JPH02286300A - 絵画等の複製品の製作方法 - Google Patents
絵画等の複製品の製作方法Info
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- JPH02286300A JPH02286300A JP8711889A JP8711889A JPH02286300A JP H02286300 A JPH02286300 A JP H02286300A JP 8711889 A JP8711889 A JP 8711889A JP 8711889 A JP8711889 A JP 8711889A JP H02286300 A JPH02286300 A JP H02286300A
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Landscapes
- Printing Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
溌J廊とr〃
本発明は一般に、原始絵画の新規かつ改良された複製方
法、とくに原始美術品の浮出し面と感触と同じでかつ良
好な色彩保全を維持する複製をつくるため、原始美術品
から油絵またはアクリル絵画等を複製する改良された方
法に関する。
法、とくに原始美術品の浮出し面と感触と同じでかつ良
好な色彩保全を維持する複製をつくるため、原始美術品
から油絵またはアクリル絵画等を複製する改良された方
法に関する。
従来圧血夏災皿
原画と同一もしくは類似する複写をつくるために油また
はアクリル画等を複写または複製するのに種々の方法が
行われてきた。
はアクリル画等を複写または複製するのに種々の方法が
行われてきた。
そのような複製は一般に、2つの範晴に分けられる。第
1の範晴は原画の表面の感触形態または浮出し寸法を欠
(美術品の複製を含む、第2の範晴は元の美術品の浮出
し寸法または表面の感触形態まで複写しようとする複製
を含む。本発明が意図するところは第2の範晴に含まれ
るものである。
1の範晴は原画の表面の感触形態または浮出し寸法を欠
(美術品の複製を含む、第2の範晴は元の美術品の浮出
し寸法または表面の感触形態まで複写しようとする複製
を含む。本発明が意図するところは第2の範晴に含まれ
るものである。
第1の範晴は美術的な多彩色絵画、写真およびこれに類
するものと広義に分類されるような複製を含み、同時に
それらは全く高価でなくつくられ、かつそれらは良好な
色彩保全をあられすが、原画の感触形態または浮出し寸
法を欠き、したがって原画の表面感触を忠実に複写した
複製品としては許容し得ない。
するものと広義に分類されるような複製を含み、同時に
それらは全く高価でなくつくられ、かつそれらは良好な
色彩保全をあられすが、原画の感触形態または浮出し寸
法を欠き、したがって原画の表面感触を忠実に複写した
複製品としては許容し得ない。
第2の範晴は、現実に、再製に際してのこれらの複製品
の品質は高いとは言えないが、限定された成功品となり
得るものである。そのような複製をつくる方法は一般に
、原画からつくられた型を用いることによって所与の感
触形態をもつ1つの形式のプラスチック透明層の作成を
含む(各特許、DE−PS 494.894; FR−
PSSi2521.466; ICE−As漱2゜01
9.699およびDB−O3N112,352,966
参照)。
の品質は高いとは言えないが、限定された成功品となり
得るものである。そのような複製をつくる方法は一般に
、原画からつくられた型を用いることによって所与の感
触形態をもつ1つの形式のプラスチック透明層の作成を
含む(各特許、DE−PS 494.894; FR−
PSSi2521.466; ICE−As漱2゜01
9.699およびDB−O3N112,352,966
参照)。
これらの方法の実施に際しては、透明な浮出し層によっ
て生じた色彩の忠実度および影響を受ける問題が生じた
。フランス特許1,493.516 ;フランス特許
1,548,337および熱可塑性透明シートを使用し
たDimension Weld jut、 Corp
への1976年6月8日付けで特許になったカナダ特許
990.506に示されるようにこれらの問題点を克服
する試みがなされてきた。
