JPH01280343A - 樹脂封止型半導体装置 - Google Patents
樹脂封止型半導体装置Info
- Publication number
- JPH01280343A JPH01280343A JP492589A JP492589A JPH01280343A JP H01280343 A JPH01280343 A JP H01280343A JP 492589 A JP492589 A JP 492589A JP 492589 A JP492589 A JP 492589A JP H01280343 A JPH01280343 A JP H01280343A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- lead
- semiconductor element
- semiconductor device
- leads
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims description 219
- 239000011347 resin Substances 0.000 title claims description 125
- 229920005989 resin Polymers 0.000 title claims description 125
- 238000007789 sealing Methods 0.000 title claims description 20
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 7
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 29
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 29
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 16
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 claims description 12
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 12
- 239000012212 insulator Substances 0.000 claims description 10
- 229920001721 polyimide Polymers 0.000 claims description 9
- 229920001187 thermosetting polymer Polymers 0.000 claims description 9
- 239000009719 polyimide resin Substances 0.000 claims description 8
- 239000008188 pellet Substances 0.000 claims description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 229920001169 thermoplastic Polymers 0.000 claims description 4
- 239000004416 thermosoftening plastic Substances 0.000 claims description 4
- 239000000565 sealant Substances 0.000 claims description 3
- 239000012790 adhesive layer Substances 0.000 claims description 2
- 239000000470 constituent Substances 0.000 claims description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 claims 2
- 230000035882 stress Effects 0.000 description 25
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 15
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 15
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 14
- 239000000463 material Substances 0.000 description 11
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 8
- 230000008646 thermal stress Effects 0.000 description 8
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 7
- 239000008393 encapsulating agent Substances 0.000 description 7
- 150000003949 imides Chemical class 0.000 description 5
- 239000000872 buffer Substances 0.000 description 4
- 230000001351 cycling effect Effects 0.000 description 4
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 4
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 3
- 229910000881 Cu alloy Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910001030 Iron–nickel alloy Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000002253 acid Substances 0.000 description 2
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 2
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 description 2
- 239000003292 glue Substances 0.000 description 2
- 239000010931 gold Substances 0.000 description 2
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N iron Substances [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 description 2
- 229920001470 polyketone Polymers 0.000 description 2
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 2
- 239000004593 Epoxy Substances 0.000 description 1
- 229910000640 Fe alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 235000014676 Phragmites communis Nutrition 0.000 description 1
- 229920002614 Polyether block amide Polymers 0.000 description 1
- BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N Silver Chemical compound [Ag] BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N gold Chemical compound [Au] PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052737 gold Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 1
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 1
- 230000036544 posture Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 239000005060 rubber Substances 0.000 description 1
- 239000000523 sample Substances 0.000 description 1
- 229920002379 silicone rubber Polymers 0.000 description 1
- 239000004945 silicone rubber Substances 0.000 description 1
- 229910052709 silver Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000004332 silver Substances 0.000 description 1
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
- Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
- Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は樹脂封止型半導体装置、リードフレーム及び樹
脂封止型半導体装置の製造方法に係り、特に大型半導体
素子の高信頼性封止に好適な樹脂封止型半導体装置、リ
ードフレーム及び樹脂封止型半導体装置の製造方法に関
する。
脂封止型半導体装置の製造方法に係り、特に大型半導体
素子の高信頼性封止に好適な樹脂封止型半導体装置、リ
ードフレーム及び樹脂封止型半導体装置の製造方法に関
する。
従来、樹脂封止型半導体装置においては、第10図にそ
の断面を示すように、半導体素子1をタブ2の上に固定
するとともにのタブ2の周囲に複数のり−ド3を配設し
、半導体素子1上の端子とリード3を金属細s4によっ
て電気的に接続して、その周囲を樹脂5でモールドする
構造が採用されている。近年、半導体素子の高集積化に
よって、素子寸法が大型化する傾向にあり、その反面、
半導体装置の外形寸法は、高密度実装上の要求から自由
