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JPH02282396A - 再生骨髄から同定された骨形成成長ポリペプチド - Google Patents

再生骨髄から同定された骨形成成長ポリペプチド

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Publication number
JPH02282396A
JPH02282396A JP2044287A JP4428790A JPH02282396A JP H02282396 A JPH02282396 A JP H02282396A JP 2044287 A JP2044287 A JP 2044287A JP 4428790 A JP4428790 A JP 4428790A JP H02282396 A JPH02282396 A JP H02282396A
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JP
Japan
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polypeptide
bone
amino acid
cells
bone marrow
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Application number
JP2044287A
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JPH07103156B2 (ja
Inventor
Gideon A Rodan
ギデオン エー.ロダン
Mohindar K Sardana
モヒンダー ケー.サーダナ
John W Jacobs
ジヨン ダブリユ.ジヤコブス
Dan Gazit
ダン ガジト
Itai A Bab
イタイ エー.バブ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Merck and Co Inc
Original Assignee
Merck and Co Inc
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Publication date
Application filed by Merck and Co Inc filed Critical Merck and Co Inc
Publication of JPH02282396A publication Critical patent/JPH02282396A/ja
Publication of JPH07103156B2 publication Critical patent/JPH07103156B2/ja
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/475Growth factors; Growth regulators
    • C07K14/51Bone morphogenetic factor; Osteogenins; Osteogenic factor; Bone-inducing factor
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P19/00Drugs for skeletal disorders
    • A61P19/08Drugs for skeletal disorders for bone diseases, e.g. rachitism, Paget's disease
    • A61P19/10Drugs for skeletal disorders for bone diseases, e.g. rachitism, Paget's disease for osteoporosis
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 骨髄切除後に原始骨(primary bone)の小
柱が血餅に代わって髄腔を満たす骨形酸相があることは
よく知られている。この小柱は次に破骨細胞の吸収を受
けて正常な再生骨髄が生じる。髄腔に於て局在的に骨形
成反応があるだけでなく皮質骨で骨形成の刺激があり、
離れた骨格部位で骨及び軟骨形成が増大する。脛骨値の
切除後癒合の骨形酸相で下顎骨類についての観察は増大
した骨形成が骨芽細胞の数及び活性共シコ増加を生じる
ことを示唆した。血液循環に放出された後末梢骨形成応
答を仲介する因子が再生骨髄によって局在的に生産され
ることは提案されている。パブ(Bab) I 、等(
1988年)内分泌学第123巻、345頁、パブ、■
0等(1985年)Calcif Ti5sue In
t第37巻、551頁。
本発明は再生骨髄が骨形成細胞に作用する成長因子活性
を生じることを確立する。また本発明は、再生骨髄から
同定された(i)骨芽細胞に刺激作用を有し、(n)生
体内骨形成を促進する新規な骨形成成長ポリペプチドを
提供する。
本発明の新規な骨形成成長ポリペプチドはヒストンH4
,102個のアミノ酸タンパク質及びヒストンH4のフ
ラグメントと配列相同性を有する。カイネ(Kayne
) P、 S。
等、(1,988年)細胞第55巻、27〜39頁、カ
ルチェンホ(Kharchenho) E、P。
等(1987年) Biull、、 Eksp、 Bi
ol、 Med。
第103巻(4)、418〜420頁。しかしながらこ
れらの文献には本発明の範囲内のポリペプチドを開示し
ておらず、本発明のポリペプチドの生物特性はいずれも
開示していない。
本発明は骨芽細胞に刺激作用を有しく]i)生体内骨形
成を促進する新しく分離した生化学的に純粋なポリペプ
チド(又はポリペプチド群)を提供する。このポリペプ
チドは再生骨髄から同定された。本発明はまたポリペプ
チドを再生骨髄から分離する方法及び骨形成を増大させ
るためにポリペプチドを使用する方法を提供する。本発
明の新規なポリペプチドはスクリーニング手段として及
び骨欠損、骨喪失や骨形成低下を含む病気の予防(pr
evention、 prophylaxj、s)や治
療(therapy、 treatment)又は増大
した骨形成の恩恵を受ける他の症状に医薬組成物として
有用である。
骨形成成長ポリペプチド(○ap’)は再生骨髄から同
定され骨芽細胞に刺激作用し、生体内で骨形成する生化
学的に純粋なポリペプチドである。本明細書で用いられ
るOGPは天然ポリペプチド、合成ポリペプチド、全同
族体、イソ型タンパク質又は遺伝的変異体及び他の全変
異体を含むものとする。OGPの分子量は約500〜2
600好適には約1000〜1600更に好適には約1
525の範囲にある。
OGPは再生(又は癒合)骨髄調整培地(HBMCM)
から異なる3段階で精製し、段階1及び2Aは部分純粋
であり、段階2Bは明らかに均一であった。
本発明は骨形成の有効な促進剤として14残基ポリペプ
チドを同定する。天然OGPを分離し、切除後骨髄再生
中のラット脛骨から得た骨形成組織によって調整した培
地(HBMCM)から均一性に精製した。精製方法はサ
イズ排除クロマトグラフィー、ヘパリン−セファロース
クロマトグラフィー、イオン交換クロマトグラフィー及
び逆相クロマトグラフィーを含むクロマトグラフィーか
