JPH02289589A - 有機ケイ素化合物 - Google Patents
有機ケイ素化合物Info
- Publication number
- JPH02289589A JPH02289589A JP1110197A JP11019789A JPH02289589A JP H02289589 A JPH02289589 A JP H02289589A JP 1110197 A JP1110197 A JP 1110197A JP 11019789 A JP11019789 A JP 11019789A JP H02289589 A JPH02289589 A JP H02289589A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compound
- organosilicon compound
- type
- group
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07F—ACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
- C07F7/00—Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
- C07F7/02—Silicon compounds
- C07F7/08—Compounds having one or more C—Si linkages
- C07F7/18—Compounds having one or more C—Si linkages as well as one or more C—O—Si linkages
- C07F7/1804—Compounds having Si-O-C linkages
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Silicon Polymers (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は新規な有機ケイ素化合物に関し、詳し《は、室
温硬化性オルガノポリシロキサン組成物における硬化剤
成分として有用な有機ケイ素化合物に関する。
温硬化性オルガノポリシロキサン組成物における硬化剤
成分として有用な有機ケイ素化合物に関する。
(従来の技術)
1液型の接着剤として広く使用されている室温硬化性(
RTV ; Room Temperature V
alcanizing)オルガノボリシロキサン組成物
は、オルガノポリシロキサンを主成分とし、これに硬化
剤成分を含有させることにより得られるものである.こ
のオルガノボリシロキサン組成物は、チューブやカート
リッジから単に押し出すだけで、室温で硬化させること
ができるため、取り扱いが簡便であるという利点を有し
、電気・電子、自動車、建築をはじめとする広い分野で
賞用されている.このRTVオルガノポリシロキサン組
成物は、その硬化機構により縮台型と付加型とに分類さ
れるが、接着剤としては、縮台型のものが最もよく使用
されている.縮合型RTVオルガノボリシロキサン組成
物は、含有される硬化剤の種類により各々特有の縮合反
応生成物を放出して硬化接着し、その縮合反応生成物の
種類により、脱酢酸型、脱アミン型、脱オキシム型及び
脱アルコール型などが知られている.硬化剤としては、
種々の有機ケイ素化合物が使用され、縮合型RTVオル
ガノポリシロキサン組成物が空気中に放出されると、空
気中の湿気により縮合反応が起こり、例えば、酢酸、ブ
タノオキシム、メタノール、プチルアミン等のガスを放
出し、硬化する. しかしながら、上記の縮合型RTVオルガノボリシロキ
サン組成物において、脱酢酸型、脱アミン型及び脱オキ
シム型のものは、硬化時に毒性もしくは腐食性の悪臭ガ
スを放出するという問題がある.一方、脱アルコール型
