JPH0215663Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0215663Y2 JPH0215663Y2 JP1985023065U JP2306585U JPH0215663Y2 JP H0215663 Y2 JPH0215663 Y2 JP H0215663Y2 JP 1985023065 U JP1985023065 U JP 1985023065U JP 2306585 U JP2306585 U JP 2306585U JP H0215663 Y2 JPH0215663 Y2 JP H0215663Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover plate
- spine
- sheet
- heading
- folding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Sheet Holders (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は書類等を綴じて保存するためのフアイ
ルに関し、特にフアイルの背部に設けられている
見出し挿入用シートの使用性及び強度性に勝れた
フアイルを提供するためのものである。
ルに関し、特にフアイルの背部に設けられている
見出し挿入用シートの使用性及び強度性に勝れた
フアイルを提供するためのものである。
[従来の技術]
フアイルの背部に見出し挿入用シートを設けた
従来技術の一例としては、実公昭34−16024号公
報に記載の考案が示されている。
従来技術の一例としては、実公昭34−16024号公
報に記載の考案が示されている。
この考案は、フアイルの綴込背表紙の表面にビ
ニール又はセロハン紙などの透明紙を当て、その
上下両縁及び一側縁を綴込背表紙の裏面に折り曲
げ定着したもので、綴込背表紙と透明紙の間に見
出し表示片を挿入する構造のものである。
ニール又はセロハン紙などの透明紙を当て、その
上下両縁及び一側縁を綴込背表紙の裏面に折り曲
げ定着したもので、綴込背表紙と透明紙の間に見
出し表示片を挿入する構造のものである。
さらに、この綴込背表紙の上下縁の近くには、
横に多数の綴孔が列設されている。
横に多数の綴孔が列設されている。
[考案が解決しようとする問題点]
しかしながら、上記方法によると、透明紙を綴
込背表紙の裏面に折り曲げ定着した構造であるた
め、フアイルの出し入れ等により、経時的にフア
イルの底部が摩耗して、綴込背表紙の裏面に折り
曲げた透明紙の底部が破けるという問題が生じ
る。
込背表紙の裏面に折り曲げ定着した構造であるた
め、フアイルの出し入れ等により、経時的にフア
イルの底部が摩耗して、綴込背表紙の裏面に折り
曲げた透明紙の底部が破けるという問題が生じ
る。
また、書類を綴じるためには、綴込背表紙の綴
孔に紐を通して縛る構造のため、透明紙の綴孔近
くの部分には、紐を縛ることによる力が加わり摩
耗が早く、また汚れが付着しやすい。このため、
書類を増やそうとして、綴孔を移動する場合な
ど、前回紐が通つていた綴孔付近の透明紙が摩耗
して不透明になつていたり、または汚れたりして
いて機能を十分に果せない場合も生じる。
孔に紐を通して縛る構造のため、透明紙の綴孔近
くの部分には、紐を縛ることによる力が加わり摩
耗が早く、また汚れが付着しやすい。このため、
書類を増やそうとして、綴孔を移動する場合な
ど、前回紐が通つていた綴孔付近の透明紙が摩耗
して不透明になつていたり、または汚れたりして
いて機能を十分に果せない場合も生じる。
さらに、見出し表示片のサイズは書類を増やし
て、綴孔を移動する度ごとに、フアイルの厚みに
合わして入れ替える必要がある。なぜならば、最
初に大きな見出し表示片を挿入しておき、書類の
増加に応じて、これに名称を記入する方法にする
と、見出し表示片に綴孔を空ける必要が生じ、美
感及び見出し表示機能を損ねるからである。
て、綴孔を移動する度ごとに、フアイルの厚みに
合わして入れ替える必要がある。なぜならば、最
初に大きな見出し表示片を挿入しておき、書類の
増加に応じて、これに名称を記入する方法にする
と、見出し表示片に綴孔を空ける必要が生じ、美
感及び見出し表示機能を損ねるからである。
本考案は、上記知見に基づいて、フアイルの背
部の見出し挿入用シートを使用し易く、さらに耐
摩耗性に優れた構造にすることを解決する課題と
するものである。
部の見出し挿入用シートを使用し易く、さらに耐
摩耗性に優れた構造にすることを解決する課題と
するものである。
[問題点を解決するための手段]
上記課題は、以下の各部構造を持つ見出し挿入
用シート付フアイルによつて解決される。
用シート付フアイルによつて解決される。
見出し挿入用シート付フアイルは第1表紙板を
有している。第1表紙板は、表紙板と背表紙板と
を一体に形成するとともに、前記背表紙板の前記
表紙板との境界部分近傍を、内側へ二重に折込ん
で第1折込み片を形成している。
有している。第1表紙板は、表紙板と背表紙板と
を一体に形成するとともに、前記背表紙板の前記
表紙板との境界部分近傍を、内側へ二重に折込ん
で第1折込み片を形成している。
前記背表紙板は第2表紙板の袋状部に収納され
ており、さらに第2表紙板には、前記第1折込み
片と共に書類を挟んで綴じ込むための第2折込み
片が設けられている。
ており、さらに第2表紙板には、前記第1折込み
片と共に書類を挟んで綴じ込むための第2折込み
片が設けられている。
さらに、見出し挿入用シート付フアイルは見出
し挿入用シートとを有している。見出し挿入用シ
ートは、前記背表紙板の背部に貼着される透明な
樹脂の薄膜である。
し挿入用シートとを有している。見出し挿入用シ
ートは、前記背表紙板の背部に貼着される透明な
樹脂の薄膜である。
そして、前記背表紙板の表面には樹脂製のフイ
ルムが被着されており、前記背表紙板の前記第1
折込み片に、前記見出し挿入用シートの一側縁が
差し込まれた状態で貼着され、かつ、前記見出し
挿入用シートの他側縁は前記背表紙板の表面の前
記フイルムに貼着されている。
ルムが被着されており、前記背表紙板の前記第1
折込み片に、前記見出し挿入用シートの一側縁が
差し込まれた状態で貼着され、かつ、前記見出し
挿入用シートの他側縁は前記背表紙板の表面の前
記フイルムに貼着されている。
[作用]
上記手段を有する見出し挿入用シート付フアイ
ルにおいて、背表紙板の表面にはフイルムが被着
されており、このフイルムに見出し挿入用シート
が貼着されている。しかも、見出し挿入用シート
の一側縁は第1折込み片に差し込まれた状態で、
貼着されている。このため、フイルムと見出し挿
入用シートは堅固に貼着される。さらに、見出し
挿入用シートは背表紙板の背部に貼着されてお
り、背表紙板の裏面に折り曲げて定着する構造で
はないため、フアイルの出し入れ等により、折り
曲げ部分が経時的に摩耗して破れることもない。
ルにおいて、背表紙板の表面にはフイルムが被着
されており、このフイルムに見出し挿入用シート
が貼着されている。しかも、見出し挿入用シート
の一側縁は第1折込み片に差し込まれた状態で、
貼着されている。このため、フイルムと見出し挿
入用シートは堅固に貼着される。さらに、見出し
挿入用シートは背表紙板の背部に貼着されてお
り、背表紙板の裏面に折り曲げて定着する構造で
はないため、フアイルの出し入れ等により、折り
曲げ部分が経時的に摩耗して破れることもない。
また、書類は第1、第2折込み片の間に綴じら
れるため、見出し挿入用シートに書類を綴じるた
めの力が加わることがない。このため、見出し挿
入用シートの摩耗や破損が生じにくく、又汚れも
付着しにくい。
れるため、見出し挿入用シートに書類を綴じるた
めの力が加わることがない。このため、見出し挿
入用シートの摩耗や破損が生じにくく、又汚れも
付着しにくい。
さらに、書類を増やす場合においても、背表紙
板を第2表紙板の袋状部から必要な寸法だけ外部
に出す構造のため、あらかじめ、大きな見出し表
示片を挿入しておき、書類の追加する度に、その
