JPH0145939B2 - - Google Patents
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- JPH0145939B2 JPH0145939B2 JP5440183A JP5440183A JPH0145939B2 JP H0145939 B2 JPH0145939 B2 JP H0145939B2 JP 5440183 A JP5440183 A JP 5440183A JP 5440183 A JP5440183 A JP 5440183A JP H0145939 B2 JPH0145939 B2 JP H0145939B2
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- electrodes
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/12—Picture reproducers
- H04N9/16—Picture reproducers using cathode ray tubes
- H04N9/18—Picture reproducers using cathode ray tubes using separate electron beams for the primary colour signals
- H04N9/20—Picture reproducers using cathode ray tubes using separate electron beams for the primary colour signals with more than one beam in a tube
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はカラーテレビジヨン受像機、電子計算
機の端末デイスプレイ等のカラー画像表示装置に
用いられる平板形陰極線管に関するものである。
機の端末デイスプレイ等のカラー画像表示装置に
用いられる平板形陰極線管に関するものである。
従来例の構成とその問題点
従来、テレビ受像用平板形陰極線管として多く
のものが発表されており、その一例としてゼニス
社およびアリゾナ州立大学から発表されたものを
それぞれ第1図および第2図に示す。第1図に示
すものは、水平方向に直線的に伸びる線条カソー
ド11を垂直方向に多数並置し、このカソード1
1から放出された電子ビームを増倍するために電
子増倍部12に入射させる。この電子増倍部12
を出た電子ビームは水平方向に長い帯状になつた
ものであり、これを変調電極14にて映像信号で
変調し、該変調電極14を通過する電子ビーム量
を制御し、制御された電子ビームは螢光面の形成
されたスクリーン16に印加される高圧のアノー
ド電圧で加速されて螢光体を発光させる。電極1
3,15は電子ビームを集束するために挿入され
ている。また変調電極14は水平方向に絵素数の
本数に分割されており、各変調電極14にはそれ
ぞれ異なる映像信号が印加され、水平方向の映像
がスクリーン16に表示される。一方、垂直方向
はカソード電位、あるいは電子増倍部12の電位
を制御することにより走査され、テレビ映像がス
クリーン16に表示されることになる。
のものが発表されており、その一例としてゼニス
社およびアリゾナ州立大学から発表されたものを
それぞれ第1図および第2図に示す。第1図に示
すものは、水平方向に直線的に伸びる線条カソー
ド11を垂直方向に多数並置し、このカソード1
1から放出された電子ビームを増倍するために電
子増倍部12に入射させる。この電子増倍部12
を出た電子ビームは水平方向に長い帯状になつた
ものであり、これを変調電極14にて映像信号で
変調し、該変調電極14を通過する電子ビーム量
を制御し、制御された電子ビームは螢光面の形成
されたスクリーン16に印加される高圧のアノー
ド電圧で加速されて螢光体を発光させる。電極1
3,15は電子ビームを集束するために挿入され
ている。また変調電極14は水平方向に絵素数の
本数に分割されており、各変調電極14にはそれ
ぞれ異なる映像信号が印加され、水平方向の映像
がスクリーン16に表示される。一方、垂直方向
はカソード電位、あるいは電子増倍部12の電位
を制御することにより走査され、テレビ映像がス
クリーン16に表示されることになる。
第2図に示した従来例は、第1図のカソード1
