JPH0242262A - 自動変速機の自動エンジンブレーキ制御装置 - Google Patents
自動変速機の自動エンジンブレーキ制御装置Info
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- JPH0242262A JPH0242262A JP19200788A JP19200788A JPH0242262A JP H0242262 A JPH0242262 A JP H0242262A JP 19200788 A JP19200788 A JP 19200788A JP 19200788 A JP19200788 A JP 19200788A JP H0242262 A JPH0242262 A JP H0242262A
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- Japan
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- engine brake
- brake
- automatic
- engine
- gear position
- Prior art date
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- Pending
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 title claims abstract description 24
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 16
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、エンジンブレーキが必要な運転状態で自動変
速機をダウンシフト変速させ、これにより自動的にエン
ジンブレーキが得られるようにした装置に関するもので
ある。
速機をダウンシフト変速させ、これにより自動的にエン
ジンブレーキが得られるようにした装置に関するもので
ある。
(従来の技術)
この種自動エンジンブレーキ制御装置としては、例えば
日産自動車■rL4N71B型、84N71B型オート
マチツクトランスミツシヨン整備要領書J (A261
CO4)に記載の如く、制動中エンジンブレーキを効か
せるべき条件になると、自動変速機を低速段にダウンシ
フト変速させ、この低速段での走行を継続させるように
したものが知られている。そして、この自動エンジンブ
レーキ制御装置では、エンジンブレーキ用のダウンシフ
ト変速中も継続的にどの程度のエンジンブレーキが必要
かを判別し、要求に応じたギヤ位置への変速を行う。
日産自動車■rL4N71B型、84N71B型オート
マチツクトランスミツシヨン整備要領書J (A261
CO4)に記載の如く、制動中エンジンブレーキを効か
せるべき条件になると、自動変速機を低速段にダウンシ
フト変速させ、この低速段での走行を継続させるように
したものが知られている。そして、この自動エンジンブ
レーキ制御装置では、エンジンブレーキ用のダウンシフ
ト変速中も継続的にどの程度のエンジンブレーキが必要
かを判別し、要求に応じたギヤ位置への変速を行う。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながらこのような従来の自動エンジンブレーキ制
御装置にあっては、所定の減速条件に基づいて低速段に
ダウンシフト変速していたため、場合によっては飛越し
ダウンシフト変速(例えば4→2変速)が行われること
があり、その場合には前記減速条件が満足されている限
り、フットブレーキ非作動時においても飛越しダウンシ
フト変速に該当するギヤ位置でのエンジンブレーキによ
る減速が必要以上に継続されるため、過大なエンジンブ
レーキにより運転者に違和感を感じさせることがある。
御装置にあっては、所定の減速条件に基づいて低速段に
ダウンシフト変速していたため、場合によっては飛越し
ダウンシフト変速(例えば4→2変速)が行われること
があり、その場合には前記減速条件が満足されている限
り、フットブレーキ非作動時においても飛越しダウンシ
フト変速に該当するギヤ位置でのエンジンブレーキによ
る減速が必要以上に継続されるため、過大なエンジンブ
レーキにより運転者に違和感を感じさせることがある。
一方、前述した飛越しダウンシフト変速に該当しない場
合(例えば3→2変速)であっても、前記低速段として
最低車速側のギヤ位置(第2速)が選択された場合には
、前記減速条件が満足されている限り、フシドブレーキ
非作動時においても特に減速力の大きい、最低車速側の
ギヤ位置でのエンジンブレーキによる減速が必要以上に
継続されるため、過大なエンジンブレーキ力により運転
者に違和感を感じさせることがある。
合(例えば3→2変速)であっても、前記低速段として
最低車速側のギヤ位置(第2速)が選択された場合には
、前記減速条件が満足されている限り、フシドブレーキ
非作動時においても特に減速力の大きい、最低車速側の
ギヤ位置でのエンジンブレーキによる減速が必要以上に
継続されるため、過大なエンジンブレーキ力により運転
者に違和感を感じさせることがある。
これらの問題を解決するために、フットブレーキOFF
により夫々前記ギヤ位置でのエンジンブレーキを解除す
ることが考えられるが、そのようにしてフットブレーキ
OFFにより直ちに前記エンジンブレーキを解除すると
