JPH01143831A - 外用液剤 - Google Patents
外用液剤Info
- Publication number
- JPH01143831A JPH01143831A JP62303767A JP30376787A JPH01143831A JP H01143831 A JPH01143831 A JP H01143831A JP 62303767 A JP62303767 A JP 62303767A JP 30376787 A JP30376787 A JP 30376787A JP H01143831 A JPH01143831 A JP H01143831A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parts
- weight
- ketoprofen
- solution
- hereinafter referred
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Medicinal Preparation (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は有効成分として、ケトプロフェンを含有する外
用液剤に関するものであり、ケトプロフェンの吸収性を
向上させ、更に外用液剤の安定性、使用感、安全性に優
れる製剤に関するものである。
用液剤に関するものであり、ケトプロフェンの吸収性を
向上させ、更に外用液剤の安定性、使用感、安全性に優
れる製剤に関するものである。
(従来技術とその問題点)
ケトプロフェンは優れた抗炎症作用及び鎮痛作用を有す
る非ステロイド性消炎鎮痛剤であって、特に変形性関節
症、膣・膣鞘炎・筋肉痛・外傷ならびに手術後の腫張・
疼痛等の治療に汎用されている薬物であり、内服薬のみ
ならず、串刺、外用剤として使用されている。
る非ステロイド性消炎鎮痛剤であって、特に変形性関節
症、膣・膣鞘炎・筋肉痛・外傷ならびに手術後の腫張・
疼痛等の治療に汎用されている薬物であり、内服薬のみ
ならず、串刺、外用剤として使用されている。
外用剤としては、実用化されているものとしてゲル剤が
あげられる。外用液剤としては特許にいくつかみられる
ものの、吸収効果は何れも満足できるものではなく、し
かも、外用液剤の安定性、使用感、安全性を満足する製
剤は極めて少ない。
あげられる。外用液剤としては特許にいくつかみられる
ものの、吸収効果は何れも満足できるものではなく、し
かも、外用液剤の安定性、使用感、安全性を満足する製
剤は極めて少ない。
本発明者等は上記要望を満足する外用液剤を求めて鋭意
研究を重ねた結果、ケトプロフェンの吸収性に優れ、外
用液剤の安定性、使用域、安全性に優れるケトプロフェ
ン製剤を見い出し、本発明を完成させたものである。
研究を重ねた結果、ケトプロフェンの吸収性に優れ、外
用液剤の安定性、使用域、安全性に優れるケトプロフェ
ン製剤を見い出し、本発明を完成させたものである。
(i)ケトプロフェンの配合量は全量100重量部に対
し、0.3〜5重量部の配合が好ましく、ケトプロフェ
ンは、0.3重量部未満の配合では薬理効果が少なく、
5重量部以上の配合においてはケトプロフェン自体の刺
激性、ケトプロフェンの析出等の問題が生じる。
し、0.3〜5重量部の配合が好ましく、ケトプロフェ
ンは、0.3重量部未満の配合では薬理効果が少なく、
5重量部以上の配合においてはケトプロフェン自体の刺
激性、ケトプロフェンの析出等の問題が生じる。
(ii)ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアル
キルエーテルは化学式が オン界面活性剤である。Rはアルキル基、 m、 n
は数値を意味する。外用液剤中に配合する結晶性化合物
、たとえば生薬であるケトプロフェン、さらにケトプロ
フェンの分解安定剤、防腐剤等を析出させず、低温保存
においても均一な安定溶液とする必要性(結晶の可溶化
性)から界面活性剤の添加を考え検討した所、とりわけ
ポリオキシエチレンポリプロピレンアルキルエーテルが
適することを見い出した。加えて、外用液剤の泡立ちを
少なくすることも見い出したものである。
キルエーテルは化学式が オン界面活性剤である。Rはアルキル基、 m、 n
