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JPH02131571A - 新規な微生物ストレプトマイセスsp.y―125およびこれらからアミラーゼ阻害物質を製造する方法 - Google Patents

新規な微生物ストレプトマイセスsp.y―125およびこれらからアミラーゼ阻害物質を製造する方法

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JPH02131571A
JPH02131571A JP1171752A JP17175289A JPH02131571A JP H02131571 A JPH02131571 A JP H02131571A JP 1171752 A JP1171752 A JP 1171752A JP 17175289 A JP17175289 A JP 17175289A JP H02131571 A JPH02131571 A JP H02131571A
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JP
Japan
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amylase
amylase inhibitor
streptomyces
culture
inhibitor
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JP1171752A
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JPH0517831B2 (ja
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Ju-Kyung Lee
イョー キュウン リー
Ju-Ung Park
イョー ウォン パク
Sin-Won Choi
シン ウォン チョイ
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YOUNG JIN PHARMACEUT IND CO Ltd
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YOUNG JIN PHARMACEUT IND CO Ltd
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Publication date
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Publication of JPH02131571A publication Critical patent/JPH02131571A/ja
Publication of JPH0517831B2 publication Critical patent/JPH0517831B2/ja
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    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N1/00Microorganisms, e.g. protozoa; Compositions thereof; Processes of propagating, maintaining or preserving microorganisms or compositions thereof; Processes of preparing or isolating a composition containing a microorganism; Culture media therefor
    • C12N1/20Bacteria; Culture media therefor

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  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
  • Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は新規な微生物であるストレプトマイセスsp.
Y−125及びこれから製造されたアミラーゼ阻害物質
に関するものである。
(背景の技術) 一般的に、人体に必要である三大栄養素の一つである炭
水化物はその大部分が二IJ!n又は多糖類の形態で摂
取された後に、体内に吸収される直前にアミラーゼ又は
マルターゼ又はサツカラーゼ等の配糖体加水分解酵素の
