JPH02290730A - 4輪駆動車のトルク配分制御装置 - Google Patents
4輪駆動車のトルク配分制御装置Info
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- JPH02290730A JPH02290730A JP1170895A JP17089589A JPH02290730A JP H02290730 A JPH02290730 A JP H02290730A JP 1170895 A JP1170895 A JP 1170895A JP 17089589 A JP17089589 A JP 17089589A JP H02290730 A JPH02290730 A JP H02290730A
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- B60K17/344—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles having a transfer gear
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- B60K17/3462—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles having a transfer gear the transfer gear being a differential gear with means for changing distribution of torque between front and rear wheels
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
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- B60K23/0808—Arrangement or mounting of control devices for vehicle transmissions, or parts thereof, not otherwise provided for for changing number of driven wheels, for switching from driving one axle to driving two or more axles for varying torque distribution between driven axles, e.g. by transfer clutch
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H37/00—Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00
- F16H37/02—Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00 comprising essentially only toothed or friction gearings
- F16H37/04—Combinations of toothed gearings only
- F16H37/042—Combinations of toothed gearings only change gear transmissions in group arrangement
- F16H37/043—Combinations of toothed gearings only change gear transmissions in group arrangement without gears having orbital motion
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- F16H2200/0017—Transmissions for multiple ratios specially adapted for four-wheel-driven vehicles
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H3/00—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
- F16H3/02—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion
- F16H3/08—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts
- F16H3/087—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts characterised by the disposition of the gears
- F16H3/089—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts characterised by the disposition of the gears all of the meshing gears being supported by a pair of parallel shafts, one being the input shaft and the other the output shaft, there being no countershaft involved
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- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、複合プラネタリギャ式センターデイファレン
シャル装置を備えた4輪駆動車のトルク配分制御装置に
関し、詳しくは、手動変速機を備えた縦置きトランスフ
ァクスル型の駆動系のセンターディファレンシャル装置
と、その差動制限用油圧多板クラッチのトルク配分制御
に関する。
シャル装置を備えた4輪駆動車のトルク配分制御装置に
関し、詳しくは、手動変速機を備えた縦置きトランスフ
ァクスル型の駆動系のセンターディファレンシャル装置
と、その差動制限用油圧多板クラッチのトルク配分制御
に関する。
一般に4輪駆動車の前後輪の基準トルク配分は、駆動ツ
ノが最大に発揮されるように加速時の重心移動を加味し
た動的重量配分により比例して設定される。このため、
フロントエンジン・フロントドライブ(F F)ベース
では前輪トルクTFと後輪トルクTR.とが、TF:T
It絢50 : 50に設定され、フロン1・エンジン
・リヤドライブ(FR)ベースではTF:Tλ≠40
: 60に設定される。
ノが最大に発揮されるように加速時の重心移動を加味し
た動的重量配分により比例して設定される。このため、
フロントエンジン・フロントドライブ(F F)ベース
では前輪トルクTFと後輪トルクTR.とが、TF:T
It絢50 : 50に設定され、フロン1・エンジン
・リヤドライブ(FR)ベースではTF:Tλ≠40
: 60に設定される。
またセンターディファレンシャル装置は、これらの基阜
トルク配分の状態により等分の場合はベベルギャ式が、
不等分の場合はシンプルブラネタリギャ式等が選択され
る。
トルク配分の状態により等分の場合はベベルギャ式が、
不等分の場合はシンプルブラネタリギャ式等が選択され
る。
ここでトルク配分が等分なセンターディファレンシャル
付4輪駆動車では、悪路での走破性が最大に発揮される
。しかし、低μ路等の悪路で容易にスリップが発生し、
このスリップ発生時にセンターディファレンシャル装置
に差動制限機能を追加すると、駆動力は確かに向上する
が、操縦性は特に向上するわけでなく、高速旋回時等に
おいて4輪が同時にスリップして操縦困難になる場合も
ある。そこでかかるスリップ状態でも操縦安定性を確保
するには、シンプルプラネタリギャ式センターディファ
レンシャル装置を使用し、後輪崗重に基準トルク配分を
設定する。これにより、常に後輪を先にスリップさせ、
