JPH01193428A - スリーブ形ゴム緩衝器 - Google Patents
スリーブ形ゴム緩衝器Info
- Publication number
- JPH01193428A JPH01193428A JP63303846A JP30384688A JPH01193428A JP H01193428 A JPH01193428 A JP H01193428A JP 63303846 A JP63303846 A JP 63303846A JP 30384688 A JP30384688 A JP 30384688A JP H01193428 A JPH01193428 A JP H01193428A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shock absorber
- sleeve
- rubber shock
- shaped rubber
- inner tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F13/00—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs
- F16F13/04—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper
- F16F13/06—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper
- F16F13/08—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper the plastics spring forming at least a part of the wall of the fluid chamber of the damper
- F16F13/14—Units of the bushing type, i.e. loaded predominantly radially
- F16F13/1481—Units of the bushing type, i.e. loaded predominantly radially characterised by features of plastic springs, e.g. presence of cavities or stiffeners; characterised by features of flexible walls of equilibration chambers, i.e. membranes
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F1/00—Springs
- F16F1/36—Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers
- F16F1/38—Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers with a sleeve of elastic material between a rigid outer sleeve and a rigid inner sleeve or pin, i.e. bushing-type
- F16F1/387—Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers with a sleeve of elastic material between a rigid outer sleeve and a rigid inner sleeve or pin, i.e. bushing-type comprising means for modifying the rigidity in particular directions
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)
- Springs (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は液圧減衰式スリーブ形ゴム緩衝器に関し、特に
内管と、半径方向間隔を置いて内管を取囲む外管と、上
記間隔によって形成されたギャップに配設され、内管及
