JPH02120338A - 発泡合成樹脂の製造方法 - Google Patents
発泡合成樹脂の製造方法Info
- Publication number
- JPH02120338A JPH02120338A JP27091388A JP27091388A JPH02120338A JP H02120338 A JPH02120338 A JP H02120338A JP 27091388 A JP27091388 A JP 27091388A JP 27091388 A JP27091388 A JP 27091388A JP H02120338 A JPH02120338 A JP H02120338A
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- Japan
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- active hydrogen
- compd
- reacting
- foaming agent
- foamed synthetic
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- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、ポリウレタンフォームなどの発泡合成樹脂を
製造する方法に関するものであり、特に特定の発泡剤の
使用を特徴とする発泡合成樹脂の製造方法に関するもの
である。
製造する方法に関するものであり、特に特定の発泡剤の
使用を特徴とする発泡合成樹脂の製造方法に関するもの
である。
[従来の技術〕
インシアネート基と反応しうる活性水素含有基を2以上
有する活性水素化合物とポリイソシアネー!・化合物と
を触媒と発泡剤の存在下に反応させて発泡合成樹脂を製
造することは広(行なわれている。活性水素化合物とし
てはたとえば、ポリヒドロキシ化合物やポリアミン化合
物がある。得られる発泡合成樹脂としては、たとえばポ
リウレタンフォーム、ポリイソシアヌレートフオーム、
ポリウレアフオームなどがある。また、比較的低発泡の
発泡合成樹脂としては、たとえばマイクロセルラーポリ
ウレタンエラストマーやマイクロセルラーポリウレタン
ウレアエラストマーなどがある。
有する活性水素化合物とポリイソシアネー!・化合物と
を触媒と発泡剤の存在下に反応させて発泡合成樹脂を製
造することは広(行なわれている。活性水素化合物とし
てはたとえば、ポリヒドロキシ化合物やポリアミン化合
物がある。得られる発泡合成樹脂としては、たとえばポ
リウレタンフォーム、ポリイソシアヌレートフオーム、
ポリウレアフオームなどがある。また、比較的低発泡の
発泡合成樹脂としては、たとえばマイクロセルラーポリ
ウレタンエラストマーやマイクロセルラーポリウレタン
ウレアエラストマーなどがある。
上記発泡合成樹脂を製造するための発泡剤としては種々
の化合物が知られているが、主にはトリクロロフルオロ
メタン(R−11)が使用されている。また、通常R−
11とともにさらに水が併用される。さらに、フロス法
等で発泡を行う場合には、これらとともにより低沸点の
(常温常圧下で気体の)ジクロロジフルオロメタン(R
−12)が併用されている。さらに他の比較的低沸点の
塩素化フッ素化炭化水素類が発泡剤として使用すること
ができるという提案は種々提出されているが、上記R−
11とR−12を除いてはいまだ広く使用されるには至
っていない。また、塩素化フッ素化炭化水素系発泡剤の
代りに塩化メチレンなどの他の低沸点ハロゲン化炭化水
素系発泡剤の使用も提案されている。
の化合物が知られているが、主にはトリクロロフルオロ
メタン(R−11)が使用されている。また、通常R−
11とともにさらに水が併用される。さらに、フロス法
等で発泡を行う場合には、これらとともにより低沸点の
(常温常圧下で気体の)ジクロロジフルオロメタン(R
−12)が併用されている。さらに他の比較的低沸点の
塩素化フッ素化炭化水素類が発泡剤として使用すること
ができるという提案は種々提出されているが、上記R−
11とR−12を除いてはいまだ広く使用されるには至
っていない。また、塩素化フッ素化炭化水素系発泡剤の
代りに塩化メチレンなどの他の低沸点ハロゲン化炭化水
素系発泡剤の使用も提案されている。
[発明の解決しようとする問題点]
従来広く使用されていたR−11やR−12などの大気
中で極めて安定な塩素化フッ素化炭化水素は分解されな
いまま大気層上空のオゾン層にまで達してそこで紫外線
などの作用で分解され、その分解物がオゾン層を破壊す
るのではないかと考えられるようになった。発泡剤とし
て使用された上記のような塩素化フッ素化炭化水素は、
その一部が大気中に漏出するため、その使用はオゾン層
破壊の原因の一部になるのではないかと危惧されている
。従って、このようなR−11やR−12に代えてそれ
よりオゾン層破壊のおそれの少ない発泡剤の開発が望ま
れる。
中で極めて安定な塩素化フッ素化炭化水素は分解されな
いまま大気層上空のオゾン層にまで達してそこで紫外線
などの作用で分解され、その分解物がオゾン層を破壊す
るのではないかと考えられるようになった。発泡剤とし
て使用された上記のような塩素化フッ素化炭化水素は、
その一部が大気中に漏出するため、その使用はオゾン層
破壊の原因の一部になるのではないかと危惧されている
。従って、このようなR−11やR−12に代えてそれ
よりオゾン層破壊のおそれの少ない発泡剤の開発が望ま
れる。
[問題点を解決するための手段]
本発明は前述の問題点を解決すべくなされた下記の発明
を提供するものである。
を提供するものである。
インシアネート基と反応しうる活性水素含有官能基を2
以上有する活性水素化合物とポリイソシアネート化合物
とを低沸点ハロゲン化炭化水素系発泡剤の存在下に反応
させて発泡合成樹脂を製造する方法において、低沸点ハ
ロゲン化炭化水素系発泡剤としてl−クロロ−1,1,
2,2゜3.3,4.4−オクタフルオロブタン、2−
フロロブタン、1−フロロブタン、2−フロロ−1,1
,1,4,4,4−ヘキサフルオロ−2−ブテン及び1
.2−ジクロロテトラフルオロシクロブテン−1から選
ばれる少なくとも1種を使用することを特徴とする発泡
合成樹脂の製造方法。
以上有する活性水素化合物とポリイソシアネート化合物
とを低沸点ハロゲン化炭化水素系発泡剤の存在下に反応
させて発泡合成樹脂を製造する方法において、低沸点ハ
ロゲン化炭化水素系発泡剤としてl−クロロ−1,1,
2,2゜3.3,4.4−オクタフルオロブタン、2−
フロロブタン、1−フロロブタン、2−フロロ−1,1
,1,4,4,4−ヘキサフルオロ−2−ブテン及び1
.2−ジクロロテトラフルオロシクロブテン−1から選
ばれる少なくとも1種を使用することを特徴とする発泡
合成樹脂の製造方法。
本発明における発泡剤である1−クロロ−1,1゜2、
2.3.3.4.4−オクタフルオロブタン、2−フロ
ロブタン、■−フロロブタン、2−フロロ−1,1,1
,4゜・1.4−へキサフルオロ−2−ブテン及び1.
2−ジクロロテトラフルオロシクロブテン−1は沸点が
それぞれ50.2°C125,5℃、32,5°C,3
2,2℃及び67.1℃の化合物であり、水素原子を含
む塩素化フッ素化炭化水素であることにより、前記オゾ
ン層破壊のおそれは少ないと考えられる。さらにその沸
点がR−11に近いのでそれに代る発泡剤として使用で
きるものである。
2.3.3.4.4−オクタフルオロブタン、2−フロ
ロブタン、■−フロロブタン、2−フロロ−1,1,1
,4゜・1.4−へキサフルオロ−2−ブテン及び1.
2−ジクロロテトラフルオロシクロブテン−1は沸点が
それぞれ50.2°C125,5℃、32,5°C,3
2,2℃及び67.1℃の化合物であり、水素原子を含
む塩素化フッ素化炭化水素であることにより、前記オゾ
ン層破壊のおそれは少ないと考えられる。さらにその沸
点がR−11に近いのでそれに代る発泡剤として使用で
きるものである。
本発明における前記ハロゲン化炭化水素系発泡剤はそれ
らのみ使用することは勿論、他の発泡剤と併用すること
ができる。特に水は多(の場合前記ハロゲン化炭化水素
系発泡剤と併用される。水量外の他の併用しうる発泡剤
としてはたとえば現行の発泡剤であるR−11やR−1
2、その他の低沸点ハロゲン化炭化水素、低沸点炭化水
素、不活性ガスなどがある。R−11やR−12はそれ
自身はオゾン層破壊の原因となるおそれはあるものの、
1−クロロ−1,1,2,2,3,3,4,4−オクタ
フルオロブタン、2−フロロブタン、l−フロロブタン
、2−フロロ−1,1,l、 4.4.4−ヘキサフル
オロ−2−ブテン及び1.2−ジクロロテトラフルオロ
シクロブテン−1から選ばれる少なくとも1種との併用
によりその使用量を減らすことができる。
らのみ使用することは勿論、他の発泡剤と併用すること
ができる。特に水は多(の場合前記ハロゲン化炭化水素
系発泡剤と併用される。水量外の他の併用しうる発泡剤
としてはたとえば現行の発泡剤であるR−11やR−1
2、その他の低沸点ハロゲン化炭化水素、低沸点炭化水
素、不活性ガスなどがある。R−11やR−12はそれ
自身はオゾン層破壊の原因となるおそれはあるものの、
1−クロロ−1,1,2,2,3,3,4,4−オクタ
フルオロブタン、2−フロロブタン、l−フロロブタン
、2−フロロ−1,1,l、 4.4.4−ヘキサフル
オロ−2−ブテン及び1.2−ジクロロテトラフルオロ
シクロブテン−1から選ばれる少なくとも1種との併用
によりその使用量を減らすことができる。
その他の低沸点ハロゲン化炭化水素としては、塩化メチ
レンなどのフッ素原子を含まないハロゲン化炭化水素や
前記以外の含フツ素ハロゲン化炭化水素がある。低沸点
炭化水素としてはブタンやヘキサンが、不活性ガスとし
ては空気や窒素などがある。
レンなどのフッ素原子を含まないハロゲン化炭化水素や
前記以外の含フツ素ハロゲン化炭化水素がある。低沸点
炭化水素としてはブタンやヘキサンが、不活性ガスとし
ては空気や窒素などがある。
イソシアネート基と反応しうる活性水素含有官能基を2
以上有する活性水素化合物としては、水酸基やアミノ基
などの活性水素含有官能基を2以上有する化合物、ある
いはその化合物の2種以上の混合物である。特に、2以
上の水酸基を有する化合物やその混合物、またはそれを
主成分としさらにポリアミンなどを含む混合物が好まし
い。2以上の水酸基を有する化合物としては、広く使用
されているポリオールが好ましいが、2以上のフェノー
ル性水酸基を有する化合物(たとえばフェノール樹脂初
期縮合物)なども使用できる。ポリオールとしては、ポ
リエーテル系ポリオール、ポリエステル系ポリオール、
多価アルコール、水酸基含有ジエチレン系ポリマーなど
がある。特にポリエーテル系ポリオールの1種以上のみ
からなるか、それを主成分としてポリエステル系ポリオ
ール、多価アルコール、ポリアミン、アルカノールアミ
ン、その他の活性水素化合物との併用が好ましい。ポリ
エーテル系ポリオールとしては、多価アルコール、糖類
、アルカノールアミン、その他のイニシエーターに環状
エーテル、特にプロピレンオキシドやエチレンオキシド
などのアルキレンオキシドを付加して得られるポリエー
テル系ポリオールが好ましい。また、ポリオールとして
ポリマーポリオールあるいはクラフトポリオールと呼ば
れる主にポリエーテル系ポリオール中にビニルポリマー
の微粒子が分散したポリオール組成物を使用することも
できる。ポリエステル系ポリオールとしては、多価アル
コール−多価カルボン酸縮合系のポリオールや環状エス
テル開環重合体系のポリオールがあり、多価アルコール
としてはエチレングリコール、プロピレングリコール、
ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、グリ
セリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトー
ル、ジェタノールアミン、トリエタノールアミンなどが
ある。ポリオールあるいはその(足台物の水酸基価は約
20〜1000のものから目的に応じて選択されること
が多い。
以上有する活性水素化合物としては、水酸基やアミノ基
などの活性水素含有官能基を2以上有する化合物、ある
いはその化合物の2種以上の混合物である。特に、2以
上の水酸基を有する化合物やその混合物、またはそれを
主成分としさらにポリアミンなどを含む混合物が好まし
い。2以上の水酸基を有する化合物としては、広く使用
されているポリオールが好ましいが、2以上のフェノー
ル性水酸基を有する化合物(たとえばフェノール樹脂初
期縮合物)なども使用できる。ポリオールとしては、ポ
リエーテル系ポリオール、ポリエステル系ポリオール、
多価アルコール、水酸基含有ジエチレン系ポリマーなど
がある。特にポリエーテル系ポリオールの1種以上のみ
からなるか、それを主成分としてポリエステル系ポリオ
ール、多価アルコール、ポリアミン、アルカノールアミ
ン、その他の活性水素化合物との併用が好ましい。ポリ
エーテル系ポリオールとしては、多価アルコール、糖類
、アルカノールアミン、その他のイニシエーターに環状
エーテル、特にプロピレンオキシドやエチレンオキシド
などのアルキレンオキシドを付加して得られるポリエー
テル系ポリオールが好ましい。また、ポリオールとして
ポリマーポリオールあるいはクラフトポリオールと呼ば
れる主にポリエーテル系ポリオール中にビニルポリマー
の微粒子が分散したポリオール組成物を使用することも
できる。ポリエステル系ポリオールとしては、多価アル
コール−多価カルボン酸縮合系のポリオールや環状エス
テル開環重合体系のポリオールがあり、多価アルコール
としてはエチレングリコール、プロピレングリコール、
ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、グリ
セリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトー
ル、ジェタノールアミン、トリエタノールアミンなどが
ある。ポリオールあるいはその(足台物の水酸基価は約
20〜1000のものから目的に応じて選択されること
が多い。
ポリイソシアネート化合物としてはインシアネート基を
2以上有する芳香族系、脂環族系、あるいは脂肪族系の
ポリイソシアネート、それら2種以上の混合物、および
それらを変性して得られる変性ポリイソシアネートがあ
る。具体的には、たとえば、トリレンジイソシアネート
、ジフェニルメタンジイソシアネート、ポリメチレンポ
リフェニルイソシアネート(通称:クルード−MDI)
キシリレンジイソシアネート、インホロンジイソシアネ
ート、ヘキサメチレンジイソシアネートなどのポリイソ
シアネートやそれらのプレポリマー型変性体、ヌレート
変性体、ウレア変性体などがある。
2以上有する芳香族系、脂環族系、あるいは脂肪族系の
ポリイソシアネート、それら2種以上の混合物、および
それらを変性して得られる変性ポリイソシアネートがあ
る。具体的には、たとえば、トリレンジイソシアネート
、ジフェニルメタンジイソシアネート、ポリメチレンポ
リフェニルイソシアネート(通称:クルード−MDI)
キシリレンジイソシアネート、インホロンジイソシアネ
ート、ヘキサメチレンジイソシアネートなどのポリイソ
シアネートやそれらのプレポリマー型変性体、ヌレート
変性体、ウレア変性体などがある。
活性水素化合物とポリイソシアネート化合物を反応させ
る際、通常触媒の使用が必要とされる。触媒としては、
活性水素含有基とイソシアネート基の反応を促進させる
有機スズ化合物などの金属化合物系触媒やトリエチレン
ジアミンなどの3級アミン触媒が使用される。また、カ
ルボン酸金属塩などのインシアネート基同志を反応させ
る多量化触媒が目的に応じて使用される。さらに、良好
な気泡を形成するための整泡剤も多(の場合使用される
。整泡剤としては、たとえばシリコーン系整泡剤や含フ
ツ素化合物系整泡剤などがある。その他、任意に使用し
うる配合剤としては、たとえば充填剤、安定剤、着色剤
、難燃剤などがある。
る際、通常触媒の使用が必要とされる。触媒としては、
活性水素含有基とイソシアネート基の反応を促進させる
有機スズ化合物などの金属化合物系触媒やトリエチレン
ジアミンなどの3級アミン触媒が使用される。また、カ
ルボン酸金属塩などのインシアネート基同志を反応させ
る多量化触媒が目的に応じて使用される。さらに、良好
な気泡を形成するための整泡剤も多(の場合使用される
。整泡剤としては、たとえばシリコーン系整泡剤や含フ
ツ素化合物系整泡剤などがある。その他、任意に使用し
うる配合剤としては、たとえば充填剤、安定剤、着色剤
、難燃剤などがある。
これら原料を使用し、ポリウレタンフォーム、ウレタン
変性ポリイソシアネレートフォーム、マイクロセルラー
ポリウレタンエラストマー マイクロセルラーポリウレ
タンウレアエラストマー、マイクロセルラーポリウレア
エラストマー その他の発泡合成樹脂が得られる。
変性ポリイソシアネレートフォーム、マイクロセルラー
ポリウレタンエラストマー マイクロセルラーポリウレ
タンウレアエラストマー、マイクロセルラーポリウレア
エラストマー その他の発泡合成樹脂が得られる。
ポリウレタンフォームは大別して硬質ポリウレタンフォ
ーム、半硬質ポリウレタンフォーム、軟質ポリウレタン
フォームがある。本発明は、特にハロゲン化炭化水素系
発泡剤の使用量の多い分野である硬質ポリウレタンフォ
ーム、ウレタン変性ポリイソシアヌレートフオーム、そ
の他の硬質フオームの製造において特に有用である。そ
の内でも、水酸基測的200〜1000のポリオールあ
るいはポリオール混合物と芳香族系のポリイソシアネー
ト化合物を使用して得られる硬質ポリウレタンフォーム
の製造において特に有用である。これら硬質フオームを
製造する場合、本発明におけるハロゲン化炭化水素系発
泡剤の使用量は、活性水素化合物に対して、5〜150
重量%、特に20〜60重量%が適当である。また、そ
れとともに、水を活性水素化合物に対して0〜10重量
%、特に1〜5重量%使用することが好ましい。一方、
軟質ポリウレタンフォームや半硬質ポリウレタンフォー
ム、マイクロセルラーエラストマーの場合には、本発明
におけるハロゲン化炭化水素発泡剤は活性水素化合物に
対して5〜150重量%の使用が好ましい。軟質ウレタ
ンフオーム、半硬質ウレタンフオームの場合水を0ん1
0重量%、マイクロセルラーエラストマーの場合には水
を0〜5重量%併用することが好ましい。
ーム、半硬質ポリウレタンフォーム、軟質ポリウレタン
フォームがある。本発明は、特にハロゲン化炭化水素系
発泡剤の使用量の多い分野である硬質ポリウレタンフォ
ーム、ウレタン変性ポリイソシアヌレートフオーム、そ
の他の硬質フオームの製造において特に有用である。そ
の内でも、水酸基測的200〜1000のポリオールあ
るいはポリオール混合物と芳香族系のポリイソシアネー
ト化合物を使用して得られる硬質ポリウレタンフォーム
の製造において特に有用である。これら硬質フオームを
製造する場合、本発明におけるハロゲン化炭化水素系発
泡剤の使用量は、活性水素化合物に対して、5〜150
重量%、特に20〜60重量%が適当である。また、そ
れとともに、水を活性水素化合物に対して0〜10重量
%、特に1〜5重量%使用することが好ましい。一方、
軟質ポリウレタンフォームや半硬質ポリウレタンフォー
ム、マイクロセルラーエラストマーの場合には、本発明
におけるハロゲン化炭化水素発泡剤は活性水素化合物に
対して5〜150重量%の使用が好ましい。軟質ウレタ
ンフオーム、半硬質ウレタンフオームの場合水を0ん1
0重量%、マイクロセルラーエラストマーの場合には水
を0〜5重量%併用することが好ましい。
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発
明はこれら実施例に限定されるものではない。
明はこれら実施例に限定されるものではない。
[実施例]
下記のポリオールについて本発明におけるハロゲン化炭
化水素系発泡剤の発泡評価を行なった。
化水素系発泡剤の発泡評価を行なった。
ポリオ−ルミ:グリセリンにプロピレンオキシドを反応
させた水酸基価420のポリエーテルポリオール ボリオールb:シュークロースにプロピレンオシドとエ
チレンオキシドを反応させた水酸基価450のポリエー
テルポリオール ポリオールc:トルエンジアミンにプロピレンキシドを
反応させた水酸基価440のポリエーテルポリオール 発泡評価は次の様に行なった。ポリオール100重量部
にに対し、シリコーン系整泡剤(信越化学■ 商品名
F−338)を2部、水1部、触媒としてN、N−ジメ
チルシクロヘキシルアミンをゲルタイム45秒とするた
めの必要量、本発明の発泡剤の適当量の混合液とポリメ
チレンポリフェニルイソシアネート(MD化成■ 商品
名 PAP1135)を液温20℃で混合し、200m
mX 200mmX 200mmの木製のボックス内に
投入、発泡させ評価した。
させた水酸基価420のポリエーテルポリオール ボリオールb:シュークロースにプロピレンオシドとエ
チレンオキシドを反応させた水酸基価450のポリエー
テルポリオール ポリオールc:トルエンジアミンにプロピレンキシドを
反応させた水酸基価440のポリエーテルポリオール 発泡評価は次の様に行なった。ポリオール100重量部
にに対し、シリコーン系整泡剤(信越化学■ 商品名
F−338)を2部、水1部、触媒としてN、N−ジメ
チルシクロヘキシルアミンをゲルタイム45秒とするた
めの必要量、本発明の発泡剤の適当量の混合液とポリメ
チレンポリフェニルイソシアネート(MD化成■ 商品
名 PAP1135)を液温20℃で混合し、200m
mX 200mmX 200mmの木製のボックス内に
投入、発泡させ評価した。
また、比較例としてR−11を同様に発泡し評価した。
なお発泡剤の使用量は発泡体のコア密度が30±2 k
g/m”となるよう調整した。
g/m”となるよう調整した。
結果を以下の表に示す。
判定の規準は次の通りである。
○: R−11と同等以上
△: R−11よりやや劣る
X : R−11より劣る
表 1
発?包斉り [1−クロロ−1,1,2,2,3,3,
4,4−オクタフルオロブタン」表 2 発泡剤「2−フロロブタン」 表 3 発泡剤「1−フロロブタン」 [発明の効果] 本発明は、 オゾン層破壊のおそれのあるR−11 表 発泡剤 「2−フロロ−1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオ
ロ−2−1テン」などの塩素化フッ素化炭化水素を実質
的に使用することな(良好な発泡合成樹脂を製造するこ
とができるものである。
4,4−オクタフルオロブタン」表 2 発泡剤「2−フロロブタン」 表 3 発泡剤「1−フロロブタン」 [発明の効果] 本発明は、 オゾン層破壊のおそれのあるR−11 表 発泡剤 「2−フロロ−1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオ
ロ−2−1テン」などの塩素化フッ素化炭化水素を実質
的に使用することな(良好な発泡合成樹脂を製造するこ
とができるものである。
表
発泡剤
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、イソシアネート基と反応しうる活性水素含有官能基
を2以上有する活性水素化合物とポリイソシアネート化
合物とを低沸点ハロゲン化炭化水素系発泡剤の存在下に
反応させて発泡合成樹脂を製造する方法において、 低沸点ハロゲン化炭化水素系発泡剤として 1−クロロ−1,1,2,2,3,3,4,4−オクタ
フルオロブタン、2−フロロブタン、1−フロロブタン
、2−フロロ−1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオ
ロ−2−ブテン及び1,2−ジクロロテトラフルオロシ
クロブテン−1から選ばれる少なくとも1種を使用する
ことを特徴とする発泡合成樹脂の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27091388A JPH02120338A (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 | 発泡合成樹脂の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27091388A JPH02120338A (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 | 発泡合成樹脂の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02120338A true JPH02120338A (ja) | 1990-05-08 |
Family
ID=17492734
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27091388A Pending JPH02120338A (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 | 発泡合成樹脂の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02120338A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009132242A3 (en) * | 2008-04-25 | 2009-12-17 | Honeywell International Inc. | Blowing agents for polymeric foams |
JP2013525577A (ja) * | 2010-04-28 | 2013-06-20 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | ハイドロハロオレフィンおよび水を含有する泡膨張剤組成物ならびにポリウレタンおよびポリイソシアヌレートポリマー発泡体の製造におけるその使用 |
US20150152235A1 (en) * | 2010-03-09 | 2015-06-04 | Arkema France | Hydrochlorofluoroolefin blowing agent compositions |
US10669465B2 (en) | 2016-09-19 | 2020-06-02 | Arkema France | Composition comprising 1-chloro-3,3,3-trifluoropropene |
US10858561B2 (en) | 2008-10-16 | 2020-12-08 | Arkema France | Heat transfer method |
-
1988
- 1988-10-28 JP JP27091388A patent/JPH02120338A/ja active Pending
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