に拡大できないか、あるいは逆に小型化される傾向にあ
る。第10図の構造においては、外形寸法一定のままで
半導体素子1の寸法を大型化していくと、リード3を樹
脂5に固定する部分の長さ6が不足し、リード3の十分
な固定強度が得られなくなる。
の断面を示すように、半導体素子1をタブ2の上に固定
するとともにのタブ2の周囲に複数のり−ド3を配設し
、半導体素子1上の端子とリード3を金属細s4によっ
て電気的に接続して、その周囲を樹脂5でモールドする
構造が採用されている。近年、半導体素子の高集積化に
よって、素子寸法が大型化する傾向にあり、その反面、
半導体装置の外形寸法は、高密度実装上の要求から自由
に拡大できないか、あるいは逆に小型化される傾向にあ
る。第10図の構造においては、外形寸法一定のままで
半導体素子1の寸法を大型化していくと、リード3を樹
脂5に固定する部分の長さ6が不足し、リード3の十分
な固定強度が得られなくなる。
このような問題を回避する方法としては、り一ド3を半
導体索子1の直下部まで延長させ、その上に半導体素子
1を搭載する方法が、特開昭57−114261号公報
、同61−218139号公報などにより知られている
。
導体索子1の直下部まで延長させ、その上に半導体素子
1を搭載する方法が、特開昭57−114261号公報
、同61−218139号公報などにより知られている
。
また従来のレジンモールドパッケージの樹脂封止型半導
体装置においては、上記第11図の通り半導体チップは
タブ上に搭載されているが、この方式で例えば4メガビ
ット乃至16メガビット或いはそれ以上のダイナミック
・ランダム・アクセス・メモリ(DRAM)のような大
きなチップを300ミル[ml]パッケージに収納する
ことは。
体装置においては、上記第11図の通り半導体チップは
タブ上に搭載されているが、この方式で例えば4メガビ
ット乃至16メガビット或いはそれ以上のダイナミック
・ランダム・アクセス・メモリ(DRAM)のような大
きなチップを300ミル[ml]パッケージに収納する
ことは。
きわめて困難であった。
そこで、タブレスリードフレームのインナーリード部の
半導体チップ搭載部に半導体チップ搭載用絶縁性フィル
ムを接着し、その上に半導体チップを搭載することが提
案されている。
半導体チップ搭載部に半導体チップ搭載用絶縁性フィル
ムを接着し、その上に半導体チップを搭載することが提
案されている。
また、従来の樹脂封止型半導体装置は、例えば、特開昭
58−215061号公報に記載されるように、リード
に切欠きを設けて、リード変形時のリード肉厚の低減、
曲げ応力の低減、パッケージとリードとの隙間の低減を
はかつている。
58−215061号公報に記載されるように、リード
に切欠きを設けて、リード変形時のリード肉厚の低減、
曲げ応力の低減、パッケージとリードとの隙間の低減を
はかつている。
上記従来技術においては、リード上に直接、あるいは絶
縁材などを介して間接的に、半導体素子が搭載されるの
で、半導体素子が搭載されていない部分のリード上面は
半導体素子と樹脂との線膨張係数差に起因した熱応力を
受ける。樹脂の線膨張係数は通常、半導体素子に比べて
大きいので。
縁材などを介して間接的に、半導体素子が搭載されるの
で、半導体素子が搭載されていない部分のリード上面は
半導体素子と樹脂との線膨張係数差に起因した熱応力を
受ける。樹脂の線膨張係数は通常、半導体素子に比べて
大きいので。
半導体素子の周囲のリード部分には、樹脂モールド温度
からの冷却によって、第11図に7で示すような引張り
応力が作用し、その応力は半導体素子1の下端部近傍に
おいて特に大きくなる。
からの冷却によって、第11図に7で示すような引張り
応力が作用し、その応力は半導体素子1の下端部近傍に
おいて特に大きくなる。
リード3と樹脂5の接着界面は、引張応力に対しては、
ごく弱い接着強度しか有していないので、半導体素子1
の周囲のり−ド3上面では樹脂5が容易にはく離し、こ
の部分は引張応力を負担することができなくなる。この
ため、隣接するリード31itlでは、引張応力が第1
2図に8で示すようにリード3の上端部に集中し、温度
サイクル試験などの過酷な温度環境下では、第13図に
示すように、リード間に樹脂クラック9が発生するとい
う問題があった。ここで、第12図及び第13図は、第
11図のA−A断面図である。
ごく弱い接着強度しか有していないので、半導体素子1
の周囲のり−ド3上面では樹脂5が容易にはく離し、こ
の部分は引張応力を負担することができなくなる。この
ため、隣接するリード31itlでは、引張応力が第1
2図に8で示すようにリード3の上端部に集中し、温度
サイクル試験などの過酷な温度環境下では、第13図に
示すように、リード間に樹脂クラック9が発生するとい
う問題があった。ここで、第12図及び第13図は、第
11図のA−A断面図である。
また、前述した従来の樹脂封止型半導体装置(特開昭5
8−215061号公報)では、リードに切欠きを設け
て、リード変形時のリード肉厚の低減や。
8−215061号公報)では、リードに切欠きを設け
て、リード変形時のリード肉厚の低減や。
曲げ応力の低減、パッケージとリードとの隙間の低減を
はかつているが1本質的にインナーリード部とレジン等
の樹脂封止材の接着強度を向上させるものではないので
、インナーリード部とレジン等の樹脂封止材との境界面
に隙間が発生することがわかった。
はかつているが1本質的にインナーリード部とレジン等
の樹脂封止材の接着強度を向上させるものではないので
、インナーリード部とレジン等の樹脂封止材との境界面
に隙間が発生することがわかった。
本発明の目的は、リード上に半導体素子を搭載する構造
の樹脂封止型半導体装置において、リー 、ド間の樹脂
クラック発生を防止することにある。
の樹脂封止型半導体装置において、リー 、ド間の樹脂
クラック発生を防止することにある。
また、本発明の目的は、タブレスリードフレームのイン
ナーリード部の半導体チップ搭載部に絶縁層を介して半
導体チップを搭載し、インナーリード部と半導体チップ
とをボンディングワイヤで電気的に接続し、樹脂封止材
で封止した樹脂封止型半導体装置であって、温度サイク
ル等の熱応力によりレジン等の樹脂封止材にクラックを
生じるのを低減することができる技術を提供することに
ある。
ナーリード部の半導体チップ搭載部に絶縁層を介して半
導体チップを搭載し、インナーリード部と半導体チップ
とをボンディングワイヤで電気的に接続し、樹脂封止材
で封止した樹脂封止型半導体装置であって、温度サイク
ル等の熱応力によりレジン等の樹脂封止材にクラックを
生じるのを低減することができる技術を提供することに
ある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。
明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。
上記目的は、半導体素子下端部の直下において。
リードを幅方向に複数本に分割し、相互に間隔をあける
ことによって達成される。
ことによって達成される。
尚、以下の明細書中において半導体素子下面とリード上
面間との間の介在物たる絶縁物は封止樹脂そのものでも
差し支えない、またリード自体その表面を被覆絶縁する
等工夫すれば特に上記の如き絶縁性介在物は必要ない。
面間との間の介在物たる絶縁物は封止樹脂そのものでも
差し支えない、またリード自体その表面を被覆絶縁する
等工夫すれば特に上記の如き絶縁性介在物は必要ない。
また半導体素子は、組立工程或いは使用状態において種
々の姿勢をとることが考えられるが、リードフレーム上
に半導体素子を搭載した状態を基準として考えれば、半
導体素子のリードフレーム側に対向する而が本願明a書
で述べるところの下面に相当する。
々の姿勢をとることが考えられるが、リードフレーム上
に半導体素子を搭載した状態を基準として考えれば、半
導体素子のリードフレーム側に対向する而が本願明a書
で述べるところの下面に相当する。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概
要を部用に説明すれば、下記のとおりである。
要を部用に説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、タブレスリードフレームのインナーリード部
に絶縁フィルムを介して半導体チップを搭載し、インナ
ーリード部と半導体チップとをボンディングワイヤで電
気的に接続し、樹脂封止材で封止した樹脂封止型半導体
装置であって、前記各々のインナーリード部の半導体チ
ップが固定される部分及びその近傍に切欠きを設けたも
のである。
に絶縁フィルムを介して半導体チップを搭載し、インナ
ーリード部と半導体チップとをボンディングワイヤで電
気的に接続し、樹脂封止材で封止した樹脂封止型半導体
装置であって、前記各々のインナーリード部の半導体チ
ップが固定される部分及びその近傍に切欠きを設けたも
のである。
本願第1番目の発明は半導体素子と、該半導体素子に夫
々導通接続される各リードと、該リードの一部及び前記
半導体素子の周囲を覆う封止樹脂とを備えてなる樹脂封
止型半導体装置において、前記半導体素子の下面に絶縁
物を介して前記各リードの一部を対向配置させ、かつ該
各リードの一部乃至全部は、少なくとも前記半導体素子
下面の周辺に対応する部分については各リードの幅方向
に複数本に分岐していることを特徴とする。
々導通接続される各リードと、該リードの一部及び前記
半導体素子の周囲を覆う封止樹脂とを備えてなる樹脂封
止型半導体装置において、前記半導体素子の下面に絶縁
物を介して前記各リードの一部を対向配置させ、かつ該
各リードの一部乃至全部は、少なくとも前記半導体素子
下面の周辺に対応する部分については各リードの幅方向
に複数本に分岐していることを特徴とする。
本願第2番目の発明は封止樹脂内外の電気接続を行うリ
ードの一部を半導体素子の直下部に配置し、そのリード
端部群上に半導体素子を搭載し、周囲を封止樹脂でモー
ルドしてなる樹脂封止型半導体装置において、前記リー
ドの内半導体素子下端部直下を通過する部分を、リード
の幅方向に複数本に分岐させたことを特徴とする。
ードの一部を半導体素子の直下部に配置し、そのリード
端部群上に半導体素子を搭載し、周囲を封止樹脂でモー
ルドしてなる樹脂封止型半導体装置において、前記リー
ドの内半導体素子下端部直下を通過する部分を、リード
の幅方向に複数本に分岐させたことを特徴とする。
本願第3番目の発明は半導体素子とこれを搭載するリー
ド群とを封止樹脂でくるんだ半導体装置において、封止
樹脂はリード群の各構成リード間を充たす他各リードの
透孔乃至溝をも充たすように構成することを特徴とする
。
ド群とを封止樹脂でくるんだ半導体装置において、封止
樹脂はリード群の各構成リード間を充たす他各リードの
透孔乃至溝をも充たすように構成することを特徴とする
。
本願第4番目の発明は夫々が樹脂封止体内部のインナー
リード部と樹脂封止体外部のアウターリード部とからな
るリードが集合してなるリードフレームにおいて、該イ
