JPH0228342Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0228342Y2 JPH0228342Y2 JP1984114269U JP11426984U JPH0228342Y2 JP H0228342 Y2 JPH0228342 Y2 JP H0228342Y2 JP 1984114269 U JP1984114269 U JP 1984114269U JP 11426984 U JP11426984 U JP 11426984U JP H0228342 Y2 JPH0228342 Y2 JP H0228342Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blower
- motor
- mounting plate
- casing
- air conditioner
- Prior art date
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 5
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 3
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 3
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
- Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は天井吊下げ形、あるいは天井埋込み
形等の天井設置型の空気調和機に関し、とくに送
風機とこれに関連する部材の取り付け構造に関す
る。
形等の天井設置型の空気調和機に関し、とくに送
風機とこれに関連する部材の取り付け構造に関す
る。
(従来の技術)
天井設置型の空気調和機においては、例えば実
公昭56−37215号公報に開示されるように、メイ
ンテナンスを考慮した構造設定を行う必要があ
る。一般的には、送風機、モータ、熱交換器など
がメインテナンスの主な対象となる訳であるか
ら、これらの機器配置がとくに重要になる。
公昭56−37215号公報に開示されるように、メイ
ンテナンスを考慮した構造設定を行う必要があ
る。一般的には、送風機、モータ、熱交換器など
がメインテナンスの主な対象となる訳であるか
ら、これらの機器配置がとくに重要になる。
因みに、従来の空気調和機では、通常第4図に
示すように、送風機7の吐出口7aをシール用の
フランジ5aを介してダクト5にネジ止めしてい
る。また、送風機7のロータ9はモータ8の出力
軸8aに直結されており、送風機7とモータ8と
をほぼ一体化していた。図中符号6は熱交換器で
ある。
示すように、送風機7の吐出口7aをシール用の
フランジ5aを介してダクト5にネジ止めしてい
る。また、送風機7のロータ9はモータ8の出力
軸8aに直結されており、送風機7とモータ8と
をほぼ一体化していた。図中符号6は熱交換器で
ある。
(考案が解決しようとする課題)
上記のような構造では、例えばモータ8を交換
する際に、送風機7に面したサービス空間S1側
からロータ9のボス9aにネジ込まれたネジを外
し、次にモータ8に面したサービス空間S2側か
らモータ8を取り外す必要がある。また、送風機
7をダクト5から切離して取り出すには、前記の
両サービス空間S1,S2から交互に、吐出口7
aを囲む状態の固定ネジを外す必要がある。この
ように従来の空気調和機では、保守作業が面倒で
あり、しかも空気調和機の両側にサービス空間が
必要な点で問題があつた。なお、空気調和機によ
つては、送風機7が熱交換器6上流側の通路に固
定される場合もあるが、この場合も上記と同様な
問題があつた。
する際に、送風機7に面したサービス空間S1側
からロータ9のボス9aにネジ込まれたネジを外
し、次にモータ8に面したサービス空間S2側か
らモータ8を取り外す必要がある。また、送風機
7をダクト5から切離して取り出すには、前記の
両サービス空間S1,S2から交互に、吐出口7
aを囲む状態の固定ネジを外す必要がある。この
ように従来の空気調和機では、保守作業が面倒で
あり、しかも空気調和機の両側にサービス空間が
必要な点で問題があつた。なお、空気調和機によ
つては、送風機7が熱交換器6上流側の通路に固
