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JPH0228992B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0228992B2
JPH0228992B2 JP60156788A JP15678885A JPH0228992B2 JP H0228992 B2 JPH0228992 B2 JP H0228992B2 JP 60156788 A JP60156788 A JP 60156788A JP 15678885 A JP15678885 A JP 15678885A JP H0228992 B2 JPH0228992 B2 JP H0228992B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ski
chevron
vibration
shaped
absorbing member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60156788A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6216776A (ja
Inventor
Keijiro Hayashi
Masaaki Okuyama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mizuno Corp
Original Assignee
Mizuno Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mizuno Corp filed Critical Mizuno Corp
Priority to JP15678885A priority Critical patent/JPS6216776A/ja
Publication of JPS6216776A publication Critical patent/JPS6216776A/ja
Publication of JPH0228992B2 publication Critical patent/JPH0228992B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、スキー板に係るもので、スキー板の
振動減衰性が良好で、且つ操縦しやすいスキー板
を提供することにある。
(従来の技術) 従来、滑走中に雪面からスキー板に加わる衝撃
によつて生ずる振動により、スキー板が雪面を確
実にとらえることが低下し、この事がスキー板の
エツジングや回転性を妨げ、操作性を難しくして
いた。
そのため最近では、これらの振動をより早く減
衰させて、スキーの操縦性を改善するために、
種々の方法が公知となつている。例えば第5図に
示すスキー板10のように、芯材15の長さ方向
に粘弾性材から成る振動減衰部材16を配設した
ものや、第6図に示すように、スキー板の幅方向
全体にわたり、ゴムあるいはプラスチツク材等の
弾性部材より成る緩衝板26を締具取付領域の下
部に配設したものなどが公知となつている。
又実公昭55−49816号公報にはメタル板と凹欠
部を設け、該凹欠部にラバー層を形成して振動を
減衰するスキーも公知である。
(発明が解決しようとする問題点) これらのスキー板においては、以下のような問
題点を有していた。即ち第5図に示すスキー板に
おいては、振動減衰部材16がスキー板の幅方向
の一部にのみ配置されているので、滑走面からの
衝撃による振動を、全面的にカバーできない問題
があつた。
又第6図に示すスキー板においては、緩衝板2
6が、スキー板の側壁まで延長されていることに
より、スキー板の全幅にわたり、底面から伝わる
衝撃を吸収できる。しかしながら、緩衝板が、緩
衝効果を充分に発揮させるには、ある程度緩衝板
の厚みを保持する必要があるが、この第6図に示
すように緩衝板の厚みが薄くほぼ均一であれ衝撃
が大きい場合は緩衝板が甚しく圧縮されて、振動
緩衝性が発揮できなくなるなどの問題点があつ
た。
さらに、メタル板に凹欠部を設けて平板のラバ
ー層を形成したスキーは、ラバー層によつて振動
を減衰せしめることは可能になるが、それは主と
してメタル板に生じる振動を減衰せしめるのみ
で、スキー自体の振動を減衰せしめることはでき
なかつた。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、これら従来の欠点に鑑み、振動吸収
性が良好で滑走性能にすぐれたスキー板を提供す
ることを目的とするものであり、その手段を図面
に基いて説明する。
第1図に示すように、少なくとも上面構成部材
2、下面構成部材3、中芯部材4等から構成され
るスキー板において、中芯部材4の上面又は下面
あるいは両面の所要部位に、両側端から幅員中央
部を頂点とする断面山形凹部5を設け、該山形凹
部5に合致する山形の振動吸収部材6を配設して
その上面に上面構成部材、下面に下面構成部材を
接着したことを特徴とするスキー板である。
上記山形凹部5は、中芯部材4の長さ方向の所
要部位において、両側端部4aから中央部4bが
頂点になるように逆山形又は正山形に形成し、上
記振動吸収部材6は、上記山形凹部5に合致する
山形形状にして振動吸収効果が充分に発揮できる
構成にしてある。
又、この振動吸収部材6を中芯部材に配設する
にあたつては、本発明のスキー板の製造段階にお
いて、該振動吸収部材成形用の素材を他のスキー
構成部材と一緒に成形型内に挿入配置後、金型を
圧縮し、それらの構成部材を接着剤等により結合
されることによつて一体的に形成できる。
(作用) 本発明スキー板においては、中芯部材4の両側
端部から中央部が頂点となるように逆山形又は正
山形凹部を設けたから、中芯部材の両側がリブの
役目を果して長さ方向、幅方向の曲げ強度は低下
せずに山形凹部相当分が軽量化できる。そして、
