JP7618496B2 - トナー - Google Patents
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Description
低温定着性に優れたトナーを得るために、例えば、特許文献1及び2では、ワックスをトナーに用いる検討がなされている。ワックスは、結着樹脂に可塑性を与える目的で添加される。熱によって溶融して液体化したワックスが結着樹脂と相溶することで、トナーの溶融時の粘度が下がり、低温定着性に優れたトナーを得ることができる。
該結着樹脂が樹脂Aを含有し、
該樹脂AのFedors法により算出されるSP値をSPa(cal/cm3)0.5とし、
該ワックスのFedors法により算出されるSP値をSPw(cal/cm3)0.5としたとき、
該SPa及び該SPwが、下記式(1)を満たし、
2.50≦SPa-SPw≦4.50・・・(1)
該無機微粒子が、シリコーンオイルで表面処理されたシリカ微粒子を含有し、
該シリカ微粒子の29Si-固体NMR測定において、
CP/MAS測定におけるQ単位の積分値を100とした際に求められるD単位の積分
値をAとし、
DD/MAS測定におけるQ単位の積分値を100とした際に求められるD単位の積分値をBとしたとき、
該A及び該Bが、下記式(2)及び(3)を満たすことを特徴とするトナー。
30≦B≦60・・・(2)
4.0≦A/B≦6.0・・・(3)
該結着樹脂が樹脂Aを含有し、
該樹脂AのFedors法により算出されるSP値をSPa(cal/cm3)0.5とし、
該ワックスのFedors法により算出されるSP値をSPw(cal/cm3)0.5としたとき、
該SPa及び該SPwが、下記式(1)を満たし、
2.50≦SPa-SPw≦4.50・・・(1)
該無機微粒子が、シリコーンオイルで表面処理されたシリカ微粒子を含有し、
該シリカ微粒子の29Si-固体NMR測定において、
CP/MAS測定におけるQ単位の積分値を100とした際に求められるD単位の積分値をAとし、
DD/MAS測定におけるQ単位の積分値を100とした際に求められるD単位の積分値をBとしたとき、
該A及び該Bが、下記式(2)及び(3)を満たすことを特徴とするトナーに関する。
30≦B≦60・・・(2)
4.0≦A/B≦6.0・・・(3)
SPa-SPwの値が2.50未満である場合、定着時にワックスと樹脂Aが相溶しやすいため、ワックスがトナー粒子表面に均一に染み出すことが抑制されやすく、色ムラが発生する。SPa-SPwの値が4.50を超える場合、定着時にワックスと樹脂Aが相分離しやすく、ワックスが一体化しやすい。その結果、ワックスがトナー粒子表面に均一に染み出すことが抑制されやすく、色ムラが発生する。また、SPa-SPwの値が4.50を超える場合、ワックスがトナー粒子表面に過剰に染み出し、帯電性が低下する。SPa-SPwは、好ましくは2.90以上4.00以下であり、より好ましくは3.00以上3.60以下である。
(式(1)において、Rは、それぞれエチレン又はプロピレン基を示す。x及びyはそれぞれ0以上の整数であり、x+yの平均値は0~10である。
(式(2)において、R’は、それぞれ式(B1)~(B3)のいずれかを示す。x’及びy’は0以上の整数であり、x’+y’の平均値は0~10である。)
例えば、トリメリット酸、ピロメリット酸、1,2,4-ベンゼントリカルボン酸、1,2,5-ベンゼントリカルボン酸、2,5,7-ナフタレントリカルボン酸、1,2,4-ナフタレントリカルボン酸、1,2,4-ブタントリカルボン酸、1,2,5-ヘキサントリカルボン酸、1,3-ジカルボキシル-2-メチル-2-メチレンカルボキシプロパン、テトラ(メチレンカルボキシル)メタン、1,2,7,8-オクタンテトラカルボン酸、エンポール三量体酸、及びこれらの無水物、低級アルキルエステル;式(G)で表わされるテトラカルボン酸等、及びこれらの無水物、低級アルキルエステル等の多価カルボン酸類及びその誘導体が挙げられる。反応性や樹脂酸価の調整し易さの点から、トリメリット酸が好適に用いられる。
(式(G)において、Xは、アルキレン基又はアルケニレン基を表す。ただし、Xは、炭素数3以上の側鎖を1個以上有する炭素数5~30の置換基である。)
モノマーユニットとは、ポリマー中のモノマー物質が反応した形態をいう。樹脂A中の、式(A)で示されるモノマーユニットの含有割合(質量%)は、0質量%以上であることが好ましく、20質量%以下であることが好ましい。
