JPH01299824A - 1,6―ジアザスピロ〔4.4〕ノナン―2,7―ジオン誘導体 - Google Patents
1,6―ジアザスピロ〔4.4〕ノナン―2,7―ジオン誘導体Info
- Publication number
- JPH01299824A JPH01299824A JP1066458A JP6645889A JPH01299824A JP H01299824 A JPH01299824 A JP H01299824A JP 1066458 A JP1066458 A JP 1066458A JP 6645889 A JP6645889 A JP 6645889A JP H01299824 A JPH01299824 A JP H01299824A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nonane
- diazaspiro
- dione
- derivative
- reaction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D487/00—Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00
- C07D487/02—Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00 in which the condensed system contains two hetero rings
- C07D487/10—Spiro-condensed systems
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G59/00—Polycondensates containing more than one epoxy group per molecule; Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups
- C08G59/02—Polycondensates containing more than one epoxy group per molecule
- C08G59/04—Polycondensates containing more than one epoxy group per molecule of polyhydroxy compounds with epihalohydrins or precursors thereof
- C08G59/06—Polycondensates containing more than one epoxy group per molecule of polyhydroxy compounds with epihalohydrins or precursors thereof of polyhydric phenols
- C08G59/066—Polycondensates containing more than one epoxy group per molecule of polyhydroxy compounds with epihalohydrins or precursors thereof of polyhydric phenols with chain extension or advancing agents
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G59/00—Polycondensates containing more than one epoxy group per molecule; Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups
- C08G59/18—Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing
- C08G59/20—Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing characterised by the epoxy compounds used
- C08G59/22—Di-epoxy compounds
- C08G59/26—Di-epoxy compounds heterocyclic
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G73/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing nitrogen with or without oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule, not provided for in groups C08G12/00 - C08G71/00
- C08G73/06—Polycondensates having nitrogen-containing heterocyclic rings in the main chain of the macromolecule
- C08G73/0666—Polycondensates containing five-membered rings, condensed with other rings, with nitrogen atoms as the only ring hetero atoms
- C08G73/0672—Polycondensates containing five-membered rings, condensed with other rings, with nitrogen atoms as the only ring hetero atoms with only one nitrogen atom in the ring
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
- Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
- Polyethers (AREA)
- Epoxy Resins (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は或種新ml、6−ジアザスピロ〔4.4〕ノナ
ン−2,7−ジオン誘導体の製造に関する。より詳しく
は本発明は或種新規1.6−ジ(オキシフェニル)−1
,6−ジアザスピロ(4,43ノナン−2,7−ジオン
誘導体に関する。
ン−2,7−ジオン誘導体の製造に関する。より詳しく
は本発明は或種新規1.6−ジ(オキシフェニル)−1
,6−ジアザスピロ(4,43ノナン−2,7−ジオン
誘導体に関する。
米国特許第4,672.102号にはエビクロロヒドリ
ンとスピロビインダノールの反応生成物が開示され、得
られるポリハイドリックポリエーテルは高い熱変形温度
を有するといわれている。報告されている値は、存在す
る置換基の種類に依って約131°Cないし約153°
Cである。2.2−ジ(4−ヒドロキシフェニル)プロ
パンのポリハイドリンクニー千ルに対する対応値は88
℃であった。
ンとスピロビインダノールの反応生成物が開示され、得
られるポリハイドリックポリエーテルは高い熱変形温度
を有するといわれている。報告されている値は、存在す
る置換基の種類に依って約131°Cないし約153°
Cである。2.2−ジ(4−ヒドロキシフェニル)プロ
パンのポリハイドリンクニー千ルに対する対応値は88
℃であった。
匹敵するまたはより高くさえあるガラス転移温度を有す
るフェノキシ型樹脂であるかまたはそれを生ずる部類の
新規出発物質を提供することは有利であろう。
るフェノキシ型樹脂であるかまたはそれを生ずる部類の
新規出発物質を提供することは有利であろう。
従って出願人は式
%式%
〔式中、
Bは式(1)
%式%)
(式中Rは独立に水素またはCI−4アルキルであり、
AはCI−aアルキルまたはハロゲン原子から独立に選
ばれた水素に代わる置換基であり、そして nは独立に,000ないし100,1または2である)
の2価の基であり; m≧0; 各Xは独立に水素またはグリシジル基であり;Yは2−
ヒドロキシ−1,3−プロパジイルであり; 各Pは独立にシバイドリック芳香族アルコールから誘導
される2価の基であり;そしてpは平均で0ないし3で
ある】 を有する1、6−ジアザスピロ〔4.4〕−ノナン2.
7−ジオン誘導体を製造した。Aは好ましくはメチルで
ある。
ばれた水素に代わる置換基であり、そして nは独立に,000ないし100,1または2である)
の2価の基であり; m≧0; 各Xは独立に水素またはグリシジル基であり;Yは2−
ヒドロキシ−1,3−プロパジイルであり; 各Pは独立にシバイドリック芳香族アルコールから誘導
される2価の基であり;そしてpは平均で0ないし3で
ある】 を有する1、6−ジアザスピロ〔4.4〕−ノナン2.
