JP7529840B1 - 硫酸コバルトの製造方法 - Google Patents
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(1)不純物元素として鉄、銅、アルミニウム、マンガン、カルシウム、亜鉛、ニッケルおよびマグネシウムからなる群のうち一種以上を含む粗水酸化コバルトから硫酸コバルトを製造する方法において、
水相と有機相との体積比及び流量比を調整した連続処理によって、前記水相と前記有機相とのエマルション相を形成させ、pH調整剤として水酸化ナトリウム水溶液を使用する溶媒抽出工程を含むことを特徴とする硫酸コバルトの製造方法。
(2)前記エマルション相は、機械撹拌翼を用いて形成させることを特徴とする上記(1)に記載の硫酸コバルトの製造方法。
(3)前記溶媒抽出工程は、脱Mn工程、脱Ni工程、脱Mg工程の順に実施することを特徴とする上記(1)または(2)に記載の硫酸コバルトの製造方法。
(4)前記pH調整剤として、アンモニア水を用いないことを特徴とする上記(1)~(3)のいずれか1項に記載の硫酸コバルトの製造方法。
不純物分離工程S2:浸出スラリーES中の不純物を分離し、コバルト濃縮液CCLを得る工程。
結晶化工程S3:コバルト濃縮液CCLを結晶化し、硫酸コバルトRCを得る工程。
浸出工程S1においては、粗水酸化コバルトHRCに対し、純水を添加し、スラリー濃度(全質量のうちの固体質量)が30%程度となるようにスラリー化し、粗水酸化コバルトスラリーを得る。粗水酸化コバルトスラリーを、常圧のもと、95℃以上の温度で、還元剤および濃硫酸を添加して0.5時間程度浸出させることにより、コバルトを含み、且つ、鉄、銅、アルミニウム、マンガン、カルシウム、亜鉛、ニッケルおよびマグネシウムからなる群のうち1種以上を含む浸出スラリーESが得られる。
不純物分離工程S2では、浸出スラリーES中のコバルトと不純物とを分離し、コバルト濃縮液CCLを得る。不純物分離工程S2は、図2に示すように、脱Fe工程S21、脱Al工程S22、脱Cu工程S23、脱Mn工程S24、脱Ni工程S25、脱Mg工程S26、Co回収工程S27を含んでいる。
なお、本実施形態では、脱Mn工程S24、脱Ni工程S25、脱Mg工程S26を総称して溶媒抽出工程という。溶媒抽出工程は、脱Mn工程S24、脱Ni工程S25、脱Mg工程S26をこの順で実施することが好ましい。
脱Cu工程S23では硫化物沈殿法を採用し、銅を主な分離対象としている。
浸出工程S1で得られた浸出スラリーESに中和剤を添加し、pHを2.0~3.0の範囲に調整する。浸出スラリーESの温度は90℃以上に維持し、反応時間は3~5時間とする。浸出スラリー中のFe3+が優先的に中和され、水酸化物として沈殿し、スラリーが形成される。スラリーを固液分離することで、中和液Aと中和残渣Aとが得られる。中和残渣Aは廃棄される。
脱Fe工程S21後の中和液Aに中和剤を添加し、pHを5.0~6.0の範囲に調整する。中和液Aの温度は50℃以上に維持し、反応時間は1.5~3.5時間とする。中和液Aに含まれるアルミニウムが優先的に中和され、水酸化物として沈殿し、スラリーが形成される。スラリーを固液分離することで、中和液Bと中和残渣Bとが得られる。
脱Al工程S22後の中和液Bに硫化剤を添加し、0.5時間程度反応させる。酸化還元電位(ORP、Ag/AgCl電極基準)は-200~100mVになるように調整する。中和液Bに含まれる銅が硫化され、硫化物として沈殿し、スラリーが形成される。スラリーを固液分離することで、硫化液と硫化残渣とが得られる。
脱Mn工程S24では、硫化液(水相)とリン酸エステル系抽出剤を含有する有機溶媒A(有機相)とを接触させる際に、pH調整剤を添加して水相のpHを1.5~2.5に調整する。水相中のマンガン、カルシウム、亜鉛を有機相中に選択的に抽出し、コバルト、マグネシウム、ニッケルが濃化した抽出液Aを得る。このとき、有機相へはマンガン、カルシウム、亜鉛だけでなく、コバルトもわずかに抽出する。
脱Mn工程S24の抽出および逆抽出にエマルションフローを利用することで、ミキサーセトラーを利用した場合よりも有機相の抽出剤濃度を下げて、有機相と水相の流量比を高めることができるため、pH調整剤として水酸化ナトリウムを使用しても水酸化物の沈殿を抑制することができる。
脱Ni工程S25では、抽出液A(水相)とホスフィン酸エステル系抽出剤を含有する有機溶媒B(有機相)とを接触させる際に、pH調整剤を添加して水相のpHを4.0~4.3の範囲に調整する。これによって、水相中のコバルト、マグネシウムを有機相中に選択的に抽出し、ニッケルが濃化した抽出液Bを得る。抽出液Bは排液処理される。
脱Ni工程S25の抽出、洗浄および逆抽出にエマルションフローを利用することで、ミキサーセトラーを利用した場合よりも有機相の抽出剤濃度を下げて、有機相と水相の流量比を高めることができるため、pH調整剤として水酸化ナトリウムを使用しても水酸化物の沈殿を抑制することができる。
脱Mg工程S26では、逆抽液B(水相)とカルボン酸エステル系抽出剤を含有する有機溶媒C(有機相)とを接触させる際に、pH調整剤を添加して水相のpHを5.5~7.5の範囲に調整する。水相中のコバルトを有機相中に選択的に抽出し、マグネシウムが濃化した抽出液Cを得る。抽出液Cは排液処理される。
カルボン酸エステル系抽出剤としては、コバルトとニッケルに対して高い抽出性を有する9,9-ジメチルデカン酸を用いることが好ましい。
脱Mg工程S26の抽出、洗浄および逆抽出にエマルションフローを利用することで、ミキサーセトラーを利用した場合よりも有機相の抽出剤濃度を下げて、有機相と水相の流量比を高めることができるため、pH調整剤として水酸化ナトリウムを使用しても水酸化物の沈殿を抑制することができる。
脱Mn工程S24から得た逆抽液Aは、マンガン、カルシウム、亜鉛、コバルトを含んでいる。逆抽液Aに中和剤を加えてpHを8.2~8.8の範囲に調整する。逆抽液Aの温度は50℃以上に維持し、反応時間は1~3時間とする。逆抽液Aに含まれるコバルトが優先的に中和され、水酸化物として沈殿し、スラリーが形成される。スラリーを固液分離することで、中和液Cと中和残渣Cとが得られる。中和液Cは排液処理される。
結晶化工程S3では、コバルト濃縮液CCLから硫酸コバルトRCを得る。結晶化工程S3に使用する装置としては、特に限定されないが、冷却晶析装置を用いることができる。結晶化工程S3後に得られる硫酸コバルトRCの概略成分の例は以下の表2に示すような組成と成分である。表2において各成分の含有量は質量%で示している。
[浸出工程]
スラリー濃度30%となるようにビーカーへ粗水酸化コバルトと純水を添加し、撹拌することで粗水酸化コバルトスラリーを得た。粗水酸化コバルトの成分は以下の表3に示す通りであった。表3においてCo以外の金属成分の各含有量はCoに対する相対質量比で示している。
浸出スラリーに炭酸カルシウムスラリー(濃度25重量%)を添加し、pHを3.0に調整した。反応温度95℃、反応時間4時間の条件で中和させることにより、スラリーを形成できた。スラリーを吸引ろ過装置で固液分離することで、中和液Aと中和残渣Aとを得た。浸出スラリー中の鉄は、全量が中和残渣Aへ分離した。中和残渣Aは廃棄した。吸引ろ過装置は、ろ紙、ブフナー漏斗、濾過びん、真空ポンプ等から構成された一般的に使用されているものを使用した。
中和液Aに水酸化カルシウムスラリー(濃度25重量%)を添加し、pHを5.0に調整した。反応温度50℃、反応時間2.5時間の条件で中和させることにより、スラリーを形成できた。スラリーをシックナーで固液分離することで、中和液Bと中和残渣Bとを得た。中和液A中のアルミニウムは、全量が中和残渣Bへ分離した。中和残渣Bは浸出スラリーに戻し、溶解した。
中和液Bに硫化水素ナトリウム水溶液(濃度10重量%)を添加した。酸化還元電位100mV、反応時間0.5時間の条件で硫化させることにより、スラリーを形成できた。スラリーをシックナーで固液分離することで、硫化液と硫化残渣とを得た。中和液B中の銅は、全量が硫化残渣へ分離した。硫化残渣は浸出スラリーに戻し、溶解した。
