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JPH01283797A - 放電ランプ点灯装置 - Google Patents

放電ランプ点灯装置

Info

Publication number
JPH01283797A
JPH01283797A JP11445688A JP11445688A JPH01283797A JP H01283797 A JPH01283797 A JP H01283797A JP 11445688 A JP11445688 A JP 11445688A JP 11445688 A JP11445688 A JP 11445688A JP H01283797 A JPH01283797 A JP H01283797A
Authority
JP
Japan
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capacitor
inductance
transistor
circuit
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11445688A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2558808B2 (ja
Inventor
Mitsuharu Miyazaki
光治 宮崎
Kazuhiko Ito
和彦 伊藤
Masakatsu Yoshibayashi
吉林 正勝
Shigeru Horii
滋 堀井
Masataka Ozawa
小沢 正孝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP11445688A priority Critical patent/JP2558808B2/ja
Publication of JPH01283797A publication Critical patent/JPH01283797A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2558808B2 publication Critical patent/JP2558808B2/ja
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  • Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)
  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、放電ランプを高周波にて始動・点灯する放電
ランプ点灯装置に関する。
従来の技術 従来の放電ランプ点灯装置は、例えば第2図のような回
路になっていた。
すなわち、第2図において、4は商用電源1と整流ブリ
ッジ2と平滑用コンデンサ3とからなる出力電圧の極性
が一定である電源回路、5はその出力に直列に接続され
たコンデンサ、6はコンデンサ5と電源回路4との間に
接続されたトランジスタであり、コンデンサ5に並列に
蛍光ランプ7とインダクタンス8との直列回路が接続さ
れ、蛍光ランプ7の反型源側端に並列に始動回路である
コンデンサ9が接続される。10はインダクタンス8に
直列に接続したカレントトランス、11はコンデンサ5
に並列に接続したインダクタンス、12はトランジスタ
6のベースと電源回路4の間に接続された抵抗である。
トランジスタ6のベース・エミッタ間にはカレントトラ
ンス10の2次巻線とコンデンサ13の直列回路とダイ
オード14と抵抗15の直列回路が接続され、コンデン
サ13に並列にコンデンサ16とトランジスタ17が接
続され、トランジスタ17のベースに制御回路18が接
続され、トランジスタ17に逆並列にタイオード19が
接続される。
以上のように構成された従来の回路の動作を説明する。
電源を投入すると、電源回路4に電圧が発生し抵抗12
を介して起動電流が流れてトランジスタ6が導通する。
蛍光ランプ7の点灯中電流は電源回路4からインダクタ
ンス8と蛍光ランプ7のフィラメント電極とコンデンサ
9とカレントトランス10を介して、トランジスタ6を
通って流れる。このとき、蛍光ランプ7のインピーダン
スはコンデンサ9に並列に接続されるため、コンデンサ
9の電流は少なく蛍光ランプ7を電流が流れる。そのた
め、インダクタンス8とコンデンサ9の共振はほとんど
なく、2次巻線にはランプ電流に比例した電流が生じて
、コンデンサ13を介してトランジスタ6のベース電流
が供給されて、トランジスタ6のオンを維持する。この
とき、トランジスタ17はオンである。そのため、コン
デンサ16は、コンデンサ13に並列に挿入された8態
