JPH0211482A - 雪・水上乗物用耐水シートの製法 - Google Patents
雪・水上乗物用耐水シートの製法Info
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- JPH0211482A JPH0211482A JP63157907A JP15790788A JPH0211482A JP H0211482 A JPH0211482 A JP H0211482A JP 63157907 A JP63157907 A JP 63157907A JP 15790788 A JP15790788 A JP 15790788A JP H0211482 A JPH0211482 A JP H0211482A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は耐水用シートに係り、特にスノーモビル、ジェ
ットスキー等の雪・水上乗物用耐水シート及びその製法
に関する。
ットスキー等の雪・水上乗物用耐水シート及びその製法
に関する。
[従来の技術]
二・三輪車用シートは、一般にボトムプレート上にウレ
タンフオーム材を載置してPvCしq−等の表皮材を被
覆して、表皮材端末部をステイブル等によってボトムプ
レートと係止しているため、防水性に乏しく海上、雪上
等の常に水に曝される場所で使用する乗物には適さない
。そこでシェツトスキー(海上ハイク)等のシートに用
いられているクッション体は、第7図で示すように、ポ
リプロピレンの射出成形によったボトムプレート71上
に、ポリエチレン(PE)或いはポリプロピレンの発泡
体72を載置してPVCレザー等からなる表皮材73て
被覆している。
タンフオーム材を載置してPvCしq−等の表皮材を被
覆して、表皮材端末部をステイブル等によってボトムプ
レートと係止しているため、防水性に乏しく海上、雪上
等の常に水に曝される場所で使用する乗物には適さない
。そこでシェツトスキー(海上ハイク)等のシートに用
いられているクッション体は、第7図で示すように、ポ
リプロピレンの射出成形によったボトムプレート71上
に、ポリエチレン(PE)或いはポリプロピレンの発泡
体72を載置してPVCレザー等からなる表皮材73て
被覆している。
[発明か解決しようとする課題]
しかし発泡体としてポリエチレン(PE)を用いると、
クッション材としては硬度か大きく、タッチ感か悪いば
かりてなく、蒸気と熱で反応を十分性なうには、成形時
に厚さか70mm程度にする必要があり、それ以上にな
ると成形か困難である。すなわち、第8図て示すような
70 m m以上の肉厚をもったクッション材(発泡体
)82には、肉抜き部81を形成しなければならない。
クッション材としては硬度か大きく、タッチ感か悪いば
かりてなく、蒸気と熱で反応を十分性なうには、成形時
に厚さか70mm程度にする必要があり、それ以上にな
ると成形か困難である。すなわち、第8図て示すような
70 m m以上の肉厚をもったクッション材(発泡体
)82には、肉抜き部81を形成しなければならない。
また一般にポリプロピレンのビーズ発泡の場合には、3
0倍発泡程度の発泡倍率の発泡成形であり、この程度の
発泡成形は硬度か大きすぎて、シート材としては不適格
である。さらに、強い衝撃等によって、局部的に圧縮さ
れた時の復元力か悪いという問題もある。
0倍発泡程度の発泡倍率の発泡成形であり、この程度の
発泡成形は硬度か大きすぎて、シート材としては不適格
である。さらに、強い衝撃等によって、局部的に圧縮さ
れた時の復元力か悪いという問題もある。
本発明の目的は、耐水性か高く、タッチ感か良く、従来
の耐水仕様のシートよりも、乗りここちの良い雪・水上
乗物用耐水シート及びその製法の提供にある。
の耐水仕様のシートよりも、乗りここちの良い雪・水上
乗物用耐水シート及びその製法の提供にある。
[課題を解決するための手段]
本発明は上記課題を解決するためになされたものてあり
1本発明の雪・水上乗物用耐水シートは、ボトムプレー
ト上にクッション材を載置して表皮材て被覆したシート
において、前記クッション材は多数の穴を備えた独立気
泡の第1のクッション体の上に独立気泡の柔軟フオーム
材からなる第2のクッション体を積層して構成されたも
のである。
1本発明の雪・水上乗物用耐水シートは、ボトムプレー
ト上にクッション材を載置して表皮材て被覆したシート
において、前記クッション材は多数の穴を備えた独立気
泡の第1のクッション体の上に独立気泡の柔軟フオーム