7−ジオン誘導体を製造した。Aは好ましくはメチルで
ある。
mが0である本反応の2官能性多環式ヒドロキシフェニ
ル置換1,6−ジアザスピロ〔4.4〕ノナン−2,7
−ジオンはまたジハイドリックスピロジラクタムとも名
付けられ、そして液相溶液中で式%式% (式中Aおよびnは前記と同じ意味を有する)のアミノ
フェノールを、(反応体Ha)式(III)の4−オキ
ソヘブタンニ酸化合物と、または(反応体ub)式(I
V) R (式中Rは前記と同じ意味を有する) の1,6−シオキサスピロ〔4.4〕ノナン−2,7−
ジオンと反応させることにより製造しうる。実例的ジハ
イドリンクスビロジラクタムは1.6−ジ(4−ヒドロ
キシフェニル)−1,6−ジアザスピロ〔4.4〕ノナ
ン−2,7−ジオン、1.6−ジ(3−ヒドロキシフェ
ニル)−1,6−ジアザスピロ〔4.4〕ノナン−2,
7−ジオン、1.6−ジ(4−ヒドロキシ−3−メチル
フェニル)116−ジアザスピロ〔4.4〕ノナン−2
,7−ジオン、1.6−ジ(3−ヒドロキシフェニル)
−3,B−ジメチル−1,6−ジアザスピロ〔4,4〕
ノナン−2,7−ジオン、1.6−ジ(4−ヒドロキシ
−3−メチルフェニル)−3,8−ジメチル−1,6−
ジアザスピロ(4,43ノナン−2,7−ジオンを含む
、上記式のジハイドリックスピロジラクタムのうちで、
1.6−ジ〔4−ヒドロキシフェニル)−1,6−ジア
ザスピロ〔4.4〕ノナン−2,7−ジオンを特に好ま
しい。
ル置換1,6−ジアザスピロ〔4.4〕ノナン−2,7
−ジオンはまたジハイドリックスピロジラクタムとも名
付けられ、そして液相溶液中で式%式% (式中Aおよびnは前記と同じ意味を有する)のアミノ
フェノールを、(反応体Ha)式(III)の4−オキ
ソヘブタンニ酸化合物と、または(反応体ub)式(I
V) R (式中Rは前記と同じ意味を有する) の1,6−シオキサスピロ〔4.4〕ノナン−2,7−
ジオンと反応させることにより製造しうる。実例的ジハ
イドリンクスビロジラクタムは1.6−ジ(4−ヒドロ
キシフェニル)−1,6−ジアザスピロ〔4.4〕ノナ
ン−2,7−ジオン、1.6−ジ(3−ヒドロキシフェ
ニル)−1,6−ジアザスピロ〔4.4〕ノナン−2,
7−ジオン、1.6−ジ(4−ヒドロキシ−3−メチル
フェニル)116−ジアザスピロ〔4.4〕ノナン−2
,7−ジオン、1.6−ジ(3−ヒドロキシフェニル)
−3,B−ジメチル−1,6−ジアザスピロ〔4,4〕
ノナン−2,7−ジオン、1.6−ジ(4−ヒドロキシ
−3−メチルフェニル)−3,8−ジメチル−1,6−
ジアザスピロ(4,43ノナン−2,7−ジオンを含む
、上記式のジハイドリックスピロジラクタムのうちで、
1.6−ジ〔4−ヒドロキシフェニル)−1,6−ジア
ザスピロ〔4.4〕ノナン−2,7−ジオンを特に好ま
しい。
ジハイドリックスピロジラクタムから対応するグリシジ
ルオキシフェニル置換スピロジラクタムが、グリシジル
オキシフェニル含有エポキシ化合物の製造に典型的に用
いられる慣用技術により製造される。
ルオキシフェニル置換スピロジラクタムが、グリシジル
オキシフェニル含有エポキシ化合物の製造に典型的に用
いられる慣用技術により製造される。
好ましくはシバイドリックまたはグリシジルオキシフェ
ニル置換スピロジラクタムはRが水素である式によって
表わされる。特に好ましいのはnがOである式(1)の
スピロジラクタムであり、nが0でRが水素であるスビ
ロジラクタムが最も好ましい、X−オキシフェニル置換
基は3−または4−X−オキシフェニル置換基であるこ
とができ、後者が最も好ましい。
ニル置換スピロジラクタムはRが水素である式によって
表わされる。特に好ましいのはnがOである式(1)の
スピロジラクタムであり、nが0でRが水素であるスビ
ロジラクタムが最も好ましい、X−オキシフェニル置換
基は3−または4−X−オキシフェニル置換基であるこ
とができ、後者が最も好ましい。
式(III)の4−オキソヘプタンニ酸またはその(ジ
)アルキルエステル(即ち化合物I[a)とアミノフェ
ノールの反応は“ルートA″と呼び、式%式%) 2.7−ジオン(化合物’nb)とアミノフェノールの
反応は“ルートB″と呼ぶ。
)アルキルエステル(即ち化合物I[a)とアミノフェ
ノールの反応は“ルートA″と呼び、式%式%) 2.7−ジオン(化合物’nb)とアミノフェノールの
反応は“ルートB″と呼ぶ。
実例的アミノフェノールは4〜アミノフエノール、3−
アミノツーエノール、3−アミノ−6−メチルフェノー
ル、4−アミノ−2−ブロモフェノール、4−アミノ−
2,6−ジブロモフェノール、4−′アミノー2−クロ
ロフェノール、3−アミノ−5−エチルフェノールおよ
び4−アミノ−2−クロロ−6−メチ゛ルフエノールを
含む、他には置換されていないアミノフェノール、即ち
4−アミノフェノールおよび3−アミノフェノールが好
ましい反応体であり、4−アミノフェノールが特に好ま
しい。
アミノツーエノール、3−アミノ−6−メチルフェノー
ル、4−アミノ−2−ブロモフェノール、4−アミノ−
2,6−ジブロモフェノール、4−′アミノー2−クロ
ロフェノール、3−アミノ−5−エチルフェノールおよ
び4−アミノ−2−クロロ−6−メチ゛ルフエノールを
含む、他には置換されていないアミノフェノール、即ち
4−アミノフェノールおよび3−アミノフェノールが好
ましい反応体であり、4−アミノフェノールが特に好ま
しい。
実例的4−オキソヘプタンニ酸化合物は4−オキソヘプ
タンニ酸、4−オキソヘブタンニ酸ジメチル、2.6−
シメチルー4−オキソヘブタンニ酸ジエチル、2−メチ
ル−4−オキソヘプタンニ酸ジブ゛ロピル、2.6−シ
メチルー4−オキソヘプタンニ酸゛および4−オキソヘ
ブタンニ酸モノメチルエステルを含む、一般に、好まし
い4−オキソヘブタンニ酸化合物は各Rが水素またはメ
チルである上記式のものであり、そして特に好ましいの
は4−オキソヘブタンニ酸または4−オキソヘプタンニ
酸ジメチルである。
タンニ酸、4−オキソヘブタンニ酸ジメチル、2.6−
シメチルー4−オキソヘブタンニ酸ジエチル、2−メチ
ル−4−オキソヘプタンニ酸ジブ゛ロピル、2.6−シ
メチルー4−オキソヘプタンニ酸゛および4−オキソヘ
ブタンニ酸モノメチルエステルを含む、一般に、好まし
い4−オキソヘブタンニ酸化合物は各Rが水素またはメ
チルである上記式のものであり、そして特に好ましいの
は4−オキソヘブタンニ酸または4−オキソヘプタンニ
酸ジメチルである。
ルートBは式(IV)の1,6−シオキソスピロ〔4.
4〕ノナン−2,7−ジオンを使用する。そのような“
スビロジラクトン”は[4112の未置換または置換無
水コハク酸から製造される0本発明の方法で有用な実例
的スピロジラクトンは1.6−シオキサスビロ〔4.4
〕ノナン−2,7−ジオン、3.8−ジメチル−1,6
−シオキサスピロ〔4.4〕ノナン−2,7−ジオン、
3.8−ジエチル−1,6−シオキサスビロ〔4.4〕
ノナン−2,7−ジオンおよび3−メチル−1,6−シ
オキサスピロ〔4.4〕ノナン−2,7−ジオンである
。アルキル環置換基のないスピロジラクトン、即ち1.
6−ジオキサスピロ〔4.4〕ノナン−2,7−ジオン
がより好ましいスピロジラクトン反応体である。
4〕ノナン−2,7−ジオンを使用する。そのような“
スビロジラクトン”は[4112の未置換または置換無
水コハク酸から製造される0本発明の方法で有用な実例
的スピロジラクトンは1.6−シオキサスビロ〔4.4
〕ノナン−2,7−ジオン、3.8−ジメチル−1,6
−シオキサスピロ〔4.4〕ノナン−2,7−ジオン、
3.8−ジエチル−1,6−シオキサスビロ〔4.4〕
ノナン−2,7−ジオンおよび3−メチル−1,6−シ
オキサスピロ〔4.4〕ノナン−2,7−ジオンである
。アルキル環置換基のないスピロジラクトン、即ち1.
6−ジオキサスピロ〔4.4〕ノナン−2,7−ジオン
がより好ましいスピロジラクトン反応体である。
本発明の方法においてアミノフェノールは反応体■(即
ちルートAでは4−オキソヘブタンニ酸化合物、ルート
Bではスピロジラクトン)モル当り1モルないし5モル
の量で、しかし好ましくは反応体■モル当り1.5モル
ないし3モルの量で使用される。
ちルートAでは4−オキソヘブタンニ酸化合物、ルート
Bではスピロジラクトン)モル当り1モルないし5モル
の量で、しかし好ましくは反応体■モル当り1.5モル
ないし3モルの量で使用される。
反応体■とアミノフェノールの反応は液体反応希釈剤中
の液相溶液中で行われる。適当な反応希釈剤は反応条件
下で液体であり、そして少なくとも反応温度で反応体■
およびアミノフェノールが可溶でありそして反応体およ
びジハイドリツクスピロジラクタム生成物に不活性な極
性希釈剤である。適当な希釈剤はメチルエチルケトン、
メチルイソブチルケトンおよびジイソプロピルケトンの
ようなジアルキルケトン;酢酸ブチルおよび2−エチル
ヘキサン酸メチルのようなエステル;ジエチレングリコ
ールジメチルエーテルおよびトリエチレングリコールジ
エチルエーテルのような非環状エーテル並びにテトラヒ
ドロフランおよびジオキサンのような環状エーテルを含
むエーテル;N、N−ジメチルアセトアミド、N、N−
ジメチルホルムアミドおよびN、N−ジエチルアセトア
ミドのようなN、N−ジアルキルアミドおよびジメチル
スルホキシドおよびスルホランのような硫黄含有希釈剤
を含む、これら希釈剤型のうちで、N、N−ジアルキル
アミドが好ましい部類であり、特にN、N−ジメチルア
セトアミドが好ましい。
の液相溶液中で行われる。適当な反応希釈剤は反応条件
下で液体であり、そして少なくとも反応温度で反応体■
およびアミノフェノールが可溶でありそして反応体およ
びジハイドリツクスピロジラクタム生成物に不活性な極
性希釈剤である。適当な希釈剤はメチルエチルケトン、
メチルイソブチルケトンおよびジイソプロピルケトンの
ようなジアルキルケトン;酢酸ブチルおよび2−エチル
ヘキサン酸メチルのようなエステル;ジエチレングリコ
ールジメチルエーテルおよびトリエチレングリコールジ
エチルエーテルのような非環状エーテル並びにテトラヒ
ドロフランおよびジオキサンのような環状エーテルを含
むエーテル;N、N−ジメチルアセトアミド、N、N−
ジメチルホルムアミドおよびN、N−ジエチルアセトア
ミドのようなN、N−ジアルキルアミドおよびジメチル
スルホキシドおよびスルホランのような硫黄含有希釈剤
を含む、これら希釈剤型のうちで、N、N−ジアルキル
アミドが好ましい部類であり、特にN、N−ジメチルア
セトアミドが好ましい。
反応体■とアミノフェノールを反応希釈剤中の溶液中で
反応条件下で振盪、攪拌または還流といった慣用の方法
で接触させる。適当な反応温度は使用する個々の希釈剤
および反応圧力に一部依存して80°Cないし250℃
、好ましくは100°Cないし200℃である。適当な
反応圧力は反応混合物を液相に維持するに充分でありそ
して1気圧ないし20気圧、好ましくは1気圧ないし5
気圧で変化する0反応後生成物混合物を分離しそしてジ
ハイドリックスピロジラクタム生成物を沈澱、選択的抽
出または蒸留といった慣用の方法で回収する。
反応条件下で振盪、攪拌または還流といった慣用の方法
で接触させる。適当な反応温度は使用する個々の希釈剤
および反応圧力に一部依存して80°Cないし250℃
、好ましくは100°Cないし200℃である。適当な
反応圧力は反応混合物を液相に維持するに充分でありそ
して1気圧ないし20気圧、好ましくは1気圧ないし5
気圧で変化する0反応後生成物混合物を分離しそしてジ
