JP5430532B2 - 無段変速伝動機構 - Google Patents
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Description
この動力伝達中に、可動シーブをプーリ中心ボス部上でプーリ軸線方向へスライド変位させてプーリV溝の溝幅を変更することにより、プーリに対する無終端チェーンリンクの巻き掛け径を連続的に変化させ、これにより無段変速が可能となるよう構成する。
無終端チェーンリンクの内周に形成した歯溝がプーリ中心ボス部外周面の歯と噛み合う伝動比である間、プーリおよび無終端チェーンリンク間のスリップを防止して無段変速伝動機構の伝動効率を高める技術が提案されている。
プーリ中心ボス部外周の歯が無終端チェーンリンクとの干渉により、この無終端チェーンリンクを損傷させるようなことがなく、耐久性の点で有利である。
先ず、本発明の要旨構成の基礎前提となる無段変速伝動機構を説明するに、これは、無終端チェーンリンクと、この無終端チェーンリンクを巻き掛けしたプーリとから成る。
そして、上記無終端チェーンリンクを挟圧する上記プーリの軸線方向対向シーブのうち、一方の固定シーブをプーリ中心ボス部に対し固定し、他方の可動シーブを該プーリ中心ボス部上で軸線方向へスライドさせることにより無段変速可能である。
また、上記プーリ中心ボス部の外周に、バネ手段で径方向外方へ附勢すると共に径方向限界位置に弾支して設けた可動歯と、上記無終端チェーンリンクに設けた可動歯噛合溝との噛み合いにより、該噛み合いが可能な伝動比でのスリップ防止を可能にしたものである。
上記可動歯の径方向限界位置で該可動歯の歯先が、プーリ中心ボス部上に軸線方向スライド可能に嵌合させた上記可動シーブの内周面と同じ径方向位置、若しくは該径方向位置よりも径方向内方位置となるよう、上記可動歯の径方向限界位置を定めた構成に特徴づけられる。
可動シーブをプーリV溝の溝幅が狭くなるよう、プーリ中心ボス部上で軸線方向へスライド変位させるときも、この可動シーブが可動歯を径方向内方へ押し込むことがない。
<第1実施例の構成>
図1〜5は、本発明の第1実施例になる無段変速伝動機構を示し、この無段変速伝動機構は図2における無終端チェーンリンク1を、図1〜3における従動側のセカンダリプーリ2と、図示せざる同様な駆動側のプライマリプーリとの間に掛け渡して成るものである。
無終端チェーンリンク1は図2に示すとおり、走行方向を横切る断面形状が当該プーリV溝の対向面に面接触するV字状のもので、この面接触下に対向シーブ3,4間に挟圧され、プライマリプーリ(図示せず)およびセカンダリプーリ2間で動力伝達を行うことができる。
そして、プライマリプーリ(図示せず)の可動シーブを固定シーブに対し接近させてプーリV溝幅を狭くすると同時に、セカンダリプーリ2の可動シーブ4を図2のごとく固定シーブ3から遠ざけてプーリV溝幅を広くするにつれ、
無終端チェーンリンク1は、プライマリプーリ(図示せず)に対する巻き掛け径を増大されると共に、セカンダリプーリ2に対する巻き掛け径を図2のごとく小さくされ、無段変速伝動機構は図2に示す最ハイ変速比選択状態に向け無段変速下にアップシフト可能である。
無終端チェーンリンク1は、プライマリプーリ(図示せず)に対する巻き掛け径を小さくされると共に、セカンダリプーリ2に対する巻き掛け径(図3では無終端チェーンリンク1が見えていない)を大きくされ、無段変速伝動機構は図3に示す最ロー変速比選択状態に向け無段変速下にダウンシフト可能である。
図1〜4に示すごとく、セカンダリプーリ2の中心ボス部8に複数個の可動歯9を、図1および図4のごとく円周方向等間隔に配して設ける。
可動歯9はそれぞれ、その基部9aが、図2に示した最ハイ変速比選択状態のシーブ3,4間を橋絡するようプーリ軸線方向へ延在させ、この基部9aを、プーリ中心ボス部8の外周面に設けた可動歯ガイド溝11内に径方向進退可能に嵌合させる。
このとき可動歯9は図2〜4に示すごとく、径方向外側に張り出させて設けた歯先9bが図2,3に示すごとくプーリ中心ボス部8の外周面と、径方向において同じレベルまたは径方向内方レベルとなるような径方向位置となす。
可動歯基部9aの両端9c,9dをプーリ中心ボス部8の外周面よりも径方向内方に位置させ、これら可動歯基部9aの両端9c,9dがシーブ3,4の内周部に対し径方向外方へ衝接することにより、可動歯9の径方向限界位置を規定する。