のものは、腐食性が無く、しかも無臭であるが、貯蔵安
定性に欠けるという問題がある。
RTV ; Room Temperature V
alcanizing)オルガノボリシロキサン組成物
は、オルガノポリシロキサンを主成分とし、これに硬化
剤成分を含有させることにより得られるものである.こ
のオルガノボリシロキサン組成物は、チューブやカート
リッジから単に押し出すだけで、室温で硬化させること
ができるため、取り扱いが簡便であるという利点を有し
、電気・電子、自動車、建築をはじめとする広い分野で
賞用されている.このRTVオルガノポリシロキサン組
成物は、その硬化機構により縮台型と付加型とに分類さ
れるが、接着剤としては、縮台型のものが最もよく使用
されている.縮合型RTVオルガノボリシロキサン組成
物は、含有される硬化剤の種類により各々特有の縮合反
応生成物を放出して硬化接着し、その縮合反応生成物の
種類により、脱酢酸型、脱アミン型、脱オキシム型及び
脱アルコール型などが知られている.硬化剤としては、
種々の有機ケイ素化合物が使用され、縮合型RTVオル
ガノポリシロキサン組成物が空気中に放出されると、空
気中の湿気により縮合反応が起こり、例えば、酢酸、ブ
タノオキシム、メタノール、プチルアミン等のガスを放
出し、硬化する. しかしながら、上記の縮合型RTVオルガノボリシロキ
サン組成物において、脱酢酸型、脱アミン型及び脱オキ
シム型のものは、硬化時に毒性もしくは腐食性の悪臭ガ
スを放出するという問題がある.一方、脱アルコール型
のものは、腐食性が無く、しかも無臭であるが、貯蔵安
定性に欠けるという問題がある。
そこで、本願出願人は、これらの問題を解消するものと
して、一般式(■): (ここで、R3はl価の炭化水素基であり、R4、BS
は夫々水素原子または1価の炭化水素基であり、mは1
〜4の整数である)で示される加水分解性に優れたアル
ケニルオキシ基含有有機ケイ素化合物を開発し、この有
機ケイ素化合物を硬化剤として含有するRTVオルガノ
ボリシロキサン組成物を提案した. 更に、本願出願人は硬化剤として、ケテンアセタール基
とアルケニルオキシ基の両方を含有する有機ケイ素化合
物を開発し、この有機ケイ素化合物を含有する脱エステ
ルー脱ケトン型のRTVオルガノポリシロキサン組成物
を提案した(特公昭63−20464号). (発明が解決しようとする課題) ところが、前記のアルケニルオキシ基含有有機ケイ素化
合物を用いる組成物においては、該化合物の合成に長時
間を有する上に、得られた有機ケイ素化合物自体が非常
に高価格であり、また変色しやすいという問題がある。
して、一般式(■): (ここで、R3はl価の炭化水素基であり、R4、BS
は夫々水素原子または1価の炭化水素基であり、mは1
〜4の整数である)で示される加水分解性に優れたアル
ケニルオキシ基含有有機ケイ素化合物を開発し、この有
機ケイ素化合物を硬化剤として含有するRTVオルガノ
ボリシロキサン組成物を提案した. 更に、本願出願人は硬化剤として、ケテンアセタール基
とアルケニルオキシ基の両方を含有する有機ケイ素化合
物を開発し、この有機ケイ素化合物を含有する脱エステ
ルー脱ケトン型のRTVオルガノポリシロキサン組成物
を提案した(特公昭63−20464号). (発明が解決しようとする課題) ところが、前記のアルケニルオキシ基含有有機ケイ素化
合物を用いる組成物においては、該化合物の合成に長時
間を有する上に、得られた有機ケイ素化合物自体が非常
に高価格であり、また変色しやすいという問題がある。
また、特公昭63−20464号に記載の組成物におい
ては、シリルケテンアセクールがα,β−不飽和エステ
ルとSi−H基との1.4=付加反応により合成される
ため、硬化時に放出される縮合物が、例えばプロピオン
酸エステルなど、炭素数2以上のカルボン酸エステルと
なり、これらが悪臭を伴うという問題が発生する. 本発明はかかる従来の問題に鑑みてなされたものであり