になっており、発振周期はコンデンサ13と16の充放
電時間に近くなって長くなっている。
そのため、コンデンサ13と16が2次巻線に発生する
電圧付近まで充電されてトランジスタ6のベース電流が
流れなくなると、トランジスタ6はターンオフしかかり
、カレントトランス10に流れる電流が減少しはじめ、
2次巻線に発生する電圧が逆転しベース電流が逆方向に
引かれると、コンデンサ13に蓄積された電荷がトラン
ジスタ6のベース・エミッタ間に逆方向に印加される帰
還がかかり、トランジスタ6は急速にターンオフする。
トランジスタ6がオフすると蛍光ランプ7とインダクタ
ンス8の直列回路とインダクタンス11に蓄られたエネ
ルギーがコンデンサ5と蛍光ランプ7とインダクタンス
8とインダクタンス11に放出されて振動し、蛍光ラン
プ7のランプ電流となる。トランジスタ6のオフ時にカ
レントトランス10を流れる振動電流は、2次巻線に負
の電圧を発生させる。このとき、トランジスタ17は順
方向に導通ており、ダイオード14と抵抗15を介して
トランジスタ6のベース・エミッタ間に逆電圧を印加し
トランジスタ6のオフを維持する。
振動電流が負のピークを過ぎると次第に2次巻線に正の
電圧が発生し、トランジスタ6のオフ期間中にコンデン
サ13と16に逆方向に充電された電圧がトランジスタ
6のベースへ順方向に印加されてトランジスタ6がター
ンオンする。このとき、ターンオン直後はインダクタン
ス8の電流がまだ逆方向に流れているため、タイオード
14と抵抗15を介してベースからコレクタへ電流が流
れる。
インダクタンス8の逆方向電流は次第に減少してトラン
ジスタ6に順方向電流が流れるようになり、以後上記動
作を繰返し、トランジスタ6をオン・オフ制御し蛍光ラ
ンプ7を点灯維持する。
調光時は、制御回路によりトランジスタ17がオフ収態
にありコンデンサ16は一方向に充電されたままでコン
デンサとして動作しない、そのため、トランジスタ6の
オン期間はコンデンサ13だけの充電期間となり短かく
なる。そのため、発振周波数も高くなり、インダクタン
ス8のインピーダンスも高くなり、ランプ電流が減少し
調光される。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような構成では、コンデンサ13
と16の静電容量の差により調光レベルがきまり、コン
デンサ13をあまり小さくするとトランジスタ6のオフ
が不完全となり発振動作が不安定になる場合があるため
、調光レベルを安定に低くするのが難しいという問題点
があった。
課題を解決するための手段 本発明は前記問題点を解決するため、出力電圧の極性が
一定である電源と、前記電源の出力端に接続され少なく
とも1つ以上のトランジスタとインダクタンスとコンデ
ンサとを備え前記電源と順方向の電流を前記トランジス
タによりオン・オフして出力端に接続された放電ランプ
を始動・点灯させる自動式のスイッチング回路と、少な
くとも1つ以上のインダクタンスとコンデンサとを備え
前記トランジスタに接続された駆動回路と、前記放電ラ
ンプの始動回路と、前記駆動回路の1つ以上のインダク
タンスの両端に接続した第1の制御素子と、前記駆動回
路の1つ以上のコンデンサの両端に接続した第2の制御
素子とを備えたものである。
作用 本発明は前記した構成により、駆動回路の発振を安定に
するとともに、駆動回路のインダクタンスとコンデンサ
にそれぞれ並列に制御素子を設けてそれぞれの寄与する
割合を実効的に減少させて発振周波数を高めてランプ電
流を減少し調光する。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明する
。第1図は本発明の放電ランプ点灯装置の実施例を示す
回路図である。第1図において4は商用電源1と整流ブ
リッジ2と平滑用コンデンサ3とからなる出力電圧の極
性が一定である電源、5はその出力に直列に接続された
コンデンサ、6はコンデンサ5と電源回路4との闇に接
続されたトランジスタであり、コンデンサ5に並列に蛍
光ランプ7とインダクタンス8との直列回路が接続され
、蛍光ランプ7の反電源側端に並列に始動回路であるコ
ンデンサ9とインダクタンス20が接続される。21は
コンデンサ5とトランジスタ6とインダクタンス8とか
らなる自励式のスイッチング回路である。45はスイッ
チング回路21の駆動回路であり、トランジスタ6のベ
ースに一端を接続したインダクタンス22と、インダク
タンス22の他端とトランジスタ6のエミッタとの間に
接続されたインダクタンス8の2次巻線8bとコンデン
サ23の直列回路とカソードをトランジスタ6のベース
に接続し他端を抵抗25を介してトランジスタ6のエミ
ッタに接続したダイオード24とから構成されている。
29は電源回路4の出力端に接続された分圧抵抗26.
