JPH01184241A - 複合材料用短繊維成形体、短繊維強化複合材料用素材および短繊維強化複合材料における短繊維の配向制御方法 - Google Patents
複合材料用短繊維成形体、短繊維強化複合材料用素材および短繊維強化複合材料における短繊維の配向制御方法Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A1発明の目的
(1)産業上の利用分野
本発明は、短繊維(ウィスカを含む)およびバインダの
混合物より成形された複合材料用短繊維成形体、短繊維
およびマトリックスの混合物より成形された短繊維強化
複合材料用素材ならびに短繊維およびマトリックスより
なる短繊維強化複合材料における短繊維の配向制御方法
に関する。
混合物より成形された複合材料用短繊維成形体、短繊維
およびマトリックスの混合物より成形された短繊維強化
複合材料用素材ならびに短繊維およびマトリックスより
なる短繊維強化複合材料における短繊維の配向制御方法
に関する。
(2)従来の技術
従来、前記短繊維成形体等において、複合材料の効果的
な繊維強化を狙って短繊維、したがってその繊維軸を一
定方向に配向させることが試みられており、この種配向
方法としては押出しまたは圧延による方法(特公昭50
−1561号公報参照)および磁気による方法(特開昭
48−95909号公報参照)が知られている。
な繊維強化を狙って短繊維、したがってその繊維軸を一
定方向に配向させることが試みられており、この種配向
方法としては押出しまたは圧延による方法(特公昭50
−1561号公報参照)および磁気による方法(特開昭
48−95909号公報参照)が知られている。
(3)発明が解決しようとする課題
しかしながら、前者は短繊維の配向をグイ等を用いて機
械的に行うものであるから、短繊維を押出し方向等と平
行に配向させることはできても、前記押出し方向等に対
して傾斜させるといった制御を行うことはできない。そ
の上短繊維を折損し易く、またグイ等に接する短繊維成
形体表層の短繊維を配向させることはできてもその内部
に存する短繊維を配向させにくいという問題がある。
械的に行うものであるから、短繊維を押出し方向等と平
行に配向させることはできても、前記押出し方向等に対
して傾斜させるといった制御を行うことはできない。そ
の上短繊維を折損し易く、またグイ等に接する短繊維成
形体表層の短繊維を配向させることはできてもその内部
に存する短繊維を配向させにくいという問題がある。
一方、後者の場合も前記制御を行うことが困難であり、
その上磁性を持たない短繊維には不適であって、適用範
囲が狭小であるといった問題がある。
その上磁性を持たない短繊維には不適であって、適用範
囲が狭小であるといった問題がある。
本発明は前記問題を解決することのできる前記短繊維の
配向制御方法を提供することを目的とする。
配向制御方法を提供することを目的とする。
B6発明の構成
(1)課題を解決するための手段
本発明は、短繊維とバインダとの混合物より成形された
短繊維成形体に延伸処理を施して、延伸率に応じ前記短
繊維の平均配向角を制御することを特徴とする。
短繊維成形体に延伸処理を施して、延伸率に応じ前記短
繊維の平均配向角を制御することを特徴とする。
また本発明は、短繊維と7トリツクスとの混合物より成
形された短繊維強化複合材料用素材に延伸処理を施して
、延伸率に応じ前記短繊維の平均配向角を制御すること
を特徴とする。
形された短繊維強化複合材料用素材に延伸処理を施して
、延伸率に応じ前記短繊維の平均配向角を制御すること
を特徴とする。
さらに本発明は、短繊維とマトリックスとよりなる短繊
維強化複合材料に延伸処理を施して、延伸率に応じ前記
短繊維の平均配向角を制御することを特徴とする。
維強化複合材料に延伸処理を施して、延伸率に応じ前記
短繊維の平均配向角を制御することを特徴とする。
(2)作 用
延伸率Drは、延伸処理前の短繊維成形体、前記素材ま
たは前記複合材料の横断面積A1と、延伸処理後の短繊
維成形体等の横断面積A2との比、即ち、Dr=A+/
Az として表わされる。
たは前記複合材料の横断面積A1と、延伸処理後の短繊
維成形体等の横断面積A2との比、即ち、Dr=A+/
Az として表わされる。
延伸方向における短繊維の配向を、延伸方向に平行な軸
に対する繊維軸の平均傾斜角、即ち、平均配向角として
表わすと、バインダまたはマトリックスの材質、粘度等
の条件が一定の下で、前記延伸率と平均配向角との間に
は相関性がある。
に対する繊維軸の平均傾斜角、即ち、平均配向角として
表わすと、バインダまたはマトリックスの材質、粘度等
の条件が一定の下で、前記延伸率と平均配向角との間に
は相関性がある。
そこで、前記短繊維成形体等に延伸処理を施すことによ
り短繊維の配向を実現することができ、その際延伸率を
適宜調節することによって平均配向角を制御することが
できる。
り短繊維の配向を実現することができ、その際延伸率を
適宜調節することによって平均配向角を制御することが
できる。
(3)実施例
〔実施例I〕
短繊維成形体としてのテープにおける短繊維の配向制御
について説明する。
について説明する。
第1図はテープ成形用押出機を示し、機体1の上部に、
回転スクリュを内蔵した筒形バレル2が水平に配設され
る。筒形バレル2の後部に材料供給用ホッパ3が、また
前端にダイ4がそれぞれ取付けられる。ダイ4の前方に
存する支持フレーム5にダイ4側より順次、速度可変式
引張ローラ対6、複数の中継ローラ7、送りローラ対8
および巻取リール9が支持される。ダイ4の押出し口は
、例えば縦3M、横5mmに設定される。
回転スクリュを内蔵した筒形バレル2が水平に配設され
る。筒形バレル2の後部に材料供給用ホッパ3が、また
前端にダイ4がそれぞれ取付けられる。ダイ4の前方に
存する支持フレーム5にダイ4側より順次、速度可変式
引張ローラ対6、複数の中継ローラ7、送りローラ対8
および巻取リール9が支持される。ダイ4の押出し口は
、例えば縦3M、横5mmに設定される。
テープの成形に当っては、バインダとしての分子量50
00のポリエチレン(大洋化成社製、商品名 サンワッ
クス161−P)に、テープの繊維体積率(、V f
)が20%となるように短繊維としてのSiCウィスカ
(東海カーボン社製、商品名トーカマンクス)を添加し
、この混合物を約130°Cに予熱された混練機に投入
して均質になるまで混練し、ペレット状材料を得る。
00のポリエチレン(大洋化成社製、商品名 サンワッ
クス161−P)に、テープの繊維体積率(、V f
)が20%となるように短繊維としてのSiCウィスカ
(東海カーボン社製、商品名トーカマンクス)を添加し
、この混合物を約130°Cに予熱された混練機に投入
して均質になるまで混練し、ペレット状材料を得る。
前記材料をホッパ3に投入し、テープ素材Taを成形温
度130°Cにてダイ4より押出して引張ローラ対6に
くわえさせる。この場合引張ローラ対6はテープ素材T
aの押出し速度よりも速い送り速度をもつように回転し
ているので、テープ素材Taは押出し方向に引張られて
一軸延伸処理を施され、これによりテープTが成形され
る。テープTは複数の中継ローラ7および送りローラ対
8を経て巻取リール9に巻取られる。
度130°Cにてダイ4より押出して引張ローラ対6に
くわえさせる。この場合引張ローラ対6はテープ素材T
aの押出し速度よりも速い送り速度をもつように回転し
ているので、テープ素材Taは押出し方向に引張られて
一軸延伸処理を施され、これによりテープTが成形され
る。テープTは複数の中継ローラ7および送りローラ対
8を経て巻取リール9に巻取られる。
前記テープ成形作業において、引張ローラ対6の回転速
度を種々変更してテープTの延伸率を変化させ、第2図
に示すSiCウィスカFの平均配向角αを求めたところ
表Iの結果を得た。第2図において、alは延伸方向A
と平行な軸、a2は繊維軸であり、したがって平均配向
