JPH01172564A - 高速被膜形成方法 - Google Patents
高速被膜形成方法Info
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- JPH01172564A JPH01172564A JP33117387A JP33117387A JPH01172564A JP H01172564 A JPH01172564 A JP H01172564A JP 33117387 A JP33117387 A JP 33117387A JP 33117387 A JP33117387 A JP 33117387A JP H01172564 A JPH01172564 A JP H01172564A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は電子2情報、光学1機械などの薄膜形成をそ
の工程に有する産業に広く用いることが可能な高速被膜
形成方法に関するものである。
の工程に有する産業に広く用いることが可能な高速被膜
形成方法に関するものである。
第2図は例えば金属表面技術、第30巻、第5号、22
5頁〜231頁(1979年)に示された真空蒸着法の
概要図で、図において、1は被膜、2は基板、すなわち
被加工物、4はるつぼ、5は蒸着用原料、10は排気系
、11は各部材を収容する真空容器、3はヒータである
。
5頁〜231頁(1979年)に示された真空蒸着法の
概要図で、図において、1は被膜、2は基板、すなわち
被加工物、4はるつぼ、5は蒸着用原料、10は排気系
、11は各部材を収容する真空容器、3はヒータである
。
次に動作について説明する。まず真空容器11内を排気
系10にて真空にした後、るつぼ4を加熱し、蒸着用原
料5を蒸発させて被加工物2上に堆積させる。この時、
必要に応じてヒータ13にて被加工物2を加熱して膜形
成することもある。
系10にて真空にした後、るつぼ4を加熱し、蒸着用原
料5を蒸発させて被加工物2上に堆積させる。この時、
必要に応じてヒータ13にて被加工物2を加熱して膜形
成することもある。
従来の方法では、成膜速度は蒸着用原料の温度、即ち蒸
気圧によって一義的に定められていた。高速で蒸着を行
うためにはるつぼへの入熱を増やす必要があり、蒸着源
に加わるエネルギーが大きくなり、るつぼ等の蒸発源の
寿命が短くなるという問題があった。
気圧によって一義的に定められていた。高速で蒸着を行
うためにはるつぼへの入熱を増やす必要があり、蒸着源
に加わるエネルギーが大きくなり、るつぼ等の蒸発源の
寿命が短くなるという問題があった。
この発明は上記のような従来の問題点を解決するために
なされたもので、るつぼ等の蒸着源に無理な入力を加え
ることなく、高速で成膜できる方法を得ることを目的と
している。
なされたもので、るつぼ等の蒸着源に無理な入力を加え
ることなく、高速で成膜できる方法を得ることを目的と
している。
この発明にかかる高速被膜形成方法は真空中で単数また
は複数個の構成原子よりなる金属蒸気を5〜200Å/
sの蒸着速度で被加工物上に堆積させ、不活性ガスイオ
ンビームを加速電圧1〜80kVで加速し、照射量lX
l0”〜lXl0”1ons/LllII12・sec
で照射し、成膜速度を高めるようにしたものである。
は複数個の構成原子よりなる金属蒸気を5〜200Å/
sの蒸着速度で被加工物上に堆積させ、不活性ガスイオ
ンビームを加速電圧1〜80kVで加速し、照射量lX
l0”〜lXl0”1ons/LllII12・sec
で照射し、成膜速度を高めるようにしたものである。
〔作用〕
この発明においては、金属蒸気の蒸着と同時に、不活性
ガスイオンビームを被加工物上に照射するので、イオン
ビームが金属及び被膜表面を励起し、核形成、成長のた
めの活性なサイトを多数作り出すため、高速で成膜する
ことができる。
ガスイオンビームを被加工物上に照射するので、イオン
ビームが金属及び被膜表面を励起し、核形成、成長のた
めの活性なサイトを多数作り出すため、高速で成膜する
ことができる。
以下、この発明の一実施例による高速被膜形成方法をチ
タンの蒸着を例にとって図とともに説明する。第1図は
この発明の一実施例による高速被膜形成方法を実施する
ための成膜装置の断面構成図で、図において、1. 2
. 4. 5及び10〜11は第2図に示した従来の装