び外管に付着して結合されたゴム製弾性体とから成り、
上記弾性体が力伝達方向に逐次前後して隔壁によって障
離された少なくとも2個の隔室を有し、これらの隔室が
液体で充填され、少なくとも1個の絞り穴によって連通
し、上記隔壁が力伝達方向を概ね横切って内管の両側で
ギャップを橋絡する2個の部分壁から成る液圧減衰式ス
リーブ形ゴム緩衝器に関する。
内管と、半径方向間隔を置いて内管を取囲む外管と、上
記間隔によって形成されたギャップに配設され、内管及
び外管に付着して結合されたゴム製弾性体とから成り、
上記弾性体が力伝達方向に逐次前後して隔壁によって障
離された少なくとも2個の隔室を有し、これらの隔室が
液体で充填され、少なくとも1個の絞り穴によって連通
し、上記隔壁が力伝達方向を概ね横切って内管の両側で
ギャップを橋絡する2個の部分壁から成る液圧減衰式ス
リーブ形ゴム緩衝器に関する。
上記のスリーブ形ゴム緩衝器は西独特許第334339
2号により公知である。かかるスリーブ形ゴム緩衝器は
、自動車のエンジン支持装置の分野で使用され、エンジ
ンが励起する高周波振動に対する絶縁と共に低周波振動
に対する比較的良好な減衰を得るために使用される。低
周波振動は車道の凹凸の上を通ることにより励起され、
場合によってはエンジンの振動振幅を異常に増加させる
ことがある。
2号により公知である。かかるスリーブ形ゴム緩衝器は
、自動車のエンジン支持装置の分野で使用され、エンジ
ンが励起する高周波振動に対する絶縁と共に低周波振動
に対する比較的良好な減衰を得るために使用される。低
周波振動は車道の凹凸の上を通ることにより励起され、
場合によってはエンジンの振動振幅を異常に増加させる
ことがある。
振動の振幅の大きさにかかわりなく、振動により放出さ
れる力は主として垂直方向に働く。
れる力は主として垂直方向に働く。
上記西独特許のスリーブ形ゴム緩衝器においては、垂直
方向に減衰装置と振動振幅の制限のための端部ストップ
を設けることによって良好な絶縁及び減衰を得る点が開
示されている。ところが垂直方向と交差する横方向に対
しては、減衰装置も端部ストップも設けられていない。
方向に減衰装置と振動振幅の制限のための端部ストップ
を設けることによって良好な絶縁及び減衰を得る点が開
示されている。ところが垂直方向と交差する横方向に対
しては、減衰装置も端部ストップも設けられていない。
このため例えば曲線走行時にエンジンの大きな横方向相
対変位が生じるおそれがある。
対変位が生じるおそれがある。
従って、本発明の課題は、上記のような横方向運動に対
しても良好な抑制を得ることが可能となるように、上記
のスリーブ形ゴム緩衝器を改良するにある。さらに上記
課題を達成すると同時に、構造が簡単であり、しかも垂
直方向に対しては、従来のスリーブ形ゴム緩衝器と少な
くとも同程度のばね特性及び減衰特性を示すことが可能
なようなスリーブ形ゴム緩衝器を提供するにある。
しても良好な抑制を得ることが可能となるように、上記
のスリーブ形ゴム緩衝器を改良するにある。さらに上記
課題を達成すると同時に、構造が簡単であり、しかも垂
直方向に対しては、従来のスリーブ形ゴム緩衝器と少な
くとも同程度のばね特性及び減衰特性を示すことが可能
なようなスリーブ形ゴム緩衝器を提供するにある。
上記課題を解決するために、本発明に基づくスリーブ形
ゴム緩衝器では、隔壁の部分壁の少なくとも一方が少な
くとも1個の補強体によって補剛され、補強体は内管及
び外管から半径方向間隔を置いて配設される。補強体は
部分壁の弾性ゴム材料より硬度が高いため、各部分に主
として横方向に対する補剛が得られる。スリーブ形ゴム
緩衝器を本来通り使用した場合には、緩衝器の横方向は
自動車の横方向と一致する。
ゴム緩衝器では、隔壁の部分壁の少なくとも一方が少な
くとも1個の補強体によって補剛され、補強体は内管及
び外管から半径方向間隔を置いて配設される。補強体は
部分壁の弾性ゴム材料より硬度が高いため、各部分に主
として横方向に対する補剛が得られる。スリーブ形ゴム
緩衝器を本来通り使用した場合には、緩衝器の横方向は
自動車の横方向と一致する。
そのため、高速でカーブを通過する際のエンジンの相対
変位の大きさを大幅に減少することが可能である。これ
に対して垂直方向では部分壁の区域に曲げ応力が作用す
るのみであるが、例えば部分壁の断面中央に補強体を取
付けた場合であっても、上記曲げ応力に対する抵抗とし
て作用することはあまりなく、その結果、本発明に基づ
くスリーブ形ゴム緩衝器のばね特性と減衰特性は、垂直
方向に伝達される振動力に関してほとんど変化しない。
変位の大きさを大幅に減少することが可能である。これ
に対して垂直方向では部分壁の区域に曲げ応力が作用す
るのみであるが、例えば部分壁の断面中央に補強体を取
付けた場合であっても、上記曲げ応力に対する抵抗とし
て作用することはあまりなく、その結果、本発明に基づ
くスリーブ形ゴム緩衝器のばね特性と減衰特性は、垂直
方向に伝達される振動力に関してほとんど変化しない。
補強体それ自体は任意のあらゆる形状、例えば球形を成
すことができる。スリーブ形ゴム緩衝器と平行に伸張す
る、隔壁の少なくとも1個の空欠部に、空欠部を大幅に
拡張して圧入される。但しスリーブ形ゴム緩衝部の方向
に隔壁の非対称補剛が生じないように、配列と構造を選
択する必要がある。従ってスリーブ形ゴム緩衝器の縦方
向に唯1個の球しか使用しないときは、配列位置に関し
てスリーブ形ゴム緩衝器の長手方向中央に上記の球体を
配置することが好ましい。この場合は横方向のスリーブ
形ゴム緩衝器の補剛のほかに、同じ方向に外管に対する
内管の若干の角運動が可能になる。特殊用途にとって、
かかる効果は非常に有効である。
すことができる。スリーブ形ゴム緩衝器と平行に伸張す
る、隔壁の少なくとも1個の空欠部に、空欠部を大幅に
拡張して圧入される。但しスリーブ形ゴム緩衝部の方向
に隔壁の非対称補剛が生じないように、配列と構造を選
択する必要がある。従ってスリーブ形ゴム緩衝器の縦方
向に唯1個の球しか使用しないときは、配列位置に関し
てスリーブ形ゴム緩衝器の長手方向中央に上記の球体を
配置することが好ましい。この場合は横方向のスリーブ
形ゴム緩衝器の補剛のほかに、同じ方向に外管に対する
内管の若干の角運動が可能になる。特殊用途にとって、
かかる効果は非常に有効である。
しかしながら多くの場合は、上記のような外管に対する
内管の角変位を抑制可能な実施態様が選択される。かか
る実施態様においては、スリーブ形ゴム緩衝器の長手方
向中央の軸方向両側に、補強体の少なくとも2個の、支
持力のある部分体を採用可能な構成が採用される。外管
に対する内管の角変位の抑制に関する効果は、長手方向
中央からの距離が増すにつれて増大する。従って相互に
離隔する部分体を使用する場合は、これをなるべく隔壁
の端面側端部区域に設けることが好ましい。例えば、隔
壁の端面側端部区域に設けられた盲穴に部分体を収容す
ることができる。かかる構成により、高周波振動が伝達
される場合にも、隔壁、従ってスリーブ形ゴム緩衝器に
対する比較的安定な相互関係を得ることができる。
内管の角変位を抑制可能な実施態様が選択される。かか
る実施態様においては、スリーブ形ゴム緩衝器の長手方
向中央の軸方向両側に、補強体の少なくとも2個の、支
持力のある部分体を採用可能な構成が採用される。外管
に対する内管の角変位の抑制に関する効果は、長手方向
中央からの距離が増すにつれて増大する。従って相互に
離隔する部分体を使用する場合は、これをなるべく隔壁
の端面側端部区域に設けることが好ましい。例えば、隔
壁の端面側端部区域に設けられた盲穴に部分体を収容す
ることができる。かかる構成により、高周波振動が伝達
される場合にも、隔壁、従ってスリーブ形ゴム緩衝器に
対する比較的安定な相互関係を得ることができる。
内管及び外管と平行に伸張する柱状補強体を使用した場
合には、上記と同様の効果を得ることができると共に、
組立コストの減少を図ることも可能である。またこのよ
うな補強体を隔壁の各部分壁の断面内部に配設し、例え
ば部分壁の空欠部にこれを弾性的に拡張して圧入するこ
とが好ましい。補強体と空欠部の間に生じる相互の接触
面は比較的大きいため、比較的小さな相互圧縮で既に互
いに接触する軸方向面の十分に安定な相互関係を得るこ
とができる。従って、通常の用途においては補強体のた
めの副次的安全対策は不要である。
合には、上記と同様の効果を得ることができると共に、
組立コストの減少を図ることも可能である。またこのよ
うな補強体を隔壁の各部分壁の断面内部に配設し、例え
ば部分壁の空欠部にこれを弾性的に拡張して圧入するこ
とが好ましい。補強体と空欠部の間に生じる相互の接触
面は比較的大きいため、比較的小さな相互圧縮で既に互
いに接触する軸方向面の十分に安定な相互関係を得るこ