1、電子増倍部12を変更したものであり、背面
電極21とメツシユ電極23,24の間に線状カ
ソード22を垂直方向に多数並置し、電極25に
入射する電子ビームの入射角が垂直になるように
構成されている。その他の電極構成は第1図と同
じであるため同一符号を付して説明は省略する。
1、電子増倍部12を変更したものであり、背面
電極21とメツシユ電極23,24の間に線状カ
ソード22を垂直方向に多数並置し、電極25に
入射する電子ビームの入射角が垂直になるように
構成されている。その他の電極構成は第1図と同
じであるため同一符号を付して説明は省略する。
以上の構成で大きな問題点は変調電極である。
カラー画像表示を行なうには第3図に示すように
透明なガラスフエースプレート35の内面に形成
された赤(R)31R、緑(G)31G、青(B)31B
のそれぞれの螢光体ストライプと対応して分割さ
れた変調電極32を用いなければならない。
カラー画像表示を行なうには第3図に示すように
透明なガラスフエースプレート35の内面に形成
された赤(R)31R、緑(G)31G、青(B)31B
のそれぞれの螢光体ストライプと対応して分割さ
れた変調電極32を用いなければならない。
なお第3図において、螢光面スクリーンはカー
ボン等のブラツクストライプ33を介してR、
G、Bの色螢光体ストライプ31が順次形成さ
れ、その上にAl等の蒸着膜によるメタルバツク
電極34が形成されている。
ボン等のブラツクストライプ33を介してR、
G、Bの色螢光体ストライプ31が順次形成さ
れ、その上にAl等の蒸着膜によるメタルバツク
電極34が形成されている。
ところが、R、G、B1組で1画素が形成され
るため、解像度の良い画像を得るには、螢光体ス
トライプ幅を非常に狭くしなければならない。た
とえば10吋の大きさのスクリーンの場合、水平画
素数が340の画像を表示しようとすると、1画素
の水平幅は約600μmとなる。これをR、G、B3
原色で表示しようとすると、個々の螢光体幅は
200μmとなる。したがつて変調電極は200μmピ
ツチで個々に分割されたものが必要となり、製作
上非常に困難となるとともに、個々に分割された
変調電極の数が約1000本となり、各変調電極を駆
動する回路も同数必要とし、変調電極と回路との
接続も非常に困難となる。
るため、解像度の良い画像を得るには、螢光体ス
トライプ幅を非常に狭くしなければならない。た
とえば10吋の大きさのスクリーンの場合、水平画
素数が340の画像を表示しようとすると、1画素
の水平幅は約600μmとなる。これをR、G、B3
原色で表示しようとすると、個々の螢光体幅は
200μmとなる。したがつて変調電極は200μmピ
ツチで個々に分割されたものが必要となり、製作
上非常に困難となるとともに、個々に分割された
変調電極の数が約1000本となり、各変調電極を駆
動する回路も同数必要とし、変調電極と回路との
接続も非常に困難となる。
発明の目的
本発明は解像度を損なうことなく、変調電極の
分割数を減らし、上記問題点を解消することを目
的としたものである。
分割数を減らし、上記問題点を解消することを目
的としたものである。
発明の構成
本発明は水平方向に3n個(n≧2なる整数)
の開孔を有する垂直方向に細長い電極を、互いに
分離して水平方向に複数並置した第1の電極群
と、水平方向にn個の開孔を有し、垂直方向に細
長い電極を2本おきに共通母線で接続して水平方
向に複数並置したn組の第2〜第(n+1)の電
極群を互いにピツチを1/nずつずらせて電極板
厚方向に所定の間隔をおいて設置して構成した変
調電極を有する平板形陰極線管である。
の開孔を有する垂直方向に細長い電極を、互いに
分離して水平方向に複数並置した第1の電極群
と、水平方向にn個の開孔を有し、垂直方向に細
長い電極を2本おきに共通母線で接続して水平方
向に複数並置したn組の第2〜第(n+1)の電
極群を互いにピツチを1/nずつずらせて電極板
厚方向に所定の間隔をおいて設置して構成した変
調電極を有する平板形陰極線管である。
実施例の説明
以下本発明の実施例について図面とともに詳細
に説明する。
に説明する。
第4図は本発明による平板形陰極線管の第1の
実施例における変調電極部の斜視図、第5図はそ
の水平方向断面図である。その他の部分は第1
図、第2図と同一であるので図示を省略する。
実施例における変調電極部の斜視図、第5図はそ
の水平方向断面図である。その他の部分は第1
