JPH0230528A - フツ素樹脂系多層フイルム - Google Patents
フツ素樹脂系多層フイルムInfo
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- JPH0230528A JPH0230528A JP17919388A JP17919388A JPH0230528A JP H0230528 A JPH0230528 A JP H0230528A JP 17919388 A JP17919388 A JP 17919388A JP 17919388 A JP17919388 A JP 17919388A JP H0230528 A JPH0230528 A JP H0230528A
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- Japan
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- resin
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はプラスチック、ゴム、金属板、ガラス、木板、
スレート、その他の基材表面に、表面保護、装飾等の目
的で永久もしくは半永久的に貼合せる表面保護フィルム
に関するものであり、耐候性、耐汚染性、耐楽品性等の
堅牢度及び各種基材との接着性に優れ、特に基材と貼合
せた後の接着耐久性にすぐれたフッ素樹脂系多層フィル
ムに関するものである。
スレート、その他の基材表面に、表面保護、装飾等の目
的で永久もしくは半永久的に貼合せる表面保護フィルム
に関するものであり、耐候性、耐汚染性、耐楽品性等の
堅牢度及び各種基材との接着性に優れ、特に基材と貼合
せた後の接着耐久性にすぐれたフッ素樹脂系多層フィル
ムに関するものである。
(従来の技術)
従来建築物の内外装等に使用されるプラスチック板や金
属板、その他の各種基材は耐久性の向上や装飾を目的と
して、その表面を塗装したり、耐久性フィルム(印刷等
加工したものも含めて)全ラミネートしたりして使用さ
れている。
属板、その他の各種基材は耐久性の向上や装飾を目的と
して、その表面を塗装したり、耐久性フィルム(印刷等
加工したものも含めて)全ラミネートしたりして使用さ
れている。
表面処理される基材にはポリ塩化ビニル、ポリカーボネ
ート、ポリメタクリル酸メチル、アクリロニトリル−ブ
タジェン−スチレン共M合体、FRP等プラプラスチッ
ク基材、各種ゴム基材、アルミニウムーステンレス−亜
鉛鋼板等金属基材、コノ他本板、ガラス、スレート等が
あり、七の用途は壁紙やエレベータ−1車輛等の内装用
の他、屋根材、壁材、雨どい、デツキ材、ガレージ、ア
ケード、サンルーム、テント地、農業用資材、看板、標
識、防音壁、ラベル、窓ガラス、家具、家電製品等多岐
にわたっている。
ート、ポリメタクリル酸メチル、アクリロニトリル−ブ
タジェン−スチレン共M合体、FRP等プラプラスチッ
ク基材、各種ゴム基材、アルミニウムーステンレス−亜
鉛鋼板等金属基材、コノ他本板、ガラス、スレート等が
あり、七の用途は壁紙やエレベータ−1車輛等の内装用
の他、屋根材、壁材、雨どい、デツキ材、ガレージ、ア
ケード、サンルーム、テント地、農業用資材、看板、標
識、防音壁、ラベル、窓ガラス、家具、家電製品等多岐
にわたっている。
ところで耐久性フィルムとしては、従来より接着剤付き
フッ素樹脂系フィルムが前記各種基材にラミネートして
使用されていたが、このフィルムは、耐候性にはすぐれ
ているが接着剤との密着強度が弱く、1だ光透過性にす
ぐれているため接着剤自身の劣化があり、保護すべき基
材との密着強度が低下して剥離奮起こすことがある。
フッ素樹脂系フィルムが前記各種基材にラミネートして
使用されていたが、このフィルムは、耐候性にはすぐれ
ているが接着剤との密着強度が弱く、1だ光透過性にす
ぐれているため接着剤自身の劣化があり、保護すべき基
材との密着強度が低下して剥離奮起こすことがある。
(発明が解決しようとする課題〕
本発明はかかる欠点を解決するものであり、フッ化ビニ
リデン系樹脂とメタクリル酸エステル系樹脂とを主成分
