JPH02290731A - 4輪駆動車のトルク配分制御装置 - Google Patents
4輪駆動車のトルク配分制御装置Info
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- JPH02290731A JPH02290731A JP17089689A JP17089689A JPH02290731A JP H02290731 A JPH02290731 A JP H02290731A JP 17089689 A JP17089689 A JP 17089689A JP 17089689 A JP17089689 A JP 17089689A JP H02290731 A JPH02290731 A JP H02290731A
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 49
- 239000002131 composite material Substances 0.000 abstract description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 239000000969 carrier Substances 0.000 description 1
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- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
- Retarders (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、複合プラネタリギャ式センターデイファレン
シャル装置を備えた4輪駆動車のトルク配分制御装置に
関し、詳しくは、エンジンのクランク軸と変速機出力軸
が車両の進行方向に配置される縦置き型で変速機出力輔
とリヤドライブ軸とが同軸上に配置される駆動系のセン
ターデイファレンシャル装置と、その差動制限用油圧多
板クラッチのトルク配分制御に関する。
シャル装置を備えた4輪駆動車のトルク配分制御装置に
関し、詳しくは、エンジンのクランク軸と変速機出力軸
が車両の進行方向に配置される縦置き型で変速機出力輔
とリヤドライブ軸とが同軸上に配置される駆動系のセン
ターデイファレンシャル装置と、その差動制限用油圧多
板クラッチのトルク配分制御に関する。
一般に4輪駆動車の前後輪の基準トルク配分は、駆動力
が最大に発揮されるように加速時の重心移動を加味した
動的重量配分により比例して設定される。このため、フ
ロントエンジン・フロントドライブ(F F)ベースで
は前輪トルクTFと後輪トルクTILとが、TF:TI
t峙50 50に設定され、フロントエンジン・リヤド
ライブ(FR)ベースてはTF : rrt 岬4o
: 60に設定される。
が最大に発揮されるように加速時の重心移動を加味した
動的重量配分により比例して設定される。このため、フ
ロントエンジン・フロントドライブ(F F)ベースで
は前輪トルクTFと後輪トルクTILとが、TF:TI
t峙50 50に設定され、フロントエンジン・リヤド
ライブ(FR)ベースてはTF : rrt 岬4o
: 60に設定される。
またセンターディファレンシャル装置は、これらの基準
トルク配分の状態により等分の場合はベベルギャ式が、
不等分の場合はシンプルブラネタリギャ式等が選択され
る。
トルク配分の状態により等分の場合はベベルギャ式が、
不等分の場合はシンプルブラネタリギャ式等が選択され
る。
ここでトルク配分が等分なセンターディファレンシャル
i=14輪駆動車では、悪路での走破性が最大に発揮さ
れる。しかし、低μ路等の悪路で容易にスリップが発生
し、このスリップ発生時にセンターディファレンシャル
装置に差動制限機能を追加すると、駆動力は確かに向上
するが、操縦性は特に向上するわけでなく、4輪のスリ
ップ発生条件が同一のため、高速旋回時等において4輪
が同時にスリップして操縦困難になる場合らある。そこ
でかかるスリップ状態でも操縦安定性を確保するには、
シンプルプラネタリギャ式センターディファレンシャル
装置を使用し、後輪偏重に基準トルク配分を設定する。
i=14輪駆動車では、悪路での走破性が最大に発揮さ
れる。しかし、低μ路等の悪路で容易にスリップが発生
し、このスリップ発生時にセンターディファレンシャル
装置に差動制限機能を追加すると、駆動力は確かに向上
するが、操縦性は特に向上するわけでなく、4輪のスリ
ップ発生条件が同一のため、高速旋回時等において4輪
が同時にスリップして操縦困難になる場合らある。そこ
でかかるスリップ状態でも操縦安定性を確保するには、
シンプルプラネタリギャ式センターディファレンシャル
装置を使用し、後輪偏重に基準トルク配分を設定する。
これにより、常に後輪を先にスリップさせ、ドライバの
アクセル操作で後輪にパワースライドを発生させ、車両
のテールを流しながら操縦する。
アクセル操作で後輪にパワースライドを発生させ、車両
のテールを流しながら操縦する。
そこで従来、上記プラネタリギャ式センターディファレ
ンシャル装置を備えた4輪駆動車に関しては、例えば特
開昭63−176728号公報の先行技術がある。ここ
で、シンプルプラネタリギャのセンターディファレンシ
ャル装置を有し、変速出力をキャリヤに入力し、サンギ
ヤとリングギャの一方から前輪に、他方から後輪にそれ
ぞれトルクを、サンギヤとリングギャのビッチ円径の違
いに応じ不等配分して分配する。また、サンギヤ,リン
グギャおよびキャリヤのいずれかの2つの要素の間に差
動制限用油圧多板クラッチを配設することが示されてい
る。
ンシャル装置を備えた4輪駆動車に関しては、例えば特
開昭63−176728号公報の先行技術がある。ここ
で、シンプルプラネタリギャのセンターディファレンシ
ャル装置を有し、変速出力をキャリヤに入力し、サンギ
ヤとリングギャの一方から前輪に、他方から後輪にそれ
ぞれトルクを、サンギヤとリングギャのビッチ円径の違
いに応じ不等配分して分配する。また、サンギヤ,リン
グギャおよびキャリヤのいずれかの2つの要素の間に差
動制限用油圧多板クラッチを配設することが示されてい
る。
ところで、上記先行技術のものにあっては、シンプルプ
ラネタリギャ式のセンターディファレンシャル装置であ
るため、基準トルク配分比はサンギヤとリングギャとの
かみ合いピッチ円径の比のみで決定されてしまい、これ
以外の自由度がない。
ラネタリギャ式のセンターディファレンシャル装置であ
るため、基準トルク配分比はサンギヤとリングギャとの
かみ合いピッチ円径の比のみで決定されてしまい、これ
以外の自由度がない。