らなリ、クロマI〜グラフィー選択画分は生物活性を示
した。
マイトジェン活性(mitogenic activj
ty)の証明に従い、精製ポリペプチドOGPをアミノ
酸配列の自動エドマン分解にかけた。同一配列の合成ポ
リペブチj〜は固相ペブチ1〜合成によって調製した。
合成ポリペプチドOGP (sOGP)を試験し、骨芽
細胞に刺激作用を有することが判明した。約200〜2
50gの成体ラットに毎日静脈注射すると、5OGPは
約1pg/ラッ1−/日から約1μg/ラット/日まで
の用量で骨形成を促進した(鉱質付着率として測定)。
データはOGPが同定された配列の1本のポリペプチド
であるがOGPの同族体イソ型又は遺伝的変異体の可能
性がいかなる細胞条件にも存在することを示唆する。本
発明はOGPのそのような同族体、イソ型又は遺伝的変
異体の全てを包含するが但し、各々は骨芽細胞に作用し
、生体内で骨形成する。詳細にはOGPの同族体である
ポリペプチドは表Aに示されるアミノ酸配列に関して少
なくとも約40%好適には約60%更に好適には少なく
とも約75%保存されたアミノ酸配列を有するものを包
含する。
○apの他の変異体が本発明の範囲内に包含されること
は当業者に理解されるであろう。
特にこれは保護性アミノ酸置換基でのみ分離又は合成O
GFと異なるいかなる変異体をも包含する。このような
多くの保存性アミノ酸置換基はティラー(Taylor
)、 W、 R,J。
Mo1. Biol、第188巻、233頁(1986
年)でセットとして述べられている。本出頭に於てOG
P又はそのフラグメントは保存性アミノ酸置換、欠損あ
るいは他のプロセスによるいずれにせよアミノ酸配列の
そのような変異を包含するが、但し精製後のポリペプチ
ドは骨芽細胞に刺激作用及び生体内骨形成を示す。OG
Pのフラグメントはわずか6個以上のアミノ酸の配列を
有する/l)さなペプチド=7 =8− であり、該配列は表Aに開示されるものである。
OGPより大きなポリペプチドも該ポリペプチドが骨芽
細胞に刺激作用を有し、生体内で骨形成するとき本発明
の範囲内に包含され、表Aに示される一部アミノ酸配列
又はその保存性置換体(conservative 5
ubstitutjons)を含む。
OGPのアミノ酸配列は次の通りである。
表A Ala−Leu−Lys−Arg−Gln−Gly−A
rg−Thr−LeuTyr−Gly−Phe−Gly
−Gly多くの利用がOGPのアミノ酸配列で作ること
ができることは当業者に容易に明らかになるであろう。
例えばオリゴヌクレオチドプローブはアミノ酸配列から
構成されOGPをエンコードするcDNAクローンをふ
るい分けるために使用することができる。0GPcDN
A(s)を含むこれらのクローンはmRNAを転写する
ためしこ使用することができ次に翻訳表現することがで
きる。OGPによるこの研究は遺伝子工学によって大量
のOGPを生産するために又はOGPの遺伝学を研究し
て骨形成に於ける細胞の役割を知るために使用すること
ができる。
また合成ポリペプチドはOGPの薬理学的性質を改良す
るために生成することができる。これらの合成ペプチド
はメリフィールド(Merrifield) (”固相
ペプチド合成”、酵素学の進歩、第32巻、221〜2
96頁、1969年)G、バーナイ(Barnay)及
びR,B、メリフィールド11固相ペプチド合成”ペプ
チド第2巻、E、グロス及びJ、メレンホール(Mer
enhole)編集(1980年)によって開発された
同相ペプチド合成手法によって生成することができる。
この方法はカルボキシル末端を有するペプチドを固体支
持体に共有結合させる方法に基づく。望ましいペプチド
配列はカルボキシルからアミノ末端に向かって成長する
ペプチド鎖に1本のアミノ酸を逐次カップリングするこ
とによって調製される。カップリングは典型的には保護
した別の潜在的反応基を有してもよい樹脂に結合するア
ミノ酸のカルボキシル基を活性化することによって達成
される。成長ポリペプチド鎖にアミノ酸を付加した後、
また鎖を延長する前に保護基が典型的には除去される。
各アミノ酸がほとんど同じ一連の反応によって結合する
ために、合成に於て緻密な手順の必要性は最小限となる
。溶解度はペプチドが固体支持体に結合するため合成中
主要な問題ではない。この方法は迅速であり簡単に利用
することができる。1回の合成がアミノ末端付近で多方
向に枝分かれしてアミノ末端領域でのみ異なっている多
くの類似体を生成するのでアミノ末端置換基を有する多
くの類似体の合成には非常に便利である。
またアミノ酸配列は骨芽細胞に刺激作用を示し、生体内
で骨形成を示す非ペプチド分の確認のためにスクリーン
又は手段として使用することができるポリペプチドを生
成するために用いることができる。
本発明のポリペプチドはまた骨粗髭症 (又はあらゆる病因のオステオベニア(oste。
penia) )、骨折修復、骨欠損又は挫傷の癒合、
骨内インブラント及び骨補充又は骨形成の促進を必要と
する他の症状の場合に骨形成の促進に有用である。
本発明のポリペプチドは骨形成の整復並びに上で述べた
他の症状を含む病気の治療又は予防に医薬組成物中に含
めることができる。
本発明のポリペプチドの予防又は治療投与量の程度は勿
論患者の種類(年齢、性別等)治療される症状の種類又
は程度及び本発明の個々のポリペプチドとその投与経路
で異なる。一般に骨形成を促進する用途には日用量は哺
乳動物の体重1kg当り約4Pg〜5μgの範囲にある
本発明のポリペプチドの有効な投薬量を哺乳動物特にヒ
トに与えるために適当ないかなる投与経路も使用するこ
とができる。例えば口、直腸、局所、非経口、眼、鼻、
舌下、バッカル、静脈内等からの投与を使用することが
できる。投薬形は錠剤、1−ローチ剤1分散液剤、懸濁
液剤、液剤、カプセル剤、クリーム剤、軟膏、エアロゾ
ル剤等を含む。該投薬形はまた特にこの目的に設計され
た遅放出性充填器具又はこの方式で更に作用させるため
に改良した他の形のインブラン1−を含む。
本発明の医薬組成物は有効成分として本発明のポリペプ
チド又はその医薬的に使用し得る塩を包含し、また医薬
的に使用し得る担体及び任意に他の治療成分も含むこと
ができる。″医薬的に使用し得る塩″という用語は無機
塩基及び有機塩基を含む医薬的に使用し得る無毒性の塩
基から調製した塩を意味する。組成物は口、直腸、眼、
肺、鼻、舌下、皮膚、局所からの投与又は非経口(皮下
、粘膜下、筋肉内、静脈内及び動脈内を含む)投与に適
した組成物を含むが、いかなる場合でも最適な経路は治
療される症状の種類や程度及び有効成分の種類に依存す
る。これらは単位投薬形態として、製薬上よく知られた
いかなる方法によっても調製できることが便利である。
吸入法によって投与するには、本発明のポリペプチドを
エアロゾルの形体で圧力容器又は噴霧器から供給するか
あるいは適当な器具で粉体として吸入されるようなカー
トリッジとして供給するのが便利である。1回に一定量
を吸入(Mr)I)するエアロゾルの場合の吸入法に好
適な供給系は過フッ化炭化水素推進薬の懸濁液又は溶液
として処方することができる。
適当な局所処方は経皮手段、エアロゾル剤、クリーム剤
、軟膏、ローション剤、微粉末散剤等を含む。
実際の使用では本発明のポリペプチドを有効成分として
通常の医薬配合手法により医薬担体と緊密に混和して混
合することができる。担体は投与、例えば経口又は昇級
11(静脈内、動脈内を含む)に望ましい調製形態によ
り種々の形を用いることができる。組成物を経口投薬形
に調製するために経口液状製剤例えば懸濁液剤、エリキ
シル剤、液剤の場合には水、グリコール類、油類、アル
コール類、香味剤、防腐剤、着色剤等、経口固形製剤、
例えば散剤カプセル剤、錠剤の場合にはデンプン、乳糖
、微品性セルロース、賦形剤、顆粒剤、滑沢剤、結合剤
、崩壊剤のような通常のいかなる医薬媒体も使用するこ
とができる。
投与が簡単なため、錠剤及びカプセル剤が最も都合の良
い経口投薬単位形であり、この場合、固形の医薬担体を
使用することは明らかである。所望により錠剤は常法に
より糖衣又は腸溶皮とすることができる。
」二で示した一般の投薬形のほかに本発明のポリペプチ
ドは制御された放出手段及び/又は供給器具によって投
与することができる。
経口投与に適した本発明の医薬組成物は分離している単
位、例えば各々所定量の有効成分を含むカプセル剤、オ
ブラー1〜包、又は錠剤として粉末又は顆粒剤として又
は水溶液、水分散液、非水媒体溶液又は分散液、水中油
型エマルジョン、油中水型エマルジョンとして供給され
る。このような組成物はいかなる製薬法によって調製し
てもよいが、必ず有効成分と1種以上の必要成分を構成
する担体とを混ぜる工程が含まれる。一般に本組成物は
、有効成分と液体担体又は微粉固体担体又は液体、固体
両担体とを均一に密接に混合し、必要に応じて混合物を
所望の形体に成形することによって調製される。例えば
錠剤は適宜1種以上の所要成分と共に圧縮又は型にはめ
て成形することによって調製することができる。
圧縮錠剤は粉体又は粒体等、自由流動性の有効成分を任
意の結合剤、滑沢剤、不活性賦形剤、表面活性剤又は分
散性薬剤と混合し、適当な機械で圧縮成形することによ
って調製される。型による錠剤は、粉状の本化合物を不
=15 活性の液状賦形剤で湿らせた混合物を適当な機械で成型
することによって得られる。
以下実施例によって本発明を説明するが、本発明はこれ
らの実施例に限定されるものではない。
実施例1(段階1精製) 材料 アルカリ性ホスファターゼ活性のアッセイ用試薬、コラ
ゲナーゼ■型トリプシン、ダイズ1−リプシン阻害因子
−アガロース(ST工)、BGJ培地(フィットンージ
ャクソン修飾)ビタミンC、ウシ膵臓インシュリン及び
ヒ1〜血清アルブミンはシグマケミカル社から購入した
。(セントルイスMO)、F−10(Ham)培地(栄
養素混合物)、ウシ胎児血清(FC8)、ダルベツコP
BS及びペニシリン−ストレプトマイシン溶液はギブコ
(Gibco) (チャグリンフォールス、OH)から
入手した。
[メチル−” H]チミジン([3H] TdR)(5
mCi/mC上ル)はヌクレア リサーチセンター(ネ
ゲブ、イスラエル)から入手した。セファデックスG−
25、セファデックスG−75及びヘパリン−セファロ
ースCL−6Bはファーマシア(7ツプサラ、スウェー
デン)から購入した。ミリポア膜はシュライチャーアン
ドシュエル(Schleicher &5chuell
) (ダッセル、西独)から人手した。
血小板由来成長因子(PDGF)はバイオメディカルテ
クノロジーズ(ストロウトン(Stroughton)
、MA)から、ヒト組換え体インターロイキンI−a(
ILL)はシストロン(パインプルツク(Pjne B
rook、 NJ)から購入した。他の薬品はすへて分
析用であり、メルクAG(ダルムスタット(Darms
tadt)、西独)から購入した。組織培養皿はヌンク
(ロスキルデ、デンマーク)から入手した。PDGFに
対するウサギポリクローナル抗血清はDr、C,H,ヘ
ルジン(アップサラ大学、スウェーデン)より提供され
た。
方法 癒合骨髄調整培地(I−I B M CM )の調製前
述のヘブライ大学(サブラ、イスラエル)血統の各々4
00gの雄うッ1−の肢から脛骨髄を切除した。Bab
、1.等(1,985年)、Ca1cif Ti5su
e Int第37巻、551頁、簡単に言えば骨幹に直
径2mmの穴を隣接面の増殖プレートの大きさ内であけ
た。次にその穴に挿入し、強力吸引装置に取り付けたポ
リエチレンカニユーレを用いて骨髄腔から組織を除去し
た。処理した骨を10日後に切開し、骨幹を縦に分解し
て骨髄腔にさらした。次に癒合組織を皮質の骨内膜部か
ら除き、1%(容量/容量)ペニシリン−ストレプトマ
イシンで補足した血清を含まないF−10培地の十分量
で洗浄し、同じ培地(1肢からの組織/培地1mQ)で
5%CO□−空気中37℃に於て244時間装置た。次
に培地を集め、25.000xgで30分間遠心分離し
、上清を0.45mm 孔サイズミリボア膜によりミ濾
過した。この調製物を粗HB M CMと呼びそのタン
パク質含有量は3〜8 m g / m Qであった。
コールドチミジン、組織培地の成分、及び他の低分子量
混入物を除去するために粗HB M CMを5mM酢酸
アンモニウムで平衡にしたセファデックスG−25カラ
ムでゲルミ濾過にかけた。標準実験ではタンパク質6m
g又は35mgを各々PD−10又は2.6X7Ocm
カラムに注いだ。画分を5mM酢酸アンモニウムで溶離
し、無効量のタンパク質を含むものをプールし、凍結乾
燥し。
70℃で貯蔵した。以後の実験では試料を解凍し、PB
Sに溶解した。
骨芽細胞に対する成長促進活性の監視 骨芽細胞ラットの骨肉腫細胞(RO8 17/2)の培養液でDNA合成についての作用を調べ
ることによって成長因子活性(GFA)を監視した。R
O8−1,7/2の貯蔵培養液を10%FC8を含むF
−10培地に維持した。異なる調製物のマイトジェン作
用を研究するために融合培養液をトリプシン処理し、2
×104細胞をF−10培地中20m2培養ウェル(1
6m mマルチウェル皿)に接種し。
CO□−空気中37°Cで装置した。まず6時間の間に
培地を2%FC8で補足して細胞の足場を増加させた。
次にこれをPBS中タンパク質溶液として加えた試験調
製物を含む血清を含まない培地で188時間装置た。D
NA合成率を決定するために培養液に温置時間の最後の
2時間に[’ H] T d R1、5m Ci/ウェ
ルをパルスした。このパルスは水冷却10%(重量/容
量)トリクロロ酢酸で2回エタノール−エーテル(3:
1、容量/容量)で洗浄して停止した。細胞層を乾燥し
た後、トリクロロ酢酸不溶物質を0.2MNaOHに溶
解し、全放射能を液体シンチレーション分光測定で算出
した。データは成長因子単位(G F U)として表わ
した。RO3細胞の増殖が血清依存性であるため、IU
は一定の実験に於て10%FC8の作用の1/2と定義
した。細胞数は試験調製物に48時間さらに姉妹培養液
で求めた。これはトリプシン処理後、固定量血球計数器
を用いて行なわれた。データは1培養ウェル当りの細胞
数として表わした。
タンパク質0 、5〜1 、0 m gを含むHBMC
Mの1 m Qアリコートを室温に放置するか又は56
℃に30〜60分間加熱した。また同様の試料を1o分
間煮沸に対するGFAの安定性を試験した。GFAは煮
沸操作に安定であることがわかった(表1)ので煮沸工
程を変性及び25.OoOxgで45分間遠心分離して
外来性タンパク質を除去するために用いた。
アフイニティーグロマトグラフイー ヘパリンーセファロース力ラム(0,9X25cm床容
量)を製造業者の指示書に従い調製しPBSを充填し、
室温に於て流速0.6mM/分でポンプで送った。0.
15MNaCQ (PBS)で平衡状態にあることを示
したヘパリン−セファロースパッチ式を用いる予備実験
ではGFAが不溶基質に非結合のままであった。従って
I) B S中煮沸HB MCM 30 m gを含む
2mQ試料をカラムに充填し、PBS24mQで床を洗
浄して溶離した。溶出液を5mM酢酸アンモニウムに対
して24時間透析し、タンパク質を算定し凍結乾燥した
ゲルシミ濾過 次にHBMCM由来因子を精製するために、ヘパリン−
セファロースカラムから回収したタンパク質0 、5−
6 、0 m g / m Qを5mM酢酸アンモニウ
ム1 m Qに溶解し、同溶液で平衡にした1、2X5
4cmセファデックスG−75カラムに注いだ。タンパ
ク質試料を室温で5mM酢酸アンモニウムを用いて流速
0.65m12/分で溶離した。画分1. 、3 m 
Qをタンパク質に対して算出し、凍結乾燥した。
1−リプシン消化 HB M CM由来因子のタンパク質性を確認するため
にヘパリン−セファロース工程後のHB M CMの1
. m Qアリコートをトリプシン(トリプシン/HB
MCM比1:20重量/重量)と25℃で素置した。反
応を停止して30分後にこの混合液をSTIのカラム(
0,4X1cm)に注いだ。対照は反応混合液にトリプ
シンを存在させないで同様に処理した試料からなるもの
とした。
他の細胞及び器官培養液 HB M CM由来因子の骨形成細胞に対する特異性を
研究するために、活性調製物を骨芽細胞及び非骨芽細胞
胎児うット頭蓋冠細胞(FRC細胞)及び非骨形成ラッ
ト骨肉腫細胞(RO825/1)についてマイトジェン
効果を試験した。培養液をCO2−空気中37℃で均一
に維持した。全ての実験に於て試験調製物をPBS中タ
ンパク質溶液として培養液に加えた。
RO8細胞 RO825/1細胞を上述したRO81,7/2細胞と
同じプロトコールを用いて培養試験した。
凡RC細胞 21日目のラット胎児の骨壁から得た細胞を一次培養で
使用した。5個の細胞集団をルベン(Luben)等(
1976年)内分泌学第99巻、526頁に記載される
方法に従いコラゲナーゼとトリプシンで逐次消化して分
離した。集団1〜2及び3〜5からの細胞をプールし、
各々非骨芽細胞及び骨芽細胞を示した。16mmマルチ
ウェル皿に1ウェル当り3X1.O’細胞で細胞を接種
し、10%FC8で補足したF−10培地で24時間増
殖させた。次に培地を1%FC8のものに置き換え、2
4時間後に調製物及び[3H]Tc1R1,5mC1/
ウェルを加えた。[3HコTdRのDNAへの取り込み
と細胞数を更に24時間後」二連の通り算出した。
胎児マウス長管 これをソスコルネ(Soscol、ne)等(1986
年)前筒7巻、41頁に記載される通り行なった。簡単
に言えば16日目の胎児から撓骨及び尺骨を取り除き筋
肉及び軟質組織から分けた。次にこれをビタミンCl5
0mg/mQとヒ1−血清アルブミン4 m g / 
m Qで補足した化学的に規定された培地(B G J
 、フィットンージャクソン修飾)で培養した。リン酸
濃度を1mMに調節した。個々の骨の原基痕跡の全骨及
び骨幹長を培養開始時に及び48時間後に透過光を用い
た解剖顕微鏡下で直接測定した。全骨あるいは骨幹の延
長はこれらの測定値の差として計算し、結果は成長因子
で処理した骨と化学的に規定された培地のみで増殖させ
た対照間の比として表わした(T/C比) アルカリ性ホスファターゼ活性 このアッセイのためにRO817/2細胞の培養液から
培地を除去し、細胞をPBSで洗浄し蒸留水にかき染め
音波処理した。、 lv素活性をアシ1〜ン(Asht
on)等(1984年)Calcif Ti5sue 
Int第36巻、83頁に記載される通り基質としてリ
ン酸p−ニトロフェニルを用いて検定した。結果は1分
/姉妹培養液で計数した106細胞当り放出されたpニ
トロフェノールのミクロモルどして表わした。
タンパク含有量 ブラトフ:k −F (Bradford) (197
6年)Anal、 Biochem、第72巻、248
頁の方法に従い、タンパク質を定景した。
ILL活性の算定 バラク(Barak)等(1986年)、J、 Bjo
l。
Re5ponse Modjfjes第5巻、362頁
に記載される胸腺細胞増殖アッセイを用いてI L ]
−活性を算定した。
PDGFに対するアッセイ 抗−PDGF抗体中和実験をP D G Fに対してウ
サギで調製したポリクローナル抗血清を用いて行なった
。PDGF又はHBMCM由来調製物をROS 17/
2細胞に抗体を存在させであるいは存在させずに加えて
[3H]TdR取り込みについて効果を試験した。
蟇−来 ROS1.7/2の数及びアルカリ性ホスファターゼ活
性について粗HBMCMの作用を確立した。最高稀釈度
の粗HBM、CM(1:20o)では細胞数が75%減
少し、酵素活性が2倍以上増加した。低希釈度1:10
0〜1:10では細胞の数が未処理培養液に比べて約2
倍以上増加し、アルカリ性ホスファターゼ活性は用量依
存性低下を示した。
粗HBMCMをセファデックスG−25カラムによるゲ
ルミ濾過にかけたとき約80%の添加タンパク質が無効
量(voj−d volume)の両分に回収された。
マイトジェン活性のほとんど全て(94%)を含むこれ
らの両分がカラムから溶離した。
GFAについて加熱効果 H B M C M由来GFAについての加熱効果を表
1−に要約する。GFUは成長因子単位である。IUは
同じ実験で10%FCSの効果の1/2として定義した
表  1 血清を含まないRDS 17/2細胞培養液のHBMC
Mマイトジェン活性([3H]TdRのDNAへの取り
込み)について加熱効果因子1 14BMCM(60分,RT) )IBMCM(30分,56℃) HBMCM(60分,60℃) HBMCM(10分,煮沸) 数7分−    GFU− 2038±304   0.29±0.052792±
125   0.59±0.073213± 89  
 0.82±0.055820±243   2.82
±0.18温度あるいは反応時間の上昇についてROS
17/2細胞のDNAへ[3H]TdRの取り込みにつ
いてH B M C Mの促進効果が増加した。特に1
0分間煮沸した後のマイ1〜ジエン活性に著しい増加が
あり、煮沸及び遠心分離で得た上清のマイトジェン活性
はFCSと同様であった。タンパク質の半分は煮沸及び
遠心分離により比活性が8倍増加して除去することがで
きた(表2)。ROS 1’7/2細胞アツセイに於て
煮沸調製物の用量応答関係は0、5〜5mg/ウェルで
著しいGFAを示し、より高い用量では低下した。また
煮沸調製物の活性はFRC細胞集団3〜5(骨芽細胞集
団)のプール培養液に0.5mgを加えたとき認められ
た。
RT.室温 因子濃度は3 、 6 m g / m +2である。
b 4回くり返した培養ウェルの平均±SE表  2 煮沸によるH B M CM由来成長因子の部分精製及
びヘパリン−セファロースによるアフィニティークロマ
1−グラフィー 沸 2.5 2.230 4粗HBMCM 1rr+Qから アフィニティークロマ1〜グラフイー ’tlHBMcMをヘパリン−セファロースカラムに充
