JPH0198753A - 車両用無段変速機の変速制御方法 - Google Patents
車両用無段変速機の変速制御方法Info
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- JPH0198753A JPH0198753A JP62256715A JP25671587A JPH0198753A JP H0198753 A JPH0198753 A JP H0198753A JP 62256715 A JP62256715 A JP 62256715A JP 25671587 A JP25671587 A JP 25671587A JP H0198753 A JPH0198753 A JP H0198753A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 12
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 27
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- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/38—Control of exclusively fluid gearing
- F16H61/40—Control of exclusively fluid gearing hydrostatic
- F16H61/42—Control of exclusively fluid gearing hydrostatic involving adjustment of a pump or motor with adjustable output or capacity
- F16H61/425—Motor capacity control by electric actuators
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H59/00—Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
- F16H59/60—Inputs being a function of ambient conditions
- F16H59/62—Atmospheric pressure
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/38—Control of exclusively fluid gearing
- F16H61/40—Control of exclusively fluid gearing hydrostatic
- F16H61/46—Automatic regulation in accordance with output requirements
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
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- F16H61/46—Automatic regulation in accordance with output requirements
- F16H61/465—Automatic regulation in accordance with output requirements for achieving a target input speed
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Control Of Fluid Gearings (AREA)
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
イ、発明の目的
(産業上の利用分野)
本発明は、車両用無段変速機における変速比の制御方法
に関する。
に関する。
(従来の技術)
無段変速機を搭載した車両において、変速比を制御して
走行制御する方法としては、エンジンのスロットル開度
に対応して目標エンジン回転数を設定し、エンジン回転
数をこの目標エンジン回転数に一致させるように制御す
る方法が知られている(例えば、特願昭61−4920
2号)。
走行制御する方法としては、エンジンのスロットル開度
に対応して目標エンジン回転数を設定し、エンジン回転
数をこの目標エンジン回転数に一致させるように制御す
る方法が知られている(例えば、特願昭61−4920
2号)。
(発明が解決しようとする問題)
このようにエンジン回転が目標エンジン回転数に一致す
るように制御する場合において、例えば車両が高地を走
行する場合等のように、大気圧が低い場所での走行を行
った場合には、エンジン回転数が同一でもエンジン出力
が低下するため、走行パワーが不足気味となり、走行フ
ィーリングが低下するという問題がある。
るように制御する場合において、例えば車両が高地を走
行する場合等のように、大気圧が低い場所での走行を行
った場合には、エンジン回転数が同一でもエンジン出力
が低下するため、走行パワーが不足気味となり、走行フ