ンナーリード部の内部なくとも半導体素子下面周辺部に
対応する部分については各インナーリード部の幅方向に
複数本に分岐させたことを特徴とする。すなわち分岐し
ないリードがあっても良い。
リード部と樹脂封止体外部のアウターリード部とからな
るリードが集合してなるリードフレームにおいて、該イ
ンナーリード部の内部なくとも半導体素子下面周辺部に
対応する部分については各インナーリード部の幅方向に
複数本に分岐させたことを特徴とする。すなわち分岐し
ないリードがあっても良い。
本願第5番目の発明は夫々が樹脂封止体内部のインナー
リード部と樹脂封止体外部のアウターリード部とからな
るリードが集合してなるリードフレームにおいて、該イ
ンナーリード部は各リードの長軸方向に透孔を有するこ
とを特徴とする。すなわち、分岐しないリードがあって
も良い。
リード部と樹脂封止体外部のアウターリード部とからな
るリードが集合してなるリードフレームにおいて、該イ
ンナーリード部は各リードの長軸方向に透孔を有するこ
とを特徴とする。すなわち、分岐しないリードがあって
も良い。
本願第6番目の発明は樹脂封止型半導体装置の製造方法
であって、リードが透孔を有するリードフレームの少な
くとも一部の透孔が半導体索子下面周辺部にかかるよう
に該リードフレーム上に絶縁物を介在させて半導体素子
を搭載し、次いで該半導体素子上面の周辺の端子(パッ
ド)と前記各リードとを導通接続し、しかる後少なくと
も前記透孔の一部及び前記半導体素子を覆うように樹脂
にて封止することを特徴とする。すなわちチップ下端部
にかからない透孔があっても良く、また透孔が樹脂の外
に出ていても良い。
であって、リードが透孔を有するリードフレームの少な
くとも一部の透孔が半導体索子下面周辺部にかかるよう
に該リードフレーム上に絶縁物を介在させて半導体素子
を搭載し、次いで該半導体素子上面の周辺の端子(パッ
ド)と前記各リードとを導通接続し、しかる後少なくと
も前記透孔の一部及び前記半導体素子を覆うように樹脂
にて封止することを特徴とする。すなわちチップ下端部
にかからない透孔があっても良く、また透孔が樹脂の外
に出ていても良い。
本願第7番目及び第8番目の発明は、夫々、第1乃至第
3番目のいずれかの発明の樹脂封止型半導体装置におい
て半導体素子の回路形成面側及び非回路形成面側をリー
ドに対向させたことを特徴とする。
3番目のいずれかの発明の樹脂封止型半導体装置におい
て半導体素子の回路形成面側及び非回路形成面側をリー
ドに対向させたことを特徴とする。
本願第9番目の発明は、リードが透孔を有するリードフ
レームを使用し、半導体素子の回路形成面側が該リード
フレームに対向し、かつ少なくとも一部の前記透孔が半
導体素子の回路形成面周辺部にかかるように、リードフ
レーム上に絶縁物を介して半導体素子を搭載し1次いで
該半導体素子の回路形成面上の端子と前記各リードとを
導通接続し、しかる後少なくとも前記透孔の一部及び前
記半導体素子を覆うように樹脂にて封止することを特徴
とする。
レームを使用し、半導体素子の回路形成面側が該リード
フレームに対向し、かつ少なくとも一部の前記透孔が半
導体素子の回路形成面周辺部にかかるように、リードフ
レーム上に絶縁物を介して半導体素子を搭載し1次いで
該半導体素子の回路形成面上の端子と前記各リードとを
導通接続し、しかる後少なくとも前記透孔の一部及び前
記半導体素子を覆うように樹脂にて封止することを特徴
とする。
本願第10番目の発明は、タブレスリードフレームのイ
ンナーリード部に絶縁フィルムを介して半導体チップを
搭載し、インナーリード部と半導体チップとをボンディ
ングワイヤで電気的に接続し、樹脂封止材で封止した樹
脂封止型半導体装置であって、前記半導体チップが搭載
されるインナ−リートの一部分及びその近傍に対応する
インナーリードの一部分に貫通穴を設けたことを特徴と
する。
ンナーリード部に絶縁フィルムを介して半導体チップを
搭載し、インナーリード部と半導体チップとをボンディ
ングワイヤで電気的に接続し、樹脂封止材で封止した樹
脂封止型半導体装置であって、前記半導体チップが搭載
されるインナ−リートの一部分及びその近傍に対応する
インナーリードの一部分に貫通穴を設けたことを特徴と
する。
この貫通穴は長方形若しくは先端のみ割れた2又分岐状
であることが好ましい。
であることが好ましい。
以上の各発明において、絶縁物(絶縁フィルム)は、熱
硬化性ポリイミド系樹脂等の絶縁性物質からなっている
ことが好ましい。
硬化性ポリイミド系樹脂等の絶縁性物質からなっている
ことが好ましい。
また、以上の各発明においては更に、前記インナーリー
ド部と半導体チップとの接着は、インナーリード部側か
ら順に熱可塑性の接着剤、熱硬化性ポリイミド系樹脂接
着剤、絶縁フィルム、ペレット付用熱硬化性接着剤を積
層した多層接着層で接着されていることが好ましい。
ド部と半導体チップとの接着は、インナーリード部側か
ら順に熱可塑性の接着剤、熱硬化性ポリイミド系樹脂接
着剤、絶縁フィルム、ペレット付用熱硬化性接着剤を積
層した多層接着層で接着されていることが好ましい。
尚、本発明の適用対象物の代表例は、4メガ又は16メ
ガビットのダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ
である。
ガビットのダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ
である。
半導体素子下端部の直下部近傍では、各リードの上面が
はく離して、引張り応力場の中に、き裂状のすき間が周
期的に並んだような状態となっている。引張り応力場に
き裂が周期的に並んだ場合のき袋端の応力は、き裂長さ
が短かいほど、またき裂長さとき裂間隔の比が小さいほ
ど小さくなる。
はく離して、引張り応力場の中に、き裂状のすき間が周
期的に並んだような状態となっている。引張り応力場に
き裂が周期的に並んだ場合のき袋端の応力は、き裂長さ
が短かいほど、またき裂長さとき裂間隔の比が小さいほ
ど小さくなる。
この周期き裂のモデルにおけるき裂長さは、樹脂封止型
半導体装置の場合の個々のリード幅に、またき裂間隔は
リード間隔に対応している。したがって、半導体素子上
端部直下のリード幅を狭くすれば、隣接するリード間の
樹脂のリード端における応力を低減させることができる
。しかし、従来構造のままでリード幅を狭くすると、リ
ードの強度及び樹脂によるリードの固定強度が不足する
ので、十分にリード幅を狭くすることはできない。
半導体装置の場合の個々のリード幅に、またき裂間隔は
リード間隔に対応している。したがって、半導体素子上
端部直下のリード幅を狭くすれば、隣接するリード間の
樹脂のリード端における応力を低減させることができる
。しかし、従来構造のままでリード幅を狭くすると、リ
ードの強度及び樹脂によるリードの固定強度が不足する
ので、十分にリード幅を狭くすることはできない。
リードを幅方向に複数本に分割する前記解決手段によれ
ば、リード上面にはく離が生じても個々のき裂状すき間
を幅を狭くすることができるので、リードの強度及びリ
ードの固定強度を低下させろことなくリード端の応力を
低減させることができる。
ば、リード上面にはく離が生じても個々のき裂状すき間
を幅を狭くすることができるので、リードの強度及びリ
ードの固定強度を低下させろことなくリード端の応力を
低減させることができる。
更に本発明の上記構成によれば、タブレスリードフレー
ム上に絶縁フィルムを介して半溝体チップを接着するの
で、半導体素子の下面にリードの引き回しを自由にする
ことができ、かつ大きな半導体素子の搭載を可能にする
ことができる。また、パッドの配置も従来より大幅に自
由度を増すことができる。
ム上に絶縁フィルムを介して半溝体チップを接着するの
で、半導体素子の下面にリードの引き回しを自由にする
ことができ、かつ大きな半導体素子の搭載を可能にする
ことができる。また、パッドの配置も従来より大幅に自
由度を増すことができる。
また、インナーリード部に長穴(貫通穴)を設け、リー
ドの実効面積を減少し、レジン等の樹脂封止材の割合を
増やすことにより、リードとレジン等の樹脂封止材との
接着強度を上げることができ、温度サイクル等の熱応力
によるクラックの発生を低減することができる6 〔実施例〕 以下、本発明の実施例を図面によって説明する。
ドの実効面積を減少し、レジン等の樹脂封止材の割合を
増やすことにより、リードとレジン等の樹脂封止材との
接着強度を上げることができ、温度サイクル等の熱応力
によるクラックの発生を低減することができる6 〔実施例〕 以下、本発明の実施例を図面によって説明する。
第1図は、本発明の一実施例である樹脂封止型半導体装
置の部分断面斜視図である。第1図において、複数のり
−ド3は、樹脂封止型半導体装置の2方向(長手面)か
ら外部に引き出されている。
置の部分断面斜視図である。第1図において、複数のり
−ド3は、樹脂封止型半導体装置の2方向(長手面)か
ら外部に引き出されている。
リード3のうち一部のものは、樹脂5内部において半導
体索子1の直下部を通って向きを変え、半導体素子1の
リード3外部引き出し側とは異なる辺の下を通って、そ
の先端部3aで半導体素子1と金属細線4により電気接
続が行われている。また半導体素子1は、リード3の上
に、ポリイミドフィルムなどの絶縁材10を介して接着
されている。リード3が、リード3の外部引き出し側に
おいて半導体素子1の上端部直下を通過する部分3bで
は、リード3が幅方向に2分割され、分割された個々の
部分3b−1及び3b−2の間の間隙11には、樹脂5
が満たされている6本実施例によれば、リード3の、半
導体素子1による高い熱応力を受ける部分が、幅の狭い
複数の部分に分割され、かつ互いに間隔をあけて離され
ているので、リード間の樹脂5に作用する応力が低減さ
れ、樹脂クラックを防止することができる。
体索子1の直下部を通って向きを変え、半導体素子1の
リード3外部引き出し側とは異なる辺の下を通って、そ
の先端部3aで半導体素子1と金属細線4により電気接
続が行われている。また半導体素子1は、リード3の上
に、ポリイミドフィルムなどの絶縁材10を介して接着
されている。リード3が、リード3の外部引き出し側に
おいて半導体素子1の上端部直下を通過する部分3bで
は、リード3が幅方向に2分割され、分割された個々の
部分3b−1及び3b−2の間の間隙11には、樹脂5
が満たされている6本実施例によれば、リード3の、半
導体素子1による高い熱応力を受ける部分が、幅の狭い
複数の部分に分割され、かつ互いに間隔をあけて離され
ているので、リード間の樹脂5に作用する応力が低減さ
れ、樹脂クラックを防止することができる。
リード3の材質としては、通常使用されている4270
イなどの鉄−ニッケル系合金や各種銅合金などのほか、
鉄系合金、クラツド材など任意の材質でよい。隣接する
リード3間の樹脂5に作用する熱応力は、主として半導
体素子1と樹脂5の線膨張係数差によって支配されるの
で、本実施例はり−ド3の材質に関係なく、クラックを
防止する効果がある。
イなどの鉄−ニッケル系合金や各種銅合金などのほか、