ドライバのアクセル操作で後輪にパワースライドを発生
させ、車両のテールを流しながら操縦することが可能で
ある。
付4輪駆動車では、悪路での走破性が最大に発揮される
。しかし、低μ路等の悪路で容易にスリップが発生し、
このスリップ発生時にセンターディファレンシャル装置
に差動制限機能を追加すると、駆動力は確かに向上する
が、操縦性は特に向上するわけでなく、高速旋回時等に
おいて4輪が同時にスリップして操縦困難になる場合も
ある。そこでかかるスリップ状態でも操縦安定性を確保
するには、シンプルプラネタリギャ式センターディファ
レンシャル装置を使用し、後輪崗重に基準トルク配分を
設定する。これにより、常に後輪を先にスリップさせ、
ドライバのアクセル操作で後輪にパワースライドを発生
させ、車両のテールを流しながら操縦することが可能で
ある。
そこで従来、上記プラネタリギャ式センターディファレ
ンシャル装置を備えた4輪駆動車に関しては、例えば特
開昭63−176728号公報の先行技術がある。ここ
で、シンプルブラネタリギャのセンターディファレンシ
ャル装置を有し、変速出力をキャリヤに入力し、サンギ
ヤとリングギャの一方から前輪に、他方から後輪にそれ
ぞれトルクを、サンギヤとリングギャのかみ合いビッチ
円径の違いに応じ不等配分して分配する。また、サンギ
ヤ,リングギャおよびキャリヤのいずれかの2つの要素
の間に差動制限用油圧多板クラッチを配設することが示
されている。
ンシャル装置を備えた4輪駆動車に関しては、例えば特
開昭63−176728号公報の先行技術がある。ここ
で、シンプルブラネタリギャのセンターディファレンシ
ャル装置を有し、変速出力をキャリヤに入力し、サンギ
ヤとリングギャの一方から前輪に、他方から後輪にそれ
ぞれトルクを、サンギヤとリングギャのかみ合いビッチ
円径の違いに応じ不等配分して分配する。また、サンギ
ヤ,リングギャおよびキャリヤのいずれかの2つの要素
の間に差動制限用油圧多板クラッチを配設することが示
されている。
ところで、上記先行技術のものにあっては、シンプルブ
ラネタリギャ式のセンターディファレンシャル装置であ
るため、基準トルク配分比はサンギヤとリングギャとの
かみ合いビッチ円径の比のみで決定されてしまい、これ
以外の自由度がない。
ラネタリギャ式のセンターディファレンシャル装置であ
るため、基準トルク配分比はサンギヤとリングギャとの
かみ合いビッチ円径の比のみで決定されてしまい、これ
以外の自由度がない。
また、手動変速機を備えた縦置きトランスアクスル型で
は、手動変速機の後部でトランスファ輔の上方および下
方の制限されたスペースに、センターディファレンシャ
ル装置等を車両の最低地上高や車室内居住性を悪化する
ことなく収容する必要がある。かかる状況で先行技術の
ようなシンプルブラネタリギャ式を適用すると、サンギ
ヤ.リングギャの寸法と共に基準のトルク配分比に限界
を生じ、FFベースとFRベースの4輪駆動のように前
後輪重量配分の異なる種々の車両に適応させた後輪偏重
のトルク配分の設定自由度がなく、その効果を充分に発
揮し難い。
は、手動変速機の後部でトランスファ輔の上方および下
方の制限されたスペースに、センターディファレンシャ
ル装置等を車両の最低地上高や車室内居住性を悪化する
ことなく収容する必要がある。かかる状況で先行技術の
ようなシンプルブラネタリギャ式を適用すると、サンギ
ヤ.リングギャの寸法と共に基準のトルク配分比に限界
を生じ、FFベースとFRベースの4輪駆動のように前
後輪重量配分の異なる種々の車両に適応させた後輪偏重
のトルク配分の設定自由度がなく、その効果を充分に発
揮し難い。
また、基準のトルク配分が後輪側に比較的大きく設定し
にくいため油圧多板クラッチによるトルク配分制御の制
御域が狭くなって、走破性と操縦性を適正に制御し得な
い等の不都合がある。
にくいため油圧多板クラッチによるトルク配分制御の制
御域が狭くなって、走破性と操縦性を適正に制御し得な
い等の不都合がある。
更に、手動変速機の駆動系に油圧多板クラッチを設ける
場合は、油圧源を確保して油圧多板クラッチの部分をそ
の専用オイルで満たし、油圧回路等の制御系を確実かつ
コンパクトにtM成する必要がある。
場合は、油圧源を確保して油圧多板クラッチの部分をそ
の専用オイルで満たし、油圧回路等の制御系を確実かつ
コンパクトにtM成する必要がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、手動変速機を備えた縦置きトランスア
クスル型の駆動系において、複合ブラネタリギャ式セン
ターディファレンシャル装置によりコンパクトな構造で
基準トルク配分の,決定自由度を大きいものにすること
にある。
とするところは、手動変速機を備えた縦置きトランスア
クスル型の駆動系において、複合ブラネタリギャ式セン
ターディファレンシャル装置によりコンパクトな構造で
基準トルク配分の,決定自由度を大きいものにすること
にある。
また、センターディファレンシャル装置により充分後輪
偏重のトルク配分に設定し、かつ油圧多板クラッチで幅
広くトルク配分制御することが可能な4輪駆動車のトル
ク配分制御装置を提供することにある。
偏重のトルク配分に設定し、かつ油圧多板クラッチで幅
広くトルク配分制御することが可能な4輪駆動車のトル
ク配分制御装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の4輪駆動車のトルク
配分制御装置は、手動変速機の後方において上記変速機
の出力軸と、フロントドライブ軸と、トランスファ軸と
の間にセンターディファレンシャル装置が配置され、上
記トランスファ軸と連結するリヤドライブ軸を有するセ
ンターディファレンシャル付4輪駆動車において、上記
センタ−7’イファレンシャル装置を、第1,第2のサ
ンギヤと、一体形成される第1,第2のピニオンと、キ
ャリヤとで構成し、上記第1のサンギヤを上記変速機出
力輔側に、上記キャリヤを上記フロントドライブ軸側に
、上記第2のサンギヤを上記トランスファ輔側に連結し
、上記センターディファレンシャル装置の入力要素の変
速機出力軸,2つの出力要素のキャリヤと第2のサンギ
ヤにおいて、出力要素同士の間、または入力要素といず
れか一方の出力要素との間に、ディファレンシャル装置
の差動を制限する油圧多板クラッチをバイパスして介設
するものである。
配分制御装置は、手動変速機の後方において上記変速機
の出力軸と、フロントドライブ軸と、トランスファ軸と
の間にセンターディファレンシャル装置が配置され、上
記トランスファ軸と連結するリヤドライブ軸を有するセ
ンターディファレンシャル付4輪駆動車において、上記
センタ−7’イファレンシャル装置を、第1,第2のサ
ンギヤと、一体形成される第1,第2のピニオンと、キ
ャリヤとで構成し、上記第1のサンギヤを上記変速機出
力輔側に、上記キャリヤを上記フロントドライブ軸側に
、上記第2のサンギヤを上記トランスファ輔側に連結し
、上記センターディファレンシャル装置の入力要素の変
速機出力軸,2つの出力要素のキャリヤと第2のサンギ
ヤにおいて、出力要素同士の間、または入力要素といず
れか一方の出力要素との間に、ディファレンシャル装置
の差動を制限する油圧多板クラッチをバイパスして介設
するものである。
上記構成に基づき、4輪駆動車のセンターディファレン
シャル装置は、第1,第2のサンギヤとキャリヤとに支
持されてこれらのサンギヤに噛合う第1,第2のピニオ
ンの4つの歯車要素のかみ合いピッチ円半径によりトル
ク配分が決定され、前後輪の基準トルク配分を比較的広
範囲に定めることが可能となる。さらに、リングギャが
無いことで、手動変速機の後方下部の狭いスペースにセ
ンターディファレンシャル装置がコンパクトに配置され
、差動制限用の油圧多板クラッチも同軸上にコンパクト
に配置することが可能になる。
シャル装置は、第1,第2のサンギヤとキャリヤとに支
持されてこれらのサンギヤに噛合う第1,第2のピニオ
ンの4つの歯車要素のかみ合いピッチ円半径によりトル
ク配分が決定され、前後輪の基準トルク配分を比較的広
範囲に定めることが可能となる。さらに、リングギャが
無いことで、手動変速機の後方下部の狭いスペースにセ
ンターディファレンシャル装置がコンパクトに配置され