ィーリングが低下するという問題がある。
本発明はこのような問題に鑑み、大気圧が低い場所での
走行を行う場合でのパワー不足を改善することができる
ような変速制御方法を提供することを目的とする。
走行を行う場合でのパワー不足を改善することができる
ような変速制御方法を提供することを目的とする。
口0発明の構成
(問題を解決するための手段)
上記目的達成の手段として、本発明の変速制御方法は、
エンジンのスロットル開度に対応して目標エンジン回転
数を設定し、エンジンの回転数をこの目標エンジン回転
数に一致させるように変速比制御を行うのであるが、こ
の制御を行うときに大気圧を測定し、この測定した大気
圧が低下したときには、目標エンジン回転数を大気圧の
低下に対応して増加させて、大気圧の低下に伴うエンジ
ン出力の低下を補償するようにしている。
エンジンのスロットル開度に対応して目標エンジン回転
数を設定し、エンジンの回転数をこの目標エンジン回転
数に一致させるように変速比制御を行うのであるが、こ
の制御を行うときに大気圧を測定し、この測定した大気
圧が低下したときには、目標エンジン回転数を大気圧の
低下に対応して増加させて、大気圧の低下に伴うエンジ
ン出力の低下を補償するようにしている。
(作用)
このような変速制御方法を用いると、高地走行のように
大気圧が低い場所での走行を行ったときには、大気圧が
低くなったことによるエンジン出力の低下分を補償する
ようにスロットル開度に対応した目標エンジン回転数が
増加される。このため、大気圧が低い場所での走行のと
きでも、エンジン出力の低下が避けられ、走行フィーリ
ングが損なわれることがなくなる。
大気圧が低い場所での走行を行ったときには、大気圧が
低くなったことによるエンジン出力の低下分を補償する
ようにスロットル開度に対応した目標エンジン回転数が
増加される。このため、大気圧が低い場所での走行のと
きでも、エンジン出力の低下が避けられ、走行フィーリ
ングが損なわれることがなくなる。
(実施例)
以下、図面に基づいて、本発明の好ましい実施例につい
て説明する。
て説明する。
第1図は本発明の方法により変速制御される無段変速機
の油圧回路を示し、無段変速fiTは、入力軸1を介し
てエンジンEにより駆動される定吐出量型油圧ポンプP
と、車輪Wを駆動する出力軸2を有する可変容量型油圧
モータMとを有している。これら油圧ポンプPおよび油
圧モータMは、ポンプPの吐出口およびモータMの吸入
口を連通させる第1油路LaとポンプPの吸入口および
モータMの吐出口を連通させる第2油路Lbとの2本の
油路により油圧閉回路を構成して連結されている。
の油圧回路を示し、無段変速fiTは、入力軸1を介し
てエンジンEにより駆動される定吐出量型油圧ポンプP
と、車輪Wを駆動する出力軸2を有する可変容量型油圧
モータMとを有している。これら油圧ポンプPおよび油
圧モータMは、ポンプPの吐出口およびモータMの吸入
口を連通させる第1油路LaとポンプPの吸入口および
モータMの吐出口を連通させる第2油路Lbとの2本の
油路により油圧閉回路を構成して連結されている。
また、エンジンEにより駆動されるチャージポンプ10
の吐出口がチエツクバルブ11を有するチャージ油路L
hおよび一対のチエツクバルブ3.3を有する第3油路
Lcを介して閉回路に接続されており、チャージポンプ
10によりオイルサンプ15から汲み上げられチャージ
圧リリーフバルブ12により調圧された作動油がチエツ
クバルブ3,3の作用により上記2本の油路La、Lb
のうちの低圧側の油路に供給される。さらに、高圧およ
び低圧リリーフバルブ6.7を有してオイルサンプ15
に繋が°る第5および第6油路Le、Lfが接続された
シャトルバルブ4を有する第4油路Ldが上記閉回路に
接続されている。このシャトルバルブ4は、2ボ一ト3
位置切換弁であり、第1および第2油路La、Lbの油
圧差に応じて作動し、第1および第2油路La、Lbの
うち高圧側の油路を第5油路Leに連通させるとともに
低圧側の油路を第6油路Lfに連通させる。これにより
高圧側の油路のリリーフ油圧は高圧リリーフバルブ6に
より調圧され、低圧側の油路のリリーフ油圧は低圧リリ
ーフバルブ7により調圧される。
の吐出口がチエツクバルブ11を有するチャージ油路L
hおよび一対のチエツクバルブ3.3を有する第3油路
Lcを介して閉回路に接続されており、チャージポンプ
10によりオイルサンプ15から汲み上げられチャージ
圧リリーフバルブ12により調圧された作動油がチエツ
クバルブ3,3の作用により上記2本の油路La、Lb
のうちの低圧側の油路に供給される。さらに、高圧およ
び低圧リリーフバルブ6.7を有してオイルサンプ15
に繋が°る第5および第6油路Le、Lfが接続された
シャトルバルブ4を有する第4油路Ldが上記閉回路に
接続されている。このシャトルバルブ4は、2ボ一ト3
位置切換弁であり、第1および第2油路La、Lbの油
圧差に応じて作動し、第1および第2油路La、Lbの
うち高圧側の油路を第5油路Leに連通させるとともに
低圧側の油路を第6油路Lfに連通させる。これにより
高圧側の油路のリリーフ油圧は高圧リリーフバルブ6に
より調圧され、低圧側の油路のリリーフ油圧は低圧リリ
ーフバルブ7により調圧される。