て生じた色彩の忠実度および影響を受ける問題が生じた
。フランス特許1,493.516 ;フランス特許
1,548,337および熱可塑性透明シートを使用し
たDimension Weld jut、 Corp
への1976年6月8日付けで特許になったカナダ特許
990.506に示されるようにこれらの問題点を克服
する試みがなされてきた。
さらに最近では、1981年12月29日付けの米国特
許4,308,224に開示された方法があり、これは
、適正な価格でしかも許容できる程度の忠実度の再製を
つくるために開発された。
許4,308,224に開示された方法があり、これは
、適正な価格でしかも許容できる程度の忠実度の再製を
つくるために開発された。
この特許は、原画からとられた浮出し型と原画に対応す
る色彩絵画を押印された熱可塑性材料の箔を用いる方法
を開示している。この箔は加熱状態でその押印された側
を下向きにして浮出し型上に置き、この箔の上に感触層
を載置する。
る色彩絵画を押印された熱可塑性材料の箔を用いる方法
を開示している。この箔は加熱状態でその押印された側
を下向きにして浮出し型上に置き、この箔の上に感触層
を載置する。
このように組合わされたものを次に加熱して感触層の流
動性成分を型の浮出し表面に流入させ、このようにして
原画の感触を複製する。
動性成分を型の浮出し表面に流入させ、このようにして
原画の感触を複製する。
しかし、この方法は元の美術品の浮出し寸法を単に部分
的に復製するに過ぎず、また、立掛けて置くと感触形態
が減する傾向がある。
的に復製するに過ぎず、また、立掛けて置くと感触形態
が減する傾向がある。
主班夏斐り
したがって、本発明の目的は、絵画等を複製する改良さ
れた方法を提供することによって上述の欠点を少くとも
部分的に解決することにあり、この方法は色彩忠実度、
浮出し表面および感触をもつ美術品を、しかも適正な価
格価値をもって複製するものである。
れた方法を提供することによって上述の欠点を少くとも
部分的に解決することにあり、この方法は色彩忠実度、
浮出し表面および感触をもつ美術品を、しかも適正な価
格価値をもって複製するものである。
本発明の他の目的は、複製品が元の美術品に忠実な浮出
し表面と感触をもつ、絵画等の改良された複製方法を提
供するにある。
し表面と感触をもつ、絵画等の改良された複製方法を提
供するにある。
本発明の別の目的は、−貫した品質の良好な品質をもつ
複製品をつくりかつ工業上の適用が可能な絵画等の再製
品をつくる方法を提供することである。
複製品をつくりかつ工業上の適用が可能な絵画等の再製
品をつくる方法を提供することである。
この目的を達成するために、本発明はその1つの特徴と
して、絵画等の複製品をつくる方法を提供し、前記複製
品は前記絵画等の浮出し表面を模1疑する浮出し表面を
もち、前記方法は、前記油絵等の型と、前記複製品に彩
色を施すための色彩シートと、前記複製品を保持するた
めの基質から成る組立体に熱と圧力を加え、次にこの組
立体を冷却する工程を含む。
して、絵画等の複製品をつくる方法を提供し、前記複製
品は前記絵画等の浮出し表面を模1疑する浮出し表面を
もち、前記方法は、前記油絵等の型と、前記複製品に彩
色を施すための色彩シートと、前記複製品を保持するた
めの基質から成る組立体に熱と圧力を加え、次にこの組
立体を冷却する工程を含む。
裏上開辺且皿
本発明の方法の第1段階は、原画等から適切な型または
雌型をつくることである。この型は一般に、シリコンゴ
ムでつくられかつ十分に堅くかつ次の段階で再製品の作
成用の雌型として作用する。
雌型をつくることである。この型は一般に、シリコンゴ
ムでつくられかつ十分に堅くかつ次の段階で再製品の作
成用の雌型として作用する。
この型は任意の公知の方法でつくることができる。その
1つの例はつぎのとおりである。溶解型材料が原画上に
わたって注がれて、固まりかつ硬化させ、さらに約48
時間乾燥する。この型は原画からつくられているので、
原美術品のすべての表面感触を保持して、そのような表
面感触を両店につくられた再製品に与える。
1つの例はつぎのとおりである。溶解型材料が原画上に
わたって注がれて、固まりかつ硬化させ、さらに約48
時間乾燥する。この型は原画からつくられているので、
原美術品のすべての表面感触を保持して、そのような表