名称を記入することが可能である。したがつて、
見出し表示片のサイズをフアイルの厚みに応じて
入れ替える必要もない。
板を第2表紙板の袋状部から必要な寸法だけ外部
に出す構造のため、あらかじめ、大きな見出し表
示片を挿入しておき、書類の追加する度に、その
名称を記入することが可能である。したがつて、
見出し表示片のサイズをフアイルの厚みに応じて
入れ替える必要もない。
[実施例]
以下、本考案を具体化した実施例を図面にした
がつて具体的に説明する。
がつて具体的に説明する。
図中Fは紙製からなる薄板状のフアイルであつ
て、第1表紙板aと第2表紙板bとからなり、第
1表紙板aの背表紙板3を第2表紙板bの差込細
隙H内に差込む形式である。第1表紙板aは、内
側に二重に折り込んだ折込み片1をほぼ中間にし
て表紙板2と背表紙板3とが一体に形成されてい
る。表紙板2と第2表紙板bとが同一寸法で、ま
た前記背表紙板3は表紙板2よりも若干小さく、
背表紙板3が第2表紙板bの差込細隙H内に差込
可能となつている。また、第1表紙板aの表側に
は折込み片1の折曲線8から背表紙板3の外側縁
に亘つて塩化ビニール、ポリエチレン等のフイル
ムEが被着されている。前記背表紙板3には背部
4が形成するために縦方向に複数の凹凸状の折曲
線5が折込み片1の折曲線7から背表紙板3のほ
ぼ中間付近に亘つてほぼ等間隔で設けられ、かつ
前記背部4を形成する範囲に亘つて透明の合成樹
脂製のシート6が前記フイルムEに対して貼着さ
れている。すなわち、このシート6の一側縁は最
も外側の折曲線5を越えた部分で熱溶着され、か
つシート6の他側縁は前記折込み片1に差し込ん
だ状態で熱溶着されている。したがつて、熱溶着
されていない上下縁より見出し表Pが挿入可能と
なつている。なお、この上下縁の一方を熱溶着
し、シート6をポケツト状に貼着してもよい。
て、第1表紙板aと第2表紙板bとからなり、第
1表紙板aの背表紙板3を第2表紙板bの差込細
隙H内に差込む形式である。第1表紙板aは、内
側に二重に折り込んだ折込み片1をほぼ中間にし
て表紙板2と背表紙板3とが一体に形成されてい
る。表紙板2と第2表紙板bとが同一寸法で、ま
た前記背表紙板3は表紙板2よりも若干小さく、
背表紙板3が第2表紙板bの差込細隙H内に差込
可能となつている。また、第1表紙板aの表側に
は折込み片1の折曲線8から背表紙板3の外側縁
に亘つて塩化ビニール、ポリエチレン等のフイル
ムEが被着されている。前記背表紙板3には背部
4が形成するために縦方向に複数の凹凸状の折曲
線5が折込み片1の折曲線7から背表紙板3のほ
ぼ中間付近に亘つてほぼ等間隔で設けられ、かつ
前記背部4を形成する範囲に亘つて透明の合成樹
脂製のシート6が前記フイルムEに対して貼着さ
れている。すなわち、このシート6の一側縁は最
も外側の折曲線5を越えた部分で熱溶着され、か
つシート6の他側縁は前記折込み片1に差し込ん
だ状態で熱溶着されている。したがつて、熱溶着
されていない上下縁より見出し表Pが挿入可能と
なつている。なお、この上下縁の一方を熱溶着
し、シート6をポケツト状に貼着してもよい。
表紙板2の外側縁にほぼ同一形状の補強板2a
が連続状に設けられ、折曲線9を折曲して二重合
わせに接着している。
が連続状に設けられ、折曲線9を折曲して二重合
わせに接着している。
第2表紙板bは第3図、第4図に示すように二
重合わせの折込み片13(第4図参照)と内面板
10と上下端に糊代部11aを有する外面板11
とを連続状に設け、かつ、この外面板11と内面
板10との境界に折曲線12が設けられている。
そして、前記糊代部11aに内側に折り込んだ状
態で前記折曲線12を折曲して第2表紙板bを袋
状に形成する。すなわち、前記外面板11の折込
み片13側の側縁を第1表紙板aの背表紙板3を
差込む差込み口14として偏平な差込細隙Hを形
成したものである。また、前記内面板10の外側
縁に折込み片13を折曲する折曲線15が設けら
れている。なお、前述した折込み片1,13には
鳩目16が同一位置に取付けられ、またバンドB
は前記表紙板2の外側縁と第2表紙板bの外側縁