きる。
ベヘン酸ベヘニル、ステアリン酸ステアリル、パルミチン酸パルミチル等の1価アルコールと脂肪族モノカルボン酸とのエステル、又は1価カルボン酸と脂肪族モノアルコールとのエステル;セバシン酸ジベヘニル、ヘキサンジオールジベヘネート等の2価アルコールと脂肪族モノカルボン酸とのエステル、又は2価カルボン酸と脂肪族モノアルコールとのエステル;グリセリントリベヘネート等の3価アルコールと脂肪族モノカルボン酸とのエステル、又は3価カルボン酸と脂肪族モノアルコールとのエステル;ペンタエリスリトールテトラステアレート、ペンタエリスリトールテトラパルミテート等の4価アルコールと脂肪族モノカルボン酸とのエステル、又は4価カルボン酸と脂肪族モノアルコールとのエステル;ジペンタエリスリトールヘキサステアレート、ジペンタエリスリトールヘキサパルミテート等の6価アルコールと脂肪族モノカルボン酸とのエステル、又は6価カルボン酸と脂肪族モノアルコールとのエステル;ポリグリセリンベヘネート等の多価アルコールと脂肪族モノカルボン酸とのエステル、又は多価カルボン酸と脂肪族モノアルコールとのエステル;カルナバワックス、ライスワックス等の天然エステルワックス(以上を、単にエステルワックスともいう);パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、ペトロラタム等の石油系ワックス及びその誘導体;フィッシャートロプシュ法による炭化水素系ワックス及びその誘導体;ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックス等のポリオレフィンワックス及びその誘導体(以上を、単に炭化水素ワックスともいう);高級脂肪族アルコール、ステアリン酸、パルミチン酸等の脂肪酸;酸アミドワックス;ジエチレングリコールジステアラート等の低分子量の結晶性ポリエステル。
30≦B≦60・・・(2)
4.0≦A/B≦6.0・・・(3)
M単位:(Ri)(Rj)(Rk)SiO1/2 式(4)
D単位:(Rg)(Rh)Si(O1/2)2 式(5)
T単位:RmSi(O1/2)3 式(6)
Q単位:Si(O1/2)4 式(7)
(該式(4)、(5)、(6)中のRi、Rj、Rk、Rg、Rh、Rmはケイ素に結合している、炭素数1~6の炭化水素基等のアルキル基、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、アセトキシ基又はアルコキシ基を示す。)
オイル側鎖及び末端の置換基の変更やシリコーンオイル処理量によって制御することができる。
(式中、R1は、カルビノール基、ヒドロキシ基、エポキシ基、カルボキシ基、アルキル基又は水素原子である。R2は、カルビノール基、ヒドロキシ基、エポキシ基、カルボキシ基又は水素原子である。mは、30~200(より好ましくは40~100)の整数である。式(B)における側鎖のアルキル基は、それぞれ、カルビノール基、ヒドロキシ基、エポキシ基、カルボキシ基、又は水素原子で置換されていてもよい)
(式中、pは、30~200(より好ましくは40~100)の整数である。)
(式中、nは、30~200(より好ましくは40~100)の整数である。)
、ジスアゾ化合物、縮合アゾ化合物、イソインドリノン化合物、イソインドリン化合物、ベンズイミダゾロン化合物、アンスラキノン化合物、アゾ金属錯体、メチン化合物、アリルアミド化合物が挙げられる。具体的には、C.I.ピグメントイエロー74、93、95、109、111、128、155、174、180、185等が挙げられる。
い。
すなわち、乳化凝集法では、トナー粒子の構成材料から成る微粒子分散液を作製する分散工程、トナー粒子の構成材料から成る微粒子を凝集させて、トナーの粒子径になるまで粒子径を制御する凝集工程、得られた凝集粒子に含まれる樹脂を融着させる融合工程、及びその後の冷却工程、を経てトナー粒子が製造される。
リル、メタクリル酸フェニル、メタクリル酸ジメチルアミノエチル、メタクリル酸ジエチルアミノエチル等のメタクリル酸エステル類;その他のアクリロニトリル、メタクリロニトリル、アクリルアミド等の単量体。これらの単量体は単独で、又は混合して使用し得る。上記の単量体の中でも、スチレンを単独で、又は他の単量体と混合して使用することがトナーの現像特性及び耐久性の点から好ましい。