は数値を意味する。外用液剤中に配合する結晶性化合物
、たとえば生薬であるケトプロフェン、さらにケトプロ
フェンの分解安定剤、防腐剤等を析出させず、低温保存
においても均一な安定溶液とする必要性(結晶の可溶化
性)から界面活性剤の添加を考え検討した所、とりわけ
ポリオキシエチレンポリプロピレンアルキルエーテルが
適することを見い出した。加えて、外用液剤の泡立ちを
少なくすることも見い出したものである。
一般に、外用液剤に添加される界面活性剤としては、乳
剤性ローション基剤、ラウリル硫酸ナトリウム、ソルビ
タン脂肪酸エステル等が挙げられるが、ケトプロフェン
等の可溶化性、起泡性からみて不十分であった。
剤性ローション基剤、ラウリル硫酸ナトリウム、ソルビ
タン脂肪酸エステル等が挙げられるが、ケトプロフェン
等の可溶化性、起泡性からみて不十分であった。
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエー
テルの化学式におけるR、m、nによりさらに適する範
囲がある。
テルの化学式におけるR、m、nによりさらに適する範
囲がある。
好ましくはRがラウリル基、ミリスチル基、セチル基、
ステアリル基でmが2〜8.nが5〜30であるポリオ
キシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、
さらに好ましくはRがミリスチル基、セチル基、ステア
リル基で、mが3〜6、nが10〜30であるポリオキ
シエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、さ
らに好ましくはRがセチル基、mの平均値が3.5〜4
.5、nの平均値が18〜22のポリオキシエチレン(
18〜22)ポリオキシプロピレン(3,5〜4.5)
セチルエーテルである。R,m、nがこの範囲において
、ケトプロフェン等の可溶化性が優れ、起泡性が低く、
好ましい製剤であった。
ステアリル基でmが2〜8.nが5〜30であるポリオ
キシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、
さらに好ましくはRがミリスチル基、セチル基、ステア
リル基で、mが3〜6、nが10〜30であるポリオキ
シエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、さ
らに好ましくはRがセチル基、mの平均値が3.5〜4
.5、nの平均値が18〜22のポリオキシエチレン(
18〜22)ポリオキシプロピレン(3,5〜4.5)
セチルエーテルである。R,m、nがこの範囲において
、ケトプロフェン等の可溶化性が優れ、起泡性が低く、
好ましい製剤であった。
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエー
テルの添加量は全量100重量部に対して0.5〜5重
量部が好ましく、さらに好ましくは1〜3重量部である
。0.5重量部未満の添加ではケトプロフェン等の可溶
化が不十分であり、5重量部以上の添加では起泡性が高
くなり問題となる。
テルの添加量は全量100重量部に対して0.5〜5重
量部が好ましく、さらに好ましくは1〜3重量部である
。0.5重量部未満の添加ではケトプロフェン等の可溶
化が不十分であり、5重量部以上の添加では起泡性が高
くなり問題となる。
(tii)ヒドロキシアルキルセルロースはヒドロキシ
エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース等で
あって、好ましくはヒドロキシエチルセルロースである
。ヒドロキシアルキルセルロースの添加量は全量100
重量部に対し0.05〜2重量部が好ましく、さらに好
ましくは0.05〜1重量部である。0.05重量部未
満においては皮膚への固着性に乏しく、外用液粘度が低
く、液ダレ等を起こし、又、2重量部以上の添加では粘
度が高くなりベタツキ等を生じてしまう。
エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース等で
あって、好ましくはヒドロキシエチルセルロースである
。ヒドロキシアルキルセルロースの添加量は全量100
重量部に対し0.05〜2重量部が好ましく、さらに好
ましくは0.05〜1重量部である。0.05重量部未