運転者の違和感は防止できるが、エンジンブレーキ力が
急激に低下して適正なエンジンブレーキ力を維持できな
くなってしまうという問題が生じてしまう。
により夫々前記ギヤ位置でのエンジンブレーキを解除す
ることが考えられるが、そのようにしてフットブレーキ
OFFにより直ちに前記エンジンブレーキを解除すると
運転者の違和感は防止できるが、エンジンブレーキ力が
急激に低下して適正なエンジンブレーキ力を維持できな
くなってしまうという問題が生じてしまう。
(課題を解決するための手段)
本発明はエンジンブレーキ用のダウンシフト変速中フッ
トブレーキを非作動にしたときには当該エンジンブレー
キの作動を解除してその1段上のギヤ位置でのエンジン
ブレーキを作動させることにより上述した問題を解決し
ようとするもので、第1図に概念を示す如く、エンジン
ブレーキが必要な運転状態になる時これを検知する工、
ンジンブレーキ必要条件判別手段からの信号に応動する
自動エンジンブレーキ手段により低速段にダウンシフト
変速されて自動的にエンジンブレーキを提供するように
した自動変速機において、該自動変速機の現在使用中の
ギヤ位置を検出するギヤ位置検出手段と、フットブレー
キの作動を検知するブレーキ検知手段と、前記自動エン
ジンブレーキ手段によるダウンシフト変速中を検知する
自動エンジンブレーキ検知手段と、このダウンシフト変
速中フットブレーキを非作動にした場合には飛越しダウ
ンシフト変速に該当するギヤ位置でのエンジンブレーキ
の作動を解除してその1段上のギヤ位置でのエンジンブ
レーキを作動させるエンジンブレーキ変更手段とを設け
てなることを特徴とするものであり、また前記自動エン
ジンブレーキ制御装置において前記エンジンブレーキ変
更手段が前記ダウンシフト変速中フットブレーキを非作
動にした場合には飛越しダウンシフト変速に該当するギ
ヤ位置でのエンジンブレーキの作動の代りに、最低車速
側のギヤ位置でのエンジンブレーキの作動を解除して、
その1段上のギヤ位置でのエンジンブレーキを作動させ
ることを特徴とするものである。
トブレーキを非作動にしたときには当該エンジンブレー
キの作動を解除してその1段上のギヤ位置でのエンジン
ブレーキを作動させることにより上述した問題を解決し
ようとするもので、第1図に概念を示す如く、エンジン
ブレーキが必要な運転状態になる時これを検知する工、
ンジンブレーキ必要条件判別手段からの信号に応動する
自動エンジンブレーキ手段により低速段にダウンシフト
変速されて自動的にエンジンブレーキを提供するように
した自動変速機において、該自動変速機の現在使用中の
ギヤ位置を検出するギヤ位置検出手段と、フットブレー
キの作動を検知するブレーキ検知手段と、前記自動エン
ジンブレーキ手段によるダウンシフト変速中を検知する
自動エンジンブレーキ検知手段と、このダウンシフト変
速中フットブレーキを非作動にした場合には飛越しダウ
ンシフト変速に該当するギヤ位置でのエンジンブレーキ
の作動を解除してその1段上のギヤ位置でのエンジンブ
レーキを作動させるエンジンブレーキ変更手段とを設け
てなることを特徴とするものであり、また前記自動エン
ジンブレーキ制御装置において前記エンジンブレーキ変
更手段が前記ダウンシフト変速中フットブレーキを非作
動にした場合には飛越しダウンシフト変速に該当するギ
ヤ位置でのエンジンブレーキの作動の代りに、最低車速
側のギヤ位置でのエンジンブレーキの作動を解除して、
その1段上のギヤ位置でのエンジンブレーキを作動させ
ることを特徴とするものである。
(作 用)
エンジンブレーキが必要な運転状態になると、これを検
知するエンジンブレーキ必要条件判別手段からの信号に
応動して自動エンジンブレーキ手段は、自動変速機を低
速段にダウンシフト変速させ、これによりエンジンブレ
ーキを効かせることができる。
知するエンジンブレーキ必要条件判別手段からの信号に
応動して自動エンジンブレーキ手段は、自動変速機を低
速段にダウンシフト変速させ、これによりエンジンブレ
ーキを効かせることができる。
ところで自動エンジンブレーキ手段によるダウンシフト
変速中、エンジンブレーキ変更手段は、自動変速機の現
在使用中のギヤ位置を検出するギヤ位置検出手段、フッ
トブレーキの作動を検知するブレーキ検知手段および前
記ダウンシフト変速を検知する自動エンジンブレーキ検
知手段に応答して、フットブレーキ非作動時には飛越し
ダウンシフト変速に該当するギヤ位置または最低車速側
のギヤ位置におけるエンジンブレーキの作動を解除して
夫々その1段上のギヤ位置でのエンジンブレーキを作動
させるように、エンジンブレーキ必要条件判別手段から
自動エンジンブレーキ手段への信号を制御する。
変速中、エンジンブレーキ変更手段は、自動変速機の現
在使用中のギヤ位置を検出するギヤ位置検出手段、フッ
トブレーキの作動を検知するブレーキ検知手段および前
記ダウンシフト変速を検知する自動エンジンブレーキ検
知手段に応答して、フットブレーキ非作動時には飛越し
ダウンシフト変速に該当するギヤ位置または最低車速側
のギヤ位置におけるエンジンブレーキの作動を解除して
夫々その1段上のギヤ位置でのエンジンブレーキを作動
させるように、エンジンブレーキ必要条件判別手段から
自動エンジンブレーキ手段への信号を制御する。
これにより飛越しダウンシフト変速に該当するギヤ位置
または最低車速側のギヤ位置におけるエンジンブレーキ
の作動中にフットブレーキを非作動にしたときは当該エ