材からなる第2のクッション体を積層して構成されたも
のである。
また本発明の雪・水上乗物用耐水シートの製法は、クッ
ション体を、ボトムプレート上にa、置して、表皮材で
被覆してなるシートの製法であって、前記クッション体
は、独立気泡の第1のクッション体と独立気泡の第2の
クッション体とからなるクッション体であって、該クッ
ション体は、下型の上に前記第2のクッション体となる
板状の柔軟フオーム体を載置して真空引きして保形する
工程と、該保形された第2のクッション体と一体になる
ように前記第1のクッション体となる発泡材料を配置し
て蒸気を供給する多数の孔を備えた上型で型締めをする
工程と、該型締めした上型側から蒸気を注入し発泡する
工程によって成形した構成とする。
ション体を、ボトムプレート上にa、置して、表皮材で
被覆してなるシートの製法であって、前記クッション体
は、独立気泡の第1のクッション体と独立気泡の第2の
クッション体とからなるクッション体であって、該クッ
ション体は、下型の上に前記第2のクッション体となる
板状の柔軟フオーム体を載置して真空引きして保形する
工程と、該保形された第2のクッション体と一体になる
ように前記第1のクッション体となる発泡材料を配置し
て蒸気を供給する多数の孔を備えた上型で型締めをする
工程と、該型締めした上型側から蒸気を注入し発泡する
工程によって成形した構成とする。
[作用コ
したがって、クッション材は多数の穴を備えた独立気泡
の第1のクッション体の上に柔軟フオーム材からなる独
立気泡の第2のクッション体を積層して構成したので、
本発明のシートは、耐水性か高く、柔軟フオーム材を用
いているのてクッション感を良好にすることがてきる。
の第1のクッション体の上に柔軟フオーム材からなる独
立気泡の第2のクッション体を積層して構成したので、
本発明のシートは、耐水性か高く、柔軟フオーム材を用
いているのてクッション感を良好にすることがてきる。
また本発明方法によれば、シートのクッション体を独立
気泡のものとして、下型の上に第2のクッション体とな
る板状の柔軟フオーム体を載置して真空引きして保形し
ているので、予め第2のクッション体を予@成形する必
要かない。また保形された第2のクッション体と一体に
なるように第1のクッション体を一体成形するときに、
第1のクッション体となる発泡材料を配置して蒸気を供
給する多数の孔を備えた上型で型締めをする工程と、該
型締めした上型側から蒸気を注入する工程とから構成し
ているのて、蒸気及び温度を上記多数の孔から十分供給
することかできると共に、穴を形成することかてきる。
気泡のものとして、下型の上に第2のクッション体とな
る板状の柔軟フオーム体を載置して真空引きして保形し
ているので、予め第2のクッション体を予@成形する必
要かない。また保形された第2のクッション体と一体に
なるように第1のクッション体を一体成形するときに、
第1のクッション体となる発泡材料を配置して蒸気を供
給する多数の孔を備えた上型で型締めをする工程と、該
型締めした上型側から蒸気を注入する工程とから構成し
ているのて、蒸気及び温度を上記多数の孔から十分供給
することかできると共に、穴を形成することかてきる。
[実施例]
以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。なお
以下に説明する部材、配置等は本発明を限定するもので
はなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することがて
きるものである。
以下に説明する部材、配置等は本発明を限定するもので
はなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することがて
きるものである。
第1A図乃至第1D図は第1実施例を示すものであり、
本例のシートlは、第1C図で示すように、ボトムプレ
ート2の上に、クッション材としての第1のクッション
体3及び第2のクッション体4を配置して表皮材5で被
覆してなる。
本例のシートlは、第1C図で示すように、ボトムプレ
ート2の上に、クッション材としての第1のクッション
体3及び第2のクッション体4を配置して表皮材5で被
覆してなる。
本例のボトムプレート2は樹脂製、例えばポリプロピレ
ンを射出成形して、所定形状に形成したものである。
ンを射出成形して、所定形状に形成したものである。
本例におけるクッション材としての第1のクッション体
3は、予備成形を行なっていない板状体で、オレフィン
系材料であるポリプロピレンの発泡性ビーズからなるポ
リプロピレンビーズてあり、第1D図及び第1B図で示
すように、穴として多数の小さな貫通孔3aが形成され
ている(なお第1B図では貫通孔3aを誇張して図示し
ており、第1D図はシートlの形成時の形状を示してい
る)。
3は、予備成形を行なっていない板状体で、オレフィン
系材料であるポリプロピレンの発泡性ビーズからなるポ
リプロピレンビーズてあり、第1D図及び第1B図で示
すように、穴として多数の小さな貫通孔3aが形成され
ている(なお第1B図では貫通孔3aを誇張して図示し
ており、第1D図はシートlの形成時の形状を示してい
る)。
本例における第2のクッション体4は柔軟フオーム材、
例えば独立セル構造を有するオレフィン系材料であるポ
リエチレンフオーム材からなる。そして第1のクッショ
ン体3を第2のクッション体4で包むように構成してい
る(第1B図参照)。
例えば独立セル構造を有するオレフィン系材料であるポ
リエチレンフオーム材からなる。そして第1のクッショ
ン体3を第2のクッション体4で包むように構成してい
る(第1B図参照)。
また本例の表皮材5はPvCレザー等の耐水性のある材
質からなる。
質からなる。
そして上記各部材を一体に形成するためには、真空成形
、ウエルダ加工、縫製等の手段を用いることができるが
、防水上の観点からは特に真空成形が好ましい。なお符
号6はサイトカバー等の車体側の被覆部材である。
、ウエルダ加工、縫製等の手段を用いることができるが
、防水上の観点からは特に真空成形が好ましい。なお符
号6はサイトカバー等の車体側の被覆部材である。
このように構成すると、第2のクッション体4が、予備
成形をされていないので、第1B図矢印X方向に作用す
るが、第2のクッション体4は、第1のクッション体3
及びボトムプレート2と表皮材5によって上記矢印X方
向の作用が規制されて、張りのあるシートlとすること
かできる。
成形をされていないので、第1B図矢印X方向に作用す
るが、第2のクッション体4は、第1のクッション体3
及びボトムプレート2と表皮材5によって上記矢印X方
向の作用が規制されて、張りのあるシートlとすること
かできる。
また上記のように第1及び第2のクッション体3.4に
オレフィン系材料を用いることによって、クッション体
3及び4相互の接着材が不要となる。
オレフィン系材料を用いることによって、クッション体
3及び4相互の接着材が不要となる。
また軟質フオーム材である第2のクッション体4の厚さ
を調節することによって、硬度の異なったシートを容易
に得ることができる。
を調節することによって、硬度の異なったシートを容易
に得ることができる。
なお本例のように柔軟フオーム材である第2のクッショ
ン体4で包むために、従来PEよりも物性面で劣るPP
(表面がもろく、復元性に乏しく、硬度が大きい)を使
用することができる。このため、PEに比し材料コスト
を削減することができる。
ン体4で包むために、従来PEよりも物性面で劣るPP
(表面がもろく、復元性に乏しく、硬度が大きい)を使
用することができる。このため、PEに比し材料コスト
を削減することができる。
第2A図及び第2B図並びに第3A図及び第3B図は第
1のクッション体3の第2、第3の実施例を示すもので
あり、上記第1実施例では、穴として第1のクッション
体に多数の貫通孔3あを形成したが、これらの実施例で
は、横方向或いは十字状の大きめの肉抜き部21.31
をした例を示すものである。本例のように構成しても上
記実施例と同様な効果を奏することができる。
1のクッション体3の第2、第3の実施例を示すもので
あり、上記第1実施例では、穴として第1のクッション
体に多数の貫通孔3あを形成したが、これらの実施例で
は、横方向或いは十字状の大きめの肉抜き部21.31
をした例を示すものである。本例のように構成しても上
記実施例と同様な効果を奏することができる。
また第4図及び第5図は、本発明のシートの他の例を示
すものである。なお第4図及び第5図の実施例において
は、上記第1A図乃至第1D図の実施例と同一部材等に
は同一符号を付してその説明を省略する。上記第1A図
乃至第1D図で示す実施例ては、第1のクッション体及
び第2のクッション体をシートの側部に配置して、第1
のクッション体を第2のクッション体で覆っているが、
本例では第2のクッション体4を第1のクッション体3
の上面に載置し、第2のクッション体4を側部に用いな
い例を示すものである。
すものである。なお第4図及び第5図の実施例において
は、上記第1A図乃至第1D図の実施例と同一部材等に
は同一符号を付してその説明を省略する。上記第1A図
乃至第1D図で示す実施例ては、第1のクッション体及
び第2のクッション体をシートの側部に配置して、第1
のクッション体を第2のクッション体で覆っているが、
本例では第2のクッション体4を第1のクッション体3
の上面に載置し、第2のクッション体4を側部に用いな
い例を示すものである。
また第5図の実施例では、上記第4図の実施例とは逆に
、第1のクツ912体3をボトムプレート2の上面だけ
に配置し、第2のクッション体4だけをシートの側部ク
ッション体として配置して形成したものである。
、第1のクツ912体3をボトムプレート2の上面だけ
に配置し、第2のクッション体4だけをシートの側部ク
ッション体として配置して形成したものである。
第6図は、上記クッション材を製造する装置Sの概略断
面図である。なお本装置の説明において、上記第1実施
例と同一部材等には同一符号を付してその説明を省略す
る。
面図である。なお本装置の説明において、上記第1実施
例と同一部材等には同一符号を付してその説明を省略す
る。
本例の装MSは、上型61と下型62とからなり、下型
62は第2のクッション体4の形状に合せた所定形状の
キャビティ62aを有し、このキャビテイ面には多数の
孔63が形成されており、鎖孔63は下型62と接続さ
れた真空装置64と連結されている。また上型61は第
1のクッション体3の形状に合せた所定形状のキャビテ
ィ61aを有し、このキャビティ61aには、多数の突
起部65が第2のクッション材4の形成位置まで、第1
のクッション体3の高さ方向に形成され、この突起部6
5の周囲には、多数の孔66か穿設されている。この多
数の孔66は、上型61に接続された蒸気発生装置67
、上記上型61内に配設された連通管68を介して連通
している。
62は第2のクッション体4の形状に合せた所定形状の
キャビティ62aを有し、このキャビテイ面には多数の
孔63が形成されており、鎖孔63は下型62と接続さ
れた真空装置64と連結されている。また上型61は第
1のクッション体3の形状に合せた所定形状のキャビテ
ィ61aを有し、このキャビティ61aには、多数の突
起部65が第2のクッション材4の形成位置まで、第1
のクッション体3の高さ方向に形成され、この突起部6
5の周囲には、多数の孔66か穿設されている。この多
数の孔66は、上型61に接続された蒸気発生装置67
、上記上型61内に配設された連通管68を介して連通
している。
上記構成からなる装置Sを用いてクッション体3.4を
製造するには、例えば次のようにして行なう。
製造するには、例えば次のようにして行なう。
先ず型開きした下型62の上に、第2のクッション体4
となる板状の柔軟フオーム体を載置する。なおこの柔軟
フオーム体4は予備成形等を一切していない板体である
。そして真空装置64を稼動させ、柔軟フオーム体を真
空引きして下型62のキャビティ62aの形状に保形す
る。次に保形された第2のクッション体4と一体になる
ように発泡材料を配置して図示しないクランプ装置で上
下の型締めをする。そして、型締めした上型61側から
蒸気発生装置67から蒸気を注入する。
となる板状の柔軟フオーム体を載置する。なおこの柔軟
フオーム体4は予備成形等を一切していない板体である
。そして真空装置64を稼動させ、柔軟フオーム体を真
空引きして下型62のキャビティ62aの形状に保形す
る。次に保形された第2のクッション体4と一体になる
ように発泡材料を配置して図示しないクランプ装置で上
下の型締めをする。そして、型締めした上型61側から
蒸気発生装置67から蒸気を注入する。
このようにすることによって、上型61側には多数の穴
3aを備えた第2のクッション体3が形成されると共に
、下型62に柔軟フオーム体を配置しているにも拘らず
、蒸気及び温度を十分に供給することができ、クッショ
ン体の発泡成形をすることができる。また第2のクッシ
ョン体3に多数の穴が形成されているので、シート内の
空気の移動を良好にすることかできる。
3aを備えた第2のクッション体3が形成されると共に
、下型62に柔軟フオーム体を配置しているにも拘らず
、蒸気及び温度を十分に供給することができ、クッショ
ン体の発泡成形をすることができる。また第2のクッシ
ョン体3に多数の穴が形成されているので、シート内の
空気の移動を良好にすることかできる。
また上記のように構成することによって、第1及び第2
のクッション体を別個に予備成形することか不要となる
。
のクッション体を別個に予備成形することか不要となる
。
なお上記装置Sにおいて、上型の突起部65を第2のク
ッション体4の形成位置まで形成したか、この突起部6
5を小さく(すなわち第6図において、上の位置に)し
たり、第2A図或いは第3A図のような形状の突起部と
することによって、第1のクッション体3を種々の形状
のものとすることかできる。また上記装置Sては、下型
に第2のクッション体、上型に第1のクッション体とし
たか、これを逆にしても良い。
ッション体4の形成位置まで形成したか、この突起部6
5を小さく(すなわち第6図において、上の位置に)し
たり、第2A図或いは第3A図のような形状の突起部と
することによって、第1のクッション体3を種々の形状
のものとすることかできる。また上記装置Sては、下型
に第2のクッション体、上型に第1のクッション体とし
たか、これを逆にしても良い。
[発明の効果コ
以上のように、本発明によれば、耐水性か高く、タッチ
感が良く、従来の耐水仕様のシートよりも乗ここちの良
い雪・水上乗物用耐水シートを提供することかできる。
感が良く、従来の耐水仕様のシートよりも乗ここちの良
い雪・水上乗物用耐水シートを提供することかできる。
第1A図乃至第1D図は本発明の第1実施例を示すもの
てあり、第1A図は座席部の部分斜視図、第1B図は第
1A図のI−I線による断面図、第1C図は組立状態を
示す分解斜視図、第1o図はクッション体の斜視図、第
2A図はクッション体の第2実施例を示す部分斜視図、
第2B図は第2A図のU −II線による部分断面図、
第3A図はクッション体の第3実施例を示す部分斜視図
、第3B図は第3B図の■−■線による部分断面図、第
4図は本発明の第2実施例を示す部分断面図、第5図は
本発明の第3実施例を示す部分断面図、第6図は製造装
置を示す概略説明図、第7図及び第8図は従来例を示す
。 1・・・雪・水上乗物用耐水シート、 2・・・ボトムプレート、3・・・第1のクッション体
、3a・・・穴(貫通孔)、4・・・第2のクッション
体、5・・・表皮材、 21.31・・・穴(凹
部)、61・・・上型、 61a、62a・・・キ
ャビティ、62・・・下型、 63・・・孔、 64・・・真空装置、65・・・突起部、66・・・孔
、 67・・・蒸気発生装置、S・・・成形装置
てあり、第1A図は座席部の部分斜視図、第1B図は第
1A図のI−I線による断面図、第1C図は組立状態を
示す分解斜視図、第1o図はクッション体の斜視図、第
2A図はクッション体の第2実施例を示す部分斜視図、
第2B図は第2A図のU −II線による部分断面図、
第3A図はクッション体の第3実施例を示す部分斜視図
、第3B図は第3B図の■−■線による部分断面図、第
4図は本発明の第2実施例を示す部分断面図、第5図は
本発明の第3実施例を示す部分断面図、第6図は製造装
置を示す概略説明図、第7図及び第8図は従来例を示す
。 1・・・雪・水上乗物用耐水シート、 2・・・ボトムプレート、3・・・第1のクッション体
、3a・・・穴(貫通孔)、4・・・第2のクッション
体、5・・・表皮材、 21.31・・・穴(凹
部)、61・・・上型、 61a、62a・・・キ
ャビティ、62・・・下型、 63・・・孔、 64・・・真空装置、65・・・突起部、66・・・孔
、 67・・・蒸気発生装置、S・・・成形装置
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ボトムプレート上にクッション材を載置して表皮材
で被覆したシートにおいて、前記クッション材は多数の
穴を備えた独立気泡の第1のクッション体の上に独立気
泡の柔軟フォーム材からなる第2のクッション体を積層
してなる雪・水上乗物用耐水シート。 2、クッション体を、ボトムプレート上に載置して、表
皮材で被覆してなるシートの製法において、前記クッシ
ョン体は、独立気泡の第1のクッション体と独立気泡の
第2のクッション体とからなるクッション体であって、
該クッション体は、下型の上に前記第2のクッション体
となる板状の柔軟フォーム体を載置して真空引きして保
形する工程と、該保形された第2のクッション体と一体
になるように前記第1のクッション体となる発泡材料を
配置して蒸気を供給する多数の孔を備えた上型で型締め
をする工程と、該型締めした上型側から蒸気を注入して
発泡する工程によって形成したことを特徴とする雪・水
上乗物用耐水シートの製法。
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