、差動制限用の油圧多板クラッチも同軸上にコンパクト
に配置することが可能になる。
また、4輪駆動車の前後輪トルク配分は、通常時にセン
ターディファレンシャル装置に差動制限トルクを付与し
ない状態で充分に後輪簡重になり、自由に旋回可能で、
アンダーステア気味の良好な操縦性を発揮し、常に後輪
を先にスリップさせる4輪駆動走行になる。そして後輪
スリップが生じると、そのスリップに応じ油圧多板クラ
ッチに差動制限トルクを生じさせてそのクラッチトルク
分を後輪への出力要素から前輪への出力要素にバイパス
して伝達し、または入力要素から前輪への出力要素側に
バイパスして差動制限トルクを伝達することで前輪偏重
に移行し、前輪側トルク配分が増大して後輪スリップを
消失すると共に駆動力が確保でき、走破性を向上するよ
うになる。
ターディファレンシャル装置に差動制限トルクを付与し
ない状態で充分に後輪簡重になり、自由に旋回可能で、
アンダーステア気味の良好な操縦性を発揮し、常に後輪
を先にスリップさせる4輪駆動走行になる。そして後輪
スリップが生じると、そのスリップに応じ油圧多板クラ
ッチに差動制限トルクを生じさせてそのクラッチトルク
分を後輪への出力要素から前輪への出力要素にバイパス
して伝達し、または入力要素から前輪への出力要素側に
バイパスして差動制限トルクを伝達することで前輪偏重
に移行し、前輪側トルク配分が増大して後輪スリップを
消失すると共に駆動力が確保でき、走破性を向上するよ
うになる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、本発明が適用される縦置きトランスア
クスル型の駆動系として手動変速機の場合について述べ
ると、トランスミッションケース■にトランスファケー
ス2を介してエクステンションケース3が接合される。
クスル型の駆動系として手動変速機の場合について述べ
ると、トランスミッションケース■にトランスファケー
ス2を介してエクステンションケース3が接合される。
符号1oはエンジンであり、このエンジン10のクラン
ク軸I1がフライホイール12を介してクラッチ■3に
連結し、このクラッチ13からの中間輔l4が副変速機
15に連結する。
ク軸I1がフライホイール12を介してクラッチ■3に
連結し、このクラッチ13からの中間輔l4が副変速機
15に連結する。
副変速機l5は、中間軸14と入力輔1Bとの間に常時
かみ合い式のカウンターギャ機構17とシンクロ機構1
8とが設けられ、高低2段に切換えるように構成され、
入力軸16が手動変速機3oに入力する。手動変速機3
0の出力輔19は入力軸1Bと平行に配置され、エクス
テンションケース3内部のセンターディファレンシャル
装置50に連結する。出力輔l9の内部にはフロントド
ライブ輔20が挿通され、センターディファレンシャル
装置5oがこのフロントドライブ軸20を介して副変速
機15の下部のフロントディファレンシャル装置21に
連結するのであり、このフロントディファレンシャル装
置21がら前輪に伝動構成される。
かみ合い式のカウンターギャ機構17とシンクロ機構1
8とが設けられ、高低2段に切換えるように構成され、
入力軸16が手動変速機3oに入力する。手動変速機3
0の出力輔19は入力軸1Bと平行に配置され、エクス
テンションケース3内部のセンターディファレンシャル
装置50に連結する。出力輔l9の内部にはフロントド
ライブ輔20が挿通され、センターディファレンシャル
装置5oがこのフロントドライブ軸20を介して副変速
機15の下部のフロントディファレンシャル装置21に
連結するのであり、このフロントディファレンシャル装
置21がら前輪に伝動構成される。
また、エクステンションケース3内部で出力輔19には
、センターディファレンシャル装置5oを介してトラン
スファ軸22が同軸上に配置され、これらに対し入力輔
16と略同一高さにリヤドライブ輔23が配置され、ト
ランスファ輔22,リヤドライブ輔23が一対のトラン
スファギャ24. 25を介して連結する。そしてリヤ
ドライブ輔23は、プロペラ軸26,リャディファレン
シャル装置27等を介して後輪に伝動構成され、センタ
ーディフ7レンシャル装置50には湿式多板の油圧多板
クラッチ60が設けられている。
、センターディファレンシャル装置5oを介してトラン
スファ軸22が同軸上に配置され、これらに対し入力輔
16と略同一高さにリヤドライブ輔23が配置され、ト
ランスファ輔22,リヤドライブ輔23が一対のトラン
スファギャ24. 25を介して連結する。そしてリヤ
ドライブ輔23は、プロペラ軸26,リャディファレン
シャル装置27等を介して後輪に伝動構成され、センタ
ーディフ7レンシャル装置50には湿式多板の油圧多板
クラッチ60が設けられている。
手動変速機30は常時噛合い式のものであり、平行な入
力?IllIBと出力軸l9との間に第1速〜第5速用
変速ギヤ31〜35およびシンクロ機構36〜38が設
けられ、シンクロ機構36の外周には更に選択かみ合い
式のリバースギャ機構39が設けられている。
力?IllIBと出力軸l9との間に第1速〜第5速用
変速ギヤ31〜35およびシンクロ機構36〜38が設
けられ、シンクロ機構36の外周には更に選択かみ合い
式のリバースギャ機構39が設けられている。
そしてシンクロ機構36〜38により変速ギヤ31〜3
5のいずれか1つを選択することで、第1速〜第5速に
シフトし、リバースギャ機構39により後退段を得るよ
うになっている。
5のいずれか1つを選択することで、第1速〜第5速に
シフトし、リバースギャ機構39により後退段を得るよ
うになっている。
第2図(a)において、センターディファレンシャル装
置50の部分について述べる。先ず、変速機出力輔19
の後端がフロントドライブ輔20に対し同軸外周上に配
置され、テーパーローラベアリング19aでトランスミ
ッションケースlに回転自在に輔支され、更に、ドライ
ブギャ輔41が同軸上にスプライン結合する。フロント
ドライブ輔20は変速機出力軸19に対して二一ドルベ
アリング4oで軸支され、さらに二一ドルベアリング4
0aを介してトランスファ輔22に同軸上{こ嵌合し、
このトランスファ軸22はエクステンションケース3側
のボールベアリング42でも輔支される。こうして、変
速機出力輔l9と一体的なドライブギャ軸41,その内
部のフロントドライブ軸20およびトランスファ輔22
が同軸上に配置され、これら3者の間にセンターディフ
ァレンシャル装置50が同軸上に設けられる。
置50の部分について述べる。先ず、変速機出力輔19
の後端がフロントドライブ輔20に対し同軸外周上に配
置され、テーパーローラベアリング19aでトランスミ
ッションケースlに回転自在に輔支され、更に、ドライ
ブギャ輔41が同軸上にスプライン結合する。フロント
ドライブ輔20は変速機出力軸19に対して二一ドルベ
アリング4oで軸支され、さらに二一ドルベアリング4
0aを介してトランスファ輔22に同軸上{こ嵌合し、
このトランスファ軸22はエクステンションケース3側
のボールベアリング42でも輔支される。こうして、変
速機出力輔l9と一体的なドライブギャ軸41,その内
部のフロントドライブ軸20およびトランスファ輔22
が同軸上に配置され、これら3者の間にセンターディフ
ァレンシャル装置50が同軸上に設けられる。
センターディファレンシャル装置5oは複合プラネタリ
ギャ式であり、ドライブギャ軸41に形成される第1の
サンギヤ51,それに噛合う第1のピニオン52,トラ
ンスファ輔22に形成される第2のサンギヤ53,それ
に噛合う第2のピニオン54を有する。第1,第2のピ
ニオン52. 54は一体化しており、フロントドライ
ブ軸20に結合するキャリヤ55のビン56に二一ドル
ベアリング40を介して軸支される。ここでキャリヤ5
5は、第2図(b)に示すように中心部のボス部55a
の両側にピン56を支えるフランジ部55b , 55
cを一体に有する形状を成し、ボス部55aがドライブ
ギャ輔4lにスラストベアリング43を介して当接しな
がらフロントドライブ軸20にスプライン結合し、ロッ
クナット44で抜け止めして結合される。また、フラン
ジ部55bはスラストヘアリング43を介してトランス
ファヶース2の壁部2aに接し、フランジ部55cはベ
アリング45でトランスファ軸22の外周に回転自在に
