JPH0218282Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0218282Y2 JPH0218282Y2 JP1985103982U JP10398285U JPH0218282Y2 JP H0218282 Y2 JPH0218282 Y2 JP H0218282Y2 JP 1985103982 U JP1985103982 U JP 1985103982U JP 10398285 U JP10398285 U JP 10398285U JP H0218282 Y2 JPH0218282 Y2 JP H0218282Y2
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- Japan
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- cylinder
- plate
- plates
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- Expired
Links
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 14
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Landscapes
- Exhaust Silencers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、内燃機関用消音器の筒体特に二重以
上の多重筒体に関する。
上の多重筒体に関する。
消音器の筒体は、成形性・耐久性・防音性・経
済性等を考慮し、薄板により二重以上の多重筒に
形成されるのが普通である。その成形手段として
1枚の板を多重に巻き重ねした構造(例実開昭58
−46820号明細書参照)では、その巻き回数だけ
シリンダ成形機を、連続駆動することになり、加
工時間を要する。
済性等を考慮し、薄板により二重以上の多重筒に
形成されるのが普通である。その成形手段として
1枚の板を多重に巻き重ねした構造(例実開昭58
−46820号明細書参照)では、その巻き回数だけ
シリンダ成形機を、連続駆動することになり、加
工時間を要する。
また、排気ガスからの凝縮水・排気ガス浄化用
触媒との化学反応等による内部腐食を考慮した材
質の板で内筒を形成する。あるいは仕向け地域に
よつて塩害・湿害による外部腐食を考慮した素材
で外筒を形成することもあるが、上記の1枚板に
よる多重筒構造では出来ない。異材質の板を継ぎ
合わせて多重巻きすることが考えられるが、手数
を要しシリンダ成形時間もかかる。
触媒との化学反応等による内部腐食を考慮した材
質の板で内筒を形成する。あるいは仕向け地域に
よつて塩害・湿害による外部腐食を考慮した素材
で外筒を形成することもあるが、上記の1枚板に
よる多重筒構造では出来ない。異材質の板を継ぎ
合わせて多重巻きすることが考えられるが、手数
を要しシリンダ成形時間もかかる。
さらに、内筒と外筒を別々に成形して嵌合し、
その各筒の継ぎ部を反対側に位置させたもの(実
開昭59−32120号明細書参照)では、内外異材質
のものは得られるが、構造上量産に適しない。
その各筒の継ぎ部を反対側に位置させたもの(実
開昭59−32120号明細書参照)では、内外異材質
のものは得られるが、構造上量産に適しない。
本考案は、上記の従来例に照らし、シリンダ成
形時間を短縮し、内外筒の異材質構造も容易に得
られる消音器の多重筒体構造を得ることを目的と
する。
形時間を短縮し、内外筒の異材質構造も容易に得
られる消音器の多重筒体構造を得ることを目的と
する。
本考案は、製品筒体の内周長lより重なり代α
だけ長くした短い板2と、必要な巻き回数長さl
2より重なり代α2だけ長くした長い板3との異な
る2枚の板2,3を重ね合わせ、巻き始め端を略
一致させて同時に巻き込み、長い板3の巻き終端
部を下層の筒体に固着6した消音器の筒体であ
る。
だけ長くした短い板2と、必要な巻き回数長さl
2より重なり代α2だけ長くした長い板3との異な
る2枚の板2,3を重ね合わせ、巻き始め端を略
一致させて同時に巻き込み、長い板3の巻き終端
部を下層の筒体に固着6した消音器の筒体であ
る。
異なる長短2枚の板3,2を重ね合わせ、巻き
始め端を略一致させて同時に巻き込み成形した筒
体構造であるから、操作が簡単である。二重円筒
の場合はシリンダ成形機は、1回転と長い板3の
重なり代α2の長さ分だけ回転駆動するばよいの
で、成形時間が短縮される。内筒・外筒夫々巻き
終わり重なり代α,α2分だけ重なつているから、
ガス洩れを生じない。円筒の内周面と外周面との
材質を異ならせた耐食性筒体が容易に得られる。
始め端を略一致させて同時に巻き込み成形した筒
体構造であるから、操作が簡単である。二重円筒
の場合はシリンダ成形機は、1回転と長い板3の
重なり代α2の長さ分だけ回転駆動するばよいの
で、成形時間が短縮される。内筒・外筒夫々巻き
終わり重なり代α,α2分だけ重なつているから、
ガス洩れを生じない。円筒の内周面と外周面との
材質を異ならせた耐食性筒体が容易に得られる。
図面について実施例を説明する。第1図は消音
器筒体1の例示図、第2図は筒体に丸めたときの
その内周長lより重なり代α(例えば10数mm)だ
け長い寸法の短い板2と、必要な巻回数長さl2
より重なり代α2だけ長い寸法とした長い板3とを
重ね合わせ、その両板2,3の巻き始め端を略一
致させた状態の説明図。なおそのとき外側2層目
となる長い板3の内端切口面33が、排気ガスと
接触するのを防ぐため、内層を形成する短い板2
の始端側を僅かにα1だけ長くして段差を形成し、
その切口面33を覆わせる。また巻き始め端にお
いて2枚の板2,3をスポツト溶着4しておく方
がよい。
器筒体1の例示図、第2図は筒体に丸めたときの
その内周長lより重なり代α(例えば10数mm)だ
け長い寸法の短い板2と、必要な巻回数長さl2
より重なり代α2だけ長い寸法とした長い板3とを
重ね合わせ、その両板2,3の巻き始め端を略一
致させた状態の説明図。なおそのとき外側2層目
となる長い板3の内端切口面33が、排気ガスと
接触するのを防ぐため、内層を形成する短い板2
の始端側を僅かにα1だけ長くして段差を形成し、
その切口面33を覆わせる。また巻き始め端にお
いて2枚の板2,3をスポツト溶着4しておく方
がよい。
上記の準備をした2枚の板2,3を、公知の心
金・圧接ローラ等からなる丸め手段により、巻き
始め端側から鎖線示のように一体に巻き込み、そ
の長い板3の巻き終わり重なり代α2の終端部6を
下層の円筒面3に溶着する。
金・圧接ローラ等からなる丸め手段により、巻き
始め端側から鎖線示のように一体に巻き込み、そ
の長い板3の巻き終わり重なり代α2の終端部6を
下層の円筒面3に溶着する。
第3図は二重筒体の例の横断面図で、短い板2
が1周して内筒を形成し、その重なり代αは長い
板3の始端部を挾んで重なり合う。長い板3は、
外筒3を形成しその重なり代α2分だけ更に巻きつ
けられ、内筒2の巻き終わり端を覆つて下層3に
溶着6されている。
が1周して内筒を形成し、その重なり代αは長い
板3の始端部を挾んで重なり合う。長い板3は、
外筒3を形成しその重なり代α2分だけ更に巻きつ
けられ、内筒2の巻き終わり端を覆つて下層3に
溶着6されている。
そして内部腐食を考慮する場合は、耐食材料を
内側になるように重ね、外側の材料は他の安価な
材質を用いれば良い。反対に外部腐食を考慮する
場合は板材を内外逆に用いれば良い。
内側になるように重ね、外側の材料は他の安価な
材質を用いれば良い。反対に外部腐食を考慮する
場合は板材を内外逆に用いれば良い。
第4図は内筒2の外周に、長い方の板3で2層
31,32を形成した三重筒体の例にして、この要
領で所要の多重構成が得られる。
31,32を形成した三重筒体の例にして、この要
領で所要の多重構成が得られる。
第5図は本考案の技術を応用して内外筒を形成
する板2,3の間にアスベスト・グラスウール等
の断熱材・遮音材5を挾んで一体に巻き込む場合
を例示するもので、放射音の少ないそして排気ガ
ス浄化に伴う温度上昇に対する安全性の高い筒体
も簡単に生産される。
する板2,3の間にアスベスト・グラスウール等
の断熱材・遮音材5を挾んで一体に巻き込む場合
を例示するもので、放射音の少ないそして排気ガ
ス浄化に伴う温度上昇に対する安全性の高い筒体
も簡単に生産される。
第6図は長い方の板3を内側にして巻き込み、
短い板2を中間筒体とし、その内外に長い板3で
内筒31・外筒32を形成した例を示す。筒体の内
外共に耐食材を用いる場合に適し、中間筒体2は
安価な材料を用いてコストの低減を図ることがで
きる。
短い板2を中間筒体とし、その内外に長い板3で
内筒31・外筒32を形成した例を示す。筒体の内
外共に耐食材を用いる場合に適し、中間筒体2は
安価な材料を用いてコストの低減を図ることがで
きる。
本考案は、前記作用の項記載のように、異なる
2枚の板材による二重以上の多重筒体が、加工時
間を短縮して容易に得られる。内筒と外筒とが材
質を異にする多重筒体が容易に得られる。外筒の
巻き終端に周長以上に重なり代を形成したのでガ
ス洩れのおそれがない等の効果がある。
2枚の板材による二重以上の多重筒体が、加工時
間を短縮して容易に得られる。内筒と外筒とが材
質を異にする多重筒体が容易に得られる。外筒の
巻き終端に周長以上に重なり代を形成したのでガ
ス洩れのおそれがない等の効果がある。
第1図は本考案の対象とする消音器筒体の正面
図、第2図は本考案の素材板の説明図、第3図は
本考案による二重筒体の横断面図、第4図は三重
筒体の横断面図、第5図は断熱・遮音材を巻き込
んだ筒体を形成する場合の説明図、第6図は中間
筒体に対する内外筒体を同一板で構成した実施例
の横断面図。 1……消音器筒体、2……短い板、3……長い
板、α,α2……重なり代、6……板3の終端固着
部。
図、第2図は本考案の素材板の説明図、第3図は
本考案による二重筒体の横断面図、第4図は三重
筒体の横断面図、第5図は断熱・遮音材を巻き込
んだ筒体を形成する場合の説明図、第6図は中間
筒体に対する内外筒体を同一板で構成した実施例
の横断面図。 1……消音器筒体、2……短い板、3……長い
板、α,α2……重なり代、6……板3の終端固着
部。
Claims (1)
- 多重構造から成る内燃機関の排気系消音器の筒
体に於いて、製品筒体の内周長より重なり代だけ
長くした短い板と、必要な巻き回数長さより重な
り代だけ長くした長い板との異なる2枚の板を重
ね合わせ、巻き始め端を略一致させて同時に巻き
込み、長い板の巻き終端部を下層の筒体に固着し
た消音器の筒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985103982U JPH0218282Y2 (ja) | 1985-07-08 | 1985-07-08 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985103982U JPH0218282Y2 (ja) | 1985-07-08 | 1985-07-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6212721U JPS6212721U (ja) | 1987-01-26 |
JPH0218282Y2 true JPH0218282Y2 (ja) | 1990-05-22 |
Family
ID=30977048
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985103982U Expired JPH0218282Y2 (ja) | 1985-07-08 | 1985-07-08 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0218282Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0262046U (ja) * | 1988-10-31 | 1990-05-09 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5932120B2 (ja) * | 1977-12-26 | 1984-08-06 | 合同酒精株式会社 | 9−β−Dアラビノフラノシル・アデニンの製造法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4846820U (ja) * | 1971-10-05 | 1973-06-19 | ||
JPS5932120U (ja) * | 1982-08-25 | 1984-02-28 | 株式会社三五 | 内燃機関の排気系用マフラ− |
-
1985
- 1985-07-08 JP JP1985103982U patent/JPH0218282Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5932120B2 (ja) * | 1977-12-26 | 1984-08-06 | 合同酒精株式会社 | 9−β−Dアラビノフラノシル・アデニンの製造法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6212721U (ja) | 1987-01-26 |
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