のほぼ中央に取付けられている。そして、このバ
ンドBどうしを結ぶことによりフアイルFの拡開
が防止され、フアイルFの持ち運びの便宜を図つ
ている。
重合わせの折込み片13(第4図参照)と内面板
10と上下端に糊代部11aを有する外面板11
とを連続状に設け、かつ、この外面板11と内面
板10との境界に折曲線12が設けられている。
そして、前記糊代部11aに内側に折り込んだ状
態で前記折曲線12を折曲して第2表紙板bを袋
状に形成する。すなわち、前記外面板11の折込
み片13側の側縁を第1表紙板aの背表紙板3を
差込む差込み口14として偏平な差込細隙Hを形
成したものである。また、前記内面板10の外側
縁に折込み片13を折曲する折曲線15が設けら
れている。なお、前述した折込み片1,13には
鳩目16が同一位置に取付けられ、またバンドB
は前記表紙板2の外側縁と第2表紙板bの外側縁
のほぼ中央に取付けられている。そして、このバ
ンドBどうしを結ぶことによりフアイルFの拡開
が防止され、フアイルFの持ち運びの便宜を図つ
ている。
続いて、上述のように構成された実施例の作用
について説明する。
について説明する。
第1表紙板aの背表紙板3を第2表紙板bの差
込細隙Hから引き出した後、折込み片1,13間
に書類Cを挟み、かつ鳩目16〜16間に脱離防
止用の紐(図示せず)を通して緊締し、そして書
類Cの綴込量に応じて前記背表紙板3の折曲線5
を折曲する(第4図参照)。
込細隙Hから引き出した後、折込み片1,13間
に書類Cを挟み、かつ鳩目16〜16間に脱離防
止用の紐(図示せず)を通して緊締し、そして書
類Cの綴込量に応じて前記背表紙板3の折曲線5
を折曲する(第4図参照)。
そして、シート6の上下縁より前記シート6と
背部4との間の隙間に綴じ込んだ書類Cの内容を
表わして見出し表Pを挿入する(第1図参照)。
背部4との間の隙間に綴じ込んだ書類Cの内容を
表わして見出し表Pを挿入する(第1図参照)。
次に、本実施例の製造過程を説明すると、第1
表紙板aは第3図に示すようにフイルムEが被着
された一枚の用紙にリール(図示しない)にまき
つけられたシート6の側縁を前記折込み片1の折
曲線17に合わせ、かつシート6を背表紙板3の
外側縁まで延した状態で前記折曲線17を中心に
表紙板2と背表紙板3とを折り重ねる。すなわ
ち、第5図に示すようにシート6の側縁を折込み
片1に差し込んだ状態で、この折込み片1を高周
波ミシンのローラRによつてフイルムEとシート
6とを一体的に熱溶着し、かつ折込み片1の上下
端を特に圧着する。次に、第6図に示すように折
込み片1の折曲線8を中心に表紙板2を折り返し
て背表紙板3の最も外側の折曲線5を越えた部分
のシート6に対して両端に横線状のミシン目を有
する前記ローラRによつてシート6とフイルムE
とを熱溶着し、かつシート6をリールから切離
す。すなわち、シート6の他側縁と一側縁とがこ
この工程で形成される。
表紙板aは第3図に示すようにフイルムEが被着
された一枚の用紙にリール(図示しない)にまき
つけられたシート6の側縁を前記折込み片1の折
曲線17に合わせ、かつシート6を背表紙板3の
外側縁まで延した状態で前記折曲線17を中心に
表紙板2と背表紙板3とを折り重ねる。すなわ
ち、第5図に示すようにシート6の側縁を折込み
片1に差し込んだ状態で、この折込み片1を高周
波ミシンのローラRによつてフイルムEとシート
6とを一体的に熱溶着し、かつ折込み片1の上下
端を特に圧着する。次に、第6図に示すように折
込み片1の折曲線8を中心に表紙板2を折り返し
て背表紙板3の最も外側の折曲線5を越えた部分
のシート6に対して両端に横線状のミシン目を有
する前記ローラRによつてシート6とフイルムE
とを熱溶着し、かつシート6をリールから切離
す。すなわち、シート6の他側縁と一側縁とがこ
この工程で形成される。
第2表紙板bは外面板11の糊代部11aに接
着剤を塗布して前記外面板11と内面板10とを
接着する。また、折込み片13は折曲線18を中
心にして折り込み、かつ接着して形成する(第3
