JPH0234601B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0234601B2 JPH0234601B2 JP58252366A JP25236683A JPH0234601B2 JP H0234601 B2 JPH0234601 B2 JP H0234601B2 JP 58252366 A JP58252366 A JP 58252366A JP 25236683 A JP25236683 A JP 25236683A JP H0234601 B2 JPH0234601 B2 JP H0234601B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rear upper
- athletic footwear
- shoe
- tensioning
- upper portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A43—FOOTWEAR
- A43B—CHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
- A43B5/00—Footwear for sporting purposes
- A43B5/04—Ski or like boots
- A43B5/0427—Ski or like boots characterised by type or construction details
- A43B5/0435—Adjustment of the boot to the foot
- A43B5/0443—Adjustment of the boot to the foot to the instep of the foot, e.g. metatarsals; Metatarsal clamping devices
- A43B5/0447—Adjustment of the boot to the foot to the instep of the foot, e.g. metatarsals; Metatarsal clamping devices actuated by flexible means, e.g. cables, straps
- A43B5/0449—Adjustment of the boot to the foot to the instep of the foot, e.g. metatarsals; Metatarsal clamping devices actuated by flexible means, e.g. cables, straps with the actuator being disposed at the rear side of the boot
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、広義には運動用履物そして、より
詳細には、新規で且つ改良された構造を有するス
キー靴に関する。
詳細には、新規で且つ改良された構造を有するス
キー靴に関する。
(背景技微)
一般に、本発明のスキー靴は、殼部材と、スキ
ー靴の縦方向軸線を横断する軸線にヒンジ連結さ
れた後方上側部分と、スキー靴内部に配置されて
着用者の足の上側部分に作用すると共に靴の踵部
分の外側に装着された緊張機構又は装置によつて
調節可能な足の甲の押圧パツド又は拘束部材とか
ら成つている。
ー靴の縦方向軸線を横断する軸線にヒンジ連結さ
れた後方上側部分と、スキー靴内部に配置されて
着用者の足の上側部分に作用すると共に靴の踵部
分の外側に装着された緊張機構又は装置によつて
調節可能な足の甲の押圧パツド又は拘束部材とか
ら成つている。
殼部材の側部から或いは殼部材の前方部分に設
けられた孔を通して足を挿入する剛性材料からな
る外殼を有するスキー靴にあつては、足の甲を押
圧又は保持する装置によつて足の踵を下方へ且つ
スキー靴の後方へ向けて付勢することが知られて
いる。このことに関して、米国特許第3529368号
及び同第3599351号の両明細書に記載されている。
この足の甲押圧装置は、足の甲の上に延在するス
トラツプから成り、その張力が、例えば、靴の外
部に装着されたバツクル連結又は緊張レバーによ
つて調節可能とされている。
けられた孔を通して足を挿入する剛性材料からな
る外殼を有するスキー靴にあつては、足の甲を押
圧又は保持する装置によつて足の踵を下方へ且つ
スキー靴の後方へ向けて付勢することが知られて
いる。このことに関して、米国特許第3529368号
及び同第3599351号の両明細書に記載されている。
この足の甲押圧装置は、足の甲の上に延在するス
トラツプから成り、その張力が、例えば、靴の外
部に装着されたバツクル連結又は緊張レバーによ
つて調節可能とされている。
かかる公知の押圧装置は、その使用が便利では
なく、しかも着用者は容易に且つ迅速に靴を履い
たり脱いだりすることができない。その上、これ
ら既に知られた解決策は、基礎となる殼部材の上
にヒンジ連結する形で後方上側部分を装着させた
スキー靴に対して適したものとなつていない。
なく、しかも着用者は容易に且つ迅速に靴を履い
たり脱いだりすることができない。その上、これ
ら既に知られた解決策は、基礎となる殼部材の上
にヒンジ連結する形で後方上側部分を装着させた
スキー靴に対して適したものとなつていない。
後方上側部分をヒンジ連結させた型式のスキー
靴は、WQ79/00770として公開された国際特許
出願で、そして西独特許公開第2712001号明細書
に対応する米国特許第4160332号明細書で公知で
ある。これらの文献は、足の甲の上を延在する拘
束要素を教示している。この拘束要素は足の甲の
上に延在し、緊張機構に連結されている。緊張機
構は靴の外部から調節可能、すなわち、靴の後方
上側部分に装着されている。しかしながら、かか
る公知の型式のスキー靴における緊張機構、すな
わち拘束装置と緊張機構との間の連結は、後方上
側部分のあらゆる角度運動を直接押圧パツドに伝
達する。このような連結の結果として、靴の後方
上側部分の角度位置が変化すると足に加えられる
拘束力が変化することになる。下側脚を前方に曲
げると、後方上側部分は前方に回動しそして足に
作用する保持力が増大する。同様に、下側脚を後
方にそらすとこの保持力は減少する。
靴は、WQ79/00770として公開された国際特許
出願で、そして西独特許公開第2712001号明細書
に対応する米国特許第4160332号明細書で公知で
ある。これらの文献は、足の甲の上を延在する拘
束要素を教示している。この拘束要素は足の甲の
上に延在し、緊張機構に連結されている。緊張機
構は靴の外部から調節可能、すなわち、靴の後方
上側部分に装着されている。しかしながら、かか
る公知の型式のスキー靴における緊張機構、すな
わち拘束装置と緊張機構との間の連結は、後方上
側部分のあらゆる角度運動を直接押圧パツドに伝
達する。このような連結の結果として、靴の後方
上側部分の角度位置が変化すると足に加えられる
拘束力が変化することになる。下側脚を前方に曲
げると、後方上側部分は前方に回動しそして足に
作用する保持力が増大する。同様に、下側脚を後
方にそらすとこの保持力は減少する。
前方に傾く時には押圧パツドが足の中央領域に
過大な圧力を加えることになりそして後方にそら
す時には押圧パツドは足を靴の中に適正に保持す
るのに充分な力を与えられないので、下側脚の角
度位置をそれぞれ変更した時に足に作用する拘束
又は保持力がこのように変化することは望ましい
ものではない。
過大な圧力を加えることになりそして後方にそら
す時には押圧パツドは足を靴の中に適正に保持す
るのに充分な力を与えられないので、下側脚の角
度位置をそれぞれ変更した時に足に作用する拘束
又は保持力がこのように変化することは望ましい
ものではない。
長い距離を歩く時は、上述の型式の靴の着用者
は、下側脚により大きな自由度を与えるために、
すなわち下側脚が直立することができるようにす
るためにしばしば後方上側部分を弛める。後方上
側部分をこのようにして弛めることは、後方上側
部分を後方に回転することに等しく、その結果上
述した理由のために押圧パツドを弛めることにな
る。このことは、足が押圧パツドによつてもはや
充分に保持されることはなくそれゆえ靴の殼部材
の中で移動することとなり、歩行を困難にするこ
ととなる。
は、下側脚により大きな自由度を与えるために、
すなわち下側脚が直立することができるようにす
るためにしばしば後方上側部分を弛める。後方上
側部分をこのようにして弛めることは、後方上側
部分を後方に回転することに等しく、その結果上
述した理由のために押圧パツドを弛めることにな
る。このことは、足が押圧パツドによつてもはや
充分に保持されることはなくそれゆえ靴の殼部材
の中で移動することとなり、歩行を困難にするこ
ととなる。
他の構造をしたスキー靴が、米国特許第
3530594号及び第3747235号明細書、及び仏国特許
第2045321号明細書に呈示されている。
3530594号及び第3747235号明細書、及び仏国特許
第2045321号明細書に呈示されている。
(発明の目的)
上記事情に鑑がみて、本発明は押圧パツドによ
つて足の上に加わる保持力が靴の後方上側部分の
角度位置によつて影響されないように配置かつ構
成することによつて、靴の着用者が適正に設定し
た上記保持力を一定に保つようにしたスキー靴等
の運動用履物を提供することにある。
つて足の上に加わる保持力が靴の後方上側部分の
角度位置によつて影響されないように配置かつ構
成することによつて、靴の着用者が適正に設定し
た上記保持力を一定に保つようにしたスキー靴等
の運動用履物を提供することにある。
この目的を達成するため、本発明の構成要素は
特許請求の範囲第1項に記載されているが、特に
構成上の特徴として、 連結要素23,24がヒンジピンの孔26,
27に挿通されていること。
特許請求の範囲第1項に記載されているが、特に
構成上の特徴として、 連結要素23,24がヒンジピンの孔26,
27に挿通されていること。
ヒンジピンの孔は、靴の踵部に位置して靴の
長さ方向にほぼ直方する、後方上側部分5の枢
支軸線9に交差するように形成されているこ
と。
長さ方向にほぼ直方する、後方上側部分5の枢
支軸線9に交差するように形成されているこ
と。
の構成を有している。
このような構成により、連結要素23,24は
ヒンジピンの孔に挿通され、後方上側部分を回動
させる枢支点上に位置するため、着用者の脚の動
作によつて後方上側部分が傾斜してその位置を変
化させても、連結要素はその位置を変えることが
ない。
ヒンジピンの孔に挿通され、後方上側部分を回動
させる枢支点上に位置するため、着用者の脚の動
作によつて後方上側部分が傾斜してその位置を変
化させても、連結要素はその位置を変えることが
ない。
したがつて押圧パツドによつて足の上に加わる
保持力は、着用者が適正に設定した連結要素の張
力によつて一定に保たれることになる。
保持力は、着用者が適正に設定した連結要素の張
力によつて一定に保たれることになる。
本発明によるこの連結部の実施例では、着用者
が設定し且つ適正と考える保持力を、下側脚の角
度位置と靴の後方上側部分の回転程度とは無関係
に一定に保つことができる。それゆえ足は過剰に
圧迫されることは全くなくそれにまた靴の中で望
ましくない動きを生じることは決してない。この
動きを生じないことは走行中は特に有利である。
というのも下側脚が履き心地のよい走行を可能に
するのに必要な自由度の運動を有する程度にまで
後方上側部分を弛める時でさえ、足はその時充分
に保持されるからである。
が設定し且つ適正と考える保持力を、下側脚の角
度位置と靴の後方上側部分の回転程度とは無関係
に一定に保つことができる。それゆえ足は過剰に
圧迫されることは全くなくそれにまた靴の中で望
ましくない動きを生じることは決してない。この
動きを生じないことは走行中は特に有利である。
というのも下側脚が履き心地のよい走行を可能に
するのに必要な自由度の運動を有する程度にまで
後方上側部分を弛める時でさえ、足はその時充分
に保持されるからである。
押圧パツド又は拘束部材と緊張機構又は装置と
の間を、靴の後方上側部分の回転と無関係とする
連結は、少なくとも一つのそして好ましくは2つ
の連結要素を配設することによつて達成される。
該連結要素は靴の後方上側部分の枢支軸を、そし
て好ましくは靴の殼部材上における靴の後方上側
部分のヒンジ点の領域において貫通している。
の間を、靴の後方上側部分の回転と無関係とする
連結は、少なくとも一つのそして好ましくは2つ
の連結要素を配設することによつて達成される。
該連結要素は靴の後方上側部分の枢支軸を、そし
て好ましくは靴の殼部材上における靴の後方上側
部分のヒンジ点の領域において貫通している。
以下に述べる本発明の詳細な記載を考慮すれ
ば、本発明はより良く理解され、そして上に述べ
た目的以外の目的も明らかとなる。以下、図面に
基いて説明を加える。
ば、本発明はより良く理解され、そして上に述べ
た目的以外の目的も明らかとなる。以下、図面に
基いて説明を加える。
(好ましい実施例の詳細な説明)
第1図において、スキー靴1は、足を取り囲み
靴底3を備えた比較的剛性のある殼部材2と、足
の甲から向こう脛の部分に適合する舌部4と、踵
からふくらはぎの部分を支持する後方上側部分5
と、を有している。軟かいパツドからなるインナ
ーシユー6が上述の構成からなる外側殼の内部に
配置されている。舌部4は、足の甲を覆う部分4
aと向こうの下側部分を覆う部分4bとから成つ
ていて、鞍のような態様で殼部材2の上に適合す
ると共に連結部4a′によつて殼部材2に連結され
ている。舌部4の部分4bは両連結部4a′によつ
て定められる軸線のまわりに回動可能であるた
め、部分4bは靴の着用者の下側脚の動きに追従
することができる。
靴底3を備えた比較的剛性のある殼部材2と、足
の甲から向こう脛の部分に適合する舌部4と、踵
からふくらはぎの部分を支持する後方上側部分5
と、を有している。軟かいパツドからなるインナ
ーシユー6が上述の構成からなる外側殼の内部に
配置されている。舌部4は、足の甲を覆う部分4
aと向こうの下側部分を覆う部分4bとから成つ
ていて、鞍のような態様で殼部材2の上に適合す
ると共に連結部4a′によつて殼部材2に連結され
ている。舌部4の部分4bは両連結部4a′によつ
て定められる軸線のまわりに回動可能であるた
め、部分4bは靴の着用者の下側脚の動きに追従
することができる。
後方踵部分、すなわちスポイラー5は枢支点即
ちヒンジ7及び8(第3図)によつて殼部材2の
両側に回動可能に装着されている。2つの枢支点
即ちヒンジ7及び8は、後方上側部分5の横断し
且つ靴の縦軸線に実質的に直交する枢支軸線9を
定めている。したがつて、靴の後方上側部分5は
靴着用者の下側脚の動きに追従することができ
る。後方上側部分5は締結装置10によつて舌部
分4に連結される。締結装置10は靴の両側にお
いて舌部4の部分4bに固着された2つの保持要
素11を有しており、第1図ではそのうち一方だ
けを示している。夫々の保持要素11は、後方上
側部分5に固着され且つ自由端のねじ部13を有
する連結ストラツプ12に螺合する。保持要素1
1は、戻止め又はラツチ作用によつて連結ストラ
ツプ12に係合する。後方上側部分5と舌部分4
の部分4bとの間のこの連結によつて、後方上側
部分5と部分4bとは一体となつて靴着用者の脚
の動きに追従することができる。
ちヒンジ7及び8(第3図)によつて殼部材2の
両側に回動可能に装着されている。2つの枢支点
即ちヒンジ7及び8は、後方上側部分5の横断し
且つ靴の縦軸線に実質的に直交する枢支軸線9を
定めている。したがつて、靴の後方上側部分5は
靴着用者の下側脚の動きに追従することができ
る。後方上側部分5は締結装置10によつて舌部
分4に連結される。締結装置10は靴の両側にお
いて舌部4の部分4bに固着された2つの保持要
素11を有しており、第1図ではそのうち一方だ
けを示している。夫々の保持要素11は、後方上
側部分5に固着され且つ自由端のねじ部13を有
する連結ストラツプ12に螺合する。保持要素1
1は、戻止め又はラツチ作用によつて連結ストラ
ツプ12に係合する。後方上側部分5と舌部分4
の部分4bとの間のこの連結によつて、後方上側
部分5と部分4bとは一体となつて靴着用者の脚
の動きに追従することができる。
殼部材2と後方上側部分5との間の枢支、すな
わちヒンジ連結部14,15の構造は第3図に図
示されている。これら枢支、すなわちヒンジ連結
部14,15の各々は、枢支軸線9に沿つて伸び
ると共に外端においてねじ16a,17aを備え
たヒンジピン16,17を有している。ねじ16
a,17aにはナツト18,19が靴の外側から
ねじ込まれる。
わちヒンジ連結部14,15の構造は第3図に図
示されている。これら枢支、すなわちヒンジ連結
部14,15の各々は、枢支軸線9に沿つて伸び
ると共に外端においてねじ16a,17aを備え
たヒンジピン16,17を有している。ねじ16
a,17aにはナツト18,19が靴の外側から
ねじ込まれる。
殼部材2の内部とインナーシユー6の上側には
実質的に鞍形の押圧パツドすなわち拘束部材20
があり、押圧パツド20は以下に記載されるよう
な態様で着用者の足に作用している。靴の爪先に
最も近い押圧パツド20の端部には、スキー靴の
殼部材2に装着されたピン22に係合する縦方向
スロツト21が設けられている。押圧パツド20
は、靴の縦方向にある程度の移動の自由度を有す
るような態様で殼部材2に装着されている。2つ
のケーブル走行部、すなわちストランド23及び
24(第3図参照。)が殼部材2の両内側側部を
下るように延在し、押圧パツド20の上を走行す
なわち伸長する実質的に弧状の連結片すなわち連
結要素25によつて押圧パツド20の領域におい
て互いに連結されている。殼部材2の内部のケー
ブルストランド23及び24は、それらの関連す
るピボツトピン16及び17内の関係する孔すな
わち穴26及び27の中を貫通し、そしてその次
に後方上側部分5に設けられた溝すなわちチヤン
ネル28及び29を通つて靴の後方上側部分5に
装着された支持体すなわちカウンタサポート32
内に設けられているスリツト又はスロツト30及
び31にまで伸びている。溝すなわちチヤンネル
28,29を出た後、ケーブルストランド23及
び24は支持体32内のこれらスリツト30,3
1を、そして、次に緊張レバー33の平行で縦方
向に隣接するスリツト又はスロツト33a,33
b内に延在している。緊張レバー33は緊張機構
又は装置34の一部であり、該装置34は更に緊
張レバー33の内部のケーブルストランド23及
び24のための係留すなわち取付け要素35を有
している。
実質的に鞍形の押圧パツドすなわち拘束部材20
があり、押圧パツド20は以下に記載されるよう
な態様で着用者の足に作用している。靴の爪先に
最も近い押圧パツド20の端部には、スキー靴の
殼部材2に装着されたピン22に係合する縦方向
スロツト21が設けられている。押圧パツド20
は、靴の縦方向にある程度の移動の自由度を有す
るような態様で殼部材2に装着されている。2つ
のケーブル走行部、すなわちストランド23及び
24(第3図参照。)が殼部材2の両内側側部を
下るように延在し、押圧パツド20の上を走行す
なわち伸長する実質的に弧状の連結片すなわち連
結要素25によつて押圧パツド20の領域におい
て互いに連結されている。殼部材2の内部のケー
ブルストランド23及び24は、それらの関連す
るピボツトピン16及び17内の関係する孔すな
わち穴26及び27の中を貫通し、そしてその次
に後方上側部分5に設けられた溝すなわちチヤン
ネル28及び29を通つて靴の後方上側部分5に
装着された支持体すなわちカウンタサポート32
内に設けられているスリツト又はスロツト30及
び31にまで伸びている。溝すなわちチヤンネル
28,29を出た後、ケーブルストランド23及
び24は支持体32内のこれらスリツト30,3
1を、そして、次に緊張レバー33の平行で縦方
向に隣接するスリツト又はスロツト33a,33
b内に延在している。緊張レバー33は緊張機構
又は装置34の一部であり、該装置34は更に緊
張レバー33の内部のケーブルストランド23及
び24のための係留すなわち取付け要素35を有
している。
第3図に示すように、両方のケーブルストラン
ド23及び24もまた実質的に弧状の連結片すな
わち連結要素36によつて係留すなわち取付け要
素35の部分で互いに連結されており、連結すな
わち連結要素36はケーブルストランド23,2
4を係留要素35に係留している。それゆえ2つ
のケーブルストランド23,24は連結片又は連
結要素25及び36と結合して単一ループのケー
ブルすなわちケーブル構造を形成している。連結
片又は連結要素36は、自由に移動できるような
態様でもつて係留又は取付け要素35を貫通して
いる。このためケーブルストランド23及び24
の張力を均等化することができる。
ド23及び24もまた実質的に弧状の連結片すな
わち連結要素36によつて係留すなわち取付け要
素35の部分で互いに連結されており、連結すな
わち連結要素36はケーブルストランド23,2
4を係留要素35に係留している。それゆえ2つ
のケーブルストランド23,24は連結片又は連
結要素25及び36と結合して単一ループのケー
ブルすなわちケーブル構造を形成している。連結
片又は連結要素36は、自由に移動できるような
態様でもつて係留又は取付け要素35を貫通して
いる。このためケーブルストランド23及び24
の張力を均等化することができる。
緊張レバー33は、その縦方向軸線がスキー靴
1の縦方向中央平面内に実質的に位置している
が、支持体すなわちカウンタサポート32に対し
ては靴の縦方向軸線に実質的に直交して伸びる横
断軸線すなわち枢支軸37上に回動可能に取り付
けられている。ねじ付きスピンドル38は緊張レ
バー33の内部において該緊張レバー33の縦方
向軸線に沿つて伸びていて、そして係留又は取付
け要素35に係合している。このねじ付きスピン
ドル38はその上端において刻み目を付けたノブ
が設けられているので、このノブによつてねじ付
きスピンドル38を回すことができる。
1の縦方向中央平面内に実質的に位置している
が、支持体すなわちカウンタサポート32に対し
ては靴の縦方向軸線に実質的に直交して伸びる横
断軸線すなわち枢支軸37上に回動可能に取り付
けられている。ねじ付きスピンドル38は緊張レ
バー33の内部において該緊張レバー33の縦方
向軸線に沿つて伸びていて、そして係留又は取付
け要素35に係合している。このねじ付きスピン
ドル38はその上端において刻み目を付けたノブ
が設けられているので、このノブによつてねじ付
きスピンドル38を回すことができる。
ねじ付きスピンドル38を適当に回転すると、
係留又は取付け要素35はねじ付きスピンドル3
8に沿つて二重矢印Bの方向(第2図)のどちら
かに選択的に移動する。係留要素35がこのよう
な動きをすることによつて、係留要素35と枢支
ピン16,17内の孔又は穴26,27との間に
位置するケーブルストランド23及び24の長さ
が変化することになる。これに対応して、孔26
及び27と押圧パツド20との間のケーブルスト
ランドの長さもまた変化する。係留要素35を変
位させ、それによつてケーブルストランド23及
び24を矢印C(第2図)の方向へ移動させるこ
とにより、押圧パツド20がインナーシユー6及
び該シユー6内の足に対して加える力は、この力
は足を拘束する力であるが、緊張レバー33を適
当に操作することによつて調節することができ
る。緊張レバー33を回動することによつて押圧
パツド20を緊張させたり弛めたりすることがで
きる。緊張レバー33が、第1図に示すように、
後方上側部分5から遠ざかるように回動された解
放位置にある時は、押圧パツドは第1図中20で
示されている位置を占める。緊張レバー33をそ
の解放位置から矢印Aの方向に移動して後方上側
部分5に隣接する緊張位置にある時には、押圧パ
ツドは第1図中20′で示される作用位置へ引き
入れられる。
係留又は取付け要素35はねじ付きスピンドル3
8に沿つて二重矢印Bの方向(第2図)のどちら
かに選択的に移動する。係留要素35がこのよう
な動きをすることによつて、係留要素35と枢支
ピン16,17内の孔又は穴26,27との間に
位置するケーブルストランド23及び24の長さ
が変化することになる。これに対応して、孔26
及び27と押圧パツド20との間のケーブルスト
ランドの長さもまた変化する。係留要素35を変
位させ、それによつてケーブルストランド23及
び24を矢印C(第2図)の方向へ移動させるこ
とにより、押圧パツド20がインナーシユー6及
び該シユー6内の足に対して加える力は、この力
は足を拘束する力であるが、緊張レバー33を適
当に操作することによつて調節することができ
る。緊張レバー33を回動することによつて押圧
パツド20を緊張させたり弛めたりすることがで
きる。緊張レバー33が、第1図に示すように、
後方上側部分5から遠ざかるように回動された解
放位置にある時は、押圧パツドは第1図中20で
示されている位置を占める。緊張レバー33をそ
の解放位置から矢印Aの方向に移動して後方上側
部分5に隣接する緊張位置にある時には、押圧パ
ツドは第1図中20′で示される作用位置へ引き
入れられる。
両ケーブルストランド23,24は共に枢支ピ
ン(ヒンジピン)16,17を貫通し、それゆえ
後方上側部分5の枢支軸9を貫通しているので、
後方上側部分5の角度位置が変わつても押圧パツ
ド20の荷重状況には何ら影響がない。このこと
は、押圧パツド20が足を拘束する力であつてし
かも緊張機構34によつて制御される力は、たと
え後方上側部分5を前方又は後方へ回動した時で
あつても一定に保たれることを意味している。
ン(ヒンジピン)16,17を貫通し、それゆえ
後方上側部分5の枢支軸9を貫通しているので、
後方上側部分5の角度位置が変わつても押圧パツ
ド20の荷重状況には何ら影響がない。このこと
は、押圧パツド20が足を拘束する力であつてし
かも緊張機構34によつて制御される力は、たと
え後方上側部分5を前方又は後方へ回動した時で
あつても一定に保たれることを意味している。
着用者がその足をスキー靴1の中へ入れること
ができるようにするために、締結装置10は弛め
られそして靴の後方上側部分5は靴の足挿入開口
すなわち孔が足を受け入れるのに充分大きくなる
まで後方に回動される。足を靴の中に入れるのを
容易にするためには、緊張レバー33を後方に解
放位置にまで引張ることによつて押圧パツド20
を弛めるのが有利である。後方上側部分5を前方
に押して締結装置10を係合させた後で、着用者
が好ましいか又は適正と思う力を押圧パツド20
が足に与えるまで、ねじ付きスピンドル38を回
転する。次に緊張レバー33を閉じ位置にまで押
し戻すと、その位置では緊張レバー33は偏心作
用によつて、即ちその死点位置を越えて移動する
ことによつて維持されることになる。押圧パツド
20によつて加わる保持すなわち拘束力を適正に
調節するためには、上で述べた調節手順を繰り返
すことが必要であろう。
ができるようにするために、締結装置10は弛め
られそして靴の後方上側部分5は靴の足挿入開口
すなわち孔が足を受け入れるのに充分大きくなる
まで後方に回動される。足を靴の中に入れるのを
容易にするためには、緊張レバー33を後方に解
放位置にまで引張ることによつて押圧パツド20
を弛めるのが有利である。後方上側部分5を前方
に押して締結装置10を係合させた後で、着用者
が好ましいか又は適正と思う力を押圧パツド20
が足に与えるまで、ねじ付きスピンドル38を回
転する。次に緊張レバー33を閉じ位置にまで押
し戻すと、その位置では緊張レバー33は偏心作
用によつて、即ちその死点位置を越えて移動する
ことによつて維持されることになる。押圧パツド
20によつて加わる保持すなわち拘束力を適正に
調節するためには、上で述べた調節手順を繰り返
すことが必要であろう。
既に述べたように、緊張機構又は装置34によ
つて一旦保持力が調節されると、スキーをした
り、歩行したり立ち上つたりするときに必らず生
じる下側脚の角度位置の変化がどのようなもので
あつても保持力は実質的に一定に保たれる。履心
地良く立ち上がつたり歩くことができるようにす
るために、締結装置10をしばしば弛めて後方上
側部分5がある量だけ後方に移動して下側脚が直
立した位置を占めることができるようにする。後
方上側部分5がこのように僅かに開いた位置で
は、押圧パツド20の予め定められた保持効果は
上で述べた理由によつて一定に保たれる。それゆ
え、足は、歩く時にスキー靴1内に正しく保持さ
れ、このためスキー靴の比較的剛性のある殼部材
2上で足の踵又は甲の領域が不愉快な擦れを起こ
すのを防止することができる。
つて一旦保持力が調節されると、スキーをした
り、歩行したり立ち上つたりするときに必らず生
じる下側脚の角度位置の変化がどのようなもので
あつても保持力は実質的に一定に保たれる。履心
地良く立ち上がつたり歩くことができるようにす
るために、締結装置10をしばしば弛めて後方上
側部分5がある量だけ後方に移動して下側脚が直
立した位置を占めることができるようにする。後
方上側部分5がこのように僅かに開いた位置で
は、押圧パツド20の予め定められた保持効果は
上で述べた理由によつて一定に保たれる。それゆ
え、足は、歩く時にスキー靴1内に正しく保持さ
れ、このためスキー靴の比較的剛性のある殼部材
2上で足の踵又は甲の領域が不愉快な擦れを起こ
すのを防止することができる。
靴を脱ぐためには、同じ処置又は操作を逆に行
なう。即ちまず最初に緊張レバー33を引張つて
その解放位置へ移動させ、そして次に締結装置1
0を開く。押圧パツド20に作用する張力と着用
者の足の甲の引出しに対するその後の開口の抵抗
によつては、緊張レバー33をその解放位置へも
たらすことなくスキー靴1を着用しそして脱ぐこ
とも可能であろう。本発明によればスキー靴の後
方上側部分5を回動できるようにしたので、足を
後方から入れることができ、側部から又は前方か
らさえ入れなければならない靴に比べてずつと都
合のよいものになる。
なう。即ちまず最初に緊張レバー33を引張つて
その解放位置へ移動させ、そして次に締結装置1
0を開く。押圧パツド20に作用する張力と着用
者の足の甲の引出しに対するその後の開口の抵抗
によつては、緊張レバー33をその解放位置へも
たらすことなくスキー靴1を着用しそして脱ぐこ
とも可能であろう。本発明によればスキー靴の後
方上側部分5を回動できるようにしたので、足を
後方から入れることができ、側部から又は前方か
らさえ入れなければならない靴に比べてずつと都
合のよいものになる。
前記溝28,29及びスリツト30,31,3
3a及び33b内にケーブル走行部すなわちケー
ブルストランド23及び24を配置したことで牽
引ケーブル構造のこれらケーブルストランド23
及び24を保護することに特に利点があるが、こ
れらケーブルストランド23及び24に対しては
他の案内構造を用いることもまた可能である。さ
らに、ケーブルストランド23及び24を押圧パ
ツド25の部分において或いは係留又は取付け要
素35の部分において一緒に連結しないことも考
えられる。2つの個々のケーブルストランド23
及び24を有する構造は、上に記載されたた実施
例と比較して、ケーブルストランド23及び24
上に作用する不均等の牽引力を簡単な手段によつ
てはもはや均等化できないという欠点がある。さ
らに可能な実施例としては、単一のケーブルすな
わちケーブルストランド23又は24を設けるこ
とができるが、このことは押圧パツド20を靴の
両側で殼部材2に固着しなければならないことを
意味している。この実施例では、ループ状の牽引
ケーブル構造23,24,25,36及び緊張機
構34を実質的に対称に配置するという利点はな
い。
3a及び33b内にケーブル走行部すなわちケー
ブルストランド23及び24を配置したことで牽
引ケーブル構造のこれらケーブルストランド23
及び24を保護することに特に利点があるが、こ
れらケーブルストランド23及び24に対しては
他の案内構造を用いることもまた可能である。さ
らに、ケーブルストランド23及び24を押圧パ
ツド25の部分において或いは係留又は取付け要
素35の部分において一緒に連結しないことも考
えられる。2つの個々のケーブルストランド23
及び24を有する構造は、上に記載されたた実施
例と比較して、ケーブルストランド23及び24
上に作用する不均等の牽引力を簡単な手段によつ
てはもはや均等化できないという欠点がある。さ
らに可能な実施例としては、単一のケーブルすな
わちケーブルストランド23又は24を設けるこ
とができるが、このことは押圧パツド20を靴の
両側で殼部材2に固着しなければならないことを
意味している。この実施例では、ループ状の牽引
ケーブル構造23,24,25,36及び緊張機
構34を実質的に対称に配置するという利点はな
い。
ケーブルストランド23及び24を、ねじ付き
スピンドル38等によつて連続的又は無段階に位
置決め調節することができるように係留要素35
に固定するのに代えて、緊張レバー33上に、そ
の縦方向軸線に沿つて互いに重なり合うように一
連の戻り止めフツク又はラツチを設け、ケーブル
ストランド23及び24の連結部分36を選択的
に係合することもまた可能である。
スピンドル38等によつて連続的又は無段階に位
置決め調節することができるように係留要素35
に固定するのに代えて、緊張レバー33上に、そ
の縦方向軸線に沿つて互いに重なり合うように一
連の戻り止めフツク又はラツチを設け、ケーブル
ストランド23及び24の連結部分36を選択的
に係合することもまた可能である。
本発明について現在のところ好ましい実施例を
図示し且つ記述したが、本発明はこの実施例に限
定されることなく、特許請求の範囲内において
種々の形で具体化され且つ実現化されることが明
確に理解されるべきである。
図示し且つ記述したが、本発明はこの実施例に限
定されることなく、特許請求の範囲内において
種々の形で具体化され且つ実現化されることが明
確に理解されるべきである。
本発明は以上から明らかなように、連結要素は
ヒンジピンの孔に挿通されているため、着用者の
脚の動作によつて後方上側部分が傾斜しても条体
からなる連結要素の張力は変化せず、したがつて
着用者の足に作用する押圧パツドの押圧力はほぼ
一定に保持されるため、着用者に不快感を与える
ことがない。
ヒンジピンの孔に挿通されているため、着用者の
脚の動作によつて後方上側部分が傾斜しても条体
からなる連結要素の張力は変化せず、したがつて
着用者の足に作用する押圧パツドの押圧力はほぼ
一定に保持されるため、着用者に不快感を与える
ことがない。
第1図は、緊張レバーを後方上側部分に、実線
でその解放位置を示し、点線でその係合位置を示
すように、設けたスキー靴の概略側面図である。
第2図は、第1図による靴の後方上側部分の一部
を部分的に断面で示す拡大側面図である。第3図
は、第1図によるスキー靴の、一部を断面で示す
後面図である。 1…スキー靴、2…殼部材、5…後方上側部
分、7,8…枢支点、ヒンジ、9…枢支軸線、1
0…締結装置、11…保持要素、12…連結スト
ラツプ、14,15…枢支又はヒンジ連結部、1
6,17…ヒンジピン、20…押圧パツド(拘束
部材)、23,24…ケーブルストランド、33
…緊張レバー、34…緊張機構、35…係留又は
取付け要素、38…ねじ付きスピンドル。
でその解放位置を示し、点線でその係合位置を示
すように、設けたスキー靴の概略側面図である。
第2図は、第1図による靴の後方上側部分の一部
を部分的に断面で示す拡大側面図である。第3図
は、第1図によるスキー靴の、一部を断面で示す
後面図である。 1…スキー靴、2…殼部材、5…後方上側部
分、7,8…枢支点、ヒンジ、9…枢支軸線、1
0…締結装置、11…保持要素、12…連結スト
ラツプ、14,15…枢支又はヒンジ連結部、1
6,17…ヒンジピン、20…押圧パツド(拘束
部材)、23,24…ケーブルストランド、33
…緊張レバー、34…緊張機構、35…係留又は
取付け要素、38…ねじ付きスピンドル。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 靴底を備えて足を取り囲む殼部材2と、 外側部分を有し、該殼部材2と協働する後方上
側部分5と、 該後方上側部分5が靴の踵部に位置して靴の長
さ方向にほぼ直交する枢支軸線9に関して回動し
得るように該後方上側部分5を一対の相対向する
枢支点7,8において前記殼部材2に連結するた
めのヒンジ連結部14,15と、 各ヒンジ連結部14,15に含まれた1つのヒ
ンジピン16,17と、 少なくとも1つのヒンジピンに前記枢支軸線と
交差するように形成された孔26,27と、 着用者の足に作用するべく前記殼部材2の内部
に配置された押圧パツド20と、 該押圧パツド20を着用者の足に押し当てるた
めの前記後方上側部分5の外側に設けられた緊張
装置34と、 前記押圧パツド20を前記緊張装置34に連結
する少なくとも1つの条件からなる連結要素2
3,24と、 を具備し、 前記少なくとも1つの連結要素は、前記緊張装
置によつて調節されかつ着用者の足に作用する力
が前記後方上側部分5の傾斜角度から独立するよ
うに前記ヒンジ連結部14,15の中の前記1つ
のヒンジピンの孔に挿通されていることを特徴と
するスキー靴等の運動用履物。 2 一対の連結要素を有し、各連結要素は靴の各
側部に延在しかつ各々が後方上側部分の前記枢支
軸線沿いに伸長することを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載の運動用履物。 3 連結要素の両方を押圧パツドの部分において
相互連結するための手段をさらに含むことを特徴
とする特許請求の範囲第2項記載の運動用履物。 4 後方上側部分には連結要素を収容するための
少なくとも一つの溝が設けられており;そして連
結要素が前記溝内に配置されていることを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の運動用履物。 5 前記少なくとも一つの溝は後方上側部分の枢
支点にまで伸びていることを特徴とする特許請求
の範囲第4項記載の運動用履物。 6 一対の連結要素を有し、 後方上側部分には連結要素を収容する2つの溝
が備わつていて;さらに 前記連結要素は溝内に配置されていることを特
徴とする特許請求の範囲第4項記載の運動用履
物。 7 前記溝の各々は後方上側部分の枢支点にまで
伸びていることを特徴とする特許請求の範囲第6
項記載の運動用履物。 8 靴に設けられた装着手段をさらに含んでお
り;さらに 押圧パツドには靴の縦方向の移動を許容する態
様で前記装置手段との係合手段が設けられている
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の運
動用履物。 9 前記装着手段は前記殼部材に設けられている
ことを特徴とする特許請求の範囲第8項記載の運
動用履物。 10 緊張手段には連結要素と係合するための手
段と;そして 前記係合手段の位置を選択的に調節するための
手段とが設けられていることを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載の運動用履物。 11 緊張手段には連結要素と係合するための少
なくとも二つの離間した手段が設けられており;
そして 該離間した係合手段は緊張手段の長手方向に互
いに離間していることを特徴とする特許請求の範
囲第10項記載の運動用履物。 12 緊張手段には連結要素と係合するための係
合手段と; 該係合手段の位置を選択的に調節するための手
段と; 連結要素を係合手段の部分において互いに相互
連結するための手段とが設けられていることを特
徴とする特許請求の範囲第2項記載の運動用履
物。 13 緊張手段は、連結要素のための前記係合手
段が設けられた緊張レバーから成ることを特徴と
する特許請求の範囲第12項記載の運動用履物。 14 前記係合手段は前記緊張レバー内に滑動可
能に装着された係留要素から成ることを特徴とす
る特許請求の範囲第13項記載の運動用履物。 15 緊張手段を、靴の後方上側部分に、靴の縦
方向軸線に対して横断する軸線のまわりに、回動
可能に装着するための手段をさらに含むことを特
徴とする特許請求の範囲第14項記載の運動用履
物。 16 前記選択的に調節する手段は、連結要素が
後方上側部分の枢支軸を横切る地点と係留要素と
の間の連結要素の長さを変更する働きをすること
を特徴とする特許請求の範囲第14項記載の運動
用履物。 17 選択的に調節する手段は、係留要素の位置
を緊張レバーの縦方向軸線に沿つて変更するため
に係留要素と協働することを特徴とする特許請求
の範囲第16項記載の運動用履物。 18 選択的に調節する手段は、緊張レバー内部
に配置されていると共にノブを備えたねじ付きス
ピンドルから成つており;そして ねじ付きスピンドルは係留要素と協働してその
位置を変更することを特徴とする特許請求の範囲
第17項記載の運動用履物。 19 前記緊張レバーは自由端を有しており; そして前記ノブは該緊張レバーの該自由端に配
置されていることを特徴とする特許請求の範囲第
18項記載の運動用履物。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CH7560/82A CH650387A5 (de) | 1982-12-27 | 1982-12-27 | Sportschuh, insbesondere skischuh. |
CH7560/824 | 1982-12-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59137001A JPS59137001A (ja) | 1984-08-06 |
JPH0234601B2 true JPH0234601B2 (ja) | 1990-08-06 |
Family
ID=4327079
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58252366A Granted JPS59137001A (ja) | 1982-12-27 | 1983-12-24 | 運動用履物,特にスキ−靴 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4539763A (ja) |
EP (1) | EP0114209B1 (ja) |
