JPH0214523B2 - - Google Patents
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- JPH0214523B2 JPH0214523B2 JP10511181A JP10511181A JPH0214523B2 JP H0214523 B2 JPH0214523 B2 JP H0214523B2 JP 10511181 A JP10511181 A JP 10511181A JP 10511181 A JP10511181 A JP 10511181A JP H0214523 B2 JPH0214523 B2 JP H0214523B2
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- JP
- Japan
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- exhaust
- electric heater
- exhaust gas
- particulates
- engine
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
- F01N3/00—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust
- F01N3/02—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust
- F01N3/021—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust by means of filters
- F01N3/023—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust by means of filters using means for regenerating the filters, e.g. by burning trapped particles
- F01N3/027—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust by means of filters using means for regenerating the filters, e.g. by burning trapped particles using electric or magnetic heating means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
- F01N2330/00—Structure of catalyst support or particle filter
- F01N2330/06—Ceramic, e.g. monoliths
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はデイーゼルエンジンの排気ガス処理装
置に関し、更に詳しくは、排気ガス中に含まれれ
るカーボン粒子及びそれと同様な粒状物(以下、
排気微粒子という)を物理的方法によつて適切な
捕集材に捕集し、捕集された排気微粒子を周期的
に焼却し、捕集材を再生するに適した排気微粒子
浄化装置に関する。
置に関し、更に詳しくは、排気ガス中に含まれれ
るカーボン粒子及びそれと同様な粒状物(以下、
排気微粒子という)を物理的方法によつて適切な
捕集材に捕集し、捕集された排気微粒子を周期的
に焼却し、捕集材を再生するに適した排気微粒子
浄化装置に関する。
この種の排気微粒子はカーボン粒子のように可
燃性のものがほとんどで、このような可燃性の微
粒子を捕集し、捕集された微粒子を焼却して捕集
材を再生するには、従来から次のような方法が知
られており、それぞれ以下に述べるような欠点が
あつた。
燃性のものがほとんどで、このような可燃性の微
粒子を捕集し、捕集された微粒子を焼却して捕集
材を再生するには、従来から次のような方法が知
られており、それぞれ以下に述べるような欠点が
あつた。
1 デイーゼルエンジンの吸気系を絞り、排気ガ
スの温度を上昇させ、排気微粒子を燃焼させる
方法。この方法は、エンジンの高負荷域では排
気温が十分上昇するので排気微粒子の焼却が可
能であるが、低負荷域では排気温が十分上昇せ
ず、排気微粒子の焼却、捕集材の再生が不可能
となる。
スの温度を上昇させ、排気微粒子を燃焼させる
