JPH02123092A - 乗客コンベアの安全装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は踏板の平坦移動部を有する乗客コンベヤ、特
にそれの欄干部におけろ安全性向上に関するものである
。

〔従来の技術〕

第４図〜第６図は２例えば実開昭６１．−１３５８７３
号公報に示された乗客コンベヤ装置で２図中、（１）は
エスカレータからなる乗客コンベヤの主枠、（２）は主
枠（１）の長手端部にそれぞれ形成された乗降口、（３
）は主枠（１）に移動可能に設けられ、かつ連続して配
置された多数の踏板、（４）は踏板（３）が相互に段差
を生じることなく移動する平坦移動部で乗降口（２）近
くに形成される。（５）は主枠（１）の長手に沿う再縁
部にそれぞれ立設された欄干、（６）は欄干（５）の基
部に設けられて踏板（３）側端に対面して配置されたス
テンレス鋼板製のスカートパネル、（７）は欄干（５）
に設けられてスカートパネル（６）面の上方延長箇所に
配置されたステンレス鋼板製の欄干パネルである。

従来の乗客コンベヤは上記のように構成され。

例えば特開昭５９−７６８５号公報で知られているよう
に車椅子の使用者を搬送する構造の乗客コンベヤが設置
されている。このような車椅子用エスカレータの場合に
２乗降口（２）における車椅子の乗込み、降立ちを容易
にするために平坦移動部（４）を長く設定することが考
えられている。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記の車椅子用エスカレータのような平坦移動部（４）
を有する乗客コンベヤにおいて２乗降口（２）からの乗
り込み時に加速１反動等によって平坦移動部（４）で車
椅子が主枠（１）の長手に対し傾き、第５図。

第６図に示すように欄干（５）に接触して搬送が阻害さ
れたり２両側の欄干（５）の間に斜めに挟圧されたりす
るという問題点があった。

この発明は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、車椅子の搬送中に平坦移動部で車椅子が欄干に接
触したときに踏板の運転が制御されろ乗客コンベヤの安
全装置を得ることを目的としている。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係る乗客コンベヤの安全装置においては、ス
カートパネル裏面に対応した第１検出器。

欄干パネル裏面に対応した第２検出器が設けられ。

また第１検出器、第２検出器のいずれかの動作によって
踏板の移動を制御する制御装置が設けられている。

〔作　用〕

上記のように構成された乗客コンベヤの安全装置では、
踏板の平坦移動部において２階送中の車椅子が主枠の長
手に対し傾いて、スカートパネル。

欄干パネルのいずれかに接触して押圧したときに。

第１検出器、第２検出器のいずれかが動作する乙とによ
って踏板の移動を減速させたり、停止させたりするなど
の制御が行われる。

〔実施例〕

以下、第１図〜第３図によってこの発明の一実施例を説
明する。

図中、第４図〜第６図と同符号は相当部分を示し、（１
）は移動歩道からなる乗客コンベヤの主枠。

（４）は踏板（３）により全搬送行程にわたって形成さ
れた平坦移動部、（８）は欄干（５）内に固定されて作
動部（８ａ）がスカートパネル（６）の裏面に対向して
配置されたマイクロスイッチからなる第１検出器で、平
坦移動部（４）の長手に沿って適宜な間隔で複数個が設
けられている。（８ｂ）は第１検出器（８）の常閉接点
。

（９）は欄干（５）内に固定されて作動部（９ａ）が欄
干パネル（７）裏面に対向し、かつ高さ方向の中央位置
に配置されて、平坦移動部（４）の長手に沿い複数個が
過賞な間隔で設けられたマイクロスイッチからなる第２
検出器で、常閉接点（９ｂ）が設けられている。

α０）は異常検出リレーで、　（１０ａｌ　は異常検出
リレーの常閉接点、　　（１１）は乗客コンベヤの制御
手段。

（１２）は常閉接点（８ｂ）　（９ｂ）　、異常検出リ
レー叫、制御手段（１１）等によって構成された制御装
置である。

上記のように構成された乗客コンベヤの安全装置におい
て、ＩＭ送送中車椅子が踏板（３）の平坦移動部（４）
で主枠（１１の長手に対し傾き車椅子の足載せ台がスカ
ートパネル（６）を押圧して第１検出器（８）のいずれ
かが動作すると、　（＋ｉ　（８ｂ　ｌ−（１０）−（
−）の回路によって異常検出リレーＯＩが付勢されて接
点（１０ｍ）が閉成し、制御手段（１１）が消勢されて
踏板（３）が停止する。このため車椅子が傾いた姿勢で
スカートパネル（６）に接触したまま搬送されるこのに
より、搬送が阻害されて転倒に至る等の事故を未然に防
止することができる。また、車椅子が主枠（１）の長手
に対し傾いたときに車椅子の手押し把手が欄干パネル（
７）を押圧して第２検出器（９）の伺れかが動作すると
、　（十）　−（９ｂ）−ｏｎ−（−）の回路によって
異常検出リレーα〔が付勢されるので、詳細は説明を省
略するが第１検出器（８）の動作時と同様な作用を得る
ことができる。

〔発明の効果〕

以上説明したとおり、この発明は、踏板の平坦移動部に
対応したスカートパネルの引退撓屈によって動作する第
１検出器及び欄干パネルの引退撓屈によって動作する第
２検出器を設け、第１検出器、第２検出器のいずれかの
動作によって踏板の移動を制御したものであり、これに
よって搬送中の車椅子が踏板の平坦移動部で主枠長手に
対して傾いてスカートパネル、１１干パネルを押圧した
ときには踏板の移動が制御されろ。したがって車椅子が
傾いた姿勢でスカートパネル等に接触したまま搬送され
て動きが阻害され転倒に至る等の事故を未然に防ぐ効果
を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１ＥＩはこの発明による乗客コンベヤの安全装置の一
実施例を示す図で、後述する第２図の■−［断面拡大図
、第２図は第１図に対応する乗客コンベヤの縦断側面概
念図、第３図は第１図に対応する要部電気回路図、第４
図は従来の乗客コンベヤを示す第２図相当図、第５図及
び第６図はそれぞれ第４図における車椅子の異常発生状
況を説明した第１図相当図である。 （１）　　主枠、（３）・踏板、（４）・・平坦移動部
、　（５１−＠干、（６）・スカートパネル、（７）・
欄干パネル、（８）第１検出器、（９）第２検出藷、　
（１２）・制御装置である。 なお２図中向一部分又は相当部分は同一符号により示す
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 多数の踏板が移動可能に連続して設けられ長手の少なく
   とも一部に上記踏板相互の平坦移動部を有する主枠と、
   この主枠の長手に沿う欄干の基部に設けられて上記踏板
   側端に対面して配置されたスカートパネルと、上記欄干
   に設けられて上記スカートパネルの上方に配置された欄
   干パネルと、上記欄干に設けられて上記平坦移動部に対
   応して配置され上記スカートパネルの後退撓屈により動
   作する第１検出器及び上記欄干パネルの後退撓屈により
   動作する第２検出器と、上記第１検出器及び第２検出器
   のいずれかの動作により上記踏板の移動を制御する制御
   装置とを備えた乗客コンベアの安全装置。