、その目的は、1液型接着剤としてのオルガノボリシロ
キサン組成物の硬化剤成分として使用した際に、硬化時
に悪臭及び腐食性のガスが発生せず、しかも、保存安定
性に優れた新規な有機ケイ素化合物を提供することにあ
る.(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために本発明の有機ケイ素化合物は
、一般式(1) (ここで、Rlはメチル基またはエチル基であり、Cは
炭素原子数1〜4のアルキル基であり、nは1〜3の整
数である)で示されるものである.一般式(1)におい
て、『はメチル基またはエチル基であり、R1はメチル
基、エチル基、プロビル基またはブチル基であり、nは
1〜3の整数である.具体的には、下記の式で示される
ものをあげることができる. 本発明の有機ケイ素化合物は、例えば、次のようにして
合成される.即ち、一般式(■):(ここで、R1及び
nは前記の通りである)で示される化合物と、一般式(
■): (ここで、R2は前記の通りである)で示される化合物
とにおける脱塩化リチウム(LiC1)反応により上記
一般式(1)の有機ケイ素化合物が得られる。
ては、シリルケテンアセクールがα,β−不飽和エステ
ルとSi−H基との1.4=付加反応により合成される
ため、硬化時に放出される縮合物が、例えばプロピオン
酸エステルなど、炭素数2以上のカルボン酸エステルと
なり、これらが悪臭を伴うという問題が発生する. 本発明はかかる従来の問題に鑑みてなされたものであり
、その目的は、1液型接着剤としてのオルガノボリシロ
キサン組成物の硬化剤成分として使用した際に、硬化時
に悪臭及び腐食性のガスが発生せず、しかも、保存安定
性に優れた新規な有機ケイ素化合物を提供することにあ
る.(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために本発明の有機ケイ素化合物は
、一般式(1) (ここで、Rlはメチル基またはエチル基であり、Cは
炭素原子数1〜4のアルキル基であり、nは1〜3の整
数である)で示されるものである.一般式(1)におい
て、『はメチル基またはエチル基であり、R1はメチル
基、エチル基、プロビル基またはブチル基であり、nは
1〜3の整数である.具体的には、下記の式で示される
ものをあげることができる. 本発明の有機ケイ素化合物は、例えば、次のようにして
合成される.即ち、一般式(■):(ここで、R1及び
nは前記の通りである)で示される化合物と、一般式(
■): (ここで、R2は前記の通りである)で示される化合物
とにおける脱塩化リチウム(LiC1)反応により上記
一般式(1)の有機ケイ素化合物が得られる。
この一般式(1)で示される有機ケイ素化合物高い加水
分解性を示す。従って、この有機ケイ素化合物を硬化剤
として両末端を水酸基で封鎖されたオルガノボリシロキ
サンと混合して得られたl液型の接着剤組成物は、空気
中の湿気の作用により、次式: に示すように脱酢酸エステル化反応が進行することによ
り硬化物となる.この縮合反応により放出される酢酸エ
ステルは悪臭や腐食性がないため、一般式(1)で示さ
れる有機ケイ素化合物は、RTVオルガノポリシロキサ
ン組成物の硬化剤成分として極めて有用である. (実施例) 裏旅■土 撹拌棒、滴下ロ一ト、低温温度計及び乾燥管付き冷却管
を備えた1l四つ口フラスコに、乾燥テトラヒドロフラ
ン2 6 6 g,ジイソプ口ピルアミン40.4gを
仕込み、反応混合物を0℃に冷却した.反応混合物の温
度を−10〜0℃に保ちながら、ここにn−ブチルリチ
ウム15%ヘキサン溶液170.8gを滴下した.滴下
終了後、0゜Cにおいて15分間撹拌し、続いて、ドラ
イアイスーアセトンにより−78℃に冷却した.その後
、酢酸メチル29.6gを加えて−70℃で30分間撹
拌し、更に、メチルジメトキシクロロシラン126.