とする樹脂組成物のフィルムを用いることにより耐候性
、耐汚染性、耐薬品性等の堅牢度及び各種基材との接着
性にすぐれた耐久性のあるフッ素樹脂系多層フィルム全
完成するに至った。
リデン系樹脂とメタクリル酸エステル系樹脂とを主成分
とする樹脂組成物のフィルムを用いることにより耐候性
、耐汚染性、耐薬品性等の堅牢度及び各種基材との接着
性にすぐれた耐久性のあるフッ素樹脂系多層フィルム全
完成するに至った。
(課題を解決するための手段)
すなわち本発明は、フッ化ビニリデン系樹脂100〜5
0重量部とメタクリル酸エステル系樹脂0〜50重量部
とを主成分とする樹脂組成物からなる表面層フィルム、
フッ化ビニリデン系樹脂50〜0重量部とメタクリル酸
エステル系樹脂50〜100重量部とを主成分とする樹
脂組成物からなる中間層フィルム及び接着剤層の順に積
層してなること全特徴とするフッ素樹脂系多層フィルム
である。
0重量部とメタクリル酸エステル系樹脂0〜50重量部
とを主成分とする樹脂組成物からなる表面層フィルム、
フッ化ビニリデン系樹脂50〜0重量部とメタクリル酸
エステル系樹脂50〜100重量部とを主成分とする樹
脂組成物からなる中間層フィルム及び接着剤層の順に積
層してなること全特徴とするフッ素樹脂系多層フィルム
である。
本発明で使用するフッ化ビニリデン系樹脂(以下PVD
Fという)とは、フッ化ビニリデンのホモポリマー、又
はフッ化ビニリデンと共重合可能な単量体との共重合体
音いう。共重合可能な単量体としては例えば4フッ化エ
チレン、6フッ化プロピレン、3フッ化塩化エチレン、
フッ化ビニルなどがある。
Fという)とは、フッ化ビニリデンのホモポリマー、又
はフッ化ビニリデンと共重合可能な単量体との共重合体
音いう。共重合可能な単量体としては例えば4フッ化エ
チレン、6フッ化プロピレン、3フッ化塩化エチレン、
フッ化ビニルなどがある。
次にメタクリル酸エステル系樹脂(以下P1v1MAと
いう)とは、メタクリル酸メチルのホモポリマー又はメ
タクリル酸メチルと共重合可能な単量体との共重合体、
例えばポリメタクリル酸メチルとアクリル系ゴムとのブ
レンド物等をいう。共重合可能な単量体としては、炭素
数2〜4のメタクリル酸エステル、アクリル酸ブチル奮
はじめとする炭素数1〜8のアクリル酸エステル、スチ
レン、α−メチルスチレン、アクリロニトリル、アクリ
ル酸、他のエチレン性不飽和モノマー等がある。
いう)とは、メタクリル酸メチルのホモポリマー又はメ
タクリル酸メチルと共重合可能な単量体との共重合体、
例えばポリメタクリル酸メチルとアクリル系ゴムとのブ
レンド物等をいう。共重合可能な単量体としては、炭素
数2〜4のメタクリル酸エステル、アクリル酸ブチル奮
はじめとする炭素数1〜8のアクリル酸エステル、スチ
レン、α−メチルスチレン、アクリロニトリル、アクリ
ル酸、他のエチレン性不飽和モノマー等がある。
本発明の表面層となる樹脂組成物の主成分としてpvD
Flo 0〜50重量部、PMMA 3〜50重量部で
好ましくはPVDF 90〜60lijt部、PMMA
10〜40重量部であり、PVDFが50重量部未満で
は耐候性が劣り好1しくない。また中間層となる樹脂組
成物の主成分としては、PMMA 100〜50ffi
童部、PVDF O〜50 重量部テ# り、PVDF
’が50重量部を超えると表面層と接着剤との接着性が
劣り好ましくない。
Flo 0〜50重量部、PMMA 3〜50重量部で
好ましくはPVDF 90〜60lijt部、PMMA
10〜40重量部であり、PVDFが50重量部未満で
は耐候性が劣り好1しくない。また中間層となる樹脂組
成物の主成分としては、PMMA 100〜50ffi
童部、PVDF O〜50 重量部テ# り、PVDF
’が50重量部を超えると表面層と接着剤との接着性が
劣り好ましくない。
次に本発明の接着剤層に用いる接着剤としては、(A)
熱可塑性接着剤、(B)ゴム系接着剤を用いることがで
きる。
熱可塑性接着剤、(B)ゴム系接着剤を用いることがで
きる。
(A)熱可塑性接着剤としては、ビニル系接着剤やポリ
アミド、ポリエステル、ポリウレタンなどを含む接着剤
があり、これらの接着剤は、架橋していないポリマーか
