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JPH02164414A - 吸着体 - Google Patents

吸着体

Info

Publication number
JPH02164414A
JPH02164414A JP63320005A JP32000588A JPH02164414A JP H02164414 A JPH02164414 A JP H02164414A JP 63320005 A JP63320005 A JP 63320005A JP 32000588 A JP32000588 A JP 32000588A JP H02164414 A JPH02164414 A JP H02164414A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adsorbent
granular
water
air
impermeable film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63320005A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2801226B2 (ja
Inventor
Akira Senda
晃 千田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
D M L KK
Daiee Shokuhin Kogyo Kk
Daiei Food Industrial Co Ltd
Original Assignee
D M L KK
Daiee Shokuhin Kogyo Kk
Daiei Food Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by D M L KK, Daiee Shokuhin Kogyo Kk, Daiei Food Industrial Co Ltd filed Critical D M L KK
Priority to JP63320005A priority Critical patent/JP2801226B2/ja
Publication of JPH02164414A publication Critical patent/JPH02164414A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2801226B2 publication Critical patent/JP2801226B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「技術分野」 本発明は、吸着体に関し、特に平板状または容器状をな
す吸着体に関する。
「従来技術およびその問題点」 活性炭等の粒状または粉状吸着剤を用いた吸着体は、例
えば冷蔵庫の脱臭剤として広く用いられているが、吸着
剤は、吸湿すると、つまり水分を吸着すると、ガスの吸
着能が急激に低下する性質がある。ところが特別に加湿
しない家庭用の冷蔵庫内は、低湿度であり、また吸着剤
はケース内に収めれられているために、吸湿する可能性
が少なく、この吸湿の問題がクローズアップされること
はなかった。
他方本出願人は、特開昭62−190068号において
、生鮮品の発する老化有害物質を吸着すると、生鮮品の
鮮度維持が図れることを見出し、冷蔵庫内にこの老化有
害物質を吸着する吸着剤を設けることを提案した。老化
有害物質は、植物性の生鮮品にあってはエチレン、二酸
化エチレン、フェニルエチレン、メチルエチルカルビノ
ール等であり、動物性の生鮮品にあっては、揮発性塩基
窒素トリメチルアミンであることが現在判明している。
本発明者はこの出願の技術内容をさらに進め、生鮮品の
発する老化有害物質をより効果的に、かつ簡単に除去す
る吸着体を開発してきた。ところがこの開発の過程にお
いて、吸着剤の吸湿性が大きな問題としてクローズアッ
プされた。すなわち本発明者はこれらの吸着剤を直接生
鮮品に接触させると、簡単かつ効果的に老化有害物質の
除去ができることを見出したが、生鮮品と接触させると
、吸湿しやすく、吸湿すると、有害物質の吸着効果が消
失してしまうのである。
「発明の目的」 従って本発明は、生鮮品等の被吸着体に直接または極め
て直接に近い状態で接触させることができ、しかも吸湿
による吸着能の低下のないまたは少ない吸着体を得るこ
とを目的とする。
「発明の概要」 本発明は、被吸着体に直接吸着材を接触させるために、
通気性の板状基板の表裏の少なくとも一面に粒状または
粉状の吸着剤層を設けることを着想の出発点とし、さら
に吸着剤の吸湿を防ぐために、これに通気非透水皮膜層
を付すという着想を加えて完成されたものである。
すなわち本発明の吸着体は、通気性を有する薄板基材の
表裏の少なくとも一面に、通気非透水皮膜を付した粒状
または粉状吸着剤層を設けたことを特徴としている。
また本発明は、通気性を有する一対の薄板基材の間に、
通気非透水皮膜を付した粒状または粉状吸着剤層を挟着
したことを特徴としている。
通気非透水皮膜は、一般的に防水加ニスプレーとして知
られているスプレーを用いて形成することができる。こ
のスプレーは、フッ素樹脂系溶剤にフロンガスを混合し
たものからなっていて、これを粒状または粉状吸着材に
スプレーすると、混水性で通気性を有する皮膜、すなわ
ち通気非透水皮膜が形成される。この通気非透水皮膜は
、板状基板に設けるべき吸着剤の厚さ、粒度等の要素に
応じ、板状基板に付着させる前または後のいずれかにお
いて、該吸着剤に形成される。
薄板基材は、例えば木製パルプから形成すると、通気性
、柔軟性、あるいはこれを容器状に加工する際の加工性
に優れる。すなわち本吸着体は、植物性あるいは動物性
の生鮮品の上または下に直接置き、あるいはこれを容器
状にしてその中に生鮮品を入れて使用するのを一つの使
用態様としている。このため通気、性のみならず、柔軟
性および加工性も必要な要素である。
粒状または粉状吸着体は、活性炭、赤医王石、青医王石
(石川県医王山で産出される石、赤色のものを赤医王石
、青色のものを青医王石という)珊瑚、ゼオライトまた
はこれらの混合物から構成することができる。中でも赤
医王石、青医王石、珊瑚、ツメライトまたはこれらの混
合物が好ましく、さらにこれにソルビン酸カリウムを混
合すると、より優れた吸着能および吸着持続率を高める
ことができる。
粒状または粉状吸着剤の粒度は、吸着作用に有効な広い
表面積を確保するために、500メツシュ以上であるこ
とが好ましい。
さらに本発明は、粒状または粉状の吸着体に、通気非透
水皮膜を付した吸着剤として供給することも可能である
「発明の実施例」 以下図示実施例について本発明を説明する。第1図は本
発明によるシート状吸着体11の概念図である。このシ
ート状吸着体11はその厚さ方向の中心に木製パルプか
らなる薄板基材12を有し、この薄板基材12の表裏に
、粒状または粉状の吸着剤層13が付着形成されている
。そしてこの吸着剤層13には、通気非透水皮膜14が
形成されている。
通気非透水皮膜14は、第3図に模式的に示すように、
吸着剤層13を構成する個々の粒子に均一に形成するこ
とが望ましく、このような形態で供給してもよい。しか
し吸着剤層13の厚さが薄い場合には、これを薄板基材
12に付着させた後、通気非透水皮膜形成用(防水加工
用)のスプレーを噴霧して形成しても、実用上十分な非
透水性(混水性)と通気性を有する吸着剤層13の層を
得ることが可能である。また薄板基材I2に形成すべき
吸着剤1113の厚さが厚い場合には、薄(展開した吸
着剤に対して同スプレーを噴霧して通気非透水皮膜14
を形成し、次にこの通気非透水皮膜14を有する吸着剤
を適当な厚さだけ薄板基材12に付着させることもでき
る。
この通気非透水皮膜14を有する吸着剤層13は、第2
図に模式的に示すように、一対の薄板基材工2の間に挟
着支持してもよい。
吸着剤層13は、活性炭、赤医、王石、青医王石、珊瑚
、ゼオライトの粒状体または粉状体、あるいはこれらの
混合物からなるもので、その粒度は500メツシ工以上
とすることが好ましい。 500メツシユ以下では、十
分な吸着面積を得ることができず、十分な吸着能が得ら
れない。中でも、赤医王石、青医王石および珊瑚の混合
物は、生鮮品の上記老化有害物質の吸着能が高い。
吸着剤層13にはさらに、ソルビン酸カリウムを混合さ
せることが好ましい。ソルビン酸カリウムは、かびの発
生を防止する作用を持っており、本シート状吸着体II
を長期使用する場合に有効である。すなわち本シート状
吸着体11は、例えば生鮮品の上に置いて使用するもの
であるが、生鮮品の鮮度保持効果が高いため、1週間以
上そのまま使用することがある。このような長期使用に
際し、ソルビン酸カリウムは、かびの発生防止に有効に
作用する。このソルビン酸カリウムは、吸着剤層13の
全体重量に対し2〜3重量%程度加えるとよい結果が得
られる。
