JP7504454B2 - 天井構造 - Google Patents
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Description
このような屋根構造では、横梁の長手方向に対して直交する方向に折板が敷設されている。また、横梁は、屋根材の形状等から3~5mの間隔で構築されるため、タイトフレームの取付、屋根材の敷設等の作業時に室内側に足場を設置するためスペースが必要となる。
また、この場合の天井構造は、一般に、前記屋根構造の施工とは、別々に行われている。
そのため、屋根を施工した後に、体育館などで、天井施工を行おうとすると、その天井施工のみで、足場などが必要であった。
また、特許文献2には、天井材の側縁を取り付けるための支持具と、外装材を取り付けるための支持具とがほぼ同一位置に二階建て状に固定された構造が提案されている。
しかも、保持部材と同様に下地に立設される支持部材に支持されて屋根面が形成される外装材を含むので、この外装材にて形成される屋根面も、天井材にて形成される天井面も、相互に全く制限を与えないし受けないため、適宜に縦葺きでも横葺きでも任意に選択できる。
前記支持台部は、その大きさ(幅長)を限定するものではなく、隣り合う天井材の支持面部を載置させた状態でビス等の固定具を打ち込むことができるものであればよい。
そのため、この保持部材としては、後述する図示実施例にも示すようにC形鋼等の型鋼を用いてもよいし、或いは板状材を適宜に折り曲げて用いてもよい。
後述する図3及び図4に示す図示実施例には、保持部材の支持台部上にて天井材の支持面部同士を重合状に接続した部分を取付下地面として屋根構造を施工した例を示している。
この支持面部は、前記保持部材の支持台部上にて重合状に載置されるので、左右の一方が下方に位置し、他方が上方に位置するとすれば、下方の支持面部は、支持台部の幅長より僅かに大きく形成され、上方の支持面部は、それ(下方の支持面部の幅長)より大きく形成されればよい。
しかも、保持部材と同様に下地に立設される支持部材に支持されて屋根面を形成する外装材を含むので、この外装材にて形成される屋根面も、天井材にて形成される天井面も、相互に全く制限を与えないし受けないため、適宜に縦葺きでも横葺きでも任意に選択できる。
特に屋根側から施工できるため、室内側に足場等も必要としないので、足場のための巨大なスペースも足場形成のための膨大な費用も必要とすることがない。
なお、面板部11の左右に形成される立上り部、支持面部、折下げ部は、重合させる際に上面側になる側(図面では左側)を12,13,14とし、下面側になる側(図面では右側)を12',13',14'として区別した。
また、この天井材1の立上り部12,12'及び支持面部13,13'は、前記面板部11の側端が立ち上げられて更に外側へ延在させたものであり、その端縁を更に折り下げて係止片14,14'としている。
即ち当該第1実施例では、面板部11の左右に、支持面部13,13'と折下げ部14,14'とで、それぞれ下方が開放する狭幅の溝状(ワ字状)が形成されるので、上方から保持部材2の支持台部21に嵌合状に取り付けることができる。また、面板部11と立上り部12,12'とで、上方が開放する広幅の溝状が形成されるので、断熱材6を、上方から落とし込むように嵌合状に取り付けることができる。
なお、図2(b)に示すように前記支持台部21には、予め固定具1bを打ち込むための固定孔211が形成されている。
なお、下地3は、横梁である躯体であって、H鋼材等からなる。
このうちタイトフレーム4Aは、水平状の頂部41の左右に足長の脚状部42,42が備えられ、その下端が下地3への固定部43,43を有する構成であり、受け金具4Bは、外装材5を係合させて取り付けることができる係合部44を備える構成であり、連結金具4Cは、タイトフレーム4Aの頂部41に、受け金具4Bを連結するボルトナットである。
なお、図中の符号53は、支持部材4(受け金具4B)へ係合される部位、即ち被係合部を簡易的に指しているが、この被係合部53とは、詳細には図2(c)に示すように外側へ膨出させた部分に形成される下方く字状部分53aと、上方く字状部分53bとを併せたものである。なお、符号54は、受け金具4Bの上面に取り付けられる載置部であって、符号55,56は、側端を重合してかしめ(巻き締め)する部位(かしめ部)を指している。また、前記面板部51が谷状部を形成するが、隣り合う外装材5,5の立ち上がり部52,52にて山状部が形成される。