作用により分解され、この際体内で過量の糖が生成する
と糖尿病、肥満症、過脂肪症、胃炎、胃潰瘍、十二指腸
潰瘍等の原因になる。
従って、これらの疾病を予防、治療するためには配糖体
加水分解酵素の阻害物質を使用して体内に存在する各種
の配塘体加水分解酵素の作用を抑制する事により過量の
糖が生成するのを防止する方法が知られており (米国
特許第4,307,194号、同第4,451,455
号)、このような配糖体加水分解酵素阻害物質は放線菌
、特にストレプトマイセス(Streptomyces
)によって生産されることが多い物質として知られてい
る。
従来の配糖体加水分解酵素はその分子看によって高分子
量のものはアミラーゼに対する阻害効果が優れ、これに
対し低分子量のものはマルターゼ又はサツカラーゼに対
する阻害効果が優れていると報告されているが、本発明
は比較的低分子量でありながらアミラーゼに対して特異
的な阻害効果を示すアミラーゼ阻害物質に関するもので
ある。
従来知られているアミラーゼ阻害物質の製造方法として
は、生物学的方法以外な方法、すなわち、サルチル酸又
はアビスシン(abiscine)のような低分子物質
の物理的吸着によって非特異的に酵素を阻害するか、あ
るいは酵素を変成、沈澱させる高分子物質を利用して製
造する方法もある。
しかし、このような従来のアミラーゼ阻害物質は唾液ア
ミラーゼのみに影響を及ぼすにすぎず、膵臓アミラーゼ
にはほとんど影響を及ぼすことができず(E.κnee
n. R.M.SLandtedt, rArch.B
iochemBiophys. 」9, 235(19
46)).そのほかのアミラーゼに対しても非特異的で
あってほとんど阻害作用を及ぼすことができない欠点が
あると同時に、熱に対して不安定であり、トリプシンに
よって不活性になるため、活性度が比較的低いと報告さ
れている(米国特許第4,282.318号)。
そこで本発明者等はアミラーゼ阻害物質を生産する高い
活性を有する新規な微生物を発見し、その分離及び利用
に関して広範囲な研究を行った結果、上記新規な微生物
が生産するアミラーゼ阻害物質が従来のアミラーゼ阻害
物質に比べてその活性及び安定性が一層優れた物質であ
ることを見い出し、本発明に至ったものである。
本発明の目的はアミラーゼ阻害物質を生産する新規な菌
株及びこれを利用して高収率でアミラーゼ阻害物質を効
果的に製造する方法、ならびに製造されたアミラーゼ阻
害物質を提供することにある。
(発明の開示) 本発明の微生物であるストレプトマイセスsp.Y12
5は大韓民国江原道春川及び京畿道鳥山で採取された土
壌試料から分離培養した新菌株で、■988年7月5日
付けにて韓国科学技術院に受託番号KCTC 8387
Pで受託され、1989年3月31日付けにてアメリカ
ン・タイプ・カルチャー・コレクション(A+meri
can Type Culture Collecti
on) (ATCC)に受託番号ATCC 53890
で受託されている。
以下に、新菌株ストレプトマイセスSρ.Y−125の
系統学的特性を逐次に説明する。特性の測定はインター
ナショナル・ストレプトマイセス・プロジェクト(In
tarnational Streptomyces 
Prcyjecむ)(IsP)によって勧奨されている
方法および「ハーゲイスマニュアル・オプ・ディターミ
ネイティブ・バクテリオロジ−(Bergey’s M
anual of DeterminativeBac
teriology) J第2巻(1986)に記載さ
れている方法に準拠して行った。
■)培養学的特性 本発明の新菌株であるストレプトマイセスsp.Y12
5は胞子の色が灰色系列に属する豊富な連続菌糸体を生
成するので、このような培養上の特性は次の表1に示す
ようにオートミール寒天(ISP No3)、無機塩類
澱粉寒天(ISP No. 4 ) 、チロシン寒天(
IsP No. 7 )上で現われるし、特にオートミ
ール寒天(IsP No. 3 )で増殖状態及び色相
が明確に観察することができる。裏面の色相は黄褐色で
、此の色相はpl+の影響を受けない。チロシン寒天培
地では黄色色素が、脱脂乳培地では淡黄色色素が生成し
、これ以外の培地Fでは可溶性色素が生成しなかった。
2)形態学的特性 オートミール寒天上で増殖したストレプトマイセスsp
.Y−125の形態学的特性を観察した結果、分裂して
いない分技状菌糸体が生成し、胞子嚢は生成しなかった
。又、気生菌糸のふちには胞子体が生成し、気生菌糸は
波状形態であり、胞子は球形又は棒形である。胞子の表
面は柔らかであり、その大きさは0.7〜1.2 X 
1.2〜1.8μ―であった。
この際、形態学的特性は光学顕微鏡で調査し、胞子の表
面及び大きさは走査型電子顕微鏡で観察した。