図、第5図参照)。
着剤を塗布して前記外面板11と内面板10とを
接着する。また、折込み片13は折曲線18を中
心にして折り込み、かつ接着して形成する(第3
図、第5図参照)。
なお、第1表紙板aの表紙板2と補強板2aと
の折曲線9のほぼ中央および第2表紙bの折曲線
12のほぼ中央にバンド挿入用口19を設け、こ
のバンド挿入用口19にバンドBを挿入した状態
でバンドBを前記表紙板2および第2表紙板bに
挟着する(第5図、第6図参照)。また、綴込表
紙a,bの折込み片1,13の同一位置にポンチ
(図示せず)等で穴20を設けた後に鳩目16を
取付ける。
の折曲線9のほぼ中央および第2表紙bの折曲線
12のほぼ中央にバンド挿入用口19を設け、こ
のバンド挿入用口19にバンドBを挿入した状態
でバンドBを前記表紙板2および第2表紙板bに
挟着する(第5図、第6図参照)。また、綴込表
紙a,bの折込み片1,13の同一位置にポンチ
(図示せず)等で穴20を設けた後に鳩目16を
取付ける。
従つて、本実施例においてシート6の一側縁を
フイルムEに対して直接に熱溶着するのでシート
6が背表紙板3に対して強固に貼着できる。ま
た、本実施例はシート6の貼着が高周波ミシンで
行なう機械作業であり、かつ貼着工程がフイルム
Eに対して熱溶着する一工程なので、貼着作業の
能率化になる。さらに、第1表紙板aの背表紙板
3の折曲線5を複数本設けているので、書類Cの
綴込量に応じて前記背表紙板3を第2表紙板bの
差込細隙Hから引き出して背部4の有効幅を任意
に増減できる。
フイルムEに対して直接に熱溶着するのでシート
6が背表紙板3に対して強固に貼着できる。ま
た、本実施例はシート6の貼着が高周波ミシンで
行なう機械作業であり、かつ貼着工程がフイルム
Eに対して熱溶着する一工程なので、貼着作業の
能率化になる。さらに、第1表紙板aの背表紙板
3の折曲線5を複数本設けているので、書類Cの
綴込量に応じて前記背表紙板3を第2表紙板bの
差込細隙Hから引き出して背部4の有効幅を任意
に増減できる。
なお、第7図に示すように背部4をほぼ中間と
して表紙板2と背表紙板3とを一体形成し、かつ
前記背部4を内側に折り込み折込み片1を形成し
たフアイルFであつて、見出し挿入用のシート6
の一側縁を前記背部4近傍に接着剤で貼着し、前
記シート6の他側縁を前記折込み片1に差し込ん
だ状態で接着剤により貼着してもよい。
して表紙板2と背表紙板3とを一体形成し、かつ
前記背部4を内側に折り込み折込み片1を形成し
たフアイルFであつて、見出し挿入用のシート6
の一側縁を前記背部4近傍に接着剤で貼着し、前
記シート6の他側縁を前記折込み片1に差し込ん
だ状態で接着剤により貼着してもよい。
[考案の効果]
本考案においては、背表紙板の表面のフイルム
に見出し挿入用シートが堅固に貼着されるため、
見出し挿入用シートの耐久性が向上する。
に見出し挿入用シートが堅固に貼着されるため、
見出し挿入用シートの耐久性が向上する。
また、見出し挿入用シートの書類を綴じるため
の力が加わることがなく、このため、見出し挿入
用シートの摩耗や破損が生じにくく、又汚れも付
着しにくい。
の力が加わることがなく、このため、見出し挿入
用シートの摩耗や破損が生じにくく、又汚れも付
着しにくい。
さらに、書類を増やす場合においても、背表紙
板を第2表紙板の袋状部から必要な寸法だけ外部
に出す構造のため、あらかじめ、大きな見出し表
示片を挿入しておくことができ、見出し表示片の
サイズをフアイルの厚みに応じて入れ替れる必要
もない。このため、フアイルの使用性が向上して
いる。
板を第2表紙板の袋状部から必要な寸法だけ外部
に出す構造のため、あらかじめ、大きな見出し表
示片を挿入しておくことができ、見出し表示片の
サイズをフアイルの厚みに応じて入れ替れる必要
もない。このため、フアイルの使用性が向上して
いる。
図は本考案の実施例を示し、第1図から第6図
までは一の実施例を示し、第1図は全体視図、第
2図は第1図の−線拡大断面図、第3図は展
開図、第4図はフアイルに書類を挟んだ時の使用
