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JPH02270844A - エチレン性不飽和の共重合可能な感放射線性有機化合物およびその製造法 - Google Patents

エチレン性不飽和の共重合可能な感放射線性有機化合物およびその製造法

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Publication number
JPH02270844A
JPH02270844A JP1332996A JP33299689A JPH02270844A JP H02270844 A JPH02270844 A JP H02270844A JP 1332996 A JP1332996 A JP 1332996A JP 33299689 A JP33299689 A JP 33299689A JP H02270844 A JPH02270844 A JP H02270844A
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JP
Japan
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group
alkyl
carbon atoms
atom
aryl
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JP1332996A
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Andreas Boettcher
アンドレアス、ベッチャー
Gerd Rehmer
ゲルト、レーマー
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BASF SE
Original Assignee
BASF SE
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Publication date
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Publication of JP2925200B2 publication Critical patent/JP2925200B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G65/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule
    • C08G65/02Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from cyclic ethers by opening of the heterocyclic ring
    • C08G65/32Polymers modified by chemical after-treatment
    • C08G65/329Polymers modified by chemical after-treatment with organic compounds
    • C08G65/331Polymers modified by chemical after-treatment with organic compounds containing oxygen
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/027Non-macromolecular photopolymerisable compounds having carbon-to-carbon double bonds, e.g. ethylenic compounds

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業−にの利用分野 本発明は、新規種類のエチレン性不飽和の感放射線性フ
ェノン誘導体およびその製造法に関する。
従来の技術 感U■光性アセトフェノンおよびペンゾフェ/ンは、屡
々、所謂外部開始剤として感放射線性重合体に添加され
ている(例えば、G、 Li Hassi、J、  R
ad、  Cur、 1−j 、 ] 8(] 987
))。しかし、一般にこのような作業法は、必ずしも完
全には満足できるものではない。それというのも、重合
体との混合後に認容性、分配の均一性、揮発性、臭い、
17+’性、添加剤の滲出および移動の問題が起こり、
これらの問題は、屡々、望ましくない早期の不均一の反
応をまねくからである。更に、実際の露光過程の場合に
は、低い開始剤有効濃度のために僅かな反応性が観察さ
れ、ならびに露光後に一連の支障ある副反応が観察され
る。
記載した問題は一部か、感放射線性開始剤を単量体と、
常法により共重合し、すなわち重合体鎖中に導入するこ
とにより解決することかできることは、公知である。感
放射線性光開始剤は、原1「合体に対して固定基(^n
kcrgruppc)、所謂スペーサーと関連する。史
に、スペーサーは、開始剤の光化学的挙動に対する原1
F合体の影響を減少させるために使用される。
従って、共Φ合可能な開始剤は、原理的に次の構造を有
する・  − 反応式I 米国特許第32+/1492号明細書、同第3/I 2
9852吋明細書、同第36228/l 8−号明細−
1および同第1130/1895シじ明細:12には、
アクリルAキン基またはメタクリルオキン基て1iV1
″換されたアセトフェノン誘導体およびペンシフJ、ノ
ン誘導体、例えば が記載されている。該誘導体は、エチレンまたは別のビ
ニル単量体と共重合されていてもよい。この場合には、
例えば熱斐形後に照射によって硬化される重合体が生じ
る。反応式■の型の範囲内で、この感放射線性単量体の
場合に、反応性二重結合と開始剤は、スペーサーとして
のカルボニルオキシ基によって分離される。光化学的視
点から見て、この化合物は、殆ど重要ではない。それと
いうのも、アクリロイル置換基は、なお極めて強く開始
剤断片の長波長の吸収に影響を及ぼすからである。
同様に、このことは、共重合可能なアセトフェノンアク
リレート の場合にもドイツ連邦共和国特許出願公開第35346
45号明細書の記載から観察することができ、この場合
この光反応性は、カルボニル基に対してα−位の炭素原
子について反応性のアクリレート基の狭すぎるカップリ
ングによって減少される。この挙動の原因は、光化学的
に開始されたα−分割の場合にベンゾイル基とともに他
の僅かにのみ反応性のラジカルが形成されることに認め
ることができる。
共重合可能な開始剤の光化学的活性を基体に比較して本
質的に減少させないために、光開始剤部分の反応性二重
結合は、共鳴状態で誘導的に分離しなければならない。
2−アクリロイル−チオキサントン の場合(Eur、 Po1yn+、 J、  2.3,
985 (I987))、この分離は、なお完全には成
功していない。メチルメタクリレートとの共重合体は、
2−ヒドロキシチオ牛サントンの場合よりも僅かな反応
性である。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第2818763号明細
書に記載された4−(4′−ビニルベンジルオキシ)ベ
ンゾフェノン: の場合、スチリルベンジルオキシ基は、良好ナスペーサ
−であることが判明している。
ウー・ラニー・べ一社(tlcB)の市販製品の“ウベ
クリル(Uvccryl@)”: υ の場合、4個のエチレンオキシ中位からなる特に長いス
ペーサーは、アクリルオキシ基のベンゾフェノンを分離
する。
このウー・ラニー・べ一社(UCB)の例えばテクニカ
ル・ブリティン(Technical Bulleti
n)2480/885 (I985)またはNew P
o1yta、 Mat、1.63 (I987)に記載
の化合物は、光重合体の場合に被覆材料に使用すること
ができる。この合成は費用がかかり、この生成物は光化
学的に適度にのみ反応性である。それというのも、スペ
ーサーは長ずざるからである。
スペーサー中への官能基の導入は、この官能基がアルキ
レンオキシ基によって互いに分離されている場合には、
発色団の光化学的挙動に非本質的にのみ影響を及ぼす。
ヤ!: で示される欧州特許出願公開第279475号明細書に
記載のベンゾフェノン誘導体は、そのための例である。
すなわち、」―記の公知技術水準によれば、エーテル基
またはエステル基は、スペーサーの成分である(反応式
■)。
反応式■ 光化学的に励起されたアセトフェノン断片もしくはベン
ゾフェノン断片に対する置換基とし−Cのスペーサーの
影響および機能を考慮することにより、新規のスペーサ
ーの反応式が達成される。すなわち、例えば構造に基づ
いて安定作用または脱安定作用を有することができるス
ペ−サーを考えることができる。
殊に、型: 反応式■ で示されるカルバモイル置換されたベンゾフェノンは、
前記の視点によれば、1つの重要な物質種である。米国
特許第3322818号明細書には、アリル置換された
かもしくはメタリル置換されたカルバモイルベンゾフェ
ノンが記載されている。しかし、このベンゾフェノンは
、殺菌剤としてのみ適当である(反応式1v参照)。
開始剤    スペーサー 二重結合 反応式■ 共重合には、アリル基もしくはメタリル基は不適当であ
る。従って、このペンゾイルフJニルーアリルーカルバ
メートは、重合体分野で実際には重要なものではない。
しかし、極めて長いスペサーを有する光化学的に殆ど反
応しない新規のLvJ量体は、英国特許第210072
2号明細書に記載されている。
最後に、ドイツ連邦共和国特許出願公開第382046
3号明細書には、4り(反応式V)。
で示される単量体が主張されており、この(p−m体は
、特に反応性であり、かつ有利にヒドロキシ芳香族化合
物および(メタ)アクリロイルアルキルインシアネート
から得ることができる。しかし、例えば 本発明の課題は、容易に人りすることが−Cきかつ光開
始剤部分に最適であるようにa151節されり7. ヘ
−サ−ヲ(fする、例えばアセトフェノン誘導体、ベン
シフ、ノン誘導体またはチオキ号ントン誘導体のような
エチレン性不飽和の感放射線性フェノン誘導体を提示す
ることである。
FIvなる使用分野にとって一連のアセトフェノンカー
ボネートもしくはヘンゾフェノンカーホ不−1・は、公
知である。
グリセオフルビンの全合成の場合(八C,Day他、 
 J、Chem、Soc、j−−−%fji、4067
)には、化合物 は、前駆物質として使用される。[−1記J1すの整理
学的にIr!要なカーボ不−1・の1mの例は、ジャー
ナル・オブ・ザ・ケミカル・ソサイエティ(J、 Ch
cm、soc、c l 969 、  l 721 :
同+’r + 970.392.テトラヘドロン・レタ
ーズ(I(!L r al+edron 1.ctL、
 3−−−97.9 、 4363およびオランダ国特
許第7008636号明細+J、(に記載されている。
除草剤としては、特開昭54−002323号公報およ
び特開昭57−18 ] 001号公報の、?i:! 