3)生理学的特性 次の表2はストレプトマイセスSρ. Y− 125の
炭素利用度を示し、滅菌した炭素源を加えて最終濃度を
1.0%にしたISP培地を使用して炭素利用度を測定
した結果である。培養温度は30゜Cとし、14日後に
測定を行った。
2:ストレプトマイセスs .L425の″r# m)−:利用されムい。   l:利用される。
ストレプトマイセスsp.Y−125はR $5)を加
水分解させるが、脱脂乳及びゼラテンを加水分解させず
、硝酸塩を亜硝酸塩に還元させることもせず、又織維質
を加水分解させなかった。又、これらの閑株は20〜8
0゜Cで増グ1^し、特に25〜30゛Cで増殖が旺盛
であり、好気性で、チロシン寒天(ISPNO.7) 
 トでメラニン色素を生成した。
上述のように、本発明のストレブトマイセスsp.Y−
125は、培養学的、形態学的及び生理学的特性を公知
の類似種の特性と比較すると、公知の神と種々の点で異
なるので、これを新規な菌株に分離した(参照:ハーゲ
イス・マニュアル・オブ・ディターミネイテブ・ハクテ
リオロジー」第2巻、第1383〜14I8頁(198
6) )。
本発明の新菌株であるストレプトマイセスsp.Y12
5が生産するアミラーゼ阻害物質は多15Mとアミノ酸
とから構成される物質で、その活性は12.00OA1
11/IOgで非常に高<、120分間加熱しても阻害
特性には全く影響が認められなかった。
アミラーゼ阻害物質l単位(IAIU)はアミラーゼの
単位が50%阻害された時の阻害物質の量と定義し、ア
ミラーゼ1単位は!分間に〜粉から1μ門のグルコース
が生成する時の酵素量と定義し、生成するグルコースは
3.5−ジニトロサリチル酸で還元糖を測定し、マルト
ースで標準曲線を求めた 又、本発明のアミラーゼ阻害物質の活性は次の方法で測
定した。すなわち、5IIIMの塩化カルシウムを含む
100m一 トリス塩酸緩衝?a.(pl!7.0 )
中に2XIO−’%のアミラーゼ}容液(10 〜2O
AIII/d) 0.5ymlを溶解し、これに0.5
 dの阻害物質溶液(0〜300 μg)又は培養液を
加え、混合した後にこれを37゜CでIO分間反應させ
、次いで100mM  トリス塩酸緩di/容液中6こ
〆容解した1.5%の可j容性耐ゎ)}容液2dを添力
牝、10分間反應させる。次いで、2 mlの3、5−
ジニトロサリチル酸を加え、5分間加熱後充分に冷却し
、蒸留水で10倍稀釈し、しがる後に546n+++で
吸光凌を測定した。なお、対照試験は阻害物質溶液の代
わりに蒸留水0.5ml!を加えた点を除いて上述と同
一の方法で実施し、空試験はアミラーゼ溶液の代わりに
lomMトリス塩酸1N! iJi /&(pll7.
0 ) 0.5 mlを加え、阻害物質溶液の代わりに
芸留水0.5mlを加えた点を除いて」−述と同−の方
法で実施した。吸光度の測定値から次式に基づいて1m
害率(%)を求めた 上式においてT,  C及びBはそれぞれ阻害物質の試
験、対照試験及び空試験のそれぞれで得られた吸光度を
示す。
本発明のアミラーゼ阻害物質はpl1に対する安定性が
掻めて高く、pH2.0ないし12.0の範囲において
安定であり、従って分解過程においてその活性が低下す
ることはない。
本発明のアミラーゼ阻害物質は、セファテクス(Sep
hadex) G −25 (商品名)で測定した分子
量が700〜1500であり、分子量が比較的低いにも
かかわらずアミラーゼ、マルターゼ、及び1ナノヵラー
ゼに対して充分な阻害効果を示し、特に唾液アミラーゼ
に対するよりも膵臓アミラーゼに対する阻害効果が一層
優れていることが分った。
以下に、本発明の新菌株であるストレプトマイセスSρ
,Y−125の培養方法及びその培養物からアラーゼ阻
害物質を分離する方法を詳述する。
(1)菌株の培養 酵母抽出物、脱脂大ヴ、ペプトンのような窒素源、可溶
性澱粉、グルコースのような炭素源、及び塩化ナトリウ
ムのような無機塩を含有する培地に希薄塩酸水溶;夜を
加えてそのpHを6.0〜7.0に調節し、121’C
で15分間殺菌した後に、菌を接種して好気性条件下に
25〜30゜Cで2〜4日間培養を行った。
次の表3には種々の炭素源(a度1%)に対する阻害物
質の活性を示す。表4には窒素源に対する阻害物質の活
性を示す。表3及び表4から分るように、炭素源が可溶
性澱粉で、窒素源が酵母抽出物とポリペブトン(pol
ypeptone )の混合物である場合に活性は最も
高かった。
此の際、消泡剤を使用することもでき、消泡剤は一般的
に過度の泡を防止するのに有用である。
シリコーン消泡剤のように昔通に使用される消泡剤を使
用した。
3 ;″ に するストレプトマイセスs .Y−125の4:゛