27とその中点に一端を接続したコンデンサ28とから
なるタイマ回路、30はコンデンサ28の他端をベース
に接続しコレクタをインダクタンス22に並列に接続し
た第1の制御素子であるトランジスタである。44は電
源回路4の出力端に接続された抵抗Aである抵抗33と
コンデンサ34との積分回路と、コンデンサ34に並列
に接続した定電圧素子Bであるツェナーダイオード36
と可変抵抗37とコンデンサ41との直列回路と、コン
デンサ41と可変抵抗37の中点に一端を接続した出力
抵抗40とアノードを接続したダイオード38とダイオ
ード38のカソードに接続し他端をトランジスタ30の
ベースに接続した2つめの出力抵抗39と、コンデンサ
34に並列に接続した定電圧素子Aであるツェナーダイ
オード35と、コンデンサ34に並列に接続した定電圧
素子Cであるツェナーダイオード42とスイッチ43と
の直列回路−とで構成された信号回路である。32は抵
抗40の他端をベースに接続しコレクタをトランジスタ
30のエミッタに接続しコンデンサ23に並列に接続し
た第2の制御素子であるトランジスタである。
以上のように構成された実施例の回路動作を説明する。
電源を投入すると、電源回路4に電圧が発生しタイマ回
路29の抵抗26とコンデンサ28とトランジスタ30
のベースを介して起動電流が流れてトランジスタ30が
導通し、同時にそのベース電流によってトランジスタ6
が導通する。
当初蛍光ランプ7は点灯しておらず電流は電源回路4か
らインダクタンス8と蛍光ランプ7のフィラメント電極
とコンデンサ9とインダクタンス20を介して、トラン
ジスタ6を通って流れる。このとき、インダクタンス8
の2次巻線8bに正の電圧が発生しコンデンサ23とイ
ンダクタンス22を介してトランジスタ6のベース電流
が供給されて、トランジスタ6のオンを維持する。この
とき、インダクタンス8の1大巻u8aに流れる電流は
コンデンサ9とインダクタンス8の共振電流である。こ
こで、インダクタンス8の2次巻線8bに発生した正の
電圧によって流れる電流はインダクタンス22とコンデ
ンサ23の固有振動周波数での直列共振電流であるが、
実際はトランジスタ30が導通しているのでトランジス
タ30のエミッタからコレクタへ逆方向にもある程度流
れるため、共振状態は弱くインダクタンス22はほとん
ど機能しないため、その振動周期はコンデンサ23の充
放電時間に近くなって短かくなる。そのため、コンデン
サ23が2次巻線8bに発生する電圧付近まで充電され
てトランジスタ6のベース電流が流れなくなりインダク
タンス22の影響で少しトランジスタ6のベース電流が
逆方向に引かれるとトランジスタ6はターンオフしかか
り、そのため、インダクタンス8bに発生する電圧が小
さくなるとコンデンサ23に蓄積された電荷がトランジ
スタ6のベース・エミッタ間に逆方向に印加される帰還
がかかり、トランジスタ6は急速にターンオフする。ト
ランジスタ6がオフするとコンデンサ9とインダクタン
ス8の直列共振回路とインダクタンス200に蓄られた
エネルギーがコンデンサ5と蛍光ランプ7とコンデンサ
9とインダクタンス8とインダクタンス20に放出され
て振動し、蛍光ランプ7の予熱電流となる。なお、この
とき、蛍光ランプ7がコンデンサ9に発生する電圧で始
動しないように設定しておく。トランジスタ6のオフ時
にインダクタンス8の1次巻線8aを流れる振動電流は
、インダクタンス8の2次巻線8bに負の電圧を発生さ
せる。このとき、トランジスタ30は順方向に導通し、
インダクタンス22はまったく機能しないため、この電
圧により、ダイオード24と抵抗25を介してトランジ
スタ6のベース・エミッタ間に逆電圧を印加しトランジ
スタ6のオフを維持する。振動電流が負のピークを過ぎ
ると次第にインダクタンス8の2次巻線8bに正の電圧
が発生し、トランジスタ6のオフ期間中にコンデンサ2
8に逆方向に充電された電圧がトランジスタ6のベース
へ順方向に印加されてトランジスタ6がターンオンする
。このとき、ターンオン直後はインダクタンス8の電流
がまだ逆方向に流れているため、タイオード24と抵抗
25を介してベースからコレクタへ電流が流れる。イン
ダクタンス8の逆方向電流は次第に減少してトランジス
タ6に順方向電流が流れるようになり、以後上記動作を
繰返す0以上の発振動作によって時間の経過とともに蛍
光ランプ7の予熱電極の温度が上昇する。
なお、タイマ回路29は電源投入後から抵抗26を介し
てコンデンサ28に電荷を蓄積しつつトランジスタ30
のベース電流を供給し、所定時間後に抵抗26.27に
よる電圧にまで充電されるとそれ以上充電されないので
このとき以降、電源が遮断されて抵抗26.27を介し
てコンデンサ28の電荷が放出されるまでトランジスタ
30のベースに電流が流れなくなる。そのため、所定時
間後にトランジスタ30がオフすると、トランジスタ6
のオン時にはインダクタンス8の2次巻線8bに正の電
圧が発生しコンデンサ23とインダクタンス22を介し
てトランジスタ6にベース電流が供給される。このベー
ス電流はコンデンサ23とインダクタンス22の共振電
流であり、その半周期付近でトランジスタ6のベース電
流が正から負になり、トランジスタ6の蓄積電荷が放出
されるとトランジスタ6がターンオフする。蛍光ランプ
7の始動前ではインダクタンス8とコンデンサ9とが直
列共振状態にあり、コンデンサ9には点灯時よりも非常
に大きくかつタイマ回路動作前の予熱時よりも大きく、
蛍光ランプ7を始動するのに十分な電圧を発生するよう
に各インダクタンスとコンデンサが設定される。そのた
め、蛍光ランプ7は始動する。始動後、回路の動作はタ
イマ回路29の動作後とほぼ同様であるが蛍光ランプ7
のインピーダンスがコンデンサ9とインダクタンス20
のインピーダンスに並列に接続されるため、コンデンサ
9の電流は減り蛍光ランプ7を電流が流れる。そのため
、インダクタンス8とコンデンサ9の共振がほとんどな
くなり、インダクタンス8の2次巻線8bには電源回路
4の出力電圧とランプ電圧の差に応じた正負の電圧が生
じて、インダクタンス8とコンデンサ5と蛍光ランプ7
とインダクタンス22とコンデンサ23による固有振動
周波数に応じてトランジスタ6をオン・オフ制御し蛍光
ランプ7を点灯維持する。なお、インダクタンス20は
蛍光ランプ7の電流の直流成分除去用である。
また、信号回路44において、ツェナーダイオード35
のツェナー電圧〉ツェナーダイオード36のツェナー電
圧〉ツェナーダイオード42のツェナー電圧、と設定す
る。
信号同w!44は電源投入後、スイッチ43のオンのと
き抵抗33を介してコンデンサ34が充電されてもコン
デンサ34の電圧はツェナーダイオード42のツェナー
電圧がツェナーダイオード36のツェナー電圧よりも小
さいためにツェナーダイオード36のツェナー電圧まで
上昇せずコンデンサ41が充電されず出力抵抗39.4
0を介して出力信号は出されない。そのため、蛍光ラン
プ7は常に全出力状態で点灯する。
また、スイッチ43のオフのときは、抵抗33を介して
コンデンサ34が充電され、コンデンサ34の電圧がツ
ェナーダイオード36のツェナー電圧にまで上昇するま
でコンデンサ41が充電されず出力抵抗39.40を介
して出力信号は出されない、出力信号の出される所定時
開は蛍光ランプ7が始動・点灯して後少し経過する時間
に設定する。そのため、電源投入後、所定の時間の経過
するまで、トランジスタ30.32へは信号回路から信
号は入力されず、トランジスタ30はタイマ回路29の
信号に制御され、トランジスタ32はオフのままであり
、駆動回I!845は前記の予熱。
始動電圧印加1点灯の動作を行なう、 コンデンサ34
が充電され、所定の時間の経過後、コンデンサ34の電
圧がツェナーダイオード36のツェナー電圧にまで上昇
するとツェナーダイオード36と可変抵抗37を介して
コンデンサ41が徐々に充電される。そのため、ダイオ
ード38と抵抗39を介してトランジスタ30にベース
電流が徐々に供給されるとともに、抵抗40を介してト
ランジスタ32にベース電流が徐々に供給される。その
ため、トランジスタ30.32が徐々に導通し、それに
応じてインダクタンス22とコンデンサ23に並列に等
価的に抵抗が挿入されたのと同じ状態になり、その抵抗
分が徐々に小さくなる。そのため、駆動回路45の発振
状態は徐々にちいさくなり、トランジスタ6のベース電
流の直流成分に重畳されるインダクタンス22とコンデ
ンサ23の共振成分が小さくなるため、ベース電流ピー
ク値が小さくなると同時にトランジスタ6がオン状態を
維持するのに必要なベース電流の正方向電流の流れる期
間も短かくなり、その結果トランジスタ6がオン期間も
短かくなる。
そのため、発振周波数が高くなることと相俟って、蛍光
ランプ7のランプ電流が徐々に減少し、蛍光ランプ7は
徐々に調光レベルを深くしてゆく。
コンデンサ34の電圧は時間の経過とともになおも上昇
しツェナーダイオード35のツェナー電圧にまで上昇す
るかまたは抵抗33.37,39゜40によって分圧さ
れた電圧値まで上昇するとツェナーダイオード36と可
変抵抗37を介して流れる電流は一定になり、トランジ
スタ30.32のオン状態は不飽和領域または飽和領域
の所定の動作点に落ち着く、以後蛍光ランプ7は一定の
調光レベルで点灯を維持する。このとき、可変抵抗37
により、トランジスタ30.32のベース電流を調節し
て蛍光ランプ7の調光レベルを調節できる。
また、蛍光ランプ7が点灯した後、スイッチ43をオン
からオフにすると、ツェナーダイオード42のツェナー
電圧であったコンデンサ34は抵抗33を介して更に充
電されツェナーダイオード35のツェナー電圧かまたは
抵抗33,37,39.40によって分圧された電圧値
まで上昇するとにまで上昇し、当初からスイッチ43が
オフであった場合と同様に徐々に蛍光ランプ7を調光レ
ベルにできる。
また、蛍光ランプ7を調光点灯した後、スイッチ43を
オフからオンにすると、ツェナーダイオード35のツェ
ナー電圧または抵抗33,37,39.40によって分
圧された電圧値であったコンデンサ34はツェナーダイ
オード42を介して瞬時に放電され、ツェナーダイオー
ド42のツェナー電圧にまで降下する。そのため、コン
デンサ41の電荷も抵抗37とツェナーダイオード36
を介して放電されるとともにトランジスタ30.32に
放電されるため、コンデンサ41の電圧もほぼ瞬時に低
下してトランジスタ30.32をオフする。そのため、
蛍光ランプ7は調光収態から即座に全出力状態へ移行す
る。
一般に放電ランプはランプ電流を増加する場合は電極の
陰極スポットの温度が増加するため、放電が安定になり
、ランプ電流が減少する場合は電極の陰極スポットの温
度が低下するため、放電が不安定になりやすぐ、さらに
変化が急なときにはランプ電圧もその動特性から上昇す
る。そのため、放電を維持しにくく立消を起こしやすい
本実施例では、調光に移るときには徐々に移行し、全出
力状態へ移るときには瞬時に移行するため、放電が安定
であり、蛍光ランプ7は立消を起こしにくくできている
。また、一般に人間の視覚は明かるい状態から暗い状態
に順応するのに時間がかかり、反対の場合は時間がかか
らない、そのため、照明が暗くなる場合には時間をかけ
たほうが快適になり、明かるくする場合には人間の待つ
ことに対する忍耐時間は0.3秒程と短かく、急にした
ほうが快適になる。そのため、本実施例では、人間にと
ってより快適にできる。また、この切換をツェナーダイ