角αは軸a1に対するSiCウィスカF、したがってそ
の繊維軸a2の平均傾斜角となる。
度を種々変更してテープTの延伸率を変化させ、第2図
に示すSiCウィスカFの平均配向角αを求めたところ
表Iの結果を得た。第2図において、alは延伸方向A
と平行な軸、a2は繊維軸であり、したがって平均配向
角αは軸a1に対するSiCウィスカF、したがってそ
の繊維軸a2の平均傾斜角となる。
表 1
第3図は表Iに基づいて作成されたもので、表1および
第3図より延伸率の増加に伴い平均配向角αが小さくな
ることが分かる。
第3図より延伸率の増加に伴い平均配向角αが小さくな
ることが分かる。
表■におけるNo、 1テープを8枚重合せ、その重合
物に0. I Torr、110°Cの条件下でプレス
処理を施して積層体を得、その後積層体を加熱炉に設置
して400°C以下の条件下でポリエチレン成分を除去
し、短繊維強化金属用強化材を得る。同様の手法により
No、 5テープを12枚重合せた重合物を用いて強化
材を得る。
物に0. I Torr、110°Cの条件下でプレス
処理を施して積層体を得、その後積層体を加熱炉に設置
して400°C以下の条件下でポリエチレン成分を除去
し、短繊維強化金属用強化材を得る。同様の手法により
No、 5テープを12枚重合せた重合物を用いて強化
材を得る。
前記強化材を用い、表■の条件下で加圧鋳造法を適用し
て二種の短繊維強化アルミニウム合金板を得る。
て二種の短繊維強化アルミニウム合金板を得る。
表 ■
前記短繊維強化アルミニウム合金板に引張試験を施した
ところ表■の結果を得た。引張試験は、各短繊維強化ア
ルミニウム合金板よりJIS 第8B号試験片を作製
し、それらにJIS Z2241に則って試験を行っ
た。なお、表■において、測知繊維強化アルミニウム合
金板は表IのテープNo、にて表わしである。
ところ表■の結果を得た。引張試験は、各短繊維強化ア
ルミニウム合金板よりJIS 第8B号試験片を作製
し、それらにJIS Z2241に則って試験を行っ
た。なお、表■において、測知繊維強化アルミニウム合
金板は表IのテープNo、にて表わしである。
表 ■
表1.IIIより、SiCウィスカの平均配向角αが小
さい程短繊維強化アルミニウム合金板は、その強度およ
び剛性を増すことが分かる。
さい程短繊維強化アルミニウム合金板は、その強度およ
び剛性を増すことが分かる。
第4図(a)、 (b)は、テープNo、 5を用いた
繊維強化アルミニウム合金板における金属組織を示す走
査型電子顕微鏡(SEM)写真であり、(a)は縦断面
に、また(b)は横断面にそれぞれ該当する。これらの
写真より明らかなように、SiCウィスカの折損量が少
なく、例えばその折損度合を、SiCウィスカの直径を
d、長さをlとしてffi/dで表わすと、第4図のも
の一場合はffi/d=18程度であるが、従来の、ダ
イを用いた押出法を適用した場合にはn/d=5〜10
となり、SiCウィスカの折損量の多いことが分かる。
繊維強化アルミニウム合金板における金属組織を示す走
査型電子顕微鏡(SEM)写真であり、(a)は縦断面
に、また(b)は横断面にそれぞれ該当する。これらの
写真より明らかなように、SiCウィスカの折損量が少
なく、例えばその折損度合を、SiCウィスカの直径を
d、長さをlとしてffi/dで表わすと、第4図のも
の一場合はffi/d=18程度であるが、従来の、ダ
イを用いた押出法を適用した場合にはn/d=5〜10
となり、SiCウィスカの折損量の多いことが分かる。
またSiCウィスカの配向の乱れも少ないものである。
第5図は、テープNo、 1を用いた短繊維強化アルミ
ニウム合金板における金属組織を示す走査型電子顕微鏡
写真であり、SiCウィスカがランダムに配向している
ことが分かる。
ニウム合金板における金属組織を示す走査型電子顕微鏡
写真であり、SiCウィスカがランダムに配向している
ことが分かる。
短繊維強化複合材料用素材としての板状素材における短
繊維の配向制御について説明する。
繊維の配向制御について説明する。
マトリックス 42体積%トマイ
ズ法による粉末) μmのSiCファイバ 潤 滑 剤 ステアリン酸 8体積%の混合物
を約130°Cに予熱された混練機に投入して均質にな
るまで混練し、ペレット状材料を得る。
ズ法による粉末) μmのSiCファイバ 潤 滑 剤 ステアリン酸 8体積%の混合物
を約130°Cに予熱された混練機に投入して均質にな
るまで混練し、ペレット状材料を得る。
前記押出機のダイ4を変え、また前記材料をホッパ3に
投入し、成形温度130 ’Cの押出し成形、それに次
ぐ引張ローラ対6による一軸延伸処理を経て板状素材を
得る。
投入し、成形温度130 ’Cの押出し成形、それに次
ぐ引張ローラ対6による一軸延伸処理を経て板状素材を
得る。
この場合、延伸率を1.0.4.0に設定して二種の板
状素材No、1.No、2を成形し、SiCファイバの
平均配向角αを求めたことろ表■の結果を得た。
状素材No、1.No、2を成形し、SiCファイバの
平均配向角αを求めたことろ表■の結果を得た。
表 ■
前記板状素材に、実施例Iの加熱炉を用いて400°C
以下の条件下でバインダ除去処理を施し、次いで温度5
00〜600°C1圧力3,000〜5 、 000
kg/c+flの条件下でHIP処理(熱間静水圧処理
)を施して二種の短繊維強化アルミニウム合金板を得る
。
以下の条件下でバインダ除去処理を施し、次いで温度5
00〜600°C1圧力3,000〜5 、 000
kg/c+flの条件下でHIP処理(熱間静水圧処理
)を施して二種の短繊維強化アルミニウム合金板を得る
。
前記短繊維強化アルミニウム合金板に引張試験を施した
ところ表Vの結果を得た。引張試験法は実施例Iと同じ
である。なお、表Vにおいて、測知繊維強化アルミニウ
ム合金板は表■の板状素材No、にて表わしである。
ところ表Vの結果を得た。引張試験法は実施例Iと同じ
である。なお、表Vにおいて、測知繊維強化アルミニウ
ム合金板は表■の板状素材No、にて表わしである。
表 V
〔実施例■〕
短繊維強化複合材料としての板材における短繊維の配向
制御について説明する。
制御について説明する。
先ず、平均直径4.5μm、平均長さ110μmのSi
Cファイバを用いて真空吸引付着法の適用下で繊維体積
率(Vf)20%の板状繊維成形体2枚を得る。
Cファイバを用いて真空吸引付着法の適用下で繊維体積
率(Vf)20%の板状繊維成形体2枚を得る。
前記繊維成形体を用い、実施例■における表■と同一条
件下で加圧鋳造法を適用して短繊維強化アルミニウム合
金よりなる2枚の板材を得る。
件下で加圧鋳造法を適用して短繊維強化アルミニウム合
金よりなる2枚の板材を得る。
前記板材を加熱し、その溶融温度よりも50゛C低い温
度にて延伸処理を施す。この場合、一方の板材No、
1の延伸率は1.0に、また他方の板材No、 2の延
伸率は4.0にそれぞれ設定される。延伸処理後の両板
材No、1.2の平均配向角(α)および引張試験結果
は表■の通りである。引張試験法は実施例■と同じであ
る。
度にて延伸処理を施す。この場合、一方の板材No、
1の延伸率は1.0に、また他方の板材No、 2の延
伸率は4.0にそれぞれ設定される。延伸処理後の両板
材No、1.2の平均配向角(α)および引張試験結果
は表■の通りである。引張試験法は実施例■と同じであ
る。
表 ■
なお、延伸処理は一軸延伸に限らず、多軸延伸を採用し
て短繊維を三次元的に配向させることも可能であり、ま
たマトリックスとして合成樹脂を使用することもできる
。
て短繊維を三次元的に配向させることも可能であり、ま
たマトリックスとして合成樹脂を使用することもできる
。
C1発明の効果
本発明によれば、短繊維成形体、短繊維強化複合材料用
素材および短繊維強化複合材料に延伸処理を施すという
極めて簡単な手段を採用することによって、短繊維の折
損量を少なく抑えてその短繊維を延伸方向に配向させる
ことができる。
素材および短繊維強化複合材料に延伸処理を施すという
極めて簡単な手段を採用することによって、短繊維の折
損量を少なく抑えてその短繊維を延伸方向に配向させる
ことができる。
また前記配向に当り、繊維種を選ばないので、種々の短
繊維を用いた短繊維成形体等に広く適用することができ
る。
繊維を用いた短繊維成形体等に広く適用することができ
る。
さらに延伸率に応じ短繊維の平均配向角を容易に制御す
ることができ、その上三次元的配向も可能であるといっ
た利点もある。
ることができ、その上三次元的配向も可能であるといっ
た利点もある。
第1図は押出機の正面図、第2図は短繊維の平均配向角
を説明する図、第3回は延伸率と平均配向角との関係を
示すグラフ、第4図(a)、 (b)は繊維強化アルミ
ニウム合金の金属組織を示す顕微鏡写真であり、(a)
は縦断面を、また(b)は横断面をそれぞれ示し、第5
図は他の繊維強化アルミニウム合金の金属組織を示す顕
微鏡写真であり、第4図(a)に対応する。 α・・・平均配向角、A・・・延伸方向、a2・・・繊
維軸、F・・・短繊維としてのSiCウィスカ、T・・
・短繊維成形体としてのテープ 第4図 (a) 第5図 (b)
を説明する図、第3回は延伸率と平均配向角との関係を
示すグラフ、第4図(a)、 (b)は繊維強化アルミ
ニウム合金の金属組織を示す顕微鏡写真であり、(a)
は縦断面を、また(b)は横断面をそれぞれ示し、第5
図は他の繊維強化アルミニウム合金の金属組織を示す顕
微鏡写真であり、第4図(a)に対応する。 α・・・平均配向角、A・・・延伸方向、a2・・・繊
維軸、F・・・短繊維としてのSiCウィスカ、T・・
・短繊維成形体としてのテープ 第4図 (a) 第5図 (b)
Claims (3)
- (1)短繊維とバインダとの混合物より成形された短繊
維成形体に延伸処理を施して、延伸率に応じ前記短繊維
の平均配向角を制御することを特徴とする、複合材料用
短繊維成形体における短繊維の配向制御方法。 - (2)短繊維とマトリックスとの混合物より成形された
短繊維強化複合材料用素材に延伸処理を施して、延伸率
に応じ前記短繊維の平均配向角を制御することを特徴と
する、短繊維強化複合材料用素材における短繊維の配向
制御方法。 - (3)短繊維とマトリックスとよりなる短繊維強化複合
材料に延伸処理を施して、延伸率に応じ前記短繊維の平
均配向角を制御することを特徴とする、短繊維強化複合
材料における短繊維の配向制御方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63008177A JPH01184241A (ja) | 1988-01-18 | 1988-01-18 | 複合材料用短繊維成形体、短繊維強化複合材料用素材および短繊維強化複合材料における短繊維の配向制御方法 |
US07/298,658 US4938905A (en) | 1988-01-18 | 1989-01-18 | Method of controlling the orientation of short fibers in a short fiber-reinforced article |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63008177A JPH01184241A (ja) | 1988-01-18 | 1988-01-18 | 複合材料用短繊維成形体、短繊維強化複合材料用素材および短繊維強化複合材料における短繊維の配向制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH01184241A true JPH01184241A (ja) | 1989-07-21 |
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