JPH0137552B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0137552B2 JPH0137552B2 JP58156754A JP15675483A JPH0137552B2 JP H0137552 B2 JPH0137552 B2 JP H0137552B2 JP 58156754 A JP58156754 A JP 58156754A JP 15675483 A JP15675483 A JP 15675483A JP H0137552 B2 JPH0137552 B2 JP H0137552B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- curtain
- roller
- screen
- slide fastener
- insect
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は建物の窓(勝手口のような出入口を
含む)に配設される防虫網戸(以下単に網戸とい
う)の改良に関するものである。
含む)に配設される防虫網戸(以下単に網戸とい
う)の改良に関するものである。
窓や勝手口には夏季高温時開放して風通しをよ
くするが、蚊や蝿等の侵入を防ぐため網戸が嵌め
られる。
くするが、蚊や蝿等の侵入を防ぐため網戸が嵌め
られる。
ところが開放部に網戸があるとうつとうしいば
かりでなく、窓開放のための網戸を移動する際に
外れることがある。
かりでなく、窓開放のための網戸を移動する際に
外れることがある。
この発明は従来の網戸の上記問題点を解決し、
更に、窓の開放部にカーテンをも張つたり、網戸
に代えるカーテンを張りたい場合をも満足させる
もので、その目的とするところは、網戸における
防虫網をスプリングローラーによる巻上げ式と
し、これに同様の形式でカーテンをも巻上げ式に
付設すると共に、防虫網やカーテンを引下げた状
態では蚊や蝿の入り込む隙間がない網戸とするに
ある。
更に、窓の開放部にカーテンをも張つたり、網戸
に代えるカーテンを張りたい場合をも満足させる
もので、その目的とするところは、網戸における
防虫網をスプリングローラーによる巻上げ式と
し、これに同様の形式でカーテンをも巻上げ式に
付設すると共に、防虫網やカーテンを引下げた状
態では蚊や蝿の入り込む隙間がない網戸とするに
ある。
この発明の詳細を添付図面に示す実施例に基づ
いて以下に説明する。
いて以下に説明する。
図において1は網戸用の周枠体、2a,2bは
周枠体1の上框部に並列状に取付けられた巻取り
巻戻し用のローラーであり、これらのローラーは
軸心に巻きバネが装填されていて巻取り方向の復
元性が付与され、且つ巻取り巻戻しの途中でスト
ツプすることができる周知の機構をそなえてい
る。
周枠体1の上框部に並列状に取付けられた巻取り
巻戻し用のローラーであり、これらのローラーは
軸心に巻きバネが装填されていて巻取り方向の復
元性が付与され、且つ巻取り巻戻しの途中でスト
ツプすることができる周知の機構をそなえてい
る。
ローラー2aには防戸網3、ローラー2bには
カーテン4の一端がそれぞれ巻込み固定してあ
る。5,6は防虫網並びにカーテンの下端に取付
けられた、引下げ操作用桟である。
カーテン4の一端がそれぞれ巻込み固定してあ
る。5,6は防虫網並びにカーテンの下端に取付
けられた、引下げ操作用桟である。
防虫網3並びにカーテン4の左右両側縁には第
2図に拡大したようにテープ基材の一側縁に、多
数の噛合用務歯7から成る膨出凸部9を取付けた
テープ半体8がその全長に亘り縫着されている。
2図に拡大したようにテープ基材の一側縁に、多
数の噛合用務歯7から成る膨出凸部9を取付けた
テープ半体8がその全長に亘り縫着されている。
又周枠体1の左右縦框の内面側には下端からロ
ーラー2a,2bに達する範囲に亘り、拡大して
示した第5図のように防虫網3及びカーテン4の
スライドフアスナーテープ半体8a、8bの務歯
7による表裏両面への膨出凸部9を噛込む溝10
a,10b付きレール11が設けられてある。
ーラー2a,2bに達する範囲に亘り、拡大して
示した第5図のように防虫網3及びカーテン4の
スライドフアスナーテープ半体8a、8bの務歯
7による表裏両面への膨出凸部9を噛込む溝10
a,10b付きレール11が設けられてある。
12はローラー部を覆うカバーである。
スライドフアスナーテープ半体の膨出凸部は必
ずしも務歯8の連続とするものに限らず、テープ
半体の先端縁に螺旋線条をその各リング部が等間
隔となるようにミシン縫合固定して膨出凸部とす
ることもできる。
ずしも務歯8の連続とするものに限らず、テープ
半体の先端縁に螺旋線条をその各リング部が等間
隔となるようにミシン縫合固定して膨出凸部とす
ることもできる。
この発明は上記したようなものであり、この網
戸は網戸周枠体の上框部に2ケのローラーを並列
して軸承支持し一方のローラーに防虫網、他方の
ローラーにカーテンの一端をそれぞれ巻付け固定
して巻取り巻戻し自在とし、防虫網並びにカーテ
ンの左右両側縁にはスライドフアスナーのテープ
半体をその全長に亘り付設し、周枠体における左