填すると適用したタンパク質の20%がPBSによって
溶離され残りのタンパク質は結合したままであった。P
BSによって溶離された両分に回収されたマイトジェン
活性は比活性が13倍増加した(表2)。
またヘパリン−セファロース工程後GFAの促進は用量
応答関係で示されRO317/2細胞の効果は50 n
g/ウェルで明らがであった。DNA合成率のピーク刺
激は0.5μに/ウェルであり、その後低下した。また
ヘパリン−セファロースを用いて得られた調製物は骨芽
細胞FRCに著しいマイトジェン効果があった。ヘパリ
ン−セファロースカラムがら回収した物質をトリプシン
消化にかけたとき、HBMCM由来GFAが95%以上
阻害された(表3)。
表  3 ヘパリン−セファロースのクロマトグラフィー処理HB
 M CMによるRO817/2細胞DNA合成の刺激
しこついて1−リプシン消化の効果調製物の添加見  
  数7分−GFUHB M C阿C7245±357
 3.59±0.28HBMCM+STI’     
        6309+683   2.89+0
.5211B)icM+ トIJプシン+STI  1
502+ 69 0.13+0.05血清を含まない対
照  1330±75血清(10%)対照    39
98+ 68a特にことわらない限り血清を含まないb
4回くり返した培養ウェルの平均±SECヘパリンーセ
ファロースクロマトグラフィーで得られたHBMCM調
製物の培養液につき2μg dヘパリン−セファロース及びダイス1−リプシン阻害
因子(STI)−アガロースクロマトグラフィー処理後
に得られたH B M CM調製物の培養液につき2μ
g セファデックスG75によるゲルシミ濾過RO817/
2細胞のDNAへの[3H]TdR取り込みの促進によ
って表わされたセファデックス075カラムからGFA
の溶離状況が確立された。はとんどのタンパク質及びい
くらかのマイ1〜ジエン活性がカラムの無効量近くまで
溶離した。3本の大きなピークの活性は両分19〜38
で溶創した。分子量マーカーの溶離位置に基づき、3本
のピークの分子量推定値は35,000.19,000
及び10,000以下であった。
非骨芽細胞RO825/1 細胞はROSエフ/2細胞
と同じ腫瘍から得たが後者と異なり、これらは骨芽細胞
表現型を示さなかった。特にヘパリン−セファロース工
程後に得られたものは、RO31’7/2細胞に促進し
たと同じ濃度のRO825/1細胞培養液でいくらかマ
イトジェン応答をもたらした。しかしながら、RO82
5/L細胞応答の強さはRO81’7/2細胞に比較し
てかなり小さかった。またH B M CM由来調製物
は、非骨芽細胞FRC細胞(集団1〜2)のDNA合成
率について効果は明らかではなかった。
煮沸HB M CMを胎児撓骨と尺骨の器官培養に加え
たとき、骨幹及び全骨の両延長の増加によって示される
増殖の著しい用量依存性促進があった。ピーク効果は8
μg / m Qタンパク質濃度で見られた。この濃度
に於て骨幹及び全骨の長さの増加は成長因子を含まない
対照の各々約200%及び250%であった。骨幹と全
原基痕跡間の延長の大きさの差は軟骨性置端の増殖促進
から生じた。煮沸HBMCMのピーク効果は正のインシ
ュリン対照のほぼ2倍であった。
ILL活性に対する胸腺細胞増殖アッセイ表4はILL
調製物と異なり、煮沸HBMCMではなくヘパリン−セ
ファ0−ス工程後に得られた誘導体でもないPHAを含
む培地中で[3H] TdRの胸腺細胞DNAへの取り
込みを刺激したことを示し、HBMCM由来成長因子が
ILLと似ていないことを示唆した。
表4 分離したマウスの胸腺細胞のDNAへの[”H]TdR
取り込みについてILLとHBMCM調製物の効果 煮沸)IBMcM     0.4 μg/ml   
  1770±134.0μg/ml       1
613±11H3−HBMCM cO、71L g/m
l      2667± 51.1μg/ml   
   2290 + 17ILL’         
5.OU /m1.     7634±35IL1°
        5.OU /ml      653
2±30PHA          10.OtL g
/ml      2590±2O−PHA     
              400 +46aHBM
CMとILL調製物はPHAl、(C0m g / m
 Qの存在下で試験した。
b 8個の培養ミクロウェルの平均l5ECヘパリン−
セファロース工程後のHBMCM d ヒト単核細胞から e ヒト組換え体 一35= PDGF含有量 ポリクローナル抗−I) D G F抗体をRO317
/2細胞に加えるとPDGF−刺激複製を阻害したが煮
沸HB M CMとヘパリン−セファロース工程後に得
られた調製物の中間用量で生じたマイトジェン効果を減
少しなかった。これらの条件下でHBMCM由来調製物
にPDGFの有為量を存在させると抗血清で試験したと
きRO8細胞増殖の促進が低下するはずである。
実施例2(工程2A精製) 材料及び方法 材料 F−10(RAM)培地(栄養素混合物)、ウシ胎児血
清(Fe2)、ダルベツコのリン酸緩衝食塩水(PBS
)及びペニシリン−ストレゾ1−マイシン溶液はギブコ
(チャグリンフォールス、OH)から入手した。[メチ
ル−3Hコチミジン([H] TdR)(5μCi /
ミリモル)はヌクレアリサーチセンター(ネゲブ、イス
ラエル)から入手した。ヘパリン−セファロースCL−
6Bはファーマシア(アップサラ、スウェーデン)から
購入した。
アルカリ性フォスファターゼアッセイに対する試薬はシ
グマ(セントルイス、MO)からS D S −P A
、 G Eに対する薬品はバイオ−ラド(リッチセント
、CA)から入手した。形質転換成長因子β1 (TG
Fβ1)及びβ2(TGFβ2)はR&bシステムス(
ミネアポリス、MN)から入手した。インシュリン様成
長因子I(IGF−I)はメルク シャープアンド ド
ーム リサーチラボラドリース、ラーウェイ、NJから
入手した。他の全ての薬品は分析用であり、メルクAG
(ダルムスタッ1〜、西独)から購入した。ラット骨肉
腫(RO8)細胞はDrs、G、A及びS、B。
ロダン(メルク シャープアンド ドーム I)。
サーチ ラボラドリース、ウェストポイントPA)から
入手した。組織培養皿はヌンク(ロスキルデ、デンマー
ク)から入手した。
癒合骨髄調整培地(HB M CM )の調製前述のハ
ブ、■0等(1988年)内分泌学第123巻、345
頁により癒合骨髄から調整培地を調製した。簡単に言え
ば切除して10日後にラット脛骨の1tilfff仝か
ら組織を分離し、1%(容fk/容ff1)ペニシリン
ースI−レプ1〜マイシンで補足した血清を含まないF
10培地中で5%CO2−空気中37℃で24時間温装
置た。次に培地を集め、10分間煮沸し、25.○OO
xgで30分間遠心分離し、0.45μm孔サイズミリ
ボア膜によりミ濾過した。
細胞培養液 骨形成RO3]、7/2細胞の培養液中でDNA合成の
効果を試験することによって成長因子活性(GFA)を
監視した。要するにHB M CM由来調製物及び他の