とができる。従って、通常の用途においては補強体のた
めの副次的安全対策は不要である。
補強体を後で圧入した場合に生じる空欠部の弾性的拡張
により、空欠部を取囲む隔壁区域にプレストレスが発生
する。プレストレスの大きさは、拡張の大きさ、すなわ
ち補強体の大きさの関数であり、かかるプレストレスに
より隔壁の弾性可撓性が減少される。かくして上記隔壁
の可撓性、さらに使用可能なスリーブ形ゴム緩衝器の可
撓性は、隔壁の空欠部に後で圧入される補強体の直後の
超過寸法の大きさに応じて、微妙に調整される。従って
スリーブ形ゴム緩衝器のばね挙動が不十分な場合であっ
ても、緩衝器自体を交換する必要はなく、補強体を異な
る直径のものに交換すれば十分である。
により、空欠部を取囲む隔壁区域にプレストレスが発生
する。プレストレスの大きさは、拡張の大きさ、すなわ
ち補強体の大きさの関数であり、かかるプレストレスに
より隔壁の弾性可撓性が減少される。かくして上記隔壁
の可撓性、さらに使用可能なスリーブ形ゴム緩衝器の可
撓性は、隔壁の空欠部に後で圧入される補強体の直後の
超過寸法の大きさに応じて、微妙に調整される。従って
スリーブ形ゴム緩衝器のばね挙動が不十分な場合であっ
ても、緩衝器自体を交換する必要はなく、補強体を異な
る直径のものに交換すれば十分である。
捕捉的に又は代案として、補強体と部分壁を接着により
互いに固定することができる。かかる場合には補強体を
直接埋込んで加硫により相互の結合を達成することが好
ましい。補強体と部分壁との間の精密な相互関係が使用
可能なスリーブ形ゴム緩衝器の使用特性にとって決定に
重要であり、この点に関して上述の方法が大きな意義を
持つ。
互いに固定することができる。かかる場合には補強体を
直接埋込んで加硫により相互の結合を達成することが好
ましい。補強体と部分壁との間の精密な相互関係が使用
可能なスリーブ形ゴム緩衝器の使用特性にとって決定に
重要であり、この点に関して上述の方法が大きな意義を
持つ。
重量の軽量化のためには、補強体を管状に形成すること
が好ましい。補強体は硬質材料、例えば金属から成るこ
とが好ましい。
が好ましい。補強体は硬質材料、例えば金属から成るこ
とが好ましい。
自動車技術分野で使用するためには、両方の部分壁を補
強体で補剛することが効果的であることが判明した。部
分壁と補強体は一般に鏡像対称的に形成され、相互に関
係づけられる。
強体で補剛することが効果的であることが判明した。部
分壁と補強体は一般に鏡像対称的に形成され、相互に関
係づけられる。
(実施例〕
次に添付図面を参照しながら、本発明の実施例につき詳
述する。
述する。
第1図、第2図、第3図に示すスリーブ形ゴム緩衝器は
内管1、半径方向間隔を置いてこれを取囲む外管2及び
上記間隔によって形成されたギャップに配設されたゴム
製弾性体3から成る。弾性体は内管1及び外管2に接着
して結合され、その際外管2の内側は窓付き管2.1か
ら成る。弾性体は力伝達方向に逐次前後し、隔壁7によ
って隔離された2個の隔室4.5を有する。これらの隔
室は液体が充填され、少なくとも1個の絞り六6によっ
て連通ずる。隔壁7は2個の部分壁7a、 7bを有す
る。部分壁は垂直の力伝達方向を概ね横断して、内管1
の両側のギャップを橋絡する。図示の2つの実施例のス
リーブ形ゴム緩衝器の両方の部分壁7a、 7bはそれ
ぞれ同じ断面形状を有し、垂直の運動方向に対して鏡像
対称的に配設される。また第1図に示す実施例では、各
部分壁7a、 7bは、内管1に鏡像対称的に配設され
た管状補強体8によって補剛される。管状補強体8は、
内管1と平行に伸張する部分壁7a、 7bの空欠部に
、弾性的に拡張して圧入されている。
内管1、半径方向間隔を置いてこれを取囲む外管2及び
上記間隔によって形成されたギャップに配設されたゴム
製弾性体3から成る。弾性体は内管1及び外管2に接着
して結合され、その際外管2の内側は窓付き管2.1か
ら成る。弾性体は力伝達方向に逐次前後し、隔壁7によ
って隔離された2個の隔室4.5を有する。これらの隔
室は液体が充填され、少なくとも1個の絞り六6によっ
て連通ずる。隔壁7は2個の部分壁7a、 7bを有す
る。部分壁は垂直の力伝達方向を概ね横断して、内管1
の両側のギャップを橋絡する。図示の2つの実施例のス
リーブ形ゴム緩衝器の両方の部分壁7a、 7bはそれ
ぞれ同じ断面形状を有し、垂直の運動方向に対して鏡像
対称的に配設される。また第1図に示す実施例では、各
部分壁7a、 7bは、内管1に鏡像対称的に配設され
た管状補強体8によって補剛される。管状補強体8は、
内管1と平行に伸張する部分壁7a、 7bの空欠部に
、弾性的に拡張して圧入されている。
第2図の実施態様では、各部分壁7a、 7bにそれぞ
れ2個の補強体が使用され、その内の一方は図のように
円形に画定された断面形状、他方は正方形に画定された
断面形状を有する。これらの補強体もそれぞれ内管11
に対しかつ相互に鏡像対称的な関係にある。部分壁への
結合は、直接埋込んで加硫して行う。補強体は管状の形
状であり、金属から成る。
れ2個の補強体が使用され、その内の一方は図のように
円形に画定された断面形状、他方は正方形に画定された
断面形状を有する。これらの補強体もそれぞれ内管11
に対しかつ相互に鏡像対称的な関係にある。部分壁への
結合は、直接埋込んで加硫して行う。補強体は管状の形
状であり、金属から成る。
第3図に縦断面図で示す本発明スリーブ形ゴム緩衝器の
実施態様は、横断面が第1図の実施態様に相当する。と
ころが隔壁の補強体は内管1及び外管2の長手方向に逐
次前後する2個の部分体8a、 8bから成る。部分体
8a、 8bは隔壁7bに適当に成形された盲穴状空欠
部に反対方向から圧”入されている。空欠部は圧入によ
り半径方向に拡張されるため、部分体の不用意な紛失を
回避可能である。部分体は鋼から成り盲穴状空欠部の底
に接する。これによって長期間の使用中、隔壁との相互
関係が不変であることが確実に保証される。
実施態様は、横断面が第1図の実施態様に相当する。と
ころが隔壁の補強体は内管1及び外管2の長手方向に逐
次前後する2個の部分体8a、 8bから成る。部分体
8a、 8bは隔壁7bに適当に成形された盲穴状空欠
部に反対方向から圧”入されている。空欠部は圧入によ
り半径方向に拡張されるため、部分体の不用意な紛失を
回避可能である。部分体は鋼から成り盲穴状空欠部の底
に接する。これによって長期間の使用中、隔壁との相互
関係が不変であることが確実に保証される。
使用可能なスリーブ形ゴム緩衝器で部分体8a。
8bは第1図に示す略図のように、内管1に対して鏡像
対称的な関係にある。しかも部分体はスリーブ形ゴム緩
衝器の端面の直接区域にある。
対称的な関係にある。しかも部分体はスリーブ形ゴム緩
衝器の端面の直接区域にある。
従って外管2に対する内管1の横方向の角変位と平行変
位が同様に抑制される。
位が同様に抑制される。
本発明は以上のように構成されているため、本発明によ
れば、横方向運動に対し良好な振動絶縁特性と振動減衰
特性を示すスリーブ形ゴム緩衝器を得ることができる。
れば、横方向運動に対し良好な振動絶縁特性と振動減衰
特性を示すスリーブ形ゴム緩衝器を得ることができる。
しかも垂直方向に対する振動絶縁特性及び振動減衰特性
が、上記改良により犠牲にされることなく、従来通り維
持される。さらに本発明に基づくスリーブ形ゴム緩衝体
は構造が極めて簡単であり、利用価値が高い。長期間使
用しても使用特性の変化は現れない。
が、上記改良により犠牲にされることなく、従来通り維
持される。さらに本発明に基づくスリーブ形ゴム緩衝体
は構造が極めて簡単であり、利用価値が高い。長期間使
用しても使用特性の変化は現れない。
第1図は本発明に基づく種類のスリーブ形ゴム緩衝器の
横断面図、 第2図は本発明に基づく種類のスリーブ形ゴム緩衝器の
別の実施態様の横断面図、さらに第3図は本発明に基づ
く種類のスリーブ形ゴム緩衝器の別の実施B様の縦断面
図を示す。 1・・・内管、 2・・・外管、 3・・・ゴム製弾性体、 4.5・・・隔室、 6・・・絞り穴、 7・・・隔壁、 7a、7b・・・部分壁、 8・・・補強体、 8a、8b・・・部分体、
横断面図、 第2図は本発明に基づく種類のスリーブ形ゴム緩衝器の
別の実施態様の横断面図、さらに第3図は本発明に基づ
く種類のスリーブ形ゴム緩衝器の別の実施B様の縦断面
図を示す。 1・・・内管、 2・・・外管、 3・・・ゴム製弾性体、 4.5・・・隔室、 6・・・絞り穴、 7・・・隔壁、 7a、7b・・・部分壁、 8・・・補強体、 8a、8b・・・部分体、
Claims (9)
- (1)内管と、半径方向間隔を置いて内管を取囲む外管
と、上記間隔によって形成されたギャップに配設され、
内管及び外管に付着して結合されたゴム製弾性体とから
成り、上記弾性体が力伝達方向に逐次前後して隔壁によ
って隔離された少なくとも2個の隔室を有し、これらの
隔室が液体で充填され、少なくとも1個の絞り穴によっ
て連通し、上記隔壁が力伝達方向を概ね横切って内管の
両側でギャップを橋絡する2個の部分壁から成る液圧減
衰式スリーブ形ゴム緩衝器において、 上記部分壁(7a、7b)の少なくとも一方が少なくと
も1個の補強体(8)によって補剛され、かつ 上記補強体(8)が上記内管(1)及び上記外管(2)
から半径方向間隔を置いて配設されることを特徴とする
スリーブ形ゴム緩衝器。 - (2)上記補強体(8)が柱状に形成され、上記内管(
1)及び上記外管(2)と並行に伸張することを特徴と
する、請求項1に記載のスリーブ形ゴム緩衝器。 - (3)上記補強体(8)が上記部分壁(7a、7b)の
断面内部に配設されることを特徴とする、請求項1又は
2に記載のスリーブ形ゴム緩衝器。 - (4)上記部分壁(7a、7b)が空欠部を有し、上記
補強体(8)が空欠部を弾性的に拡張しながらこの空欠
部に圧入されていることを特徴とする、請求項2に記載
のスリーブ形ゴム緩衝器。 - (5)上記部分壁(7a、7b)と上記補強体(8)が
接着により結合されていることを特徴とする、請求項1
ないし4のいずれかに記載のスリーズ形ゴム緩衝器。 - (6)上記補強体(8)が管状に形成されていることを
特徴とする、請求項1ないし5のいずれかに記載のスリ
ーブ形ゴム緩衝器。 - (7)上記補強体(8)が上記内管(1)及び上記外管
(2)の長手方向に逐次前後する少なくとも2個の部分
体(8a、8b)から成ることを特徴とする、請求項1
ないし6のいずれかに記載のスリーブ形ゴム緩衝器。 - (8)両方の部分壁(7a、7b)が補強体により補剛
されることを特徴とする、請求項1ないし6のいずれか
に記載のスリーブ形ゴム緩衝器。 - (9)上記部分壁(7a、7b)と上記補強体(8)が
鏡像対称的に形成されかつ相互に配置されていることを
特徴とする、請求項8に記載のスリーブ形ゴム緩衝器。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19873741260 DE3741260A1 (de) | 1987-12-05 | 1987-12-05 | Huelsengummifeder |
DE3741260.4 | 1987-12-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01193428A true JPH01193428A (ja) | 1989-08-03 |
JP2584502B2 JP2584502B2 (ja) | 1997-02-26 |
Family
ID=6341950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63303846A Expired - Lifetime JP2584502B2 (ja) | 1987-12-05 | 1988-11-30 | スリーブ形ゴム緩衝器 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4927123A (ja) |
JP (1) | JP2584502B2 (ja) |
DE (1) | DE3741260A1 (ja) |
FR (1) | FR2624234B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014194255A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-09 | Railway Technical Research Institute | 弾性体ブッシュ及び軸箱支持装置 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0442937U (ja) * | 1990-08-09 | 1992-04-13 | ||
DE4305173C2 (de) * | 1993-02-19 | 1998-03-12 | Metzeler Gimetall Ag | Hydraulisch dämpfende Lagerbuchse |
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