ら成っているので、容易に溶液状となり、また加熱によ
って溶融状態になるので、溶液状、エマルジョン状、溶
融状でフッ素樹脂系フィルムに付着させることができる
。使用する樹脂としては、例えばポリ酢酸ビニル、メタ
クリル酸エステル系樹脂、塩化ビニル・酢酸ビニル共重
合体、ポリ塩化ビニリデン、ポリビニルブチラール、ポ
リ塩化ビニル、熱可塑性ポリエステル、ポリカーボネー
ト、ポリアクリロニトリル、ポリアミド、エチレン酢酸
ビニル共重合体、ABS樹脂、ポリスチレン等がある。
アミド、ポリエステル、ポリウレタンなどを含む接着剤
があり、これらの接着剤は、架橋していないポリマーか
ら成っているので、容易に溶液状となり、また加熱によ
って溶融状態になるので、溶液状、エマルジョン状、溶
融状でフッ素樹脂系フィルムに付着させることができる
。使用する樹脂としては、例えばポリ酢酸ビニル、メタ
クリル酸エステル系樹脂、塩化ビニル・酢酸ビニル共重
合体、ポリ塩化ビニリデン、ポリビニルブチラール、ポ
リ塩化ビニル、熱可塑性ポリエステル、ポリカーボネー
ト、ポリアクリロニトリル、ポリアミド、エチレン酢酸
ビニル共重合体、ABS樹脂、ポリスチレン等がある。
(B)コム系接着剤としては、ポリクロロプレン、ニト
リルゴム、スチレン−ブタジェンゴム、天然ゴム、など
がある。
リルゴム、スチレン−ブタジェンゴム、天然ゴム、など
がある。
そして前記(幻及び(B)の接着剤が溶液状接着剤とし
て用いられる場合の溶剤としては、(A)及ヒ(B)に
対しての溶解性があるものであればよく、また溶融状で
使用する場合は、例えばフッ素樹脂系フィルムの押出成
形直後に(A)及び(B、lの加熱溶融物全直接ドクタ
ーナイフを用いて塗布する方法、あるいはフィルム化し
た後ロールコータ−法、プラッシュコーター法、スプレ
ーコーター法等テ行うことができる。
て用いられる場合の溶剤としては、(A)及ヒ(B)に
対しての溶解性があるものであればよく、また溶融状で
使用する場合は、例えばフッ素樹脂系フィルムの押出成
形直後に(A)及び(B、lの加熱溶融物全直接ドクタ
ーナイフを用いて塗布する方法、あるいはフィルム化し
た後ロールコータ−法、プラッシュコーター法、スプレ
ーコーター法等テ行うことができる。
本発明のフッ累樹脂系多層フィルムには、接着剤層も含
めて紫外線吸収剤を添加することが好ましく、特に表面
層又は中間層に添加するとよい。
めて紫外線吸収剤を添加することが好ましく、特に表面
層又は中間層に添加するとよい。
紫外線吸収剤の添加量は、樹脂組成物100重量部に対
して肌1〜15重量部であジ、接着剤自身及び被覆保護
される基材の劣化を防止することがで、きる。紫外線吸
収剤としては、使用する樹脂と相溶性のあるものであれ
ばよく、揮散を防ぐためには、高分子量の紫外線吸収剤
が好ましい。前記吸収剤の例としては、ベンゾトリアゾ
ール系、オキデリックアラシド系、ベンゾフェノン系、
ヒンダードアミン系及びその他多くの種類の公知のもの
が使用できる。
して肌1〜15重量部であジ、接着剤自身及び被覆保護
される基材の劣化を防止することがで、きる。紫外線吸
収剤としては、使用する樹脂と相溶性のあるものであれ
ばよく、揮散を防ぐためには、高分子量の紫外線吸収剤
が好ましい。前記吸収剤の例としては、ベンゾトリアゾ
ール系、オキデリックアラシド系、ベンゾフェノン系、
ヒンダードアミン系及びその他多くの種類の公知のもの
が使用できる。
さらに本発明のフッ素樹脂系フィルムには、着色剤、分
散剤、カップリング剤、等を使用することができる。
散剤、カップリング剤、等を使用することができる。
多層フィルムの着色に使用する着色剤は、耐候性の点か
ら無機顔料系が好1しく例えば複合酸化物系無機顔料が
荷に好ましい。主な複合酸化物系無機顔料には、TiO
2−5b203 ・BaO−NiO・Cr2O3k主成
分とするルチル型やブリプライト型結晶のチタンイエロ
ー系、ZnO−Fe2O3−Cr2O3を主成分とする
スピネル型結晶の亜鉛−鉄系ブラウン、Coo −Al
2O3・0r203 k主成分とするスピネル型結晶の
コバルトブルー系、TiO2・Coo・NiO−ZnO
を主成分とするグリーン系、CuO・Cr2O3やCu