置と同−又は相当部分を示す。3はチタン材料5の蒸発
用E B (Elec−tron Beam)ガン、4
はるつぼ、6はイオン加速電極、7はアルゴンガスをイ
オン化するための電子放射源である。
タンの蒸着を例にとって図とともに説明する。第1図は
この発明の一実施例による高速被膜形成方法を実施する
ための成膜装置の断面構成図で、図において、1. 2
. 4. 5及び10〜11は第2図に示した従来の装
置と同−又は相当部分を示す。3はチタン材料5の蒸発
用E B (Elec−tron Beam)ガン、4
はるつぼ、6はイオン加速電極、7はアルゴンガスをイ
オン化するための電子放射源である。
次に上記装置を用いた高速被膜形成方法について説明す
る。まず真空容器11内をI O−’Torrオーダに
まで真空引きした後、ガス導入口8からアルゴンガスを
導入し、10−’Torrオーダに保つ。
る。まず真空容器11内をI O−’Torrオーダに
まで真空引きした後、ガス導入口8からアルゴンガスを
導入し、10−’Torrオーダに保つ。
次いで、電子放射源7からの電子シャワーを浴びせるこ
とによってアルゴンガス粒子をプラスイオン化した後、
加速電極6に負電圧を印加することによって加速して基
板2表面にアルゴンイオンを照射する。この時るっぽ4
内に収容されたチタン材料5をEBガン3を使って加熱
、蒸発させて基板2の表面に堆積させることによって、
チタンの蒸着とアルゴンの照射とを同時に行う。
とによってアルゴンガス粒子をプラスイオン化した後、
加速電極6に負電圧を印加することによって加速して基
板2表面にアルゴンイオンを照射する。この時るっぽ4
内に収容されたチタン材料5をEBガン3を使って加熱
、蒸発させて基板2の表面に堆積させることによって、
チタンの蒸着とアルゴンの照射とを同時に行う。
ここで、従来の真空蒸着法(即ちアルゴンイオンの照射
なし)による成膜速度と本発明による成膜速度とを被加
工物に堆積した膜厚を測ることによって比較してみる。
なし)による成膜速度と本発明による成膜速度とを被加
工物に堆積した膜厚を測ることによって比較してみる。
−例として、チタンの蒸着速度30人八へc、蒸着時間
1000秒を一定とし、アルゴンイオンの照射なしと、
アルゴンイオンの加速電圧10kV、照射ffi 3.
lX 10 ”1ons/m1112・secの照射を
行いつつチタンを蒸着した場合について次の結果を得た
。なおチタンの蒸着速度30Å/sは水晶振動式の膜厚
計14によって藤着中常にモニタし、るつぼ人熱情を制
御することによって行った。アルゴン照射なしの場合に
は、堆積したチタンの膜厚が3μmであった。これに対
してアルゴン照射を行った場合には膜厚が3.6μmと
なり、アルゴン照射なしに対して約20%も蒸着速度が
大きくなったことが確認された。このときのチタンの蒸
着速度は5〜200人八ec、へルゴンイオンの照射量
(電子放射源7の調節により制御できる)はI X 1
0 ”〜1 ×10 ”1ons/mが・5eCsアル
ゴンイオンの加速電圧は1〜80kV程度が適当でこの
範囲内で成膜条件を変化させることによって成膜速度を
制御することができる。チタンの蒸着速度を5人/se
c以下にすると処理速度が遅く、工業的意味が薄く、ま
た不純物の混入割合も高くなる。逆にチタンの蒸着速度
を200人/sec以上とすることは蒸着源として極め
て大がかりな装置が必要となり、これまた実用的でなく
、さらにこのような高速成膜を実施すると、膜そのもの
のバッキング密度が低下し、真空蒸着膜の本来の特徴で
ある膜の緻密さが損なわれてしまう、アルゴンイオンの
照射量に関しては、1×1012以下とすると、アルゴ
ンイオンの絶対量がチタン原子に対して不足し、高速化
が達成されない。逆に、1×10′5以上とすると、被
加工物温度が上がり過ぎ、形状精度を損なう材料の変質
劣化をきたす等の不具合を生じ好ましくない。アルゴン
イオンの加速エネルギーを1kV以下とすると、実効的
にチタンの表面の励起を行えなくなり、逆に加速エネル
ギーを80kV以上とすると、被加工物の温度上昇によ
る形状精度の低下、および堆積したチタンのスパッタが
激しくなることによる表面荒れを引き起こし、好ましく
ない。
1000秒を一定とし、アルゴンイオンの照射なしと、
アルゴンイオンの加速電圧10kV、照射ffi 3.
lX 10 ”1ons/m1112・secの照射を
行いつつチタンを蒸着した場合について次の結果を得た
。なおチタンの蒸着速度30Å/sは水晶振動式の膜厚
計14によって藤着中常にモニタし、るつぼ人熱情を制
御することによって行った。アルゴン照射なしの場合に
は、堆積したチタンの膜厚が3μmであった。これに対
してアルゴン照射を行った場合には膜厚が3.6μmと
なり、アルゴン照射なしに対して約20%も蒸着速度が
大きくなったことが確認された。このときのチタンの蒸
着速度は5〜200人八ec、へルゴンイオンの照射量
(電子放射源7の調節により制御できる)はI X 1
0 ”〜1 ×10 ”1ons/mが・5eCsアル
ゴンイオンの加速電圧は1〜80kV程度が適当でこの
範囲内で成膜条件を変化させることによって成膜速度を
制御することができる。チタンの蒸着速度を5人/se
c以下にすると処理速度が遅く、工業的意味が薄く、ま
た不純物の混入割合も高くなる。逆にチタンの蒸着速度
を200人/sec以上とすることは蒸着源として極め
て大がかりな装置が必要となり、これまた実用的でなく
、さらにこのような高速成膜を実施すると、膜そのもの
のバッキング密度が低下し、真空蒸着膜の本来の特徴で
ある膜の緻密さが損なわれてしまう、アルゴンイオンの
照射量に関しては、1×1012以下とすると、アルゴ
ンイオンの絶対量がチタン原子に対して不足し、高速化
が達成されない。逆に、1×10′5以上とすると、被
加工物温度が上がり過ぎ、形状精度を損なう材料の変質
劣化をきたす等の不具合を生じ好ましくない。アルゴン
イオンの加速エネルギーを1kV以下とすると、実効的
にチタンの表面の励起を行えなくなり、逆に加速エネル
ギーを80kV以上とすると、被加工物の温度上昇によ
る形状精度の低下、および堆積したチタンのスパッタが
激しくなることによる表面荒れを引き起こし、好ましく
ない。
このように、本実施例によれば、不活性ガスイオンビー
ムを被加工物上に照射することにより、金属及び被膜表
面を励起するようにしたので、従来に比し高速で成膜を
行うことができる。
ムを被加工物上に照射することにより、金属及び被膜表
面を励起するようにしたので、従来に比し高速で成膜を
行うことができる。
また上記実施例方法により成膜を行うと、金属の蒸着と
同時にある成膜条件の範囲内では不活性元素イオンを被
加工物表面に照射しているため、成長途上にある膜表面
に存在する酸素等の不純物質をイオンビームのスパッタ
効果によって除去しながら膜形成を行うこととなり、高
純度の金属被膜を形成することができるものである。即
ち、上記実施例で高純度の膜を得られる場合についてチ
タンの蒸着を例にとって説明する。
同時にある成膜条件の範囲内では不活性元素イオンを被
加工物表面に照射しているため、成長途上にある膜表面
に存在する酸素等の不純物質をイオンビームのスパッタ
効果によって除去しながら膜形成を行うこととなり、高
純度の金属被膜を形成することができるものである。即
ち、上記実施例で高純度の膜を得られる場合についてチ
タンの蒸着を例にとって説明する。
まず真空容器11内を10−’Torrオーダにまで真
空引きした後、ガス導入口8からアルゴンガスをi人し
、10−’Torrオーダに保つ。このアルゴンガス粒
子を電子放射源7からの電子シャワーを浴びせることに
よってプラスイオン化した後、加速電極6に負電圧を印
加することによって加速して基板2表面に照射する。こ
の時るつぼ4内に収容されたチタン材料5をEBガン3
を使って加熱・蒸発させて基板2の表面に堆積させるこ
とによって、チタンの蒸着とアルゴンの照射とを同時に
行う。ここまでは上述の成膜動作と同様である。
空引きした後、ガス導入口8からアルゴンガスをi人し
、10−’Torrオーダに保つ。このアルゴンガス粒
子を電子放射源7からの電子シャワーを浴びせることに
よってプラスイオン化した後、加速電極6に負電圧を印
加することによって加速して基板2表面に照射する。こ
の時るつぼ4内に収容されたチタン材料5をEBガン3
を使って加熱・蒸発させて基板2の表面に堆積させるこ
とによって、チタンの蒸着とアルゴンの照射とを同時に
行う。ここまでは上述の成膜動作と同様である。
−例として、チタンの蒸着速度を30人八へc。
アルゴンイオン照射量を2.2X I Ol3tons
/mm2・513C−、アルゴンイオンの加速電圧を1
0kVとすると、被加工物表面部に形成されるチタン膜
中に含まれる酸素濃度はアルゴンイオンの照射を行わず
にチタンの蒸着のみを蒸着速度30人/secで行って
形成したチタン膜中に含まれる酸素濃度の5分の1以下
という低い値であることを確認した。
/mm2・513C−、アルゴンイオンの加速電圧を1
0kVとすると、被加工物表面部に形成されるチタン膜
中に含まれる酸素濃度はアルゴンイオンの照射を行わず
にチタンの蒸着のみを蒸着速度30人/secで行って
形成したチタン膜中に含まれる酸素濃度の5分の1以下
という低い値であることを確認した。
なお、チタンの蒸着速度は、水晶振動子式の膜厚計によ
って常時モニタし、るつぼ入熱量の調整を行うことによ
って常に一定値に保ちながら膜形成を行った。また、成