ンジンブレーキの作動は解除されるから、適正なエンジ
ンブレーキ力を維持しながら、過大なエンジンブレーキ
力により運転者が違和感を感じるのを防止することがで
きる。
または最低車速側のギヤ位置におけるエンジンブレーキ
の作動中にフットブレーキを非作動にしたときは当該エ
ンジンブレーキの作動は解除されるから、適正なエンジ
ンブレーキ力を維持しながら、過大なエンジンブレーキ
力により運転者が違和感を感じるのを防止することがで
きる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に基き詳細に説明する。
第2図は日産自動車■rRE4ROIA型オートマチッ
クトスミッション整備要領書J (4261CO7)に
記載の00 (オーバードライブ)付4速自動変速機に
有用なよう構成した本発明装置の第1および第2実施例
を機能別ブロック線図として示し、1は自動変速機、2
はその変速制御手段、3は変速パターンによるギヤ位置
決定手段、4はマニュアルエンジンブレーキ選択手段で
ある。車速検出手段5および減速度検出手段6は、自動
変速機1の出力軸とともに回転するパルスギヤの歯をピ
ックアップしてパルス信号を発する図示しない車速セン
サを具える。そして、パルス信号の発生毎に第3図(a
)のプログラムを実行してカウンタCをインクリメント
・し、 100 m5ecまたは354 m5ec
毎の定時割込みにより第3図ら)のプログラムを実行し
て車速vspおよび車両の減速度αを求める。第3図(
b)では、ステップ24において上記のカウンタCをク
リアするため、割込み時におけるカウンタCのカウント
値は車速vSPに対応し、また、このカウント値Cと前
回値C′との差は車両の加減速度αに対応する。よって
、まずステップ20でカウント値Cの関数f (C)と
して車速vSPを求め、ステップ21でカウンタの前回
値C′と今回値Cとの差ΔC(ΔC=C’−C)を演算
し、ステップ22でこの差ΔCの関数g(ΔC)として
車両の減速度αを求め、ステップ23で今回のカウント
値CをC′として次回のためにメモリしておく。なお減
速度αを求めるために車速vspの代りに車両の前後G
を用いてもよい。
クトスミッション整備要領書J (4261CO7)に
記載の00 (オーバードライブ)付4速自動変速機に
有用なよう構成した本発明装置の第1および第2実施例
を機能別ブロック線図として示し、1は自動変速機、2
はその変速制御手段、3は変速パターンによるギヤ位置
決定手段、4はマニュアルエンジンブレーキ選択手段で
ある。車速検出手段5および減速度検出手段6は、自動
変速機1の出力軸とともに回転するパルスギヤの歯をピ
ックアップしてパルス信号を発する図示しない車速セン
サを具える。そして、パルス信号の発生毎に第3図(a
)のプログラムを実行してカウンタCをインクリメント
・し、 100 m5ecまたは354 m5ec
毎の定時割込みにより第3図ら)のプログラムを実行し
て車速vspおよび車両の減速度αを求める。第3図(
b)では、ステップ24において上記のカウンタCをク
リアするため、割込み時におけるカウンタCのカウント
値は車速vSPに対応し、また、このカウント値Cと前
回値C′との差は車両の加減速度αに対応する。よって
、まずステップ20でカウント値Cの関数f (C)と
して車速vSPを求め、ステップ21でカウンタの前回
値C′と今回値Cとの差ΔC(ΔC=C’−C)を演算
し、ステップ22でこの差ΔCの関数g(ΔC)として
車両の減速度αを求め、ステップ23で今回のカウント
値CをC′として次回のためにメモリしておく。なお減
速度αを求めるために車速vspの代りに車両の前後G
を用いてもよい。
マニュアルエンジンブレーキ選択手段4は運転者がエン
ジンブレーキを希望して操作するもので(オーバードラ
イブ禁止スイッチ、マニュアルバルブの■レンジまたは
Iレンジ位置)、ギヤ位置決定手段3は手段4からマニ
ュアルエンジンブレーキ信号が入力されていれば対応す
る変速パターンに基キ、またマニュアルエンジンブレー
キ信号が入力されていなければ通常の変速パターンに基
き、手段5からの車速vspおよび他の変速制御情報1
3(スロットル開度THや作動油温等)に応じた要求ギ
ヤ位置を決定する。変速制御手段2は、要求ギヤ位置と
なるよう自動変速機1を変速制御する。
ジンブレーキを希望して操作するもので(オーバードラ
イブ禁止スイッチ、マニュアルバルブの■レンジまたは
Iレンジ位置)、ギヤ位置決定手段3は手段4からマニ
ュアルエンジンブレーキ信号が入力されていれば対応す
る変速パターンに基キ、またマニュアルエンジンブレー
キ信号が入力されていなければ通常の変速パターンに基
き、手段5からの車速vspおよび他の変速制御情報1
3(スロットル開度THや作動油温等)に応じた要求ギ
ヤ位置を決定する。変速制御手段2は、要求ギヤ位置と
なるよう自動変速機1を変速制御する。
自動エンジンブレーキ用ダウンシフト変速決定手段7は
、エンジンブレーキが必要な運転状況のもとで、変速制
御手段2により選択したギヤ位置より低速段に自動変速
機1をダウンシフト変速させるとともに、エンジンブレ
ーキ用のクラッチを作動させるよう指令するもので、エ
ンジンブレーキが必要か否かの判定を行うために手段3
からの要求ギヤ位置、手段5からの車速vsp 、手段
6からの減速度(α)情報および手段4からのマニュア
ルエンジンブレーキ信号を入力する他、ブレーキペダル
8の踏込みを検出する制動検出手段9からの信号、およ