酸カルシウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム等の無機塩、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム等の無機化合物が挙げられる。
(ワックスの融点の測定)
ワックスの融点は、示差走査熱量分析装置「Q2000」を用いてASTM D3418-82に準じて測定する。装置検出部の温度補正はインジウムと亜鉛の融点を用い、熱量の補正についてはインジウムの融解熱を用いる。具体的には、ワックス1.0mgを精秤し、これをアルミニウム製のパンの中に入れ、リファレンスとして空のアルミニウム製のパンを用い、測定温度範囲30~200℃の間で、昇温速度10℃/minで測定を行う。なお、測定においては、一度昇温速度10℃/minで200℃まで昇温させ、続いて降温速度10℃/minで30℃まで降温し、その後に再度昇温を行う。この2度目の昇温過程での温度30~200℃の範囲におけるDSC曲線の最大の吸熱ピークのピーク温度(単位:℃)を、DSC測定におけるワックスの融点とする。
トナー(粒子)の重量平均粒径(D4)及び個数平均粒径(D1)は、100μmのアパーチャーチューブを備えた細孔電気抵抗法による精密粒度分布測定装置「コールター・カウンター Multisizer 3」(登録商標、ベックマン・コールター社製)と、測定条件設定及び測定データ解析をするための付属の専用ソフト「ベックマン・コール
ター Multisizer 3 Version3.51」(ベックマン・コールター社製)を用いて、実効測定チャンネル数2万5千チャンネルで測定し、測定データの解析を行い、算出する。測定に使用する電解水溶液は、特級塩化ナトリウムをイオン交換水に溶解して濃度が約1質量%となるようにしたもの、例えば、「ISOTON II」(ベックマン・コールター社製)が使用できる。なお、測定、解析を行う前に、以下のように専用ソフトの設定を行う。
(2)ガラス製の100ml平底ビーカーに前記電解水溶液約30mlを入れ、この中に分散剤として「コンタミノンN」(非イオン界面活性剤、陰イオン界面活性剤、有機ビルダーからなるpH7の精密測定器洗浄用中性洗剤の10質量%水溶液、和光純薬工業社製)をイオン交換水で3質量倍に希釈した希釈液を約0.3ml加える。
(3)発振周波数50kHzの発振器2個を、位相を180度ずらした状態で内蔵し、電気的出力120Wの超音波分散器「Ultrasonic Dispersion System Tetora150」(日科機バイオス社製)の水槽内に所定量のイオン交換水を入れ、この水槽中に前記コンタミノンNを約2ml添加する。
(4)前記(2)のビーカーを前記超音波分散器のビーカー固定穴にセットし、超音波分散器を作動させる。そして、ビーカー内の電解水溶液の液面の共振状態が最大となるようにビーカーの高さ位置を調整する。
(5)前記(4)のビーカー内の電解水溶液に超音波を照射した状態で、トナー(粒子)約10mgを少量ずつ前記電解水溶液に添加し、分散させる。そして、さらに60秒間超音波分散処理を継続する。なお、超音波分散にあたっては、水槽の水温が10℃以上40℃以下となる様に適宜調節する。
(6)サンプルスタンド内に設置した前記(1)の丸底ビーカーに、ピペットを用いてトナー(粒子)を分散した前記(5)の電解水溶液を滴下し、測定濃度が約5%となるように調整する。そして、測定粒子数が50000個になるまで測定を行う。
(7)測定データを装置付属の前記専用ソフトにて解析を行い、重量平均粒径(D4)又は個数平均粒径(D1)を算出する。なお、専用ソフトでグラフ/体積%と設定したときの、分析/体積統計値(算術平均)画面の「算術径」が重量平均粒径(D4)であり、専用ソフトでグラフ/個数%と設定したときの、分析/個数統計値(算術平均)画面の「算術径」が個数平均粒径(D1)である。
ワックス及び樹脂Aの分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)により、以下のようにして測定する。
まず、室温で試料をテトラヒドロフラン(THF)に溶解する。そして、得られた溶液を、ポア径が0.2μmの耐溶剤性メンブランフィルター「マエショリディスク」(東ソー社製)で濾過してサンプル溶液を得る。なお、サンプル溶液は、THFに可溶な成分の
濃度が0.8質量%となるように調整する。このサンプル溶液を用いて、以下の条件で測定する。
装置:高速GPC装置「HLC-8220GPC」[東ソー(株)製]
