JPH01120476A - 車両用無段変速機の変速制御装置 - Google Patents
車両用無段変速機の変速制御装置Info
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- JPH01120476A JPH01120476A JP62279632A JP27963287A JPH01120476A JP H01120476 A JPH01120476 A JP H01120476A JP 62279632 A JP62279632 A JP 62279632A JP 27963287 A JP27963287 A JP 27963287A JP H01120476 A JPH01120476 A JP H01120476A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/38—Control of exclusively fluid gearing
- F16H61/40—Control of exclusively fluid gearing hydrostatic
- F16H61/46—Automatic regulation in accordance with output requirements
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16H61/42—Control of exclusively fluid gearing hydrostatic involving adjustment of a pump or motor with adjustable output or capacity
- F16H61/423—Motor capacity control by fluid pressure control means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/38—Control of exclusively fluid gearing
- F16H61/40—Control of exclusively fluid gearing hydrostatic
- F16H61/46—Automatic regulation in accordance with output requirements
- F16H61/462—Automatic regulation in accordance with output requirements for achieving a target speed ratio
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H59/00—Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
- F16H59/36—Inputs being a function of speed
- F16H59/44—Inputs being a function of speed dependent on machine speed of the machine, e.g. the vehicle
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
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- Fluid Mechanics (AREA)
- Control Of Fluid Gearings (AREA)
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
イ1発明の目的
(産業上の利用分野)
本発明は、エンジン回転を無段階に変速して車輪に伝達
し、この車輪を駆動して走行を行わせる車両用無段変i
!を機の変速制御装置に関する。
し、この車輪を駆動して走行を行わせる車両用無段変i
!を機の変速制御装置に関する。
(従来の技術)
車両用無段変速機においては、車両の停止状態からの円
滑な発進を考慮して、例えば、特開昭58−19136
0号公報に開示されているように、中立レンジでの変速
比(=入力回転数/出力回転数)が最大となるように設
定されるのが一般的である。
滑な発進を考慮して、例えば、特開昭58−19136
0号公報に開示されているように、中立レンジでの変速
比(=入力回転数/出力回転数)が最大となるように設
定されるのが一般的である。
ところで、走行中において、運転者がシフトレバ−を操
作して、例えば、前進レンジからエンジンと車輪との間
の動力伝達が遮断される中立レンジに、そして再び前進
レンジに切り換えることがあり、このような場合に、中
立レンジのときに上述のように制御して変速比を最大に
したのでは、この後再びエンジンと車輪との間の動力伝
達がなされる前進レンジへと切り換えたときに、大きな
エンジンブレーキが作用し、エンジン回転が急激に高く
なるなどするため好ましくない。
作して、例えば、前進レンジからエンジンと車輪との間
の動力伝達が遮断される中立レンジに、そして再び前進
レンジに切り換えることがあり、このような場合に、中
立レンジのときに上述のように制御して変速比を最大に
したのでは、この後再びエンジンと車輪との間の動力伝
達がなされる前進レンジへと切り換えたときに、大きな
エンジンブレーキが作用し、エンジン回転が急激に高く
なるなどするため好ましくない。
このため、本出願人は、走行中において、前進レンジか
ら中立レンジに切り換えられたときには、この切換の直
前の変速比をそのまま保持させ、再び前進レンジに切り
換えられたときに急激なエンジンブレーキが作用するの
を防止することを提案した(特願昭61−45794号
)。
ら中立レンジに切り換えられたときには、この切換の直
前の変速比をそのまま保持させ、再び前進レンジに切り
換えられたときに急激なエンジンブレーキが作用するの
を防止することを提案した(特願昭61−45794号
)。
(発明が解決しようとする問題)
ところが、上記の提案の変速制御では、シフトレバ−の
繰作による前進→中立→前進という切換が短時間になさ
れ、この間での車速変化があまりない場合には問題がな
いのであるが、前進レンジから中立レンジに切り換えら
れたときの車速と、この後再び前進レンジに戻されたと
きの車速とが大きく異なる場合には、前進レンジに戻さ
れたときに、必要以上に大きなエンジンブレーキ作用が
生じたり、この切換が坂道等でなされ車速が大きく変化
した場合に走行フィーリングが好ましくないという問題
がある。
繰作による前進→中立→前進という切換が短時間になさ
れ、この間での車速変化があまりない場合には問題がな
いのであるが、前進レンジから中立レンジに切り換えら
れたときの車速と、この後再び前進レンジに戻されたと
きの車速とが大きく異なる場合には、前進レンジに戻さ
れたときに、必要以上に大きなエンジンブレーキ作用が
生じたり、この切換が坂道等でなされ車速が大きく変化
した場合に走行フィーリングが好ましくないという問題
がある。
本発明はこのような問題に鑑みたもので、走行中にシフ
トレバ−の操作等により、走行レンジ(前進レンジもし
くは後進レンジ)から中立レンジへの切換がなされた後
、再び走行レンジに戻された場合に、車速に応じた適切
なエンジンブレーキや好ましいフィーリングが得られる
ように変速制御が行える制御装置を提供することを目的
とする。
トレバ−の操作等により、走行レンジ(前進レンジもし
くは後進レンジ)から中立レンジへの切換がなされた後
、再び走行レンジに戻された場合に、車速に応じた適切
なエンジンブレーキや好ましいフィーリングが得られる
ように変速制御が行える制御装置を提供することを目的
とする。
口、発明の構成
(問題を解決するための手段〉
上記目的達成のための手段として、本発明の変速制御装
置は、変速比の制御を行う変速比制御手段と、エンジン
回転を車輪へ伝達させ得る走行レンジおよびこの伝達を
遮断する中立レンジを択一的に切換泗択可能なレンジ切
換手段と、車速を検出する車速センサとを備えており、
レンジ切換手段により中立レンジが還択されている場合
には、車速センサにより検出した車速に対応した変速比
となるように、変速比制御手段による変速制御を行わせ
るようにしている。
置は、変速比の制御を行う変速比制御手段と、エンジン
回転を車輪へ伝達させ得る走行レンジおよびこの伝達を
遮断する中立レンジを択一的に切換泗択可能なレンジ切
換手段と、車速を検出する車速センサとを備えており、
レンジ切換手段により中立レンジが還択されている場合
には、車速センサにより検出した車速に対応した変速比
となるように、変速比制御手段による変速制御を行わせ
るようにしている。
(作用)
上記の変速制御装置を用いて変速制御を行わせると、例