ハイドリックスピロジラクタム生成物を沈澱、選択的抽
出または蒸留といった慣用の方法で回収する。
ジハイドリンクスピロジラクタムのグリシジルオキシフ
ェニル置換エポキシドへの転化は液相中で比較的高い温
度で行われる。エピハロヒドリンは反応の化学量論が2
:1のためジハイドリツクスピロジラクタムのモル当り
少なくとも2モルの量で用いられるべきであり、そして
好ましくはエピハロヒドリンはジハイドリックスビロジ
ラクタムのモル当り少なくとも4モルの量で用いられる
。
ェニル置換エポキシドへの転化は液相中で比較的高い温
度で行われる。エピハロヒドリンは反応の化学量論が2
:1のためジハイドリツクスピロジラクタムのモル当り
少なくとも2モルの量で用いられるべきであり、そして
好ましくはエピハロヒドリンはジハイドリックスビロジ
ラクタムのモル当り少なくとも4モルの量で用いられる
。
しばしば実質的に過剰のエピハロヒドリンが反応希釈剤
並びに反応体として役立てるために用いられる0代わり
に、トルエンおよびキシレンを含む芳香族炭化水素のよ
うな他の反応希釈剤を、それらが反応体およびエポキシ
生成物に対し比較的不活性である罹り、使用しうる0反
応は典型的には80℃ないし180℃の温度および1気
圧ないし5気圧の反応圧力で行われる。
並びに反応体として役立てるために用いられる0代わり
に、トルエンおよびキシレンを含む芳香族炭化水素のよ
うな他の反応希釈剤を、それらが反応体およびエポキシ
生成物に対し比較的不活性である罹り、使用しうる0反
応は典型的には80℃ないし180℃の温度および1気
圧ないし5気圧の反応圧力で行われる。
エピハロヒドリンとジハイドリツクスピロジラクタムの
反応を触媒としての第4級ホスホニウム塩好ましくはア
ルキルトリフェニルホスホニウムハライドの存在下に実
施するとより良好な結果が得られる。エチルトリフェニ
ルホスホニウム・アイオダイドまたはブロマイドはプロ
セスの好ましい触媒を構成する。エピハロヒドリンとシ
バイド −リンクスビロジラクタムの最初の反応
生成物は単離せずに強塩基、典型的に、は水性水酸化ナ
トリウムで処理され、一方存在および生成する水は共に
混合物のおよそ通常の沸騰温度の条件下で蒸留により除
去される。そのような2段階転化はヒドロキシフェニル
置換環状化合物の対応グリシジルオキシフェニル誘導体
への転化に全(慣例的である。
反応を触媒としての第4級ホスホニウム塩好ましくはア
ルキルトリフェニルホスホニウムハライドの存在下に実
施するとより良好な結果が得られる。エチルトリフェニ
ルホスホニウム・アイオダイドまたはブロマイドはプロ
セスの好ましい触媒を構成する。エピハロヒドリンとシ
バイド −リンクスビロジラクタムの最初の反応
生成物は単離せずに強塩基、典型的に、は水性水酸化ナ
トリウムで処理され、一方存在および生成する水は共に
混合物のおよそ通常の沸騰温度の条件下で蒸留により除
去される。そのような2段階転化はヒドロキシフェニル
置換環状化合物の対応グリシジルオキシフェニル誘導体
への転化に全(慣例的である。
例えば2,2−ジ(4−ヒドロキシフェニル)プロパン
はこの技法によって対応ジグリシジルエーテルに商業的
に転化されている。この方法のそれ以上の説明は例えば
Encyclopaedia of Po1y+*er
Science and Technology、 1
968、Vol、 6.209−222に見出される。
はこの技法によって対応ジグリシジルエーテルに商業的
に転化されている。この方法のそれ以上の説明は例えば
Encyclopaedia of Po1y+*er
Science and Technology、 1
968、Vol、 6.209−222に見出される。
芳香族シバイドリック化合物(“ジフェノール″)およ
びジ(グリシジルオキシフェニル)!換化合物(“ジグ
リシジルエーテル”)から出発して(これら化合物のど
ちらかの少なくとも一部はスビロジラクタムである)、
線状ポリハイドリンクポリエーテルである1、6−ジア
ザスピロ〔4.4〕ノナン−2,7−ジオン誘導体を製
造しうる。好ましくはポリハイドリックポリエーテルは
mがOより大きい式(1)により表わされる。
びジ(グリシジルオキシフェニル)!換化合物(“ジグ
リシジルエーテル”)から出発して(これら化合物のど
ちらかの少なくとも一部はスビロジラクタムである)、
線状ポリハイドリンクポリエーテルである1、6−ジア
ザスピロ〔4.4〕ノナン−2,7−ジオン誘導体を製
造しうる。好ましくはポリハイドリックポリエーテルは
mがOより大きい式(1)により表わされる。
より好ましくは、式(r)中のpは1かまたは0であり
、これはそれぞれ交互共重合体および単独重合体を表わ
す。さらにより好ましくは、2価の基Pはジ(オキシフ
ェニル)プロパン基である。
、これはそれぞれ交互共重合体および単独重合体を表わ
す。さらにより好ましくは、2価の基Pはジ(オキシフ
ェニル)プロパン基である。
しかし、更により好ましい1.6−ジアザスピロ〔4.
