JPH02141225A - 結晶性熱可塑性樹脂フィルムの熱処理方法及び装置 - Google Patents
結晶性熱可塑性樹脂フィルムの熱処理方法及び装置Info
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- JPH02141225A JPH02141225A JP63296575A JP29657588A JPH02141225A JP H02141225 A JPH02141225 A JP H02141225A JP 63296575 A JP63296575 A JP 63296575A JP 29657588 A JP29657588 A JP 29657588A JP H02141225 A JPH02141225 A JP H02141225A
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Landscapes
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野1
本発明は、チューブラ−法で二軸延伸した結晶性熱可塑
性樹脂フィルムの熱処理方法及び装置に関し、食品包装
、コンピュータのような工業製品の包装、バッグインボ
ックス、ドラムの内装等の分野で利用することができる
。
性樹脂フィルムの熱処理方法及び装置に関し、食品包装
、コンピュータのような工業製品の包装、バッグインボ
ックス、ドラムの内装等の分野で利用することができる
。
[従来の技術]
プラスチックフィルムを例えばチューブラ−法で二軸延
伸した後、フィルム分子の配向を固定させて寸法安定性
を得るために熱処理を施している。
伸した後、フィルム分子の配向を固定させて寸法安定性
を得るために熱処理を施している。
この熱処理の際、チューブ状のフィルムを偏平に折り畳
んだ状態で、例えばポリアミド系フィルムであるナイロ
ン−6を200℃近傍の熱処理を施すと、上下のフィル
ム同士が融着するため処理後に2枚に分離することがで
きず、製品として使用することができないという問題点
が生ずる。このような問題点は、特にプラスチックフィ
ルムがポリアミド系のような結晶性熱可塑性樹脂フィル
ムの場合に顕著となる。
んだ状態で、例えばポリアミド系フィルムであるナイロ
ン−6を200℃近傍の熱処理を施すと、上下のフィル
ム同士が融着するため処理後に2枚に分離することがで
きず、製品として使用することができないという問題点
が生ずる。このような問題点は、特にプラスチックフィ
ルムがポリアミド系のような結晶性熱可塑性樹脂フィル
ムの場合に顕著となる。
そこで、このような問題点を解決するために、例えば、
チューブ状フィルムを二軸延伸後、加熱しながら圧縮空
気を入れてバブルを形成し、この後ニップロールで偏平
に折り畳み、熱処理を施すチューブ方式が提案されてい
る。
チューブ状フィルムを二軸延伸後、加熱しながら圧縮空
気を入れてバブルを形成し、この後ニップロールで偏平
に折り畳み、熱処理を施すチューブ方式が提案されてい
る。
または、2軸延伸された偏平チューブ状フィルムの耳部
を切開して2枚のフィルムに分離した後、エンドレスの
ベルト状物により両フィルム間に空隙を保った状態でテ
ンターに導入し、フィルムの両端をクリップで保持しな
がら熱処理を施すオープン方式が提案されている(特公
昭46−15439号公報参照)。
を切開して2枚のフィルムに分離した後、エンドレスの
ベルト状物により両フィルム間に空隙を保った状態でテ
ンターに導入し、フィルムの両端をクリップで保持しな
がら熱処理を施すオープン方式が提案されている(特公
昭46−15439号公報参照)。
[発明が解決しようとする課題]
上述したチューブ方式によれば、2枚のフィルム間に空
気が存在するため、融着は発生しないが、高い寸法安定
性を得ようとして180 ’C以上の温度で熱処理する
と、バブルが揺れて安定した熱処理が困難になるという
問題が生じる。この問題を回避するために、低い温度で
熱処理すれば、逆に良好な寸法安定性が得られなくなる
。
気が存在するため、融着は発生しないが、高い寸法安定
性を得ようとして180 ’C以上の温度で熱処理する
と、バブルが揺れて安定した熱処理が困難になるという
問題が生じる。この問題を回避するために、低い温度で
熱処理すれば、逆に良好な寸法安定性が得られなくなる
。
また、オーブン方式によれば、(1)エンドレスのベル
ト状物を有する介在装置が大掛かりであるため、作業ス
ペース及び装置コストの点で不利である、(ii )フ
ィルムに傷が生じ易い、(iii )エンドレスのベル
ト状物を両フィルム間に介在させながらフィルムの両端
部を安定して把持する機構が複雑になる、(iv )熱
処理の際のフィルムの収縮応力が大きいため、把持機構
を相当頑丈にしないと、フィルムが把持機構から外れて
連続処理が不可能になる、という問題がある。
ト状物を有する介在装置が大掛かりであるため、作業ス