1 に するストレプトマイセスs .Y−125の(注)
表3の試験において、基本培地の組成は肉汁0.5%、
ポリペプトン0.5%、塩化ナトリウム03%ごあり、
培地のpl+は7.0であった。
(注)表4の試験において、基本培地の組成は可溶性澱
粉1%、塩化ナトリウム0.3%、硫酸マグネシウム0
.05%、燐酸カルシウム0.1%、硫酸銅o.oot
%であり、培地のpHは7.0であった。
(2)アミラーゼ阻害物質の分離 菌株培養物から培養液と菌体とを分離する工程は遠心分
離法またはセライト(CelHe、商品名)のような゜
濾過助剤を使用する濾過法等のような従来方法で行うこ
とができる。このようにして分離された培養液からアミ
ラーゼ阻害物質を分離する工程は、従来方法、すなわち
培養液の凍結乾燥、塩析、又は有機溶媒による沈澱、吸
着等のような方法、ならびにイオン交換樹脂による吸着
、ゲルill過のような方法を使用して行うことができ
る。
以下にこれらの方法を一層具体的に説明する。
イ)菌株培養地を遠心分flitf (30,OOO〜
40,OOOrpm )し゜ζ菌体と培養液とを分離し
た後に、培養液を50〜70′Cにおいて減圧(10 
〜50mllg)下に1/5 〜1/10に濃縮ずる。
次いで沈澱物をJ別する。得られた濃縮液は所要に応じ
て凍結乾燥させる。
口)遠心分離された培養液または濃縮液に有機溶媒とし
てメタノール、アセトンのような親水性溶媒を加えて阻
害物質を沈澱させる。不純物は低濃度において沈澱し、
濃度60〜70%程度の場合に不純物の除去が容易であ
る。
ハ)硫酸アンモニウムまたは塩化ナトリウムのような塩
類を使用して沈澱物を沈澱分離する。沈澱物は遠心分離
又は有機溶媒で直接洗浄して透析、乾燥させる。
二)イオン交換樹脂による吸着;この方法はアミラーゼ
阻害物質が極性を有している場合に、この物質を分離す
るに最も適当な方法であって、イオン強度の変化または
pl+の変化によって溶出さー『、分子量の大きさを利
用したゲル濾過によってアミラーゼ阻害物質を分n1す
る。
上述のような分離方法のほかに、熱変成による不純物の
沈澱、分子量による分子膜の透過1勺、限外濾過等を利
用することも出来る。
(実jFi例冫 次に本発明を実施例について説明する。
丈施例」一 2Nしんとうフラスコに0.1 %の可溶性澱粉、1%
のグルコース、0.5%の肉汁、0.5%のペブトン、
及び0.3%の塩化ナi・リウムを含有ずるpll7.
0の培地400 mlを入れ、121 ’Cで15分間
殺菌したtkに、予め培養しておいたストレプトマイセ
スsp.Y−125菌液20m1を接種し、28゜Cで
4日間培養した。
培養後に、この培養液を遠心分離により菌体と培養液と
に分離し、得られた15AIU/dである培養冫夜21
0rnRを40〜60゜Cにおいて減圧(10〜50+
na+lIg )■に濃縮して3Mの濃縮液を得た。こ
の濃縮液に90%エタノールを加え、生成した沈澱を遠
心分離し、次いでこの濃縮液を蒸留水に溶解し、しかる
徐ニ36時間凍結乾燥Lテ2 X10’AIu/gテア
ル0.07gのアミラーゼ阻害物質を得た。
災施斑I 2iしんとうフラスコ5個に、1%の可溶性澱粉、0.
5%のペプトン、0.5%の肉汁、及び0.3%の塩化
ナトリウムを含有するpl+7.0の培地をそれぞれ4
00 dづつ入れ、121゜Cで15分間殺菌した後に
、予め培養しておいたストレブトマイセスspY−12
5菌液をそれぞれ2Odづつ接種し、28゜Cで4日間
培養した。
?いで、この培養物を遠心分離により菌体と培養冫夜と
に分離して85AllI#+4!である培養冫夜150
0mlを得、この培養液を50〜60’Cにおいて減圧
下に150戒まで濃縮し、濾過して不純物沈澱を除去し
、しかる後に60%エタノールで処理し、生成した沈R
を濾過して除去し、濾液を濃縮した。この(農縮物を2
4時間凍結乾燥して3×10″−AIll/εである6
.4gのアミラーゼ阻害物質を得た。
尖籐桝3− 2fLんとうフラスコ10個を使用し、実施例2と同様
にして培養を行って培養液300Mを得た。
この培養液を60〜70’Cにおいて減圧下に1/1o
に■箕縮し、次いで90%エタノールで処理し、生成し
た沈澱を濾過して除去し、dv液を再度濃縮し、生成し
た濃縮物を茎留水に溶解し、しかる後に24時間凍結乾
燥して4.7 XIO″’ A I II / g−C
ある10.2 g (7) −7 ミラーゼ阻害物質を
得た。
実施七1− 2lしんとうフラスニ25個に、2%の可溶性澱粉、0
.5%のポリペプトノ、0.5%の肉汁、及び03%の
塩化ナトリウムを含有するPH7.0の培地をそれぞれ
400dづつ入れ、これを121゜Cで15分間殺菌し
た後に、予め培養しておいたストレプトマイセスsp.
Y−125菌液を20dづつ接種し、28゜Cで3日間
培養し、しかる後にこの培養物を遠心分離により閑体と
培養液とに分離した。
このようにしてi辱だ218 AI[I/+dの培養冫
&l550dを60〜70゜Cにおいて減圧下に1/1
0まで濃縮し、濾過して不純物沈澱を除去し、次いでこ
の濃縮液を90%メタノールで処理し、生成した沈澱を
再度濾過して除去し、しかる後に濾液を濃縮して濃縮物
を得た。この濃縮物を蒸留水に溶解し、36時間凍結乾
燥した結果、5.5 X 10SAIU/gである8.
2gのアミラーゼ阻害物質を得た。
実施pトβ 2p!シんとうフラスコ5個に、l%のとうもろごし澱
粉、0.5%のポリペプトン、0.5%の肉汁、03%
の塩化ナトリウムを含有するpl+7.0の培地をそれ
ぞれ400 mlづつ入れ、これを121゜Cで15分
間殺菌した後に、予め培養しておいたストレブトマイセ
スsp.Y−125菌液20m1をそれぞれ接種し、2
8゜Cで4日間培養した。
次いで、この培養液を遠心分離により菌体と培養液とに
分離して186^IU/rdである培養液1600dを
得、この培養液を1/10まで濃縮し、沈澱を2lt遇
して除去した。次いで濃縮液に90%エタノールを加え
て処理し、生成した沈澱を再度濾別し、しかる後にil
l液を′a縮して濃縮物を得た。この濃縮物を蒸留水に
溶解し、42時間凍結乾燥した結果、5X 10’AI
U/gである9,8gのアミラーゼ阻害物質を得た。
実JfL付−6 1%のとうもろこし澱粉を含有する培地を使用した点を
除いて実施例5と同一の条件で培養した結果、培養液は
22Q^IIJ/dであり、このようにしてアミラーゼ
阻害物質を12.0g (5.8 X10’AIU/g
)得た。
凋IW工 21しんとうフラスコ5個に、2.5%の可溶性澱粉、
0.5%のポリベブトン、0.5%の酵母エキヌ、及び
03%の塩化ナトリウムを含有し、p}16.OCこ調
節した培地をそれぞれ400mRづつ入れ、これを12
1 ゜Cで15分間殺菌した後に、予め培養しておいた
ストレプトマイセスSρ.Y−125菌液を2Mづつ接
種し、28゛Cで3[1間培養した。
次いで、この培養物を遠心分離により菌体と培谷液とに
分離して2750AILI/+fである培養液155M
を得た。この培養液を60〜70゜Cにおいて減圧下に
濃縮して濃縮液200 mlを得、これを濾過して不純
物沈澱を除去した後に90%エタノールで処理し、ノt
成した沈澱を濾過して除去し、i!i液を濃縮した。
濃縮物を24時間凍結乾燥した結果、70X10″′^
IU/gである阻害物質を得た。この阻害物質を再度蒸
留水Qこ溶解したetこ、セファデノクスG−10カラ
ム(1.8 X30(m)を使用してゲル濾過を行った
。この際、〆容出にはl水を使用し、活性を有する部分
のみを隼めて凍結乾燥した結果、2、I XIO3AI
U/・Ω号ごあるアミラーゼ阻害物質0.8gを得た。
丈化例−(3 2nLんとうフラスコ10個を使用し、実施例7と同様
にして培養を行って3000AILI/ifである30
00mlの培養液を得た。
次いで、この培養液を300雁まで濃縮し、次いで90
%エタノールで処理し、.生成した沈澱を濾過して除去
し、濾液を濃縮して濃縮物を得た。この濃縮物を再度蒸
留水に溶解し、しかる後に24時間凍結乾燥して7.1
 XIO’へ10/gである阻害物質15.5gを得た
。これを再度蒸留水に溶解し、セファデンクス(,−1
0カラム(2.1×30co+)に通してゲル濾過を行
い、活性を有する部分のみを集めて凍結乾燥した結果、
2700AIU/■であるアミラーゼ阻害物質1.02
gを得た。
月1舛J 消泡剤として0.1 %のシリコーンA(シグマ社製、
商品名)を添加した点を除いて実飾例日と同様にして培
養を行った結果、7.3 X 10’AIII/gであ
る阻害物質16.4gを得た。さらにセファデックスG
−10カラム(2. I X 30cm )を使用し、
実施例8と同様にして3100AIU/■であるアミラ
ーゼ阻害物質1.2 gを得た。
n件刊 2Nしんとうフラスコ10個に2,5%の可溶性澱粉、
0.5%のポリベプトン、0.5%の酵母抽出物、0.