輔支される。
ギャ式であり、ドライブギャ軸41に形成される第1の
サンギヤ51,それに噛合う第1のピニオン52,トラ
ンスファ輔22に形成される第2のサンギヤ53,それ
に噛合う第2のピニオン54を有する。第1,第2のピ
ニオン52. 54は一体化しており、フロントドライ
ブ軸20に結合するキャリヤ55のビン56に二一ドル
ベアリング40を介して軸支される。ここでキャリヤ5
5は、第2図(b)に示すように中心部のボス部55a
の両側にピン56を支えるフランジ部55b , 55
cを一体に有する形状を成し、ボス部55aがドライブ
ギャ輔4lにスラストベアリング43を介して当接しな
がらフロントドライブ軸20にスプライン結合し、ロッ
クナット44で抜け止めして結合される。また、フラン
ジ部55bはスラストヘアリング43を介してトランス
ファヶース2の壁部2aに接し、フランジ部55cはベ
アリング45でトランスファ軸22の外周に回転自在に
輔支される。
こうして、変速機出力軸19の動力がドライブギャ軸4
1を介して第1のサンギヤ51に入力し、第1,第2の
ビニオン52. 54を介してキャリヤ55と第2のサ
ンギヤ53とに所定の・配分比でトルクが伝達される。
1を介して第1のサンギヤ51に入力し、第1,第2の
ビニオン52. 54を介してキャリヤ55と第2のサ
ンギヤ53とに所定の・配分比でトルクが伝達される。
そしてかかるトルクの伝達時に、第1,第2のピニオン
52. 54の自転と公転とにより、キャリヤ55と第
2のサンギヤ53との回転差を吸収するものである。
52. 54の自転と公転とにより、キャリヤ55と第
2のサンギヤ53との回転差を吸収するものである。
ここで、第3図の略図を用いてセンターディファレンシ
ャル装置50のトルク配分について詳記する。
ャル装置50のトルク配分について詳記する。
第1のサンギヤ51の入力トルクをTI1そのかみ合い
ピッチ半径をrs1 キャリヤ55のフロント側トル
クをTF,第1,第2のピニオン52, 54のかみ合
いピッチ半径をrp1 , rp2 、第2のサンギヤ
53のリャ側トルクをT化、そのかみ合いピッチ半径を
rs2とすると、 ゜Tt −TF +TFL(L) rs1 +rp1 = rs2 + rp2(2)が成
立する。また第1のサンギヤ51と第1のビニオン52
との噛合点に作用する接線方向荷重Pは、キャリヤ55
に作用する接線方向荷重P1と、第2のサンギヤ53と
第2のピニオン54との噛合点に作用する接線方向荷重
P2との和に等しい。
ピッチ半径をrs1 キャリヤ55のフロント側トル
クをTF,第1,第2のピニオン52, 54のかみ合
いピッチ半径をrp1 , rp2 、第2のサンギヤ
53のリャ側トルクをT化、そのかみ合いピッチ半径を
rs2とすると、 ゜Tt −TF +TFL(L) rs1 +rp1 = rs2 + rp2(2)が成
立する。また第1のサンギヤ51と第1のビニオン52
との噛合点に作用する接線方向荷重Pは、キャリヤ55
に作用する接線方向荷重P1と、第2のサンギヤ53と
第2のピニオン54との噛合点に作用する接線方向荷重
P2との和に等しい。
P − T i/rsI
P1−TF /(rs1 +rp1)
P2 −Tit/rs2
T l/rs1 − t(TF /(rs1 + rp
1 )l+ ”rR, / rs2(L) , (2)
式を(3)式に代入して整理すると、TF一(1−『p
1 ・『s2/『s1 ●『p2)●TITR.■(r
p1●rS2/rS111「p2)●Tlとなる。この
ことから、第1,第2のサンギヤ51,53と第1,第
2のビニオン52. 54とのかみ合いピッチ半径によ
り、フロント側トルクTFおよびリャ側トルクTllj
の基準トルク配分を自由に設定し得ることがわかる。
1 )l+ ”rR, / rs2(L) , (2)
式を(3)式に代入して整理すると、TF一(1−『p
1 ・『s2/『s1 ●『p2)●TITR.■(r
p1●rS2/rS111「p2)●Tlとなる。この
ことから、第1,第2のサンギヤ51,53と第1,第
2のビニオン52. 54とのかみ合いピッチ半径によ
り、フロント側トルクTFおよびリャ側トルクTllj
の基準トルク配分を自由に設定し得ることがわかる。
ここで、rs1 −23.5mm, rp1 −18.
5nm, rp2 −1.8.8mm, rs2 −
21.2mmにすると、TF −20753 ・TI TFL −33/53 ・TI になる。従って前後輪トルク配分は、 TF : Tlll L:38: 62になり、充分に
後輪偏重の基準トルク配分に設定し得る。
5nm, rp2 −1.8.8mm, rs2 −
21.2mmにすると、TF −20753 ・TI TFL −33/53 ・TI になる。従って前後輪トルク配分は、 TF : Tlll L:38: 62になり、充分に
後輪偏重の基準トルク配分に設定し得る。
第2図(a)において油圧多板クラッチ60について述
べると、ドラム61がキャリヤ55の後端のフランジ部
55cにスプライン結合し、ハブ62が第2のサンギヤ
53と一体のトランスファ軸22にスプライン結合する
。こうして油圧多板クラッチ60は、センターディファ
レンシャル装置50の直後のキャリヤ55と第2のサン
ギヤ53との間にバイパスして、トルク移動とディファ
レンシャルロック可能に介設される。そして油圧室63
の油圧でピストン64を介し、ドラム61内に固定した
スナップリングEi7dに当接するリテーニングプレー
ト67Cおよびドリブンプレート67bとハブ62との
間のドライブプ1ノート67aを押圧してクラッチトル
クを生じるように構成される。またピストン64の油圧
室63と反対側にはリテーナ65により油圧室63に発
生する遠心油圧を相殺するバランス油圧室66が設けら
れ、ピストン64にはリターンスプリング68が付勢さ
れる。
べると、ドラム61がキャリヤ55の後端のフランジ部
55cにスプライン結合し、ハブ62が第2のサンギヤ
53と一体のトランスファ軸22にスプライン結合する
。こうして油圧多板クラッチ60は、センターディファ
レンシャル装置50の直後のキャリヤ55と第2のサン
ギヤ53との間にバイパスして、トルク移動とディファ
レンシャルロック可能に介設される。そして油圧室63
の油圧でピストン64を介し、ドラム61内に固定した
スナップリングEi7dに当接するリテーニングプレー
ト67Cおよびドリブンプレート67bとハブ62との
間のドライブプ1ノート67aを押圧してクラッチトル
クを生じるように構成される。またピストン64の油圧
室63と反対側にはリテーナ65により油圧室63に発
生する遠心油圧を相殺するバランス油圧室66が設けら
れ、ピストン64にはリターンスプリング68が付勢さ
れる。
一方、手動変速機30と油圧多板クラッチ60の作動油
とは、使用するオイルが異なるためトランスファケース
2の壁部2aのフロントドライブ輔20,ドライブギャ
軸41の貫通孔46において、壁部2aとドライブギャ
軸41,フロントドライブ輔20とドライブギャ軸41
との間に2液をシールするオイルシール47が介設され
る。そしてトランスファケース2の壁部2a以後はそれ
以前の手動変速機30の潤滑油と分離されて、クラッチ
潤滑油が封入使用される。
とは、使用するオイルが異なるためトランスファケース
2の壁部2aのフロントドライブ輔20,ドライブギャ
軸41の貫通孔46において、壁部2aとドライブギャ
軸41,フロントドライブ輔20とドライブギャ軸41
との間に2液をシールするオイルシール47が介設され
る。そしてトランスファケース2の壁部2a以後はそれ
以前の手動変速機30の潤滑油と分離されて、クラッチ
潤滑油が封入使用される。
更に、油圧多板クラッチ60の油圧源としてオイルボン
ブ70が、トランスフ7ケース2の壁部2aを利用して
取付けられる。オイルポンブ70は、ドライブプレート
71と一体のインナロータ72,アウタロータ73をポ
ンプハウジング74内部に有し、壁部2aに入力軸1B
と同心上の凹部2bを形成してボルト75により締結し
て取付けられる。そしてエンジンクランク軸I1からの
ポンプドライブ軸76が、中間軸14,入力軸1Bの内
部を挿通して後方に延長されてドライブプレート71に
連結し、常にエンジン動力によりポンプ駆動するように