えば、前進レンジに設定されて走行しているときに、シ
フトレバ−が操作されてこれが中立レンジに切り換えら
れると、クラッチが切られる等してエンジンと車輪との
間の動力伝達が遮断され、無段変速機の変速比が変動し
ても車速に対する影響がほとんどないのであるが、この
後においては、中立レンジが継続されている限り、無段
変速機の変速比が車速に対応して設定されている変速比
と一致するように変速制御がなされる。このため、中立
レンジから再び前進レンジに切り換えエンジンと車輪と
の間の動力伝達がなされるようになったときには、その
ときの車速に対応した適切な変速比での走行になるので
、たとえ中立レンジに切り換えたときの車速と中立レン
ジから前進レンジに切り換えたときの車速とが大きく異
なるような場合でも、前進レンジに戻したときのエンジ
ンブレーキが車速に対応した適切な値になる。
えば、前進レンジに設定されて走行しているときに、シ
フトレバ−が操作されてこれが中立レンジに切り換えら
れると、クラッチが切られる等してエンジンと車輪との
間の動力伝達が遮断され、無段変速機の変速比が変動し
ても車速に対する影響がほとんどないのであるが、この
後においては、中立レンジが継続されている限り、無段
変速機の変速比が車速に対応して設定されている変速比
と一致するように変速制御がなされる。このため、中立
レンジから再び前進レンジに切り換えエンジンと車輪と
の間の動力伝達がなされるようになったときには、その
ときの車速に対応した適切な変速比での走行になるので
、たとえ中立レンジに切り換えたときの車速と中立レン
ジから前進レンジに切り換えたときの車速とが大きく異
なるような場合でも、前進レンジに戻したときのエンジ
ンブレーキが車速に対応した適切な値になる。
(実施例)
以下、図面に基づいて本発明の好ましい実施例について
説明する。
説明する。
第1図は本発明に係る変速制御装置を有する無段変速機
の油圧回路図であり、この図において、無段変速機Tは
、入力軸1を介してエンジンEにより駆動される定吐出
量型油圧ポンプPと、前後進切換装置20を介して車輪
Wを駆動する可変容量型油圧モータMとを有している。
の油圧回路図であり、この図において、無段変速機Tは
、入力軸1を介してエンジンEにより駆動される定吐出
量型油圧ポンプPと、前後進切換装置20を介して車輪
Wを駆動する可変容量型油圧モータMとを有している。
これら油圧ポンプPおよび油圧モータMは、ポンプPの
吐出口およびモータMの吸入口を連通させる第1油路L
aとポンプPの吸入口およびモータMの吐出口金連通さ
せる第2油路Lbとの2本の油路により油圧閉回路を構
成して連結されている。
吐出口およびモータMの吸入口を連通させる第1油路L
aとポンプPの吸入口およびモータMの吐出口金連通さ
せる第2油路Lbとの2本の油路により油圧閉回路を構
成して連結されている。
また、エンジンEにより駆動されるチャージポンプ10
の吐出口がチエツクバルブ11を有するチャージ油路L
hおよび一対のチエツクバルブ3.3を有する第3油路
Lcを介して閉回路に接続されており、チャージポンプ
10によりオイルサンプ15から汲み上げられチャージ
圧リリーフバルブ12により調圧された作動油がチエツ
クバルブ3,3の作用により上記2本の油路La、Lb
のうちの低圧側の油路に供給される。さらに、高圧およ
び低圧リリーフバルブ6.7を有してオイルサンプ15
に繋がる第5および第6油路Le、Lfが接続されたシ
ャトルバルブ4を有する第4油路Ldが上記閉回路に接
続されている。このシャトルバルブ4は、2ボ一ト3位
置切換弁であり、第1および第2油路La、Lbの油圧
差に応じて作動し、第1および第2波路La、Lbのう
ち高圧側の油路を第5油路Leに連通させるとともに低
圧側の油路を第6油路Lfに連通させる。これにより高
圧側の油路のリリーフ油圧は高圧リリーフバルブ6によ
り調圧され、低圧側の油路のリリーフ油圧は低圧リリー
フバルブ7により調圧される。
の吐出口がチエツクバルブ11を有するチャージ油路L
hおよび一対のチエツクバルブ3.3を有する第3油路
Lcを介して閉回路に接続されており、チャージポンプ
10によりオイルサンプ15から汲み上げられチャージ
圧リリーフバルブ12により調圧された作動油がチエツ
クバルブ3,3の作用により上記2本の油路La、Lb
のうちの低圧側の油路に供給される。さらに、高圧およ
び低圧リリーフバルブ6.7を有してオイルサンプ15
に繋がる第5および第6油路Le、Lfが接続されたシ
ャトルバルブ4を有する第4油路Ldが上記閉回路に接
続されている。このシャトルバルブ4は、2ボ一ト3位
置切換弁であり、第1および第2油路La、Lbの油圧
差に応じて作動し、第1および第2波路La、Lbのう
ち高圧側の油路を第5油路Leに連通させるとともに低
圧側の油路を第6油路Lfに連通させる。これにより高
圧側の油路のリリーフ油圧は高圧リリーフバルブ6によ
り調圧され、低圧側の油路のリリーフ油圧は低圧リリー
フバルブ7により調圧される。
さらに、第1および第2油路La、Lb間には、両油路
を短絡する第7油路Lgが設けられており、この第7油
11Lgにはこの油路の開度を制御する可変絞り弁から
なるクラッチ弁5が配設されている。
を短絡する第7油路Lgが設けられており、この第7油
11Lgにはこの油路の開度を制御する可変絞り弁から
なるクラッチ弁5が配設されている。
車輪Wに連結された出力軸28は、油圧モータ4の駆動
軸2と平行に配置されており、両軸2゜28間に前後進
切換装置20が設けられる。この装置20は駆動軸2上
に軸方向に間隔を有して配された第1および第2駆動ギ
ヤ21.22と、出力軸28に回転自在に支承されると
ともに第1駆動ギヤ21に噛合する第1波動ギヤ23と
、中間ギヤ24を介して第2駆動ギヤ22に噛合すると
ともに出力軸28に回転自在に支承された第2被動ギヤ
25と、第1および第2波動ギヤ23.25間で出力軸
28に固設されるクラッチハブ26と、軸方向に滑動可
能でありクラッチハブ26と前記両被動ギヤ23.25
の側面にそれぞれ形成されたクラッチギヤ23aもしく
は25aとを選択的に連結するスリーブ27とを備える
。この前後進切換装置20においては、スリーブ27が
図中左方向に滑動されて図示の如く第1被動ギヤ23の
クラッチギヤ23aとクラッチハブ26とが連結されて
いる状態では、出力軸28が駆動軸2と逆方向に回転さ
れ、車輪Wが無段変速機Tの駆動に伴い前進方向に回転
される。一方、スリーブ27が右に滑動されて第2被動
ギヤ25ありラッチギヤ25aとクラッチハブ26とが
連結されている状態では、出力軸28は駆動軸2.と同
方向に回転され、車輪Wは後進方向に回転される。
軸2と平行に配置されており、両軸2゜28間に前後進
切換装置20が設けられる。この装置20は駆動軸2上
に軸方向に間隔を有して配された第1および第2駆動ギ
ヤ21.22と、出力軸28に回転自在に支承されると
ともに第1駆動ギヤ21に噛合する第1波動ギヤ23と
、中間ギヤ24を介して第2駆動ギヤ22に噛合すると
ともに出力軸28に回転自在に支承された第2被動ギヤ
25と、第1および第2波動ギヤ23.25間で出力軸
28に固設されるクラッチハブ26と、軸方向に滑動可
能でありクラッチハブ26と前記両被動ギヤ23.25
の側面にそれぞれ形成されたクラッチギヤ23aもしく
は25aとを選択的に連結するスリーブ27とを備える
。この前後進切換装置20においては、スリーブ27が
図中左方向に滑動されて図示の如く第1被動ギヤ23の
クラッチギヤ23aとクラッチハブ26とが連結されて
いる状態では、出力軸28が駆動軸2と逆方向に回転さ
れ、車輪Wが無段変速機Tの駆動に伴い前進方向に回転
される。一方、スリーブ27が右に滑動されて第2被動
ギヤ25ありラッチギヤ25aとクラッチハブ26とが
連結されている状態では、出力軸28は駆動軸2.と同
方向に回転され、車輪Wは後進方向に回転される。
上記前後進切換装置20におけるスリーブ27を滑動さ
せて前後進の切換作動を行わせるアクチュエータは、前
後進用サーボバルブ60であり、油圧モータMの容量制
御を行って無段変速機Tの変速比の制御を行わせるアク
チュエータが、リンク0!横45により連結された第1
および第2変速用サーボバルブ30.50である。なお
、この油圧モータMは斜板アキシャルピストンモータで
あり、変速用サーボバルブ30.50により斜板角の制
御を行うことにより、その容量制御がなされる。また、
クラッチ弁5の作動制御はクラッチサーボバルブ80に
よりなされる。
せて前後進の切換作動を行わせるアクチュエータは、前
後進用サーボバルブ60であり、油圧モータMの容量制
御を行って無段変速機Tの変速比の制御を行わせるアク
チュエータが、リンク0!横45により連結された第1
および第2変速用サーボバルブ30.50である。なお
、この油圧モータMは斜板アキシャルピストンモータで
あり、変速用サーボバルブ30.50により斜板角の制
御を行うことにより、その容量制御がなされる。また、
クラッチ弁5の作動制御はクラッチサーボバルブ80に
よりなされる。
なお、変速用サーボバルブ30.50およびクラッチサ
ーボバルブ80の作動はコントローラ100からの信号
を受けてデユーティ比制御される各一対のソレノイドバ
ルブ151,152および155.156により制御さ
れる。このコントローラ100には、車速V、エンジン
回転数Ne、スロットル開度θth、油圧モータMの斜
板傾斜角θtr、運転者により手動操作されるシフトレ
バ−位置Pslを示す各信号が入力されており、これら
の信号に基づいて所望の走行が得られるように上記各ソ
レノイドバルブの制御を行う信号が出力される。
ーボバルブ80の作動はコントローラ100からの信号
を受けてデユーティ比制御される各一対のソレノイドバ
ルブ151,152および155.156により制御さ
れる。このコントローラ100には、車速V、エンジン
回転数Ne、スロットル開度θth、油圧モータMの斜
板傾斜角θtr、運転者により手動操作されるシフトレ
バ−位置Pslを示す各信号が入力されており、これら
の信号に基づいて所望の走行が得られるように上記各ソ
レノイドバルブの制御を行う信号が出力される。
また、前後進用サーボバルブ60の作動制御は、シフト
レバ−に連動して作動されるマニュアルバルブ90によ
る作動油の給排により行われる。このマニュアルバルブ
90は、シフトレバ−の作動位置に対応して、L、D、
N、R,Pの5つのポジションを有し、N、Pポジショ
ンで中立レンジとなり、L、D、Rポジションで走行レ
ンジ(このうちり、Dが前進レンジ、Rが後進レンジ)
となる、すなわち、このマニュアルバルブ9Oが走行レ
ンジおよび中立レンジを択一的に切換選択可能なレンジ
切換手段として作動する。
レバ−に連動して作動されるマニュアルバルブ90によ
る作動油の給排により行われる。このマニュアルバルブ
90は、シフトレバ−の作動位置に対応して、L、D、
N、R,Pの5つのポジションを有し、N、Pポジショ
ンで中立レンジとなり、L、D、Rポジションで走行レ
ンジ(このうちり、Dが前進レンジ、Rが後進レンジ)
となる、すなわち、このマニュアルバルブ9Oが走行レ
ンジおよび中立レンジを択一的に切換選択可能なレンジ
切換手段として作動する。
以下に、上記各サーボバルブ30,50,60.80の
構造および作動を説明する。
構造および作動を説明する。
まず、第2図に示す変速用サーボバルブ30゜50につ
いて第1図を併用して説明する。このサーボバルブは、
無段変速機Tの閉回路からシャトルバルブ4を介して第
5油路Leに導かれた高圧作動油を、第5油路Leから
分岐した高圧ライン120を介して導入し、この高圧の
作動油の油圧力を用いて油圧モータMの斜板角を制御す
る第1変速用サーボバルブ30と、連結リンクfit#
45を介して該第1変速用サーボバルブ30に連結され
、このバルブ30の作動制御を行う第2変速用サーボバ
ルブ50とからなる。
いて第1図を併用して説明する。このサーボバルブは、
無段変速機Tの閉回路からシャトルバルブ4を介して第
5油路Leに導かれた高圧作動油を、第5油路Leから
分岐した高圧ライン120を介して導入し、この高圧の
作動油の油圧力を用いて油圧モータMの斜板角を制御す
る第1変速用サーボバルブ30と、連結リンクfit#
45を介して該第1変速用サーボバルブ30に連結され
、このバルブ30の作動制御を行う第2変速用サーボバ
ルブ50とからなる。
第1変速用サーボバルブ30は、高圧ライン120が接
続される接続口31aを有したハウジング31と、この
ハウジング31内に図中左右に滑動自在に嵌挿されたピ
ストン部材32と、このピストン部材32内にこれと同
志に且つ左右に滑動自在に嵌挿されたスプール部材34
とを有してなる。ピストン部材32は、右端部に形成さ
れたピストン部32aと、ピストン部32aに同志で且
つこれから左方に延びた円筒状のロッド部32bとから
なり、ピストン部32aはハウジング31内に形成され
たシリンダ孔31cに嵌挿されてこのシリンダ孔31c
内を2分割して左右のシリンダ室35.36を形成せし
め、ロッド部32bはシリンダ孔31cより径が小さく
且つこれと同志のロッド孔31dに嵌挿される。なお、
右シリンダ室35は、プラグ部材33aおよびカバー3
3bにより塞がれるとともに、スプール部材34がこれ
らを貫通して配設されている。
続される接続口31aを有したハウジング31と、この
ハウジング31内に図中左右に滑動自在に嵌挿されたピ
ストン部材32と、このピストン部材32内にこれと同
志に且つ左右に滑動自在に嵌挿されたスプール部材34
とを有してなる。ピストン部材32は、右端部に形成さ
れたピストン部32aと、ピストン部32aに同志で且
つこれから左方に延びた円筒状のロッド部32bとから
なり、ピストン部32aはハウジング31内に形成され
たシリンダ孔31cに嵌挿されてこのシリンダ孔31c
内を2分割して左右のシリンダ室35.36を形成せし
め、ロッド部32bはシリンダ孔31cより径が小さく
且つこれと同志のロッド孔31dに嵌挿される。なお、
右シリンダ室35は、プラグ部材33aおよびカバー3
3bにより塞がれるとともに、スプール部材34がこれ
らを貫通して配設されている。
上記ピストン部32aにより仕切られて形成された左シ
リンダ室35には、油路31bを介して接続口31aに
接続された高圧ライン120が繋がっており、ピストン
部材32は左シリンダ室35に導入された高圧ライン1
20からの油圧により図中右方向への押力を受ける。
リンダ室35には、油路31bを介して接続口31aに
接続された高圧ライン120が繋がっており、ピストン
部材32は左シリンダ室35に導入された高圧ライン1
20からの油圧により図中右方向への押力を受ける。
スプール部材34の先端部には、スプール孔32dに密
接に嵌合し得るようにランド部34aが形成され、また
、該ランド部34aの右方には対角方向の2面が、所定
軸線方向寸法にわたって削り落とされ、凹部34bを形
成している。そして、この凹部34bの右方には止め輪
37が嵌挿され、ピストン部材32の内周面に嵌着され
た止め輪38に当接することにより抜は止めがなされて
いる。
接に嵌合し得るようにランド部34aが形成され、また
、該ランド部34aの右方には対角方向の2面が、所定
軸線方向寸法にわたって削り落とされ、凹部34bを形
成している。そして、この凹部34bの右方には止め輪
37が嵌挿され、ピストン部材32の内周面に嵌着され
た止め輪38に当接することにより抜は止めがなされて
いる。
ピストン部材32には、スプール部材34の右方向移動
に応じて右シリンダ室35をスプール孔32dを介して
図示されないオイルサンプに開放し得る排出路32eと
、スプール部材34の左方向移動に応じて凹部34bを
介して右シリンダ室35を左シリンダ室36に連通し得
る連絡路32Cが穿設されている。
に応じて右シリンダ室35をスプール孔32dを介して
図示されないオイルサンプに開放し得る排出路32eと
、スプール部材34の左方向移動に応じて凹部34bを
介して右シリンダ室35を左シリンダ室36に連通し得
る連絡路32Cが穿設されている。
この状態より、スプール部材34を右動させると、ラン
ド部34aが連絡路32cを閉塞するとともに、排出路
32eを開放する。従って、油路31bを介して流入す
る高圧ライン120がらの圧油は、左シリンダ室35の
みに作用し、とストン部材32をスプール部材34に追
従するように右動させる。
ド部34aが連絡路32cを閉塞するとともに、排出路
32eを開放する。従って、油路31bを介して流入す
る高圧ライン120がらの圧油は、左シリンダ室35の
みに作用し、とストン部材32をスプール部材34に追
従するように右動させる。
次に、スプール部材34を左動させると、四部34bが
上記とは逆に連絡路32cを右シリンダ室36に連通さ
せ、ランド部34aが排出路32eを閉塞する。従って
、高圧油は左右両シリンダ室35.36ともに作用する
ことになるが、受圧面績の差により、ピストン部材32
をスプール部材34に追従するように左動させる。
上記とは逆に連絡路32cを右シリンダ室36に連通さ
せ、ランド部34aが排出路32eを閉塞する。従って
、高圧油は左右両シリンダ室35.36ともに作用する
ことになるが、受圧面績の差により、ピストン部材32
をスプール部材34に追従するように左動させる。
また、スプール部材32を途中で停止させると、左右両
シリンダ室35.36の圧力バランスにより、ピストン
部材32は油圧フローティング状態となって、その位置
に停止する。
シリンダ室35.36の圧力バランスにより、ピストン
部材32は油圧フローティング状態となって、その位置
に停止する。
このように、スプール部材34を左右に移動させること
により、ピストン部材32を高圧ライン120からの高
圧作動油の油圧力を利用してスプール部材34に追従さ
せて移動させることができ、これによりリンク3つを介
してピストン部材32に連結された油圧モータMの斜板
Mtをその回動軸Msを中心に回動させてその容量を可
変制御することができる。
により、ピストン部材32を高圧ライン120からの高
圧作動油の油圧力を利用してスプール部材34に追従さ
せて移動させることができ、これによりリンク3つを介
してピストン部材32に連結された油圧モータMの斜板
Mtをその回動軸Msを中心に回動させてその容量を可
変制御することができる。
スプール部材34はリンク機構45を介して第2変速用
サーボバルブ50に連結されている。このリンクfii
45は、軸47cを中心に回動自在なほぼ直角な2本の
アーム47aおよび47bを有した第1リンク部材47
と、この第1リンク部材47のアーム47bの先端部に
ビン結合された第2リンク部材48とからなり、アーム
47aの上端部が第1変速用サーボバルブ30のスプー
ル部材34の右端部にビン結合されるとともに、第2リ
ンク部材48の下端部は上記第2変速用サーボバルブ5
0のスプール部材54にビン結合されている。このため
、第2変速用サーボバルブ50のスプール部材54が上
下動すると、第1変速用サーボバルブ30のスプール部
材34が左右に移動される。
サーボバルブ50に連結されている。このリンクfii
45は、軸47cを中心に回動自在なほぼ直角な2本の
アーム47aおよび47bを有した第1リンク部材47
と、この第1リンク部材47のアーム47bの先端部に
ビン結合された第2リンク部材48とからなり、アーム
47aの上端部が第1変速用サーボバルブ30のスプー
ル部材34の右端部にビン結合されるとともに、第2リ
ンク部材48の下端部は上記第2変速用サーボバルブ5
0のスプール部材54にビン結合されている。このため
、第2変速用サーボバルブ50のスプール部材54が上
下動すると、第1変速用サーボバルブ30のスプール部
材34が左右に移動される。
第2変速用サーボバルブ50は、2本の油圧ライン10
2,104が接続されるボート51a。
2,104が接続されるボート51a。
51bを有したハウジング51と、このハウジング51
内に図中上下に滑動自在に嵌挿されなスプール部材54
とからなり、スプール部材54は、ピストン部54aと
、このピストン部54aの下方にこれと同志に延びたロ
ッド部54bとからなる。ピストン部54aは、ハウジ
ング51に上下に延びて形成されたシリンダ孔51c内
に嵌挿されて、カバー55により囲まれたシリンダ室内
を上および下シリンダ室52.53に分割する。ロッド
部54bは、シリンダ孔51cと同志で下方に延びたロ
ッド孔51dに嵌挿される。
内に図中上下に滑動自在に嵌挿されなスプール部材54
とからなり、スプール部材54は、ピストン部54aと
、このピストン部54aの下方にこれと同志に延びたロ
ッド部54bとからなる。ピストン部54aは、ハウジ
ング51に上下に延びて形成されたシリンダ孔51c内
に嵌挿されて、カバー55により囲まれたシリンダ室内
を上および下シリンダ室52.53に分割する。ロッド
部54bは、シリンダ孔51cと同志で下方に延びたロ
ッド孔51dに嵌挿される。
なお、ロッド部54bにはテーパ面を有する凹部54e
が形成されており、この凹部54e内にトップ位置判定
スイッチ58のスプール58aが突出しており、スプー
ル部材54の上動に伴いテーパ面に沿ってスプール58
aが押し上げられることにより油圧モータMの変速比が
最小になったか否かを検出することができるようになっ
ている。
が形成されており、この凹部54e内にトップ位置判定
スイッチ58のスプール58aが突出しており、スプー
ル部材54の上動に伴いテーパ面に沿ってスプール58
aが押し上げられることにより油圧モータMの変速比が
最小になったか否かを検出することができるようになっ
ている。
また、上記ピストン部54aにより2分割されて形成さ
れた上および下シリンダ室52および53にはそれぞれ
、油圧ライン102および104がボート51a、51
bを介して連通しており、両油圧ライン102,104
を介して供給される作動油の油圧および両シリンダ室5
2.53内においてピストン部54aが油圧を受ける受
圧面積とにより定まるピストン部54aへの油圧力の大
小に応じて、スプール部材54が上下動される。
れた上および下シリンダ室52および53にはそれぞれ
、油圧ライン102および104がボート51a、51
bを介して連通しており、両油圧ライン102,104
を介して供給される作動油の油圧および両シリンダ室5
2.53内においてピストン部54aが油圧を受ける受
圧面積とにより定まるピストン部54aへの油圧力の大
小に応じて、スプール部材54が上下動される。
このスプール部材54の上下動はリンク機構45を介し
て第1変速用サーボバルブ30のスプール部材34に伝
えられて、これを左右動させる。すなわち、油圧ライン
102,104を介して供給される油圧を制御すること
により第1変速用サーボバルブ30のスプール部材34
の動きを制御し、ひいてはピストン部材32を動かして
油圧モータMの斜板角を制御してこのモータMの容量制
御を行うことができるのである。具体的には、第2変速
用サーボバルブ50のスプール部材54を上動させるこ
とにより、第1変速用サーボバルブ30のピストン部材
32を右動させて斜板角を小さくし、油圧モータMの容
量を小さくして変速比を小さくさせることができる。
て第1変速用サーボバルブ30のスプール部材34に伝
えられて、これを左右動させる。すなわち、油圧ライン
102,104を介して供給される油圧を制御すること
により第1変速用サーボバルブ30のスプール部材34
の動きを制御し、ひいてはピストン部材32を動かして
油圧モータMの斜板角を制御してこのモータMの容量制
御を行うことができるのである。具体的には、第2変速
用サーボバルブ50のスプール部材54を上動させるこ
とにより、第1変速用サーボバルブ30のピストン部材
32を右動させて斜板角を小さくし、油圧モータMの容
量を小さくして変速比を小さくさせることができる。
上記油圧ライン102の油圧は、第1図に示すように、
チャージポンプ10の吐出油をチャージ圧リリーフバル
ブ12により調圧した作動油が、油圧ライン101,1
02を介して導かれたものであり、油圧ライン104の
油圧は、油圧ライン102から分岐したオリフィス】0
3aを有する油圧ライン103の油圧を、デユーティ比
制御される2個のソレノイドバルブ151,152によ
り制御して得られる油圧である。ソレノイドバルブ15
1,152.はコントローラ100からの信号により駆
動制御されるものであり、このことから分かるように、
コントローラ100からの信号により、第1および第2
変速用サーボバルブ30.50の作動を制御し、油圧モ
ータMの容量の制御がなされるのである。
チャージポンプ10の吐出油をチャージ圧リリーフバル
ブ12により調圧した作動油が、油圧ライン101,1
02を介して導かれたものであり、油圧ライン104の
油圧は、油圧ライン102から分岐したオリフィス】0
3aを有する油圧ライン103の油圧を、デユーティ比
制御される2個のソレノイドバルブ151,152によ
り制御して得られる油圧である。ソレノイドバルブ15
1,152.はコントローラ100からの信号により駆
動制御されるものであり、このことから分かるように、
コントローラ100からの信号により、第1および第2
変速用サーボバルブ30.50の作動を制御し、油圧モ
ータMの容量の制御がなされるのである。
次に、第3図を用いて、前後進用サーボバルブ60につ
いて説明する。このサーボバルブ60は、第1図に示す
4本の油圧ライン105,107.109a、109b
がそれぞれ接続される4つのボート62a、62b、6
2c、62dを有するハウジング61と、このハウジン
グ61内に図中左右に滑動自在に嵌挿されたスプール部
材65とからなり、スプール部材65は、ピストン部6
5aと、このピストン部65aの右方にこれと間怠に延
びたロッド部65bとからなる。
いて説明する。このサーボバルブ60は、第1図に示す
4本の油圧ライン105,107.109a、109b
がそれぞれ接続される4つのボート62a、62b、6
2c、62dを有するハウジング61と、このハウジン
グ61内に図中左右に滑動自在に嵌挿されたスプール部
材65とからなり、スプール部材65は、ピストン部6
5aと、このピストン部65aの右方にこれと間怠に延
びたロッド部65bとからなる。
ピストン部65aは、ハウジング61に左右に延びて形