膜開始直前の真空容器11内の到達真空度は3 X 1
0−’Torrであった。このときのアルゴンイオンの
照射量(電子放射源7の調整により制御できる)はlX
l0”〜3X1014ions7mm” ’ sec
、アルゴンイオンの加速電圧は5〜60kV程度が適当
である。アルゴンイオンの照射量をlXl0”以下にす
るとアルゴンイオンの絶対量が少ないことからアルゴン
イオンによる清浄化の効果が薄れ、高純度化が達成され
ない。
って常時モニタし、るつぼ入熱量の調整を行うことによ
って常に一定値に保ちながら膜形成を行った。また、成
膜開始直前の真空容器11内の到達真空度は3 X 1
0−’Torrであった。このときのアルゴンイオンの
照射量(電子放射源7の調整により制御できる)はlX
l0”〜3X1014ions7mm” ’ sec
、アルゴンイオンの加速電圧は5〜60kV程度が適当
である。アルゴンイオンの照射量をlXl0”以下にす
るとアルゴンイオンの絶対量が少ないことからアルゴン
イオンによる清浄化の効果が薄れ、高純度化が達成され
ない。
逆に照射量を3×10′4以上にすると基板温度が上が
り過ぎ、基板の形状精度を損なうことになり、また材料
の変質、劣化、膜の付着力の低下を招き好ましくない。
り過ぎ、基板の形状精度を損なうことになり、また材料
の変質、劣化、膜の付着力の低下を招き好ましくない。
アルゴンイオンの加速電圧を5kV以下にすると、アル
ゴンイオンによるスパッタ効率が低下し、蒸着表面清浄
化の効果が薄れ、膜の高純度化が達成できない。逆に加
速電圧を60kV以上にすると被加工物の温度上昇によ
る形状精度の低下、材料の変質、劣化、および堆積した
チタンを激しくスパッタすることによる膜表面の荒れを
引き起こし、また大規模なイオン源が必要となり、実用
的ではない。
ゴンイオンによるスパッタ効率が低下し、蒸着表面清浄
化の効果が薄れ、膜の高純度化が達成できない。逆に加
速電圧を60kV以上にすると被加工物の温度上昇によ
る形状精度の低下、材料の変質、劣化、および堆積した
チタンを激しくスパッタすることによる膜表面の荒れを
引き起こし、また大規模なイオン源が必要となり、実用
的ではない。
また上記実施例では金属上記にチタンを用いる場合を示
したが、アルミニウムを使用しても同様の効果が得られ
る。また不活性ガスとしてアルゴン100%ガスを使用
する例を示したが、この他にアルゴンと他の不活性ガス
(Ne、Kr、Xe)との混合ガスを用いてもよい。な
おこれらの点は上述の高純度膜を形成する際にも適用で
きる。但し高速成膜の場合アルゴン:不活性ガス=40
〜100%:60〜O%とするのが実用上好ましい。
したが、アルミニウムを使用しても同様の効果が得られ
る。また不活性ガスとしてアルゴン100%ガスを使用
する例を示したが、この他にアルゴンと他の不活性ガス
(Ne、Kr、Xe)との混合ガスを用いてもよい。な
おこれらの点は上述の高純度膜を形成する際にも適用で
きる。但し高速成膜の場合アルゴン:不活性ガス=40
〜100%:60〜O%とするのが実用上好ましい。
またアルゴン以外の不活性ガスでも同様の効果が期待で
きる。
きる。
また金属上記の発生には、真空蒸着法、スパッタ法、イ
オンブレーティング法、クラスタイオンビーム法などを
利用してもよく、この点も上記高純度膜形成に利用でき
る。
オンブレーティング法、クラスタイオンビーム法などを
利用してもよく、この点も上記高純度膜形成に利用でき
る。
以上説明したように、この発明にかかる高連破膜形成方
法によれば、真空中で単数または複数個の構成原子より
なる金属蒸気を5〜200Å/sの蒸着速度で被加工物
上に蒸着すると同時に、蒸着したいる被加工物上にアル
ゴンを含む不活性ガスイオンビームを加速電圧1〜80
kVで加速し、照射f1×1012〜1×10′5io
ns/llll11!・secで照射するようにしたの
で、るつぼ等の金属蒸気発生源に無理な負荷を加えるこ
となく、高速で蒸着することができる効果がある。
法によれば、真空中で単数または複数個の構成原子より
なる金属蒸気を5〜200Å/sの蒸着速度で被加工物
上に蒸着すると同時に、蒸着したいる被加工物上にアル
ゴンを含む不活性ガスイオンビームを加速電圧1〜80
kVで加速し、照射f1×1012〜1×10′5io
ns/llll11!・secで照射するようにしたの
で、るつぼ等の金属蒸気発生源に無理な負荷を加えるこ
となく、高速で蒸着することができる効果がある。
第1図はこの発明の一実施例による高速被膜形成方法に
使用する成膜装置の断面構成図、第2図は従来の成膜装
置の断面構成図である。 1は被膜、2は被加工物、10は真空排気、11は真空
容器、15はチタン蒸気、16はアルゴンを含む不活性
ガ不イオンビームである。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
使用する成膜装置の断面構成図、第2図は従来の成膜装
置の断面構成図である。 1は被膜、2は被加工物、10は真空排気、11は真空
容器、15はチタン蒸気、16はアルゴンを含む不活性
ガ不イオンビームである。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
Claims (3)
- (1)真空中にて単数または複数個の構成原子よりなる
金属蒸気を5〜200Å/sの蒸着速度で被加工物上に
蒸着すると同時に、蒸着している被加工物上に不活性ガ
スイオンビームを加速電圧1〜80kVで加速し、照射
量1×10^1^2〜1×10^1^5ions/mm
^2・secで照射することを特徴とする高速被膜形成
方法。 - (2)金属蒸気としてTi、Alを、不活性ガスとして
Ar、Ne、Kr、Xeを用いることを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の高速被膜形成方法。 - (3)金属蒸気の蒸着に、真空蒸着法、スパッタ法、イ
オンブレーティング法、クラスタイオンビーム法のいず
れかを用いることを特徴とする特許請求の範囲第1項又
は第2項記載の高速被膜形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33117387A JPH01172564A (ja) | 1987-12-26 | 1987-12-26 | 高速被膜形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33117387A JPH01172564A (ja) | 1987-12-26 | 1987-12-26 | 高速被膜形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01172564A true JPH01172564A (ja) | 1989-07-07 |
Family
ID=18240698
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33117387A Pending JPH01172564A (ja) | 1987-12-26 | 1987-12-26 | 高速被膜形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01172564A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU2705834C1 (ru) * | 2018-10-29 | 2019-11-12 | Российская Федерация, от имени которой выступает Государственная корпорация по атомной энергии "Росатом" (Госкорпорация "Росатом") | Способ нанесения покрытий на изделия из материалов, интенсивно окисляющихся в атмосфере воздуха, и установка для его реализации |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6196721A (ja) * | 1984-10-17 | 1986-05-15 | Agency Of Ind Science & Technol | 被膜形成方法 |
JPS61201772A (ja) * | 1985-03-04 | 1986-09-06 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 薄膜形成方法および装置 |
-
1987
- 1987-12-26 JP JP33117387A patent/JPH01172564A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6196721A (ja) * | 1984-10-17 | 1986-05-15 | Agency Of Ind Science & Technol | 被膜形成方法 |
JPS61201772A (ja) * | 1985-03-04 | 1986-09-06 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 薄膜形成方法および装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU2705834C1 (ru) * | 2018-10-29 | 2019-11-12 | Российская Федерация, от имени которой выступает Государственная корпорация по атомной энергии "Росатом" (Госкорпорация "Росатом") | Способ нанесения покрытий на изделия из материалов, интенсивно окисляющихся в атмосфере воздуха, и установка для его реализации |
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