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JPH01182941A - 光ディスク - Google Patents

光ディスク

Info

Publication number
JPH01182941A
JPH01182941A JP63006044A JP604488A JPH01182941A JP H01182941 A JPH01182941 A JP H01182941A JP 63006044 A JP63006044 A JP 63006044A JP 604488 A JP604488 A JP 604488A JP H01182941 A JPH01182941 A JP H01182941A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
signal
thin film
moisture absorption
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63006044A
Other languages
English (en)
Inventor
Naomi Sakai
酒井 直巳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP63006044A priority Critical patent/JPH01182941A/ja
Publication of JPH01182941A publication Critical patent/JPH01182941A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はコンパクトディスク(CD)、レーザビデオデ
ィスク(LvD)、CD−ROMあルイはCD−Iなど
に代表される光ディスクに係り、特に吸湿による変形防
止した光ディスクに関する。
[従来の技術] 光ディスクは信号形成面と反対側の基板面からレーザ光
を入射させ、その反射光によって情報を読み取る記憶媒
体である。この光ディスクは従来、第3図に示すような
断面構造となっている。
すなわち、透明プラスチック等からなる基板31の片面
に塗布された樹脂層32に凹凸信号が形成され、この樹
脂層32がアルミニウム等の蒸着による金属反射膜33
で被覆され、さらに反射膜33上に保護膜34が塗布さ
れている。凹凸信号はレーザ光の反射を行うビット部3
5と、反射光が%波長ずれて反射するランド部36とか
らなり、情報再生を行うレーザ光はこれら信号形成面と
反対側の基板面(図示例では基板31の下面31a)か
ら入射され、その反射光によって信号の読み出しが行わ
れる。
なお、信号形成面の保護膜34上には適宜、レーベル印
刷37が施されている。
[発明が解決しようとする問題点] このような従来の光ディスクにおいて、基板31の下面
31aは信号読取面となるところから、基板31の素地
が露出している。従って、基板31はこの信号読取面か
ら吸湿することがあり、この吸湿により光ディスクが反
り返るなどの変形を生じる。これは信号読取面と反対側
の信号形成面には金属からなる反射膜33が形成されて
いるところから、この信号形成面側からの吸湿が少なく
、基板31内での吸湿度合に不均衡を生じるためである
。かかる変形は一定限度内であればレーザ光の読み取り
に支障はないが、一定限度を越えると、反射光の反射角
度に大きなずれを生じるため、正確な読み取りができな
くなる。このため、基板31として、ポリカーボネート
などの吸湿性の低い樹脂を使用する必要があり、基板材
料選択の自由度が限定されるばかりでなく、光ディスク
が高価となる一因となっている。
本発明は上記事情を考慮してなされ、吸湿性の高い、安
価な樹脂を基板材料として使用するため、基板の信号読
取面からの吸湿を防止した光ディスクを提供することを
目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するため本発明は、信号層に金属反射膜
が積層された信号形成面と反対側の基板面に、光透過性
を有し水透過性の低いセラミックスからなる薄膜が形成
されていることを特徴とする。
[作 用] 上記の通りに構成された本発明では、セラミックスの薄
膜はレーザ光の入射に影響を与えることなく、信号読取
面からの吸湿を防止するようになっている。
[実施例] 以下、本発明を具体的に説明する。
第1図は本発明の一実施例の断面図である。所定厚みの
基板1上面が信号形成面2となっており、信号読取面と
なる基板1の下面にはセラミックスからなる薄膜6が形
成されている。基板1は透明なポリメチルメタアクリレ
ート(PMMA)あるいは透明なアクリル等の透光性プ
ラスチック板からなり、このプラスチック板が円板状に
成形されて使用されるものである。信号形成面2はこの
基板1の上面に2P法等の処理を施すことにより形成さ
れる。すなわち、基板1の上面に光硬化性樹脂を塗布し
、光硬化性樹脂をネガ信号が形成されたスタンパ(図示
せず)に圧着し、圧着状態で紫外線等の光線を基板l下
面から照射して光硬化樹脂を硬化させ、その後、スタン
パから剥離することでビット部およびランド部を有する
信号層3を形成する0次にこの信号層3上にアルミニウ
ム等の金属を蒸着させて金属反射膜4を積層し、この反
射膜上に適宜のプラスチックを塗布して保護膜5を形成
することで信号形成面2を形成するものである。
このような信号形成面2と反対側の基板面に形成された
セラミックスの薄膜6は、光透過性を有し、且つ水透過
性の低い性質を有するものである。薄膜6が光透過性を
有すことから薄膜6にレーザ光を入射しても、その入射
光および金属反射膜4からの反射光は薄膜6によって吸
収されたり、散乱することがなく、信号層3の読み取り
が可能となる。又、薄膜6は水透過性が低いことから、
基板lの信号読取面側からの吸湿が抑制される。これに
より金属反射膜4を有する信号形成面2側からの吸湿と
の均衡が保たれ、基板l全体の吸湿度が平均化され、基
板1の反りを防止することができる。従って、基板lの
材質として吸湿性の高い安価なポリメチルメタアクリレ
ートなどを使用でき、基板材料選択の自由度が拡大する
ばかりでなく、光ディスクの価格の低廉化が可能となる
。かかる性質を有する薄膜6としては、酸化ケイ素、酸
化アルミニウム(アルミナ)、酸化チタン(チタニア)
、酸化ジルコニウム(ジルコニア)などのセラミック膜
およびこれらが複合された複合セラミックス膜、さらに
はこれらに反応性ガスが添加されたセラミックス膜など
を使用することができる。又、このセラミックス膜は2
P法、射出成型法にかかわらず適用することが可能であ
り、2P法の場合には、アクリル板等の基板製造工程中
に於て大量に処理することができる。特に薄膜として硬
質のセラミックス膜を使用する場合には、傷つきにくく
、又、埃の付着を防止することができるため、吸湿防止
のみならず、基板1の信号読取面の保護機能をも有する
。ここで、薄膜6の形成は上記セラミックスを基板1に
スパッタリングしたり、あるいは蒸着させることにより
容易に行うことができ、その膜厚も適宜、変更できる。
好ましい膜厚としては、入射するレーザ光の波長をλと
した場合、%λであり、この膜厚の場合にはレーザ光の
表面反射がなく、基板1内に有効に導き入れることがで
きる。 第2図は基板としてポリメチルメタアクリレー
トを使用して製造した光ディスクを所定の恒湿槽に放置
した場合の吸湿曲線を示す。特性曲線Aは基板の信号読
取面に一酸化ケイ素のスパッタリング薄膜を形成した本
発明の光ディスクを、特性曲線Bは薄膜を形成しない光
ディスクを示す。
実施例1 厚さ1.2mmのポリメチルメタアクリレート板の片面
に一酸化ケイ素(Sin)の薄膜6を1000人の膜厚
で形成した。この基板1の他面には既述の2P法により
信号を転写して信号面3を形成し、この信号面3にアル
ミニウムを1000人の厚さで蒸着させて金属反射膜4
を形成し、さらに保護膜5をコーティングした。その後
、レーザ光によって外形加工を施して径12cmのコン
パクトディスクを製造した。このコンパクトディスクは
良好な音質で再生できた。次に、このコンパクトディス
クを恒湿槽内に10時間放置して吸湿による反りを測定
したところ、0.25mmの反りが観察できた。そして
、この状態でコンパクトディスクを再生したところ、吸
湿前と同様な良好な再生音を得た。
実施例2 実施例1と同様に一酸化ケイ素のコーティングを行った
基板を、実施例1と同様な処理を施してコンパクトディ
スクを形成した。この場合、金属反射膜4は厚さ120
0人のアルミニウムスパッタリング膜とした0次に、こ
のコンパクトディスクを湿度90%、温度35℃の恒湿
槽内に10時間放置したところ、反りは0.2mmであ
り、再生に何ら影響はなかった。
[発明の効果] 以上説明した通り本発明は、基板の信号読取面に光透過
性を有し水透過性の低いセラミックスからなる薄膜を形
成して、信号形成面側からの吸湿との均衡を図ったので
、反りなどの変形を防止することができ、基板材料選択
の自由度が拡大する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施い)の断面図、第2図は吸湿を
示す特性図、第3図は従来例の断面図である。 1・・・基板、2・・・信号形成面、3・・・信号層、
4・・・金属反射膜、6・・・薄膜。 特許出願人  鐘淵化学工業株式会社 代理人 弁理士  佐 藤 英 昭

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  信号層に金属反射膜が積層された信号形成面と反対側
    の基板面に、光透過性を有し水透過性の低いセラミック
    スからなる薄膜が形成されていることを特徴とする光デ
    ィスク。
JP63006044A 1988-01-14 1988-01-14 光ディスク Pending JPH01182941A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63006044A JPH01182941A (ja) 1988-01-14 1988-01-14 光ディスク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63006044A JPH01182941A (ja) 1988-01-14 1988-01-14 光ディスク

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01182941A true JPH01182941A (ja) 1989-07-20

Family

ID=11627629

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63006044A Pending JPH01182941A (ja) 1988-01-14 1988-01-14 光ディスク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01182941A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1031972A2 (en) * 1999-02-24 2000-08-30 Sharp Kabushiki Kaisha Optical information recording medium

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1031972A2 (en) * 1999-02-24 2000-08-30 Sharp Kabushiki Kaisha Optical information recording medium
EP1031972A3 (en) * 1999-02-24 2002-10-16 Sharp Kabushiki Kaisha Optical information recording medium
US6657948B1 (en) * 1999-02-24 2003-12-02 Sharp Kabushiki Kaisha Optical information recording medium

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