JPH01265443A - X線露光装置 - Google Patents
X線露光装置Info
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- JPH01265443A JPH01265443A JP63095076A JP9507688A JPH01265443A JP H01265443 A JPH01265443 A JP H01265443A JP 63095076 A JP63095076 A JP 63095076A JP 9507688 A JP9507688 A JP 9507688A JP H01265443 A JPH01265443 A JP H01265443A
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- ray
- neutral particles
- membrane
- particles
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
- G03F7/708—Construction of apparatus, e.g. environment aspects, hygiene aspects or materials
- G03F7/70808—Construction details, e.g. housing, load-lock, seals or windows for passing light in or out of apparatus
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- X-Ray Techniques (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
- Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
プラズマX線源からX線と同時に放出される粒子線をX
線取出窓上に到達する前に除去するX線露光装置に関し
、 X線の強度を損なうことなくX線取出窓の損傷を引き起
こす不要な粒子線を除去することを目的とし、 X線発生部によるプラズマの形成時に発生するX線をX
線取出窓を通して外部へ放射するに際し、該X線と同時
に該X線発生部から放出される荷電粒子及び中性粒子等
からなる粒子線を除去し、該X線だけを透過して該X線
取出窓へ照射するxli!露光装置において、前記X線
を透過し前記粒子線を吸収する金属製又は高分子有機物
製の薄膜と、該S膜の該X線及び粒子線照射面を順次新
しくするために該薄膜を所望速度で一定方向に移動する
移動手段とより構成する。
線取出窓上に到達する前に除去するX線露光装置に関し
、 X線の強度を損なうことなくX線取出窓の損傷を引き起
こす不要な粒子線を除去することを目的とし、 X線発生部によるプラズマの形成時に発生するX線をX
線取出窓を通して外部へ放射するに際し、該X線と同時
に該X線発生部から放出される荷電粒子及び中性粒子等
からなる粒子線を除去し、該X線だけを透過して該X線
取出窓へ照射するxli!露光装置において、前記X線
を透過し前記粒子線を吸収する金属製又は高分子有機物
製の薄膜と、該S膜の該X線及び粒子線照射面を順次新
しくするために該薄膜を所望速度で一定方向に移動する
移動手段とより構成する。
本発明はX線露光装置に係り、特にプラズマX線源から
X線と同時に放出される粒子線をX線取出窓上に到達す
る前に除去するX線露光装置に関する。
X線と同時に放出される粒子線をX線取出窓上に到達す
る前に除去するX線露光装置に関する。
X線露光装置は波長が短く焦点深度も深く、更にはレン
ズによる歪みがないことなどから、サブミクロン領域の
転写装誼として開発が進められている。しかし、X線露
光装置の最も大きな課題の1つとして、X線源の出力不
足が上げられており、レジスト感度が悪いことも相まっ
て露光時間が長くかかってしまうので、スルーブツト向
上のためX線源の大出力化が要望されていた。
ズによる歪みがないことなどから、サブミクロン領域の
転写装誼として開発が進められている。しかし、X線露