定される場合もあるが、この場合も上記と同様な
問題があつた。
この考案は、上記のような問題点に鑑みてなさ
れたもので、各々固定支持する必要のある送風機
とそれを駆動するモータとを備えた天井用空気調
和機において、簡単に保守作業が行え、しかもサ
ービス空間が片側のみで済む省スペース性に優れ
たものとすることを目的とする。
れたもので、各々固定支持する必要のある送風機
とそれを駆動するモータとを備えた天井用空気調
和機において、簡単に保守作業が行え、しかもサ
ービス空間が片側のみで済む省スペース性に優れ
たものとすることを目的とする。
(課題を解決するための手段)
上記の問題点の根本原因は、送風機とモータと
が空気調和機のケーシングに個別に固定されてい
る点にある。そこで、この考案では、第1図及び
第2図に示すように、ケーシング1内に抜き差し
状に出し入れできる取付板10を設け、この取付
板10に送風機7を固定するとともにこの送風機
7とモータ8とを一体的に載置してスライド可能
とすることで一個のユニツトにし、これをケーシ
ング1の片側に設けたサービス空間側でネジ止め
等により固定するものである。すなわち、一端面
に吸込口2を、他端面に吹出口3を有する断面方
形状のケーシング1内に、熱交換器6と、送風機
7と、該送風機7を回転駆動するモータ8とが配
設された天井用空気調和機において、前記送風機
7に臨むケーシング1の左右両側面のうちの一側
面1cに出し入れ口22を開口するとともに、該
出し入れ口22を開閉する蓋23を備え、かつ該
出し入れ口22と送風機7との間に前記モータ8
を配置し、一方、前記出し入れ口22に臨むケー
シング1内の下面1a及び上面1bにそれぞれ上
下に対向して左右方向に延びる摺動案内枠14,
15を設けるとともに、上下端に該上下の摺動案
内枠14,15に左右方向に摺動自在に支持され
るスライド壁16,17を有しかつ前記送風機7
がその吐出口7aにて固定され前記出し入れ口2
2から抜き差し自在な取付板10を設け、さら
に、前記出し入れ口22に臨むケーシング1内の
下面1aに左右方向に互いに平行に延びる一対の
取付台19,19を設けるとともに、該一対の取
付台19,19上に左右方向に摺動自在に支持さ
れ前記送風機7の底面及びモータ8のモータ台2
0を一体的に載置固定せしめるスライド片を21
を設け、前記取付板10は、送風機7と出し入れ
口22との間で摺動案内枠14に取外し可能に固
定されている構成としたものである。
が空気調和機のケーシングに個別に固定されてい
る点にある。そこで、この考案では、第1図及び
第2図に示すように、ケーシング1内に抜き差し
状に出し入れできる取付板10を設け、この取付
板10に送風機7を固定するとともにこの送風機
7とモータ8とを一体的に載置してスライド可能
とすることで一個のユニツトにし、これをケーシ
ング1の片側に設けたサービス空間側でネジ止め
等により固定するものである。すなわち、一端面
に吸込口2を、他端面に吹出口3を有する断面方
形状のケーシング1内に、熱交換器6と、送風機
7と、該送風機7を回転駆動するモータ8とが配
設された天井用空気調和機において、前記送風機
7に臨むケーシング1の左右両側面のうちの一側
面1cに出し入れ口22を開口するとともに、該
出し入れ口22を開閉する蓋23を備え、かつ該
出し入れ口22と送風機7との間に前記モータ8
を配置し、一方、前記出し入れ口22に臨むケー
シング1内の下面1a及び上面1bにそれぞれ上
下に対向して左右方向に延びる摺動案内枠14,
15を設けるとともに、上下端に該上下の摺動案
内枠14,15に左右方向に摺動自在に支持され
るスライド壁16,17を有しかつ前記送風機7
がその吐出口7aにて固定され前記出し入れ口2
2から抜き差し自在な取付板10を設け、さら
に、前記出し入れ口22に臨むケーシング1内の
下面1aに左右方向に互いに平行に延びる一対の
取付台19,19を設けるとともに、該一対の取
付台19,19上に左右方向に摺動自在に支持さ
れ前記送風機7の底面及びモータ8のモータ台2
0を一体的に載置固定せしめるスライド片を21
を設け、前記取付板10は、送風機7と出し入れ
口22との間で摺動案内枠14に取外し可能に固
定されている構成としたものである。
また、この場合、大容量の空気調和機では、第
3図に示すように、上記ユニツトを前後に並べて
配置すればよい。すなわち、二枚の取付板10,