3%の塩化ナトリウム、及び0.05%の消泡剤を含有
し、pue.oに調節した培地を400mlづつ入れ、
これを121゜Cで15分間殺菌した後に予め培養して
おいた菌液を20−づつ接種し、28゜Cで3日間培養
して得た培養物を遠心分離して5250AIU/aβの
培養液3000dを得た。
この培養液を60〜70゜Cにおいて減圧(10〜5〇
一Hg)下に1/10まで濃縮し、iI#過して不純物
を除去し、これを90%エタノールで処理し、生成した
沈澱を濾過して除去し、濾液をエタノールが完全に除去
されるまで濃縮した。
次いで、濃縮液を凍結乾燥して7.5 X 105AI
II/gであるアミラーゼ阻害物質を得てた。これをセ
ファデンクスG−toカラム(1.8 X40c+a)
に通してゲル濾過した結果、3300AItl/mgで
あるアミラーゼ阻害物質1.70gを得た。得られた阻
害物質1.70gをセファデソクスG−25カラム(2
.6 X60cm)を通してゲル濾過した結果、152
00AIU/ mgの阻害物質350 lagを得た。
i博1やJゴLi!L性 実施例10で得たアミラーゼ阻害物質を使用して動物実
験を実施した。使用した動物は17〜20gのマウスで
、5匹を一群にして過血零ノ1症を誘発させ、これらの
マウスについて5,l5及び30分の間Mで血糖量の変
化を測定した。過血糖症を誘発させるには、2.5gの
澱粉又はマルトースを2.5 g/kgマウスの用量で
経口投与するか、あるいは5.0 g/kgマウスのサ
ノ力ロースを経口投[テした。血糖量の測定はグルコー
スオキノターゼを使用して行った。
l アミー−ゼに文・レし汰果 3 サ,カー−ゼに する・・ 洟オL欠狡 実施例10で得たアミラーゼ阻害物質を使用して毒性実
験を行った。使用した動物は17〜20++のマウスで
、5匹を一群にしてアミラーゼ阻害物質を3, 000
〜3,000,OOOAIU/kgマウスの用噴で使用
した。観察の結果、死亡したマウスは認められず、また
特別な症状も見い出されなかった。
体洩』己切ζ個−:[ケ試−験 実施例10で得たアミラーゼ阻害物質を濃度別にマウス
の飼料に混合して投与した後にマウスの体重の変化を測
定した。使用したマウスの体重は17〜20gで、5匹
を−群にして約60日間体重の変化を観察した結果、ア
ミラーゼ阻害物質が3,OOOAIU/gの場合には4
2[j後に少しづつ体重の減少が認められ、アミラーゼ
阻害物質が9. OOOAIU/gの場合には21[l
後に体重の減少が認められた。
次の表5にマウスの体重の減少(%)を示す。
実施例10で得たアミラーゼ阻害物質は次の特性を示し
た。
■)分了Y アミラーゼ阻害物質の分子量を測定するために、アミラ
ーゼ阻害物質をセファデンクスG−25カラムを使用し
てゲル濾過し、薄層クロマトグラフィ一により展開させ
た結果、分子量は700〜1500であることが分った
。この際、展開溶媒としてエチルアセテート:メタノー
ル:水−27 : 15 : 23の混合物を使用した
2) pi安定性 ρ112〜12までの溶液にアミラーゼ阻害物質を加え
、37゜Cで30分間反應させた後に、人体の唾液アミ
ラーゼに対する活性を測定した。この結果、酸性、中性
、及び塩基性のいずれにおいても安定であった(第1図
参照)。
3)熱安定性 pH7.0の中性溶液に1%のアミラーゼ阻害物質を添
加し、100゜Cで30〜120分加熱した後に冷却し
、人体の唾液アミラーゼに対する活性を測定した。この
結果、30分加熱の時は全く安定であり、120分加熱
の時でも85%の活性を示した(第2図参照)。
4)他のアミラーゼに対する阻害効果 ヒトの唾液アミラーゼのほかに細菌、かび等の微生物が
生産するアミラーゼに対しても阻害特性を試験した結果
、次の表6に示すように微生物アミラーゼQこ対しては
50%未満の阻害度を示したが、豚の膵臓アミラーゼ、
ヒトの唾液のアミラーゼ等の動物アミラーゼに対しては
90%以−トの顕著な阻害効果を示した。
次の表7に示すように、エルソン−モルガン反應に対し
て陽性である点のほか、赤外線吸収スペクトルがオリゴ
I.! 類の吸収波長における特性と類{以している点
においてもマルトペントース(maltopen Lo
se )と類偵であった(第3図参照)。また、還元t
1!測定値は塩酸による加水分解後に顕著に増大するこ
とが分った。
一F述の結果から、本発明のアミラーゼ阻害物質は3〜
6個の塘化合物から構成され、純粋な糖ではな《、ヘテ
ロオリゴtJ!(heterooligoacchar
ide)であることが分る。また、本発明のアミラーゼ
阻害物質は糖とアミノ酸とが結合した形態のものである
と思われる。又、水のみに可溶性であり、メタノール、
エタノール等には不溶性である。
(l土)土・=0〜50%阻害 ー90%以−L阻害 5)アミラーゼ阻害物質の化学的特性 本発明のアミラーゼ阻害物質の化′?的特性は、:アミ
ー−ゼ 第1図 60   ’?0 1度C’C)
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のアミラーゼ阻害物質の一例の安定性を
示すグラフ、 第2図は本発明のアミラーゼ阻害物質の−例の熱安定性
を示すグラフ、 第3図は本発明のアミラーゼ阻害物質の一例の赤外スペ
クトルを示す図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、アミラーゼ阻害物質生産能を有することを特徴とす
    るストレプトマイセスsp.Y−125(KCTC83
    87P、ATCC53890)。 2、ストレプトマイセスsp.Y−125(KCTC8
    387P、ATCC53890)菌株の培養物から分離
    されたものであることを特徴とするアミラーゼ阻害物質
    。 3、ストレプトマイセスsp.Y−125(KCTC8
    387P、ATCC53890)の菌株を培養し、その
    培養物からアミラーゼ阻害物質を分離することを特徴と
    するアミラーゼ阻害物質の製造方法。 4、ストレプトマイセスsp.Y−125(KCTC8
    387P、ATCC53890)菌株が生産するアミラ
    ーゼ阻害物質を活性成分とし、これに薬学的に許容可能
    な担体又は希釈剤を含有させたことを特徴とする肥満症
    、糖尿病、胃炎、過脂肪症、胃潰瘍、十二指腸潰瘍の予
    防及び治療剤。 5、ストレプトマイセスsp.Y−125(KCTC8
    387P、ATCC53890)菌株が生産するアミラ
    ーゼ阻害物質を主成分とすることを特徴とする食品添加
    物。 6、分子量が700〜1500であり、pH2〜12に
    おいて安定である請求項2記載のアミラーゼ阻害物質。 7、活性が12,000AIU/mg以上である請求項
    2記載のアミラーゼ阻害物質。 8、微生物アミラーゼに対しては50%未満の阻害効果
    を示し、動物アミラーゼに対しては90%以上の特異的
    な阻害効果を示す請求項2記載のアミラーゼ阻害物質。
JP1171752A 1988-08-09 1989-07-03 新規な微生物ストレプトマイセスsp.y―125およびこれらからアミラーゼ阻害物質を製造する方法 Granted JPH02131571A (ja)

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