成長因子を血清を含まないF −]−0培地中RO8細
胞を含む2cm2培養ウエル(16mmマルチウェル皿
)に加えた。22時間後、培養液に[3H]T d R
、2μCj、 / m Qをパルスした。2時間後、ト
リクロロ酢酸不溶物質の全放射能を液体シンチレーショ
ン分光測定で定量し、データを未処理培養液又は成長因
子単位(GFU)の%として表わした。1単位は一定の
実験に於て10%ウシ胎児血清効果の1/2として定義
した。HBMCM誘導体の骨形成細胞に対する特異性を
算出するために上述のRO817/2細胞と同じプロト
コールを用いて非骨形成RO825/1細胞の培養液中
で試験した。
アフィニティークロマトグラフィー ヘパリン−セファロースカラム(0,9/25cm床容
量)を製造業者の指示書に従い調製し、I’BSで充填
し、室温に於て流速0.5mQ/分でポンプで送った。
PBS中煮沸HB M CM 28 m gを含む2 
m Q試料をカラムに充填し、2段階で溶離した。まず
ヘパリン−セファロース床をPBSで200分間インク
ラチカルに洗浄した。次にリン酸緩衝液pH7,2中0
.15−1.35M NaC11の2段階線状勾配をカ
ラムよりポンプで送った。勾配速度は段階工及び■中容
々0.015M/分及び0.005M/分であった。両
分2mQを集め5mM酢酸アンモニウムに対して24時
間透析し、タンパク質を算出し、凍結乾燥した。
不活性化実験 約10 G F Uを含むヘパリン−セファロースピー
ク活性画分の試料を水に溶解し、(a)5mMジチオス
レイトール(DTT)(b)0.1M HC,Q (c
)PBS対照と37°Cで90分間反応させた。反応は
冷所で5mM酢酸アンモニウムを5時間透析して停止し
た。
ゲル電気泳動 5DS−PAGEはレムリ、ネイチュア第227巻、6
80頁(1970年)に従って1.5mm厚さの10〜
18%勾配で行なった。
アルカリ性ホスファターゼ活性 このアッセイのために2%FBSで補足したF−10培
地でRO81,7/2細胞を48時間増殖させた。最後
の24時間の間にこの細胞を煮沸あるいは非煮沸調整培
地10μg/mΩ又はヘパリン−セファロースピーク活
性画分2μg / m Qで攻撃した。次に培地を培養
液から取り除き細胞をPBSで洗浄し、蒸留水にかき集
め音波処理した。酵素活性を基質としてリン酸P−ニト
ロフェノールを用いて検定した。この結果は1分/姉妹
培養液で計数した106細胞当り放出されたP−ニトロ
フェニルのミクロモルとして表わした。
タンパク質含有量 タンパク質をプラトフォード、Anal、 Bio−c
hem、第72巻、248頁(1976年)の方法に従
い定量した。
結果 RO817/2細胞のDNAへの[3H]TdR取り込
みの促進によって表わされるヘパリン−セファロースカ
ラムからGFAの溶離状況を得た。
米−−1 ヘバリン−セファロースクロマ1−グラフィーのHB 
M CM由来成長因子活性溶離時間1及び最大ピーク活
性2 段階工: 0.15阿NaC] によるインクラチック
溶離AH56,4,0,62±0.06   3.12
1   130    1、.55±0.05   0
.61AIU   184    1..02±0.0
4   0.13段段階 :0,15−1.35 Na
C1勾配による溶離BT     7゜3.   1.
00±0.04   1.06Bll    39  
   ]、、59±0.02   0.808m   
130    0.84+0.04   0.061溶
離時間は各段階の始めから別々に示す。
2活性をアッセイした両分試料はタンパク質2mg/m
Qを含有した。データは1条件につき3回くり返した培
養液の平均ISEである。
3つの大きなピーク、活性、AI、An及びAmはカラ
ムをPBSでイソクラチカルに洗浄したとき溶離した(
表5)。調製物A−■及び特にA−ITはDTTによる
低下及びHCQによる酸性化にかなり安定であった(表
6)。
表  6 ヘパリン−セファロースクロマトグラフィーによって分
離したH B M、 CM由来GFAピークの安定性 処理     A−I   A−II   B−11残
存する活性% 煮沸(IIBMc阿)    1.00  100  
 1005 mM DTT     68   91.
    50.1MI+C1687775 次にA−工及びA−11の両方が還元及び非還元ゲルに
ついて同様に見えた場合還元に対する耐性をゲル電気泳
動によって確認した。
A−4はゲルの先端近くに移動する成分及び60〜75
KDの 2.3の追加成分を含有した。カラムをNaC
Qfi度勾配を用いてポンプで送ったときB−1,B−
H及びB−II+を示す各GFAピークは各々0.3.
0.75.1.2M塩で分割した。調製物B−11は還
元により不活性化され(表6)、還元ゲルについて若干
55〜80KDバンドを示した。また13−I及びB−
IIは各々14及び33KDバンドを含有した。調製物
へ−■及びB−II+に回収されたタンパク質の量は不
活性化及び電気泳動実験の試験に不十分であった。
煮沸前の調整培地はRO8細胞アルカリ性ホスファター
ゼに影響を及ぼさなかった。調整物A−H1I3−If
及びB−mは酵素活性をほとんど2倍に刺激した。しか
しながら、HB M CMを試験したとき最も高い促進
効果が見られた(300%)。
非骨形成RO825/1細胞はRO8 17/ 2と同じ腫瘍から得られているが後者と異なり
骨形成表現型を表わさない。調製物A−11はRO82
5/1細胞のDNAに[”H]TdRの取り込みを刺激
しなかった。
八−■はいくらか刺激を示したがRO817/2細胞の
効果の40%だけであった。
13−Iは両細胞の種類で同様の効果を示した。
討論 骨形酸相では再生骨髄は骨形成細胞に成長促進活性を生
じる。本結果はHBMCM中の活性がヘパリン−セファ
ロースアフィニティークロマトグラフィーによって分離
可能な少なくとも6種の独立した活性に分けられること
を示す。同様に脱石灰化した骨基質から得た成長因子活
性はヘパリン−セファロースにより分離可能でもあるい
くつかタンパク質性の種類からなることは証明されてい
る。HBMCMでの複数のピークは異なった″担体”タ
ンパク質を有する因子のタンパク質分解又は集合に理論
的には起因するが、これは(a)培地を調整次に処理し
ている間にプロテイナーゼ阻害因子の介在物がヘパリン
ーセファロ−スからの溶離状況を変えなかったこと、及
び(b)安定性及び標的細胞作用に関して個々のGFA
ピークの特性が明らかに異なることのためありそうもな
い。
実施例3(段階2B:OGPの精製及びアミノ酸配列) 材料 F−10(HA、M)培地(栄養素混合物)及びカナマ
イシンスルフニー1〜はグランドアイランドバイオロジ
カル(グランドアイランド、NY)から入手した。ウシ
胎児血清(FBS)はハゼルトン/KCバイオロジカル
ス(レネタKS)から入手した。[メチル−3■(]チ
ミジン([3H] TdR)(6,7C5759モル)
はニューイングランドヌクレア(ボストン、M a )
から購入した。1−ランス−エポキシ−スクシニル−ロ
イシル−アミド(4−グアニジノ)ブタン(E64.)
、ロイペプチン及びペプスタチンはシグマケミカル社(
セントルイス、MO)から入手した。ヘパリン−セファ
ロースCL−6B及びセファデックスG25はファーマ
シア(アップサラ、スウェーデン)から人手した。組織
培養皿はコスタ−(ケンブリッジ、M a )の生成物
である。
友−辺。
HT3 M CMからGFAの部分精製1−T B M
 CMを」二連の通り(実施例1及び2)調製し、バブ
■0等(1988年)内分泌学第123巻、345頁で
報告されたプロトコールを変更して煮沸及びヘパリン−
セファロースクロマトグラフィーにより部分精製した。
HB M CM re 10分間煮沸し、次に冷却した
遠心機で25,000xgに於て45分間遠心分離した
。上清を集め次のプロティナーゼ阻害因子25μM E
64.25μMロイペプチン及び5μMペプスタチンで
補足した。また同じプロティナーゼ阻害因子の混合液を
ヘパリン−セファロース、ゲルミ濾過及びイオン交換工
程(以下参照)から順次回収した調製物に加えた。
アフィニティークロマトグラフィー ヘパリン−セファロ−7、カラム(1.、6X24 c
m床容量)を製造業者の指示書に従って調製し、リン酸
緩衝食塩水(PBS)で平衡にし、4℃に於て流速0.
5mff 7分でポンプで送った。タンパク質100m
gを含む煮沸1( B M C Mをカラムに通過させ
た。次にこのカラムをPBS50mΩで洗浄した。次し
こ回収された調整培地及びPBSをプールし、凍結乾燥
した。一部処理したGFAを精製に十分な量で蓄積する
ためにヘパリン−セファロース工程を繰り返して行なっ
た。
骨形成細胞に於けるGFAの監視 これはペニシリンース1ーレプトマイシンをカナマイシ
ン−スルフェートに置き換えたほかは上述した通り(実
施例工)、骨芽細胞ROS 17/2細胞で行なった。
この結果はGFU又はPBS対照の%として表わした。
イオン交換クロマトグラフィー 塩、コールドチミジン及び組織培地の他の成分を除去す
るために、ヘパリン−セファロースカラムから回収した
調製物を少量の水に溶解し、予め充填されたセファデッ
クスG25カラム(FD−10)に通過させた。酢酸ア
ンモニウム( 5 m. M )をカラム平衡及び溶離
のために用いた。複数カラムからの無効量を集め、RO
S 17/2細胞でGFAを示す両分をプールし、凍結
乾燥した。
イオン交換グロマ1〜グラブイーのために50mM酢酸
ナトリウム緩衝液(SAB)、PH=5−0を凍結乾燥
物質1 m (L / 1. 6 5mgタンパク質に
加えた。この混合液を1 0、000xgで15分間遠
心分離し、混合液中タンパク質約85%を含む沈降物を
捨てた。タンパク質0.4〜7.0mgを含む上清試料
をウォーターズ650  アドバンストプロティン ビ
ュリフイケーションシステム(ミリボア コーポレーシ
ョン、ミルフォード、MA)を用いるモノ−SHR51
5ファース1〜プロティン液体クロマ1へグラフィー(
FPLC)カチオン交換カラム(ファーマシア、アップ
サラ、スウェーデン)によりクロマ1−グラフィー処理
した。このカラムは3段階でi開始SABを用いてイソ
クラチカルに3分1isAB中0 1.OM NaCQ
を用いて30分線状勾配装ii S A B中1.0M
NaCQを用いて7分、流速1mfl/分でポンプで送
った。
画分1mQを集め、タンパク質約30ngを含む試料を
GFAに対して検定した。各両分の結果はタンパク質を
充填せずに同じ操作でカラムから得られた対応する画分
からなるペアの対照試料の%として表わした。
逆 クロマトグラフィー GFAを示す複数のイオン交換実験からの両分をプール
し、推定全タンバク質含有量i8μgを含む3.2mQ
をCI / C8ProRPCHR5/ 2 F P 
L C逆相カラム(ファーマシア、アップサラ、スウェ
ーデン)に充填した。
この方ラムを0.1%トリフルオロアセテート(TFA
)を含む0〜100%アセトニトリル勾配を用いて流速
0.5mQ/分で溶離した。
各々0.5mflの両分を集め、スピードバク(Spe
edvac)コンセントレータ−(サノベント(Sav
ant)、ファーミングデイル(Farmjngdal
e)NY)で乾燥した。これの前に各両分の10μQア
リコートを別々に乾燥しPBSに再溶解し、GFAを検
定した。
ヱ主ス遺髪医抜定 GFAを示す逆相カラムから回収された両分をプールし
、タンパク質〜30ngを含む試料をオンラインP T
 H分析計、モデル12OA を備えた気相プロティン
シークエンサーモデル470Aでアミノ酸配列決定用の
自動エドマン分解にかけたくアプライドバイオシステム
入社、ホスターシティ−1CA) 、。
叉乞パ久ヌ1玉遣− 」二連の通りタンパク質を定量した(実施例1)。
結果 逆相クロマトグラフィー 逆相クロマトグラフィーの溶離を第1図に示す。タンパ
ク質を2本の小さなピーク(溶離時間27分、36分)
及び1本の大きなピーク(溶離時間45分)で回収した
。〜27%アセトニトリルに対応する溶離時間19〜2
2分後にGFAの大きなピークを回収した。
マイトジェン有効画分で回収したタンパク質のアミノ酸
配列(溶離時間19〜22分、第2図)は14残基ペプ
チド、分子量1523を示した。この調製物中細の混入
ペプチドの存在は証明されなかった。配列は表Aに示さ
れる。
実施例4 合成OGPの生物活性 材料 t−B o c−G Q y  OCH2−Pam樹脂
、N−Boa保護アミノ酸誘導体、N、Nジシクロへキ
シルカルボジイミド(DDC)、1−ヒドロキシベンゾ
トリアゾール(HOBT)、ジイソプロピルエチルアミ
ン(DIEA)、トリプルオロ酢酸(TFA) 、N、
Nジメチルホルムアミド(DMF)及びジクロロメタン
(DCM)はアプライドバイオシステム入社(ホスター
シティ−1CA)から入手した。
フッ化水素(HF)はマテソン(Matheson )
(セカクス、NJ)、p−クレゾールはアルドリッヒケ
ミカル社(ミルウォーキー、WI)、セファデックスG
15Fはファーマシア(アップサラ、スウェーデン)か
ら購入したeF−10(Ii A M )培地(栄養素
混合物)及びカナマイシンスルフェートはグランドアイ
ランドバイオロジカル(グランドアイランド、NY)か
ら入手し、ウシ胎児血清(FBS)はポリサイエンシズ
社(ウオーリントン、PA)から入手した。体重240
〜260gの雄のスプラグ−ダウレイラットはタコニッ
クファーム、NYから入手した。アクロマイシン(テト
ラサイクリン塩酸塩)はレダリー(Lederle) 
(パールリバー、NY) 、テラマイシン(オキシナ1
ヘラサイクリン)はローリノジーファイザー(Roer
jg−Pfizer) にューヨーク、NY)から人手
した。メチルメタアクリレート包埋樹脂成分は ノイッ
シャーサイエンティフィック(フェアローン、N 、7
 )の生成物である。
方法 合成OGP (sOGP)の調製 5OGPはアプライドバイオシステムスモデル430A
自動ペプチドシンセサイザー(アプライドバイオシステ
ム入社、ホスターシティ−CA)を用いてメリフィール
ド(1969年)Adv、 Enzymol、第32巻
、22】頁の固相法によって合成した。この合成は0.
5ミリモルのt−B o c −G Q y −OCH
2−Pam樹脂(1%架橋、0.78ミリモル/g)で
行なった。アミノ酸誘導体はt−ブチルオキシカルボニ
ル(Boc)基でα−アミノ官能基を保護した。側鎖の
保護はArg(Tos)、Lys(2−CQ−Z)、T
yr(2−Br−Z)及びTh r (0−B z Q
)とした。A r g及びGQnのBoc保護誘遵体の
カップリングはコニグ(Konig) W、及びゲイガ
ー(Geiger)R(19’70年) 、Chem、
 Ber、第103巻、788頁のDCC−HOBT法
による。他の全てのアミノ酸誘導体はハゲマイア(Ha
ge−maier) H及びフランクH(1972年)
、ホップーセイラーのZ、 Physiol、 Che
m、第353巻、1973年のDCC仲介プレフォーム
シンメトリカルアンドヒドリド法により結合した。各ア
ミノ酸残基のカップリングは2回繰り返した。閉塞アミ
ノ末端はDCM中60%TFAで処理して脱保護した。
側鎖を脱保護し、ペプチドはHF方法を用いて樹脂(樹
脂結合ペプチド2.7g)から分離し、この場合アニソ
ール4IIlΩと液体HF36mQの混合液を0℃で7
5分間用いた。粗合成ペプチドは50%(容量/容量)
酢酸水溶液で溶離されるセファデックス015F3X3
5cmカラムにより部分精製した。次にプレパり100
0モジユール(ミリボア コーポレーション、ミルホー
ド、MA)を備えたウォーターズデルタプレプ3000
高圧液体クロマトグラフィー装置により精製を達成した
カートリッジは0゜1%TFAを含む 5〜33.5%
アセトニトリル勾配を用いて流速1oOmQ/分でポン
プで送った。
骨について5OGPの生体内効果 PBS中s OG P溶液を尾静脈より毎日、8日間で
100μQ/日/ラットをラットに投与した。対照動物
にはPBS単独又は逆配列5OGPを有するペプチドを
投与した。これらのラットにテトラサイクリンで2回、
2日と8日に6 m gアクロマイシン及びテラマイシ
ン(水中)を各々筋肉注射して標識した。
これらのラットの頚部を脱臼して犠牲にし、脛骨を分離
し、70%エタノールで固定した。
次にこの標本を脱水し、メチルメタクリレートに包埋し
、脱石灰化されてなく染色されていない切片10μmを
蛍光顕微鏡にかけた。
マギスカン相互作用像アナライザー(ジョイスーレブル
(Joyce−Loebl)、ガテスヘッド(Gate
shead ) U K )に接続したSITビデオカ
メラ(デージ−MTI、ミシガンシティーIN)を備え
たミクロホトエピフルオレッセント ミクロスコープに
コン、日本)の480nmフルオレセインフィルターを
用いて蛍光像を記録した。皮質−骨内膜面及び隣接骨幹
端出柱面の測定は×550倍のアナライザースクリーン
で行なった。二重標識の分離は1.0個の顕微鏡視野の
二重標識全ゾーン中ライン中央の間の複数測定値の平均
として測定した。鉱質付着率(MAR)は標識間の時間
の1日当りのミクロメーターとして示した。
結果 5OGPを8匹に静脈注射すると脛骨の皮質−骨内膜及
び骨幹端小柱両面はMARの増加を示した(第2図)。
有効用量範囲は0.1〜30ng/ラッ1〜/日であっ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は陽イオン交換クロマトグラフィーによって得ら
れたGFAのC1/C8逆相クロマトグラフィーを示す
。実線はRO817/2細胞培養液に於けるDNA合成
率を示す。データは3回の培養からの平均nI数/分で
ある。ピーク領域の全画分並びに他の全データ点は平均
のSD<1.0%であった。点線はタンパク質含有量を
示す。 第2図はラット脛骨の皮質骨内膜(a)及び骨幹端小柱
(b)面の鉱質付着率(MAR)について5OGPの効
果を示す。データは4匹(1,00p gと300py
群)又は5匹(他の群)のラットの1匹当り1脛骨の測
定値平均±SDである。 5OGPV:V埴(p9/ラット/ ]月FIG、 2
a sOGPン1J7it (p9 /  ラット/  日
 )FIG、 2b 手続補正書 平成2年5月22日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、分子量約500〜2600を有し、 骨芽細胞に刺激作用し、生体内で骨形成する生化学的に
    純粋なポリペプチド(OGP)。 2、表Aに示されるアミノ酸配列に関して少なくとも約
    40%保存されたアミノ酸配列を有する請求項1記載の
    ポリペプチド。 3、表Aに示されるものと実質的に同じアミノ酸配列を
    有する請求項2記載のポリペプチド。 4、再生骨髄に見い出される請求項1記載のポリペプチ
    ド。 5、各々が骨芽細胞に刺激作用し、生体内で骨形成する 【アミノ酸配列があります】 又はその保存性置換体の一部アミノ酸配列を有する1種
    以上のポリペプチドを包含している骨形成成長ポリペプ
    チド。 6、配列が請求項5記載のポリペプチドである6個以上
    のアミノ酸を有する小ペプチドを包含している請求項5
    記載の骨形成成長ポリペプチドフラグメント。 7、再生骨髄から生化学デブリを含まないポリペプチド
    を分離することを特徴とする請求項1記載の骨形成成長
    ポリペプチドの製造方法。 8、請求項1記載のポリペプチドの治療上有効な量を哺
    乳動物に投与することを特徴とする哺乳動物の骨形成を
    増大させる方法。 9、(a)分子を請求項1記載のポリペプチドと接触さ
    せ (b)骨芽細胞についての作用及び生体内骨形成を分子
    を存在させないときの作用に比べて測定する ことを特徴とする骨芽細胞に刺激作用し、生体内で骨形
    成する分子の同定方法。 10、請求項1記載のポリペプチドの治療上有効な量及
    び医薬的に使用し得る担体を包含している骨形成を増大
    させるための医薬組成物。
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