面感触を両店につくられた再製品に与える。
この型はまた、任意の適切な材料でつくることもできる
。その1つの好適材料は、2成分RTVシリコンゴムで
あって、これは基材としてシリコンゴムを使用しかつ触
媒としてジブチルチンジラウレート(0[IT)を用い
ている。この材料は約50.000 cpsの粒度と、
約1.47の比重をもつ。標準硬度計上で約60の硬さ
をもち、抗張力は約56/800kg/dであり、この
性質によって本方法において加わる圧力に耐えることが
できる。この材料は約130%の伸び率と、約0.2な
いし約0.6の示された摩耗収縮で7ないし140kg
/cmの千切れ抵抗をもつ。これは多目的使用に応し得
る良好な寸法上の安定性を提供する。
。その1つの好適材料は、2成分RTVシリコンゴムで
あって、これは基材としてシリコンゴムを使用しかつ触
媒としてジブチルチンジラウレート(0[IT)を用い
ている。この材料は約50.000 cpsの粒度と、
約1.47の比重をもつ。標準硬度計上で約60の硬さ
をもち、抗張力は約56/800kg/dであり、この
性質によって本方法において加わる圧力に耐えることが
できる。この材料は約130%の伸び率と、約0.2な
いし約0.6の示された摩耗収縮で7ないし140kg
/cmの千切れ抵抗をもつ。これは多目的使用に応し得
る良好な寸法上の安定性を提供する。
次に色分解作業がアレグザンダ(A Iexander
)法などの任意の公知の方法を用いて原画から行われ
る。絵画の写真が撮られ、色彩陽画が透明につくられる
。色分解(4色または6色もしくはそれ以上を用いて)
がオフセット法で行われたのち、約300−の厚さのP
VCPIt覆シート上に印刷される。
)法などの任意の公知の方法を用いて原画から行われ
る。絵画の写真が撮られ、色彩陽画が透明につくられる
。色分解(4色または6色もしくはそれ以上を用いて)
がオフセット法で行われたのち、約300−の厚さのP
VCPIt覆シート上に印刷される。
プロセスカメラを用いる色分解作業も、透明なスライド
等を用いずに元の美術品から直接につくることもできる
。基本的に、元の美術品は3つのフィルタを使って写真
fi!影され、各フィルタは画像から反射された光の予
め選択された部分を通させる。赤色フィルタは緑色印刷
に用いられ、青色フィルタは黄色印刷に用いられる。黒
色は第4番目の色で灰色および暗い中間色をつくるのに
用いられる。カメラを用いない色分解は連続色調であり
、半調色スクリーンは画像を印刷するのに用いられる。
等を用いずに元の美術品から直接につくることもできる
。基本的に、元の美術品は3つのフィルタを使って写真
fi!影され、各フィルタは画像から反射された光の予
め選択された部分を通させる。赤色フィルタは緑色印刷
に用いられ、青色フィルタは黄色印刷に用いられる。黒
色は第4番目の色で灰色および暗い中間色をつくるのに
用いられる。カメラを用いない色分解は連続色調であり
、半調色スクリーンは画像を印刷するのに用いられる。
任意の修正が、化学薬品を用いてドツトのサイズを減じ
(ドツトエツチングという)、このエツチング処理後に
、色度および色抑え処理が実施される。
(ドツトエツチングという)、このエツチング処理後に
、色度および色抑え処理が実施される。
まず第1図には、好適実施例によって、複製品をつくる
方法の概略代表例が示されている。
方法の概略代表例が示されている。
22で示された油圧プレスが実際の複製品をつくるのに
用いられている。このプレス22は基本的にテーブル4
、熱板I4および冷却板18(仮想線で示す)を含む。
用いられている。このプレス22は基本的にテーブル4
、熱板I4および冷却板18(仮想線で示す)を含む。
このプレスは、ハウジング20に固定されたピストン1
6を介して熱板14を移動することによってこの組立体
に熱を加えることができ、またはこれとは別に、(第2
図に示すように)テーブル4を上方に移動して静止熱板
14と接触させることによって実施できる。熱板14お
よび冷却板18は、この組立体と接触したり接触しない
ように横方向に動かすことができる。
6を介して熱板14を移動することによってこの組立体
に熱を加えることができ、またはこれとは別に、(第2
図に示すように)テーブル4を上方に移動して静止熱板