満においては皮膚への固着性に乏しく、外用液粘度が低
く、液ダレ等を起こし、又、2重量部以上の添加では粘
度が高くなりベタツキ等を生じてしまう。
(iv )アジピン酸イソプロピル及び/又はミリスチ
ン酸イソプロピルは全量100重量部に対し、0.5〜
15重量部が好ましく、さらに好ましくは1〜10重量
部である。0.5重量部未満の添加で 。
ン酸イソプロピルは全量100重量部に対し、0.5〜
15重量部が好ましく、さらに好ましくは1〜10重量
部である。0.5重量部未満の添加で 。
はケトプロフェンの皮膚透過性が不十分であり、10重
量部以上の添加では、ベトッキや乾燥性が遅い等の問題
点が生じる。
量部以上の添加では、ベトッキや乾燥性が遅い等の問題
点が生じる。
(v)水とエタノールの混合溶媒は本発明の外用液剤を
製造するときは、薬剤製造の効率を挙げるために水とエ
タノールとを別々に添加することもある。この混合溶媒
は、上記(i)〜(iv )の配合成分及び、所望によ
り添加配合できる下記組成成分に加えて全量が100重
量部になる様に加える。
製造するときは、薬剤製造の効率を挙げるために水とエ
タノールとを別々に添加することもある。この混合溶媒
は、上記(i)〜(iv )の配合成分及び、所望によ
り添加配合できる下記組成成分に加えて全量が100重
量部になる様に加える。
水とエタノールとの混合重量比率は、ケトプロフェンの
結晶析出防止のためと、皮膚に液剤を塗布後の乾燥速度
上昇、液剤そのものの安定性および皮膚刺激性等から、
水:エタノール=(30:70)〜(70: 30)
(w/w)が好ましく、さらに好ましくは水:エタノ
ール=(40:60)〜(60:40)(w/w)であ
る。
結晶析出防止のためと、皮膚に液剤を塗布後の乾燥速度
上昇、液剤そのものの安定性および皮膚刺激性等から、
水:エタノール=(30:70)〜(70: 30)
(w/w)が好ましく、さらに好ましくは水:エタノ
ール=(40:60)〜(60:40)(w/w)であ
る。
上記(i)〜(v)の構成成分を選び、最適配合するこ
とによりはじめて、実用可能な消炎鎮痛外用液剤として
本発明を完成し得たものである。
とによりはじめて、実用可能な消炎鎮痛外用液剤として
本発明を完成し得たものである。
又、所望により配合することができる下記諸剤について
述べる。
述べる。
(イ)保湿剤としてはたとえばコンドロイチン硫酸ナト
リウム、■、3−ブチレングリコール、乳酸ナトリウム
、マルチトール、キシリトール等が挙げられ、配合量は
全量100重量部に対し0〜10重量部が好ましい。
リウム、■、3−ブチレングリコール、乳酸ナトリウム
、マルチトール、キシリトール等が挙げられ、配合量は
全量100重量部に対し0〜10重量部が好ましい。
(ロ)防腐剤としてはたとえば安息香酸及びそのナトリ
ウム塩、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパ
ラベン、ブチルパラベン、ソルビン酸及びそのカリウム
塩、ナトリウム塩等、又はこれらの混合物が挙げられ、
配合量は全量100重量部に対し0〜3重量部が好まし
い。
ウム塩、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパ
ラベン、ブチルパラベン、ソルビン酸及びそのカリウム
塩、ナトリウム塩等、又はこれらの混合物が挙げられ、
配合量は全量100重量部に対し0〜3重量部が好まし
い。
(ハ)紫外線吸収剤としてはジブチルヒドロキシトルエ
ン、p−アミノ安息香酸誘導体、ベンゾフェノン誘導体
(例えば、オキシベンゾン)等が挙げられ、配合量は全
量100重量部に対し0〜2重量部が好ましい。
ン、p−アミノ安息香酸誘導体、ベンゾフェノン誘導体
(例えば、オキシベンゾン)等が挙げられ、配合量は全
量100重量部に対し0〜2重量部が好ましい。
(ニ)香料としてはたとえば、l−メントール、アミル
アセテート、等が挙げられ、配合量は全量100重量部
に対し0〜1重量部が好ましい。
アセテート、等が挙げられ、配合量は全量100重量部
に対し0〜1重量部が好ましい。
(ホ)pH調節剤としては、例えばトリエタノールアミ
ン、トリイソプロパツールアミン、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム等が挙げられる。pH1節剤の配合量は
、本液剤のpH値が4〜8になる量であって、全量10
0重量部に対し、0〜5重量部が好ましい。
ン、トリイソプロパツールアミン、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム等が挙げられる。pH1節剤の配合量は
、本液剤のpH値が4〜8になる量であって、全量10
0重量部に対し、0〜5重量部が好ましい。
本発明の外用液剤はたとえば以下の様に製造が可能であ
る。70〜80℃に加熱した容器にポリオキシエチレン
ポリオキシプロピレンアルキルエーテル、アジピン酸イ
ソプロピル及び/又はミリスチン酸イソプロピル、ヒド
ロキシアルキルセルロース、水及び/又はアルコール及
び他の配合剤を入れ均一に溶解し、次いでケトプロフェ
ンを加え均一溶液とすることにより得られる。
る。70〜80℃に加熱した容器にポリオキシエチレン
ポリオキシプロピレンアルキルエーテル、アジピン酸イ
ソプロピル及び/又はミリスチン酸イソプロピル、ヒド
ロキシアルキルセルロース、水及び/又はアルコール及
び他の配合剤を入れ均一に溶解し、次いでケトプロフェ
ンを加え均一溶液とすることにより得られる。
(発明の効果)
以上の様に得られた本発明の外用液剤は皮膚からの吸収
性が優れ、消炎鎮痛効果が優れるのみならず、外用液剤
の長期及び低温安定性、使用感、安全性の面からも優れ
た製剤である。
性が優れ、消炎鎮痛効果が優れるのみならず、外用液剤
の長期及び低温安定性、使用感、安全性の面からも優れ
た製剤である。
以下に製剤の抗炎症作用を薬理試験にて;安全性をパッ
チ刺激テストにて使用感を官能検査にて;安定性を促進
安定性テストにて示す。
チ刺激テストにて使用感を官能検査にて;安定性を促進
安定性テストにて示す。
(実施例(試験例も含と・))
試験方法l
摘出皮膚を用いた薬物透過実験
ヘアレスラット(埼玉実験動物から購入)の腹部除毛皮
膚を用い、フランツ型セルで実施した。
膚を用い、フランツ型セルで実施した。
摘出皮膚角質層側を上部としセルに固定した後、各サン
プルを塗布する。
プルを塗布する。
摘出皮膚真皮側が、レシーバ−容器に満たした生理食塩
水と密着するように固定した後、摘出皮膚を透過し、レ
シーバ側生理食塩液中に移動したケトプロフェン量を高
速液体クロマトグラフィーで1時間毎6時間にわたり測
定した。2時間及び6時間後の透過量を表−1に示した
。
水と密着するように固定した後、摘出皮膚を透過し、レ
シーバ側生理食塩液中に移動したケトプロフェン量を高
速液体クロマトグラフィーで1時間毎6時間にわたり測
定した。2時間及び6時間後の透過量を表−1に示した
。
試験方法2
カラゲニン−ラット足浮腫での外用浮腫抑制作用実験
体重130g前後のウィスター系雄ラット(静動協から
購入)を1群、8匹とし、非絶食下に使用した。ラット
の左後足容積を測定した後に、左後足にサンプル100
gを塗布した。4時間後未吸収の残存サンプルを微温湯
を含む脱脂綿で拭き取り、開部足踏皮下に1%カラゲニ
ン(起炎剤)−生理食塩水溶液0.11111を注射し
、浮腫を惹起した。
購入)を1群、8匹とし、非絶食下に使用した。ラット
の左後足容積を測定した後に、左後足にサンプル100
gを塗布した。4時間後未吸収の残存サンプルを微温湯
を含む脱脂綿で拭き取り、開部足踏皮下に1%カラゲニ
ン(起炎剤)−生理食塩水溶液0.11111を注射し
、浮腫を惹起した。
起炎側処置3時間後に左足容積を測定し起炎側処理前の
足容積から浮腫率を算出した。結果を表−1に示した。
足容積から浮腫率を算出した。結果を表−1に示した。
なお、浮腫抑制率はサンプル塗布未処理群の浮腫率から
サンプル塗布群の浮腫率を差し引いた値を、サンプル塗
布未処理群の浮腫率で除して、百分率にて表した。なお
、塗布期間中は、サンプルが経口摂取されるのを防ぐ目
的で、塗布期間中は動物に首相を施し個別ケージに収容
した。
サンプル塗布群の浮腫率を差し引いた値を、サンプル塗
布未処理群の浮腫率で除して、百分率にて表した。なお
、塗布期間中は、サンプルが経口摂取されるのを防ぐ目
的で、塗布期間中は動物に首相を施し個別ケージに収容
した。
試験方法3
カラゲニン炎症足疼痛闇値上昇率の測定130g前後の
ウィスター系雄ラット(静動協から購入)を1群7匹用
い、サンプル100■を左後足に塗布した。Ahr後未
吸収の被検物質を微温湯を含む脱脂綿で拭き取り、同部
足随下に10%カオリン含有1%カラゲニン生理食塩水
溶液0、1 dを注射した。
ウィスター系雄ラット(静動協から購入)を1群7匹用
い、サンプル100■を左後足に塗布した。Ahr後未
吸収の被検物質を微温湯を含む脱脂綿で拭き取り、同部
足随下に10%カオリン含有1%カラゲニン生理食塩水
溶液0、1 dを注射した。
起炎剤注射後3hrに天秤式加圧装置を用い左後に圧刺
激を加えて、足の撤去反射を指標として疼痛閾値を測定
した。
激を加えて、足の撤去反射を指標として疼痛閾値を測定
した。
疼痛閾値上昇率は、サンプル塗布後の閾値から、サンプ
ル未処理群の閾値を差し引いた値をサンプル未処理群の
閾値で除して百分率として表した。
ル未処理群の閾値を差し引いた値をサンプル未処理群の
閾値で除して百分率として表した。
疼痛闇値上昇率を表−1に示した。
試験方法4
外用液剤の安定性の検討
50℃の恒温槽に1ケ月間連続で保温し、外用液剤の外
観変化を目視にて調べた0表示法は、「安定・・・・・
・◎; 分離・・・・・・×(分離した日数)」にした。
観変化を目視にて調べた0表示法は、「安定・・・・・
・◎; 分離・・・・・・×(分離した日数)」にした。
−10°Cに1ケ月間連続し、外用液剤の透明性を調べ
た0表示法は、 「透明・・・・・・◎; 白濁・・・・・・×(白濁しはじめた日数)」にした。
た0表示法は、 「透明・・・・・・◎; 白濁・・・・・・×(白濁しはじめた日数)」にした。
結果を表−1に示した。
試験方法5
起泡性
50mポリ容器(直径30■φ)に301dサンプルを
入れ往復型振盪機に横むきにセットし、150回/分で
10分振盪させ、停止直後に起泡性を調べた0表示法は
、 「泡の発生 なし ◎ 〃 少し Δ 〃 多い ×」にした。
入れ往復型振盪機に横むきにセットし、150回/分で
10分振盪させ、停止直後に起泡性を調べた0表示法は
、 「泡の発生 なし ◎ 〃 少し Δ 〃 多い ×」にした。
結果を表−1に示した。
試験方法6
皮膚刺激試験
実施例1、実施例3、比較例2、日周ワセリンの4種を
用い、健康人男子33名の上背部にミニバッチにて48
時間及び72時間貼付した。剥離2時間後の各々の皮膚
かぶれ具合を判定した。結果は表−2に示し、その判定
基準は表−2の下に示した。
用い、健康人男子33名の上背部にミニバッチにて48
時間及び72時間貼付した。剥離2時間後の各々の皮膚
かぶれ具合を判定した。結果は表−2に示し、その判定
基準は表−2の下に示した。
実施例−1
ケトプロフェン3部、ポリオキシエチレン(至)ポリオ
キシプロピレン(4)セチルエーテル2部、アジピン酸
イソプロピル3部、1.3−ブチレングリコール13部
、エタノール35部、オキシベンゾン0.5部、プロピ
ルパラベン0.1部、メントール0.2部、pH調節剤
としてトリエタノールアミン1.2部を50°Cにて均
一溶解した。(混合溶液)別の混合槽にヒドロキシエチ
ルセルロース0.1部、水41.9部を加え80℃にて
均一溶解し、50°Cに温度を下げた後、混合溶液を全
量加え室温まで冷却し、均一透明な外用液剤を得た。こ
の外用液剤の溶液粘度は12cpsであった。
キシプロピレン(4)セチルエーテル2部、アジピン酸
イソプロピル3部、1.3−ブチレングリコール13部
、エタノール35部、オキシベンゾン0.5部、プロピ
ルパラベン0.1部、メントール0.2部、pH調節剤
としてトリエタノールアミン1.2部を50°Cにて均
一溶解した。(混合溶液)別の混合槽にヒドロキシエチ
ルセルロース0.1部、水41.9部を加え80℃にて
均一溶解し、50°Cに温度を下げた後、混合溶液を全
量加え室温まで冷却し、均一透明な外用液剤を得た。こ
の外用液剤の溶液粘度は12cpsであった。
比較例−1,2
実施例−1で調整した外用液剤の中からポリオキシエチ
レン(至)ポリオキシプロピレン(4)セチルエーテル
を除いて実施例−1と同様に外用液剤を得た(比較例−
1)、ポリオキシエチレンQΦポリオキシプロピレン(
4)セチルエーテルに替えて、ラウリル硫酸ナトリウム
2部を使用し、外用液剤を得た(比較例−2)。
レン(至)ポリオキシプロピレン(4)セチルエーテル
を除いて実施例−1と同様に外用液剤を得た(比較例−
1)、ポリオキシエチレンQΦポリオキシプロピレン(
4)セチルエーテルに替えて、ラウリル硫酸ナトリウム
2部を使用し、外用液剤を得た(比較例−2)。
比較例−3,4
比較例−1と同様実施例1で調整した外用液剤の中から
それぞれ、アジピン酸イソプロピル又はヒドロキシエチ
ルセルロースを険いて実施例−1と同様に外用液剤を調
整し、それぞれ比較例3゜4とした。比較例−4は溶液
粘度が4 cpsと低く、液ブレが多く、皮膚への固着
性が劣り、外用液剤としては不十分であった。
それぞれ、アジピン酸イソプロピル又はヒドロキシエチ
ルセルロースを険いて実施例−1と同様に外用液剤を調
整し、それぞれ比較例3゜4とした。比較例−4は溶液
粘度が4 cpsと低く、液ブレが多く、皮膚への固着
性が劣り、外用液剤としては不十分であった。
実施例−2
ケトプロフェン2部、ポリオキシエチレン05)ポリオ
キシプロピレン(6)ミリスチルエーテル3部、ミリス
チン酸イソプロピル6部、エタノール40部、ハツカ油
0.2部、トリエタノールアミン0.8部を50℃にて
均一溶解した。(混合溶液)別の混合槽にヒドロキシプ
ロピルセルロース0.2 部、水47.8部を加え80
°Cにて均一溶解し、50℃に温度を下げた後、混合溶
液を全量加え室温まで冷却し、均一透明な外用液剤を得
た。溶液粘度は18cpsであった・ 実施例−3 ケトプロフェン3部、ポリオキシエチレン(30)ポリ
オキシプロピレン(4)ステアリルエーテル3部、アジ
ピン酸イソプロピル3部、ミリスチン酸イソフロビル3
部、1.3−ブチレングリコール101、エタノール4
0部、ジブチルヒドロキシトルエン0.1部、オキシベ
ンゾン0.5部、メチルパラベン0.1部を50℃にて
均一溶解した。(混合溶液)別の混合槽にヒドロキシエ
チルセルロース0.1部、水37.2部を加え80℃に
て均一溶解し、50℃に温度を下げた後、混合溶液を全
量加え室温まで冷却し、均一透明な外用液剤を得た。溶
液粘度は15cpsであった。
キシプロピレン(6)ミリスチルエーテル3部、ミリス
チン酸イソプロピル6部、エタノール40部、ハツカ油
0.2部、トリエタノールアミン0.8部を50℃にて
均一溶解した。(混合溶液)別の混合槽にヒドロキシプ
ロピルセルロース0.2 部、水47.8部を加え80
°Cにて均一溶解し、50℃に温度を下げた後、混合溶
液を全量加え室温まで冷却し、均一透明な外用液剤を得
た。溶液粘度は18cpsであった・ 実施例−3 ケトプロフェン3部、ポリオキシエチレン(30)ポリ
オキシプロピレン(4)ステアリルエーテル3部、アジ
ピン酸イソプロピル3部、ミリスチン酸イソフロビル3
部、1.3−ブチレングリコール101、エタノール4
0部、ジブチルヒドロキシトルエン0.1部、オキシベ
ンゾン0.5部、メチルパラベン0.1部を50℃にて
均一溶解した。(混合溶液)別の混合槽にヒドロキシエ
チルセルロース0.1部、水37.2部を加え80℃に
て均一溶解し、50℃に温度を下げた後、混合溶液を全
量加え室温まで冷却し、均一透明な外用液剤を得た。溶
液粘度は15cpsであった。
(以下、余白)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 全量100重量部に対し、ケトプロフェン0.3〜5重
量部(以下、A重量部という)、ポリオキシエチレンポ
リオキシプロピレンアルキルエーテル0.5〜5重量部
(以下、B重量部という)、ヒドロキシアルキルセルロ
ース0.05〜2重量部(以下、C重量部という)、ア
ジピン酸イソプロピル及び/又はミリスチン酸イソプロ
ピル0.5〜15重量部(以下、D重量部という)、保
湿剤0〜10重量部(以下、E重量部という)、防腐剤
0〜3重量部(以下、F重量部と言う)、紫外線吸収剤
0〜2重量部(以下、G重量部という)、香料0〜1重
量部(以下、H重量部という)、pH調節剤0〜5重量
部(以下、J重量部という)及び水とエタノールの混合
物〔混合物の組成は、(水:エタノール)=(30:7
0)〜(70:30)(w/w)〕(100−(A+B
+C+D+E+F+G+H+J))重量部よりなる外用
液剤。
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