JP7505625B1 - ダブルデッキエレベータ - Google Patents
ダブルデッキエレベータ Download PDFInfo
- Publication number
- JP7505625B1 JP7505625B1 JP2023099469A JP2023099469A JP7505625B1 JP 7505625 B1 JP7505625 B1 JP 7505625B1 JP 2023099469 A JP2023099469 A JP 2023099469A JP 2023099469 A JP2023099469 A JP 2023099469A JP 7505625 B1 JP7505625 B1 JP 7505625B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- car
- braking
- gap
- control unit
- period
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
- Elevator Control (AREA)
Abstract
Description
かご装置として、駆動装置により昇降路内を昇降する外かご枠と、外かご枠内において上下に間隔を空けて配置され、少なくとも一方が外かご枠に上下方向に移動可能に支持され、それぞれがドア開閉装置によりかごドアを開閉する2つの内かごと、駆動装置とは別に設けられて2つの内かごの間隔を可変とする間隔可変装置とを備えるダブルデッキエレベータであって、
間隔可変装置とは別に設けられて内かごの縦振動に対する制動装置と、
駆動装置、ドア開閉装置、間隔可変装置及び制動装置をそれぞれ制御するとともに、間隔可変装置により2つの内かごの間隔を変更する間隔変更処理及び制動装置により内かごを制動する制動処理を実行する制御部とを備え、
制御部は、かご装置が走行している期間において、間隔変更処理を実行するとともに、当該期間のうち間隔変更処理を実行しない期間は、制動処理を実行する
ダブルデッキエレベータである。
かご装置として、駆動装置により昇降路内を昇降する外かご枠と、外かご枠内において上下に間隔を空けて配置され、少なくとも一方が外かご枠に上下方向に移動可能に支持され、それぞれがドア開閉装置によりかごドアを開閉する2つの内かごと、駆動装置とは別に設けられて2つの内かごの間隔を可変とする間隔可変装置とを備えるダブルデッキエレベータであって、
間隔可変装置とは別に設けられて内かごの縦振動に対する制動装置と、
駆動装置、ドア開閉装置、間隔可変装置及び制動装置をそれぞれ制御するとともに、間隔可変装置により2つの内かごの間隔を変更する間隔変更処理及び制動装置により内かごを制動する制動処理を実行する制御部とを備え、
制御部は、かご装置が加速又は減速している期間において、間隔変更処理を実行するとともに、当該期間のうち間隔変更処理を実行しない期間は、制動処理を実行する
ダブルデッキエレベータである。
制御部は、制動装置に対して作動停止指令を発出した後、タイムラグを設けて間隔可変装置に対して作動指令を発出する制御と、2つの内かごの間隔が所望の値になることで、間隔可変装置に対して作動停止指令を発出した後、タイムラグを設けて制動装置に対して作動指令を発出する制御とを実行する
との構成を採用することができる。
制御部は、かご装置が走行している期間における後続側の内かごに対する空気抵抗を減らすための、2つの内かごの間隔を小さくする間隔変更処理と、通常の階床間距離調整のための間隔変更処理とを実行する
との構成を採用することができる。
制御部は、2つの内かごの少なくとも一方がかごドアを開放している期間は、制動処理を実行する
との構成を採用することができる。
駆動制御方法1のタイミングチャートを図4に示す。まず、ダブルデッキエレベータの駆動制御方法の基本的な部分として、かご装置3は、どのエレベータもそうであるように、昇降と停止を繰り返し、乗客を所定の階から他の階に搬送する。あくまでも一例であるが、下かご6が1階に停止し、上かご5が2階に停止するように、かご装置3が停止し、乗客の乗り降りが終わると、次に、下かご6が3階に停止し、上かご5が4階に停止するように、かご装置3が上昇し、停止する、という具合で乗客を搬送する。この一連の処理は、制御部9が、駆動装置8に対し、かご加速指令(かご走行指令)、かご定速指令(かご走行指令)、かご減速指令(かご停止指令)の一連の指令の発出を繰り返すとともに、かご装置3が階床に停止している間に、ドア開閉装置に対し、かごドアの戸開指令及びしかる後の戸閉指令を発出することにより、実行される。このシーケンスは、以下に説明する駆動制御方法2~5においても同様である。
駆動制御方法2のタイミングチャートを図5に示す。駆動制御方法2では、制御部9は、かご加速期間において、間隔変更処理及び制動停止処理を実行する。あるいは、制御部9は、かご加速期間からかご定速期間に跨って、間隔変更処理及び制動停止処理を実行するようにしてもよい。