有機溶媒A(有機相)として、抽出剤「ビス(2-エチルヘキシル)ホスフェート:D2EHPA」に希釈剤「エクソールD80(エクソンモービル社製)」を体積比1:1の割合で混合して準備した。硫化液(水相)へ水酸化ナトリウム水溶液(濃度15重量%)を添加し、pHを2.2に調整した。機械撹拌翼を備えたエマルションフロー装置を利用し、有機相とpH調整した水相とを体積比2.2:1の割合で接触させる抽出を11段、抽出後の有機相と希硫酸(濃度150g/L)を体積比2.2:1の割合で接触させる逆抽出を4段行うことで、抽出液Aと逆抽液Aとを得た。このとき、硫化液中の99.9%以上のマンガンが逆抽液Aに分配した。硫化液中のカルシウムと亜鉛との全量が逆抽液Aに分配した。また、逆抽液Aには5g/Lのコバルトが含まれていた。
有機溶媒B(有機相)として、抽出剤「ジ-(2,4,4-トリメチルペンチル)-ホスフィン酸:CYANEX272(Cytec Industries Inc.製)」に希釈剤「エクソールD80(エクソンモービル社製)」を体積比3:7の割合で混合して準備した。抽出液A(水相)へ水酸化ナトリウム水溶液(濃度15重量%)を添加し、pHを4.0に調整した。機械撹拌翼を備えたエマルションフロー装置を利用し、有機相とpH調整した水相とを体積比8.1:1の割合で接触させる抽出を7段、抽出後の有機相と希硫酸(濃度100g/L)とを体積比8.1:1の割合で接触させる洗浄を2段、洗浄後の有機相と希硫酸(濃度100g/L)とを体積比8.1:1の割合で接触させる逆抽出を3段行うことで、抽出液B、洗浄後液B、逆抽液Bを得た。このとき、抽出液A中の99%以上のコバルトおよび99.9%以上のニッケルが逆抽液Bに分配した。脱Cu工程で使用した硫化剤由来のナトリウム、脱Mn工程、脱Ni工程でしたpH調整剤由来のナトリウム、Co回収工程で使用した中和剤由来のナトリウムの99%が抽出液Bに分配した。
有機溶媒C(有機相)として、抽出剤「9,9-ジメチルデカン酸:Versatic acid-10(Hexion Management (Shanghai) Co., Ltd.製)」に希釈剤「エクソールD80(エクソンモービル社製)」を体積比4:6の割合で混合して準備した。逆抽液B(水相)へ水酸化ナトリウム水溶液(濃度15重量%)を添加し、pHを5.95に調整した。機械撹拌翼を備えたエマルションフロー装置を利用し、有機相とpH調整した水相とを体積比3.6:1の割合で接触させる抽出を7段、抽出後の有機相と希硫酸(濃度100g/L)とを体積比3.6:1の割合で接触させる洗浄を5段、洗浄後の有機相と希硫酸(濃度300g/L)とを体積比3.6:1の割合で接触させる逆抽出を3段行うことで、抽出液Cとコバルト濃縮液を得た。このとき、逆抽液B中の99.9%以上のコバルトがコバルト濃縮液に分配した。脱Mg工程で使用したpH調整剤由来のナトリウムおよび逆抽液B中のナトリウムの99.9%が、抽出液Cに分配した。抽出液Cは、排液処理工程に移送された。
逆抽液Aに水酸化ナトリウム水溶液(濃度25重量%)を添加してフリー硫酸を中和した後、水酸化カルシウムスラリー(濃度25重量%)を添加し、pHを8.6に調整した。反応温度50℃、反応時間2時間の条件で中和させることにより、スラリーを形成できた。スラリーを吸引ろ過装置で固液分離することで、中和液Cと中和残渣Cを得た。逆抽液A中のコバルトは、全量が中和残渣Cへ分離した。中和液Cは排液処理した。吸引ろ過装置は、ろ紙、ブフナー漏斗、濾過びん、真空ポンプ等から構成された一般的に使用されているものを使用した。中和残渣Cは浸出スラリーに戻し、溶解した。
コバルト濃縮液を冷却晶析装置で結晶化させ、硫酸コバルトを得た。実施例の製造方法で得た硫酸コバルトの成分は、以下の表5に示す通りであった。表5において各成分の含有量は質量%で示している。
図3に示すように、比較例では、粗水酸化コバルトから硫酸コバルトを得るにあたり、浸出工程、脱Fe工程、脱Al工程、脱Cu工程、脱Mn工程、脱Mg工程、脱Ni工程、Co回収工程、結晶化工程を含んでいる。比較例の浸出工程、脱Fe工程、脱Al工程、脱Cu工程、Co回収工程、結晶化工程は、実施例に準じる。比較例の脱Mn工程、脱Mg工程、脱Ni工程は、溶媒抽出工程をこの順で行った点やpH調整剤としてアンモニア水を使用した点などが、実施例と異なる。
以下に、比較例における脱Mn工程、脱Mg工程、脱Ni工程を説明する。
有機溶媒(有機相)として、抽出剤「ビス(2-エチルヘキシル)ホスフェート:D2EHPA」に希釈剤「エクソールD80(エクソンモービル社製)」を体積比4:1の割合で混合して準備した。硫化液(水相)へアンモニア水(濃度30重量%)を添加し、pHを2.2に調整した。ミキサーセトラーを利用し、有機相とpH調整した水相を体積比1~1.1:1の割合で接触させる抽出を12段、抽出後の有機相と後述の脱Mg工程の第2逆抽出後に得られた逆抽液を体積比10~11:1の割合で接触させる第1逆抽出を2段、第1逆抽出後の有機相と希硫酸(濃度150g/L)を体積比10~11:1の割合で接触させる第2逆抽出を1段行った。1回目の逆抽出後に得られた逆抽液は、Co回収工程に利用した。2回目の逆抽出後に得られた逆抽液は、浸出工程に戻した。
有機溶媒(有機相)として、抽出剤「9,9-ジメチルデカン酸:Versatic acid-10(Hexion Management (Shanghai) Co., Ltd.製)」に希釈剤「エクソールD80(エクソンモービル社製)」を体積比1:1の割合で混合して準備した。脱Mn工程で得られた抽出液(水相)へアンモニア水(濃度30重量%)を添加し、pHを6.25に調整した。ミキサーセトラーを利用し、有機相とpH調整した水相を体積比1.4:1の割合で接触させる抽出を5段、抽出後の有機相と希硫酸(濃度150g/L)とを体積比9:1の割合で接触させる第1洗浄を2段、第2洗浄を2段、第2洗浄後の有機相と後述の脱Ni工程の第2逆抽出後に得られた逆抽液を体積比2:1の割合で接触させる第1逆抽出を2段、第1逆抽出後の有機相と希硫酸(濃度150g/L)を体積比2:1の割合で接触させる第2逆抽出を1段行った。抽出後に得られた抽出液は、アンモニア回収を伴う排液処理を行った。第2逆抽出後に得られた逆抽液は、前述の脱Mn工程の第1逆抽出に利用した。
有機溶媒(有機相)として、抽出剤「ジ-(2,4,4-トリメチルペンチル)-ホスフィン酸:CYANEX272(Cytec Industries Inc.製)」に希釈剤「エクソールD80(エクソンモービル社製)」を体積比1:1の割合で混合して準備した。脱Mg工程の第1逆抽出で得られた逆抽液(水相)へアンモニア水(濃度30重量%)を添加し、pHを4.6に調整した。ミキサーセトラーを利用し、有機相とpH調整した水相を体積比2.4:1の割合で接触させる抽出を6段、抽出後の有機相と希硫酸(濃度150g/L)を体積比3.4:1の割合で接触させる第1逆抽出を2段、第1逆抽出後の有機相と希硫酸(濃度150g/L)を体積比2.4:1の割合で接触させる第2逆抽出を1段行った。抽出後に得られた抽出液は、アンモニア回収を伴う排液処理を行った。第2逆抽出後に得られた逆抽液は、前述の脱Mg工程の第1逆抽出に利用した。第1逆抽出後に得られたコバルト濃縮液は、結晶化工程に利用した。
Claims (6)
- 不純物元素として鉄、銅、アルミニウム、マンガン、カルシウム、亜鉛、ニッケルおよびマグネシウムからなる群のうち一種以上を含む粗水酸化コバルトから硫酸コバルトを製造する方法において、
水相と有機相との体積比及び流量比を調整した連続処理によって、前記水相と前記有機相とのエマルション相を形成させ、pH調整剤として水酸化ナトリウム水溶液を使用する溶媒抽出工程を含むことを特徴とする硫酸コバルトの製造方法。 - 前記エマルション相は、機械撹拌翼を用いて形成させることを特徴とする請求項1に記載の硫酸コバルトの製造方法。
- 前記溶媒抽出工程は、脱Mn工程、脱Ni工程、脱Mg工程の順に実施することを特徴とする請求項1に記載の硫酸コバルトの製造方法。
- 前記溶媒抽出工程は、脱Mn工程、脱Ni工程、脱Mg工程の順に実施することを特徴とする請求項2に記載の硫酸コバルトの製造方法。
- 前記pH調整剤として、アンモニア水を用いないことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の硫酸コバルトの製造方法。
- 前記pH調整剤として、アンモニア水を用いないことを特徴とする請求項4に記載の硫酸コバルトの製造方法。
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