また、エンジンのクランク軸と変速機出力軸が車両の進
行方向に配置される縦置きのパワートレーンでは、変速
機出力軸とリヤドライブ軸とが同軸の駆動系に適用され
ると、サンギヤの内側に変速機出力軸が挿通されるため
、サンギヤのサイズ減少にも限界がある。一方、リング
ギャのサイズの増大はトランスファ全体の大型化,車室
内居住性の悪化を招いて限界がある。従って、サンギヤ
とリングギャとのかみ合いピッチ円径比による後輪への
駆動トルク配分比は周囲の制約から比較的設定範囲に自
由度がないため、後輪への駆動トルク配分を大きくした
り、あるいは前後輪への駆動トルク配分を等配分に近い
値に設定したくても難しく、FFベースとFRベースの
4輪駆動のように前後輪重量配分の異なる種々の車両に
適応させた後輪偏重のトルク配分が設定しにくいため、
その効果を充分に発揮し難い。
行方向に配置される縦置きのパワートレーンでは、変速
機出力軸とリヤドライブ軸とが同軸の駆動系に適用され
ると、サンギヤの内側に変速機出力軸が挿通されるため
、サンギヤのサイズ減少にも限界がある。一方、リング
ギャのサイズの増大はトランスファ全体の大型化,車室
内居住性の悪化を招いて限界がある。従って、サンギヤ
とリングギャとのかみ合いピッチ円径比による後輪への
駆動トルク配分比は周囲の制約から比較的設定範囲に自
由度がないため、後輪への駆動トルク配分を大きくした
り、あるいは前後輪への駆動トルク配分を等配分に近い
値に設定したくても難しく、FFベースとFRベースの
4輪駆動のように前後輪重量配分の異なる種々の車両に
適応させた後輪偏重のトルク配分が設定しにくいため、
その効果を充分に発揮し難い。
更に、上述のように基準トルク配分が後輪側に比較的大
きく設定しにくいため、油圧多板クラッチによりトルク
配分制御する場合もその制御域が狭く、走破性と操縦性
とを適正に制御し得ない等の不都合がある。
きく設定しにくいため、油圧多板クラッチによりトルク
配分制御する場合もその制御域が狭く、走破性と操縦性
とを適正に制御し得ない等の不都合がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、複合プラネタリギャ式センターディフ
ァレンシャル装置による基準トルク配分の決定の自由度
を増大する。
とするところは、複合プラネタリギャ式センターディフ
ァレンシャル装置による基準トルク配分の決定の自由度
を増大する。
また、縦置き1・ランスアクスル型やFR方式で変速機
出力軸とリヤドライブ軸とが同軸の駆動系に適用した場
合に、充分後輪偏重のトルク配分に設定し、かつ油圧多
板クラソチで幅広くトルク配分制御することか可能な4
輪駆動車のトルク配分制御装置を提(』(することにあ
る。
出力軸とリヤドライブ軸とが同軸の駆動系に適用した場
合に、充分後輪偏重のトルク配分に設定し、かつ油圧多
板クラソチで幅広くトルク配分制御することか可能な4
輪駆動車のトルク配分制御装置を提(』(することにあ
る。
上記目的を達成するため、本発明の4輪駆動車のトルク
配分制御装置は、変速機出力軸に前輪側伝達要素.後輪
側伝達要素が同軸上に配置され、これら3者の間にセン
ターディファレンシャル装置が配置されるセンターディ
ファレンシャル付4輪駆動車において、上記センターデ
ィファレンシャル装置を、第1,第2のサンギヤと、一
体形成される第1,第2のピニオンと、キャリヤとで構
成し、上記第1のサンギヤを上記変速機出力軸に連結し
、上記キャリヤを上記前輪側伝達要素に連結し、上記第
2のサンギヤを上記後輪側伝達要素に連結し、上記セン
ターディファレンシャル装置の人力要素の変速機出力軸
,2つの出力要素のキャリヤと第2のサンギヤにおいて
、出力要素同士の間、または入力要素といずれか一方の
出力要素との間に、上記センターディファレンシャル装
置の差動を制限する油圧多板クラッチをバイパスして介
設するものである。
配分制御装置は、変速機出力軸に前輪側伝達要素.後輪
側伝達要素が同軸上に配置され、これら3者の間にセン
ターディファレンシャル装置が配置されるセンターディ
ファレンシャル付4輪駆動車において、上記センターデ
ィファレンシャル装置を、第1,第2のサンギヤと、一
体形成される第1,第2のピニオンと、キャリヤとで構
成し、上記第1のサンギヤを上記変速機出力軸に連結し
、上記キャリヤを上記前輪側伝達要素に連結し、上記第
2のサンギヤを上記後輪側伝達要素に連結し、上記セン
ターディファレンシャル装置の人力要素の変速機出力軸
,2つの出力要素のキャリヤと第2のサンギヤにおいて
、出力要素同士の間、または入力要素といずれか一方の
出力要素との間に、上記センターディファレンシャル装
置の差動を制限する油圧多板クラッチをバイパスして介
設するものである。
上記構成に基づき、4輪駆動車のセンターディファレン
シャル装置は、第1 第2のサンギヤとキャリヤに支持
されてこれらのサンギヤに噛合う第1,第2のピニオン
の4つの歯車要素のかみ合いピッチ円半径によりトルク
配分が決定され、前後輪の基準トルク配分をコンパクト
な構造で、比較的広範囲に定めることが可能となる。
シャル装置は、第1 第2のサンギヤとキャリヤに支持
されてこれらのサンギヤに噛合う第1,第2のピニオン
の4つの歯車要素のかみ合いピッチ円半径によりトルク
配分が決定され、前後輪の基準トルク配分をコンパクト
な構造で、比較的広範囲に定めることが可能となる。
また、4輪駆動車の前後輪トルク配分は、通常時にセン
ターディファレンシャル装置に差動制限トルクを付与し
ない状態で充分に後輪偏重になり、自由に旋回可能で、
アンダーステア気味の良好な操縦性を発揮し、常に後輪
を先にスリップさせる4輪駆動走行になる。そして後輪
スリップが生じると、そのスリップに応じ油圧多板クラ
ッチに差動制限トルクを生じさせてそのクラッチトルク
分を後輪への出力要素から前輪への出力要素側にバイパ
スして伝達し、または入力要素から前輪への出力要素側
にバイパスして差動制限トルクを伝達することで前輪偏
重に移行し、前輪側トルク配分が増大して後輪スリップ
を消失すると共に駆動力が確保てき、走破性を向上する
ようになる。
ターディファレンシャル装置に差動制限トルクを付与し
ない状態で充分に後輪偏重になり、自由に旋回可能で、
アンダーステア気味の良好な操縦性を発揮し、常に後輪
を先にスリップさせる4輪駆動走行になる。そして後輪
スリップが生じると、そのスリップに応じ油圧多板クラ
ッチに差動制限トルクを生じさせてそのクラッチトルク
分を後輪への出力要素から前輪への出力要素側にバイパ
スして伝達し、または入力要素から前輪への出力要素側
にバイパスして差動制限トルクを伝達することで前輪偏
重に移行し、前輪側トルク配分が増大して後輪スリップ
を消失すると共に駆動力が確保てき、走破性を向上する
ようになる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、本発明が適用される縦置きトランスア
クスル型の駆動系について述べると、トルクコンバータ
ケース1,ディファレンシャルケース2の後部にトラン
スミッンヨンケース3が接合し、トランスミッションケ
ース3の後部にトランスファケース4が接合し、トラン
スミッションケース3の下部にはオイルバン5が取付け
られる。
クスル型の駆動系について述べると、トルクコンバータ
ケース1,ディファレンシャルケース2の後部にトラン
スミッンヨンケース3が接合し、トランスミッションケ
ース3の後部にトランスファケース4が接合し、トラン
スミッションケース3の下部にはオイルバン5が取付け
られる。
符号10はエンジンであり、このエンジン■0のクラン
ク軸11がトルクコンバータケース1内部のロックアッ
プクラッチ12を備えたトルクコンバータ13に連結し
、トルクコンバータ13からの入力輔[4がトランスミ
ッションケース3内部の自動変速機30に入力する。自
動変速機30からの出力輔l5は人力軸14と同軸上に
出力し、この出力軸15がトランスファケース4内部の
センターディファレンシャル装置50に同軸上に連結す
る。トランスミッションケース3内部において人,出力
輔14. 15に対しフロントドライブ軸16が平行配
置され、このフロントドライブ輔16の後端はセンター
ディファレンシャル装置50に一対のりダクションギャ
17. 18を介して連結し、フロントドライブ輔1
6の前端はディファレンシャルケース2内部のフロント
ディフアレンジャル装置■9を介して前輪に伝動構成さ
れる。
ク軸11がトルクコンバータケース1内部のロックアッ
プクラッチ12を備えたトルクコンバータ13に連結し
、トルクコンバータ13からの入力輔[4がトランスミ
ッションケース3内部の自動変速機30に入力する。自
動変速機30からの出力輔l5は人力軸14と同軸上に
出力し、この出力軸15がトランスファケース4内部の
センターディファレンシャル装置50に同軸上に連結す
る。トランスミッションケース3内部において人,出力
輔14. 15に対しフロントドライブ軸16が平行配
置され、このフロントドライブ輔16の後端はセンター
ディファレンシャル装置50に一対のりダクションギャ
17. 18を介して連結し、フロントドライブ輔1
6の前端はディファレンシャルケース2内部のフロント
ディフアレンジャル装置■9を介して前輪に伝動構成さ
れる。
一方、センターディファレンシャル装置50からリヤド
ライブ軸20に出力し、このリヤドライブ軸20はプロ
ペラ軸21,リャディファレンシャル装置22等を介し
て後輪に伝動構成される。そしてセンターディファレン
シャル装置50には、湿式多板の油圧多板クラッチ60
が設けられる。
ライブ軸20に出力し、このリヤドライブ軸20はプロ
ペラ軸21,リャディファレンシャル装置22等を介し
て後輪に伝動構成される。そしてセンターディファレン
シャル装置50には、湿式多板の油圧多板クラッチ60
が設けられる。
自動変速機30は、フロントブラネタリギャ31,リャ
プラネタリギャ32を有し、これらのフロントプラネタ
リギャ31,リャブラネタリギャ82に対し、ハイクラ
ッチ33,リバースクラッチ34,ブレーキバンド35
,フォワードクラッチ36,オーバランニングクラッチ
37,ローアンドリバースクラッチ38,ワンウエイク
ラッチ3940が設けられ、これらを選択的に係合する
ことで前進4段後進1段の変速段を得る。また自動変速
機30の前方には、オイルポンプ4■がトルクコンバー
タのインベラスリーブ13aとドライブ輔42とを連結
して常に駆動するように設けられ、オイルパン5にはコ
ントロールバルブボデ−43が収容される。そしてコン
トロールバルブボデ−43により上述の各摩擦要素に給
排油し、選択的に係合するようになっている。
プラネタリギャ32を有し、これらのフロントプラネタ
リギャ31,リャブラネタリギャ82に対し、ハイクラ
ッチ33,リバースクラッチ34,ブレーキバンド35
,フォワードクラッチ36,オーバランニングクラッチ
37,ローアンドリバースクラッチ38,ワンウエイク
ラッチ3940が設けられ、これらを選択的に係合する
ことで前進4段後進1段の変速段を得る。また自動変速
機30の前方には、オイルポンプ4■がトルクコンバー
タのインベラスリーブ13aとドライブ輔42とを連結
して常に駆動するように設けられ、オイルパン5にはコ
ントロールバルブボデ−43が収容される。そしてコン
トロールバルブボデ−43により上述の各摩擦要素に給
排油し、選択的に係合するようになっている。
第2図(a)において、センターデイファレンシャル装
置50の部分について述べる。
置50の部分について述べる。
先ず、変速機出力軸15とリヤドライブ軸20は、プッ
シュ23a,スラストベアリング24を介して同軸上に
回転自在に嵌合し、リダクションギャ17も出力軸l5
に二一ドルベアリング23を介して同軸上に嵌合してお
り、これら3者の間にセンターデイファレンシャル装置
50が同軸上に設けられる。センターディファレンシャ
ル装置50は複合プラネタリギャ式であり、出力輔15
に形成される第1のサンギヤ51,それに噛合う第1の
ビニオン52,リヤドライブ輔20に形成される第2の
サンギヤ53,それに噛合う第2のピニオン54を有す
る。第1.第2のピニオン52. 54は一体化してお
り、リダクションギャl7に一体形成されるキャリヤ5
5のビン56に二一ドルベアリング23を介して軸支さ
れる。そしてリダクションギャ17を備えたキャリヤ5
5の前後がボールベアリング25で輔支されている。
シュ23a,スラストベアリング24を介して同軸上に
回転自在に嵌合し、リダクションギャ17も出力軸l5
に二一ドルベアリング23を介して同軸上に嵌合してお
り、これら3者の間にセンターデイファレンシャル装置
50が同軸上に設けられる。センターディファレンシャ
ル装置50は複合プラネタリギャ式であり、出力輔15
に形成される第1のサンギヤ51,それに噛合う第1の
ビニオン52,リヤドライブ輔20に形成される第2の
サンギヤ53,それに噛合う第2のピニオン54を有す
る。第1.第2のピニオン52. 54は一体化してお
り、リダクションギャl7に一体形成されるキャリヤ5
5のビン56に二一ドルベアリング23を介して軸支さ
れる。そしてリダクションギャ17を備えたキャリヤ5
5の前後がボールベアリング25で輔支されている。
こうして、変速機出力軸15の動力が第1のサンギヤ5
lに入力し、第1,第2のピニオン52. 54を介し
