 | 1987-08-04 | Ando Electric Co Ltd | 試験信号発生回路 |
JP5869898B2 (ja) * | 2012-01-31 | 2016-02-24 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
-
1983
- 1983-08-02 JP JP12102483U patent/JPS6027970U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6027970U (ja) | 1985-02-25 |
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