ペース及び装置コストの点で不利である、(ii )フ
ィルムに傷が生じ易い、(iii )エンドレスのベル
ト状物を両フィルム間に介在させながらフィルムの両端
部を安定して把持する機構が複雑になる、(iv )熱
処理の際のフィルムの収縮応力が大きいため、把持機構
を相当頑丈にしないと、フィルムが把持機構から外れて
連続処理が不可能になる、という問題がある。
本発明は、2枚重ねの状態で、融着を起こすことなく熱
固定を行うことができる結晶性熱可塑性樹脂フィルムの
熱処理方法及び装置を提供することを目的とする。
固定を行うことができる結晶性熱可塑性樹脂フィルムの
熱処理方法及び装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段1
本発明に係る結晶性熱可塑性樹脂フィルムの熱処理方法
は、チューブラ−法で二輪延伸した結晶性熱可望性樹脂
フィルムを偏平に折り畳む工程と、フィルムの収縮開始
温度以上であって、フィルムの融点から30℃低い温度
以下でこの偏平フィルムを予め熱処理する工程と、この
偏平フィルムの両端部を切開して2枚のフィルムに分離
する工程と、両フィルム間に空気が介在し、重なった状
態のフィルムの両端部を把持しながら、フィルムの融点
以下であって、フィルムの融点から30 ’C低い温度
以上でこのフィルムを熱処理する工程と、熱処理を施し
たこのフィルムを巻き取る工程を有することを特徴とす
る。
は、チューブラ−法で二輪延伸した結晶性熱可望性樹脂
フィルムを偏平に折り畳む工程と、フィルムの収縮開始
温度以上であって、フィルムの融点から30℃低い温度
以下でこの偏平フィルムを予め熱処理する工程と、この
偏平フィルムの両端部を切開して2枚のフィルムに分離
する工程と、両フィルム間に空気が介在し、重なった状
態のフィルムの両端部を把持しながら、フィルムの融点
以下であって、フィルムの融点から30 ’C低い温度
以上でこのフィルムを熱処理する工程と、熱処理を施し
たこのフィルムを巻き取る工程を有することを特徴とす
る。
上記熱処理方法において、フィルムの収縮開始温度以上
であって、フィルムの融点から30 ’C低い温度以下
で予め行う第1段の熱処理は、好ましくはフィルムの収
縮開始温度から20 ’C高い温度以上であって、フィ
ルムの融点から35℃低い温度板下で行う。フィルムの
収縮開始温度以下の場合には、フィルムのカールが大き
くなって、両端部の把持が困難になる。また、フィルム
の融点から30℃低い温度以上とした場合には、フィル
ム同士の融着が発生して、熱処理後2枚に分離すること
ができなくなる。なお、熱処理時間は3秒以上とするの
がよい、3秒以下の場合には、熱固定が不充分となりや
すい。また、上限は特にないが、余り長いと大きな装置
が必要になってコスト高を招く。従って、3〜30秒程
度が好ましい。
であって、フィルムの融点から30 ’C低い温度以下
で予め行う第1段の熱処理は、好ましくはフィルムの収
縮開始温度から20 ’C高い温度以上であって、フィ
ルムの融点から35℃低い温度板下で行う。フィルムの
収縮開始温度以下の場合には、フィルムのカールが大き
くなって、両端部の把持が困難になる。また、フィルム
の融点から30℃低い温度以上とした場合には、フィル
ム同士の融着が発生して、熱処理後2枚に分離すること
ができなくなる。なお、熱処理時間は3秒以上とするの
がよい、3秒以下の場合には、熱固定が不充分となりや
すい。また、上限は特にないが、余り長いと大きな装置
が必要になってコスト高を招く。従って、3〜30秒程
度が好ましい。
フィルムの両端部を把持しながら、フィルムの融点以下
であって、フィルムの融点から30℃低い温度以上で行
う第2段の熱処理は、好ましくはフィルムの融点から5
℃低い温度以下であって、フィルムの融点から25℃低
い温度以上で行う。
であって、フィルムの融点から30℃低い温度以上で行
う第2段の熱処理は、好ましくはフィルムの融点から5
℃低い温度以下であって、フィルムの融点から25℃低
い温度以上で行う。
フィルムの融点以上の場合には、フィルム同士の融着が
発生して2枚に分離することができなくなる。また、フ
ィルムの融点から30℃低い温度以下とした場合には、
製品フィルムの95℃熱水中における収縮率が10%以
上となるため用途によっては使用不可となる。なお、熱
処理時間についての条件は、上記第1段の熱処理の場合
と同様である。
発生して2枚に分離することができなくなる。また、フ
ィルムの融点から30℃低い温度以下とした場合には、
製品フィルムの95℃熱水中における収縮率が10%以
上となるため用途によっては使用不可となる。なお、熱
処理時間についての条件は、上記第1段の熱処理の場合
と同様である。
結晶性熱可塑性樹脂とは、ポリアミド系、ポリエステル
系、エチレン−ビニルアルコール共重合体態化物、ポリ
スチレン等の各樹脂を指す。また、これらの中でポリア
ミド系樹脂の具体例を挙げると、ナイロン−6(収縮開