右の縦框の内面側には前記スライドフアスナーテ
ープ半体の表裏両面に膨出する凸部の連続(又は
凸条)を噛込む溝付きレールを2条並列してそな
えたものであるから、ガラス窓を開くことにより
防虫を必要とするとき防虫網をローラーから引き
出して展張することができ、又同様にカーテンを
も引出し展張することができ、ガラス窓を閉じた
際には防虫網やカーテンを巻き上げて採光や外部
透視を良好にすることができ年間を通じて網戸を
窓に定置しておくことができるという効果があ
る。
戸は網戸周枠体の上框部に2ケのローラーを並列
して軸承支持し一方のローラーに防虫網、他方の
ローラーにカーテンの一端をそれぞれ巻付け固定
して巻取り巻戻し自在とし、防虫網並びにカーテ
ンの左右両側縁にはスライドフアスナーのテープ
半体をその全長に亘り付設し、周枠体における左
右の縦框の内面側には前記スライドフアスナーテ
ープ半体の表裏両面に膨出する凸部の連続(又は
凸条)を噛込む溝付きレールを2条並列してそな
えたものであるから、ガラス窓を開くことにより
防虫を必要とするとき防虫網をローラーから引き
出して展張することができ、又同様にカーテンを
も引出し展張することができ、ガラス窓を閉じた
際には防虫網やカーテンを巻き上げて採光や外部
透視を良好にすることができ年間を通じて網戸を
窓に定置しておくことができるという効果があ
る。
更に防虫を必要として防虫網やカーテンを引出
し展開した状態では、防虫網やカーテンの両側縁
のテープ半体が周枠体縦框部のレール溝に入り込
むと共に防虫網並びにカーテン両側縁のレール溝
に入り込んだ部分はスライドフアスナーテープ半
体の膨出する凸部であるため不用意に抜け出るこ
とがなく、従つて蚊や蝿を完全にシヤツトアウト
することができるという優れた効果がある。
し展開した状態では、防虫網やカーテンの両側縁
のテープ半体が周枠体縦框部のレール溝に入り込
むと共に防虫網並びにカーテン両側縁のレール溝
に入り込んだ部分はスライドフアスナーテープ半
体の膨出する凸部であるため不用意に抜け出るこ
とがなく、従つて蚊や蝿を完全にシヤツトアウト
することができるという優れた効果がある。
防虫網やカーテンの左右両側縁にスライドフア
スナーのテープ半体を取付けるとその膨出する凸
部の存在でローラーに巻き込んだ際、巻き込んだ
防虫網やカーテンの両側の径が大になり中央部が
緩むことになるが、第3図のようにローラーの両
端部分aを小径にすることにより前記不都合が解
消される。
スナーのテープ半体を取付けるとその膨出する凸
部の存在でローラーに巻き込んだ際、巻き込んだ
防虫網やカーテンの両側の径が大になり中央部が
緩むことになるが、第3図のようにローラーの両
端部分aを小径にすることにより前記不都合が解
消される。
また、防虫網やカーテンの両側縁とレールとの
係合部材にスライドフアスナーのテープ半体を用
いたことにより、次のような効果がある。
係合部材にスライドフアスナーのテープ半体を用
いたことにより、次のような効果がある。
すなわち、スライドフアスナーは、本体、開閉
操作用のランナを一対のテープ半体間に相対向す
る噛合用の務歯又はリングを両側から挾むように
取付け、このランナを務歯等に沿つてスライドさ
せることによつて開閉操作するものであるため、
ランナと摺接する務歯等の基端部は、丸みをもた
せるなどして非常に滑り易く構成されており、従
つて、本発明において務歯等の膨出凸部の基端部
をレールに摺接させることにより、それらが点接
触であることと相まつて、膨出凸部とレールとの
摺動抵抗を非常に小さくして防虫網やカーテンの
開閉操作を軽快且つ円滑にすることができる。
操作用のランナを一対のテープ半体間に相対向す
る噛合用の務歯又はリングを両側から挾むように
取付け、このランナを務歯等に沿つてスライドさ
せることによつて開閉操作するものであるため、
ランナと摺接する務歯等の基端部は、丸みをもた
せるなどして非常に滑り易く構成されており、従
つて、本発明において務歯等の膨出凸部の基端部
をレールに摺接させることにより、それらが点接
触であることと相まつて、膨出凸部とレールとの
摺動抵抗を非常に小さくして防虫網やカーテンの
開閉操作を軽快且つ円滑にすることができる。
また、防虫網やカーテンの両側縁に取付ける係
合部材として、スライドフアスナーのテープ半体
と同様に多数の務歯等の膨出凸部を備えたものを
特別に成型しようとすると、型の製作等に多大な
費用がかかるため、網戸としての価格が非常に高
くなることが避けられないが、本発明のように、
安価に大量生産可能なスライドフアスナーを係止
部材として使用することにより、品質及び操作性
能の良い網戸を安価に提供することができる。
合部材として、スライドフアスナーのテープ半体
と同様に多数の務歯等の膨出凸部を備えたものを
特別に成型しようとすると、型の製作等に多大な
費用がかかるため、網戸としての価格が非常に高
くなることが避けられないが、本発明のように、
安価に大量生産可能なスライドフアスナーを係止
部材として使用することにより、品質及び操作性
能の良い網戸を安価に提供することができる。
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は