びアクセルペダル10の釈放を検出するアイドル状態検
出手段11からの信号に応答するオフデイレイ設定手段
12の設定遅延時間を入力する。なお、手段12はアク
セルペダル10を釈放状態から再踏込みした時、踏込み
の信号を遅延させるべき時間を設定するものとする。
、エンジンブレーキが必要な運転状況のもとで、変速制
御手段2により選択したギヤ位置より低速段に自動変速
機1をダウンシフト変速させるとともに、エンジンブレ
ーキ用のクラッチを作動させるよう指令するもので、エ
ンジンブレーキが必要か否かの判定を行うために手段3
からの要求ギヤ位置、手段5からの車速vsp 、手段
6からの減速度(α)情報および手段4からのマニュア
ルエンジンブレーキ信号を入力する他、ブレーキペダル
8の踏込みを検出する制動検出手段9からの信号、およ
びアクセルペダル10の釈放を検出するアイドル状態検
出手段11からの信号に応答するオフデイレイ設定手段
12の設定遅延時間を入力する。なお、手段12はアク
セルペダル10を釈放状態から再踏込みした時、踏込み
の信号を遅延させるべき時間を設定するものとする。
第4図、第5図および第8図は自動エンジンブレーキ用
ダウンシフト変速決定手段7の制御プログラムを示す。
ダウンシフト変速決定手段7の制御プログラムを示す。
すなわち第1実施例の制御プログラムを示す第4図では
、ステップ30においてマニュアルバルブが前進自動変
速(D)レンジか否かをチエツクする。Dレンジ以外、
つまり第2速エンジンブレーキ(II)レンジおよび第
1速エンジンブレーキ(I)レンジでは、本発明に係わ
る自動エンジンブレーキが不要であるから、ステップ3
1で自動エンジンブレーキ用のダウンシフト変速指令を
示すフラグFDS 2. FDS 3を夫々リセットす
る。FDS2は1にセットされている時第2速への自動
エンジンブレーキ用ダウンシフト変速指令を発しく3速
以上へのアップシフトを禁止する) 、FDS 3は1
にセットさている時第3速への自動エンジンブレーキ用
ダウンシフト変速指令を発する(4速へのアップシフト
を禁止する)ものである。
、ステップ30においてマニュアルバルブが前進自動変
速(D)レンジか否かをチエツクする。Dレンジ以外、
つまり第2速エンジンブレーキ(II)レンジおよび第
1速エンジンブレーキ(I)レンジでは、本発明に係わ
る自動エンジンブレーキが不要であるから、ステップ3
1で自動エンジンブレーキ用のダウンシフト変速指令を
示すフラグFDS 2. FDS 3を夫々リセットす
る。FDS2は1にセットされている時第2速への自動
エンジンブレーキ用ダウンシフト変速指令を発しく3速
以上へのアップシフトを禁止する) 、FDS 3は1
にセットさている時第3速への自動エンジンブレーキ用
ダウンシフト変速指令を発する(4速へのアップシフト
を禁止する)ものである。
ステップ30.32でDレンジかつアクセル釈放と判別
する場合、ステップ33でアイドルフラグFIDが既に
lになっているか否かをチエツクし、なっていなければ
ステップ34.35でアクセル釈放状態を示すようにF
IDL= 1とし、さらに、FDS2゜FDS 3を0
にリセットする。ステップ33で既にFIDL= 1に
されていると判別する場合1、ステップ36で運転者が
OD禁止を希望しているか否かをチエツクし、そうであ
ればステップ35の実行により第3速への自動エンジン
ブレーキ用ダウンシフト変速を禁止する。
する場合、ステップ33でアイドルフラグFIDが既に
lになっているか否かをチエツクし、なっていなければ
ステップ34.35でアクセル釈放状態を示すようにF
IDL= 1とし、さらに、FDS2゜FDS 3を0
にリセットする。ステップ33で既にFIDL= 1に
されていると判別する場合1、ステップ36で運転者が
OD禁止を希望しているか否かをチエツクし、そうであ
ればステップ35の実行により第3速への自動エンジン
ブレーキ用ダウンシフト変速を禁止する。
ステップ37では、ブレーキを作動させている制動中か
否かをチエツクし、本発明においては非制動中はステッ
プ38で現在のギヤ位置GPMが4速か否かをチエツク
し、4連ならばステップ39で既にFDS2 = 1と
なっているか否かにより自動エンジンブレーキ作動中か
否かをチエツクする。ここでFDS2 = 1の第2速
自動エンジンブレーキ作動中ならばステップ40でフラ
グFDS2をリセットしてフラグFDS3を1にセット
することにより第3速自動エンジンブレーキ用ダウンシ
フト変速指令を発した後、制御をそのまま終了する。つ
まり一旦後述するステップ44〜53により自動エンジ
ンブレーキが設定されたのであれば飛越しく4→2)ダ
ウンシフト変速に該当する場合を除きこの自動エンジン
ブレーキを継続し、−度もエンジンブレーキが設定され
ていなければこの自動エンジンブレーキ非作動状態を継
続し、さらに4→2ダウンシフト変速に該当する場合に
は第2速自動エンジンブレーキの代りに第3速自動エン
ジンブレーキを作動させる。これにより飛越しダウンシ
フト変速に該当するギヤ位置におけるエンジンブレーキ
の作動中にフットブレーキを非作動にしたときは当該エ
ンジンブレーキの作動は解除されるから、適正なエンジ
ンブレーキ力を維持しながら、過大なエンジンブレーキ
力により運転者が違和感を怒じるのを防止することがで
きる。
否かをチエツクし、本発明においては非制動中はステッ
プ38で現在のギヤ位置GPMが4速か否かをチエツク