OHFe2O3HMn2O3f成分とするスピネル型の
ブラック系、Coo −? Mn2O3からなるバイオ
レット系等がある。そしてこしらの有色顔料とともにル
チル型酸化チタン、亜鉛華、炭酸カルシウム、硫酸バリ
ウム、その他の無機系顔料が使用できる。
ら無機顔料系が好1しく例えば複合酸化物系無機顔料が
荷に好ましい。主な複合酸化物系無機顔料には、TiO
2−5b203 ・BaO−NiO・Cr2O3k主成
分とするルチル型やブリプライト型結晶のチタンイエロ
ー系、ZnO−Fe2O3−Cr2O3を主成分とする
スピネル型結晶の亜鉛−鉄系ブラウン、Coo −Al
2O3・0r203 k主成分とするスピネル型結晶の
コバルトブルー系、TiO2・Coo・NiO−ZnO
を主成分とするグリーン系、CuO・Cr2O3やCu
OHFe2O3HMn2O3f成分とするスピネル型の
ブラック系、Coo −? Mn2O3からなるバイオ
レット系等がある。そしてこしらの有色顔料とともにル
チル型酸化チタン、亜鉛華、炭酸カルシウム、硫酸バリ
ウム、その他の無機系顔料が使用できる。
本発明の多層フィルムの製造方法としては、例えば表面
層と中間層となるフィルム全2台の押出機を用いて共押
出して積層フィルムとし、押出し直後同一ライン上で、
溶液状接層剤又は溶融状接着剤全塗布する方法、又は押
出された積層フィルレム全−度巻き取り、必要量だけ巻
き戻しながら溶液状接着剤又は溶融状接着剤全塗布する
方法等がある。
層と中間層となるフィルム全2台の押出機を用いて共押
出して積層フィルムとし、押出し直後同一ライン上で、
溶液状接層剤又は溶融状接着剤全塗布する方法、又は押
出された積層フィルレム全−度巻き取り、必要量だけ巻
き戻しながら溶液状接着剤又は溶融状接着剤全塗布する
方法等がある。
(実施例)
以下実施例により本発明の詳細な説明する。
実施例1
表面層フィルム用コンパウンドとしては、ツルベイ社製
、ポリフッ化ビニリデン商品名「ソーレフ1010J8
0重量部、三菱レイヨン(株)社製メタクリル酸エステ
ル系樹脂商品名「アクリペラ)MDj 20重量部全ミ
キシングした後、2軸混練機で混練し、コンパウンドと
した。
、ポリフッ化ビニリデン商品名「ソーレフ1010J8
0重量部、三菱レイヨン(株)社製メタクリル酸エステ
ル系樹脂商品名「アクリペラ)MDj 20重量部全ミ
キシングした後、2軸混練機で混練し、コンパウンドと
した。
また中間層フィルム用コンパウンドとしては、ソーレフ
1010.20重1部、アクリベットMI)83重量部
および紫外線吸収剤として2−ヒドロキシ−4−n−オ
クトオキシベンゾフェノン6重量部−+ミキシングした
後、2111混練押出機で混疎し、コンパウンドとした
。次に2種類のコンパウンドを原料とし40朋φ押出機
2台、フィードブロックダイ、スリット幅0.4肩冨幅
450朋のコートハンガーダイを備えた装置全使用し押
出成形し、厚さ40μmの積層フィルムを得た。
1010.20重1部、アクリベットMI)83重量部
および紫外線吸収剤として2−ヒドロキシ−4−n−オ
クトオキシベンゾフェノン6重量部−+ミキシングした
後、2111混練押出機で混疎し、コンパウンドとした
。次に2種類のコンパウンドを原料とし40朋φ押出機
2台、フィードブロックダイ、スリット幅0.4肩冨幅
450朋のコートハンガーダイを備えた装置全使用し押
出成形し、厚さ40μmの積層フィルムを得た。
得られたフィルムに接着剤層として電気化学工業■製、
スチレン樹脂商品名「デンカスチロールGPJ1kgを
トルエン9 kgに溶解した接着剤をロルコーターによ
り塗布した。塗布した積層フィルムを120°Cで5分
間乾燥し、8μmの接着層の塗布された6層フィルムを
得た。物性の測定結果を表に示す。
スチレン樹脂商品名「デンカスチロールGPJ1kgを
トルエン9 kgに溶解した接着剤をロルコーターによ
り塗布した。塗布した積層フィルムを120°Cで5分
間乾燥し、8μmの接着層の塗布された6層フィルムを
得た。物性の測定結果を表に示す。
実施例2
表面層フィルム用コンパウンドとしては、実施例1と同
様とし、中間層フィルム用コンパウンドとしてはアクリ
ベットMD単独及び紫外線吸収剤を用いた以外は、実施