てキャリヤ55と第2のサンギヤ53とに所定の配分比
でトルクが伝達される。そしてかかるトルクの伝達時に
、第1,第2のピニオン52. 54の自転と公転とに
より、キャリヤ55と第2のサンギヤ53との回転差を
吸収するものである。
lに入力し、第1,第2のピニオン52. 54を介し
てキャリヤ55と第2のサンギヤ53とに所定の配分比
でトルクが伝達される。そしてかかるトルクの伝達時に
、第1,第2のピニオン52. 54の自転と公転とに
より、キャリヤ55と第2のサンギヤ53との回転差を
吸収するものである。
ここで、第3図の略図を用いてセンターディファレンシ
ャル装置50のトルク配分について詳記する。
ャル装置50のトルク配分について詳記する。
第1のサンギヤ5lの入力トルクをTI、そのかみ合い
ピッチ半径を『S1、キャリヤ55のフロント側トルク
をTF,第1,第2のピニオン52. 54のかみ合い
ピッチ半径をrp1,『p2、第2のサンギヤ53のリ
ャ側トルクをTl{、そのかみ合いピッチ半径をrs2
とすると、 TI−TF+Tに (1)rs
1+ rp1− rs2+ rp2(2)が成立する。
ピッチ半径を『S1、キャリヤ55のフロント側トルク
をTF,第1,第2のピニオン52. 54のかみ合い
ピッチ半径をrp1,『p2、第2のサンギヤ53のリ
ャ側トルクをTl{、そのかみ合いピッチ半径をrs2
とすると、 TI−TF+Tに (1)rs
1+ rp1− rs2+ rp2(2)が成立する。
また第1のサンギヤ5lと第1のピニオン52との噛合
点に作用する接線方向荷重Pは、キャリヤ55に作用す
る接線方向荷重P1と、第2のサンギヤ53と第2のピ
ニオン54との噛合点に作用する接線方向荷重P2との
和に等しい。
点に作用する接線方向荷重Pは、キャリヤ55に作用す
る接線方向荷重P1と、第2のサンギヤ53と第2のピ
ニオン54との噛合点に作用する接線方向荷重P2との
和に等しい。
P − T I/rs1
P1−TF /(rs1 +rp1)
P2 =TIL/rs2
T I/rs1= ((TF/ (rs1+rp1)]
+ TR/rs2(1).(2)式を(3)式に代入し
て整理すると、TF謂(1−rp111『s2/rS1
●『p2)@TITFL − (rp1Φrs2/rs
1●rp2) ●T!となる。このことから、第1,
第2のサンギヤ51.53と第1,第2のピニオン52
. 54とのかみ合いピッチ半径により、フロント側ト
ルクTFおよびリャ側トルクTλの基準トルク配分を自
由に設定し得ることがわかる。
+ TR/rs2(1).(2)式を(3)式に代入し
て整理すると、TF謂(1−rp111『s2/rS1
●『p2)@TITFL − (rp1Φrs2/rs
1●rp2) ●T!となる。このことから、第1,
第2のサンギヤ51.53と第1,第2のピニオン52
. 54とのかみ合いピッチ半径により、フロント側ト
ルクTFおよびリャ側トルクTλの基準トルク配分を自
由に設定し得ることがわかる。
ここで、rs1 −23.5a+m, rp1 −18
.5mm, rp2 −18.8mm, rs2 −
21.2mmにすると、TF −20/53 ・Ti TR.−33753 ・TI になる。従って前後輪トルク配分は、 TF:TR− ≠38:82 になり、充分に後輪偏重の基準トルク配分に設定し得る
。
.5mm, rp2 −18.8mm, rs2 −
21.2mmにすると、TF −20/53 ・Ti TR.−33753 ・TI になる。従って前後輪トルク配分は、 TF:TR− ≠38:82 になり、充分に後輪偏重の基準トルク配分に設定し得る
。
第2図(a>において油圧多板クラッチ60について述
べると、ドラム6[がキャリヤ55の後端のプレート5
7に結合し、ハブ62が第2のサンギヤ53と一体のリ
ヤドライブ輔20にスプライン結合する。こうして油圧
多彼クラッチ60は、第2図(b)に示すようにセンタ
ーディファレンシャル装置50のキャリヤ55の支柱5
5aと第2のサンギヤ53との間にバイパスして、トル
ク移動とディファレンシャルロック可能に介設される。
べると、ドラム6[がキャリヤ55の後端のプレート5
7に結合し、ハブ62が第2のサンギヤ53と一体のリ
ヤドライブ輔20にスプライン結合する。こうして油圧
多彼クラッチ60は、第2図(b)に示すようにセンタ
ーディファレンシャル装置50のキャリヤ55の支柱5
5aと第2のサンギヤ53との間にバイパスして、トル
ク移動とディファレンシャルロック可能に介設される。
そして油圧室63の油圧でピストン64,ベアリング6
5,プレッシャプレート66を介し、ドラム6■とハブ
62との間のドライブプレート67a,リテーニングプ
レート67b , 67c ,プレート67を押圧し
てクラッチトルクを生じるように構成される。
5,プレッシャプレート66を介し、ドラム6■とハブ
62との間のドライブプレート67a,リテーニングプ
レート67b , 67c ,プレート67を押圧し
てクラッチトルクを生じるように構成される。
第4図(a)において、油圧多板クラッチ60の油圧お
よび電気制御系について述べる。
よび電気制御系について述べる。
符号41はエンジン駆動されるオイルボンブであり、こ
のオイルポンプ41の吐出圧がレギュレータ弁80で調
圧されてライン圧を生じ、このライン圧が自動変速に用
いられる。またこのライン圧油路81は、クラッチ制御
弁82,油路83を介して油圧多板クラッチ60の油圧
室63に連通し、油路81は、パイロット弁84,オリ
フィス85を有する油路86によりデューティソレノイ
ド弁87,クラッチ制御弁82の制御側に連通する。そ
して制御ユニット90のデューティ信号がデューティソ
レノイド弁87に入力してデューティ圧を生じ、このデ
ューティ圧でクラッチ制御弁82を動作することで、油
圧多板クラッチ60のクラッチ圧と共にクラッチトルク
を可変制御するようになっている。
のオイルポンプ41の吐出圧がレギュレータ弁80で調
圧されてライン圧を生じ、このライン圧が自動変速に用
いられる。またこのライン圧油路81は、クラッチ制御
弁82,油路83を介して油圧多板クラッチ60の油圧
室63に連通し、油路81は、パイロット弁84,オリ
フィス85を有する油路86によりデューティソレノイ
ド弁87,クラッチ制御弁82の制御側に連通する。そ
して制御ユニット90のデューティ信号がデューティソ
レノイド弁87に入力してデューティ圧を生じ、このデ
ューティ圧でクラッチ制御弁82を動作することで、油
圧多板クラッチ60のクラッチ圧と共にクラッチトルク
を可変制御するようになっている。
一方、制御ユニット90の入力信号として、少なくとも
前輪回転数センサ91,後輪回転数センサ92,舵角セ
ンサ93およびシフト位置センサ100を有する。前輪
回転数センサ9【は、第2図(a)のようにフロントド
ライブ輔16に固定されたパーキングギャ91aにピッ
クアップ9lbを対向させて成り、後輪回転数センサ9
2はリヤドライブ軸20のパルスギヤ92aにピックア
ップ92bを対向させて成り、前輪回転数NFと後輪回
転数Nkとを検出する。これら前輪回転数NF,後輪回
転数NR.はスリップ率算出部94に入力するが、TF
<Tlljの基準トルク配分で常に後輪が先にスリップ
することから、スリップ率Sが、S−NF/NFL
(S>0)により算出される。このスリップ率Sと舵角
センサ93の舵角ψとはクラッチ圧設定部95に入力し
、マップ設定部96の第5図に示すマップからクラッチ
圧Pcを検索する。ここで、S≧1のノンスリップでは
クラッチ圧Pcは低い値に設定されてあり、S<1のス
リップ状態でスリップ率Sの減少に応じてクラッチ圧P
cを増大し、設定値51以下ではP waxに定める。
前輪回転数センサ91,後輪回転数センサ92,舵角セ
ンサ93およびシフト位置センサ100を有する。前輪
回転数センサ9【は、第2図(a)のようにフロントド
ライブ輔16に固定されたパーキングギャ91aにピッ
クアップ9lbを対向させて成り、後輪回転数センサ9
2はリヤドライブ軸20のパルスギヤ92aにピックア
ップ92bを対向させて成り、前輪回転数NFと後輪回
転数Nkとを検出する。これら前輪回転数NF,後輪回
転数NR.はスリップ率算出部94に入力するが、TF
<Tlljの基準トルク配分で常に後輪が先にスリップ
することから、スリップ率Sが、S−NF/NFL
(S>0)により算出される。このスリップ率Sと舵角
センサ93の舵角ψとはクラッチ圧設定部95に入力し
、マップ設定部96の第5図に示すマップからクラッチ
圧Pcを検索する。ここで、S≧1のノンスリップでは
クラッチ圧Pcは低い値に設定されてあり、S<1のス
リップ状態でスリップ率Sの減少に応じてクラッチ圧P
cを増大し、設定値51以下ではP waxに定める。
また、舵角ψの増大に応じクラッチ圧Pcを減少してタ
イトコーナブレーキング現象を回避する。このクラッチ
圧Pcは、デューティ変換部97に入力してクラッチ圧
Pcに応じたデューティ比Dに変換され、このデューテ
イ信号が出ツJするものである。
イトコーナブレーキング現象を回避する。このクラッチ
圧Pcは、デューティ変換部97に入力してクラッチ圧
Pcに応じたデューティ比Dに変換され、このデューテ
イ信号が出ツJするものである。
第7図は、制御ユニット90内において行なわれる処理
の流れを示している。上述したように、まず前後輪の回
転数を検出し、前後輪のスリップの有無を演算し、スリ
ップ率が設定値以下ならばスロットル開度,車速,ギヤ
位置,舵角等で予め設定したマップから必要差動制限ト
ルクを検索する。
の流れを示している。上述したように、まず前後輪の回
転数を検出し、前後輪のスリップの有無を演算し、スリ
ップ率が設定値以下ならばスロットル開度,車速,ギヤ
位置,舵角等で予め設定したマップから必要差動制限ト
ルクを検索する。
そしてこのクラッチのトルク伝達容量に対応したデュー
ティ比を選択して、デューティソレノイド弁87に出力
する。ここで、スリップが設定値以上になるとスリップ
と判断し、スリップ発生時のマップ値を検索してデュー
ティソレノイド弁87に出力する。
ティ比を選択して、デューティソレノイド弁87に出力
する。ここで、スリップが設定値以上になるとスリップ
と判断し、スリップ発生時のマップ値を検索してデュー
ティソレノイド弁87に出力する。
次いで、このように構成された4輪駆動車の作用を、第
6図の特性図を用いて述べる。
6図の特性図を用いて述べる。
先ず、エンジン10の動力はトルクコンバータ13,入
力輔l4を介して自動変速機30に入力し、この自動変
速機゜30で自動的に変速された変速動力が出力軸■5
からセンターディファレンシャル装置50の第1のサン
ギヤ5lに入力する。ここで、センターディファレンシ
ャル装置50の各歯車要素の諸元により例えばTF :
TR 特38: 82に設定されていることで、変速
動力の38%のトルクがキャリヤ55と一体になったり
ダクションギャl7に、その62%のトルクが第2のザ
ンギャ53に分配して出力される。
力輔l4を介して自動変速機30に入力し、この自動変
速機゜30で自動的に変速された変速動力が出力軸■5
からセンターディファレンシャル装置50の第1のサン
ギヤ5lに入力する。ここで、センターディファレンシ
ャル装置50の各歯車要素の諸元により例えばTF :
TR 特38: 82に設定されていることで、変速
動力の38%のトルクがキャリヤ55と一体になったり
ダクションギャl7に、その62%のトルクが第2のザ
ンギャ53に分配して出力される。
一方このとき、前,後輪回転数NF,N化および舵角ψ
の信号が制御ユニット90に入力し、スリップ率算出部
94てスリップ率Sが算出されている。
の信号が制御ユニット90に入力し、スリップ率算出部
94てスリップ率Sが算出されている。
そこで乾燥路面でS≧1のノンスリップ状態では、クラ
ッチ圧設定部95でPcが低い値に設定され、デューテ
ィ比変換部97から例えばデューティ比100%の信号
がデューティソレノイド弁87へ出力する。このためデ
ューティ圧が零になって、クラッチ制御弁82は、油路
8lを閉じて油圧多板クラッチ60をドレンするように
動作するのであり、これにより油圧多板クラッチ60は
解放されてクラッチトルクが零になり、上述のセンター
ディファレンシャル装置50をフリーにする。
ッチ圧設定部95でPcが低い値に設定され、デューテ
ィ比変換部97から例えばデューティ比100%の信号
がデューティソレノイド弁87へ出力する。このためデ
ューティ圧が零になって、クラッチ制御弁82は、油路
8lを閉じて油圧多板クラッチ60をドレンするように
動作するのであり、これにより油圧多板クラッチ60は
解放されてクラッチトルクが零になり、上述のセンター
ディファレンシャル装置50をフリーにする。
従って、キャリヤ55と一体になったりダクションギャ
17に出力した38%のトルクは、そのままリダクシラ
ンギャ18,フロントドライブφ市1B,フロントディ
ファレンシャル装置19を介して前輪に伝達する。また
、第2のサンギヤ23に出力した62%のトルクは、リ
ヤドライブ輔20,ブロベラ軸21,リャディファレン
シャル装置22を介して後輪に伝達し、後輪偏重の4輪
駆動走行となる。そしてこのトルク配分てはアンダース
テア気味になることで、操縦性が良好に確保される。ま
た旋回時には、センターディファレンシャル装置50が
前後輪の回転数差に応じて第1,第2のビニオン52.
54を自転.公転させて回転数差を完全に吸収するこ
とになり、自由に旋回することが可能になる。
17に出力した38%のトルクは、そのままリダクシラ
ンギャ18,フロントドライブφ市1B,フロントディ
ファレンシャル装置19を介して前輪に伝達する。また
、第2のサンギヤ23に出力した62%のトルクは、リ
ヤドライブ輔20,ブロベラ軸21,リャディファレン
シャル装置22を介して後輪に伝達し、後輪偏重の4輪
駆動走行となる。そしてこのトルク配分てはアンダース
テア気味になることで、操縦性が良好に確保される。ま
た旋回時には、センターディファレンシャル装置50が
前後輪の回転数差に応じて第1,第2のビニオン52.
54を自転.公転させて回転数差を完全に吸収するこ
とになり、自由に旋回することが可能になる。
次いで、滑り易い路面走行時には、後輪偏重のトルク配
分により常に後輪が先にスリップし、制御ユニット90
のスリップ率算出部94でスリップ状態に応じたスリッ
プ率S1 (S<1)が算出される。そしてこのスリッ
プ率S1に応じたクラッチ圧Pc1のデューティ信号が
デューティソレノイド弁87に出力してクラッチ制御弁
82を動作することて、油圧多板クラッチ60はライン
圧を調圧した油圧が供給されて所定のクラッチトルクT
cを生じる。そこでセンターディファレンシャル装置5
0で、2つの出力要素のキャリヤ55と第2のサンギヤ
53との間に油圧多板クラッチBOを経由した伝動系路
がバイパスして形成されることになり、トルク配分の多
い第2のサンギヤ53からクラッチトルクTcの分だけ
キャリヤ55にトルクがバイパスして伝達される。これ
によりトルク配分は、第6図のようにTI7:Tλ−T
F1:T化1に変化し、後輪トルクは減じてスリップを
生じなくなり、走破性を増大すると共に操縦性も良好に
保つ。
分により常に後輪が先にスリップし、制御ユニット90
のスリップ率算出部94でスリップ状態に応じたスリッ
プ率S1 (S<1)が算出される。そしてこのスリッ
プ率S1に応じたクラッチ圧Pc1のデューティ信号が
デューティソレノイド弁87に出力してクラッチ制御弁
82を動作することて、油圧多板クラッチ60はライン
圧を調圧した油圧が供給されて所定のクラッチトルクT
cを生じる。そこでセンターディファレンシャル装置5
0で、2つの出力要素のキャリヤ55と第2のサンギヤ
53との間に油圧多板クラッチBOを経由した伝動系路
がバイパスして形成されることになり、トルク配分の多
い第2のサンギヤ53からクラッチトルクTcの分だけ
キャリヤ55にトルクがバイパスして伝達される。これ
によりトルク配分は、第6図のようにTI7:Tλ−T
F1:T化1に変化し、後輪トルクは減じてスリップを
生じなくなり、走破性を増大すると共に操縦性も良好に
保つ。
そして上述のスリップ率Sが設定値St以下になると、
油圧多板クラッチ60の油圧と共に差動制限トルクが最
大になって、センターディファレンシャル装置50のキ
ャリヤ55と第2のサンギヤ53とを直結する。このた
めセンターディファレンシャル装置50はディファレン
シャルロツクされ、前後輪の輔重配分に相当したトルク
配分の直結式4輪駆動走行になり、走破性が最大に発揮
される。こうしてスリップ状態に応じ、それを回避すべ
く幅広く前後輪へトルク配分制御されるのである。
油圧多板クラッチ60の油圧と共に差動制限トルクが最
大になって、センターディファレンシャル装置50のキ
ャリヤ55と第2のサンギヤ53とを直結する。このた
めセンターディファレンシャル装置50はディファレン
シャルロツクされ、前後輪の輔重配分に相当したトルク
配分の直結式4輪駆動走行になり、走破性が最大に発揮
される。こうしてスリップ状態に応じ、それを回避すべ
く幅広く前後輪へトルク配分制御されるのである。
また、上述のスリップの発生に伴うトルク配分制御にお
いて、旋回する場合はその舵角ψにより浦圧多板クラッ
チ60の差動制限トルクが減少補正される。このため、
センターディファレンシャル装置50の差動制限は減じ
て回転数差を充分に吸収することが可能になり、タイト
コーナブレーキング現象が回避され、操縦性が良好に確
保される。
いて、旋回する場合はその舵角ψにより浦圧多板クラッ
チ60の差動制限トルクが減少補正される。このため、
センターディファレンシャル装置50の差動制限は減じ
て回転数差を充分に吸収することが可能になり、タイト
コーナブレーキング現象が回避され、操縦性が良好に確
保される。
なお、基準トルク配分,スリップ等に対するトルク配分
制御の特性は実施例以外に任意に設定し得る。
制御の特性は実施例以外に任意に設定し得る。
以上、本発明の実施例について述べたが、第8図(a)
,(b)において油圧多板クラッチ80によるトルク