図、第2図と同一であるので図示を省略する。
6ケの丸あるいは矩形あるいはスリツト状の開
孔を設けた垂直方向に長いストライプ状電極をそ
れぞれ分離して水平方向に並置した第1の電極群
41を変調電極とする。次に第1の電極群を構成
するストライプ状電極と同一構成のストライプ状
電極を水平方向に3分割し水平方向に2ケの開孔
を有する垂直方向に長いストライプ状電極を、そ
れぞれ分離して水平方向に並置し、2本おきに共
通母線42a,42b,42c,43a,43
b,43cに接続して構成した第2および第3電
極群42および43をビーム直進方向にある間隔
をおいて設置する。なおこの第2、第3電極群は
水平方向に1/2ピツチずれた位置関係とする。
孔を設けた垂直方向に長いストライプ状電極をそ
れぞれ分離して水平方向に並置した第1の電極群
41を変調電極とする。次に第1の電極群を構成
するストライプ状電極と同一構成のストライプ状
電極を水平方向に3分割し水平方向に2ケの開孔
を有する垂直方向に長いストライプ状電極を、そ
れぞれ分離して水平方向に並置し、2本おきに共
通母線42a,42b,42c,43a,43
b,43cに接続して構成した第2および第3電
極群42および43をビーム直進方向にある間隔
をおいて設置する。なおこの第2、第3電極群は
水平方向に1/2ピツチずれた位置関係とする。
以上のように構成した第1、第2、第3電極群
の開孔部に対応してブラツクストライプを介して
R、G、Bの色螢光体ストライプからなる螢光面
45を透明なフエースガラス48の内面に形成
し、その上にメタルバツク電極47を形成する。
この時、第3電極群43とメタルバツク電極47
との間には従来例と同様にメツシ状電極、あるい
は、各電極群と同じ開孔を有し、水平方向に分割
されていない電極44を設置する。
の開孔部に対応してブラツクストライプを介して
R、G、Bの色螢光体ストライプからなる螢光面
45を透明なフエースガラス48の内面に形成
し、その上にメタルバツク電極47を形成する。
この時、第3電極群43とメタルバツク電極47
との間には従来例と同様にメツシ状電極、あるい
は、各電極群と同じ開孔を有し、水平方向に分割
されていない電極44を設置する。
次に動作を説明する。まず実施例の動作を説明
する前に、本発明のような平板形陰極線管を用い
たテレビ表示装置についての一般的な動作説明を
第6図を用いて説明する。
する前に、本発明のような平板形陰極線管を用い
たテレビ表示装置についての一般的な動作説明を
第6図を用いて説明する。
テレビ同期信号52によつて、タイミングパル
ス発生器54では後述する回路ブロツクを駆動さ
せるタイミングパルスが作られる。まずその中の
1つのタイミングパルスでR、G、B3原色信号
51に復調された信号をA/Dコンバーター53
にてデイジタル信号に変換し、R、G、Bそれぞ
れの1水平走査期間の信号を第1のラインメモリ
ー回路55に入力する。1水平走査期間(以下
1Hと略す)の信号が全て入力されると、第2の
ラインメモリー回路56に転送され、次の1Hの
信号が第1のラインメモリー回路55に入力され
る。第2のラインメモリー回路56に転送された
信号は1H間記憶保持されるとともに、D/Aコ
ンバーター57に信号を送り、ここでもとのアナ
ログ信号に変換する。アナログ信号に変換された
信号は、平板形陰極線管の各変調電極に導かれ、
ビーム量を制御する。ここでD/Aコンバーター
出力は平板形陰極線管の変調電極と同じ数だけあ
り、各変調電極には1H間、信号が連続して印加
される。
ス発生器54では後述する回路ブロツクを駆動さ
せるタイミングパルスが作られる。まずその中の
1つのタイミングパルスでR、G、B3原色信号
51に復調された信号をA/Dコンバーター53
にてデイジタル信号に変換し、R、G、Bそれぞ
れの1水平走査期間の信号を第1のラインメモリ
ー回路55に入力する。1水平走査期間(以下
1Hと略す)の信号が全て入力されると、第2の
ラインメモリー回路56に転送され、次の1Hの
信号が第1のラインメモリー回路55に入力され
る。第2のラインメモリー回路56に転送された
信号は1H間記憶保持されるとともに、D/Aコ
ンバーター57に信号を送り、ここでもとのアナ
ログ信号に変換する。アナログ信号に変換された
信号は、平板形陰極線管の各変調電極に導かれ、
ビーム量を制御する。ここでD/Aコンバーター
出力は平板形陰極線管の変調電極と同じ数だけあ
り、各変調電極には1H間、信号が連続して印加