始温度45℃1融点215℃)、ナイロン−6,6(収
縮開始温度55℃1融点260℃)等である。
系、エチレン−ビニルアルコール共重合体態化物、ポリ
スチレン等の各樹脂を指す。また、これらの中でポリア
ミド系樹脂の具体例を挙げると、ナイロン−6(収縮開
始温度45℃1融点215℃)、ナイロン−6,6(収
縮開始温度55℃1融点260℃)等である。
また、上記熱処理方法を実施するための熱処理装置は、
チューブラ−法で二軸延伸した結晶性熱可塑性樹脂フィ
ルムを例えば案内板とピンチローラを使用して偏平に折
り畳む手段と、この偏平フィルムを熱処理するための第
1の加熱手段と、この偏平フィルムの両端部を切開して
2枚のフィルムに分離するためのトリミング手段と、例
えばロールを使用して両フィルム間に空気を介在させな
がら両フィルムを重ねる手段と、重なった状態のフィル
ムの両端部を把持する手段と、両端部が把持された2枚
のフィルムを熱処理するための第2の加熱手段と、熱処
理を施したフィルムの巻取り手段を有することを特徴と
する。
チューブラ−法で二軸延伸した結晶性熱可塑性樹脂フィ
ルムを例えば案内板とピンチローラを使用して偏平に折
り畳む手段と、この偏平フィルムを熱処理するための第
1の加熱手段と、この偏平フィルムの両端部を切開して
2枚のフィルムに分離するためのトリミング手段と、例
えばロールを使用して両フィルム間に空気を介在させな
がら両フィルムを重ねる手段と、重なった状態のフィル
ムの両端部を把持する手段と、両端部が把持された2枚
のフィルムを熱処理するための第2の加熱手段と、熱処
理を施したフィルムの巻取り手段を有することを特徴と
する。
本熱処理装置の第1及び第2の加熱手段は、加熱効率が
高(、且つ均一加熱が可能であるから、熱風炉とするの
が好ましい。
高(、且つ均一加熱が可能であるから、熱風炉とするの
が好ましい。
また、本熱処理装置における2枚に分離された両フィル
ム間に空気を介在させながら両フィルムを重ねるための
手段として使用するロールは、空気の介在を確実にする
ために溝付きロールがよ(、また表面にめっき処理をJ
i!i Lでフィルムに傷が付かないようにするのが好
ましい。
ム間に空気を介在させながら両フィルムを重ねるための
手段として使用するロールは、空気の介在を確実にする
ために溝付きロールがよ(、また表面にめっき処理をJ
i!i Lでフィルムに傷が付かないようにするのが好
ましい。
なお、2枚に分離したフィルムの両端部を把持するのは
、両端部をフリーにしておくと熱処理の際、フィルムが
収縮して熱固定する意義がなくなるからである。
、両端部をフリーにしておくと熱処理の際、フィルムが
収縮して熱固定する意義がなくなるからである。
[作用]
本発明によれば、熱固定のための熱処理工程を2段階と
して、フィルムを2枚に分離する工程の前に予備加熱と
なる第1の熱処理段階を設けたことにより、フィルムの
結晶化度が増して、重なり合ったフィルム同士の滑り性
が良好となる。これに加えて、分離された両フィルム間
に空気を介在させた状態で第2段階の熱処理を施すので
2枚重ねの状態であっても熱固定の際にフィルム同士が
融着を起こすことがなくなる。
して、フィルムを2枚に分離する工程の前に予備加熱と
なる第1の熱処理段階を設けたことにより、フィルムの
結晶化度が増して、重なり合ったフィルム同士の滑り性
が良好となる。これに加えて、分離された両フィルム間
に空気を介在させた状態で第2段階の熱処理を施すので
2枚重ねの状態であっても熱固定の際にフィルム同士が
融着を起こすことがなくなる。
[実施例1
第1図を参照して本発明の一実施例に係る熱処理装置及
びこれを使用した結晶性熱可塑性樹脂フィルムの熱処理
方法を説明する。
びこれを使用した結晶性熱可塑性樹脂フィルムの熱処理
方法を説明する。
先ず、チューブラ−法で二軸延伸した結晶性熱可塑性樹
脂フィルム1を偏平に折り畳む手段である案内板2及び
ピンチロール3と、この偏平フィルムlを熱処理するた
めの第1の加熱手段である第1の加熱炉4、具体的には
熱風炉と、ガイドロール7を介して送られた偏平フィル
ム1の両端部を切開して2枚のフィルムIA IBに
分離するためのトリミング手段である、ブレード5を有
するトリミング装置6を設ける。次に、ガイドロール7
を介して送られた両フィルムI A、 I B間ニ空
気を介在させながら両フィルムlA、lB、tl−重ね
る手段として、上下に離れて位置する一対のロール8A
、8B及びフィルムIA、1Bの進行方向に順に位置す
る3個の好ましくはIM付きロール9A〜9C(第2図
参照)と、重なった状態のフィルムIA、IBの両端部
を把持する手段であるテンター10と、両端部が把持さ
れた2枚のフィルムIA、IBを熱処理するための第2
の加熱手段である第2の加熱炉11、具体的には熱風炉
を設ける。なお、これらの溝付きロール9A〜9Cは、
溝付き加工後、表面にめっき処理を施したものである。