駆動制御方法3のタイミングチャートを図6に示す。駆動制御方法3では、制御部9は、かご減速期間において、間隔変更処理及び制動停止処理を実行する。あるいは、制御部9は、かご定速期間からかご減速期間に跨って、間隔変更処理及び制動停止処理を実行するようにしてもよい。
駆動制御方法4のタイミングチャートを図7に示す。駆動制御方法4では、制御部9は、かご停止期間のうち、かごドア開放期間後の期間において、1回目の間隔変更処理及び制動停止処理を実行し、この後のかご減速期間において、2回目の間隔変更処理及び制動停止処理を実行する。あるいは、1回目の間隔変更処理及び制動停止処理については、制御部9は、かご停止期間のうち、かごドア開放期間後の期間からかご加速期間に跨って、又は、かご加速期間において、1回目の間隔変更処理及び制動停止処理を実行するようにしてもよい。2回目の間隔変更処理及び制動停止処理については、制御部9は、かご定速期間からかご減速期間に跨って、又は、かご定速期間において、又は、かご加速期間からかご定速期間に跨って、又は、かご加速期間において、2回目の間隔変更処理及び制動停止処理を実行するようにしてもよい。
駆動制御方法5のタイミングチャートを図8に示す。駆動制御方法5では、制御部9は、かご停止期間のうち、かごドア開放期間前の期間において、間隔変更処理及び制動停止処理を実行する。
Claims (5)
- かご装置として、駆動装置により昇降路内を昇降する外かご枠と、外かご枠内において上下に間隔を空けて配置され、少なくとも一方が外かご枠に上下方向に移動可能に支持され、それぞれがドア開閉装置によりかごドアを開閉する2つの内かごと、駆動装置とは別に設けられて2つの内かごの間隔を可変とする間隔可変装置とを備えるダブルデッキエレベータであって、
間隔可変装置とは別に設けられて内かごの縦振動に対する制動装置と、
駆動装置、ドア開閉装置、間隔可変装置及び制動装置をそれぞれ制御するとともに、間隔可変装置により2つの内かごの間隔を変更する間隔変更処理及び制動装置により内かごを制動する制動処理を実行する制御部とを備え、
制御部は、かご装置が走行している期間において、間隔変更処理を実行するとともに、当該期間のうち間隔変更処理を実行しない期間は、制動処理を実行する
ダブルデッキエレベータ。 - かご装置として、駆動装置により昇降路内を昇降する外かご枠と、外かご枠内において上下に間隔を空けて配置され、少なくとも一方が外かご枠に上下方向に移動可能に支持され、それぞれがドア開閉装置によりかごドアを開閉する2つの内かごと、駆動装置とは別に設けられて2つの内かごの間隔を可変とする間隔可変装置とを備えるダブルデッキエレベータであって、
間隔可変装置とは別に設けられて内かごの縦振動に対する制動装置と、
駆動装置、ドア開閉装置、間隔可変装置及び制動装置をそれぞれ制御するとともに、間隔可変装置により2つの内かごの間隔を変更する間隔変更処理及び制動装置により内かごを制動する制動処理を実行する制御部とを備え、
制御部は、かご装置が加速又は減速している期間において、間隔変更処理を実行するとともに、当該期間のうち間隔変更処理を実行しない期間は、制動処理を実行する
ダブルデッキエレベータ。 - 制御部は、制動装置に対して作動停止指令を発出した後、タイムラグを設けて間隔可変装置に対して作動指令を発出する制御と、2つの内かごの間隔が所望の値になることで、間隔可変装置に対して作動停止指令を発出した後、タイムラグを設けて制動装置に対して作動指令を発出する制御とを実行する
請求項1又は請求項2に記載のダブルデッキエレベータ。 - 制御部は、かご装置が走行している期間における後続側の内かごに対する空気抵抗を減らすための、2つの内かごの間隔を小さくする間隔変更処理と、通常の階床間距離調整のための間隔変更処理とを実行する
請求項1又は請求項2に記載のダブルデッキエレベータ。 - 制御部は、2つの内かごの少なくとも一方がかごドアを開放している期間は、制動処理を実行する
請求項1又は請求項2に記載のダブルデッキエレベータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023099469A JP7505625B1 (ja) | 2023-06-16 | 2023-06-16 | ダブルデッキエレベータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023099469A JP7505625B1 (ja) | 2023-06-16 | 2023-06-16 | ダブルデッキエレベータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP7505625B1 true JP7505625B1 (ja) | 2024-06-25 |