その後、前記構成の外装材5を、支持部材4,4間に敷設して左右に隣り合う外装材5,5を接続して屋根面としているが、勿論ながら、この屋根面の施工も全て屋根側(上方側)から作業されている。
しかも、保持部材2と同様に下地3に立設される支持部材4に支持されて屋根面が形成される外装材5を含むので、この外装材5にて形成される屋根面も、天井材1にて形成される天井面も、相互に全く制限を与えないし受けないため、適宜に縦葺きでも横葺きでも任意に選択できる。
[参考例1]
なお、保持部材2の支持台部21上にて天井材1,1の支持面部13,13'同士を重合状に接続した部分が異なる屋根面の取付下地面となっている。
前記横葺き外装構造は、その裏面側に裏打ち材7cを配した横葺き外装材である外装材7Aがバックアップ材7Bと共に配されており、流れ方向(図面の左右方向)に隣り合う外装材7A,7Aの面板部71の水下側、水上側にそれぞれ形成された水下側成形部72及び水上側成形部73が係合して施工されている。
前記下地層は、流れ方向に沿って配した連続支持材8Aと、該連続支持材8A,8A間に配された断熱材8Bと、固定金具8Cと、からなる構造であって、連続支持材8Aの上面に固定した吊子7dにて取り付けた構造である。前記連続支持材8Aは、断面が逆U字状の連続材であって、それに跨るように配される固定金具8Cにて取付下地面(保持部材2の支持台部21上で、天井材1,1の支持面部13,13'同士が重合状に接続されている部分)に固定されている。なお、この固定金具8Cの固定は、天井材1,1の支持面部13,13'同士を接続する固定具1bを用いて(流用して)いる。
[参考例2]
即ちこの参考例2における天井材1Cは、前記のように面板部16の左右の立上り部17,17'を備え、該立上り部17,17'の上端から前記保持部材2C側へ延在してその上フランジ2d上にて載置される支持面部18,18'、該支持面部18,18'の先端が折り下げられた折下げ部19,19'、を備えている。
なお、この参考例2における保持部材2Cは、前記のようにC形鋼であるから、その上フランジ2dが水平状の横片である支持台部であって、ウエブ2eが垂直状縦片である脚部であって、下フランジ2fが水平状横片である固定部であるが、連続材でも短幅材でもよい。
また、この保持部材2Cには、その下フランジ2fを室内側から隠す化粧材9が取り付けられている。
特にこの第2実施例では、保持部材2CとしてC形鋼を用いているため、支持強度が極めて高く、この天井構造の上に形成する屋根構造の安定性も高いものとなる。
なお、保持部材2Cの上フランジ(支持台部)2d上にて天井材1C,1Cの支持面部18,18'同士を重合状に接続した部分が前記横葺き外装構造の取付下地面となっている。
また、この天井材1Cの係合部171,171'は、前述のように保持部材2Cに係合する部位でもないし、化粧材や吊り金具等が取り付ける部位でもなく、立上り部17,17'を側方から保持部材2Cへ押し付ける押し付け部分である。即ちこの係合部171,171'は、前記化粧材9の押し付け部分921と同様に、側方から強く押圧する際の変形防止として機能する。
11,11",16 面板部
12,12',17,17' 立上り部
13,13',18,18' 支持面部
14,14',19,19' 折下げ部
2,2C 保持部材
21,2d 支持台部
22 脚部
23 固定部
3 下地(躯体、横梁)
4A 下部支持部材(タイトフレーム)
4B 上部支持部材(受け金具)
5 外装材
6 断熱材
7A 外装材(横葺き外装材)
7B バックアップ材
7c 裏打ち材
7d 吊子
8A 連続支持材
8B 断熱材
8C 固定金具
9 化粧材
Claims (2)
- 下地に立設される水平状の支持台部を備える保持部材と、面板部の左右に、上方へ立ち上げられた立上り部、該立上り部の上端から前記支持台部側へ延在して該支持台部上にて載置される支持面部、該支持面部の先端が折り下げられた折下げ部、を備える天井材と、
前記下地に立設される支持部材に支持されて屋根面が形成される外装材と、からなる天井構造であって、
前記保持部材の前記支持台部上にて、左右に隣り合う前記天井材の前記支持面部が重合状に接続されていることを特徴とする天井構造。 - 前記天井材の前記面板部が多孔性であることを特徴とする請求項1に記載の天井構造。
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