14と接触させることによって実施できる。熱板14お
よび冷却板18は、この組立体と接触したり接触しない
ように横方向に動かすことができる。
軟質のシリコンマット2をテーブル4上にかぶせること
が好ましい、必らずとは限らないが、より優れた品質の
製品をつくるために軟質シリコンマット2は加えられた
圧力を均等化する傾向を示すであろう。
が好ましい、必らずとは限らないが、より優れた品質の
製品をつくるために軟質シリコンマット2は加えられた
圧力を均等化する傾向を示すであろう。
次に、型6が型の浮出し側8を上にしてマット2の上に
載置される。上述の適用可能な色分解を用いて印刷され
たPVC被覆シート10が、いずれの複製方法において
ももちろん必須である完全な整合状態で型6の浮出し側
8の上面に!!置される。
載置される。上述の適用可能な色分解を用いて印刷され
たPVC被覆シート10が、いずれの複製方法において
ももちろん必須である完全な整合状態で型6の浮出し側
8の上面に!!置される。
シート10は任意好適な材料が用いられるが、PVCが
好適である。その厚さは約2ないし約300−であるこ
とが好ましい、とくに有用な材料の1つはKLOCXN
EL (登録商1) PR2781090/200であ
って、これは12ゲージの艶消し4/3で、かつ剛性の
高度に衝撃変成されたPVC/PVACコポリマである
。
好適である。その厚さは約2ないし約300−であるこ
とが好ましい、とくに有用な材料の1つはKLOCXN
EL (登録商1) PR2781090/200であ
って、これは12ゲージの艶消し4/3で、かつ剛性の
高度に衝撃変成されたPVC/PVACコポリマである
。
シート10を色づけするのに用いるインキは任意の公知
のものが使用できるが、高品質のものでなければならな
い、好ましいインキとしては、こすれ対して高い抵抗性
をもちかつオフセット式石版印刷プレス上で往復してプ
レス上で約45分の展張時間を与えかつ基質上で約24
ないし36時間乾燥させる。
のものが使用できるが、高品質のものでなければならな
い、好ましいインキとしては、こすれ対して高い抵抗性
をもちかつオフセット式石版印刷プレス上で往復してプ
レス上で約45分の展張時間を与えかつ基質上で約24
ないし36時間乾燥させる。
4つの処理色(青色、赤むらさき色、黄色および黒色)
に加えて、所要に従って特殊の色を混ぜることもできる
。このインキはプレス作業中に損傷を受けないように熱
抵抗性でなければならず、かつ速乾性であることが必要
である。
に加えて、所要に従って特殊の色を混ぜることもできる
。このインキはプレス作業中に損傷を受けないように熱
抵抗性でなければならず、かつ速乾性であることが必要
である。
復製品用の基質として用いられる一体のキャンパスI2
が、次にシート10の上に載置される。このキャンパス
は綿のシートを裏打ちした可撓性PVC積層材で被覆さ
れることが好適である。キャンパスの適切な様式は、約
16.OOz/yd’のビニール被覆と約5.40z/
yd”の織物裏打ちをもつ総重量が約23.00z/y
d”のものである。
が、次にシート10の上に載置される。このキャンパス
は綿のシートを裏打ちした可撓性PVC積層材で被覆さ
れることが好適である。キャンパスの適切な様式は、約
16.OOz/yd’のビニール被覆と約5.40z/
yd”の織物裏打ちをもつ総重量が約23.00z/y
d”のものである。
ひとたびこの組立体が完成されると、熱板14を用いて
この組立体に熱と圧力が加えられる。この作業は2つの
異なる方法で達成できる。その第1は、熱板14がハウ
ジング20内でピストン16の作用によって下向きに動
かされ組立体に熱と圧力を加えるがこの実施例ではテー
ブル4は静止している。
この組立体に熱と圧力が加えられる。この作業は2つの
異なる方法で達成できる。その第1は、熱板14がハウ
ジング20内でピストン16の作用によって下向きに動
かされ組立体に熱と圧力を加えるがこの実施例ではテー
ブル4は静止している。
別の実施例ではテーブル4が上昇してこの組立体を可動
テーブル4と静止熱板14間で圧縮する。
テーブル4と静止熱板14間で圧縮する。
熱は組立体の上面に熱を加える熱板14によって与えら
れ、すなわち、キャンパスは約160°Cないし約17
5°Cの温度になる。これらの温度が加えられると、シ
ート10の温度は約130°Cに達することが判明した
。
れ、すなわち、キャンパスは約160°Cないし約17
5°Cの温度になる。これらの温度が加えられると、シ
ート10の温度は約130°Cに達することが判明した
。
熱だけでは品質のよい複製品をつくるには不十分である
ことが分かっている。熱と同時に圧力を加えなければな
らず、絵画のサイズと11類によって、圧力は約10
t /in”ないし約90 ton/in”が使用され
る。平均サイズの絵画に対しては、熱と圧力は約60秒
ないし180秒かければ十分である。
ことが分かっている。熱と同時に圧力を加えなければな
らず、絵画のサイズと11類によって、圧力は約10
t /in”ないし約90 ton/in”が使用され
る。平均サイズの絵画に対しては、熱と圧力は約60秒
ないし180秒かければ十分である。
熱と圧力を加えるとき、シート10はキャンパス基質上
のPVCと同様に融解する0次に型10の感触はこの時
点では結合しかつ融着されているシートとキャンパスに
直接に押当てられる。この形式の積層体は型の感触表面
を第3図に示すように複製品に適切に移す。
のPVCと同様に融解する0次に型10の感触はこの時
点では結合しかつ融着されているシートとキャンパスに
直接に押当てられる。この形式の積層体は型の感触表面
を第3図に示すように複製品に適切に移す。
とくに、熱が加えられると、PVC被覆シート10およ
びキャンパス基板12上のPVCは軟化しかつ可撓性を
帯びてくる。圧力が加わると、PVC被覆シート10お
よびキャンパス12上のPVCは合体溶接されて結合さ
れたPVC被覆シートおよびキャンパスは(第3図に示
されるように)型6の雌形滓出し側に押圧される。pv
c材料は元の美術品の表面感触および別口を復元する型
6内の雌形中空部を覆いかつ充たす。
びキャンパス基板12上のPVCは軟化しかつ可撓性を
帯びてくる。圧力が加わると、PVC被覆シート10お
よびキャンパス12上のPVCは合体溶接されて結合さ
れたPVC被覆シートおよびキャンパスは(第3図に示
されるように)型6の雌形滓出し側に押圧される。pv
c材料は元の美術品の表面感触および別口を復元する型
6内の雌形中空部を覆いかつ充たす。
次に、熱板14がキャンパス12との接触を外される。
これはピストン16を引込めること、あるいはテーブル
4を下降させることによって熱板14をキャンパス12
から上方へ離すことによって実施される0次に、熱板I
4は横方向へ離し動かされ、冷却板18(図において鎖
線で示されている)が以前に熱板14が占めていたとこ
ろと同じ位置に移動される。次に、冷却板18が、ピス
トン16を下方へ動かすかテーブル4を上昇させるかに
よってこの組立体と接触状態にもたらされる。この動作
は、熱板14の場合と全く同じである。
4を下降させることによって熱板14をキャンパス12
から上方へ離すことによって実施される0次に、熱板I
4は横方向へ離し動かされ、冷却板18(図において鎖
線で示されている)が以前に熱板14が占めていたとこ
ろと同じ位置に移動される。次に、冷却板18が、ピス
トン16を下方へ動かすかテーブル4を上昇させるかに
よってこの組立体と接触状態にもたらされる。この動作
は、熱板14の場合と全く同じである。
次に、この組立体は、約0℃で約30ないし75秒間、
冷却板18と接触することによって冷却作用を受ける。
冷却板18と接触することによって冷却作用を受ける。
この接触冷却に次いで、冷却板18は離反され、複製品
が取外され、それから型が冷却されて次回の使用状態に
整えられる。
が取外され、それから型が冷却されて次回の使用状態に
整えられる。
この冷却工程は本発明の必須の態様であることが認識さ
れている。もしこの組立体が冷却工程を受けなければ、
再製品に印加された感触形態、すなわちキャンパス上の
表面寸法は喪失されようとする。この複製品は材料の反
り効果または記憶効果により平坦になってしまうであろ
う。
れている。もしこの組立体が冷却工程を受けなければ、
再製品に印加された感触形態、すなわちキャンパス上の
表面寸法は喪失されようとする。この複製品は材料の反
り効果または記憶効果により平坦になってしまうであろ
う。
複製品に「衝翳」を与える十分に考慮された冷却工程を
実施することによって、反りのような影響は効果的に除
去され、表面の感触形態は恒久的に保たれる。
実施することによって、反りのような影響は効果的に除
去され、表面の感触形態は恒久的に保たれる。
この冷却または衝撃工程は、後述するように、米国特許
4,308,224に記載されたものとは異なる。
4,308,224に記載されたものとは異なる。
冷却することによる複製品の衝撃によって、基材の反り
や形状記憶は発見されず、したがって再製品が元の美術
品を複製に近似した複製品にさせることが判明した。
や形状記憶は発見されず、したがって再製品が元の美術
品を複製に近似した複製品にさせることが判明した。
本発明による改良方法が従来技術によるものよりも優れ
ていることを示すために、米国特許4,308.224
によってつくられた複製品と本発明による方法でつくら
れた複製品との間で比較研究が行われた。下記の諸因子
が適用された。
ていることを示すために、米国特許4,308.224
によってつくられた複製品と本発明による方法でつくら
れた複製品との間で比較研究が行われた。下記の諸因子
が適用された。
1、機械温度
2、型温度
169℃〜172°C
130°C〜133°C
169“C−172°C
130°C〜133℃
USP 4,308,224によってつくられた複製品
の感触形態の高さは0.050 in (1,3mm)
の材料測定値を含むが、本発明の複製品の感触形態の材
料の高さは0.075 in (1,9s鴎)である。
の感触形態の高さは0.050 in (1,3mm)
の材料測定値を含むが、本発明の複製品の感触形態の材
料の高さは0.075 in (1,9s鴎)である。
従来技術による複製品の感触形態の高さには0.025
in (0,64111m)の材料測定値は含まず、
一方、本発明の方法による複製品の感触形態の高さは0
.05in(1,3mm)は含まれていない、この結果
から、本発明による方法は従来技術のものよりも感触形
態高さにおいて約66〜67%改良された複製品をつく
ることが明らかである。
in (0,64111m)の材料測定値は含まず、
一方、本発明の方法による複製品の感触形態の高さは0
.05in(1,3mm)は含まれていない、この結果
から、本発明による方法は従来技術のものよりも感触形
態高さにおいて約66〜67%改良された複製品をつく
ることが明らかである。
一実施例についてのみ説明したが、本発明はこれに限定
するものではないことが理解される。
するものではないことが理解される。
第1図は、本発明の方法に用いられる組立体の概略図、
第2図は、本発明の方法に用いられる別の組立体の概略
図、および 第3図は、熱と圧力を加えたのちの再製品と型の断面図
である。 図中の符号: 2・・・シリコンマント、4・・・テ
ーブル、 6・・・型、 8・・・浮出し側、 10・・・PVC被覆シート、1
2・・・キャンパス基質、 14・・・熱板、16・・
・ピストン、 18・・・冷却板、20・・・ハウジン
グ、22・・・油圧プレスを示す。
図、および 第3図は、熱と圧力を加えたのちの再製品と型の断面図
である。 図中の符号: 2・・・シリコンマント、4・・・テ
ーブル、 6・・・型、 8・・・浮出し側、 10・・・PVC被覆シート、1
2・・・キャンパス基質、 14・・・熱板、16・・
・ピストン、 18・・・冷却板、20・・・ハウジン
グ、22・・・油圧プレスを示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、絵画等の浮出し表面を模擬する浮出し表面をもつ絵
画等の複製品の製作方法であって、絵画等の型と、複製
品を着色するための色シートと、再製品を保持する基質
から成る組立体に、熱および圧力を加え、次いで 該組立体を冷却する工程を含む絵画等の再製品の製作方
法。 2、前記型が、油絵またはアクリル絵画からつくられる
請求項1記載の方法。 3、前記型が、シリコンゴムからつくられる請求項2記
載の方法。 4、前記型が、前記絵画等の表面上に溶解した成形型材
料を注ぎ、前記溶解材料を固化しかつ硬化させ、次いで
前記型から除去することによってつくられる請求項2記
載の方法。 5、前記型が、シリコンゴム基材とジブチルチンジラウ
レート触媒でつくられた2成分シリコンゴム型である請
求項3記載の方法。 6、前記色シートが、まず前記絵画等から色分解を行い
、次いで前記色分解されたものをPVCシートに印刷す
ることによって提供される請求項1記載の方法。 7、前記熱および圧力ならびに冷却が油圧プレスを用い
て加えられる請求項1記載の方法。 8、(a)油圧プレスのテーブル上にシリコンマットを
載置し、 (b)浮出し側を上にして前記型を前記シリコンマット
の上面に前記型を載置し、 (c)前記型の浮出し側の上面に前記色づけされたシー
トを載置し、 (d)前記色づけされたシートの上面に前記基質を載置
し、 (e)熱と圧力とを同時に加え、および (f)次に、前記組立体を冷却する工程を含む請求項1
記載の方法。 9、前記色づけされたシートが、印刷されたPVCシー
トである請求項8記載の方法。 10、前記印刷されたPVCシートが、前記原絵画等に
対応する適用可能な色分解を用いて印刷されている請求
項9記載の方法。 11、前記基質が、綿裏打ち材をもつ可撓性PVC積層
体で被覆されたキャンバスシートである請求項8記載の
方法。 12、前記熱が約160℃ないし約175℃で印加され
、かつ前記圧力が約10ないし90ton/in^2の
範囲をもつ請求項8記載の方法。 13、前記熱および圧力が、約60ないし約180秒に
わたって印加される請求項12記載の方法。 14、前記冷却が、約0℃で約30ないし75秒間、前
記組立体を冷却板に接触することによって印加される請
求項8記載の方法。 15、前記印刷が、熱抵抗性インキを用いて実施される
請求項10記載の方法。 16、前記インキが、速乾性インキである請求項15記
載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8711889A JPH02286300A (ja) | 1989-04-07 | 1989-04-07 | 絵画等の複製品の製作方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8711889A JPH02286300A (ja) | 1989-04-07 | 1989-04-07 | 絵画等の複製品の製作方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02286300A true JPH02286300A (ja) | 1990-11-26 |
Family
ID=13906039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8711889A Pending JPH02286300A (ja) | 1989-04-07 | 1989-04-07 | 絵画等の複製品の製作方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02286300A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS534447A (en) * | 1976-07-02 | 1978-01-17 | Hitachi Ltd | Distributed constant type antenna |
US4308224A (en) * | 1978-11-30 | 1981-12-29 | Becker Heinz W | Reproduction process for oil paintings |
-
1989
- 1989-04-07 JP JP8711889A patent/JPH02286300A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS534447A (en) * | 1976-07-02 | 1978-01-17 | Hitachi Ltd | Distributed constant type antenna |
US4308224A (en) * | 1978-11-30 | 1981-12-29 | Becker Heinz W | Reproduction process for oil paintings |
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