配分制御の他の実施例について述べる。
,(b)において油圧多板クラッチ80によるトルク
配分制御の他の実施例について述べる。
第8図(a)において、センターディファレンシャル装
置50の入力側の変速機出力輔l5に前輪出力側のりダ
クションギャ17が遊嵌することから、これらの変速機
出力輔15とリダクションギャ17との間に油圧多板ク
ラッチ60が介設される。
置50の入力側の変速機出力輔l5に前輪出力側のりダ
クションギャ17が遊嵌することから、これらの変速機
出力輔15とリダクションギャ17との間に油圧多板ク
ラッチ60が介設される。
これにより、変速機出力輔15からセンターディファレ
ンシャル装置50を介してリダクションギャl7とリヤ
ドライブ軸20とに至る駆動系に対し、浦圧多板クラッ
チ60のバイパス系101が各別に構成される。このバ
イパス系101では、後輪がスリ・ソブするとセンター
ディファレンシャル装置50内で後輪回転数Nlt>変
速機出力輔15の回転数〉前輪回転数NFの差動機能が
成立し、変速機出力軸15からクラッチトルクTcに応
じてリダクションギャ17に直接トルクを伝達し、さら
に第1のサンギヤ51からは、前輪側に流れたクラッチ
トルクTc分を減じたトルクが人力し、第1のピニオン
52,第2のビニオン54,第2のサンギヤ53を介し
てリヤドライブ軸20にもトルクが伝達するのであり、
この結果、前後輪トルクTF,TILは以下のようにな
る。
ンシャル装置50を介してリダクションギャl7とリヤ
ドライブ軸20とに至る駆動系に対し、浦圧多板クラッ
チ60のバイパス系101が各別に構成される。このバ
イパス系101では、後輪がスリ・ソブするとセンター
ディファレンシャル装置50内で後輪回転数Nlt>変
速機出力輔15の回転数〉前輪回転数NFの差動機能が
成立し、変速機出力軸15からクラッチトルクTcに応
じてリダクションギャ17に直接トルクを伝達し、さら
に第1のサンギヤ51からは、前輪側に流れたクラッチ
トルクTc分を減じたトルクが人力し、第1のピニオン
52,第2のビニオン54,第2のサンギヤ53を介し
てリヤドライブ軸20にもトルクが伝達するのであり、
この結果、前後輪トルクTF,TILは以下のようにな
る。
TF −0.38 (Ti −Tc)+TcTIt
−0.62 (Tl −”re)従ってノンスリ
ップ状態では、クラ・ソチトルクTcが零のためTF:
T化−38 : 62の後輪偏重にトルク配分され、後
輪スリップ発生時にクラッチ1・ルクTcが生じると、
このクラッチトルクTcに応じて入力トルクTIが直接
的に前輪側に伝達する。そしてクラッチトルクTcが大
きい程、バイパス系101を経由して入力トルクTIが
前輪側に流れ、前輪トルクが積極的に増大制御される。
−0.62 (Tl −”re)従ってノンスリ
ップ状態では、クラ・ソチトルクTcが零のためTF:
T化−38 : 62の後輪偏重にトルク配分され、後
輪スリップ発生時にクラッチ1・ルクTcが生じると、
このクラッチトルクTcに応じて入力トルクTIが直接
的に前輪側に伝達する。そしてクラッチトルクTcが大
きい程、バイパス系101を経由して入力トルクTIが
前輪側に流れ、前輪トルクが積極的に増大制御される。
第8図(b)のものは、上述と同様のセンターディファ
レンシャル装置50において、変速機出力軸l5が第2
のサンギヤ53側に延長され、この変速機出力輔I5と
第2のサンギヤ53との間に油圧多板クラッチ60が介
設され、油圧多板クラッチ60のドラム61を介して第
2のサンギヤ53がリヤドライブ輔20に連結される。
レンシャル装置50において、変速機出力軸l5が第2
のサンギヤ53側に延長され、この変速機出力輔I5と
第2のサンギヤ53との間に油圧多板クラッチ60が介
設され、油圧多板クラッチ60のドラム61を介して第
2のサンギヤ53がリヤドライブ輔20に連結される。
従ってこの実施例の場合も、変速機出力軸15,油圧多
板クラッチ60からリヤドライブ軸20と、さらに第2
のサンギヤ53,第2のビニオン54,キャリヤ55を
介してリダクションギャl7とに至るバイパス系lOl
が構成され、後輪がスリップすると、後輪回転数Nlt
>変速機出力輔I5の回転数〉前輪回転数NFの差動機
能が成立し、前後輪トルクTF,Tl’{は以下のよう
になる。
板クラッチ60からリヤドライブ軸20と、さらに第2
のサンギヤ53,第2のビニオン54,キャリヤ55を
介してリダクションギャl7とに至るバイパス系lOl
が構成され、後輪がスリップすると、後輪回転数Nlt
>変速機出力輔I5の回転数〉前輪回転数NFの差動機
能が成立し、前後輪トルクTF,Tl’{は以下のよう
になる。
TF −0.38 (TI −+−re)TR −0.
62 (TI +Tc)−Tcこうして、後輪スリップ
発生時は、クラッチトルクTcに応じた差動制限トルク
が入力トルクTiに加算されて、前輪トルクTFが積極
的に増大制御されるのである。
62 (TI +Tc)−Tcこうして、後輪スリップ
発生時は、クラッチトルクTcに応じた差動制限トルク
が入力トルクTiに加算されて、前輪トルクTFが積極
的に増大制御されるのである。
なお、上述した実施例は、フロントエンジンの縦置きト
ランスアクスルに本発明を適用したものを示すが、FR
方式の4輪駆動車のように前輪へのトルク伝達にトラン
スファギャ(リダクションギャ)の代りにスプロケット
とチェーンを設けた構成にも適用でき、また、リャエン
ジン・リヤドライブ(RR)ベースの4輪駆動車にも本
発明が適用できることは言うまでもない。
ランスアクスルに本発明を適用したものを示すが、FR
方式の4輪駆動車のように前輪へのトルク伝達にトラン
スファギャ(リダクションギャ)の代りにスプロケット
とチェーンを設けた構成にも適用でき、また、リャエン
ジン・リヤドライブ(RR)ベースの4輪駆動車にも本
発明が適用できることは言うまでもない。
以上述べてきたように、本発明によれば、センターディ
ファレンシャル付4輪駆動車において、複合プラネタリ
ギャ式センターディファレンシャル装置が2つのサンギ
ヤ,ピニオン,キャリヤから成り、2つのサンギヤとピ
ニオンのかみ合いピッチ半径により基準トルク配分が決
定されると共に、第1のサンギヤと第1のピニオンの歯
車諸元と第1のサンギヤと第2のピニオンの歯車諸元を
変えることもできるので、そのトルク配分決定の自由度
が非常に増大する。
ファレンシャル付4輪駆動車において、複合プラネタリ
ギャ式センターディファレンシャル装置が2つのサンギ
ヤ,ピニオン,キャリヤから成り、2つのサンギヤとピ
ニオンのかみ合いピッチ半径により基準トルク配分が決
定されると共に、第1のサンギヤと第1のピニオンの歯
車諸元と第1のサンギヤと第2のピニオンの歯車諸元を
変えることもできるので、そのトルク配分決定の自由度
が非常に増大する。
さらに、センターディファレンシャル装置によるトルク
配分の自由度が増すことで、所定の強度を有したコンパ
クトな構造で後輪に充分に偏重した基準トルク配分に設
定し得る。
配分の自由度が増すことで、所定の強度を有したコンパ
クトな構造で後輪に充分に偏重した基準トルク配分に設
定し得る。
また、充分な後輪偏重のトルク配分により、操縦性がよ
く、スリップ検出を的確に行うことができ、加速性も向
上する。
く、スリップ検出を的確に行うことができ、加速性も向
上する。
さらにまた、充分な後輪偏重のトルク配分を前提とする
ので、車両の走行状態や路面状況に応じて油圧多板クラ
ッチによるトルク配分制御を幅広く行うことができ、ス
リップ等に対し操縦性と走破性とを細かく適切に制御し
て両者の性能を向上し得る。
ので、車両の走行状態や路面状況に応じて油圧多板クラ
ッチによるトルク配分制御を幅広く行うことができ、ス
リップ等に対し操縦性と走破性とを細かく適切に制御し
て両者の性能を向上し得る。
そして、後輪スリップ時には油圧多板クラッチの差動制
限トルクに応じて後輪トルクが前輪に流れるため、リニ
アな特性になる。
限トルクに応じて後輪トルクが前輪に流れるため、リニ
アな特性になる。
そしてまた、油圧多阪クラッチのバイパス系が各別に設
けられ、後輪スリップ時にクラッチ1・ルクに応じた前
輪トルクアップを的確に行うので、従来の差動制限装置
より応答性がよい。
けられ、後輪スリップ時にクラッチ1・ルクに応じた前
輪トルクアップを的確に行うので、従来の差動制限装置
より応答性がよい。
第1図は本発明の4輪駆動車の実施例の全体構成図、
第2図(a)は要部の断面図,第2図(b)はキャリヤ
支柱を示す略図、 第3図はセンターディファレンシャル装置の部分の略図
、 第4図は油圧多板クラッチの油圧および電気制御系の回
路図、 第5図はクラッチ圧のマップを示す図、第6図はトルク
配分制御の作用を示す図、第7図は制御ユニット内の演
算処理を示す流れ図、 第8図(a) , (b)は油圧多板クラッチによるト
ルク配分制御の他の実施例を示すスケル1・ン図てある
。
支柱を示す略図、 第3図はセンターディファレンシャル装置の部分の略図
、 第4図は油圧多板クラッチの油圧および電気制御系の回
路図、 第5図はクラッチ圧のマップを示す図、第6図はトルク
配分制御の作用を示す図、第7図は制御ユニット内の演
算処理を示す流れ図、 第8図(a) , (b)は油圧多板クラッチによるト
ルク配分制御の他の実施例を示すスケル1・ン図てある
。
Claims (4)
- (1)変速機出力軸に前輪側伝達要素、後輪側伝達要素
が同軸上に配置され、これら3者の間にセンターディフ
ァレンシャル装置が配置されるセンターディファレンシ
ャル付4輪駆動車において、上記センターディファレン
シャル装置を、第1、第2のサンギヤと、一体形成され
る第1、第2のピニオンと、キャリヤとで構成し、 上記第1のサンギヤを上記変速機出力軸に連結し、上記
キャリヤを上記前輪側伝達要素に連結し、上記第2のサ
ンギヤを上記後輪側伝達要素に連結し、 上記センターディファレンシャル装置の入力要素の変速
機出力軸、2つの出力要素のキャリヤと第2のサンギヤ
において、出力要素同士の間、または入力要素といずれ
か一方の出力要素との間に、上記センターディファレン
シャル装置の差動を制限する油圧多板クラッチをバイパ
スして介設する4輪駆動車のトルク配分制御装置。 - (2)上記センターディファレンシャル装置は、第1の
サンギヤに直結する変速機出力軸に、上記キャリヤと直
結する前輪側伝達要素を回転可能に設け、 上記変速機出力軸と前輪側伝達要素との間に油 圧多板
クラッチを介設する請求項(1)記載の4輪駆動車のト
ルク配分制御装置。 - (3)上記センターディファレンシャル装置は、第1の
サンギヤに直結する変速機出力軸を第2のサンギヤ側に
延長して、両者の間に油圧多板クラッチを介設し、 上記第2のサンギヤを上記油圧多板クラッチのドラム側
を介してトランスファ軸に連結する請求項(1)記載の
4輪駆動車のトルク配分制御装置。 - (4)上記センターディファレンシャル装置による基準
トルク配分を後輪偏重に設定し、 車両の走行状態や路面状況に応じて油圧多板クラッチへ
の作動油圧を制御して、クラッチトルクを入力要素から
いずれか一方の出力要素または出力要素同士の間で移動
させ、前後輪のトルク配分を可変に制御する請求項(1
)記載の4輪駆動車のトルク配分制御装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE1990604124 DE69004124T2 (de) | 1989-02-28 | 1990-02-22 | Steuerung der Drehmoment-Verteilung für ein Kraftfahrzeug mit Allradantrieb. |
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