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JPH021107Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH021107Y2
JPH021107Y2 JP1983114896U JP11489683U JPH021107Y2 JP H021107 Y2 JPH021107 Y2 JP H021107Y2 JP 1983114896 U JP1983114896 U JP 1983114896U JP 11489683 U JP11489683 U JP 11489683U JP H021107 Y2 JPH021107 Y2 JP H021107Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film layer
transparent
film
synthetic resin
colored
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983114896U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6022982U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11489683U priority Critical patent/JPS6022982U/ja
Publication of JPS6022982U publication Critical patent/JPS6022982U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH021107Y2 publication Critical patent/JPH021107Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、シート内部より任意の色彩と調和し
た金属光輝模様、さらには任意の絵柄を調和させ
て壮麗な感覚を表出すべくなした金属光輝模様を
有する装飾敷物に関する。
従来この種の装飾用敷物には、繊維により、こ
れに金糸、銀糸を用いて任意の絵柄を表出すべく
織成したもの、また、合成樹脂フイルム等の表面
全体にアルミニウム等の金属を真空蒸着して金属
光沢を有せしめてなるもの、または合成樹脂フイ
ルム上にブリキ模様等の金属光沢模様を表出した
ものもあるが、織物は表面に表出された各種色彩
からなる絵柄のみを視認可能であつて、また、金
属を真空蒸着したもの、ブリキ模様を表出したも
のにあつては鏡面の如き反射光沢を表出するのみ
や、ブリキ模様等限られた表面の模様を表出する
のみのものとなつている。
さらに、合成樹脂透明シートの表面にしぼを形
成し、かつ、この裏面にしぼ形状の反射体を接着
し、この反射体の裏面全体に裏打ちをして金属光
沢を有するしぼ模様を視認可能にしたものや、こ
れを適宜変形してなる等しぼと反射体の調和によ
り、全面を反射体として用いるべくなつている
が、しぼに深みがなく、コントラストが乏しいも
のとなつている。
また、シートの最上層を透明層とし、その下部
全面を金属蒸着層として積層状になし、これらの
部分に凹凸部を形成し、ここへ不透明層を付設す
ることによつて金属光沢を有するシートとする等
のものもあるが、成形の手間の割合には何れも単
調な模様となり、また、任意の飾物等を上置した
際不安定で敷物として使用することは困難なもの
となつている。
そこで、本考案は上記事実を考慮し、シート内
部より任意の色彩と調和し、かつ、任意絵柄と調
和した金属光輝模様を表出しうべくなし、これを
任意な敷物として使用しうるもので、例えば仏壇
内の敷物として用いると、とりわけ燈明の光が最
上層の透明シート層を介して金属体を、着色され
たフイルム層と複合された色彩で光輝させること
により、壮麗な感覚を有せしめたものとなると共
に、とりわけ積層状として金属粉を散布接着を狭
装状にしたので、使用中にも全く金属粉が剥離す
ることのない信頼性の高いものとなり、さらに、
これを裏返して第一のフイルム層側を最上部とな
るように載置すれば、前記とは異種の光輝をなし
て、各種用途に適用可能な金属光輝模様を有する
装飾敷物の提供を目的としてなされたものであ
る。
すなわち、本考案は透明もしくは半透明で着色
もしくは未着色の極薄板状合成樹脂製フイルム表
面上へ任意の絵柄を適宜に配設してなる第一のフ
イルム層上へ、任意の金属粉を適宜に表面上へ散
布接着してなる透明の極薄板状合成樹脂製フイル
ムでなる第二のフイルム層を接着し、かつ、該第
二のフイルム層表面上へ透明で着色された極薄板
状合成樹脂製フイルムでなる第三のフイルム層を
接着し、さらに、該第三のフイルム層上へ透明で
着色もしくは未着色の厚板状合成樹脂製シートで
なるシート層を接着して形成されてなる構造を要
旨とするものである。
以下、上記した本考案の要旨をさらに明確にす
るため、本考案に係る金属光輝模様を有する装飾
敷物(以下単に敷物という)の一実施例を挙げ、
図面を利用して説明する。
第1図、第2図はその第一実施例を示したもの
で、図面において最下層に配設の第一のフイルム
層1aは、透明もしくは半透明で、着色若しくは
未着色何れでもよい約0.05乃至0.2mmの極薄板状
厚さで任意合成樹脂製フイルムでなり、2は第二
のフイルム層であり、これは、アルミニウムを比
較的細粉にし、これを約0.05乃至0.2mmの極薄板
状厚さで透明の任意合成樹脂製フイルム上へ適宜
に散布し接着して形成したものである。なお該金
属粉はここではアルミニウムを用いたが、銀や、
マイラー箔その他いずれでもよく、また一枚のシ
ート上に散布するのみならず、あらかじめ任意の
金属粉を散布し、これを袋状態のシートに形成し
たものとしてもよい。
また、第三のフイルム層3は、黄金色系に全体
が着色された透明の任意合成樹脂製フイルムで、
約0.05乃至0.2mmの極薄板状厚さのものである。
さらに、シート層4は厚さが約1mm乃至5mmの
厚板状で透明又は黄金色系に全体が着色された任
意の合成樹脂製シートである。
以上を各層間に接着剤を介し積層状となし、適
温としてローラ間等で圧接して一体状の敷物を形
成する。
次に、第3図に従い本考案の第二実施例につい
て説明する。
第一のフイルム層1bは、前記第一実施例にお
ける第一のフイルム層1a上に、任意の絵柄11
b、ここでは鳳凰を模りこれを任意数ユニツト化
する等して表出したものであり、この点が異なる
のみで、他は同様であるから省略する。
以上のような構造とした敷物は、次のようなす
ぐれた作用、効果を奏する。
(1) 任意の金属を粉体にして、これを透明のフイ
ルム上へ散布して接着し、かつ、この表面上へ
任意の色彩を着色してなる第三のフイルム層を
接着し、さらに、この表面上へ透明又は透明着
色で比較的厚肉の厚板状シート層を接着し、最
下層に透明もしくは半透明で着色もしくは未着
色の極薄板状の第一のフイルム層を接着して、
積層一体化したので、先ずシート内部に散布さ
れた金属粉と、これをカバーする着色フイルム
層とが調和し、例えば前記実施例の如く金属粉
がアルミニウム粉で、着色フイルム層が黄金色
系の場合は、全体として黄金系色の銀色を呈す
るものとなり、さらに、シート層が前記したよ
うに比較的厚板状のため光線が適宜に屈折し
て、おだやかな光輝をかもし出し、さらにこれ
らの上部の照明等と関与してより壮麗なものと
なる。
(2) 最上層に配設したシート層を比較的厚肉にし
てなつているので、飾物等を載置しても安定性
良く、またここが緩衝材となつて、金属粉散布
フイルム層の保護ともなり、長期使用しても剥
離することのない信頼性の高いものとなる。
(3) 全体を軟質ビニールシート状のもので形成す
れば巻回自在で取扱いが容易である。
(4) また、最下層の第一のフイルム層表面上へ、
任意の絵柄を配設して積層状にすることによ
り、この上層の金属粉、着色等と複合されたも
のとなつて、表出される絵柄がより重みがあ
り、かつ壮麗なものとなる。
(5) さらに、第一のフイルム層を最上層にして載
置すると、全体が黄金色の強い光輝となつて、
前記金属粉の部分も金色が強く表出され、ま
た、この場合最下層が厚板状のシート層となる
ので、載置面の凹凸にもなじみ、この敷物上が
安定したものとなる。
なお、上記実施例における各層の厚さは特に限
定しないが、全体として割合が考慮されればよ
く、また、第二実施例の絵柄の内容はこれに限定
するものではなく、写実または象形化された幾何
学的模様でもよい等、本考案に係る敷物の具体的
な形状、寸法、材質、積層法等は本考案の上記し
た目的と、作用及び効果の達成される範囲内にお
いて、それぞれ任意に定められてよく、これらの
変更はいずれも本考案の要旨を変更するものでな
いことは申すまでもない。
このように本考案は従前の敷物に関し生じてい
た既述の問題点がきわめて簡易かつ効果的に改良
されるので、本考案によつてもたらされる実益は
すこぶる大きいといわざるを得ない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案敷物の一実施例を示したもので、
第1図は第一及び第二実施例における断面図、第
2図は第一実施例の要部を示す一部拡大斜視図、
第3図は第二実施例の要部を示す一部拡大斜視図
である。 1a,1b……第一のフイルム層、2……第二
のフイルム層、3……第三のフイルム層、4……
シート層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 透明もしくは半透明で着色もしくは未着色の極
    薄板状合成樹脂製フイルム表面上へ任意の絵柄を
    適宜に配設してなる第一のフイルム層上へ、任意
    の金属粉を適宜に表面上へ散布接着してなる透明
    の極薄板状合成樹脂製フイルムでなる第二のフイ
    ルム層を接着し、かつ、該第二のフイルム層表面
    上へ透明で着色された極薄板状合成樹脂製フイル
    ムでなる第三のフイルム層を接着し、さらに、該
    第三のフイルム層上へ透明で着色もしくは未着色
    の厚板状合成樹脂製シートでなるシート層を接着
    して形成されてなることを特徴とする金属光輝模
    様を有する装飾敷物。
JP11489683U 1983-07-22 1983-07-22 金属光輝模様を有する装飾敷物 Granted JPS6022982U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11489683U JPS6022982U (ja) 1983-07-22 1983-07-22 金属光輝模様を有する装飾敷物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11489683U JPS6022982U (ja) 1983-07-22 1983-07-22 金属光輝模様を有する装飾敷物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6022982U JPS6022982U (ja) 1985-02-16
JPH021107Y2 true JPH021107Y2 (ja) 1990-01-11

Family

ID=30265415

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11489683U Granted JPS6022982U (ja) 1983-07-22 1983-07-22 金属光輝模様を有する装飾敷物

Country Status (1)

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JP (1) JPS6022982U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5513846B2 (ja) * 1975-05-10 1980-04-11
JPS5858463B2 (ja) * 1980-07-03 1983-12-26 三菱瓦斯化学株式会社 繊維物質の過酸化水素による同浴螢光漂白法

Family Cites Families (3)

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JPS53122021U (ja) * 1977-03-08 1978-09-28
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Publication number Publication date
JPS6022982U (ja) 1985-02-16

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