10を取付板10の抜き差し方向に左右に並べて
配置され、各取付板10,10に個別に送風機
7,7を固定し、各送風機7,7の間および出し
入れ口22とこれに近い側の送風機7との間の二
個所に各送風機7,7を回転駆動するモータ8,
8を配置すればよい。
3図に示すように、上記ユニツトを前後に並べて
配置すればよい。すなわち、二枚の取付板10,
10を取付板10の抜き差し方向に左右に並べて
配置され、各取付板10,10に個別に送風機
7,7を固定し、各送風機7,7の間および出し
入れ口22とこれに近い側の送風機7との間の二
個所に各送風機7,7を回転駆動するモータ8,
8を配置すればよい。
(作用)
以上のように構成すると、送風機7やモータ8
をケーシング1外へ取り出す場合は、出し入れ口
22側から取付板10を固定するネジ等を外し
て、摺動案内枠14,15と取付台19,19と
に沿つて取付板10とスライド片21とを滑らせ
ながら引き出すと、送風機7とモータ8とが一体
的に引出されて両者の取り出しが簡単に行える。
しかも、取り出すについて操作されるネジ等は、
全て出し入れ口22側にあるので出し入れ口22
側にのみサービス空間を確保しておけば良く、片
側にしかサービス空間を確保できないような狭い
場所でも空気調和機を設置することができ、両側
にサービス空間を確保するために受ける制約を半
減して設置の自由度を高めることができる。
をケーシング1外へ取り出す場合は、出し入れ口
22側から取付板10を固定するネジ等を外し
て、摺動案内枠14,15と取付台19,19と
に沿つて取付板10とスライド片21とを滑らせ
ながら引き出すと、送風機7とモータ8とが一体
的に引出されて両者の取り出しが簡単に行える。
しかも、取り出すについて操作されるネジ等は、
全て出し入れ口22側にあるので出し入れ口22
側にのみサービス空間を確保しておけば良く、片
側にしかサービス空間を確保できないような狭い
場所でも空気調和機を設置することができ、両側
にサービス空間を確保するために受ける制約を半
減して設置の自由度を高めることができる。
また、大容量の天井用空気調和機において、上
記取付板10と送風機7とモータ8とをユニツト
を左右に並べて配置すれば、その出し入れのため
のサービス空間が片側で済むことに加えて、その
長さが半分となる。
記取付板10と送風機7とモータ8とをユニツト
を左右に並べて配置すれば、その出し入れのため
のサービス空間が片側で済むことに加えて、その
長さが半分となる。
(実施例)
以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
第1図および第2図において、天井埋込み形空
気調和機Cは断面方形の角箱状のケーシング1の
前後両端面に開口する吸込口2と吹出口3とを有
し、これらに吸込ダクト4を吹出ダクト5をそれ
ぞれ連結し、両ダクト4,5を介して室内と連通
する。そして、ケーシング1内部の吸込口2寄り
に熱交換器6が、また吹出口3寄りに送風機7と
これを駆動するモータ8とがそれぞれ配置されて
いる。送風機7とモータ8とはケーシング左右方
向に配置され、モータ8の出力軸8aに送風機7
のロータ9を固定することにより直結されてい
る。
気調和機Cは断面方形の角箱状のケーシング1の
前後両端面に開口する吸込口2と吹出口3とを有
し、これらに吸込ダクト4を吹出ダクト5をそれ
ぞれ連結し、両ダクト4,5を介して室内と連通
する。そして、ケーシング1内部の吸込口2寄り
に熱交換器6が、また吹出口3寄りに送風機7と
これを駆動するモータ8とがそれぞれ配置されて
いる。送風機7とモータ8とはケーシング左右方
向に配置され、モータ8の出力軸8aに送風機7
のロータ9を固定することにより直結されてい
る。
送風機7を固定するために取付板10が設けら
れている。取付板10はケーシング1内において
送風機7と吹出口3との間を完全に仕切る板状体
からなり、その板面の片側に送風機7の吐出口7
aを当接させた状態で送風機7がネジ11で固定
されている。吐出口7aと対面する板面には通口
12が開口されている。この取付板10はケーシ
ング1に対して抜き差し状に出し入れされる。そ
のために、ケーシング1の下面1aと上面1bと
のそれぞれに、ケーシング左右方向に延びる摺動
案内枠14,15が上下に対向して固定されてい
る。また、両摺動案内枠14,15に対応して、
取付板10の下端と上端とのそれぞれに、スライ
ド壁16,17が形成されている。下側のスライ
ド壁16は断面L字形に形成されていて、上下方
向と前後方向とに位置決めされた状態で、断面コ
字形の摺動案内枠14上を左右方向に摺動できる
よう支持されている。上側のスライド壁17は、
V字形断面の摺動案内枠15の一方の斜辺に沿つ
て斜めに傾斜していて、同じく左右方向に摺動自
在に支持されている。上下の摺動案内枠14,1
5および両スライド壁16,17によつて、送風
機7側の空間と吹出口3側の空間との上下部分が
完全に仕切られている。また、両空間の左右部分
は、取付板10の左右端縁に圧接するゴム製のシ
ール材18,18で完全に仕切られている。
れている。取付板10はケーシング1内において
送風機7と吹出口3との間を完全に仕切る板状体
からなり、その板面の片側に送風機7の吐出口7
aを当接させた状態で送風機7がネジ11で固定
されている。吐出口7aと対面する板面には通口
12が開口されている。この取付板10はケーシ
ング1に対して抜き差し状に出し入れされる。そ
のために、ケーシング1の下面1aと上面1bと
のそれぞれに、ケーシング左右方向に延びる摺動
案内枠14,15が上下に対向して固定されてい
る。また、両摺動案内枠14,15に対応して、
取付板10の下端と上端とのそれぞれに、スライ
ド壁16,17が形成されている。下側のスライ
ド壁16は断面L字形に形成されていて、上下方
向と前後方向とに位置決めされた状態で、断面コ
字形の摺動案内枠14上を左右方向に摺動できる
よう支持されている。上側のスライド壁17は、
V字形断面の摺動案内枠15の一方の斜辺に沿つ
て斜めに傾斜していて、同じく左右方向に摺動自
在に支持されている。上下の摺動案内枠14,1
5および両スライド壁16,17によつて、送風
機7側の空間と吹出口3側の空間との上下部分が
完全に仕切られている。また、両空間の左右部分
は、取付板10の左右端縁に圧接するゴム製のシ
ール材18,18で完全に仕切られている。
送風機7に対向するケーシング下面1a上に、
前記の摺動案内枠14と平行に左右方向に延びる
前後一対の取付台19,19が固定されている。
そして、両取付台19,19を利用して送風機7
及びモータ8を引き出せるよう、両取付台19,
19上に左右方向に摺動自在に支持されたスライ
ド片21,21が設けられている。このスライド
片21,21上には送風機7の底面が載置されて
固定されているとともに、スライド片21,21
上に門形のモータ台20が載置されてネジで固定
され、これにモータ8がネジで固定されている。
一方の取付台19は、熱交換器6の取付台も兼ね
ている。
前記の摺動案内枠14と平行に左右方向に延びる
前後一対の取付台19,19が固定されている。
そして、両取付台19,19を利用して送風機7
及びモータ8を引き出せるよう、両取付台19,
19上に左右方向に摺動自在に支持されたスライ
ド片21,21が設けられている。このスライド
片21,21上には送風機7の底面が載置されて
固定されているとともに、スライド片21,21
上に門形のモータ台20が載置されてネジで固定
され、これにモータ8がネジで固定されている。
一方の取付台19は、熱交換器6の取付台も兼ね
ている。
ケーシング1の一方の側面1cには、取付板1
0および送風機7の設置領域に対応して、出し入
れ口22が開口されている。そして、この出し入
れ口22を、前記側面1cに着脱可能に固定した
蓋23で塞いでいる。前記シール材18の一方は
蓋23の内面に固定されている。出し入れ口22
寄りの両スライド壁16,17の端部が、それぞ
れ固定ネジ24で各摺動案内枠14,15に固定
されている。これにより、送風機7が取付板10
を介して完全に固定されることになる。第1図に
おいて、蓋23の外側方にサービス空間Sを確保
する。符号26は断熱材である。
0および送風機7の設置領域に対応して、出し入
れ口22が開口されている。そして、この出し入
れ口22を、前記側面1cに着脱可能に固定した
蓋23で塞いでいる。前記シール材18の一方は
蓋23の内面に固定されている。出し入れ口22
寄りの両スライド壁16,17の端部が、それぞ
れ固定ネジ24で各摺動案内枠14,15に固定
されている。これにより、送風機7が取付板10
を介して完全に固定されることになる。第1図に
おいて、蓋23の外側方にサービス空間Sを確保
する。符号26は断熱材である。
以上のように構成すると、送風機7やモータ8
をケーシング1外へ取り出す場合は、出し入れ口
22側から取付部材10を固定するネジ24を外
して、摺動案内枠14,15と取付台19,19
とに沿つて取付板10とスライド片21とを滑ら
せながら引き出せば、送風機7とモータ8とが一
体的に引き出され、両者の取り出しが簡単に行え
る。しかも、取り出すについて操作されるネジ
は、全て出し入れ口22側にあるので出し入れ口
22側にのみサービス空間Sを確保しておけば良
く、片側にしかサービス空間Sを確保できないよ
うな狭い場所でも空気調和機Cを設置することが
できる。
をケーシング1外へ取り出す場合は、出し入れ口
22側から取付部材10を固定するネジ24を外
して、摺動案内枠14,15と取付台19,19
とに沿つて取付板10とスライド片21とを滑ら
せながら引き出せば、送風機7とモータ8とが一
体的に引き出され、両者の取り出しが簡単に行え
る。しかも、取り出すについて操作されるネジ
は、全て出し入れ口22側にあるので出し入れ口
22側にのみサービス空間Sを確保しておけば良
く、片側にしかサービス空間Sを確保できないよ
うな狭い場所でも空気調和機Cを設置することが
できる。
(別実施例)
第3図はこの考案を大容量の空気調和機Cに適
用した場合を示している。これでは、上記の実施
例における取付板10と送風機7とモータ8との
三者が一体となつたものを一つのユニツトとし
て、このユニツトを左右に並べて配置することに
より、送風量の増加を図つている。各取付板1
0,10は、それぞれスライド壁16,17の出
し入れ口22側の一端部において摺動案内枠1
4,15にネジ24で固定されている。また、両
取付板10,10の他端部には、両取付板10,
10の連接個所でのシール性を高めるためのシー
ル壁部25が形成されている。なお、上記の実施
例と同等の部材には同一の符号を附した。
用した場合を示している。これでは、上記の実施
例における取付板10と送風機7とモータ8との
三者が一体となつたものを一つのユニツトとし
て、このユニツトを左右に並べて配置することに
より、送風量の増加を図つている。各取付板1
0,10は、それぞれスライド壁16,17の出
し入れ口22側の一端部において摺動案内枠1
4,15にネジ24で固定されている。また、両
取付板10,10の他端部には、両取付板10,
10の連接個所でのシール性を高めるためのシー
ル壁部25が形成されている。なお、上記の実施
例と同等の部材には同一の符号を附した。
因みに、送風機7を上記のように二個一対で使
用する場合、従来では両送風機7,7の間に配置
した一個のモータで送風機7,7を同時摺動して
いるが、上記のように、各送風機7,7ごとにモ
ータ8,8を設けて個別にスライドできるように
すると、サービス空間Sが片側で済み且つその長
さが半分の長さで済むとともに、先の実施例で示
した送風機7と第3図で説明した送風機7の容量
が一致する場合、送風機7、モータ8、取付板1
0などの各部材を共通化することが可能で、製造
コストの低減を図るうえで有利である。
用する場合、従来では両送風機7,7の間に配置
した一個のモータで送風機7,7を同時摺動して
いるが、上記のように、各送風機7,7ごとにモ
ータ8,8を設けて個別にスライドできるように
すると、サービス空間Sが片側で済み且つその長
さが半分の長さで済むとともに、先の実施例で示
した送風機7と第3図で説明した送風機7の容量
が一致する場合、送風機7、モータ8、取付板1
0などの各部材を共通化することが可能で、製造
コストの低減を図るうえで有利である。
上記以外に、この考案では一部を次のように変
更して実施することができる。例えば、上記の実
施例では、取付板10が仕切壁を兼ねていたが、
仕切壁を別途設けて、取付板10は単に送風機7
を固定支持する機能のみとする。
更して実施することができる。例えば、上記の実
施例では、取付板10が仕切壁を兼ねていたが、
仕切壁を別途設けて、取付板10は単に送風機7
を固定支持する機能のみとする。
また、この考案は熱交換器6の上流側に対面し
て送風機7の吐出口7aが開口する空気調和機C
や、天井吊下げ形のものにも適用することを想定
しており、上記の実施例に限定するものではな
い。
て送風機7の吐出口7aが開口する空気調和機C