1iftによれば、ハロゲン化ペンゾフェノンノJ−ボ
ネート が作用をイfする。
これとは異なり、べ/シフ、ノン基体の場合\ に 0=0に対して0位で少なくとも1つのOl(/ 基を導入する場合には、UV安定剤の種類に到達する。
カーボネート基に関しては、次の例に認めることができ
るように、屡々、発色団・(米国時1;1第39818
22 zじ明細、1;、同第41153’lFt’;明
細、+7、同第4174321シ」明細書参照)または
ソ連国特許第352883号明細書、ソ連国第4916
61 弓明細占または特開昭58159/16(I5公
報および特開昭61−130362号公報に記載されて
いるようにUV吸収性を有する他の構造要素かヘンゾフ
ユノンに関連する。
最後に、光重合のために、時開+1r46122800
7号公報に記載された、共重合不jrJ能なベンジルン
メチルケタール モシ(はベンゾインモノメチルエーテルが1:、張され
ている。
すなわち、従来は、共申合をIIJ能にする官能基を自
しない、アルキル置換およびアリール置換されtこアセ
トツー丁ノノノノーボ不−トお、1ひへンゾフェノンカ
ーボネートのみが公知であった発明が解決しようとする
課題 本発明の課題は、ルリ: 反応式■ で示される共重合可能なフグノン誘導体を提供すること
である。
課題を解決するための1段 本発明の対象は、−・般式(I): 1式、中、 1<は1〜/1個の炭素原J−をイfする直鎖状アルキ
ルノ^、特にメチル基、エチル基、n−プロピル基、3
または11個の炭素原子をイJ゛する場合によっては置
換された分枝に1状アルキル基、例えばイソプロピルJ
、I; 、第2ヒドロキシルイソプロビル基、第2ジメ
チルアミノピロピル基、第2モルホリノプロピル基、第
三ブチル基、アリール基、例えばフェニル基、トリル基
もしくはナフチル基または基R1を表わし、 (但し、基R2〜RGは互いに同一かまたは異なり、H
原子、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基、メチル
基、エチル基、ロープロピル基、イソプロピル基、第三
ブチル基、フェニル基、C11基、OCH3基、0C7
H5基、S H基、S CH3基、5C2)Is基、F
原子、C1原子、Br原子、CN基、COOH基、アル
キルが1〜17個の炭素原子を有するC00アルキル基
、COOアリール基、CF3基、アルキルが1〜4個の
炭素原子を有するN(アルキル)2基、アルキルが1〜
4個の炭素原子を有するN(アルキル)(アリール)基
、N(アリール)2基、アルキルが1〜4個の炭素原子
を有するNad(アルキル)3AO基、アルキルが1〜
4個の炭素原子を何するN町I(アルキル)2A e基
を表わし、Al1は酸の陰イオン、例えばCI?、5O
42e−P O430、アセテートθ、BF4θ、CF
3SO3θ、SbF6θ、Δ5F60、ppsoを表わ
し、基R2〜R1iの少なくとも1個、最大で3個は、
基: を表わし、 Xは場合によっては置換された2価のアルキレン基−(
CI(2)■−1基: mは1〜10であり、 R′およびR′は互いに同一かまたは異なり、アリール
基、例えばフェニル基、CI〜C4−アルキル基、II
原子、C00H基、COOCH3基、C00C211S
基を表わすか、mが1〜10であるベルフルオル化され
たアルキレン基−(CF z)m−1特にベルフルオル
エチレン基、nが1〜5でありかつpが1〜5である、
オキサアルキレン基−(CH2)n−0−(C)I 2
)p−1特にnもpも2であるオキサアルキレン基、す
なわち−C2H4−0−C2+r 4−1ns pがそ
れぞれ1〜5である型: −(CF ?)n−0−(C
F 2)p−のベルフルオル化されたオキサアルキレン
基、例えばテトラフルオルエチレン基を表わすか、相仔
に少なくとも1個の−CH2−1−CF 2−もしくは
−CH2−CH(CH:l)−基により結合されている
場合によってはベルフルオル化された、2〜20個の酸
素原子を有するポリオキサアルキレン基を表わすか、m
が1〜10でありかつnが1〜10である型: −(C
II 2)s−0−CO−0−(Ctl 2)n−1−
(CHz)n−0−CO−N H−(CIf t)1−
1−(C112)Il−N H−CO−0−(CII 
2)II−1−(Ctl 2)1CO−O−(CH2)
n−もしくは−(CHt)m−0−CO−(CH2)n
−のアルキレン基を表わすか、場合によっては1〜4個
の炭素原子を有するアルキル基、例えばメチル基、エチ
ル基、n−プロピル基、イソブクビル基、OH基、OC
83基、0C285基、S H基、S CHa基、5C
2JI5基1、CI原子、F原子、N(アルキル)2基
もしくはN(CI−(3)CG+(5で0−位、m−位
および/またはp−位で置換されたフェニレン基、また
は5〜10個の炭素原子を有するシクロアルキレン基、
例えば/クロヘキ/レン基、シクロアルキレン基を表わ
すか、または6〜12個の炭素原子を有する(ビス)メ
チレンシクロアルキレン基ヲ表わし、 Yはl]原子、1〜6個の炭素原子を有するアルキル基
またはフェニル基を表わし、 ZはO原子またはNY基を表わすものとする)を表わす
か、または Rがアリール基を表わす場合には、基R2またはR6の
一方は、アリール基Rがオルト位でR1と結合されてい
る硫黄原子を表わすことができ、かつ例えばチオキサン
トン−イル基を生じるJで示されるエチレン性不飽和の
共重合可能な感放射線性有機化合物である。
意外なことに、本発明による化合物は、254〜400
nmの短波長ないし長波長のUV領域内で特に高い光化
学的反応性を示し、ならびに良好な貯蔵安定性を示す。
本発明のもう1つの課題は、少なくとも1個のアクリレ
ート基もしくはメタクリレ−1・基を有する新規種の感
放射線性アセトフェノンカーボネート、ペンゾフェノン
カーボ不−1・およびチオキサントンカーボネートを提
供することにある。
共重合可能な末端基なしのアリ−カーボネートの合成は
、公知である(特開昭59−001438号明細書、特
開昭59−170033弓゛明細書)。概要は、次のも
のに十分に記載されている:a)ツーベン−ワイル(I
louban−貰eyl)、メトーデン・デア・オルガ
ニッシェン・ヒエミー (Mcthoden der 
Organischen Chemic)、第8巻、第
75頁、第101〜107頁、テイーメ社(Thien
+e)刊、1952、b)カーク−オスマー(Kirk
−OLhlIer)、エンサイクロペディア・オブ・ケ
ミカル・テクノロジー(Encyclopedia 。
r Chemical Technology)、第4
巻、第758〜771頁、ジョン ウィリー社(Joh
n Yiley)刊、+978およびC)ウルマンズ・
エンサイクロペディア・オブ・インダストリアル・ケミ
ス ト リ −  (旧 1mann’s   Enc
yclopedia  or   1ndustria
l CheIIistry)、第A5巻、第197〜2
02頁、7 s、 7 ラーク社(Varlag)刊、
+986゜カーボネートの重要な製出方法は、炭酸エス
テルクロリドとアルコールとの反応である。この方法は
、詳細にはツーベン−ワイル(Houben4eyl)
、第8巻(]−掲参照)およびドイツ連邦共和国特許第
1080546号明細書ならびにザ・ジャーナル・オブ
・オーガニ・ツク・ケミストリ −  (J、 Org
、 Che Il、  ) 、  −26、5119(
I961)に記載されている。炭酸エステルは、アルコ
ールとクロル基炭酸エステルとをモル比1:1で溶剤な
しにかまたは溶剤としての過剰のアルコール中で相互に
反応させることにより、良好ないし極めて良好な収率で
生成される。アルコールもしくはフェノールおよび/ま
たはクロル炭酸エステルが固体として存在する場合には
、非プロトン性溶剤、例えばジクロメタン、ジクロエタ
ン、アセトニトリル、ドルオール、キンロール等が使用
される。
請求項J記載の化合物の合成には、原理的に2つの方法
が開示されている(反応式■):出発物質として必要な
ヒドロキシアセトフェノンおよびヒドロキシベンゾフェ
ノンは、自体公知の方法により得ることができる。すな
わち、例えば4−ヒドロキシベンゾフェノンは、フェノ
ールをニトロペンゾール中の塩化ベンゾイルでAlCl
3またはTiCl4の存在下にフリーデル−クラフッ−
アシル化すること(Houben−Weyl7 / 2
 a 、第186頁)によるかまたは異性体なしで4−
ヒドロキシ−ジフェニルメタンを5.6−ジクロル−2
,3−ジシアン−p−ベンゾキノンで酸化すること(H
ouben−Weyl7 / 2 a +第681頁)
によって約90%の収率で得られる。
アミノ置換ベンゾフェノン、例えば2=ベンゾイル−2
−(ジメチルアミノ)−1−(4−ヒドロキシフェニル
)−ブタン−1−オンまたは1−(4−ヒドロキシフェ
ニル)−2−メチル−2−モルホリノ−プロパン−1−
オンは、欧州特許出願公開第284561号明細書およ
び欧州特許出願公開第117233号明細書に記載され
ている。
2−ヒドロキシチオキサントンは、英国特許第2108
487号明細書(+981)および英国特許第2108
979号明細書(I982)に記載の方法によりチオサ
リチル酸およびフェノールから製出することができる。
−一般式(Illb)の芳香族クロルホルメート(J、
Prakt、Ches、31.4,331  (I97
1) 、同書、317,62.73.81 (I975
)参照)は、置換フェノール、例えば4−クロル−5′
−フルオル− −クロル−4′ーヒドロキシベンゾフエノン、2。
4−ジヒドロキシベンゾフェノン、、4.4’−ジヒド
ロキシベンゾフェノン、4−フルオル−4′ーヒドロキ
シベンゾフエノン、2−ヒドロキシベンゾフェノン、4
−ヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メ
トキシベンゾフェノン、2.3.4−1−リヒドロキシ
ーペンゾフェノン、2−ヒドロキシ−チオキサントン、
3−ヒドロキシ−チオキサントン、(4−ヒドロキシフ
ェニル)−2−ヒドロキシ−2−プロピルケトン(ドイ
ツ連邦共和国特許出願公開第3534645号明細書)
から、刊行物に公知の標準法に応じて、ホスゲン、例え
ばツーベン−ワイル(Houben−Weyl)、メト
ーデン・デア・オルガニッシェン・ヒエミ ー (  
Methoden  der  Organische
n  Chemie) 、 第8巻、ティーメ社( T
hieme)刊、1952参照、トリクロルメチルクロ
ルホルメート(ジホスゲン)、ジャーナル・フユア・プ
ラクテッシエ・  ヒ エ ミ ー (J.  Pra
kt.  Che 11.  ) 、  」−〜じ26
  、  2  1  0(I930)、同書、13B
、233 (I930)、ケミカル・アブストラクツ(
 Che@. Abstr、)、隻」−、81766、
ザ・ジャーナル、オン・オーガニック・ケミストリー(
 J. Org. Che鵬.)、u−、715 (I
985) 、ザ・ジャーナル・オン・オーガニック・ケ
ミストリー(J.Org。
Chew. )、4 !−、2070 (I976) 
、アンゲヴアンテ・ヒエミー(Angew. Chew
. )、8−5−、267 N977)参照、結晶性ト
リホスゲン、アンゲヴアンテ・ヒエミー(Angew.
 Chew, )、旦β−、922 (I987)参照
、N,N’−カルボニルジイミダゾールまたはN,N’
−カルボニルジーs−トリアゾール(Fiescrj、
 I l 6 (] 967))を用いてホスゲン化す
ることによって良好な収率で得ることができる。
ホスゲン化に対して選択的な方法、例えばクロル炭酸エ
ステルとの反応を使用することに関しては、“メルク・
フンタクテ(Mcrck Kontakte)”」−グ
jト」□(I)、第14〜18頁、の報告書に記載され
ている。
ヒドロキンアルキレン(メタ)アクリレートおよびヒド
ロキンアルキレン(メタ)アクリルアミドは、適当なα
、ω−アルカンジオールもしくはアミノアルコール、例
えば1,2−エタン−11゜3−プロパン 、1,2 
ブタン−11,4−ブタン−1l、5−ペンタン 、1
,6−ヘキサンシオールー、1.4−シクロヘキサンジ
オール、1.2−シクロヘキサンジオール、エタノール
アミン、p−ヒドロキンアニリンまたはジオール、例え
ばポリテトラヒドロフラン、ポリエチレンオキンド、ポ
リプロピレンオキシドを、アクリル酸およびメタクリル
酸の酸クロリド、エステルもしくは無水物でアシル化す
るかまたはエステル化することによって生成される。最
も重要なのは、エステル交換反応である。エステル交換
のためには、例えばアクリル酸メチルエステル、アクリ
ル酸エチルエステル、アクリル酸−n−メチルエステル
、メタクリル酸メチルエステル、メタクリル酸エチルエ
ステル、メタクリル酸プロピルエステル、メタクリル酸
−n−ブチルエステルおよびメタクリル酸−第三ブチル
エステルが使用される。この方法を実際に実施する場合
には、アクリル酸エステルまたはメタクリル酸エステル
は、不足量または特に過剰量で使用することができる。
一般に、ジオールに対して1〜1.5倍のモル量のアク
リル酸またはメタクリル酸エステルが使用され、この場
合1.5倍〜5倍量の過剰量は、ジアクリμ−1・含量
を最少に維持するために特に回避すべきである。付加的
に、反応混合物は、なお溶剤、例えばペンゾール、ドル
オール、0 キジロール、m−キジロール、p−キジロ
ール、ドルオール、キンロール、クロルベンゾール、ジ
オキサン、ンクロヘ牛サン、rl−ヘプタン、n−オク
タン、n ノナンまたはn−デカンを含有していてもよ
い。
−・般に、ニステラ交換「程の場合には、エステル交換
に常用の触媒が使用される。このような触媒としては、
例えばアルカリ金属アルコラード、例えばナトリウムメ
チラート、ナトリウムエチラート、ナトリウムプロピラ
ード、リチウムメチラートおよび特にチタン、錫および
ジルコニウムの化合物がこれに該当する。例えば、チタ
ンテトラメチラート、チタンテトラエチラート、チタン
テトラエチラート、チタンテトラブチラード、ジブチル
錫オキシド、ジブチル錫ジラウレート、ジメトキシジブ
チル錫およびジルコニウムペンタン−2,/I−ジオ不
−トカ挙げられる。
触媒の量は、屡々、ジオール1モルあたす触媒0.00
05〜0.5モル、特に0.001〜002モルの範囲
内にある。エステル交P)−の場合には、一般に50〜
150℃、特に80〜120℃の温度で反応混合物の沸
騰下に作業され、この場合エステル交換の際に遊離した
アルカノールは、場合によってはアクリル酸エステルま
たはメタクリル酸エステルの含量と一緒に共沸混合物と
して反応混合物から留去される。
エステル交換反応の実施後に、過剰のアクリル酸エステ
ルまたはメタクリル酸エステルおよび場合によっては溶
剤は、例えば有利に減圧下に反応混合物を蒸留すること
によって分離することができる。必要に応じて、得られ
たモノヒドロキンアルキレン−(メタ)アクリル酸エス
テルは、例えば減圧下での蒸留、抽出または結晶化によ
って精製することができる。しかし、エステル交換段階
の反応生成物は、後精製なしにまたは場合によっては触
媒もしくはその塩の分離後に加水分解および濾過によっ
て処理の直ぐ次の上程に供給することもできる。
アルキル化を(メタ)アクリル酸無水物を用いて実施す
る場合には、抽出物は、有利に化学量論的に使用される
。一般に、80〜140℃、特に90〜110℃の温度
で作業される。触媒としては、なかんずく酸、殊に濃硫
酸が当てはまり、これは、0.1〜2モル%の晴で使用
される。触媒および(メタ)アクリル酸を、例えば水性
塩基、例えば炭酸ナトリウム水溶液または希薄な苛性ソ
ーダ水溶液での中和によっ゛C分離した後、粗製生成物
は、場合によっては例えば硫酸ナトリウムまたは硫酸マ
グネシウムでの乾燥後に後精製なしに直ぐ次の工程で使
用することができる。
α、β−モノオレフィン性不飽和反応成分のLJ期の重
合を阻止するために、反応混合物には、特に常用の安定
剤が添加される。このような添加剤としては、例えばヒ
ドロキノン、ヒドロキ・ノンモノメチルエーテル、2.
6−ジー第三ブチル−4−メチルフェノール、パラ−ニ
トロンフェノールおよび/またはフェノチアジンがこれ
に該当する。更に、アシル化の間に酸素または空気を反
応混合物に導通させることは、極めて好ましいことであ
ることが判明した。
ヒトτ、Jキンアルキルモノビニルエーテルもしくはヒ
ドロキシアルキレンモノビニルエーテルは、ユストウス
・リービッヒス・アナーレン・デ゛r−ヒエミー(Li
cbigs Ann、 Chcm、 ) 6−0−1.
81  (I956)に記載の方法により良好な収率で
十分に得ることができる。
次の本発明により使用11J能な(メタ)アクリレート
、(メタ)アクリルアミドおよびヒドロキシアル牛ルビ
ニルエーテルが例示的に記載される伺− ◇OCH2−C)−CH2−OH ヒドロキ/アセトフJツノ、ヒドロキノベンゾフェノン
もしくはヒドロキシチオキサノトンの変換のためには、
一般に相応するω−(メタ)アクリロイルオキ/アルキ
ル りロロポルメ−1・が必要とされる。このクロロホ
ルメートは、例えばヨーロノピアン・ポリマー・ジ丁−
ナル(I7ur、 Polym、 J、 )、−L 、
;、−1205(I078)。
ジャーナル・オブ・ポリマー・サイエンス(J。
Polym、 Sci、 )、ポリマー・ンンボジア(
Po l ym、 Symp、 )、β」−541(I
979);ビュルテ・デ・ソンエテ・シミク・ベルシュ
(Bul 1. Soc、 C,himBelg、)、
実−β、+59 (+98/I)の記載のように刊行物
に公知の方法により、イf利に良好な収率で製出するこ
とができる。
意外なことに、本発明によるアセ!−フェノン誘導体お
よびベンゾフェノン誘専体ならびにチオキサノt・ン誘
導体は、反応式■に記載の方法△および■3により、容
易に極めて良好な収率て得ることができる。このことは
、殊に(メタ)アクリレート成分もしくはビニルエーテ
ル成分の反応性および二官能性に関連して予想できない
ことであった。それというのも、数多くの種々の反応生
成物を考えることができるからである。方法AおよびI
3は、中性の条件下で得るのが困難で毒性のインシアネ
ートを使用するような、ドイツ連邦共和国特許出願公開
第3820463号明細書に記載の変法とも区別される
この方法Aおよび■3は、公知技術水準(lloube
n4eyl、第8巻、第75頁、第1O1〜107頁参
照)と比較して経済的であり、効果的であり、かつ使用
物質の二官能性に関連して新規種である。
更に、本発明の対象は、一般式(IIa)または(II
b): (U a)         (II b)[式中、 X、YおよびZはそれぞれ前記のものを表わし、 Bは基トシレート、1〜5個の炭素原子をイfするアル
コキシ、ハロゲン、例えばCI、Br、クロルカルボニ
ル、イミダゾリル、ピラゾリル、アンモニウム−、ピリ
ジニウム−、ホスホニウム−、スルホニウム陽イオンの
1個を表わす、」で示される化合物、有利に例えば2−
(アクリロイルエチル)−12−(メタクリロイルオキ
シエチル)クロル炭酸エステル、2−(メタクリロイル
オキシエチル)クロルグリオキシル酸エステル、(2−
(メタ)アクリロイルオキシエチル)−メチル−カーボ
ネートを、一般式(III a ):F!11 [式中、 R7は1〜/1個の炭素原子を有する直鎖状アルキル基
、3または4個の炭素原子を有する場合によっては置換
された分枝鎖状アルキル基を表わずか、アリール基を表
わすか、または基R1を表わし、 基](B、R12は互いに同一かまたは異なり、■4原
子、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基、フェニル
基、OH基、OCH3基、OC2H5基、S I(基、
S CH3基、5C7H5基、F原子、C1原子、Br
原子、CN基、COOH基、アルキルが1〜17個の炭
素原子を有するCOOアルキル基、COOアリール基、
CF3基、アルキルが1〜4個の炭素原子を有するN(
アルキル)2基、アルキルが1〜4個の炭素原子ヲ有す
るN(アルキル)(了り−ル)基、N(アリール)2基
、アルキルが1〜4個の炭素原子を有するNΦ(アルキ
ル)3八θ基、アルキルが1〜4個の炭素原子を有する
N@H(アルキル)2Aθ基を表わし、AOは酸、例え
ばCIeSSO42θ、■〕0430、アセテートθ、
BF4θ、CF35O3eSAsF6θ、SbF6θ、
PFI;”等の陰イオンを表わすか、または 基R8またはRI2の一方は、アリール基がオルト位で
R7と結合されている硫黄原子を表わすことができ、こ
の場合基R8〜)(+2の少なくとも1個はヒドロキシ
ル基を表わすコで示される化合物と、等モル比(場合に
よっては20%までの過剰量)でかまたは基RB、RI
2中のヒドロキシル基の数に相応してその2倍または3
倍のモル比で、場合によっては不活性溶剤または溶剤混
合物および塩基性触媒の存在下に0〜100℃の温度で
無水条件下で反応させることにより、一般式(I)の化
合物を製造する方法でる(方法B)。
更に、本発明の対象は、−・般式(fV a )または
(IVb): <IV a ’)        (IV b )[式
中、 X、Yおよび2はそれぞれ請求項1記載のものを表わす
]で示される化合物、有利に前記に例示的に記載した(
メタ)アクリレート、メタクリルアミドまたはヒドロキ
シアルキルビニルエーテルを、一般式(Illb): に11 [式中、 R7は1〜4個の炭素原子を有する直鎖状アルキル基、
特にメチル基、エチル基、ロープロピル基、3または4
個の炭素原子ををする場合によっては置換された分枝鎖
状アルキル基、例えばイソプロピル基、第二ヒドロキシ
イソプロピル基、第ニジメチルアミノプロピル基、第二
モルホリノプロピル基、第三ブチル基またはアリール基
、例えばフェニル基、トリル基もしくはナフチル基、特
にフェニル基を表わし、R8〜l(+2は互いに同一か
または異なり、H原子、1〜4個の炭素原子を有するア
ルキル基、例えばメチル基、エチル基、ロープロピル基
、イソプロピル基、第三ブチル基、フェニル基、OH基
、OCH3基、o C2HS基、S H基、s  c 
 u  3 〕人 、  SC7+1+、 ノ1(、+
;  +s:t  r  、  (〕 11皇 J’ 
、13 r bit I’、C〕N J、r、、、CO
O11基、アルキルが1〜17個の炭素原子を有するC
OOアル牛ルノλ、COOアリール基、C”、 I’ 
3基、アルキルが1〜4個の炭素原子を有するN(アル
キル)2基、アルキルが1〜4個の炭素原子を有するN
(アルキル)(アリール)基、N(アリール)2ノ人、
アルキルが1〜4個の炭素原子をイfするNO<アルキ
ル)3八〇基、アルキルが1〜4個の炭素原子を有する
NO1((アルキル)2八〇基を表わし、八〇は酸、例
えばCOO1SO420、pQ43e、アセテ−)!、
13F40、cF3so3o、A s F 6”、5b
F60、PI”Jio等のの陰イオンを表わすか、また
は 基R8またはR12の一方は、アリール基がオルト位で
R7と結合されている硫黄原子を表わし、この場合基R
8,RI2の少なくとも1個は型:B−Co−0の基: を表わし、 但し、Bは式(II a)および(Il b)に記載の
ものを表わす]で示される化合物と、等モル比(場合に
よっては10〜30%までの過剰量)でかまたは基R8
−R12中の基B −CO−0の数に相応してその2倍
または3倍のモル比で、湿分の遮断下に、場合によって
は不活性溶剤または溶剤混合物および塩基性触媒の存在
下に、0〜100℃の温度、特に20〜50℃で相互に
反応させることにより、一般式(I)の化合物を製造す
る方法である。
製造法に関しては、詳細には次のように実施することが
できる。
反応の際に使用されるクロルホルメートは、容易に求核
試薬と反応し、特に水とも反応する0従って、この反応
の場合には、乾燥した非ネ核的溶剤、例えばアセトニト
リル、ジクロルメタン、ジクロルエタン、THE、l−
ルオール、キジロール、クロルベンゾール、酢酸エステ
ル、クロロホルム等の使用による湿分遮断および場合に
よっては不活性ガス雰囲気、例えば窒素、アルゴンまた
は二酸化炭素の形成に注意すべきである。
一般に、化合物が反応温度で液状である場合に省略する
こともできる不活性溶剤中のヒドロキシ化合物の溶液ま
たは懸濁液は、0〜100℃の温度、特に10〜50℃
で、塩基性の非求核的アミン、特にトリエチルアミン、
4−ジメチルアミノピリジン、イミダゾール、■、4−
ジアザビシクロ[2,2,2]オクタン、1,5−ジア
ザビシクロ[/1.3.0]ノン−5−エン、1.8−
ジアザビシクロ[5,4,0’lウンデセ−7−エン、
ポリビニルピロリドン、N、N’−ジメチルプロピレン
尿素、N、N’−ジメチルエチレン尿素等の存在下に装
入される。次に、場合によっては不活性溶剤、例えばジ
クロルメタン、ジクロルエタン、アセトニトリル、ドル
オール、クロルベンゾール、キジロール等に溶解された
クロルホルミル化合物は、撹拌しながら上記の温度範囲
内で筒部される。この作業法は、特に大量のバッチに適
当である。
10〜40℃で1〜48時間、特に1〜20時間の後撹
拌の後、標準方法により濾過し、洗浄し、乾燥し、生成
物を再結晶、蒸留または抽出の後に単離する。
本発明による官能性化されたアセトフェノン、ベンゾフ
ェノンおよびチオキサントンは、放射線により硬化可能
な組成物に対して重合可能−な光開始剤としてかまたは
不飽和化合物と共重合可能な光開始剤として適当である
意外なことに、カーボネート基を備えた光開始剤は、一
定のスペーサー長さから出発し光化学的励起後に、例え
ばドイツ連邦共和国特許出願公開第3738567号明
細書の記載の誘導体の場合よりも反応性であることが判
明した。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第3820/163号明
細書に記載のカルバモイル誘導体とは5“シなり、カー
ボネートは、照射した重合体の場合に黄変の傾向がなく
、完全に無臭であり、かつ一般に使用することができる
。それというのも、このカーボネートは、数多くの結合
剤および結合剤系と良好に相容性であるからである。
実施例 次の実施例に記載の全ての化合物について、構造は、一
部が独立の合成によって証明され、全ての場合には、補
正IH−N M Rスペクトル、IRスペクトルおよび
質量スペクトルならびに対応した元素分析によって証明
された。
実施例I 4−クロルホルミルベンゾフェノン 4−ヒドロキシベンゾフェノン4kgおよび0−キジロ
ール11.4kg中のベンジルトリメチルアンモニウム
クロリド190gの溶液中に5時間でホスゲン全部で3
.4 kgを導入した。この時間の間に内部温度を95
℃から120℃に−1−昇させた。ホスゲン導入の終結
後、115℃で30分間さらに撹拌した。後処理のため
に、ホスゲンの過剰量を窒素ガスで駆出させた。反応の
終結時に生じた塩(触媒)を濾別し、溶剤を留去した。
融点67〜72℃の黄色に呈色した4=クロルホルミル
ベンゾフエノン4.9kg (93%)が得られた。C
I−値−12,69%(理論値13.60%)を有する
前記粗製生成物を直接に後精製なしに後続反応に使用し
た。
実施例1に記載の方法と同様にして、次のクロルホルミ
ル化合物が得られた: 実施例2 2−ヒドロキシチオキサントンから、79%の収率で2
−クロルホルミル−チオキサントン(C1:計算値−1
2,19%:実測値−12,03%)が得られた。
実施例3 3−クロルホルミルチオ牛サントンは、64%の収率で
3−ヒトロチオキサントンから得ることができた(CI
  計算値−12,19%:実測値−11,22%)。
実施例4 (4−ヒドロキシフェニル)−(2−ヒドロキシ−2−
プロピル)ケトンから、75%の収率で(4−クロルホ
ルミルフ5.ニル)42−ヒドロキシ−2−プロピル)
ケトンは、粗製生成物(Cに計算値−14,61%;実
測値−13,07%)として得られた。
実施例5 l−(4−ヒドロキシフェニル)−2−メチル−2−モ
ルホリノプロパン−1−オンから、ホスゲン化によって
差指たり塩酸塩が得られ、この塩酸塩は1,5−ジアザ
ビシクロ[4,3゜0]ノン−5−エンの倉入すな添加
によって遊離アミンに変換することができた:収率:6
2%(CI・計算値=]1.37%:実測値=11.2
1%)。
実施例6 4.4′−ベンゾイルフェニル−エチル−カーボネート エタノール0.25 kyおよびテトラヒドロフラン1
.33ky中のトリエチルアミン0.53kyの溶液に
室温でテトラヒドロフラン2゜2kg中の4−クロルホ
ルミルベンゾフェノン1.3kyを筒部した。還流下に
1時間の煮沸後、25〜30℃に冷却し、かつ氷水2O
ky中に撹拌混入した。水相を3回ジクロルメタンで抽
出し、有機相を硫酸ナトリウム上での乾燥後に真空中で
蒸発濃縮した。残留物をメタノールから再結晶させた。
収量: 1.05kg (78%)、融点121〜12
2℃の明色の結晶。
4.4’−ベンゾイルフェニル−エチル−カーボネート
は、真正の物質(Can、 J、 Chew、 56.
1031  (I978))と同一であった。
実施例7〜I8 実施例6に記載の方法と同様にして、次の非対称的カー
ボネートが得られた。
NO化合物           収・用%1実施例1
9 α、ω−°rクリロイルブチレンー(4,/I’−ベン
ゾイルフェニル)−カーボネート フタンジオールモノアクリレー) 7 、2 i< y
およびドルオール17に&中のトリエチルアミン5.3
 kgの溶液に25〜30℃でドルオール22 k g
 中の4−クロルホルミル−ベンゾフェノン13.0k
yを筒部した。室温で2時間の後撹拌の後、順次に水、
炭酸水素ナトIJウム溶液および再び水で洗浄した。有
機相を硫酸ナトリウム−にで乾燥し、かつ水中ポンプに
よる1゛(空中で蒸発濃縮した。黄色の粘稠な液体17
.9kg (97%)が得られ、これは、薄層クロマト
グラフィーによれば fli −であった。
実施例20 ドルオール4.3kg中のトリエチルアミン0.5kg
の溶液中に2−ヒドロキンチオキサントン0.91kg
を懸濁させ、この混合物のために20〜24°Cでドル
オール1.7kyに対して2−クロルホルミル−エチル
メタクリレ−1・0.8 ] kyの溶液を緩徐に筒部
した。フェノチアジン0.002kgの添加後、室温で
18時間さらに撹拌した。次に、有機相を水で洗浄し、
炭酸水素すトリウム溶液で洗浄し、再び水で洗浄した。
硫酸ナトリウム1−での乾燥および水中ポンプによる真
空中での蒸発濃縮の後、残留物をインプロパツールから
再結晶させた。
収量:融点72〜76℃の黄色の結晶0.97ky  
(63%)g 実施例21〜3/1 ′ノJ施例19ノ)シ<は20に+iT細に記載された
刀θ、と同様にして、次の化合物が合成された実施例3
5〜53 光開始剤としてのアセトフェノン誘導体、ベンゾフェノ
ン誘導体およびチオキサントン誘導体の使用 二官能性エポキシアクリレート62重量%(アクリレー
ト、ビスフェノールグリシジルエーテルから導出された
)、ヘキサンジオールジアクリレート35重量%および
ブタノール3重量%(粘度の調節、被膜形成)からなる
雛型の重合体中に、試験すべき光開始剤0.1〜0,3
gをアミン0.2〜0.3gおよび場合によっては増感
剤と一緒に溶解し、かつ1時間さらに撹拌する。この時
間の間に、測定セルを用意する。
この測定セルは、高度に透明の2つのN、aCI−6も
− 窓ガラスからなり、この窓ガラスは、2つのそれぞれ厚
さ25μmのフィルムによって分離されている。次に、
測定すべき重合体試料をフィルムの1つの上に塗布し、
別のフィルムで被覆し、この堆積物をNaCl窓ガラス
で金属枠中に、厚さ約10〜30μmの被膜がフィルト
の間に生じるように固定する。
このサンドイッチ状物を51cmの距離をもって高圧水
銀灯(HBO200W)で照射し、この場合には干渉フ
ィルターによって付加的に特定の波長(例えば、330
.365.404nm)のみを選択することができる。
照射前に、試料のサンドイッチ状物のI Rスペクトル
を測定しく1=0)、このことを5秒間の照射後に繰り
返す。良好な光開始剤の場合には、アクリレート基に対
応配置されたバンドの強度は、明らかに減少し、芳香族
の内部標準の場合には、不変のままである。このことか
ら、光開始剤の特性を示す数は、全てのバンドに対して
計算することができる。
この評価は、3つの最も強力な“アクリレートのバンド
”に対して実施され、この値は、加法により纒めて所謂
開始剤の特性値となる。この特性値は、純粋な標準数値
であり、かつl〜I5の値を包括する。開始剤が重合を
より良好に開始すればするほど、その特性値は一層高く
なる。
この特性値は、光重合体にとって典型的な品質特性、例
えば鉛筆の硬さおよびケー二、ヒ(xanig)による
振子型衝撃強さと相関関係にある。
次の値が実測された: Jl/’l           Cさ       
    釦4      −s           
4           (4■          
n         いCI)o         の
         0        ■■     
     u”+          1.1”l  
         い          j実施例の
No、に対する注釈・ 41:ドイツ連邦共和国特許出願公開第3534645
号明細書の記載による 42:ダロクル(Darocur@)2959およびイ
ソシアネートエチルメタクリレートから良好な収率で得
ることができる 43:グロタル(Darocur・)2959および2
−クロルホルミルエチルメタクリレ−1・から79%の
収率で得ることができる 44:2−ベンジル−2−(ジメチルアミノ)−1[4
−(2−ヒドロキシエチルオキシ)−フェニルコブタン
−1−オンおよび2−クロルホルミルエチルメタクリレ
ートから84%の収率で得ることができる 実施例35〜44は、比較例である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、 Rは1〜4個の炭素原子を有する直鎖状アルキル基、3
    または4個の炭素原子を有する場合によっては置換され
    た分枝鎖状アルキル基、アリール基または基R^1を表
    わし、 R^1は基: ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、基R^2〜R^6は互いに同一かまたは異なり
    、H原子、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基、フ
    ェニル基、OH基、OCH_3基、OC_2H_5基、
    SH基、SCH_3基、SC_2H_5基、F原子、C
    l原子、Br原子、CN基、COOH基、アルキルが1
    〜17個の炭素原子を有するCOOアルキル基、COO
    アリール基、CF_3基、アルキルが1〜4個の炭素原
    子を有するN(アルキル)_2基、アルキルが1〜4個
    の炭素原子を有するN(アルキル)(アリール)基、N
    (アリール)_2基、アルキルが1〜4個の炭素原子を
    有するN^■(アルキル)_3A^■基、アルキルが1
    〜4個の炭素原子を有するN^■H(アルキル)_2A
    ^■基を表わし、A^■は酸の陰イオンを表わし、基R
    ^2〜R^6の少なくとも1個、最大で3個は、基: ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学
    式、表等があります▼ を表わし、 Xは場合によっては置換され、場合によってはペルフル
    オル化された2価のアルキレン基−(CH_2)m−ま
    たは−(CF_2)m−、基:▲数式、化学式、表等が
    あります▼ を表わし、 mは1〜10であり、 R′およびR″は互いに同一かまたは異なり、アリール
    基、H原子、COOH基、COOCH_3基、COOC
    _2H_5基またはアルキル基を表わすか、nが1〜5
    でありかつpが1〜5である、場合によってはペルフル
    オル化されたオキサアルキレン基−(CH_2)n−O
    −(CH_2)p−もしくは−(CF_2)n−O−(
    CF_2)p−を表わすか、相互に少なくとも1個の−
    CH_2−、−CF_2−もしくは−CH_2−CH(
    CH_3)−基により結合されている、場合によっては
    ペルフルオル化された、2〜20個の酸素原子を有する
    ポリオキサアルキレン基を表わすか、mが1〜10であ
    りかつnが1〜10である−(CH_2)m−O−CO
    −O−(CH_2)n−、−(CH_2)n−O−CO
    −NH−(CH_2)m−、−(CH_2)n−NH−
    CO−O−(CH_2)m−、−(CH_2)m−CO
    −O−(CH_2)n−もしくは−(CH_2)m−O
    −CO−(CH_2)n−を表わすか、5〜10個の炭
    素原子を有する、場合によっては置換されたシクロアル
    キレン基を表わすか、6〜12個の炭素原子を有する(
    ビス)メチレンシクロアルキレン基を表わすか、または
    場合によっては置換されたo−、m−もしくはp−フェ
    ニレン基を表わし、 YはH原子、1〜6個の炭素原子を有するアルキル基ま
    たはフェニル基を表わし、 ZはO原子またはNY基を表わすものとする)を表わす
    か、または Rがアリール基を表わす場合には、基R^2またはR^
    6の−方は、アリール基Rがオルト位でR^1と結合さ
    れている硫黄原子を表わすことができる]で示されるエ
    チレン性不飽和の共重合可能な感放射線性有機化合物。 2、一般式( I )の化合物を製造する方法において、
    一般式(IIa)または(IIb): ▲数式、化学式、表等があります▼(IIa)または▲数
    式、化学式、表等があります▼(IIb) [式中、 X、YおよびZはそれぞれ請求項1記載のものを表わし
    、 Bは基トシレート、アルコキシ、ハロゲン、クロルカル
    ボニル、イミダゾリル、ピラゾリル、ホスホニウム、ス
    ルホニウム、アンモニウムまたはピリジニウム陽イオン
    の1個を表わす]で示される化合物を、一般式(IIIa
    )▲数式、化学式、表等があります▼(IIIa) [式中、 R^7は1〜4個の炭素原子を有する直鎖状アルキル基
    、3または4個の炭素原子を有する場合によっては置換
    された分枝鎖状アルキル基またはアリール基を表わし、 R^8〜R^1^2は互いに同一かまたは異なり、H原
    子、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基、フェニル
    基、OH基、OCH_3基、OC_2H_5基、SH基
    、SCH_3基、SC_2H_5基、F原子、Cl原子
    、Br原子、CN基、COOH基、アルキルが1〜17
    個の炭素原子を有するCOOアルキル基、COOアリー
    ル基、CF_3基、アルキルが1〜4個の炭素原子を有
    するN(アルキル)_2基、アルキルが1〜4個の炭素
    原子を有するN(アルキル)(アリール)基、N(アリ
    ール)_2基、アルキルが1〜4個の炭素原子を有する
    N^■(アルキル)_3A^■基、アルキルが1〜4個
    の炭素原子を有するN^■H(アルキル)_2A^■基
    を表わし、A^■は酸の陰イオンを表わすか、または 基R^8またはR^1^2の一方は、アリール基がオル
    ト位でR^7と結合されている硫黄原子を表わすことが
    でき、この場合基R^8〜R^1^2の少なくとも1個
    はヒドロキシル基を表わす]で示される化合物と、等モ
    ル比でかまたは基R^8〜R^1^2中のヒドロキシル
    基の数に相応してその2倍または3倍のモル比で、場合
    によっては不活性溶剤または溶剤混合物および塩基性触
    媒の存在下に0〜100℃の温度で無水条件下で相互に
    反応させることを特徴とする、一般式( I )の化合物
    の製造法。 3、一般式( I )の化合物を製造する方法において、
    一般式(IVa)または(IVb): ▲数式、化学式、表等があります▼(IVa)または▲数
    式、化学式、表等があります▼(IVb) [式中、 X、YおよびZはそれぞれ請求項1記載のものを表わす
    ]で示される化合物を、一般式(IIIb): ▲数式、化学式、表等があります▼(IIIb) [式中、 R^7は1〜4個の炭素原子を有する直鎖状アルキル基
    、3または4個の炭素原子を有する場合によっては置換
    された分枝鎖状アルキル 基またはアリール基を表わし
    、 R^8〜R^1^2は互いに同一かまたは異なり、H原
    子、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基、フェニル
    基、OH基、OCH_3基、OC_2H_5基、SH基
    、SCH_3基、SC_2H_5基、F原子、Cl原子
    、Br原子、CN基、アルキルが1〜17個の炭素原子
    を有するCOOアルキル基、COOアリール基、CF_
    3基、アルキルが1〜4個の炭素原子を有するN(アル
    キル)_2基、アルキルが1〜4個の炭素原子を有する
    N(アルキル)(アリール)基、N(アリール)_2基
    、アルキルが1〜4個の炭素原子を有するN^■(アル
    キル)_3A^■基、アルキルが1〜4個の炭素原子を
    有するN^■H(アルキル)_2A^■基を表わし、 A^■は酸の陰イオンを表わすか、または基R^8また
    はR^1^2の一方は、アリール基がオルト位でR^7
    と結合されている硫黄原子を表わすことができ、この場
    合基R^8〜R^1^2の少なくとも1個は基B−CO
    −Oを表わし、但し、Bはトシレート、アルコキシ、ハ
    ロゲン、クロルカルボニル、イミダゾリル、ピラゾリル
    、ホスホニウム、スルホニウム、アンモニウムまたはピ
    リジニウム陽イオンを表わす]で示される化合物と、等
    モル比でかまたは基R^8〜R^1^2中の基B−CO
    −Oの数に相応してその2倍または3倍のモル比で、場
    合によっては不活性溶剤または溶剤混合物および塩基性
    触媒の存在下に0〜100℃の温度で無水条件下で相互
    に反応させることを特徴とする、一般式( I )の化合
    物の製造法。 4、一般式(IIa)および(IIb)の化合物は、ω−ク
    ロルホルミルアルキル−(メタ)−アクリレートおよび
    ω−クロルホルミルアルキルビニルエーテルである、請
    求項2記載の方法。 5、一般式(IIIb)の化合物は、場合によっては置換
    されたクロルホルミルアセトフェノン、クロルホルミル
    ベンゾフェノンまたはクロルホルミルチオキサントンで
    ある、請求項3記載の方法。 6、非求核的強塩基、特に第三アミンの少なくとも等モ
    ル量が存在する、請求項2から5までのいずれか1項に
    記載の方法。 7、反応温度は20〜60℃の範囲内にある、請求項2
    から6までのいずれか1項に記載の方法。 8、不活性の無水溶剤中で、場合によっては湿分の遮断
    下に作業する、請求項2から7までのいずれか1項に記
    載の方法。 9、感放射線性混合物において、光開始剤として請求項
    1記載の少なくとも1つのエチレン性不飽和の共重合可
    能な有機化合物を、場合によっては他の反応性のエチレ
    ン性不飽和化合物、増感剤および他の添加剤との混合物
    で含有することを特徴とする、感放射線性混合物。 10、高分子量の感放射線性化合物を製造する方法にお
    いて、請求項1記載の共重合可能なエチレン性不飽和化
    合物を使用することを特徴とする、高分子量の感放射線
    性化合物の製造法。 11、高分子量の感放射線性化合物およびハイブリッド
    −(ダブル−キュア)系を製造する方法において、請求
    項1記載のビニルエーテル単量体を反応性成分として使
    用することを特徴とする、高分子量の感放射線性化合物
    およびハイブリッド−(ダブル−キュア)系の製造法。
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