方法。この方法は、エンジンの高負荷域では排
気温が十分上昇するので排気微粒子の焼却が可
能であるが、低負荷域では排気温が十分上昇せ
ず、排気微粒子の焼却、捕集材の再生が不可能
となる。
2 デイーゼルエンジンの排気系にオイルバーナ
を設け、排気ガスの温度を排気微粒子が燃焼す
る温度まで上昇させて焼却する方法。この方法
は、オイルバーナの耐久性、安全性等に問題が
あり、また装置が複雑となり、コストも高い。
特に、排気ガスの流れをデユアルにし、一方の
流れを止めて焼却、再生する場合は装置が更に
複雑となる。
を設け、排気ガスの温度を排気微粒子が燃焼す
る温度まで上昇させて焼却する方法。この方法
は、オイルバーナの耐久性、安全性等に問題が
あり、また装置が複雑となり、コストも高い。
特に、排気ガスの流れをデユアルにし、一方の
流れを止めて焼却、再生する場合は装置が更に
複雑となる。
3 電気ヒータを捕集材の全面に取り付け、捕集
材の表面に付着した排気微粒子を燃焼させ、そ
れを熱源として下流の微粒子を自燃させる方
法。この方法は、捕集材の全表面に電気ヒータ
を取り付ける為、電力消費が非常に大きく、自
動車部品として成り立ちにくい。電力消費を小
さくする為には、排気ガスの流れをデユアルに
し、一方の流れを止めて電気ヒータで燃焼させ
る必要があり、装置が複雑となり、コストも高
くなる。
材の表面に付着した排気微粒子を燃焼させ、そ
れを熱源として下流の微粒子を自燃させる方
法。この方法は、捕集材の全表面に電気ヒータ
を取り付ける為、電力消費が非常に大きく、自
動車部品として成り立ちにくい。電力消費を小
さくする為には、排気ガスの流れをデユアルに
し、一方の流れを止めて電気ヒータで燃焼させ
る必要があり、装置が複雑となり、コストも高
くなる。
本発明の目的は、上述のような欠点を解消し、
耐久性、安全性に優れかつ構造が簡単で低コスト
のデイーゼルエンジンの排気微粒子浄化装置を提
供することにある。
耐久性、安全性に優れかつ構造が簡単で低コスト
のデイーゼルエンジンの排気微粒子浄化装置を提
供することにある。
このような目的を実現する為に、本発明は、デ
イーゼルエンジンの排気ガス径路に排気微粒子の
捕集材を設け、該捕集材を三次元網目構造のセラ
ミツクフイルタで構成すると共に、該セラミツク
フオームの排気ガス流路を複数に分割する壁を設
け、前記セラミツクフオームの上流端面に複数の
電気ヒータ素子をそれぞれが各流路に対応するよ
うに分散して配置したことを特徴とする。
イーゼルエンジンの排気ガス径路に排気微粒子の
捕集材を設け、該捕集材を三次元網目構造のセラ
ミツクフイルタで構成すると共に、該セラミツク
フオームの排気ガス流路を複数に分割する壁を設
け、前記セラミツクフオームの上流端面に複数の
電気ヒータ素子をそれぞれが各流路に対応するよ
うに分散して配置したことを特徴とする。
これらの複数個の電気ヒータ素子は一度に加熱
されるのではなく、順番に加熱されるのが望まし
く、これにより電力の消費を少なくすることがで
きる。電気ヒータ素子は分散的に配置されている
ので、排気ガスの流れを妨げることはない。電気
ヒータ素子の加熱のコントロールは、コンピユー
タ装置等によりなされる。また、エンジンの吸気
通路を絞るスロツトリング手段と併用し、排気ガ
ス温を上昇させた状態で電気ヒータ素子を作動さ
せるのが好ましい。更に、排気微粒子の燃焼を促
進する為に、捕集材の上流にて排気ガスに二次空
気を供給するのが望ましい。これらによつて、電
気ヒータ素子の加熱に要する電力を更に少なくす
ることができる。なお、捕集材の再生は、エンジ
ンのアイドル運転時に行なうのが望ましい。
されるのではなく、順番に加熱されるのが望まし
く、これにより電力の消費を少なくすることがで
きる。電気ヒータ素子は分散的に配置されている
ので、排気ガスの流れを妨げることはない。電気
ヒータ素子の加熱のコントロールは、コンピユー
タ装置等によりなされる。また、エンジンの吸気
通路を絞るスロツトリング手段と併用し、排気ガ
ス温を上昇させた状態で電気ヒータ素子を作動さ
せるのが好ましい。更に、排気微粒子の燃焼を促
進する為に、捕集材の上流にて排気ガスに二次空
気を供給するのが望ましい。これらによつて、電
気ヒータ素子の加熱に要する電力を更に少なくす
ることができる。なお、捕集材の再生は、エンジ
ンのアイドル運転時に行なうのが望ましい。
以下、添付図面を参照し本発明の実施例につい
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
第1図において、1はエンジン冷却用フアン、