0gを−70℃以下に保ちながら滴下した。反応混合物
の温度を徐々に室温まで昇温した後、濾過、蒸留を行っ
て、沸点110℃/140snHg、屈折率1 .40
06 ( 2 5℃)の留分17.7g(収率24.9
%)を得た.このものは’H−NMRスベクトル、IR
スペクトルの測定及びGC−MS分析により下記の構造
であることが確認された.’H−NMRスペクトル 溶媒:CCl4 、内部標準物質:TMS(テトラメチ
ルシラン) δ(pp+a) 7 0.10 ( s ,Si−C
lh,3H)3. 17 ( s , =CJ,2H)
3.50 ( s ,SiO−Clls.6H)3.5
0 ( s ,CO−Clls,3H)土且スペクトル 1660cm−’にC=Cに起因するピークが観察され
た(第1図). GC−MS 親ピーク:l7B(分子量:178.3)皇巌4Ll 撹拌棒、滴下ロ一ト、低温温度計及び乾燥管付き冷却管
を備えた1l四つ口フラスコに、乾燥テトラヒドロフラ
ン1 7 8 g,ジイソプロビルアミン30.4gを
仕込み、反応混合物をO℃に冷却した.反応混合物の温
度を−10〜O′Cに保ちながら、ここにn−ブチルリ
チウム15%ヘキサン溶液128.0gを滴下した.滴
下終了後、0℃において15分間撹拌し、続いて、ドラ
イアイスーアセトンにより−78℃に冷却した.その後
、酢酸エチル26.5gを加えて−70”Cで30分間
撹拌し、更に、メチルジメトキシクロロシラン90.0
gを−70℃以下に保ちながら滴下した。
分解性を示す。従って、この有機ケイ素化合物を硬化剤
として両末端を水酸基で封鎖されたオルガノボリシロキ
サンと混合して得られたl液型の接着剤組成物は、空気
中の湿気の作用により、次式: に示すように脱酢酸エステル化反応が進行することによ
り硬化物となる.この縮合反応により放出される酢酸エ
ステルは悪臭や腐食性がないため、一般式(1)で示さ
れる有機ケイ素化合物は、RTVオルガノポリシロキサ
ン組成物の硬化剤成分として極めて有用である. (実施例) 裏旅■土 撹拌棒、滴下ロ一ト、低温温度計及び乾燥管付き冷却管
を備えた1l四つ口フラスコに、乾燥テトラヒドロフラ
ン2 6 6 g,ジイソプ口ピルアミン40.4gを
仕込み、反応混合物を0℃に冷却した.反応混合物の温
度を−10〜0℃に保ちながら、ここにn−ブチルリチ
ウム15%ヘキサン溶液170.8gを滴下した.滴下
終了後、0゜Cにおいて15分間撹拌し、続いて、ドラ
イアイスーアセトンにより−78℃に冷却した.その後
、酢酸メチル29.6gを加えて−70℃で30分間撹
拌し、更に、メチルジメトキシクロロシラン126.
0gを−70℃以下に保ちながら滴下した。反応混合物
の温度を徐々に室温まで昇温した後、濾過、蒸留を行っ
て、沸点110℃/140snHg、屈折率1 .40
06 ( 2 5℃)の留分17.7g(収率24.9
%)を得た.このものは’H−NMRスベクトル、IR
スペクトルの測定及びGC−MS分析により下記の構造
であることが確認された.’H−NMRスペクトル 溶媒:CCl4 、内部標準物質:TMS(テトラメチ
ルシラン) δ(pp+a) 7 0.10 ( s ,Si−C
lh,3H)3. 17 ( s , =CJ,2H)
3.50 ( s ,SiO−Clls.6H)3.5
0 ( s ,CO−Clls,3H)土且スペクトル 1660cm−’にC=Cに起因するピークが観察され
た(第1図). GC−MS 親ピーク:l7B(分子量:178.3)皇巌4Ll 撹拌棒、滴下ロ一ト、低温温度計及び乾燥管付き冷却管
を備えた1l四つ口フラスコに、乾燥テトラヒドロフラ
ン1 7 8 g,ジイソプロビルアミン30.4gを
仕込み、反応混合物をO℃に冷却した.反応混合物の温
度を−10〜O′Cに保ちながら、ここにn−ブチルリ
チウム15%ヘキサン溶液128.0gを滴下した.滴
下終了後、0℃において15分間撹拌し、続いて、ドラ
イアイスーアセトンにより−78℃に冷却した.その後
、酢酸エチル26.5gを加えて−70”Cで30分間
撹拌し、更に、メチルジメトキシクロロシラン90.0
gを−70℃以下に保ちながら滴下した。
反応混合物の温度を徐々に室温まで昇温した後、濾過、
蒸留を行って、沸点93゜C/49m*Hg、屈折率1
.4012 (25℃)の留分37.7g(収率65.