鉄系合金、クラツド材など任意の材質でよい。隣接する
リード3間の樹脂5に作用する熱応力は、主として半導
体素子1と樹脂5の線膨張係数差によって支配されるの
で、本実施例はり−ド3の材質に関係なく、クラックを
防止する効果がある。
尚、この装置の作製に当たっては、先ず各り−ド3の間
隙11が半導体索子1の下面周辺部にかかるように、こ
のリードフレーム上に絶縁材10を介在させて半導体素
子1をリード群上に搭載する0次いて半導体素子1上面
の周辺のパッド(端子)と各リード3とを金属細線4に
て導通接続し。
隙11が半導体索子1の下面周辺部にかかるように、こ
のリードフレーム上に絶縁材10を介在させて半導体素
子1をリード群上に搭載する0次いて半導体素子1上面
の周辺のパッド(端子)と各リード3とを金属細線4に
て導通接続し。
しかる後にこれらを樹脂5で封止し完成させることにな
る。
る。
リード3の分割は、2分割だけでなく、3本以上に分割
しても良い。ただし分割された複数本間の間隙11の幅
が狭いと、その部分の樹脂の応力が高くなって、クラッ
クが発生しやすくなる。クラックを生じないためには、
分割された個々の幅の狭い部分相互の間に、できるだけ
広い間隙を設けることが望ましく、最低でも、リードの
板厚以上の幅の間隙を設けることが必要である。
しても良い。ただし分割された複数本間の間隙11の幅
が狭いと、その部分の樹脂の応力が高くなって、クラッ
クが発生しやすくなる。クラックを生じないためには、
分割された個々の幅の狭い部分相互の間に、できるだけ
広い間隙を設けることが望ましく、最低でも、リードの
板厚以上の幅の間隙を設けることが必要である。
リード3の分割部3bの形状は、図示したようなヅ行な
直線状のみでなく、途中で屈曲させても、また途中で幅
を変化させても良い。分割部3bの長さは、間隙11の
幅と同程度もしくはそれより若干短かくても良い。
直線状のみでなく、途中で屈曲させても、また途中で幅
を変化させても良い。分割部3bの長さは、間隙11の
幅と同程度もしくはそれより若干短かくても良い。
リード3が、金属細線4により電気接続を行う部分3a
の側において半導体素子1の下端部直下を通過する部分
では、リード3の幅をリード固定強度に関係なく、自由
に狭くすることができるので、必ずしも前記のように幅
方向に分割する必要はない。また、リード3の分割は、
すべてのリードについて行う必要はなく、例えば半導体
素子1側辺の中央部直下のリードなど、特に応力条件の
厳しいリードのみに限定して行っても良い。
の側において半導体素子1の下端部直下を通過する部分
では、リード3の幅をリード固定強度に関係なく、自由
に狭くすることができるので、必ずしも前記のように幅
方向に分割する必要はない。また、リード3の分割は、
すべてのリードについて行う必要はなく、例えば半導体
素子1側辺の中央部直下のリードなど、特に応力条件の
厳しいリードのみに限定して行っても良い。
リード3を樹脂5の外部に引出す方向は、第1図に示し
たような2方向に限定するものではなく、1方向、ある
いは3方向以上であっても良い。また樹脂5の側面から
だけでなく、樹脂5の上面或いは下面からリード3を引
き出しても良い、更に図ではリード3を樹脂5外部で下
方に折り曲げるデュアル、インライン型を例にとって示
しであるが、樹脂5外部でのリード3は任意の方向、形
状に降り曲げて良いし、また折り曲げなくとも良い。
たような2方向に限定するものではなく、1方向、ある
いは3方向以上であっても良い。また樹脂5の側面から
だけでなく、樹脂5の上面或いは下面からリード3を引
き出しても良い、更に図ではリード3を樹脂5外部で下
方に折り曲げるデュアル、インライン型を例にとって示
しであるが、樹脂5外部でのリード3は任意の方向、形
状に降り曲げて良いし、また折り曲げなくとも良い。
樹脂封止型半導体装置の外形と半導体素子端部との間に
寸法的余裕がある場合、あるいは、外形が四辺形の半導
体装置の4方向からリードを引出す場合には、金属細m
接続を第2図に示すように。
寸法的余裕がある場合、あるいは、外形が四辺形の半導
体装置の4方向からリードを引出す場合には、金属細m
接続を第2図に示すように。
半導体素子1のリード3外部引出し側で行っても良い。
この場合、リード3への金属細線4による接続は、第2
図に示したように、1本のリードを複数本に分割した部
分3b−1,3b−2のうちのいずれか1本に対しての
み行っても、また複数本に対して重複して行っても、さ
らに分割していない部分に対して行っても良い。
図に示したように、1本のリードを複数本に分割した部
分3b−1,3b−2のうちのいずれか1本に対しての
み行っても、また複数本に対して重複して行っても、さ
らに分割していない部分に対して行っても良い。
第1図及び第2図ではいずれも、タブ2を廃して、リー
ド3のみによって半導体素子1を支える構造を示した。
ド3のみによって半導体素子1を支える構造を示した。
しかし、上記実施例は、リード3の一部を半導体素子1
の直下部に配設する構造であれば、特開昭61−218
139号公報記載のような、タブ2を併用した構造の場
合にも有効である。また、半導体素子1をリード3に取
付ける向きは。
の直下部に配設する構造であれば、特開昭61−218
139号公報記載のような、タブ2を併用した構造の場
合にも有効である。また、半導体素子1をリード3に取
付ける向きは。
同、特開昭61−218139号公報に記載されている
ように、半導体素子1の回路形成面、品回路形成面のい
ずれをリード3側に向けても良い。
ように、半導体素子1の回路形成面、品回路形成面のい
ずれをリード3側に向けても良い。
第3図及び第4回は、半導体素子1の回路形成面をリー
ド3側に向けた場合の金属細線接続法を示す部分断面斜
視図である。第3図及び第4図において、リード3は絶
縁材10を介して半導体索子1の回路形成面上に接着さ
れている。絶縁材10及びリード3は半導体素子1の回
路形成面上に端子を覆うことがないように、配置されて
おり、リード3と金属細線4との電気接着は半導体素子
1の上部で行われている。リード3の半導体索子1上端
部直上を通過する部分3bでは、リード3が幅方向に複
数本に分割されている。このように金属細線接続を半導
体素子1の投影面植内のみで行うことによって、半導体
素子1の周囲にリード3と金属細線4の接続のための領
域を設ける必要がなくなるので、半導体装置の限られた
外形寸法内に、より大型の半導体素子1を搭載すること
が可能となる。
ド3側に向けた場合の金属細線接続法を示す部分断面斜
視図である。第3図及び第4図において、リード3は絶
縁材10を介して半導体索子1の回路形成面上に接着さ
れている。絶縁材10及びリード3は半導体素子1の回
路形成面上に端子を覆うことがないように、配置されて
おり、リード3と金属細線4との電気接着は半導体素子
1の上部で行われている。リード3の半導体索子1上端
部直上を通過する部分3bでは、リード3が幅方向に複
数本に分割されている。このように金属細線接続を半導
体素子1の投影面植内のみで行うことによって、半導体
素子1の周囲にリード3と金属細線4の接続のための領
域を設ける必要がなくなるので、半導体装置の限られた
外形寸法内に、より大型の半導体素子1を搭載すること
が可能となる。
第3図及び第4図の場合、リート3は樹脂5内部におい
て半導体索子1の上方に位置しており。
て半導体索子1の上方に位置しており。
樹脂5外部では下方に折り曲げられている。しかし、リ
ード3を折り曲げる向きは上下いす九であっても良いの
で、半導体素子1とリード3の上F関係は絶対的なもの
ではない。樹脂5内部の半導体素子1側を上方、リード
3側を下方として考えれば、第3図及び第4図のリード
分割部分3bは。
ード3を折り曲げる向きは上下いす九であっても良いの
で、半導体素子1とリード3の上F関係は絶対的なもの
ではない。樹脂5内部の半導体素子1側を上方、リード
3側を下方として考えれば、第3図及び第4図のリード
分割部分3bは。
第1図及び第2図における半導体索子1の下面側に相当
する。
する。
半導体索子1とリード3の間のt気絶縁は、第1図乃至
第4図に示したフィルム状の絶縁材10によるほか、リ
ード3の上面あるいは半導体索子1の下面に酸化被膜を
形成させたり、電気絶縁性のコーティングを施してもよ
い。接着剤として絶縁性接着剤を使用することを有効で
ある。また、絶縁を施す範囲も、半導体素子1下面の全
面である必要はなく、半導体素子1とリード3が接触す
る部分のみに限定しても、また部分的に絶縁材10を挿
入して、半導体素子1下面とリード3上面の間にすき間
を設けても良い。
第4図に示したフィルム状の絶縁材10によるほか、リ
ード3の上面あるいは半導体索子1の下面に酸化被膜を
形成させたり、電気絶縁性のコーティングを施してもよ
い。接着剤として絶縁性接着剤を使用することを有効で
ある。また、絶縁を施す範囲も、半導体素子1下面の全
面である必要はなく、半導体素子1とリード3が接触す
る部分のみに限定しても、また部分的に絶縁材10を挿
入して、半導体素子1下面とリード3上面の間にすき間
を設けても良い。
第1図に斜視図でに示したデュアル・インライン型パッ
ケージの4メガビット・ダイナミック・ランダム・アク
セス・メモリ(4MDRAM)に適用した実施例の樹脂
封止型半導体装置のパッケージ内部の構造を説明するた
めの一部欠き平面図を第5図に示す。尚、第6図は第5
図に示す4MDRAMの■−■切断線で切った断面図、
第7図は第5図に示す4MDRΔMの■−■切断線で切
った断面図、第8図は第5図に示す4MDRAMの要部
を説明するための一部欠き斜視図、第9図は第5図に示
すタブレスリードフレームの平面図である。
ケージの4メガビット・ダイナミック・ランダム・アク
セス・メモリ(4MDRAM)に適用した実施例の樹脂
封止型半導体装置のパッケージ内部の構造を説明するた
めの一部欠き平面図を第5図に示す。尚、第6図は第5
図に示す4MDRAMの■−■切断線で切った断面図、
第7図は第5図に示す4MDRΔMの■−■切断線で切
った断面図、第8図は第5図に示す4MDRAMの要部
を説明するための一部欠き斜視図、第9図は第5図に示
すタブレスリードフレームの平面図である。
第3図に斜視図で示したようにインナーリードの下方に
半導体チップが位置するような構造の場合は第5図は裏
面図(但し金属苅1線はチップの裏面でなく表面に配線
される)となる。また第9図は第3図の例でも同じに示
される。
半導体チップが位置するような構造の場合は第5図は裏
面図(但し金属苅1線はチップの裏面でなく表面に配線
される)となる。また第9図は第3図の例でも同じに示
される。
本実施例の4MDRAMの半導体チップを搭載した樹脂
封止型半導体装置は、第5図乃至第8図に示すように、
タブレスリードフレーム12のインナーリード部15の
上に絶縁材10を接着剤13で接着し、絶縁材10の上
に4MDRAMの半導体装7−1を搭載し、インナーリ
ード部15と半導体素子1とをボンディングワイヤ(金
属細線4)で電気的に接続し、レジン等の樹脂封止材5