なっている。
ブ70が、トランスフ7ケース2の壁部2aを利用して
取付けられる。オイルポンブ70は、ドライブプレート
71と一体のインナロータ72,アウタロータ73をポ
ンプハウジング74内部に有し、壁部2aに入力軸1B
と同心上の凹部2bを形成してボルト75により締結し
て取付けられる。そしてエンジンクランク軸I1からの
ポンプドライブ軸76が、中間軸14,入力軸1Bの内
部を挿通して後方に延長されてドライブプレート71に
連結し、常にエンジン動力によりポンプ駆動するように
なっている。
なお、手動変速機30の潤滑油への混入を防ぐためボン
ブハウジング74とドライブプレート71間にオイルシ
ール71aを介設し、2液をシールするようになってい
る。
ブハウジング74とドライブプレート71間にオイルシ
ール71aを介設し、2液をシールするようになってい
る。
またトランスファケース2の壁部2aにはクラッチ制御
用油圧制御装置77が取付けられ、オイルボンプ70か
らのオイルを導入してクラッチ圧を生じる。一方、トラ
ンスファ軸22には、油圧室63への油路83,バラン
ス池圧室66やベアリング部への潤滑油路78が設けら
れて、油圧制御装置77から給油している。
用油圧制御装置77が取付けられ、オイルボンプ70か
らのオイルを導入してクラッチ圧を生じる。一方、トラ
ンスファ軸22には、油圧室63への油路83,バラン
ス池圧室66やベアリング部への潤滑油路78が設けら
れて、油圧制御装置77から給油している。
なお、リヤドライブ軸23は、センターディファレンシ
ャル装置50,油圧多板クラッチ60の直上に平行に配
置されており、前端がトランスファヶース2の壁部2a
のボス部2cで二一ドルベアリング40,スラストベア
リング43により輔支され、中間がエクステンションケ
ース3のボールベアリング42で軸支されている。
ャル装置50,油圧多板クラッチ60の直上に平行に配
置されており、前端がトランスファヶース2の壁部2a
のボス部2cで二一ドルベアリング40,スラストベア
リング43により輔支され、中間がエクステンションケ
ース3のボールベアリング42で軸支されている。
第4図において、油圧多板クラッチ60の油圧および電
気制御系について述べる。
気制御系について述べる。
符号70はエンジン駆動されるオイルボンブであり、こ
のオイルボンプ70の吐出圧がレギュレータ弁80で調
圧されて所定の作動圧と潤滑圧とを生じる。またこの作
動圧油路81は、クラッチ制御弁82,浦路83を介し
て油圧多板クラッチ60の油圧室63に連通し、油路8
1は、パイロット弁84,オリフイス85を有する浦路
86によりデューテイソレノイド弁87,クラッチ制御
弁82の制御側に連通ずる。そして制御ユニット90の
デューテイ信号がデューテイソレノイド弁87に出力さ
れてデューテイ圧を生じ、このデューティ圧でクラッチ
制御弁82を動作することで、油圧多板クラッチ60の
クラッチ圧と共にクラッチトルクを可変制御するように
なっている。
のオイルボンプ70の吐出圧がレギュレータ弁80で調
圧されて所定の作動圧と潤滑圧とを生じる。またこの作
動圧油路81は、クラッチ制御弁82,浦路83を介し
て油圧多板クラッチ60の油圧室63に連通し、油路8
1は、パイロット弁84,オリフイス85を有する浦路
86によりデューテイソレノイド弁87,クラッチ制御
弁82の制御側に連通ずる。そして制御ユニット90の
デューテイ信号がデューテイソレノイド弁87に出力さ
れてデューテイ圧を生じ、このデューティ圧でクラッチ
制御弁82を動作することで、油圧多板クラッチ60の
クラッチ圧と共にクラッチトルクを可変制御するように
なっている。
一方、制御ユニソト90の入力信号として、少なくとも
前輪回転数センサ91,後輪回転数センサ92,舵角セ
ンサ93を有する。前輪回転数センサ91の前輪回転数
NF,後輪回転数センサ92の後輪回転数NRはスリッ
プ率算出部94に人力するが、TF <Tl’tの基準
トルク配分で常に後輪が先にスリツプすることから、ス
リップ率Sが、S−NF/NIL(S>0)により算出
される。このスリップ率Sと舵角センサ93の舵角ψと
はクラッチ圧設定部95に入力し、マップ設定部96の
第5図に示すマップからクラッチ圧Pcを検索する。こ
こで、S≧1のノンスリップではクラッチ圧Pcは低い
値に設定してあり、S<1のスリップ状態でスリップ率
Sの減少に応じてクラソチ圧Pcを増大し、設定値81
以下ではP maxに定める。また、舵角ψの増大に応
じクラッチ圧Pcを減少してタイトコーナブレーキング
現象を回避する。このクラッチ圧Pcは、デューティ変
換部97に入力してクラッチ圧Pcに応じたデューティ
比Dに変換され、このデューティ信号が出力するもので
ある。
前輪回転数センサ91,後輪回転数センサ92,舵角セ
ンサ93を有する。前輪回転数センサ91の前輪回転数
NF,後輪回転数センサ92の後輪回転数NRはスリッ
プ率算出部94に人力するが、TF <Tl’tの基準
トルク配分で常に後輪が先にスリツプすることから、ス
リップ率Sが、S−NF/NIL(S>0)により算出
される。このスリップ率Sと舵角センサ93の舵角ψと
はクラッチ圧設定部95に入力し、マップ設定部96の
第5図に示すマップからクラッチ圧Pcを検索する。こ
こで、S≧1のノンスリップではクラッチ圧Pcは低い
値に設定してあり、S<1のスリップ状態でスリップ率
Sの減少に応じてクラソチ圧Pcを増大し、設定値81
以下ではP maxに定める。また、舵角ψの増大に応
じクラッチ圧Pcを減少してタイトコーナブレーキング
現象を回避する。このクラッチ圧Pcは、デューティ変
換部97に入力してクラッチ圧Pcに応じたデューティ
比Dに変換され、このデューティ信号が出力するもので
ある。
第7図は、制御ユニット90内において行なわれる処理
の流れを示している。上述したように、まず前後輪の回
転数を検出し、前後輪のスリップの有無を演算し、スリ
ップ率が設定値以下ならばスロットル開度,車速,ギヤ
位置.舵角等で予め設定したマップから必要差動制限ト
ルクを検索する。
の流れを示している。上述したように、まず前後輪の回
転数を検出し、前後輪のスリップの有無を演算し、スリ
ップ率が設定値以下ならばスロットル開度,車速,ギヤ
位置.舵角等で予め設定したマップから必要差動制限ト
ルクを検索する。
そしてこのクラッチのトルク伝達容量に対応したデュー
ティ比を選択して、デューティソレノイド弁87に出力
する。ここで、スリップが設定値以上になるとスリップ
と判断し、スリップ発生時のマップ値を検索してデュー
ティソレノイド弁87に出力する。
ティ比を選択して、デューティソレノイド弁87に出力
する。ここで、スリップが設定値以上になるとスリップ
と判断し、スリップ発生時のマップ値を検索してデュー
ティソレノイド弁87に出力する。
次いで、このように構成された4輪駆動車の作用を、第
6図の特性図を用いて述べる。
6図の特性図を用いて述べる。
先ず、エンジン10の動力は、クラッチ13,中間軸+
4,副変速機15,入力軸16を介して手動変速機30
に人力し、手動変速機30て変速された変速動力が出力
軸l9からドライブギャ輔4lを介してセンタディファ
レンンヤル装置50の第1のサンギヤ5lに人力する。
4,副変速機15,入力軸16を介して手動変速機30
に人力し、手動変速機30て変速された変速動力が出力
軸l9からドライブギャ輔4lを介してセンタディファ
レンンヤル装置50の第1のサンギヤ5lに人力する。
ここで、センターディファレンシャル装置50の各歯車
要素の諸元により例えばTF:Tλ≠38:62に設定
されていることで、変速動力の38%のトルクがキャリ
ヤ55に、その62%のトルクが第2のサンギヤ53に
分配して出力される。
要素の諸元により例えばTF:Tλ≠38:62に設定
されていることで、変速動力の38%のトルクがキャリ
ヤ55に、その62%のトルクが第2のサンギヤ53に
分配して出力される。
一方このと,き、前,後輪回転数NF,NRおよび舵角
ψの信号が制御ユニット90に人力し、スリップ率算出
部94てスリップ率Sが算出されている。
ψの信号が制御ユニット90に人力し、スリップ率算出
部94てスリップ率Sが算出されている。
そこで乾燥路面でS≧1のノンスリップ状態では、クラ
ッチ圧設定部95てPcが低い値に設定され、デューテ
ィ比変換部97から例えばデューティ比100%の信号
がデューティソレノイド弁87へ出力する。このためデ
ューティ圧が零になって、クラッチ制御弁82は、油路
81を閉じて油圧多板クラッチ60をドレンするように
動作するのであり、これにより油圧多板クラッチ60は
解放されてクラッチトルクが零になり、上述のセンター
デイファレンシャル装置50をフリーにする。
ッチ圧設定部95てPcが低い値に設定され、デューテ
ィ比変換部97から例えばデューティ比100%の信号
がデューティソレノイド弁87へ出力する。このためデ
ューティ圧が零になって、クラッチ制御弁82は、油路
81を閉じて油圧多板クラッチ60をドレンするように
動作するのであり、これにより油圧多板クラッチ60は
解放されてクラッチトルクが零になり、上述のセンター
デイファレンシャル装置50をフリーにする。
従って、キャリヤ55に出力した38%のトルクは、そ
のままフロントドライブ軸20,フロントディファレン
シャル装置21を介して前輪に伝達する。また、第2の
サンギヤ23に出力した62%のトルクは、トランスフ
ァ輔22,リダクンヨンギャ24, 25, リヤド
ライブ輔23,プロペラ輔26,リャディファレンシャ
ル装置27を介して後輪に伝達し、後輪偏重の4輪駆動
走行となる。そしてこのトルク配分ではアンダーステア
気味になることで、操縦性が良好に確保される。また旋
回時には、センターディファレンシャル装置50が前後
輪の回転数差に応じて第1,第2のビニオン52. 5
4を自転,公転させて回転数差を完全に吸収することに
なり、自由に旋回することが可能になる。
のままフロントドライブ軸20,フロントディファレン
シャル装置21を介して前輪に伝達する。また、第2の
サンギヤ23に出力した62%のトルクは、トランスフ
ァ輔22,リダクンヨンギャ24, 25, リヤド
ライブ輔23,プロペラ輔26,リャディファレンシャ
ル装置27を介して後輪に伝達し、後輪偏重の4輪駆動
走行となる。そしてこのトルク配分ではアンダーステア
気味になることで、操縦性が良好に確保される。また旋
回時には、センターディファレンシャル装置50が前後
輪の回転数差に応じて第1,第2のビニオン52. 5
4を自転,公転させて回転数差を完全に吸収することに
なり、自由に旋回することが可能になる。
次いて、滑り易い路面走行時には、後輪偏重のトルク配
分により常に後輪が先にスリップし、制御ユニット90
のスリップ率算出部94でスリップ状態に応じたスリッ
プ率S1 (S<1)が算出される。そしてこのスリ
ップ率S1に応じたクラッチ圧Pc1のデューティ信号
がデューティソレノイド弁87に出力してクラッチ制御
弁82を動作することで、油圧多板クラッチ60はライ
ン圧を調圧した油圧が供給されて所定のクラッチトルク
Tcを生じる。そこでセンターディファレンシャル装置
50で、2つの出力要素のキャリヤ55と第2のサンギ
ヤ53との間に油圧多板クラッチ60を経由した伝動系
路がバイパスして形成されることになり、トルク配分の
多い第2のサンギヤ53からクラッチトルクTcの分だ
けキャリヤ55にトルクがバイパスして伝達される。こ
れによりトルク配分は、第6図のようにTF:Tλ一T
F1:TRI に変化し、後輪トルクは減じてスリップ
を生じなくなり、走破性を増大すると共に操縦性も良好
に保つ。
分により常に後輪が先にスリップし、制御ユニット90
のスリップ率算出部94でスリップ状態に応じたスリッ
プ率S1 (S<1)が算出される。そしてこのスリ
ップ率S1に応じたクラッチ圧Pc1のデューティ信号
がデューティソレノイド弁87に出力してクラッチ制御
弁82を動作することで、油圧多板クラッチ60はライ
ン圧を調圧した油圧が供給されて所定のクラッチトルク
Tcを生じる。そこでセンターディファレンシャル装置
50で、2つの出力要素のキャリヤ55と第2のサンギ
ヤ53との間に油圧多板クラッチ60を経由した伝動系
路がバイパスして形成されることになり、トルク配分の
多い第2のサンギヤ53からクラッチトルクTcの分だ
けキャリヤ55にトルクがバイパスして伝達される。こ
れによりトルク配分は、第6図のようにTF:Tλ一T
F1:TRI に変化し、後輪トルクは減じてスリップ
を生じなくなり、走破性を増大すると共に操縦性も良好
に保つ。
そして上述のスリップ率Sが設定値St以下になると、
油圧多板クラッチ60の油圧と共に差動制限トルクが最
大になって、センターディファレンシャル装置50のキ
ャリヤ55と第2のサンギヤ53とを直結する。このた
めセンターディファレンシャル装置50はディファレン
シャルロックされ、前後輪の?III重配分に相当した
トルク配分の直結式4輪駆動走行になり、走破性が最大
に発揮される。こうしてスリップ状態に応じ、それを回
避すべく幅広く前後輪へトルク配分制御されるのである
。
油圧多板クラッチ60の油圧と共に差動制限トルクが最
大になって、センターディファレンシャル装置50のキ
ャリヤ55と第2のサンギヤ53とを直結する。このた
めセンターディファレンシャル装置50はディファレン
シャルロックされ、前後輪の?III重配分に相当した
トルク配分の直結式4輪駆動走行になり、走破性が最大
に発揮される。こうしてスリップ状態に応じ、それを回
避すべく幅広く前後輪へトルク配分制御されるのである
。
また、上述のスリップの発生に伴うトルク配分制御にお
いて、旋回する場合はその舵角ψにより油圧多板クラッ
チ60の差動制限トルクが減少補正される。このため、
センターディファレンシャル装置50の差動制限は減じ
て回転数差を充分に吸収することが可能になり、タイト
コーナブレーキング現象が回避され、操縦性が良好に確
保される。
いて、旋回する場合はその舵角ψにより油圧多板クラッ
チ60の差動制限トルクが減少補正される。このため、
センターディファレンシャル装置50の差動制限は減じ
て回転数差を充分に吸収することが可能になり、タイト
コーナブレーキング現象が回避され、操縦性が良好に確
保される。
なお、基準トルク配分,スリップ等に対するトルク配分
制御の特性は実施例以外に任意に設定し得る。
制御の特性は実施例以外に任意に設定し得る。
以上、本発明の実施例について述べたが、第8図(a)
, (b)において油圧多板クラッチ60によるトル
ク配分制御の他の実施例について述べる。
, (b)において油圧多板クラッチ60によるトル
ク配分制御の他の実施例について述べる。
第8図(a)において、先ず、センターディファレンシ
ャル装置50の人力要素の変速機出力輔19と前輸出力
要素のキャリヤ55との間に、センターディファレンシ
ャル装置50の差動制限用の油圧多板クラッチ60が介
設される。
ャル装置50の人力要素の変速機出力輔19と前輸出力
要素のキャリヤ55との間に、センターディファレンシ
ャル装置50の差動制限用の油圧多板クラッチ60が介
設される。
これにより、変速機出力輔19からセンターディファレ
ンシャル装置50を介してフロントドライブ輔20とト
ランスファ軸22とに至る駆動系に対し、油圧多板クラ
ッチ60のバイパス系113が各別に構成される。この
バイパス系113では、後輪がスリップするとセンター
ディファレンシャル装置50内で後輪回転数N化〉変速
機出力軸19の回転数〉前輪回転数NFの差動機能が成
立し、変速出力輔19からクラッチトルクTcに応じて
クラッチドラム61とキャリヤ55を介してフロントド
ライブ軸20に直接トルクを伝達し、さらに第1のサン
ギヤ5lからは、前輪側に流れた差動制限トルクTc分
を減じたトルクが入力し、第1のビニオン52,第2の
ピニオン54,第2のサンギヤ53を介してトランスフ
ァ輔22にもトルクが伝達するのであり、この結果、前
後輪トルクTF,Tλは以下のようになる。
ンシャル装置50を介してフロントドライブ輔20とト
ランスファ軸22とに至る駆動系に対し、油圧多板クラ
ッチ60のバイパス系113が各別に構成される。この
バイパス系113では、後輪がスリップするとセンター
ディファレンシャル装置50内で後輪回転数N化〉変速
機出力軸19の回転数〉前輪回転数NFの差動機能が成
立し、変速出力輔19からクラッチトルクTcに応じて
クラッチドラム61とキャリヤ55を介してフロントド
ライブ軸20に直接トルクを伝達し、さらに第1のサン
ギヤ5lからは、前輪側に流れた差動制限トルクTc分
を減じたトルクが入力し、第1のビニオン52,第2の
ピニオン54,第2のサンギヤ53を介してトランスフ
ァ輔22にもトルクが伝達するのであり、この結果、前
後輪トルクTF,Tλは以下のようになる。
TF −0.38 (TI −Tc)+TcTIlt−
0.62 (TI −Tc)従ってノンスリップ状態で
は、クラッチトルクTCが零のためTF:T化−38
: 62の後輪偏重にトルク配分され、後輪スリップ発
生時にクラッチトルクTcが生じると、このクラソチト
ルクTcに応じて入力トルクTIが直接的に前輪側に伝
達する。そしてクラッチトルクTcが大きい程、バイパ
ス系113を経由して入力トルクが前輪側に流れ、前輪
トルクが積極的に増大制御される。
0.62 (TI −Tc)従ってノンスリップ状態で
は、クラッチトルクTCが零のためTF:T化−38
: 62の後輪偏重にトルク配分され、後輪スリップ発
生時にクラッチトルクTcが生じると、このクラソチト
ルクTcに応じて入力トルクTIが直接的に前輪側に伝
達する。そしてクラッチトルクTcが大きい程、バイパ
ス系113を経由して入力トルクが前輪側に流れ、前輪
トルクが積極的に増大制御される。
第8図(b)のものは、上述と同様のセンターディファ
レンシャル装置50において、変速機出力輔l9から第
2のサンギヤ53側の油圧多板クラッチ6oのドラム6
1に連結する伝達部材が延長され、この変速機出力輔l
9と第2のサンギヤ53との間に油圧多板クラッチ躬0
が介設され、油圧多板クラッチ60のドラム61を介し
て第2のサンギヤ53の延長上のトランスファ輔22に
連結される。従ってこの実施例の場合も、変速機出力軸
19から油圧多板クラッチ60を介してトランスファ輔
22に至るバイパス系113と、更に第1のサンギヤ5
lから第1のビニオン52,第2のビニオン54,第2
のサンギヤ53を介してトランスファ輔22とに至るト
ルク配分系が構成され、後輪がスリップすると前後輪ト
ルクTF,TR,は以下のようになる。
レンシャル装置50において、変速機出力輔l9から第
2のサンギヤ53側の油圧多板クラッチ6oのドラム6
1に連結する伝達部材が延長され、この変速機出力輔l
9と第2のサンギヤ53との間に油圧多板クラッチ躬0
が介設され、油圧多板クラッチ60のドラム61を介し
て第2のサンギヤ53の延長上のトランスファ輔22に
連結される。従ってこの実施例の場合も、変速機出力軸
19から油圧多板クラッチ60を介してトランスファ輔
22に至るバイパス系113と、更に第1のサンギヤ5
lから第1のビニオン52,第2のビニオン54,第2
のサンギヤ53を介してトランスファ輔22とに至るト
ルク配分系が構成され、後輪がスリップすると前後輪ト
ルクTF,TR,は以下のようになる。
TF −0.38 (TI +Tc)
Ta −0.[l2 (T l + Tc) − Tc
こうして、後輪スリップ発生時は、クラッチトルクTc
に応じた入力トルクTIにより前輪トルクTFが積極的
に増大制御されるのである。
こうして、後輪スリップ発生時は、クラッチトルクTc
に応じた入力トルクTIにより前輪トルクTFが積極的
に増大制御されるのである。
なお、上述した実施例は、フロントエンジンの縦置きト
ランスアクスルに本発明を適用したものを示すが、トラ
ンスファ軸とリヤドライブ軸を一体にし、変速機出力軸
後方延長上に出力し、プロペラシャフトを介してリャデ
ィファレンシャル装置に動力伝達する構成にも適用でき
、また、リャエンジン・リヤドライブ(RR)ベースの
縦置き4輪駆動車にも本発明が適用できることは言うま
でもない。
ランスアクスルに本発明を適用したものを示すが、トラ
ンスファ軸とリヤドライブ軸を一体にし、変速機出力軸
後方延長上に出力し、プロペラシャフトを介してリャデ
ィファレンシャル装置に動力伝達する構成にも適用でき
、また、リャエンジン・リヤドライブ(RR)ベースの
縦置き4輪駆動車にも本発明が適用できることは言うま
でもない。
以上述べてきたように、本発明によれば、センターディ
ファレンシャル付4輪駆動車において、複合プラネタリ
ギャ式センターディファレンシャル装置が2つのサンギ
ヤ,ビニオン,キャリヤから成り、2つのサンギヤとピ
ニオンのかみ合いピッチ半径により基準トルク配分が決
定されると共に、第1のサンギヤと第1のピニオンの歯
車諸元と第2のサンギヤと第2のビニオンの歯車諸元を
変えることができるるので、そのトルク配分決定の自由
度が非常に増大する。
ファレンシャル付4輪駆動車において、複合プラネタリ
ギャ式センターディファレンシャル装置が2つのサンギ
ヤ,ビニオン,キャリヤから成り、2つのサンギヤとピ
ニオンのかみ合いピッチ半径により基準トルク配分が決
定されると共に、第1のサンギヤと第1のピニオンの歯
車諸元と第2のサンギヤと第2のビニオンの歯車諸元を
変えることができるるので、そのトルク配分決定の自由
度が非常に増大する。
さらに、センターディファレンシャル装置によるトルク
配分の自由度が増すことで、所定の強度を有したコンパ
クトな構造で後輪に充分に(lii! 重した基準トル
ク配分に設定し得る。
配分の自由度が増すことで、所定の強度を有したコンパ
クトな構造で後輪に充分に(lii! 重した基準トル
ク配分に設定し得る。
また、充分な後輪偏重のトルク配分により、操縦性がよ
く、スリップ検出を的確に行うことができ、加速性も向
上する。
く、スリップ検出を的確に行うことができ、加速性も向
上する。
さらにまた、充分な後輪偏重のトルク配分を前提とする
ので、車両の走行状態や路面状況に応じて油圧多板クラ
ッチによるトルク配分制御を幅広く行うことができ、ス
リップ等に対し操縦性と走破性とを細かく適切に制御し
て両者の性能を向上し得る。
ので、車両の走行状態や路面状況に応じて油圧多板クラ
ッチによるトルク配分制御を幅広く行うことができ、ス
リップ等に対し操縦性と走破性とを細かく適切に制御し
て両者の性能を向上し得る。
そして、手動変速機の後方にセンターディファレンシャ
ル装置と油圧多板クラッチとが同軸上にコンパクトに配
設され、トルク移動,ディファレンシャルロックを円滑
に行い得る。
ル装置と油圧多板クラッチとが同軸上にコンパクトに配
設され、トルク移動,ディファレンシャルロックを円滑
に行い得る。
そしてさらに、変速機出力軸とフロントドライブ軸の配
置のままでセンターディファレンシャル装置に連結され
て、構造が簡素化する。また、後輪スリップ時には油圧
多板クラッチの差動制限トルクに応じて後輪トルクが前
輪に流れるため、リニアな特性になる。
置のままでセンターディファレンシャル装置に連結され
て、構造が簡素化する。また、後輪スリップ時には油圧
多板クラッチの差動制限トルクに応じて後輪トルクが前
輪に流れるため、リニアな特性になる。
そしてまた、油圧多板クラッチのバイパス系が各別に設
けられ、後輪スリップ時にクラッチトルクに応じた前輪
トルクアップを的確に行うので、従来の差動制限装置よ
り応答性がよい。
けられ、後輪スリップ時にクラッチトルクに応じた前輪
トルクアップを的確に行うので、従来の差動制限装置よ
り応答性がよい。
第1図は本発明の4輪駆動車の実施例を示すスケルトン
図、 第2図(a)は要部の縦断面図.第2図(b)はキャリ
ヤとピニオンの関係を示す略図、 第3図はセンターディファレンシャル装置の概略を示す
説明図、 第4図は本発明のトルク配分制御装置の実施例の制御系
を示す図、 第5図はクラッチ圧の特性図、 第6図はトルク配分nil lfljの状態を示す図、
第7図は制御ユニット内の演算処理を示す流れ図、 第8図(a) , (b)はセンターディファレンシャ
ル装置と油圧多板クラッチの構成の他の実施例を示すス
ケルトン図である。 I9・・・出力軸、20・・・フロントドライブ軸、2
2・・・トランスファ輔、23・・・リヤドライブ軸、
30・・・手動変速機、50・・・センターディファレ
ンシャル装置、51,53・・・第1,第2のサンギヤ
、52. 54・・・第1.第2のピニオン、 55・・・キヤ リャ、 60・・・油圧多板クラ チ、 ・・・バイパス系
図、 第2図(a)は要部の縦断面図.第2図(b)はキャリ