5%)を得た.このものは’H−NMRスペクトル、I
Rスペクトルの測定及びGc−MS分析により下記の構
造であることが確認された. I I1 (Cl置i0) g−Si−OCOCIlgClls?
II − N M Rスペクトル δ(ppm) :0.l5 (S,Sl−CII3.
311)1.29 ( s ,C−CHi.31I)3
.15 ( s .■CIIz.211)3.52 (
s .SiO−CIIs.611)3.74 ( S
,CO−C}l!.21+)土且スペクトル 1660cm−’にC=Cに起因するピークが観察され
た(第2図). GC−MS 親ピーク:192(分子量:192,3)皇族貫主 撹拌棒、滴下ロ一ト、低温温度計及び乾燥管付き冷却管
を備えた2l四つ口フラスコに、乾燥テトラヒドロフラ
ン655、5g1ジイソプロビル.アミン101.2g
を仕込み、反応混合物を0℃に冷却した.反応混合物の
温度を−10〜0℃に保ちながら、ここにn−プチルリ
チウム15%ヘキサン溶液343.8gを滴下した.滴
下終了後、0℃において15分間撹拌し、続いて、ドラ
イアイスーアセトンにより−78゜Cに冷却した。その
後、酢酸エチル88.1gを加えて−70゜Cで30分
間撹拌した後、メチルメトキシジク口ロシラン72.5
gを−70℃以下に保ちながら滴下し、1時間撹拌した
.次いで、トリメチルクロロシラン168.2gを滴下
し、反応混合物の温度を徐々に室温まで昇温した後、濾
過、蒸留を行って、沸点79℃/4鴎Hg,屈折率1.
4312 (25℃)の留分2.4g(収率1.9%)
を得た.このものは’H−NMRスペクトル、■Rスペ
クトルの測定及びGC−MS分析により下記の構造であ
ることが確認された。
蒸留を行って、沸点93゜C/49m*Hg、屈折率1
.4012 (25℃)の留分37.7g(収率65.
5%)を得た.このものは’H−NMRスペクトル、I
Rスペクトルの測定及びGc−MS分析により下記の構
造であることが確認された. I I1 (Cl置i0) g−Si−OCOCIlgClls?
II − N M Rスペクトル δ(ppm) :0.l5 (S,Sl−CII3.
311)1.29 ( s ,C−CHi.31I)3
.15 ( s .■CIIz.211)3.52 (
s .SiO−CIIs.611)3.74 ( S
,CO−C}l!.21+)土且スペクトル 1660cm−’にC=Cに起因するピークが観察され
た(第2図). GC−MS 親ピーク:192(分子量:192,3)皇族貫主 撹拌棒、滴下ロ一ト、低温温度計及び乾燥管付き冷却管
を備えた2l四つ口フラスコに、乾燥テトラヒドロフラ
ン655、5g1ジイソプロビル.アミン101.2g
を仕込み、反応混合物を0℃に冷却した.反応混合物の
温度を−10〜0℃に保ちながら、ここにn−プチルリ
チウム15%ヘキサン溶液343.8gを滴下した.滴
下終了後、0℃において15分間撹拌し、続いて、ドラ
イアイスーアセトンにより−78゜Cに冷却した。その
後、酢酸エチル88.1gを加えて−70゜Cで30分
間撹拌した後、メチルメトキシジク口ロシラン72.5
gを−70℃以下に保ちながら滴下し、1時間撹拌した
.次いで、トリメチルクロロシラン168.2gを滴下
し、反応混合物の温度を徐々に室温まで昇温した後、濾
過、蒸留を行って、沸点79℃/4鴎Hg,屈折率1.
4312 (25℃)の留分2.4g(収率1.9%)
を得た.このものは’H−NMRスペクトル、■Rスペ
クトルの測定及びGC−MS分析により下記の構造であ
ることが確認された。
’H−NMRスペクトル
δ(ppm.) : 0.26 ( s ,Si−C
Hs.311)1.12 ( t ,C−CI3.6H
)3.16 ((1.=cH!.4H) 3.46 ( S ,SiO−CIIi.311)3.
72 (q.cO−CHt.4H)土且スペクトル 1656cm−’にC=Cに起因するピークが観察され
た(第3図). GC−MS 親ピーク:24B(分子量:24B.3)(発明の効果
) 本発明の有機ケイ素化合物は新規物質である。
Hs.311)1.12 ( t ,C−CI3.6H
)3.16 ((1.=cH!.4H) 3.46 ( S ,SiO−CIIi.311)3.
72 (q.cO−CHt.4H)土且スペクトル 1656cm−’にC=Cに起因するピークが観察され
た(第3図). GC−MS 親ピーク:24B(分子量:24B.3)(発明の効果
) 本発明の有機ケイ素化合物は新規物質である。
該化合物は、高い加水分解性を有し、オルガノボリシロ
キサンの末端水酸基と反応して悪臭及び腐食性のない酢
酸エステルを放出するため、室温硬化型のオルガノボリ
シロキサン組成物の硬化成分として極めて有用であり、
電気・電子、建築、自動車など幅広い分野での応用が可
能である.
キサンの末端水酸基と反応して悪臭及び腐食性のない酢
酸エステルを放出するため、室温硬化型のオルガノボリ
シロキサン組成物の硬化成分として極めて有用であり、
電気・電子、建築、自動車など幅広い分野での応用が可
能である.
第1図〜第3図は、それぞれ実施例1〜3における本発
明の有機ケイ素化合物のIRスペクトルである.
明の有機ケイ素化合物のIRスペクトルである.
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (ここで、R^1はメチル基またはエチル基であり、R
^2は炭素原子数1〜4のアルキル基であり、nは1〜
3の整数である)で示される有機ケイ素化合物。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1110197A JPH07113034B2 (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | 有機ケイ素化合物 |
US07/661,381 US5089649A (en) | 1989-04-28 | 1990-04-27 | Organosilicon compound |
EP90304603A EP0395433B1 (en) | 1989-04-28 | 1990-04-27 | Organosilicon compound |
DE69021767T DE69021767T2 (de) | 1989-04-28 | 1990-04-27 | Organosilicium-Verbindungen. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1110197A JPH07113034B2 (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | 有機ケイ素化合物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02289589A true JPH02289589A (ja) | 1990-11-29 |
JPH07113034B2 JPH07113034B2 (ja) | 1995-12-06 |
Family
ID=14529511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1110197A Expired - Fee Related JPH07113034B2 (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | 有機ケイ素化合物 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5089649A (ja) |
EP (1) | EP0395433B1 (ja) |
JP (1) | JPH07113034B2 (ja) |
DE (1) | DE69021767T2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019001885A (ja) * | 2017-06-14 | 2019-01-10 | 信越化学工業株式会社 | 自己接着性シリコーンゲル組成物及びその硬化物 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2725207B1 (fr) * | 1994-09-30 | 1996-11-29 | Exsymol Sa | Composes a base de silicium biologiquement actifs, leurs applications therapeutiques et cosmetiques |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60188391A (ja) * | 1984-03-08 | 1985-09-25 | Shin Etsu Chem Co Ltd | オルガノシランの製造方法 |
JPS63165455A (ja) * | 1986-12-27 | 1988-07-08 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 付加反応型オルガノポリシロキサン組成物 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1096033A (en) * | 1965-07-12 | 1967-12-20 | Ir Istitut Orch Khim Sib Otdel | Method of preparing alkenynoxysilanes |