網戸の、防虫網及びカーテンを一部巻込んだ状態
の斜視図、第2図は防虫網のみの要部の拡大斜視
図、第3図は網戸の拡大一部切欠正面図、第4図
は第3図−線における断面図、第5図は第3
図−線における拡大断面図である。 1……周枠体、2a,2b……ローラー、3…
…防虫網、4……カーテン、8a,8b……スラ
イドフアスナーテープ半体、9……膨出凸部、1
0a,10b……レール11の溝。
網戸の、防虫網及びカーテンを一部巻込んだ状態
の斜視図、第2図は防虫網のみの要部の拡大斜視
図、第3図は網戸の拡大一部切欠正面図、第4図
は第3図−線における断面図、第5図は第3
図−線における拡大断面図である。 1……周枠体、2a,2b……ローラー、3…
…防虫網、4……カーテン、8a,8b……スラ
イドフアスナーテープ半体、9……膨出凸部、1
0a,10b……レール11の溝。
Claims (1)
- 1 周枠体の上框部に巻取り巻戻し用ローラー2
ケを並列して軸承支持し、前記一方のローラーに
は防虫網の一端を、他方のローラーにはカーテン
の一端をそれぞれ巻込み固定し、前記防虫網及び
カーテンの左右両側縁には、その全長にわたり多
数の噛合用の務歯又はリングからなる膨出凸部を
備えたスライドフアスナーのテープ半体を取付
け、周枠体の左右縦框の対向内面側には前後2列
の溝付きレールを下端から上部のローラーに達す
る範囲にわたり形成し且つ上記レールの溝はスラ
イドフアスナーテープ半体の膨出凸部を抜き止め
噛み込む奥拡がりとしたことを特徴とする建物用
網戸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15675483A JPS6051289A (ja) | 1983-08-27 | 1983-08-27 | 建物用網戸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15675483A JPS6051289A (ja) | 1983-08-27 | 1983-08-27 | 建物用網戸 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6051289A JPS6051289A (ja) | 1985-03-22 |
JPH0137552B2 true JPH0137552B2 (ja) | 1989-08-08 |
Family
ID=15634581
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15675483A Granted JPS6051289A (ja) | 1983-08-27 | 1983-08-27 | 建物用網戸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6051289A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0362134U (ja) * | 1989-10-19 | 1991-06-18 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2565373B2 (ja) * | 1988-05-20 | 1996-12-18 | セイキ販売株式会社 | 巻取式スクリーン装置 |
JP2533604Y2 (ja) * | 1991-02-28 | 1997-04-23 | 株式会社アミックス | 建物用網戸 |
JPH0540593U (ja) * | 1991-11-06 | 1993-06-01 | 株式会社アミツクス | 建物用網戸 |
EP1956177A1 (fr) * | 2007-02-07 | 2008-08-13 | Dynaco International S.A. | Dispositif à rideau flexible |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5084025A (ja) * | 1973-11-28 | 1975-07-07 | ||
JPS55116990A (en) * | 1979-02-28 | 1980-09-08 | Matsushita Electric Works Ltd | Windinggtype window screen |
JPS55176980U (ja) * | 1979-06-05 | 1980-12-18 |
-
1983
- 1983-08-27 JP JP15675483A patent/JPS6051289A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0362134U (ja) * | 1989-10-19 | 1991-06-18 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6051289A (ja) | 1985-03-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |