JPH0216541Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0216541Y2 JPH0216541Y2 JP1986006496U JP649686U JPH0216541Y2 JP H0216541 Y2 JPH0216541 Y2 JP H0216541Y2 JP 1986006496 U JP1986006496 U JP 1986006496U JP 649686 U JP649686 U JP 649686U JP H0216541 Y2 JPH0216541 Y2 JP H0216541Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- terminal
- housing
- contact piece
- side plates
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は電気配線における分岐接続を形成する
ためのターミナルに関する。
ためのターミナルに関する。
従来の技術
従来から電気配線を行なうに当つて多数の分岐
線を設けることがあり、分岐接続すべき電線双方
の絶縁被覆を除去したのちに圧着端子金具などを
用いて電線相互を一括して圧着接続することが行
われていた。
線を設けることがあり、分岐接続すべき電線双方
の絶縁被覆を除去したのちに圧着端子金具などを
用いて電線相互を一括して圧着接続することが行
われていた。
一方、このような分岐接続は作業性がよくない
ことから、多数の電線の分岐接続を一括して完成
するためのジヨイントコネクタとして、たとえば
実公昭57−31791号に開示されたものが提案され
ている(第4図)。このようなコネクタにおいて、
電線の先端に固着されたターミナルAは、ハウジ
ングBの挿入孔b1の中にそれぞれ挿入できるよう
になつている。一方ハウジングBには複数の接触
片c,c,……を備えたジヨイント端子Cが取り
付けられ、ハウジングBと一体に形成された蓋b2
によつて保持されている。このハウジングBの挿
入孔b1内にターミナルAを挿入するときは、ター
ミナルAが接触片cを挾持して各ターミナル間の
導通を保持するようになつている。
ことから、多数の電線の分岐接続を一括して完成
するためのジヨイントコネクタとして、たとえば
実公昭57−31791号に開示されたものが提案され
ている(第4図)。このようなコネクタにおいて、
電線の先端に固着されたターミナルAは、ハウジ
ングBの挿入孔b1の中にそれぞれ挿入できるよう
になつている。一方ハウジングBには複数の接触
片c,c,……を備えたジヨイント端子Cが取り
付けられ、ハウジングBと一体に形成された蓋b2
によつて保持されている。このハウジングBの挿
入孔b1内にターミナルAを挿入するときは、ター
ミナルAが接触片cを挾持して各ターミナル間の
導通を保持するようになつている。
しかし、かかるコネクタはハウジングとジヨイ
ント端子とを組立て、さらにターミナルを挿入す
るため、部品数が増えると共に組立工数も多くな
るという問題がある。
ント端子とを組立て、さらにターミナルを挿入す
るため、部品数が増えると共に組立工数も多くな
るという問題がある。
解決しようとする問題点
かかる従来技術における欠点を有しない分岐接
続として、ターミナル相互間の直接接触により導
通を保持する方法を採用するに当り、構造が簡単
で信頼性の高い相互接続用ターミナルを提供する
ことが、本考案の目的である。
続として、ターミナル相互間の直接接触により導
通を保持する方法を採用するに当り、構造が簡単
で信頼性の高い相互接続用ターミナルを提供する
ことが、本考案の目的である。
問題を解決するための手段
上記の本考案の目的は、尾端部の導電線固定部
を形成した基板と、該基板の両側から対向して立
設された側板と、該基板の先端部分を該側板の中
間位置に折り曲げて形成した弾性接触片とを備
え、該基板の背側に電気接点部を形成すると共に
該弾性接触片の腹面が該側板の間から突出するよ
うに構成された相互接続用ターミナルによつて達
成される。
を形成した基板と、該基板の両側から対向して立
設された側板と、該基板の先端部分を該側板の中
間位置に折り曲げて形成した弾性接触片とを備
え、該基板の背側に電気接点部を形成すると共に
該弾性接触片の腹面が該側板の間から突出するよ
うに構成された相互接続用ターミナルによつて達
成される。
実施例
第1〜2図に本考案の相互接続用ターミナルの
実施例を示す。
実施例を示す。
1は基板、2は導電線固着部、3は側板、4は
弾性接触片、5は電気接点部であり、6は係止ア
ームである。
弾性接触片、5は電気接点部であり、6は係止ア
ームである。
基板1の尾端部に形成された導電線固着部2
は、導電線の被覆部に対する絶縁体かしめ部2a
と芯線に対する導体かしめ部2bとからなつてい
る。また基板1の両側部は、ほぼ平行となるよう
に折り曲げられて向い合つた側壁3,3を形成し
ている。基板1の先端部は、二重に折り返されて
接触片4を形成しており、両側壁3,3によつて
側方が保護されている。そして接触片4の2つの
折り返し部分4a,4cの中間の腹部4bは、両
側壁3,3の間から突出するように形成され、全
体としてばね弾性を保持している。更に基板1の
背側の電気接点部5は、膨出するように打ち出し
て形成されたものであり、側板3,3に設けられ
た係止アーム6,6は、抜きと同時に押し曲げて
形成されたものである。
は、導電線の被覆部に対する絶縁体かしめ部2a
と芯線に対する導体かしめ部2bとからなつてい
る。また基板1の両側部は、ほぼ平行となるよう
に折り曲げられて向い合つた側壁3,3を形成し
ている。基板1の先端部は、二重に折り返されて
接触片4を形成しており、両側壁3,3によつて
側方が保護されている。そして接触片4の2つの
折り返し部分4a,4cの中間の腹部4bは、両
側壁3,3の間から突出するように形成され、全
体としてばね弾性を保持している。更に基板1の
背側の電気接点部5は、膨出するように打ち出し
て形成されたものであり、側板3,3に設けられ
た係止アーム6,6は、抜きと同時に押し曲げて
形成されたものである。
このような構造を有する本考案のターミナルA
は、たとえば第3図に示すようなハウジングBに
挿入することによつて、相互に接続される。
は、たとえば第3図に示すようなハウジングBに
挿入することによつて、相互に接続される。
ハウジングBには、ターミナルAを挿入するた
めの空間7が必要に応じて複数個連通するように
設けてあり、また、側壁部分には係止アーム6と
係合可能な係止段部8が形成されている。9はタ
ーミナルAの挿入位置を規制するためのガイドで
あつて、挿入されたターミナルAの個数が少い場
合でもハウジングB内で位置のずれを起さないた
めのものである。
めの空間7が必要に応じて複数個連通するように
設けてあり、また、側壁部分には係止アーム6と
係合可能な係止段部8が形成されている。9はタ
ーミナルAの挿入位置を規制するためのガイドで
あつて、挿入されたターミナルAの個数が少い場
合でもハウジングB内で位置のずれを起さないた
めのものである。
こうしたハウジングBのそれぞれの挿入空間7
に、ターミナルAをそれぞれ同一姿勢を取るよう
に挿入するとき、側板3,3が平行面であるため
姿勢に傾きが生ずることがなく、係止アーム6が
係止段部8に係合して固定されると共に、突出し
ている弾性接触片4の腹面4bが隣接のターミナ
ルAの背側に設けられた電気接点部5に接触し
て、ターミナル相互間の導通が完成する。
に、ターミナルAをそれぞれ同一姿勢を取るよう
に挿入するとき、側板3,3が平行面であるため
姿勢に傾きが生ずることがなく、係止アーム6が
係止段部8に係合して固定されると共に、突出し
ている弾性接触片4の腹面4bが隣接のターミナ
ルAの背側に設けられた電気接点部5に接触し
て、ターミナル相互間の導通が完成する。
こうして、必要な個数の本考案のターミナルを
順次ハウジング内に挿入してゆくことにより、必
要な個数の分岐を形成することができる。
順次ハウジング内に挿入してゆくことにより、必
要な個数の分岐を形成することができる。
考案の効果
本考案の相互接続用ターミナルは、ターミナル
挿入空間を連通して設けたハウジングに、順次挿
入固定してゆくことによつて必要な個数の分岐を
形成するもので、部品数が少くて経済的であるう
え、ハウジングへの挿入組立に際して姿勢の調整
に気を使わずに正確に組付けることができる。ま
た、弾性接触片が両側壁によつて保護されている
ために、運搬や組立に際して変形や破損の発生が
減少し、弾性接触片のばね荷重を精度よく設定で
きることと相俟つて分岐接続の信頼性を格段に高
めることができたものである。
挿入空間を連通して設けたハウジングに、順次挿
入固定してゆくことによつて必要な個数の分岐を
形成するもので、部品数が少くて経済的であるう
え、ハウジングへの挿入組立に際して姿勢の調整
に気を使わずに正確に組付けることができる。ま
た、弾性接触片が両側壁によつて保護されている
ために、運搬や組立に際して変形や破損の発生が
減少し、弾性接触片のばね荷重を精度よく設定で
きることと相俟つて分岐接続の信頼性を格段に高
めることができたものである。
第1図は本考案に係る相互接続用ターミナルの
実施例の外観斜視図であり、第2図イはその上面
図、同図ロはその一部を切欠いた側面図、同図ハ
はその底面図、同図ニはその正面図である。第3
図イは、本考案の相互接続用ターミナルを組付け
るためのハウジングの例の正面図、同図ロはその
同図イのX−X線にそつて切開いた断面図、同図
ハはその同図ロのY−Y線にそつた断面図であ
る。第4図は、従来技術のジヨイントコネクタの
構造を示す一部を切欠いた外観斜視図である。
実施例の外観斜視図であり、第2図イはその上面
図、同図ロはその一部を切欠いた側面図、同図ハ
はその底面図、同図ニはその正面図である。第3
図イは、本考案の相互接続用ターミナルを組付け
るためのハウジングの例の正面図、同図ロはその
同図イのX−X線にそつて切開いた断面図、同図
ハはその同図ロのY−Y線にそつた断面図であ
る。第4図は、従来技術のジヨイントコネクタの
構造を示す一部を切欠いた外観斜視図である。
Claims (1)
- 尾端部に導電線固着部を形成した基板と、該基
板の両側から対向して立設された側板と、該基板
の先端部分を該側板の中間位置に折り曲げて形成
した弾性接触片とを備え、該基板の背側に電気接
点部を形成すると共に該弾性接触片の腹面が該側
板の間から突出するように構成された相互接続用
ターミナル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986006496U JPH0216541Y2 (ja) | 1986-01-22 | 1986-01-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986006496U JPH0216541Y2 (ja) | 1986-01-22 | 1986-01-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62120287U JPS62120287U (ja) | 1987-07-30 |
JPH0216541Y2 true JPH0216541Y2 (ja) | 1990-05-08 |
Family
ID=30789063
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986006496U Expired JPH0216541Y2 (ja) | 1986-01-22 | 1986-01-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0216541Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3642417B2 (ja) * | 2001-06-25 | 2005-04-27 | 住友電装株式会社 | 端子金具 |
JP2012138171A (ja) * | 2010-12-24 | 2012-07-19 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | ジョイントコネクタ |
JP2013168300A (ja) | 2012-02-16 | 2013-08-29 | Yazaki Corp | ジョイントコネクタ及びジョイント端子 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2081405A (en) * | 1980-07-29 | 1982-02-17 | Winton Lab Ltd | Inspection or like ports for ducting |
-
1986
- 1986-01-22 JP JP1986006496U patent/JPH0216541Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62120287U (ja) | 1987-07-30 |
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