光装置の最も大きな課題の1つとして、X線源の出力不
足が上げられており、レジスト感度が悪いことも相まっ
て露光時間が長くかかってしまうので、スルーブツト向
上のためX線源の大出力化が要望されていた。
そこで、X線源として従来からの熱電子衝撃型のX線源
の代りに、プラズマX線源が近年注目されている。この
プラズマXaaはプラズマを形成することによって、そ
の際に発生するX線を利用するもので、熱電子!1il
i!a型のxta源よりも大出力が得られる。
の代りに、プラズマX線源が近年注目されている。この
プラズマXaaはプラズマを形成することによって、そ
の際に発生するX線を利用するもので、熱電子!1il
i!a型のxta源よりも大出力が得られる。
しかし、プラズマX線源はプラズマ形成によりX線だけ
でなく、荷電粒子や中性粒子等の粒子群からなる粒子線
も同時に放出するので、粒子線がXa取出窓に照射され
るとsmであるX線取出窓が損傷を受け、最後には破壊
に到る。このため、xP!取出窓上にはX線のみが照射
されるように、不要な粒子線を除去する必要がある。
でなく、荷電粒子や中性粒子等の粒子群からなる粒子線
も同時に放出するので、粒子線がXa取出窓に照射され
るとsmであるX線取出窓が損傷を受け、最後には破壊
に到る。このため、xP!取出窓上にはX線のみが照射
されるように、不要な粒子線を除去する必要がある。
第6図は従来のX線露光装置の一例をその周辺の構造と
共に示す構成図で、1はチャンバでその内部は真空に保
持されている。2は上部電極、3は下部電極で、下部電
極3間にX線取出口4が設けられている。5はN磁石、
6はチャンバ1に形成された孔、7はX1m取出窓とし
てのベリリウム(Be)窓、8はマスク支持ステージで
ある。マスク支持ステージ8は孔8a、ヘリウム(He
)導入口8bが設けられており、マスク支持ステージ8
とチャンバ1との間の空間8Cを大気圧下のHe雰囲気
とすると共に、マスク9を載置する。
共に示す構成図で、1はチャンバでその内部は真空に保
持されている。2は上部電極、3は下部電極で、下部電
極3間にX線取出口4が設けられている。5はN磁石、
6はチャンバ1に形成された孔、7はX1m取出窓とし
てのベリリウム(Be)窓、8はマスク支持ステージで
ある。マスク支持ステージ8は孔8a、ヘリウム(He
)導入口8bが設けられており、マスク支持ステージ8
とチャンバ1との間の空間8Cを大気圧下のHe雰囲気
とすると共に、マスク9を載置する。
空間8CをHe雰囲気とするのは、Be窓7を直接大気
雰囲気中におくと、Be窓7が大気中の酸素と反応して
破壊されてしまうことがあり、またBe窓7を透過した
X線が大気により大きく減衰されてしまうので、これら
を防止するためである。
雰囲気中におくと、Be窓7が大気中の酸素と反応して
破壊されてしまうことがあり、またBe窓7を透過した
X線が大気により大きく減衰されてしまうので、これら
を防止するためである。
マスク9の下方にはウェーハ10が配置されている、こ
こで、チャンバ1内の下部電極3とBe窓7との間に配
設されている′Fi磁石5が従来のX線露光装置を構成
している。
こで、チャンバ1内の下部電極3とBe窓7との間に配
設されている′Fi磁石5が従来のX線露光装置を構成
している。
次に上記の従来のプラズマX線源の動作の概略について
説明する。上部電極2と下部電極3との間に所望のガス
を流すと共に、上部電極2及び下部電極3に高電圧を印
加して両電極間をスパークさせてピンチプラズマを発生
させる。
説明する。上部電極2と下部電極3との間に所望のガス
を流すと共に、上部電極2及び下部電極3に高電圧を印
加して両電極間をスパークさせてピンチプラズマを発生
させる。
このピンチプラズマの形成によりX線が発生され、また
これ以外にも荷電粒子や中性粒子が発生し、これらはX
線取出口4を通過して孔6方向へ放出される。この放出
飛程路中には電磁石5による磁場が設けられているため
、荷電粒子が第6図に11で示す如く偏向され、荷電粒
子の80窓7への照射が除去される。
これ以外にも荷電粒子や中性粒子が発生し、これらはX
線取出口4を通過して孔6方向へ放出される。この放出
飛程路中には電磁石5による磁場が設けられているため
、荷電粒子が第6図に11で示す如く偏向され、荷電粒
子の80窓7への照射が除去される。
一方、X線は電磁石5による偏向は受けないので、その
まま電磁石5の中空内部、孔6を夫々通してBe窓7に
照射される。更に、Be窓7を透過したX線は孔8a、
マスク9を夫々・通してつ工−ハ10上に照射され、マ
スク9のマスクパターンをウェーハ10に転写する。
まま電磁石5の中空内部、孔6を夫々通してBe窓7に
照射される。更に、Be窓7を透過したX線は孔8a、
マスク9を夫々・通してつ工−ハ10上に照射され、マ
スク9のマスクパターンをウェーハ10に転写する。
このような動作を行なうプラズマX線源において、電磁
石5は荷電粒子からなる粒子線を偏向除去していた。
石5は荷電粒子からなる粒子線を偏向除去していた。
また、他のX線露光装置として、X線取出口4とBe窓
7との間にガスカーテンと称する小さなガスチャンバを
設け、その中にガスを充填してX線や粒子線をそのガス
雰囲気中に透′lAさせ、これにより粒子線はガスに大
きく吸収減衰させ、X線のみを殆ど減衰させることなく
透過させる装置も従来あった。
7との間にガスカーテンと称する小さなガスチャンバを
設け、その中にガスを充填してX線や粒子線をそのガス
雰囲気中に透′lAさせ、これにより粒子線はガスに大
きく吸収減衰させ、X線のみを殆ど減衰させることなく
透過させる装置も従来あった。
しかるに、第6図に示した電磁石5を用いたX線露光装
置は、不要な粒子線中除去できるのは荷電粒子による粒
子線だけであり、中性粒子による粒子線は全く除去でき
ず、除去効果が不十分であるという問題点があった。
置は、不要な粒子線中除去できるのは荷電粒子による粒
子線だけであり、中性粒子による粒子線は全く除去でき
ず、除去効果が不十分であるという問題点があった。
また、前記したガスカーテンを用いる従来のX線露光装
置は、小さいとはいってもガスチャンバが必要で、更に
それに隅間して排気設備が必要で大型となり、またガス
チャンバとX線発光チャンバとの間にもBe窓7とは別
のBe窓が必要となり、2枚のBe窓を用いることによ
るXI!ilの減衰が大きいという欠点もあった。
置は、小さいとはいってもガスチャンバが必要で、更に
それに隅間して排気設備が必要で大型となり、またガス
チャンバとX線発光チャンバとの間にもBe窓7とは別
のBe窓が必要となり、2枚のBe窓を用いることによ
るXI!ilの減衰が大きいという欠点もあった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、X線の強度
を損なうことなくX線取出窓の損傷を引き起こす不要な
粒子線を除去することができるX線露光装置を提供する
ことを目的とする。
を損なうことなくX線取出窓の損傷を引き起こす不要な
粒子線を除去することができるX線露光装置を提供する
ことを目的とする。
上記目的達成のため、本願第1発明のX線露光装置はx
I!発生部から放出されたX線及び粒子線のうちX線を
透過して粒子線を吸収する金属製又は高分子有機物製の
II!mと、[1を所望速度で一定の方向に移動する移
動手段とよりなる。
I!発生部から放出されたX線及び粒子線のうちX線を
透過して粒子線を吸収する金属製又は高分子有機物製の
II!mと、[1を所望速度で一定の方向に移動する移
動手段とよりなる。
また、本願第2発明のXI’J露光装置は第1の偏向手
段、荷電変換用7avA及び第2の偏向手段よりなる3
段構造としたものである。ここに、第1及び第2の偏向
手段は夫々電場又は磁場を形成して荷電粒子だけを偏向
する。
段、荷電変換用7avA及び第2の偏向手段よりなる3
段構造としたものである。ここに、第1及び第2の偏向
手段は夫々電場又は磁場を形成して荷電粒子だけを偏向
する。
更に、本願第3発明のXI!露光装置は第2発明の荷電
変換用薄膜に代えて電子銃を用いた3段構造としたもの
である。この電子銃は中性粒子の進行を遮る方向へ電子
ビームを照射して中性粒子をイオン化する。
変換用薄膜に代えて電子銃を用いた3段構造としたもの
である。この電子銃は中性粒子の進行を遮る方向へ電子
ビームを照射して中性粒子をイオン化する。
第1発明において、X線発生部よりX線と同時に放出さ
れた荷電粒子及び中性粒子等の粒子束からなる粒子線は
、X線と共に金属製又は高分子有機物製の薄膜に照射さ
れる。この薄膜はX線を透過し、粒子線を吸収するので
、X線だけがX線取出窓へ導かれる。
れた荷電粒子及び中性粒子等の粒子束からなる粒子線は
、X線と共に金属製又は高分子有機物製の薄膜に照射さ
れる。この薄膜はX線を透過し、粒子線を吸収するので
、X線だけがX線取出窓へ導かれる。
また第2発明においては、まず第1の偏向手段により荷
電粒子だけが偏向されるため、X線と中性粒子が第1の
偏向手段を通過して次の荷電変換用薄膜に照射される。
電粒子だけが偏向されるため、X線と中性粒子が第1の
偏向手段を通過して次の荷電変換用薄膜に照射される。
荷電変換用薄膜は入射した中性粒子を帯電し、荷電変換
する。従って、中性粒子は電荷をもつ粒子、誓−なわち
荷電粒子に変換される。しかし、X線は荷電変換用am
による帯電は受けないからそのまま透過する。荷電変換
用薄膜よりのX線及び荷電粒子は第2の偏向手段により
荷電粒子だけが偏向され、X線だけがX線取出窓へ照射
される。
する。従って、中性粒子は電荷をもつ粒子、誓−なわち
荷電粒子に変換される。しかし、X線は荷電変換用am
による帯電は受けないからそのまま透過する。荷電変換
用薄膜よりのX線及び荷電粒子は第2の偏向手段により
荷電粒子だけが偏向され、X線だけがX線取出窓へ照射
される。
更に第3発明においては、第1の偏向手段よりのX線及
び中性粒子のうち中性粒子が電子銃からの電子ビームと
の衝突によりイオン化され、次の第2の偏向手段で偏向
される。一方、X線は電子ビームが照射されてもイオン
化されないので、第2の偏向手段により偏向されること
はなくxm取出窓へ照射される。
び中性粒子のうち中性粒子が電子銃からの電子ビームと
の衝突によりイオン化され、次の第2の偏向手段で偏向
される。一方、X線は電子ビームが照射されてもイオン
化されないので、第2の偏向手段により偏向されること
はなくxm取出窓へ照射される。
第1図は本発明の第1実施例をその周辺の構造と共に示
す構成図である。同図中、第6図と同一構成部分には同
一符号を付し、その説明を省略する。第1図において、
チャンバ1内の電磁石5とBe窓7との間の光路に、薄
膜13が配設されている。この薄11113はX線の透
過率の高い金属製又は高分子有機物製のテープ状の可撓
性薄膜で、ここでは−例としてBeから形成されている
。
す構成図である。同図中、第6図と同一構成部分には同
一符号を付し、その説明を省略する。第1図において、
チャンバ1内の電磁石5とBe窓7との間の光路に、薄
膜13が配設されている。この薄11113はX線の透
過率の高い金属製又は高分子有機物製のテープ状の可撓
性薄膜で、ここでは−例としてBeから形成されている
。
薄膜13はその多くの部分がローラ14及び15に巻回
されており、例えばこのX線源の起動と同時に自動的に
ロー514と15が反時計方向に一定速度で回転し始め
、薄膜13はローラ14から繰り出されて図中右方向へ
移動し、ローラ15に巻取られ始め、その後X線源の停
止と同時に自動的にローラ14及び15の回転が停止さ
れる構成とされている。すなわち、ローラ14及び15
は前記第1発明の移動手段を構成している。
されており、例えばこのX線源の起動と同時に自動的に
ロー514と15が反時計方向に一定速度で回転し始め
、薄膜13はローラ14から繰り出されて図中右方向へ
移動し、ローラ15に巻取られ始め、その後X線源の停
止と同時に自動的にローラ14及び15の回転が停止さ
れる構成とされている。すなわち、ローラ14及び15
は前記第1発明の移動手段を構成している。
次に本実施例の動作について説明するに、下部電極3間
を透過したxB及び粒子線は電磁石5により形成されて
いる磁場を通ることにより、電荷をもっている荷電粒子
だけが第1図に11で示す如く偏向され、X線及び中性
粒子は全く磁場の影響を受けることなく薄1g113上
に照射され、Xaはこのlff113を透過するも中性
粒子は薄膜13に吸収される。従って1、荷電粒子及び
中性粒子のいずれもBe窓7に到達せず、X線だけが3
e窓7に到達することになる。
を透過したxB及び粒子線は電磁石5により形成されて
いる磁場を通ることにより、電荷をもっている荷電粒子
だけが第1図に11で示す如く偏向され、X線及び中性
粒子は全く磁場の影響を受けることなく薄1g113上
に照射され、Xaはこのlff113を透過するも中性
粒子は薄膜13に吸収される。従って1、荷電粒子及び
中性粒子のいずれもBe窓7に到達せず、X線だけが3
e窓7に到達することになる。
なお、質量の大なる中性粒子が高エネルギーで薄膜13
を衝撃するので、簿1i113の同じ所に長時間、中性
粒子が照射されるとIWA13が破壊されてしまう。し
かし、前記したように薄膜13は一定方向に所望速度で
移動され、薄膜13の粒子線照射面は常に新しくされて
いるので、1JIl!13の中性粒子の照射損傷による
破壊から防止することができる。
を衝撃するので、簿1i113の同じ所に長時間、中性
粒子が照射されるとIWA13が破壊されてしまう。し
かし、前記したように薄膜13は一定方向に所望速度で
移動され、薄膜13の粒子線照射面は常に新しくされて
いるので、1JIl!13の中性粒子の照射損傷による
破壊から防止することができる。
上記第1実施例では薄膜13及びローラ14゜15をX
線発生部が配置されているチャンバ1内に設けているが
、これに限定されるものではなく、第2図に示す如く別
のチャンバ内に設けてもよく、また第3図に示す如くロ
ー514.15を大気中に出すようにしてもよい。
線発生部が配置されているチャンバ1内に設けているが
、これに限定されるものではなく、第2図に示す如く別
のチャンバ内に設けてもよく、また第3図に示す如くロ
ー514.15を大気中に出すようにしてもよい。
すなわち、第2図に示す変形例では、上部電極2、下部
電極3、電磁石5はメインチャンバ17内に配設し、薄
膜13、ローラ14及び15はサブチャンバ18内に配
設し、内部が真空に保たれた両チャンバ17及び18の
間をバルブ19を介して連通ずる構成とされている。サ
ブチャンバ18の下側にBe窓7が設けられている。
電極3、電磁石5はメインチャンバ17内に配設し、薄
膜13、ローラ14及び15はサブチャンバ18内に配
設し、内部が真空に保たれた両チャンバ17及び18の
間をバルブ19を介して連通ずる構成とされている。サ
ブチャンバ18の下側にBe窓7が設けられている。
また第3図に示す別の変形例では、メインチャンバ17
とバルブ19を介して連通されたサブチャンバ20は、
薄膜13だけが内部を移動する構成とされており、ロー
ラ14及び15は外部の大気圧下に配置されている。従
って、サブチャンバ20は前記チャンバ1.17.18
よりも小型にでき、マスク支持ステージ21も同様に小
型化できる。また、本変形例ではローラ13及び15が
大気中にあるので、X線源部分の真空を破ることなく、
薄膜13の変換が容易にできる特長がある。
とバルブ19を介して連通されたサブチャンバ20は、
薄膜13だけが内部を移動する構成とされており、ロー
ラ14及び15は外部の大気圧下に配置されている。従
って、サブチャンバ20は前記チャンバ1.17.18
よりも小型にでき、マスク支持ステージ21も同様に小
型化できる。また、本変形例ではローラ13及び15が
大気中にあるので、X線源部分の真空を破ることなく、
薄膜13の変換が容易にできる特長がある。
次に本発明の第2実施例について第4図と共に説明する
。第4図中、第1図と同一構成部分には同一符号を付し
、その説明を省略する。第4図において、23及び25
は夫々電磁石で、前記第1及び第2の偏向手段を構成し
ており、また24は荷電変換用簿膜である。すなわち、
本実施例は下部電極3よりBe窓7に至るX線の光路中
に、電磁石23、荷電変換用薄膜24及び電磁石25の
3段構造が設けられている。
。第4図中、第1図と同一構成部分には同一符号を付し
、その説明を省略する。第4図において、23及び25
は夫々電磁石で、前記第1及び第2の偏向手段を構成し
ており、また24は荷電変換用簿膜である。すなわち、
本実施例は下部電極3よりBe窓7に至るX線の光路中
に、電磁石23、荷電変換用薄膜24及び電磁石25の
3段構造が設けられている。
本実施例によれば、電磁石23により形成された磁場に
より、粒子線中の荷電粒子だけが偏向されるので、荷電
変換用薄膜24にX線及び中性粒子が入射される。荷電
変換用薄膜24は前記したように、荷電状態を変化させ
る荷電変換により、中性粒子を帯電するが、X線は荷電
変換による影費を全く受けない。従って、荷電変換用薄
膜24からはX線と共に荷電粒子が取り出され、次段の
電磁石25による1&場を通過する際に荷電粒子だけが
矢印26で示す如く偏向され、X線だけがそのまま直進
してBe窓7に照射される。
より、粒子線中の荷電粒子だけが偏向されるので、荷電
変換用薄膜24にX線及び中性粒子が入射される。荷電
変換用薄膜24は前記したように、荷電状態を変化させ
る荷電変換により、中性粒子を帯電するが、X線は荷電
変換による影費を全く受けない。従って、荷電変換用薄
膜24からはX線と共に荷電粒子が取り出され、次段の
電磁石25による1&場を通過する際に荷電粒子だけが
矢印26で示す如く偏向され、X線だけがそのまま直進
してBe窓7に照射される。
本実施例も上記実施例と同様にX線の強度をあまり低減
させることなく、不要な粒子線を除去することができる
。
させることなく、不要な粒子線を除去することができる
。
なお、本実施例によれば、荷電変換用薄膜24は中性粒
子を膜内に吸収するのではないので発熱を抑えることが
でき、中性粒子が持つエネルギーによる薄膜24の劣化
を低減することができる。
子を膜内に吸収するのではないので発熱を抑えることが
でき、中性粒子が持つエネルギーによる薄膜24の劣化
を低減することができる。
勿論、荷電変換用簿膜24を第1実施例のようにロール
状の巻取り方式で巻取るよう構成してもよい。
状の巻取り方式で巻取るよう構成してもよい。
次に本発明の第3実施例について第5図と共に説明する
。同図中、第4図と同一構成部分には同一符号を付し、
その説明を省略する。本実施例は第4図に示した第2実
施例中の荷電変換用薄膜24の代りに電子銃28を設け
た点に特徴を有する。
。同図中、第4図と同一構成部分には同一符号を付し、
その説明を省略する。本実施例は第4図に示した第2実
施例中の荷電変換用薄膜24の代りに電子銃28を設け
た点に特徴を有する。
本実施例では下部電極3の間を通過したX線及び粒子線
のうち、初段の電磁石23で矢印29で示す如く荷電粒
子を偏向させる点は第2実施例と同様であるが、電磁石
23の間を通過したX線及び中性粒子の進行を妨げるよ
うに電子銃28から電子ビームeを照射することにより
、中性粒子をイオン化するようにしたものである。
のうち、初段の電磁石23で矢印29で示す如く荷電粒
子を偏向させる点は第2実施例と同様であるが、電磁石
23の間を通過したX線及び中性粒子の進行を妨げるよ
うに電子銃28から電子ビームeを照射することにより
、中性粒子をイオン化するようにしたものである。
これにより、最終段の電磁石25により形成される磁場
にはX線の他にイオン化された中性粒子、すなわち荷電
粒子が入射されることになり、よって荷電粒子だけが第
5図に矢印30で示す如く偏向を受けるため、Be窓7
にはX線だけが照射される。
にはX線の他にイオン化された中性粒子、すなわち荷電
粒子が入射されることになり、よって荷電粒子だけが第
5図に矢印30で示す如く偏向を受けるため、Be窓7
にはX線だけが照射される。
なお、本発明は上記の各実施例や変形例に限定されるも
のではなく、例えば荷電粒子を電場を形成して偏向する
ようにしてもよい。
のではなく、例えば荷電粒子を電場を形成して偏向する
ようにしてもよい。
〔発明の効果)
上述の如く、本発明によれば、荷電粒子だけでなく中性
粒子もX線の強度を損うことなくX線取出窓へ入射しな
いようにする(除去する)ことができ、またX線発生部
が設けられているチャンバ内に別のチャンバを設ける必
要がなく、薄膜や偏向手段を設けるだけでよいので、装
置の大型化を防止することができ、X線取出窓を長寿命
にできる等の特長を有するものである。
粒子もX線の強度を損うことなくX線取出窓へ入射しな
いようにする(除去する)ことができ、またX線発生部
が設けられているチャンバ内に別のチャンバを設ける必
要がなく、薄膜や偏向手段を設けるだけでよいので、装
置の大型化を防止することができ、X線取出窓を長寿命
にできる等の特長を有するものである。
第1図、第4図及び第5図は夫々本発明の各実施例をそ
の周辺の構造と共に示す構成図、第2図及び第3図は夫
々本発明の第1実施例の各変形例をその周辺の構造と共
に示す構成図、第6図は従来装置の一例をその周辺の構
造と共に示ず構成図である。 図において、 7はベリリウム(Be)窓、 11.23.25は電磁石、 13は薄膜、 14.15はローラ、 24は荷電変換用薄膜、 28は電子銃 を示す。 第1図 114図 1[図 第6図
の周辺の構造と共に示す構成図、第2図及び第3図は夫
々本発明の第1実施例の各変形例をその周辺の構造と共
に示す構成図、第6図は従来装置の一例をその周辺の構
造と共に示ず構成図である。 図において、 7はベリリウム(Be)窓、 11.23.25は電磁石、 13は薄膜、 14.15はローラ、 24は荷電変換用薄膜、 28は電子銃 を示す。 第1図 114図 1[図 第6図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、X線発生部(2、3)によるプラズマの形成時に発
生するX線をX線取出窓(7)を通して外部へ放射する
に際し、該X線と同時に該X線発生部(2、3)から放
出される荷電粒子及び中性粒子等からなる粒子線を除去
し、該X線だけを透過して該X線取出窓(7)へ照射す
るX線露光装置において、 前記X線を透過し前記粒子線を吸収する金属製又は高分
子有機物製の薄膜(13)と、 該薄膜(13)の該X線及び粒子線照射面を順次新しく
するために該薄膜(13)を所望速度で一定方向に移動
する移動手段(14、15)とを有することを特徴とす
るX線露光装置。 2、X線発生部(2、3)によるプラズマの形成時に発
生するX線をX線取出窓(7)を通して外部へ放射する
に際し、該X線と同時に該X線発生部(2、3)から放
出される荷電粒子及び中性粒子等からなる粒子線を除去
し、該X線だけを透過して該X線取出窓(7)へ照射す
るX線露光装置において、 電場又は磁場を形成することにより前記X線を透過し、
かつ、前記粒子線のうち前記荷電粒子を偏向する第1の
偏向手段(23)と、 該第1の偏向手段(23)を透過した該X線及び前記中
性粒子が照射される荷電変換用薄膜(24)と、 該荷電変換用薄膜(24)と前記X線取出窓(7)との
間の光路に電場又は磁場を形成して荷電粒子を偏向する
第2の偏向手段(25)とを有することを特徴とするX
線露光装置。 3、X線発生部(2、3)によるプラズマの形成時に発
生するX線をX線取出窓(7)を通して外部へ放射する
に際し、該X線と同時に該X線発生部(2、3)から放
出される荷電粒子及び中性粒子等からなる粒子線を除去
し、該X線だけを透過して該X線取出窓(7)へ照射す
るX線露光装置において、 電場又は磁場を形成することにより前記X線を透過し、
かつ、前記粒子線のうち前記荷電粒子を偏向する第1の
偏向手段(23)と、 該第1の偏向手段(23)を透過した該X線及び中性粒
子の進行を遮る方向へ電子ビームを照射し該中性粒子を
イオン化する電子銃(28)と、該電子銃(28)によ
る電子ビームの照射を受けた該X線及びイオン化された
中性粒子に対して電場又は磁場を与えて該X線のみ透過
する第2の偏向手段(25)とを有することを特徴とす
るX線露光装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63095076A JPH01265443A (ja) | 1988-04-18 | 1988-04-18 | X線露光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63095076A JPH01265443A (ja) | 1988-04-18 | 1988-04-18 | X線露光装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01265443A true JPH01265443A (ja) | 1989-10-23 |
Family
ID=14127878
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63095076A Pending JPH01265443A (ja) | 1988-04-18 | 1988-04-18 | X線露光装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01265443A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004519868A (ja) * | 2001-04-17 | 2004-07-02 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | Euvに透明な境界構造 |
JP2004214480A (ja) * | 2003-01-07 | 2004-07-29 | Nikon Corp | 露光装置 |
JP2006080255A (ja) * | 2004-09-09 | 2006-03-23 | Komatsu Ltd | 極端紫外光源装置 |
US7692169B2 (en) | 2004-12-28 | 2010-04-06 | Asml Netherlands B.V. | Method for filtering particles out of a beam of radiation and filter for a lithographic apparatus |
US8530870B2 (en) | 2009-06-19 | 2013-09-10 | Gigaphoton Inc. | Extreme ultraviolet light source apparatus |
US8901522B2 (en) | 2010-02-22 | 2014-12-02 | Gigaphoton Inc. | Chamber apparatus and extreme ultraviolet light generation system |
-
1988
- 1988-04-18 JP JP63095076A patent/JPH01265443A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004519868A (ja) * | 2001-04-17 | 2004-07-02 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | Euvに透明な境界構造 |
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JP4578901B2 (ja) * | 2004-09-09 | 2010-11-10 | 株式会社小松製作所 | 極端紫外光源装置 |
US7692169B2 (en) | 2004-12-28 | 2010-04-06 | Asml Netherlands B.V. | Method for filtering particles out of a beam of radiation and filter for a lithographic apparatus |
US8530870B2 (en) | 2009-06-19 | 2013-09-10 | Gigaphoton Inc. | Extreme ultraviolet light source apparatus |
US8841641B2 (en) | 2009-06-19 | 2014-09-23 | Gigaphoton Inc. | Extreme ultraviolet light source apparatus |
US8901522B2 (en) | 2010-02-22 | 2014-12-02 | Gigaphoton Inc. | Chamber apparatus and extreme ultraviolet light generation system |
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