される。
しかし、本発明の実施例のように、いくつかの
開孔を1まとめにした変調電極構成では、ある1
つの電極をみた時、1H間連続して同じ信号を印
加していたのではカラー画像表示はできない。し
たがつて、まず第4図、第5図に示した実施例1
についての駆動方法について説明する。
開孔を1まとめにした変調電極構成では、ある1
つの電極をみた時、1H間連続して同じ信号を印
加していたのではカラー画像表示はできない。し
たがつて、まず第4図、第5図に示した実施例1
についての駆動方法について説明する。
第7図にその駆動方法を示す。第7図の変調電
極41の1本について考える。
極41の1本について考える。
いま変調電極41にR1の信号(第7図61−
R1sig)が印加された時、R1の信号で変調され
たビームが第2、第3電極群42,43の開孔を
通過し、螢光体面45のR1螢光体ストライプに
入射するようにするためには、第2電極群の母線
42aにビームが通過する電圧62a(以下ビー
ムオン電圧と呼ぶ)を、また第3電極群の母線4
3cにもビームオン電圧63cを印加すればよ
い。しかしこの時R1の螢光体ストライプ位置以
外の螢光体ストライプG1、B1、R2、G2、B2に
ビームが入射しないようにしなければならず、こ
のため第2電極群の他の母線42b,42cおよ
び第3電極群の他の母線43a,43bにはビー
ムを遮断する電圧62b,62c,63a,63
b(以下ビームカツトオフ電圧と呼ぶ)を印加す
る。
R1sig)が印加された時、R1の信号で変調され
たビームが第2、第3電極群42,43の開孔を
通過し、螢光体面45のR1螢光体ストライプに
入射するようにするためには、第2電極群の母線
42aにビームが通過する電圧62a(以下ビー
ムオン電圧と呼ぶ)を、また第3電極群の母線4
3cにもビームオン電圧63cを印加すればよ
い。しかしこの時R1の螢光体ストライプ位置以
外の螢光体ストライプG1、B1、R2、G2、B2に
ビームが入射しないようにしなければならず、こ
のため第2電極群の他の母線42b,42cおよ
び第3電極群の他の母線43a,43bにはビー
ムを遮断する電圧62b,62c,63a,63
b(以下ビームカツトオフ電圧と呼ぶ)を印加す
る。
以上の動作条件のもとでは、変調電極41に
R1の信号61−R1sigが印加されている時、こ
の信号で変調されたビームはR1の螢光体にのみ
入射する。
R1の信号61−R1sigが印加されている時、こ
の信号で変調されたビームはR1の螢光体にのみ
入射する。
次に変調電極41にG1の信号61−G1sigを
印加した時、G1の螢光体にのみビームを入射さ
せようとすると、第2電極群42の各母線には前
記R1の動作時と同じ動作電圧を印加し、第3電
極群43の母線43aにビームオン電圧63a、
他の母線43b,43cにはビームカツトオフ電
圧63b,63cを印加すればよい。
印加した時、G1の螢光体にのみビームを入射さ
せようとすると、第2電極群42の各母線には前
記R1の動作時と同じ動作電圧を印加し、第3電
極群43の母線43aにビームオン電圧63a、
他の母線43b,43cにはビームカツトオフ電
圧63b,63cを印加すればよい。
次に変調電極41にB1の信号61−B1sigを
印加した時、B1の螢光体にのみビームを入射さ
せるには、第2電極群42の母線42bにビーム
オン電圧62b、他の母線42a,42cにはビ
ームカツトオフ電圧62a,62cを印加し、第
3電極群43の各母線には前記G1の動作時と同
じ動作電圧を印加すればよい。
印加した時、B1の螢光体にのみビームを入射さ
せるには、第2電極群42の母線42bにビーム
オン電圧62b、他の母線42a,42cにはビ
ームカツトオフ電圧62a,62cを印加し、第
3電極群43の各母線には前記G1の動作時と同
じ動作電圧を印加すればよい。
次に変調電極41にR2の信号61−R2sigを
印加した時、R2の螢光体にのみビームを入射さ
せるには、第2電極群42の各母線には前記B1
の動作時と同じ動作電圧を印加し、第3電極群4
3の母線43bにビームオン電圧63b、他の母
線43a,43cにはビームカツトオフ電圧を印
加すればよい。
印加した時、R2の螢光体にのみビームを入射さ
せるには、第2電極群42の各母線には前記B1
の動作時と同じ動作電圧を印加し、第3電極群4
3の母線43bにビームオン電圧63b、他の母
線43a,43cにはビームカツトオフ電圧を印
加すればよい。