JPS609759B2 (ja) * | 1979-05-31 | 1985-03-12 | 信越化学工業株式会社 | ヒドロアルケニルオキシシラン |
GB2130229A (en) * | 1982-11-04 | 1984-05-31 | Gen Electric | Dialkoxysilylenolethers and method for making them |
US4780554A (en) * | 1984-11-20 | 1988-10-25 | Union Carbide Corporation | O-silylated ketene acetals and enol ethers and method of preparation |
US4772714A (en) * | 1985-07-08 | 1988-09-20 | Agency Of Industrial Science & Technology | Process for the preparation of α-aryl and α-heteroaryl ketones |
JPH01188391A (ja) * | 1988-01-22 | 1989-07-27 | Fuji Photo Film Co Ltd | 被熱転写シート |
-
1989
- 1989-04-28 JP JP1110197A patent/JPH07113034B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1990
- 1990-04-27 EP EP90304603A patent/EP0395433B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1990-04-27 DE DE69021767T patent/DE69021767T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1990-04-27 US US07/661,381 patent/US5089649A/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60188391A (ja) * | 1984-03-08 | 1985-09-25 | Shin Etsu Chem Co Ltd | オルガノシランの製造方法 |
JPS63165455A (ja) * | 1986-12-27 | 1988-07-08 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 付加反応型オルガノポリシロキサン組成物 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019001885A (ja) * | 2017-06-14 | 2019-01-10 | 信越化学工業株式会社 | 自己接着性シリコーンゲル組成物及びその硬化物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5089649A (en) | 1992-02-18 |
DE69021767D1 (de) | 1995-09-28 |
DE69021767T2 (de) | 1996-04-04 |
JPH07113034B2 (ja) | 1995-12-06 |
EP0395433A3 (en) | 1991-07-31 |
EP0395433A2 (en) | 1990-10-31 |
EP0395433B1 (en) | 1995-08-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5200543A (en) | Siloxane compounds | |
JPS61263986A (ja) | 有機けい素化合物 | |
JPH02289589A (ja) | 有機ケイ素化合物 | |
JPH02289590A (ja) | 有機ケイ素化合物 | |
JPS6017799B2 (ja) | 有機けい素化合物 | |
JPS63185989A (ja) | 有機けい素化合物 | |
JPS61236830A (ja) | アルコキシ基含有オルガノポリシロキサンの製造方法 | |
JPH0317169A (ja) | フツ化ケイ素化合物 | |
JP2850726B2 (ja) | 有機ケイ素化合物及びその製造方法 | |
JP5062820B2 (ja) | 環状シロキサン化合物及びそれを用いたポジ型レジスト組成物 | |
JPH0366695A (ja) | 含フッ素カルボン酸誘導体及びその製造方法 | |
JPH04252228A (ja) | シリコーン含有エポキシ化合物及びその製法 | |
JPS6340435B2 (ja) | ||
JP2701102B2 (ja) | 有機ケイ素化合物 | |
JP2864413B2 (ja) | 有機ケイ素化合物 | |
JPS61218592A (ja) | 10,10−ビス〔(トリメチルシリルオキシ)〕−12,12−ジメチル−3,6,11−トリオキサ−10,12−ジシラトリデセン−1 | |
JP3589740B2 (ja) | フラーレン含有化合物、樹脂組成物及びその硬化物 | |
JPH02188590A (ja) | 有機けい素化合物 | |
JPS6340434B2 (ja) | ||
JPS62209084A (ja) | 珪素を有する化合物 | |
JP2963983B2 (ja) | 環状β‐ケトチオアミド誘導体 | |
JPS6340436B2 (ja) | ||
JPH06329683A (ja) | 4−tert−ブチルシクロヘキシル基含有シラン化合物 | |
JPH04235992A (ja) | シクロペンタジエニル基含有ジシロキサン及びその製造方法 | |
JPH03184984A (ja) | グリシドキシ基含有シラン |