し、4連ならばステップ39で既にFDS2 = 1と
なっているか否かにより自動エンジンブレーキ作動中か
否かをチエツクする。ここでFDS2 = 1の第2速
自動エンジンブレーキ作動中ならばステップ40でフラ
グFDS2をリセットしてフラグFDS3を1にセット
することにより第3速自動エンジンブレーキ用ダウンシ
フト変速指令を発した後、制御をそのまま終了する。つ
まり一旦後述するステップ44〜53により自動エンジ
ンブレーキが設定されたのであれば飛越しく4→2)ダ
ウンシフト変速に該当する場合を除きこの自動エンジン
ブレーキを継続し、−度もエンジンブレーキが設定され
ていなければこの自動エンジンブレーキ非作動状態を継
続し、さらに4→2ダウンシフト変速に該当する場合に
は第2速自動エンジンブレーキの代りに第3速自動エン
ジンブレーキを作動させる。これにより飛越しダウンシ
フト変速に該当するギヤ位置におけるエンジンブレーキ
の作動中にフットブレーキを非作動にしたときは当該エ
ンジンブレーキの作動は解除されるから、適正なエンジ
ンブレーキ力を維持しながら、過大なエンジンブレーキ
力により運転者が違和感を怒じるのを防止することがで
きる。
ステップ37で制動中と判別する場合、自動エンジンブ
レーキが必要なことから、ステップ41で既にFDS
2 = 1またはFDS3=1か否かにより自動エンジ
ンブレーキ作動か否かをチエツクする。FDS2=0お
よびFDS3=0の自動エンジンフ゛レーキ非作動中は
以下の如くに要求エンジンブレーキ力を判定し、対応す
る自動エンジンブレーキ用のダウンシフト変速指令を発
する。
レーキが必要なことから、ステップ41で既にFDS
2 = 1またはFDS3=1か否かにより自動エンジ
ンブレーキ作動か否かをチエツクする。FDS2=0お
よびFDS3=0の自動エンジンフ゛レーキ非作動中は
以下の如くに要求エンジンブレーキ力を判定し、対応す
る自動エンジンブレーキ用のダウンシフト変速指令を発
する。
すなわち、ステップ44.45で現在の使用ギヤ位置が
第4速か第3速かをチエツクする。第4速ならステップ
46で車両減速度ΔC(第3図参照)が設定値ΔCi*
t4以上か否かをチエツクし、未満なら自動エンジンブ
レーキ(FDS2 、 FDS 3 )を現在のままに
保ち、以上ならステップ47で4→2ダウンシフト変速
すべき車速域VL、□<VSP <VH4□か、ステッ
プ48で4→3ダウンシフト変速すべき車速域VL4i
<VSP <VH43かを判別する。そして、車速域毎
にステップ49.50で要求に対応するようFDS2=
1またはFDS3=1の変速指令をセットしたり、FD
S 2. PDS 3を現在のままに保つ。
第4速か第3速かをチエツクする。第4速ならステップ
46で車両減速度ΔC(第3図参照)が設定値ΔCi*
t4以上か否かをチエツクし、未満なら自動エンジンブ
レーキ(FDS2 、 FDS 3 )を現在のままに
保ち、以上ならステップ47で4→2ダウンシフト変速
すべき車速域VL、□<VSP <VH4□か、ステッ
プ48で4→3ダウンシフト変速すべき車速域VL4i
<VSP <VH43かを判別する。そして、車速域毎
にステップ49.50で要求に対応するようFDS2=
1またはFDS3=1の変速指令をセットしたり、FD
S 2. PDS 3を現在のままに保つ。
ステップ45で第3速選択中と判別する場合、ステップ
51で車両減速度ΔCが設定値ΔCs*L3以上か否か
、またステップ52で3→2ダウンシフト変速すべき車
速域 VL、t<VSP <V)I3□か否かをチエツ
クし、両条件を満足する時ステップ53でFDS 2=
1により3→2ダウンシフト変速指令をセットする。
51で車両減速度ΔCが設定値ΔCs*L3以上か否か
、またステップ52で3→2ダウンシフト変速すべき車
速域 VL、t<VSP <V)I3□か否かをチエツ
クし、両条件を満足する時ステップ53でFDS 2=
1により3→2ダウンシフト変速指令をセットする。
ステップ41で既に自動エンジンブレーキ用のダウンシ
フト変速がなされていると判別する場合、ステップ42
でダウンシフトタイマTDSが0か否かをチエツクする
。このタイマTDSは、ステップ49゜50または53
での自動エンジンブレーキ用ダウンシフト変速指令時、
ステップ54において設定時間TDS setに設定さ
れ、第5図のプログラムにより定時間(例えば10m5
ec)毎にデクリメントされるもので、したがってステ
ップ42では自動エンジンブレーキ用ダウンシフト変速
から設定時間TDS setが経過したか否かをチエツ
クする。経過するまでの間は制御をそのまま終了してF
DS2. FDS3を現状のままに保ち、結果としてス
テップ44〜53により設定された当該自動エンジンブ
レーキ用のダウンシフト変速を保持することにより他の
変速を禁する。これにより、自動エンジンブレーキ中に
もかわらず、アップシフト変速がなされて車速か急上昇
することによる運転者の違和感をなくすことができる。
フト変速がなされていると判別する場合、ステップ42
でダウンシフトタイマTDSが0か否かをチエツクする
。このタイマTDSは、ステップ49゜50または53
での自動エンジンブレーキ用ダウンシフト変速指令時、
ステップ54において設定時間TDS setに設定さ
れ、第5図のプログラムにより定時間(例えば10m5
ec)毎にデクリメントされるもので、したがってステ
ップ42では自動エンジンブレーキ用ダウンシフト変速
から設定時間TDS setが経過したか否かをチエツ
クする。経過するまでの間は制御をそのまま終了してF
DS2. FDS3を現状のままに保ち、結果としてス
テップ44〜53により設定された当該自動エンジンブ
レーキ用のダウンシフト変速を保持することにより他の
変速を禁する。これにより、自動エンジンブレーキ中に
もかわらず、アップシフト変速がなされて車速か急上昇
することによる運転者の違和感をなくすことができる。
しかして、設定時間TDS setが経過したら、制御
をステップ42からステップ44に進めて上記の変速禁
止を解除し、ステップ44〜53で求める要求エンジン
ブレーキに対応したギヤ位置への変速を許可することに
より、要求のエンジンブレーキが得られるようにする。
をステップ42からステップ44に進めて上記の変速禁
止を解除し、ステップ44〜53で求める要求エンジン
ブレーキに対応したギヤ位置への変速を許可することに
より、要求のエンジンブレーキが得られるようにする。
よって、タイマTDSを設けたことにより、上記の変速
禁止が何時までも続いて要求エンジンブレーキにマツチ
しないギヤ位置が不所望に長時間保持される、不都合を
回避することができる。
禁止が何時までも続いて要求エンジンブレーキにマツチ
しないギヤ位置が不所望に長時間保持される、不都合を
回避することができる。
ステップ32でアクセルペダル踏込み中と判別する場合
、ステップ55でアイドルフラグFIDLが1か否かに
より今までアクセル釈放中だったか否かを、つまりアク
セルペダル再踏込みか否かをチエツクする。再踏込みの
場合、ステップ56でタイマTに遅延時間DLYをセッ
トするとともにアイドルフラグFIDLをアクセルペダ
ル踏込み状態を示すように0にリセットする。ステップ
55で再踏込でないと判別する場合、これらの処理をス
キップして制御をステップ62に進める。上記の遅延時
間DLYはアクセルペダルの再踏込み時、自動エンジン
ブレーキ用ダウンシフト変速(FDS2=1. PDS
3=1)を即座に終了(FDS2=O,FDS 3=
O)させず、遅れて終了させるためのものである。
、ステップ55でアイドルフラグFIDLが1か否かに
より今までアクセル釈放中だったか否かを、つまりアク
セルペダル再踏込みか否かをチエツクする。再踏込みの
場合、ステップ56でタイマTに遅延時間DLYをセッ
トするとともにアイドルフラグFIDLをアクセルペダ
ル踏込み状態を示すように0にリセットする。ステップ
55で再踏込でないと判別する場合、これらの処理をス
キップして制御をステップ62に進める。上記の遅延時
間DLYはアクセルペダルの再踏込み時、自動エンジン
ブレーキ用ダウンシフト変速(FDS2=1. PDS
3=1)を即座に終了(FDS2=O,FDS 3=
O)させず、遅れて終了させるためのものである。
ステップ62では、第5図に示すプログラムの定時割込
みによりデクリメントされるタイマTがOになる時、つ
まりアクセルペダルの再踏込みから遅延時間DLYの経
過時、制御をステップ63に進め、このステップ63で
、フラグFDS2−0 、 FDS3 =0により自動
エンジンブレーキを終了させる。
みによりデクリメントされるタイマTがOになる時、つ
まりアクセルペダルの再踏込みから遅延時間DLYの経
過時、制御をステップ63に進め、このステップ63で
、フラグFDS2−0 、 FDS3 =0により自動
エンジンブレーキを終了させる。
第6図および第7図は第2図中の変速制御手段2および
ギヤ位置決定手段3による制御プログラムを示す。
ギヤ位置決定手段3による制御プログラムを示す。
第6図においては、まず、ステップ80で運転状態を示
す車速vSPおよびスロットル開度T)1等を読込み、
ステップ81でマニュアルバルブの選択レンジやOD禁
止か否かに応じた変速パターンを基に上記車速vSPお
よびスロットル開度TH等に対応する目標ギヤ位置GP
を決定する。次のステップ82でこの目標位置ギヤ位置
GPを現在の使用ギヤ位置GP。
す車速vSPおよびスロットル開度T)1等を読込み、
ステップ81でマニュアルバルブの選択レンジやOD禁
止か否かに応じた変速パターンを基に上記車速vSPお
よびスロットル開度TH等に対応する目標ギヤ位置GP
を決定する。次のステップ82でこの目標位置ギヤ位置
GPを現在の使用ギヤ位置GP。
にセットする。ステップ83.84では自動エンジンブ
レーキ非作動中(FDS3 = O、FDS 2 =
O)か、第3速エンジンブレーキ中(FDS3=1)か
、第2速エンジンブレーキ中(FDS2=1)かをチエ
ツクする。自動エンジンブレーキ非作動中はそのままス
テップ85の実行により、ギヤ位置がステップ81で決
定した目標ギヤ位置GPとなるよう通常の変速制御を行
う。
レーキ非作動中(FDS3 = O、FDS 2 =
O)か、第3速エンジンブレーキ中(FDS3=1)か
、第2速エンジンブレーキ中(FDS2=1)かをチエ
ツクする。自動エンジンブレーキ非作動中はそのままス
テップ85の実行により、ギヤ位置がステップ81で決
定した目標ギヤ位置GPとなるよう通常の変速制御を行
う。
しかして、第3速エンジンブレーキ中はステップ86で
目標ギヤ位置GPが第3速以上か否かをチエツクし、以
上ならステップ87でGP=3とした後ステップ85の
実行により第3速へダウンシフト変速して自動エンジン
ブレーキを効かせ、GP<3なら第3速へのエンジンブ
レーキ用ダンウシフト変速が不要であるからステップ8
8でFDS3=Oによりこの変速指令を解消した後、ス
テップ85を実行することにより通常の変速制御にまか
せる。
目標ギヤ位置GPが第3速以上か否かをチエツクし、以
上ならステップ87でGP=3とした後ステップ85の
実行により第3速へダウンシフト変速して自動エンジン
ブレーキを効かせ、GP<3なら第3速へのエンジンブ
レーキ用ダンウシフト変速が不要であるからステップ8
8でFDS3=Oによりこの変速指令を解消した後、ス
テップ85を実行することにより通常の変速制御にまか
せる。
第2速エンジンブレーキ中はステップ89で目標ギヤ位
置GPが第2速以上か否かをチエツクし、以上ならステ
ップ90でGP=2とした後ステップ85の実行により
第2速へダウンシフト変速して自動エンジンブレーキを
効かせ、GP<2なら第2速エンジンブレーキ用ダウン
シフト変速が不要であるからステップ91でFDS2=
Oによりこの変速指令を解消した後ステップ85を実行
することにより通常の変速制御にまかせる。
置GPが第2速以上か否かをチエツクし、以上ならステ
ップ90でGP=2とした後ステップ85の実行により
第2速へダウンシフト変速して自動エンジンブレーキを
効かせ、GP<2なら第2速エンジンブレーキ用ダウン
シフト変速が不要であるからステップ91でFDS2=
Oによりこの変速指令を解消した後ステップ85を実行
することにより通常の変速制御にまかせる。
なお、自動変速機のパワートレーンによっては第2速、
第3速でエンジンブレーキが必要な場合、エンジンブレ
ーキ用のクラッチを作動させなければならないものがあ
り、本例装置の適用対象たる前記文献に記載の自動変速
機においては、オーバーランクラッチがこれに相当する
。このエンジンブレーキ用クラッチは第7図の制御プロ
グラムにより作動制御することで、第2速、第3速のエ
ンジンブレーキを可能にする。すなわち、ステップ92
でスロットル開度THが微少設定値未満であると判別し
、かつステップ93または94でPDS2=1またはF
DS3=1の自動エンジンブレーキ中と判別する場合に
、ステップ95でエンジンブレーキ用クラッチを締結し
、要求通りエンジンブレーキを可能にする。しかしてそ
れ以外では、エンジンブレーキが不要であるから、ステ
ップ96でエンジンブレーキ用クラッチを解放する。
第3速でエンジンブレーキが必要な場合、エンジンブレ
ーキ用のクラッチを作動させなければならないものがあ
り、本例装置の適用対象たる前記文献に記載の自動変速
機においては、オーバーランクラッチがこれに相当する
。このエンジンブレーキ用クラッチは第7図の制御プロ
グラムにより作動制御することで、第2速、第3速のエ
ンジンブレーキを可能にする。すなわち、ステップ92
でスロットル開度THが微少設定値未満であると判別し
、かつステップ93または94でPDS2=1またはF
DS3=1の自動エンジンブレーキ中と判別する場合に
、ステップ95でエンジンブレーキ用クラッチを締結し
、要求通りエンジンブレーキを可能にする。しかしてそ
れ以外では、エンジンブレーキが不要であるから、ステ
ップ96でエンジンブレーキ用クラッチを解放する。
次に第2実施例の制御プログラムを示す第8図について
説明する。
説明する。
本例においては前述した第4図のステップ38を省略し
た構成とする。すなわちステップ37で非制動中と判別
する場合、制御を直ちにステップ39に進め、既にFD
S2=1となっているか否かによりエンジンブレーキ作
動中か否かをチエツクする。
た構成とする。すなわちステップ37で非制動中と判別
する場合、制御を直ちにステップ39に進め、既にFD
S2=1となっているか否かによりエンジンブレーキ作
動中か否かをチエツクする。
ここでPDS2=1、すなわち最低車速側のギヤ位置で
ある第2速の自動エンジンブレーキ作動中ならばステッ
プ40でフラグFDS 2をリセットしてフラグFDS
3を1にセットすることにより第3速自動エンジンブ
レーキ用ダウンシフト変速指令を発した後、制御をその
まま終了する。つまり一旦後述するステップ44〜53
により自動エンジンブレーキが設定されたのであれば、
最低車速側のギヤ位W(第2速)以外ではこの自動エン
ジンブレーキを継続し、−度もエンジンブレーキが設定
されていなければこの自動エンジンブレーキ非作動状態
を継続し、例えば3→2変速により最低車速側のギヤ位
置(第2速)の自動エンジンブレーキが設定された場合
にはその代りに1段上の第3速自動エンジンブレーキを
作動させる。これにより最低車速側のギヤ位置における
エンジンブレーキの作動中にマットブレーキを非作動に
したときは当該エンジンブレーキの作動は解除されるか
ら、適正なエンジンブレーキ力を維持しながら、過大な
エンジンブレーキ力により運転者が違和感を感じるのを
防止することができる。
ある第2速の自動エンジンブレーキ作動中ならばステッ
プ40でフラグFDS 2をリセットしてフラグFDS
3を1にセットすることにより第3速自動エンジンブ
レーキ用ダウンシフト変速指令を発した後、制御をその
まま終了する。つまり一旦後述するステップ44〜53
により自動エンジンブレーキが設定されたのであれば、
最低車速側のギヤ位W(第2速)以外ではこの自動エン
ジンブレーキを継続し、−度もエンジンブレーキが設定
されていなければこの自動エンジンブレーキ非作動状態
を継続し、例えば3→2変速により最低車速側のギヤ位
置(第2速)の自動エンジンブレーキが設定された場合
にはその代りに1段上の第3速自動エンジンブレーキを