次に、変調電極41にG2の信号61−G2sig
を印加した時、D2の螢光体にのみビームが入射
するようにするには、第2電極群42の母線42
cにビームオン電圧62c、他の母線42a,4
2bにはビームカツトオフ電圧62a,62bを
印加し、第3電極43の各母線には前記R2の動
作時と同じ動作電圧を印加すればよい。
を印加した時、D2の螢光体にのみビームが入射
するようにするには、第2電極群42の母線42
cにビームオン電圧62c、他の母線42a,4
2bにはビームカツトオフ電圧62a,62bを
印加し、第3電極43の各母線には前記R2の動
作時と同じ動作電圧を印加すればよい。
最後に変調電極41にB2の信号61−B2sig
を印加した時、B2の螢光体にのみビームが入射
するようにするためには、第2電極群42の各母
線には前記G2動作時と同じ動作電圧を、第3電
極群43の各母線には前記R1の動作時と同じ電
圧を印加すればよい。
を印加した時、B2の螢光体にのみビームが入射
するようにするためには、第2電極群42の各母
線には前記G2動作時と同じ動作電圧を、第3電
極群43の各母線には前記R1の動作時と同じ電
圧を印加すればよい。
以上の動作を水平方向に多数並置した変調電極
41のそれぞれが1H内で行なうことにより、伝
送されてくるテレビ信号の1H間の画像が表示さ
れることになり、垂直方向には前記従来例と同様
に行なえば、テレビの1画面を構成し表示するこ
とができる。
41のそれぞれが1H内で行なうことにより、伝
送されてくるテレビ信号の1H間の画像が表示さ
れることになり、垂直方向には前記従来例と同様
に行なえば、テレビの1画面を構成し表示するこ
とができる。
すなわち以上の動作の1H内の電圧波形をみる
と第7図のようになる。変調電極41にはH/6
の周期でR1−G1−B1−R2−G2−B2の時系列色
信号61を印加し、第2、第3電極群の各母線4
2a,42b,42c,43a,43b,43c
には周期が1H、デユーテイー1/3のビーム制御電
圧62a,62b,62c,63a,63b,6
3cを印加する。なおそれぞれの電極群の各母線
に印加するビーム制御電圧信号の時間位相差は
H/3であり、電極群間の時間位相差はH/6で
ある。
と第7図のようになる。変調電極41にはH/6
の周期でR1−G1−B1−R2−G2−B2の時系列色
信号61を印加し、第2、第3電極群の各母線4
2a,42b,42c,43a,43b,43c
には周期が1H、デユーテイー1/3のビーム制御電
圧62a,62b,62c,63a,63b,6
3cを印加する。なおそれぞれの電極群の各母線
に印加するビーム制御電圧信号の時間位相差は
H/3であり、電極群間の時間位相差はH/6で
ある。
第8図は本発明の第2の実施例であり、9ケの
丸あるいは矩形あるいはスリツト状の開孔を設け
た垂直方向に長いストライプ状電極を水平方向に
互いに分離して並置した第1の電極群71を変調
電極とする。次にこの変調電極71と同一構造の
ストライプ状電極を水平方向に3分割した3ケの
開孔を有するストライプ状電極を水平方向に並置
し、2本おきに共通母線72a,72b,72
c,73a,73b,73c,74a,74b,
74cに接続した第2、第3、第4電極群72,
73,74をビーム直進方向にある間隔をおいて
設置する。この時、第2、第3、第4電極群は水
平方向に互いに1/3ピツチずれた位置関係とする。
75はメツシユ電極、76は螢光面、77はメタ
ルバツク電極、78はフエースガラスである。
丸あるいは矩形あるいはスリツト状の開孔を設け
た垂直方向に長いストライプ状電極を水平方向に
互いに分離して並置した第1の電極群71を変調
電極とする。次にこの変調電極71と同一構造の
ストライプ状電極を水平方向に3分割した3ケの
開孔を有するストライプ状電極を水平方向に並置
し、2本おきに共通母線72a,72b,72
c,73a,73b,73c,74a,74b,
74cに接続した第2、第3、第4電極群72,
73,74をビーム直進方向にある間隔をおいて
設置する。この時、第2、第3、第4電極群は水
平方向に互いに1/3ピツチずれた位置関係とする。
75はメツシユ電極、76は螢光面、77はメタ
ルバツク電極、78はフエースガラスである。
以上の第1〜第4電極群を変調電極構成とし、
その駆動方法を第9図に示す。
その駆動方法を第9図に示す。
第5図同様、第1電極群71の変調電極1本に
ついて考える。いま変調電極71にR1の信号8