で封止したものである。
封止型半導体装置は、第5図乃至第8図に示すように、
タブレスリードフレーム12のインナーリード部15の
上に絶縁材10を接着剤13で接着し、絶縁材10の上
に4MDRAMの半導体装7−1を搭載し、インナーリ
ード部15と半導体素子1とをボンディングワイヤ(金
属細線4)で電気的に接続し、レジン等の樹脂封止材5
で封止したものである。
前記タブレスリードフレーム12は、第9図に示すよう
に、1枚の薄い(例えば0.25+m+の1ヴさ)銅合
金あるいは鉄ニツケル合金(例えば50%N1−Fe)
からなっている。そして、タブレスリードフレーム12
は、平行な2枚の外枠14と、これらに直交して延び、
かつ両側の外枠14を連結する内枠16と、外枠14と
内枠16で形成される枠の中央に向って延在しタイバー
17に連結されているアウターリード部18と、外枠1
4とタイバー17で形成される枠の中央に向って延在し
、鎖線で示す半導体索子1の下を通るインナーリード部
15とからなっている。
に、1枚の薄い(例えば0.25+m+の1ヴさ)銅合
金あるいは鉄ニツケル合金(例えば50%N1−Fe)
からなっている。そして、タブレスリードフレーム12
は、平行な2枚の外枠14と、これらに直交して延び、
かつ両側の外枠14を連結する内枠16と、外枠14と
内枠16で形成される枠の中央に向って延在しタイバー
17に連結されているアウターリード部18と、外枠1
4とタイバー17で形成される枠の中央に向って延在し
、鎖線で示す半導体索子1の下を通るインナーリード部
15とからなっている。
前記各々のインナーリード部15の半導体素子1が固定
される部分もしくはその近傍には、第8図に示すように
、長方形の貫通穴19が設けられている。すなわち、半
導体素子1の下を通るインナーリード部15からアウタ
ーリード部8にわたって長方形の貫通穴19が設けられ
ている。この貫通穴19は、半導体装置(4MDRAM
)の動作時の温度サイクル時に、樹脂封止材5にクラッ
クが発生するのを防止するためのものである。すなわち
、温度サイクル時におけるインナーリード部15の熱膨
張係数(42Ni−Feのa = 0 、4X 10−
’/’C,Cuのα=1.7X10−5/℃)と樹脂封
止材の熱膨張係数(ケジンのα=1.OX10−’/”
C)の差による応力により樹脂封止材5にクラックを発
生する。そこで、前記インナーリード部15の半導体素
子1が固定される部分及びその近傍に長方形の貫通穴1
9を設け、インナーリード部15と樹脂封止材5との割
合を従来のものに比べて割合を多くすることにより、樹
脂封止材5とインナーリード部15との接着強度を上げ
ることができるので、温度サイクル等の熱応力によるク
ラックの発生を低減することができる。また、アウター
リート部18の折り曲げ加工により樹脂封止材5とイン
ナーリード部15との間に隙間が発生するおそれを低減
することができる。
される部分もしくはその近傍には、第8図に示すように
、長方形の貫通穴19が設けられている。すなわち、半
導体素子1の下を通るインナーリード部15からアウタ
ーリード部8にわたって長方形の貫通穴19が設けられ
ている。この貫通穴19は、半導体装置(4MDRAM
)の動作時の温度サイクル時に、樹脂封止材5にクラッ
クが発生するのを防止するためのものである。すなわち
、温度サイクル時におけるインナーリード部15の熱膨
張係数(42Ni−Feのa = 0 、4X 10−
’/’C,Cuのα=1.7X10−5/℃)と樹脂封
止材の熱膨張係数(ケジンのα=1.OX10−’/”
C)の差による応力により樹脂封止材5にクラックを発
生する。そこで、前記インナーリード部15の半導体素
子1が固定される部分及びその近傍に長方形の貫通穴1
9を設け、インナーリード部15と樹脂封止材5との割
合を従来のものに比べて割合を多くすることにより、樹
脂封止材5とインナーリード部15との接着強度を上げ
ることができるので、温度サイクル等の熱応力によるク
ラックの発生を低減することができる。また、アウター
リート部18の折り曲げ加工により樹脂封止材5とイン
ナーリード部15との間に隙間が発生するおそれを低減
することができる。
第9図に示すように、前記各インナーリード部15は、
タイバー17に連結され、それぞれのボンディング用端
子部15Aは両側の外枠14の近傍に所定の間隔でプレ
イ状に配列されている。
タイバー17に連結され、それぞれのボンディング用端
子部15Aは両側の外枠14の近傍に所定の間隔でプレ
イ状に配列されている。
また、両側の外枠14の所定の位置には、それぞれ組立
用位置合せ穴20及びモールド(封止)用位置決め穴2
1が設けられている。
用位置合せ穴20及びモールド(封止)用位置決め穴2
1が設けられている。
また、レジン等の樹脂封止材5を注入するためのゲート
位置22は、タブレスリードフレーム12の中心線Oか
ら少しずれた位置に設けられている。そのゲート幅は、
例えば1.6間程度に形成されている。モールド手段に
ついては通常の方法を用いるので、ここではその説明は
省略する。
位置22は、タブレスリードフレーム12の中心線Oか
ら少しずれた位置に設けられている。そのゲート幅は、
例えば1.6間程度に形成されている。モールド手段に
ついては通常の方法を用いるので、ここではその説明は
省略する。
第14図は、本発明の他の実施例である樹脂封止型半導
体装置のリード部分を示す斜視図であり、リードから上
の部分を取除いて示しである。分割されたリード3は、
分割部分の両側で連結されて閉ループを形成する必要は
なく、第14図に示すように分割されたまま半導体素子
1の下部に延ばされていても良い。
体装置のリード部分を示す斜視図であり、リードから上
の部分を取除いて示しである。分割されたリード3は、
分割部分の両側で連結されて閉ループを形成する必要は
なく、第14図に示すように分割されたまま半導体素子
1の下部に延ばされていても良い。
第15図は、本発明のさらに他の実施例である樹脂封止
型半導体装置のリード部分を示す斜視図である。リード
3の分割された個々の部分3bの幅の合計の値は、樹脂
5外部でのリード3の最大幅に比べて、必ずしも小さく
する必要はない。第15図に示すように、リード3の分
割部3bの個個の幅が狭く、かつ互いに十分な間隔をも
って離れていれば、合計の幅が外部のリード幅より広く
なっても、クラックを防止する効果があり、強固なリー
ド強度及び固定強度を得ることができる。
型半導体装置のリード部分を示す斜視図である。リード
3の分割された個々の部分3bの幅の合計の値は、樹脂
5外部でのリード3の最大幅に比べて、必ずしも小さく
する必要はない。第15図に示すように、リード3の分
割部3bの個個の幅が狭く、かつ互いに十分な間隔をも
って離れていれば、合計の幅が外部のリード幅より広く
なっても、クラックを防止する効果があり、強固なリー
ド強度及び固定強度を得ることができる。
第16図は、本発明のさらに他の実施例である樹脂封止
型半導体装置のリード部分を示す斜視図である。半導体
素子1の寸法が大型化するにしたがって、半導体索子1
の端部が樹脂5の側端に接近し、半導体索子1によって
発生する熱応力は、S子下端部のみでなく、if!4脂
側端、半導体素子端間の領域全体に強く作用するように
なる。特に樹脂側端部では、樹脂モールド後のり−ド3
の切断・成形によって、リード3と樹脂5の接着界面が
はく離しやすく、素子下端部の場合同様、隣接するリー
ド間の樹脂に高い応力集中が生じ易い。第16図の実施
例のように半導体素子1下端部直下でのリード3の分割
を樹脂5の外部まで延長すれば、半導体素子1の端部が
樹脂5側端に接近している場合にも、隣接するリード3
間の樹脂クラックを防止することができる。
型半導体装置のリード部分を示す斜視図である。半導体
素子1の寸法が大型化するにしたがって、半導体索子1
の端部が樹脂5の側端に接近し、半導体索子1によって
発生する熱応力は、S子下端部のみでなく、if!4脂
側端、半導体素子端間の領域全体に強く作用するように
なる。特に樹脂側端部では、樹脂モールド後のり−ド3
の切断・成形によって、リード3と樹脂5の接着界面が
はく離しやすく、素子下端部の場合同様、隣接するリー
ド間の樹脂に高い応力集中が生じ易い。第16図の実施
例のように半導体素子1下端部直下でのリード3の分割
を樹脂5の外部まで延長すれば、半導体素子1の端部が
樹脂5側端に接近している場合にも、隣接するリード3
間の樹脂クラックを防止することができる。
第17図は1本発明のさらに他の実施例である樹脂封止
型半導体装置のリード部分を示す斜視図である。半導体
素子1ド端と樹脂5側端の間の領域の樹脂5に作用する
応力は、第10図に示したように半導体素子■端部と樹
脂側端部において特に高くなっているので、それら以外
の部分に、分割部分3b同士を互いに連結する部分3C
を設け、リードの幅方向の分割を複数箇所に独立させて
も良い。この場合、連結部3cによって発生する応力集
中は、分割部3bの場合と同様、連結部3cの幅が狭い
ほど軽減されるので、連結部3Cの幅は、分割部3bの
幅と同等もしくはそれ以下とすることが望ましい。ただ
し、ここで連結部3Cの幅とは、リード3の幅方向と垂
直な方向に劃った幅をいう。
型半導体装置のリード部分を示す斜視図である。半導体
素子1ド端と樹脂5側端の間の領域の樹脂5に作用する
応力は、第10図に示したように半導体素子■端部と樹
脂側端部において特に高くなっているので、それら以外
の部分に、分割部分3b同士を互いに連結する部分3C
を設け、リードの幅方向の分割を複数箇所に独立させて
も良い。この場合、連結部3cによって発生する応力集
中は、分割部3bの場合と同様、連結部3cの幅が狭い
ほど軽減されるので、連結部3Cの幅は、分割部3bの
幅と同等もしくはそれ以下とすることが望ましい。ただ
し、ここで連結部3Cの幅とは、リード3の幅方向と垂
直な方向に劃った幅をいう。
第18図は、本発明のさらに他の実施例である樹脂封止
型半導体装置のリード部分を示す斜視図である6リード
3の折曲げ部3dが樹脂5の側端に接近している場合、
第16図及び第17図の実施例のように、リード折曲げ
部3dのリード幅が、樹脂5側端部の合計のリード幅よ
り広くなっていると、リード成形時に幅の広い部分を折
曲げるのに要する大きな力が、幅の狭い樹脂5側端部の
リードに作用するので、リード3と樹脂5の接着界面及
びリード3周辺の樹脂5が損傷を受けやすい。
型半導体装置のリード部分を示す斜視図である6リード
3の折曲げ部3dが樹脂5の側端に接近している場合、
第16図及び第17図の実施例のように、リード折曲げ
部3dのリード幅が、樹脂5側端部の合計のリード幅よ
り広くなっていると、リード成形時に幅の広い部分を折
曲げるのに要する大きな力が、幅の狭い樹脂5側端部の
リードに作用するので、リード3と樹脂5の接着界面及
びリード3周辺の樹脂5が損傷を受けやすい。
第18図のように、リード3の分割をリード折曲げ部3
dを越える部分までさらに延長することによって、リー
ド成形時のリード、樹脂接着界面近傍の損傷を防止する
ことができる。
dを越える部分までさらに延長することによって、リー
ド成形時のリード、樹脂接着界面近傍の損傷を防止する
ことができる。
第19図及び第20図は、本発明のさらに他の実施例で
ある樹脂封止型半導体装置のリート部分を示す斜視図で
ある。隣接するリード3間の樹脂5が受ける応力は、樹
脂5側端部よりも、半導体素子1下端部の方が大きくな
っている。また、リード強度及びリード固定強度を確保
するためには、樹脂5側端部近傍のリード幅をできるだ
け広くすることが望ましい。そこで、リード3の分割さ
れた個々の部分3bの幅を、第19図の例に示すように
徐々に、あるいは第20図の例に示すように段階的に変
化させ、樹脂5側端部近傍における幅を、半導体素子1
下端部より広くすることによって、樹脂クラック防止効
果を損うことなく、リード強度及びリード固定強度を向
上させることができる。この方法は、リート3の分割を
、樹脂5の外部まで延長して行う場合だけでなく、樹脂
5内部において、樹脂5側端近傍まで行う場合にも有効
である。
ある樹脂封止型半導体装置のリート部分を示す斜視図で
ある。隣接するリード3間の樹脂5が受ける応力は、樹
脂5側端部よりも、半導体素子1下端部の方が大きくな
っている。また、リード強度及びリード固定強度を確保
するためには、樹脂5側端部近傍のリード幅をできるだ
け広くすることが望ましい。そこで、リード3の分割さ
れた個々の部分3bの幅を、第19図の例に示すように
徐々に、あるいは第20図の例に示すように段階的に変
化させ、樹脂5側端部近傍における幅を、半導体素子1
下端部より広くすることによって、樹脂クラック防止効
果を損うことなく、リード強度及びリード固定強度を向
上させることができる。この方法は、リート3の分割を
、樹脂5の外部まで延長して行う場合だけでなく、樹脂
5内部において、樹脂5側端近傍まで行う場合にも有効
である。
更に第10図に例示するように各リード3の分割部3b
は複数の線材で構成しても良い。要するに封止樹脂がリ
ード分割部内に入り込んでいれば足りる。
は複数の線材で構成しても良い。要するに封止樹脂がリ
ード分割部内に入り込んでいれば足りる。
この他貫通穴の形状又は大きさを種々変えた変形例を第
22図から第26図に示す。各貫通孔がインナーリード
部において半導体索子1の端部に位置がかかつている限
り、各側はインナーリード部が半導体素子の裏面にある
と表面にあるとを問わず置換できる技術態様である。
22図から第26図に示す。各貫通孔がインナーリード
部において半導体索子1の端部に位置がかかつている限
り、各側はインナーリード部が半導体素子の裏面にある
と表面にあるとを問わず置換できる技術態様である。
前記半導体素子1は、4MDRAMからなっており、第
27図は示すように、その中央部にはメモリマット35
が設けられ、そのX方向の中央部にはY軸に並行にYデ
コーダ36がメモリマット35に沿って設けられ、その
Y方向の中央部にはX軸に並行にワードドライバ37及
びXデコーダ23がメモリマット35に沿って設けられ
ている。
27図は示すように、その中央部にはメモリマット35
が設けられ、そのX方向の中央部にはY軸に並行にYデ
コーダ36がメモリマット35に沿って設けられ、その
Y方向の中央部にはX軸に並行にワードドライバ37及
びXデコーダ23がメモリマット35に沿って設けられ
ている。
また、長手方向の一端部には、それぞれRAS系回路2
4.CAS系・WE系回路25及びX9゜10及びY9
,10アドレスバツフア26が設けられ、その内側にメ
インアンプ27が設けられ、隅部にはDoutバッファ
28が設けられている。他端にはRAS系回路24.、
Xアドレスバッファ29、Xジェネレータ30、X、Y
ジェネレータ31、Yアドレスバッファ32及び5HR
−PCジェネレータ33が設けられている。また、短手
方向の右側端部にはセンスアンプ・コモン入出力・コモ
ンソース34が設けられ、左側端部の上端部にはメモリ
マット35の上端子35Aが設けられ、下端部にはメモ
リマット35の下端子35Bが設けられている。
4.CAS系・WE系回路25及びX9゜10及びY9
,10アドレスバツフア26が設けられ、その内側にメ
インアンプ27が設けられ、隅部にはDoutバッファ
28が設けられている。他端にはRAS系回路24.、
Xアドレスバッファ29、Xジェネレータ30、X、Y
ジェネレータ31、Yアドレスバッファ32及び5HR
−PCジェネレータ33が設けられている。また、短手
方向の右側端部にはセンスアンプ・コモン入出力・コモ
ンソース34が設けられ、左側端部の上端部にはメモリ
マット35の上端子35Aが設けられ、下端部にはメモ
リマット35の下端子35Bが設けられている。
そして、第28図に示すように、前記半導体装P1に設
けられている各素子の電極(パッド)A1−A18及び
P1〜P3は、半導体素子1の長手方向の両端部に設け
られており、電極(パッド)Al−A18はボンディン
グ用パッドであり。
けられている各素子の電極(パッド)A1−A18及び
P1〜P3は、半導体素子1の長手方向の両端部に設け
られており、電極(パッド)Al−A18はボンディン
グ用パッドであり。
電極(パッド)P1〜P3はプローブテスト用パッドで
ある。
ある。
次に、本実施例の樹脂封止型半導体装置の組立工程につ
いて説明する。
いて説明する。
第5図乃至第7図に示すように、まず、第9図に示すタ
ブレスリードフレーム12のインナーリード部15の上
に、絶縁フィルム10を接着剤13で接着する。絶縁フ
ィルム10としては、125μmの厚さのポリイミド系
樹脂フィルムを用いる。接着剤13としては、例えば、
第29図に示すように、インナーリード部15側から順
にポリエーテルアミドイミド等の熱可塑性の接着剤13
A、ポリピロメリット酸イミド、ポリケトンイミド等の
熱硬化性ポリイミド系樹脂接着剤13Bを積層した多層
接着剤を用いる。前記絶縁フィルム10の上にペレット
付用熱硬化性接着剤4Aにより半導体素子1をペレット
付けする。ペレット付用熱硬化性接着剤38としては、
例えば、ポリピロメリット酸イミド、ポリケトンイミド
等の熱硬化性ポリイミド系樹脂接着剤の上に非導電性の
ペースト材、例えばシリコーンゴム、エポキシゴム、エ
ポキシ系樹脂、ポリイミド系樹脂等を積層した多層接着
剤を用いる。
ブレスリードフレーム12のインナーリード部15の上
に、絶縁フィルム10を接着剤13で接着する。絶縁フ
ィルム10としては、125μmの厚さのポリイミド系
樹脂フィルムを用いる。接着剤13としては、例えば、
第29図に示すように、インナーリード部15側から順
にポリエーテルアミドイミド等の熱可塑性の接着剤13
A、ポリピロメリット酸イミド、ポリケトンイミド等の
熱硬化性ポリイミド系樹脂接着剤13Bを積層した多層
接着剤を用いる。前記絶縁フィルム10の上にペレット
付用熱硬化性接着剤4Aにより半導体素子1をペレット
付けする。ペレット付用熱硬化性接着剤38としては、
例えば、ポリピロメリット酸イミド、ポリケトンイミド
等の熱硬化性ポリイミド系樹脂接着剤の上に非導電性の
ペースト材、例えばシリコーンゴム、エポキシゴム、エ
ポキシ系樹脂、ポリイミド系樹脂等を積層した多層接着
剤を用いる。
次に、各インナーリード部15のボンディング用端子部
15Aと電極(パッド)Al−A18とをボンディング
ワイヤ4で電気的に接続される。
15Aと電極(パッド)Al−A18とをボンディング
ワイヤ4で電気的に接続される。
このボンディングワイヤ4は、例えば、直径30μmの
金(Au)ワイヤを用いる。ワイヤボンディングは、例
えば、半導体索子1上の各パッドA1〜A18とボンデ
ィングワイヤ4とはウェッジ・ポールボンデイン法で接
続される。同様に、インナーリード部15のボンディン
グ用端子部15Aとボンディングワイヤ4とは、超音波
振動を併用した熱圧着で接続される。インナーリード部
15のボンディングされるボンディング用端子部15A
の部分は銀(Ag)メツキされている。
金(Au)ワイヤを用いる。ワイヤボンディングは、例
えば、半導体索子1上の各パッドA1〜A18とボンデ
ィングワイヤ4とはウェッジ・ポールボンデイン法で接
続される。同様に、インナーリード部15のボンディン
グ用端子部15Aとボンディングワイヤ4とは、超音波
振動を併用した熱圧着で接続される。インナーリード部
15のボンディングされるボンディング用端子部15A
の部分は銀(Ag)メツキされている。
そして、半導体素子1とインナーリード部15をボンデ
ィングワイヤ4によって電気的に接続する際に、半導体
索子1側のパッドA1〜A18のボンディング位置(2
点)を認識して片棒を決定し、自動的にワイヤボンディ
ングを行う。
ィングワイヤ4によって電気的に接続する際に、半導体
索子1側のパッドA1〜A18のボンディング位置(2
点)を認識して片棒を決定し、自動的にワイヤボンディ
ングを行う。
このワイヤボンディングが終ると、樹脂封止材注入装置
のキャビティの注入口とタブレスリードフレーム12の
ゲート位@22との位置合せを行った後、キャビティに
レジン(エポキシ系の樹脂)等の樹脂封止材5を注入し
てモールドされる。その後アウターリード部18を所定
の形状に加工して樹脂封止型半導体装りが完成する。
のキャビティの注入口とタブレスリードフレーム12の
ゲート位@22との位置合せを行った後、キャビティに
レジン(エポキシ系の樹脂)等の樹脂封止材5を注入し
てモールドされる。その後アウターリード部18を所定
の形状に加工して樹脂封止型半導体装りが完成する。
また、第30図に示すタブレスリードフレーム12に設
けられている長方形の貫通穴19のアウターリード部1
8の加工を施す部分及びその近傍に、リード固定材41
を設けることにより、長方形の貫通穴19を設けたこと
によるリード強度の低下を補強することができる。
けられている長方形の貫通穴19のアウターリード部1
8の加工を施す部分及びその近傍に、リード固定材41
を設けることにより、長方形の貫通穴19を設けたこと
によるリード強度の低下を補強することができる。
なお、第30図において、(A)はリード固定材41を
設ける前の状態を示す斜視図であり、(13)、(C:
)はリード固定材41を設けた後の状態を示す斜視図で
ある。
設ける前の状態を示す斜視図であり、(13)、(C:
)はリード固定材41を設けた後の状態を示す斜視図で
ある。
またアウターリード部の折り曲げ方向は(C)方向であ
るかその逆方向であるかを問わないし、いわゆる面付は
実装タイプのごとく折り曲げてもかまわない。勿論半導
体装置1と貫通孔19.絶縁物10との関係も表裏逆転
して(つまり第3図。
るかその逆方向であるかを問わないし、いわゆる面付は
実装タイプのごとく折り曲げてもかまわない。勿論半導
体装置1と貫通孔19.絶縁物10との関係も表裏逆転
して(つまり第3図。
第4図の如くして)もかまわない。
以上の説明かられかるように、本実施例によれば、イン
ナーリード部15を半導体素子1の下または上に配置す
ることにより、リード引回しが自由になり、大型の半導
体索子1の搭載が可能となる。
ナーリード部15を半導体素子1の下または上に配置す
ることにより、リード引回しが自由になり、大型の半導
体索子1の搭載が可能となる。
また、半導体索子lのパッドの配置も従来より大幅に自
由度を増すことができる。
由度を増すことができる。
また、インナーリード部15に貫通穴19を設け、イン
ナーリード部15の実効面積を減少し、レジン等の樹脂
封止材5の割合を増やすことにより、リードとレジン等
の樹脂封止材5との接着強度が上がるので、温度サイク
ル等の熱応力によるクラックの発生を低減することがで
きる。
ナーリード部15の実効面積を減少し、レジン等の樹脂
封止材5の割合を増やすことにより、リードとレジン等
の樹脂封止材5との接着強度が上がるので、温度サイク
ル等の熱応力によるクラックの発生を低減することがで
きる。
また、アウターリード部18の貫通穴19の加工を施す
部分及びその近傍に、リード固定材41を設けることに
より1貫通穴19を設けたことによるリード強度の低下
を補強することができる。
部分及びその近傍に、リード固定材41を設けることに
より1貫通穴19を設けたことによるリード強度の低下
を補強することができる。
次に、前記樹脂封止材としてレジンを用いた場合におい
て、レジン熱膨張係数αと温度サイクルクララ91%発
生サイクル数との関係について実験した結果を第31図
に示す。第31図において、(イ)は本実施例のインナ
ーリード部15に長方形状の貫通穴19を設けた場合の
特性曲線であり、(ロ)は従来のインナーリードの場合
の特性曲線である。
て、レジン熱膨張係数αと温度サイクルクララ91%発
生サイクル数との関係について実験した結果を第31図
に示す。第31図において、(イ)は本実施例のインナ
ーリード部15に長方形状の貫通穴19を設けた場合の
特性曲線であり、(ロ)は従来のインナーリードの場合
の特性曲線である。
また、第32図は、パッケージ端しジン占有面積皐と温
度サイクル数との関係について実験した結果を示す。第
32図において、(イ)はレジン熱膨張係数αが1.0
X10−6/”Cの場合の特性直線であり、(ロ)はレ
ジン熱膨張係数αが1.7x10−5/℃の場合の特性
曲線である。
度サイクル数との関係について実験した結果を示す。第
32図において、(イ)はレジン熱膨張係数αが1.0
X10−6/”Cの場合の特性直線であり、(ロ)はレ
ジン熱膨張係数αが1.7x10−5/℃の場合の特性
曲線である。
また、第33図は、本実施例のリードフレーム硬度と9
0°繰返し曲げリード破断回数との関係について実験し
た結果を示す。第33図において、(イ)は本実施例の
インナーリード部15に長方形状の貫通穴19を設けた
場合の特性曲線であり、0.5,0.45,0.4,0
.25等の数字は、長方形状の貫通穴19を設けた部分
のリード幅である。(ロ)は従来のインナーリートの場
合の特性曲線である。
0°繰返し曲げリード破断回数との関係について実験し
た結果を示す。第33図において、(イ)は本実施例の
インナーリード部15に長方形状の貫通穴19を設けた
場合の特性曲線であり、0.5,0.45,0.4,0
.25等の数字は、長方形状の貫通穴19を設けた部分
のリード幅である。(ロ)は従来のインナーリートの場
合の特性曲線である。
このように本実施例の実験結果からも本発明によれば前
述した効果が得られることがわかる。
述した効果が得られることがわかる。
以上、本発明を実施例にもとづき具体的に説明したが、
本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その
要旨を逸脱しない範囲において種種変更可能であること
はゴうまでもない。
本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その
要旨を逸脱しない範囲において種種変更可能であること
はゴうまでもない。
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果をfllllfi−に説明すれば、下記
の通りである。
て得られる効果をfllllfi−に説明すれば、下記
の通りである。
半導体チップの上又は下面にリードの引き回しを自由に
することができ、かつ大きな半導体チップの搭載を可能
にすることができる。
することができ、かつ大きな半導体チップの搭載を可能
にすることができる。
また、リードとレジン等の樹脂封止材との接着強度が上
がるので、温度サイクル等の熱応力によるクラックの発
生を低減することができる。
がるので、温度サイクル等の熱応力によるクラックの発
生を低減することができる。
すなわち本発明によれば、リードの全体断面積をあまり
減少させることなく1幅を小さくすることができるので
、リード強度及び樹脂によるり−ドの固定強度を低下さ
せることなく、リード間の応力を低減、すなわち、リー
ド間の樹脂クラックを防止する効果がある。
減少させることなく1幅を小さくすることができるので
、リード強度及び樹脂によるり−ドの固定強度を低下さ
せることなく、リード間の応力を低減、すなわち、リー
ド間の樹脂クラックを防止する効果がある。
第1図は本発明の一実施例の樹脂封止型半導体装置を示
す部分断面斜視図、第2図は金属細線接着の他の方法を
示す部分断面斜視図、第3図、第4図は夫々本発明の更
に他の実施例装置を示す部分断面斜視図、第5図は本発
明をデュアル・インライン型パッケージの4 M D
RA Mに適用した実施例の樹脂封止型半導体装置のパ
ッケージ内部の構造を説明するための一部欠き平面図、
第f−i 1′21は第5図に示す4 M L) RA
Mの■−■切断線で切った断面図、第7図は第5図示
す4MDRAMのの■−■切断線で切った断面図、第8
図は第5図に示す4MDRAMのの要部を説明するため
の一部欠き斜視図、第9図は第5図に示すタブレスリー
ドフレームの平面図、第10図は従来の樹脂対jヒ型半
導体装置を示す断面図、第11図は半導体素子の大型化
を可能にした従来の樹脂封止型半導体装置のリード部分
に作用する応力の分布を示した断面図、第12図は第1
3図のA−A断面において隣接するリード間に作用する
応力の分布を示す説明図、第13図は第11図のA−A
断面においてリード間に発生する樹脂クラックを示す説
明図。 第14図乃至第21図は夫々本発明の他の実施例の樹脂
封止型半導体装置のリード部分近傍を示す斜視図、第2
2図乃至第26図は夫々第8図及び第9図に示す貫通穴
の形状又は大きさを種々変えた変形例を示す斜視図、第
27図は第5図に示す半導体チップの回路レイアウトを
示す平面図、第28図は第5図に示す半導体チップ上の
パッドの配置を示す平面図、第29図第5図に示す半導
体チップをリードフレームに搭載するための接着剤を説
明するための断面説明図、第30図は第5図に示す貫通
穴を設けたことによる強度の補強をする例を示す斜視図
、第31図乃至第33図は夫々本発明の一実施例の実験
結果を示す特性図である。 1・・・半導体素子、2・・・タブ、3・・・リード、
3a・・リード先端の金属3111線接続部、3b−1
,3b−2,3b−3・・・リード分割部、3C・・・
リード連結部、3d・・・リード折曲げ部、4・・・金
属細線、5・・・樹脂、6・・・リード固定部の長さ、
7,8・・・応力分布、9・・・樹脂クラック、1o・
・・絶縁材、11・・・間隙、12・・・タブレスリー
ドフレーム、13.38・・・接着剤、14・・外枠、
15・・・インナーリート部、16・・・内枠、17・
・・タイバー、18・・・アウターリード部、19・・
・r−1通穴、41・・・リード固定材。
す部分断面斜視図、第2図は金属細線接着の他の方法を
示す部分断面斜視図、第3図、第4図は夫々本発明の更
に他の実施例装置を示す部分断面斜視図、第5図は本発
明をデュアル・インライン型パッケージの4 M D
RA Mに適用した実施例の樹脂封止型半導体装置のパ
ッケージ内部の構造を説明するための一部欠き平面図、
第f−i 1′21は第5図に示す4 M L) RA
Mの■−■切断線で切った断面図、第7図は第5図示
す4MDRAMのの■−■切断線で切った断面図、第8
図は第5図に示す4MDRAMのの要部を説明するため
の一部欠き斜視図、第9図は第5図に示すタブレスリー
ドフレームの平面図、第10図は従来の樹脂対jヒ型半
導体装置を示す断面図、第11図は半導体素子の大型化
を可能にした従来の樹脂封止型半導体装置のリード部分
に作用する応力の分布を示した断面図、第12図は第1
3図のA−A断面において隣接するリード間に作用する
応力の分布を示す説明図、第13図は第11図のA−A
断面においてリード間に発生する樹脂クラックを示す説
明図。 第14図乃至第21図は夫々本発明の他の実施例の樹脂
封止型半導体装置のリード部分近傍を示す斜視図、第2
2図乃至第26図は夫々第8図及び第9図に示す貫通穴
の形状又は大きさを種々変えた変形例を示す斜視図、第
27図は第5図に示す半導体チップの回路レイアウトを
示す平面図、第28図は第5図に示す半導体チップ上の
パッドの配置を示す平面図、第29図第5図に示す半導
体チップをリードフレームに搭載するための接着剤を説
明するための断面説明図、第30図は第5図に示す貫通
穴を設けたことによる強度の補強をする例を示す斜視図
、第31図乃至第33図は夫々本発明の一実施例の実験
結果を示す特性図である。 1・・・半導体素子、2・・・タブ、3・・・リード、
3a・・リード先端の金属3111線接続部、3b−1
,3b−2,3b−3・・・リード分割部、3C・・・
リード連結部、3d・・・リード折曲げ部、4・・・金
属細線、5・・・樹脂、6・・・リード固定部の長さ、
7,8・・・応力分布、9・・・樹脂クラック、1o・
・・絶縁材、11・・・間隙、12・・・タブレスリー
ドフレーム、13.38・・・接着剤、14・・外枠、
15・・・インナーリート部、16・・・内枠、17・
・・タイバー、18・・・アウターリード部、19・・
・r−1通穴、41・・・リード固定材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、半導体素子と、該半導体素子に夫々導通接続される
各リードと、該リードの一部及び前記半導体素子の周囲
を覆う封止樹脂とを備えてなる樹脂封止型半導体装置に
おいて、前記半導体素子の下面に絶縁物を介して前記各
リードの一部を対向配置させ、かつ該各リードの一部乃
至全部は、少なくとも前記半導体素子下面の周辺に対応
する部分については各リードの幅方向に複数本に分岐し
ていることを特徴とする樹脂封止型半導体装置。 2、封止樹脂内外の電気接続を行うリードの一部を半導
体素子の直下部に配置し、そのリード端部群上に半導体
素子を搭載し、周囲を封止樹脂でモールドしてなる樹脂
封止型半導体装置において、前記リードの内半導体素子
下端部直下を通過する部分を、リードの幅方向に複数本
に分岐させたことを特徴とする樹脂封止型半導体装置。 3、半導体装置とこれを搭載するリード群とを封止樹脂
でくるんだ樹脂封止型半導体装置において、前記封止樹
脂は前記リード群の各構成リード間を充たす他各リード
の透孔乃至溝をも充たすよう構成することを特徴とする
樹脂封止型半導体装置。 4、夫々が樹脂封止体内部のインナーリード部と樹脂封
止体外部のアウターリード部とからなるリードが集合し
てなるリードフレームにおいて、該インナーリード部の
内少なくとも半導体素子下面周辺部に対応する部分につ
いては各インナーリード部の幅方向に複数本に分岐させ
たことを特徴とするリードフレーム。 5、夫々が樹脂封止体内部のインナーリード部と樹脂封
止体外部のアウターリード部とからなるリードが集合し
てなるリードフレームにおいて、該インナーリード部は
各リードの長軸方向に透孔を有することを特徴とするリ
ードフレーム。 6、リードが透孔を有するリードフレームの少なくとも
一部の透孔が半導体素子下面周辺部にかかるように該リ
ードフレーム上に絶縁物を介在させて半導体素子を搭載
し、次いで該半導体素子上面の周辺の端子と前記各リー
ドとを導通接続し、しかる後少なくとも前記透孔の一部
及び前記半導体素子を覆うように樹脂にて封止すること
を特徴とする樹脂封止型半導体装置の製造方法。 7、半導体素子の回路形成面側をリードと対向させたこ
とを特徴とする請求項1又は2又は3に記載の樹脂封止
型半導体装置。 8、半導体素子の非回路形成面側をリードと対向させた
ことを特徴とする請求項1又は2又は3に記載の樹脂封
止型半導体装置。 9、リードが透孔を有するリードフレームを使用し、半
導体素子の回路形成面側が該リードフレームに対向し、
かつ少なくとも一部の前記透孔が半導体素子の回路形成
面周辺部にかかるように、リードフレーム上に絶縁物を
介して半導体素子を搭載し、次いで該半導体素子の回路
形成面上の端子と前記各リードとを導通接続し、しかる
後少なくとも前記透孔の一部及び前記半導体素子を覆う
ように樹脂にて封止することを特徴とする樹脂封止型半
導体装置の製造方法。 10、タブレスリードフレームのインナーリード部に絶
縁フィルムを介して半導体チップを搭載し、インナーリ
ード部と半導体チップとをボンディングワイヤで電気的
に接続し、樹脂封止材で封止した樹脂封止型半導体装置
であつて、前記半導体チップが搭載されるインナーリー
ドの一部分及びその近傍に対応するインナーリードの一
部分に貫通穴を設けたことを特徴とする樹脂封止型半導
体装置。 11、前記貫通穴は、長方形若しくは先端のみ割れた2
又分岐状であることを特徴とする請求項10に記載の樹
脂封止型半導体装置。 12、前記絶縁フィルムは、熱硬化性ポリイミド系樹脂
等の絶縁性物質からなっていることを特徴とする請求項
1乃至3のいずれか又は7又は8又は10又は11に記
載の樹脂封止型半導体装置。 13、前記インナーリード部と半導体チップとの接着は
、インナーリード部側から順に熱可塑性の接着剤、熱硬
化性ポリイミド系樹脂接着剤、絶縁フィルム、ペレット
付用熱硬化性接着剤を積層したことを多層接着層で接着
されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
又は7又は8又は10乃至12のいずれかに記載の樹脂
封止型半導体装置。 14、前記半導体チップは、4メガ又は16メガビット
のダイナミック・ランダム・アクセス・メモリであるこ
とを特徴とする請求項1乃至3のいずれか又は7又は8
又は10乃至13のいずれかに記載の樹脂封止型半導体
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1004925A JP2664232B2 (ja) | 1988-01-22 | 1989-01-13 | 樹脂封止型半導体装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1070988 | 1988-01-22 | ||
JP63-10709 | 1988-01-22 | ||
JP1004925A JP2664232B2 (ja) | 1988-01-22 | 1989-01-13 | 樹脂封止型半導体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01280343A true JPH01280343A (ja) | 1989-11-10 |
JP2664232B2 JP2664232B2 (ja) | 1997-10-15 |
Family
ID=26338781
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1004925A Expired - Fee Related JP2664232B2 (ja) | 1988-01-22 | 1989-01-13 | 樹脂封止型半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2664232B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5684328A (en) * | 1992-07-29 | 1997-11-04 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Semiconductor chip package using improved tape mounting |
JP2006203048A (ja) * | 2005-01-21 | 2006-08-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57114261A (en) * | 1981-01-07 | 1982-07-16 | Hitachi Ltd | Lead frame structure |
JPS60118252U (ja) * | 1984-01-18 | 1985-08-09 | 沖電気工業株式会社 | 樹脂封止半導体装置用リ−ドフレ−ム |
-
1989
- 1989-01-13 JP JP1004925A patent/JP2664232B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57114261A (en) * | 1981-01-07 | 1982-07-16 | Hitachi Ltd | Lead frame structure |
JPS60118252U (ja) * | 1984-01-18 | 1985-08-09 | 沖電気工業株式会社 | 樹脂封止半導体装置用リ−ドフレ−ム |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5684328A (en) * | 1992-07-29 | 1997-11-04 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Semiconductor chip package using improved tape mounting |
JP2006203048A (ja) * | 2005-01-21 | 2006-08-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2664232B2 (ja) | 1997-10-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6157074A (en) | Lead frame adapted for variable sized devices, semiconductor package with such lead frame and method for using same | |
JP2509422B2 (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
US6383845B2 (en) | Stacked semiconductor device including improved lead frame arrangement | |
JP2819285B2 (ja) | 積層型ボトムリード半導体パッケージ | |
US6762079B2 (en) | Methods for fabricating dual loc semiconductor die assembly employing floating lead finger structure | |
US6262482B1 (en) | Semiconductor device | |
US5563443A (en) | Packaged semiconductor device utilizing leadframe attached on a semiconductor chip | |
JPH07288309A (ja) | 半導体装置及びその製造方法並びに半導体モジュール | |
JPH01205541A (ja) | 樹脂封止型半導体装置及びその製造方法 | |
JPH077121A (ja) | 多層リードフレームアセンブリを有する半導体デバイスおよびそのパッケージ方法 | |
US6750080B2 (en) | Semiconductor device and process for manufacturing the same | |
JPH04348045A (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
JPH11251506A (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
JPH06132456A (ja) | 半導体パッケージ用絶縁リードフレーム | |
WO1999012203A1 (en) | Semiconductor device and method for manufacturing the same | |
JPH01280343A (ja) | 樹脂封止型半導体装置 | |
JP2696532B2 (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
JP3665609B2 (ja) | 半導体装置及びその半導体装置を複数個実装した半導体装置ユニット | |
JP2971594B2 (ja) | 半導体集積回路装置 | |
JPH01135055A (ja) | 樹脂封止型半導体装置 | |
JPH01270257A (ja) | レジン封止型半導体装置 | |
JPH02198163A (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
JP3859666B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP3336328B2 (ja) | 樹脂封止型半導体装置およびその製造に用いられるリードフレーム | |
JPH0936295A (ja) | リードフレームおよびその製造方法ならびに樹脂封止型半導体装置およびその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |