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JPH0125771Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0125771Y2
JPH0125771Y2 JP16306584U JP16306584U JPH0125771Y2 JP H0125771 Y2 JPH0125771 Y2 JP H0125771Y2 JP 16306584 U JP16306584 U JP 16306584U JP 16306584 U JP16306584 U JP 16306584U JP H0125771 Y2 JPH0125771 Y2 JP H0125771Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
thread
shaft portion
screw shaft
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16306584U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6179014U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16306584U priority Critical patent/JPH0125771Y2/ja
Publication of JPS6179014U publication Critical patent/JPS6179014U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0125771Y2 publication Critical patent/JPH0125771Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Bolts, Nuts, And Washers (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、回動させることによつて被締結部材
にねじ込まれ、自己のねじ山に適合する雌ねじを
被締結部材に切り込んで締結を行う所謂タツピン
ねじの改良に関するものである。
(従来技術) この種のタツピンねじにおいては、ねじ込みト
ルクの軽減を計るための種々の提案がなされてい
る。例えば特公昭37−4608号のように、ねじ軸の
断面を三角状の非円形にしてねじ込む際に3点接
触させるものや、特公昭39−14383号のように、
円錐状の先端軸にねじ山より突出する大きさで複
数の突起を設けたもの等がある。しかしながら、
前者は三点接触で締付が行なわれるために締付力
が低下する欠点があり、後者は前記突起によつて
塑性加工される雌ねじにバラツキが生じて雌ねじ
とタツピンねじとの間のクリアランスが大きくな
り、締付力の低下やバラツキを起こす欠点があつ
た。
(考案の目的) そこで本考案では前記した従来技術の欠点を改
善し、ねじ込みトルクを軽減すると共に、締付力
を低下させないタツピンねじの提供を目的とする
ものである。
(考案の構成と作用) 本考案のタツピンねじは、少くとも平行ねじ軸
部と先端ねじ軸部の接合部附近のねじ山に対し、
そのフランジ面に多数の小径凹部を設けたことを
要旨とする。すなわち、軸径およびねじ山高さが
次第に大きくなり、最大のねじ込みトルクを必要
とする接合部附近で、被締結部材と接触するねじ
山の表面積を少くすることによつてねじ込みトル
クを軽減させるようにしたものである。
(実施例) 以下に本考案の実施例を図面により説明する。
第1図はタツピンねじ1の全体正面図であり、通
常のタツピンねじと同様に頭部2と平行ねじ軸部
3および先端ねじ軸部4によつて構成されてい
る。頭部2はドライバー等の回動手段との係合溝
5を備え、該頭部の座面6側から伸びた円柱軸7
上には等高ねじ山8が設けられて平行ねじ軸部3
が形成されている。又前記円柱軸7に連続した円
錐軸9上には先細りのねじ山10が、前記等高ね
じ山8と連続する態様で設けられて先端ねじ軸部
4が形成されている。前記の平行ねじ軸部3と先
端ねじ軸部4との接合部附近のねじ山11に対
し、そのフランク面には第2図の拡大断面図で示
すように多数の小径凹部12が設けられている。
この小径凹部12は、ゴルフボールの表面に設け
られているデインプル(Dinpie)のような半球
状の凹陥部であつて、ほぼ一様の深さで点在され
ている。又、これら小径凹部12は、転造に際し
てダイスの適所に小径凹部と適合する形状の小径
突起を設けることで加工できる。尚、他の実施例
として第3図のタツピンねじ13のように小径凹
部をねじ山のほぼ全域に渡つて設けるようにして
も良い。
(考案の効果) 本考案のタツピンねじによると、次にような効
果を期待することができる。
ねじ込み時に被締結部材に食い込んで雌ねじ
を刻設するねじ山に対して、前記小径凹部を設
けたことによつて当該被締結部材と接触する表
面積が実質的に少くなり、これによつてねじ込
みトルクが軽減され且つ焼付き等も防止するこ
とができる。
前記小径凹部をのぞくその他の部分は、通常
のタツピンねじと基本形状において全く変らな
いので、ねじ締めの際に塑性加工された雌ねじ
山とタツピンねじの雄ねじ山との間にクリアラ
ンスがない状態で良好な締付性能を得ることが
できる。
潤滑剤等を用いる場合には、前記小径凹部が
一種の油ダマリとして機能して性能向上に役立
つ。
第4図のように被締結部材14が合成樹脂等
の弾性部材の場合には、ねじ締結後に被締結部
材の一部が弾性復元して小径凹部内面に密着
し、弛み防止および締付力の向上に寄与する。
構成が簡単で、通常のタツピンねじと同様の
転造加工で安価に製作できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例によるタツピンねじ
の全体正面図、第2図は同タツピンねじの要部拡
大断面図、第3図は他の実施例によるタツピンね
じの全体正面図、第4図は合成樹脂の被締結部材
に適用した締結状態を示す断面図である。 1,13……タツピンねじ、2……頭部、3…
…平行ねじ軸部、4……先端ねじ軸部、5……係
合溝、6……座面、7……円柱軸、8……等高ね
じ山、9……円錐軸、10……先細りねじ山、1
1……接合部、14……被締結部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回動手段に係合する頭部と、該頭部から伸びた
    円柱軸に等高なねじ山を形成させた平行ねじ軸部
    と、前記円柱軸に連続した円錐軸に前記等高ねじ
    山と連続させて先細りのねじ山を形成した先端ね
    じ軸部とからなるタツピンねじにおいて、少くと
    も前記平行ねじ軸部と先端ねじ軸部の接合部附近
    のねじ山に対して、そのフランク面に多数の小径
    凹部を設けたことを特徴とするタツピンねじ。
JP16306584U 1984-10-30 1984-10-30 Expired JPH0125771Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16306584U JPH0125771Y2 (ja) 1984-10-30 1984-10-30

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16306584U JPH0125771Y2 (ja) 1984-10-30 1984-10-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6179014U JPS6179014U (ja) 1986-05-27
JPH0125771Y2 true JPH0125771Y2 (ja) 1989-08-02

Family

ID=30720927

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JP16306584U Expired JPH0125771Y2 (ja) 1984-10-30 1984-10-30

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014167333A (ja) * 2013-02-28 2014-09-11 Nitto Seiko Co Ltd ゆるみ止めねじ

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JP3977028B2 (ja) * 2001-04-13 2007-09-19 日本電産サンキョー株式会社 モータ及びその製造方法
WO2015098823A1 (ja) * 2013-12-27 2015-07-02 株式会社トープラ タッピンねじ

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JPS6179014U (ja) 1986-05-27

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