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JPH02224815A - 制振鋼管の製造方法およびその装置 - Google Patents

制振鋼管の製造方法およびその装置

Info

Publication number
JPH02224815A
JPH02224815A JP4329589A JP4329589A JPH02224815A JP H02224815 A JPH02224815 A JP H02224815A JP 4329589 A JP4329589 A JP 4329589A JP 4329589 A JP4329589 A JP 4329589A JP H02224815 A JPH02224815 A JP H02224815A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
damping steel
steel pipe
high damping
vibration
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4329589A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Uozumi
魚住 一裕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP4329589A priority Critical patent/JPH02224815A/ja
Publication of JPH02224815A publication Critical patent/JPH02224815A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、制振鋼管の製造方法およびその装置に関する
〈従来の技術〉 従来、例えばタイプライタや計算機のプリンタなどの印
字用支持ローラは、第5図に示すように、金属管1がロ
ーラ軸2で支持される押さえ金具3に取付けられ、その
外表面に硬質ゴム層4が巻き付けられて構成されるのが
一般的である。
この金属管1としては、消音機能を保持させるべく例え
ば鉛とか軟鋼などを素材とする二重管やアルミ合金を素
材としたものが知られている。しかし、上記のような金
属管を使用しても消音l!能が十分ではないため、新た
な騒音防止対策が要請されている。
このような騒音防止の要請に対応する手段の一つとして
、最近、例えば制振特性が高いとされる制振鋼板の利用
が注目されている。この制振鋼板は、例えば粘弾性の樹
脂を軟鋼などの鋼板の間に中間層としてサンドインチ状
に介装して、その表面に受ける曲げ振動に伴う粘弾性樹
脂のすり変形によって、振動エネルギーを熱エネルギー
に変換して振動減衰効果を発揮させるものであり、この
制振鋼板を円形状にした鋼管を製作しようとの試みがな
されている。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、上記の制is仮を円形状にしてその突き
合わせ部を溶接しようとすると、以下のような問題が住
じている。
すなわち、突き合わせ部の溶接手段として、例えば従来
公知の高周波溶接法を用いる場合は、第6図に示すよう
に、2枚の鋼板5a、5bの間に中間層である樹lT1
6を介装した制振鋼板5を円形状に成形して、その側縁
部7,8に接触子9を介して高周波加熱を行うと、その
側縁部7.8は厚さ方向に一様に加熱された熱影響tI
510を形成することになるから、樹脂6はその温度に
より溶融してしまい、穴があくなどして制振効果を損な
うことになる。
また、小電流で熱影響の小さい例えばマイクロTIG溶
接法を用いて連続的に溶接しようとし°Cも、溶接部直
下の樹脂がやはり溶融してガスを発生し、そのガスの噴
出により溶接部の溶融池が破壊されて溶接を施すことが
できないなどの問題がある。
本発明は、上記のようなJ1題を解決ずべ(してなされ
たものであって、制振鋼板を用いてもその制振効果を損
なうことのない制振鋼管の製造方法およびその装置を提
供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 本発明の方法は、2枚の11il板の間に所定の厚さを
有する樹脂をサンドインチ状に一体化してなる制振鋼板
を円形状のオープンパイプに成形したのち、このオープ
ンパイプの両側縁部を突き合わせながら断続的にろう接
することを特徴とする制振鋼管の製造方法である。
また、本発明の装置は、2枚の鋼板の間に所定の厚さを
有する樹脂をサンドイッチ状に介装して構成される制振
t!4板を円形状に成形してオープンパイプに加工する
複数段の成形ロールと、前記オープンパイプの両側縁部
を突き合わせしてシーム部を形成する押し付けロールと
、前記オープンパイプのシーム部をろう接するろう付機
と、から構成されることを特徴とする制振鋼管の製造装
置である。
〈作 用〉 本発明によれば、円形状に成形された制振鋼板の両側縁
部に所定の間隔で断続的にろう接を施すようにしたので
、ろう接によって突き合わせ部に及ぼす熱影響を最小限
に抑制することができ、これによって中間層に用いられ
る樹脂へ熱影響を与えないから、制振特性を損なわない
制振鋼管を製造することができる。
〈実施例〉 以下に、本発明の実施例について、図面を参照して詳し
く説明する。
第1図は、本発明に係るftJf振鋼管製鋼管製造装置
例の概要を示す側面図である。
図において、11は、コイル状とされる制振fR仮5を
巻き戻しする巻戻機である。この@振鋼板5は、第2図
に示すように、母材である所定の幅W(−)および厚さ
t(m)を有する2枚の鋼板5a、5bの間に中間層で
ある所定の厚さs(w)を有する帰脂6を介装して構成
される。
12は、制振鋼板5に曲げ加工を施してオープンパイプ
5Aを成形する複数段の成形ロールであり、例えばブレ
ークダウンロール3段およびフィンバスロール3段から
なるように構成される。
13は、第3図に示すように、オープンパイプ5Aの両
側縁部7,8を押付けてシーム部14を形成する左右一
対の押付けロールである。なお、この押付けロール13
は、2段に設けてもよい。
15は、シーム部14を所定のピッチp (m)で断続
的に接合するろう付機であり、同じく第3図に示すよう
に、押付けロール13.13の中心部と一致させるか、
あるいはその中心部より若干下流側に配置される。
このろう付41115としては、例えばろう材を消耗電
極とし、Ar、  Cogなどの酸化性のない不活性ガ
スを主成分としたシールドガス中でアークを発生させな
がら溶融させて、毛細管現象を利用して接合面の間隙に
浸透させて接合するMIGアークろう付性の原理を応用
したものが用いられ、消耗電極の位置はシーム部14か
ら所定の高さh(閣)とされる。
17は、ろう付8115でろう接されたときのろう材に
よって生じた余盛16を除去する研磨機であり、18は
サイプ、また19は切断機である。
このように構成された制振鋼管製造装置の動作について
説明する。
■ まず、複数段の成形ロール12によって、巻戻機1
1で巻き戻しされたコイル状の制振鋼板5を順次円形状
に成形して、オーブンバイブ5Aに加工する。
■ ついで、左右一対の押付けロール13によって、オ
ーブンバイブ5Aの両側縁部7.8を突き合わせてシー
ム部14を形成するとともに、そのシーム部14をろう
付R15によって所定のピッチpでろう接を施して制振
鋼管5Bとする。
このとき、ろう接されるシーム部14へのろう材の溶融
による浸透深さgは、第4図に示すように、制振鋼板5
の母iオである鋼板5aの板W−tに対して小さいから
、その熱影響をその中間層である樹脂6までは及ぼさな
いのである。
■ さらに、研磨機17によってシーム部14の表面の
余盛16を除去して、制振鋼管5Bの表面性状を美麗に
する。
■ また、サイプ18によって制振鋼管5Bの真円度を
調整する。
■ つづいて、切断機17によって連続的に製造される
制振鋼管5Bを所定の長さに切断して製品とする。
母材である2枚の幅(w)868−X厚さ(1)二〇、
5腫で材質が5pcc c軟jtl)の鋼板の間に、中
間層として幅(w):68膿×厚さ(s): 0.1鱒
の粘弾性樹脂を介装して構成した幅:68mX厚さ:1
.l−の制振鋼板を、上記した制振鋼管製造装置を用い
て、外径= 22.2m5−×肉厚:1.1■Lの制振
鋼管を製造した。
ろう打機にはMIGアークろう付性を用い、そのろう接
条件は以下の通りである。
・ろう材    ;軟鋼(SPCC) ・シールドガス ;^rガス 豪^rガス流量  ;61/園10 ・アーク電流  ;90A ・アーク電圧  120V ・通電時間   ;0.2秒 ・煮付けピッチp;20mm ・消耗電極高さh;10腫 製造された制振鋼管をハンマで叩いてその制振特性を検
査したところ、加工前の制振綱板の特性とまったく遜色
がないことがわかった。また、その制振鋼管の一部をシ
ーム部で2分割してろう接部を検査したところ、粘弾性
樹脂には溶融の形跡はほとんど認められなかった。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明方法によれば、制振鋼板を
用いて簡易な手法でその制振特性を11なうことなく、
制振鋼管を製造することができるから、その効果は大な
るものがある。
また、本発明装置によれば、従来の手段を巧みに組み合
わせて構成するようにしたので、既設設備を流用するこ
とが可能で、新たな設備投資を最小限に抑制することが
できるから、その経済メリ第1図は、本発明に係る制振
鋼管製造装置の実施例の概要を示す側面図、第2図は、
制振鋼板の正面図、第3図は、第1図のA部の概要を示
す平面図、第4図は、第3図のB−B矢視断面を拡大し
て示す部分図、第5図は、印字用支持ローラの従来例を
示す断面図、第6図は、制振鋼管の側縁部の溶接状況を
模式的に示す断面図である。
5・・・制振綱板。
5A・・・オーブンバイブ。
5a、5b・・・鋼板、  6・・・樹脂。
7.8・・・側縁部、   11・・・巻取機。
12・・・成形ロール。
14・・・シーム部。
13・・・押付けロール。
15・・・ろう付線。
16・・・余盛。
17・・・研磨機。
18・・・サイプ。
19・・・切断機。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、2枚の鋼板の間に所定の厚さを有する樹脂をサンド
    イッチ状に一体化してなる制振鋼板を、円形状のオープ
    ンパイプに成形したのち、このオープンパイプの両側縁
    部を突き合わせながら断続的にろう接することを特徴と
    する制振鋼管の製造方法。 2、2枚の鋼板の間に所定の厚さを有する樹脂をサンド
    イッチ状に介装して構成される制振鋼板を円形状に成形
    してオープンパイプに加工する複数段の成形ロールと、 前記オープンパイプの両側縁部を突き合わ せしてシーム部を形成する押し付けロールと、前記オー
    プンパイプのシーム部をろう接す るろう付機と、 から構成されることを特徴とする制振鋼管 の製造装置。
JP4329589A 1989-02-27 1989-02-27 制振鋼管の製造方法およびその装置 Pending JPH02224815A (ja)

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JP4329589A JPH02224815A (ja) 1989-02-27 1989-02-27 制振鋼管の製造方法およびその装置

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JP4329589A Pending JPH02224815A (ja) 1989-02-27 1989-02-27 制振鋼管の製造方法およびその装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100399840B1 (ko) * 2000-08-31 2003-09-29 학교법인 울산공업학원 파이프 제조장치
CN102151725A (zh) * 2011-01-28 2011-08-17 湖北荆大精密钢管实业有限公司 辊式成型机

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KR100399840B1 (ko) * 2000-08-31 2003-09-29 학교법인 울산공업학원 파이프 제조장치
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