1−R1sigを印加が印加された時、R1の信号で
変調されたビームが第2、第3、第4の電極群7
2,73,74の開孔を通過し、螢光面76の
R1螢光体ストライプのみに入射するようにする
ためには、第2電極群の母線72aにビームオン
電圧82aを、さらに第3、第4電極群の母線7
3c,74cにもビームオン電圧83c,84c
を印加すればよい。しかしこの時、R1の螢光体
位置以外の螢光体G1、B1、R2、G2、B2、R3、
G3、B3にビームが入射しないようにしなければ
ならず、このため第2、第3、第4電極群の他の
母線72b,72c,73a,73b,74a,
74bにはビームカツトオフ電圧を印加する。以
上の動作条件のもとでは変調電極71に印加され
たR1の信号81−R1sigで変調された電子ビー
ムはR1の螢光体にのみ入射する。
ついて考える。いま変調電極71にR1の信号8
1−R1sigを印加が印加された時、R1の信号で
変調されたビームが第2、第3、第4の電極群7
2,73,74の開孔を通過し、螢光面76の
R1螢光体ストライプのみに入射するようにする
ためには、第2電極群の母線72aにビームオン
電圧82aを、さらに第3、第4電極群の母線7
3c,74cにもビームオン電圧83c,84c
を印加すればよい。しかしこの時、R1の螢光体
位置以外の螢光体G1、B1、R2、G2、B2、R3、
G3、B3にビームが入射しないようにしなければ
ならず、このため第2、第3、第4電極群の他の
母線72b,72c,73a,73b,74a,
74bにはビームカツトオフ電圧を印加する。以
上の動作条件のもとでは変調電極71に印加され
たR1の信号81−R1sigで変調された電子ビー
ムはR1の螢光体にのみ入射する。
次に変調電極71にG1の信号81−G1sigを
印加した時、G1の螢光体にのみビームが入射す
るようにするためには、第2、第4電極群の動作
条件は前記R1と同様とし、第3電極群の母線7
3aのビームオン電圧を、他の母線73b,73
cにはビームカツトオフ電圧を印加すればよい。
印加した時、G1の螢光体にのみビームが入射す
るようにするためには、第2、第4電極群の動作
条件は前記R1と同様とし、第3電極群の母線7
3aのビームオン電圧を、他の母線73b,73
cにはビームカツトオフ電圧を印加すればよい。
以下同様にB1、B2、……、B3螢光体にのみに
入射させる動作条件が求められ、これらR1から
B3までの動作を1H内で行なわせると、第9図の
ような信号波形となる。
入射させる動作条件が求められ、これらR1から
B3までの動作を1H内で行なわせると、第9図の
ような信号波形となる。
変調電極71には周期H/9で順次R1→G1→
B1→R2→G2→B2→R3→G3→B3の色信号81が
印加され、第2、第3、第4電極群の各母線には
周期が1HでデユーテイがH/3のビーム制御信
号電圧が印加される。この時各電極群内の3本の
母線に印加されるビーム制御信号電圧は、それぞ
れH/3の時間位相差をもち、かつ各電極群間で
はH/9とする。
B1→R2→G2→B2→R3→G3→B3の色信号81が
印加され、第2、第3、第4電極群の各母線には
周期が1HでデユーテイがH/3のビーム制御信
号電圧が印加される。この時各電極群内の3本の
母線に印加されるビーム制御信号電圧は、それぞ
れH/3の時間位相差をもち、かつ各電極群間で
はH/9とする。
以上の動作説明は変調電極71の1本について
であるが、水平方向に多数並置した各変調電極も
同様に、かつ同時に動作させることにより、伝送
されてくるテレビ信号の1H間の画像を表示する
ことができる。
であるが、水平方向に多数並置した各変調電極も
同様に、かつ同時に動作させることにより、伝送
されてくるテレビ信号の1H間の画像を表示する
ことができる。
以上、6ケあるいは9ケの丸孔状の開孔を水平
方向に設けた垂直方向に長いストライプ状電極の
場合について述べたが、本発明では一般にこの開
孔数が3nケ(n≧2なる整数)の場合に拡張で
きる。この時、3nケの開孔を水平方向に設けた
垂直方向に長いストライプ状電極を、それぞれ分
離して水平方向に多数並置した第1の電極群を変
調電極とし、その1/3のnケの開孔を設けた垂直
方向に長いストライプ状電極を水平方向に2本お
きに共通母線に接続して並設した電極群をn組ビ
ーム直進方向に所定の間隔を設け、かつこれらn
組の電極群を1/nピツチ互いにずらして配置す
ることにより変調電極構成とする。