脂フィルム1を偏平に折り畳む手段である案内板2及び
ピンチロール3と、この偏平フィルムlを熱処理するた
めの第1の加熱手段である第1の加熱炉4、具体的には
熱風炉と、ガイドロール7を介して送られた偏平フィル
ム1の両端部を切開して2枚のフィルムIA IBに
分離するためのトリミング手段である、ブレード5を有
するトリミング装置6を設ける。次に、ガイドロール7
を介して送られた両フィルムI A、 I B間ニ空
気を介在させながら両フィルムlA、lB、tl−重ね
る手段として、上下に離れて位置する一対のロール8A
、8B及びフィルムIA、1Bの進行方向に順に位置す
る3個の好ましくはIM付きロール9A〜9C(第2図
参照)と、重なった状態のフィルムIA、IBの両端部
を把持する手段であるテンター10と、両端部が把持さ
れた2枚のフィルムIA、IBを熱処理するための第2
の加熱手段である第2の加熱炉11、具体的には熱風炉
を設ける。なお、これらの溝付きロール9A〜9Cは、
溝付き加工後、表面にめっき処理を施したものである。
最後に、熱処理を施したフィルムIAIBをガイドロー
ル7を介して巻き取るための巻取り手段である巻取り機
12を設ける。
ル7を介して巻き取るための巻取り手段である巻取り機
12を設ける。
この熱処理装置を使用して次のように結晶性熱可塑性樹
脂フィルムの熱処理を行う。
脂フィルムの熱処理を行う。
即ち、チューブラ−法で二輪延伸した結晶性熱可塑性樹
脂フィルム1を案内板2及びピンチロール3により偏平
に折り畳んだ後、第1段の熱処理として第1の加熱炉4
においてフィルムlの収縮開始温度以上であって、フィ
ルム1の融点がら30℃低い温度以下でこの偏平フィル
ム1を予め熱処理する。この熱処理により、フィルム1
の結晶化度が増して、重なり合ったフィルム同士の滑り
性が良好になる。次に、この偏平フィルム1の両端部を
トリミング装W6のブレード5で切開して2枚のフィル
ムIA、IBに分離する。なお、この偏平フィルム1の
切開は、両端部から若干内側にブレード5を位置させる
ことにより、一部分耳部が生じるように行ってもよく、
又は偏平フィルムIの折り目部分にブレード5を位置さ
せることにより、耳部が生じないように行ってもよい。
脂フィルム1を案内板2及びピンチロール3により偏平
に折り畳んだ後、第1段の熱処理として第1の加熱炉4
においてフィルムlの収縮開始温度以上であって、フィ
ルム1の融点がら30℃低い温度以下でこの偏平フィル
ム1を予め熱処理する。この熱処理により、フィルム1
の結晶化度が増して、重なり合ったフィルム同士の滑り
性が良好になる。次に、この偏平フィルム1の両端部を
トリミング装W6のブレード5で切開して2枚のフィル
ムIA、IBに分離する。なお、この偏平フィルム1の
切開は、両端部から若干内側にブレード5を位置させる
ことにより、一部分耳部が生じるように行ってもよく、
又は偏平フィルムIの折り目部分にブレード5を位置さ
せることにより、耳部が生じないように行ってもよい。
次に、ロール8A、8Bの上下にそれぞれフィルムIA
、IBを分離して送通することにより、各フィルムIA
、IB内面に空気を接触させる。次に、第2図に示す3
個の溝付きロール9A〜9cに順に送通ずることにより
、両フィルムlA、IB間に空気を介在させながら、両
フィルムIA、IBを1■ね合わす。このように講付き
ロール9A〜9Cを使用することにより、このiM 1
3を介してフィルムIA、IBと空気との良好な接触状
態が得られる。次に、重なった状態のフィルムIA、I
Bを第2の加熱炉11に送り、テンター10で両端部を
把持しながら、第2段の熱処理としてフィルムlの融点
以下であって、フィルムlの融点から30℃低い温度以
上でこれら2枚のフィルムlA、IBを熱処理する。最
後に、ガイドロール7を介して巻取り機12により熱処
理を施したフィルムIA、IBを巻き取る。
、IBを分離して送通することにより、各フィルムIA
、IB内面に空気を接触させる。次に、第2図に示す3
個の溝付きロール9A〜9cに順に送通ずることにより
、両フィルムlA、IB間に空気を介在させながら、両
フィルムIA、IBを1■ね合わす。このように講付き
ロール9A〜9Cを使用することにより、このiM 1
3を介してフィルムIA、IBと空気との良好な接触状
態が得られる。次に、重なった状態のフィルムIA、I
Bを第2の加熱炉11に送り、テンター10で両端部を
把持しながら、第2段の熱処理としてフィルムlの融点
以下であって、フィルムlの融点から30℃低い温度以
上でこれら2枚のフィルムlA、IBを熱処理する。最
後に、ガイドロール7を介して巻取り機12により熱処
理を施したフィルムIA、IBを巻き取る。
次に、上記熱処理装置を使用し、処理条件を具体的に変
えて熱処理を行った場合の各実施例及び比較例を説明す
る。
えて熱処理を行った場合の各実施例及び比較例を説明す
る。
l1貰上
結晶性熱可塑性樹脂としてポリアミド系のナイロン−6