2は燃料噴射ポンプ、6は吸気系に設けたスロツ
トルバルブ、14はデイーゼルエンジン本体、1
5はトランスミツシヨン、16は排気マニホルド
である。スロツトルバルブ6はリンク7を介して
負圧作動式ダイヤフラム弁8に連結され、このダ
イヤフラム弁8は負圧切替弁9、バキユーム配管
5を介してバキユームポンプ17′に連結されて
いる。また負圧切替弁9は配線12を介してマイ
クロコンピユータCPU50に連結されている。
従つて、CPU50から配線12を通じて指令信
号が負圧切替弁9に入力されると、この負圧切替
弁9のバキユーム径路が開き、バキユームポンプ
17′からの負圧が配管5を通じてダイヤフラム
弁8に伝えられ、リンク7を介してスロツトルバ
ルブ6を閉方向に作動させる。これが吸気通路を
絞るスロツトリング手段である。スロツトルバル
ブ6の開度は配線11を介してスロツトルセンサ
10で検知され、配線13を介してCPU50に
入力される。
2は燃料噴射ポンプ、6は吸気系に設けたスロツ
トルバルブ、14はデイーゼルエンジン本体、1
5はトランスミツシヨン、16は排気マニホルド
である。スロツトルバルブ6はリンク7を介して
負圧作動式ダイヤフラム弁8に連結され、このダ
イヤフラム弁8は負圧切替弁9、バキユーム配管
5を介してバキユームポンプ17′に連結されて
いる。また負圧切替弁9は配線12を介してマイ
クロコンピユータCPU50に連結されている。
従つて、CPU50から配線12を通じて指令信
号が負圧切替弁9に入力されると、この負圧切替
弁9のバキユーム径路が開き、バキユームポンプ
17′からの負圧が配管5を通じてダイヤフラム
弁8に伝えられ、リンク7を介してスロツトルバ
ルブ6を閉方向に作動させる。これが吸気通路を
絞るスロツトリング手段である。スロツトルバル
ブ6の開度は配線11を介してスロツトルセンサ
10で検知され、配線13を介してCPU50に
入力される。
燃料噴射ポンプ2は、燃料配管4を通じて各気
筒の燃料噴射弁4′に連結され、デイーゼルエン
ジンの燃焼室に燃料を噴射し、エンジンの作動が
行なわれる。
筒の燃料噴射弁4′に連結され、デイーゼルエン
ジンの燃焼室に燃料を噴射し、エンジンの作動が
行なわれる。
排気マニホルド16のすぐ下流の排気管路の部
分12は捕集材(トラツパ)容器23が取り付け
られている。しかし、このトラツパ容器23は排
気マニホルド16の集合部の下流に位置するよう
に、この排気マニホルド16と一体的に鋳物等で
構成してもよい。トラツパ容器23の内部には、
第2図aに示すように、捕集材(トラツプ材)2
8がある。このトラツプ材28は三元次網目構造
のセラミツクフオーム(フオームフイルタ)で構
成されている。即ち、排気ガスはセラミツクフオ
ーム中を通過可能であり、排気ガス中に含まれて
いる排気微粒子をその網目間に捕集することがで
きるようになつている。
分12は捕集材(トラツパ)容器23が取り付け
られている。しかし、このトラツパ容器23は排
気マニホルド16の集合部の下流に位置するよう
に、この排気マニホルド16と一体的に鋳物等で
構成してもよい。トラツパ容器23の内部には、
第2図aに示すように、捕集材(トラツプ材)2
8がある。このトラツプ材28は三元次網目構造
のセラミツクフオーム(フオームフイルタ)で構
成されている。即ち、排気ガスはセラミツクフオ
ーム中を通過可能であり、排気ガス中に含まれて
いる排気微粒子をその網目間に捕集することがで
きるようになつている。
本発明では、セラミツクフオーム28の排気ガ
ス流路を複数に分割する長手方向の壁29が設け
られている。このような壁29はセラミツクフオ
ームから成る捕集材28の成形時に同時に成形す
ることができる。このセラミツクフオーム28は
その上流域28aの部分で解媒が担持されてお
り、排気微粒子の着火直後に燃焼を促進させるよ
うにしている。セラミツクフオーム28の上流端
面12は複数個の電気ヒータ素子26(第2図
c)を、それぞれがセラミツクフオーム28の各
流路に対応するように分散的に配置する。このよ
うな電気ヒータ素子26は、第2図bに示すよう
に、セラミツクフオーム28の端面に窪み28b
を設け、この窪み28bの中に挿入した後、ハニ
カムフイルタ27(第2図a)を挾んで保持、固
定するのが都合が良い。なお、第1図及び第2図
aにおいて、20は各電気ヒータ素子26に電源
を供給するための端子であり、この電源端子20
から各電気ヒータ素子26まではハニカムフイル
タ27を越えて配線されている。また、第1図に
おいて、21は切換リレーでありCPU50に接
続されており、22は電源(バツテリ)、25は
アースである。
ス流路を複数に分割する長手方向の壁29が設け
られている。このような壁29はセラミツクフオ
ームから成る捕集材28の成形時に同時に成形す
ることができる。このセラミツクフオーム28は
その上流域28aの部分で解媒が担持されてお
り、排気微粒子の着火直後に燃焼を促進させるよ
うにしている。セラミツクフオーム28の上流端
面12は複数個の電気ヒータ素子26(第2図
c)を、それぞれがセラミツクフオーム28の各
流路に対応するように分散的に配置する。このよ
うな電気ヒータ素子26は、第2図bに示すよう
に、セラミツクフオーム28の端面に窪み28b
を設け、この窪み28bの中に挿入した後、ハニ
カムフイルタ27(第2図a)を挾んで保持、固
定するのが都合が良い。なお、第1図及び第2図
aにおいて、20は各電気ヒータ素子26に電源
を供給するための端子であり、この電源端子20
から各電気ヒータ素子26まではハニカムフイル
タ27を越えて配線されている。また、第1図に
おいて、21は切換リレーでありCPU50に接
続されており、22は電源(バツテリ)、25は
アースである。
また、第1図に示す実施例では、エアポンプ1
7が設けてあり、流量切換バルブ17″を介して
捕集材28の上流域に二次空気を供給する装置が
示してある。
7が設けてあり、流量切換バルブ17″を介して
捕集材28の上流域に二次空気を供給する装置が
示してある。
第1図の実施例では、上述したスロツトリング
手段と、電気ヒータ素子26による加熱手段と、
二次空気の供給手段とを互いに関連させて作用さ
せる。そのために、エンジンの運転条件や排気ガ
スの状態等を検出し、CPU50に入力する。即
ち、第1図において、3はエンジン負荷信号、5
1はエンジン水温信号、52はエンジン回転数信
号、53はトラツパ前の排気圧力信号(19は圧
力センサ)、54にトラツパ前の排気ガス温信号、
55はトラツパ内部温度信号であり、それぞれ
CPU50に入力される。
手段と、電気ヒータ素子26による加熱手段と、
二次空気の供給手段とを互いに関連させて作用さ
せる。そのために、エンジンの運転条件や排気ガ
スの状態等を検出し、CPU50に入力する。即
ち、第1図において、3はエンジン負荷信号、5
1はエンジン水温信号、52はエンジン回転数信
号、53はトラツパ前の排気圧力信号(19は圧
力センサ)、54にトラツパ前の排気ガス温信号、
55はトラツパ内部温度信号であり、それぞれ
CPU50に入力される。
第3図は、トラツパ容器の再生の作動を示す流
れ線図である。まず、前述のように、条件とし
て、エンジン水温(51)、エンジン負荷(3)、
エンジン回転数(52)、排気ガス圧力(53)、
トラツパ前の排気ガス温(54)、トラツパ内部
温度(55)等が情報としてCPU50(第1図)
に入力される。再生時間の判断は、主として排気
ガスの背圧(53)によつて判断する。即ち、デ
イーゼルエンジンから排出された排気ガスは矢印
P(第2図a)のように流れ、それに含まれる微
粒子がトラツパ材28に捕集され、その微粒子が
蓄積されるに従つてトラツパ容器23上流の排気
ガス圧力が上昇するので、この圧力が微粒子蓄積
の指標となる。再生時間であると判断すると、エ
ンジン水温(51)を確認する。これは、もしエ
ンジン始動直後などに再生が開始されないように
するためである。エンジン水温が80℃〜110℃の
間にあり、エンジン回転数がアイドル700rpm、
負荷なし、トラツパ内部温度40℃〜800℃であれ
ば、再生を開始する。即ち、まずスロツトリング
を開始する。これによつて、トラツパ前の排気ガ
ス温(54)が150℃以上になるのを確認したら
CPU50が電気ヒータ素子26に通電する信号
を出す。それと同時に、流量切換バルブ17″を
作動させ、捕集材28の上流域に二次空気を導入
する。これはスロツトリングによつて減少する空
気量を補い排気微粒子の燃焼を促進する為であ
る。電気ヒータ素子26が加熱し、排気微粒子が
燃焼したか否かの判断は、トラツパ内部温度(5
5)又は捕集材28の下流域における温度(5
6)によつてなされる。電電気ヒータ素子26へ
の通電時間は、捕集材28の表面の排気微粒子が
着火する程度の時間(20〜60秒程度)でよい。ま
た、電気ヒータ素子26は、一度にすべて通電さ
れるのではなく、1つ1つ順番に通電される。こ
れによつて電力消費を少なくすることができる。
電気ヒータ素子26への通電が終ると、その通電
順序がカウントアツプされる。その場合におい
て、通電順序は、排気微粒子が燃焼したか否かに
関係せず加算され次に移る様にする。次に、スロ
ツトリング及び二次空気導入が停止され、リセツ
トに戻る。
れ線図である。まず、前述のように、条件とし
て、エンジン水温(51)、エンジン負荷(3)、
エンジン回転数(52)、排気ガス圧力(53)、
トラツパ前の排気ガス温(54)、トラツパ内部
温度(55)等が情報としてCPU50(第1図)
に入力される。再生時間の判断は、主として排気
ガスの背圧(53)によつて判断する。即ち、デ
イーゼルエンジンから排出された排気ガスは矢印
P(第2図a)のように流れ、それに含まれる微
粒子がトラツパ材28に捕集され、その微粒子が
蓄積されるに従つてトラツパ容器23上流の排気
ガス圧力が上昇するので、この圧力が微粒子蓄積
の指標となる。再生時間であると判断すると、エ
ンジン水温(51)を確認する。これは、もしエ
ンジン始動直後などに再生が開始されないように
するためである。エンジン水温が80℃〜110℃の
間にあり、エンジン回転数がアイドル700rpm、
負荷なし、トラツパ内部温度40℃〜800℃であれ
ば、再生を開始する。即ち、まずスロツトリング
を開始する。これによつて、トラツパ前の排気ガ
ス温(54)が150℃以上になるのを確認したら
CPU50が電気ヒータ素子26に通電する信号
を出す。それと同時に、流量切換バルブ17″を
作動させ、捕集材28の上流域に二次空気を導入
する。これはスロツトリングによつて減少する空
気量を補い排気微粒子の燃焼を促進する為であ
る。電気ヒータ素子26が加熱し、排気微粒子が
燃焼したか否かの判断は、トラツパ内部温度(5
5)又は捕集材28の下流域における温度(5
6)によつてなされる。電電気ヒータ素子26へ
の通電時間は、捕集材28の表面の排気微粒子が
着火する程度の時間(20〜60秒程度)でよい。ま
た、電気ヒータ素子26は、一度にすべて通電さ
れるのではなく、1つ1つ順番に通電される。こ
れによつて電力消費を少なくすることができる。
電気ヒータ素子26への通電が終ると、その通電
順序がカウントアツプされる。その場合におい
て、通電順序は、排気微粒子が燃焼したか否かに
関係せず加算され次に移る様にする。次に、スロ
ツトリング及び二次空気導入が停止され、リセツ
トに戻る。
第4図は本発明の他の実施例を示すもので、第
1図と対応する図である。第1図の実施例と異な
る点は、エンジンの吸気系を絞るスロツトリング
機構と二次空気供給装置とを除いた点である。他
の構造及び作用は第1図の実施例と同様である。
1図と対応する図である。第1図の実施例と異な
る点は、エンジンの吸気系を絞るスロツトリング
機構と二次空気供給装置とを除いた点である。他
の構造及び作用は第1図の実施例と同様である。
第5図はセラミツクでコーテイングした電気ヒ
ータ素子30の配列を示したものである。このよ
うな素子30は、適切な電気加熱素子、例えばタ
ングステンをアルミニウム泊で包み、それをセラ
ミツクでコーテイングしたものである。このよう
なセラミツクヒータ素子30を用いれば、加熱素
子が排気ガスによつて酸化され劣化するおそれは
ない。
ータ素子30の配列を示したものである。このよ
うな素子30は、適切な電気加熱素子、例えばタ
ングステンをアルミニウム泊で包み、それをセラ
ミツクでコーテイングしたものである。このよう
なセラミツクヒータ素子30を用いれば、加熱素
子が排気ガスによつて酸化され劣化するおそれは
ない。
以上、本発明について詳しく説明したが、本発
明ではセラミツクフオームから成る捕集材28に
壁29を設けているので、捕集材28自体の強度
アツプが図られると共に、排気微粒子の燃焼が周
囲に拡散されず、軸方向に早く燃焼が伝わり、再
生時間が短かくなるという効果がある。また、こ
のような壁29を設けていない場合は、排気ガス
が捕集材28内をまつすぐに流れず偏流を生ずる
おそれがあり、複数の電気ヒータ素子26を順次
加熱した場合においても排気ガスの偏流の影響で
燃焼されない部分が生ずることがありうる。しか
しながら、本発明では上述のような壁29を設け
たので排気ガスの偏流が防止され、非燃焼部分が
生ずるおそはない。
明ではセラミツクフオームから成る捕集材28に
壁29を設けているので、捕集材28自体の強度
アツプが図られると共に、排気微粒子の燃焼が周
囲に拡散されず、軸方向に早く燃焼が伝わり、再
生時間が短かくなるという効果がある。また、こ
のような壁29を設けていない場合は、排気ガス
が捕集材28内をまつすぐに流れず偏流を生ずる
おそれがあり、複数の電気ヒータ素子26を順次
加熱した場合においても排気ガスの偏流の影響で
燃焼されない部分が生ずることがありうる。しか
しながら、本発明では上述のような壁29を設け
たので排気ガスの偏流が防止され、非燃焼部分が
生ずるおそはない。
第1図は本発明を用いたデイーゼルエンジンの
概略図、第2図aはトラツパ容器の断面図、第2
図bは第2図aの一部を拡大して示した図、第2
図cは電気ヒータ素子の配列を示す図、第3図は
トラツパ容器の再生の作動を示す流れ線図、第4
図は本発明の他の実施例を示す第1図と対応する
図、第5図はセラミツクでコーテイングした電気
ヒータ素子の配列を示す図である。 14……デイーゼルエンジン本体、16……排
気マニホルド、23……捕集材(トラツパ)容
器、26,30……電気ヒータ素子、28……捕
集材(トラツプ材)、29……壁、50……マイ
クロコンピユータ(CPU)。
概略図、第2図aはトラツパ容器の断面図、第2
図bは第2図aの一部を拡大して示した図、第2
図cは電気ヒータ素子の配列を示す図、第3図は
トラツパ容器の再生の作動を示す流れ線図、第4
図は本発明の他の実施例を示す第1図と対応する
図、第5図はセラミツクでコーテイングした電気
ヒータ素子の配列を示す図である。 14……デイーゼルエンジン本体、16……排
気マニホルド、23……捕集材(トラツパ)容
器、26,30……電気ヒータ素子、28……捕
集材(トラツプ材)、29……壁、50……マイ
クロコンピユータ(CPU)。
Claims (1)
- 1 排気ガス経路に排気微粒子の捕集材28を有
するデイーゼルエンジンにおいて、前記捕集材を
三元次網目構造のセラミツクフオームで構成する
と共に、該セラミツクフオームの排気ガス流路を
複数に分割する壁29を設け、前記セラミツクフ
オームの上流端面に複数の電気ヒータ素子26,
30をそれぞれが各流路に対応するように分散的
に配置したことを特徴とするデイーゼルエンジン
の排気微粒子浄化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56105111A JPS588218A (ja) | 1981-07-07 | 1981-07-07 | デイ−ゼルエンジンの排気微粒子浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56105111A JPS588218A (ja) | 1981-07-07 | 1981-07-07 | デイ−ゼルエンジンの排気微粒子浄化装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS588218A JPS588218A (ja) | 1983-01-18 |
JPH0214523B2 true JPH0214523B2 (ja) | 1990-04-09 |
Family
ID=14398725
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56105111A Granted JPS588218A (ja) | 1981-07-07 | 1981-07-07 | デイ−ゼルエンジンの排気微粒子浄化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS588218A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS588219A (ja) * | 1981-07-08 | 1983-01-18 | Nippon Denso Co Ltd | 排気ガス中の微粒子捕集浄化装置 |
JPS5870414U (ja) * | 1981-11-05 | 1983-05-13 | マツダ株式会社 | デイ−ゼルエンジンの排気浄化装置 |
JPS6210531A (ja) * | 1985-07-08 | 1987-01-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 換気装置 |
JPS646312U (ja) * | 1987-07-02 | 1989-01-13 |
-
1981
- 1981-07-07 JP JP56105111A patent/JPS588218A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS588218A (ja) | 1983-01-18 |
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