カラム:LF-604の2連
溶離液:THF
流速:0.6ml/min
オーブン温度:40℃
試料注入量:0.020ml
発明で用いられるSP値は一般的に用いられているFedorsの方法により、樹脂を構成するモノマーの種類と比率から算出する。[polym.Eng.Sci.,14(2)147-154(1974)]の記載の表から蒸発エネルギー(Δei)(cal/mol)及びモル体積(Δvi)(cm3/mol)を求め、(ΣΔei/ΣΔvi)0.5をSP値(cal/cm3)0.5とする。SP値は、モノマーの種類と量によって制御することができる。SP値を大きくするためには、例えば、SP値の大きいモノマーを使用すればよい。一方、SP値を小さくするためには、例えば、SP値の小さいモノマーを使用すればよい。
シリカ微粒子の29Si-固体NMR測定はシリカ微粒子をトナー表面から分離して行う。以下では、シリカ微粒子のトナー表面からの分離方法と29Si-固体NMR測定方法について記載する。
トナーの表面から分離したシリカ微粒子を測定試料とする場合、シリカ微粒子のトナーからの分離は以下の手順で行う。
<29Si-NMR(固体)の測定条件>
固体29Si-NMR(固体)のDD/MAS測定条件は、下記の通りである。
装置:JNM-ECX5002(JEOL RESONANCE)
温度:室温
測定法:DD/MAS法 29Si 45°
試料管:ジルコニア3.2mmφ
試料:試験管に粉末状態で充填
試料回転数:10kHz
relaxation delay:180s
Scan回数:2000回
装置:JNM-ECX5002(JEOL RESONANCE)
温度:室温
測定法:CP/MAS法 29Si 45°
試料管:ジルコニア3.2mmφ
試料:試験管に粉末状態で充填
試料回転数:10kHz
relaxation delay:5s
Scan回数:15000回
M単位:(Ri)(Rj)(Rk)SiO1/2 式(4)
D単位:(Rg)(Rh)Si(O1/2)2 式(5)
T単位:RmSi(O1/2)3 式(6)
Q単位:Si(O1/2)4 式(7)
(該式(4)、(5)、(6)中のRi、Rj、Rk、Rg、Rh、Rmはケイ素に結合している、炭素数1~6の炭化水素基等のアルキル基、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、アセトキシ基又はアルコキシ基を示す。)
(磁性酸化鉄の製造)
硫酸第一鉄水溶液中に、鉄元素に対して1.00から1.10当量の苛性ソーダ溶液、鉄元素に対しリン元素換算で0.15質量%となる量のP2O5、及び鉄元素に対して珪素元素換算で0.50質量%となる量のSiO2を混合し、水酸化第一鉄を含む水溶液を調製した。水溶液のpHを8.0とし、空気を吹き込みながら85℃で酸化反応を行い、種晶を有するスラリー液を調製した。
.90~1.20当量となるよう硫酸第一鉄水溶液を加えた後、スラリー液をpH7.6に維持して、空気を吹込みながら酸化反応を行い、磁性酸化鉄を含むスラリー液を得た。
Iso-ブチルトリメトキシシラン30部をイオン交換水70部に攪拌しながら滴下した。その後、この水溶液をpH9.0、温度45℃に保持し、ディスパー翼を用いて、周速0.46m/sで120分間分散させて、加水分解及び縮合反応を行った。その後、水
溶液のpHを9.0にした後、すぐに10℃に冷却して加水分解及び縮合反応を停止させた。こうしてシラン化合物を含有する水溶液を得た。
上述の磁性酸化鉄を含むスラリー液を、ピンミルで分散しながら、磁性酸化鉄100部に対して、4.7部の上述のシラン化合物を含有する液を添加した。その際、pH9.0、温度55℃に保持して、60分間分散させて、磁性体への疎水化処理を進めた。その後、上述の分散液を、フィルタープレスを用いてろ過し、多量の水で洗浄した。さらに、120℃で2時間乾燥し、得られた粒子を解砕処理し、目開き100μmの篩を通過させ、個数平均粒径が230nmの磁性体を得た。
表(1)に示すような個数平均粒径のフュームドシリカ(シリカ原体;球形、アエロジル社製)100部を反応容器に入れ、窒素パージ下の攪拌下に、表(1)で示される処理剤1(平均繰り返し単位数n=60)15部をヘキサン100部で希釈した溶液を添加し、300℃で120分攪拌した。得られたシリカ微粒子は、その後、ピン式解砕装置を用いて解砕処理し、シリカ微粒子1を得た。
表(1)に示すような個数平均粒径のフェームドシリカ100部に対し、処理剤1及び処理剤2を表(1)に示す部数を用いた以外には、シリカ微粒子1と同様にして製造を行った。
表(1)に示すような個数平均粒径のフェームドシリカ100部に対し、処理剤1の種類・部数を表(1)に示すように用いた以外には、シリカ微粒子1と同様にして製造を行った。
表面処理前のシリカ微粒子)100部に対する処理剤1及び2の処理部数である。処理剤1及び2のnは、それぞれ式(B)で示される変性シリコーンオイルにおけるnの数値を示す。
無水トリメリット酸以外の原材料モノマーを、下記表2に示した仕込み量で混合した混合物100部と、触媒であるジ(2-エチルヘキサン酸)錫0.52部とを、窒素導入ラインと、脱水ラインと、攪拌機と、を装備した重合タンクに入れた。次に、重合タンク内を窒素雰囲気にした後、200℃で加熱しながら6時間かけて重縮合反応を行った。さらに、210℃に昇温した後、無水トリメリット酸を添加し、重合タンク内を40kPaまで減圧した後でさらに縮合反応を行った。得られた樹脂の酸価、重量平均分子量Mw、SP値(SPa)は表2のようになった。この樹脂を樹脂A1とする。
下記表2の原材料モノマー仕込み量にて、樹脂A1と同様の操作を行い、樹脂A2~A10を製造した。その際、逐次サンプリング及び測定を行い、所望の分子量になったところで重合反応を停止させ、重合タンクから取り出した。得られた樹脂の物性を下記表2に示す。なお、樹脂A9の製造において、BPAとして、ビスフェノールAプロピレンオキサイド3モル付加物とビスフェノールAエチレンオキサイド2モル付加物を、モル比で45.0対44.2の比率で用いた。樹脂A10の製造において、BPAとして、ビスフェノールAプロピレンオキサイド3モル付加物とビスフェノールAエチレンオキサイド2モル付加物を、モル比で29.8対33.0の比率で用いた。BPAについて指定がない場合、ビスフェノールAプロピレンオキサイド3モル付加物を用いた。
TPA:テレフタル酸
IPA:イソフタル酸
TMA:無水トリメリット酸
BPA:ビスフェノールAのプロピレンオキサイド又はエチレンオキサイド付加物(詳細は前述の通り)
EG:エチレングリコール
を示す。
高速撹拌装置クレアミックス(エム・テクニック社製)を備えた容器中に、0.1mol/L-Na3PO4水溶液850部を添加し、回転周速33m/sで撹拌しつつ60℃に加温した。ここに1.0mol/L-CaCl2水溶液68部を添加し、微少な難水溶性分散剤Ca3(PO4)2を含む水系媒体を調製した。
・スチレン: 75.0部
・n-ブチルアクリレート: 25.0部
・樹脂A1: 13.0部
・磁性体: 90.0部
・ワックス1: 18.0部
・モノアゾ染料の鉄錯体(T-77:保土ヶ谷化学社製): 1.0部
・1,6-ヘキサンジオールジアクリレート: 0.5部
これに重合開始剤であるtert-ブチルパーオキシイソプロピルモノカルボネート(日本油脂株式会社製、商品名パーブチルI)を10.0部投入して混合液内で溶解させることで、重合性単量体組成物を調製した。次に、上記水系媒体中に上記重合性単量体組成物を投入し、温度60℃に加熱してからクレアミックスを回転周速33m/sで回転させながら15分間造粒させた。
その後、プロペラ式攪拌装置に移して100回転/minで攪拌しつつ、温度70℃で5時間反応させた後、温度85℃まで昇温し、さらに4時間反応を行い、磁性トナー粒子を製造した。重合反応が終了した後、懸濁液を室温まで冷却した。冷却後に塩酸を添加してpHを2.0以下まで低下させることで無機微粒子を溶解させた。さらに水洗浄を数回繰り返した後、乾燥機を用いて40℃にて72時間乾燥し、その後、コアンダ効果を利用した多分割分級機を用いて分級することで、トナー粒子1を得た。
表4に記載の材料及び部数を用いた以外は、トナー1の製造方法と同様にして、トナー粒子2~14、16、17、19~23及び25~28を製造した。
60℃に加温したイオン交換水900部にリン酸三カルシウム2.3部を添加し、T.K.ホモミクサー(特殊機化工業株式会社製))を用いて10,000rpmにて攪拌し、水系媒体を得た。
また、下記の材料をプロペラ式攪拌装置にて100r/minで均一に溶解混合して樹脂含有単量体を調製した。
・スチレン 45.0部
・n-ブチルアクリレート 25.0部
・樹脂A9 4.0部
・1,6-ヘキサンジオールジアクリレート: 0.5部
・スチレン 30.0部
・C.I.ピグメントブルー15:3 7.4部
・帯電制御剤(ボントロンE-88(オリエント化学社製)) 1.0部
・ワックス7:パラフィンワックスHNP9(日本精蝋社製) 5.0部
その後、プロペラ式攪拌装置に移して100rpmで攪拌しつつ、75℃で5時間反応させた後、85℃まで昇温し、さらに5時間反応を行った。重合反応終了後、室温(25℃)まで冷却し、塩酸を加えて燐酸カルシウム塩を溶解し、濾過・水洗を行い、湿潤着色粒子を得た。そして、上記湿潤着色粒子を温度40℃にて72時間乾燥しトナー粒子15を得た。
(樹脂粒子分散液の調製)
〔樹脂粒子分散液(1)の調製〕
・テレフタル酸: 30部
・フマル酸: 70部
・ビスフェノールAエチレンオキサイド2モル付加物: 5部
・ビスフェノールAプロピレンオキサイド3モル付加物: 95部
攪拌装置、窒素導入管、温度センサ、及び精留塔を備えた内容量5リットルのフラスコに、上記の材料を仕込み、1時間かけて温度を210℃まで上げ、上記材料100部に対してチタンテトラエトキシド1部を投入した。生成する水を留去しながら0.5時間かけて230℃まで温度を上げ、該温度で1時間脱水縮合反応を継続した後、反応物を冷却した。こうして、重量平均分子量18,500、酸価14mgKOH/g、ガラス転移温度59℃のポリエステル樹脂を合成した。
温度調節手段及び窒素置換手段を備えた容器に、酢酸エチル40部及び2-ブタノール25部を投入し、混合溶剤とした後、前記ポリエステル樹脂100部を徐々に投入し溶解させ、ここに、10質量%アンモニア水溶液(樹脂の酸価に対してモル比で3倍量相当量)を入れて30分間攪拌した。
次いで、容器内を乾燥窒素で置換し、温度を40℃に保持して、混合液を攪拌しながらイオン交換水400部を2部/分の速度で滴下し、乳化を行った。滴下終了後、乳化液を室温(20℃~25℃)に戻し、攪拌しつつ乾燥窒素により48時間バブリングを行うこ
とにより、酢酸エチル及び2-ブタノールを1,000ppm以下まで低減させ、体積平均粒径200nmの樹脂粒子が分散した樹脂粒子分散液を得た。該樹脂粒子分散液にイオン交換水を加え、固形分量を20質量%に調整して、樹脂粒子分散液(1)とした。
上記樹脂粒子分散液1の調整において、ポリエステル樹脂の代わりに樹脂A1を用いたこと以外は同様にして、樹脂粒子分散液(2)を得た。
〔着色剤粒子分散液の調製〕
・シアン顔料 C.I.Pigment Blue 15:3(銅フタロシアニン DIC社製、商品名:FASTOGEN BLUE LA5380): 70部
・アニオン性界面活性剤(第一工業製薬(株)製、ネオゲンRK): 5部
・イオン交換水: 200部
上記の材料を混合し、ホモジナイザー(IKA社製ウルトラタラックスT50)を用いて10分間分散した。分散液中の固形分量が20質量%となるようイオン交換水を加え、体積平均粒径190nmの着色剤粒子が分散された着色剤粒子分散液(1)を得た。
〔離型剤粒子分散液(1)の調製〕
・ワックス1: 100部
・アニオン性界面活性剤(第一工業製薬(株)製、ネオゲンRK): 1部
・イオン交換水: 350部
上記材料を混合して100℃に加熱し、ホモジナイザー(IKA社製ウルトラタラックスT50)を用いて分散した後、マントンゴーリン高圧ホモジナイザー(ゴーリン社製)で分散処理し、体積平均粒径200nmの離型剤粒子が分散された離型剤粒子分散液(固形分量20質量%)を得た。
〔トナー粒子(1)の作製〕
丸型ステンレス製フラスコと容器AとをチューブポンプAで接続し、チューブポンプAの駆動により容器Aに収容した収容液をフラスコへ送液し、容器Aと容器BとをチューブポンプBで接続し、チューブポンプBの駆動により容器Bに収容した収容液を容器Aへ送液する装置を準備した。そして、この装置を用いて、以下の操作を実施した。
・着色剤粒子分散液(1): 40部
・アニオン性界面活性剤(TaycaPower 銘柄BN2070M、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム): 2部
上記材料を丸型ステンレス製フラスコに入れ、0.1Nの硝酸を添加してpHを3.5に調整した後、ポリ塩化アルミニウム濃度が10質量%の硝酸水溶液30部を添加した。続いて、ホモジナイザー(IKA社製ウルトラタラックスT50)を用いて30℃において分散した後、加熱用オイルバス中で1℃/30分のペースで温度を上げながら、凝集粒子の粒径を成長させた。
第に高めながら、樹脂粒子及び離型剤粒子が分散された混合分散液を容器Aから凝集粒子形成中の丸型ステンレス製フラスコへ送液した。
フラスコへの各分散液の送液が完了し、フラスコ内の温度が48℃になった時点から30分保持し、第2凝集粒子を形成させた。
その後、樹脂粒子分散液(2)50部を緩やかに追加して1時間保持し、0.1Nの水酸化ナトリウム水溶液を添加してpHを8.5に調整した後、攪拌を継続しながら85℃まで加熱し、5時間保持した。その後、20℃/分の速度で20℃まで冷却した。
上記分散液を濾過し、イオン交換水で充分に洗浄し、乾燥させることにより、トナー粒子18を得た。
高速撹拌装置クレアミックス(エム・テクニック社製)を備えた容器中に、0.1mol/L-Na3PO4水溶液850部を添加し、回転周速33m/sで撹拌しつつ60℃に加温した。ここに1.0mol/L-CaCl2水溶液68部を添加し、微少な難水溶性分散剤Ca3(PO4)2を含む水系媒体を調製した。また、下記の材料を、プロペラ式攪拌装置を用いて混合・溶解することで溶解液を調製した。なお、下記材料を混合する際に、攪拌機の回転速度を100r/minとした。
・スチレン: 75.0部
・n-ブチルアクリレート: 25.0部
・磁性体: 90.0部
・ワックス3: 18.0部
・モノアゾ染料の鉄錯体(T-77:保土ヶ谷化学社製): 1.0部
・1,6-ヘキサンジオールジアクリレート: 0.5部
これに重合開始剤であるtert-ブチルパーオキシピバレートを10.0部投入して混合液内で溶解させることで、重合性単量体組成物を調製した。次に、上記水系媒体中に上記重合性単量体組成物を投入し、温度60℃に加熱してからクレアミックスを回転周速33m/sで回転させながら15分間造粒させた。
その後、プロペラ式攪拌装置に移して100回転/minで攪拌しつつ、温度70℃で5時間反応させた後、温度85℃まで昇温し、さらに4時間反応を行い、磁性トナー粒子を製造した。重合反応が終了した後、懸濁液を室温まで冷却した。冷却後に塩酸を添加してpHを2.0以下まで低下させることで無機微粒子を溶解させた。さらに水洗浄を数回繰り返した後、乾燥機を用いて40℃にて72時間乾燥し、その後、コアンダ効果を利用した多分割分級機を用いて分級することで、トナー粒子24を得た。トナー粒子の物性を表4に示す。
トナー粒子1(100.0部)とシリカ微粒子7(1.0部)とを、FM10C(日本コークス工業株式会社製)によって外添混合した。
外添条件は、トナー粒子の仕込み量:1.8kg、回転数:3600rpm、外添時間:30分で行った。その後、目開き200μmのメッシュで篩い、トナー1を得た。
トナー粒子、シリカ微粒子を下記表のように変更した以外は、トナー1の製造と同様の方法で、トナー2~25、比較トナー1~10を得た。
下記の方法によって、トナー1~25、比較トナー1~10における評価を行った。評価には、プロセススピードが300mm/secとなるように改造したカラーレーザープリンター(LBP-712Ci、キヤノン製)を使用した。該プリンターのシアンカートリッジのトナーを取り出して、このカートリッジにトナー18及び25をそれぞれ150g充填した。また、該プリンターのブラックカートリッジのトナーを取り出して、このカートリッジにトナー1~17、19~24及び比較トナー1~10をそれぞれ150g充填した。その後、上記のカートリッジをプリンターのステーションに装着し、以下の評価を行った。
常温常湿下(温度23℃、湿度60%RH)において、コート紙(OSコート紙W、富士ゼロックス社製、坪量127g/m2)に対して、シアントナーの画像面積率100%とブラックトナーの画像面積率100%の5cm×5cmの全黒画像をそれぞれ形成し、100枚連続出力した。
ΔE=((a*1-a*2)2+(b*1-b*2)2)0.5
ΔE=((L*1-L*2)2+(a*1-a*2)2+(b*1-b*2)2)0.5
上記ΔE値は2.0以下であれば良好であり、1.0以下であることがさらに望ましい。
高温高湿環境下(温度30℃、湿度80%RH)において、印字率0.2%となる横線画像を、2枚出力する毎に一旦停止させる間欠動作を繰り返して16、000枚のプリントアウト試験を行った。試験終了後、48時間放置させた後、再び白紙の画像をプリントアウトして、得られた画像の非画像部の反射率(%)を「REFLECTOMETER MODEL TC-6DS」(東京電色社製)で測定した。得られた反射率を、同様にして測定した未使用のプリントアウト用紙(標準紙)の反射率(%)から差し引いた数値(%)を用いて以下の基準で評価した。数値が小さい程、画像カブリが抑制されており、帯電性が良好であることを意味する。評価は、グロス紙モードで、グロス紙(HP Brochure Paper 200g,Glossy、HP社製、200g/m2)を用いて行った。C以上を良好と判断した。
(評価基準)
A:0.5%未満
B:0.5%以上1.5%未満
C:1.5%以上3.0%未満
D:3.0%以上
トナー1~25及び比較トナー1~10を用いて、以下の評価を行った。
評価は、常温常湿下(温度23℃、湿度50%RH)の環境で実施した。定着メディアにはFOX RIVER BOND紙(110g/m2)を用いた。比較的表面の凹凸が大きく、厚紙であるメディアを用いることで、後述の白抜けが発生しやすくなり、低温定着性を厳しく評価することができる。定着器は室温(25℃)に冷えた状態で、ベタ黒を100枚、連続で印字し、95~100枚におけるベタ黒画像における白抜けの個数の平均値を計測した。ベタ黒を連続で印刷することにより、定着器の熱がメディアに奪われ、十分な熱を保持していない状態となるため、トナーの低温定着性について厳しい評価となる。トナーの定着性が足りない場合、未定着トナーが白く抜けるいわゆる白抜け画像が出力される。10倍以上に拡大できる顕微鏡等を用いて、目視により、出力された画像において発生した白抜けの平均個数を観測することで評価結果の判断を行う。少ないほど、トナーの低温定着性が良好であることを示す。本評価において、白抜けの個数が10個未満になる定着器の温度により、定着性の性能を評価した。この温度が低いほど、低温定着性に優れたトナーであることを示す。
Claims (14)
- 結着樹脂及びワックスを含有するトナー粒子と、該トナー粒子表面の無機微粒子と、を含有するトナーであって、
該結着樹脂が樹脂Aを含有し、
該樹脂AのFedors法により算出されるSP値をSPa(cal/cm3)0.5とし、
該ワックスのFedors法により算出されるSP値をSPw(cal/cm3)0.5としたとき、
該SPa及び該SPwが、下記式(1)を満たし、
2.50≦SPa-SPw≦4.50・・・(1)
該無機微粒子が、シリコーンオイルで表面処理されたシリカ微粒子を含有し、
該シリカ微粒子の29Si-固体NMR測定において、
CP/MAS測定におけるQ単位の積分値を100とした際に求められるD単位の積分値をAとし、
DD/MAS測定におけるQ単位の積分値を100とした際に求められるD単位の積分値をBとしたとき、
該A及び該Bが、下記式(2)及び(3)を満たすことを特徴とするトナー。
30≦B≦60・・・(2)
4.0≦A/B≦6.0・・・(3) - 前記樹脂Aがポリエステル樹脂である請求項1に記載のトナー。
- 前記トナー粒子中の前記樹脂Aの含有割合が、0.5質量%以上である請求項1又は2に記載のトナー。
- 前記SPaが下記式(4)を満たす、請求項1~3のいずれか一項に記載のトナー。
10.50≦SPa≦12.80・・・(4) - 前記SPwが下記式(5)を満たす、請求項1~4のいずれか一項に記載のトナー。
7.90≦SPw≦9.60・・・(5) - 前記SPwが下記式(6)を満たす、請求項5に記載のトナー。
7.90≦SPw≦9.20 ・・・(6) - 前記無機微粒子は前記シリカ微粒子を含有し、
該シリカ微粒子は、表面処理前のシリカ微粒子が前記シリコーンオイルで表面処理された表面処理物であり、
該シリコーンオイルによる処理量が、該表面処理前のシリカ微粒子100質量部に対して15.0質量部以上40.0質量部以下である、請求項1~6のいずれか一項に記載のトナー。 - 前記シリコーンオイルが変性シリコーンオイルを含有する、請求項1~8のいずれか一項に記載のトナー。
- 前記無機微粒子は前記シリカ微粒子を含有し、
該シリカ微粒子は、表面処理前のシリカ微粒子が前記シリコーンオイルで表面処理された表面処理物であり、
該表面処理前のシリカ微粒子の一次粒子の個数平均粒径が5nm以上35nm以下である、請求項1~12のいずれか一項に記載のトナー。 - 前記表面処理前のシリカ微粒子の一次粒子の個数平均粒径が5nm以上30nmである、請求項1~13のいずれか一項に記載のトナー。
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