4〕ノナン−2,7−ジオン誘導体は各Rが水素であり
そして各nが0であるものである。
4〕ノナン−2,7−ジオン誘導体は各Rが水素であり
そして各nが0であるものである。
ジフェノールとジグリシジルエーテルは等モル関係で結
合して重合体生成物を与えるであろうことは明らかであ
ろう、使用するジフェノールとジグリシジルエーテルの
比は適当には3:1ないし1:3であるが、反応体は好
ましくはほぼ等モルの比で用いられる0反応は反応体を
混合しそして混合物を重合条件下で高められた温度に維
持することにより行われる。適当に用いられる反応温度
は150°C以上、しかし好ましくは180℃以上であ
る。反応圧は大気圧以上の圧力も用いうるが、大気圧が
有用である0反応中の反応体接触は好ましくは振盪また
は攪拌のような慣用法により維持される0反応条件特に
反応温度は成程度ポリハイドリック1.6−ジアザスピ
ロ〔4.4〕ノナン−2,7−ジオン誘導体の分子量を
調節するであろう。
合して重合体生成物を与えるであろうことは明らかであ
ろう、使用するジフェノールとジグリシジルエーテルの
比は適当には3:1ないし1:3であるが、反応体は好
ましくはほぼ等モルの比で用いられる0反応は反応体を
混合しそして混合物を重合条件下で高められた温度に維
持することにより行われる。適当に用いられる反応温度
は150°C以上、しかし好ましくは180℃以上であ
る。反応圧は大気圧以上の圧力も用いうるが、大気圧が
有用である0反応中の反応体接触は好ましくは振盪また
は攪拌のような慣用法により維持される0反応条件特に
反応温度は成程度ポリハイドリック1.6−ジアザスピ
ロ〔4.4〕ノナン−2,7−ジオン誘導体の分子量を
調節するであろう。
分子量10,000ないし100,000の誘導体が、
それらが示す性質の故に好ましい。
それらが示す性質の故に好ましい。
重合触媒を使用するのが時折有用であり、該触媒は好ま
しくはホスホニウム塩特にホスホニウムハライドである
(ホスホニウムアセテートおよびホスホニウムカーボネ
ートも有用であるが)、該触媒はこの型のプロセスにお
いて慣例的でありそしてしばしばアルキルトリフェニル
ホスホニウム塩である。エチルトリフェニルホスホニウ
ム塩特にエチルトリフェニルホスホニウムブロマイドま
たはエチルトリフェニルホスホニウムアイオダイドが好
ましい、ホスホニウム塩は触媒量で用いられる。全反応
体を基準にして5モル%までの量のホスホニウム塩が満
足しうる。
しくはホスホニウム塩特にホスホニウムハライドである
(ホスホニウムアセテートおよびホスホニウムカーボネ
ートも有用であるが)、該触媒はこの型のプロセスにお
いて慣例的でありそしてしばしばアルキルトリフェニル
ホスホニウム塩である。エチルトリフェニルホスホニウ
ム塩特にエチルトリフェニルホスホニウムブロマイドま
たはエチルトリフェニルホスホニウムアイオダイドが好
ましい、ホスホニウム塩は触媒量で用いられる。全反応
体を基準にして5モル%までの量のホスホニウム塩が満
足しうる。
反応後型合体生成物を沈澱、選択的抽出または蒸留とい
った慣用の方法で回収する。生成物はしばしば更に精製
することなくそのままで使用されるが、しかし生成物は
、生成物混合物を適当な溶媒例えばテトラヒドロフラン
のようなエーテルに溶解しそして重合体をメタノールの
ようなアルコールで再沈澱するといった慣用の技法によ
り精製される。
った慣用の方法で回収する。生成物はしばしば更に精製
することなくそのままで使用されるが、しかし生成物は
、生成物混合物を適当な溶媒例えばテトラヒドロフラン
のようなエーテルに溶解しそして重合体をメタノールの
ようなアルコールで再沈澱するといった慣用の技法によ
り精製される。
本発明のポリハイドリックポリエーテルは高いガラス転
移温度(典型的には150°C以上またはそれより高い
)により特徴付けられる。それらは従来フェノキシ樹脂
に関連した用途にを用性を見出すが、更にしばしば昇温
にさらされる食品および飲料用成形容器のようなエンジ
ニアリング用途に有用である0重合体は射出、圧縮また
は吹込成形のような通常の技法により加工してフィルム
および賦形物品とすることができる。更に、新規スピロ
ジラクタム生成物およびそれか、ら製造した重合体は熱
硬化性樹脂の分野で典型的な慣用の硬化剤を使用して硬
化しうる。
移温度(典型的には150°C以上またはそれより高い
)により特徴付けられる。それらは従来フェノキシ樹脂
に関連した用途にを用性を見出すが、更にしばしば昇温
にさらされる食品および飲料用成形容器のようなエンジ
ニアリング用途に有用である0重合体は射出、圧縮また
は吹込成形のような通常の技法により加工してフィルム
および賦形物品とすることができる。更に、新規スピロ
ジラクタム生成物およびそれか、ら製造した重合体は熱
硬化性樹脂の分野で典型的な慣用の硬化剤を使用して硬
化しうる。
本発明を次の実施例により更に説明するが、それは限定
するものと解されるべきでない。
するものと解されるべきでない。
■土−ルニ上人
4−オキシヘプタンニ酸25g(0,14モル)、4−
アミノフェノール31.34 g (0,28)および
N、N−ジメチルアセトアミド100mの混合物を機械
的攪拌器および冷却器を備えた5001d丸底フラスコ
に入れた。攪拌しつつ混合物を165℃に加熱しそして
12時間還流した。冷却後、N、N−ジメチルアセトア
ミドを減圧下で除去しそしてメタノールを添加して生成
物を沈澱させた。
アミノフェノール31.34 g (0,28)および
N、N−ジメチルアセトアミド100mの混合物を機械
的攪拌器および冷却器を備えた5001d丸底フラスコ
に入れた。攪拌しつつ混合物を165℃に加熱しそして
12時間還流した。冷却後、N、N−ジメチルアセトア
ミドを減圧下で除去しそしてメタノールを添加して生成
物を沈澱させた。
沈澱した生成物をメタノールで数回洗滌し、次に150
℃で真空炉中で24時間乾燥した。生成物は320℃の
融点を有し、そして核磁気共鳴スペクトルは構造1.6
−ジ(4−ヒドロキシフェニル)−1,6−ジアザスピ