さらに、第1および第2油路La、Lb間には、両油路
を短絡する第7油路Lgが設けられており、この第7油
路Lgには、図示しない開閉制御装置によって、この油
路の開度を制御する可変絞り弁からなるクラッチ弁5が
配設されている。
を短絡する第7油路Lgが設けられており、この第7油
路Lgには、図示しない開閉制御装置によって、この油
路の開度を制御する可変絞り弁からなるクラッチ弁5が
配設されている。
このため、クラッチ弁5の絞り量を制御することにより
油圧ポンプPから油圧モータMへの駆動力伝達を制御す
るクラッチ制御を行わせることができる。
油圧ポンプPから油圧モータMへの駆動力伝達を制御す
るクラッチ制御を行わせることができる。
上記油圧モータMの容量制御を行って無段変速機Tの変
速比の制御を行わせるアクチュエータが、リンク機構4
5により連結された第1および第2変速用サーボバルブ
30.50である。なお、この油圧モータMは斜板アキ
シャルピストンモータであり、変速用サーボバルブ30
.50により斜板角の制御を行うことにより、その容量
制御がなされる。
速比の制御を行わせるアクチュエータが、リンク機構4
5により連結された第1および第2変速用サーボバルブ
30.50である。なお、この油圧モータMは斜板アキ
シャルピストンモータであり、変速用サーボバルブ30
.50により斜板角の制御を行うことにより、その容量
制御がなされる。
変速用サーボバルブ30.50の作動はコントローラ1
00からの信号を受けてデユーティ比制御されるソレノ
イドバルブ151,152により制御される。このコン
トローラ100には、車速■、エンジン回転数Ne、ス
ロットル開度θth、油圧モータMの斜板傾斜角θtr
、アクセルペダルの開度θacc、大気圧Patを示す
各信号等が入力されており、これらの信号に基づいて所
望の走行が得られるように上記各ソレノイドバルブの制
御を行う信号が出力される。
00からの信号を受けてデユーティ比制御されるソレノ
イドバルブ151,152により制御される。このコン
トローラ100には、車速■、エンジン回転数Ne、ス
ロットル開度θth、油圧モータMの斜板傾斜角θtr
、アクセルペダルの開度θacc、大気圧Patを示す
各信号等が入力されており、これらの信号に基づいて所
望の走行が得られるように上記各ソレノイドバルブの制
御を行う信号が出力される。
以下に、上記各サーボバルブ30.50の構造およびそ
の作動を第2図を併用して説明する。
の作動を第2図を併用して説明する。
このサーボバルブは、無段変速機Tの閉回路からシャト
ルバルブ4を介して第5油路Leに導かれた高圧作動油
を、第5油路Leから分岐した高圧ライン120を介し
て導入し、この高圧の作動油の油圧力を用いて油圧モー
タMの斜板角を制御する第1変速用サーボバルブ30と
、連結リンク機構45を介して該第1変速用サーボバル
ブ30に連結され、このバルブ30の作動制御を行う第
2変速用サーボバルブ50とからなる。
ルバルブ4を介して第5油路Leに導かれた高圧作動油
を、第5油路Leから分岐した高圧ライン120を介し
て導入し、この高圧の作動油の油圧力を用いて油圧モー
タMの斜板角を制御する第1変速用サーボバルブ30と
、連結リンク機構45を介して該第1変速用サーボバル
ブ30に連結され、このバルブ30の作動制御を行う第
2変速用サーボバルブ50とからなる。
第1変速用サーボバルブ30は、高圧ライン120が接
続される接続口31aを有したハウジング31と、この
ハウジング31内に図中左右に滑動自在に嵌挿されたピ
ストン部材32と、このピストン部材32内にこれと同
窓に且つ左右に滑動自在に嵌挿されたスプール部材34
とを有してなる。ピストン部材32は、右端部に形成さ
れたピストン部32aと、ピストン部32aに同窓で且
つこれから左方に延びた円筒状のロッド部32bとから
なり、ピストン部32aはハウジング31内に形成され
たシリンダ孔31cに嵌挿されてこのシリンダ孔31c
内を2分割して左右のシリンダ室35.36を形成せし
め、ロッド部32bはシリンダ孔31cより径が小さく
且つこれと同窓のロッド孔31dに嵌挿される。なお、
右シリンダ室35は、プラグ部材33aおよびカバー3
3bにより塞がれるとともに、スプール部材34がこれ
らを貫通して配設されている。
続される接続口31aを有したハウジング31と、この
ハウジング31内に図中左右に滑動自在に嵌挿されたピ
ストン部材32と、このピストン部材32内にこれと同
窓に且つ左右に滑動自在に嵌挿されたスプール部材34
とを有してなる。ピストン部材32は、右端部に形成さ
れたピストン部32aと、ピストン部32aに同窓で且
つこれから左方に延びた円筒状のロッド部32bとから
なり、ピストン部32aはハウジング31内に形成され
たシリンダ孔31cに嵌挿されてこのシリンダ孔31c
内を2分割して左右のシリンダ室35.36を形成せし
め、ロッド部32bはシリンダ孔31cより径が小さく
且つこれと同窓のロッド孔31dに嵌挿される。なお、
右シリンダ室35は、プラグ部材33aおよびカバー3
3bにより塞がれるとともに、スプール部材34がこれ
らを貫通して配設されている。
上記ピストン部32aにより仕切られて形成された左シ
リンダ室35には、油路31bを介して接続口31aに