作動させる。これにより最低車速側のギヤ位置における
エンジンブレーキの作動中にマットブレーキを非作動に
したときは当該エンジンブレーキの作動は解除されるか
ら、適正なエンジンブレーキ力を維持しながら、過大な
エンジンブレーキ力により運転者が違和感を感じるのを
防止することができる。
(発明の効果)
かくして本発明自動エンジンブレーキ制御装置は上述の
如く、ダウンシフト変速中フットブレーキ非作動時には
飛越しダンシフト変速に該当するギヤ位置または最低車
速側のギヤ位置でのエンジンブレーキの作動を解除して
その1段上のギヤ位置でのエンジンブレーキを作動させ
るから、適正なエンジンブレーキ力を維持しながら、過
大なエンジンブレーキ力により運転者が違和感を感じる
のを防止することができる。
如く、ダウンシフト変速中フットブレーキ非作動時には
飛越しダンシフト変速に該当するギヤ位置または最低車
速側のギヤ位置でのエンジンブレーキの作動を解除して
その1段上のギヤ位置でのエンジンブレーキを作動させ
るから、適正なエンジンブレーキ力を維持しながら、過
大なエンジンブレーキ力により運転者が違和感を感じる
のを防止することができる。
第1図は本発明自動エンジンブレーキ制御装置の概念図
、 第2図は本発明装置の第1および第2実施例を示す機能
別ブロック線図、 第3図乃至第8図は夫々同側の制御プログラムを示すフ
ローチャートである。 1・・・自動変速機 2・・・変速制御手段3・
・・ギヤ位置決定手段 4・・・マニュアルエンジンブレーキ選択手段5・・・
車速検出手段 6・・・減速度検出手段7・・・自
動エンジンブレーキ用ダウンシフト決定手段9・・・制
動操作検出手段 11・・・アイドル状態検出手段 12・・・オフデイレイ設定手段
、 第2図は本発明装置の第1および第2実施例を示す機能
別ブロック線図、 第3図乃至第8図は夫々同側の制御プログラムを示すフ
ローチャートである。 1・・・自動変速機 2・・・変速制御手段3・
・・ギヤ位置決定手段 4・・・マニュアルエンジンブレーキ選択手段5・・・
車速検出手段 6・・・減速度検出手段7・・・自
動エンジンブレーキ用ダウンシフト決定手段9・・・制
動操作検出手段 11・・・アイドル状態検出手段 12・・・オフデイレイ設定手段
Claims (2)
- 1. エンジンブレーキが必要な運転状態になる時これ
を検知するエンジンブレーキ必要条件判別手段からの信
号に応動する自動エンジンブレーキ手段により低速段に
ダウンシフト変速されて自動的にエンジンブレーキを提
供するようにした自動変速機において、 該自動変速機の現在使用中のギヤ位置を検出するギヤ位
置検出手段と、 フットブレーキの作動を検知するブレーキ検知手段と、 前記自動エンジンブレーキ手段によるダウンシフト変速
中を検知する自動エンジンブレーキ検知手段と、 このダウンシフト変速中フットブレーキを非作動にした
場合には飛越しダウンシフト変速に該当するギヤ位置で
のエンジンブレーキの作動を解除してその1段上のギヤ
位置でのエンジンブレーキを作動させるエンジンブレー
キ変更手段とを設けてなることを特徴とする自動変速機
の自動エンジンブレーキ制御装置。 - 2. 前記エンジンブレーキ変更手段が、前記ダウンシ
フト変速中フットブレーキを非作動にした場合には飛越
しダウンシフト変速に該当するギヤ位置でのエンジンブ
レーキの作動の代りに、最低車速側のギヤ位置でのエン
ジンブレーキの作動を解除して、その1段上のギヤ位置
でのエンジンブレーキを作動させることを特徴とする請
求項1記載の自動変速機の自動エンジンブレーキ制御装
置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19200788A JPH0242262A (ja) | 1988-08-02 | 1988-08-02 | 自動変速機の自動エンジンブレーキ制御装置 |
US07/381,073 US5048650A (en) | 1988-07-19 | 1989-07-18 | Engine brake running control for automatic transmission in automatic drive range |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19200788A JPH0242262A (ja) | 1988-08-02 | 1988-08-02 | 自動変速機の自動エンジンブレーキ制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0242262A true JPH0242262A (ja) | 1990-02-13 |
Family
ID=16284054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19200788A Pending JPH0242262A (ja) | 1988-07-19 | 1988-08-02 | 自動変速機の自動エンジンブレーキ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0242262A (ja) |
-
1988
- 1988-08-02 JP JP19200788A patent/JPH0242262A/ja active Pending
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