オード42の投入によって行なうため、構成が簡単にで
きるとともに、微小電力で切換ができるため、タッチス
イッチなどの高機能スイッチが使用できる。
また、本実施例ではトランジスタ30.32をインダク
タンス22とコンデンサ23に並列に設けることにより
、調光時でも共振を用いて発振を確実に行なうことがで
き、回路を安定にでき、調光レベルを深くできる。また
、トランジスタ30゜32を不飽和領域を通って徐々に
変化させるため、インダクタンス22とコンデンサ23
に蓄積されたエネルギーを徐々に変化させられ、駆動回
路を常に安定にできる。
また、タイマ回路29を調光用のトランジスタ30のベ
ースへ接続し、スイッチング回路21を予熱動作させて
いるため、予熱用の回路を別に設ける必要がなく構成が
簡単にできる。
また、出力抵抗39.40とコンデンサ41を設けるこ
とにより、トランジスタ30.32の人力信号に時定数
を持たせることができ、電源4の電圧リプルによるトラ
ンジスタ30.32への電流のりプルを除去して信号を
安定化すると゛ともに、トランジスタ30.32が急激
に変化することによるインダクタンス22とコンデンサ
23の共振状態の過渡現象を小さくして駆動回路をつね
に安定化して、回路破壊を防止でき、また蛍光ランプ7
の状態変化時の出力光のちらつきを防げるとと0もに、
調光レベルをより深くできる。
また、駆動回路の電流供給源をインダクタンス8の2時
巻)JI8bとするとともに、トランジスタ30.32
の制御電流を電源4の出力端に並列に設けた信号回路4
4から供給することにより、商用電源1の電源電圧変動
に対して蛍光ランプ7の出力の変動を小さくできる。す
なわち、電源4の出力電圧に変動+ΔVinがあった場
合、インダクタンス8の2次巻線電圧V2は V2= (V i n −V l a )/n(Vla
:ランブ電圧、n:巻数比) であり、その変動は Δ■2=(+ΔV i n −V l a )/nであ
り、トランジスタ6のベース電流1bの変動は、Tbが
V2に比例するため、プラス方向の変動となる。一方、
トランジスタ30.32のベース電流Iconは Icon=(Vln−Vza)/Ra−Iz=(Vza
−Vzb )/Re (Vza:ツェナーダイオード36のカソード電圧、R
:抵抗33+Iza:ツェナーダイオード35のツェナ
ー電流、Vzb:ツェナーダイオード36のツェナー電
圧、Re:抵抗37と39と40の合成抵抗)であり、
Vzaは抵抗33,37.39.40の分圧電圧である
ため、Vinに比例的に変動し、そのため、Iconも
ΔVtnと同様に変動し、トランジスタ30.32のオ
ン状態も同様に変わるため、駆動回路の発振状態を減少
させるため、トランジスタ6のベース電流■bの変動は
、マイナス方向の変動となる。そのため、両者打ち消し
あい、変動を押えることができる。また、蛍光ランプ7
の全出力点灯時もトランジスタ30.32をわずかでも
動作させて使用するように設定すれば、調光時だけでな
く全出力点灯時も電源電圧変動を小さくできる。
以上のような構成により、本発明の実施例では、簡単な
構成で駆動回路の発振を安定化するとともに電源電圧変
動を小さくでき、また、調光レベルを深くでき安定に調
光でき、簡単に調光と全出力との切換をできるとともに
快適な印象を使用者に与えることができる。
なお、本実施例においては、スイッチング回路を一石イ
ンパータとしたが、他の構成のものでも同様であり、ト
ランジスタ6.30.32はFETなと他のスイッチン
グ素子でも同様である。また、駆動回路の電流供給源を
インダクタンス8にしたが電源電圧変動を無視すれば他
から供給しても他の効果は同様である。また、放電ラン
プを蛍光ランプとしたが他の高圧放電ランプなどでも同
様である8また、トランジスタ30.32は信号回路4
4から調光時には常時電流を供給し不飽和領域も使用す