ロ〔4.4〕ノナン−2,7−ジオンに合致した。
℃で真空炉中で24時間乾燥した。生成物は320℃の
融点を有し、そして核磁気共鳴スペクトルは構造1.6
−ジ(4−ヒドロキシフェニル)−1,6−ジアザスピ
ロ〔4.4〕ノナン−2,7−ジオンに合致した。
璽Uヒ−L人
3−オキソヘプタンニ酸25g(0,14モル)、3−
アミノフェノール31.34g (0,28)およびN
、N−ジメチルアセトアミド100dの混合物゛を機械
的攪拌器および冷却器を備えた500d丸底フラスコに
入れた。攪拌しつつ混合物を165°Cに加熱しそして
12時間還流した。冷却後、N、N−ジメチルアセトア
ミドを減圧下で除去しそしてメタノールを添加して生成
物を沈澱させた。
アミノフェノール31.34g (0,28)およびN
、N−ジメチルアセトアミド100dの混合物゛を機械
的攪拌器および冷却器を備えた500d丸底フラスコに
入れた。攪拌しつつ混合物を165°Cに加熱しそして
12時間還流した。冷却後、N、N−ジメチルアセトア
ミドを減圧下で除去しそしてメタノールを添加して生成
物を沈澱させた。
沈澱した生成物を濾過により回収し、メタノールで数回
洗強しそして150°Cで真空炉中で24時間乾燥した
。生成物は270°Cの融点を有し、そして核磁気共鳴
スペクトルは構造1,6−ジ(3−ヒドロキシフェニル
)−1,6−ジアザスピロ〔4.4〕ノナン−2,7−
ジオンに合致した。
洗強しそして150°Cで真空炉中で24時間乾燥した
。生成物は270°Cの融点を有し、そして核磁気共鳴
スペクトルは構造1,6−ジ(3−ヒドロキシフェニル
)−1,6−ジアザスピロ〔4.4〕ノナン−2,7−
ジオンに合致した。
側U二上」よ
1.6−シオキサスピロ〔4.4〕ノナン−2+7−ジ
オン25g(0,16モル)と4−アミノフェノール3
4.9g(0,32モル)の混合物を用いて例Iの手順
を繰返した。生成物は320℃の融点を有し、そして核
磁気共鳴スペクトルは構造1.6−ジ(4−ヒドロキシ
フェニル)−1,6−ジアザスピロ〔4.4〕ノナン−
2,7−ジオンに合致した。
オン25g(0,16モル)と4−アミノフェノール3
4.9g(0,32モル)の混合物を用いて例Iの手順
を繰返した。生成物は320℃の融点を有し、そして核
磁気共鳴スペクトルは構造1.6−ジ(4−ヒドロキシ
フェニル)−1,6−ジアザスピロ〔4.4〕ノナン−
2,7−ジオンに合致した。
別迅〜コに二上」−
4−アミンフェノールの代わりに3−アミノフェノール
34.9g(0,32モル)を用いて例■の手順を繰返
した。生成物は270℃の融点を存しそして核磁気共鳴
スペクトルは構造1.6−ジ(3−ヒドロキシフェニル
)−1,6−ジアザスピロ[4,4]ノナン−2,7−
ジオンに合致した。
34.9g(0,32モル)を用いて例■の手順を繰返
した。生成物は270℃の融点を存しそして核磁気共鳴
スペクトルは構造1.6−ジ(3−ヒドロキシフェニル
)−1,6−ジアザスピロ[4,4]ノナン−2,7−
ジオンに合致した。
1−孟主土之止
1.6−ジ(4−ヒドロキシフェニル) −1,6−ジ
アザスピロ〔4.4〕ノナン−2,7−ジオン1,00
0ないし100,14 g (0,03モル)、エチル
トリフェニルホスホニウムブロマイド,000ないし1
00,05 gおよびエビクロロヒドリン150dの混
合物を機械的攪拌器および冷却器を備えた500d丸底
フラスコに入れたヶ混合物を攪拌し、120℃に加熱し
そして110’C−120℃で4時間維持した0次に攪
拌を継続しつつ混合物を80°C〜90’Cに冷却し、
そして50%水酸化ナトリウム水溶液5.0gを存在ま
たは生成する水を蒸留により除去しつつ清加した。
アザスピロ〔4.4〕ノナン−2,7−ジオン1,00
0ないし100,14 g (0,03モル)、エチル
トリフェニルホスホニウムブロマイド,000ないし1
00,05 gおよびエビクロロヒドリン150dの混
合物を機械的攪拌器および冷却器を備えた500d丸底
フラスコに入れたヶ混合物を攪拌し、120℃に加熱し
そして110’C−120℃で4時間維持した0次に攪
拌を継続しつつ混合物を80°C〜90’Cに冷却し、
そして50%水酸化ナトリウム水溶液5.0gを存在ま
たは生成する水を蒸留により除去しつつ清加した。
水酸化ナトリウム添加後、未反応エピクロロヒドリンを
減圧下蒸留により除去しそしてメタノールを添加して生
成物を沈澱させた。沈澱した生成物をメタノールで数回
洗滌し、次に真空炉中で24時間乾燥した。単離収率は
95以上である。生成物は170℃の融点を有しそして
核磁気共鳴スペクトルは構造1.6−ジ(4−グリシジ
ルオキシフェニル)−1,6−ジアザスピロ(4,43
ノナン−2,7−ジオンに合致した。
減圧下蒸留により除去しそしてメタノールを添加して生
成物を沈澱させた。沈澱した生成物をメタノールで数回
洗滌し、次に真空炉中で24時間乾燥した。単離収率は
95以上である。生成物は170℃の融点を有しそして
核磁気共鳴スペクトルは構造1.6−ジ(4−グリシジ
ルオキシフェニル)−1,6−ジアザスピロ(4,43
ノナン−2,7−ジオンに合致した。
廻Vj y≦LL区化
1.6−ジ(4−ヒドロキシフェニル) −1,6−ジ
アザスピロ〔4.4〕ノナン−2,7−ジオン1,00
0ないし100,14 g (0,03モル)の混合物
を用いて例Vの手順を繰返した。生成物は126°Cの
融点を有しそして核磁気共鳴スペクトルは構造1.6−
ジ(3−グリシジルオキシフェニル)−1,6−ジアザ
スピロ〔4.4〕ノナン−2,7−ジオンに合致した。
アザスピロ〔4.4〕ノナン−2,7−ジオン1,00
0ないし100,14 g (0,03モル)の混合物
を用いて例Vの手順を繰返した。生成物は126°Cの
融点を有しそして核磁気共鳴スペクトルは構造1.6−
ジ(3−グリシジルオキシフェニル)−1,6−ジアザ
スピロ〔4.4〕ノナン−2,7−ジオンに合致した。
五1−垂凰里金
1.6−ジ(4−グリシジルオキシフェニル)−1,6
−ジアザスピロ〔4.4〕ノナン−2,7−ジオン2.
25 g (0,005モル)、1,6−ジ(4−ヒド
ロキシフェニル)−1,6−ジアザスピロ〔4.4〕ノ
ナン−2,7−ジオン1.69 g (0,005モル
)およびエチルトリフェニルホスホニウムブロマイド,
000ないし100,1855 g (0,0005モ
ル)の混合物を機械的攪拌器および冷却器を備えた50
d容量の反応器に入れた0反応混合物を攪拌しつつ20
0″Cに加熱しそして200℃で6時間維持した0次に
反応混合物を冷却しそして反応生成物をガラス転移温度
167 ’Cの硬い樹脂として単離した。
−ジアザスピロ〔4.4〕ノナン−2,7−ジオン2.
25 g (0,005モル)、1,6−ジ(4−ヒド
ロキシフェニル)−1,6−ジアザスピロ〔4.4〕ノ
ナン−2,7−ジオン1.69 g (0,005モル
)およびエチルトリフェニルホスホニウムブロマイド,
000ないし100,1855 g (0,0005モ
ル)の混合物を機械的攪拌器および冷却器を備えた50
d容量の反応器に入れた0反応混合物を攪拌しつつ20
0″Cに加熱しそして200℃で6時間維持した0次に
反応混合物を冷却しそして反応生成物をガラス転移温度
167 ’Cの硬い樹脂として単離した。
■ニー垂旗里金
1.6−ジ(3−ヒドロキシフェニル)−1,6−ジア
ザスピロ〔4.4〕ノナン−2,7−ジオン1.69g
(0,005モル)、および1.6−ジ(3−グリシジ
ルオキシフェニル)−1,6−ジアザスピロ〔4.4〕
ノナン−2,7−シオン2.25 g (0,005モ
ル)の混合物を用いて例■の手順を繰返した。
ザスピロ〔4.4〕ノナン−2,7−ジオン1.69g
(0,005モル)、および1.6−ジ(3−グリシジ
ルオキシフェニル)−1,6−ジアザスピロ〔4.4〕
ノナン−2,7−シオン2.25 g (0,005モ
ル)の混合物を用いて例■の手順を繰返した。
反応生成物をガラス転移温度158°Cの硬い樹脂とし
て単離した。
て単離した。
側jXjLL合
2,2−ジ(4−グリシジルオキシフェニル)プロパン
3.4g(0,01モル)、および1.6−ジ(4−ヒ
ドロキシフェニル)−1,6−ジアザスピロ〔4.4〕
ノナン−2,7−ジオン3.38 g (0,01モル
)の混合物を用いて例■の手順を繰返した。
3.4g(0,01モル)、および1.6−ジ(4−ヒ
ドロキシフェニル)−1,6−ジアザスピロ〔4.4〕
ノナン−2,7−ジオン3.38 g (0,01モル
)の混合物を用いて例■の手順を繰返した。
反応生成物をガラス温度157°Cの硬い樹脂として単
離した。
離した。
班X−共1金
2.2−ジ(4−ヒドロキシフェニル)プロパン1、1
4 g (0,005モル)、および1.6−ジ(4−
グリシジルオキシフェニル)−1,6−ジアザスピロ〔
4.4〕ノナン−2,7−ジオン2.25 g (0,
005モル)の混合物を用いて例■の手順を繰返した。
4 g (0,005モル)、および1.6−ジ(4−
グリシジルオキシフェニル)−1,6−ジアザスピロ〔
4.4〕ノナン−2,7−ジオン2.25 g (0,
005モル)の混合物を用いて例■の手順を繰返した。
反応生成物をガラス転移温度156 ’Cの硬い樹脂と
して単離した。
して単離した。
且−」虹−桝
2.2−ジ(4−グリシジルオキシフェニル)プロパン
と2,2−ジ(4−ヒドロキシフェニル)プロパンの反
応生成物を例■の手順により製造した。
と2,2−ジ(4−ヒドロキシフェニル)プロパンの反
応生成物を例■の手順により製造した。
生成物(これは市販樹脂である)は87°Cのガラス転
移温度を有した。
移温度を有した。
代理人の氏名 川原1)−穂
Claims (8)
- (1)式▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、 Bは式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中Rは独立に水素またはC_1_−_4アルキルで
あり、 AはC_1_−_4アルキルまたはハロゲン原子から独
立に選ばれた水素に代わる置換基であり、そして nは独立に0、1または2である) の2価の基であり; m≧0; 各Xは独立に水素またはグリシジル基であり;Yは2−
ヒドロキシ−1,3−プロパジイルであり; 各Pは独立にジハイドリック芳香族アルコールから誘導
される2価の基であり;そして pは平均で0ないし3である〕 を有する1,6−ジアザスピロ〔4.4〕−ノナン2,
7−ジオン誘導体。 - (2)pが0または1である特許請求の範囲第1項記載
の1,6−ジアザスピロ〔4.4〕ノナン−2,7−ジ
オン誘導体。 - (3)誘導体が10,000ないし100,000の分
子量を有するようにmが選ばれる特許請求の範囲第1ま
たは2項記載の1,6−ジアザスピロ〔4.4〕ノナン
−2,7−ジオン誘導体。 - (4)Rがメチルまたは水素である特許請求の範囲第1
、2または3項記載の1,6−ジアザスピロ〔4.4〕
ノナン−2,7−ジオン誘導体。 - (5)Aがメチルである特許請求の範囲第1〜4項のい
ずれか記載の1,6−ジアザスピロ〔4.4〕ノナン−
2,7−ジオン誘導体。 - (6)Rが水素でありそしてnが0である特許請求の範
囲第1〜5項のいずれか記載の1,6−ジアザスピロ〔
4.4〕ノナン−2,7−ジオン誘導体。 - (7)2価の基Pが2,2−ジ(4−ヒドロキシフェニ
ル)プロパンから誘導される特許請求の範囲第1〜6項
のいずれか記載の1,6−ジアザスピロ〔4.4〕ノナ
ン−2,7−ジオン誘導体。 - (8)mが0でありそして各Xが水素かまたはグリシジ
ル基である特許請求の範囲第1〜6項のいずれか記載の
1,6−ジアザスピロ〔4.4〕ノナン−2,7−ジオ
ン誘導体。
Applications Claiming Priority (12)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US17205288A | 1988-03-23 | 1988-03-23 | |
US17199888A | 1988-03-23 | 1988-03-23 | |
US17200088A | 1988-03-23 | 1988-03-23 | |
US17205488A | 1988-03-23 | 1988-03-23 | |
US17502388A | 1988-03-30 | 1988-03-30 | |
US18557488A | 1988-04-25 | 1988-04-25 | |
US185,574 | 1988-04-25 | ||
US172,000 | 1988-04-25 | ||
US171,998 | 1988-04-25 | ||
US172,054 | 1988-04-25 | ||
US172,052 | 1988-04-25 | ||
US175,023 | 1988-04-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01299824A true JPH01299824A (ja) | 1989-12-04 |
JP2762293B2 JP2762293B2 (ja) | 1998-06-04 |
Family
ID=27558608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1066458A Expired - Lifetime JP2762293B2 (ja) | 1988-03-23 | 1989-03-20 | 1,6―ジアザスピロ〔4.4〕ノナン―2,7―ジオン誘導体 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0336475B1 (ja) |
JP (1) | JP2762293B2 (ja) |
KR (1) | KR0133862B1 (ja) |
CA (1) | CA1334099C (ja) |
DE (1) | DE68903983T2 (ja) |
ES (1) | ES2053947T3 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA1335597C (en) * | 1988-09-16 | 1995-05-16 | Pen Chung Wang | Spirodilactam polymers |
DE69011705T2 (de) * | 1989-02-23 | 1995-01-12 | Shell Int Research | Alkenylphenolderivate. |
JPH04216811A (ja) * | 1990-02-20 | 1992-08-06 | Shell Internatl Res Maatschappij Bv | スピロジラクタム−アリールスルホンオリゴマー |
RU2467010C1 (ru) * | 2011-04-14 | 2012-11-20 | Государственное образовательное учреждение высшего профессионального образования "Пермский государственный университет" | Этил 1,6-диарил-4-ароил-3-гидрокси-2-оксо-8-фенил-1,7-диазаспиро [4.4]нона-3,6,8-триен-9-карбоксилаты и способ их получения |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5953527A (ja) * | 1982-09-21 | 1984-03-28 | Hitachi Chem Co Ltd | エポキシ樹脂組成物 |
US4672102A (en) * | 1985-12-23 | 1987-06-09 | The Dow Chemical Company | Polyhydroxy ethers containing spirobiindanols |
-
1989
- 1989-03-03 CA CA000592749A patent/CA1334099C/en not_active Expired - Fee Related
- 1989-03-20 JP JP1066458A patent/JP2762293B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1989-03-21 EP EP89200725A patent/EP0336475B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-03-21 DE DE8989200725T patent/DE68903983T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1989-03-21 KR KR1019890003534A patent/KR0133862B1/ko not_active Expired - Fee Related
- 1989-03-21 ES ES89200725T patent/ES2053947T3/es not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA1334099C (en) | 1995-01-24 |
EP0336475A1 (en) | 1989-10-11 |
DE68903983D1 (de) | 1993-02-04 |
KR890014547A (ko) | 1989-10-24 |
EP0336475B1 (en) | 1992-12-23 |
ES2053947T3 (es) | 1994-08-01 |
KR0133862B1 (ko) | 1998-04-23 |
DE68903983T2 (de) | 1993-04-29 |
JP2762293B2 (ja) | 1998-06-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4647648A (en) | Polyhydroxyethers from hydroxybiphenyls | |
US5246751A (en) | Poly(hydroxy ether imides) as barrier packaging materials | |
US4017511A (en) | Preparation of aromatic bisimides | |
EP0589939A1 (en) | POLY (ETHER SULFONAMIDES) WITH HYDROXY FUNCTIONALITY AND USED AS THERMOPLASTIC STOP RESINS. | |
EP0303904A2 (en) | Preparation of epoxy resins having low undesirable halogen content | |
US4837293A (en) | Linear bisphenol epoxy polymers containing cyano groups | |
US4340761A (en) | Preparation of phosphonium phenoxide salts | |
EP0194753B1 (en) | Dicarboxylic acid azomethines and high glass transition temperature polyester products producted therefrom | |
US4611047A (en) | Dicarboxylic acid azomethines and high glass transition temperature polyester products produced therefrom | |
US6051294A (en) | Heat-resistant hydroxy-functional polyethers as thermoplastic barrier resins | |
CA2303369A1 (en) | Process for preparing hydroxy-functionalized polyesters | |
JPH01299824A (ja) | 1,6―ジアザスピロ〔4.4〕ノナン―2,7―ジオン誘導体 | |
EP0093891B1 (en) | Heat-resisting aromatic polyester and process for preparing the same | |
EP0028770B1 (en) | Method for the production of a polyether resin | |
US5386002A (en) | Fluorene based bisimides and thermoplastic polymers thereof | |
WO1993014140A1 (en) | Epoxidation products of 1,3,5-tris(4'-hydroxyphenyl)benzenes____ | |
US4665149A (en) | Triazine containing epoxy resins having improved thermal stability | |
KR0162250B1 (ko) | 도료 배합물 성분으로 적합한 사슬연장된 에폭시 수지 및 그의 제조방법 | |
Xie et al. | A 40‐membered cyclic arylene ether sulfone from bisphenol‐A: improved synthesis and properties | |
US4889907A (en) | Polymeric polyhyroxy polyether containing 1,6-diazaspiro-[4.4]nonane-2,7-dione units | |
JPH02160787A (ja) | 新規1, 6―ジアザスピロ〔4,4〕ノナン―2,7―ジオン誘導体 | |
US5006626A (en) | Epoxy resin compositions | |
EP0369527A2 (en) | Curable resin compositions | |
US4404381A (en) | Novel 3,5-diketo-piperazinyl compounds containing epoxide substituted imides | |
JPS6327448A (ja) | 高純度ビスフエノ−ルアルカリ金属二塩の製造方法 |