可動歯9は、かかる径方向限界位置において、歯先9bがプーリ中心ボス部8の外周面と、径方向において同じレベルまたは径方向内方レベルとする。
この分散配置に当たり、好ましくはバネ手段12をできるだけ可動歯9の長手方向等分配置となるよう分散させるのが良い。
U字状エレメント13は、プーリ中心ボス部8の外周条溝8aと各可動歯基部9aとの間において、該プーリ中心ボス部8の母線方向へ延在するよう介在させる。
従ってU字状エレメント13は可動歯9と同数だけ存在し、これらU字状エレメント13を可動歯9に着座させ、連結エレメント14をプーリ中心ボス部8の外周条溝8aに着座させる。
かくてバネ手段12は、線状エレメント13,14の交互組み合わせに成る捩りバネ型式のものとなり、連結エレメント14の捩りバネ作用によりU字状エレメント13を介して各可動歯9を径方向外方へ附勢することができる。
シーブ3は、固定シーブであっても、図2,3に示すごとくプーリ軸5と別体に構成し、無終端チェーンリンク1に近い該固定シーブ3の内周隅角に図2,3に示すごとく環状切り欠き3aを形成して、可動歯基部9aの端部9cが径方向外方へ衝接するための内周面3bを設定し、かように成形したシーブ3を図2,3に示すごとくプーリ軸5に固着して固定シーブとなす。
そして、可動歯基部9aの端部9c,9dの径方向厚さ(図2,3の上下方向厚さ)は、可動歯9の歯先9bが図2,3に示すごとく可動シーブ内周面4aと同じ径方向位置となるような厚さ、若しくは該径方向位置よりも径方向内方位置となるような厚さとする。
図2の最ハイ変速比選択状態で、可動歯9(歯先9b)と可動歯噛合溝1aとの噛み合いにより、セカンダリプーリ2に対する無終端チェーンリンク1のスリップを防止し、無段変速伝動機構の伝動効率を向上させるようにする。
上記した無段変速伝動機構はその伝動中、セカンダリプーリ2の可動シーブ4を図2のごとく固定シーブ3から遠ざけてプーリV溝幅を広くすると、無終端チェーンリンク1がセカンダリプーリ2に対する巻き掛け径を図2のごとく小さくされ、最ハイ変速比選択状態へと無段変速(アップシフト)される。
無終端チェーンリンク1は、図3からはみ出すほどに、セカンダリプーリ2に対する巻き掛け径を大きくされ、無段変速伝動機構は図3に示す最ロー変速比選択状態へと無段変速(ダウンシフト)される。
ところで、可動歯9の径方向限界位置においてその歯先9bが図2,3に示すごとく可動シーブ内周面4aと同じ径方向位置、若しくは該径方向位置よりも径方向内方位置にあるため、
図3に矢印で示す可動シーブ4の軸線方向変位中、この可動シーブ4は内周面4aによって可動歯9(歯先9b)をバネ手段12のバネ力に抗し径方向内方へ押し込むことがない。
上記した本実施例においては、バネ手段12で径方向外方へ附勢された可動歯9の径方向限界位置を、可動歯9の歯先9bが図2,3に示すごとく可動シーブ内周面4aと同じ径方向位置、若しくは該径方向位置よりも径方向内方位置となるような限界位置にしたため、
図3に矢印で示す可動シーブ4の軸線方向変位による最ロー変速比選択状態へのダウンシフト中、該可動シーブ4の内周面4aが可動歯9(歯先9b)をバネ手段12のバネ力に抗し径方向内方へ押し込むことがない。
ところで最ロー変速比選択状態は、駐停車時も含めると長時間に亘り維持され続ける変速比選択状態であり、この長時間に亘り選択される最ロー変速比でバネ手段12が大きく撓んだ状態にされていると、その耐久性が著しく低下し、バネ手段12が早期に劣化してしまう。
しかし本実施例においては上記の通り、最ロー変速比選択状態で可動歯9が径方向内方へ押し込まれず、バネ手段12を大きく撓ませることがないことから、長時間に亘りバネ手段12が大きく撓んだ状態のままにされることがなく、バネ手段12がこれに伴う早期劣化により可動歯9の径方向押し出し力を弱められて、伝動効率の向上効果を阻害されるという問題を回避することができる。
また可動歯両端9c,9dの径方向厚さを加減して、可動歯9の上記径方向限界位置を、可動歯9の歯先9bが可動シーブ内周面4aと同じ径方向位置、若しくは該径方向位置よりも径方向内方位置となるような限界位置となすため、
既存部品(シーブ3,4)の有効利用により安価に当該可動歯9の径方向限界位置を規定し得ると共に、可動歯両端9c,9dの径方向厚さを加減するだけの簡単な手法で安価に、可動歯9の歯先9bを可動シーブ内周面4aと同じ径方向位置、若しくは該径方向位置よりも径方向内方位置となすことができる。
図6,7は、本発明の第2実施例になる無段変速伝動機構を成す無終端チェーンリンク1およびセカンダリプーリ2の巻き掛け伝動部で、図中、図1〜4におけると同様な部分を同一符号にて示す。
また図7は、無段変速伝動機構が最ロー変速比選択状態であるときの無終端チェーンリンク1およびセカンダリプーリ2の巻き掛け伝動部を示す、図3と同様な図である。
この筒状の可動歯ガイド21は、プーリ中心ボス部8の外周面よりも径方向内方に位置するような直径とし、プーリ中心ボス部8内に嵌合して、プーリ中心ボス部8と同心状態を保つよう設ける。
かかる可動歯9の径方向限界位置で可動歯9の歯先9bは、図6,7に示すごとく可動シーブ4の内周面4aと同じ径方向位置、若しくは該径方向位置よりも径方向内方位置となるような高さとする。
セカンダリプーリ2の可動シーブ4を図6のごとく固定シーブ3から遠ざけてプーリV溝幅を広くすると、無終端チェーンリンク1がセカンダリプーリ2に対する巻き掛け径を図6のごとく小さくされ、最ハイ変速比選択状態へと無段変速(アップシフト)される。
無終端チェーンリンク1は、図7からはみ出すほどに、セカンダリプーリ2に対する巻き掛け径を大きくされ、無段変速伝動機構は図7に示す最ロー変速比選択状態へと無段変速(ダウンシフト)される。
ところで、可動歯9の径方向限界位置においてその歯先9bが図6,7に示すごとく可動シーブ内周面4aと同じ径方向位置、若しくは該径方向位置よりも径方向内方位置にあるため、
図7に矢印で示す可動シーブ4の軸線方向変位中、この可動シーブ4は内周面4aによって可動歯9(歯先9b)をバネ手段12のバネ力に抗し径方向内方へ押し込むことがない。
上記した本実施例においても、バネ手段12で径方向外方へ附勢された可動歯9の径方向限界位置を、可動歯9の歯先9bが図6,7に示すごとく可動シーブ内周面4aと同じ径方向位置、若しくは該径方向位置よりも径方向内方位置となるような限界位置にしたため、
図7に矢印で示す可動シーブ4の軸線方向変位による最ロー変速比選択状態へのダウンシフト中、該可動シーブ4の内周面4aが可動歯9(歯先9b)をバネ手段12のバネ力に抗し径方向内方へ押し込むことがない。
かようにバネ手段12が大きく撓んだ状態が、最ロー変速比選択中の長時間に亘り継続して、バネ手段12がこれに伴う早期劣化により可動歯9の径方向押し出し力を弱められて、伝動効率の向上効果を阻害されるという問題を回避することができる。
固定シーブ3に、図2,3に示すような環状切り欠き3aを設ける必要がなくなり、当該環状切り欠き3aの形成による固定シーブ3の強度低下を防止することができる。
図8,9は、本発明の第3実施例になる無段変速伝動機構を成す無終端チェーンリンク1およびセカンダリプーリ2の巻き掛け伝動部で、図中、図1〜4におけると同様な部分を同一符号にて示す。
また図9は、無段変速伝動機構が最ロー変速比選択状態であるときの無終端チェーンリンク1およびセカンダリプーリ2の巻き掛け伝動部を示す、図3と同様な図である。
小径の歯先9bと噛み合う可動歯噛合溝1aは、図2に示す第1実施例と同様なものとし、大径の歯先9eと噛み合う可動歯噛合溝1bは、図8に示すように歯先9eとの噛合により伝動効率を高めるようなものとする。
セカンダリプーリ2の可動シーブ4を図8のごとく固定シーブ3から遠ざけてプーリV溝幅を広くすると、無終端チェーンリンク1がセカンダリプーリ2に対する巻き掛け径を図8のごとく小さくされ、最ハイ変速比選択状態へと無段変速(アップシフト)される。
無終端チェーンリンク1は、図9からはみ出すほどに、セカンダリプーリ2に対する巻き掛け径を大きくされ、無段変速伝動機構は図9に示す最ロー変速比選択状態へと無段変速(ダウンシフト)される。
ところで、可動歯9の径方向限界位置においてその歯先9bが図8,9に示すごとく可動シーブ内周面4aと同じ径方向位置、若しくは該径方向位置よりも径方向内方位置にあるため、
図9に矢印で示す可動シーブ4の軸線方向変位中、この可動シーブ4は内周面4aによって可動歯9(歯先9b)をバネ手段12のバネ力に抗し径方向内方へ押し込むことがない。
上記した本実施例においても、バネ手段12で径方向外方へ附勢された可動歯9の径方向限界位置を、可動歯9の歯先9bが図8,9に示すごとく可動シーブ内周面4aと同じ径方向位置、若しくは該径方向位置よりも径方向内方位置となるような限界位置にしたため、
図9に矢印で示す可動シーブ4の軸線方向変位による最ロー変速比選択状態へのダウンシフト中、該可動シーブ4の内周面4aが可動歯9(歯先9b)をバネ手段12のバネ力に抗し径方向内方へ押し込むことがない。
大径の歯先9bと可動歯噛合溝1bと噛み合いにより、無終端チェーンリンク1およびセカンダリプーリ2間の伝動トルク容量が増大して、可動歯9による伝動効率の向上効果を更に確実なものにすることができる。
なお図8,9のように、可動シーブ4のストローク中に可動シーブ内周面4aが被さる可動歯9の歯先領域における歯先部分9bのみを、可動シーブ内周面4aと同じ径方向位置、若しくは該径方向位置よりも径方向内方位置となし、他領域における歯先部分9eを歯先部分9bよりも大径にする着想は、
可動歯9の径方向限界位置を図6,7におけるように筒状の可動歯ガイド21で規定する構成に対しても適用し得るのは言うまでもない。
最ロー変速比選択状態で無終端チェーンリンク1とプライマリプーリ(図示せず)との間のスリップを防止すべく、これらの間に同様なスリップ防止機構が存在する場合も本発明の上記した着想は適用可能であり、この適用によっても前記したと同様な作用効果が奏し得られのは言うまでもない。
1a,1b 可動歯噛合溝
2 セカンダリプーリ
3 固定シーブ
3a 環状切り欠き
3b 環状切り欠き内周面
4 可動シーブ
4a 可動シーブ内周面
5 プーリ軸
8 プーリ中心ボス部
9 可動歯
9a 基部
9b,9e 歯先
11 可動歯ガイド溝
12 バネ手段
21 可動歯ガイド
Claims (4)
- 無終端チェーンリンクと、この無終端チェーンリンクを巻き掛けしたプーリとから成り、
前記無終端チェーンリンクを挟圧する前記プーリの軸線方向対向シーブのうち、一方の固定シーブをプーリ中心ボス部に対し固定し、他方の可動シーブを該プーリ中心ボス部上で軸線方向へスライドさせることにより無段変速可能であり、
前記プーリ中心ボス部の外周に、バネ手段で径方向外方へ附勢すると共に径方向限界位置に弾支して設けた可動歯と、前記無終端チェーンリンクに設けた可動歯噛合溝との噛み合いにより、該噛み合いが可能な伝動比でのスリップ防止を可能にした無段変速伝動機構において、
前記可動歯の径方向限界位置で該可動歯の歯先が、プーリ中心ボス部上に軸線方向スライド可能に嵌合させた前記可動シーブの内周面と同じ径方向位置、若しくは該径方向位置よりも径方向内方位置となるよう、前記可動歯の径方向限界位置を定めたことを特徴とする無段変速伝動機構。 - 請求項1に記載された無段変速伝動機構において、
前記可動歯のプーリ軸線方向両端を、前記軸線方向対向シーブの内周部に対し径方向外方へ衝接させて、前記可動歯の径方向限界位置を規定するよう構成し、
前記可動歯のプーリ軸線方向両端における径方向厚さを、前記可動歯の径方向限界位置で該可動歯の歯先が前記可動シーブ内周面と同じ径方向位置、若しくは該径方向位置よりも径方向内方位置となるよう決定したことを特徴とする無段変速伝動機構。 - 請求項1に記載された無段変速伝動機構において、
前記プーリ中心ボス部の外周に嵌合させて設けた筒状の可動歯ガイドの内周に可動歯を衝接させて、前記可動歯の径方向限界位置を規定するよう構成し、
前記可動歯ガイドの内径を、前記可動歯の径方向限界位置で該可動歯の歯先が前記可動シーブ内周面と同じ径方向位置、若しくは該径方向位置よりも径方向内方位置となるよう決定したことを特徴とする無段変速伝動機構。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載された無段変速伝動機構において、
前記可動歯の歯先は、前記可動シーブの軸線方向スライド中に該可動シーブの内周面が被さる領域のみを、前記可動シーブ内周面と同じ径方向位置、若しくは該径方向位置よりも径方向内方位置にされるものであることを特徴とする無段変速伝動機構。
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