(相対粘度3.7)を使用し、直径60■の環状グイか
ら押し出した後、15℃の冷却水中で急冷し、直径90
順、厚さ120μのチューブ状ナイロンフィルム(収縮
開始温度45℃1融点215℃)を作製した。この原反
フィルム1を一対のニップロール間で赤外線ヒータを使
用して加熱することにより、延伸倍率MD(フィルムの
移動方向)/TD(直交方向)=3.0/3.2で同時
2軸延伸した。
(相対粘度3.7)を使用し、直径60■の環状グイか
ら押し出した後、15℃の冷却水中で急冷し、直径90
順、厚さ120μのチューブ状ナイロンフィルム(収縮
開始温度45℃1融点215℃)を作製した。この原反
フィルム1を一対のニップロール間で赤外線ヒータを使
用して加熱することにより、延伸倍率MD(フィルムの
移動方向)/TD(直交方向)=3.0/3.2で同時
2軸延伸した。
次に、このナイロンフィルム1を案内板2とピンチロー
ル3に連続的に供給して折り畳むことにより、偏平チュ
ーブ状ナイロンフィルム1を得た。
ル3に連続的に供給して折り畳むことにより、偏平チュ
ーブ状ナイロンフィルム1を得た。
次に、この偏平ナイロンフィルム1を第1の熱風式加熱
炉4(クリップ方式)に送通し、ここでナイロンフィル
ム1に60゛C15秒間の第1段の熱処理を施して予め
熱固定を行った。
炉4(クリップ方式)に送通し、ここでナイロンフィル
ム1に60゛C15秒間の第1段の熱処理を施して予め
熱固定を行った。
次に、偏平ナイロンフィルムlめ両端部をトリミング装
置6で切開して2枚のナイロンフィルムIA、IBに分
離した後、それらのナイロンフィルムIA、IBをロー
ル8A、8Bで隔離して内面を空気と接触させ、引き続
き溝無しロール9A〜90間を通すことにより再び重ね
合わせた。
置6で切開して2枚のナイロンフィルムIA、IBに分
離した後、それらのナイロンフィルムIA、IBをロー
ル8A、8Bで隔離して内面を空気と接触させ、引き続
き溝無しロール9A〜90間を通すことにより再び重ね
合わせた。
次に、第2の熱風式加熱炉11で両端部をテンター10
で把持しながら、これらのナイロンフィルムIA、IB
に210℃110秒間の第2段の熱処理を施して熱固定
を行った。
で把持しながら、これらのナイロンフィルムIA、IB
に210℃110秒間の第2段の熱処理を施して熱固定
を行った。
次に、熱固定を行ったこれらのナイロンフィルムIA、
IBを巻取り機12で巻き取った。
IBを巻取り機12で巻き取った。
上記熱処理を施して得られたナイロンフィルムIA、I
Bは、2枚重ねの状態でもフィルム同士の融着かなく、
2枚に分けることができた。また、115℃の熱水中で
の収縮率は、MD/TD=4゜0/4.0 (%)であ
り、レトルトでも使用できる、寸法安定性の良好なナイ
ロンフィルムが得られた。
Bは、2枚重ねの状態でもフィルム同士の融着かなく、
2枚に分けることができた。また、115℃の熱水中で
の収縮率は、MD/TD=4゜0/4.0 (%)であ
り、レトルトでも使用できる、寸法安定性の良好なナイ
ロンフィルムが得られた。
−h 112〜10
第1加熱炉4と第2加熱炉11の加熱温度及びロール9
A〜9Cの溝13の有無について、それぞれ条件を異な
らせて各実施例に係るナイロンフィルムIA、IBを得
た。使用したナイロンフィルム等の条件は、実施例1と
同様である。実施例1〜6では溝のないロール9A〜9
Cを使用し、また実施例7〜10では溝13付きロール
9A〜9Cを使用した。なお、これらの溝付きロール9
A〜9Cは、金属ロールの表面にl0cmピンチで、ク
ロスした2条の溝を形成し、表面にクロムめっきを施し
たものである。
A〜9Cの溝13の有無について、それぞれ条件を異な
らせて各実施例に係るナイロンフィルムIA、IBを得
た。使用したナイロンフィルム等の条件は、実施例1と
同様である。実施例1〜6では溝のないロール9A〜9
Cを使用し、また実施例7〜10では溝13付きロール
9A〜9Cを使用した。なお、これらの溝付きロール9
A〜9Cは、金属ロールの表面にl0cmピンチで、ク
ロスした2条の溝を形成し、表面にクロムめっきを施し
たものである。
且−蚊朶し−
上記実施例と同様に、ポリアミド系のナイロン−6を使
用してチューブ状ナイロンフィルムを作製した後、この
原反フィルムを2軸延伸した。
用してチューブ状ナイロンフィルムを作製した後、この
原反フィルムを2軸延伸した。
次に、このナイロンフィルムを折り畳んで偏平チューブ
状ナイロンフィルムを得、この偏平ナイロンフィルムを
熱風式加熱炉で150℃55秒間の第1段の熱処理をし
た後、2枚分けによる空気介在を行わないで次の熱風式
加熱炉で190℃110秒間第2段の熱処理を施して熱
固定を行った。
状ナイロンフィルムを得、この偏平ナイロンフィルムを
熱風式加熱炉で150℃55秒間の第1段の熱処理をし
た後、2枚分けによる空気介在を行わないで次の熱風式
加熱炉で190℃110秒間第2段の熱処理を施して熱
固定を行った。
この後、次工程で2枚分けして巻き取ろうとしたが、融
着が発生していて巻き取ることができなかった。
着が発生していて巻き取ることができなかった。
、比1し厩」ユニ」−
加熱炉の加熱温度と空気介在の有無について、それぞれ
条件を異ならせて各比較例に係るナイロンフィルムを得
た。使用したナイロンフィルム等の条件は、比較例1と
同様である。なお、比較例3.4及び6はフィルムを2
枚に分離した後、溝付きロールを使用してナイロンフィ
ルムに空気を介在させて実施したものである。
条件を異ならせて各比較例に係るナイロンフィルムを得
た。使用したナイロンフィルム等の条件は、比較例1と
同様である。なお、比較例3.4及び6はフィルムを2
枚に分離した後、溝付きロールを使用してナイロンフィ
ルムに空気を介在させて実施したものである。
比較例2の場合、比較例Iと同様にフィルム間に空気が
介在していなかったため、融着が発生した。比較例3と
4の場合、第2段の熱処理温度が220℃とナイロン−
6の融点(215”C)を越えていたため、空気は介在
していたが、融着が発生した。比較例5の場合、第1段
の熱処理温度が190℃と融点から30℃低い温度(1
85℃)以下ではなかったため、この段階で融着が発生
した。比較例6の場合、第2段の熱処理温度が18o
’cと融点から30℃低い温度(185℃)以上ではな
かったため、収縮率が大きくなった。
介在していなかったため、融着が発生した。比較例3と
4の場合、第2段の熱処理温度が220℃とナイロン−
6の融点(215”C)を越えていたため、空気は介在
していたが、融着が発生した。比較例5の場合、第1段
の熱処理温度が190℃と融点から30℃低い温度(1
85℃)以下ではなかったため、この段階で融着が発生
した。比較例6の場合、第2段の熱処理温度が18o
’cと融点から30℃低い温度(185℃)以上ではな
かったため、収縮率が大きくなった。
上記実施例1〜10と比較例1〜6の各処理条件及びそ
れぞれの実施例と比較例で得られたナイロンフィルムの
性状を評価した結果をまとめて表1に示す。性状の評価
は、カール度合、融着度合、収縮率について行い、総合
評価として合否判定を行った。この表で、カール度合の
○はカールなし、△はカール小、×はカール大を示し、
△までは機岐的なトラブルが生しないレヘルである。融
着腹合は24時間の監視下で測定したものであり、◎は
全くなし、○は1〜2個、△は3〜10個、×は融着火
、××は全面融着を示し、O1△は融着強度小で機械的
7す^Uが可能なレヘル、×は機械的剥にIが不可能な
レヘルである。収縮率は、95℃と115℃の熱水中で
の収4iii率をそれぞれ測定したものである。また、
合否判定で◎は工業的連続生産に最適、Oは工業的連続
生産ムこ支障なし、△は工業的連続生産可能だが、多少
トラブル有り、×はトラブル大で連続生産が困難、××
は工業的連続生産が不可で、全く製品とならない、をそ
れぞれ示す。
れぞれの実施例と比較例で得られたナイロンフィルムの
性状を評価した結果をまとめて表1に示す。性状の評価
は、カール度合、融着度合、収縮率について行い、総合
評価として合否判定を行った。この表で、カール度合の
○はカールなし、△はカール小、×はカール大を示し、
△までは機岐的なトラブルが生しないレヘルである。融
着腹合は24時間の監視下で測定したものであり、◎は
全くなし、○は1〜2個、△は3〜10個、×は融着火
、××は全面融着を示し、O1△は融着強度小で機械的
7す^Uが可能なレヘル、×は機械的剥にIが不可能な
レヘルである。収縮率は、95℃と115℃の熱水中で
の収4iii率をそれぞれ測定したものである。また、
合否判定で◎は工業的連続生産に最適、Oは工業的連続
生産ムこ支障なし、△は工業的連続生産可能だが、多少
トラブル有り、×はトラブル大で連続生産が困難、××
は工業的連続生産が不可で、全く製品とならない、をそ
れぞれ示す。
この表の評価より、実施例により得られたナイロンフィ
ルムは、比較例により得られたナイロンフィルムと比べ
て、カール度合、融着度合、収II?i率のいずれの点
でも良好であり、寸法安定性に(Nれたナイロンフィル
ムが得られることが判る。
ルムは、比較例により得られたナイロンフィルムと比べ
て、カール度合、融着度合、収II?i率のいずれの点
でも良好であり、寸法安定性に(Nれたナイロンフィル
ムが得られることが判る。
[発明の効果]
本発明に係る結晶性熱可塑性樹脂フィルムの熱処理方法
及び装置によれば、融着を起こすことなく、2枚重ねの
状態で熱固定のための熱処理を施すことができ、従って
高い寸法安定性を有するフィルムを安定して供給するこ
とができる。
及び装置によれば、融着を起こすことなく、2枚重ねの
状態で熱固定のための熱処理を施すことができ、従って
高い寸法安定性を有するフィルムを安定して供給するこ
とができる。
第1図は実施例の熱処理装置の概略図、第2図は講付き
ロールの斜視図である。 l・・・結晶性熱可塑性樹脂フィルム、4・・・第1の
加熱手段である加熱炉、6・・・トリミング手段である
トリミング装置、8A、8B・・・ロール、9八〜9C
・・・ロール、11・・・第2の加熱手段である加熱炉
、12・・・巻取り手段である巻取機。 出願人 出光石油化学株式会社
ロールの斜視図である。 l・・・結晶性熱可塑性樹脂フィルム、4・・・第1の
加熱手段である加熱炉、6・・・トリミング手段である
トリミング装置、8A、8B・・・ロール、9八〜9C
・・・ロール、11・・・第2の加熱手段である加熱炉
、12・・・巻取り手段である巻取機。 出願人 出光石油化学株式会社
Claims (4)
- (1)チューブラー法で二軸延伸した結晶性熱可塑性樹
脂フィルムを偏平に折り畳む工程と、該フィルムの収縮
開始温度以上であって、該フィルムの融点から30℃低
い温度以下で該偏平フィルムを熱処理する工程と、 該偏平フィルムの両端部を切開して2枚のフィルムに分
離する工程と、 両フィルム間に空気が介在し、重なった状態の該フィル
ムの両端部を把持しながら、該フィルムの融点以下であ
って、該フィルムの融点から30℃低い温度以上で該フ
ィルムを熱処理する工程と、熱処理を施した該フィルム
を巻き取る工程 を有することを特徴とする結晶性熱可塑性樹脂フィルム
の熱処理方法。 - (2)チューブラー法で二軸延伸した結晶性熱可塑性樹
脂フィルムを偏平に折り畳む手段と、該偏平フィルムを
熱処理するための第1の加熱手段と、 該偏平フィルムの両端部を切開して2枚のフィルムに分
離するためのトリミング手段と、 両フィルム間に空気を介在させながら両フィルムを重ね
る手段と、 重なった状態の該フィルムの両端部を把持する手段と、 両端部が把持された該2枚のフィルムを熱処理するため
の第2の加熱手段と、 熱処理を施した該フィルムの巻取り手段 を有することを特徴とする結晶性熱可塑性樹脂フィルム
の熱処理装置。 - (3)第2請求項において、第1及び第2の加熱手段は
、熱風炉であることを特徴とする結晶性熱可塑性樹脂フ
ィルムの熱処理装置。 - (4)第2請求項において、2枚に分離された両フィル
ム間に空気を介在させながら両フィルムを重ねるための
手段として溝付きロールを使用することを特徴とする結
晶性熱可塑性樹脂フィルムの熱処理装置。
Priority Applications (12)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63296575A JPH02141225A (ja) | 1988-11-24 | 1988-11-24 | 結晶性熱可塑性樹脂フィルムの熱処理方法及び装置 |
AU31788/89A AU610366B2 (en) | 1988-03-31 | 1989-03-29 | Method of and apparatus for manufacturing biaxially oriented film |
NZ228530A NZ228530A (en) | 1988-03-31 | 1989-03-30 | Trapped bubble stretching of tubular plastics film: temperature distribution around tube is controlled to minimise thickness variations |
DE68926590T DE68926590T2 (de) | 1988-03-31 | 1989-03-30 | Verfahren und Vorrichtung zum Herstellen von biaxial ausgerichteten Folien |
AT89105673T ATE138847T1 (de) | 1988-03-31 | 1989-03-30 | Verfahren und vorrichtung zum herstellen von biaxial ausgerichteten folien |
DK154389A DK154389A (da) | 1988-03-31 | 1989-03-30 | Fremgangsmaade og apparat til fremstilling af en biaksialt orienteret film |
EP89105673A EP0335411B1 (en) | 1988-03-31 | 1989-03-30 | Method of and apparatus for manufacturing biaxially oriented film |
US07/331,624 US4978484A (en) | 1988-03-31 | 1989-03-30 | Method of and apparatus for manufacturing biaxially oriented film |
NZ238422A NZ238422A (en) | 1988-03-31 | 1989-03-30 | Heat treatment of trapped bubble biaxially oriented tubular film cut into webs with air interposed therebetween |
NZ238421A NZ238421A (en) | 1988-03-31 | 1989-03-30 | Trapped bubble stretching of tubular plastics film: width of film controlled by adjusting distance between bubble nip rollers |
CA000595210A CA1333001C (en) | 1988-03-31 | 1989-03-30 | Method of and apparatus for manufacturing biaxially oriented film |
KR1019890004263A KR920005556B1 (ko) | 1988-03-31 | 1989-03-31 | 2축 연신 필름의 제조 방법 및 그 장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63296575A JPH02141225A (ja) | 1988-11-24 | 1988-11-24 | 結晶性熱可塑性樹脂フィルムの熱処理方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02141225A true JPH02141225A (ja) | 1990-05-30 |
JPH0535670B2 JPH0535670B2 (ja) | 1993-05-27 |
Family
ID=17835315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63296575A Granted JPH02141225A (ja) | 1988-03-31 | 1988-11-24 | 結晶性熱可塑性樹脂フィルムの熱処理方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02141225A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007008090A (ja) * | 2005-07-01 | 2007-01-18 | Idemitsu Unitech Co Ltd | 二軸延伸フィルムの製造方法及び二軸延伸フィルム製造装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS505753A (ja) * | 1973-05-22 | 1975-01-21 | ||
JPS5787331A (en) * | 1980-11-21 | 1982-05-31 | Teijin Ltd | Manufacture of biaxially stretched film |
JPS5842013A (ja) * | 1981-09-07 | 1983-03-11 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光フアイバにおける融着接続部の強化処理方法 |
-
1988
- 1988-11-24 JP JP63296575A patent/JPH02141225A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS505753A (ja) * | 1973-05-22 | 1975-01-21 | ||
JPS5787331A (en) * | 1980-11-21 | 1982-05-31 | Teijin Ltd | Manufacture of biaxially stretched film |
JPS5842013A (ja) * | 1981-09-07 | 1983-03-11 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光フアイバにおける融着接続部の強化処理方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007008090A (ja) * | 2005-07-01 | 2007-01-18 | Idemitsu Unitech Co Ltd | 二軸延伸フィルムの製造方法及び二軸延伸フィルム製造装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0535670B2 (ja) | 1993-05-27 |
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