方向に設けた垂直方向に長いストライプ状電極の
場合について述べたが、本発明では一般にこの開
孔数が3nケ(n≧2なる整数)の場合に拡張で
きる。この時、3nケの開孔を水平方向に設けた
垂直方向に長いストライプ状電極を、それぞれ分
離して水平方向に多数並置した第1の電極群を変
調電極とし、その1/3のnケの開孔を設けた垂直
方向に長いストライプ状電極を水平方向に2本お
きに共通母線に接続して並設した電極群をn組ビ
ーム直進方向に所定の間隔を設け、かつこれらn
組の電極群を1/nピツチ互いにずらして配置す
ることにより変調電極構成とする。
この変調電極構成において、第1電極群である
変調電極にはH/3n周期でR、G、Bの色信号
が時系列で印加され、各色信号で変調されたビー
ムがそれぞれ対応する色螢光体に入射するよう
に、第2〜第(n+1)の各電極間で時間位相差
が(1/3n)H、各電極群内の3本の母線には
周期が1H、デユーテイH/3、位相が120゜ずれ
たビーム制御信号電圧を印加する。
変調電極にはH/3n周期でR、G、Bの色信号
が時系列で印加され、各色信号で変調されたビー
ムがそれぞれ対応する色螢光体に入射するよう
に、第2〜第(n+1)の各電極間で時間位相差
が(1/3n)H、各電極群内の3本の母線には
周期が1H、デユーテイH/3、位相が120゜ずれ
たビーム制御信号電圧を印加する。
なお、第1〜第(n+1)の電極群の位置は、
本発明実施例のように変調電極群を必ずビーム入
射側におく必要はなく、いずれの位置であつても
よい。また第2〜第(n+1)の電極群もいずれ
の位置にもつてきてもよいことはいうまでもな
い。
本発明実施例のように変調電極群を必ずビーム入
射側におく必要はなく、いずれの位置であつても
よい。また第2〜第(n+1)の電極群もいずれ
の位置にもつてきてもよいことはいうまでもな
い。
発明の効果
以上のように、本発明は水平方向に3n個(n
≧2なる整数)の丸、矩形、スリツト状等の開孔
を有する垂直方向に細長い電極を複数本、互いに
分離して水平方向に並置した第1の電極群と、水
平方向にn個の開孔を有し、垂直方向に細長い電
極を2本おきに共通母線で接続して水平方向に並
置したn組の第2〜第(n+1)の電極群を互い
にピツチを1/nずらせて電極板厚方向に所定の
間隔をおいて設置した構成の変調電極を有する平
板形陰極線管で、従来は水平方向に各画素毎(色
螢光体ストライプ毎)に変調電極を構成していた
のに対し、本発明のごとく3nケの開孔を水平方
向に設けた変調電極構成では変調電極本数を1/
3nとすることが可能となる。このため変調電極
を製作する時の困難性を解消し、各変調電極を駆
動する回路も成り、消費電力の低下をもはかるこ
とができる。
≧2なる整数)の丸、矩形、スリツト状等の開孔
を有する垂直方向に細長い電極を複数本、互いに
分離して水平方向に並置した第1の電極群と、水
平方向にn個の開孔を有し、垂直方向に細長い電
極を2本おきに共通母線で接続して水平方向に並
置したn組の第2〜第(n+1)の電極群を互い
にピツチを1/nずらせて電極板厚方向に所定の
間隔をおいて設置した構成の変調電極を有する平
板形陰極線管で、従来は水平方向に各画素毎(色
螢光体ストライプ毎)に変調電極を構成していた
のに対し、本発明のごとく3nケの開孔を水平方
向に設けた変調電極構成では変調電極本数を1/
3nとすることが可能となる。このため変調電極
を製作する時の困難性を解消し、各変調電極を駆
動する回路も成り、消費電力の低下をもはかるこ
とができる。
第1図および第2図はそれぞれ従来の平板形テ
レビ用陰極線管の構成の一例を示す分解斜視図お
よび平面断面図、第3図は従来の平板形テレビ用
陰極線管の変調電極と螢光面との対応関係説明
図、第4図および第5図は本発明による平板形陰
極線管の実施例における要部斜視図およびその平
面断面図、第6図は平面テレビの一般的な動作回
路系統図、第7図は第4図および第5図に示した
構成の平板形陰極線管の動作説明波形図、第8図
は本発明による平板形陰極線管の他の実施例にお
ける要部平面断面図、第9図は第8図の構成の動
作説明波形図である。 41,42,43……電極群、42a,42
b,42c,43a,43b,43c……母線、
44……メツシユ電極、45……螢光面、47…
…メタルバツク電極、48……フエースガラス、
53……ADコンバータ、54……タイミングパ
ルス発生器、55,56……ラインメモリー回