該山形凹部に合致する山形の振動吸収部材を配設
してあるから、スキー滑走中に発生する振動をス
キー板の全幅で吸収できる。特に、振動吸収部材
が山形であるため、スキー板に伝播する振動波が
山形形状中に拡散し、振動を速やかに減衰させる
ため、スキー板の操縦性が良好となる。
(その他の実施例) 本発明の他の実施例としては、第3〜4図に示
すように、山形の振動吸収部材6をスキー板の前
後接地点及び締具取付領域の中芯部材の下面に配
設することにより、振動を減衰する効果が増大す
るものである。
また、山形の振動吸収部材を形成する素材とし
ては、軟質ゴム、発泡プラスチツク、その他のプ
ラスチツク等のエラストマ特性を有するものを用
いるか、又はこれらをガラス、カーボン、ケブラ
ー、ボロン等の繊維強化プラスチツク材で包囲し
たものを使用すれば、他の構成部材と共に成形型
に配置し、圧縮と同時に接着成形できる。
又、該振動吸収部材内に金属等の細線あるいは
板体から成る錘を埋設することも必要に応じて当
然実施するものである。
(発明の効果) 以上のように、本発明スキー板においては、中
芯部材4の両側端から幅員中央部を頂点とする断
面山形凹部を設け、該山形凹部に山形の振動吸収
部材を配設するとともに、該振動吸収部材を、繊
維強化樹脂で包囲したり、内部に金属等の細線あ
るいは板体から成る錘を埋設することにより、ス
キー板自体の剛性を、調節できると同時に振動減
衰性が向上でき、又振動吸収部材内に埋設された
錘によつて慣性モーメントの調節も可能である。
又、中芯部材に振動吸収部材を配設する山形凹
部の形状は中芯部材の両側端部から幅員中央部を
頂点とする断面山形に形成して該山形凹部形状に
合致する山形の振動吸収部材を配設したことによ
り、中芯部材の両側がリブになつてスキー板の撓
み強度を保持し、滑走中の衝撃によるスキー板の
振動は、振動吸収部材が山形であるから振動を吸
収する率が増大してスキーヤーの脚部負担が軽減
し、疲労が少ないスキー板になる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第2図は、本発明に係るスキー板の一
実施例で、第1図は説明側面図、第2図は要部拡
大断面図。第3図〜第4図は他の実施例で、第3
図は説明側面図、第4図は第3図の要部拡大断面
図。第5図〜第6図は従来のスキー板を示す要部
拡大断面図。 ……スキー板、2……上面構成部材、3……
下面構成部材、4……中芯部材、4a……側端
部、4b……中央部、5……山形凹部、6……山
形の振動吸収部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 中芯部材の上面又下面あるいは両面の任意箇
    所に、両側端から幅員中央部を頂点とする断面山
    形凹部を設け、該山形凹部に合致する山形の振動
    吸収部材を配設してその上面に上面構成部材、下
    面に下面構成部材を接着したことを特徴とするス
    キー板。
JP15678885A 1985-07-15 1985-07-15 スキ−板 Granted JPS6216776A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15678885A JPS6216776A (ja) 1985-07-15 1985-07-15 スキ−板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15678885A JPS6216776A (ja) 1985-07-15 1985-07-15 スキ−板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6216776A JPS6216776A (ja) 1987-01-24
JPH0228992B2 true JPH0228992B2 (ja) 1990-06-27

Family

ID=15635319

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15678885A Granted JPS6216776A (ja) 1985-07-15 1985-07-15 スキ−板

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JP (1) JPS6216776A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0486500A (ja) * 1990-07-31 1992-03-19 Yamamoto Koryo Kk 香りクラッカー

Families Citing this family (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE34297E (en) 1988-06-08 1993-06-29 Copeland Corporation Refrigeration compressor
JPH09289756A (ja) * 1996-04-22 1997-11-04 Denso Corp 交流発電機
JP2002101613A (ja) 2000-09-21 2002-04-05 Denso Corp 交流発電機

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4976636A (ja) * 1972-11-25 1974-07-24
JPS5549816U (ja) * 1978-09-21 1980-04-01

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Publication number Publication date
JPS6216776A (ja) 1987-01-24

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