例1と同様の操作で積層フィルムを得た。次に接着剤層
として電気化学工業■製塩ビ・酢ビ共重合体、商品名「
デンカビニ−ルナ1ooo」ikg全酢酸エチル9kg
に溶解したものを用いた以外は、実施例1同様に行い6
層フィルムを得た。
様とし、中間層フィルム用コンパウンドとしてはアクリ
ベットMD単独及び紫外線吸収剤を用いた以外は、実施
例1と同様の操作で積層フィルムを得た。次に接着剤層
として電気化学工業■製塩ビ・酢ビ共重合体、商品名「
デンカビニ−ルナ1ooo」ikg全酢酸エチル9kg
に溶解したものを用いた以外は、実施例1同様に行い6
層フィルムを得た。
実施例6
接着剤層として電気化学工業■製クロロプレンゴム、商
品名[デンカクロロプレンA−70Ji用いた以外は、
実施例1と同様の操作を行い6層フィルムを得た。
品名[デンカクロロプレンA−70Ji用いた以外は、
実施例1と同様の操作を行い6層フィルムを得た。
実施例4
表面層フィルム用コンパウンドとしては、ソーレフ10
10 65重量部、アクリベットM D 35Xi部お
よび顔料混合物として調色しておいた2、5 Y 8.
0 / 2.0 (クリーム)D科10重量部からなる
コンパウンドとした以外は、実施例1と同様の操作全行
い積層フィルムを得た。次に接着剤層として電気化学工
業■製、塩化ビニル樹脂、商品名「デンカビニール88
−i 10J I 00重量部、DOP53重量部およ
び安定剤からなる組成物全混線後、加熱溶融しロールコ
ータ−にて積層フィルム上に塗布した以外は、実施例1
と同様に行い6層フィルムを得た。
10 65重量部、アクリベットM D 35Xi部お
よび顔料混合物として調色しておいた2、5 Y 8.
0 / 2.0 (クリーム)D科10重量部からなる
コンパウンドとした以外は、実施例1と同様の操作全行
い積層フィルムを得た。次に接着剤層として電気化学工
業■製、塩化ビニル樹脂、商品名「デンカビニール88
−i 10J I 00重量部、DOP53重量部およ
び安定剤からなる組成物全混線後、加熱溶融しロールコ
ータ−にて積層フィルム上に塗布した以外は、実施例1
と同様に行い6層フィルムを得た。
実施例5
接着剤層として電気化学工業■製、AB8樹脂商品名r
デ7力ABsGR−2000J 1klilk)ルエン
9に9に浴解した溶液状物を用いた以外は、実施例4と
同様の操作を行い6層フィルム全得た。
デ7力ABsGR−2000J 1klilk)ルエン
9に9に浴解した溶液状物を用いた以外は、実施例4と
同様の操作を行い6層フィルム全得た。
実施例6
接着剤層として電気化学工業■製、ポリエステル系接着
剤商品名「デンカノ・−ドロックLC口90」を用いた
以外は、実施例4と同様の操作を行い3層フィルムを得
た。
剤商品名「デンカノ・−ドロックLC口90」を用いた
以外は、実施例4と同様の操作を行い3層フィルムを得
た。
実施例7
実施例1で得た積層フィルムを用い、接着剤層として電
気化学工業■製、スチレン−ブタジェンブロック共重合
体商品名 1デンカSTR,Jk使用して150°Cに
加熱溶融し、ロールコータ−にて積層フィルムに孝亜し
6ノーフイルムを得た。
気化学工業■製、スチレン−ブタジェンブロック共重合
体商品名 1デンカSTR,Jk使用して150°Cに
加熱溶融し、ロールコータ−にて積層フィルムに孝亜し
6ノーフイルムを得た。
比較例1
実施例1において表面層フィルム用コンバウンドトシて
ソーレフ1010 25重型部アクリベットMD75重
蓋部の組成物を用いた以外は実施例1と同様の操作全行
い6層フィルム全得た。
ソーレフ1010 25重型部アクリベットMD75重
蓋部の組成物を用いた以外は実施例1と同様の操作全行
い6層フィルム全得た。
比較例2
実施例1の表面層および中間層の2層からなる積層フィ
ルムを得た。
ルムを得た。
試験方法
1)フィルム厚さ:%QQQ n目盛のピーコック厚さ
計を使用して測定。
計を使用して測定。
なお2層構成の場合の上層と
下層の厚さは各押出機の押出
量比より計算した。
2)耐汚染性: J工S K −6902に準じて行い
汚染度合を肉眼で判定した。但しア セトン葡除く。