るようにしたが、トランジスタ6の発振の1サイクル内
で所定の時間だけ飽和領域でオンさせるようにしても、
同様に調光制御できる。
この場合、インダクタンス22とコンデンサ23は実質
的にそのインダクタンス値と静電容量を低下させること
になり、共振周波数自体を高くして調光時でも確実に発
振動作を行なえるとともにトランジスタ30.32を飽
和領域で使用するため損失を減少でき使用温度も低下し
信頼性を向上できる。
発明の詳細 な説明したように、本発明によれば簡単な構成で安定に
発振を維持して深い調光のできる放電ランプ点灯装置を
実現できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明の実施例における放電ランプ点灯装置
の回路図、第2図は従来の放電ランプ点灯装置の回路図
である。 4・・・電源、6・・・トランジスタ、7・・・蛍光ラ
ンプ、21・・・スイッチング回路、29・・・タイマ
回路、44・・・信号回路、45・・・駆動回路。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)出力電圧の極性が一定である電源と、前記電源の
    出力端に接続され少なくとも1つ以上のトランジスタと
    インダクタンスとコンデンサとを備え前記電源と順方向
    の電流を前記トランジスタによりオン・オフして出力端
    に接続された放電ランプを始動・点灯させる自励式のス
    イッチング回路と、少なくとも1つ以上のインダクタン
    スとコンデンサとを備え前記トランジスタに接続された
    駆動回路と、前記放電ランプの始動回路と、前記駆動回
    路の1つ以上のインダクタンスの両端に接続した第1の
    制御素子と、前記駆動回路の1つ以上のコンデンサの両
    端に接続した第2の制御素子とを備えた放電ランプ点灯
    装置。
  2. (2)放電ランプが蛍光ランプであり、第1の制御素子
    の制御端子にタイマ回路を接続した特許請求の範囲第1
    項記載の放電ランプ点灯装置。
  3. (3)第1の制御素子と第2の制御素子を飽和領域でト
    ランジスタの発振の1サイクル内でオン・オフ制御する
    特許請求の範囲第1項記載の放電ランプ点灯装置。
  4. (4)第1の制御素子と第2の制御素子の各制御端子に
    直列に抵抗を接続するとともに各抵抗の他端と制御信号
    回路のグランド電位部との間にコンデンサを設けた特許
    請求の範囲第1項または第2項記載の放電ランプ点灯装
    置。
  5. (5)自励式のスイッチング回路が放電ランプに直列の
    インダクタンスを有するとともに、前記インダクタンス
    の2次巻線に駆動回路を接続するとともに、電源の出力
    端に並列に抵抗とコンデンサの直列回路を接続し、前記
    直列回路の中点から前記定電圧素子よりも電圧の低い他
    の定電圧素子を介して第1の制御素子と第2の制御素子
    の制御電流を供給する特許請求の範囲第1項、第2項ま
    たは第4項記載の放電ランプ点灯装置。
  6. (6)電源の出力端に並列に抵抗Aとコンデンサの直列
    回路を接続し前記コンデンサに並列に定電圧素子Aまた
    は抵抗Bを接続し、前記直列回路の中点から定電圧素子
    Bを介して第1の制御素子と第2の制御素子の制御電流
    を供給するとともに、前記定電圧素子Aまたは抵抗Bに
    並列に定電圧素子Cとスイッチとの直列回路を接続し、
    前記コンデンサの電圧>定電圧素子Bの電圧>定電圧素
    子Cの電圧とした特許請求の範囲第1項、第2項、第4
    項または第5項記載の放電ランプ点灯装置。
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