成されたシリンダ孔61a内に嵌挿されて、カバー67
により囲まれたシリンダ室内を左および右シリンダ室6
3.64に分割する。ロッド部65bは、シリンダ孔6
1aと間怠で左方に延びたロッド孔61bに嵌挿されて
おり、その左端はハウジング61の左端面から外方に突
出するとともに、この左端には前後進切換装置20のス
リーブ27と係合してこれを左右に滑動させるためのシ
フトフォーク68が固定されている。
成されたシリンダ孔61a内に嵌挿されて、カバー67
により囲まれたシリンダ室内を左および右シリンダ室6
3.64に分割する。ロッド部65bは、シリンダ孔6
1aと間怠で左方に延びたロッド孔61bに嵌挿されて
おり、その左端はハウジング61の左端面から外方に突
出するとともに、この左端には前後進切換装置20のス
リーブ27と係合してこれを左右に滑動させるためのシ
フトフォーク68が固定されている。
また、スプール部材65内には軸方向に延びて左端部に
開口し、左シリンダ室63に連通する連通孔65cが形
成され、さらに、この連通孔65Cからロッド部65b
の外周に開口したバルブ孔65dが形成されている。こ
のスプール部材65は右シリンダ室64内に配されたば
ね66により左方に付勢されている。
開口し、左シリンダ室63に連通する連通孔65cが形
成され、さらに、この連通孔65Cからロッド部65b
の外周に開口したバルブ孔65dが形成されている。こ
のスプール部材65は右シリンダ室64内に配されたば
ね66により左方に付勢されている。
上記構成のサーボバルブ60は、マニュアルバルブ90
の作動に応じて油圧ライン105および107から左右
の油圧室63.64に供給される油圧により作動される
。油圧ライン105は、マニュアルバルブ90のリバー
ス側ボート94に連通し、油圧ライン107は、マニュ
アルバルブ90のフォワード側ボート92に連通ずる。
の作動に応じて油圧ライン105および107から左右
の油圧室63.64に供給される油圧により作動される
。油圧ライン105は、マニュアルバルブ90のリバー
ス側ボート94に連通し、油圧ライン107は、マニュ
アルバルブ90のフォワード側ボート92に連通ずる。
マニュアルバルブ90は、運転席のシフトレバ−の操作
に応じてスプール95が作動されるもので、シフトレバ
−が前進側の°“D″°もしくはL ”に位置するとき
には、入力ボート91をフォワード側ボート92に連通
させ、” R”に位置するときには、入力ボート91を
リバース側ボート94に連通させ、“N”もしくは°“
P ”に位置するときには、入力ボート91を閉止し、
フォワード側ボート92およびリバース側ボート94を
ドレンに連通させる。
に応じてスプール95が作動されるもので、シフトレバ
−が前進側の°“D″°もしくはL ”に位置するとき
には、入力ボート91をフォワード側ボート92に連通
させ、” R”に位置するときには、入力ボート91を
リバース側ボート94に連通させ、“N”もしくは°“
P ”に位置するときには、入力ボート91を閉止し、
フォワード側ボート92およびリバース側ボート94を
ドレンに連通させる。
入力ボート91は、油圧ライン101を介してチャージ
圧リリーフバルブ12により調圧されたチャージ油路L
hに連通しており、このため、シフトレバ−が前進レン
ジ(DもしくはL)のときには、マニュアルバルブ90
において、リバース側ボート94がドレンに連通し、フ
ォワード側ボート92が入力ボートに連通ずる。これに
より、前後進用サーボバルブ60の、左シリンダ室63
がドレンに連通し、右シリンダ室64にチャージ油路L
hからのチャージ油圧が供給される。このため、右シリ
ンダ室64内の油圧力がスプール部材65を左方に押圧
し、シフトフォーク68は左動してこれに係合するスリ
ーブ27(第1図参照)も左動して、前後進切換装置1
720は前進に設定される。このとき、右シリンダ室6
4は、スプール部材65の切り欠き65eを介して、ボ
ート62cに連通する連通路69aに連通しており、右
シリンダ室64の油圧はボート62Cから油圧ライン1
09bを介して油圧ライン110にも供給される。
圧リリーフバルブ12により調圧されたチャージ油路L
hに連通しており、このため、シフトレバ−が前進レン
ジ(DもしくはL)のときには、マニュアルバルブ90
において、リバース側ボート94がドレンに連通し、フ
ォワード側ボート92が入力ボートに連通ずる。これに
より、前後進用サーボバルブ60の、左シリンダ室63
がドレンに連通し、右シリンダ室64にチャージ油路L
hからのチャージ油圧が供給される。このため、右シリ
ンダ室64内の油圧力がスプール部材65を左方に押圧
し、シフトフォーク68は左動してこれに係合するスリ
ーブ27(第1図参照)も左動して、前後進切換装置1
720は前進に設定される。このとき、右シリンダ室6
4は、スプール部材65の切り欠き65eを介して、ボ
ート62cに連通する連通路69aに連通しており、右
シリンダ室64の油圧はボート62Cから油圧ライン1
09bを介して油圧ライン110にも供給される。
次いで、シフトレバ−が“N′”位置に切り換えられ中
立レンジになると、入力ボート91が閉止されるととも
に、他のボート92,93.94はいずれもドレンに連
通される(第1図の状態)、このため、前後進用サーボ
バルブ60の左右のシリンダ室63.64内の油圧はい
ずれも°゛O″になるのであるが、スプール部材65は
ばね66の付勢力により左動されたまま保持され、これ
により、前後進切換装置20も前進状態のまま保持され
る。なお、このとき、油圧ライン110の油圧も0″で
ある。このように、中立レンジのときにも前後進切換装
置20は前進状態となるのであるが、このときには後述
するように、クラッチサーボバルブ80が作動されてク
ラッチ弁5が開放され、エンジンEの出力が車輪Wへ伝
達されるのが阻止される。
立レンジになると、入力ボート91が閉止されるととも
に、他のボート92,93.94はいずれもドレンに連
通される(第1図の状態)、このため、前後進用サーボ
バルブ60の左右のシリンダ室63.64内の油圧はい
ずれも°゛O″になるのであるが、スプール部材65は
ばね66の付勢力により左動されたまま保持され、これ
により、前後進切換装置20も前進状態のまま保持され
る。なお、このとき、油圧ライン110の油圧も0″で
ある。このように、中立レンジのときにも前後進切換装
置20は前進状態となるのであるが、このときには後述
するように、クラッチサーボバルブ80が作動されてク
ラッチ弁5が開放され、エンジンEの出力が車輪Wへ伝
達されるのが阻止される。
次いで、シフトレバ−がR°゛に切り換えられると、入
力ボート91がリバース側ボート94に連通し、他のボ
ート92.93はドレン側に連通したままとなる。この
とき、左シリンダ室63内にチャージ油路Lhからのチ
ャージ油圧が供給され、右シリンダ室64はドレン側に
繋がったままなので、スプール部材65は右方に移動さ
れ、これとともにシフトフォーク68も右動してスリー
ブ27を右動させ、前後進切換装置20においてギヤ列
を後進側に切り換える。また、このときにはスプール部
材65のバルブ孔65dはボート62dに繋がる連通路
69bに開口し、左シリンダ室63内の作動油は、連通
孔65C,バルブ孔65d、連通路69bおよび油圧ラ
イン109aを介して油圧ライン110にも供給される
。
力ボート91がリバース側ボート94に連通し、他のボ
ート92.93はドレン側に連通したままとなる。この
とき、左シリンダ室63内にチャージ油路Lhからのチ
ャージ油圧が供給され、右シリンダ室64はドレン側に
繋がったままなので、スプール部材65は右方に移動さ
れ、これとともにシフトフォーク68も右動してスリー
ブ27を右動させ、前後進切換装置20においてギヤ列
を後進側に切り換える。また、このときにはスプール部
材65のバルブ孔65dはボート62dに繋がる連通路
69bに開口し、左シリンダ室63内の作動油は、連通
孔65C,バルブ孔65d、連通路69bおよび油圧ラ
イン109aを介して油圧ライン110にも供給される
。
次に、クラッチ弁5の作動制御を行うクラッチサーボバ
ルブ80について第4図を参照して説明する。
ルブ80について第4図を参照して説明する。
このバルブ80は、シリンダ部材81と、このシリンダ
部材81に図中左右に滑動自在に嵌挿されたピストン部
材82と、ピストン部材82が嵌挿されたシリンダ室を
覆って取り付けられたカバ一部材85と、ピストン部材
82を図中左方に付勢するばね87とからなる。ピスト
ン部材82のピストン82aは上記シリンダ室を2分割
して左右シリンダ室83.84を形成せしめ、両シリン
ダ室83.84にはボート86a、86bを介して油圧
ライン110,112が接続されている。
部材81に図中左右に滑動自在に嵌挿されたピストン部
材82と、ピストン部材82が嵌挿されたシリンダ室を
覆って取り付けられたカバ一部材85と、ピストン部材
82を図中左方に付勢するばね87とからなる。ピスト
ン部材82のピストン82aは上記シリンダ室を2分割
して左右シリンダ室83.84を形成せしめ、両シリン
ダ室83.84にはボート86a、86bを介して油圧
ライン110,112が接続されている。
油圧ライン110は、前後進切換装置20およびマニュ
アルバルブ90を介してチャージ油路Lhc″−繋がっ
ており、このため、この油圧ライン110には、マニュ
アルバルブ90がり、D、Rポジションに位置するとき
、すなわち走行レンジが選択されているときにのみチャ
ージ油圧が供給される。中立レンジが選択されていると
きには、油圧ライン110はドレンに繋がってその油圧
は零になる。一方、油圧ライン112の油圧は、油圧ラ
イン110から分岐したオリフィス111aを有する油
圧ライン111の油圧を、デユーティ比制御される2個
のソレノイドバルブ155,156により制御して得ら
れる油圧である。ソレノイドバルブ156はオリフィス
111aを有する油圧ライン111から油圧ライン11
2への作動油の流通量をデユーティ比に応じて開閉制御
するものであり、ソレノイドバルブ155は油圧ライン
112から分岐する油圧ライン113とオリフィス11
4aを介してドレン側に連通ずる油圧ライン114との
間に配され、所定のデユーティ比に応じて油圧ライン1
13からドレン側への作動油の流出を行わせるものであ
る。
アルバルブ90を介してチャージ油路Lhc″−繋がっ
ており、このため、この油圧ライン110には、マニュ
アルバルブ90がり、D、Rポジションに位置するとき
、すなわち走行レンジが選択されているときにのみチャ
ージ油圧が供給される。中立レンジが選択されていると
きには、油圧ライン110はドレンに繋がってその油圧
は零になる。一方、油圧ライン112の油圧は、油圧ラ
イン110から分岐したオリフィス111aを有する油
圧ライン111の油圧を、デユーティ比制御される2個
のソレノイドバルブ155,156により制御して得ら
れる油圧である。ソレノイドバルブ156はオリフィス
111aを有する油圧ライン111から油圧ライン11
2への作動油の流通量をデユーティ比に応じて開閉制御
するものであり、ソレノイドバルブ155は油圧ライン
112から分岐する油圧ライン113とオリフィス11
4aを介してドレン側に連通ずる油圧ライン114との
間に配され、所定のデユーティ比に応じて油圧ライン1
13からドレン側への作動油の流出を行わせるものであ
る。
このため、走行レンジが選択されていると−きには、油
圧ライン110を介して右シリンダ室52にはチャージ
圧リリーフバルブ12により調圧されたチャージ圧が作
用するのであるが、油圧ライン112からは上記2個の
ソレノイドバルブ155.156の作動により、チャー
ジ圧よりも低い圧が左シリンダ室83に供給される。こ
こで、右シリンダ室84の受圧面積は左シリンダ室83
の受圧面積よりも小さいため、左右シリンダ室83.8
4内の油圧によりピストン部材82が受ける力は、ばね
87の付勢力を考慮しても、右シリンダ室84内の油圧
P1に対して、左シリンダ室83内の油圧がこれより低
い所定の値P2(Pi〉P2)のときに釣り合うように
なっている。このため、ソレノイドバルブ155,15
6により、油圧ライン112から左シリンダ室83に供
給する油圧を上記所定の値P2より大きくなるように制
御すれば、ピストン部材82を右動させることができ、
左シリンダ室83に供給する油圧をP2より小さくなる
ように制御すれば、ピストン部材82を左動させること
ができる。
圧ライン110を介して右シリンダ室52にはチャージ
圧リリーフバルブ12により調圧されたチャージ圧が作
用するのであるが、油圧ライン112からは上記2個の
ソレノイドバルブ155.156の作動により、チャー
ジ圧よりも低い圧が左シリンダ室83に供給される。こ
こで、右シリンダ室84の受圧面積は左シリンダ室83
の受圧面積よりも小さいため、左右シリンダ室83.8
4内の油圧によりピストン部材82が受ける力は、ばね
87の付勢力を考慮しても、右シリンダ室84内の油圧
P1に対して、左シリンダ室83内の油圧がこれより低
い所定の値P2(Pi〉P2)のときに釣り合うように
なっている。このため、ソレノイドバルブ155,15
6により、油圧ライン112から左シリンダ室83に供
給する油圧を上記所定の値P2より大きくなるように制
御すれば、ピストン部材82を右動させることができ、
左シリンダ室83に供給する油圧をP2より小さくなる
ように制御すれば、ピストン部材82を左動させること
ができる。
このピストン部材82の左右方向の移動は、リンク機構
88を介して、クラッチ弁5に伝達される。クラッチ弁
5は、第1バルブ孔5bを有する固定部材5aと、この
固定部材5a内に回転自在に配された第2バルブ孔5d
を有する回転部材5Cとからなり、回転部材5Cに連結
されたアーム5eが上記リンク機構88に連結されてお
り、上記ピストン部材82の移動に伴って回転部材5C
が回転される0回転部材5Cが回転されると、第1およ
び第2バルブ孔5b、5dの連通開度が全開か4全閉ま
で変化する。なお、図示の如く、ピストン部材82が最
大限まで左動した状態で、クラッチ弁5における連通開
度が全開になり、この後、ピストン部材82右動させる
のに応じて連通開度が全閉まで漸次変化する。
88を介して、クラッチ弁5に伝達される。クラッチ弁
5は、第1バルブ孔5bを有する固定部材5aと、この
固定部材5a内に回転自在に配された第2バルブ孔5d
を有する回転部材5Cとからなり、回転部材5Cに連結
されたアーム5eが上記リンク機構88に連結されてお
り、上記ピストン部材82の移動に伴って回転部材5C
が回転される0回転部材5Cが回転されると、第1およ
び第2バルブ孔5b、5dの連通開度が全開か4全閉ま
で変化する。なお、図示の如く、ピストン部材82が最
大限まで左動した状態で、クラッチ弁5における連通開
度が全開になり、この後、ピストン部材82右動させる
のに応じて連通開度が全閉まで漸次変化する。
ここで、第1バルブ孔5bは無段変速機Tの閉回路を構
成する第1油路Laに連通し、第2バルブ孔5dは第2
油路Lbに連通しているため、上記第1および第2バル
ブ孔5b、5dの連通開度を変化させることにより、第
1および第2油路La、Lbの短絡路である第7油路L
gの開度を変化させることができ、これによりクラッチ
制御がなされる。すなわち、走行レンジ状態においては
、コントローラ100からの信号に基づいて、上記ソレ
ノイドバルブ155.156をデユーティ比制御するこ
とにより、クラッチ制御がなされる。また、中立レンジ
状態では、左右シリンダ室83.84の油圧はともに零
であり、ばね87により付勢されてピストン部材82は
左動し、クラッチ弁5は全開となる。
成する第1油路Laに連通し、第2バルブ孔5dは第2
油路Lbに連通しているため、上記第1および第2バル
ブ孔5b、5dの連通開度を変化させることにより、第
1および第2油路La、Lbの短絡路である第7油路L
gの開度を変化させることができ、これによりクラッチ
制御がなされる。すなわち、走行レンジ状態においては
、コントローラ100からの信号に基づいて、上記ソレ
ノイドバルブ155.156をデユーティ比制御するこ
とにより、クラッチ制御がなされる。また、中立レンジ
状態では、左右シリンダ室83.84の油圧はともに零
であり、ばね87により付勢されてピストン部材82は
左動し、クラッチ弁5は全開となる。
以上のように構成された無段変速機においては、コント
ローラ100からの駆動信号を受けて、各ソレノイドバ
ルブ151,152.155.156がデユーティ駆動
制御され、変速比およびクラッチ開度の制御がなされ車
両の走行制御がなされる。
ローラ100からの駆動信号を受けて、各ソレノイドバ
ルブ151,152.155.156がデユーティ駆動
制御され、変速比およびクラッチ開度の制御がなされ車
両の走行制御がなされる。
この制御は、走行レンジが選択されている状態では、発
進・停車時にクラッチの開度制御がなされるとともに、
エンジンスロットル開度に対応して目標エンジン回転数
が設定され、実エンジン回転数がこの目標エンジン回転
数に・一致させるような変速比の制御がなされる。具体
的には、例えば第5図に示すように、停車時には、変速
比が最大(直線RLで示す状態)であり、且つクラッチ
弁5はほぼ全開となっているのであるが、この状態から
マニュアルバルブ90をDポジションにしてアクセルペ
ダルを踏み込みスロットル開度を大きくすると、エンジ
ン回転数をこのスロットル開度に応じた目標エンジン回
転数に一致させながら車速を増大させるような制御がな
され、図中イ(クラッチ弁の閉止)→−口(変速比最大