JP2024180045A JP2024180045A (ja) | 2024-12-26 |
Family
ID=91586689
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023099469A Active JP7505625B1 (ja) | 2023-06-16 | 2023-06-16 | ダブルデッキエレベータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7505625B1 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000344430A (ja) | 1999-06-07 | 2000-12-12 | Toshiba Corp | ダブルデッキエレベータ |
JP2020132343A (ja) | 2019-02-18 | 2020-08-31 | フジテック株式会社 | ダブルデッキエレベータ |
-
2023
- 2023-06-16 JP JP2023099469A patent/JP7505625B1/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000344430A (ja) | 1999-06-07 | 2000-12-12 | Toshiba Corp | ダブルデッキエレベータ |
JP2020132343A (ja) | 2019-02-18 | 2020-08-31 | フジテック株式会社 | ダブルデッキエレベータ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2024180045A (ja) | 2024-12-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5855254B2 (ja) | エレベータの釣合おもり装置 | |
JP5009615B2 (ja) | エレベータ | |
JP5577275B2 (ja) | 床高さ調節機構付きエレベーター | |
JP2014101230A (ja) | エレベータ | |
JPWO2002072461A1 (ja) | エレベータ装置 | |
CN101891089A (zh) | 电梯设备 | |
KR100934310B1 (ko) | 엘리베이터 장치 | |
JP4260288B2 (ja) | ダブルデッキエレベータ | |
JP7505625B1 (ja) | ダブルデッキエレベータ | |
JP4262824B2 (ja) | ダブルデッキエレベータ装置 | |
KR20140035485A (ko) | 더블-데크 엘리베이터 | |
JP2003312960A (ja) | エレベータ装置 | |
JPWO2005105652A1 (ja) | エレベータ装置 | |
KR100932583B1 (ko) | 엘리베이터 장치 | |
JP5932081B1 (ja) | エレベータのランニングクリアランス閉塞装置 | |
JP7603883B2 (ja) | エレベータのかご装置 | |
WO2017141438A1 (ja) | エレベータ装置 | |
WO2004076323A1 (en) | Elevator with variable drag for car and counterweight | |
JP7655569B2 (ja) | エレベーターシステム | |
KR100923607B1 (ko) | 엘리베이터 장치 | |
WO2022039091A1 (ja) | エレベーターシステム | |
JP4530473B2 (ja) | ダブルデッキエレベーター | |
KR100752860B1 (ko) | 엘리베이터 장치 | |
WO2022027882A1 (zh) | 轿厢阻尼装置的控制方法 | |
WO2020044550A1 (ja) | エレベータ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230616 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20240119 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20240315 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20240514 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240527 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7505625 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |