JPH01299352A - 動力伝動ベルト駆動装置 - Google Patents
動力伝動ベルト駆動装置Info
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- JPH01299352A JPH01299352A JP12907988A JP12907988A JPH01299352A JP H01299352 A JPH01299352 A JP H01299352A JP 12907988 A JP12907988 A JP 12907988A JP 12907988 A JP12907988 A JP 12907988A JP H01299352 A JPH01299352 A JP H01299352A
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 30
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
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- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Pulleys (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は動力伝動ベルト駆動装置に係り、特にベルト駆
動初期時に摩擦伝動だけでは動力伝達できない使用条件
において、噛み合い伝動を付加することによってスリッ
プのない動力伝動ベルト駆動装置に関するものである。
動初期時に摩擦伝動だけでは動力伝達できない使用条件
において、噛み合い伝動を付加することによってスリッ
プのない動力伝動ベルト駆動装置に関するものである。
(従来技術)
一般に洗濯機のパルセータ駆動を■ベルトで行う場合、
第3図に示す如く洗濯機(11)のモータ(12)側に
連結する駆動プーリ(13)とパルセータ(15)側に
連結する従動プーリ(14)との間に■ベルト(16)
が掛架されるが、近年洗濯機の性能アップに伴い駆動プ
ーリ(13)径を小さくすることによって、回転比を大
きくして洗濯機を低速化すると共に、駆動プーリ(13
)及び従動プーリ(14)の軸に可及的負担をかけない
ようにベルト(16)を低軸荷重下で使用して機構の簡
素化、軽量化、低コスト化並びに軸受及びベルトのロン
グライフを計ることが一般化してきている。
第3図に示す如く洗濯機(11)のモータ(12)側に
連結する駆動プーリ(13)とパルセータ(15)側に
連結する従動プーリ(14)との間に■ベルト(16)
が掛架されるが、近年洗濯機の性能アップに伴い駆動プ
ーリ(13)径を小さくすることによって、回転比を大
きくして洗濯機を低速化すると共に、駆動プーリ(13
)及び従動プーリ(14)の軸に可及的負担をかけない
ようにベルト(16)を低軸荷重下で使用して機構の簡
素化、軽量化、低コスト化並びに軸受及びベルトのロン
グライフを計ることが一般化してきている。
ところで、このようなベルト駆動装置において、■ベル
ト(16)が掛架される駆動・従動プーリは従来■ベル
トが嵌合されるV溝を有した■型プーリが使用され、該
プーリと■ベルトの摩擦伝動によって動力が伝達される
ように設計されている。
ト(16)が掛架される駆動・従動プーリは従来■ベル
トが嵌合されるV溝を有した■型プーリが使用され、該
プーリと■ベルトの摩擦伝動によって動力が伝達される
ように設計されている。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、上記の如きベルト駆動装置では通常の軸
荷重走行では問題はないにしても、低軸荷重走行例えば
前記洗濯機用ベルト駆動装置の如き場合には洗濯機の構
造からVプーリ支持体をあまり強固にすることができず
、従ってベルト有効張力から要求される軸荷重以下の軸
荷重でベルト駆動するため、張力不足によりベルトがス
リップし伝達力不足を生じる場合がある。
荷重走行では問題はないにしても、低軸荷重走行例えば
前記洗濯機用ベルト駆動装置の如き場合には洗濯機の構
造からVプーリ支持体をあまり強固にすることができず
、従ってベルト有効張力から要求される軸荷重以下の軸
荷重でベルト駆動するため、張力不足によりベルトがス
リップし伝達力不足を生じる場合がある。
本発明は上述の如き点に着目し、更にその改善を図るべ
く、■ベルト及び■プーリの使用形態を検討することに
より張力の低い低軸荷重走行においてもスリップが少な
く伝達力のよいベルト駆動装置を提供することを目的と
するものである。
く、■ベルト及び■プーリの使用形態を検討することに
より張力の低い低軸荷重走行においてもスリップが少な
く伝達力のよいベルト駆動装置を提供することを目的と
するものである。
(問題点を解決するための手段)
上記目的を達成するため、本発明の特徴とするところは
駆動・従動プーリを有する一対の■プーリと、該■ブー
リ間に巻掛けられる摩擦伝動ベルトからなる動力伝動ベ
ルト駆動装置において、該伝動ベルトの底部にベルト全
長にわたって一定間票で所定形状のノツチを設けると共
に、該駆動プーリの溝底部に円周方向に複数個の凹部を
搾設し、該凹部に突出ピンをスプリングを介して配設せ
しめ、駆動時に少なくとも1箇所の突出ピンが該ベルト
のノツチ部に噛み合い、動力伝達を補助する構造とした
動力伝動ベルト駆動装置である。
駆動・従動プーリを有する一対の■プーリと、該■ブー
リ間に巻掛けられる摩擦伝動ベルトからなる動力伝動ベ
ルト駆動装置において、該伝動ベルトの底部にベルト全
長にわたって一定間票で所定形状のノツチを設けると共
に、該駆動プーリの溝底部に円周方向に複数個の凹部を
搾設し、該凹部に突出ピンをスプリングを介して配設せ
しめ、駆動時に少なくとも1箇所の突出ピンが該ベルト
のノツチ部に噛み合い、動力伝達を補助する構造とした
動力伝動ベルト駆動装置である。
(実施例)
以下、更に添付図面を参照し、本発明の動力伝動ベルト
駆動装置の実施例につき説明する。
駆動装置の実施例につき説明する。
第1図は本発明駆動装置に於ける駆動プーリと伝動ベル
トとの駆動状態の一部を示し、第2図は同装置における
X−X線拡大断面図を示す。
トとの駆動状態の一部を示し、第2図は同装置における
X−X線拡大断面図を示す。
これらの図において(1)は伝動用■ベルト例えばラッ
プトベルト又はRIEベルトでその底部にはベルト全長
にわたって一定間隔でベルト巾方向に延びるノツチ(2
)が形成されている。このノツチ(2)の縦断面形状は
図では逆V形であるが、四角形、半円形その他種々の形
状を含むことはいうまでもなく、そのノツチの大きさは
小径の駆動プーリ(Dr)上で屈曲されたとき後述する
突出ピンと噛み合う空間が保持できるように設計されて
いる。
プトベルト又はRIEベルトでその底部にはベルト全長
にわたって一定間隔でベルト巾方向に延びるノツチ(2
)が形成されている。このノツチ(2)の縦断面形状は
図では逆V形であるが、四角形、半円形その他種々の形
状を含むことはいうまでもなく、そのノツチの大きさは
小径の駆動プーリ(Dr)上で屈曲されたとき後述する
突出ピンと噛み合う空間が保持できるように設計されて
いる。
一方、前記伝動ベルト(1)と嵌合する駆動プーリ(D
r)は、その■溝底部(3)に円周方向等間隔に複数個
の凹部(4)が搾設されていて、その中には前記伝動ベ
ルト(1)の底部に設けられたノツチ(2)と噛み合う
ように所定形状の突出ピン(5)が伸縮機能を有するも
の、例えばスプリング(6)を介して配設されている。
r)は、その■溝底部(3)に円周方向等間隔に複数個
の凹部(4)が搾設されていて、その中には前記伝動ベ
ルト(1)の底部に設けられたノツチ(2)と噛み合う
ように所定形状の突出ピン(5)が伸縮機能を有するも
の、例えばスプリング(6)を介して配設されている。
この突出ピン(5)の材質は金属、樹脂等でその形状は
前記伝動ベルトの底部のノツチ(2)に噛み合うように
設計されていること、又突出ピン(5)の巾はベルト庭
中の1/2以上であることが必要である。突出ピンの巾
がベルト庭中の1/2以下ではベルトのノツチ部との噛
み合いが充分でなく又耐久性も弱く噛み合い伝動の効果
が少なくなる。そしてベルトがプーリと嵌合時この突出
ピン(5)の先端部(7)とベルトのノツチ部(2)が
駆動初期時少なくとも一箇所噛み合うことによって摩擦
伝動時に生じるスリップを防止する機能を果たすように
形成されている。
前記伝動ベルトの底部のノツチ(2)に噛み合うように
設計されていること、又突出ピン(5)の巾はベルト庭
中の1/2以上であることが必要である。突出ピンの巾
がベルト庭中の1/2以下ではベルトのノツチ部との噛
み合いが充分でなく又耐久性も弱く噛み合い伝動の効果
が少なくなる。そしてベルトがプーリと嵌合時この突出
ピン(5)の先端部(7)とベルトのノツチ部(2)が
駆動初期時少なくとも一箇所噛み合うことによって摩擦
伝動時に生じるスリップを防止する機能を果たすように
形成されている。
尚、前記突出ピン(5)は駆動プーリ(Dr)の回転に
より、プーリ半径方向に移動できるべく、スプリング(
6)を介してプーリ(Dr)に連結されており、通常は
駆動プーリ(Dr)が駆動初期の高速回転時にはスプリ
ング力に打ち勝つ遠心力の作用により突出ピン(5)が
外側に移動してベルトのノツチ部(2)と噛み合い、摩
擦伝動を助ける役目を果たす。又駆動プーリ(Dr)に
負荷がかかり回転数が低下した時にはスプリングの作用
により内側に移動しベルトのノツチ(2)部との噛み合
いは解消され、従来の摩擦伝動のみで動力を伝動する。
より、プーリ半径方向に移動できるべく、スプリング(
6)を介してプーリ(Dr)に連結されており、通常は
駆動プーリ(Dr)が駆動初期の高速回転時にはスプリ
ング力に打ち勝つ遠心力の作用により突出ピン(5)が
外側に移動してベルトのノツチ部(2)と噛み合い、摩
擦伝動を助ける役目を果たす。又駆動プーリ(Dr)に
負荷がかかり回転数が低下した時にはスプリングの作用
により内側に移動しベルトのノツチ(2)部との噛み合
いは解消され、従来の摩擦伝動のみで動力を伝動する。
(効果)
以上のように本発明は駆動Vプーリ溝底部に円周方向に
複数個の凹部を搾設し、その凹部に突出ピンをスプリン
グを介して配設せしめ、駆動時に少なくとも1箇所の突
出ピンが該ベルトのノツチ部に噛み合い、動力伝達を補
助する構造としたものであり、従来低軸荷重走行の駆動
初期時に小径駆動プーリで発生していたスリップを噛み
合い伝動で補うことにより、スリップを完全に防止する
ことが可能となり、駆動プーリの小プーリ径化及び初期
駆動時の高速回転時もスリップがなく十分な動力伝達が
可能となる顕著な効果を有する。
複数個の凹部を搾設し、その凹部に突出ピンをスプリン
グを介して配設せしめ、駆動時に少なくとも1箇所の突
出ピンが該ベルトのノツチ部に噛み合い、動力伝達を補
助する構造としたものであり、従来低軸荷重走行の駆動
初期時に小径駆動プーリで発生していたスリップを噛み
合い伝動で補うことにより、スリップを完全に防止する
ことが可能となり、駆動プーリの小プーリ径化及び初期
駆動時の高速回転時もスリップがなく十分な動力伝達が
可能となる顕著な効果を有する。
第1図は本発明駆動装置の一部を示す正面図、第2図は
第1図のX−X線拡大断面図、第3図は低軸荷重用洗濯
機の概略説明図である。 (1)・・・伝動ベルト (2)・・・ベルトのノツチ (3)・・・プーリの■溝底部 (4)・・・プーリの凹部 (5)・・・突出ピン (6)・・・スプリング (7)・・・突出ピンの先端部 (Dr)・・・駆動プーリ 特許出願人 三ツ星ベルト株式会社 第11図 第2図 第3図 z
第1図のX−X線拡大断面図、第3図は低軸荷重用洗濯
機の概略説明図である。 (1)・・・伝動ベルト (2)・・・ベルトのノツチ (3)・・・プーリの■溝底部 (4)・・・プーリの凹部 (5)・・・突出ピン (6)・・・スプリング (7)・・・突出ピンの先端部 (Dr)・・・駆動プーリ 特許出願人 三ツ星ベルト株式会社 第11図 第2図 第3図 z
Claims (1)
- 1、駆動・従動プーリを有する一対のVプーリと該プー
リ間に巻掛けられる摩擦伝動ベルトからなる動力伝動ベ
ルト駆動装置において、該伝動ベルトの底部にベルト全
長にわたって一定間隔で所定形状のノッチを設けると共
に、該駆動プーリの溝底部に円周方向に複数個の凹部を
挿設し、該凹部に突出ピンをスプリングを介して配設せ
しめ、駆動時に少なくとも1箇所の突出ピンが該ベルト
のノッチ部に噛み合い、動力伝達を補助する構造とした
動力伝動ベルト駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12907988A JPH01299352A (ja) | 1988-05-25 | 1988-05-25 | 動力伝動ベルト駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12907988A JPH01299352A (ja) | 1988-05-25 | 1988-05-25 | 動力伝動ベルト駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01299352A true JPH01299352A (ja) | 1989-12-04 |
Family
ID=15000560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12907988A Pending JPH01299352A (ja) | 1988-05-25 | 1988-05-25 | 動力伝動ベルト駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01299352A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010059216A (ko) * | 1999-12-30 | 2001-07-06 | 이계안 | 알터네이터 |
KR20040037778A (ko) * | 2002-10-30 | 2004-05-07 | 현대자동차주식회사 | 알터네이터 |
JP2010203552A (ja) * | 2009-03-04 | 2010-09-16 | Nissan Motor Co Ltd | 無段変速装置 |
-
1988
- 1988-05-25 JP JP12907988A patent/JPH01299352A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010059216A (ko) * | 1999-12-30 | 2001-07-06 | 이계안 | 알터네이터 |
KR20040037778A (ko) * | 2002-10-30 | 2004-05-07 | 현대자동차주식회사 | 알터네이터 |
JP2010203552A (ja) * | 2009-03-04 | 2010-09-16 | Nissan Motor Co Ltd | 無段変速装置 |
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