でのエンジン回転上昇に伴う車速の上昇)→ハ(エンジ
ン回転一定のまま変速比を小さくして増速)−二、チ(
変速比最小の状態からのアクセルペダル踏み込みによる
エンジン回転の上昇に伴う車速の上昇)の順に車速が変
化するような制御がなされる。なお、ここに示すイから
チに至る変化は、アクセルペダルの踏み込み具合により
異なり、例えば、アクセルペダルの踏み込みがもっと急
激になされると、例えばこのグラフにおいて、ホ→へ→
ト→チで示すように、高エンジン回転側でクラッチの接
続および変速がなされる。
進・停車時にクラッチの開度制御がなされるとともに、
エンジンスロットル開度に対応して目標エンジン回転数
が設定され、実エンジン回転数がこの目標エンジン回転
数に・一致させるような変速比の制御がなされる。具体
的には、例えば第5図に示すように、停車時には、変速
比が最大(直線RLで示す状態)であり、且つクラッチ
弁5はほぼ全開となっているのであるが、この状態から
マニュアルバルブ90をDポジションにしてアクセルペ
ダルを踏み込みスロットル開度を大きくすると、エンジ
ン回転数をこのスロットル開度に応じた目標エンジン回
転数に一致させながら車速を増大させるような制御がな
され、図中イ(クラッチ弁の閉止)→−口(変速比最大
でのエンジン回転上昇に伴う車速の上昇)→ハ(エンジ
ン回転一定のまま変速比を小さくして増速)−二、チ(
変速比最小の状態からのアクセルペダル踏み込みによる
エンジン回転の上昇に伴う車速の上昇)の順に車速が変
化するような制御がなされる。なお、ここに示すイから
チに至る変化は、アクセルペダルの踏み込み具合により
異なり、例えば、アクセルペダルの踏み込みがもっと急
激になされると、例えばこのグラフにおいて、ホ→へ→
ト→チで示すように、高エンジン回転側でクラッチの接
続および変速がなされる。
このようにして、マニュアルバルブ90をDポジション
にして走行しているときに(走行レンジで走行中してい
るときに)、マニュアルバルブ90をNポジションに切
り換えた場合の制御を第6図のフローチャートにより説
明する。
にして走行しているときに(走行レンジで走行中してい
るときに)、マニュアルバルブ90をNポジションに切
り換えた場合の制御を第6図のフローチャートにより説
明する。
マニュアルバルブ90がNに切り換えられると、前述の
ように、クラッチサーボバルブ80に繋がる油圧ライン
110の油圧が零になるので、クラッチサーボバルブ8
0によりクラッチ弁5は全開にされ、クラッチが切られ
る(OFFにされる)。このとき、同時にそのときの車
速が読み込まれ、この車速に対応して予め設定されてい
るテーブルから目標変速比を検索し、この目標変速比と
一致させるように変速制御がなされる。
ように、クラッチサーボバルブ80に繋がる油圧ライン
110の油圧が零になるので、クラッチサーボバルブ8
0によりクラッチ弁5は全開にされ、クラッチが切られ
る(OFFにされる)。このとき、同時にそのときの車
速が読み込まれ、この車速に対応して予め設定されてい
るテーブルから目標変速比を検索し、この目標変速比と
一致させるように変速制御がなされる。
具体的には、第7図に示すように、点Aの状■(車速V
lで変速比R1の状態)で走行中に、マニュアルバルブ
90がNポジションに切り換えられて、中立レンジが選
択されたときには、この後は車速に対応した上述のよう
な変速制御がなされる。このため、例えば、降板路を走
行中であり、この後、車速がV2にまで増大すると、変
速比はこのときの車速に対応して設定されている変速比
R2になるように制御され、このため、この状態でシフ
トレバ−が操作されてマニュアルバルブ90が再びDに
戻されると、エンジン回転数はn2となり、点Bで示す
状態となる。これに対して、従来のように、変速比を中
立レンジへの切換時の状態のまま保持させた場合には、
点りで示す状態となり、エンジン回転数はn4であり、
このときにはエンジン回転数が高くなりすぎエンジンブ
レーキが効き過ぎる。
lで変速比R1の状態)で走行中に、マニュアルバルブ
90がNポジションに切り換えられて、中立レンジが選
択されたときには、この後は車速に対応した上述のよう
な変速制御がなされる。このため、例えば、降板路を走
行中であり、この後、車速がV2にまで増大すると、変
速比はこのときの車速に対応して設定されている変速比
R2になるように制御され、このため、この状態でシフ
トレバ−が操作されてマニュアルバルブ90が再びDに
戻されると、エンジン回転数はn2となり、点Bで示す
状態となる。これに対して、従来のように、変速比を中
立レンジへの切換時の状態のまま保持させた場合には、
点りで示す状態となり、エンジン回転数はn4であり、
このときにはエンジン回転数が高くなりすぎエンジンブ
レーキが効き過ぎる。
これとは、逆に、点Aの状態から中立レンジに切り換え
られた後、車速がV3にまで減少したときに、シフト操
作がなされて再びマニュアルバルブ90がDポジション
に戻された場合には、本発明の制御の場合には、この車
速V、に対応した変速比R0が設定され、点Cの状態と
なってエンジンはn3の回転となる。これに対して変速
比をそのまま保持する従来の制御方法の場合には、点E
で示す状態となり、エンジン回転はn、と小さくなり、
このときにはエンジンブレーキか弱すぎる。すなわち、
本発明の制御を行わせれば、走行中に、走行レンジから
中立レンジへの切換を行った後、再び走行レンジに戻し
たときに、常に適切なエンジンブレーキを得られるよう
にすることができ、エンジン回転が高くなり過ぎたり、
低くなり過ぎたりすることがない。
られた後、車速がV3にまで減少したときに、シフト操
作がなされて再びマニュアルバルブ90がDポジション
に戻された場合には、本発明の制御の場合には、この車
速V、に対応した変速比R0が設定され、点Cの状態と
なってエンジンはn3の回転となる。これに対して変速
比をそのまま保持する従来の制御方法の場合には、点E
で示す状態となり、エンジン回転はn、と小さくなり、
このときにはエンジンブレーキか弱すぎる。すなわち、
本発明の制御を行わせれば、走行中に、走行レンジから
中立レンジへの切換を行った後、再び走行レンジに戻し
たときに、常に適切なエンジンブレーキを得られるよう
にすることができ、エンジン回転が高くなり過ぎたり、
低くなり過ぎたりすることがない。
以上の例においては、油圧式無段変速機の場合について
説明したが、本発明は他の形式の無段変速機についても
用いることができるのは熱論のことである。
説明したが、本発明は他の形式の無段変速機についても
用いることができるのは熱論のことである。
ハ7発明の詳細
な説明したように、本発明によれば、例えば、前進レン
ジに設定されて走行しているときに、シフトレバ−が操
作されてこれが中立レンジに切り換えられると、この後
においては、中立レンジが継続されている限り、無段変
速機の変速比が車速に対応して設定されている変速比と
一致するように変速制御がなされるようになっているの
で、中立レンジから再び前進レンジに切り換えエンジン
と車輪との間の動力伝達がなされるようになったときに
は、そのときの車速に対応した適切な変速比での走行に
なるので、たとえ走行レンジから中立レンジに切り換え
たときの車速と中立レンジから前進レンジに切り換えた
ときの車速とが大きく異なるような場合でも、前進レン
ジに戻したときのエンジンブレーキを車速に対応した適
切な値にさせることができ、エンジンブレーキが強すぎ
たり、弱すぎたりすることをなくすることができる。
ジに設定されて走行しているときに、シフトレバ−が操
作されてこれが中立レンジに切り換えられると、この後
においては、中立レンジが継続されている限り、無段変
速機の変速比が車速に対応して設定されている変速比と
一致するように変速制御がなされるようになっているの
で、中立レンジから再び前進レンジに切り換えエンジン
と車輪との間の動力伝達がなされるようになったときに
は、そのときの車速に対応した適切な変速比での走行に
なるので、たとえ走行レンジから中立レンジに切り換え
たときの車速と中立レンジから前進レンジに切り換えた
ときの車速とが大きく異なるような場合でも、前進レン
ジに戻したときのエンジンブレーキを車速に対応した適
切な値にさせることができ、エンジンブレーキが強すぎ
たり、弱すぎたりすることをなくすることができる。
第1図は本発明に係る変速制御装置を有する無段変速機
の油圧回路図、 第2図は第1および第2変速用サーボバルブの断面図、 第3図は前後進用サーボバルブの断面図、第4図はクラ
ッチサーボバルブの断面図、第5図および第7図は上記
無段変速機を肴した車両の変速特性図、 第6図は上記変速制御装置による制御の内容を示すフロ
ーチャートである。 4・・・シャトルバルブ 5・・・クラッチ弁10・
・・チャージポンプ 20・・・前後進切換装置30.
50・・・変速用サーボバルブ 60・・・前後進用サーボバルブ 80・・・クラッチサーボバルブ 90・・・マニュアルバルブ 100・・・コントローラ E・・・エンジンT・・・
無段変速機 W・・・車輪第3図 R 第4図 第6図 □バ・\゛Xさ回#燐 4八′、8人回4舜彰
の油圧回路図、 第2図は第1および第2変速用サーボバルブの断面図、 第3図は前後進用サーボバルブの断面図、第4図はクラ
ッチサーボバルブの断面図、第5図および第7図は上記
無段変速機を肴した車両の変速特性図、 第6図は上記変速制御装置による制御の内容を示すフロ
ーチャートである。 4・・・シャトルバルブ 5・・・クラッチ弁10・
・・チャージポンプ 20・・・前後進切換装置30.
50・・・変速用サーボバルブ 60・・・前後進用サーボバルブ 80・・・クラッチサーボバルブ 90・・・マニュアルバルブ 100・・・コントローラ E・・・エンジンT・・・
無段変速機 W・・・車輪第3図 R 第4図 第6図 □バ・\゛Xさ回#燐 4八′、8人回4舜彰
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)入力軸に接続されたエンジンの回転を無段階に変速
して出力軸に伝達し、該出力軸に接続された車輪を駆動
し、車両の走行を行わせる車両用無段変速機において、 変速比の制御を行う変速比制御手段と、前記エンジン回
転の前記車輪への伝達を許容する走行レンジおよび該伝
達を遮断する中立レンジを択一的に切換選択可能なレン
ジ切換手段と、車速を検出する車速センサとからなり、 前記レンジ切換手段により中立レンジが選択されている
場合には、前記車速センサにより検出された車速に対応
した変速比が得られるように、前記変速比制御手段によ
る変速制御を行わせるようにしたことを特徴とする車両
用無段変速機の変速制御装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62279632A JPH07117159B2 (ja) | 1987-11-05 | 1987-11-05 | 車両用無段変速機の変速制御方法 |
CA000582139A CA1324309C (en) | 1987-11-05 | 1988-11-03 | Speed control apparatus for a continuously variable speed transmission |
DE88310355T DE3884562T2 (de) | 1987-11-05 | 1988-11-03 | Drehzahlsteuerungsvorrichtung für ein stufenloses Getriebe. |
EP88310355A EP0315448B1 (en) | 1987-11-05 | 1988-11-03 | Speed control apparatus for a continuously variable speed transmission |
US07/267,496 US5014574A (en) | 1987-11-05 | 1988-11-04 | Speed control apparatus for a continuously variable speed |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62279632A JPH07117159B2 (ja) | 1987-11-05 | 1987-11-05 | 車両用無段変速機の変速制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01120476A true JPH01120476A (ja) | 1989-05-12 |
JPH07117159B2 JPH07117159B2 (ja) | 1995-12-18 |
Family
ID=17613687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62279632A Expired - Lifetime JPH07117159B2 (ja) | 1987-11-05 | 1987-11-05 | 車両用無段変速機の変速制御方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5014574A (ja) |
EP (1) | EP0315448B1 (ja) |
JP (1) | JPH07117159B2 (ja) |
CA (1) | CA1324309C (ja) |
DE (1) | DE3884562T2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE3925298C2 (de) * | 1989-07-31 | 1999-08-05 | Linde Ag | Hydrostatisches Getriebe |
JP3211697B2 (ja) * | 1997-02-10 | 2001-09-25 | 日産自動車株式会社 | 無段変速機の目標変速比生成装置 |
JP4191362B2 (ja) * | 2000-03-31 | 2008-12-03 | 本田技研工業株式会社 | 無段変速機の制御方法 |
JP2006007819A (ja) * | 2004-06-22 | 2006-01-12 | Kanzaki Kokyukoki Mfg Co Ltd | 作業車両の速度制御方法 |
EP2589899B1 (de) * | 2011-11-03 | 2019-10-23 | Siemens Schweiz AG | Verfahren zur Erhöhung der Ventilkapazität einer Kältemaschine |
CA2836823C (en) * | 2012-08-13 | 2020-10-06 | Clark Equipment Company | Automatic shift of mechanical gearbox |
NL1041928B1 (en) * | 2016-06-14 | 2017-12-21 | Bosch Gmbh Robert | Method for operating a continuously variable transmission in a motor vehicle equipped therewith |
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JPS57501039A (ja) * | 1980-07-10 | 1982-06-10 | ||
JPS58135551U (ja) * | 1982-03-09 | 1983-09-12 | 株式会社クボタ | トラクタの駆動構造 |
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JPS6053260A (ja) * | 1983-09-01 | 1985-03-26 | Toyota Motor Corp | 車両用無段変速機の速度比制御装置 |
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JPS6252264A (ja) * | 1985-08-30 | 1987-03-06 | Fuji Heavy Ind Ltd | 無段変速機の油圧制御装置 |
JPH0645319B2 (ja) * | 1985-10-07 | 1994-06-15 | 日産自動車株式会社 | 無段変速機の制御装置 |
US4829433A (en) * | 1985-10-07 | 1989-05-09 | Nissan Motor Co., Ltd. | Control system for continuously variable transmission |
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JPS62204052A (ja) * | 1986-03-03 | 1987-09-08 | Honda Motor Co Ltd | 車両用無段変速機の変速制御方法 |
-
1987
- 1987-11-05 JP JP62279632A patent/JPH07117159B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1988
- 1988-11-03 CA CA000582139A patent/CA1324309C/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-11-03 EP EP88310355A patent/EP0315448B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-11-03 DE DE88310355T patent/DE3884562T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1988-11-04 US US07/267,496 patent/US5014574A/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA1324309C (en) | 1993-11-16 |
US5014574A (en) | 1991-05-14 |
DE3884562T2 (de) | 1994-02-03 |
DE3884562D1 (de) | 1993-11-04 |
EP0315448A1 (en) | 1989-05-10 |
JPH07117159B2 (ja) | 1995-12-18 |
EP0315448B1 (en) | 1993-09-29 |
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