JP (1) | JPS59137001A (ja) |
AT (1) | ATE26062T1 (ja) |
CH (1) | CH650387A5 (ja) |
DE (1) | DE3370437D1 (ja) |
Families Citing this family (35)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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FR2577118B1 (fr) * | 1985-02-08 | 1987-03-20 | Salomon Sa | Chaussure de ski du type a entree par l'arriere |
DE3502522A1 (de) * | 1984-02-10 | 1985-08-14 | SALOMON S.A., Annecy, Haute-Savoie | Betaetigungshebel zum verschliessen und verriegeln eines skistiefels mit einstieg von hinten |
CH653532A5 (de) * | 1984-03-30 | 1986-01-15 | Raichle Sportschuh Ag | Sportschuh, insbesondere skischuh. |
FR2567374B1 (fr) * | 1984-07-13 | 1986-12-12 | Salomon Sa | Chaussure de ski alpin. |
FR2570579B1 (fr) * | 1984-09-26 | 1987-01-09 | Salomon Sa | Dispositif de fermeture et de serrage d'une chaussure de ski a ouverture arriere |
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IT1185033B (it) * | 1985-06-13 | 1987-10-28 | Nordica Spa | Scarpa particolarmente da sci a struttura monolitica |
CH667190A5 (de) * | 1985-08-26 | 1988-09-30 | Gudo Ag | Skischuh. |
IT209343Z2 (it) * | 1985-09-04 | 1988-10-05 | Nordica Spa | Struttura di dispositivo di azionamento per elementi di bloccaggio del piede particolarmente per scarponi da sci. |
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US4757621A (en) * | 1986-10-22 | 1988-07-19 | Daiwa Seiko, Inc. | Ski boot |
JPS6371703U (ja) * | 1986-10-30 | 1988-05-13 | ||
CH672232A5 (ja) * | 1987-02-04 | 1989-11-15 | Lange Int Sa | |
CH672400A5 (ja) * | 1987-07-21 | 1989-11-30 | Lange Int Sa | |
IT1221432B (it) * | 1988-03-22 | 1990-07-06 | Nordica Spa | Dispositivo di bloccaggio del pide,particolarmente per scarponi da sci |
CH678000A5 (ja) * | 1988-11-24 | 1991-07-31 | Lange Int Sa | |
FR2643795B1 (fr) * | 1989-03-06 | 1991-05-17 | Salomon Sa | Chaussure de ski |
IT217686Z2 (it) * | 1989-07-04 | 1992-01-16 | Nordica Spa | Struttura di dispositivo di chiusura e regolazione, particolarmente per scarponi da sci. |
FR2664176B1 (fr) * | 1990-07-03 | 1992-10-02 | Salomon Sa | Dispositif de commande de la tension d'un lien souple applicable en tant que dispositif de serrage pour un article de sport tel qu'une chaussure de ski alpin. |
IT224401Z2 (it) * | 1991-04-11 | 1996-04-09 | Dal Bello Sport Srl | Dispositivo di bloccaggio del piede con funzione memorizzatrice per scarponi da sci |
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- 1983-11-02 DE DE8383110897T patent/DE3370437D1/de not_active Expired
- 1983-12-19 US US06/563,042 patent/US4539763A/en not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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