や、天井吊下げ形のものにも適用することを想定
しており、上記の実施例に限定するものではな
い。
(考案の効果)
以上説明したように、この考案によれば、摺動
案内枠14,15に対してスライド可能な取付板
10に送風機7を固定し、かつこの送風機7とこ
れを駆動するモータ8とを一対の取付台19,1
9に対してスライド可能なスライド片21上に載
置固定して一つのユニツトとし、これをケーシン
グ1の一側面に設けた出し入れ口22から抜き差
し状に出し入れできるようにしたので、送風機7
及びモータ8を取付板10の抜き差しで定位置に
セツトし、あるいはケーシング1外に取り出すこ
とができる。また、モータ8を送風機7と出し入
れ口22との間に配置し、取付板10の固定構造
を送風機7と出し入れ口22との間の空間側に集
中させたので、出し入れ口22側だけで送風機7
やモータ8の取り出し操作を行うことができる。
これにより、天井での作業のため困難になり勝ち
な保守作業を簡単に行うことができ、作業効率を
向上することができる。また、出し入れ口22を
設ける側に限つてサービス空間を設けただけで良
いので、片側にしかサービス空間を確保できない
ような狭い場所でも空気調和機を設置することが
でき、設置位置を決定するうえで、その自由度を
向上することができる。
案内枠14,15に対してスライド可能な取付板
10に送風機7を固定し、かつこの送風機7とこ
れを駆動するモータ8とを一対の取付台19,1
9に対してスライド可能なスライド片21上に載
置固定して一つのユニツトとし、これをケーシン
グ1の一側面に設けた出し入れ口22から抜き差
し状に出し入れできるようにしたので、送風機7
及びモータ8を取付板10の抜き差しで定位置に
セツトし、あるいはケーシング1外に取り出すこ
とができる。また、モータ8を送風機7と出し入
れ口22との間に配置し、取付板10の固定構造
を送風機7と出し入れ口22との間の空間側に集
中させたので、出し入れ口22側だけで送風機7
やモータ8の取り出し操作を行うことができる。
これにより、天井での作業のため困難になり勝ち
な保守作業を簡単に行うことができ、作業効率を
向上することができる。また、出し入れ口22を
設ける側に限つてサービス空間を設けただけで良
いので、片側にしかサービス空間を確保できない
ような狭い場所でも空気調和機を設置することが
でき、設置位置を決定するうえで、その自由度を
向上することができる。
加えて、大容量の空気調和機において上記ユニ
ツトを左右に並べて配置すれば、サービス空間が
片側で済み、かつその長さが半分で済む利点を有
する。
ツトを左右に並べて配置すれば、サービス空間が
片側で済み、かつその長さが半分で済む利点を有
する。
第1図および第2図はこの考案の実施例を示し
ており、第1図は空気調和機の概略構造を示す横
断平面図、第2図は第1図における−線断面
図である。第3図はこの考案の別実施例を示す第
1図相当図の横断平面図である。第4図は従来例
を示す空気調和機の横断平面図である。 1……ケーシング、1a……下面、1b……上
面、1c……側面、2……吸込口、3……吹出
口、6……熱交換器、7……送風機、7a……吐
出口、8……モータ、10……取付板、14,1
5……摺動案内枠、16,17……スライド壁、
19……取付台、20……モータ台、21……ス
ライド片、22……出し入れ口、24……固定ネ
ジ。
ており、第1図は空気調和機の概略構造を示す横
断平面図、第2図は第1図における−線断面
図である。第3図はこの考案の別実施例を示す第
1図相当図の横断平面図である。第4図は従来例
を示す空気調和機の横断平面図である。 1……ケーシング、1a……下面、1b……上
面、1c……側面、2……吸込口、3……吹出
口、6……熱交換器、7……送風機、7a……吐
出口、8……モータ、10……取付板、14,1
5……摺動案内枠、16,17……スライド壁、
19……取付台、20……モータ台、21……ス
ライド片、22……出し入れ口、24……固定ネ
ジ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一端面に吸込口2を、他端面に吹出口3を有
する断面方形状のケーシング1内に、熱交換器
6と、送風機7と、該送風機7を回転駆動する
モータ8とが配設された天井用空気調和機にお
いて、 前記送風機7に臨むケーシング1の左右両側
面のうちの一側面1cに出し入れ口22を開口
するとともに、該出し入れ口22を開閉する蓋
23を備え、かつ該出し入れ口22と送風機7
との間に前記モータ8を配置し、 一方、前記出し入れ口22に臨むケーシング
1内の下面1a及び上面1bにそれぞれ上下に
対向して左右方向に延びる摺動案内枠14,1
5を設けるとともに、上下端に該上下の摺動案
内枠14,15に左右方向に摺動自在に支持さ
れるスライド壁16,17を有しかつ前記送風
機7がその吐出口7aにて固定され前記出し入
れ口22から抜き差し自在な取付板10を設
け、 さらに、前記出し入れ口22に臨むケーシン
グ1内の下面1aに左右方向に互いに平行に延
びる一対の取付台19,19を設けるととも
に、該一対の取付台19,19上に左右方向に
摺動自在に支持され前記送風機7の底面及びモ
ータ8のモータ台20を一体的に載置固定せし
めるスライド片を21を設け、 前記取付板10は、送風機7と出し入れ口2
2との間で摺動案内枠14に取外し可能に固定
されていることを特徴とする天井用空気調和
機。 (2) 二枚の取付板10,10が取付板10の抜き
差し方向に左右に並べて配置され、各取付板1
0,10に個別に送風機7,7が固定され、各
送風機7,7の間および出し入れ口22とこれ
に近い側の送風機7との間の二個所に各送風機
7,7を回転駆動するモータ8,8が配置され
ている実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の天
井用空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984114269U JPS6129223U (ja) | 1984-07-26 | 1984-07-26 | 天井用空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984114269U JPS6129223U (ja) | 1984-07-26 | 1984-07-26 | 天井用空気調和機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6129223U JPS6129223U (ja) | 1986-02-21 |
JPH0228342Y2 true JPH0228342Y2 (ja) | 1990-07-30 |
Family
ID=30673294
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984114269U Granted JPS6129223U (ja) | 1984-07-26 | 1984-07-26 | 天井用空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6129223U (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009119524A1 (ja) * | 2008-03-27 | 2009-10-01 | 東芝キヤリア株式会社 | 空気調和装置 |
JP5720918B2 (ja) | 2009-12-11 | 2015-05-20 | 株式会社富士通ゼネラル | ダクト型空気調和機 |
JP5565664B2 (ja) * | 2009-12-11 | 2014-08-06 | 株式会社富士通ゼネラル | ダクト型空気調和機 |
WO2016166875A1 (ja) * | 2015-04-16 | 2016-10-20 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機の室内機 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54177155U (ja) * | 1978-06-02 | 1979-12-14 |
-
1984
- 1984-07-26 JP JP1984114269U patent/JPS6129223U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6129223U (ja) | 1986-02-21 |
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