路、57……DAコンバータ、71,72,7
3,74……電極群、72a,72b,72c,
73a,73b,73c,74a,74b,74
c……母線、75……メツシユ電極、76……螢
光面、77……メタルバツク電極、78……フエ
ースガラス。
レビ用陰極線管の構成の一例を示す分解斜視図お
よび平面断面図、第3図は従来の平板形テレビ用
陰極線管の変調電極と螢光面との対応関係説明
図、第4図および第5図は本発明による平板形陰
極線管の実施例における要部斜視図およびその平
面断面図、第6図は平面テレビの一般的な動作回
路系統図、第7図は第4図および第5図に示した
構成の平板形陰極線管の動作説明波形図、第8図
は本発明による平板形陰極線管の他の実施例にお
ける要部平面断面図、第9図は第8図の構成の動
作説明波形図である。 41,42,43……電極群、42a,42
b,42c,43a,43b,43c……母線、
44……メツシユ電極、45……螢光面、47…
…メタルバツク電極、48……フエースガラス、
53……ADコンバータ、54……タイミングパ
ルス発生器、55,56……ラインメモリー回
路、57……DAコンバータ、71,72,7
3,74……電極群、72a,72b,72c,
73a,73b,73c,74a,74b,74
c……母線、75……メツシユ電極、76……螢
光面、77……メタルバツク電極、78……フエ
ースガラス。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 水平方向に3n個(n≧2なる整数)の開孔
を有する垂直方向に長い電極を、互いに分離して
水平方向に複数並置した第1の電極群と、水平方
向にn個の開孔を有し、垂直方向に長い電極を2
本おきに共通母線で接続して水平方向に複数並置
したn組の第2〜第(n+1)の電極群を互いに
ピツチを1/nずらせて電極板厚方向に所定の間
隔をおいて設置してなる変調電極を有する平板形
陰極線管。 2 第1の電極群にH/3n周期で映像信号を時
系列で順次印加し、他の電極群にはデユーテイが
1/3、周期が1H(1水平走査時間)で、位相が互
いに2π/3nずれ、かつ各電極群内の3本の共通
母線間で2π/3の位相差を有するビーム制御信
号を印加することを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載の平板形陰極線管。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5440183A JPS59177841A (ja) | 1983-03-29 | 1983-03-29 | 平板形陰極線管 |
US06/570,536 US4626899A (en) | 1983-01-14 | 1984-01-13 | Beam scanning device producing a horizontally uniform electron beam |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5440183A JPS59177841A (ja) | 1983-03-29 | 1983-03-29 | 平板形陰極線管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59177841A JPS59177841A (ja) | 1984-10-08 |
JPH0145939B2 true JPH0145939B2 (ja) | 1989-10-05 |
Family
ID=12969664
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5440183A Granted JPS59177841A (ja) | 1983-01-14 | 1983-03-29 | 平板形陰極線管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59177841A (ja) |
-
1983
- 1983-03-29 JP JP5440183A patent/JPS59177841A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59177841A (ja) | 1984-10-08 |
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