汚染度合を肉眼で判定した。但しア セトン葡除く。
全く変化ないもの:○
軽微な変化 :△
6)耐薬品性=フィルム上層に滴下し、室温(23℃)
24時間後の外観を肉眼で判 定した。
24時間後の外観を肉眼で判 定した。
使用薬品=10%HCI、10%
H2SO4,10%CaC12,10チaOH
全く変化ないもの:○
軽微な変化 :△
4)耐候性:デューサイクルウエザ゛−メータ法による
促進試験 ブラックパネル63℃、スプレ 有 1000時間経過時にブランフサ ンプルと比較し、基材の変色の有 無全肉眼で判定した。
促進試験 ブラックパネル63℃、スプレ 有 1000時間経過時にブランフサ ンプルと比較し、基材の変色の有 無全肉眼で判定した。
5)接着耐久性:基材と接着したフィルム側にゴバン目
を入れデューサイクルウエ ナーメーター法で試験 100口時間経過後、ゴバン目、 セロテープ剥離試験 剥離が全くないものニジoo全部 剥離したもの :O/1o。
を入れデューサイクルウエ ナーメーター法で試験 100口時間経過後、ゴバン目、 セロテープ剥離試験 剥離が全くないものニジoo全部 剥離したもの :O/1o。
6)基材との接着:ロールラミ不−ター全使用し温夏1
40〜170”Cにて熱 接着した。
40〜170”Cにて熱 接着した。
(発明の効果り
以上の説明からも明らかのように、本発明の多層フィル
ムは、積層体は、耐汚染性や耐薬品性にすぐれ、しかも
フッ化ビニリデン樹脂の有する優れた長期耐候性を備え
、加えて基材との接着性が長期にわたり低下しない特徴
を有している。したがって建築物の内外装、とりわけ直
熱日光の影響が厳しい外装用途に有効に使用できる。
ムは、積層体は、耐汚染性や耐薬品性にすぐれ、しかも
フッ化ビニリデン樹脂の有する優れた長期耐候性を備え
、加えて基材との接着性が長期にわたり低下しない特徴
を有している。したがって建築物の内外装、とりわけ直
熱日光の影響が厳しい外装用途に有効に使用できる。
特許出願人 電気化学工業株式会社
Claims (1)
- フツ化ビニリデン系樹脂100〜50重量部とメタクリ
ル酸エステル系樹脂0〜50重量部とを主成分とする樹
脂組成物からなる表面層フィルム、フッ化ビニリデン系
樹脂50〜0重量部とメタクリル酸エステル系樹脂50
〜100重量部とを主成分とする樹脂組成物からなる中
間層フィルム及び接着剤層の順に積層してなることを特
徴とするフッ素樹脂系多層フィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17919388A JP2656804B2 (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | フツ素樹脂系多層フイルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17919388A JP2656804B2 (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | フツ素樹脂系多層フイルム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0230528A true JPH0230528A (ja) | 1990-01-31 |
JP2656804B2 JP2656804B2 (ja) | 1997-09-24 |
Family
ID=16061562
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17919388A Expired - Fee Related JP2656804B2 (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | フツ素樹脂系多層フイルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2656804B2 (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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