状態図、第5図はフアイルの製造過程を示す平面
図、第6図もフアイルの製造過程を示す平面図、
第7図は別の実施例を示す全体斜視図である。 1……折込み片、2……表紙板、3……背表紙
板、4……背部、6……シート、P……見出し
表、F……フアイル。
までは一の実施例を示し、第1図は全体視図、第
2図は第1図の−線拡大断面図、第3図は展
開図、第4図はフアイルに書類を挟んだ時の使用
状態図、第5図はフアイルの製造過程を示す平面
図、第6図もフアイルの製造過程を示す平面図、
第7図は別の実施例を示す全体斜視図である。 1……折込み片、2……表紙板、3……背表紙
板、4……背部、6……シート、P……見出し
表、F……フアイル。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 表紙板と背表紙板とを一体に形成するととも
に、前記背表紙板の前記表紙板との境界部分近傍
を、内側へ二重に折込んで第1折込み片を形成し
た第1表紙板と、 前記背表紙板を収納するための袋状部と、前記
第1折込み片と共に書類を挟んで綴じ込むための
第2折込み片を備える第2表紙板と、 前記背表紙板の背部に貼着される透明な樹脂の
薄膜である見出し挿入用シートとを有し、 前記背表紙板の表面には樹脂製のフイルムが被
着されており、前記背表紙板の前記第1折込み片
に、見出し挿入用シートの一側縁が差し込まれた
状態で貼着され、かつ、前記見出し挿入用シート
の他側縁は前記背表紙板の表面の前記フイルムに
貼着されていることを特徴とする見出し挿入用シ
ート付フアイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985023065U JPH0215663Y2 (ja) | 1985-02-19 | 1985-02-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985023065U JPH0215663Y2 (ja) | 1985-02-19 | 1985-02-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61138575U JPS61138575U (ja) | 1986-08-28 |
JPH0215663Y2 true JPH0215663Y2 (ja) | 1990-04-26 |
Family
ID=30515957
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985023065U Expired JPH0215663Y2 (ja) | 1985-02-19 | 1985-02-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0215663Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2814968B2 (ja) * | 1995-10-27 | 1998-10-27 | コクヨ株式会社 | ファイル |
JP5308490B2 (ja) * | 2011-08-17 | 2013-10-09 | 正治 野月 | ファイル |
KR102346966B1 (ko) * | 2015-11-13 | 2022-01-04 | 드림산업(주) | 클리어 파일 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5098827U (ja) * | 1974-01-17 | 1975-08-16 |
-
1985
- 1985-02-19 JP JP1985023065U patent/JPH0215663Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61138575U (ja) | 1986-08-28 |
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