接続された高圧ライン120が繋がっており、ピストン
部材32は左シリンダ室35に導入された高圧ライン1
20からの油圧により図中右方向への押力を受ける。
リンダ室35には、油路31bを介して接続口31aに
接続された高圧ライン120が繋がっており、ピストン
部材32は左シリンダ室35に導入された高圧ライン1
20からの油圧により図中右方向への押力を受ける。
スプール部材34の先端部には、スプール孔32dに密
接に嵌合し得るようにランド部34aが形成され、また
、該ランド部34aの右方には対角方向の2面が、所定
軸線方向寸法にわたって削り落とされ、凹部34bを形
成している。そして、この凹部34bの右方には止め輪
37が嵌挿され、ピストン部材32の内周面に嵌着され
た止め輪38に当接することにより抜は止めがなされて
いる。
接に嵌合し得るようにランド部34aが形成され、また
、該ランド部34aの右方には対角方向の2面が、所定
軸線方向寸法にわたって削り落とされ、凹部34bを形
成している。そして、この凹部34bの右方には止め輪
37が嵌挿され、ピストン部材32の内周面に嵌着され
た止め輪38に当接することにより抜は止めがなされて
いる。
ピストン部材32には、スプール部材34の右方向移動
に応じて右シリンダ室35をスプール孔32dを介して
図示されないオイルサンプに開放し得る排出路32eと
、スプール部材34の左方。
に応じて右シリンダ室35をスプール孔32dを介して
図示されないオイルサンプに開放し得る排出路32eと
、スプール部材34の左方。
自移動に応じて凹部34bを介して右シリンダ室35を
左シリンダ室36に連通し得る連絡路32Cが穿設され
ている。
左シリンダ室36に連通し得る連絡路32Cが穿設され
ている。
この状態より、スプール部材34を右動させると、ラン
ド部34aが連絡路32cを閉塞するとともに、排出路
32eを開放する。従って、油路31bを介して流入す
る高圧ライン120からの圧油は、左シリンダ室35の
みに作用し、ピストン部材32をスプール部材34に追
従するように右動させる。
ド部34aが連絡路32cを閉塞するとともに、排出路
32eを開放する。従って、油路31bを介して流入す
る高圧ライン120からの圧油は、左シリンダ室35の
みに作用し、ピストン部材32をスプール部材34に追
従するように右動させる。
次に、スプール部材34を左動させると、凹部34bが
上記とは逆に連絡路32cを右シリンダ室36に連通さ
せ、ランド部34aが排出路32eを閉塞する。従って
、高圧油は左右両シリンダ室35.36ともに作用する
ことになるが、受圧面積の差により、ピストン部材32
をスプール部材34に追従するように左動させる。
上記とは逆に連絡路32cを右シリンダ室36に連通さ
せ、ランド部34aが排出路32eを閉塞する。従って
、高圧油は左右両シリンダ室35.36ともに作用する
ことになるが、受圧面積の差により、ピストン部材32
をスプール部材34に追従するように左動させる。
また、スプール部材32を途中で停止させると、左右両
シリンダ室35.36の圧力バランスにより、ピストン
部材32は油圧フローティング状態となって、その位置
に停止する。
シリンダ室35.36の圧力バランスにより、ピストン
部材32は油圧フローティング状態となって、その位置
に停止する。
このように、スプール部材34を左右に移動させること
により、ピストン部材32を高圧ライン120からの高
圧作動油の油圧力を利用してスプール部材34に追従さ
せて移動させることができ、これによりリンク39を介
してピストン部材32に連結された油圧モータMの斜板
Mtをその回動軸Msを中心に回動させてその容量を可
変制御することができる。
により、ピストン部材32を高圧ライン120からの高
圧作動油の油圧力を利用してスプール部材34に追従さ
せて移動させることができ、これによりリンク39を介
してピストン部材32に連結された油圧モータMの斜板
Mtをその回動軸Msを中心に回動させてその容量を可
変制御することができる。
スプール部材34はリンク機構45を介して第2変速用
サーボバルブ50に連結されている。このリンクfif
145は、軸47cを中心に回動自在なほぼ直角な2本
のアーム47aおよび47bを有した第1リンク部材4
7と、この第1リンク部材47のアーム47bの先端部
にビン結合された第2リンク部材48とからなり、アー
ム47aの上端部が第1変速用サーボバルブ30のスプ
ール部材34の右端部にビン結合されるとともに、第2
リンク部材48の下端部は上記第2変速用サーボバルブ
50のスプール部材54にビン結合されている。このた
め、第2変速用サーボバルブ50のスプール部材54が
上下動すると、第1変速用サーボバルブ30のスプール
部材34が左右に移動される。
サーボバルブ50に連結されている。このリンクfif
145は、軸47cを中心に回動自在なほぼ直角な2本
のアーム47aおよび47bを有した第1リンク部材4
7と、この第1リンク部材47のアーム47bの先端部
にビン結合された第2リンク部材48とからなり、アー
ム47aの上端部が第1変速用サーボバルブ30のスプ
ール部材34の右端部にビン結合されるとともに、第2