ヤとピニオンの関係を示す略図、 第3図はセンターディファレンシャル装置の概略を示す
説明図、 第4図は本発明のトルク配分制御装置の実施例の制御系
を示す図、 第5図はクラッチ圧の特性図、 第6図はトルク配分nil lfljの状態を示す図、
第7図は制御ユニット内の演算処理を示す流れ図、 第8図(a) , (b)はセンターディファレンシャ
ル装置と油圧多板クラッチの構成の他の実施例を示すス
ケルトン図である。 I9・・・出力軸、20・・・フロントドライブ軸、2
2・・・トランスファ輔、23・・・リヤドライブ軸、
30・・・手動変速機、50・・・センターディファレ
ンシャル装置、51,53・・・第1,第2のサンギヤ
、52. 54・・・第1.第2のピニオン、 55・・・キヤ リャ、 60・・・油圧多板クラ チ、 ・・・バイパス系
Claims (4)
- (1)手動変速機の後方において上記変速機の出力軸と
、フロントドライブ軸と、トランスファ軸との間にセン
ターディファレンシャル装置が配置され、上記トランス
ファ軸と連結するリヤドライブ軸を有するセンターディ
ファレンシャル付4輪駆動車において、 上記センターディファレンシャル装置を、第1、第2の
サンギヤと、一体形成される第1、第2のピニオンと、
キャリヤとで構成し、 上記第1のサンギヤを上記変速機出力軸側に、上記キャ
リヤを上記フロントドライブ軸側に、上記第2のサンギ
ヤを上記トランスファ軸側に連結し、 上記センターディファレンシャル装置の入力要素の変速
機出力軸、2つの出力要素のキャリヤと第2のサンギヤ
において、出力要素同士の間、または入力要素といずれ
か一方の出力要素との間に、ディファレンシャル装置の
差動を制限する油圧多板クラッチをバイパスして介設す
る4輪駆動車のトルク配分制御装置。 - (2)上記センターディファレンシャル装置は、第1の
サンギヤに直結する変速機出力軸と、キャリヤと直結す
るフロントドライブ軸側への伝達要素との間に油圧多板
クラッチを介設する請求項(1)記載の4輪駆動車のト
ルク配分制御装置。 - (3)上記センターディファレンシャル装置は、第1の
サンギヤに直結する変速機出力軸と、第2のサンギヤに
連結する伝達要素との間に油圧多板クラッチを介設する
請求項(1)記載の4輪駆動車のトルク配分制御装置。 - (4)上記センターディファレンシャル装置による基準
トルク配分を後輪偏重に設定し、 車両の走行状態や路面状況に応じて油圧多板クラッチへ
の作動油圧を制御して、クラッチトルクを入力要素から
いずれか一方の出力要素または出力要素同士の間で移動
させ、前後輪のトルク配分を可変に制御する請求項(1
)記載の4輪駆動車のトルク配分制御装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1170895A JP2832277B2 (ja) | 1989-02-28 | 1989-06-30 | 4輪駆動車のトルク配分制御装置 |
US07/485,092 US5066268A (en) | 1989-02-28 | 1990-02-23 | Torque distribution control system for a four-wheel drive motor vehicle |
DE90302069T DE69003132T2 (de) | 1989-02-28 | 1990-02-27 | Drehmomentverteilungs-Steuerungsanordnung für ein vierradgetriebenes Kraftfahrzeug. |
EP90302069A EP0386922B1 (en) | 1989-02-28 | 1990-02-27 | Torque distribution control system for a four-wheel drive motor vehicle |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4815089 | 1989-02-28 | ||
JP1-48150 | 1989-02-28 | ||
JP1170895A JP2832277B2 (ja) | 1989-02-28 | 1989-06-30 | 4輪駆動車のトルク配分制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02290730A true JPH02290730A (ja) | 1990-11-30 |
JP2832277B2 JP2832277B2 (ja) | 1998-12-09 |
Family
ID=26388377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1170895A Expired - Lifetime JP2832277B2 (ja) | 1989-02-28 | 1989-06-30 | 4輪駆動車のトルク配分制御装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5066268A (ja) |
EP (1) | EP0386922B1 (ja) |
JP (1) | JP2832277B2 (ja) |
DE (1) | DE69003132T2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108468775A (zh) * | 2018-05-18 | 2018-08-31 | 湖南农业大学 | 一种铰接式车辆差速式四驱变速器 |
CN108468774A (zh) * | 2018-05-18 | 2018-08-31 | 湖南农业大学 | 一种差速四驱变速器 |
JP2019002319A (ja) * | 2017-06-14 | 2019-01-10 | カルソニックカンセイ株式会社 | ハイブリッド圧縮機 |
KR20200064292A (ko) * | 2018-11-29 | 2020-06-08 | 주식회사 호원정공 | 농업용 동력운반차의 차동제어장치 토크제어시스템 |
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JP2603879B2 (ja) * | 1990-05-23 | 1997-04-23 | 富士重工業株式会社 | 多段自動変速機付4輪駆動車 |
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-
1989
- 1989-06-30 JP JP1170895A patent/JP2832277B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1990
- 1990-02-23 US US07/485,092 patent/US5066268A/en not_active Expired - Lifetime
- 1990-02-27 DE DE90302069T patent/DE69003132T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1990-02-27 EP EP90302069A patent/EP0386922B1/en not_active Expired - Lifetime
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CN108468775B (zh) * | 2018-05-18 | 2024-03-26 | 湖南农业大学 | 一种铰接式车辆差速式四驱变速器 |
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DE69003132T2 (de) | 1994-01-05 |
EP0386922A1 (en) | 1990-09-12 |
JP2832277B2 (ja) | 1998-12-09 |
US5066268A (en) | 1991-11-19 |
DE69003132D1 (de) | 1993-10-14 |
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