次は、本発明のシート状吸着体11の使用態様の例であ
る。
■青果物入りパッケージ内に並べた青果物の下または上
に敷く。
■青果物入りパッケージ内において、青果物を載せる仕
切りトレーとして用いる。
■鮮魚を入れた箱のうえに敷く。
■シート状吸着体11または薄板基材12を卵容器に加
工し、卵を入れる。
これらの使用態様は、冷蔵庫の内外において可能である
。そしてこれらの使用態様により、いずれもこれに接触
する生鮮品の鮮度を長期に渡り保持できることが確認さ
れた。すなわち通気非透水皮膜14の非吸湿性(混水性
)により、吸着剤層13の吸着能の低下を抑え、1週間
以上の長期に渡り、生鮮品の発する老化有害物質を吸着
して、その鮮度低下を防止できる。
本発明のシート状吸着体11の厚さは、その使用目的に
応じ、柔軟性等の要素を考慮して、 0.5〜5ml1
1程度の範囲で形成することができる。
次に実験結果によって、本発明の詳細な説明する。
薄板基材12の材質、厚さ; 木製パルプ、0.1mm 吸着剤層13の構成材料、比率及び厚さ;活性炭15%
、赤医王石20%、青医王石15%、珊瑚10%、ゼオ
ライト40%(重量%)厚さ0.38〜0.43mm 
(第1図の両面吸着剤層タイプ) 通気非透水皮膜14の材料、形成処理方法及び厚さ;フ
ッ素樹脂系溶媒をフロンガスに混合したスプレーを塗布
、塗布厚0.02〜0.05mm以上のシート状吸着体
11に対し、次表に示す濃度の原奥を加湿空気とともに
閉じられた系内において循環させ、その原実の経過時間
による残存率及び原臭がなくなるまでの時間を測定した
(以下余白) 「発明の効果」 以上のように本発明の吸着体は、吸着剤層の吸湿を防止
して吸着性能を持続させることができる。また吸着剤層
は、薄板基材に設けられるので、生鮮品に容易に接触状
態とすることができ、生鮮品が発する老化有害物質を効
果的に吸着して、鮮度の低下を防止することができる。
さらに、粒状または粉状吸着剤に、直接通気非透水皮膜
を形成すれば、より広い用途に適用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はそれぞれ本発明の吸着体の実施例を示
す模式断面図、第3図は吸着剤層の粒子に形成される通
気非透水皮膜の模式図である。 11・・・シート状吸着体、12・・・薄板基材、13
・・・粒状または粉状吸着剤(N)、14・・・通気非
透水皮膜。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)通気性を有する薄板基材の表裏の少なくとも一面
    に、通気非透水皮膜を付した粒状または粉状吸着剤層を
    設けたことを特徴とする吸着体。
  2. (2)通気性を有する一対の薄板基材の間に、通気非透
    水皮膜を付した粒状または粉状吸着剤層を挟着したこと
    を特徴とする吸着体。
  3. (3)請求項1または2において、薄板基材は、木製パ
    ルプからなっている吸着体。
  4. (4)請求項1または2において、粒状または粉状吸着
    体は、活性炭、赤医王石、青医王石、珊瑚、ゼオライト
    またはこれらの混合物からなっている吸着体。
  5. (5)請求項4において、粒状または粉状吸着剤にはさ
    らに、ソルビン酸カリウムが混合されている吸着体。
  6. (6)請求項4または5において、粒状または粉状吸着
    剤の粒度は、500メッシュ以上である吸着体。
  7. (7)請求項1ないし6のいずれか1項において、粒状
    または粉状吸着剤の通気非透水皮膜は、フッ素樹脂系溶
    剤をフロンガスに混合したものをスプレーして形成され
    ている吸着体。
  8. (8)請求項1ないし6のいずれか1項において、薄板
    基材は、所定の凹凸を付した容器状をなしている吸着体
  9. (9)粒状または粉状の吸着剤に、通気非透水皮膜を付
    したことを特徴とする吸着体。
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Cited By (2)

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WO1995015187A1 (en) * 1993-11-30 1995-06-08 Reckitt & Colman Inc. Refrigerator freshener
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