リンク部材48の下端部は上記第2変速用サーボバルブ
50のスプール部材54にビン結合されている。このた
め、第2変速用サーボバルブ50のスプール部材54が
上下動すると、第1変速用サーボバルブ30のスプール
部材34が左右に移動される。
第2変速用サーボバルブ50は、2本の油圧ライン10
2,104が接続されるボート51a。
2,104が接続されるボート51a。
51bを有したハウジング51と、このハウジング51
内に図中上下に滑動自在に嵌挿されたスプール部材54
とからなり、スプール部材54は、ピストン部54aと
、このピストン部54aの下方にこれと同窓に延びたロ
ッド部54bとからなる。ピストン部54aは、ハウジ
ング51&ご上下に延びて形成されたシリンダ孔51c
内に嵌挿されて、カバー55により囲まれたシリンダ室
内を上および下シリンダ室52.53に分割する。ロッ
ド部54bは、シリンダ孔51Cと同窓で下方に延びた
ロッド孔51dに嵌挿される。
内に図中上下に滑動自在に嵌挿されたスプール部材54
とからなり、スプール部材54は、ピストン部54aと
、このピストン部54aの下方にこれと同窓に延びたロ
ッド部54bとからなる。ピストン部54aは、ハウジ
ング51&ご上下に延びて形成されたシリンダ孔51c
内に嵌挿されて、カバー55により囲まれたシリンダ室
内を上および下シリンダ室52.53に分割する。ロッ
ド部54bは、シリンダ孔51Cと同窓で下方に延びた
ロッド孔51dに嵌挿される。
なお、ロッドg54bにはテーパ面を有する凹部54e
が形成されており、この凹部54e内にトップ位置判定
スイッチ58のスプール58aが突出しており、スプー
ル部材54の上動に伴いテーパ面に沿ってスプール58
aが押し上げられることにより油圧モータMの変速比が
最小になったか否かを検出することができるようになっ
ている。
が形成されており、この凹部54e内にトップ位置判定
スイッチ58のスプール58aが突出しており、スプー
ル部材54の上動に伴いテーパ面に沿ってスプール58
aが押し上げられることにより油圧モータMの変速比が
最小になったか否かを検出することができるようになっ
ている。
また、上記ピストン部54aにより2分割されて形成さ
れた上および下シリンダ室52および53にはそれぞれ
、油圧ライン102および104がボート51a、51
bを介して連通しており、両油圧ライン102,104
を介して供給される作動油の油圧および両シリンダ室5
2.53内においてピストン部54aが油圧を受ける受
圧面積とにより定まるピストン部54aへの油圧力の大
小に応じて、スプール部材54が上下動される。
れた上および下シリンダ室52および53にはそれぞれ
、油圧ライン102および104がボート51a、51
bを介して連通しており、両油圧ライン102,104
を介して供給される作動油の油圧および両シリンダ室5
2.53内においてピストン部54aが油圧を受ける受
圧面積とにより定まるピストン部54aへの油圧力の大
小に応じて、スプール部材54が上下動される。
このスプール部材54の上下動はリンク機構45を介し
て第1変速用サーボバルブ30のスプール部材34に伝
えられて、これを左右動させる。すなわち、油圧ライン
102,104を介して供給される油圧を制御すること
により第1変速用サーボバルブ30のスプール部材34
の動きを制御し、ひいてはピストン部材32を動かして
油圧モータMの斜板角を制御してこのモータMの容量制
御を行って、変速比を制御することができるのである。
て第1変速用サーボバルブ30のスプール部材34に伝
えられて、これを左右動させる。すなわち、油圧ライン
102,104を介して供給される油圧を制御すること
により第1変速用サーボバルブ30のスプール部材34
の動きを制御し、ひいてはピストン部材32を動かして
油圧モータMの斜板角を制御してこのモータMの容量制
御を行って、変速比を制御することができるのである。
具体的には、第2変速用サーボバルブ50のスプール部
材54を上動させることにより、第1変速用サーボバル
ブ30のピストン部材32を右動させて斜板角を小さく
し、油圧モータMの容量を小さくして変速比を小さくさ
せることができる。
材54を上動させることにより、第1変速用サーボバル
ブ30のピストン部材32を右動させて斜板角を小さく
し、油圧モータMの容量を小さくして変速比を小さくさ
せることができる。
ボート51aから上シリンダ室52内に繋がる油圧ライ
ン102の油圧は、チャージポンプ10の吐出油をチャ
ージ圧リリーフバルブ12により調圧した作動油が油圧
ライン101,102を介して導かれたものであり、ボ
ート51bから下シリンダ室53に繋がる油圧ライン1
04の油圧は、油圧ライン102から分岐したオリフィ
ス103aを有する油圧ライン103の油圧を、デユー
ティ比制御される2個のソレノイドバルブ151.15
2により制御して得られる油圧である。ソレノイドバル
ブ151はオリフィス103aを有する油圧ライン10
3から油圧ライン104への作動油の流通量をデユーテ
ィ比に応じて開閉制御するものであり、ソレノイドバル
ブ152は油圧ライン104から分岐する油圧ライン1
05とオリフィス106aを介してドレン側に連通する
油圧ライン106との間に配され、所定のデユーティ比
に応じて油圧ライン104からドレン側への作動油の流
出を行わせるものである。
ン102の油圧は、チャージポンプ10の吐出油をチャ
ージ圧リリーフバルブ12により調圧した作動油が油圧
ライン101,102を介して導かれたものであり、ボ
ート51bから下シリンダ室53に繋がる油圧ライン1
04の油圧は、油圧ライン102から分岐したオリフィ
ス103aを有する油圧ライン103の油圧を、デユー
ティ比制御される2個のソレノイドバルブ151.15
2により制御して得られる油圧である。ソレノイドバル
ブ151はオリフィス103aを有する油圧ライン10
3から油圧ライン104への作動油の流通量をデユーテ
ィ比に応じて開閉制御するものであり、ソレノイドバル
ブ152は油圧ライン104から分岐する油圧ライン1
05とオリフィス106aを介してドレン側に連通する
油圧ライン106との間に配され、所定のデユーティ比
に応じて油圧ライン104からドレン側への作動油の流
出を行わせるものである。
このため、油圧ライン102を介して上シリンダ室52
にはチャージ圧リリーフバルブ12により調圧されたチ
ャージ圧が作用するのであるが、油圧ライン104から
は上記2個のソレノイドバルブ151,152の作動に
より、チャージ圧よりも低い圧が下シリンダ室53に供
給される。ここで、上シリンダ室52の受圧面積は下シ
リンダ室53の受圧面積よりも小さいため、上下シリン
ダ室52.53内の油圧によりスプール部材54が受け
る力は、上シリンダ室52内の油圧Puに対して、下シ
リンダ室53内の油圧がこれより低い所定の値P!;I
(Pu>PJ)のときに釣り合う、このため、ソレノイ
ドバルブ1’51,152により、油圧ライン104か
ら下シリンダ室53に供給する油圧を上記所定の値Pρ
より大きくなるように制御すれば、スプール部材54を
上動させて油圧モータMの斜板角を小さくして変速比を
小さくすることができ、下シリンダ室53に供給する油
圧をPlより小さくなるように制御すれば、スプール部
材54を下動させて油圧モータMの斜板角を大きくして
変速比を大きくすることができる。
にはチャージ圧リリーフバルブ12により調圧されたチ
ャージ圧が作用するのであるが、油圧ライン104から
は上記2個のソレノイドバルブ151,152の作動に
より、チャージ圧よりも低い圧が下シリンダ室53に供
給される。ここで、上シリンダ室52の受圧面積は下シ
リンダ室53の受圧面積よりも小さいため、上下シリン
ダ室52.53内の油圧によりスプール部材54が受け
る力は、上シリンダ室52内の油圧Puに対して、下シ
リンダ室53内の油圧がこれより低い所定の値P!;I
(Pu>PJ)のときに釣り合う、このため、ソレノイ
ドバルブ1’51,152により、油圧ライン104か
ら下シリンダ室53に供給する油圧を上記所定の値Pρ
より大きくなるように制御すれば、スプール部材54を
上動させて油圧モータMの斜板角を小さくして変速比を
小さくすることができ、下シリンダ室53に供給する油
圧をPlより小さくなるように制御すれば、スプール部
材54を下動させて油圧モータMの斜板角を大きくして
変速比を大きくすることができる。
上記両ソレノイドバルブ151,152はコントローラ
100からの信号により駆動制御されるものであり、こ
のことがら分がるように、コントローラ100からの信
号により、第1および第2変速用サーボバルブ30.5
0の作動を制御し、油圧モータMの容量の制御、ひいて
は変速比の制御がなされる。
100からの信号により駆動制御されるものであり、こ
のことがら分がるように、コントローラ100からの信
号により、第1および第2変速用サーボバルブ30.5
0の作動を制御し、油圧モータMの容量の制御、ひいて
は変速比の制御がなされる。
このコントローラ100による変速比の制御について、
第3図のフローチャートを用いて説明する。
第3図のフローチャートを用いて説明する。
この制御では、まず、大気圧センサにより大気圧を読み
込み、この大気圧に対して第4図に示すグラフから補正
係数kNoを読み込む、この補正係数kNoは、大気圧
が標準気圧(1気圧)のときに“1.0”であり、大気
圧が低くなるのに従って大きくなる係数が設定されてい
る。そしてスロットル開度に対応した目標エンジン回転
数Noを読み込むとともに、この目標エンジン回転数N
oに上記補正係数kNoを乗じてこれを補正する0次い
で、この補正された目標エンジン回転数Noに、実際の
エンジン回転数を一致させる変速制御がなされる。
込み、この大気圧に対して第4図に示すグラフから補正
係数kNoを読み込む、この補正係数kNoは、大気圧
が標準気圧(1気圧)のときに“1.0”であり、大気
圧が低くなるのに従って大きくなる係数が設定されてい
る。そしてスロットル開度に対応した目標エンジン回転
数Noを読み込むとともに、この目標エンジン回転数N
oに上記補正係数kNoを乗じてこれを補正する0次い
で、この補正された目標エンジン回転数Noに、実際の
エンジン回転数を一致させる変速制御がなされる。
上記のような制御を行った場合の発進走行特性を第5図
に基づいて説明する。車両を発進させるため、アクセル
ペダルを踏み込んでスロットル開度を大きくしエンジン
回転を上げると、メインクラッチが接続された後、エン
ジン回転数をスロットル開度に応じた目標回転数に一致
させなから車速を増大させるような制御がなされ、例え
ば大気圧が標準(1気圧)の場合には、イ(メインクラ
ッチの接続)→口(変速比最大でのエンジン回転上昇に
伴う車速の上昇)→ハ(エンジン回転−定のまま変速比
を大きくして増速)→二(変速比最小でのエンジン回転
上昇に伴う車速の上昇)の順に車速が変化するような制
御がなされる。これに対して、大気圧が低い高地走行の
場合には、この低くなった大気圧に対応して目標エンジ
ン回転数N。が高くなるように補正されるので、図にお
いてホ→口→へ→二で示すように高エンジン回転側で変
速がなされ、大気圧低下に伴うエンジン出力の低下を補
償するようになっている。
に基づいて説明する。車両を発進させるため、アクセル
ペダルを踏み込んでスロットル開度を大きくしエンジン
回転を上げると、メインクラッチが接続された後、エン
ジン回転数をスロットル開度に応じた目標回転数に一致
させなから車速を増大させるような制御がなされ、例え
ば大気圧が標準(1気圧)の場合には、イ(メインクラ
ッチの接続)→口(変速比最大でのエンジン回転上昇に
伴う車速の上昇)→ハ(エンジン回転−定のまま変速比
を大きくして増速)→二(変速比最小でのエンジン回転
上昇に伴う車速の上昇)の順に車速が変化するような制
御がなされる。これに対して、大気圧が低い高地走行の
場合には、この低くなった大気圧に対応して目標エンジ
ン回転数N。が高くなるように補正されるので、図にお
いてホ→口→へ→二で示すように高エンジン回転側で変
速がなされ、大気圧低下に伴うエンジン出力の低下を補
償するようになっている。
このため上記のような変速制御がなされると、高地走行
等において大気圧が低くなった場合に、大気圧の低下に
対応して目標エンジン回転数が増大されるので、無段変
速機の出力駆動力が低下するのが防止され、走行フィー
リングが損なわれることがない。
等において大気圧が低くなった場合に、大気圧の低下に
対応して目標エンジン回転数が増大されるので、無段変
速機の出力駆動力が低下するのが防止され、走行フィー
リングが損なわれることがない。
なお、大気圧低下に伴うエンジン出力の低下の補償は、
エンジンの目標マニホールド圧力を補正することによっ
ても可能である。この場合の変速制御について説明する
。
エンジンの目標マニホールド圧力を補正することによっ
ても可能である。この場合の変速制御について説明する
。
この場合には、第6図に示すように大気圧Patを読み
込むと、第7図のグラフから目標マニホールド圧力Pb
oを読み込み、エンジンマニホールド圧力がこの目標マ
ニホールド圧力Pboとなるように変速制御がなされる
。第7図に示すように、大気圧Patが低下したときに
は、目標マニホールド圧力Pboはこの低下に対応して
増大するように設定されており、このため、大気圧が低
下してエンジン出力が低下した場合には、目標マニホー
ルド圧力が増加するように補正されてエンジン出力の低
下が補償され、走行フィーリングが損なわれるのが防止
される。
込むと、第7図のグラフから目標マニホールド圧力Pb
oを読み込み、エンジンマニホールド圧力がこの目標マ
ニホールド圧力Pboとなるように変速制御がなされる
。第7図に示すように、大気圧Patが低下したときに
は、目標マニホールド圧力Pboはこの低下に対応して
増大するように設定されており、このため、大気圧が低
下してエンジン出力が低下した場合には、目標マニホー
ルド圧力が増加するように補正されてエンジン出力の低
下が補償され、走行フィーリングが損なわれるのが防止
される。
以上の実施例においては、油圧ポンプと油圧モータとか
らなる無段変速機を用いる場合を示したが、本発明の制
御方法はこのような無段変速機だけでなく、他の形式の
無段変速機に用いても良いのは無論である。さらに、変
速比の制御装置としても、本例のように電気的なコント
ローラによりソレノイドバルブを制御してサーボバルブ
を作動させる電気−油圧式の装置のみならず、スロット
ル開度に対応した油圧力を発生させて、この油圧力によ
りサーボバルブを作動させるような装置を用いても良い
。
らなる無段変速機を用いる場合を示したが、本発明の制
御方法はこのような無段変速機だけでなく、他の形式の
無段変速機に用いても良いのは無論である。さらに、変
速比の制御装置としても、本例のように電気的なコント
ローラによりソレノイドバルブを制御してサーボバルブ
を作動させる電気−油圧式の装置のみならず、スロット
ル開度に対応した油圧力を発生させて、この油圧力によ
りサーボバルブを作動させるような装置を用いても良い
。
ハ1発明の詳細
な説明したように、本発明によれば、大気圧が低下した
ときには目標エンジン回転数を大気圧の低下に対応して
増加させて大気圧の低下に伴うエンジン出力の低下を補
償するようにしているので、高地走行のように大気圧が
低い場所での走行を行ったときに、大気圧が低くなった
ことによるエンジン出力の低下分を補償するようにスロ
ットル開度に対応した目標エンジン回転数が増加され、
このため、大気圧が低い場所での走行のときでもエンジ
ン出力の低下が避けられ、走行フィーリングが損なわれ
ることを防止できる。
ときには目標エンジン回転数を大気圧の低下に対応して
増加させて大気圧の低下に伴うエンジン出力の低下を補
償するようにしているので、高地走行のように大気圧が
低い場所での走行を行ったときに、大気圧が低くなった
ことによるエンジン出力の低下分を補償するようにスロ
ットル開度に対応した目標エンジン回転数が増加され、
このため、大気圧が低い場所での走行のときでもエンジ
ン出力の低下が避けられ、走行フィーリングが損なわれ
ることを防止できる。
第1図は本発明の方法により変速制御される無段変速機
の油圧回路図、 第2図は第1および第2変速用サーボバルブの断面図、 第3図および第6図は上記変速制御の内容を示すフロー
チャート、 第4図は大気圧と目標エンジン回転数の補正係数との関
係を示すグラフ、 第5図は上記変速制御される無段変速機を搭載した車両
の走行特性を示すグラフ、 第7図は大気圧と目標マニホールド圧との関係を示すグ
ラフである。 4・・・シャトルバルブ 5・・・クラッチ弁10・
・・チャージポンプ 30.50・・・変速用サーボバルブ
の油圧回路図、 第2図は第1および第2変速用サーボバルブの断面図、 第3図および第6図は上記変速制御の内容を示すフロー
チャート、 第4図は大気圧と目標エンジン回転数の補正係数との関
係を示すグラフ、 第5図は上記変速制御される無段変速機を搭載した車両
の走行特性を示すグラフ、 第7図は大気圧と目標マニホールド圧との関係を示すグ
ラフである。 4・・・シャトルバルブ 5・・・クラッチ弁10・
・・チャージポンプ 30.50・・・変速用サーボバルブ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)エンジンのスロットル開度に対応して目標エンジン
回転数を設定し、前記エンジンの回転数を前記目標エン
ジン回転数に一致させるように変速制御を行う車両用無
段変速機の変速制御方法において、 大気圧を測定し、該大気圧が低下したときに、該大気圧
の低下に伴う前記エンジンの出力の低下を補償するよう
に、前記目標エンジン回転数を前記大気圧の低下分に対
応して増加させるようにしたことを特徴とする車両用無
段変速機の変速制御方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62256715A JPH0198753A (ja) | 1987-10-12 | 1987-10-12 | 車両用無段変速機の変速制御方法 |
US07/251,567 US4961315A (en) | 1987-10-12 | 1988-09-30 | Method of controlling speed reduction ratio of continuously variable speed transmission |
CA000579788A CA1320098C (en) | 1987-10-12 | 1988-10-11 | Method of controlling speed reduction ratio of continuously variable speed transmission |
EP88309463A EP0312276A1 (en) | 1987-10-12 | 1988-10-11 | Method of controlling speed reduction ratio of continuously variable speed transmission |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62256715A JPH0198753A (ja) | 1987-10-12 | 1987-10-12 | 車両用無段変速機の変速制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0198753A true JPH0198753A (ja) | 1989-04-17 |
Family
ID=17296453
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62256715A Pending JPH0198753A (ja) | 1987-10-12 | 1987-10-12 | 車両用無段変速機の変速制御方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4961315A (ja) |
EP (1) | EP0312276A1 (ja) |
JP (1) | JPH0198753A (ja) |
CA (1) | CA1320098C (ja) |
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- 1988-10-11 CA CA000579788A patent/CA1320098C/en not_active Expired - Fee Related
- 1988-10-11 EP EP88309463A patent/EP0312276A1/en not_active Withdrawn
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