用語「脂肪族」または「脂肪族基」は、本明細書で使用する場合、完全に飽和であるか、または1つもしくは複数の不飽和単位を含有する、直鎖状(すなわち、非分岐状)または分岐状の置換または無置換の炭化水素鎖、あるいは完全に飽和であるか、または1つもしくは複数の不飽和単位を含有するが、芳香族ではない単環式炭化水素または二環式炭化水素(本明細書において、「炭素環」、「脂環式」または「シクロアルキル」とも称される)を意味し、これらは、分子の残りへの結合点を1つ有する。別段の指定がない限り、脂肪族基は、1~6個の脂肪族炭素原子を含有する。いくつかの実施形態において、脂肪族基は、1~5個の脂肪族炭素原子を含有する。他の実施形態において、脂肪族基は、1~4個の脂肪族炭素原子を含有する。さらに他の実施形態において、脂肪族基は、1~3個の脂肪族炭素原子を含有し、さらに他の実施形態において、脂肪族基は、1~2個の脂肪族炭素原子を含有する。いくつかの実施形態において、「脂環式」(または「炭素環」もしくは「シクロアルキル」)とは、完全に飽和であるか、または1つもしくは複数の不飽和単位を含有するが、芳香族ではない単環式C3~C6炭化水素を指し、これは、分子の残りへの1つの結合点を有する。好適な脂肪族基には、以下に限定されないが、線状もしくは分岐状の、置換または無置換アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、および(シクロアルキル)アルキル、(シクロアルケニル)アルキルまたは(シクロアルキル)アルケニルなどのそれらの混成体が含まれる。
用語「ヘテロ原子」は、酸素、硫黄、窒素、リンまたはケイ素(窒素、硫黄、リンまたはケイ素の任意の酸化形態、任意の塩基性窒素の四級化形態、または複素環式環の置換可能な窒素、例えば、N(3,4-ジヒドロ-2H-ピロリルにおけるような)、NH(ピロリジニルにおけるような)またはNR+(N-置換ピロリジニルにおけるような)を含めて)のうちの1つまたは複数を意味する。
用語「アルケニレン」とは、二価のアルケニル基を指す。置換アルケニレン鎖は、1個または複数の水素原子が置換基により置き換えられている、少なくとも1つの二重結合を含有するポリメチレン基である。好適な置換基には、置換脂肪族基に関して以下に記載されているものが含まれる。
単独で、または「アラルキル」、「アラルコキシ」もしくは「アリールオキシアルキル」におけるような、より大きな部分の一部として使用されている、用語「アリール」は、合計が5~14個の環員を有する単環式環系または二環式環系であって、これらの系中の少なくとも1つの環は芳香族であり、これらの系中の各環は、3~7個の環員を含有するものを指す。用語「アリール」は、用語「アリール環」と互換的に使用することができる。本発明のある種の実施形態において、「アリール」とは、以下に限定されないが、1つまたは複数の置換基を有してもよい、フェニル、ビフェニル、ナフチル、アントラシルなどを含む、芳香族環系を指す。同様に、用語「アリール」の範囲内には、本明細書において使用されている場合、インダニル、フタルイミジル、ナフトイミジル、フェナントリジニルまたはテトラヒドロナフチルなどの、芳香族環が1つまたは複数の非芳香族環に縮合している基も含まれる。
単独で、またはより大きな部分、例えば、「ヘテロアラルキル」または「ヘテロアラルコキシ」の一部として使用されている、用語「ヘテロアリール」および「ヘテロアラ-(heteroar-)」は、5~10個の環原子、好ましくは5個、6個または9個の環原子を有しており、環式配列中に共有されている6個、10個または14個のπ電子を有し、かつ炭素原子に加えて、1~5個のヘテロ原子を有する基を指す。用語「ヘテロ原子」とは、窒素、酸素または硫黄を指し、窒素または硫黄の任意の酸化形態、および塩基性窒素の任意の四級化形態を含む。ヘテロアリール基には、非限定的に、チエニル、フラニル、ピロリル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、チアジアゾリル、ピリジル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニル、インドリジニル、プリニル、ナフチリジニル、およびプテリジニルが含まれる。用語「ヘテロアリール」および「ヘテロアラ-(heteroar-)」はまた、本明細書で使用する場合、複素芳香族環が、1つまたは複数のアリール環、脂環式環またはヘテロシクリル環に縮合している基であって、ラジカルまたは結合点が複素芳香族環上に存在するものを含む。非限定例には、インドリル、イソインドリル、ベンゾチエニル、ベンゾフラニル、ジベンゾフラニル、インダゾリル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾチアゾリル、キノリル、イソキノリル、シンノリニル、フタラジニル、キナゾリニル、キノキサリニル、4H-キノリジニル、カルバゾリル、アクリジニル、フェナジニル、フェノチアジニル、フェノキサジニル、テトラヒドロキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、およびピリド[2,3-b]-1,4-オキサジン-3(4H)-オンが含まれる。ヘテロアリール基は、単環式または二環式とすることができる。用語「ヘテロアリール」は、用語「ヘテロアリール環」、「ヘテロアリール基」または「複素芳香族」と互換的に使用することができ、これらの用語のいずれも、必要に応じて置換されている環を含む。用語「ヘテロアラルキル」は、ヘテロアリールによって置換されているアルキル基を指し、アルキルおよびヘテロアリール部分は、独立して、必要に応じて置換されている。
本明細書で使用する場合、用語「複素環」、「ヘテロシクリル」、「複素環式ラジカル」および「複素環式環」は、互換的に使用され、飽和しているかまたは部分不飽和であるかのいずれかの、安定な5~7員の単環式または7~10員の二環式の複素環式部分であって、炭素原子に加えて、1個または複数の、好ましくは1~4個の上で定義したヘテロ原子を有する、複素環式部分を指す。複素環の環原子を参照して使用する時、用語「窒素」は、置換されている窒素を含む。一例として、酸素、硫黄または窒素から選択される0~3個のヘテロ原子を有する、飽和または部分不飽和な環では、窒素は、N(3,4-ジヒドロ-2H-ピロリルにおけるような)、NH(ピロリジニルにおけるような)または+NR(N-置換ピロリジニルにおけるような)であってもよい。
複素環式環は、安定な構造をもたらす、任意のヘテロ原子または炭素原子において、そのペンダント基に結合され得、これらの環原子のいずれも、必要に応じて置換され得る。このような飽和または部分不飽和な複素環式ラジカルの例には、非限定的に、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロチオフェニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピロリニル、テトラヒドロキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、デカヒドロキノリニル、オキサゾリジニル、ピペラジニル、ジオキサニル、ジオキソラニル、ジアゼピニル、オキサゼピニル、チアゼピニル、モルホリニル、およびキヌクリジニルが含まれる。用語「複素環」、「ヘテロシクリル」、「ヘテロシクリル環」、「複素環式基」、「複素環式部分」および「複素環式ラジカル」は、本明細書において互換的に使用され、同様に、インドリニル、3H-インドリル、クロマニル、フェナントリジニルまたはテトラヒドロキノリニルなどの、ヘテロシクリル環が1つまたは複数のアリール、ヘテロアリールまたは脂環式環に縮合している基を含む。ヘテロシクリル基は、単環式または二環式とすることができる。用語「ヘテロシクリルアルキル」とは、ヘテロシクリルによって置換されているアルキル基を指し、アルキルおよびヘテロシクリル部分は、独立して、必要に応じて置換されている。
本明細書で使用する場合、用語「部分不飽和な」とは、少なくとも1つの二重結合または三重結合を含む、環部分を指す。用語「部分不飽和な」は、複数の不飽和部位を有する環を包含することが意図されているが、本明細書において定義されている、アリール部分またはヘテロアリール部分を含むことは意図されていない。
本明細書に記載されている通り、本発明の化合物は、「必要に応じて置換されている」部分を含有してもよい。一般に、用語「置換されている」とは、用語「必要に応じて」が前に付いていようがいなかろうが、指定部分の1個または複数の水素が好適な置換基により置き換えられていることを意味する。特に示さない限り、「必要に応じて置換されている」基は、この基のそれぞれの置換可能な位置に好適な置換基を有することがあり、任意の所与の構造中の1つより多くの位置が、特定の群から選択される1つより多くの置換基により置換され得る場合、この置換基は、各位置において、同一であってもよく、または異なっていてもよい。本発明によって想起される置換基の組合せは、好ましくは、安定なまたは化学的に実現可能な化合物の形成をもたらすものである。用語「安定な」とは、本明細書で使用する場合、その生成、検出、ならびにある種の実施形態において、本明細書において開示されている1つまたは複数の目的のための、その回収、精製および使用を可能にする条件が施されても、実質的に変質しない化合物を指す。
本明細書で使用する場合、用語「薬学的に受容可能な塩」は、妥当な医療的判断の範囲内で、過度の毒性、刺激、アレルギー反応などがなく、ヒトおよび下等動物の組織に接触させて使用するのに好適であり、かつ妥当な利益/リスク比に見合う塩を意味する。薬学的に受容可能な塩は、当技術分野において周知である。例えば、S.M.Bergeらが、参照により本明細書に組み込まれている、J.Pharmaceutical Sciences、1977年、66巻、1~19頁に薬学的に受容可能な塩を詳細に記載している。本発明の化合物の薬学的に受容可能な塩は、好適な無機酸および有機酸、ならびに無機塩基および有機塩基から誘導されるものを含む。薬学的に受容可能な非毒性の酸付加塩の例は、塩酸、臭化水素酸、リン酸、硫酸および過塩素酸などの無機酸と共に、または酢酸、シュウ酸、マレイン酸、酒石酸、クエン酸、コハク酸もしくはマロン酸などの有機酸と共に、またはイオン交換などの当技術分野において使用されている他の方法を使用することにより形成される、アミノ基の塩である。他の薬学的に受容可能な塩には、アジピン酸塩、アルギン酸塩、アスコルビン酸塩、アスパラギン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、安息香酸塩、重硫酸塩、ホウ酸塩、酪酸塩、樟脳酸塩、カンファースルホン酸塩、クエン酸塩、シクロペンタンプロピオン酸塩、二グルコン酸塩、ドデシル硫酸酸塩、エタンスルホン酸塩、ギ酸塩、フマル酸塩、グルコヘプトン酸塩、グリセロリン酸塩、グルコン酸塩、ヘミ硫酸塩、ヘプタン酸塩、ヘキサン酸塩、ヨウ化水素酸塩、2-ヒドロキシ-エタンスルホン酸塩、ラクトビオン酸塩、乳酸塩、ラウリン酸塩、ラウリル硫酸塩、リンゴ酸塩、マレイン酸塩、マロン酸塩、メタンスルホン酸塩、2-ナフタレンスルホン酸塩、ニコチン酸塩、硝酸塩、オレイン酸塩、シュウ酸塩、パルミチン酸塩、パモ酸塩、ペクチン酸塩、過硫酸塩、3-フェニルプロピオン酸塩、リン酸塩、ピバル酸塩、プロピオン酸塩、ステアリン酸塩、コハク酸塩、硫酸塩、酒石酸塩、チオシアン酸塩、p-トルエンスルホン酸塩、ウンデカン酸塩、吉草酸塩などが含まれる。
特に明記しない限り、本明細書において図示されている構造は、該構造のすべての異性体(例えば、鏡像異性体、ジアステレオマー異性体および幾何(または立体構造)異性体)、例えば、各不斉中心に関してRおよびS立体配置、ZおよびE二重結合異性体、ならびにZおよびE立体構造異性体を含むことがやはり意図される。したがって、本化合物の単一立体化学異性体、ならびに鏡像異性体、ジアステレオマー異性体および幾何(または立体構造)異性体混合物が、本発明の範囲内にある。特に明記しない限り、本発明の化合物のすべての互変異性体が、本発明の範囲内にある。さらに、特に明記しない限り、本明細書において図示されている構造は、1個または複数の同位体に富む原子が存在することしか違いのない化合物も含まれることがやはり意図される。例えば、重水素もしくはトリチウムによる水素の置き換え、または13Cもしくは14Cに富む炭素による炭素の置き換えを含む、本構造を有する化合物は、本発明の範囲内にある。このような化合物は、例えば、分析用手段として、生物学的アッセイにおけるプローブとして、または本発明による治療剤として有用である。
3.例示的な実施形態の説明
一般に先に定義されるように、環Aは、3~8員の飽和もしくは部分不飽和の単環式炭素環式環、フェニル、インダニル、窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1~2個のヘテロ原子を有する4~8員の飽和もしくは部分不飽和の単環式複素環式環、窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1~2個のヘテロ原子を有する8~12員の飽和もしくは部分不飽和の二環式複素環式環、5~8員の飽和もしくは部分不飽和の架橋二環式炭素環式環、窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員の単環式ヘテロ芳香環、または窒素、酸素もしくは硫黄から独立して選択される1~5個のヘテロ原子を有する8~10員の二環式ヘテロ芳香環から選択される。
いくつかの実施形態において、環Aは、3~8員の飽和または部分不飽和の単環式炭素環式環である。いくつかの実施形態において、環Aは、フェニルである。いくつかの実施形態において、環Aは、インダニルである。いくつかの実施形態において、環Aは、窒素、酸素または硫黄から独立して選択される1~2個のヘテロ原子を有する4~8員の飽和または部分不飽和の単環式複素環式環である。いくつかの実施形態において、環Aは、窒素、酸素または硫黄から独立して選択される1~2個のヘテロ原子を有する8~12員の飽和または部分不飽和の二環式複素環式環である。いくつかの実施形態において、環Aは、5~8員の飽和または部分不飽和の架橋二環式炭素環式環である。いくつかの実施形態において、環Aは、窒素、酸素または硫黄から独立して選択される1~4個のヘテロ原子を有する5~6員の単環式ヘテロ芳香環である。いくつかの実施形態において、環Aは、窒素、酸素または硫黄から独立して選択される1~5個のヘテロ原子を有する8~10員の二環式ヘテロ芳香環である。
いくつかの実施形態において、nは、0である。いくつかの実施形態において、nは、1、2、3、4または5である。いくつかの実施形態において、nは、1、2、3、または4である。いくつかの実施形態において、nは、1、2、または3である。いくつかの実施形態において、nは、1である。いくつかの実施形態において、nは、2である。いくつかの実施形態において、nは、3である。いくつかの実施形態において、nは、4である。いくつかの実施形態において、nは、5である。
いくつかの実施形態において、n’は、1である。いくつかの実施形態において、n’は、2である。いくつかの実施形態において、n’は、3である。いくつかの実施形態において、n’は、4である。いくつかの実施形態において、n’’は、1である。いくつかの実施形態において、n’’は、2である。いくつかの実施形態において、n’’は、3である。いくつかの実施形態において、n’’’は、0である。いくつかの実施形態において、n’’’は、1である。いくつかの実施形態において、n’’’は、2である。いくつかの実施形態において、n’’’は、3である。
本発明の化合物は、一般に、類似化合物に関する当業者に公知の合成法および/または半合成法により、ならびに本明細書における実施例に詳細に記載されている方法により調製または単離することができる。
以下のスキームにおいて、特定の保護基(「PG])、脱離基(「LG」)または変換条件が図示されている場合、当業者は、他の保護基、脱離基および変換条件もやはり好適であり、企図されることを理解しているであろう。このような基および変換は、それらの各々の全体が参照により本明細書に組み込まれている、March’s Advanced Organic Chemistry:Reactions, Mechanisms, and Structure、M.B,SmithおよびJ.March、第5版、John Wiley&Sons、2001年、Comprehensive Organic Transformations、R. C. Larock、第2版、John Wiley & Sons、1999年、およびProtecting Groups in Organic Synthesis、T. W. Greene and P. G. M. Wuts、第3版、John Wiley & Sons、1999年に詳細に記載されている。
本明細書で使用する場合、語句「脱離基」(LG)には、以下に限定されないが、ハロゲン(例えば、フッ化物、塩化物、臭化物、ヨウ化物)、スルホネート(例えばメシレート、トシレート、ベンゼンスルホネート、ブロシレート、ニシレート、トリフレート)、ジアゾニウムなどが含まれる。
本明細書で使用する場合、語句「酸素保護基」には、例えば、カルボニル保護基、ヒドロキシル保護基などが含まれる。ヒドロキシル保護基は、当技術分野で周知であり、その全体が参照により本明細書に組み込まれている、Protecting Groups in Organic Synthesis、T. W. GreeneおよびP. G. M. Wuts、第3版、John Wiley & Sons、1999年、およびPhilip Kocienski, in “Protecting Groups”, Georg Thieme Verlag Stuttgart, New York, 1994に詳細に記載されているものを含む。好適なヒドロキシル保護基の例には、以下に限定されないが、エステル、アリルエーテル、エーテル、シリルエーテル、アルキルエーテル、アリールアルキルエーテルおよびアルコキシアルキルエーテルが含まれる。
このようなエステルの例には、ギ酸エステル、酢酸エステル、炭酸エステルおよびスルホン酸エステルが含まれる。具体例には、ギ酸エステル、ベンゾイルギ酸エステル、クロロ酢酸エステル、トリフルオロ酢酸エステル、メトキシ酢酸エステル、トリフェニルメトキシ酢酸エステル、p-クロロフェノキシ酢酸エステル、3-フェニルプロピオン酸エステル、4-オキソペンタン酸エステル、4,4-(エチレンジチオ)ペンタン酸エステル、ピバル酸エステル(トリメチルアセチル)、クロトン酸エステル、4-メトキシ-クロトン酸エステル、安息香酸エステル、p-ベニル安息香酸エステル(p-benylbenzoate)、2,4,6-トリメチル安息香酸エステル、炭酸エステル(メチル、9-フルオレニルメチル、エチル、2,2,2-トリクロロエチル、2-(トリメチルシリル)エチル、2-(フェニルスルホニル)エチル、ビニル、アリルおよびp-ニトロベンジルなど)が含まれる。このようなシリルエーテルの例には、トリメチルシリル、トリエチルシリル、t-ブチルジメチルシリル、t-ブチルジフェニルシリル、トリイソプロピルシリルおよび他のトリアルキルシリルエーテルが含まれる。アルキルエーテルには、メチル、ベンジル、p-メトキシベンジル、3,4-ジメトキシベンジル、トリチル、t-ブチル、アリルおよびアリルオキシカルボニルエーテルまたは誘導体が含まれる。アルコキシアルキルエーテルには、メトキシメチル、メチルチオメチル、(2-メトキシエトキシ)メチル、ベンジルオキシメチル、ベータ-(トリメチルシリル)エトキシメチルおよびテトラヒドロピラニルエーテルなどのアセタールが含まれる。アリールアルキルエーテルの例には、ベンジル、p-メトキシベンジル(MPM)、3,4-ジメトキシベンジル、O-ニトロベンジル、p-ニトロベンジル、p-ハロベンジル、2,6-ジクロロベンジル、p-シアノベンジル、ならびに2-および4-ピコリルが含まれる。
アミノ保護基は、当技術分野で周知であり、その全体が参照により本明細書に組み込まれている、Protecting Groups in Organic Synthesis、T. W. GreeneおよびP. G. M. Wuts、第3版、John Wiley & Sons、1999年、およびPhilip Kocienski, in “Protecting Groups”, Georg Thieme Verlag Stuttgart, New York, 1994に詳細に記載されているものを含む。好適なアミノ保護基には、以下に限定されないが、アラルキルアミン、カルバメート、環式イミド、アリルアミン、アミドなどが含まれる。このような基の例には、t-ブチルオキシカルボニル(BOC)、エチルオキシカルボニル、メチルオキシカルボニル、トリクロロエチルオキシカルボニル、アリルオキシカルボニル(Alloc)、ベンジルオキソカルボニル(CBZ)、アリル、フタルイミド、ベンジル(Bn)、フルオレニルメチルカルボニル(Fmoc)、ホルミル、アセチル、クロロアセチル、ジクロロアセチル、トリクロロアセチル、フェニルアセチル、トリフルオロアセチル、ベンゾイルなどが含まれる。
当業者は、脂肪族基、アルコール、カルボン酸、エステル、アミド、アルデヒド、ハロゲンおよびニトリルなどの、本発明の化合物中に存在する様々な官能基が、以下に限定されないが、還元、酸化、エステル化、加水分解、部分酸化、部分還元、ハロゲン化、脱水、部分水和および水和を含めた、当技術分野で周知の技法により相互変換され得ることを認識しているであろう。例えば、その全体が参照により本明細書に組み込まれている「March’s Advanced Organic Chemistry」、第5版、編:Smith, M.B.およびMarch, J.、John Wiley & Sons、New York:2001年を参照のこと。このような相互変換は、上述の技法の1つまたはそれより多くを必要とすることがあり、本発明の化合物を合成するためのある種の方法が以下に記載されている。
本発明は、がんを有する対象を処置する方法を提供する。その方法は、医薬有効量の本明細書に記載される本発明の化学実体(例えば、本明細書に記載される本発明の化合物もしくはその薬学的に受容可能な塩である化学実体、またはその組成物)を、対象に投与するステップを含む。
本発明はまた、生体系における細胞増殖プロセス、侵襲性、および転移を含めたがん細胞成長を阻害する方法を提供する。いくつかの実施形態において、その方法は、がんを有する対象におけるがん細胞成長、侵襲性、転移、または腫瘍の発生を阻害または低減するために用いられる。
本発明はまた、がんを有する対象を処置するための本明細書に記載される本発明の化学実体の使用、およびがんを有する対象を処置するための医薬品の製造におけるこのような化合物の使用を提供する。
本発明はまた、がんを有する対象を処置する方法であって、小胞体(ER)ストレスおよび/もしくは小胞体ストレス応答(UPR)のwolframin依存性モジュレーター、またはERにおけるもしくはER内のカルシウムフラックスのwolframin依存性モジュレーターを対象に投与するステップを含む、方法を提供する。いくつかの実施形態において、がんを有する対象を処置する方法は、小胞体(ER)ストレスおよび/または小胞体ストレス応答(UPR)のwolframin依存性モジュレーターを、対象に投与するステップを含む。
いくつかの実施形態において、本発明は、がんを有する対象のがん細胞または腫瘍にwolframinモジュレーターを投与するステップを含む、in vitro方法を提供する。
本発明はまた、がんを有する対象のがん細胞または腫瘍を抗がん処置に感作させる方法であって、がんを有する対象のがん細胞または腫瘍におけるwolframinの発現を増大するステップを含み、抗がん処置が、本明細書に記載される本発明の化学実体をがん細胞または腫瘍に投与することを含む、方法を提供する。
本発明はまた、がんを有する対象を処置する方法であって、がんを有する対象のがん細胞または腫瘍におけるwolframinの発現を増大するステップと、本明細書に記載される本発明の化学実体を対象に投与するステップとを含む、方法を提供する。
本発明はまた、がんを有する対象を処置する方法であって、対象のがん細胞または腫瘍におけるwolfram症候群1遺伝子(WFS1)またはWFS1によってコードされたタンパク質の発現レベルを測定するステップと、WFS1またはWFS1によってコードされたタンパク質の前記発現レベルが、同じがんを有する対象由来の参照値を超える場合、小胞体(ER)ストレスおよび/もしくは小胞体ストレス応答(UPR)のwolframin依存性モジュレーター、またはERにおけるもしくはER内のカルシウムフラックスのwolframin依存性モジュレーターを対象に投与するステップとを含む、方法を提供する。
本発明はまた、wolframin複合体への候補分子の結合定数を測定する方法であって、wolframin複合体に結合する放射標識プローブの、wolframin複合体に結合することができる候補分子による置換えを測定するステップを含み、放射標識プローブが、放射標識wolframin依存性モジュレーター、例えばERにおけるもしくはER内のカルシウムフラックスの放射標識wolframin依存性モジュレーター、または小胞体(ER)ストレスおよび/もしくは小胞体ストレス応答(UPR)の放射標識wolframin依存性モジュレーターである、方法を提供する。いくつかの実施形態において、wolframin複合体は、wolframinおよびwolframin結合またはwolframin関連タンパク質の複合体である。
本発明はまた、wolframinへの候補分子の結合定数を測定する方法であって、wolframinに結合する放射標識プローブの、wolframinに結合することができる候補分子による置換えを測定するステップを含み、放射標識プローブが、放射標識wolframin依存性モジュレーター、例えばERにおけるもしくはER内のカルシウムフラックスの放射標識wolframin依存性モジュレーター、または小胞体(ER)ストレスおよび/もしくは小胞体ストレス応答(UPR)の放射標識wolframin依存性モジュレーターである、方法を提供する。
本発明はまた、候補分子が、小胞体(ER)ストレスおよび/または小胞体ストレス応答(UPR)のwolframin依存性モジュレーターであるかどうかを決定するために、その候補分子をスクリーニングする方法であって、wolframin複合体を含んでおり、wolframin複合体に結合し、ERおよび/もしくはUPRをモジュレートするか、またはERおよび/もしくはUPRをモジュレートするwolframin複合体とのその結合をモジュレートする別の分子を用いて処置されているがん細胞に、候補分子を導入するステップを含む、方法を提供する。
本発明はまた、候補分子が、小胞体(ER)におけるまたは小胞体(ER)内のカルシウムフラックスのwolframin依存性モジュレーターであるかどうかを決定するために、その候補分子をスクリーニングする方法であって、wolframin複合体を含んでおり、wolframin複合体に結合し、ERにおけるもしくはER内のカルシウムフラックスをモジュレートするか、またはERにおけるもしくはER内のカルシウムフラックスをモジュレートするwolframin複合体とのその結合をモジュレートする別の分子で処置されているがん細胞に、候補分子を導入するステップを含む、方法を提供する。
本発明はまた、候補分子が、wolframin依存性モジュレーター(例えば、小胞体(ER)ストレスおよび/もしくは小胞体ストレス応答(UPR)のwolframin依存性モジュレーター、または小胞体(ER)におけるもしくは小胞体(ER)内のカルシウムフラックスのwolframin依存性モジュレーター)であるかどうかを決定するために、その候補分子をスクリーニングする方法であって、カルシウムフラックス、ERストレス、またはUPRの誘導について感受性細胞をモニタリングするステップと、その度合いを、wolframinを発現しないようにもしくは異なるレベルのwolframinを発現するように操作されている遺伝的適合細胞に同じ効果が生じる度合い、または自然突然変異を介して、発現されるwolframinレベルを除くすべての点で感受性細胞に類似している度合いと比較するステップを含む、方法を提供する。
本発明はまた、がんを有する対象のがん細胞または腫瘍を抗がん処置に感作させる方法であって、がんを有する対象のがん細胞または腫瘍におけるwolframinの発現を増大するステップを含み、抗がん処置が、本明細書に記載される化学実体をがん細胞または腫瘍に投与することを含む、方法を提供する。
本発明はまた、対象のがん細胞または腫瘍を抗がん処置に感作させる方法であって、がんを有する対象のがん細胞または腫瘍におけるwolframinの発現を増大するステップを含み、抗がん処置が、wolframin依存性モジュレーター、例えば小胞体(ER)ストレスおよび/もしくは小胞体ストレス応答(UPR)のwolframin依存性モジュレーター、またはERにおけるもしくはER内のカルシウムフラックスのwolframin依存性モジュレーターをがん細胞または腫瘍に投与することを含む、方法を提供する。
本発明はまた、がんを有する対象を処置する方法であって、がんを有する対象のがん細胞または腫瘍におけるwolframinの発現を増大するステップと、本明細書に記載される本発明の化学実体を対象に投与するステップとを含む、方法を提供する。
本発明はまた、がんを有する対象を処置する方法であって、がんを有する対象のがん細胞または腫瘍におけるwolframinの発現を増大するステップと、本明細書に記載されるwolframin依存性モジュレーター、例えば小胞体(ER)ストレスおよび/もしくは小胞体ストレス応答(UPR)のwolframin依存性モジュレーター、またはERにおけるもしくはER内のカルシウムフラックスのwolframin依存性モジュレーターを対象に投与するステップとを含む、方法を提供する。
いくつかの実施形態において、がんを有する対象を処置する方法は、がんを有する対象のがん細胞または腫瘍におけるwolframinの発現を増大するステップと、本明細書に記載される通りの本発明の化学実体を対象に投与するステップとを含む。
いくつかの実施形態において、がんを有する対象を処置する方法は、がんを有する対象のがん細胞または腫瘍におけるwolframinの発現を増大するステップと、小胞体(ER)ストレスおよび/もしくは小胞体ストレス応答(UPR)のwolframin依存性モジュレーター、またはカルシウムフラックスのwolframin依存性モジュレーター(まとめて「wolframin依存性モジュレーター」)を対象に投与するステップとを含む。いくつかの実施形態では、このようなwolframin依存性モジュレーター(例えば、小胞体(ER)ストレスおよび/もしくは小胞体ストレス応答(UPR)のwolframin依存性モジュレーター、またはカルシウムフラックスのwolframin依存性モジュレーター)は、小分子(例えば、本明細書に記載される本発明の化学実体)、ポリペプチド、核酸分子、または抗体もしくはその断片である。
いくつかの実施形態において、がんを有する対象を処置する方法は、がんを有する対象のがん細胞または腫瘍におけるwolfram症候群1遺伝子(WFS1)またはWFS1によってコードされたタンパク質(wolframin)の発現レベルを測定するステップと、WFS1またはWFS1によってコードされたタンパク質の前記発現レベルが、同じがんを有する対象由来の参照値を超える場合、wolframin依存性モジュレーター(例えば、小胞体(ER)ストレスおよび/もしくは小胞体ストレス応答(UPR)のwolframin依存性モジュレーター、またはカルシウムフラックスのwolframin依存性モジュレーター)を対象に投与するステップとを含む。いくつかの実施形態において、wolframin依存性モジュレーター(例えば、wolframin依存性小胞体(ER)ストレスおよび/または小胞体ストレス応答(UPR)、またはカルシウムフラックスのwolframin依存性モジュレーター)は、小分子(例えば、本明細書に記載される本発明の化学実体)、ポリペプチド、核酸分子、または抗体もしくはその断片である。
いくつかの実施形態において、がんを有する対象のがん細胞または腫瘍を抗がん処置に感作させる方法は、対象のがん細胞または腫瘍におけるwolframinの発現を増大するステップを含み、抗がん処置は、本発明のwolframinモジュレーターのいずれか(例えば、小胞体(ER)ストレスおよび/もしくは小胞体ストレス応答(UPR)のwolframin依存性モジュレーター、またはカルシウムフラックスのwolframin依存性モジュレーター)をがん細胞または腫瘍に投与することを含む。いくつかの実施形態において、wolframinモジュレーターは、小分子、例えば、本明細書に記載される通りの本発明の化学実体である。いくつかの実施形態において、wolframinモジュレーターは、ポリペプチド、核酸分子、または抗体もしくはその断片である。
いくつかの実施形態において、本明細書に記載される本発明の化学実体は、本明細書に記載される通りの本発明の化合物である。いくつかの実施形態において、本明細書に記載される本発明の化学実体は、本明細書に記載される通りの本発明の化合物の薬学的に受容可能な塩である。いくつかの実施形態において、本明細書に記載される本発明の化学実体は、本明細書に記載される通りの本発明の組成物である。
また本明細書では、がんを有する対象が抗がん処置に応答する可能性を予測するためのキットであって、a)対象のがん細胞または腫瘍におけるwolfram症候群1遺伝子(WFS1)またはWFS1によってコードされたタンパク質の発現レベルを測定するための試薬と、b)抗がん処置を受けるべきがんを有する患者が、本明細書に記載される本発明の化学実体を用いる抗がん処置に応答し得るかどうかについての使用説明書を含むガイドラインとを含み、同じがんを有する対象由来の参照値を超えるWFS1またはWFS1によってコードされたタンパク質の発現レベルが、抗がん処置を受けるべき対象が、本明細書に記載される本発明の化学実体を用いる抗がん処置に応答する可能性が高いことを示す、キットが提供される。
本明細書で提供されるキットおよび方法のいくつかの実施形態において、wolframin依存性モジュレーター(moleculator)は、小胞体(ER)ストレスおよび/もしくは小胞体ストレス応答(UPR)のwolframin依存性モジュレーター、またはERにおけるもしくはER内のカルシウムフラックスのwolframin依存性モジュレーターである。いくつかの実施形態において、wolframin依存性モジュレーターの各々は、小分子である。実施形態では、前記小分子は、本明細書に記載される本発明の化学実体である。
本明細書で提供されるキットおよび方法のいくつかの実施形態において、wolframin依存性モジュレーターは、小胞体(ER)ストレスおよび/もしくは小胞体ストレス応答(UPR)のwolframin依存性モジュレーター、またはERにおけるもしくはER内のカルシウムフラックスのwolframin依存性モジュレーターである。いくつかの実施形態において、wolframin依存性モジュレーターの各々は、ポリペプチド、核酸分子、または抗体もしくはその断片である。
いくつかの実施形態において、wolframin依存性モジュレーターは、核酸分子である。いくつかの実施形態(mbodiments)において、核酸分子は、wolframin複合体の活性または機能をモジュレートして、ERストレスおよび/またはUPRを引き起こす。いくつかの実施形態(embodimens)において、これは、当技術分野で周知の従来の方法を使用し、例えば実施例に記載される通り、リアルタイムPCRを使用してスクリーニングすることによって、モニタリングすることができる。
本発明はまた、本明細書に記載される本発明の化合物または組成物を用いる抗がん処置に、がんを有する対象が応答する可能性を予測する方法を提供する。一実施形態では、その方法は、対象の腫瘍における小胞体(ER)ストレスまたは小胞体ストレス応答(UPR)のレベルを測定するステップを含む。
本発明はまた、がんを有する対象を処置する方法であって、a)がんを有する対象のがん細胞または腫瘍におけるwolfram症候群1遺伝子(WFS1)またはWFS1によってコードされたタンパク質の発現レベルを測定するステップと、b)WFS1またはWFS1によってコードされたタンパク質の前記発現レベルが、同じがんを有する対象由来の参照値を超える場合、医薬有効量の本明細書に記載される本発明の化学実体を対象に投与するステップとを含む、方法を提供する。
いくつかの実施形態において、本発明は、がんを有する対象を処置する方法であって、医薬有効量の本明細書に記載される本発明の化学実体を投与するステップを含み、対象の腫瘍におけるwolfram症候群1遺伝子(WFS1)またはWFS1によってコードされたタンパク質の発現レベルが、同じがんを有する対象由来の参照値を超える、方法を提供する。
いくつかの実施形態において、本発明は、本明細書に記載される本発明の化学実体を用いる抗がん処置に、がんを有する対象が応答する可能性を予測するためのin vitro方法であって、対象から得られた腫瘍試料における小胞体(ER)ストレスまたは小胞体ストレス応答(UPR)応答の発現レベルを測定するステップを含む、方法を提供する。
薬学的に受容可能な組成物
別の実施形態によれば、本発明は、本発明の化合物またはその薬学的に受容可能な誘導体、および薬学的に受容可能なキャリア、アジュバントまたはビヒクルを含む組成物を提供する。ある特定の実施形態では、本発明の組成物における化合物の量は、生物学的試料または患者におけるがん細胞の死滅を引き起こすのに有効な量である。ある特定の実施形態では、本発明の組成物における化合物の量は、生物学的試料または患者のがん細胞においてUPRを誘導するのに有効な量である。ある特定の実施形態では、本発明の組成物における化合物の量は、生物学的試料または患者のがん細胞においてERストレスを誘導するのに有効な量である。ある特定の実施形態では、本発明の組成物における化合物の量は、生物学的試料または患者のがん細胞においてWFS1を介してERからカルシウムの放出を誘導するのに有効な量である。ある種の実施形態において、本発明の組成物は、このような組成物を必要としている患者に投与するために製剤化される。いくつかの実施形態において、本発明の組成物は、患者に経口投与するために製剤化される。
用語「薬学的に受容可能なキャリア、アジュバントまたはビヒクル」とは、共に製剤化される、本化合物の薬理学的活性を破壊しない、非毒性のキャリア、アジュバントまたはビヒクルを指す。本発明の組成物中で使用することができる、薬学的に受容可能なキャリア、アジュバントまたはビヒクルには、以下に限定されないが、イオン交換体、アルミナ、ステアリン酸アルミニウム、レシチン、ヒト血清アルブミンなどの血清タンパク質、ホスフェート、グリシン、ソルビン酸、ソルビン酸カリウムなどの緩衝物質、飽和植物性脂肪酸の部分グリセリド混合物、水、塩または電解質(硫酸プロタミン、リン酸水素二ナトリウム、リン酸水素カリウム、塩化ナトリウム、亜鉛塩など)、コロイド状シリカ、三ケイ酸マグネシウム、ポリビニルピロリドン、セルロースをベースとする物質、ポリエチレングリコール、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ポリアクリレート、ワックス、ポリエチレン-ポリオキシプロピレン-ブロックポリマー、ポリエチレングリコールおよび羊毛脂が含まれる。
「薬学的に受容可能な誘導体」は、レシピエントに投与すると、本発明の化合物、または活性代謝産物またはその残留物を直接または間接的のどちらか一方で、供給することが可能な、本発明の化合物の非毒性塩、エステル、エステルの塩または他の誘導体のいずれかを意味する。
本発明の組成物は、経口的に、非経口的に、吸入スプレーにより、局所的に、直腸により、経鼻により、頬により、経膣により、または埋め込まれたレザーバーを介して投与することができる。用語「非経口的」には、本明細書で使用する場合、皮下、静脈内、筋肉内、関節内、滑膜内、胸骨内、鞘内、肝臓内、病巣内および頭蓋内への注射または注入技法が含まれる。好ましくは、本組成物は、経口的に、腹腔内にまたは静脈内に投与される。本発明の組成物の滅菌注射可能な形態は、水性または油性の懸濁液剤とすることができる。これらの懸濁液剤は、好適な分散剤または湿潤剤、および懸濁化剤を使用して、当技術分野で公知の技法に従い、製剤化することができる。滅菌注射調製物はまた、例えば、1,3-ブタンジオール中の溶液剤として、非毒性の非経口的に許容される希釈剤または溶媒中の注射用滅菌溶液剤または懸濁液剤とすることもできる。使用することができる、許容されるビヒクルおよび溶媒の中には、水、リンゲル液および等張性の塩化ナトリウム溶液がある。さらに、滅菌の不揮発油が、溶媒または懸濁媒体として、慣用的に使用される。
この目的のために、合成モノまたはジグリセリドを含む任意の無刺激性の不揮発性油を用いてよい。オレイン酸およびそのグリセリド誘導体などの脂肪酸は、とりわけポリオキシエチル化型のオリーブ油またはヒマシ油などの、天然の薬学的に受容可能な油と同様に、注射剤の調製に有用である。これらの油性溶液または懸濁液剤はまた、エマルション剤および懸濁液剤を含む、薬学的に受容可能な剤形の製剤化に一般に使用される、カルボキシメチルセルロースまたは類似の分散剤などの、長鎖アルコール希釈剤または分散剤を含有してもよい。薬学的に受容可能な固体、液体または他の剤形の製造において一般に使用される、Tweens、Spansおよび他の乳化剤、または生体利用率の向上剤などの、他の一般に使用される界面活性剤もまた、製剤化の目的で使用することができる。
本発明の薬学的に受容可能な組成物は、以下に限定されないが、カプセル剤、錠剤、水性懸濁液剤または溶液剤を含めた、任意の経口的に許容される剤形で、経口により投与することができる。経口使用向けの錠剤の場合、一般に使用されるキャリアには、ラクトースおよびトウモロコシデンプンが含まれる。ステアリン酸マグネシウムなどの滑沢剤もまた、通常、加えられる。カプセル剤形態での経口投与の場合、有用な希釈剤には、ラクトースおよび乾燥トウモロコシデンプンが含まれる。水性懸濁液剤が経口使用に必要な場合、活性成分は、乳化剤および懸濁化剤と一緒にされる。所望の場合、ある種の甘味剤、着香剤または着色剤も添加されてもよい。
代替的に、本発明の薬学的に受容可能な組成物は、直腸投与向けの坐剤の形態で投与されてもよい。これらは、薬剤を、室温では固体であるが、直腸温度では液体となり、したがって、直腸で溶融して薬物を放出する、好適な非刺激性賦形剤と混合することにより調製することができる。このような物質には、カカオ脂、ビーワックスおよびポリエチレングリコールが含まれる。
本発明の薬学的に受容可能な組成物はまた、とりわけ、処置の標的が、眼、皮膚または腸管下部の疾患を含めた、局所施用により容易に接近可能な領域または器官を含む場合、局所的に投与することもできる。好適な局所製剤は、これらの領域または器官の各々向けに容易に調製される。
局所施用の場合、提供される薬学的に受容可能な組成物は、1つまたは複数のキャリア中に懸濁または溶解された活性構成成分を含有する好適な軟膏剤で製剤化されてもよい。本発明の化合物の局所投与向けキャリアには、以下に限定されないが、鉱物油、液体ワセリン、白色ワセリン、プロピレングリコール、ポリオキシエチレン、ポリオキシプロピレン化合物、乳化ワックスおよび水が含まれる。代替的に、提供される薬学的に受容可能な組成物は、1種または複数の薬学的に受容可能なキャリアに懸濁または溶解した活性構成成分を含有する、好適なローション剤またはクリーム剤で製剤化され得る。好適なキャリアには、以下に限定されないが、鉱物油、モノステアリン酸ソルビタン、ポリソルベート60、セチルエステルワックス、セテアリルアルコール、2-オクチルドデカノール、ベンジルアルコールおよび水が含まれる。
眼用途の場合、提供される薬学的に受容可能な組成物は、等張性のpH調整した滅菌生理食塩水中のマイクロ化懸濁液剤として、または好ましくは、塩化ベンジルアルコニウムなどの保存剤を含むかまたは含まない、等張性のpH調整した滅菌生理食塩水中の溶液剤として製剤化されてもよい。代替的に、眼用途の場合、薬学的に受容可能な組成物は、ワセリンなどの軟膏剤中で製剤化されてもよい。
本発明の薬学的に受容可能な組成物はまた、経鼻用エアゾールまたは吸入によって投与されてもよい。このような組成物は、医薬製剤の技術分野で周知の技法に準拠して調製され、ベンジルアルコールまたは他の好適な保存剤、生体利用率を向上させるための吸収促進剤、フルオロカーボン、および/または他の慣用的な可溶化剤もしくは分散剤を使用して、生理食塩水中の溶液剤として調製されてもよい。
最も好ましくは、本発明の薬学的に受容可能な組成物は、経口投与向けに製剤化される。このような製剤は、食物と共に、または食物なしに投与されてもよい。いくつかの実施形態において、本発明の薬学的に受容可能な組成物は、食物なしに投与される。他の実施形態において、本発明の薬学的に受容可能な組成物は、食物と一緒に投与される。
単一剤形の組成物を生成するためにキャリア物質と一緒にされ得る、本発明の化合物の量は、処置される宿主、投与の特定の様式に応じて様々となろう。好ましくは、提供される組成物は、0.01~100mg/kg体重/日の間となる阻害剤の投与量が、これらの組成物を服用する患者に投与され得るよう製剤化されるべきである。
任意の特定の患者のための具体的な投与量および処置レジメンは、使用される具体的な化合物の活性、年齢、体重、全般的な健康、性別、食事、投与時間、排出速度、薬物組合せ、ならびに処置を行う医師の判断および処置を受ける特定の疾患の重症度を含めた、様々な因子に依存することもやはり理解されるべきである。組成物中の本発明の化合物の量はまた、組成物中の特定の化合物に依存するであろう。
化合物および薬学的に受容可能な組成物の使用
本明細書に記載される化合物および組成物は、一般に細胞増殖性障害の処置のために有用である。先に提供される通り、本明細書に記載される化合物は、ERストレスおよび「小胞体ストレス応答」(UPR)を誘導し、細胞死をもたらすWolframin(WFS1)として公知の推定Ca2+チャネルを介して小胞体(ER)からカルシウムの放出を引き起こし得ることが見出された。
いくつかの実施形態において、本発明は、患者の細胞増殖性障害を処置するための方法であって、前記患者に、本発明の化合物または前記化合物を含む組成物を投与するステップを含む、方法を提供する。いくつかの実施形態において、本発明は、細胞増殖性障害の処置に使用するための本発明の化合物または前記化合物を含む組成物を提供する。このような障害は、本明細書に詳細に記載される。いくつかの実施形態において、細胞増殖性障害は、がん細胞におけるWolframin(WFS1)過剰発現によって特徴付けられるがんである。いくつかの実施形態において、Wolframin(WFS1)過剰発現によって特徴付けられるがんは、非小細胞肺がん(NSCLC)、骨髄腫、多発性骨髄腫、肝細胞癌(HCC)、乳がん、膀胱がん、腎臓がん、および黒色腫から選択される。いくつかの実施形態において、本明細書に記載される通り細胞増殖性障害を処置するための方法は、Wolframin(WFS1)発現レベルを決定するステップをさらに含む。いくつかの実施形態において、Wolframin(WFS1)発現レベルは、免疫組織化学的検査および/またはマイクロアレイプローブ強度によって決定される。
本明細書で使用する場合、用語「処置(treatment)」、「処置する(treat)」および「処置すること(treating)」とは、本明細書に記載されているような疾患もしくは障害、または1つもしくは複数のそれらの症状を逆転させる、軽減する、それらの発症を遅延させる、またはそれらの進行を阻害することを指す。いくつかの実施形態において、処置は、1つまたは複数の症状が発症した後に、行われてもよい。他の実施形態において、処置は、症状の非存在下で行われてもよい。例えば、処置は、症状の発症前に、感受性の高い個体に行われてもよい(例えば、症状歴に照らし合わせて、および/または遺伝的もしくは他の感受性因子に照らし合わせて)。処置はまた、症状が治癒した後に、例えば、その再発を予防または遅延させるために、継続されてもよい。
いくつかの実施形態において、本発明は、それを必要とする患者においてERストレスを誘導するための方法であって、本発明の化合物または前記化合物を含む組成物を投与するステップを含む、方法を提供する。いくつかの実施形態において、本発明は、それを必要とする患者において「小胞体ストレス応答」(UPR)を誘導するための方法であって、本発明の化合物または前記化合物を含む組成物を投与するステップを含む、方法を提供する。いくつかの実施形態において、本発明は、それを必要とする患者において、Wolframin(WFS1)として公知の推定Ca2+チャネルを介して小胞体(ER)からカルシウムの放出を引き起こすための方法であって、本発明の化合物または前記化合物を含む組成物を投与するステップを含む、方法を提供する。
細胞増殖の阻害剤として本発明で利用される化合物の活性は、in vitroまたはin vivoでアッセイされ得る。本発明の化合物をアッセイするための詳細な条件は、以下の実施例に記載される。
細胞増殖性障害
本発明は、細胞増殖性障害(例えば、がん)の診断および予後のための方法および組成物、ならびにこれらの障害の処置を特徴とする。本明細書に記載されている細胞増殖性障害には、例えば、がん、肥満および増殖依存性疾患が含まれる。このような障害は、当技術分野において公知の方法を使用して診断され得る。
いくつかの実施形態において、がんは、神経膠腫、星状細胞腫、多形膠芽細胞腫(GBM、神経膠芽腫としても公知)、髄芽腫、頭蓋咽頭腫、上衣腫、松果体腫、血管芽細胞腫、聴神経鞘腫、乏突起神経膠腫、神経鞘腫、神経線維肉腫、髄膜腫、黒色腫、神経芽細胞腫または網膜芽細胞腫が含まれる。
いくつかの実施形態において、がんは、聴神経鞘腫、星状細胞腫(例えば、グレードI-毛様細胞性星細胞腫、グレードII-低悪性星状細胞腫、グレードIII-退形成性星細胞腫もしくはグレードIV-神経膠芽腫(GBM))、脊索腫、CNSリンパ腫、頭蓋咽頭腫、脳幹グリオーマ、上衣腫、混合型神経膠腫、視神経膠腫、上衣下腫、髄芽腫、髄膜腫、転移性脳腫瘍、乏突起神経膠腫、下垂体腫瘍、原始神経外胚葉性(PNET)腫瘍または神経鞘腫である。いくつかの実施形態において、がんは、脳幹グリオーマ、頭蓋咽頭腫、上衣腫、若年性毛様細胞性星細胞腫(JPA)、髄芽腫、視神経膠腫、松果体腫瘍、未分化神経外胚葉性腫瘍(PNET)またはラブドイド腫瘍などの、成人よりも子供に一般的に見出されるタイプである。いくつかの実施形態において、患者は成人のヒトである。いくつかの実施形態において、患者は子供または小児患者である。
がんには、別の実施形態では、非限定的に、中皮腫、胆管道(肝臓および胆管)、骨がん、膵臓がん、皮膚がん、頭部または頚部のがん、皮下または眼内黒色腫、卵巣がん、結腸がん、直腸がん、肛門領域のがん、胃がん、胃腸管(胃、結腸直腸および十二指腸)、子宮がん、卵管癌、子宮内膜癌、子宮頚部癌、膣癌、外陰部の癌、ホジキン病、食道がん、小腸がん、内分泌系のがん、甲状腺がん、副甲状腺がん、副腎がん、軟部組織の肉腫、尿道がん、陰茎がん、前立腺がん、精巣がん、慢性または急性白血病、慢性骨髄性白血病、リンパ球性リンパ腫、膀胱がん、腎臓がんまたは尿管がん、腎細胞癌、腎盂癌、非ホジキンリンパ腫、脊髄軸椎腫瘍(spinal axis tumor)、脳幹グリオーマ、下垂体腺種、副腎皮質がん、胆嚢がん、多発性骨髄腫、胆管細胞癌、線維肉腫、神経芽細胞腫、網膜芽細胞腫、または上述のがんのうちの1つまたは複数の組合せが含まれる。
いくつかの実施形態において、がんは、肝細胞癌、卵巣がん、卵巣上皮がんまたは卵管がん;乳頭状漿液嚢胞腺癌または子宮体部漿液性腺癌(UPSC);前立腺がん;精巣がん;胆嚢がん;肝臓胆管癌;軟部組織および骨滑膜肉腫;横紋筋肉腫;骨肉腫;軟骨肉腫;ユーイング肉腫;未分化甲状腺がん;副腎皮質腺腫;膵臓がん;膵管腺癌または膵臓腺癌;胃腸管/胃(GIST)がん;リンパ腫;頭頚部の扁平上皮癌(SCCHN);唾液腺がん;神経膠腫または脳がん;神経線維腫症1型関連悪性末梢神経鞘腫瘍(MPNST);ワルデンシュトレームマクログロブリン血症;または髄芽腫から選択される。
いくつかの実施形態において、がんは、肝細胞癌(HCC)、肝芽腫、結腸がん、直腸がん、卵巣がん、卵巣上皮がん、卵管がん、乳頭状漿液嚢胞腺癌、子宮体部漿液性腺癌(UPSC)、肝臓胆管癌、軟部組織および骨滑膜肉腫、横紋筋肉腫、骨肉腫、未分化甲状腺がん、副腎皮質腺腫、膵臓がん、膵管腺癌、膵臓腺癌、神経膠腫、神経線維腫症1型関連悪性末梢神経鞘腫瘍(MPNST)、ワルデンシュトレームマクログロブリン血症または髄芽腫から選択される。
いくつかの実施形態において、本発明は、開示される化合物またはその薬学的に受容可能な塩をそれを必要とする患者に投与するステップを含む、肉腫、癌腫またはリンパ腫などの固形腫瘍として存在するがんを処置するための方法を提供する。固形腫瘍は、嚢胞または液状領域を通常は含まない、異常な組織の塊を一般に含む。いくつかの実施形態において、がんは、腎細胞癌または腎臓がん;肝細胞癌(HCC)または肝芽腫または肝臓がん;黒色腫;乳がん;結腸直腸癌または結腸直腸がん;結腸がん;直腸がん;肛門がん;非小細胞肺がん(NSCLC)または小細胞肺がん(SCLC)などの肺がん;卵巣がん、卵巣上皮がん、卵巣癌または卵管がん;乳頭状漿液嚢胞腺癌または子宮体部漿液性腺癌(UPSC);前立腺がん;精巣がん;胆嚢がん;肝臓胆管癌;軟部組織および骨滑膜肉腫;横紋筋肉腫;骨肉腫;軟骨肉腫;ユーイング肉腫;未分化甲状腺がん;副腎皮質癌;膵臓がん;膵管腺癌または膵臓腺癌;胃腸管/胃(GIST)がん;リンパ腫;頭頚部の扁平上皮癌(SCCHN);唾液腺がん;神経膠腫または脳がん;神経線維腫症1型関連悪性末梢神経鞘腫瘍(MPNST);ワルデンシュトレームマクログロブリン血症;または髄芽腫から選択される。
いくつかの実施形態において、がんは、腎細胞癌、肝細胞癌(HCC)、肝芽腫、結腸直腸腫、結腸直腸がん、結腸がん、直腸がん、肛門がん、卵巣がん、卵巣上皮がん、卵巣癌、卵管がん、乳頭状漿液嚢胞腺癌、子宮体部漿液性腺癌(UPSC)、肝臓胆管癌、軟部組織および骨滑膜肉腫、横紋筋肉腫、骨肉腫、軟骨肉腫、未分化甲状腺がん、副腎皮質癌、膵臓がん、膵管腺癌、膵臓腺癌、神経膠腫、脳がん、神経線維腫症1型関連悪性末梢神経鞘腫瘍(MPNST)、ワルデンシュトレームマクログロブリン血症または髄芽腫から選択される。
いくつかの実施形態において、がんは、肝細胞癌(HCC)、肝芽腫、結腸がん、直腸がん、卵巣がん、卵巣上皮がん、卵巣癌、卵管がん、乳頭状漿液嚢胞腺癌、子宮体部漿液性腺癌(UPSC)、肝臓胆管癌、軟部組織および骨滑膜肉腫、横紋筋肉腫、骨肉腫、未分化甲状腺がん、副腎皮質癌、膵臓がん、膵管腺癌、膵臓腺癌、神経膠腫、神経線維腫症1型関連悪性末梢神経鞘腫瘍(MPNST)、ワルデンシュトレームマクログロブリン血症または髄芽腫から選択される。
いくつかの実施形態において、がんは肝細胞癌(HCC)である。いくつかの実施形態において、がんは肝芽腫である。いくつかの実施形態において、がんは結腸がんである。いくつかの実施形態において、がんは直腸がんである。いくつかの実施形態において、がんは、卵巣がんまたは卵巣癌である。いくつかの実施形態において、がんは卵巣上皮がんである。いくつかの実施形態において、がんは卵管がんである。いくつかの実施形態において、がんは乳頭状漿液嚢胞腺癌である。いくつかの実施形態において、がんは子宮体部漿液性腺癌(UPSC)である。いくつかの実施形態において、がんは肝臓胆管癌である。いくつかの実施形態において、がんは、軟部組織および骨滑膜肉腫である。いくつかの実施形態において、がんは横紋筋肉腫である。いくつかの実施形態において、がんは骨肉腫である。いくつかの実施形態において、がんは未分化甲状腺がんである。いくつかの実施形態において、がんは副腎皮質癌である。いくつかの実施形態において、がんは、膵臓がんまたは膵管腺癌である。いくつかの実施形態において、がんは膵臓腺癌である。いくつかの実施形態において、がんは神経膠腫である。いくつかの実施形態において、がんは悪性末梢神経鞘腫瘍(MPNST)である。いくつかの実施形態において、がんは神経線維腫症1型関連MPNSTである。いくつかの実施形態において、がんはワルデンシュトレームマクログロブリン血症である。いくつかの実施形態において、がんは髄芽腫である。
本発明は、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)関連固形腫瘍、ヒトパピローマウイルス(HPV)-16に陽性な治癒不能固形腫瘍および成人T細胞白血病(これは、ヒトT細胞性白血病ウイルスI型(HTLV-I)により引き起こされ、白血病細胞におけるHTLV-Iのクローン組込みを特徴とするCD4+T細胞白血病の非常に侵襲性の形態である(https://clinicaltrials.gov/ct2/show/study/NCT02631746を参照されたい))、ならびに胃がん、鼻咽頭癌、子宮頚がん、膣がん、疣状がん、頭頚部の扁平上皮癌およびメルケル細胞癌におけるウイルス関連腫瘍(https://clinicaltrials.gov/ct2/show/study/NCT02488759を参照されたい。https://clinicaltrials.gov/ct2/show/study/NCT0240886;https://clinicaltrials.gov/ct2/show/NCT02426892もまた参照されたい)を含めた、ウイルス関連がんの診断、予後および処置のための方法および組成物をさらに特徴とする。
いくつかの実施形態において、本発明は、がんを処置することを必要とする患者において、がんを処置する方法であって、患者に、本明細書に記載されている化合物、塩または医薬組成物のいずれかを投与するステップを含む方法を提供する。いくつかの実施形態において、がんは、本明細書に記載されているがんのいずれかである。いくつかの実施形態において、がんは黒色腫のがんである。いくつかの実施形態において、がんは乳がんである。いくつかの実施形態において、がんは肺がんである。いくつかの実施形態において、がんは小細胞肺がん(SCLC)である。いくつかの実施形態において、がんは非小細胞肺がん(NSCLC)である。いくつかの実施形態において、がんは、骨髄腫である。いくつかの実施形態において、がんは、多発性骨髄腫である。いくつかの実施形態において、がんは、肝細胞癌(HCC)である。いくつかの実施形態において、がんは、膀胱がんである。いくつかの実施形態において、がんは、腎臓がんである。いくつかの実施形態において、がんは、黒色腫である。
いくつかの実施形態において、腫瘍は、腫瘍のさらなる成長を抑止することにより処置される。いくつかの実施形態において、腫瘍は、処置前の腫瘍のサイズに比べて、少なくとも5%、10%、25%、50%、75%、90%または99%、腫瘍のサイズ(例えば、体積または塊)を退縮させることにより処置される。いくつかの実施形態において、腫瘍は、処置前の腫瘍の量に比べて、少なくとも5%、10%、25%、50%、75%、90%または99%、患者における腫瘍の量を低減させることにより処置される。
本発明の方法による化合物および組成物は、細胞増殖障害を処置する、またはそれらの重症度を軽減するのに有効な任意の量および任意の投与経路を使用して投与することができる。必要な正確な量は、対象の人種、年齢および全身状態、疾患または状態の重症度、具体的な薬剤、その投与形式などに応じて、対象ごとに様々となろう。本発明の化合物は、投与を容易にするため、および投与量を均質とするために、投与量単位形態で好ましくは製剤化される。「投与量単位形態」という表現は、本明細書で使用する場合、処置される患者にとって適切な、物理的に個別の薬剤の単位を指す。しかし、本発明の化合物および組成物の1日あたりの合計使用量は、妥当な医療的判断の範囲内で、主治医により決定されることが理解されよう。任意の特定の患者または生物に対する具体的に有効な用量レベルは、処置される障害および障害の重症度、使用される具体的な化合物の活性、使用される具体的な組成物、患者の年齢、体重、一般的な健康、性別および食事、投与時間、投与経路、および使用される具体的な化合物の排出速度、処置の期間、使用される具体的な化合物と組み合わせてまたは同時に使用される薬物を含めた様々な因子、ならびに医療分野において周知の同様の因子に依存する。用語「患者」とは、本明細書で使用する場合、動物、好ましくは哺乳動物、および最も好ましくはヒトを意味する。
本発明の薬学的に許容される組成物は、処置されている疾患または障害の重症度に応じて、経口的に、直腸により、非経口的に、嚢内に、膣内に、腹腔内に、局所的に(散剤、軟膏剤またはドロップ剤によるなど)、口腔により、経口噴霧剤または点鼻薬などとして、ヒトおよび他の動物に投与することができる。ある種の実施形態では、本発明の化合物は、所望の治療効果を得るため、1日あたり、1回または複数回で、1日あたり約0.01mg/対象の体重のkg~約50mg/対象の体重のkg、および好ましくは約1mg/kg~約25mg/対象の体重のkgの投与量レベルで、経口的または非経口的に投与することができる。
経口投与向けの液状剤形には、以下に限定されないが、薬学的に受容可能なエマルション剤、マイクロエマルション剤、溶液剤、懸濁液剤、シロップ剤およびエリキシル剤が含まれる。活性化合物に加えて、液状剤形は、例えば、水、またはエチルアルコール、イソプロピルアルコール、エチルカーボネート、酢酸エチル、ベンジルアルコール、安息香酸ベンジル、プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、ジメチルホルムアミド、油(特に、綿実油、ラッカセイ油、コーン油、胚芽油、オリーブ油、ヒマシ油およびゴマ油)、グリセロール、テトラヒドロフルフリルアルコール、ポリエチレングリコールおよびソルビタンの脂肪酸エステル、ならびにそれらの混合物などの他の溶媒、可溶化剤ならびに乳化剤などの、当技術分野において一般に使用される不活性な希釈剤を含有することができる。不活性な希釈剤に加えて、経口組成物はまた、湿潤剤、乳化剤および懸濁化剤、甘味剤、着香剤および芳香剤などのアジュバントを含むことができる。
公知技術に従い、好適な分散剤または湿潤剤、および懸濁化剤を使用して、注射調製物、例えば注射可能な水性または油性の滅菌懸濁液剤を製剤化することができる。滅菌注射調製物はまた、例えば、1,3-ブタンジオール中の溶液剤として、非毒性の非経口的に許容される希釈剤または溶媒中の注射用滅菌溶液剤、懸濁液剤またはエマルション剤とすることもできる。使用することができる、許容されるビヒクルおよび溶媒の中には、水、リンゲル液,U.S.P.および等張性の塩化ナトリウム溶液がある。さらに、滅菌の不揮発油が、溶媒または懸濁媒体として、従来、使用される。この目的のために、合成モノまたはジグリセリドを含む任意の無刺激性の不揮発性油を用いることができる。さらに、オレイン酸などの脂肪酸が、注射剤の調製に使用される。
注射可能な製剤は、使用前に、例えば、細菌保持フィルターでろ過することにより、または滅菌水もしくは他の注射可能な滅菌媒体中に溶解または分散することができる滅菌固体組成物の形態の殺菌剤を配合することにより、滅菌され得る。
本発明の化合物の作用を延長するために、皮下または筋肉内注射からの化合物の吸収を減速させることが望ましいことが多い。これは、水への溶解度が乏しい、結晶性物質またはアモルファス性物質の液体懸濁液の使用により行うことができる。次に、化合物の吸収速度は、この溶出速度に依存し、ひいては、結晶サイズおよび結晶形態に依存することがある。代替として、非経口的に投与される化合物形態の吸収遅延は、油性ビヒクル中に化合物を溶解または懸濁することにより行われる。ポリラクチド-ポリグリコリドなどの生分解性ポリマー中に、本化合物のマイクロ封入マトリックスを形成させることにより、注射可能なデポ剤形態が作製される。化合物とポリマーとの比、および使用される特定のポリマーの性質に応じて、化合物の放出速度を制御することができる。他の生分解性ポリマーの例には、ポリ(オルトエステル)およびポリ(酸無水物)が含まれる。注射可能なデポ製剤もまた、身体組織と適合可能なリポソームまたはマイクロエマルション中に本化合物を捕捉することにより調製される。
直腸または膣投与向けの組成物は、好ましくは、本発明の化合物を、周囲温度では固体であるが、身体温度では液体であり、したがって、直腸または膣腔において融解し、活性化合物を放出する、カカオ脂、ポリエチレングリコールまたは坐剤用ワックスなどの、好適な非刺激性賦形剤またはキャリアと混合することにより調製することができる坐剤である。
経口投与向けの固形剤形は、カプセル剤、錠剤、丸剤、散剤および顆粒剤を含む。このような固形剤形において、活性化合物は、クエン酸ナトリウムもしくはリン酸二カルシウムなどの少なくとも1腫の不活性な薬学的に受容可能な賦形剤またはキャリア、ならびに/あるいはa)デンプン、ラクトース、スクロース、グルコース、マンニトールおよびケイ酸などの充填剤または増量剤、b)例えば、カルボキシメチルセルロース、アルギネート、ゼラチン、ポリビニルピロリドン、スクロースおよびアカシアなどの結合剤、c)グリセロールなどの保湿剤、d)寒天、炭酸カルシウム、バレイショデンプンまたはタピオカデンプン、アルギン酸、ある種のシリケートおよび炭酸ナトリウムなどの崩壊剤、e)パラフィンなどの溶解遅延剤、f)四級アンモニウム化合物などの吸収促進剤、g)例えば、セチルアルコールおよびモノステアリン酸グリセロールなどの湿潤剤、h)カオリンおよびベントナイトクレイなどの吸収剤、およびi)タルク、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、固体ポリエチレングリコール、ラウリル硫酸ナトリウムなどの滑沢剤、ならびにこれらの混合物と混合される。カプセル剤、錠剤および丸剤の場合、これらの剤形はまた、緩衝化剤を含んでもよい。
同様のタイプの固体組成物はまた、ラクトースまたは乳糖、および高分子量ポリエチレングリコールなどの賦形剤を使用する、軟質および硬質充填ゼラチンカプセル中に充填剤として使用されてもよい。錠剤、ドラジェ剤、カプセル剤、丸剤および顆粒剤の固形剤形は、腸溶コーティング剤、および医薬調合分野において周知の他のコーティング剤などのコーティング剤およびシェルを用いて調製することができる。それらは、乳白剤を必要に応じて含んでもよく、これらは、腸管のある部分において、必要に応じて遅延させて、活性成分(単数または複数)を単独で、または優先的に放出するような組成物とすることもできる。使用され得る埋め込み組成物の例には、ポリマー物質およびワックスが含まれる。同様のタイプの固体組成物はまた、ラクトースまたは乳糖、および高分子量ポリエチレングリコール(polethylene glycol)などの賦形剤を使用する、軟質および硬質充填ゼラチンカプセル中に充填剤として使用されてもよい。
活性化合物はまた、上記のような1種または複数の賦形剤とのマイクロ封入形態にあることもできる。錠剤、ドラジェ剤、カプセル剤、丸剤および顆粒剤の固形剤形は、腸溶コーティング剤、放出制御用コーティング剤、および医薬調合分野において周知の他のコーティング剤などのコーティング剤およびシェルを用いて調製することができる。このような固形剤形では、活性化合物はスクロース、ラクトースまたはデンプンなどの少なくとも1種の不活性な希釈剤と混合されてもよい。このような剤形はまた、通常実務のように、不活性な希釈剤以外の追加の物質、例えば、ステアリン酸マグネシウムおよびマイクロクリスタリンセルロースなどの錠剤化用滑沢剤および他の錠剤化助剤を含んでもよい。カプセル剤、錠剤および丸剤の場合、これらの剤形はまた、緩衝化剤を含んでもよい。それらは、乳白剤を必要に応じて含んでもよく、これらは、腸管のある部分において、必要に応じて遅延させて、活性成分(単数または複数)を単独で、または優先的に放出するような組成物とすることもできる。使用され得る埋め込み組成物の例には、ポリマー物質およびワックスが含まれる。
本発明の化合物の局所または経皮投与向け剤形には、軟膏剤、ペースト剤、クリーム剤、ローション剤、ゲル剤、散剤、溶液剤、噴霧剤、吸入薬またはパッチ剤が含まれる。活性構成成分は、滅菌条件下において、必要となることがある、薬学的に受容可能なキャリアおよび任意の必要な保存剤または緩衝化剤と混合される。眼科用製剤、点耳剤および点眼剤も、本発明の範囲内にあることがやはり企図されている。さらに、本発明は、身体への化合物の制御送達の提供という追加の利点を有する、経皮パッチ剤の使用を企図する。このような剤形は、適切な媒体中に本化合物を溶解または分注することにより作製することができる。吸収促進剤はまた、本化合物が皮膚を通過する流動を増大させるために使用することもできる。速度は、速度制御膜を設けることによるか、またはポリマーマトリックスもしくはゲル中に本化合物を分散させることによるかのどちらか一方によって、制御することができる。
いくつかの実施形態において、本発明は、生物学的試料においてERストレスを誘導する方法であって、前記生物学的試料を、本発明の化合物または前記化合物を含む組成物と接触させるステップを含む、方法に関する。
いくつかの実施形態において、本発明は、生物学的試料において「小胞体ストレス応答」(UPR)を誘導する方法であって、前記生物学的試料を、本発明の化合物または前記化合物を含む組成物と接触させるステップを含む、方法に関する。
用語「生物学的試料」には、本明細書で使用する場合、非限定的に、細胞培養物またはその抽出物;哺乳動物またはその抽出物から得られた生検物質;および血液、唾液、尿、大便、精液、涙液もしくは他の体液またはその抽出物が含まれる。
追加の治療剤の共投与
処置される具体的な状態または疾患に応じて、その状態を処置するために通常投与される追加の治療剤も、本発明の組成物中に存在してもよい。本明細書で使用する場合、具体的な疾患または状態を処置するために通常投与される追加の治療剤は、「処置されている疾患または状態に適切」なものとして公知である。
いくつかの実施形態において、本発明は、開示されている疾患または状態を処置する方法であって、それを必要とする患者に、有効量の本明細書において開示されている化合物またはその薬学的に受容可能な塩を投与するステップ、および本明細書に記載されているものなどの、有効量の1種または複数の追加の治療剤を同時にまたは逐次に共投与するステップを含む方法を提供する。いくつかの実施形態において、本方法は、1種の追加の治療剤を共投与するステップを含む。いくつかの実施形態において、本方法は、2種の追加の治療剤を共投与するステップを含む。いくつかの実施形態において、開示化合物および追加の治療剤(単数または複数)を組み合わせると、相乗的に作用する。
一部の実施形態では、追加の治療剤は、免疫刺激性治療用化合物から選択される。一部の実施形態では、免疫刺激性治療用化合物は、エロツズマブ、ミファムルチド、toll様受容体のアゴニストもしくはアクチベーター、またはRORγtのアクチベーターから選択される。
一部の実施形態では、本方法は、前記患者に、免疫チェックポイント阻害剤などの第3の治療剤を投与するステップをさらに含む。一部の実施形態では、本方法は、それを必要とする患者に、本明細書において開示されている化合物またはその薬学的に許容される塩、免疫刺激性治療用化合物、および免疫チェックポイント阻害剤から選択される、3種の治療剤を投与するステップを含む。
本発明において使用することができる他のチェックポイント阻害剤は、OX40アゴニストを含む。臨床試験において現在検討中のOX40アゴニストには、転移性腎臓がん(NCT03092856)ならびに進行性がんおよび新生物(NCT02554812;NCT05082566)における、PF-04518600/PF-8600(Pfizer)(アゴニスト性抗OX40抗体);がんの第1相臨床試験(NCT02528357)におけるGSK3174998(Merck & Co.)(アゴニスト性抗OX40抗体);進行性固形腫瘍(NCT02318394およびNCT02705482)におけるMEDI0562(Medimmune/AstraZeneca)(アゴニスト性抗OX40抗体);結腸直腸がん(NCT02559024)、乳がん(NCT01862900)、頭頚部がん(NCT02274155)および転移性前立腺がん(NCT01303705)を有する患者における、MEDI6469(アゴニスト性抗OX40抗体)(Medimmune/AstraZeneca);ならびに進行性がん(NCT02737475)におけるBMS-986178(Bristol-Myers Squibb)(アゴニスト性抗OX40抗体)が含まれる。
本発明において使用することができる他のチェックポイント阻害剤は、CD137(4-1BBとも呼ばれる)アゴニストを含む。臨床試験において現在検討中のCD137アゴニストには、びまん性大細胞型B細胞性リンパ腫(NCT02951156)、ならびに進行性がんおよび新生物(NCT02554812およびNCT05082566)における、ウトミルマブ(PF-05082566、Pfizer)(アゴニスト性抗CD137抗体);黒色腫および皮膚がん(NCT02652455)ならびに神経膠芽腫および膠肉腫(NCT02658981)におけるウレルマブ(BMS-663513、Bristol-Myers Squibb)(アゴニスト性抗CD137抗体)が含まれる。
本発明において使用することができる他のチェックポイント阻害剤は、CD27アゴニストを含む。臨床試験において現在検討中のCD27アゴニストには、扁平上皮細胞頭頚部がん、卵巣癌、結腸直腸がん、腎細胞がんおよび神経膠芽腫(NCT02335918)、リンパ腫(NCT01460134)、ならびに神経膠腫および星状細胞腫(NCT02924038)におけるバルリルマブ(CDX-1127、Celldex Therapeutics)(アゴニスト性抗CD27抗体)が含まれる。
本発明において使用することができる他のチェックポイント阻害剤は、グルココルチコイド誘発性腫瘍壊死因子受容体(GITR)アゴニストを含む。臨床試験において現在検討中のGITRアゴニストには、悪性黒色腫および他の悪性固形腫瘍(NCT01239134およびNCT02628574)におけるTRX518(Leap Therapeutics)(アゴニスト性抗GITR抗体);固形腫瘍およびリンパ腫(NCT02740270)におけるGWN323(Novartis)(アゴニスト性抗GITR抗体);進行性がん(NCT02697591およびNCT03126110)におけるINCAGN01876(Incyte/Agenus)(アゴニスト性抗GITR抗体);固形腫瘍(NCT02132754)におけるMK-4166(Merck & Co.)(アゴニスト性抗GITR抗体)、ならびに進行性固形腫瘍(NCT02583165)におけるMEDI1873(Medimmune/AstraZeneca)(ヒトIgG1 Fcドメインを有するアゴニスト性六量体GITRリガンド分子)が含まれる。
本発明において使用することができる他のチェックポイント阻害剤は、誘発性T細胞共刺激剤(ICOS、CD278としても公知)アゴニストを含む。臨床試験において現在検討中のICOSアゴニストには、リンパ腫(NCT02520791)におけるMEDI-570(Medimmune)(アゴニスト性抗ICOS抗体);第1相試験(NCT02723955)における、GSK3359609(Merck & Co.)(アゴニスト性抗ICOS抗体);第1相試験(NCT02904226)における、JTX-2011(Jounce Therapeutics)(アゴニスト性抗ICOS抗体)が含まれる。
本発明において使用することができる他のチェックポイント阻害剤は、キラーIgG様受容体(KIR)阻害剤を含む。臨床試験において現在検討中のKIR阻害剤には、白血病(NCT01687387、NCT02399917、NCT02481297、NCT02599649)、多発性骨髄腫(NCT02252263)およびリンパ腫(NCT01592370)における、リリルマブ(IPH2102/BMS-986015、Innate Pharma/Bristol-Myers Squibb)(抗KIR抗体);骨髄腫(NCT01222286およびNCT01217203)における、IPH2101(1-7F9、Innate Pharma);ならびにリンパ腫(NCT02593045)における、IPH4102(Innate Pharma)(長い細胞質尾部の3つのドメイン(KIR3DL2)に結合する抗KIR抗体)が含まれる。
本発明において使用することができる他のチェックポイント阻害剤は、CD47とシグナル調節タンパク質アルファ(SIRPa)との間の相互作用のCD47阻害剤を含む。臨床試験において現在検討中のCD47/SIRPa阻害剤には、第1相試験(NCT03013218)における、ALX-148(Alexo Therapeutics)(CD47に結合してCD47/SIRPa媒介性シグナル伝達を阻止する(SIRPa)のアンタゴニスト性変異体);第1相の臨床試験(NCT02890368およびNCT02663518)における、TTI-621(SIRPa-Fc、Trillium Therapeutics)(SIRPaのN末端CD47結合ドメインとヒトIgG1のFcドメインとを連結させることにより生成する可溶性組換え融合タンパク質は、ヒトCD47に結合して、ヒトCD47がその「私を食べないで(do not eat」)シグナルをマクロファージに送るのを阻止することにより作用する);白血病(NCT02641002)における、CC-90002(Celgene)(抗CD47抗体);ならびに結腸直腸の新生物および固形腫瘍(NCT02953782)、急性骨髄性白血病(NCT02678338)およびリンパ腫(NCT02953509)における、Hu5F9-G4(Forty Seven,Inc.)が含まれる。
本発明において使用することができる他のチェックポイント阻害剤は、CD73阻害剤を含む。臨床試験において現在検討中のCD73阻害剤には、固形腫瘍(NCT02503774)における、MEDI9447(Medimmune)(抗CD73抗体);および固形腫瘍(NCT02754141)における、BMS-986179(Bristol-Myers Squibb)(抗CD73抗体)が含まれる。
本発明において使用することができる他のチェックポイント阻害剤は、インターフェロン遺伝子タンパク質の刺激因子(STING、膜貫通タンパク質173またはTMEM173としても公知)のアゴニストを含む。臨床試験において現在検討中のSTINGのアゴニストには、リンパ腫(NCT03010176)における、MK-1454(Merck & Co.)(アゴニスト性合成環式ジヌクレオチド);ならびに第1相試験(NCT02675439およびNCT03172936)における、ADU-S100(MIW815、Aduro Biotech/Novartis)(アゴニスト性合成環式ジヌクレオチド)が含まれる。
本発明において使用することができる他のチェックポイント阻害剤は、CSF1R阻害剤を含む。臨床試験において現在検討中のCSF1R阻害剤には、結腸直腸がん、膵臓がん、転移性および進行性がん(NCT02777710)ならびに黒色腫、非小細胞肺がん、扁平上皮細胞頭頚部がん、消化管間質腫瘍(GIST)および卵巣がん(NCT02452424)における、ペキシダルチニブ(PLX3397、Plexxikon)(CSF1R低分子阻害剤);ならびに膵臓がん(NCT03153410)、黒色腫(NCT03101254)および固形腫瘍(NCT02718911)における、IMC-CS4(LY3022855、Lilly)(抗CSF-1R抗体);ならびに進行性固形腫瘍(NCT02829723)における、BLZ945(4-[2((1R,2R)-2-ヒドロキシシクロヘキシルアミノ)-ベンゾチアゾール-6-イルオキシル]-ピリジン-2-カルボン酸メチルアミド、Novartis)(CSF1Rの経口利用可能な阻害剤)が含まれる。
本発明において使用することができる他のチェックポイント阻害剤は、NKG2A受容体阻害剤を含む。臨床試験において現在検討中のNKG2A受容体阻害剤には、頭頚部の新生物(NCT02643550)および慢性リンパ球性白血病(NCT02557516)における、モナリズマブ(IPH2201、Innate Pharma)(抗NKG2A抗体)が含まれる。
一部の実施形態では、免疫チェックポイント阻害剤は、ニボルマブ、ペムブロリズマブ、イピリムマブ、アベルマブ、デュルバルマブ、アテゾリズマブまたはピジリズマブから選択される。
別の態様では、本発明は、がんを処置することを必要とする患者において、がんを処置する方法であって、前記患者に、本明細書において開示されている化合物またはその薬学的に許容される塩を、インドールアミン(2,3)-ジオキシゲナーゼ(IDO)阻害剤、ポリADPリボースポリメラーゼ(PARP)阻害剤、ヒストンデアセチラーゼ(HDAC)阻害剤、CDK4/CDK6阻害剤またはホスファチジルイノシトール3キナーゼ(PI3K)阻害剤から選択される1種または複数の追加の治療剤と組み合わせて投与するステップを含む方法を提供する。
一部の実施形態では、IDO阻害剤は、エパカドスタット、インドキシモド、カプマチニブ(capmanitib)、GDC-0919、PF-06840003、BMS:F001287、Phy906/KD108、またはキヌレニンを分解する酵素から選択される。
一部の実施形態では、本方法は、前記患者に、免疫チェックポイント阻害剤などの第3の治療剤を投与するステップをさらに含む。一部の実施形態では、本方法は、それを必要とする患者に、本明細書において開示されている化合物またはその薬学的に許容される塩と、インドールアミン(2,3)-ジオキシゲナーゼ(IDO)阻害剤、ポリADPリボースポリメラーゼ(PARP)阻害剤、ヒストンデアセチラーゼ(HDAC)阻害剤、CDK4/CDK6阻害剤またはホスファチジルイノシトール3キナーゼ(PI3K)阻害剤から選択される第2の治療剤と、免疫チェックポイント阻害剤から選択される第3の治療剤とから選択される3種の治療剤を投与するステップを含む。一部の実施形態では、免疫チェックポイント阻害剤は、ニボルマブ、ペムブロリズマブ、イピリムマブ、アベルマブ、デュルバルマブ、アテゾリズマブまたはピジリズマブから選択される。
本発明に使用することができる、別の免疫刺激性治療剤は、組換えヒトインターロイキン15(rhIL-15)である。rhIL-15は、黒色腫および腎細胞癌(NCT01021059およびNCT01369888)、ならびに白血病(NCT02689453)に対する治療法として外来診療所において試験されている。本発明に使用することができる、別の免疫刺激性治療剤は、組換えヒトインターロイキン12(rhIL-12)である。別の好適なIL-15をベースとする免疫治療剤は、ヘテロ二量体IL-15(hetIL-15、Novartis/Admune)(可溶性IL-15結合タンパク質IL-15受容体アルファ鎖に複合体形成した内因性IL-15の合成形態からなる融合複合体(IL15:sIL-15RA)であり、これは、黒色腫、腎細胞癌、非小細胞肺がんおよび頭頚部扁平上皮癌(NCT02452268)に対して、第1相臨床試験で試験されている)である。組換えヒトインターロイキン12(rhIL-12)が、例えば、リンパ腫(NM-IL-12、Neumedicines,Inc.)(NCT02544724およびNCT02542124)に対する治療法として、多数の腫瘍適応症について、外来診療所で試験されている。
一部の実施形態では、PI3K阻害剤は、イデラリシブ、アルペリシブ、タセリシブ、ピクチリシブ、コパンリシブ、デュベリシブ、PQR309またはTGR1202から選択される。
別の態様では、本発明は、がんを処置することを必要とする患者における、がんを処置する方法であって、前記患者に、本明細書において開示されている化合物またはその薬学的に許容される塩を、白金をベースとする治療剤、タキサン、ヌクレオシド阻害剤、または正常なDNA合成、タンパク質合成、細胞複製を妨害する、もしくは急速な細胞増殖を他の方法で阻害する治療剤から選択される、1種または複数の追加の治療剤と組み合わせて投与するステップを含む方法を提供する。
一部の実施形態では、白金をベースとする治療剤は、シスプラチン、カルボプラチン、オキサリプラチン、ネダプラチン、ピコプラチン、またはサトラプラチンから選択される。
一部の実施形態では、正常なDNA合成、タンパク質合成、細胞複製を妨害する、または急速な増殖細胞の複製を他の方法で妨害する治療剤は、トラベクテジン、メクロレタミン、ビンクリスチン、テモゾロミド、シタラビン、ロムスチン、アザシチジン、オマセタキシンメペスクシナート、アスパラギナーゼErwinia chrysanthemi、エリブリンメシレート、カパセトリン(capacetrine)、ベンダムスチン、イキサベピロン、ネララビン、クロラファビン(clorafabine)、トリフルリジンまたはチピラシルから選択される。
一部の実施形態では、本方法は、前記患者に、免疫チェックポイント阻害剤などの第3の治療剤を投与するステップをさらに含む。一部の実施形態では、本方法は、それを必要とする患者に、本明細書において開示されている化合物またはその薬学的に許容される塩と、白金をベースとする治療剤、タキサン、ヌクレオシド阻害剤、または正常なDNA合成、タンパク質合成、細胞複製を妨害する、もしくは急速な細胞増殖を他の方法で阻害する治療剤から選択される第2の治療剤と、免疫チェックポイント阻害剤から選択される第3の治療剤とから選択される3種の治療剤を投与するステップを含む。
一部の実施形態では、免疫チェックポイント阻害剤は、ニボルマブ、ペムブロリズマブ、イピリムマブ、アベルマブ、デュルバルマブ、アテゾリズマブまたはピジリズマブから選択される。
一態様では、本発明は、進行性がんを処置する方法であって、本明細書において開示されている化合物もしくはその薬学的に許容される塩またはその医薬組成物を、単剤(単剤療法)として、または化学治療剤、キナーゼ阻害剤および/もしくは免疫調節性治療法(免疫チェックポイント阻害剤など)などの標的治療剤と組み合わせてのどちらか一方で投与するステップを含む方法を提供する。一部の実施形態では、免疫チェックポイント阻害剤はPD-1への抗体である。PD-1は、プログラム細胞死1受容体(PD-1)に結合して、この受容体が阻害性リガンドPDL-1に結合するのを阻止し、こうして、腫瘍が宿主の抗腫瘍免疫応答を抑制する能力を無効にする。
一部の実施形態では、追加の治療剤は、キナーゼ阻害剤またはVEGF-Rアンタゴニストである。本発明において有用な、承認を受けたVEGF阻害剤およびキナーゼ阻害剤には、ベバシズマブ(Avastin(登録商標)、Genentech/Roche)(抗VEGFモノクローナル抗体);ラムシルマブ(Cyramza(登録商標)、Eli Lilly)(抗VEGFR-2抗体)およびziv-アフリベルセプト(VEGF捕捉剤としても公知)(Zaltrap(登録商標);Regeneron/Sanofi)が含まれる。VEGFR阻害剤(レゴラフェニブ(Stivarga(登録商標)、Bayer);バンデタニブ(Caprelsa(登録商標)、AstraZeneca);アキシチニブ(Inlyta(登録商標)、Pfizer);およびレンバチニブ(Lenvima(登録商標)、Eisai)など);Raf阻害剤(ソラフェニブ(Nexavar(登録商標)、Bayer AGおよびOnyx);ダブラフェニブ(Tafinlar(登録商標)、Novartis);およびベムラフェニブ(Zelboraf(登録商標)、Genentech/Roche)など);MEK阻害剤(コビメタニブ(cobimetanib)(Cotellic(登録商標)、Exelexis/Genentech/Roche);トラメチニブ(Mekinist(登録商標)、Novartis)など);Bcr-Ablチロシンキナーゼ阻害剤(イマチニブ(Gleevec(登録商標)、Novartis);ニロチニブ(Tasigna(登録商標)、Novartis);ダサチニブ(Sprycel(登録商標)、BristolMyersSquibb);ボスチニブ(Bosulif(登録商標)、Pfizer);およびポナチニブ(Inclusig(登録商標)、Ariad Pharmaceuticals)など);Her2およびEGFR阻害剤(ゲフィチニブ(Iressa(登録商標)、AstraZeneca);エルロチニブ(Tarceeva(登録商標)、Genentech/Roche/Astellas);ラパチニブ(Tykerb(登録商標)、Novartis);アファチニブ(Gilotrif(登録商標)、Boehringer Ingelheim);オシメルチニブ(活性化EGFRを標的とする、Tagrisso(登録商標)、AstraZeneca));およびブリガチニブ(Alunbrig(登録商標)、Ariad Pharmaceuticals)など);c-MetおよびVEGFR2阻害剤(カボザンチニブ(cabozanitib)(Cometriq(登録商標)、Exelexis)など);およびマルチキナーゼ阻害剤(スニチニブ(Sutent(登録商標)、Pfizer);パゾパニブ(Votrient(登録商標)、Novartis)など);ALK阻害剤(クリゾチニブ(Xalkori(登録商標)、Pfizer);セリチニブ(Zykadia(登録商標)、Novartis);およびアレクチニブ(Alecenza(登録商標)、Genentech/Roche)など);ブルトン型チロシンキナーゼ阻害剤(イブルチニブ(Imbruvica(登録商標)、Pharmacyclics/Janssen)など);およびFlt3受容体阻害剤(ミドスタウリン(Rydapt(登録商標)、Novartis)など)。
開発中にある、および本発明において使用することができる他のキナーゼ阻害剤およびVEGF-Rアンタゴニストには、チボザニブ(Aveo Pharmaecuticals);バタラニブ(Bayer/Novartis);ルシタニブ(Clovis Oncology);ドビチニブ(TKI258、Novartis);チアウアニブ(Chiauanib)(Chipscreen Biosciences);CEP-11981(Cephalon);リニファニブ(Abbott Laboratories);ネラチニブ(HKI-272、Puma Biotechnology);ラドチニブ(Supect(登録商標)、IY5511、Il-Yang Pharmaceuticals、韓国);ルキソリチニブ(Jakafi(登録商標)、Incyte Corporation);PTC299(PTC Therapeutics);CP-547,632(Pfizer);フォレチニブ(Exelexis、GlaxoSmithKline);クイザルチニブ(第一三共)およびモテサニブ(Amgen/Takeda)が含まれる。
一部の実施形態では、追加の治療剤は、細胞増殖、血管新生およびグルコース取込みを阻害するmTOR阻害剤である。本発明において有用な承認を受けたmTOR阻害剤には、エベロリムス(Afinitor(登録商標)、Novartis);テムシロリムス(Torisel(登録商標)、Pfizer);およびシロリムス(Rapamune(登録商標)、Pfizer)が含まれる。
一部の実施形態では、追加の治療剤は、ポリADPリボースポリメラーゼ(PARP)阻害剤である。本発明において有用な承認を受けているPARP阻害剤には、オラパリブ(Lynparza(登録商標)、AstraZeneca);ルカパリブ(Rubraca(登録商標)、Clovis Oncology);およびニラパリブ(Zejula(登録商標)、Tesaro)が含まれる。本発明において使用することができる、現在検討中の他のPARP阻害剤には、タラゾパリブ(MDV3800/BMN673/LT00673、Medivation/Pfizer/Biomarin);ベリパリブ(ABT-888、AbbVie);およびBGB-290(BeiGene,Inc.)が含まれる。
一部の実施形態では、追加の治療剤は、ホスファチジルイノシトール3キナーゼ(PI3K)阻害剤である。本発明において有用な承認を受けたPI3K阻害剤には、イデラリシブ(Zydelig(登録商標)、Gilead)が含まれる。本発明において使用することができる、現在検討中の他のPI3K阻害剤には、アルペシリブ(BYL719、Novartis);タセリシブ(GDC-0032、Genentech/Roche);ピクチリシブ(GDC-0941、Genentech/Roche);コパンリシブ(BAY806946、Bayer);デュベリシブ(以前のIPI-145、Infinity Pharmaceuticals);PQR309(Piqur Therapeutics、スイス);およびTGR1202(以前のRP5230、TG Therapeutics)が含まれる。
一部の実施形態では、追加の治療剤はプロテアソーム阻害剤である。本発明において有用な承認を受けているプロテアソーム阻害剤には、ボルテゾミブ(Velcade(登録商標)、武田);カルフィルゾミブ(Kyprolis(登録商標)、Amgen);およびイキサゾミブ(Ninlaro(登録商標)、武田)が含まれる。
一部の実施形態では、追加の治療剤は、ヒストンデアセチラーゼ(HDAC)阻害剤である。本発明において有用な承認を受けているHDAC阻害剤には、ボリノスタット(Zolinza(登録商標)、Merck & Co.);ロミデプシン(Istodax(登録商標)、Celgene);パノビノスタット(Farydak(登録商標)、Novartis);およびベリノスタット(Beleodaq(登録商標)、Spectrum Pharmaceuticals)が含まれる。本発明において使用することができる、現在検討中の他のHDAC阻害剤には、エンチノスタット(SNDX-275、Syndax Pharmaceuticals)(NCT00866333);およびチダマイド(Epidaza(登録商標)、HBI-8000、Chipscreen Biosciences、中国)が含まれる。
一部の実施形態では、追加の治療剤は、CDK4/6阻害剤などのCDK阻害剤である。本発明において有用な承認されているCDK4/6阻害剤には、パルボシクリブ(Ibrance(登録商標)、Pfizer);およびリボシクリブ(Kisqali(登録商標)、Novartis)が含まれる。本発明において使用することができる、現在検討中の他のCDK4/6阻害剤には、アベマシクリブ(Ly2835219、Eli Lilly);およびトリラシクリブ(G1T28、G1 Therapeutics)が含まれる。
一部の実施形態では、追加の治療剤は、インドールアミン(2,3)-ジオキシゲナーゼ(IDO)阻害剤である。本発明において使用することができる、現在検討中のIDO阻害剤には、エパカドスタット(INCB024360、Incyte);インドキシモド(NLG-8189、NewLink Genetics Corporation);カプマチニブ(INC280、Novartis);GDC-0919(Genentech/Roche);PF-06840003(Pfizer);BMS:F001287(Bristol-Myers Squibb);Phy906/KD108(Phytoceutica);およびキヌレニンを分解する酵素(Kynase、Kyn Therapeutics)が含まれる。
一部の実施形態では、追加の治療剤は、血小板由来成長因子(PDGF)、または上皮成長因子(EGF)もしくはその受容体(EGFR)のアンタゴニストなどの成長因子アンタゴニストである。本発明において使用することができる承認を受けたPDGFアンタゴニストには、オララツマブ(Lartruvo(登録商標);Eli Lilly)が含まれる。本発明において使用することができる承認を受けたEGFRアンタゴニストには、セツキシマブ(Erbitux(登録商標)、Eli Lilly);ネシツムマブ(Portrazza(登録商標)、Eli Lilly)、パニツムマブ(Vectibix(登録商標)、Amgen);およびオシメルチニブ(活性化EGFRを標的とする、Tagrisso(登録商標)、AstraZeneca)が含まれる。
一部の実施形態では、追加の治療剤はアロマターゼ阻害剤である。本発明において使用することができる承認を受けたアロマターゼ阻害剤には、エキセメスタン(Aromasin(登録商標)、Pfizer);アナスタゾール(Arimidex(登録商標)、AstraZeneca)およびレトロゾール(Femara(登録商標)、Novartis)が含まれる。
一部の実施形態では、追加の治療剤は、ヘッジホッグ経路のアンタゴニストである。本発明において使用することができる承認を受けたヘッジホッグ経路阻害剤には、どちらも基底細胞癌の処置のための、ソニデジブ(Odomzo(登録商標)、Sun Pharmaceuticals);およびビスモデギブ(Erivedge(登録商標)、Genentech)が含まれる。
一部の実施形態では、追加の治療剤は、葉酸阻害剤である。本発明において有用な承認されている葉酸阻害剤には、ペメトレキセド(Alimta(登録商標)、Eli Lilly)が含まれる。
一部の実施形態では、追加の治療剤は、CCケモカイン受容体4(CCR4)阻害剤である。本発明において有用となり得る、現在検討中のCCR4阻害剤には、モガムリズマブ(Poteligeo(登録商標)、協和発酵キリン、日本)が含まれる。
一部の実施形態では、追加の治療剤は、イソクエン酸デヒドロゲナーゼ(IDH)阻害剤である。本発明において使用することができる、現在検討中のIDH阻害剤には、AG120(Celgene;NCT02677922);AG221(Celgene、NCT02677922;NCT02577406);BAY1436032(Bayer、NCT02746081);IDH305(Novartis、NCT02987010)が含まれる。
一部の実施形態では、追加の治療剤は、アルギナーゼ阻害剤である。本発明において使用することができる現在検討中のアルギナーゼ阻害剤には、急性骨髄性白血病および骨髄異形成症候群(NCT02732184)および固形腫瘍(NCT02561234)に関して第1相臨床試験において現在検討中のAEB1102(ペグ化組換えアルギナーゼ、Aeglea Biotherapeutics);ならびにCB-1158(Calithera Biosciences)が含まれる。
一部の実施形態では、追加の治療剤は、グルタミナーゼ阻害剤である。本発明において使用することができる現在検討中のグルタミナーゼ阻害剤には、CB-839(Calithera Biosciences)が含まれる。
一部の実施形態では、追加の治療剤は、すなわち腫瘍細胞の細胞表面に発現するタンパク質である、腫瘍抗原に結合する抗体である。本発明において使用することができる、腫瘍抗原に結合する、承認を受けている抗体には、リツキシマブ(Rituxan(登録商標)、Genentech/BiogenIdec);オファツムマブ(抗CD20、Arzerra(登録商標)、GlaxoSmithKline);オビヌツズマブ(抗CD20、Gazyva(登録商標)、Genentech)、イブリツモマブ(抗CD20およびイットリウム-90、Zevalin(登録商標)、Spectrum Pharmaceuticals);ダラツムマブ(抗CD38、Darzalex(登録商標)、Janssen Biotech)、ジヌツキシマブ(抗糖脂質GD2、Unituxin(登録商標)、United Therapeutics);トラスツズマブ(抗HER2、Herceptin(登録商標)、Genentech);アド-トラスツズマブエムタンシン(抗HER2、エムタンシンに融合、Kadcyla(登録商標)、Genentech);およびペルツズマブ(抗HER2、Perjeta(登録商標)、Genentech);およびブレンツキシマブベドチン(抗CD30-薬物コンジュゲート、Adcetris(登録商標)、Seattle Genetics)が含まれる。
一部の実施形態では、追加の治療剤はトポイソメラーゼ阻害剤である。本発明において有用な承認を受けているトポイソメラーゼ阻害剤には、イリノテカン(Onivyde(登録商標)、Merrimack Pharmaceuticals);トポテカン(Hycamtin(登録商標)、GlaxoSmithKline)が含まれる。本発明において使用することができる、現在検討中のトポイソメラーゼ阻害剤には、ピクサントロン(Pixuvri(登録商標)、CTI Biopharma)が含まれる。
一部の実施形態では、追加の治療剤は、ヌクレオシド阻害剤、または正常なDNA合成、タンパク質合成、細胞複製を妨害する、もしくは急速な細胞増殖を他の方法で阻害する他の治療剤である。このようなヌクレオシド阻害剤または他の治療剤には、トラベクテジン(グアニジンアルキル化剤、Yondelis(登録商標)、Janssen Oncology)、メクロレタミン(アルキル化剤、Valchlor(登録商標)、Aktelion Pharmaceuticals);ビンクリスチン(Oncovin(登録商標)、Eli Lilly;Vincasar(登録商標)、Teva Pharmaceuticals;Marqibo(登録商標)、Talon Therapeutics);テモゾロミド(アルキル化剤である5-(3-メチルトリアゼン-1-イル)-イミダゾール-4-カルボキサミド(MTIC)に対するプロドラッグ、Temodar(登録商標)、Merck & Co.);シタラビン注射剤(ara-C、代謝拮抗性シチジンアナログ、Pfizer);ロムスチン(アルキル化剤、CeeNU(登録商標)、Bristol-Myers Squibb;Gleostine(登録商標)、NextSource Biotechnology);アザシチジン(シチジンのピリミジンヌクレオシドアナログ、Vidaza(登録商標)、Celgene);オマセタキシンメペスクシネート(セファロタキシンエステル)(タンパク質合成阻害剤、Synribo(登録商標);Teva Pharmaceuticals);アスパラギナーゼErwinia chrysanthemi(アスパラギンを枯渇する酵素、Elspar(登録商標)、Lundbeck;Erwinaze(登録商標)、EUSA Pharma);エリブリンメシレート(微小管阻害剤、チューブリンをベースとする抗有糸分裂剤、Halaven(登録商標)、エーザイ);カバジタキセル(微小管阻害剤、チューブリンをベースとする抗有糸分裂剤、Jevtana(登録商標)、Sanofi-Aventis);カパセトリン(チミジル酸シンターゼ阻害剤、Xeloda(登録商標)、Genentech);ベンダムスチン(二官能性メクロレタミン誘導体、鎖間DNA架橋を形成すると考えられる、Treanda(登録商標)、Cephalon/Teva);イキサベピロン(エポチロンBの半合成アナログ、微小管阻害剤、チューブリンをベースとする抗有糸分裂剤、Ixempra(登録商標)、Bristol-Myers Squibb);ネララビン(デオキシグアノシンアナログのプロドラッグ、ヌクレオシド代謝阻害剤、Arranon(登録商標)、Novartis);クロファラビン(リボヌクレオチドレダクターゼ阻害剤のプロドラッグ、デオキシシチジンの競合阻害剤、Clolar(登録商標)、Sanofi-Aventis);ならびにトリフリジンおよびチピラシル(チミジンをベースとするヌクレオシドアナログおよびチミジンホスホリラーゼ阻害剤、Lonsurf(登録商標)、Taiho Oncology)が含まれる。
一部の実施形態では、追加の治療剤は、プラチンとも称される、白金をベースとする治療剤である。プラチンは、がん細胞などの、ほとんどが迅速な細胞の再生において、DNA修復および/またはDNA合成を阻害するよう、DNAの架橋を引き起こす。本発明において使用することができる、承認を受けている白金をベースとする治療剤には、シスプラチン(Platinol(登録商標)、Bristol-Myers Squibb);カルボプラチン(Paraplatin(登録商標)、Bristol-Myers Squibb;同様にTeva;Pfizer);オキサリプラチン(Eloxitin(登録商標)、Sanofi-Aventis);およびネダプラチン(Aqupla(登録商標)、塩野義)が含まれる。臨床試験を受けた、および本発明において使用することができる他の白金をベースとする治療剤には、ピコプラチン(Poniard Pharmaceuticals);およびサトラプラチン(JM-216、Agennix)が含まれる。
一部の実施形態では、追加の治療剤は、細胞分裂に必須である微小管の破壊を引き起こす、タキサン化合物である。本発明において使用することができる、承認を受けているタキサン化合物には、パクリタキセル(Taxol(登録商標)、Bristol-Myers Squibb)、ドセタキセル(Taxotere(登録商標)、Sanofi-Aventis;Docefrez(登録商標)、Sun Pharmaceutical)、アルブミン結合パクリタキセル(Abraxane(登録商標);Abraxis/Celgene)およびカバジタキセル(Jevtana(登録商標)、Sanofi-Aventis)が含まれる。臨床試験を受けた、および本発明において使用することができる他のタキサン化合物には、SID530(SK Chemicals,Co.)(NCT00931008)が含まれる。
一部の実施形態では、追加の治療剤は、BCL-2などの抗アポトーシスタンパク質の阻害剤である。本発明において使用することができる、承認されている抗アポトーシス剤には、ベネトクラックス(Venclexta(登録商標)、AbbVie/Genentech);およびブリナツモマブ(Blincyto(登録商標)、Amgen)が含まれる。臨床試験を受けており、本発明において使用することができる、アポトーシスタンパク質を標的とする他の治療剤には、ナビトクラックス(ABT-263、Abbott)、BCL-2阻害剤(NCT02079740)が含まれる。
一部の実施形態では、本発明は、前立腺がんを処置する方法であって、それを必要とする患者に、有効量の本明細書において開示されている化合物もしくはその薬学的に許容される塩、またはこれらの医薬組成物を、アンドロゲンの合成または活性を妨害する追加の治療剤と組み合わせて投与するステップを含む方法を提供する。本発明において有用な承認されているアンドロゲン受容体阻害剤には、エンザルタミド(Xtandi(登録商標)、Astellas/Medivation)が含まれる。承認を受けているアンドロゲン合成の阻害剤には、アビラテロン(Zytiga(登録商標)、Centocor/Ortho);承認を受けている性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)受容体のアンタゴニスト(デガラリクス、Firmagon(登録商標)、Ferring Pharmaceuticals)が含まれる。
一部の実施形態では、追加の治療剤は、エストロゲンの合成または活性を妨害する、選択的エストロゲン受容体モジュレーター(SERM)である。本発明において有用な承認されているSERMには、ラロキシフェン(Evista(登録商標)、Eli Lilly)が含まれる。
一部の実施形態では、追加の治療剤は骨吸収の阻害剤である。骨吸収を阻害する承認を受けている治療剤は、デノスマブ(Xgeva(登録商標)、Amgen)(RANKLに結合し、破骨細胞、その前駆体および破骨細胞様巨細胞の表面に見出され、骨転移を伴う固形腫瘍における骨病理を媒介する、RANKLの受容体RANKへの結合を阻害する抗体である)である。骨吸収を阻害する、他の承認を受けている治療剤には、ゾレドロン酸(Zometa(登録商標)、Novartis)などの、ビスホスホネートが含まれる。
一部の実施形態では、追加の治療剤は、2つの主要なp53抑制タンパク質であるMDMXとMDM2との間の相互作用の阻害剤である。本発明に使用することができる、現在検討中のp53抑制タンパク質の阻害剤には、MDMXおよびMDM2に等価に結合して、これらとp53との相互作用を撹乱するステープルペプチドである、ALRN-6924(Aileron)が含まれる。ALRN-6924は、AML、進行性骨髄異形成症候群(MDS)および末梢T細胞リンパ腫(PTCL)(NCT02909972;NCT02264613)の処置に関して、臨床試験において現在評価中である。
一部の実施形態では、追加の治療剤は、トランスフォーミング成長因子-ベータ(TGF-ベータまたはTGFβ)の阻害剤である。本発明において使用することができる、現在検討中のTGF-ベータタンパク質の阻害剤には、乳房、肺、肝細胞、結腸直腸、膵臓、前立腺および腎がん(NCT02947165)を含めた、様々ながんの処置に関して外来診療所において現在試験されている抗TGF-ベータ抗体であるNIS793(Novartis)が含まれる。一部の実施形態では、TGF-ベータタンパク質の阻害剤は、黒色腫(NCT00923169);腎細胞癌(NCT00356460);および非小細胞肺がん(NCT02581787)について現在検討中の、フレソリムマブ(GC1008;Sanofi-Genzyme)である。さらに、一部の実施形態では、追加の治療剤は、Connollyら(2012年)Int’l J.Biological Sciences 8巻:964~978頁に記載されているものなどの、TGF-ベータ捕捉剤である。
追加の共投与治療剤-標的治療剤および免疫調節薬
一部の実施形態では、追加の治療剤は、標的治療薬または免疫調節薬から選択される。標的治療剤または免疫調節薬を用いるアジュバント治療法は、単独投与した場合、有望な有効性を示すが、経時的な腫瘍免疫の発達または免疫応答の回避により制限される。
一部の実施形態では、本発明は、本明細書に記載されているがんなどのがんを処置する方法であって、それを必要とする患者に、有効量の本明細書において開示されている化合物もしくはその薬学的に許容される塩、またはこれらの医薬組成物を、標的治療薬または免疫調節薬などの追加の治療剤と組み合わせて投与するステップを含む方法を提供する。いくつかの実施形態において、免疫調節治療剤は、腫瘍細胞のアポトーシスを特異的に誘発する。本発明において使用することができる承認を受けている免疫調節治療剤には、ポマリドミド(Pomalyst(登録商標)、Celgene);レナリドマイド(Revlimid(登録商標)、Celgene);インゲノールメブテート(Picato(登録商標)、LEO Pharma)が含まれる。
他の実施形態において、免疫調節治療剤はがんワクチンである。いくつかの実施形態において、がんワクチンは、シプリューセル-T(Provenge(登録商標)、Dendreon/Valeant Pharmaceuticals)(無症候性または最小限の症候性転移性の去勢抵抗性(ホルモン不応性)前立腺がんの処置に承認を受けている);およびタリモジンラヘルパレプベク(Imlygic(登録商標)、BioVex/Amgen、以前はT-VECとして公知であった)(黒色腫における、切除不能な皮膚、皮下および節病巣の処置に承認を受けた、遺伝子修飾した腫瘍溶解性ウイルス治療法)から選択される。いくつかの実施形態において、さらなる治療剤は、肝細胞癌(NCT02562755)および黒色腫(NCT00429312)に対する、GM-CSFを発現するよう操作されているチミジンキナーゼ-(TK-)欠損ワクシニアウイルスである、ペキサスチモジンデバシレプベク(PexaVec/JX-594、SillaJen/以前のJennerex Biotherapeutics)などの腫瘍溶解性ウイルス治療法;ペラレオレップ(Reolysin(登録商標)、Oncolytics Biotech)(結腸直腸がん(NCT01622543);前立腺がん(NCT01619813)、頭頚部扁平上皮細胞がん(NCT01166542)、膵臓腺癌(NCT00998322)および非小細胞肺がん(NSCLC)(NCT00861627)を含めた多数のがんにおける、RASにより活性化されていない細胞では複製しない呼吸器腸管孤立ウイルス(レオウイルス)の変異体);卵巣がん(NCT02028117)、結腸直腸がん、膀胱がん、頭頚部扁平上皮癌および唾液腺がん(NCT02636036)などの転移性または進行性上皮腫瘍における、エナデノツシレブ(NG-348、PsiOxus、以前はColoAd1として公知であった)(T細胞受容体CD3タンパク質に特異的な完全長CD80および抗体断片を発現するよう操作されているアデノウイルス);黒色腫(NCT03003676)、および腹膜疾患、結腸直腸がんまたは卵巣がん(NCT02963831)における、ONCOS-102(Targovax/以前のOncos)(GM-CSFを発現するよう操作されているアデノウイルス);GL-ONC1(GLV-1h68/GLV-1h153、Genelux GmbH)(癌性腹膜炎(NCT01443260);卵管がん、卵巣がん(NCT02759588)において、それぞれ、ベータ-ガラクトシダーゼ(ベータ-gal)/ベータ-グルコロニダーゼまたはベータ-gal/ヒトナトリウムヨウ素共輸送体(hNIS)を発現するよう操作されているワクシニアウイルスが検討された);あるいは膀胱がん(NCT02365818)における、CG0070(Cold Genesys)(GM-CSFを発現するよう操作されているアデノウイルス)から選択される。
いくつかの実施形態において、追加の治療剤は、JX-929(SillaJen/以前のJennerex Biotherapeutics)(プロドラッグである5-フルオロシトシンを細胞毒性薬5-フルオロウラシルに変換することが可能な、シトシンデアミナーゼを発現するよう操作されている、TKおよびワクシニア成長因子欠損ワクシニアウイルス);TG01およびTG02(Targovax/以前のOncos)(難治性RAS変異を標的とするペプチドをベースとする免疫療法剤);およびTILT-123(TILT Biotherapeutics)(Ad5/3-E2F-デルタ24-hTNFα-IRES-hIL20と表される操作されたアデノウイルス);およびVSV-GP(ViraTherapeutics)(リンパ球性脈絡髄膜炎ウイルス(LCMV)のグリコタンパク質(GP)を発現するよう操作されており、抗原特異的CD8+T細胞応答を向上するよう設計されている抗原を発現するようさらに操作され得る、水泡性口内炎ウイルス(VSV))から選択される。
いくつかの実施形態において、本発明は、本明細書に開示される化合物またはその薬学的に受容可能な塩を、キメラ抗原受容体すなわちCARを発現するよう操作されているT細胞と組み合わせて患者に投与するステップを含む。このようなキメラ抗原受容体を発現するよう操作されているT細胞は、CAR-T細胞と呼ばれる。
結合ドメインからなるCARが構築され、このドメインは、細胞表面抗原に特異的なモノクローナル抗体から誘導される、天然リガンドである一本鎖可変断片(scFv)であって、Tリンパ球において活性化シグナルを生じることが可能な、TCRに由来するCD3-ゼータシグナル伝達ドメインなどの、T細胞受容体(TCR)の機能端部であるエンドドメインに融合している、一本鎖可変断片(scFv)から誘導され得る。抗原に結合すると、このようなCARは、エフェクター細胞における内因性シグナル伝達経路にリンクし、TCR複合体により開始されるものと類似の活性シグナルを生じる。
例えば、いくつかの実施形態において、CAR-T細胞は、米国特許第8,906,682号(June、その全体が参照により本明細書に組み込まれている)に記載されているものの1つであり、この特許は、抗原結合ドメイン(CD19に結合するドメインなど)を有する細胞外ドメインであって、T細胞抗原受容体複合体ゼータ鎖(CD3ゼータなど)の細胞内シグナル伝達ドメインに融合している、細胞外ドメインを含むよう操作されているCAR-T細胞を開示している。CARは、T細胞において発現する場合、抗原結合特異性に基づいて、抗原認識の方向を変えることができる。CD19の場合、抗原は、悪性B細胞上で発現する。200を超える臨床試験が、現在、幅広い範囲の適応症において、CAR-Tを使用して、進行中である[https://clinicaltrials.gov/ct2/results?term=chimeric+antigen+receptors&pg=1]。
追加の共投与される治療剤-免疫刺激薬
いくつかの実施形態において、追加の治療剤は、免疫刺激薬である。例えば、PD-1およびPD-L1阻害性軸を遮断する抗体は、活性化された腫瘍反応性T細胞を開放することができ、免疫療法に感受性があるとは従来、考えられていなかった一部の腫瘍タイプを含めた、増加している数の腫瘍組織学における永続的な抗腫瘍応答を誘発することが臨床試験において示された。例えば、Okazaki,T.ら(2013年)Nat.Immunol.14巻、1212~1218頁;Zouら(2016年)Sci.Transl.Med.8巻を参照されたい。抗PD-1抗体であるニボルマブ(Opdivo(登録商標)、Bristol-Myers Squibb、ONO-4538、MDX1106およびBMS-936558としても公知)は、以前の抗血管新生治療法の間またはその後に、疾患進行を経験したRCCを有する患者における、全生存率を改善させる可能性を示した。
一部の実施形態では、本発明は、本明細書に記載されているがんなどのがんを処置する方法であって、それを必要とする患者に、有効量の本明細書において開示されている化合物もしくはその薬学的に許容される塩、またはこれらの医薬組成物を、免疫チェックポイント阻害剤などの免疫刺激薬などの追加の治療剤と組み合わせて投与するステップを含む方法を提供する。一部の実施形態では、本化合物およびチェックポイント阻害剤は、同時にまたは逐次に投与される。一部の実施形態では、本明細書において開示されている化合物は、免疫チェックポイント阻害剤を最初に投与する前に投与される。ある種の実施形態では、免疫チェックポイント阻害剤は、本明細書において開示されている化合物を最初に投与する前に投与される。
特定の実施形態において、免疫チェックポイント阻害剤は、PD-1アンタゴニスト、PD-L1アンタゴニストまたはCTLA-4アンタゴニストから選択される。いくつかの実施形態において、本明細書に開示される化合物またはその薬学的に受容可能な塩は、ニボルマブ(抗PD-1抗体、Opdivo(登録商標)、Bristol-Myers Squibb);ペムブロリズマブ(抗PD-1抗体、Keytruda(登録商標)、Merck & Co.);イピリムマブ(抗CTLA-4抗体、Yervoy(登録商標)、Bristol-Myers Squibb);デュルバルマブ(抗PD-L1抗体、Imfinzi(登録商標)、AstraZeneca);またはアテゾリズマブ(抗PD-L1抗体、Tecentriq(登録商標)、Genentech)と組み合わせて投与される。
本発明における使用に適した免疫チェックポイント阻害剤として、REGN2810(Regeneron)(基底細胞癌(NCT03132636);NSCLC(NCT03088540);皮膚扁平上皮癌(NCT02760498);リンパ腫(NCT02651662);および黒色腫(NCT03002376)を有する患者において試験された抗PD-1抗体);びまん性大細胞型B細胞性リンパ腫および多発性骨髄腫に関する臨床試験中の、ピジリズマブ(CureTech)(CT-011としても公知であり、PD-1に結合する抗体);非小細胞肺がん、メルケル細胞癌、中皮腫、固形腫瘍、腎がん、卵巣がん、膀胱がん、頭頚部がん、および胃がんに関する臨床試験中の、アベルマブ(Bavencio(登録商標)、Pfizer/Merck KGaA)(MSB0010718Cとしても公知であり、完全ヒトIgG1抗PD-L1抗体);または非小細胞肺がん、黒色腫、トリプルネガティブ乳がんおよび進行性、および転移性固形腫瘍に関する臨床試験中の、PDR001(Novartis)(PD-1に結合する阻害性抗体)が挙げられる。トレメリムマブ(CP-675,206;Astrazeneca)は、中皮腫、結腸直腸がん、腎臓がん、乳がん、肺がんおよび非小細胞肺がん、膵臓導管腺癌、膵臓がん、生殖細胞がん、頭頚部の扁平上皮細胞がん、肝細胞癌、前立腺がん、子宮内膜がん、肝臓における転移性がん、肝臓がん、大細胞型B細胞性リンパ腫、卵巣がん、子宮頚がん、転移性未分化甲状腺がん、尿路上皮がん、卵管がん、多発性骨髄腫、膀胱がん、軟組織肉腫および黒色腫を含めた、いくつかの適応症に関する臨床試験において検討された、CTLA-4に対する完全ヒトモノクローナル抗体である。AGEN-1884(Agenus)は、進行性固形腫瘍(NCT02694822)について、第1相臨床試験において現在検討中の、抗CTLA4抗体である。
免疫刺激に関する別の実例は、腫瘍溶解性ウイルスの使用である。一部の実施形態では、本発明は、本明細書において開示されている化合物もしくはその薬学的に許容される塩またはこれらの医薬組成物を、腫瘍溶解性ウイルスなどの免疫刺激性治療剤と組み合わせて投与することにより、患者を処置する方法を提供する。本発明において使用することができる、承認を受けている免疫刺激性腫瘍溶解性ウイルスには、タリモジンラヘルパレプベク(生、弱毒化単純ヘルペスウイルス、Imlygic(登録商標)、Amgen)が含まれる。
いくつかの実施形態において、追加の治療剤は、レチノイン酸受容体関連オーファン受容体γ(RORγt)のアクチベーターである。RORγtは、CD4+(Th17)およびCD8+(Tc17)T細胞のタイプ17エフェクターサブセットの分化および維持、ならびにNK細胞などの、IL-17を発現する自然免疫細胞部分集合の分化において、重要な役割を有する転写因子である。本発明において使用され得る試験されているRORγtのアクチベーターは、固形腫瘍(NCT02929862)の処置に関する臨床試験において現在評価されているLYC-55716(Lycera)である。
いくつかの実施形態において、追加の治療剤は、toll様受容体(TLR)のアゴニストまたはアクチベーターである。TLRの好適なアクチベーターは、SD-101(Dynavax)などのTLR9のアゴニストまたはアクチベーターを含む。SD-101は、濾胞性B細胞および他のリンパ腫(NCT02254772)に関して現在、検討されている免疫刺激性CpGである。本発明において使用することができるTLR8のアゴニストまたはアクチベーターには、頭頚部の扁平上皮細胞がん(NCT02124850)および卵巣がん(NCT02431559)に関して、現在、検討中のモトリモド(VTX-2337、VentiRx Pharmaceuticals)が含まれる。
本発明において使用され得る他のチェックポイント阻害剤として、T細胞免疫グロブリンムチン含有タンパク質-3(TIM-3)の阻害剤が挙げられる。本発明において使用することができるTIM-3阻害剤には、TSR-022、LY3321367およびMBG453が含まれる。TSR-022(Tesaro)は、固形腫瘍(NCT02817633)において現在、検討中の抗TIM-3抗体である。LY3321367(Eli Lilly)は、固形腫瘍(NCT03099109)において現在、検討中の抗TIM-3抗体である。MBG453(Novartis)は、進行性悪性腫瘍(NCT02608268)において現在、検討中の抗TIM-3抗体である。
本発明において使用され得る他のチェックポイント阻害剤として、ある種のT細胞およびNK細胞上の免疫受容体である、IgおよびITIMドメインを有するT細胞免疫受容体、すなわちTIGITの阻害剤が挙げられる。本発明において使用することができるTIGIT阻害剤には、BMS-986207(Bristol-Myers Squibb)、抗TIGITモノクローナル抗体(NCT02913313);OMP-313M32(Oncomed);および抗TIGITモノクローナル抗体(NCT03119428)が含まれる。
本発明において使用され得る他のチェックポイント阻害剤として、リンパ球活性化遺伝子-3(LAG-3)の阻害剤も挙げられる。本発明において使用することができるLAG-3阻害剤には、BMS-986016およびREGN3767およびIMP321が含まれる。抗LAG-3抗体である、BMS-986016(Bristol-Myers Squibb)は、神経膠芽腫および膠肉腫(NCT02658981)において、現在、検討されている。REGN3767(Regeneron)もまた、抗LAG-3抗体であり、悪性腫瘍(NCT03005782)において現在、検討中である。IMP321(Immutep S.A.)は、LAG-3-Ig融合タンパク質であり、黒色腫(NCT02676869);腺癌(NCT02614833);および転移性乳がん(NCT00349934)において検討されている。
本明細書に開示される化合物と組み合わせて本発明において使用され得る他の腫瘍免疫剤としては、ウレルマブ(BMS-663513、Bristol-Myers Squibb)、抗CD137モノクローナル抗体;バーリルマブ(CDX-1127、Celldex Therapeutics)、抗CD27モノクローナル抗体;BMS-986178(Bristol-Myers Squibb)、抗OX40モノクローナル抗体;リリルマブ(IPH2102/BMS-986015、Innate Pharma、Bristol-Myers Squibb)、抗KIRモノクローナル抗体;モナリズマブ(monalizumab)(IPH2201、Innate Pharma、AstraZeneca)抗NKG2Aモノクローナル抗体;アンデカリキシマブ(andecaliximab)(GS-5745、Gilead Sciences)、抗MMP9抗体;MK-4166(Merck & Co.)、抗GITRモノクローナル抗体が挙げられる。
本発明において使用することができる他の追加の治療剤には、グレムバツムマブベドチン-モノメチルオーリスタチンE(MMAE)(Celldex)(細胞毒性MMAEに連結している抗グリコタンパク質NMB(gpNMB)抗体(CR011))が含まれる。gpNMBは、がん細胞が転移する能力に関連する複数の腫瘍タイプにより過剰発現されるタンパク質である。
本発明の化合物はまた、他の抗増殖性化合物と組み合わせて使用されて、利点をもたらすことができる。このような抗増殖性化合物には、以下に限定されないが、チェックポイント阻害剤、アロマターゼ阻害剤;抗エストロゲン薬;トポイソメラーゼI阻害剤;トポイソメラーゼII阻害剤;微小管活性化合物;アルキル化化合物;ヒストンデアセチラーゼ阻害剤;細胞分化過程を誘発する化合物;シクロオキシゲナーゼ阻害剤;MMP阻害剤;mTOR阻害剤;抗新生物抗代謝拮抗物質;白金化合物;タンパク質または脂質キナーゼ活性を標的とする/低下させる化合物、およびさらには抗血管新生化合物;タンパク質または脂質ホスファターゼを標的とする、その活性を低下させるまたは阻害する化合物;ゴナドレリンアゴニスト;抗アンドロゲン薬;メチオニンアミノペプチダーゼ阻害剤;マトリックスメタロプロテイナーゼ阻害剤;ビスホスホネート;生物学的応答調節剤;抗増殖抗体;ヘパラナーゼ阻害剤;Ras発がんアイソフォームの阻害剤;テロメラーゼ阻害剤;プロテアソーム阻害剤;血液悪性疾患の処置に使用される化合物;Flt-3を標的とする、その活性を低下させるまたは阻害する化合物;Hsp90阻害剤(17-AAG(17-アリルアミノゲルダナマイシン、NSC330507)、17-DMAG(17-ジメチルアミノエチルアミノ-17-デメトキシ-ゲルダナマイシン、NSC707545)、IPI-504、CNF1010、CNF2024、CNF1010(Conforma Therapeuticsから)など);テモゾロミド(Temodal(登録商標));キネシンスピンドルタンパク質阻害剤(GlaxoSmithKlineからのSB715992もしくはSB743921、またはCombinatoRxからのペンタミジン/クロルプロマジンなど);MEK阻害剤(Array BioPharmaからのARRY142886、AstraZenecaからのAZd6244、PfizerからのPD181461およびロイコボリンなど)が含まれる。
用語「チェックポイント阻害剤」は、本明細書で使用する場合、がん細胞が患者の免疫系を回避するのを阻止するのに有用な作用剤に関する。抗腫瘍免疫破壊の主な機序の1つは「T細胞の疲弊」として公知であり、これは、阻害性受容体の上方調節をもたらす抗原への長期曝露に起因する。これらの阻害性受容体は、無差別な免疫反応を予防するために、免疫チェックポイントとして働く。
PD-1、および細胞毒性T-リンパ球抗原4(CTLA-4、BおよびTリンパ球アテニュエータ(BTLA;CD272)、T細胞免疫グロブリンおよびムチンドメイン-3(Tim-3)、リンパ球活性化遺伝子-3(Lag-3;CD223)などの共阻害性受容体は、チェックポイント調節因子と称されることが多い。それらは、細胞周期進行および他の細胞内シグナル伝達過程が進行するべきかを細胞外情報が指令することを可能にする、分子「ゲートキーパー」として働く。
1つの局面において、チェックポイント阻害剤は、生物学的治療剤または低分子である。別の局面において、チェックポイント阻害剤は、モノクローナル抗体、ヒト化抗体、完全ヒト抗体、融合タンパク質またはそれらの組合せである。さらなる局面において、チェックポイント阻害剤は、CTLA-4、PDL1、PDL2、PD1、B7-H3、B7-H4、BTLA、HVEM、TIM3、GAL9、LAG3、VISTA、KIR、2B4、CD160、CGEN-15049、CHK1、CHK2、A2aR、B-7ファミリーのリガンドまたはそれらの組合せから選択されるチェックポイントタンパク質を阻害する。追加的な局面において、チェックポイント阻害剤は、CTLA-4、PDL1、PDL2、PD1、B7-H3、B7-H4、BTLA、HVEM、TIM3、GAL9、LAG3、VISTA、KIR、2B4、CD160、CGEN-15049、CHK1、CHK2、A2aR、B-7ファミリーのリガンドまたはそれらの組合せから選択されるチェックポイントタンパク質のリガンドと相互作用する。ある局面において、チェックポイント阻害剤は、免疫刺激剤、T細胞成長因子、インターロイキン、抗体、ワクチンまたはそれらの組合せである。さらなる局面において、インターロイキンはIL-7またはIL-15である。特定の局面において、インターロイキンは、グリコシル化IL-7である。追加的な局面において、ワクチンは樹状細胞(DC)ワクチンである。
チェックポイント阻害剤には、免疫系の阻害経路を統計的に有意な方法で、遮断または阻害する任意の薬剤が含まれる。このような阻害剤は、低分子阻害剤を含むことができる、あるいは免疫チェックポイント受容体に結合して遮断または阻害する抗体またはその抗原結合断片、あるいは免疫チェックポイント受容体リガンドに結合して遮断または阻害する抗体を含むことができる。遮断または阻害のために標的とされ得る例示的な免疫チェックポイント分子には、以下に限定されないが、CTLA-4、PDL1、PDL2、PD1、B7-H3、B7-H4、BTLA、HVEM、GAL9、LAG3、TIM3、VISTA、KIR、2B4(CD2ファミリーの分子に属し、NK、γδおよびメモリCD8+(αβ)T細胞のすべてに発現する)、CD160(BY55とも称される)、CGEN-15049、CHK1およびCHK2キナーゼ、A2aRおよび様々なB-7ファミリーのリガンドが含まれる。B7ファミリーのリガンドには、以下に限定されないが、B7-1、B7-2、B7-DC、B7-H1、B7-H2、B7-H3、B7-H4、B7-H5、B7-H6およびB7-H7が含まれる。チェックポイント阻害剤には、CTLA-4、PDL1、PDL2、PD1、BTLA、HVEM、TIM3、GAL9、LAG3、VISTA、KIR、2B4、CD160およびCGEN-15049のうちの1つまたは複数に結合して、その活性を遮断または阻害する、抗体もしくはその抗原結合断片、他の結合タンパク質、生物治療剤または低分子が含まれる。例示的な免疫チェックポイント阻害剤には、トレメリムマブ(CTLA-4ブロッキング抗体)(抗OX40)、PD-L1モノクローナル抗体(抗B7-H1;MEDI4736)、MK-3475(PD-1ブロッカー)、ニボルマブ(抗PD1抗体)、CT-011(抗PD1抗体)、BY55モノクローナル抗体、AMP224(抗PDL1抗体)、BMS-936559(抗PDL1抗体)、MPLDL3280A(抗PDL1抗体)、MSB0010718C(抗PDL1抗体)およびイピリムマブ(抗CTLA-4チェックポイント阻害剤)が含まれる。チェックポイントタンパク質リガンドには、以下に限定されないが、PD-L1、PD-L2、B7-H3、B7-H4、CD28、CD86およびTIM-3が含まれる。
特定の実施形態において、免疫チェックポイント阻害剤は、PD-1アンタゴニスト、PD-L1アンタゴニストおよびCTLA-4アンタゴニストから選択される。いくつかの実施形態において、チェックポイント阻害剤は、ニボルマブ(Opdivo(登録商標))、イピリムマブ(Yervoy(登録商標))およびペムブロリズマブ(Keytruda(登録商標))からなる群より選択される。
いくつかの実施形態において、チェックポイント阻害剤は、ランブロリズマブ(MK-3475)、ニボルマブ(BMS-936558)、ピジリズマブ(CT-011)、AMP-224、MDX-1105、MEDI4736、MPDL3280A、BMS-936559、イピリムマブ、リリルマブ(lirlumab)、IPH2101、ペムブロリズマブ(Keytruda(登録商標))またはトレメリムマブからなる群より選択される。
用語「アロマターゼ阻害剤」とは、本明細書で使用する場合、エストロゲン産生、例えば基質であるアンドロステンジオンおよびテストステロンの、それぞれ、エストロンおよびエストラジオールへの変換を阻害する化合物に関する。この用語には、以下に限定されないが、ステロイド、とりわけアタメスタン、エキセメスタンおよびフォルメスタン、ならびに特に非ステロイド、とりわけアミノグルテチミド、ログレチミド、ピリドグルテチミド、トリロスタン、テストラクトン、ケトコナゾール、ボロゾール、ファドロゾール、アナストロゾールおよびレトロゾールが含まれる。エキセメスタンは、商標名Aromasin(商標)で上市されている。フォルメスタンは、商標名Lentaron(商標)で上市されている。ファドロゾールは、商標名Afema(商標)で上市されている。アナストロゾールは、商標名Arimidex(商標)で上市されている。レトロゾールは、商標名Femara(商標)またはFemar(商標)で上市されている。アミノグルテチミドは、商標名Orimeten(商標)で上市されている。アロマターゼ阻害剤である化学治療剤を含む本発明の組合せは、乳房腫瘍などのホルモン受容体陽性腫瘍の処置に特に有用である。
用語「抗エストロゲン」とは、本明細書で使用する場合、エストロゲン受容体レベルでエストロゲンの作用を拮抗する化合物に関する。この用語には、以下に限定されないが、タモキシフェン、フルベストラント、ラロキシフェンおよびラロキシフェン塩酸塩が含まれる。タモキシフェンは、商標名Nolvadex(商標)で上市されている。ラロキシフェン塩酸塩は、商標名Evista(商標)で上市されている。フルベストラントは、商標名Faslodex(商標)で投与することができる。抗エストロゲンである化学治療剤を含む本発明の組合せは、乳房腫瘍などのエストロゲン受容体陽性腫瘍の処置に特に有用である。
用語「抗アンドロゲン」は、本明細書で使用する場合、アンドロゲンホルモンの生物学的作用を阻害することが可能な任意の物質に関し、以下に限定されないが、ビカルタミド(Casodex(商標))を含む。用語「ゴナドレリンアゴニスト」には、本明細書で使用する場合、以下に限定されないが、アバレリックス、ゴセレリンおよび酢酸ゴセレリンが含まれる。ゴセレリンは、商標名Zoladex(商標)で投与することができる。
用語「トポイソメラーゼI阻害剤」には、本明細書で使用する場合、以下に限定されないが、トポテカン、ギマテカン、イリノテカン、カンプトテシアンおよびそのアナログである9-ニトロカンプトテシン、およびマクロ分子である、カンプトテシンコンジュゲートPNU-166148が含まれる。イリノテカンは、例えば、商標Camptosar(商標)で、例えば上市されている形態で、投与することができる。トポテカンは、商標名Hycamptin(商標)で上市されている。
用語「トポイソメラーゼII阻害剤」には、本明細書で使用する場合、以下に限定されないが、ドキソルビシン(Caelyx(商標)などのリポソーム製剤を含む)、ダウノルビシン、エピルビシン、イダルビシンおよびネモルビシンなどのアントラサイクリン、アントラキノンであるミトキサントロンおよびロソキサントロン、ならびにポドフィロトキシンであるエトポシドおよびテニポシドが含まれる。エトポシドは、商標名Etopophos(商標)で上市されている。テニポシドは、商標名VM26-Bristolで上市されている。ドキソルビシンは、商標名Acriblastin(商標)またはAdriamycin(商標)で上市されている。エピルビシンは、商標名Farmorubicin(商標)で上市されている。イダルビシンは、商標名Zavedos(商標)で上市されている。ミトキサントロンは、商標名Novantronで上市されている。
用語「微小管活性剤」は、以下に限定されないが、パクリタキセルおよびドセタキセルなどのタキサン;ビンブラスチンまたはビンブラスチン硫酸塩、ビンクリスチンまたはビンクリスチン硫酸塩およびビノレルビンなどのビンカアルカロイド;ディスコデルモライド;コチシンおよびエポチロンおよびそれらの誘導体を含めた、微小管安定化化合物、微小管脱安定化化合物および微小管重合阻害剤に関する。パクリタキセルは、商標名Taxol(商標)で上市されている。ドセタキセルは、商標名Taxotere(商標)で上市されている。ビンブラスチン硫酸塩は、商標名Vinblastin R.P(商標)で上市されている。ビンクリスチン硫酸塩は、商標名Farmistin(商標)で上市されている。
用語「アルキル化剤」には、本明細書で使用する場合、以下に限定されないが、シクロホスファミド、イホスファミド、メルファランまたはニトロソ尿素(BCNUまたはGliadel)が含まれる。シクロホスファミドは、商標名Cyclostin(商標)で上市されている。イホスファミドは、商標名Holoxan(商標)で上市されている。
用語「ヒストンデアセチラーゼ阻害剤」または「HDAC阻害剤」は、ヒストンデアセチラーゼを阻害し、かつ抗増殖活性を有する化合物に関する。これには、以下に限定されないが、スベロイルアニリドヒドロキサム酸(SAHA)が含まれる。
用語「抗新生物抗代謝拮抗物質」には、以下に限定されないが、5-フルオロウラシルまたは5-FU、カペシタビン、ゲムシタビン、DNA脱メチル化化合物(5-アザシチジンおよびデシタビンなど)、メトトレキセートおよびエダトレキセートおよび葉酸アンタゴニスト(ペメトレキセドなど)が含まれる。カペシタビンは、商標名Xeloda(商標)で上市されている。ゲムシタビンは、商標名Gemzar(商標)で上市されている。
用語「白金化合物」には、本明細書で使用する場合、以下に限定されないが、カルボプラチン、シスプラチン、シスプラチナムおよびオキサリプラチンが含まれる。カルボプラチンは、例えば、商標名Carboplat(商標)で、例えば上市されている形態で投与することができる。オキサリプラチンは、例えば、商標名Eloxatin(商標)で、例えば上市されている形態で、投与することができる。
用語「タンパク質もしくは脂質キナーゼ活性;またはタンパク質もしくは脂質ホスファターゼ活性を標的とする/低下させる化合物;あるいはさらには抗血管新生化合物」には、本明細書で使用する場合、以下に限定されないが、a)血小板由来成長因子受容体(PDGFR)を標的とする、その活性を低下させるまたは阻害する化合物、とりわけイマチニブ、SU101、SU6668およびGFB-111などのN-フェニル-2-ピリミジン-アミン誘導体などのPDGF受容体を阻害する化合物などの、PDGFRを標的とする、その活性を低下させるまたは阻害する化合物、b)線維芽成長因子受容体(FGFR)を標的とする、その活性を低下させるまたは阻害する化合物、c)インスリン様成長因子受容体I(IGF-IR)を標的とする、その活性を低下させるまたは阻害する化合物、とりわけIGF-I受容体のキナーゼ活性を阻害する化合物、またはIGF-I受容体もしくはその成長因子の細胞外ドメインを標的とする抗体などの、IGF-IRを標的とする、その活性を低下させるまたは阻害する化合物、d)Trk受容体チロシンキナーゼファミリーを標的とする、それらの活性を低下させるまたは阻害する化合物、あるいはエフリンB4阻害剤、e)AxI受容体チロシンキナーゼファミリーを標的とする、その活性を低下させるまたは阻害する化合物、f)Ret受容体チロシンキナーゼを標的とする、その活性を低下させるまたは阻害する化合物、g)イマチニブなどのKit/SCFR受容体チロシンキナーゼを標的とする、その活性を低下させるまたは阻害する化合物、h)c-Kit受容体チロシンキナーゼファミリーを標的とする、その活性を低下させるまたは阻害する化合物、とりわけイマチニブなどのc-Kit受容体を阻害する化合物などの、PDGFRファミリーの一部である、C-kit受容体チロシンキナーゼを標的とする、その活性を低下させるまたは阻害する化合物、i)イマチニブまたはニロチニブ(AMN107)などのN-フェニル-2-ピリミジン-アミン誘導体;PD180970;AG957;NSC680410;ParkeDavisからのPD173955;またはダサチニブ(BMS-354825)などの、c-Ablファミリーメンバーおよびその遺伝子融合産物を標的とする、その活性を低下させるまたは阻害する化合物などの、c-Ablファミリーのメンバー、その遺伝子融合産物(例えばBCR-Ablキナーゼ)および変異体を標的とする、その活性を低下させるまたは阻害する化合物、j)セリン/トレオニンキナ-ゼのタンパク質キナーゼC(PKC)およびRafファミリー、MEK、SRC、JAK/pan-JAK、FAK、PDK1、PKB/Akt、Ras/MAPK、PI3K、SYK、TYK2、BTKおよびTECファミリーのメンバー、ならびに/またはミドスタウリンなどのスタウロスポリン誘導体を含む、サイクリン依存性キナーゼファミリー(CDK)のメンバーを標的とする、それらの活性を低下させるまたは阻害する化合物(さらなる化合物の例には、UCN-01、サフィンゴール、BAY43-9006、ブリオスタチン1、ペリフォシン(Perifosine);ルルモフォシン(llmofosine);RO318220およびRO320432;GO6976;lsis3521;LY333531/LY379196;イソキノリン化合物;FTI;PD184352またはQAN697(P13K阻害剤)またはAT7519(CDK阻害剤)が含まれる)、k)メシル酸イマチニブ(Gleevec(商標))またはチルホスチン(tyrphostin)(チルホスチンA23/RG-50810;AG99;チルホスチンAG213;チルホスチンAG1748;チルホスチンAG490;チルホスチンB44;チルホスチンB44(+)鏡像異性体;チルホスチンAG555;AG494;チルホスチンAG556、AG957など)およびアダホスチン(4-{[(2,5-ジヒドロキシフェニル)メチル]アミノ}-安息香酸アダマンチルエステル;NSC680410、アダホスチン)を含めた、タンパク質-チロシンキナーゼ阻害剤を標的とする、その活性を低下させるまたは阻害する化合物などの、タンパク質チロシンキナーゼ阻害剤を標的とする、その活性を低下させるまたは阻害する化合物、l)上皮成長因子受容体ファミリーを標的とする、その活性を低下させるまたは阻害する化合物、とりわけ、EGF受容体、ErbB2、ErbB3およびErbB4などのEGF受容体チロシンキナーゼファミリーのメンバーを阻害する、またはEGFもしくはEGF関連リガンドに結合する化合物、タンパク質あるいは抗体、CP358774、ZD1839、ZM105180;トラスツズマブ(Herceptin(商標))、セツキシマブ(Erbitux(商標))、Iressa、タルセバ、OSI-774、Cl-1033、EKB-569、GW-2016、E1.1、E2.4、E2.5、E6.2、E6.4、E2.11、E6.3またはE7.6.3および7H-ピロロ-[2,3-d]ピリミジン誘導体などの受容体チロシンキナーゼ(ホモ二量体またはヘテロ二量体としてのEGFR1、ErbB2、ErbB3、ErbB4)およびその変異体の上皮成長因子ファミリーを標的とする、その活性を低下させるまたは阻害する化合物、m)c-Metを標的とする、その活性を低下させるまたは阻害する化合物、とりわけc-Met受容体のキナーゼ活性を阻害する化合物、またはc-Metの細胞外ドメインを標的とするもしくはHGFに結合する抗体などの、c-Met受容体を標的とする、その活性を低下させるまたは阻害する化合物、n)以下に限定されないが、PRT-062070、SB-1578、バリシチニブ、パクリチニブ、モメロチニブ、VX-509、AZD-1480、TG-101348、トファシチニブおよびルキソリチニブを含めた、1種または複数のJAKファミリーメンバー(JAK1/JAK2/JAK3/TYK2および/またはpan-JAK)を標的とする、そのキナーゼ活性を低下させるまたは阻害する化合物、o)以下に限定されないが、ATU-027、SF-1126、DS-7423、PBI-05204、GSK-2126458、ZSTK-474、ブパルリシブ、ピクトレリシブ、PF-4691502、BYL-719、ダクトリシブ、XL-147、XL-765およびイデラリシブを含めた、PI3キナーゼ(PI3K)を標的とする、そのキナーゼ活性を低下させるまたは阻害する化合物、ならびにq)以下に限定されないが、シクロパミン、ビスモデギブ、イトラコナゾール、エリスモデギブおよびIPI-926(サリデギブ)を含む、ヘッジホッグタンパク質(Hh)またはスムーズンド受容体(SMO)経路のシグナル伝達作用を標的とする、低下させるまたは阻害する化合物などのタンパク質チロシンキナーゼおよび/またはセリンおよび/またはトレオニンキナーゼ阻害剤または脂質キナーゼ阻害剤が含まれる。
用語「PI3K阻害剤」には、本明細書で使用する場合、以下に限定されないが、PI3Kα、PI3Kγ、PI3Kδ、PI3Kβ、PI3K-C2α、PI3K-C2β、PI3K-C2γ、Vps34、p110-α、p110-β、p110-γ、p110-δ、p85-α、p85-β、p55-γ、p150、p101およびp87を含む、ホスファチジルイノシトール-3-キナーゼファミリーにおける1種または複数の酵素に対する阻害活性を有する化合物が含まれるが、これらに限定されない。本発明において有用なPI3K阻害剤の例には、以下に限定されないが、ATU-027、SF-1126、DS-7423、PBI-05204、GSK-2126458、ZSTK-474、ブパルリシブ、ピクトレリシブ、PF-4691502、BYL-719、ダクトリシブ、XL-147、XL-765およびイデラリシブが含まれる。
用語「Bcl-2阻害剤」には、本明細書で使用する場合、以下に限定されないが、ABT-199、ABT-731、ABT-737、アポゴシポール、Ascentaのpan-Bcl-2阻害剤、クルクミン(およびそのアナログ)、デュアルBcl-2/Bcl-xL阻害剤(Infinity Pharmaceuticals/Novartis Pharmaceuticals)、ゲナセンス(G3139)、HA14-1(およびそのアナログ;WO2008118802を参照されたい)、ナビトクラックス(およびそのアナログ、US7390799を参照されたい)、NH-1(Shenayng Pharmaceutical University)、オバトクラックス(およびそのアナログ、WO2004106328を参照されたい)、S-001(Gloria Pharmaceuticals)、TWシリーズの化合物(Univ.of Michigan)およびベネトクラックスを含む、B細胞リンパ腫2タンパク質(Bcl-2)に対する阻害活性を有する化合物が含まれるが、これらに限定されない。いくつかの実施形態において、Bcl-2阻害剤は、低分子治療剤である。いくつかの実施形態において、Bcl-2阻害剤は、ペプチド模倣薬である。
用語「BTK阻害剤」には、本明細書で使用する場合、以下に限定されないが、AVL-292およびイブルチニブを含めた、ブルトン型チロシンキナーゼ(BTK)に対する阻害活性を有する化合物が含まれるが、これらに限定されない。
用語「SYK阻害剤」には、本明細書で使用する場合、以下に限定されないが、PRT-062070、R-343、R-333、Excellair、PRT-062607およびフォスタマチニブを含めた、脾臓チロシンキナーゼ(SYK)に対する阻害活性を有する化合物が含まれるが、これらに限定されない。
BTK阻害性化合物のさらなる例、および本発明の化合物と組み合わせて、このような化合物により処置可能な状態は、それらの全体が参照により本明細書に組み込まれている、WO2008039218およびWO2011090760に見出すことができる。
SYK阻害性化合物のさらなる例、および本発明の化合物と組み合わせて、このような化合物により処置可能な状態は、それらの全体が参照により本明細書に組み込まれている、WO2003063794、WO2005007623およびWO2006078846に見出すことができる。
PI3K阻害性化合物のさらなる例、および本発明の化合物と組み合わせて、このような化合物により処置可能な状態は、それらの全体が参照により本明細書に組み込まれている、WO2004019973、WO2004089925、WO2007016176、US8138347、WO2002088112、WO2007084786、WO2007129161、WO2006122806、WO2005113554およびWO2007044729に見出すことができる。
JAK阻害性化合物のさらなる例、および本発明の化合物と組み合わせて、このような化合物により処置可能な状態は、それらの全体が参照により本明細書に組み込まれている、WO2009114512、WO2008109943、WO2007053452、WO2000142246およびWO2007070514に見出すことができる。
さらなる抗血管新生化合物には、例えばタンパク質または脂質キナーゼ阻害に無関係な、その活性に対して別の機構を有する化合物、例えば、サリドマイド(Thalomid(商標))およびTNP-470が含まれる。
本発明の化合物と組み合わせて使用するのに有用なプロテアソーム阻害剤の例には、以下に限定されないが、ボルテゾミブ、ジスルフィラム、エピガロカテキン-3-ガレート(EGCG)、サリノスポラミドA、カルフィルゾミブ、ONX-0912、CEP-18770およびMLN9708が含まれる。
タンパク質または脂質ホスファターゼを標的とする、それらの活性を低下させるまたは阻害する化合物は、例えば、ホスファターゼ1、ホスファターゼ2AまたはCDC25の阻害剤(オカダ酸またはその誘導体など)である。
細胞分化過程を誘発する化合物には、以下に限定されないが、レチノイン酸、α-、γ-もしくはδ-トコフェロールまたはα-、γ-もしくはδ-トコトリエノールが含まれる。
シクロオキシゲナーゼ阻害剤という用語には、本明細書で使用する場合、以下に限定されないが、Cox-2阻害剤、5-アルキル置換2-アリールアミノフェニル酢酸および誘導体(セレコキシブ(Celebrex(商標))、ロフェコキシブ(Vioxx(商標))、エトリコキシブ、バルデコキシブなど)、または5-アルキル-2-アリールアミノフェニル酢酸(5-メチル-2-(2’-クロロ-6’-フルオロアニリノ)フェニル酢酸、ルミラコキシブなど)が含まれる。
用語「ビスホスホネート」には、本明細書で使用する場合、以下に限定されないが、エトリドン酸、クロドロン酸、チルドロン酸、パミドロン酸、アレンドロン酸、イバンドロン酸、リセドロン酸およびゾレドロン酸が含まれる。エトリドン酸は、商標名Didronel(商標)で上市されている。クロドロン酸は、商標名Bonefos(商標)で上市されている。チルドロン酸は、商標名Skelid(商標)で上市されている。パミドロン酸は、商標名Aredia(商標)で上市されている。アレンドロン酸は、商標名Fosamax(商標)で上市されている。イバンドロン酸は、商標名Bondranat(商標)で上市されている。リセドロン酸は、商標名Actonel(商標)で上市されている。ゾレドロン酸は、商標名Zometa(商標)で上市されている。用語「mTOR阻害剤」は、シロリムス(Rapamune(登録商標))、エベロリムス(Certican(商標))、CCI-779およびABT578などの、ラパマイシンの哺乳動物標的(mTOR)を阻害し、かつ抗増殖活性を有する化合物に関する。
用語「ヘパラナーゼ阻害剤」とは、本明細書で使用する場合、ヘパリン硫酸分解を標的とする、低下させるまたは阻害する化合物を指す。この用語には、以下に限定されないが、PI-88が含まれる。用語「生物学的応答調節剤」とは、本明細書で使用する場合、リンホカインまたはインターフェロンを指す。
H-Ras、K-RasまたはN-Rasなどの、用語「Ras発がんアイソフォームの阻害剤」とは、本明細書で使用する場合、Rasを標的とする、その腫瘍活性を低下させるまたは阻害する化合物、例えば、L-744832、DK8G557またはR115777(Zarnestra(商標))などの「ファルネシルトランスフェラーゼ阻害剤」を指す。用語「テロメラーゼ阻害剤」とは、本明細書で使用する場合、テロメラーゼを標的とする、その活性を低下させるまたは阻害する化合物を指す。テロメラーゼを標的とする、その活性を低下させるまたは阻害する化合物は、とりわけテロメスタチンなどのテロメラーゼ受容体を阻害する化合物である。
用語「メチオニンアミノペプチダーゼ阻害剤」とは、本明細書で使用する場合、メチオニンアミノペプチダーゼを標的とする、その活性を低下させるまたは阻害する化合物を指す。メチオニンアミノペプチダーゼを標的とする、その活性を低下させるまたは阻害する化合物には、以下に限定されないが、ベンガミドまたはその誘導体が含まれる。
用語「プロテアソーム阻害剤」とは、本明細書で使用する場合、プロテアソームを標的とする、その活性を低下させるまたは阻害する化合物を指す。プロテアソームを標的とする、その活性を低下させるまたは阻害する化合物には、以下に限定されないが、ボルテゾミブ(Velcade(商標))およびMLN341が含まれる。
用語「マトリックスメタロプロテイナーゼ阻害剤」または(「MMP」阻害剤)には、本明細書で使用する場合、以下に限定されないが、コラーゲンペプチド模倣阻害剤および非ペプチド模倣阻害剤、テトラサイクリン誘導体、例えばヒドロキサメートペプチド模倣阻害剤であるバチマスタットおよびその経口的に生体利用可能なアナログであるマリマスタット(BB-2516)、プリノマスタット(AG3340)、メタスタット(NSC683551)、BMS-279251、BAY12-9566、TAA211、MMI270BまたはAAJ996が含まれる。
用語「血液悪性疾患の処置において使用される化合物」には、本明細書で使用する場合、以下に限定されないが、FMS様チロシンキナーゼ型受容体(Flt-3R)を標的とする、その活性を低下させるまたは阻害する化合物である、FMS様チロシンキナーゼ阻害剤;インターフェロン、1-β-D-アラビノフラノシルシトシン(1-β-D-arabinofuransylcytosine)(ara-c)およびビスルファン;および未分化リンパ腫キナーゼを標的とする、低下させるまたは阻害する化合物であるALK阻害剤が含まれる。
FMS様チロシンキナーゼ型受容体(Flt-3R)を標的とする、その活性を低下させるまたは阻害する化合物は、とりわけ、PKC412、ミドスタウリン、スタウロスポリン誘導体、SU11248およびMLN518などの、Flt-3R受容体キナーゼファミリーのメンバーを阻害する化合物、タンパク質または抗体である。
用語「HSP90阻害剤」には、本明細書で使用する場合、以下に限定されないが、HSP90の内在性ATPアーゼ活性を標的とする、低下させるまたは阻害する化合物;ユビキチンプロテアソーム経路により、HSP90クライアントタンパク質を分解する、標的とする、低下させるまたは阻害する化合物が含まれる。HSP90の内在性ATPアーゼ活性を標的とする、低下させるまたは阻害する化合物は、とりわけ、17-アリルアミノ,17-デメトキシゲルダナマイシン(17AAG)、ゲルダナマイシン誘導体、他のゲルダナマイシン関連化合物などのHSP90のATPアーゼ活性を阻害する化合物、タンパク質または抗体;ラジシコールおよびHDAC阻害剤である。
用語「抗増殖性抗体」には、本明細書で使用する場合、以下に限定されないが、トラスツズマブ(Herceptin(商標))、トラスツズマブ-DM1、エルビタックス、ベバシズマブ(Avastin(商標))、リツキシマブ(Rituxan(登録商標))、PRO64553(抗CD40)および2C4抗体が含まれる。抗体とは、これらが所望の生物活性を示す限り、無傷モノクローナル抗体、ポリクローナル抗体、少なくとも2種の無傷抗体から形成された多重特異的抗体、および抗体断片を意味する。
急性骨髄性白血病(AML)の処置の場合、本発明の化合物は、標準白血病治療法と組み合わせて、とりわけAMLの処置に使用される治療法と組み合わせて使用することができる。特に、本発明の化合物は、例えば、ファルネシルトランスフェラーゼ阻害剤、ならびに/またはダウノルビシン、アドリアマイシン、Ara-C、VP-16、テニポシド、ミトキサントロン、イダルビシン、カルボ白金およびPKC412などの、AMLの処置に有用な他の薬物と組み合わせて投与することができる。
他の抗白血病性化合物には、例えば、ピリミジンアナログであるAra-Cが含まれ、これは、デオキシシチジンの2’-アルファ-ヒドロキシリボース(アラビノシド)誘導体である。同様に、ヒポキサンチン、6-メルカプトプリン(6-MP)およびリン酸フルダラビンのプリンアナログも含まれる。酪酸ナトリウムおよびスベロイルアニリドヒドロキサム酸(SAHA)などの、ヒストンデアセチラーゼ(HDAC)阻害剤を標的とする、その活性を低下させるまたは阻害する化合物は、ヒストンデアセチラーゼとして公知の酵素の活性を阻害する。具体的なHDAC阻害剤には、MS275、SAHA、FK228(以前のFR901228)、トリコスタチンA、ならびにN-ヒドロキシ-3-[4-[[[2-(2-メチル-1H-インドール-3-イル)-エチル]-アミノ]メチル]フェニル]-2E-2-プロパンアミドまたはその薬学的に受容可能な塩およびN-ヒドロキシ-3-[4-[(2-ヒドロキシエチル){2-(1H-インドール-3-イル)エチル]-アミノ]メチル]フェニル]-2E-2-プロペンアミドまたはその薬学的に受容可能な塩、とりわけ乳酸塩を含めるがこれらに限定されない、US6,552,065に開示されている化合物が含まれる。ソマトスタチン受容体アンタゴニストとは、本明細書で使用する場合、オクトレオチドおよびSOM230などの、ソマトスタチン受容体を標的とする、処理するまたは阻害する化合物を指す。腫瘍細胞に損傷を与える手法とは、電離放射線などの手法を指す。上記およびこれ以降に言及されている用語「電離放射線」は、電磁光線(X線およびガンマ線など)または粒子(アルファ粒子およびベータ粒子など)のどちらか一方として発生する電離放射線を意味する。電離放射線は、以下に限定されないが、放射線療法で供給され、当技術分野において公知である。Hellman、Principles of Radiation Therapy、Cancer、Principles and Practice of Oncology、Devitaら(編)、第4版、1巻、248~275頁(1993年)を参照されたい。
同様に、EDG結合剤およびリボヌクレオチドレダクターゼ阻害剤が含まれる。用語「EDG結合剤」とは、本明細書で使用する場合、FTY720などのリンパ球の再循環をモジュレートする免疫抑制薬のクラスを指す。用語「リボヌクレオチドレダクターゼ阻害剤」とは、以下に限定されないが、フルダラビンおよび/またはシトシンアラビノシド(ara-C)、6-チオグアニン、5-フルオロウラシル、クラドリビン、6-メルカプトプリン(とりわけ、ALLに対してはara-Cアゴニストと組み合わせて)、ならびに/あるいはペントスタチンを含めた、ピリミジンまたはプリンヌクレオシドアナログを指す。リボヌクレオチドレダクターゼ阻害剤は、とりわけヒドロキシ尿素または2-ヒドロキシ-1H-イソインドール-1,3-ジオン誘導体である。
同様に、1-(4-クロロアニリノ)-4-(4-ピリジルメチル)フタラジンまたはその薬学的に受容可能な塩、1-(4-クロロアニリノ)-4-(4-ピリジルメチル)フタラジンコハク酸塩などのVEGFの化合物、タンパク質またはモノクローナル抗体;Angiostatin(商標);Endostatin(商標);アントラニル酸アミド;ZD4190;Zd6474;SU5416;SU6668;ベバシズマブ;またはrhuMAbおよびRHUFabなどの抗VEGF抗体もしくは抗VEGF受容体抗体、MacugonなどのVEGFアプタマー;FLT-4阻害剤、FLT-3阻害剤、VEGFR-2 IgGI抗体、Angiozyme(RPI4610)およびベバシズマブ(Avastin(商標))が、特に含まれる。
光線力学療法とは、本明細書で使用する場合、がんを処置または予防するために、感光性化合物として公知のある種の化学品を使用する治療法を指す。光線力学療法の例には、Visudyne(商標)およびポルフィマーナトリウムなどの化合物を用いる処置が含まれる。
血管新生抑制性ステロイドとは、本明細書で使用する場合、例えば、アネコルタブ、トリアムシノロン、ヒドロコルチゾン、11-α-エピヒドロコチゾール、コルテキソロン、17α-ヒドロキシプロゲステロン、コルチコステロン、デスオキシコルチコステロン、テストステロン、エストロンおよびデキサタサゾンなどの、血管新生を遮断または阻害する化合物を指す。
他の化学治療用化合物には、以下に限定されないが、植物アルカロイド、ホルモン化合物およびアンタゴニスト;生物学的応答調節剤、好ましくはリンホカインまたはインターフェロン;アンチセンスオリゴヌクレオチドまたはオリゴヌクレオチド誘導体;shRNAまたはsiRNA;あるいは様々な化合物、または他のもしくは未知の作用機序を有する化合物が含まれる。
コード番号、一般名または商標名により特定される活性化合物の構造は、標準抄録「The Merck Index」の実版から、またはデータベース、例えば、Patents International(例えば、IMS World Publications)から採用することができる。
本発明の化合物はまた、公知の治療過程、例えば、ホルモンまたは放射線照射の投与と組み合わせて使用されてもよい。ある種の実施形態において、提供される化合物は、とりわけ、放射線治療に対する感受性の乏しい腫瘍を処置するため、放射線増感剤として使用される。
本発明の化合物は、単独で、または1種もしくは複数の他の治療用化合物と組み合わせて投与することができ、可能な併用療法としては、固定した組合せ物の形態をとる、または本発明の化合物と1種もしくは複数の他の治療用化合物を時間差を設けて、もしくは互いに独立に投与する、または固定した組合せ物と1種もしくは複数の他の治療用化合物との併用投与とすることができる。本発明の化合物は、その他またはさらに、とりわけ、化学療法、放射線治療、免疫療法、光線療法、外科的介入またはこれらを組み合わせたものを組み合わせて腫瘍治療のために投与することができる。長期治療は、上記の通り、他の処置戦略の文脈では、アジュバント療法と同様に等しく可能である。他の可能な処置は、例えば、リスクのある患者において、腫瘍退縮の後、または化学的予防治療の後でさえも、患者の状態を維持するための治療である。
それらの追加剤は、多回投与レジメンの一部として、本発明の化合物を含有する組成物とは別個に投与されてもよい。代替的に、それらの薬剤は、単一組成物中に、本発明の化合物と一緒に混合した、単一剤形の部分であってもよい。多回投与レジメンの一部として投与される場合、2種の活性剤は、同時に、逐次に、または互いにある期間内に、通常、互いに5時間以内に提供され得る。
本明細書で使用する場合、用語「組合せ」、「組み合わせた」および関連用語は、本発明による治療剤の同時投与または逐次投与を指す。例えば、本発明の化合物は、別個の単位剤形で、別の治療剤と同時にもしくは逐次に投与されてもよく、または単一剤形で一緒に投与されてもよい。したがって、本発明は、本発明の化合物、追加の治療剤、および薬学的に受容可能なキャリア、アジュバントまたはビヒクルを含む単一剤形を提供する。
単一剤形を生成するためにキャリア物質と一緒にされ得る、本発明の化合物と追加の治療剤(上記の追加の治療剤を含む組成物中)のどちらの量も、処置される宿主および特定の投与様式に応じて様々となろう。好ましくは、本発明の組成物は、0.01~100mg/kg体重/日の間となる本発明の化合物の投与量を投与することができるよう、製剤化されるべきである。
追加の治療剤を含む組成物において、そのような追加の治療剤および本発明の化合物は相乗的に作用することができる。したがって、このような組成物中の追加の治療剤の量は、その治療剤だけしか利用しない単剤療法において必要となる量未満となろう。このような組成物において、0.01~1,000μg/kg体重/日の間の追加の治療剤の投与量を投与することができる。
本発明の組成物中に存在する追加の治療剤の量は、唯一の活性剤として該治療剤を含む組成物で通常投与される量以下となろう。好ましくは、本開示組成物中の追加の治療剤の量は、唯一の治療活性剤として該薬剤を含む組成物中に通常存在する量の約50%~100%の範囲となろう。
本発明の化合物またはその医薬組成物はまた、補綴物、人工弁、脈管移植片、ステントおよびカテーテルなどの、埋込式医療用装具をコーティングするための組成物に取り込ませることもできる。脈管ステントは、例えば、再狭窄(損傷後の脈管壁の再狭小化)の克服に使用されてきた。しかし、ステント、または他の埋込式装具を使用する患者は、凝塊形成または血小板活性化のリスクがある。これらの望ましくない作用は、キナーゼ阻害剤を含む、薬学的に受容可能な組成物によりこれらのデバイスを予めコーティングすることにより予防または軽減することができる。本発明の化合物によりコーティングされた埋込式装具は、本発明の別の実施形態である。
バイオマーカー
本発明はまた、本明細書に記載される本発明の化合物またはその薬学的に受容可能な塩を用いて、抗がん処置に対して患者が応答する可能性を予測する方法を提供する。いくつかの実施形態において、その方法は、患者の腫瘍における小胞体(ER)ストレスまたは小胞体ストレス応答(UPR)のレベルを測定するステップを含む。特定の理論に拘泥するものではないが、ERストレスは、UPRを産生し得る。ERストレスまたはUPRは、例えば、細胞内カルシウムホメオスタシスの撹乱、グリコシル化の撹乱、および/または栄養利用性の撹乱によって引き起こされ得る。いくつかの実施形態において、ERストレスまたは小胞体ストレス応答のレベルの測定は、抗がん処置の前に実施される。いくつかの実施形態において、ERストレスまたは小胞体ストレス応答のレベルは、Wolfram症候群1(WFS1)またはWFS1によってコードされたタンパク質のレベルである。
WFS1は、wolframinタンパク質を発現する遺伝子である。いくつかの実施形態において、WFS1によってコードされたタンパク質は、wolframinである。WFS1(遺伝子ID7466、受入番号AF084481)は、ER内に存在し、カルシウムホメオスタシスを制御する上である役割を担う膜貫通タンパク質であるタンパク質wolframin(受入番号AAC64943)をコードする。
いくつかの実施形態において、本明細書に記載される本発明の化合物またはその薬学的に受容可能な塩を用いて、患者が抗がん処置に応答する可能性を予測する方法は、本明細書に記載される本発明の化合物またはその薬学的に受容可能な塩を用いて患者を処置するかどうかを決定するステップをさらに含み、患者は、WFS1またはWFS1によってコードされたタンパク質のレベルが、同じがんを有する患者由来の参照値を超える場合、その化合物で処置されることになる。「同じがんを有する患者由来の参照値」は、WFS1またはWFS1によってコードされたタンパク質発現レベルまたはそのスコア(例えば、mRNAコピーもしくは免疫組織化学的検査の染色密度、またはその組合せ)のカットオフ値(カットオフ点または標準値)である。
本発明はまた、がんを有する患者を処置する方法であって、患者の腫瘍におけるWFS1またはWFS1によってコードされたタンパク質の発現レベルを測定するステップと、WFS1またはWFS1によってコードされたタンパク質の前記発現レベルが、同じがんを有する患者由来の参照値を超える場合、医薬有効量の本発明の化合物を患者に投与するステップとを含む、方法を提供する。いくつかの実施形態において、その方法は、医薬有効量の本発明の化合物を投与するステップをさらに含み、患者の腫瘍におけるWFS1またはWFS1によってコードされたタンパクの発現レベルは、同じがんを有する患者由来の参照値を超える。
本発明はまた、本発明の化合物を用いる抗がん処置に患者が応答する可能性を予測するためのin vitro方法を提供する。その方法は、a)患者から得られた腫瘍試料におけるERストレスまたは小胞体ストレス応答の発現レベルを測定するステップを含む。いくつかの実施形態において、ERストレスまたは小胞体ストレス応答の発現レベルは、WFS1またはWFS1によってコードされたタンパク質のレベルである。いくつかの実施形態において、その方法は、b)患者の発現スコアを算出するために、患者から得られた腫瘍試料におけるERストレスまたは小胞体ストレス応答の発現レベルを、数学(mathmatical)方程式に適用するステップと、c)患者の発現スコアを参照レベルと比較し、患者の発現スコアが参照レベルを超える場合、その患者を、本発明の化合物を用いる抗がん処置に応答する可能性がより高い患者として特定するステップとをさらに含む。いくつかの実施形態において、参照レベルを超える患者のシグネチャースコアは、その患者が本発明の化合物を用いる処置に応答する可能性が高いことを示し、一方、参照レベル未満の患者のシグネチャースコアは、前記患者がその処置に応答する可能性がより低いことを示す。腫瘍試料は、患者から得られた任意の適切な試料であってよい。その例として、血液、血漿、および生検試料が挙げられる。
ERストレスまたは小胞体ストレス応答の発現レベル、例えばWFS1またはWFS1によってコードされたタンパク質の発現レベルは、当技術分野で公知の任意の方法、例えばRT-PCR、ノーザンハイブリダイゼーション、ELISA、免疫組織化学的検査、および/または免疫ブロットによって測定することができる。いくつかの実施形態において、WFS1の発現レベルは、mRNA発現レベルである。mRNA発現レベルを測定するために、RNAシークエンシングまたはマイクロアレイ測定(例えば、GeneChip Human Genome U133 Plus 2.0 Array)を用いることもできる。
いくつかの実施形態において、患者の発現スコアは、処置前に測定されたlog2変換mRNA発現レベルの合計から算出され得る。いくつかの実施形態において、患者の発現スコアは、RT PCR測定によって得られたmRNA発現レベルに基づいて算出される。RT PCRを使用して算出された患者の発現スコアは、マイクロアレイ技術に基づいて算出された値とは異なっていてよい。しかし、RT PCRに基づく患者の発現スコアは、当業者に周知の通り、これらの方法の間で確立された相関によって、マイクロアレイ技術を使用した場合に得られた値に変換することができる。
本発明はまた、患者が、本発明の化合物を用いる抗がん処置に応答する可能性を予測するためのキットおよびデバイスを提供する。キットまたはデバイスは、a)患者の腫瘍におけるWFS1またはWFS1によってコードされたタンパク質の発現レベルを測定するための試薬と、b)患者が、本発明の化合物を用いる抗がん処置に応答し得るかどうかについての使用説明書を含むガイドラインとを含み、同じがんを有する患者由来の参照値を超えるWFS1またはWFS1によってコードされたタンパク質の発現レベルは、その患者が、抗がん処置に応答する可能性が高いことを示す。ガイドラインは、試料におけるWFS1のレベルが比較される参照値または一組の参照値を含む比較器モジュールであってよい。比較器モジュールは、任意の適切な形態であってよい。いくつかの実施形態において、比較器モジュールは、ディスプレイ機器、例えば、応答レベルを示す試料測定の読み出し情報の隣に置かれるように設計されている、カラーまたは数値コード化材料片の形態である。いくつかの実施形態において、がんを有する患者(pateint)の腫瘍におけるWFS1またはWFS1によってコードされたタンパク質の発現レベルは、本明細書に記載される本発明の化合物に対してその患者が応答する可能性を予測するために使用される。
一般的合成法
以下の実施例は、本発明の例示を意図しており、本発明に関する限定として解釈されるべきではない。特に明記しない限り、本明細書のこれ以降に記載されている実施例の化合物の1つまたは複数の互変異性体がインシチュで調製および/または単離されることがある。これ以降に記載されている実施例の化合物のすべての互変異性体が、開示されていると見なされるべきである。温度は、摂氏度で示されている。特に言及されていない場合、溶媒蒸発はすべて、減圧下で、好ましくは約15mmHg~100mmHg(=20~133mbar)の間で行われる。最終生成物、中間体および出発原料の構造は、標準的分析方法、例えば微量分析および分光学的特徴付け、例えばMS、IR、NMRにより確認する。使用されている略語は、当技術分野において従来のものである。
本発明の化合物を合成するために利用した出発原料、ビルディングブロック、試薬、酸、塩基、脱水剤、溶媒および触媒はすべて、市販されているか、または当業者に公知の有機合成法(Houben-Weyl、第4版、1952年、Methods of Organic Synthesis、Thieme、21巻)により生成することができる。さらに、本発明の化合物は、以下の実施例に示されている通り、当業者に公知の有機合成法により生成することができる。
(実施例1)
中間体の調製
略語の一覧表
以下の略語を下記実施例に使用する:
Ac アセチル
AcOH 酢酸
Ac
2O 無水酢酸
aq 水溶液
ATP アデノシン三リン酸
BF
3・OEt
2 三ふっ化ホウ素ジエチルエーテル
Bn ベンジル
Br
2 臭素
ACN、CH
3CN アセトニトリル
CD
3OD メタノール-d
4
CDCl
3 クロロホルム-d
COD 1,5-シクロオクタジエン
Conc. 濃
Cs
2CO
3 炭酸セシウム
CuI ヨウ化銅(I)
CuSO
4 硫酸銅(II)
CV カラム体積
CA 市販されている
℃ 摂氏度
DBU 1,8-ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ-7-エン
DCM 塩化メチレンまたはジクロロメタン
DIPEA N,N-ジイソプロピルエチルアミン
DMAP 4-ジメチルアミノピリジン
DMF ジメチルホルムアミド
DMSO ジメチルスルホキシド
DMSO-d6 重水素化ジメチルスルホキシド
EA 酢酸エチル
Equiv 当量
EtOAc 酢酸エチル
g グラム
HATU O-(7-アザベンゾトリアゾール-1-イル),N,N,N”,N”-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート
h 時間
HCl 塩酸
Hex ヘキサン
HPLC 高圧液体クロマトグラフィー
LCMS 液体クロマトグラフィー質量分析
M モル濃度
MHz メガヘルツ
mg ミリグラム
mL ミリリットル
mM ミリモル濃度
MeOH メタノール
MeONa ナトリウムメトキシド
min分
MS 質量分析計
MTBE メチルtert-ブチルエーテル
μM マイクロモル濃度
N 規定(モル)濃度
1H NMR プロトン核磁気共鳴
NMO N-メチルモルホリン-N-オキシド
ON 終夜
Pd
2(dba)
3 トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)
Pd/C 炭素担持パラジウム
Pd(OH)
2 ジヒドロキシパラジウム
t-butylX-phos 2-ジ-tert-ブチルホスフィノ-2’,4’,6’-トリイソプロピルビフェニル
psi ポンド毎平方インチ
Py ピリジン
r.b.f.(rbf) 丸底フラスコ
RT(rtまたはr.t.) 室温
S-Phos 2-ジシクロヘキシルホスフィノ-2’,6’-ジメトキシビフェニル
TBAF テトラブチルアンモニウムフルオリド
TBDMSOTf tert-ブチルジメチルシリルトリフルオロメタンスルホネート
TBS tert-ブチルジメチルシリル
TEA トリエチルアミン
Tf トリフルオロメタンスルホニル
TFA トリフルオロ酢酸
THF テトラヒドロフラン
TLC 薄層クロマトグラフィー
TMS トリメチルシリル
TMSI トリメチルシリルヨージド
TMSN
3 トリメチルシリルアジド
TMSOTf トリメチルシリルトリフルオロメタンスルホネート
TPAP 過ルテニウム酸テトラプロピルアンモニウム
UPLC 超高速液体クロマトグラフィー
A.ジヒドロプテリジン-オン中間体調製:
A-1.(7S)-2-クロロ-7,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
2,4-ジクロロピリミジン-5-アミン(30g、159.4mmol)、(2S)-2-(メチルアミノ)プロパン酸(29.59g、286.9mmol)および重炭酸ナトリウム(48.20g、573.8mmol)を、EtOH(285mL)および水(15.00mL)中に溶解し、80℃に3時間加熱した。反応物を室温に冷却し、次いで氷浴中で冷却した。沈殿物を真空濾過により集め、水で洗浄した。濾過ケーキを水に懸濁し、室温で1時間撹拌した。固体を集め、水で洗浄し、真空オーブン中50℃で終夜乾燥して、所望の生成物26g(収率75%)を得た。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 10.76 (s, 1H), 7.50 (s, 1H), 4.19 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 2.99 (s, 3H), 1.33 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS (M+H)= 212.95; キラルHPLC - 99% ee (AD-H カラム; 30% (1:1 Et OH/MeOH) in heptane): Rt= 6.052分(99.3% ee); [α]
D = ±16.21 (c=1.03, MeOH).
A-2.(7S)-2-クロロ-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
2,4-ジクロロ-6-メチル-ピリミジン-5-アミン(200g、1.123mol)、(2S)-2-(メチルアミノ)プロパン酸(208.4g、2.021mol)および重炭酸ナトリウム(339.6g、4.043mol)を、EtOH(1.900L)および水(100.0mL)中に溶解し、終夜加熱還流させた。混合物を室温に冷却した。得られた沈殿物を濾過し、水で3回洗浄した。濾過ケーキを水(2L)中に溶解し、0.5時間撹拌した。固体を真空濾過により集め、EtOH(2×300ml)で洗浄し、50℃で終夜真空乾固して、生成物を灰白色固体として得た、196.7g、収率77%。キラルHPLC: (Chiralpak AD-Hカラム , 20% EtOH/hex, 20分のラン, 98% ee.
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 10.39 (s, 1H), 4.21 (q, J = 6.8 H z, 1H), 3.00 (s , 3H), 2.25 (s, 3H), 1 .30 (d, J = 6.9 Hz, 3H). ESMS (M+H)=227.04; [α]
D = +40.42° (c=1, MeOH/DCM 1/4).A-2のR-異性体: [α]
D = -42.42° (c=1, DMSO).
A-3.(7S)-2-クロロ-4,5,7,8-テトラメチル-7H-プテリジン-6-オン。
(7S)-2-クロロ-4,7,8-トリメチル-5,7-ジヒドロプテリジン-6-オン(118g、521mmol)および炭酸カリウム(107.9g、791mmol)をDMF(1.5L)中に溶解し、0℃に冷却した。ヨードメタン(32.4ml、520.6mmol)を反応混合物に加え、反応物を室温に加温した。
反応物を水4.5L中に注ぎ入れ、酢酸エチル(2×1.5L)で抽出した。抽出物を合わせ、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させて、粗生成物を得た。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(SiO
21.5kg)により精製し、ヘキサン中5~80%酢酸エチルの濃度勾配で溶出した。所望のフラクションを合わせ、真空で蒸発させて、所望の生成物、重量99gを得た。キラルHPLC(ICカラム、40%エタノール/ヘキサン、実行20分)Rt=3.983分。(99%ee);
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 4.11 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.35 (s, 3H), 3.11 (s, 3H), 2.50 (s, 3H), 1.25 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 241.18; [
α]
D = -73.5° (c=1, メタノール).
A-4.(7S)-2-クロロ-8-イソプロピル-4,7-ジメチル-5,7-ジヒドロプテリジン-6-オン
ステップ1:メチル(2S)-2-(イソプロピルアミノ)プロパノエート
メチル(2S)-2-アミノプロパノエート塩酸塩(2.8g、20.06mmol)のMeOH(60mL)およびアセトン(10mL、136.2mmol)中混合物に、10%Pd/C(642.0mg、0.6033mmol)を、続いて3滴のN-メチルモルホリンを加えた。混合物を水素50psi下で終夜水素化した。反応物をセライトに通して濾過し、濾液を真空で蒸発させた。残渣を酢酸エチル100mL中に溶解し、10分間撹拌した。白色固体を真空により集めて、表題生成物、重量2.8g(収率77%)を得た。[α]D=3.3°(c=1、メタノール)。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 9.60 (s, 1H), 9.11 (s, 1H), 4.19 (d, J = 6.8 Hz, 1H), 3.77 (s, 3H), 3.35 (t, J = 6.2 Hz, 1H), 1.48 (d, J = 7.1 Hz, 3H), 1.26 (t, J = 6.3 Hz, 6H) . ESMS(M+1)= 146.15.
ステップ2:(7S)-2-クロロ-8-イソプロピル-4,7-ジメチル-5,7-ジヒドロプテリジン-6-オン
メチル(2S)-2-(イソプロピルアミノ)プロパノエート塩酸塩(1.41g、7.762mmol)をシクロヘキサン10mLに懸濁し、2M NaOH(4.4ml、8.800mmol)で中和した。有機層を分離し、2,4-ジクロロ-6-メチル-5-ニトロ-ピリミジン(1.6g、7.7mmol)およびNaHCO
3(2.6g、30.9mmol)のシクロヘキサン40mL中溶液に加えた。ディーンスタークトラップを装着し、混合物を加熱還流して、水を除去した。4時間後、混合物をセライトに通して加熱濾過し、ジクロロメタンで洗浄した。濾液を真空で蒸発させた。残渣をTHF(20mL)に溶解した。白金(Strem 78-1614、3%wt、506mg、0.078mmol)およびビス[(E)-1-メチル-3-オキソ-ブタ-1-エノキシ]-オキソ-バナジウム(103mg、0.388mmol)を混合物に加え、水素50psiで18時間水素化した。反応物をセライトに通して濾過し、濾液を真空で蒸発させた。粗生成物をジクロロメタン中0~80%酢酸エチルの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO
2)により精製して、表題化合物を白色固体として得た、重量600mg(収率30.5%)。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 10.38 (s, 1H), 4.58 - 4.41 (m, 1H), 4.25 (q, J = 6.7 Hz, 1H), 2.27 (s, 3H), 1.37 - 1.15 (m, 9H). ESMS(M+1)= 255.07.
A-5.2-クロロ-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
2,4-ジクロロ-6-メチル-ピリミジン-5-アミン(5g、28.09mmol)、2-メチルアミノ酢酸(2.503g、28.09mmol)およびNaHCO3(8.493g、101.1mmol)を95%エタノール20ml中に溶解した。反応物を4日間還流し、次いで冷却し、氷上に注ぎ入れ、撹拌した。沈殿物を集め、水でしっかり洗浄した。濾過ケーキをフラスコ中に置き、水100ml中で撹拌し、濾過し、水およびエタノールでしっかり洗浄し、次いで55℃で24時間真空乾固して、所望の生成物、重量5.2gを得た。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 10.35 (s, 1H), 4.11 (s, 2H), 2.96 (s, 3H), 2.23 (s, 3H);
A-6.(7S)-2-クロロ-7-シクロプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
ステップ1:メチル(S)-2-((tert-ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ)-2-シクロプロピルアセテート。
(S)-2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-2-シクロプロピル-酢酸(408g、1.896mol)および酸化銀(I)(879g、3.792mol)のDMF(5L)中溶液に、10℃でヨードメタン(550ml、8.835mol)を2時間かけて滴下添加した。混合物を室温に加温し、次いで45℃で18時間加熱した。反応混合物を室温に冷却し、セライト上で濾過した。セライトパッドをメチルt-ブチルエーテル(MTBE)1Lで洗浄した。濾液をMTBE(8L)で希釈し、0.5Mチオ硫酸ナトリウム4Lで洗浄した。有機層をブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで脱水し、真空で濃縮して、表題生成物を無色油状物として得た、重量431.99g(収率93.6%)。1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 3.94 (d, J = 23.5 Hz, 0.5H), 3.74 (s, 3H), 3.52 (d, J = 14.5 Hz, 0.5H), 2.98 (d, J = 7.9 Hz, 3H), 1.45 (s, 9H), 1.20 (s, 1H), 0.82 - 0.68 (m, 1H), 0.57 (s, 2H), 0.42 - 0.28 (m, 1H)
ステップ2:メチル(S)-2-アミノ-2-シクロプロピルアセテート塩酸塩。
メチル(S)-2-((tert-ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ)-2-シクロプロピルアセテート(431.9g、1.775mol)のジクロロメタン(750mL)中冷却(10℃)溶液に、4M HCl(3L、12mol)を加えた。反応物を室温に加温し、終夜(約18時間)撹拌した。反応物を真空で濃縮し、得られた残渣をMTBEで摩砕した。得られた白色固体を真空下で集め、乾燥して、表題生成物、重量286.85g(収率89.95%)を得た。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 9.83 (s, 2H), 3.76 (s, 3H), 3.48 (dd, J = 14.1, 7.4 Hz, 1H), 2.59 (s, 3H), 1.23 - 1.07 (m, 1H), 0.80 - 0.60 (m, 3H), 0.55 - 0.41 (m, 1H).
ステップ3:メチル2-((2-クロロ-6-メチル-5-ニトロピリミジン-4-イル)(メチル)アミノ)-2-シクロプロピルアセテート。
ディーンスタークトラップを装着した1.2Lの3ツ口フラスコに、メチル(S)-2-アミノ-2-シクロプロピルアセテート塩酸塩(286.85g、1.597mol)、2,4-ジクロロ-6-メチル-5-ニトロ-ピリミジン(316.3g、1.521mol)および重炭酸ナトリウム(636.3g、7.574mol)のシクロヘキサン(3.8L)中混合物を加えた。混合物を3時間還流した。混合物を70℃に冷却し、セライトのパッドに通して濾過し、次いで加熱シクロヘキサン2Lで洗浄した。濾液を真空で濃縮して粘着性油状物を得、これは沈殿物を含んでいた。油状物をシクロヘキサンに再度溶解し、セライトに通して濾過した。濾液を真空で濃縮して、生成物を透明黄色粘稠性油状物として得た、重量498.56g。多少のシクロヘキサン溶媒がまだ存在している。生成物収率は定量的であると仮定した。1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 4.35 (d, J = 9.9 Hz, 1H), 3.80 (s, 3H), 3.04 (s, 3H), 2.47 (s, 3H), 1.36 - 1.23 (m, 1H), 0.89 (tdd, J = 13.3, 6.4, 5.0 Hz, 1H), 0.78 - 0.65 (m, 2H), 0.50 - 0.35 (m, 1H). ESMS (M+1)= +315.0.
ステップ4:(7S)-2-クロロ-7-シクロプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
メチル2-((2-クロロ-6-メチル-5-ニトロピリミジン-4-イル)(メチル)アミノ)-2-シクロプロピルアセテート(478.7g、1.521mol)およびPt/C(50g、7.69mmol)の懸濁液を、パール装置上水素40psi下で6時間振盪した。VO(acac)
2(40g、150.9mmol)を反応物に加え、反応物を水素35psi下で終夜振盪した。反応物をFlorisilの最上部のセライトパッドに通して濾過した。濾過パッドをジクロロメタン/メタノールの1:1混合物(2L)、次いでメタノール1.5Lで洗浄した。濾液を約1Lに濃縮し、黄褐色沈殿物が生成した。沈殿物を真空濾過により集め、ヘプタンでしっかり洗浄して、灰白色固体を得た。固体を真空乾固して、表題生成物、重量278.69g、収率72.5%を得た。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 10.43 (s, 1H), 3.54 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 3.09 (s, 3H), 2.27 (s, 3H), 0.95 (tdd, J = 9.0, 6.7, 3.5 Hz, 1H), 0.57 (tdd, J = 7.4, 5.9, 1.3 Hz, 2H), 0.52 - 0.33 (m, 2H); ESMS (M+1)= 253.23. [ α ]
22.9 D = - 5 1 . 2 3 ( c=1, DMSO).
A-7.2-クロロ-4,8-ジメチル-7-プロピル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
2,4-ジクロロ-6-メチル-ピリミジン-5-アミン(2g、11.23mmol)、2-(メチルアミノ)ペンタン酸(1.915g、14.60mmol)および重炭酸ナトリウム(3.396g、40.43mmol)を、95%エタノール20ml中に溶解した。反応物を4日間還流し、次いで冷却し、氷上に注ぎ入れ、撹拌した。固体を集め、水でしっかり洗浄した。濾過ケーキをフラスコ中に置き、水300mlの存在下で撹拌した。これを水およびエタノールでしっかり洗浄し、次いで55℃で24時間真空乾固して、表題生成物、重量2.05g(収率71.7%)を得た;1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 10.40 (s, 1H), 4.21 (dd, J = 6.2, 4.2 Hz, 1H), 3.01 (s, 3H), 2.24 (s, 3H), 1.89 - 1.64 (m, 2H), 1.17 (q, J = 7.5 Hz, 2H), 0.85 (t, J = 7.2 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 255.14.
A-8.(7S)-2-クロロ-7-エチル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
(2S)-2-(メチルアミノ)ブタン酸トリフルオロ酢酸塩(7.939g、23mmol)、2,4-ジクロロ-6-メチル-ピリミジン-5-アミン(3g、16.85mmol)および重炭酸ナトリウム(7.078g、84.25mmol)を95%EtOH(95mL)中に溶解し、20時間加熱還流した。反応物を室温に冷却し、1N HClを使用して溶液をpH6に中和した。水性混合物をジクロロメタン(3×30ml)で抽出した。合わせた有機抽出物を水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、蒸発させて灰白色固体を得、これを0~20%メタノール/ジクロロメタンの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO
2)により精製して、表題生成物を白色固体として得た。1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 8.35 (s, 1H), 4.16 (dd, J = 6.3, 3.6 Hz, 1H), 3.13 (s, 3H), 2.33 (s, 3H), 2.02 (td, J = 7.3, 3.6 Hz, 1H), 1.94-1.76 (dq, 1H), 0.91 (t, J = 7.5 Hz, 3H); [
α]
D = +46.6° (クロロホルム; c=1)
A-9.(7S)-2-クロロ-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
ジクロロ-6-メチル-5-ニトロ-ピリミジン(25g、120mmol)およびメチルメチル-L-バリネート(24.02g、132.2mmol)の反応により、続いて還元および環化により、中間体A-6(ステップ3および4)にて使用した手順に従って化合物を調製して、表題生成物、重量22.81g(合計収率72%)を得た。1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 9.46 (s, 1H), 3.98 (d, J = 4.1 Hz, 1H), 3.19 (s, 3H), 2.38 (s, 3H), 2.34 - 2.18 (m, 1H), 1.10 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.94 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 255.12; [
α]
D = +66.24° (クロロホルム; c=1).
A-10.(7S)-2-クロロ-5,8-ジメチル-7-(プロパ-2-イン-1-イル)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
ステップ1:(7S)-2-クロロ-7-(プロパ-2-イン-1-イル)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
2,4-ジクロロ-5-アミノ-ピリミジン(1g、6.1mmol)、(2S)-2-アミノペンタ-4-イン酸(1.035g、9.15mmol)およびジイソプロピルエチルアミン(3.2mL、18.29mmol)をエタノール(10mL)中に溶解し、120℃に22時間加熱した。反応物を室温に冷却し、沈殿物が生成し、これを真空濾過により集め、エタノールでしっかり洗浄して、所望の生成物、重量780mg(収率57%)を得た;ESMS(M+1)=233.08
ステップ2:(7S)-2-クロロ-5,8-ジメチル-7-(プロパ-2-イン-1-イル)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
ヨードメタン(335μl、5.39mmol)を、(7S)-2-クロロ-7-(プロパ-2-イン-1-イル)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン(500mg、2.25mmol)および炭酸セシウム(2.2g、6.74mmol)のDMF(5ml)中混合物に加え、室温で20時間撹拌した。反応物を水(50ml)中に注ぎ入れ、酢酸エチル(3×100ml)で抽出した。合わせた抽出物を水(2×25ml)およびブライン(25ml)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させて、表題生成物を得た。重量400mg(収率71%);ESMS(M+1)=251.09。
A-11.2-クロロ-4,7,7,8-テトラメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
2-メチル-2-(メチルアミノ)プロパン酸(2g、17.07mmol)、2,4-ジクロロ-6-メチル-ピリミジン-5-アミン(2g、11.23mmol)および炭酸ナトリウム(1.190g、11.23mmol)をn-ブタノール(15mL)中に溶解し、マイクロ波中165℃に75分間加熱した。反応物を室温に冷却し、溶媒を真空で蒸発させた。水を残渣に加え、沈殿物が生成した。これを真空濾過により集め、水でしっかり洗浄して、所望の生成物650mgを得た。水性濾液を酢酸エチル(3×100ml)で抽出した。抽出物を合わせ、硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させて、追加の生成物1.3gを得た。合計で生成物を1.95g得た;1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 7.64 (s, 1H), 3.30 (s, 3H), 3.11 (s, 3H), 1.53 (s, 6H). ESMS(M+1)= 241.14.
A-12.2-クロロ-4,5,7,7,8-ペンタメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
水素化ナトリウム(60%油分散液;9mg、0.22mmol)を、A-11.2-クロロ-4,7,7,8-テトラメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン(45mg、0.187mmol)およびヨードメタン(14μL、0.22mmol)のDMF(2ml)中冷却(0℃)溶液に少しずつ加えた。混合物を1時間撹拌し、次いで室温に終夜加温した。反応物を水を加えてクエンチし、酢酸エチル(10mL)で抽出した。抽出物を硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させて、所望の生成物を得た。1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 3.27 (d, J = 1.3 Hz, 3H), 3.05 (d, J = 1.2 Hz, 3H), 2.42 (d, J = 2.0 Hz, 3H), 1.34 (d, J = 1.2 Hz, 6H).
A-13.2-クロロ-7,7-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
ステップ1:メチル2-[(2-クロロ-5-ニトロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]-2-メチル-プロパノエート。
2,4-ジクロロ-5-ニトロ-ピリミジン(4.61g、23.8mmol)のTHF(50mL)中溶液を-78℃に冷却した。メチル2-アミノ-2-メチル-プロパノエート塩酸塩(3.650g、23.8mmol)を冷却した溶液に加え、続いてジイソプロピルエチルアミン(8.3mL、47.5mmol)を加えた。反応物を30分間撹拌し、次いで室温に加温した。水(100ml)を反応物に加え、酢酸エチル(3×50ml)で抽出し、合わせた抽出物を無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させて、粗生成物を得た。粗生成物を酢酸エチル/ヘキサンで溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2)により精製して、表題生成物、重量4.96gを得、これをステップ2に使用した。
ステップ2:2-クロロ-7,7-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
鉄粉(4g、14.4mmol)を、メチル2-[(2-クロロ-5-ニトロ-ピリミジン-4-イル)アミノ]-2-メチル-プロパノエート(4.03g、14.4mmol)の酢酸(50mL)中溶液に加え、100℃に1.5時間加熱した。溶媒を真空で蒸発させ、残渣を飽和重炭酸ナトリウム100ml中に溶解し、ジクロロメタン(2×100mL)で抽出した。合わせた抽出物を無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させて残渣を得、これをジエチルエーテルで洗浄して、表題生成物、重量567mgを得た。
2番目の抽出をジクロロメタン(10%メタノール)を用いて行い、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、真空で蒸発させて、追加の生成物1.08gを得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.68 (s, 1H), 8.50 (s, 1H), 7.48 (s, 1H), 1.34 (s, 3H), 0.95 (s, 3H); ESMS(M+1)= 212.82
A-14.2-クロロ-5,7,7,8-テトラメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
水素化ナトリウム(60%油分散液;103mg、4.29mmol)を、2-クロロ-7,7-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン、A-13(320mg、1.43mmol)およびヨードメタン(350μL、5.72mmol)のDMF(5ml)中冷却(0℃)溶液に少しずつ加えた。反応物を室温に加温し、2時間撹拌した。反応物を水25ml上に注ぎ入れ、酢酸エチル(3×50ml)で抽出した。合わせた抽出物を水(25ml)およびブライン(50ml)で洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させた。粗生成物をヘキサン中0~80%酢酸エチルの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO
2)により精製して、所望の生成物、重量158mgを得た;1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 7.86 (d, J = 5.0 Hz, 1H), 3.23 (d, J = 10.2 Hz, 3H), 3.04 (s, 3H), 1.49 (s, 6H); ESMS (M+1)= 269.14.
A-15.2-クロロ-5,8-ジエチル-7,7-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
ヨードエタン(158μl、1.98mmol)を、(A-13)2-クロロ-7,7-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン(308mg、0.7mmol)および炭酸セシウム(690mg、2.12mmol)のDMF(2ml)中混合物に加え、室温で12時間撹拌した。反応物を水(25ml)中に注ぎ入れ、酢酸エチル(3×25ml)で抽出した。合わせた抽出物をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させた。粗生成物をヘキサン中0~80%酢酸エチルの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO
2)により精製して、所望の生成物、重量158mgを得た;ESMS(M+1)=269.14。
A-16.2’-クロロ-4’,8’-ジメチル-5’,8’-ジヒドロ-6’H-スピロ[シクロプロパン-1,7’-プテリジン]-6’-オン
ステップ1:エチル1-(メチルアミノ)シクロプロパン-1-カルボキシレート
炭酸ナトリウムの2M溶液(2M、15mL、29.89mmol)を、エチル1-アミノシクロプロパンカルボキシレート塩酸塩(1.65g、9.963mmol)のTHF中混合物に加え、続いてジ-tert-ブチルジカルボネート(3.3g、14.94mmol)を加えた。反応物を室温で16時間撹拌した。ジエチルエーテル(50mL)を反応物に加え、水性層を分離した。有機層を1N HCl(10mL)、水(10mL)およびブラインで洗浄し、MgSO4で脱水し、濾過し、真空で蒸発させて、透明油状物を得た。透明油状物をTHFに溶解し、0℃に冷却した。水素化ナトリウム(1.2g、49.82mmol)を少しずつ加えた。30分後、ヨードメタン(1.9mL、30mmol)を加え、反応物を室温に加温した。飽和塩化アンモニウムの溶液(20mL)を加え、反応物をジエチルエーテル(3×20mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、MgSO4で脱水し、濃縮して、エチル1-((tert-ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ)シクロプロパン-1-カルボキシレートを透明液体として得た、重量3.7g。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 4.21-4.13 (m, 2H), 2.90-2.84 (m, 3H), 1.53-1.48 (m, 9H), 1.46 (d, J = 8.0 Hz, 5H), 1.26 (d, J = 7.0 Hz, 2H).
ジクロロメタン(10mL)中のエチル1-(tert-ブトキシカルボニル(メチル)アミノ)シクロプロパンカルボキシレート(3.7g、15.21mmol)にTFA(8mL、99.63mmol)を加えた。1時間後、反応物を濃縮して所望の生成物を得、これを中和して、表題化合物を薄黄色油状物として得た、重量900mg(収率63%)。1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 4.16 (q, J = 7.1 Hz, 2H), 2.46 (s, 3H), 1.97 (s, 1H), 1.32 - 1.22 (m, 5H), 0.99 (dq, J = 7.5, 3.9 Hz, 2H). ESMS(M+1)= 144.22.
ステップ2:エチル1-((2-クロロ-6-メチル-5-ニトロピリミジン-4-イル)(メチル)アミノ)シクロプロパン-1-カルボキシレート。
エチル1-(メチルアミノ)シクロプロパン-1-カルボキシレート(0.87g、6.1mmol)のTHF中溶液を、2,4-ジクロロ-6-メチル-5-ニトロ-ピリミジン(1.264g、6.1mmol)およびN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.3mL、7.291mmol)のテトラヒドロフラン(12mL)中冷却(0℃)混合物に加え、1時間撹拌した。反応物をNH4Cl水溶液(5mL)でクエンチし、酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させて、粗生成物を赤色液体として得た。粗製物をヘキサン中0~30%酢酸エチルの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2)により精製して、所望の生成物、重量468mg(収率24.5%)を得た;ESMS(M+1)=315.43。
ステップ3:2’-クロロ-4’,8’-ジメチル-5’,8’-ジヒドロ-6’H-スピロ[シクロプロパン-1,7’-プテリジン]-6’-オン
エチル1-((2-クロロ-6-メチル-5-ニトロピリミジン-4-イル)(メチル)アミノ)シクロプロパン-1-カルボキシレート(570mg、1.8mmol)およびFe(607.0mg、10.87mmol)の酢酸(5.700mL)中混合物を1時間還流した。溶媒を真空で除去し、1N HCl(10ML)を加えた。黄色沈殿物を濾別し、濾液を炭酸カリウムでpH10に中和し、次いで酢酸エチル(3×10mL)およびジクロロメタン/メタノール(20/1比、3×10mL)で抽出した。合わせた有機層をMgSO
4で脱水し、濾過し、濃縮して、表題生成物を白色固体として得た(310mg);1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 3.03 (s, 3H), 2.37 (s, 3H), 1.77 - 1.41 (m, 4H). ESMS(M+1)= 239.46.
A-17.2’-クロロ-4’,8’-ジメチル-5’,8’-ジヒドロ-6’H-スピロ[シクロブタン-1,7’-プテリジン]-6’-オン。
ステップ1:1-[tert-ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]シクロブタンカルボン酸。
水素化ナトリウム(60%w/w油分散液、1.200g、30.00mmol)を、1-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)シクロブタン-1-カルボン酸(2.153g、10.00mmol)のTHF(100mL)中冷却(0℃)溶液に加えた。15分撹拌した後、ヨードメタン(7.296g、3.200mL、51.40mmol)を加えた。混合物を室温にし、終夜撹拌した。酢酸エチル(100mL)および水(100mL)を加えた。10分撹拌した後、溶媒を減圧下で蒸発させ、ジエチルエーテルで置換し、これを飽和重炭酸ナトリウム(3×50ml)で洗浄した。合わせた水性層を1N硫酸水素カリウムでpH3に調整し、酢酸エチルで抽出した。有機層をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、真空で蒸発させて、表題生成物を黄色固体として得た(1.4g、定量的収率)。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.52 - 7.21 (m, 5H), 5.12 (d, J = 4.1 Hz, 2H), 4.67 (dq, J = 24.5, 7.4 Hz, 1H), 1.41 (d, J = 7.3 Hz, 3H).
ステップ2:メチル1-(tert-ブトキシカルボニル(メチル)アミノ)シクロブタンカルボキシレート。
ベンゼン(15mL)およびMeOH(5mL)(3:1比)中の1-[tert-ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]シクロブタンカルボン酸(2.293g、10mmol)を、(トリメチルシリル)ジアゾメタンのジエチルエーテル中溶液(2M、6.000mL、12.00mmol)に滴下添加した。1時間後、反応物を真空で蒸発させて、メチル1-[tert-ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]シクロブタンカルボキシレート(定量的収率)を薄黄色液体として得た。1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 3.65 (s, 3H), 2.74 (d, J = 10.6 Hz, 3H), 2.38 (t, J = 10.2 Hz, 2H), 2.34 - 2.20 (m, 2H), 2.00 (p, J = 9.2 Hz, 1H), 1.71 (tq, J = 10.0, 6.8, 5.0 Hz, 1H), 1.30 (s, 9H).
ステップ3:メチル1-(メチルアミノ)シクロブタンカルボキシレート塩酸塩。
ジオキサン中のメチル1-[tert-ブトキシカルボニル(メチル)アミノ]シクロブタンカルボキシレート(2.433g、10mmol)に、ジオキサン中HCl(4M、20mL、80.00mmol)を加えた。2時間撹拌した後、最早出発材料はLCMSに示されず、溶液を濃縮乾固した。残渣をジエチルエーテル(2×10mL)で摩砕して、所望の生成物を黄色粘着性ゴム状物として得、これを次のステップに使用した。ESMS(M+1)=144.06。
ステップ4:メチル1-[(2-クロロ-6-メチル-5-ニトロ-ピリミジン-4-イル)-メチル-アミノ]シクロブタンカルボキシレート。
0℃で、K2CO3(1.32g、9.205mmol)の氷水(10mL)中冷却溶液を、アセトン(20mL)中の2,4-ジクロロ-6-メチル-5-ニトロ-ピリミジンおよびメチル1-(メチルアミノ)シクロブタンカルボキシレート塩酸塩(661.5mg、3.682mmol)に加え、0℃で1時間撹拌した。反応物を飽和NH4Cl(5mL)でクエンチし、ジエチルエーテルで抽出した。抽出物を真空で蒸発させて、所望の生成物を赤色液体として得た。シリカゲルクロマトグラフィー(30分間0~30%EtOAc/ヘキサン)により精製して、所望の生成物、メチル1-[(2-クロロ-6-メチル-5-ニトロ-ピリミジン-4-イル)-メチル-アミノ]シクロブタンカルボキシレートを黄色粘着性液体として得た(206mg、収率17.5%。より低いRfを有する主要な異性体)。1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 3.71 (s, 3H), 2.81 (s, 3H), 2.65 (ddd, J = 13.5, 5.8, 3.7 Hz, 2H), 2.41 (s, 3H), 2.39 - 2.24 (m, 2H), 2.24 - 2.06 (m, 1H), 1.92 - 1.71 (m, 1H). ESMS(M+1)= 315.12 .
ステップ5:2-クロロ-4,8-ジメチル-スピロ[5H-プテリジン-7,1’-シクロブタン]-6-オン。
無水メタノール中のメチル1-[(2-クロロ-6-メチル-5-ニトロ-ピリミジン-4-イル)-メチル-アミノ]シクロブタンカルボキシレート(200mg、0.6355mmol)、Zn(210.2mg、3.214mmol)およびNH
4Cl(354mg、6.618mmol)を加熱還流した。1時間後、多量の生成物は生成しなかった。還流を終夜維持した。反応は完結し、室温に冷却した。ジクロロメタン(20mL)を加えた。濁った溶液を濾過し、濃縮した。粗生成物をジクロロメタン中0~10%MeOHで溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO
2)により精製して、所望の生成物、2-クロロ-4,8-ジメチル-スピロ[5H-プテリジン-7,1’-シクロブタン]-6-オン(62mg、0.2442mmol、収率38%)を黄色固体として得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 3.27 (d, J = 1.8 Hz, 3H), 2.82 - 2.46 (m, 4H), 2.31 (d, J = 1.8 Hz, 3H), 2.06 (dddd, J = 17.5, 9.3, 3.3, 1.6 Hz, 1H), 1.91 (dqd, J = 10.3, 5.2, 2.6 Hz, 1H). ESMS(M+1)= 253.14
A-18 (7S)-2-クロロ-7-エチル-8-イソプロピル-5-メチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
ステップ1:(7S)-2-クロロ-7-エチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
2,4-ジクロロピリミジン-5-アミン(5.4g、32.92mmol)、(R)-2-アミノブタン酸(4.07g、39.5mmol)およびジイソプロピルエチルアミン(23ml、131.7mmol)をn-ブタノール(80ml)および水(40ml)中に溶解し、128℃に24時間加熱した。溶媒を真空で蒸発させた。残渣に水100mlを加え、酢酸エチル(3×80ml)で抽出した。抽出物を合わせ、硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させて生成物を得、これをイソプロパノールで摩砕して固体を得、これを真空濾過により集め、乾燥して、生成物2.46gを得た。濾液を真空で蒸発させて、追加の粗生成物を得た。これをヘキサン中0~100%酢酸エチルの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2)により精製して、追加の生成物1.46gを得た。得られた合計生成物3.92g。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.66 (s, 1H), 8.46 (s, 1H), 7.51 (s, 1H), 4.21 (td, J = 4.8, 1.7 Hz, 1H), 1.77 (dddd, J = 44.2, 13.9, 7.2, 5.1 Hz, 2H), 0.86 (t, J = 7.4 Hz, 3H); ESMS (M+1)- 213.12.
ステップ2:(7S)-2-クロロ-7-エチル-5-メチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
(7S)-2-クロロ-7-エチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン(1.46g、6.65mmol)および炭酸カリウム(2.02g、14.6mmol)のアセトン20ml中混合物に、ヨードメタン(0.5ml、8mmol)を加えた。反応物を室温で2日間撹拌した。溶媒を真空で蒸発させ、残渣を水中に溶解し、撹拌した。沈殿物を真空濾過により集め、水でしっかり洗浄し、真空乾固して、表題生成物、重量1.41g(収率92%)を得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.62 (s, 1H), 7.80 (s, 1H), 4.28 (t, J = 4.8 Hz, 1H), 3.21 (s, 3H), 2.07 - 1.49 (m, 2H), 0.84 (t, J = 7.4 Hz, 3H); ESMS (M+1)= 227.09.
ステップ3:(7S)-2-クロロ-7-エチル-8-イソプロピル-5-メチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
(7S)-2-クロロ-7-エチル-5-メチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン(205mg、0.9mmol)をDMF(2ml)中に溶解した。水素化ナトリウム(60%油分散液;72mg、1.8mmol)を溶液に加え、続いて2-ヨードプロパン(180μl、1.8mmol)を加えた。1時間後、メタノール0.2mlを反応物に加え、次いで真空で蒸発させた。粗製物をヘキサン中0~100%酢酸エチルで溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO
2)により精製して、所望の生成物157mgを得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 7.87 (s, 1H), 4.49 - 4.26 (m, 2H), 3.24 (s, 3H), 1.92 - 1.59 (m, 2H), 1.33 (d, J = 6.8 Hz, 6H), 0.74 (t, J = 7.5 Hz, 3H); ESMS (M+1)= 269.46.
A-19 (7S)-2-クロロ-5-エチル-8-イソプロピル-7-メチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
ステップ1:(7S)-2-クロロ-7-メチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
A-18、ステップ1にて報告した手順により、2,4-ジクロロピリミジン-5-アミン(11g、67mmol)および(2S)-2-アミノプロパン酸(7.17g、80.5mmol)の反応により化合物を調製して、所望の生成物、重量9,7g(収率72%)を得た;ESMS(M+1)=199.03
ステップ2:(7S)-2-クロロ-5-エチル-7-メチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
A-18、ステップ2にて報告した手順により、(7S)-2-クロロ-7-メチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オンおよびヨードエタンの反応により化合物を調製して、所望の生成物、重量3.31g(収率74%)を得た1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.57 (s, 1H), 7.89 (s, 1H), 4.30 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.84 (ddd, J = 14.1, 7.0, 2.2 Hz, 2H), 3.32 (s, 1H), 1.36 (d, J = 6.8 Hz, 3H), 1.09 (t, J = 7.1 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 227.13.
ステップ3:(7S)-2-クロロ-5-エチル-8-イソプロピル-7-メチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
A-18、ステップ3にて記載した手順と同様の手順により化合物を調製して、所望の生成物、重量515mg(収率52%)を得た;1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.57 (s, 1H), 7.89 (s, 1H), 4.30 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.84 (ddd, J = 14.1, 7.0, 2.2 Hz, 2H), 3.32 (s, 1H), 1.36 (d, J = 6.8 Hz, 3H), 1.09 (t, J = 7.1 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 269.14.
A-20.(S)-2-クロロ-7-((R)-1-メトキシエチル)-5,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
ステップ1:(7S)-2-クロロ-7-((R)-1-メトキシエチル)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
(2S,3R)-2-アミノ-3-メトキシ-ブタン酸(1g、7.5mmol)、2,4-ジクロロピリミジン-5-アミン(1000mg、6.1mmol)およびN,N-ジイソプロピルエチルアミン(3.2mL、18.23mmol)をエタノール(15mL)中に溶解し、100℃で16時間加熱した。反応物を室温に冷却した。冷却すると沈殿物が生成した。沈殿物を真空濾過により集め、ヘキサンで洗浄し、乾燥して、所望の生成物(800mg、54%)を得た;ESMS(M+1)=243.12。
ステップ2:(7S)-2-クロロ-7-((R)-1-メトキシエチル)-5,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
(7S)-2-クロロ-7-((R)-1-メトキシエチル)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン(0.75g、3.09mmol)および炭酸セシウム(3.02g、9.27mmol)およびヨードメタン(470μl、7.42mmol)をDMF(5ml)中に溶解し、2時間撹拌した。水を反応混合物に加え、酢酸エチル(3×50ml)で抽出した。合わせた抽出物を水およびブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させて、所望の生成物を得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 7.82 (d, J = 21.5 Hz, 1H), 4.39 (dd, J = 14.6, 2.7 Hz, 1H), 3.81 - 3.61 (m, 1H), 3.34 (s, 3H), 3.23 (d, J = 7.9 Hz, 3H), 3.12 (dd, J = 13.8, 10.2 Hz, 6H), 1.12 (dd, J = 22.7, 6.5 Hz, 3H); ESMS (M+1)= 271.12
A-21.(7S)-2-クロロ-7-メチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
エタノール(100mL)中の2,4-ジクロロピリミジン-5-アミン(11g、67.08mmol)、(2S)-2-アミノプロパン酸(7.172g、80.5mmol)およびN,N-ジイソプロピルエチルアミン(46mL、268mmol)を、128℃で14時間加熱した。反応物を真空で蒸発させて、半分の体積にした。水(100ml)を室温で混合物に加え、1時間撹拌した。得られた沈殿物を真空濾過により集め、水でしっかり洗浄し、乾燥して、所望の生成物、重量9.56gを得た;分析的SFC(カラム:セルロース2(40%エタノール、60%CO
2、定組成):Rt(0.983分)は、S:R混合物2:1を示した;ESMS(M+1)=199.03。
A-22.(7S)-2-クロロ-5,8-ジエチル-7-メチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
ヨードエタン(650μL、8.04mmol)を、(7S)-2-クロロ-7-メチル-7,8-ジヒドロ-5H-プテリジン-6-オン(577mg、2.87mmol)および炭酸セシウム(2.81g、8.6mmol)のDMF(5ml)中混合物に加え、室温で12時間撹拌した。反応物を真空で蒸発させて、固体の残渣を得た。水(50ml)を残渣に加え、酢酸エチル(3×50ml)で抽出した。合わせた抽出物をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させて、粗生成物を得た。粗製物をヘキサン中10%酢酸エチルから100%酢酸エチルの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO
2)により精製した。所望のフラクションを蒸発させて、所望の生成物、重量581mgを得た;ESMS(M+1)=255.14。
A-23.(7S)-2-クロロ-5,7-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
アセトン(63.97mL)中の(7S)-2-クロロ-7-メチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン(4.37g、21.76mmol)に、炭酸カリウム(6.616g、47.87mmol)およびヨードメタン(1.625mL、26.1mmol)を加え、反応物を室温で2日間撹拌した。反応物を真空で蒸発させて、固体残渣を得た。水(6ml)を固体に加え、濾過し、水(2×)で洗浄し、乾燥して、所望の生成物:重量4.0519gを得た;分析的SFC(カラム:セルロース2(40%エタノール、60%CO
2、定組成):Rt0.927分)は、S:R比が2:1のままであることを示している;1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 8.63 (s, 1H), 7.81 (s, 1H), 4.32 (q, J = 6.7 Hz, 1H), 3.20 (s, 3H), 1.37 (d, J = 6.8 Hz, 3H); ESMS (M+1)= 203.13.
A-24.(7S)-2-クロロ-8-エチル-5,7-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
ヨードエタン(400μL、4.911mmol)を、(7S)-2-クロロ-5,7-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オンおよび炭酸セシウム(2.1g;6.55mmol)の5mlのDMF(6mL)中混合物に加え、50℃で1時間撹拌した。反応物を真空で蒸発させて、固体残渣を得た。水(30ml)を加え、溶液を酢酸エチル(3×30ml)で抽出した。合わせた抽出物をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、蒸発させてゴム状物を得、これをエーテル/ヘキサンで摩砕して、所望の生成物を固体、重量0.7gとして得た。分析的SFC(カラム:セルロース2(40%エタノール、60%CO
2、定組成):Rt0.74分)は、S:R比が3:2であることを示している;ESMS(M+1)=241.09。
A-25.(7S)-2-クロロ-7-(2-ヒドロキシエチル)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
2,4-ジクロロピリミジン-5-アミン(5g、30.5mmol)、(2S)-2-アミノ-4-ヒドロキシ-ブタン酸(5g、42mmol)およびジイソプロピルエチルアミン(16mL、91.5mmol)をエタノール(10mL)中に溶解し、120℃に22時間加熱した。反応物を室温に冷却し、沈殿物が生成した。沈殿物を真空濾過により集め、エタノールで洗浄し、乾燥して、所望の生成物、重量4.76g(収率68.%)を得た;ESMS(M+1)= 229.07; キラルHPLC (ChiralPAK IC カラム; 50%/MeOH/50%エタノール): Rt 6.625分, 81% ee.
A-26.(7S)-2-クロロ-5,8-ジエチル-7-(2-ヒドロキシエチル)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
ヨードエタン(1.5ml、19.25mmol)を、(7S)-2-クロロ-7-(2-ヒドロキシエチル)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン(2g、8.75mmol)および炭酸セシウム(8.55g、26.24mmol)のDMF(25mL)中混合物に加えた。反応物を室温で20時間撹拌した。水(10ml)を反応物に加え、続いて酢酸エチル(3×25mL)で抽出した。合わせた抽出物をブライン(1×20mL)および水(2×20mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮乾固して、所望の生成物を得た、ESMS(M+1)=285.13。
A-27.(7R)-2-クロロ-7-エチル-7-メチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
2,4-ジクロロピリミジン-5-アミン(8.677g、52.9mmol)、(2R)-2-アミノ-2-メチル-ブタン酸(6.198g、52.9mmol)およびN.N-ジイソプロピルエチルアミン(36.86mL、212mmol)をエタノール(100mL)中に溶解し、128℃で14時間加熱した。反応混合物を真空で蒸発させて、半分の体積にし、続いて水100mlを加え、室温で1時間撹拌した。得られた沈殿物を真空濾過により集め、水で洗浄した。粗製物をイソプロパノール中で撹拌し、濾過して、不溶の出発物を除去した。濾液を真空で濃縮し、ジクロロメタン中で撹拌し、濾過して、所望の生成物、重量1.71gを得た;1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.68 (s, 1H), 8.47 (s, 1H), 7.51 (s, 1H), 1.88 (dd, J = 13.8, 7.3 Hz, 1H), 1.53 (dd, J = 13.9, 7.3 Hz, 1H), 1.38 (s, 3H), 0.82 (t, J = 7.3 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 227.13.
A-28.(7R)-2-クロロ-5,7,8-トリエチル-7-メチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
ヨードエタン(363uL、4.54mmol)を、(7R)-2-クロロ-7-エチル-7-メチル-5,8-ジヒドロプテリジン-6-オン(368mg、1.6mmol)および炭酸セシウム(1.59g、4.87mmol)のDMF(2.7mL)中混合物に加え、室温で12時間撹拌した。反応物を真空で蒸発させて、残渣を得た。水(50ml)を加え、酢酸エチル(3×50ml)で抽出した。合わせた酢酸エチル抽出物をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させて、粗生成物を得た。粗生成物をヘキサン中10~100%酢酸エチルの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィーにより精製して、所望の生成物、重量386mgを得た;ESMS(M+1)=283.55。
A-29.(7S)-2-クロロ-7-エチル-7-メチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
A-27にて報告した手順により、2,4-ジクロロピリミジン-5-アミンおよび(2S)-2-アミノ-2-メチルブタン酸の反応によって化合物を調製して、所望の生成物5.43gを得た;1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.68 (s, 1H), 8.47 (s, 1H), 7.51 (s, 1H), 1.88 (dd, J = 13.8, 7.3 Hz, 1H), 1.53 (dq, J = 14.6, 7.3 Hz, 1H), 1.38 (s, 3H), 0.83 (t, J = 7.3 Hz, 3H).; ESMS(M+1)= 227.09.
A-30.(7S)-2-クロロ-5,7,8-トリエチル-7-メチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
A-28にて報告した手順により、中間体A-29およびヨードエタンの反応によって化合物を調製して、所望の生成物643mgを得た;1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 7.87 (s, 1H), 3.98 (dd, J = 14.1, 7.1 Hz, 1H), 3.80 (dd, J = 14.1, 7.0 Hz, 1H), 3.68 (dd, J = 14.1, 7.0 Hz, 1H), 3.41 (dt, J = 14.1, 6.9 Hz, 1H), 1.89 (dq, J = 14.5, 7.2 Hz, 2H), 1.59 (s, 3H), 1.14 (dt, J = 27.7, 7.0 Hz, 6H), 0.68 (t, J = 7.4 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 283.19.
A-31.(7S)-2-クロロ-7-エチル-5,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
A-28にて報告した手順により、化合物A-29およびヨードメタンの反応によって化合物を調製して、所望の生成物、246mg(収率66%)を得た;ESMS(M+1)=255.14。
A-32.(7R)-2-クロロ-7-エチル-5,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
A-28にて報告した手順により、化合物A-27およびヨードメタンの反応によって化合物を調製して、所望の生成物、263mg(収率70%)を得た;ESMS(M+1)=255.14。
A-33.2’-クロロ-4’,5’,8’-トリメチル-5’,8’-ジヒドロ-6’H-スピロ[シクロプロパン-1,7’-プテリジン]-6’-オン。
水素化ナトリウム(40.00mg、1.000mmol)を、2-クロロ-4,8-ジメチル-スピロ[5H-プテリジン-7,1’-シクロプロパン]-6-オン、A-16(120mg、0.5mmol)およびヨードメタン(50μL、0.7500mmol)のDMF(10ml)中冷却(0℃)溶液に加えた。混合物を1時間撹拌し、次いで室温に加温し、16時間撹拌した。反応物を飽和NH
4Clでクエンチし、次いで飽和NaHCO
3溶液中に注ぎ入れ、酢酸エチルで抽出した。抽出物をMgSO
4で脱水し、濾過し、蒸発させて、所望の生成物、重量54mg(収率40%)を得た。1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 3.27 (s, 3H), 2.87 (s, 3H), 2.43 (s, 3H), 1.39 - 1.30 (m, 2H), 1.16 - 1.09 (m, 2H). ESMS(M+1)= 253.46.
A-34.(7S)-2-クロロ-4-イソプロピル-7,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
(2S)-2-(メチルアミノ)プロパン酸(500.3mg、4.852mmol)、2,4-ジクロロ-6-イソプロピルピリミジン-5-アミン(500mg、2.426mmol)および重炭酸ナトリウム(713.3mg、8.491mmol)を95%エタノール中に溶解し、90℃に16時間加熱した。水を反応混合物に加え、続いて酢酸エチル(3×150ml)で抽出した。合わせた抽出物を水およびブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させて、粗生成物を得た。粗生成物を分取C18カラム(水中10~100%アセトニトリル(0.1%TFA))により精製した。所望のフラクションを合わせ、真空で蒸発させて、表題生成物、重量500mg(収率81%)を得た。1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 8.49 (s, 1H), 4.20 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.15 (s, 3H), 2.97 (p, J = 6.7 Hz, 1H), 1.49 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 1.29 (dd, J = 11.1, 6.7 Hz, 6H).; ESMS (M+1) 253.07.
A-35.(7S)-2-クロロ-5,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
(7S)-2-クロロ-7,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン、(化合物A-1;9.1g、40.15mmol)および炭酸カリウム(8.32g、60.22mmol)をDMF(100ml)中に溶解し、0℃に冷却した。ヨードメタン(3ml、48.18mmol)を冷却した溶液に加え、終夜撹拌した。反応物を水(200ml)中に注ぎ入れ、酢酸エチル(3×150ml)で抽出した。合わせた抽出物を水150mlおよびブライン(200ml)で洗浄し、次いで無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させて、粗生成物を得た。粗製物を5~80%酢酸エチル/ヘキサンで溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO
2)により精製した。所望のフラクションを蒸発させて、所望の生成物を白色固体として得た(6g;収率62%)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 7.60 (s, 1H), 4.17 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.26 (s, 3H), 3.07 (s, 3H), 1.38 (d, J = 6.9 Hz, 3H). [
α]
D = 24.1° (クロロホルム; c=1).
A-36.2’-クロロ-5’,8’-ジメチル-5’,8’-ジヒドロ-6’H-スピロ[シクロプロパン-1,7’-プテリジン]-6’-オン
A-16およびA-33にて記載した方法と同様の方法により化合物を調製して、表題生成物を得た。1H1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 7.53 (s, 1H), 3.22 (s, 3H), 2.82 (s, 3H), 1.46 (dd, J = 8.1, 5.4 Hz, 2H), 1.24 (dt, J = 9.5, 4.5 Hz, 2H). ESMS(M+1)= 239.11.
A-37.2’-クロロ-5’,8’-ジエチル-5’,8’-ジヒドロ-6’H-スピロ[シクロプロパン-1,7’-プテリジン]-6’-オン。
ステップ1:エチル1-((2-クロロ-5-ニトロピリミジン-4-イル)アミノ)シクロプロパン-1-カルボキシレート
2,4-ジクロロメタン-5-ニトロピリミジンおよびエチル1-アミノシクロプロパン-1-カルボキシレートの反応により、中間体A-16と同様の方法で化合物を調製して、表題化合物を黄色固体として得た;重量1.23g(収率99%);ESMS(M+1)=286.97。
ステップ2:2’-クロロ-5’,8’-ジヒドロ-6’H-スピロ[シクロプロパン-1,7’-プテリジン]-6’-オン(A-53)
中間体A-13、ステップ2と同様の方法で化合物を調製して、表題化合物、重量1.72gを得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.68 (s, 1H), 8.50 (s, 1H), 7.48 (s, 1H), 1.34 (s, 2H), 0.95 (s, 2H).
ステップ3:2’-クロロ-5’,8’-ジエチル-5’,8’-ジヒドロ-6’H-スピロ[シクロプロパン-1,7’-プテリジン]-6’-オン。
ヨードエタン(600μl、7.3mmol)を、2’-クロロ-5’,8’-ジヒドロ-6’H-スピロ[シクロプロパン-1,7’-プテリジン]-6’-オン(575mg、2.61mmol)および炭酸セシウム(2.55g、7.84mmol)のDMF(4ml)中混合物に加え、50℃に2時間加熱した。水(50ml)を反応物に加え、酢酸エチル(3×50ml)で抽出した。合わせた抽出物をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させて、粗生成物を得た。粗生成物をヘキサン中0~30%酢酸エチルの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO
2)により精製した。所望のフラクションを真空で蒸発させて、表題化合物、192mg(収率27%)を得た。1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 7.58 (s, 1H), 3.85 (q, J = 7.1 Hz, 2H), 3.30 (q, J = 7.0 Hz, 2H), 1.53 (dd, J = 7.8, 5.6 Hz, 2H), 1.26 - 1.06 (m, 8H); ESMS(M+1)= 267.48.
A-38.(7S)-2-クロロ-4,7-ジメチル-8-(メチル-d3)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
ステップ1:N-((ベンジルオキシ)カルボニル)-N-(メチル-d3)-L-アラニン
0℃で、NaH(537.5mg、13.44mmol)を、(2S)-2-(ベンジルオキシカルボニルアミノ)プロパン酸(1g、4.480mmol)のTHF(100mL)中溶液に加えた。15分間撹拌した後、トリ重水素化(ヨード)メタン(3.6g、24.83mmol)を加え、混合物を室温に加温し、終夜撹拌した。酢酸エチル(100mL)および水(100mL)を加えた。10分撹拌した後、溶媒を減圧下で蒸発させ、ジエチルエーテルで置換した。溶液を飽和NaHCO3で数回洗浄した。合わせた水性層を1N KHSO4水溶液でpH=3に調整し、酢酸エチルで抽出した。有機層をブラインで洗浄し、Na2SO4で脱水した。溶媒を蒸発させて、生成物1、(2S)-2-[ベンジルオキシカルボニル(トリ重水素化メチル)アミノ]-プロパン酸を黄色油状物として得た(1.1g、定量的収率)。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.52 - 7.21 (m, 5H), 5.12 (d, J = 4.1 Hz, 2H), 4.67 (dq, J = 24.5, 7.4 Hz, 1H), 1.41 (d, J = 7.3 Hz, 3H).
ステップ2:
メタノール中(メチル-d3)-L-アラニン(2S)-2-[ベンジルオキシカルボニル(トリ重水素化メチル)アミノ]プロパン酸1(1.1g、4.578mmol)を、10%Pd/C(487.2mg、0.4578mmol)に加えた。混合物を水素(50Psi)下20時間水素化した。反応混合物をMeOHで洗浄したFlorisilに通して濾過した。濾液を真空で蒸発させ、乾燥して、表題生成物を白色固体として得た(477mg、収率98%)、1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 3.09 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 1.22 (d, J = 7.1 Hz, 3H).
ステップ3:(S)-2-クロロ-4,7-ジメチル-8-(メチル-d3)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
(2S)-2-(トリ重水素化メチルアミノ)プロパン酸2(477mg、4.494mmol)、2,4-ジクロロ-6-メチル-ピリミジン-5-アミン(640.0mg、3.595mmol)および重炭酸ナトリウム(1.087g、12.94mmol)を、EtOH(9.5mL)および水(0.5mL)中に溶解し、終夜還流させた。反応物を6N HClで中和し、溶液をpH6に中和し、次いでジクロロメタン(30mL)で抽出した。水性層を分離し、ジクロロメタン(2×10mL)で2回抽出した。合わせた有機抽出物を水で洗浄し、濃縮して、ピンク色固体を得た。ジクロロメタン(10mL)を固体に加え、遠心分離して、固体を分離した。ステップをもう一度繰り返し、得られた白色固体はきれいな生成物であった。合わせたジクロロメタン層をジクロロメタン中10~40%メタノールの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO
2;40g)により精製して、更に生成物3、(7S)-2-クロロ-4,7-ジメチル-8-(トリジュウテリオメチル)-5,7-ジヒドロプテリジン-6-オンを白色固体として得た(402mg、収率48.7%)。1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 4.15 (d, J = 4.0 Hz, 1H), 2.33 (s, 3H), 1.46 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
A-39.(7S)-2-クロロ-4,8-ジメチル-7-(メチル-d3)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
メチルN-メチル-L-アラニン-3,3,3-d3および2,4-ジクロロ-6-メチルピリミジン-5-アミンの反応により、A-2に記載した手順によって化合物を調製して、表題生成物.収率83%を得た;ESMS(M+1)=231.07
A-40.メチルN-(2-クロロ-6-メチル-5-ニトロピリミジン-4-イル)-N-メチル-L-アラニネート。
2,4-ジクロロ-6-メチル-5-ニトロ-ピリミジン(1.86g、8.96mmol)のアセトン20ml中溶液を、メチル(2S)-2-(メチルアミノ)プロパノエート(1g、8.54mmol)および炭酸カリウム(1.77g、12.8mmol)のアセトンおよび水中混合物に滴下添加した。反応物を室温で16時間撹拌した。混合物を真空で蒸発させ、残渣を水中に溶解し、酢酸エチル(3×75ml)で抽出した。合わせた抽出物を合わせ、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させて、表題生成物を粘着性黄色油状物として得た、重量1.54g(収率62.5%)。1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 5.34 (q, J = 7.3 Hz, 1H), 3.78 (s, 3H), 2.88 (s, 3H), 2.48 (s, 3H), 1.57 (d, J = 7.3 Hz, 3H).
A-41.(7S)-2-クロロ-7-エチル-8-メチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-8にて報告した手順に従い、(2S)-2-(メチルアミノ)ブタン酸トリフルオロ酢酸塩および2,4-ジクロロ-6-メチル-ピリミジン-5-アミンの反応によって化合物を調製して、表題生成物を白色固体として得た、収率89%。1 H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.55 (s, 1H), 4.34 (dd, J = 5.5, 3.5 Hz, 1H), 3.16 (s, 3H), 2.04 (dtdd, J = 12.3, 9.0, 6.5, 2.7 Hz, 2H), 0.89 (t, J = 7.5 Hz, 3H).
A-42.(7S)-2-クロロ-7-エチル-5,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-35にて報告した同様の手順に従って、中間体A-41およびヨードメタンの反応により化合物を調製して、表題生成物を黄色結晶性固体として得た。1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 7.65 (s, 1H), 4.26 (dd, J =5.9, 3.5 Hz, 1H), 3.35 (s, 3H), 3.16 (s, 3H), 2.16 - 1.77 (m, 2H), 0.84 (t, J = 7.5 Hz, 3H).
A-43.(7S)-2-クロロ-5,7-ジエチル-8-メチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-35にて報告した同様の手順に従って、中間体A-41およびヨードエタンの反応により化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 7.66 (s, 1H), 4.23 (dd, J =5.9, 3.5 Hz, 1H), 4.06 (dq, J = 14.3, 7.2 Hz, 1H), 3.85 (dq, J =14.2, 7.1 Hz, 1H), 3.49 (q, J = 7.0 Hz, 0H), 3.15 (s, 3H), 2.04(dtd, J = 15.0, 7.5, 3.6 Hz, 1H), 1.89 (dtd, J = 14.5, 7.4, 5.8 Hz, 1H), 1.26 (q, J = 7.3 Hz, 4H), 0.83 (t, J = 7.5 Hz, 3H).
A44.(7S)-2-クロロ-8-エチル-4,7-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
ステップ1.メチルN-(2-クロロ-6-メチル-5-ニトロピリミジン-4-イル)-N-エチル-L-アラニネート
A-40と同様の方法で、2,4-ジクロロ-6-メチル-5-ニトロ-ピリミジンおよびメチル(2S)-2-(エチルアミノ)プロパノエートの反応により化合物を調製して、表題生成物、重量1.24g(収率61%)を得た。ESMS(M+1)=303.38。
ステップ2.(7S)-2-クロロ-8-エチル-4,7-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
メチルN-(2-クロロ-6-メチル-5-ニトロピリミジン-4-イル)-N-エチル-L-アラニネートの還元により化合物を調製した。出発物をTHF(40ml)に溶解し、白金(351mg、0.054mmol)およびビス[(E)-1-メチル-3-オキソ-ブタ-1-エノキシ]-オキソ-バナジウム(70.11mg、0.26mmol)の存在下で終夜水素化(50psi)した。反応物を濾過し、蒸発させて表題生成物を得、これを更には精製せずに使用した。ESMS(M+1)=241.42。
A-45.(7S)-2-クロロ-7-エチル-5-メチル-8-(2,2,2-トリフルオロエチル)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
A-24にて報告した手順に従い、(7S)-2-クロロ-7-エチル-5-メチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6-オン(中間体A-47)および1,1,1-トリフルオロ-2-ヨード-エタンの反応によって化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.74 (s, 1H), 5.27 - 5.04 (m, 1H), 4.29 (dt, J = 17.2, 8.6 Hz, 1H), 3.55 - 3.33 (m, 1H), 3.31 (d, J = 4.2 Hz, 3H), 2.04 - 1.82 (m, 1H), 1.73 (ddd, J = 23.1, 15.2, 7.9 Hz, 1H), 0.86 - 0.73 (m, 3H); ESMS (M+1)= 309.08.
A-46.(7S)-2-クロロ-7-エチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
2,4-ジクロロピリミジン-5-アミン(15g、91.47mmol)、(2S)-2-アミノブタン酸(11.32g、109.8mmol)およびジイソプロピルエチルアミン(64mL、366mmol))をエタノール(120mL)中に溶解し、128℃で14時間加熱した。反応物を蒸発させて半分の体積とし、水(100ml)を混合物に加えた。沈殿物が生成し、これを真空濾過により集めて、生成物6.85gをSおよびR鏡像異性体の混合物として得た。濾液を濃縮して水を除去し、沈殿物が生成し始めた。沈殿物を真空濾過により集め、水でしっかり洗浄して、生成物9.16gをS鏡像異性体として得た。SFCクロマトグラフィー(SWカラム;40nm×16nm;CO
2中25%メタノール、定組成;2ml/分)。Rt0.474分。(93.5%ee)。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.66 (s, 1H), 8.46 (s, 1H), 7.51 (s, 1H), 4.21 (td, J = 4.8, 1.7 Hz, 1H), 1.77 (dddd, J = 44.2, 13.9, 7.2, 5.1 Hz, 2H), 0.86 (t, J = 7.4 Hz, 3H); ESMS (M+1)= 213.12.
A-47.(7S)-2-クロロ-7-エチル-5-メチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
(7S)-2-クロロ-7-エチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン(1.46g、6.65mmol)のアセトン(21ml)中溶液に、炭酸カリウム(2.02g、14.6mmol)およびヨードメタン(500ul、8mmol)を加え、混合物を室温で2日間撹拌した。反応物を真空で蒸発させて、固体残渣を得た。水(10ml)を加え、室温で30分間撹拌した。沈殿物を真空濾過により集め、水でしっかり洗浄した。固体を50℃で真空乾固して、表題生成物、重量1.41g(収率92%)を得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.62 (s, 1H), 7.80 (s, 1H), 4.28 (t, J = 4.8 Hz, 1H), 3.21 (s, 3H), 2.07-1.49 (m, 2H), 0.84 (t, J = 7.4 Hz, 3H). ESMS (M+1)= 227.09. SFCクロマトグラフィー(SW カラム; 40 nm x 16 nm; CO2中25%メタノール、アイソクラチック; 2 ml/min): Rt 0.671分(95% ee).
A-49.(7S)-2-クロロ-8-メチル-7-プロピル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
(S)-2-(メチルアミノ)ペンタン酸塩酸塩(613mg、3.66mmol)および2,4-ジクロロピリミジン-5-アミン(500mg、3.05mmol)をエタノール(20ml)およびジイソプロピルエチルアミン(2.7ml、15.24mmol)中に溶解し、120℃に24時間加熱した。反応物を室温に冷却し、沈殿物が生成した。沈殿物を真空濾過により集め、エタノールで洗浄した。固体を50℃で真空乾固して、表題生成物、重量420mg(収率57%)を得た;1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 7.45 (s, 1H), 4.18 (d, J = 3.5 Hz, 1H), 2.99 (s, 3H), 1.91 - 1.66 (m, 2H), 1.13 (dt, J = 14.9, 7.6 Hz, 2H), 0.83 (t, J = 7.3 Hz, 3H); ESMS (M+1)= 241.09.
A-50.(7S)-2-クロロ-5,8-ジメチル-7-プロピル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
(7S)-2-クロロ-8-メチル-7-プロピル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン、A-49(200mg、0.83mmol)、ヨードメタン(62ul、1mmol)および炭酸カリウム(345mg、2.5mmol)をアセトン中に溶解し、室温で16時間撹拌した。反応物を真空で蒸発させて固体を得、これを水中に溶解し、酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させて、表題生成物、重量200mg(収率96%)を得た。1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 7.65 (s, 1H), 4.25 (dd, J = 6.1, 3.8 Hz, 1H), 3.34 (s, 3H), 3.15 (s, 3H), 2.04 - 1.70 (m, 2H), 1.34 - 1.13 (m, 2H), 0.91 (t, J = 7.3 Hz, 3H); ESMS (M+1)= 255.14.
A-51.2’-クロロ-5’,8’-ジヒドロ-6’H-スピロ[オキセタン-3,7’-プテリジン]-6’-オン。
2,4-ジクロロピリミジン-5-アミン(235mg、1.433mmol)、(2R)-2-アミノブタン酸(155.6mg、1.509mmol)およびDIPEA(779.9mg、1.051mL、6.034mmol)をn-BuOH(20mL)および水(10mL)中に溶解し、128℃で24時間加熱した。溶媒を真空で蒸発させた。残渣に水(30ml)を加え、これを酢酸エチル(2×)およびジクロロメタン(2×)で抽出した。合わせた有機層をMgSO
4で脱水し、濾過し、蒸発させた。粗生成物をヘキサン中10~100%酢酸エチルで溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO
2)により精製して、表題生成物(28.1mg)を得た。ESMS(M+1)=227.04。
A-52.2’-クロロ-5’,8’-ジメチル-5’,8’-ジヒドロ-6’H-スピロ[オキセタン-3,7’-プテリジン]-6’-オン。
DMF(2.4mL)中の2-クロロスピロ[5,8-ジヒドロプテリジン-7,3’-オキセタン]-6-オン(148mg、0.6481mmol)に、0℃でMeI(552.0mg、242.1μL、3.889mmol)を加え、続いてNaH(155.5mg、3.889mmol)を加えた。反応温度を室温に上げ、2時間撹拌した。溶媒を蒸発させ、水(20ml)を残渣に加え、続いてジクロロメタン(3×)で抽出した。抽出物を合わせ、硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、蒸発させて、粗生成物を得た。粗製物をヘキサン中10~100%酢酸エチルの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO
2)により精製して、表題生成物を白色固体として得た:1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 7.60 (s, 1H), 5.25 (d, 2H), 4.80 (d, 2H), 3.51 (s, 3H), 3.31 (s, 3H). ESMS 255.09 (M+1).
A-53:2’-クロロ-4’-メチル-5’,8’-ジヒドロ-6’H-スピロ[シクロプロパン-1,7’-プテリジン]-6’-オン。
A-37、ステップ2参照。
A-54:2-クロロ-5,7,7-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-47と同様の方法で化合物を調製した。ESMS(M+1)=227.71。
A-55.(7S)-7-(tert-ブチル)-2-クロロ-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
ステップ1:メチル(S)-2-((2-クロロ-6-メチル-5-ニトロピリミジン-4-イル)(メチル)アミノ)-3,3-ジメチルブタノエート
A-4に記載の手順に従い、メチル(S)-3,3-ジメチル-2-(メチルアミノ)ブタノエート塩酸塩および2,4-ジクロロ-5-ニトロ-6-メチルピリミジン(965mg、4.64mmol)の反応により化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 8.64 (s, 1H), 3.79 (d, J = 0.9 Hz, 1H), 3.30 (s, 3H), 2.36 (s, 3H), 1.03 (s, 8H). ESI-MS m/z 計算値268.1091、実測値269.22 (M+1)
+. キラルHPLC: >95% ee, 取得方法:Chiral PAK IC カラムで20% MeOH-30% EtOH-50% Hexで20分[ α ]
22.9 D = 68.9 ° (c=1, CHCl
3) .
A-56.(7S)-2-クロロ-7-(2-ヒドロキシエチル)-4-メチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
2,4-ジクロロ-6-メチル-ピリミジン-5-アミン(2g、11.23mmol)および(2S)-2-アミノ-4-ヒドロキシ-ブタン酸(1.338g、11.23mmol)の反応により、A-2と同様の方法で化合物を調製して、表題生成物(1.2g、収率42%)を得た。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 10.19 (s, 1H), 8.18 (s, 1H), 4.54 (t, J = 5.0 Hz, 1H), 4.18 (td, J = 5.8, 1.9 Hz, 1H), 3.53 (tdd, J = 6.5, 4.8, 1.8 Hz, 2H), 2.22 (s, 3H), 1.87 (qd, J = 6.5, 2.9 Hz, 2H). ESI-MS m/z 計算値242.05705、実測値243.1 (M+1)
+ .
A-57.(S)-2-クロロ-4,8-ジメチル-7-(2,2,2-トリフルオロエチル)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
A-6に記載の手順に従い、メチル3,3,3-トリフルオロ-2-(メチルアミノ)プロパノエートおよび2,4-ジクロロ-5-ニトロ-6-メチルピリミジンの反応により化合物を調製して、表題生成物を得た;ESI-MS m/z 269.16(M+1)
+。生成物を更には特性評価をせずに使用した。
A-59.(7S)-2-クロロ-7-((R)-1-メトキシエチル)-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
A-6に記載の手順に従い、メチル(2S,3R)-3-メトキシ-2-(メチルアミノ)ブタノエート塩酸塩(14.07g、71.2mmol)および2,4-ジクロロ-5-ニトロ-6-メチルピリミジン(14.1g、67.8mmol)の反応により化合物を調製して、表題生成物(7S)-2-クロロ-7-[(1R)-1-メトキシエチル]-4,8-ジメチル-5,7-ジヒドロプテリジン-6-オン(10.5g、57%)を得た。1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 8.77 (s, 1H), 4.03 (d, J = 5.0 Hz, 1H), 3.74 - 3.59 (m, 1H), 3.28 (d, J = 5.9 Hz, 6H), 2.37 (s, 3H), 1.28 (d, J = 6.4 Hz, 3H). ESI-MS m/z 計算値270.08835、実測値271.16 (M+1)
+ ; 269.16 (M-1)+. [α]
D =+32.14° (c=1.0, CHCl
3), 温度23.2℃ .
A-60.(7S)-2-クロロ-7-イソブチル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
A-2に記載の手順に従い、(2S)-4-メチル-2-(メチルアミノ)ペンタン酸(1.15g、7.920mmol)および2,4-ジクロロ-6-メチル-ピリミジン-5-アミン(1g、5.617mmol)の反応により化合物を調製して、表題生成物(7S)-2-クロロ-7-イソブチル-4,8-ジメチル-5,7-ジヒドロプテリジン-6-オン(570mg、29%)を得た。1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 8.63 (s, 1H), 4.12 (d, J = 6.6 Hz, 1H), 3.16 (s, 3H), 2.47 (s, 3H), 1.79 (dp, J = 12.9, 6.5 Hz, 1H), 1.67 (d, J = 6.5 Hz, 1H), 0.99 (s, 2H), 0.95 (d, J = 6.5 Hz, 3H). ESI-MS m/z 計算値268.1091、実測値269.13 (M+1)
+ .
A-61.(S)-2-クロロ-7-(2-ヒドロキシプロパン-2-イル)-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
ステップ1.メチル(S)-2-((2-クロロ-6-メチル-5-ニトロピリミジン-4-イル)(メチル)アミノ)-3-ヒドロキシ-3-メチルブタノエート。
2,4-ジクロロ-6-メチル-5-ニトロ-ピリミジン(377mg、1.758mmol)、メチル(2S)-3-ヒドロキシ-3-メチル-2-(メチルアミノ)ブタノエート(トリフルオロ酢酸塩)(388mg、1.410mmol)およびNaHCO3(762mg、9.071mmol)をシクロヘキサン(7mL)中に溶解した。反応フラスコにディーンスタークトラップを装着し、反応物を110℃に4時間加熱した。水およびジクロロメタンを反応物に加えた。相を相分離器上で分離した。有機層を真空で蒸発させ、残渣をヘプタンから80%酢酸エチルの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2)により精製した。ESI-MS m/z 333.12。
ステップ2.(7S)-2-クロロ-7-(2-ヒドロキシプロパン-2-イル)-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
メチル(S)-2-((2-クロロ-6-メチル-5-ニトロピリミジン-4-イル)(メチル)アミノ)-3-ヒドロキシ-3-メチルブタノエート(148mg、0.44mmol)および白金(58mg、0.008919mmol)を、THF(5ml)を含むパールボトル中に置き、水素50psi下に3日間置いた。反応物にビス[(Z)-1-メチル-3-オキソ-ブタ-1-エノキシ]-オキソ-バナジウム(3mg、0.01131mmol)を反応物に加え、パール上50psiで16時間置いた。反応物を濾過し、MeOHおよびDCMで洗浄した。揮発物を真空で除去し、ヘプタンから80%酢酸エチルの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO
2)により精製した。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.39 (s, 1H), 4.81 (s, 1H), 3.94 (s, 1H), 3.21 - 3.09 (m, 4H), 2.22 (s, 3H), 1.20 (s, 3H), 1.01 (s, 3H); ESI-MS m/z 271.14.
A-62.2-クロロ-7-(2-メトキシエチル)-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.34 (s, 1 H), 4.28 (dd, J = 6.6, 3.8 Hz, 1 H), 3.31-3.26 (m, 1 H), 3.22-3.16 (m, 1 H), 3.00 (s, 6 H), 2.24 (s, 3 H), 2.08-2.00 (m, 1 H), 1.99-1.93 (m, 1 H). ESI-MS m/z 271.2 (M+1)
+.
A-63.(7S)-7-(tert-ブトキシメチル)-2-クロロ-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
A-6に記載の手順に従い、メチル(2S)-3-tert-ブトキシ-2-(メチルアミノ)プロパノエート(2.56g、13,5mmol)および2,4-ジクロロ-5-ニトロ-6-メチルピリミジン(2.8g、13.46mmol)の反応により化合物を調製して、表題生成物(1.4g、収率86%)を得た。1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 8.34 (s, 1H), 4.16 (t, J = 2.6 Hz, 1H), 3.75 (d, J = 2.6 Hz, 2H), 3.15 (s, 3H), 2.32 (s, 3H), 1.04 (s, 8H). ESI-MS m/z 計算値298.11966、実測値299.18 (M+1)
+ ; [α]
D = +32.14° (c=1.0, CHCl
3),23.2℃. キラルHPLC (ChiralPAK IC カラム; 20%メタノール/30%エタノール/ 50%ヘキサン; 20分) Rt 4.56分(95% ee).
A-64.2’-クロロ-4’,8’-ジメチル-5’,8’-ジヒドロ-6’H-スピロ[オキセタン-3,7’-プテリジン]-6’-オン
A-6に記載の手順に従い、メチル3-(メチルアミノ)オキセタン-3-カルボキシレートおよび2,4-ジクロロ-5-ニトロ-6-メチルピリミジンの反応により化合物を調製して、表題生成物(収率41%)を得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 2.23 (s, 3 H), 3.36 (s, 3 H), 4.81 (d, J = 7.6 Hz, 2 H), 5.01 (d, J = 7.2 Hz, 2 H), 10.55 (s, 1 H). ESI-MS m/z 計算値255.2 (M+1)
+
A-65.2’-クロロ-3,3-ジフルオロ-4’,8’-ジメチル-5’,8’-ジヒドロ-6’H-スピロ[シクロブタン-1,7’-プテリジン]-6’-オン
A-6に記載の手順に従い、メチル3,3-ジフルオロ-1-(メチルアミノ)シクロブタン-1-カルボキシレートおよび2,4-ジクロロ-5-ニトロ-6-メチルピリミジンの反応により化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.72 (s, 1 H), 3.43-3.35 (m, 2 H), 3.35-3.28 (m, 2 H), 3.16 (s, 3 H), 2.28 (s, 3 H). ESI-MS m/z 計算値289.2 (M+1)
+
A-66.(7S)-2-クロロ-7-(1-メトキシシクロブチル)-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
A-6に記載の手順に従い、メチル2-(1-メトキシシクロブチル)-2-(メチルアミノ)アセテート(5.5g、24.6mmol)および2,4-ジクロロ-5-ニトロ-6-メチルピリミジン(5.56g、25.9mmol)の反応により化合物を調製して、表題生成物を一対の鏡像異性体として得た。鏡像異性体をSFC(セルロース-2、20×250mm;40%エタノール(5mMアンモニア)/60%CO
2、定組成;80ml/分)により分離して、表題生成物(3.86g)を得た。1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 8.66 (s, 1H), 4.28 - 4.15 (m, 1H), 3.25 (s, 3H), 2.51 - 2.13 (m, 6H), 2.00 - 1.65 (m, 3H). ESI-MS m/z 計算値296.104、実測値297.04 (M+1)
+ ;[α]D=17.08°、温度=25.1℃。キラルHPLC:SFCセルロース-2カラム、4.6mm×100mm、40%EtOH(5mMアンモニア)/60%CO
2定組成濃度勾配、1ml/分;実行6分)Rt1.04分。(97%ee)。
A-67.2’-クロロ-4’,8’-ジメチル-4,5,5’,8’-テトラヒドロ-2H,6’H-スピロ[フラン-3,7’-プテリジン]-6’-オン
A-6に記載の手順に従い、メチル3-(メチルアミノ)テトラヒドロフラン-3-カルボキシレートおよび2,4-ジクロロ-5-ニトロ-6-メチルピリミジンの反応により化合物を調製して、表題生成物をラセミ体混合物として得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 2.22-2.30 (m, 4 H), 2.47 (t, J = 4.0 Hz, 1 H), 3.01 (s, 3 H), 3.70 (q, J = 7.6 Hz, 1 H), 4.02 (d, J = 10.0 Hz, 1 H), 4.08-4.16 (m, 2 H), 10.59 (s, 1 H); ESI-MS m/z 269.1 (M+1)
+.
A-68.(7S)-2-クロロ-7-(1-メトキシシクロプロピル)-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
A-6に記載の手順に従い、メチル(2S)-2-(1-メトキシシクロプロピル)-2-(メチルアミノ)アセテート塩酸塩(840mg、4.006mmol)および2,4-ジクロロ-5-ニトロ-6-メチルピリミジン(820mg、3.942mmol)の反応により化合物を調製して、表題生成物を得た1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 8.23 (s, 1H), 3.68 (s, 1H), 3.28 (s, 3H), 3.13 (s, 3H), 2.36 (s, 3H), 1.17 - 1.07 (m, 1H), 1.06 - 0.94 (m, 2H), 0.89 - 0.73 (m, 1H). ESI-MS m/z 計算値282.08835、実測値283.1 (M+1)
+ . [α]
D =+10.5° (c=1.0; CHCl
3)、24℃.
A-69およびA-70.(7R)-2-クロロ-7-(メトキシメチル)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オンおよび(7S)-2-クロロ-7-(メトキシメチル)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
A-4に記載の手順に従い、メチル3-メトキシ-2-メチル-2-(メチルアミノ)プロパノエート(6g、30.3mmol)および2,4-ジクロロ-5-ニトロ-6-メチルピリミジン(6g、28.85mmol)の反応により化合物を調製して、表題生成物を鏡像異性体の混合物として得た。鏡像異性体をSFC(セルロース-2、20×250mm;40%エタノール(5mMアンモニア)/60%CO2、定組成;80ml/分)により分離した1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.22 (s, 1H), 3.81 (d, J = 9.9 Hz, 1H), 3.58 (d, J = 9.9 Hz, 1H), 3.32 (s, 3H), 3.14 (s, 3H), 2.33 (s, 3H), 1.56 (s, 3H). ESI-MS m/z 計算値270.08835、実測値271.1 (M+1) + .
鏡像異性体A:[ α]
D = +34.32°, 温度= 22.8° C (c=1, MeOH). Chiral SFC (Cellulose-2, 4.6 x 100mM; 40%エタノール(5mM アンモニア)/60% CO2; アイソクラチック, 1ml/min) Rt 0.826分( 99.8%ee).
鏡像異性体B:[ α]
D = -23.7 °, 温度= 23.7° C (c=1, MeOH). Chiral SFC (Cellulose-2, 4.6 x 100mM; 40%エタノール(5mM アンモニア)/60% CO
2; アイソクラチック, 1ml/min) Rt 0.996分( 94.6%ee).
A-71.2-クロロ-4,8-ジメチル-7-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
2,4-ジクロロ-6-メチル-5-ニトロ-ピリミジン(1.04g、4.850mmol)およびメチル2-(メチルアミノ)-2-(1-メチルピラゾール-4-イル)アセテート塩酸塩(853mg、3.883mmol)の反応により、A-6にて報告した手順に従って化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.46 (s, 1H), 7.55 (s, 1H), 7.21 (t, J = 5.3 Hz, 1H), 5.11 (s, 1H), 3.69 (s, 3H), 2.87 (d, J = 17.1 Hz, 3H), 2.24 (s, 3H). ESI-
M S m/z 計算値292.08392
A-72.(S)-7-((S)-1-(tert-ブトキシ)エチル)-2-クロロ-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
ステップ1:メチルO-(tert-ブチル)-N-(2-クロロ-6-メチル-5-ニトロピリミジン-4-イル)-N-メチル-L-アロトレオニネート。
メチル(2S,3R)-3-tert-ブトキシ-2-(メチルアミノ)ブタノエート(2.65g、13mmol)、2,4-ジクロロ-6-メチル-5-ニトロ-ピリミジン(4.85g、23.32mmol)およびNaHCO3(3.3g、39.28mmol)を室温で16時間撹拌した。濾過して固体を除去した後、溶液を濃縮し、粗生成物をヘキサン中0~30%EtOAcの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2;40g)により精製して、表題生成物を粘着性油状物として得た(2g、収率23%)。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 5.49 (d, J = 4.0 Hz, 1H), 4.53 (qd, J = 6.3, 3.9 Hz, 1H), 3.78 (s, 3H), 3.13 (s, 3H), 2.48 (s, 3H), 1.24 (d, J = 6.3 Hz, 3H), 1.18 (s, 9H). ESI-MS m/z 計算値374.1357、実測値375.52 (M+1) +
ステップ2:(S)-7-((S)-1-(tert-ブトキシ)エチル)-2-クロロ-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
メチルO-(tert-ブチル)-N-(2-クロロ-6-メチル-5-ニトロピリミジン-4-イル)-N-メチル-L-アロトレオニネート(2g)を溶解し、続いて木質担持白金(165mg、0.025mmol)を加え、4日間水素化した。反応物をセライトに通して濾過して、触媒を除去した。濾液を真空で蒸発させて、表題生成物を白色固体として得た(1.7g)。1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 8.35 (s, 1H), 4.15 - 3.99 (m, 1H), 3.93 (d, J = 4.1 Hz, 1H), 3.31 (d, J = 1.8 Hz, 3H), 2.35 (d, J = 2.0 Hz, 3H), 1.60 (d, J = 2.0 Hz, 5H), 1.32 (dd, J = 6.4, 2.0 Hz, 3H), 1.13 - 0.98 (m, 9H). ESI-MS m/z 計算値312.1353、実測値313.28 (M+1)
+ . キラルHPLC: (Chiralpak IC カラム , 20% EtOH/ 30% EtOH/50% hex, 20分のラン, 95% ee; [
α]
D = +60.44° (クロロホルム; c=0.5、24.5℃).
A-73.(7S)-2-クロロ-7-(2-ヒドロキシエチル)-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
ヨードメタン(1.1ml、17.5mmol)を、(7S)-2-クロロ-7-(2-ヒドロキシエチル)-4-メチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン(2g、8mmol)および炭酸セシウム(7.78g、23.9mmmol)のDMF(25ml)中混合物に加え、16時間撹拌した。水を反応混合物に加え、酢酸エチル(3×10ml)で抽出した。合わせた抽出物をブライン(20ml)および水(2×20ml)で洗浄した。有機抽出物を無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させて、表題生成物を得た。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 4.60 (t, J = 4.8 Hz, 1H), 4.27 (dd, J = 7.0, 5.8 Hz, 1H), 3.34 (m, 2H), 3.24 (s, 3H), 3.05 (s, 3H), 2.40 (s, 3H), 1.68 (m, 2H). ESI-MS m/z 計算値268.1091、実測値269.22 (M+1)
+.
A-74.(S)-7-((R)-1-(tert-ブトキシ)エチル)-2-クロロ-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
A-72と同様の方法で化合物を調製した。1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 8.35 (s, 1H), 4.15 - 3.99 (m, 1H), 3.93 (d, J = 4.1 Hz, 1H), 3.31 (d, J = 1.8 Hz, 3H), 2.35 (d, J = 2.0 Hz, 3H), 1.60 (d, J = 2.0 Hz, 5H), 1.32 (dd, J = 6.4, 2.0 Hz, 3H), 1.13 - 0.98 (m, 9H). ESI-MS m/z 313.28 (M+1)
+ ; [ α ]
= 6 0.44°(c=0.5, CHCl
3)、24.2℃. キラルHPLC: Chiralpak IC カラム (20%メタノール/30%エタノール/50%ヘキサン) >95% ee.
A-75.(7R)-2-クロロ-7-エチル-8-イソプロピル-5-メチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-3と同様の方法で化合物を調製して、表題生成物(7R)-2-クロロ-7-エチル-8-イソプロピル-5,7-ジヒドロプテリジン-6-オン(10.8g、77%)を得た。1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 9.12 (s, 1H), 7.67 (s, 1H), 4.61 (p, J = 6.8 Hz, 1H), 4.29 (dd, J = 7.4, 3.3 Hz, 1H), 2.13 - 1.92 (m, 1H), 1.81 (dt, J = 14.5, 7.4 Hz, 1H), 1.40 (dd, J = 11.4, 6.8 Hz, 6H), 0.96 (t, J = 7.5 Hz, 3H). ESI-MS m/z 計算値254.09344、実測値255.16 (M+1)
+; 253.16 (M-1)+.
A-76.(S)-2-クロロ-7-エチル-8-イソプロピル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-4と同様の方法で化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 9.24 (s, 1H), 7.68 (s, 1H), 4.61 (p, J = 6.8 Hz, 1H), 4.29 (dd, J = 7.5, 3.3 Hz, 1H), 2.00 (ddt, J = 15.1, 7.6, 3.8 Hz, 1H), 1.81 (dt, J = 14.5, 7.4 Hz, 1H), 1.40 (dd, J = 11.3, 6.8 Hz, 6H), 0.96 (t, J = 7.5 Hz, 3H). ESI-MS m/z 計算値254.09344、実測値255.16 (M+1) + ;253.16 (M-1)+; [ α]
D = + 207.58° (c=1.0, CHCl3).
A.側鎖アミン中間体の調製
以下の側鎖アミンを以下の反応スキームによって調製した。代表的な手順は各スキームに従う。
スキームA:
方法A:スキームAによる(1-(4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩(B-2)の合成。
ステップ1:エチル1-(4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート。
水素化ナトリウム(60%油分散液;(2.869g、71.7mmol))を、エチル1H-ピラゾール-4-カルボキシレート(6.7g、47.81mmol)のDMF(70mL)中冷却(0℃)溶液に少しずつ加えた。混合物を0℃で1時間撹拌し、続いて1-(ブロモメチル)-4-フルオロ-ベンゼン(10.85g、57.38mmol)を加えた。反応物を室温に加温し、18時間撹拌した。反応混合物を水中に注ぎ入れ、得られた沈殿物を真空濾過により集め、水で洗浄し、50℃で20時間真空乾固して、表題化合物、重量8.3g(収率70%)を得た;1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.47 (d, J = 0.7 Hz, 1H), 7.87 (d, J = 0.7 Hz, 1H), 7.34 (dd, J = 8.6, 5.6 Hz, 2H), 7.18 (t, J = 8.9 Hz, 2H), 5.35 (s, 2H), 4.20 (q, J = 7.1 Hz, 2H), 1.25 (t, J = 7.1 Hz, 3H).
ステップ2:(1-(4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタノール。
エチル1-[(4-フルオロフェニル)メチル]ピラゾール-4-カルボキシレート(10g、40.28mmol)のTHF(50mL)中溶液を、水素化アルミニウムリチウム(1M、60mL、60mmol)のTHF中冷却(0℃)溶液に滴下添加した。0℃で1時間撹拌した後、反応物を室温に30分間加温し、次いで透明溶液が得られるまで1N HClでクエンチした。透明溶液を酢酸エチル(3×50ml)で抽出した。合わせた抽出物を水およびブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させて、粗生成物、重量7.5g(収率90%)を得た;1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.64 (s, 1H), 7.49 (s, 1H), 7.25 (dd, J = 8.8, 5.3 Hz, 2H), 7.05 (t, J = 8.8 Hz, 2H), 5.28 (s, 2H), 4.49 (s, 2H); ESMS(M+11)= 207.0.
ステップ3:4-(アジドメチル)-1-(4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール。
(1-(4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタノール(8g、38.8mmol)および(アジド(フェノキシ)ホスホリル)オキシベンゼン(16.0g、12.5mL、58.2mmol)の混合物を、乾燥THF(100ml)に溶解し、窒素下0℃に冷却した。DBU(8.7mL、58.2mmol)を反応物に加え、0℃で2時間撹拌し、次いで室温に16時間加温した。反応混合物を酢酸エチルで希釈し、水(2×50mL)および5%HCl(10mL)で洗浄した。有機層を真空で濃縮し、ヘキサン中10~35%酢酸エチルの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物、重量7.2g(収率90%)を得た;1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.56 (s, 1H), 7.41 (s, 1H), 7.25 - 7.16 (m, 2H), 7.12 - 6.96 (m, 2H), 5.28 (s, 2H), 4.23 (s, 2H).
ステップ4:(1-(4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン。
トリフェニルホスフィン(13.6g、51.9mmol)および水(8ml)を、4-(アジドメチル)-1-[(4-フルオロフェニル)メチル]ピラゾール(8g、34.60mmol)のジクロロメタン(100mL)中溶液に加え、室温で16時間撹拌し、1N HCl(30mL)を反応混合物に加えた。有機層を分離し、廃棄した。水性層をジクロロメタンで洗浄し、分離した。水性層を真空で蒸発させて、白色固体を得た。生成物のHCl塩をメタノールに溶解し、ジエチルエーテル(メタノール体積の5倍)により溶液から沈殿した。沈殿物を真空濾過により集め、50℃で真空乾固して、所望の生成物、重量6.4g(収率76%)を得た;1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.15 (brs, 3H), 7.88 (s, 1H), 7.56 (s, 1H), 7.32 (dt, J = 8.0, 3.3 Hz, 2H), 7.18 (td, J = 8.9, 1.2 Hz, 2H), 5.32 (s, 2H), 3.87 (q, J = 5.7 Hz, 2H).
スキームB:
方法B:スキームBによる(1-(3,4,5-トリフルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩(B-23)の合成。
ステップ1:tert-ブチル((1-(3,4,5-トリフルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)カルバメート。
tert-ブチルN-(1H-ピラゾール-4-イルメチル)カルバメート(6.07g、29.85mmol)を無水DMF(60ml)に溶解して、透明淡色溶液を得た。溶液を2℃に冷却し、水素化ナトリウム(1.253g、31.34mmol)を混合物に少しずつ加え、30分間撹拌した。5-(ブロモメチル)-1,2,3-トリフルオロ-ベンゼン(7.540g、32.84mmol)を10分かけて滴下添加した。反応物を2℃で2時間撹拌し、次いで2時間かけて室温に加温した。反応物を冷水180ml上に注ぎ入れ、酢酸エチル(2×200ml)で抽出した。合わせた酢酸エチル抽出物をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させて、粗生成物を得た。反応物をヘキサン中0~90%酢酸エチルの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2;カラム220g)により精製した。所望のフラクションを真空で蒸発させて、所望の生成物を粘着性油状物として得、これは静置すると結晶化した。重量9.1g;1 H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.49 (s, 1H), 7.38 (s, 1H), 6.87 - 6.73 (m, 2H), 5.19 (s, 2H), 4.72 (s, 1H), 4.17 (d, J = 5.8 Hz, 2H), 1.45 (s, 9H).
ステップ2:(1-(3,4,5-トリフルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン。
tert-ブチル((1-(3,4,5-トリフルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)カルバメート(9.1g、26.66mmol)をジオキサン(64mL)に溶解した。4N HClの溶液(67ml、267mmol)を溶液に加え、55℃で3時間加熱した。白色沈殿物が生成した。およそ3分の2のジオキサンを真空で蒸発させ、続いてジエチルエーテルを加え、30分間撹拌した。白色沈殿物を真空濾過により集め、50℃で20時間真空乾固して、生成物7.4gを塩酸塩として得た(収率100%);1 H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 8.27 (s, 3H), 7.96 (s, 1H), 7.62 (s, 1H), 7.19 (dd, J = 8.7, 6.9 Hz, 2H), 5.36 (s, 2H), 3.88 (q, J = 5.6 Hz, 2H).
スキームC:
方法C:スキームCによる(1-(2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン(B-44)の合成。
ステップ1:1-(2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-イル)-1H-ピラゾール-4-カルボニトリル。
ナトリウム(Z)-2-シアノ-3,3-ジエトキシプロパ-1-エン-1-オレート(298mg、1.54mmol)および(2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-イル)ヒドラジンメタンスルホン酸塩(343mg、1.40mmol)の混合物を、エタノール6ml中に溶解した。濃HCl(270ul、2.83mmol)を混合物に加え、80℃に2時間加熱した。溶媒を除去して2分の1の体積にし、水を混合物に加え、得られた固体を集め、乾燥して、表題化合物、重量246mg(収率87%)を得た。1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.81 (s, 1H), 7.74 (s, 1H), 7.34 - 7.20 (m, 4H), 5.24 (tt, J = 7.5, 5.0 Hz, 1H), 3.56 (dd, J = 16.3, 7.5 Hz, 2H), 3.36 (dd, J = 16.3, 5.0 Hz, 2H); ESMS(M+1)= 210.12.
ステップ2:(1-(2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン。
1-(2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-イル)-1H-ピラゾール-4-カルボニトリル(240mg、1.15mmol)を、メタノール(30ml)中に溶解した。ラネーニッケル(40mg、0.68mmol)を加え、反応物を水素(50psi)下3時間水素化した。反応物を濾過し、濾液を真空で蒸発させて、表題生成物、237mg(収率97%)を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 7.35 (s, 1H), 7.17 (dd, J = 11.4, 7.2 Hz, 5H), 5.17 - 4.96 (m, 1H), 3.75 (s, 1H), 3.40 (dd, J = 16.1, 7.6 Hz, 2H), 3.31 - 3.09 (m, 2H); ESMS(M+1)= 214.22.
スキームD:
方法D:(1-(3,4-ジメトキシベンジル)-1H-ピラゾール-3-イル)メタンアミン塩酸塩。
ステップ1:(EおよびZ)-2-(4-(ジメチルアミノ)-2-オキソブタ-3-エン-1-イル)イソインドリン-1,3-ジオン。
2-(2-オキソプロピル)イソインドリン-1,3-ジオン(2.03g、10mmol)および1,1-ジメトキシ-N,N-ジメチル-メタンアミン(1.3ml、10mmol)の混合物を、マイクロ波により180℃で20分間照射した。得られた固体をエタノールから再結晶化して、表題生成物をcis-およびtrans-異性体の混合物として得た、2.34g(収率91%)。ESMS(M+1)=259.10。
ステップ2:2-((1-(3,4-ジメトキシベンジル)-1H-ピラゾール-3-イル)メチル)イソインドリン-1,3-ジオン。
(EおよびZ)-2-(4-(ジメチルアミノ)-2-オキソブタ-3-エン-1-イル)イソインドリン-1,3-ジオン(1g)および(3,4-ジメトキシベンジル)ヒドラジン(1g、mmol)を、エタノール(10ml)および濃HCl(1ml)中に溶解し、3時間加熱還流した。反応物を真空で蒸発させ、残渣をジクロロメタン中0~10%メタノールの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2)により精製して、所望の生成物を黄色固体として得た、重量1.1g。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.78 - 7.71 (m, 2H), 7.71 - 7.64(m, 2H), 7.52 (d, J = 1.8 Hz, 1H), 6.57 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 6.54 - 6.49 (m, 1H), 6.50 - 6.42 (m, 2H), 5.49 (s, 2H), 4.85 (s, 2H), 3.78 (d, J =0.8 Hz, 3H), 3.73 (d, J = 0.8 Hz, 3H).
ステップ3:(1-(3,4-ジメトキシベンジル)-1H-ピラゾール-3-イル)メタンアミン塩酸塩。
2-((1-(3,4-ジメトキシベンジル)-1H-ピラゾール-3-イル)メチル)イソインドリン-1,3-ジオン(1.1g、2.92mmol)およびメチルアミン(メタノール中2M溶液;7.3ml、14.6mmol)のメタノール中混合物を、2時間還流した。溶媒を真空で除去した。化合物をメタノール中2M HCl中に溶解し、ジエチルエーテルを加えて沈殿させて、表題生成物、重量638mg(収率89%)を得た。1 H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.61 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 6.91 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 6.79 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 6.72 - 6.64 (m, 1H), 6.59 - 6.49 (m, 1H), 5.40 (s, 2H), 4.20 (s, 2H), 3.80 (s, 3H), 3.77 (s, 3H).
B-1.(1-(4-フルオロ-2-メトキシベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 8.14 (s, 3H), 7.76 (s, 1H), 7.53 (s, 1H), 7.05 (dd, J = 8.3, 6.9 Hz, 1H), 6.96 (dd, J = 11.3, 2.4 Hz, 1H), 6.74 (td, J = 8.5, 2.5 Hz, 1H), 5.22 (s, 2H), 3.86 (dd, J = 10.1, 4.3 Hz, 2H), 3.84 (d, J = 4.4 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 236.10.
B-2.(1-(4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Aによって調製した。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.20 (s, 3H), 7.89 (s, 1H), 7.57 (s, 1H), 7.32 (dd, J = 8.6, 5.6 Hz, 2H), 7.18 (t, J = 8.9 Hz, 2H), 5.32 (s, 2H), 3.86 (q, J = 5.8 Hz, 2H); ESMS(M+1)= 206.36.
B-3.(1-(3-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.96 (s, 1H), 7.73 (s, 1H), 7.32 (dt, 1H), 7.05 (m, J = 3H), 5.41 (s, 2H), 4.06 (s, 2H); ESMS(M+1)= 206.19.
B-4.(1-(1-(4-フルオロフェニル)エチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン。
方法Aによって調製した。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.17 (s, 3H), 7.90 (s, 1H), 7.58 (s, 1H), 7.38 - 7.27 (m, 2H), 7.16 (td, J = 8.7, 1.4 Hz, 2H), 5.65 (q, J = 7.1 Hz, 1H), 3.86 (q, J = 5.7 Hz, 2H), 1.76 (dd, J = 7.1, 1.3 Hz, 3H).
B-5.(1-(4-(トリフルオロメチル)ベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。 ESMS(M+1)= 256.19
B-6.(1-(3-(トリフルオロメチル)ベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。 ESMS(M+1)= 256.26
B-7.(1-(2-(トリフルオロメチル)ベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.90 (s, 1H), 7.81 - 7.72 (m, 2H), 7.64 - 7.45 (m, 2H), 7.04 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 5.62 (s, 2H), 4.08 (s, 2H); ESMS(M+1)= 256.17
B-8.4-((4-(アミノメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)メチル)ベンゾニトリル塩酸塩。
方法Bによって調製した。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.85 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.67 (d, J =8.3 Hz, 2H), 7.61 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.39 - 7.28 (m, 2H), 5.42 (s, 2H), 4.01 (s, 2H); ESMS(M+1)= 213.12
B-9.(1-(2-イソプロピルベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。 ESMS(M+1)= 230.43
B-10.(1-(3-イソプロピルベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。 ESMS(M+1)= 230.39
B-11.(1-(3,4-ジフルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。 ESMS(M+1)= 224.11
B-12.(1-(2,4-ジフルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。 ESMS(M+1)= 224.07
B-13.(1-(2-クロロ-4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.91 (s, 1H), 7.71 (s, 1H), 7.36 - 7.18 (m, 2H), 7.17 - 7.04 (m, 1H), 5.48 (s, 2H), 4.06 (s, 2H); ESMS(M+1)= 240.1
B-14.(1-(4-フルオロ-2-メチルベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.83 (d, J = 14.2 Hz, 2H), 7.15 (dd, J = 8.5, 5.8 Hz, 1H), 7.05 - 6.86 (m, 2H), 5.42 (s, 2H), 4.06 (s, 2H), 2.31 (s, 3H); ESMS(M+1)= 220.2.
B-15.(1-(4-フルオロ-2-(トリフルオロメチル)ベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.88 (s, 1H), 7.71 (s, 1H), 7.55 (dd, J = 9.0, 2.7 Hz, 1H), 7.36 (td, J = 8.3, 2.7 Hz, 1H), 7.13 (dd, J = 8.8, 5.3 Hz, 1H), 5.57 (s, 2H), 4.07 (s, 2H); ESMS(M+1)= 274.23.
B-16.(1-(4-フルオロ-3-メトキシベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.93 (s, 1H), 7.71 (s, 1H), 7.14- 6.93 (m, 2H), 6.84 (ddd, J = 8.3, 4.1, 2.0 Hz, 1H), 5.34 (s, 2H), 4.05 (s, 2H), 3.85 (d, J = 1.2 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 236.09
B-17.(1-(3-フルオロ-4-メトキシベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。 ESMS(M+1)= 236.0
B-18.2-((4-(アミノメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)メチル)-5-フルオロベンゾニトリル塩酸塩。
方法Bによって調製した。 ESMS(M+1)= 231.18
B-19.(1-(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール-5-イルメチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。 ESMS(M+1)= 232.18
B-20.(1-(3,5-ジフルオロ-4-メトキシベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。1 H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 11.81 (s , 1 H), 8.33 (s, 3H), 7.95 (s, 1H), 7.61 (s, 1H), 7.11- 6.92 ( m, 2H), 5.31 (s, 2H), 3.96(s, 3H), 3.78 (m, 2H); ESMS(M+1)= 254.24.
B-21.(1-(2,4-ジフルオロ-3-メトキシベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 6.60 (s, 1H), 6.36 (s, 1H), 5.78 - 5.62 (m, 2H), 4.09 (s, 2H), 2.76 (s, 2H), 2.66 (s, 3H); ESMS(M+1)= 254.15.
B-22.(1-(2,3,4-トリフルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 8.18 (br.s, 3H), 7.92 (s, 1H), 7.58 (s, 1H), 7.41 - 7.26 (m, 1H), 7.23 - 7.08 (m, 1H), 5.43 (s, 2H), 3.93 (br.s, 1H), 3.87 (q, J = 5.7 Hz, 2H); 1H NMR (300 MHz,メタノール-d4) δ 7.66 (s, 1H), 7.50 (s, 1H), 7.15 - 6.94 (m, 2H), 5.36 (s, 2H), 3.69 (s, 2H); ESMS(M+1)= 242.14.
B-23.(1-(3,4,5-トリフルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 8.22 (s, 3H), 7.95 (s, 1H), 7.61 (s, 1H), 7.18 (dd, J = 8.8, 6.7Hz, 2H), 5.36 (s, 2H), 3.88 (q, J = 5.6 Hz, 2H); ESMS(M+1)= 242.13.
B-24.(1-(2,4,5-トリフルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。1 H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.14 (s, 3H), 7.90 (s, 1H), 7.65 - 7.58 (m, 1H), 7.58 (s, 1H), 7.37 (ddd, J = 10.9, 9.0, 6.8 Hz, 1H), 5.36 (s, 2H), 3.88 (q, J = 5.7 Hz, 2H); ESMS(M+1)= 242.13.
B-25.(1-(4-フルオロフェネチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。 ESMS(M+1)= 220.11
B-26.(1-(3,4-ジフルオロフェネチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。 ESMS(M+1)= 238.12
B-27.(1-(2,4-ジフルオロフェネチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。 ESMS(M+1)= 238.12
B-28.(1-(3,4,5-トリフルオロフェネチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。 ESMS(M+1)= 256.00.
B-29.(1-(2,4,6-トリフルオロフェネチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。 ESMS(M+1)= 256.00.
B-30.(1-(3,5-ジフルオロフェネチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。 ESMS(M+1)= 238.26.
B-31.(1-(4-エトキシフェネチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。 ESMS(M+1)= 246.18
B-32.(1-(3-(4-フルオロフェニル)プロピル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。 ESMS(M+1)= 234.12.
B-33.(1-(2-(4-フルオロフェノキシ)エチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。 ESMS(M+1)= 236.14.
B-34.(1-((trans)-3-(4-フルオロフェニル)シクロブチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.52 (s, 1H), 7.44 (s, 1H), 7.30 - 7.17 (m, 2H), 7.02 (t, J = 8.7 Hz, 2H), 4.94 - 4.78 (m, 1H), 3.79 (s, 2H), 3.75 (m, 1H), 3.05 - 2.90 (m, 2H), 2.73 - 2.57 (m, 2H), 1.79 (s, 2H).
ESMS(M+1)=245.9
B-35.(1-(2-シクロヘキシルエチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。1 H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.11 (s, 1H), 7.96 (s, 1H), 4.41-4.25 (m, 2H), 4.11 (s, 2H), 1.88 - 1.53 (m, 7H), 1.25 (dd, J = 15.2, 8.2 Hz, 4H), 1.01 (t, J = 11.1 Hz, 2H).
B-36.(1-(2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)エチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。1 H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.08 (s, 1H), 7.93 (s, 1H), 4.21 (t, J = 6.8 Hz, 2H), 3.92 (s, 2H), 3.68 (dd, J = 11.4, 3.8 Hz, 3H), 3.19-2.99 (m, 2H), 1.65 (q, J = 6.4 Hz, 2H), 1.38 (dd, J = 35.5, 11.9 Hz, 4H), 1.23- 0.89 (m, 3H).
B-37.(1-(2-(4,4-ジフルオロシクロヘキシル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.86 (s, 1H), 7.69 (s, 1H), 4.10 (d, J = 7.2 Hz, 2H), 4.05 (s, 2H), 2.14 - 1.90 (m, 4H), 1.89 - 1.71 (m, 1H), 1.65 (dd, J = 14.0, 3.6 Hz, 2H), 1.43 - 1.22 (m, 2H).
B-38.(1-(シクロブチルメチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。 ESMS(M+1)= 166.14.
B-39.(1-((3,3-ジフルオロシクロブチル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.12 (br s, 3H), 7.83 (s, 1H), 7.55 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 4.24 (d, J = 6.3 Hz, 2H), 3.87 (q, J = 5.8 Hz, 2H), 2.65-2.35 (m, 5H); ESMS(M+1)= 202.10.
B-40.(1-(2-シクロペンチルエチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。 ESMS(M+1)= 194.18.
B-41.(1-(2-シクロプロピルエチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。 ESMS(M+1)= 166.14
B-42.(S)-(1-(2-メチルブチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。1 H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.02 (s, 1H), 7.89 (s, 1H), 4.12 (dd, J = 13.9, 6.7 Hz, 1H), 4.01 (d, J = 2.2 Hz, 2H), 4.00 - 3.92 (m, 1H), 1.98 - 1.76 (m, 1H), 1.38 - 1.18 (m, 1H), 1.18 - 0.95 (m, 1H), 0.83 (t, J = 7.4 Hz, 3H), 0.77 (d, J = 6.7 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 168.07.
B-43.(1-(ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イルメチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。 ESMS(M+1)= 206.25.
B-44.(1-(2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Cによって調製した。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.35 (s, 1H), 7.17 (dd, J = 11.4, 7.2 Hz, 5H), 5.17 - 4.96 (m, 1H), 3.75 (s, 1H), 3.40 (dd, J = 16.1, 7.6 Hz, 2H), 3.31 - 3.09 (m, 2H); ESMS(M+1)= 214.22
B-45.2-(4-(アミノメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)-1-(4-フルオロフェニル)エタン-1-オン塩酸塩。
方法Bによって調製した。 ESMS(M+1)= 234.07
B-46.(1-(6-フルオロ-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-1-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。 ESMS(M+1)= 232.13
B-47.(1-(3-(トリフルオロメチル)フェニル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Cによって調製した。 ESMS(M+1)= 242.36.
B-48.(1-(2,4-ジフルオロフェニル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Cによって調製した。 ESMS(M+1)= 210.36
B-49.(1-(3,4-ジメトキシベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Dによって調製した。
B-50.(1-(2-(4-フルオロフェニル)-2-メチルプロピル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン。
方法Aによって調製した。 40%の収率。 ESMS(M+1)= 248.16.
B-51.(1-(3-(4-フルオロフェニル)シクロペンチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミンの調製。
ステップ1:3-(4-フルオロフェニル)シクロペンタン-1-オン。
[Rh(cod)Cl]2(180.2mg、0.3654mmol)および(4-フルオロフェニル)ボロン酸(4.261g、30.45mmol)を入れたバイアルを窒素でフラッシュした。反応バイアルに、水(60mL)(窒素で1時間を超えて脱気した)を、続いて炭酸ナトリウム(2.582g、24.36mmol)を順次加えた。炭酸ナトリウムが完全に溶解するまで(約3分)、混合物を窒素雰囲気下で撹拌した。シクロペンタ-2-エン-1-オン(1.0g、12.18mmol)を混合物に加えた。不均一混合物を窒素雰囲気下で80℃に加熱した。
1時間後、反応物を室温に冷却した。水性混合物を酢酸エチル(2×)で、ジクロロメタン(2×)で再度抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、シリカゲルの短いプラグ(約8グラム)に通して濾過し、濃縮して、所望の生成物重量2.09g、収率96%を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.23 - 7.14 (m, 1H), 7.01 (dd, J = 12.0, 5.3 Hz, 1H), 3.39 (ddd, J = 18.1, 11.1, 6.9 Hz, 1H), 2.66 (dd, J = 18.0, 7.6 Hz, 1H), 2.54 - 2.36 (m, 1H), 2.29 (dt, J = 11.1, 9.9 Hz, 1H), 2.03 - 1.84 (m, 1H).
ステップ2:3-(4-フルオロフェニル)シクロペンタン-1-オール。
水素化ホウ素ナトリウム(424.5mg、11.2mmol)を、0℃で3-(4-フルオロフェニル)シクロペンタン-1-オン(2.0g、11.22mmol)の無水メタノール(40.00mL)中溶液に加えた。溶液を0℃で2時間維持した。3時間後、混合物を真空で蒸発させ、粗製物質をジクロロメタンと2N HClとの間で分配した。水性層をジクロロメタンで抽出し、合わせた有機抽出物をNa2SO4で脱水し、濃縮し、短いシリカプラグに通して濾過して、淡オレンジ色油状物を得た(1.94g)。NMRは、この物質がtrans:cisの41:59混合物であることを示した。
ステップ3:エチル1-(3-(4-フルオロフェニル)シクロペンチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート。
3-(4-フルオロフェニル)シクロペンタノール(1.87g、10.38mmol)およびエチル1H-ピラゾール-4-カルボキシレート(1.631g、11.64mmol)のTHF(46mL)中撹拌溶液を、3Aモレキュラーシーブス上で約3時間乾燥して、極少量の水を除去した。トリフェニルホスフィン(4.03g、15.4mmol)を入れた乾燥バイアルに溶液を移し、溶液を室温で撹拌した。
ジエチルアゾジカルボキシレート(40%w/v、6.4ml、14.7mmol)を20分かけて滴下添加した。黄色溶液を室温で30分間撹拌し、次いで60℃に2時間加熱した。反応物を室温に冷却し、終夜撹拌した。反応物を真空で蒸発させた。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(SiO2、濃度勾配溶出ヘキサン中30~100%EtOAc)により精製して、表題生成物2.09gをcisおよびtrans異性体の混合物(45:55cis:trans)として得た。ESMS(M+1)=303.08。
ステップ4:(1-(3-(4-フルオロフェニル)シクロペンチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタノール、
水素化アルミニウムリチウムの1M溶液(14.00mL、14.00mmol)を、エチル1-(3-(4-フルオロフェニル)シクロペンチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート(2.09g、6.9mmol)のTHF(27mL)中冷却(0℃)溶液に滴下添加した。添加した後、混合物を室温にゆっくり加温した。6時間後、反応物を水(0.5mL)、15%NaOH(0.5mL)および水(0.5mL)を加えてクエンチした。ジエチルエーテルを反応物に加え、混合物を約30分間撹拌した。混合物をシリカプラグに通して濾過して、アルミニウム塩を除去した。濾液を真空で蒸発させて、生成物を無色粘稠性油状物として得た(1.72g)。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.47 (s, 1H), 7.42 (s, 1H), 7.15 (ddd, J = 14.0, 8.5, 4.3 Hz, 2H), 6.92 (t, J = 8.7 Hz, 2H), 4.86 - 4.64 (m, 1H), 3.40 (tt, J = 9.9, 7.5 Hz, 0.6H), 3.10 (tt, J = 11.5, 7.1 Hz, 0.4H), 2.62 - 1.54 (m, 6H).
ステップ5:4-(アジドメチル)-1-(3-(4-フルオロフェニル)シクロペンチル)-1H-ピラゾール。
(1-(3-(4-フルオロフェニル)シクロペンチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタノール(1.72g、6.608mmol)の乾燥THF(35mL)中冷却(0℃)溶液に、DBU(1.257g、1.235mL、8.260mmol)を加え、続いてDPPA(2.18g、1.7mL、7.93mmol)を滴下添加した。混合物を0℃で2時間維持し、室温に終夜加温した。反応物をジクロロメタンと飽和重炭酸ナトリウムとの間で分配した。水性層をジクロロメタンで抽出した。合わせた有機抽出物を無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で濃縮した。粗生成物をヘキサン中0~100%酢酸エチルの濃度勾配で溶出するフラッシュクロマトグラフィー(SiO2)により精製した。所望のフラクションを合わせ、蒸発させて、生成物をジアステレオマーの混合物として得た。NMRは、trans:cis=約60:40の比を有するジアステレオマーの純粋な混合物であることを示した。
ステップ6:(1-(3-(4-フルオロフェニル)シクロペンチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン。
4-(アジドメチル)-1-(3-(4-フルオロフェニル)シクロペンチル)ピラゾール(1.44g、5.047mmol)の乾燥テトラヒドロフラン(7mL)中溶液を、室温で水素化アルミニウムリチウムのテトラヒドロフラン中溶液(1M、10.17mL、10.17mmol)に5分かけて滴下添加した(添加の間、反応物は黄色に変色した)。3時間後、反応物を水0.1mL、15%NaOH(0.1mL)および水0.3mLを加えてクエンチした。混合物をジエチルエーテル(15mL)で希釈し、室温で撹拌した。反応物を濾過してアルミニウム塩を除去し、ジエチルエーテルで数回に分けて濯いだ。濾液を真空で蒸発させて、所望の生成物、重量586mgを得た。1H NMRによって、生成物をジアステレオマーの混合物と確認した。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.49 (s, 1H), 7.44 (s, 1H), 7.27 - 7.17 (m, 2H), 7.00 (t, J = 8.7 Hz, 2H), 4.94 - 4.68 (m, 1H), 3.81 (d, 2H), 3.48 (m, 0.6H), 3.18 (m, 0.4H), 2.72 - 1.91 (m, 6H). (trans : cis = ~ 60 : 40).
B-52.(1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bにより2ステップで調製した。
ステップ1:tert-ブチル((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)カルバメート。
tert-ブチルN-(1H-ピラゾール-4-イルメチル)カルバメート(18.9g、95.83mmol)および5-(クロロメチル)-2-(トリフルオロメチル)ピリジン(19.67g、100.6mmol)をDMF(190ml)中に溶解し、0℃に冷却した。温度を10℃未満に維持しながら、水素化ナトリウム(60%w/w油分散液;4.22g、105.4mmol)を混合物に少しずつ加えた。温度を室温に加温しながら、混合物を終夜撹拌した。水(1L)を反応混合物に加え、白色沈殿物が生成した。混合物を30分間撹拌し、次いで濾過し、濾過ケーキを水およびヘプタンで洗浄し、50℃で18時間真空乾固して、表題化合物、重量33.5g(収率98%)を得た。1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.62 (s, 1H), 7.74 - 7.61 (m, 2H), 7.52 (s, 1H), 7.44 (s, 1H), 5.38 (s, 2H), 4.74 (s, 1H), 4.19 (d, J = 5.8 Hz, 2H), 1.46 (s, 9H).
ステップ2:(1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
tert-ブチル((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)カルバメート(33.5g、94mmol)をジオキサン200mlに溶解し、ジオキサン中4M HCl(235ml)を溶液に加えた。溶液を室温で3時間撹拌し、続いて50℃で2時間加熱した。ジオキサンを真空で蒸発させて、粘着性ゴム状物を得た。ジクロロメタン(300ml)をゴム状物に加え、室温で30分間撹拌して、固体が生成した。固体を真空濾過により集め、ジクロロメタンで洗浄し、50℃で18時間真空乾固して、表題生成物、重量31.2g(収率90.8%)を得た。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 8.66 (s, 1H), 8.07 (s, 3H), 7.96 (s, 1H), 7.92 (s, 2H), 7.59 (s, 1H), 5.54 (s, 2H), 3.91 (d, J = 4.0 Hz, 2H); F19 NMR (282.4 MHz, DMSO-d6) -66.38, -73.62 ppm; ESMS(M+1)= 257.14.
B-53.(1-((6-フルオロピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.16 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 7.96 - 7.82 (m, 2H), 7.65 (s, 1H), 7.08 (dd, J = 8.5, 2.6 Hz, 1H), 5.42 (s, 2H), 4.05 (s, 2H).
B-54.(1-((6-フルオロ-4-メチルピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 7.97 (bs, 4H), 7.83 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.55 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.11 - 7.04 (m, 1H), 5.39 (s, 2H), 3.90 (q, J = 5.7 Hz, 2H), 2.34 (d, J = 0.8 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 221.18.
B-55.(1-((6-メチルピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。 ESMS(M+1)= 203.25.
B-56.5-((4-(アミノメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)メチル)ピコリノニトリル塩酸塩。
方法Bによって調製した。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 8.63 (dd, J = 2.1, 0.9 Hz, 1H), 8.05 (dd, J = 8.0, 0.9 Hz, 1H), 8.00 (br, 3H), 7.96 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.85 (dd, J = 8.0, 2.2 Hz, 1H), 7.59 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 5.54 (s, 2H), 3.91 (q, J = 5.7 Hz, 2H). ESMS(M+1)= 214.16.
B-57.(1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタン-d2-アミン。
ステップ1.1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-カルボニトリル。
4-シアノピラゾール(570mg、6.123mmol)および5-(クロロメチル)-2-トリフルオロメチルピリジン(1.257g、6.429mmol)をDMF(10mL)中に溶解した。反応物が溶解するまで混合物を撹拌した。溶液を0℃に冷却し、続いて水素化ナトリウム(270mg、6.7mmol)を少しずつ加えた。溶液を室温で2時間撹拌した。反応物を飽和NH4Cl(10mL)でクエンチした。ジクロロメタン(20mL)および水(20mL)を反応物に加え、有機層を分離した。水性層をジクロロメタン(10mL)で2回抽出した。合わせた有機層を水(10mL)およびブライン(2×10mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、濃縮して、粗生成物を得た。粗生成物をヘキサン中0~30%酢酸エチルの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィーにより精製した。所望のフラクションを蒸発させて、所望の生成物を白色固体として得た(1.4g、収率90.7%)。1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.74 - 8.63 (m, 1H), 7.94 (d, J = 0.6 Hz, 1H), 7.89 (s, 1H), 7.75 (qd, J = 8.0, 1.4 Hz, 2H), 5.46 (s, 2H).
ステップ2.(1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタン-d2-アミン。
1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-カルボニトリル(261.1mg、1.031mmol)、ジクロロコバルト六水和物(54mg、0.2270mmol)およびジ-tert-ブチルジカルボネート(270.0mg、1.24mmol)をトリ重水素化メタノール(10ml)中に溶解し、0℃に冷却した。重水素化ホウ素ナトリウム(130mg、3.1mmol)を溶液に少しずつ加えた。反応物は黒色に変色し、2時間撹拌した。溶媒を真空で蒸発させて、黒色残渣を得た。残渣にジクロロメタン(10ml)および水(5ml)を加えた。有機層を集め、濾過して、固体懸濁液を除去した。有機層をブラインで洗浄し、MgSO4で脱水し、濾過し、真空で蒸発させて、所望の生成物を白色固体として得(255mg、収率69%)、これを更には精製せずに使用した。1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.62 (s, 1H), 7.68 (t, J = 1.5 Hz, 2H), 7.52 (s, 1H), 7.45 (s, 1H), 6.24 (s, 2H), 5.38 (s, 3H), 4.74 (s, 1H), 1.54 (s, 9H).19F NMR (282 MHz, CDCl3) δ -67.97.
B-58.(1-((2-フルオロピリジン-4-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。 ESMS(M+1)= 207.15.
B-59.(1-((4-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。 ESMS(M+1)= 257.17.
B-60.(1-((2-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。 ESMS(M+1)= 257.12.
B-61.(1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。1H NMR - 1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.00 (t, J = 7.9 Hz, 1H), 7.94 (s, 1H), 7.74 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.65 (s, 1H), 7.39 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 5.54 (s, 2H), 4.06 (s, 2H). ESMS(M+1)= 257.12.
B-62.(1-((3-(トリフルオロメチル)ピリジン-4-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。1H NMR - 1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.91 (s, 1H), 8.70 (d, J = 5.2 Hz, 1H), 7.93 (s, 1H), 7.72 (s, 1H), 6.81 (d, J = 5.1 Hz, 1H), 5.67 (s, 2H), 4.09 (s, 2H). ESMS(M+1)= 257.21.
B-63.(1-((2-メチル-6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。 ESMS(M+1)= 271.22.
B-64.(1-((6-メトキシピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.18 - 8.00 (m, 1H), 7.83 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 7.61 (q, J = 4.7, 2.9 Hz, 2H), 6.84 - 6.66 (m, 1H), 5.30 (d, J = 2.7 Hz, 2H), 4.13 - 3.96 (m, 2H), 3.89 (d, J = 2.8 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 219.25 .
B-65.(1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン。
方法Cによって調製した。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.60 (s, 1H), 7.50 (s, 1H), 4.45 - 4.30 (m, 1H), 4.10 (d, J = 12 Hz, 2H), 3.80 (s, 2H), 3.65 - 3.50 (m, 2H), 2.10 - 1.90 (m, 4H). ESMS(M+1)= 182.61.
B-66.(1-((5-メチル-6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 8.42 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 8.01 - 7.91 (m, 4H), 7.82 - 7.74 (m, 1H), 7.58 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 5.48 (s, 2H), 3.91 (q, J = 5.6 Hz, 2H), 2.89 (s, 3H). ESMS(M+1)= 271.18 .
B-67.(1-((6-クロロピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.37 (d, J = 3.1 Hz, 1H), 8.02 (s, 1H), 7.90 - 7.77 (m, 1H), 7.77 - 7.64 (m, 1H), 7.52 (dt, J = 8.4, 2.2 Hz, 1H), 5.48 (t, J = 3.2 Hz, 2H), 4.07 (d, J = 3.3 Hz, 2H). ESMS(M+1) = 223.16.
B-68.(1-((5-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.83 (s, 1H), 8.10 (dd, J = 8.2, 2.3 Hz, 1H), 7.94 (s, 1H), 7.65 (s, 1H), 7.35 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 5.56 (s, 2H), 4.06 (s, 2H). ESMS(M+1) = 257.21.
B-69.(1-((4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。1H NMR - 1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.77 (d, J = 5.1 Hz, 1H), 7.94 (s, 1H), 7.66 (s, 1H), 7.63 (d, J = 5.1 Hz, 1H), 7.46 (s, 1H), 5.57 (s, 2H), 4.06 (s, 2H). ESMS(M+1) = 257.21.
B-70.(1-((5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.95 (s, 1H), 8.80 (d, J = 2.5 Hz, 1H), 8.18 (s, 1H), 7.98 (s, 1H), 7.68 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 5.57 (s, 2H), 4.06 (s, 2H). ESMS(M+1) = 257.13.
B-71.(1-((2-(トリフルオロメチル)ピリジン-4-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 3.88-3.92 (m, 2 H), 5.57 (s, 2 H), 3.90 (s, 2 H), 7.43 (d, J = 4.4 Hz, 1 H), 7.68 (s, 1H), 7.72 (s, 1 H), 8.04(s, 1H), 8.39 (bs, 3 H), 8.74 (d, J = 4.8 Hz, 1 H). ESMS(M+1) = 256.92.
B-72.(1-((4-メトキシ-6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.21 (s, 1H), 7.89 (s, 1H), 7.63 (s, 1H), 7.51 (s, 1H), 5.44 (s, 2H), 5.44 (s, 2H), 4.04 (s, 5H). ESMS(M+1) = 287.45.
B-73.(1-((6-(tert-ブチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 8.53 - 8.45 (m, 1H), 7.95 (br, 3H), 7.90 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.77 - 7.63 (m, 1H), 7.55 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.50 (dd, J = 8.3, 0.9 Hz, 1H), 5.38 (s, 2H), 3.90 (q, J = 5.7 Hz, 2H), 1.30 (s, 9H). ESMS(M+1) = 245.24.
B-74.(1-((5-フルオロ-6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。 ESMS(M+1) = 275.19.
B-75.(1-((2-メトキシ-6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.91 (s, 1H), 7.67 (s, 1H), 7.53 (d, J = 7.4 Hz, 1H), 7.35 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 5.42 (s, 2H), 4.20 - 3.81 (m, 5H). ESMS(M+1) = 287.36.
B-76.(1-((6-メトキシ-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.34 (s, 1H), 7.92 (s, 1H), 7.87 (d, J = 2.6 Hz, 1H), 7.62 (d, J = 2.7 Hz, 1H), 5.36 (d, J = 2.7 Hz, 2H), 4.13 - 3.80 (m, 5H). ESMS(M+1) = 287.21.
B-77.(1-((5-メトキシ-6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.10 (s, 1H), 7.99 (s, 1H), 7.72 (d, J = 11.2 Hz, 2H), 5.65 - 5.43 (m, 2H), 4.12 (s, 2H), 4.02 (d, J = 1.6 Hz, 2H).ESMS(M+1)=287.11。
B-78.(1-((5-フルオロピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。 ESMS(M+1) = 207.13.
B-79.(1-((6-フルオロ-4-メチルピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.87 (s, 1H), 7.78 - 7.72 (m, 1H), 7.63 - 7.53 (m, 1H), 6.93 (d, J = 1.4 Hz, 1H), 5.38 (s, 2H), 3.99 (s, 2H), 2.32 (d, J = 0.8 Hz, 3H). ESMS(M+1) = 221.18
B-80.(1-(2,4,6-トリフルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.83 (s, 1H), 7.56 (d, J = 0.7 Hz, 1H), 6.95 (dd, J = 9.0, 7.7 Hz, 2H), 5.40 (d, J = 1.2 Hz, 2H), 4.01 (s, 2H); ESMS (M+1) = 242.13.
B-81.(1-((2-(プロパ-1-エン-2-イル)-6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
ステップ1:(2-(プロパ-1-エン-2-イル)-6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メタノール
(2-ブロモ-6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メタノール(3.06g、11.95mmol)、2-イソプロペニル-4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン(3.4mL)およびNaHCO3(2.01g、23.93mmol)の混合物を、DME(60mL)および水(20mL)中に溶解し、窒素で10分間パージした。Pd(dppf)Cl2(490mg、0.6000mmol)を混合物に加え、次いで2時間加熱還流した。溶媒を真空で除去し、酢酸エチル100mlを加え、飽和重炭酸ナトリウムで洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、蒸発させて粗生成物を得、これをヘプタンから60%酢酸エチル/ヘプタンの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2;80g)により精製した。所望のフラクションを合わせ、真空で蒸発させて、生成物を無色透明油状物として得た(2.2g、収率85%)。1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.09 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.62 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 5.54 - 5.42 (m, 1H), 5.09 (s, 1H), 4.86 (d, J = 5.4 Hz, 2H), 2.20 (d, J = 1.0 Hz, 3H), 1.93 (t, J = 5.6 Hz, 1H). ESI-MS m/z 計算値217.07144、実測値218.13 (M+1).
ステップ2:3-(クロロメチル)-2-イソプロペニル-6-(トリフルオロメチル)ピリジン
塩化チオニル(1.5ml、20.6mmol)を、(2-(プロパ-1-エン-2-イル)-6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メタノール(2.2g、10.13mmol)のジクロロメタン(18mL)中溶液に加え、室温で3時間撹拌した。反応物を真空で蒸発させて、黄色油状物を得た。油状物をジクロロメタン80ml中に溶解し、飽和重炭酸ナトリウム40mlで洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させて、表題生成物を薄黄色油物として得(2.3g、収率96%)、これをステップ3に直接使用した。1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.02 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.61 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.59 - 5.47 (m, 1H), 5.28 - 5.16 (m, 1H), 4.74 (s, 2H), 2.30 - 2.13 (m, 3H). ESI-MS m/z 計算値235.03757、実測値236.13 (M+1)+.
ステップ3:tert-ブチル((1-((2-(プロパ-1-エン-2-イル)-6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)カルバメート。
tert-ブチル((1H-ピラゾール-4-イル)メチル)カルバメート(1.85g、9.380mmol)および3-(クロロメチル)-2-イソプロペニル-6-(トリフルオロメチル)ピリジン(2.30g、9.761mmol)を無水DMF(20mL)中に溶解し、0℃に冷却した。水素化ナトリウム(434mg、10.85mmol)を混合物に少しずつ加え、室温で終夜撹拌した。反応物を水(80mL)を加えてクエンチし、油状物が分離してきた。混合物を酢酸エチル(2×50ml)で抽出した。有機抽出物を合わせ、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させて、粗生成物を得た。粗生成物をヘプタンから100%酢酸エチルの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2;80g)により精製した。所望のフラクションを合わせ、蒸発させて、所望の生成物を粘着性油状物として得、これは白色固体に固化した(3.7g、収率100%)。1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.57 - 7.48 (m, 2H), 7.45 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.38 (s, 1H), 5.59 - 5.50 (m, 1H), 5.43 (s, 2H), 5.08 (d, J = 0.9 Hz, 1H), 4.74 (s, 1H), 4.19 (d, J = 6.0 Hz, 2H), 2.23 - 2.13 (m, 3H), 1.46 (s, 9H). ESI-MS m/z 計算値396.1773、実測値397.24 (M+1)+;
ステップ4:(1-((2-(プロパ-1-エン-2-イル)-6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン。
tert-ブチル((1-((2-(プロパ-1-エン-2-イル)-6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)カルバメート(2g、5.04mmol)を、ジクロロメタン(20ml)およびTFA(4ml、3.9mmol)中に溶解し、室温で4時間撹拌した。溶媒を真空で除去し、残渣をヘキサンで洗浄し、濾過し、乾燥して、表題生成物(1.4g、収率90%)を得た。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 8.17 (br, 3H), 7.92 (s, 1H), 7.80 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.61 (s, 1H), 7.57 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.55 (s, 2H), 5.54 (s, 1H), 5.19 (s, 1H), 3.90 (q, J = 5.7 Hz, 2H), 2.09 (s, 3H). ESI-MS m/z 計算値296.12488、実測値297.2 (M+1) +
B-82.(3,5-ジメチル-1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。 ESMS(M+1)= 285.21.
B-83.(1-((6-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミントリフルオロ酢酸。
方法Bによって調製した。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 8.17 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 7.93 (t, J = 6.3 Hz, 3H), 7.88 (s, 1H), 7.72 (dd, J = 8.5, 2.4 Hz, 1H), 7.54 (s, 1H), 6.99 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 5.33 (s, 2H), 4.98 (q, J = 9.1 Hz, 2H), 3.89 (q, J = 5.7 Hz, 2H); ESMS(M+1)= 287.24
B-84.(1-((6-フルオロ-5-メトキシピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.92 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 7.77 - 7.60 (m, 2H), 7.62 - 7.49 (m, 1H), 5.42 (d, J = 2.4 Hz, 2H), 4.09 (s, 2H), 3.94 (t, J = 2.4 Hz, 3H).ESMS(M+1)=237.50。
B-85.(1-((3,5-ジメチルイソオキサゾール-4-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.79 (s, 1H), 7.59 (s, 1H), 5.17 (s, 2H), 4.02 (s, 2H), 3.66 (s, 1H), 2.42 (s, 3H), 2.16 (s, 3H);
B-86.(1-((1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.99 (s, 1H), 7.87 (s, 1H), 7.61 (s, 1H), 5.28 (s, 2H), 4.03 (s, 2H), 3.98 (s, 3H), 2.34 (s, 3H).
B-87.(1-((3-エチル-5-メチルイソオキサゾール-4-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.42 (s, 1H), 7.22 (s, 1H), 5.01 (s, 2H), 4.66 (s, 1H), 4.12 (d, J = 5.5 Hz, 2H), 2.94 (s, 1H), 2.87 (d, J = 0.5 Hz, 1H), 2.55 (q, J = 7.5 Hz, 2H), 2.39 (s, 3H), 1.43 (s, 9H), 1.18 (t, J = 7.6 Hz, 3H).
B-88.(1-((1-メチル-3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.76 (s, 1H), 7.73 (s, 1H), 7.61 (s, 1H), 5.31 (s, 2H), 4.02 (s, 2H), 3.92 (s, 3H). ESMS(M+1)= 261.07.
B-89.(1-((1-メチル-3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-5-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.87 (s, 1H), 7.63 (s, 1H), 6.56 (s, 1H), 5.52 (s, 2H), 4.04 (s, 2H), 3.92 (s, 3H); ESMS(M+1)= 261.15.
B-90.(1-((1-エチル-3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-5-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.84 (s, 1H), 7.61 (s, 1H), 6.63 (s, 1H), 5.35 (s, 2H), 4.26 (q, J = 7.2 Hz, 2H), 4.03 (s, 2H), 1.43 (t, J = 7.2 Hz, 3H).
B-91.(1-((1-メチル-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.87 (s, 1H), 7.64 (s, 1H), 6.67 (s, 1H), 5.35 (s, 2H), 4.04 (s, 2H), 3.95 (d, J = 0.6 Hz, 3H).
B-92.(1-((1-エチル-1H-イミダゾール-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.10 (s, 1H), 7.72 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 7.67 (s, 1H), 7.61 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 5.83 (s, 2H), 4.33 (q, J = 7.3 Hz, 2H), 4.07 (s, 2H), 1.39 (t, J = 7.3 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 206.14.
B-93.(1-((5-(トリフルオロメチル)フラン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.90 (s, 1H), 7.64 (s, 1H), 6.95 (dd, J = 3.4, 1.1 Hz, 1H), 6.66 - 6.54 (m, 1H), 5.44 (s, 2H), 4.04 (s, 2H).ESMS(M+1)=246.04.
B-94.(1-((2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.89 (s, 1H), 7.65 (s, 1H), 5.29 (s, 2H), 4.04 (s, 2H), 2.53 (s, 3H), 2.39 (s, 3H).
B-95 (1-(2-フェニルプロピル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Aによって調製した。 ESMS(M+1)= 216.20.
B-96.(1-(2-(4-フルオロフェニル)プロピル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Aによって調製した。 ESMS(M+1)= 233.13.
B-97.(1-(1-フェニルプロパン-2-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Aによって調製した。 ESMS(M+1)= 216.24.
スキームE
B-98.(1-(4-フルオロベンジル)-3-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩および(1-(4-フルオロベンジル)-5-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
ステップ1:1-(4-フルオロベンジル)-3-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボニトリルおよび1-(4-フルオロベンジル)-5-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボニトリル
3-シアノ-2-メチルピラゾールおよび1-(ブロモメチル)-4-フルオロベンゼン(964.0mg、5.100mmol)をDMF(5ml)中に溶解し、0℃に冷却した。水素化ナトリウム(240.0mg、6.000mmol)を反応物に少しずつ加えた。反応物を室温に加温し、12時間撹拌した(LC/MSにより2種の位置異性体が観察された)。反応物を飽和NH4Cl(10mL)でクエンチし、酢酸エチル(3×20mL)で抽出した。合わせた抽出物をブラインで洗浄し、MgSO4で脱水し、濃縮して粗製の混合物を得、これをヘキサン中0~50%酢酸エチルの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2)により精製して、分離出来ない位置異性体を得た。ESMS(M+1)=216.14。
ステップ2:tert-ブチル((1-(4-フルオロベンジル)-3-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)カルバメートおよびtert-ブチル((1-(4-フルオロベンジル)-5-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)カルバメート。
ステップ1からの位置異性体の混合物(1-(4-フルオロベンジル)-3-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボニトリルおよび1-(4-フルオロベンジル)-5-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボニトリル(430.5mg、2.000mmol)、Boc2O(525mg、2.400mmol)ならびにジクロロコバルト六水和物(235.6mg、0.99mmol)をMeOH(5mL)中に溶解し、0℃に冷却した。水素化ホウ素ナトリウム(940mg、1mL、24.8mmol)を混合物に少しずつ加え(反応物は黒色に変色した)、1時間撹拌した。反応物を真空で蒸発させて、黒色固体を得た。これを酢酸エチル(30mL)およびH2O(15mL)に懸濁した。有機層を集め、濾過して、残った固体を除去した。濾液をブラインで洗浄し、MgSO4で脱水して粗生成物を得、これをヘキサン中0~50%酢酸エチルの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2)により精製して、2種のピークを得た。最上部のスポットは少量であり、最底部のスポットは主要であった。H NMRおよびTLCにより、両方のスポットを明確には分離出来なかったので、次のステップのため合わせた(比:1:2.3)。
最上部のスポット(比1:1.3):1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.30 (d, J = 69.7 Hz, 1H), 7.18 - 7.00 (m, 2H), 29.9 Hz, 2H), 6.96 (td, J = 8.7, 6.6 Hz, 2H), 5.14 (d, J = 4.53 (m, 1H), 4.92 - (d, J = 23.8 Hz, 3H), 4.07 (t, J = 4.9 Hz, 2H), 2.16 (d, J = 23.8 Hz, 3H), 1.41 (d, J = 3.1 Hz, 9H).
最底部のスポット(比1:3):NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.23 (s, 1H), 7.17 (ddd, J = 8.1, 5.2, 2.5 Hz, 2H), 7.05 - 6.94 (m, 2H), 5.26 - 5.06 (m, 2H), 4.65 (s, 1H), 4.10 (d, J = 5.1 Hz, 2H), 2.28 - 2.09 (m, 3H), 1.44 (q, J = 2.5, 2.1 Hz, 10H). ESMS(M+1)= 320.09.
ステップ3:(1-(4-フルオロベンジル)-3-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩および(1-(4-フルオロベンジル)-5-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
ステップ2からの位置異性体の混合物(1g、3.26mmol)を1,4-ジオキサン(2mL)中に溶解した。HClのジオキサン中4M溶液(4mL、16mmol)を溶液に加え、室温で3時間撹拌した。ジエチルエーテル(10mL)を溶液に加え、黄色沈殿物が生成した。これを集め、乾燥して位置異性体の混合物を得、これは分離できなかった。
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.77 (s, 1H), 8.60 - 8.28 (m, 1H), 8.11 (td, J = 5.9, 2.8 Hz, 1H), 7.95 (dddt, J = 13.5, 8.7, 6.5, 2.6 Hz, 2H), 6.05 (dt, J = 27.0, 2.4 Hz, 2H), 4.63 (dq, J = 5.2, 2.7 Hz, 2H), 4.06 - 3.86 (m, 2H), 3.00 (dt, J = 22.3, 1.8 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 220.11.
B-99.1-(1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)エタン-1-アミン。
ステップ1.1-(1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)エタン-1-オン。
水素化ナトリウム(60%油分散液;800mg、20mmol)を、1-(1H-ピラゾール-4-イル)エタノン(2g、18.2mmol)のDMF(20ml)中冷却(0℃)溶液に加え、0℃で1時間撹拌した。5-(クロロメチル)-2-(トリフルオロメチル)ピリジン(3.91g、20mmol)を反応物に加え、室温に終夜加温した。反応混合物を氷水中に注ぎ入れ、酢酸エチル(3×75ml)で抽出した。合わせた有機抽出物を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させた。粗生成物をジクロロメタン中0~5%メタノールの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2)により精製した。所望のフラクションを蒸発させて、表題生成物を黄色固体として得た。ESMS(M+1)=270.14。
ステップ2.1-(1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)エタン-1-オール。
水素化ホウ素ナトリウム(565mg、14.9mmol)を、1-(1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)エタン-1-オン(4g、14.86mmol)のメタノール(100ml)中溶液に加え、室温で30分間撹拌した。反応物を水および1N HClの添加によりクエンチした。有機物を真空で蒸発させ、水(50ml)を溶液に加え、酢酸エチル(3×75ml)で抽出した。合わせた有機抽出物を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させて粗生成物を得、これをジクロロメタン中0~20%メタノールの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2)により精製した。所望のフラクションを合わせて、表題生成物を黄色油状物として得た。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 8.73 - 8.60 (m, 1H), 7.98 - 7.83 (m, 2H), 7.75 (t, J = 0.7 Hz, 1H), 7.41 (d, J = 0.6 Hz, 1H), 5.45 (s, 2H), 4.92 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 4.68 (qd, J = 6.4, 4.7 Hz, 1H), 1.32 (d, J = 6.4 Hz, 3H). ESMS (M+1)= 272.17.
ステップ3.5-((4-(1-アジドエチル)-1H-ピラゾール-1-イル)メチル)-2-(トリフルオロメチル)ピリジン。
1-(1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)エタン-1-オール(3.9g、14.4mmol)およびジフェニルホスホリルアジド(5.94g、4.65mmol)の混合物を、窒素下無水THF(55ml)中に溶解し、0℃に冷却した。DBU(3.2ml、21.6mmol)を混合物に加え、0℃で2時間撹拌し、次いで室温に20時間加温した。反応物を酢酸エチル(200ml)で希釈し、水(2×50ml)および5%HCl(10ml)で洗浄した。有機層を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させた。粗製物をヘキサン中10~30%酢酸エチルの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2)により精製した。所望のフラクションを合わせ、真空で蒸発させて、表題生成物(重量2.2g、収率51.6%)を黄色油状物として得、これを更には精製せずに次のステップに使用した。ESMS(M+1)=297.17。
ステップ4.1-(1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)エタン-1-アミン塩酸塩。
5-[[4-(1-アジドエチル)ピラゾール-1-イル]メチル]-2-(トリフルオロメチル)ピリジン(2.2g、7.426mmol)のジクロロメタン(20mL)中溶液に、トリフェニルホスフィン(2.9g、11.14mmol)および水(7mL)を加え、混合物を室温で終夜撹拌した。反応は完結していなかったので、これを50℃で5時間加熱した。混合物をジクロロメタンで希釈し、1N HCl(50ml)で洗浄した。水性層を集め、ジクロロメタンで洗浄した。水性層を凍結し、凍結乾燥して、表題生成物、重量1.7g(収率66.7%)を得た。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 8.66 (s, 1H), 8.30 (s, 3H), 8.02 (s, 1H), 7.92 (s, 2H), 7.65 (s, 1H), 5.53 (s, 2H), 4.58 - 4.24 (m, 1H), 1.49 (d, J = 6.8 Hz, 3H). ESMS (M+1) = 271.18.
スキームF
表1中の中間体の合成のための一般的手順(スキームFにおいてと同様に調製した)。
B-101.trans-3-(3,4,5-トリフルオロフェノキシ)シクロブタン-1-アミン塩酸塩。
ステップ1:tert-ブチルtrans-3-(3,4,5-トリフルオロフェノキシ)シクロブチル)カルバメート。
cis-tert-ブチルN-(3-ヒドロキシシクロブチル)カルバメート(8.06g、43mmol)およびトリフェニルホスフィン(12.42g、11mL、47.4mmol)をTHF(120mL)中に溶解し、0℃に冷却した。ジエチルアゾジカルボキシレート(DEAD)(20.62g、40%w/w、21.6mL、47.4mmol)を溶液に加え、続いて3,4,5-トリフルオロフェノール(7.01g、47.4mmol)を加えた。反応物を室温で1時間撹拌し、次いで50℃で1時間加熱した。溶媒を除去し、反応物をジクロロメタン100mlに溶解し、2N水酸化ナトリウムで2回洗浄した。有機層を蒸発させ、粗生成物をヘキサン中10~50%酢酸エチルの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2)により精製して、所望の生成物12.1g(収率89%)を得た。1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 6.46 - 6.31 (m, 2H), 4.74 (d, J = 10.4 Hz, 1H), 4.68 (td, J = 6.9, 3.5 Hz, 1H), 4.30 (s, 1H), 2.55 (ddd, J = 11.9, 8.2, 3.6 Hz, 2H), 2.41 (dd, J = 12.7, 6.3 Hz, 2H), 1.47 (s, 9H).
ステップ2:trans-3-(3,4,5-トリフルオロフェノキシ)シクロブタン-1-アミン塩酸塩。
tert-ブチルtrans-3-(3,4,5-トリフルオロフェノキシ)シクロブチル)カルバメート(12.18g、38.39mmol)を、メタノール50mlおよび2M HClのジエチルエーテル中溶液75ml中に溶解した。溶液を50℃で40分間加熱した。溶媒を真空で蒸発させ、残渣をヘキサンで摩砕して、生成物を白色固体として得た、重量9.6g(収率99%)。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 6.72 - 6.53 (m, 2H), 4.97 - 4.89 (m, 1H), 4.06 - 3.88 (m, 1H), 2.77 - 2.49 (m, 4H). ESMS(M+1)= 218.17.
表1中の全ての化合物は、B-101にて上記した手順と同様の反応手順により調製した:
スキームG
表2中の中間体の合成のための一般的手順(スキームG)
(1)trans-tert-ブチルN-(3-ヒドロキシシクロブチル)カルバメートとフェニルチオール、フェノールまたはピラゾール誘導体との反応、続いて(2)スキームFにて記載した手順を使用する中間体を得るための脱保護化(B-101に関する手順を参照)により、2ステップで化合物を調製した。
(1)cis-tert-ブチル(N-(3-(ヒドロキシメチル)シクロブチル)カルバメートとフェノール、チオフェノールまたはピラゾール誘導体との反応、続いて(2)中間体B-101にて記載した手順を使用する所望の中間体を得るための脱保護化により、2ステップで表3中の以下の中間体を調製した。
スキームH
B-141.trans-3-(3,4,5-トリフルオロフェノキシ)シクロペンタン-1-アミン。
ステップ1:tert-ブチル((trans)-3-(3,4,5-トリフルオロフェノキシ)シクロペンチル)カルバメート。
tert-ブチル(cis-3-ヒドロキシシクロペンチル)カルバメート(63.5g、315.5mmol)、トリフェニルホスフィン(107.6g、410.2mmol)および3,4,5-トリフルオロフェノール(60.74g、410.2mmol)のTHF(750mL)中混合物を、0℃に冷却した。反応温度を10℃未満に維持しながら、ジイソプロピルアゾジカルボキシレート(82mL、410.2mmol)を滴下添加した。反応物を室温にゆっくり加温し、終夜撹拌した。溶媒を真空で蒸発させ、残渣をジクロロメタン2Lに溶解し、1N NaOH(2×1L)で洗浄し、有機層をNa2SO4で脱水し、濾過し、蒸発させた。残渣をジクロロメタンに溶解し、シリカゲルのプラグ1.5Lに通して溶出した。濾液を真空で蒸発させ、ジクロロメタンで溶出するシリカゲルのプラグ1Lに通して精製した。最初の濾液2Lを濃縮して、生成物(90g、収率86%)を白色固体として得た。1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 6.49 - 6.38 (m, 2H), 4.69 (ddd, J = 8.4, 5.8, 2.5 Hz, 1H), 4.49 (s, 1H), 4.18 (d, J = 6.9 Hz, 1H), 2.37 - 2.06 (m, 3H), 1.82 (dddd, J = 20.4, 14.1, 9.1, 7.6 Hz, 2H), 1.47 (d, J = 6.1 Hz, 9H).
ステップ2:trans-3-(3,4,5-トリフルオロフェノキシ)シクロペンタン-1-アミン塩酸塩。
HClのジオキサン中4M溶液(100ml、400mmol)を、tert-ブチル((trans)-3-(3,4,5-トリフルオロフェノキシ)シクロペンチル)カルバメート(13.5g、40.7mmol)のジオキサン(80ml)中溶液に加えた。反応物を室温で18時間撹拌した。ジエチルエーテルを残渣に加え、室温で撹拌した。白色固体を真空濾過により集め、ジエチルエーテルで洗浄し、オーブン中で乾燥して、表題生成物、10.3g(収率95%)を得た。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 8.27 (s, 3H), 7.08 - 6.83 (m, 2H), 5.06 - 4.86 (m, 1H), 3.74 - 3.58 (m, 1H), 2.35 - 1.90 (m, 4H), 1.85 - 1.53 (m, 2H).
B-142.trans-3-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)オキシ)シクロペンタン-1-アミン
中間体B-141と同様の方法で化合物を調製して、表題化合物をtrans異性体のジアステレオマー対として得た。ESMS(M+1)=247.13。
B-143.cis-3-(3,4,5-トリフルオロフェノキシ)シクロペンタン-1-アミン塩酸塩
中間体B-142にて報告した手順と同様の方法で化合物を調製して、表題化合物(収率82%)をcis-ジアステレオマーの混合物として得た。1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 6.53 - 6.41 (m, 2H), 4.77 (s, 1H), 4.66 (ddd, J = 8.1, 5.3, 2.5 Hz, 1H), 4.14 (s, 1H), 2.41 - 2.24 (m, 1H), 2.17 - 2.02 (m, 1H), 2.02 - 1.90 (m, 2H), 1.85 - 1.64 (m, 2H), 1.46 (s, 9H);
B-144.(6-((4-フルオロベンジル)オキシ)ピリジン-3-イル)メタンアミン塩酸塩。
ステップ1:6-((4-フルオロベンジル)オキシ)ニコチノニトリル。
水素化ナトリウム(60%油分散液;640mg、16mmol)を、(4-フルオロフェニル)メタノール(1.9g、15mmol)のDMF(20ml)中冷却溶液(0℃)に加えた。30分間撹拌した後、6-クロロニコチノニトリル(2.6g、19mmol)を混合物に加え、反応物を室温に加温し、14時間撹拌した。混合物を飽和塩化アンモニウム溶液中に注ぎ入れ、灰色沈殿物が生成した。沈殿物を真空濾過により集め、水でしっかり洗浄した。集めた濾過ケーキを真空オーブン中50℃で16時間乾燥して、表題生成物、重量1.6gを得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.37 (dd, J = 2.3, 0.8 Hz, 1H), 7.66 (dt, J = 8.7, 1.6 Hz, 1H), 7.34-7.23 (m, 2H), 6.94 (t, J = 8.7 Hz, 2H), 6.73 (dd, J = 8.6, 0.8 Hz, 1H), 5.26 (s, 2H); ESMS(M+1)= 228.8.
ステップ2:tert-ブチル((6-((4-フルオロベンジル)オキシ)ピリジン-3-イル)メチル)カルバメート。
6-((4-フルオロベンジル)オキシ)ニコチノニトリル(1.23g、5.23mmol)、Boc2O(1.37g、6.27mmol)およびジクロロコバルト六水和物(249mg、1.046mmol)をメタノール(20ml)中に溶解し、0℃に冷却した。水素化ホウ素ナトリウム(980mg、1.047mmol)を混合物に少しずつ加え、1時間撹拌した。溶媒を真空で蒸発させて、黒色残渣を得た。これを酢酸エチルおよび水中に溶解した。有機層を集め、濾過して微細な固体を除去し、次いでブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させて、表題生成物、重量1.6g(収率82.9%)を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.08 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 7.57 (dd, J = 8.5, 2.4 Hz, 1H), 7.44 (dd, J = 8.5, 5.4 Hz, 2H), 7.07 (t, J = 8.7 Hz, 2H), 6.78 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 5.34 (s, 2H), 4.82 (s, 1H), 4.26 (d, J = 6.0 Hz, 2H), 1.47 (s, 9H); ESMS(M+1)= 333.15.
ステップ3:(6-((4-フルオロベンジル)オキシ)ピリジン-3-イル)メタンアミン塩酸塩。
tert-ブチル((6-((4-フルオロベンジル)オキシ)ピリジン-3-イル)メチル)カルバメート(1.6g、4.81mmol)をジオキサン10mlに溶解した。HClのジオキサン中4M溶液(6ml、24mmol)を溶液に加え、室温で1時間撹拌した(添加10分後に沈殿物が生成した)。溶媒を蒸発させて残渣を得、これをジエチルエーテルで摩砕し、1時間撹拌して、白色沈殿物を得た。固体を真空濾過により集め、ジエチルエーテルで洗浄し、真空乾固して、表題生成物、重量1.28g(定量的収率)を得た。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.33 (d, J = 24.6 Hz, 1H), 8.09 (s, 1H), 7.59 - 7.40 (m, 2H), 7.20 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 7.16 - 6.98 (m, 2H), 5.42 (d, J = 15.3 Hz, 2H), 4.15 (d, J = 16.2 Hz, 2H); ESMS(M+1)= 233.03.
スキームI
B-145.(6-((1-(4-フルオロフェニル)ピロリジン-3-イル)オキシ)ピリジン-3-イル)メタンアミン
ステップ1:1-(4-フルオロフェニル)ピロリジン-3-オール。
水素化ホウ素ナトリウム(535mg、14.1mmol)を、1-(4-フルオロフェニル)ピロリジン-3-オン(1.94g、10.83mmol)のMeOH(12mL)中冷却溶液(0℃)に加え、3時間撹拌した。室温に加温した後、反応物を水および飽和重炭酸ナトリウムの添加によりクエンチし、続いて酢酸エチル(3×75ml)で抽出した。合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させた。得られた残渣をジエチルエーテルで摩砕して、生成物を固体として得た、重量1.86g(収率81%)。ESMS(M+1)=181.92。
ステップ2:6-((1-(4-フルオロフェニル)ピロリジン-3-イル)オキシ)ニコチノニトリル。
水素化ナトリウム(97mg、2.21mmol)を、1-(4-フルオロフェニル)ピロリジン-3-オール(400mg、2.43mmol)のDMF(4ml)中溶液に加え、室温で撹拌した。6-フルオロニコチノニトリル(295mg、2.43mmol)を反応物に加え、室温で終夜撹拌した。水(75ml)を反応物に加え、酢酸エチル(3×75ml)で抽出した。合わせた抽出物をブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させた。粗生成物をジクロロメタン中0~10%メタノール(0.1%アンモニア)の濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2)により精製した。所望のフラクションを蒸発させて、表題化合物410mg(収率62%)を得た。ESMS(M+1)=284.55。
ステップ3:(6-((1-(4-フルオロフェニル)ピロリジン-3-イル)オキシ)ピリジン-3-イル)メタンアミン。
6-((1-(4-フルオロフェニル)ピロリジン-3-イル)オキシ)ニコチノニトリル(410mg、1.45mmol)およびニッケルの混合物を、メタノール中の7Nアンモニア(20ml)中に溶解し、3barで終夜水素化した。反応物を濾過し、真空で蒸発させて、表題化合物、405mg(収率82.8%)を得た;ESMS(M+1)=285.16。
B-146.(6-(4-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)ピリジン-3-イル)メタンアミン
ステップ1:6-(4-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)ニコチノニトリル。
水素化ナトリウム(310mg、7.77mmol)を、4-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール(877mg、6.45mmol)の無水DMF(5mL)中溶液に加えた。10分後、4-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール(877mg、6.45mmol)を混合物に加え、80℃に1時間加熱した。反応物を室温に冷却し、水(125ml)中に注ぎ入れて、沈殿物が生成した。沈殿物を濾過し、水で洗浄し、真空乾固して、表題生成物、重量1.44g(収率88%)を得た。ESMS(M+1)=239.3。
ステップ2:(6-(4-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)ピリジン-3-イル)メタンアミン。
6-(4-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)ニコチノニトリル(1.26g、5.27mmol)およびニッケル(約300mg)のメタノール中7Nアンモニア(25ml)中混合物を、3barで終夜水素化した。混合物を濾過し、濾液を濃縮して、表題生成物、重量1.26g(収率83%)を得た。生成物を更には精製せずに使用した。ESMS(M+1)=243.35。
スキームJ
B-147.(6-((1-(4-フルオロフェニル)ピロリジン-3-イル)オキシ)ピリジン-3-イル)メタンアミン
ステップ1:1-(4-フルオロフェニル)ピロリジン-3-オール。
水素化ホウ素ナトリウム(535mg、14.1mmol)を、1-(4-フルオロフェニル)ピロリジン-3-オン(1.94g、10.83mmol)のMeOH(12mL)中冷却溶液(0℃)に加え、3時間撹拌した。室温に加温した後、反応物を水および飽和重炭酸ナトリウムの添加によりクエンチし、酢酸エチル(3×75ml)で抽出した。有機抽出物を合わせ、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させた。残渣をジエチルエーテルで摩砕して、生成物を固体として得た、重量1.86g(収率81%)。ESMS(M+1)=181.92。
ステップ2:6-((1-(4-フルオロフェニル)ピロリジン-3-イル)オキシ)ニコチノニトリル。
水素化ナトリウム(97mg、2.21mmol)を、1-(4-フルオロフェニル)ピロリジン-3-オール(400mg、2.43mmol)のDMF(4ml)中溶液に加え、室温で撹拌した。6-フルオロニコチノニトリル(295mg、2.43mmol)を反応物に加え、室温で終夜撹拌した。水(75ml)を反応物に加え、続いて酢酸エチル(3×75ml)で抽出した。合わせた抽出物をブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させた。粗生成物をジクロロメタン中0~10%メタノール(0.1%アンモニア)の濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2)により精製した。所望のフラクションを蒸発させて、表題化合物410mg(収率62%)を得た。ESMS(M+1)=284.55。
ステップ3:(6-((1-(4-フルオロフェニル)ピロリジン-3-イル)オキシ)ピリジン-3-イル)メタンアミン。
6-((1-(4-フルオロフェニル)ピロリジン-3-イル)オキシ)ニコチノニトリル(410mg、1.45mmol)およびニッケルの混合物を、メタノール中7Nアンモニア(20ml)中に溶解し、3barで終夜水素化した。反応物を濾過し、真空で蒸発させて、表題化合物、405mg(収率82.8%)を得た;ESMS(M+1)=285.16。
B-148.(6-(4-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)ピリジン-3-イル)メタンアミン
ステップ1.6-(4-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)ニコチノニトリル。
水素化ナトリウム(310mg、7.8mmol)を、4-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール(877mg、6.45mmol)のDMF(5mL)中溶液に加え、室温で10分間撹拌した。6-フルオロピリジン-3-カルボニトリル(730mg、6mmol)を混合物に加え、次いで80℃で1時間。反応物を室温に冷却し、次いで水(125ml)中に注ぎ入れた。沈殿物を真空濾過により集め、水でしっかり洗浄して、表題生成物、重量1.4gを得た。ESMS(M+1)=239.3。
ステップ2.(6-(4-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)ピリジン-3-イル)メタンアミン。
およそ、ニッケル300mg(メタノールで洗浄)を、6-(4-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)ニコチノニトリルのメタノール中7N NH
3(25ml)中溶液に加えた。そして終夜水素化(3bar)した。反応物をセライトに通して濾過し、真空で濃縮して、表題生成物を得た。ESMS(M+1)=243.35。
B-149.5-(アミノメチル)-N-(1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-ピラゾール-4-イル)ピリジン-2-アミン。
ステップ1.6-((1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-ピラゾール-4-イル)アミノ)ニコチノニトリル。
6-フルオロピリジン-3-カルボニトリル(680mg、5.569mmol)、1-(2,2,2-トリフルオロエチル)ピラゾール-4-アミン(895mg、5.420mmol)および炭酸カリウム(1.74g、12.6mmol)の混合物を、DMF(10ml)中に溶解し、160℃で30分間マイクロ波処理した。反応物を水中に注ぎ入れ、酢酸エチル(3×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(2×20mL)およびブライン(1×20mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、真空で濃縮して、表題生成物、重量1.4gを得た;ESMS(M+1)=268.01。
ステップ2.5-(アミノメチル)-N-(1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-ピラゾール-4-イル)ピリジン-2-アミン。
メタノールで洗浄したニッケル(約0.3g)のメタノール(50mL)中混合物に、6-((1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-ピラゾール-4-イル)アミノ)ニコチノニトリル(1,600mg、5.988mmol)およびメタノール中7N NH
3(20ml)を加えた。混合物を3barで18時間水素化した。ニッケルを磁気的に取得し、反応物をセライトに通して濾過した。濾液を真空で蒸発させて表題生成物を得、これを更には精製せずに使用した、重量1.2g;ESMS(M+1)=272.15。
B-150.(1-(1-(6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)エチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン。
方法Aによって調製した。ESMS(M+1)=271.13。
B-151.(1-((5-フルオロピリミジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.70 (d, J = 0.8 Hz, 2H), 8.08 - 8.03 (m, 1H), 7.78 - 7.73 (m, 1H), 5.65 (d, J = 1.1 Hz, 2H), 4.10 (s, 2H). ESMS(M+1)= 208.18.
B-152.(1-((2-メチルピリミジン-5-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
方法Bによって調製した。ESMS(M+1)=208.18。
B-153.(1-(5-メチル-2-(トリフルオロメチル)ピリミジン-4-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
ステップA:tert-ブチル((1-(5-メチル-2-(トリフルオロメチル)ピリミジン-4-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)カルバメート。
tert-ブチル((1H-ピラゾール-4-イル)メチル)カルバメート(320mg、1.62mmol)および5-(クロロメチル)-2-(トリフルオロメチル)ピリミジン(318mg、1.62mmol)を無水DMF(6ml)中に溶解し、0℃に冷却した。水素化ナトリウム(60%w/w油分散液;85mg、2.12mmol)を溶液に加えた。反応物を室温に加温し、16時間撹拌した。水を反応物に加え、沈殿物が生成した。沈殿物を真空濾過により集め、水でしっかり洗浄した。粗生成物をヘプタン中0~100%酢酸エチルで溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2)により精製した。所望のフラクションを合わせ、蒸発させて、表題生成物、重量150mg(収率24%)を得た。1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.73 (s, 1H), 8.62 (s, 1H), 7.80 (s, 1H), 4.85 (s, 1H), 4.30 (d, J = 5.9 Hz, 2H), 2.79 (s, 3H), 1.50 (s, 9H); ESMS (M+1)= 358.23.
ステップB:(1-(5-メチル-2-(トリフルオロメチル)ピリミジン-4-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
tert-ブチル((1-(5-メチル-2-(トリフルオロメチル)ピリミジン-4-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)カルバメート(142mg、0.397mmol)を、ジオキサン中4M HCl(5ml、20mmol)中に溶解し、室温で2時間撹拌した。得られた沈殿物を真空濾過により集め、ジエチルエーテルでしっかり洗浄し、真空乾固して、表題生成物、重量130mg(収率99%)を得た。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) d 8.91 (s, 1H), 8.87 (s, 1H), 7.98 (s, 1H), 4.17 (s, 2H), 2.77 (s, 3H).
B-154.N-メチル-1-(1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミントリフルオロ酢酸塩。
ステップ1:tert-ブチルメチル((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)カルバメート。
水素化ナトリウム(60%w/w油分散液;675mg、16.84mmol)を、tert-ブチル((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)カルバメート(4g、11.23mmol)のDMF(100ml)中冷却(0℃)溶液に加え、窒素下30分間撹拌した。ヨードメタン(0.91ml、14.6mmol)を混合物に加えた。反応物を室温に加温し、2時間撹拌した。溶液を氷水(100ml)上に注ぎ入れ、酢酸エチル(2×100ml)で抽出した。合わせた抽出物を飽和重炭酸ナトリウムおよびブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させて、粗生成物を得た。生成物をジクロロメタン中0~20%メタノールの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2;80g)により精製した。所望のフラクションを集め、真空で蒸発させて、表題生成物、重量3g(収率72.1%)を得た。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 8.65 (s, 1H), 7.94 - 7.83 (m, 2H), 7.81 (s, 1H), 7.42 (s, 1H), 5.49 (s, 2H), 4.18 (s, 2H), 2.89 (s, 3H), 1.39 (s, 9H). ESMS (M+1) = 371.17.
ステップ2:N-メチル-1-(1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミントリフルオロ酢酸塩。
トリフルオロ酢酸(4.2ml、54mmol)を、tert-ブチルメチル((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)カルバメート(2g、5.4mmol)のジクロロメタン15ml中溶液に加え、室温で2時間撹拌した。溶媒を真空で除去して残渣を得、これを50℃で18時間真空乾固して、表題生成物、重量2.4g(収率89.2%)を得た。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 8.66 (br, 3H), 8.00 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.91 (d, J = 1.5 Hz, 2H), 7.61 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 5.55 (s, 2H), 4.01 (t, J = 5.6 Hz, 2H), 2.54 (t, J = 5.4 Hz, 3H). ESMS (M+1) = 271.18.
B-155.trans-3-((5-フルオロピリミジン-2-イル)オキシ)シクロブタン-1-アミン塩酸塩。
ステップ1:tert-ブチル(trans-3-((5-フルオロピリミジン-2-イル)オキシ)シクロブチル)カルバメート。
水素化ナトリウム(480mg、12mmol)を、室温で18時間tert-ブチル(trans-3-ヒドロキシシクロブチル)カルバメート(2.04g、10.9mmol)および2-クロロ-5-フルオロピリミジン(1.45g、10.9mmol)の無水DMF(10ml)中溶液に加えた。反応は完結していなかったので、反応物を90℃で24時間加熱した。反応物を室温に冷却し、次いで水(100ml)中に注ぎ入れ、酢酸エチル(3×100ml)で抽出した。合わせた抽出物を水(2×50ml)およびブライン(50ml)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させた。粗生成物をヘキサン中0~100%酢酸エチルの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2)により精製した。所望のフラクションを真空で蒸発させて、表題生成物、重量1.71g(収率55%)を得た。1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.37 (s, 1H), 8.18 (d, J = 1.0 Hz, 1H), 5.26 (dt, J = 7.3, 2.9 Hz, 1H), 4.86 (dt, J = 6.8, 3.2 Hz, 1H), 4.38 - 4.27 (m, 1H), 2.67 - 2.39 (m, 4H), 1.46 (s, 9H).
ステップ2:trans-3-((5-フルオロピリミジン-2-イル)オキシ)シクロブタン-1-アミン塩酸塩。
ジオキサン中4M HCl(50ml、200mmol)を、tert-ブチル(trans-3-((5-フルオロピリミジン-2-イル)オキシ)シクロブチル)カルバメートのジオキサン50ml中溶液に加え、室温で2時間撹拌した。沈殿物が生成し、これを真空濾過により集め、ジエチルエーテルおよびヘキサンで洗浄して、表題生成物、重量1.3g(収率98%)を得た。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.54 (d, J = 0.7 Hz, 1H), 8.33 (d, J = 0.6 Hz, 1H), 5.25 (dtd, J = 86.9, 6.7, 4.0 Hz, 1H), 4.08 - 3.91 (m, 1H), 2.79 - 2.56 (m, 4H).
B-156:trans-4-(4-フルオロフェノキシ)テトラヒドロフラン-3-アミン
ステップ1:tert-ブチル(trans-4-(4-フルオロフェノキシ)テトラヒドロフラン-3-イル)カルバメート。
tert-ブチル(cis-4-ヒドロキシテトラヒドロフラン-3-イル)カルバメート(600mg、2.95mmol)、4-フルオロフェノール(496mg、4.43mmol)およびトリフェニルホスフィン(1.16g、4.43mmol)を無水THF(5ml)に溶解し、0℃に冷却した。ジイソプロピルアゾジカルボキシレート(0.9ml、4.43mmol)を混合物に滴下添加した。反応物を室温に加温し、18時間撹拌した。溶媒を真空で除去して粗生成物を得、これをヘプタン中0~100%酢酸エチルの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2)により精製して、表題生成物、重量375mg(収率43%)を得た。ESMS(M+1)=298.39。
ステップ2:trans-4-(4-フルオロフェノキシ)テトラヒドロフラン-3-アミン。
トリフルオロ酢酸(1ml、12.8mmol)を、tert-ブチル(trans-4-(4-フルオロフェノキシ)テトラヒドロフラン-3-イル)カルバメート(375mg、1.26mmol)のジクロロメタン2ml中溶液に加え、室温で16時間撹拌した。反応物を真空で蒸発させ、残渣を飽和重炭酸ナトリウム(10ml)に溶解し、ジクロロメタン(2×10ml)で抽出した。合わせた抽出物を無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させて、表題生成物を透明黄色油状物として得た、重量234mg(収率94%);ESMS(M+1)=198.07。
B-157:cis-3-(((4-フルオロベンジル)オキシ)メチル)シクロブタン-1-アミン塩酸塩。
ステップ1:tert-ブチル(cis-3-(((4-フルオロベンジル)オキシ)メチル)シクロブチル)カルバメート。
水素化ナトリウム(220mg、5.47mmol)を、0℃でtert-ブチル((cis-3-(ヒドロキシメチル)シクロブチル)カルバメート(1g、4.97mmol)および4-フルオロベンジルブロミド(940mg、5.47mmol)のTHF(10ml)中溶液に加えた。反応物を室温に加温し、16時間撹拌した。水(50ml)を反応物に加え、続いて酢酸エチル(3×100ml)で抽出した。合わせた抽出物を水(2×50ml)およびブライン(50ml)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させて、表題生成物、1.3g(収率98%)を得た。ESMS(M+1)=310.14。
ステップ2:cis-3-(((4-フルオロベンジル)オキシ)メチル)シクロブタン-1-アミン塩酸塩。
tert-ブチル(cis-3-(((4-フルオロベンジル)オキシ)メチル)シクロブチル)カルバメート(1.3g、4.2mmol)を、ジオキサン中4M HCl(50ml)中に溶解し、室温で2時間撹拌した。反応物を真空で蒸発させて粗生成物を得、これを水中10~100%アセトニトリル(0.1%TFA)で溶出する逆MPLC(C18カラム)により精製した。所望のフラクションを真空で蒸発させて所望の生成物を得、これをジクロロメタンに溶解し、ジエチルエーテルを加えることにより沈殿させた。沈殿物を真空濾過により集め、ジエチルエーテルおよびヘキサンで洗浄し、50℃で真空乾固して、表題生成物、重量600mg(収率58%)を得た。ESMS(M+1)=210.47。
B-158:trans-3-(3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)シクロペンタン-1-アミン塩酸塩
cis-tert-ブチル(3-(3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)シクロペンチル)カルバメートおよび3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾールの反応により、続いて脱保護化により、手順B-141にて報告した方法と同様の方法で化合物を調製して、表題生成物を得た。ESMS(M+1)=220.11。
B-159:cis-N-(3-アミノシクロペンチル)-3,4,5-トリフルオロベンズアミド
ステップ1:tert-ブチルcis-(3-(3,4,5-トリフルオロベンズアミド)シクロペンチル)カルバメート。
3,4,5-トリフルオロベンゾイルクロリド(70μl、0.38mmol)を、tert-ブチルcis-N-(3-アミノシクロペンチル)カルバメート(70mg、0.345mmol)のジクロロメタン(1.5ml)中混合物およびトリエチルアミン(60μl、0.41mmol)に加えた。混合物を室温で16時間撹拌した。反応物を飽和重炭酸ナトリウムでクエンチし、ジクロロメタンで抽出した。有機層を真空で蒸発させて、粗生成物を得た。生成物をヘプタン中0~100%酢酸エチルの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題生成物、重量92mg(収率74%)を得た。ESMS(M+1)=359.13。
ステップ2:cis-N-(3-アミノシクロペンチル)-3,4,5-トリフルオロベンズアミド。
tert-ブチルcis-(3-(3,4,5-トリフルオロベンズアミド)シクロペンチル)カルバメート(92mg、0.26mmol)を、ジクロロメタン(1ml)およびTFA(0.2ml、2.6mmol)に溶解し、室温で16時間撹拌した。反応物を真空で蒸発させて、表題生成物をTFA塩として得た、重量95mg。ESMS(M+1)=259.10。
B-160 (R)-(1-(1-(4,4-ジフルオロシクロヘキシル)ピロリジン-3-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン二塩酸塩。
ステップ1:ベンジル(R)-3-(4-(((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)-1H-ピラゾール-1-イル)ピロリジン-1-カルボキシレート。
水素化ナトリウム(125mg、3.125mmol)を、tert-ブチルN-(1H-ピラゾール-4-イルメチル)カルバメート(454mg、2.302mmol)のDMF(5mL)中溶液に加え、10分間撹拌した。ベンジル(3S)-3-(p-トリルスルホニルオキシ)ピロリジン-1-カルボキシレート(1.04g、2.76mmol)を混合物に加え、18時間撹拌した。反応物をEtOAc(100ml)で希釈し、水(50ml)、飽和NaHCO3(50ml)およびブライン(50ml)で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させた。粗生成物をジクロロメタン中10%メタノールで溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2)により精製して、表題化合物2.76g(収率55%)を得た。1H NMR (300 MHz, CD3OD) δ 7.60- 7.17 (m,7H), 6.86 (s,1H), 5.45( s, 1H), 5.09(s,2H) 4.97-4.76( m, 2H), 4.06 (d, J =4.1 Hz, 2H), 3.90-3.40 (m, 4H), 2.43-2.20( m, 2H), 1.41 (s,9H).
ステップ2:tert-ブチル(R)-((1-(ピロリジン-3-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)カルバメート。
10%Pd/C(50mg)のメタノール(25mL)中スラリー液に、ベンジル(3R)-3-(4-(((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)ピラゾール-1-イル)ピロリジン-1-カルボキシレート(483mg、1.21mmol)を加え、得られたスラリー液を水素風船下で14時間撹拌した。混合物を濾過し、メタノールで洗浄し、真空で濃縮して、粗生成物261mg(収率81%)を得た。ESMS(M+1)=267.38(M+1)。
ステップ3.tert-ブチル(R)-((1-(1-(4,4-ジフルオロシクロヘキシル)ピロリジン-3-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)カルバメート。
tert-ブチル(R)-((1-(ピロリジン-3-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)カルバメート(360mg、1.35mmol)のTHF中溶液に、4,4-ジフルオロシクロヘキサノン(290mg、2.16mmol)およびトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(460mg、2.16mmol)を加え、反応物を16時間撹拌した。飽和NaHCO3(75mL)を反応混合物に加え、続いてEtOAc(3×75mL)で抽出した。合わせた有機フラクションを水(40mL)およびブライン(40mL)で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で濃縮した。粗製物をジクロロメタン中0~10%メタノールの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2)により精製して、生成物520mg(収率100%)を得、これを更には精製せずに次のステップに使用した。ESMS(M+1)=385.69。
ステップ4:(R)-(1-(1-(4,4-ジフルオロシクロヘキシル)ピロリジン-3-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン二塩酸塩。
tert-ブチル(R)-((1-(1-(4,4-ジフルオロシクロヘキシル)ピロリジン-3-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)カルバメート(515mg、1.340mmol)のジクロロメタン(8mL)中溶液に、メタノール中4M HCl(4ml、16.00mmol)を加え、混合物を3時間撹拌した。反応物を真空下で濃縮乾固して、生成物550mg(収率100%)を得た。ESMS(M+1)=285.34。
B-161.(S)-(1-(1-(4,4-ジフルオロシクロヘキシル)ピロリジン-3-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン二塩酸塩
B-160にて報告した方法と同様の方法で化合物を調製して、表題生成物、510mg(収率90%)を得た。ESI-MS(M+1)=285.38。
B-162.(S)-(1-(1-(4-フルオロフェニル)ピロリジン-3-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
ステップ1:ベンジル(S)-3-(4-(((tert-ブトキシカルボニル)アミノ)メチル)-1H-ピラゾール-1-イル)ピロリジン-1-カルボキシレート。
水素化ナトリウム(540mg、13.5mmol)を、10℃でtert-ブチルN-(1H-ピラゾール-4-イルメチル)カルバメート(1.78g、9.0mmol)のDMF(12mL)中混合物に加えた。混合物を30分間撹拌し、次いで室温に加温した。ベンジル(3R)-3-(p-トリルスルホニルオキシ)ピロリジン-1-カルボキシレート(4.4g、11.7mmol)を混合物に加え、終夜撹拌した。反応物を酢酸エチル(300ml)で希釈し、0.5N HCl(75ml)、飽和重炭酸ナトリウム(75ml)およびブライン(100ml)で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で濃縮した。粗生成物をジクロロメタン中0~100%酢酸エチルの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2)により精製して、表題化合物1.99g(収率55%)を得た。ESMS(M+1)=399.42。
ステップ2:tert-ブチル(S)-((1-(ピロリジン-3-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)カルバメート。
10%Pd/C(100mg)のメタノール(20ml)中スラリー液に、メタノール(20ml)中のベンジル(S)-3-(4-(((tert-ブトキシカルボニル)-アミノ)メチル)-1H-ピラゾール-1-イル)ピロリジン-1-カルボキシレート(1.59mg、3.97mmol)を加えた。風船により水素雰囲気を加え、反応物を終夜撹拌した。混合物を濾過し、真空下で濃縮乾固して、粗生成物0.99g(収率94%)を得た。ESMS(M+1)=267.38。
ステップ3.tert-ブチル(S)-((1-(1-(4-フルオロフェニル)ピロリジン-3-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)カルバメート。
tert-ブチル(S)-((1-(ピロリジン-3-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)カルバメート(370mg、1.389mmol)、(4-フルオロフェニル)ボロン酸(310.9mg、2.2mmol)、無水酢酸銅(379mg)および4Aモレキュラーシーブス(700mg)のジクロロメタン(10mL)中混合物に、ピリジン(170μL、2.1mmol)を加えた。得られた混合物をdrierite管下室温で70時間撹拌した。混合物をジクロロメタン中10%メタノールで溶出するシリカゲルのパッド上で濾過し、真空下で濃縮乾固した。粗生成物をジクロロメタン中0~100%酢酸エチルの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2)により精製して、表題化合物、140mg(収率28%)を得た。ESMS(M+1)=361.3。
ステップ4:(S)-(1-(1-(4-フルオロフェニル)ピロリジン-3-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
tert-ブチル(S)-((1-(1-(4-フルオロフェニル)ピロリジン-3-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)カルバメート(236mg、0.65mmol)のジクロロメタン(3mL)中溶液に、ジエチルエーテル中2M塩化水素(2M、2.5ml、5.000mmol)を加えた。得られた混合物を3時間撹拌した。反応物を濃縮乾固して、表題生成物133mg(収率68%)を得た。ESMS(M+1)=261.4。
B-163.(R)-(1-(1-(4-フルオロフェニル)ピロリジン-3-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩
B-162にて報告した方法と同様の方法で化合物を調製して、表題生成物、510mg(収率90%)を得た。ESI-MS(M+1)=261.38。
B-164.(1-((6-フルオロ-5-メトキシピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミントリフルオロ酢酸
化合物は方法Bによって調製した。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.92 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 7.77 - 7.60 (m, 2H), 7.62 - 7.49 (m, 1H), 5.42 (d, J = 2.4 Hz, 2H), 4.09 (s, 2H), 3.94 (t, J = 2.4 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 237.5.
B-165に関するスキーム:
B-165.(3-ブロモ-1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン。
ステップ1:エチル3-ブロモ-1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート。
ジ-(tert-ブチル)-アゾジカルボキシレート(1.98g、8.6mmol)を、エチル3-ブロモ-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート(1.57g、7.17mmol)、[6-(トリフルオロメチル)-3-ピリジル]メタノール(1.3g、7.34mmol)およびトリフェニルホスフィン(2.26g、8.6mmol)のジクロロメタン(40mL)中冷却(0℃)溶液に滴下添加し、30分間撹拌した。反応物を室温に加温し、終夜撹拌した。次いで溶液を氷水(20ml)上に注ぎ入れ、ジクロロメタンで抽出した。反応物を真空で蒸発させて、粘着性油状物を得た。残渣をヘキサンから50%酢酸エチルの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2;4g)により精製した。所望のフラクションを合わせ、蒸発させて、表題生成物を透明油状物として得た(1.3g、収率48%)。1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.78 - 8.56 (m, 1H), 7.92 (s, 1H), 7.85 - 7.73 (m, 1H), 7.70 (dd, J = 8.1, 0.8 Hz, 1H), 5.37 (s, 2H), 4.30 (q, J = 7.1 Hz, 2H), 1.34 (t, J = 7.1 Hz, 3H). ESI-MS m/z 計算値376.9987、実測値378.08 (M+1) + ;
ステップ2:(3-ブロモ-1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタノール
DIBALのトルエン中1M溶液(9.9ml、9.9mmol)を、エチル3-ブロモ-1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-カルボキシレート(1.25g、3.306mmol)のTHF(10mL)中冷却(-78℃)溶液に加えた。反応物を0℃に加温し、2時間撹拌した。反応物をEtOAc(30mL)の添加によりクエンチした。15分間撹拌した後、ロッシェル塩溶液(30mL)を加えた。酢酸エチル(25ml)を加え、有機層を分離した。水性層を酢酸エチル(2×20mL)で抽出した。合わせた有機層を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、蒸発させて、薄黄色粘着性油状物を得た(1.1g、収率100%)。これを更には精製せずに次のステップに使用した。
ステップ3:5-((4-(アジドメチル)-3-ブロモ-1H-ピラゾール-1-イル)メチル)-2-(トリフルオロメチル)ピリジン。
DBU(600uL、3.95mmol)を、(3-ブロモ-1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタノール(1.1g、3.27mmol)およびジフェニルホスホリルアジド(900uL、4.1mmol)の無水THF(20ml)中冷却溶液(0℃)に滴下添加した。10分後、反応物は濁色になった。反応物を室温に加温し、終夜撹拌した。反応物は透明黄褐色溶液に変わった。反応物を酢酸エチル(30ml)で希釈し、塩化アンモニウム水溶液(10ml)およびブライン(10ml)で洗浄した。有機層をMgSO4で脱水し、濾過し、真空で蒸発させて黄褐色油状物を得、これをヘキサンから30%酢酸エチルの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2)により精製した。所望のフラクションを合わせ、蒸発させて、表題生成物を白色固体として得た(1.18g、収率66%)。1 H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.70 - 8.58 (m, 1H), 7.71 (qd, J = 8.2, 1.5 Hz, 2H), 7.44 (s, 1H), 5.36 (s, 2H), 4.21 (s, 2H).
ステップ4:(3-ブロモ-1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン。
トリフェニルホスフィン(860mg、3.24mmol)を、5-((4-(アジドメチル)-3-ブロモ-1H-ピラゾール-1-イル)メチル)-2-(トリフルオロメチル)ピリジン(782mg、2.16mmol)のTHF(18mL)および水(2mL)中溶液に加え、室温で終夜撹拌した。反応物を濃縮して、ほとんどの溶媒を除去した。2N HCl水溶液(20mL)およびジクロロメタン(20mL)を残渣に加えた。有機層を分離し、水性層をジクロロメタン(10mL×2)で洗浄した。水性層を濃縮して白色固体を得、これを60℃で16時間真空乾固して、表題生成物(745mg、収率93%)を得た。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.65 - 8.58 (m, 1H), 7.98 (d, J = 1.0 Hz, 1H), 7.92 (dd, J = 8.2, 2.1 Hz, 1H), 7.77 (dd, J = 8.2, 0.8 Hz, 1H), 5.47 (s, 2H), 3.95 (s, 2H). ESI-MS m/z 計算値334.0041、実測値335.03 (M+1)
+ .
B-166.(1-((6-(ジフルオロメトキシ)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミントリフルオロ酢酸
化合物を方法Bによって調製した。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.22 - 8.10 (m, 1H), 7.86 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.81 - 7.70 (m, 1H), 7.62 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.76-7.27 (t, J = 73.0 Hz, 1H), 6.95 (dd, J = 8.5, 0.7 Hz, 1H), 5.36 (s, 2H), 4.03 (s, 2H). ESMS(M+1)= 255.21.
B-167.(1-((2-クロロ-6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミントリフルオロ酢酸
化合物は方法Bによって調製した。 ESMS(M+1)= 290.16.
B-168.(1-((6-クロロ-5-フルオロピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミントリフルオロ酢酸
化合物は方法Bによって調製した。 1 H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.18 - 8.04 (m, 1H), 7.95 - 7.82 (m, 1H), 7.63 (s, 1H), 7.59 (dd, J = 8.9, 2.0 Hz, 1H), 5.42 (s, 2H), 4.02 (s, 2H). ESMS(M+1)= 241.07.
B-169.(1-((5-フルオロ-6-メチルピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミントリフルオロ酢酸
化合物は方法Bによって調製した。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.18 (s, 1H), 7.88 (s, 1H), 7.62 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.42 (dd, J = 10.0, 1.7 Hz, 1H), 5.39 (s, 2H), 4.02 (s, 2H), 2.46 (d, J = 2.9 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 221.11.
B-170.5-((4-(アミノメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)メチル)ピコリノニトリル
化合物は方法Bによって調製した。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.64 - 8.54 (m, 1H), 7.97 (s, 1H), 7.87 - 7.79 (m, 2H), 7.68 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 5.51 (d, J = 11.5 Hz, 2H), 4.09 (s, 3H). ESMS(M+1)= 214.13.
B-171.(1-((6-シクロプロピルピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミントリフルオロ酢酸
化合物は方法Bによって調製した。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.50 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 8.21 - 8.09 (m, 1H), 7.96 (s, 1H), 7.66 (s, 1H), 7.55 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 5.51 (s, 2H), 4.05 (s, 2H), 2.32 (tt, J = 8.7, 4.9 Hz, 1H), 1.53 - 1.30 (m, 3H), 1.28 - 1.06 (m, 2H). ESMS(M+1)= 229.22.
B-172.(1-(2-(6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)エチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン
化合物は方法Bによって調製した。 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 8.52 (s, 1H), 7.93 (s, 6H), 7.82 (d, J = 1.1 Hz, 1H), 7.71 (s, 1H), 7.52 (s, 1H), 4.44 (t, J = 6.9 Hz, 2H), 3.85 (dd, J = 7.1, 4.4 Hz, 3H), 3.23 (t, J = 6.9 Hz, 2H). ESMS(M+1)= 271.25.
B-173.cis-3-((3-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)メチル)シクロブタン-1-アミン塩酸塩
ステップ1:tert-ブチル(cis-3-(2-((((Z)-1-アミノ-2,2,2-トリフルオロエチリデン)アミノ)オキシ)-2-オキソエチル)シクロブチル)カルバメート。
カルボニルジイミダゾール(450mg、2.8mmol)を、cis-2-[3-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)シクロブチル]酢酸(527mg、2.3mmol)のジクロロメタン(8ml)中溶液に加え、室温で撹拌した。5分後、2,2,2-トリフルオロ-N’-ヒドロキシ-アセトアミジン(300mg、2.3mmol)を加え、反応物を室温で2時間撹拌した。反応物を真空で蒸発乾固させ、ステップ2に使用した。
ステップ2:tert-ブチル(cis-3-((3-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)メチル)シクロブチル)カルバメート。
ステップ1からの粗生成物をトルエン10mlに溶解し、12時間還流した。反応混合物を真空で蒸発させ、粗製物をヘプタンから100%酢酸エチルの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2)により精製した。適切なフラクションを合わせ、真空で蒸発させて、表題生成物(249mg、収率34%)を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.29 (s, 1H), 4.66 (s, 1H), 4.03 (s, 1H), 3.10 (d, J = 7.3 Hz, 2H), 2.72 - 2.56 (m, 2H), 2.57 - 2.43 (m, 1H), 1.79 - 1.66 (m, 2H), 1.46 (s, 9H). ESI-MS m/z 計算値321.13004、実測値325.3 (M+1) +
ステップ3:cis-3-((3-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)メチル)シクロブタン-1-アミン塩酸塩。
tert-ブチル(cis-3-((3-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)メチル)シクロブチル)カルバメート(239mg、0.74mmol)をメタノール(8ml)に溶解し、HClのジオキサン中4M溶液を加え、混合物を50℃で20分間加熱した。反応物を真空で蒸発させて、固体を得た。これをジエチルエーテルおよびヘキサンで洗浄し、濾過し、乾燥して、表題生成物を白色固体として得た(171mg、収率89%)。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 3.71 (p, J = 8.3 Hz, 1H), 3.23 (d, J = 7.1 Hz, 2H), 2.76 - 2.55 (m, 3H), 2.00 (qd, J = 9.5, 8.9, 2.5 Hz, 2H). ESI-MS m/z 計算値221.07759、実測値222.1 (M+1)
+
B-174.(1-((5-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン
化合物は方法Bによって調製した。 ESMS(M+1)= 207.28.
B-175.(1-(4-(トリフルオロメトキシ)ベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩
化合物は方法Bによって調製した。 ESMS(M+1)= 272.17.
B-176.(1-(6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン
ステップA.tert-ブチル((1-(6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)カルバメート。
ナトリウムt-ブトキシドのTHF中2M溶液(3.8ml、7.6mmol)を、密封管中でtert-ブチル((1H-ピラゾール-4-イル)メチル)カルバメート(500mg、2.54mmol)および5-ブロモ-2-(トリフルオロメチル)ピリジン(573mg、2.54mmol)のtert-ブタノール(12.5ml)中懸濁液に加えた。しっかり混合されるまで混合物を10分間超音波処理した。混合物を窒素で脱気し、続いてt-BuXPhosパラダサイクルGen2(0.06当量)を加えた。反応物を密封し、60℃で1時間加熱した。粗生成物をジクロロメタンからジクロロメタン中20%メタノールの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2)により精製した。所望のフラクションを集め、Biotage MP-TMT樹脂で処理し、濾過し、蒸発させて表題生成物を得、これを更には精製せずに使用した。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 9.26 (d, J = 2.5 Hz, 1H), 8.57 (s, 1H), 8.45 (dd, J = 8.4, 2.6 Hz, 1H), 8.04 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 7.78 (s, 1H), 7.27 (s, 1H), 4.08 (d, J = 5.9 Hz, 2H), 1.40 (s, 9H). ESMS (M+1)= 343.32.
ステップB.(1-(6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミントリフルオロアセテート。
tert-ブチル((1-(6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)カルバメート(105mg、0.03mmol)をジクロロメタンに溶解し、TFA(25uL、0.03mmol)を加え、反応物を室温で3時間撹拌した。反応物を真空で蒸発させて、所望の生成物109mgを得た。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 9.28 (d, J = 2.6 Hz, 1H), 8.77 (s, 1H), 8.48 (dd, J = 8.7, 2.6 Hz, 1H), 8.28 - 8.03 (m, 4H), 7.99 (s, 1H), 4.03 (q, J = 5.7 Hz, 2H). ESMS (M+1)= 243.23.
B-177.(1-((6-(tert-ブチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン
化合物は方法Bによって調製した。 1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 8.50 - 8.42 (m, 1H), 7.54 - 7.44 (m, 2H), 7.41 - 7.30 (m, 2H), 5.25 (s, 2H), 4.70 (s, 1H), 4.16 (d, J = 5.8 Hz, 2H), 1.45 (s, 9H), 1.36 (s, 9H). ESMS (M+1)= 345.34.
B-178.2-(5-((4-(アミノメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)メチル)ピリジン-2-イル)-2-メチルプロパンニトリル
化合物は方法Bによって調製した。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.49 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 7.90 (s, 1H), 7.75 (dd, J = 8.2, 2.4 Hz, 1H), 7.68 - 7.52 (m, 2H), 5.42 (s, 2H), 4.04 (s, 2H), 1.72 (s, 6H). ESMS (M+1)= 256.21.
B-179.(1-((6-(プロパ-1-エン-2-イル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン。
ステップA.tert-ブチル((1-((6-(プロパ-1-エン-2-イル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)カルバメート。
tert-ブチル((1-((6-クロロピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)カルバメート(970mg、3mmol)およびイソプロペニルボロン酸(515mg、6mmol)を無水ジオキサン15ml中に溶解し、窒素により脱気した。Pd(dppf)Cl2を混合物に加え、反応物を80℃で7日間加熱した。溶媒を真空で蒸発させた。得られた残渣を酢酸エチル(20ml)中に溶解し、水(2×10ml)およびブラインで洗浄した。有機層を集め、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、蒸発させて粗生成物を得、これをヘキサンから50%酢酸エチルの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2)により精製した。所望のフラクションを合わせ、蒸発させて、所望の生成物を薄茶褐色固体として得た(530mg、収率49.9%)。1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.54 - 8.38 (m, 1H), 7.58 - 7.42 (m, 3H), 7.37 (s, 1H), 5.85 (dd, J = 1.6, 0.9 Hz, 1H), 5.40 - 5.19 (m, 3H), 4.76 (s, 1H), 4.14 (dd, J = 8.3, 6.3 Hz, 3H), 2.20 (dd, J = 1.5, 0.8 Hz, 3H), 1.44 (s, 9H). ESMS (M+1)= 329.17.
ステップB.(1-((6-(プロパ-1-エン-2-イル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミントリフルオロ酢酸アセテート
TFAで処理することによりBoc保護を脱保護化することによって化合物を調製して、所望の生成物を得た。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.52 (s, 1H), 8.01 (dd, J = 17.4, 8.0 Hz, 2H), 7.93 (d, J = 3.4 Hz, 1H), 7.66 (d, J = 5.0 Hz, 1H), 5.90 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 5.57 (d, J = 8.0 Hz, 2H), 5.50 (s, 2H), 2.23 (dq, J = 1.5, 0.7 Hz, 3H). ESMS (M+1)= 229.18.
B-180.(1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-イミダゾール-4-イル)メタンアミン
ステップA.1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-イミダゾール-4-カルボニトリル
1H-イミダゾール-4-カルボニトリル(300mg、3.22mmol)および5-(クロロメチル)-2-(トリフルオロメチル)ピリジン(662mg、3.385mmol)を無水DMF(5ml)中に溶解し、0℃に冷却した。水素化ナトリウム(150mg、3.7mmol)を溶液に少しずつ加え、室温で2時間撹拌した。反応物を飽和塩化アンモニウム(10ml)でクエンチし、続いて溶媒を真空で蒸発させた。残渣をジクロロメタン(20ml)および水(20ml)に懸濁した。水性層をジクロロメタン(20ml)で更に抽出した。有機層を合わせ、水およびブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させて粗生成物を得、これをヘプタンから100%酢酸エチルの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2)により精製して、表題生成物を白色固体として得た(79mg、収率9.7%)。1 H NMR (300 MHz, CDCl3) δ H NMR (300 MHz, (m, 1H), 8.79-8.57 (m, 1H), 8.50 - 8.23 (m, 1H), 8.02 - 7.83 (m, 2H), 7.84 - 7.7 2 (m, 1H), 5.56 (s, 2H).
ステップB.tert-ブチル((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-イミダゾール-4-イル)メチル)カルバメート。
1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-イミダゾール-4-カルボニトリル(80mg、0.32mmol)、ジクロロコバルト六水和物(15mg、0.063mmol)およびジ-tert-ブチルジカルボネート(83.5mg、0.3826mmol)をメタノール中に溶解し、0℃に冷却し、続いて水素化ホウ素ナトリウム(36.5mg、0.96mmol)を少しずつ加えた。反応物を2時間撹拌した。反応物を蒸発させた後、ジクロロメタンおよび水を加え、有機層を集め、濾過して、固体懸濁液を除去した。有機層をブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで脱水し、真空で蒸発させて粗生成物を得、これをジクロロメタンから10%メタノールの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2;4g)により精製して、表題生成物を白色固体として得た(67mg、収率57%)。1 H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.4 8 - 8.29 (m, 1H), 7.57 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.49 - 7.33 (m, 2H ) , 7.05 - 6.83 (m, 1H), 5.28 (s, 2H), 5.17 (t, J = 6.9 Hz, 1H), 4.18 (d, J = 6.1 H z , 2H), 1.25 (s, 9H); 19 F NMR (282 MH z , CDCl3) δ -67.91 .
ステップC.(1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-イミダゾール-4-イル)メタンアミン
tert-ブチル((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-イミダゾール-4-イル)メチル)カルバメート(68mg、0.1822mmol)をジクロロメタンおよびTFA(207.8mg、140.4μL、1.822mmol)中に溶解し、室温で1時間撹拌した。反応物を真空で蒸発させて残渣を得、これをジエチルエーテルで摩砕して、生成物を白色固体として得(67mg(収率100%)、これを更には精製せずに使用した。
B-181.(1-((2-クロロチアゾール-5-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン
化合物は方法Bによって調製した。 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 7.66 (m, 2H), 7.36 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.16 (t, J = 5.7 Hz, 1H), 5.52 (s, 2H), 3.93 (d, J = 6.0 Hz, 2H), 1.37 (s, 9H). ESMS (M+1)= 329.08.
B-182.(1-((6-(ジフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン
化合物は方法Bによって調製した。 ESMS (M+1)= 239.13.
B-183.(1-(3-(6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)プロピル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミントリフルオロ酢酸
化合物は方法Bによって調製した。 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 8.62 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 7.99 (s, 3H), 7.93 (dd, J = 8.2, 2.1 Hz, 1H), 7.87 - 7.78 (m, 2H), 7.53 (s, 1H), 4.14 (t, J = 6.9 Hz, 2H), 3.90 (q, J = 5.7 Hz, 2H), 2.67 (t, J = 7.6 Hz, 2H), 2.20 - 2.01 (m, 2H). ESMS (M+1)= 285.21
B-184.(1-((6-(トリフルオロメトキシ)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミントリフルオロ酢酸
化合物は方法Bによって調製した。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.27 (d, J = 2.5 Hz, 1H), 7.95 - 7.91 (m, 1H), 7.91 - 7.82 (m, 1H), 7.67 (s, 1H), 7.17 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 5.46 (s, 2H), 4.07 (s, 2H). ESMS (M+1)= 273.23.
B-185.(1-((6-(1,1-ジフルオロエチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩
化合物は方法Bによって調製した。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.65 - 8.54 (m, 1H), 8.04 - 7.93 (m, 2H), 7.80 (dd, J = 8.2, 0.8 Hz, 1H), 7.67 (s, 1H), 5.52 (s, 2H), 4.05 (s, 2H), 1.99 (td, J = 18.7, 0.6 Hz, 3H). ESMS (M+1)= 253.14.
B-186.(1-((2-イソプロピルオキサゾール-5-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミントリフルオロ酢酸
化合物は方法Bによって調製した。 1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 7.94 - 7.71 (m, 2H), 7.59 (s, 1H), 5.22 (s, 2H), 4.02 (s, 2H), 3.17 - 2.94 (m, 1H), 1.41 - 1.15 (m, 6H).
B-187.(1-(3,5-ジフルオロ-4-メトキシベンジル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)メタンアミン
ステップ1:1-(3,5-ジフルオロ-4-メトキシベンジル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-カルボニトリル。
1H-1,2,4-トリアゾール-3-カルボニトリル(2g、21.26mmol)、5-(ブロモメチル)-1,3-ジフルオロ-2-メトキシ-ベンゼン(5.55g、23.4mmol)および炭酸カリウムをアセトニトリル(20ml)中に溶解し、室温で3日間撹拌した。反応物を水20mlで希釈し、酢酸エチル(3×20ml)で抽出した。合わせた抽出物をブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させて、粗生成物を白色固体として得、これをヘプタンから100%酢酸エチルの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題生成物を白色固体として得た(2.33g、収率43%)。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 9.01 (s, 1H), 7.21 (m, 2H), 5.5 (s, 2H), 3.92 (s, 3H).
ステップ2:(1-(3,5-ジフルオロ-4-メトキシベンジル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)メタンアミン。
1-(3,5-ジフルオロ-4-メトキシベンジル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-カルボニトリル(1g、4mmol)を、ラネーニッケルのメタノールおよびアンモニア中スラリー液に加え、パール振盪器上水素50psi下に置いた。反応混合物をセライトに通して濾過し、濾液を真空で蒸発させた。粗生成物をジクロロメタンから70%酢酸エチルの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO
2)により精製して、表題生成物を白色固体として得た(796mg、収率78%);ESMS(M+1)=255.11。
B-188.(1-(4-(トリフルオロメトキシ)ベンジル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)メタンアミン
B-187にて報告した手順により、2ステップで化合物を調製した。ESMS(M+1)=273.12。
B-189.(1-(3,4,5-トリフルオロベンジル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)メタンアミン
B-187にて報告した手順により、2ステップで化合物を調製した;ESMS(M+1)=243.09。
B-190.1-[3-[[4-(アミノメチル)ピラゾール-1-イル]メチル]-6-(トリフルオロメチル)-2-ピリジル]エタノン塩酸塩。
ステップ1:tert-ブチル((1-((2-アセチル-6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)カルバメート。
過ヨウ素酸ナトリウム(4.32g、20.20mmol)を、tert-ブチル((1-((2-(プロパ-1-エン-2-イル)-6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)カルバメート、B-81(2g、5.045mmol)のTHF(10.00mL)、アセトン(10.00mL)および水(10.00mL)中溶液に加え、氷浴中で冷却した。トリクロロルテニウム一水和物(46mg、0.204mmol)を混合物に加え、2時間撹拌した。反応物をセライトに通して濾過し、濾液を真空で蒸発させた。得られた残渣をジクロロメタンに溶解し、ブラインで洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させた。粗製の油状物をヘプタンから60%酢酸エチルの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2)により精製した。所望のフラクションを蒸発させて生成物(1.6g)を得、これを次のステップに直ちに使用した。
ステップ2:1-(3-((4-(アミノメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)メチル)-6-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)エタン-1-オン塩酸塩。
tert-ブチル((1-((2-アセチル-6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)カルバメート(1.6g)をジクロロメタン(10ml)およびTFA(2.1ml)中に溶解し、2時間撹拌した。反応物を真空で蒸発させ、得られた油状物をジクロロメタンに溶解し、10%炭酸ナトリウムで洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、蒸発させた。得られた油状物をジエチルエーテルに溶解し、ジエチルエーテル中1N HCl(5ml)を加えて白色固体を得、これを集め、乾燥して、表題生成物(1.03g、収率61%)を得た。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 8.27 (s, 3H), 8.09 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.97 (s, 1H), 7.67 (s, 1H), 7.38 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.76 (d, J = 2.7 Hz, 2H), 3.91 (q, J = 5.6 Hz, 2H), 2.68 (s, 3H). ESI-MS m/z 計算値298.10416、実測値299.13 (M+1)+.
B-191.(trans-4-(((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)オキシ)メチル)シクロヘキシル)メタンアミン
ステップ1:tert-ブチル((trans-4-(((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)オキシ)メチル)シクロヘキシル)メチル)カルバメート。
ジイソプロピルアゾジカルボキシレート(500uL、2.59mmol)を、tert-ブチル((trans-4-(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル)メチル)カルバメート(525mg、2.16mmol)、6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-オール(410mg、2.514mmol)およびトリフェニルホスフィン(854mg、3.26mmol)のTHF(15ml)中溶液に滴下添加し、反応物を終夜撹拌した。水(25ml)を反応混合物に加え、続いて酢酸エチル(3×25ml)で抽出した。合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させて、粗生成物を得た。これを0~100%ジクロロメタン-酢酸エチルの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2)により精製した。所望のフラクションを合わせ、蒸発させて、表題生成物(670mg、収率13%)として得た。1H NMR (300 MHz, CD3CN) δ 8.38 (d, J = 2.8 Hz, 1H), 7.72 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.44 (dd, J = 8.6, 2.6 Hz, 1H), 5.30 (s, 1H), 3.95 (d, J = 6.4 Hz, 2H), 2.91 (t, J = 6.4 Hz, 2H), 2.12 (d, J = 10.0 Hz, 2H), 1.91 - 1.69 (m, 4H), 1.40 (d, J = 16.5 Hz, 10H), 1.28 - 0.85 (m, 5H). ESI-MS m/z 計算値388.1974、実測値382.18 (M+1) + ;
ステップ2:(trans-4-(((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)オキシ)メチル)シクロヘキシル)メタンアミン二塩酸塩。
tert-ブチル((trans-4-(((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)オキシ)メチル)シクロヘキシル)メチル)カルバメート(670mg)をジクロロメタン10ml中に溶解した。4M HClのジオキサン中溶液(2ml、8mmol)を溶液に加え、1時間撹拌した。反応物を真空で蒸発させて固体を得、これをジエチルエーテルおよびヘキサンで洗浄し、濾過し、蒸発させて、表題生成物(411mg)を得た。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 8.44 (d, J = 2.8 Hz, 1H), 7.83 (d, J = 8.7 Hz, 4H), 7.59 (dd, J = 8.7, 2.6 Hz, 1H), 3.98 (d, J = 6.3 Hz, 2H), 2.66 (s, 2H), 1.83 (dd, J = 30.4, 16.5 Hz, 5H), 1.55 (s, 1H), 1.21 - 0.80 (m, 4H). ESI-MS m/z 計算値288.14496、実測値289.57 (M+1)
+ .
B-192.(1-(3,4,5-トリフルオロベンジル)-1H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)メタンアミン。
5-(ブロモメチル)-1,2,3-トリフルオロ-ベンゼン(1g、4.44mmol)を、アジ化ナトリウム(315mg、4.85mmol)のDMSO(30ml)中溶液に滴下添加し、室温で15分間撹拌した。プロパルギルアミン(245mg、4.44mmol)を溶液に加え、続いてトリエチルアミン(100uL、0.66mmol)およびCuBr(637mg、4.44mmol)を加えた。反応物を室温で30分間撹拌した。反応物を氷水(200ml)中に注ぎ入れ、得られた沈殿物を濾過し、希薄水酸化アンモニウムおよび水で洗浄した。粗製の固体を0から100%アセトニトリル/水(TFA修飾剤)で溶出する分取逆相クロマトグラフィー(C18カラム)により精製した。所望のフラクションを合わせ、真空で蒸発させて、生成物を黄色油状物として得た(930mg、収率86%)。ESMS(M+1)=243.15
B-193.(1-(3,5-ジフルオロ-4-メトキシベンジル)-1H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)メタンアミン
B-192と同様の手順により化合物を調製して、所望の生成物を得た。ESMS(M+1)=255.17。
B-194.(1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-イミダゾール-4-イル)メタンアミン
ステップ1:1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-イミダゾール-4-カルボニトリル。
1H-イミダゾール-4-カルボニトリル(300mg、3.22mmol)および5-(クロロメチル)-2-(トリフルオロメチル)ピリジン(662mg、3.385mmol)を無水DMF(5ml)中に溶解し、0℃に冷却した。水素化ナトリウム(150mg、3.72mmol)を混合物に少しずつ加え、次いで室温に加温した。2時間撹拌した後、反応物を飽和塩化アンモニウム(10ml)でクエンチした。混合物をジクロロメタン(25ml)および水(20ml)で希釈し、層を分離した。水溶液をジクロロメタン(2×10ml)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(10ml)およびブライン(2×10ml)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させた。粗生成物を溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2)により精製して、白色固体を得た(79mg、収率9.7%)。1 H NMR (300 MHz, CDCl3) δ H NMR (300 MHz, (m, 1H), 8.79-8.57 (m, 1H), 8.50 - 8.23 (m, 1H), 8.02 - 7.83 (m, 2H), 7.84 - 7.7 2 (m, 1H), 5.56 (s, 2H).
ステップ2:tert-ブチル((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-イミダゾール-4-イル)メチル)カルバメート。
1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-イミダゾール-4-カルボニトリル(79mg、0.32mmol)、ジクロロコバルト六水和物(15mg、0.063mmol)およびBoc2O(83mg、0.383mmol)をメタノール中に溶解し、0℃に冷却した。水素化ホウ素ナトリウム(36.5mg、0.96mmol)を溶液に少しずつ加え、2時間撹拌した。反応物を真空で蒸発させた。黒色残渣をジクロロメタンおよび水に懸濁した。有機層を集め、濾過して、固体懸濁液を除去した。有機層をブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させた。得られた残渣をジクロロメタン中0~10%メタノールの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2;4g)により精製し、所望のフラクションを合わせ、真空で蒸発させて、表題生成物を白色固体として得た(67mg、収率57%)。1 H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.4 8 - 8.29 (m, 1H), 7.57 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.49 - 7.33 (m, 2H ) , 7.05 - 6.83 (m, 1H), 5.28 (s, 2H), 5.17 (t, J = 6.9 Hz, 1H), 4.18 (d, J = 6.1 H z , 2H), 1.25 (s, 9H). ESMS (M+1)= 357.19.
ステップ3:(1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-イミダゾール-4-イル)メタンアミン。
tert-ブチル((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-イミダゾール-4-イル)メチル)カルバメート(68mg、0.182mmol)をジクロロメタン(2ml)およびTFA(140uL、1.82mmol)に溶解し、室温で1時間撹拌した。反応物を真空で蒸発させた。得られた残渣をジエチルエーテルで摩砕して、白色固体を得た(68mg、定量的収率)。化合物を更には特性評価をせずに使用した。
B-195.cis-3-(((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)オキシ)メチル)シクロブタン-1-アミン。
ステップ1:tert-ブチル(cis-3-(((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)オキシ)メチル)-シクロブチル)カルバメート。
ジエチルアゾジカルボキシレート(azodicarobxylate)(40%w/w、13mL、28mmol)を、室温でtert-ブチル(cis-3-(ヒドロキシメチル)-シクロブチル)カルバメート(4.699g、23.35mmol)、6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-オール(4.2g、25.7mmol)およびトリフェニルホスフィン(7.349g、6.492mL、28.02mmol)のTHF(80mL)中溶液に滴下添加し、1時間撹拌した。溶媒を蒸発させた。残渣をジクロロメタン(100ml)に溶解し、2N水酸化ナトリウム(2×)で洗浄した。溶媒を真空で蒸発させて油状物を得、これをヘキサンから100%酢酸エチルの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2)により精製した。所望のフラクションを蒸発させて、表題生成物(3.11g、収率38%)を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.39 (d, J = 2.8 Hz, 1H), 7.63 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.29 - 7.20 (m, 1H), 4.73 (s, 1H), 4.17 - 4.08 (m, 1H), 4.02 (d, J = 5.4 Hz, 2H), 2.68 - 2.37 (m, 3H), 1.91 - 1.75 (m, 2H), 1.47 (s, 9H). ESI-MS m/z 計算値346.15042、実測値347.27 (M+1) + ;
ステップ2:cis-3-(((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)オキシ)メチル)シクロブタン-1-アミン。
tert-ブチル(cis-3-(((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)オキシ)メチル)-シクロブチル)カルバメート(3.11g、9mmol)を、塩化水素のジオキサン中4M溶液(4M、25mL、100.0mmol)中に溶解した。2時間撹拌した後、ジエチルエーテルを混合物に加え、白色固体を集め、乾燥して、白色固体:2.42gを得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.46 (d, J = 2.8 Hz, 1H), 8.16 (s, 3H), 7.85 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.61 (dd, J = 8.7, 2.9 Hz, 1H), 4.14 (d, J = 6.2 Hz, 2H), 3.63 (s, 1H), 2.57 (dt, J = 7.9, 1.7 Hz, 0H), 2.36 (tdd, J = 9.4, 6.1, 2.2 Hz, 2H), 2.04 (d, J = 10.2 Hz, 2H). ESI-MS m/z 計算値246.09799、実測値247.13 (M+1)
+ .
B-196.trans-3-((2-(トリフルオロメチル)ピリミジン-5-イル)オキシ)シクロブタン-1-アミン
ステップ1:tert-ブチル(trans-3-((2-(トリフルオロメチル)ピリミジン-5-イル)オキシ)シクロブチル)-カルバメート。
ジエチルアゾジカルボキシレート(3.375g、40%w/w、3.530mL、7.752mmol)を、室温でtert-ブチル(cis-3-ヒドロキシシクロブチル)カルバメート(1.33g、7.11mmol)、2-(トリフルオロメチル)ピリミジン-5-オール(1.06g、6.46mmol)およびトリフェニルホスフィン(2.033g、1.796mL、7.752mmol)のTHF(20mL)中溶液に滴下添加した。反応物を50℃に1時間加熱した。反応物を真空で蒸発させ、残渣をヘプタンから100%酢酸エチルの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2)により精製した。所望のフラクションを合わせ、真空で蒸発させて、表題生成物1.79gを得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.40 (s, 2H), 5.02 - 4.86 (m, 1H), 4.80 (s, 1H), 4.35 (s, 1H), 2.63 (ddd, J = 11.7, 8.2, 3.4 Hz, 2H), 2.55 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 1.47 (s, 9H).
ステップ2:trans-3-((2-(トリフルオロメチル)ピリミジン-5-イル)オキシ)シクロブタン-1-アミン。
tert-ブチル(trans-3-((2-(トリフルオロメチル)ピリミジン-5-イル)オキシ)シクロブチル)-カルバメート(1.77g、5.289mmol)に、塩化水素のジオキサン中溶液(4M、27.58mL、110.3mmol)を加え、混合物を室温で16時間撹拌した。沈殿物が生成した。ジエチルエーテルを混合物に加え、撹拌した。白色固体を集め、ジエチルエーテルで洗浄し、50℃で真空乾固して、表題生成物を白色固体1.28gとして得た。1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 8.54 (s, 2H), 5.16 (d, J = 25.9 Hz, 1H), 4.05 (s, 1H), 2.74 (s, 4H).
B-197a.trans-3-(5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)シクロブタン-1-アミン塩酸塩。
B-197b.trans-3-(3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)シクロブタン-1-アミン塩酸塩。
ステップ1:tert-ブチル(trans-3-(3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)シクロブチル)カルバメートおよびtert-ブチル(trans-3-(5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)シクロブチル)カルバメート。
ジエチルアゾジカルボキシレート(40%w/w、27mL、59.29mmol)を、tert-ブチル(cis-3-ヒドロキシシクロブチル)カルバメート(10.09g、53.89mmol)およびトリフェニルホスフィン(15.78g、60.16mmol)のTHF(150mL)中冷却(0℃)混合物に加え、続いて3-(トリフルオロメチル)-4H-ピラゾール(8.18g、60.11mmol)を加えた。反応物を50℃で12時間加熱した。溶媒を除去し、残渣をヘプタンから酢酸エチルの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2)により精製して、2種の位置異性体を単離した。
ピーク1(少量の生成物)をtert-ブチル(trans-3-(3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)シクロブチル)カルバメート(4.09g、収率24%)として1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.57 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 6.62 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 5.06 (t, J = 7.2 Hz, 1H), 4.81 (s, 1H), 4.39 (s, 1H), 3.02 (ddd, J = 13.7, 8.2, 5.7 Hz, 1H), 2.56 (d, J = 21.7 Hz,2H), 1.49 (d, J = 2.1 Hz, 9H). ESI- M S m/z 319.4.
ピーク2(主要な生成物)をtert-ブチル(trans-3-(5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)シクロブチル)カルバメート(10.82g、64%)として。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.54 - 7.42 (m, 1H), 6.54 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 5.00 - 4.87 (m, 1H), 4.81 (s, 1H), 4.37 (s, 1H), 3.00 - 2.84 (m, 2H), 2.59 (s, 2H), 1.48 (s, 9H). ESI- M S m/z 319.4.
ステップ2:
B-197a.trans-3-(3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)シクロブタン-1-アミン塩酸塩。
tert-ブチル(trans-3-(3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)シクロブチル)カルバメート(4.22g、13.36mmol)をメタノール(35mL)に溶解した。2M HClのジエチルエーテル中溶液(31mL、62.00mmol)を加え、50℃で1時間撹拌した。反応物を真空で蒸発させ、得られた固体をジエチルエーテルおよびヘキサンで洗浄して、表題生成物を白色固体として得た(3.1g、収率96%)。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.67 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 6.77 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 5.34 - 5.27 (m, 1H), 4.19 - 4.11 (m, 1H), 3.09 - 2.99 (m, 2H), 2.84 - 2.77 (m, 2H). ESI-MS m/z 206.08 (M+1) + .
B-197b.trans-3-(5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)シクロブタン-1-アミン塩酸塩。
tert-ブチル(trans-3-(5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)シクロブチル)カルバメート(10.82g、35.44mmol)をメタノール(100mL)に溶解した。2M HClのジエチルエーテル中溶液(80mL、160mmol)を溶液に加え、50℃で1時間撹拌した。反応物を真空で蒸発させ、得られた固体をジエチルエーテルおよびヘキサンで洗浄して、表題生成物を白色固体として得た(8.37g、収率98%)。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.82 (dd, J = 2.4, 1.1 Hz, 1H), 6.60 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 5.17 (ddd, J = 13.9, 9.0, 5.1 Hz, 1H), 4.17 (ttd, J = 8.5, 5.8, 0.9 Hz, 1H), 2.95 (dddt, J = 14.0, 8.5, 5.5, 1.8 Hz, 2H), 2.87 - 2.69 (m, 2H). ESI-MS m/z 計算値205.08269、実測値219.85 (M+1)
+ .
B-198.cis-N1-メチル-N1-(5-(トリフルオロメチル)ピラジン-2-イル)シクロブタン-1,3-ジアミン
ステップ1:tert-ブチル(cis-3-((5-(トリフルオロメチル)ピラジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)カルバメート。
tert-ブチル(cis-3-アミノシクロブチル)カルバメート(2.0355g、10.93mmol)、2-クロロ-5-(トリフルオロメチル)ピラジン(2.2g、12.05mmol)およびジイソプロピルエチルアミン(2.86mL、16.42mmol)の混合物を、イソプロパノール(2mL)中に溶解し、マイクロ波管中150℃で1時間加熱した。反応物を酢酸エチル100mlで希釈し、ブラインで洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させて固体を得、これをジエチルエーテルで摩砕した。白色固体を真空濾過により集めて、表題生成物を白色固体として得た(3.32g、収率89%)。1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.34 (s, 1H), 7.87 (d, J = 1.5 Hz, 1H), 5.18 (s, 1H), 4.71 (s, 1H), 3.92 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 3.51 (s, 1H), 2.95 (dtd, J = 10.0, 7.3, 2.9 Hz, 2H), 1.90 (d, J = 9.4 Hz, 2H), 1.47 (s, 9H). ESI-MS m/z 333.18 (M+1).
ステップ2:tert-ブチル(cis-3-(メチル(5-(トリフルオロメチル)ピラジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)カルバメート。
tert-ブチル(cis-3-((5-(トリフルオロメチル)ピラジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)カルバメート(510mg、1.496mmol)、炭酸セシウム(975mg、2.992mmol)およびヨードメタン(140μL、2.249mmol)のDMF(8mL)中混合物を、室温で24時間撹拌した。反応混合物を真空で蒸発させ、得られた残渣を当量の水および酢酸エチル(25ml)で処理した。有機層をブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させて、生成物(518mg、収率99%)を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.39 (s, 1H), 8.03 (d, J = 1.4 Hz, 1H), 4.70 (s, 1H), 4.46 (t, J = 8.4 Hz, 1H), 3.90 (s, 1H), 3.13 (s, 3H), 2.85 - 2.72 (m, 2H), 2.10 (t, J = 10.8 Hz, 2H), 1.48 (s, 9H). ESI-MS m/z 347.23 (M+1) +
ステップ3:cis-N1-メチル-N1-(5-(トリフルオロメチル)ピラジン-2-イル)シクロブタン-1,3-ジアミン。
tert-ブチル(cis-3-(メチル(5-(トリフルオロメチル)ピラジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)カルバメート(410mg、1.168mmol)をメタノール(6mL)中に溶解した。HClのジオキサン中溶液(4M、6mL、24.00mmol)を加え、反応物を50℃で加熱した。反応物を真空で蒸発させ、得られた残渣をヘプタンで摩砕し、次いで濾過して、白色固体(430mg、定量的収率)を表題生成物として得た。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.45 - 8.33 (m, 1H), 8.30 - 8.12 (m, 1H), 4.77 (tt, J = 9.6, 7.4 Hz, 1H), 3.61 - 3.54 (m, 1H), 3.19 (s, 3H), 2.83 - 2.70 (m, 2H), 2.43 (dt, J = 12.3, 8.9 Hz, 2H). ESI-MS 246.95 (M+1)
+.
B-199.trans-N1-メチル-N1-(5-(トリフルオロメチル)ピラジン-2-イル)シクロブタン-1,3-ジアミン
B-198と同様の方法で化合物を調製した。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.39 (s, 1H), 8.24 (dt, J = 4.3, 2.1 Hz, 1H), 5.40 (p, J = 8.4 Hz, 1H), 3.99 - 3.83 (m, 1H), 3.22 (d, J = 1.5 Hz, 3H), 2.93 - 2.78 (m, 2H), 2.55 (ddt, J = 11.8, 5.1, 2.9 Hz, 2H). ESI-MS m/z 247.13 (M+1)
+ .
B-200.(S)-(1-((1-(3,5-ジフルオロフェニル)ピロリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
ステップ1.(S)-(1-(3,5-ジフルオロフェニル)ピロリジン-2-イル)メタノール。
[(2S)-ピロリジン-2-イル]メタノール(600mg、5.9mmol)および1,3,5-トリフルオロベンゼン(1.02g、7.7mmol)のDMSO(0.5mL)中混合物に、フッ化セシウム(1.17g、7.7mmol)を加えた。反応物を80℃に加熱し、48時間撹拌した。水(75mL)を反応混合物に加え、続いて酢酸エチル(3×75mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を水(2×40mL)およびブライン(1×40mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させて表題化合物1.3g(収率100%)を得、これをステップに使用した。ESMS(M+1)=214.01。
ステップ2.(S)-(1-(3,5-ジフルオロフェニル)ピロリジン-2-イル)メチル4-メチルベンゼンスルホネート。
(S)-(1-(3,5-ジフルオロフェニル)ピロリジン-2-イル)メタノール(1.1g、5.16mmol)およびトリエチルアミン(1.1g、10.87mmol)のジクロロメタン(15mL)中溶液に、4-メチルベンゼンスルホニルクロリド(1.1g、5.77mmol)を加え、反応物を16時間撹拌した。ジエチルエーテル(100ml)を混合物に加え、撹拌した。沈殿物が生成し、これを濾別し、ジエチルエーテル(50ml)で濯いだ。濾液を飽和重炭酸ナトリウム水溶液(50ml)およびブライン(50ml)で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させて、表題生成物1.8g(収率100%)を得、これを更には精製せずにステップ3に使用した。ESMS(M+1)=368.32。
ステップ3.tert-ブチル(S)-((1-((1-(3,5-ジフルオロフェニル)ピロリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)カルバメート。
水素化ナトリウム(92mg、2.29mmol)を、tert-ブチルN-(1H-ピラゾール-4-イルメチル)カルバメート(376mg、1.91mmol)のDMF(4mL)中溶液に加え、1時間撹拌した。DMF(2ml)中の(S)-(1-(3,5-ジフルオロフェニル)ピロリジン-2-イル)メチル4-メチルベンゼンスルホネート(771mg、2.1mmol)を滴下添加し、反応物を室温で16時間撹拌した。水(75mL)を反応混合物に加え、続いて酢酸エチル(3×75mL)で抽出した。合わせた抽出物を水(2×40mL)およびブライン(40mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させた。粗生成物をジクロロメタン中0~100%酢酸エチルの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2)により精製して、表題生成物、重量555mg(収率74%)を得た。ESMS(M+1)=393.43。
ステップ4.(S)-(1-((1-(3,5-ジフルオロフェニル)ピロリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩。
tert-ブチル(S)-((1-((1-(3,5-ジフルオロフェニル)ピロリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)カルバメート(555mg、1.414mmol)のジクロロメタン(3ml)中混合物に、HClのジエチルエーテル中1M溶液(10ml、10mmol)を加えた。反応物を2時間撹拌し、追加のジオキサン中4M HCL(5mL、20mmol)を加えた。反応物を終夜撹拌し、次いで真空で蒸発させて、表題化合物、104mg(収率22%)を得た。ESMS(M+1)=293.44。
B-201:trans-3-((3,4-ジフルオロベンジル)オキシ)シクロブタン-1-アミン塩酸塩。
ステップ1.tert-ブチル(trans-3-((3,4-ジフルオロベンジル)オキシ)シクロブチル)カルバメート。
水素化ナトリウム(329mg、8.23mmol)を、tert-ブチル(trans-3-ヒドロキシシクロブチル)カルバメート(1.4g、7.48mmol)および3,4-ジフルオロベンジルブロミド(1.01g、7.48mmol)のDMF(10ml)中冷却溶液(0℃)に加え、室温で撹拌した。水を反応物に加え、得られた白色沈殿物を真空濾過により集め、水でしっかり洗浄し、真空乾固して、表題生成物、2.01g(収率89%)を得た。ESMS(M+1)=314.21
ステップ2.trans-3-((3,4-ジフルオロベンジル)オキシ)シクロブタン-1-アミン塩酸塩
ジオキサン中4M HCl(20mL、80.00mmol)に溶解することにより、tert-ブチル(trans-3-((3,4-ジフルオロベンジル)オキシ)シクロブチル)カルバメート(2.01g、6.415mmol)を脱保護化することによって、化合物を調製した。反応物を2時間撹拌し、次いで真空で蒸発させて、表題生成物を塩酸塩として得た、重量1.45g(収率90.51%)。ESMS(M+1)=214.16。
B-201にて記載した手順と同様の方法でB-202およびB-203を調製した:
B-202 trans-3-((3,4,5-トリフルオロベンジル)オキシ)シクロブタン-1-アミン塩酸塩。
ESMS(M+1)=232.22。
B-203 cis-3-メチル-3-((3,4,5-トリフルオロベンジル)オキシ)シクロブタン-1-アミン塩酸塩。
ESMS(M+1)=246.18。
B-204.(1R,3R)-N1-メチル-N1-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)シクロペンタン-1,3-ジアミン塩酸塩および
B-205.(1S,3R)-N1-メチル-N1-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)シクロペンタン-1,3-ジアミン塩酸塩
ステップ1:tert-ブチル((1R,3R)-3-(メチル(4-(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)-シクロペンチル)カルバメートおよびtert-ブチル((1R,3S)-3-(メチル(4-(トリフルオロメチル)-フェニル)アミノ)シクロペンチル)-カルバメート。
酢酸(8ml)を、tert-ブチル(R)-(3-オキソシクロペンチル)カルバメート(773mg、3.880mmol)およびN-メチル-4-(トリフルオロメチル)アニリン(710mg、4.06mmol)のメタノール(8mL)中混合物に加え、室温で20分間撹拌した。トリエチルシラン(1.25ml、7.83mmol)を混合物に加え、続いて塩化インジウム(III)(260mg、1.17mmol)を加え、室温で12時間撹拌した。反応物を飽和重炭酸ナトリウムで中和し、酢酸エチルで抽出した。有機層を分離し、硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、蒸発させて、粗生成物を得た。粗生成物をヘプタン中0~100%酢酸エチルの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2)により精製して、生成物の混合物をジアステレオマーとして得た(726mg、収率52%)。ジアステレオマーをSFC(OJ-Hカラム、20×250mm;10%メタノール(5mMアンモニア)/90%CO2、定組成、80ml/分)により分離して、以下を得た:
tert-ブチル((1R,3R)-3-(メチル(4-(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)シクロペンチル)-カルバメート
(296mg):SFC Rt0.646分。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.46 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 6.79 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 4.55 (s, 1H), 4.44 (dt, J = 16.3, 8.3 Hz, 1H), 4.11 (s, 1H), 2.85 (s, 3H), 2.26-2.16 (m, 1H), 2.13-2.00 (m, 2H), 1.87-1.74 (m, 1H), 1.73-1.62 (m, 1H), 1.48 (s, 9H). ESI-MS m/z 計算値358.1868、実測値359.25 (M+1) + ; [α]
= 43.3 ° (c=1.0, メタノール).
tert-ブチル((1R,3S)-3-(メチル(4-(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)シクロペンチル)-カルバメート
(312mg):SFC Rt0.79分。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.46 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 6.79 (d, J = 8.8 Hz, 2H), 4.58 (s, 1H), 4.28 (dq, J = 15.9, 8.0 Hz, 1H), 3.97 (s, 1H), 2.87 (s, 3H), 2.47 - 2.31 (m, 1H), 2.18 - 2.05 (m, 1H), 1.96 (dt, J = 14.5, 8.1 Hz, 1H), 1.85 - 1.72 (m, 1H), 1.56 (ddd, J = 18.3, 9.3, 6.2 Hz, 1H), 1.47 (s, 9H). ESI-MS m/z 計算値358.1868、実測値359.25 (M+1) + ; [α]
= -46 ° (c=1.0, メタノール).
ステップ2:B-204.(1R,3R)-N1-メチル-N1-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)シクロペンタン-1,3-ジアミン塩酸塩
メタノール(6ml)およびジオキサン中4M HCl(6ml)中でtert-ブチル((1R,3R)-3-(メチル(4-(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)シクロペンチル)-カルバメート(296mg)を脱保護化することにより化合物を調製した。反応物を蒸発させて、表題生成物を塩酸塩として得た(290mg)。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 4.68 (s, 1H), 3.95 (s, 1H), 3.66 (s, 3H), 2.36 (d, J = 46.8 Hz, 2H), 2.11 (t, J = 39.1 Hz, 3H), 1.81 (s, 1H); ESI-MS m/z 計算値258.13437、実測値259.2 (M+1) + .
B-205.(1S,3R)-N1-メチル-N1-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)シクロペンタン-1,3-ジアミン塩酸塩
同様の手順により化合物を調製して、生成物をHCl塩として得た(320mg)。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 8.15 (d, J = 8.1 Hz, 2H), 7.97 (d, J = 8.3 Hz, 2H), 4.64 - 4.42 (m, 1H), 3.87 - 3.71 (m, 1H), 3.66 - 3.56 (m, 1H), 3.38 (s, 3H), 2.52 (s, 1H), 2.16 (ddd, J = 60.7, 30.2, 11.4 Hz, 5H). ESI-MS m/z 計算値258.13437、実測値259.2 (M+1) + ;
B-206.(1R,3S)-N1-メチル-N1-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)シクロペンタン-1,3-ジアミン塩酸塩
B-204およびB-205と同様の方法で化合物を調製して、生成物を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 8.19 (d, J = 7.7 Hz, 2H), 7.98 (d, J = 7.6 Hz, 2H), 4.53 (d, J = 43.6 Hz, 1H), 3.86 - 3.72 (m, 1H), 3.38 (d, J = 17.7 Hz, 3H), 2.53 (s, 1H), 2.33 - 2.01 (m, 5H). ESI-MS m/z 計算値258.13437、実測値259.2 (M+1) + ;
B-207.(1S,3S)-N1-メチル-N1-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)シクロペンタン-1,3-ジアミン塩酸塩
B-204およびB-205と同様の方法で化合物を調製して、生成物を得た。1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 8.13 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.97 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 4.77 - 4.65 (m, 1H), 4.02 - 3.86 (m, 1H), 3.36 (d, J = 8.3 Hz, 3H), 2.65 - 2.35 (m, 2H), 2.24 (dd, J = 62.9, 22.4 Hz, 3H), 1.83 (ddt, J = 13.3, 11.1, 7.8 Hz, 1H). ESI-MS m/z 計算値258.13437、実測値259.2 (M+1)
+ .
B-208.(1-((6-フルオロ-2-(プロパ-1-エン-2-イル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミントリフルオロ酢酸塩
中間体B-81にて報告した方法と同様の方法で化合物を調製した。ESI-MS m/z 247.13(M+1)
+。
B-209.cis-N1-(5-(トリフルオロメチル)ピラジン-2-イル)シクロブタン-1,3-ジアミン。
HClのジオキサン中4M溶液(22ml、88mmol)を、tert-ブチル(cis-3-((5-(トリフルオロメチル)ピラジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)カルバメート(B-198、ステップ1での生成物を参照;2g、5.89mmol)のメタノール(25ml)中溶液に加え、室温で2時間撹拌した。反応物を真空で蒸発させ、得られた固体をジエチルエーテルで摩砕し、濾過し、真空オーブン中50℃で乾燥して、表題生成物(1.98g、収率90%)を得た。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.36 (d, J = 1.2 Hz, 1H), 8.26 (s, 1H), 4.43 - 4.19 (m, 1H), 3.83 - 3.69 (m, 1H), 2.97 (dtd, J = 10.1, 7.3, 2.9 Hz, 2H), 2.39 (qt, J = 8.9, 2.5 Hz, 2H). ESI-MS m/z 計算値232.09358、実測値233.13 (M+1)
+ .
B-210.cis-3-((5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)メチル)シクロブタン-1-アミン塩酸塩
B-197と同様の方法で2ステップにて化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 7.77 (s, 1H), 6.59 (s, 1H), 4.29 (d, J = 7.1 Hz, 2H), 3.68 (p, J = 8.2 Hz, 1H), 2.79 - 2.55 (m, 1H), 2.53 - 2.37 (m, 2H), 1.99 (ddd, J = 19.0, 9.5, 2.7 Hz, 2H). ESI-MS m/z 実測値220.2 (M+1)
+ .
B-211.N-((cis-3-アミノシクロブチル)メチル)-5-(トリフルオロメチル)ピラジン-2-アミン二塩酸塩
B-197と同様の方法で2ステップにて化合物を調製して、表題生成物を得た。
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.25 (d, J = 1.3 Hz, 1H), 8.03 (s, 0H), 3.66 (s, 2H), 3.55 - 3.47 (m, 2H), 2.50 (d, J = 6.5 Hz, 3H), 1.94 (d, J = 7.2 Hz, 2H). ESI-MS m/z 計算値246.10924、実測値247.18 (M+1)
+.
B-212.(1S,3R)-N1-(5-(トリフルオロメチル)ピラジン-2-イル)シクロペンタン-1,3-ジアミン塩酸塩
B-197と同様の方法で化合物を調製して、表題生成物を得た。
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.26 (p, J = 1.4 Hz, 2H), 4.32 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.78 - 3.66 (m, 1H), 2.71 (dt, J = 14.3, 7.5 Hz, 1H), 2.20 (dddt, J = 11.2, 9.2, 5.7, 3.3 Hz, 2H), 1.93 (tdd, J = 10.5, 8.0, 5.1 Hz, 2H), 1.75 (dt, J = 13.5, 7.8 Hz, 1H).
B-213.(1S,3S)-3-(((2-(トリフルオロメチル)ピリミジン-5-イル)オキシ)メチル)シクロブタン-1-アミン
ステップ1:tert-ブチル((1s,3s)-3-(((2-(トリフルオロメチル)ピリミジン-5-イル)オキシ)メチル)-シクロブチル)カルバメート
THF(80mL)中のcis-tert-ブチルN-[3-(ヒドロキシメチル)シクロブチル]カルバメート(5.8g、28.8mmol)およびトリフェニルホスファン(9.1g、34.7mmol)に、室温でジエチルアゾジカルボキシレート(40%w/w、15.8mL、34.69mmol)を、続いて2-(トリフルオロメチル)ピリミジン-5-オール(5.0g、30.5mmol)を加えた。反応混合物を室温で1時間撹拌した。THFを除去し、ジクロロメタン100mLを加え、2N NaOHで2回洗浄した。有機相を真空で濃縮した。得られた残渣をEtOAc/ヘプタンを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、所望の生成物8.17グラムを得た:1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ 8.51 (s, 2H), 4.72 (s, 1H), 4.11 (d, J = 5.5 Hz, 2H), 2.67 - 2.41 (m, 3H), 1.84 - 1.74 (m, 1H).
ステップ2:(1S,3S)-3-(((2-(トリフルオロメチル)ピリミジン-5-イル)オキシ)メチル)シクロブタン-1-アミン
メタノール(20mL)中のtert-ブチルN-[3-[[2-(トリフルオロメチル)ピリミジン-5-イル]オキシメチル]シクロブチル]カルバメート、3(8.17g、23.51mmol)に、室温でジオキサン中の塩化水素(4M溶液27mL、108mmol)を加えた。50℃で30分間撹拌した。有機物を蒸発させ、得られた残渣をエーテル-ヘプタンで洗浄して、所望の生成物6.5gをHCl塩として得た:
1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.61 (s, 2H), 4.20 (d, J = 5.5 Hz, 2H), 3.73 (tt, J = 8.7, 7.6 Hz, 1H), 2.77 - 2.60 (m, 1H), 2.57 - 2.40 (m, 2H), 2.24 - 1.94 (m, 2H); ESI-MS m/z 計算値247.09、実測値248.17 (M+1)
+; 保持時間:0.58分.
(実施例2)
本発明の化合物の調製
2A.表4の化合物の調製
A.方法Aに対する一般的手順:
化合物46:(7S)-2-(((1-(3,5-ジフルオロ-4-メトキシベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
(7S)-2-クロロ-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン(9.4g、41.5mmol)および(1-(3,5-ジフルオロ-4-メトキシ-5-メチルベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩(13.8g、42.3mmol)を、t-ブタノール170ml中に溶解し、窒素で脱気した。ナトリウムt-ブトキシド(13.94g、145mmol)を混合物に加え、続いてt-BuXPhosフェネチルアミンパラジウム(II)クロリド(tBuXPhos Pd Gen 1としても知られている)(570mg、0.83mmol)を加えた。反応物を窒素で5分間パージし、次いで50℃に2時間加熱した。溶媒を真空で蒸発させ、水(200ml)を残渣に加え、ジクロロメタン(2×200ml)で抽出した。合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、蒸発させて、粗生成物を得た。粗生成物をジクロロメタン中0~20%メタノールの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO;330g)により精製した。所望のフラクションを合わせ、真空で蒸発させて、緑色固体を得た。緑色固体をジクロロメタン(100ml)に溶解し、Biotage MP-TMT樹脂4.5gを室温で16時間撹拌した(Pdを除去するため)。溶媒をFlorosilおよびセライトに通して濾過して、無色透明溶液を得た。濾液を真空で蒸発させて、白色泡状物を得た。ヘプタンを残渣に加え、1時間撹拌した。得られた物質を真空濾過により集め、真空オーブン中50℃で20時間乾燥して、表題生成物、重量15g(収率80.7%)を得た。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 9.82 (s, 1H), 7.68 (s, 1H), 7.40 (d, J = 0.5 Hz, 1H), 7.06 - 6.87 (m, 2H), 6.60 (t, J = 5.9 Hz, 1H), 5.21 (s, 2H), 4.22 (d, J = 6.0 Hz, 2H), 4.00 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.88 (t, J = 0.9 Hz, 3H), 2.94 (s, 3H), 2.13 (s, 3H), 1.18 (d, J = 6.8 Hz, 3H); F19 NMR δ -128.50, -128.53 ppm; ESMS(M+1)= 444.28. mp= 136-138℃. キラルHPLC(AD-Hカラム; 40%イソプロパノール/60%ヘキサン/0.1%ジエチルアミン) Rt= 8.906分(98% ee); [α]D = 44.02° (c=1, メタノール).
B.方法Bに対する一般的手順:
化合物1:(7S)-2-(((1-(4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,5,7,8-テトラメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
(7S)-2-クロロ-4,5,7,8-テトラメチル-7H-プテリジン-6-オン(90g、373.9mmol)および(1-(4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩(108.4g、448.7mmol)をn-ブタノール(1.35L)中に溶解し、窒素下20時間加熱還流させた。溶媒を真空で除去した。得られた残渣を飽和重炭酸ナトリウム(1L)中に溶解し、酢酸エチル(1.5L)で抽出した。水溶液を酢酸エチル(1L)で更に抽出した。抽出物を合わせ、ブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させて、粗生成物を得た。粗製物をヘキサン中0~100%アセトンの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2)により精製した。所望のフラクションを合わせ、真空で蒸発させた。tert-ブチルメチルエーテル(500ml)およびヘプタン(200ml)を、蒸発させた物質に加えた。引き続き真空濾過し、続いてt-ブチルメチルエーテルで洗浄し、次いで真空オーブン中50℃で終夜乾燥して、表題生成物を得た、重量59g(収率38.1%)。1H NMR (300 MHz, CD3OD) δ 7.60 (s, 1H), 7.48 (s, 1H), 7.22 (dd, J = 8.5, 5.4 Hz, 2H), 7.03 (t, J = 8.8 Hz, 2H), 5.25 (s, 2H), 4.39 (s, 2H), 4.03 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.27 (s, 3H), 3.00 (s, 3H), 2.32 (s, 3H), 1.15 (d, J = 6.9 Hz, 3H); F19 NMR δ 118.04 ppm; ESMS(M+1)= 410.36分キラルHPLC (IAカラム; 40%エタノール/60%ヘキサン、アイソクラチック), Rt= 12.775分; [α]D = 20.2° (c=1, メタノール).
化合物53:(7S)-2-(((1-ベンジル-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Bによって中間体A-2および(1-ベンジル-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸の反応を介して調製して、表題化合物を得た;収率41% ; 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.85 (s, 1H), 7.68 (s, 1H), 7.28 - 7.18 (m, 3H), 7.18 - 7.10 (m, 2H), 5.29 (s, 2H), 4.43 (s, 2H), 4.18 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.08 (s, 3H), 2.19 (s, 3H), 1.40 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS (M+H)=378.34.
化合物27:(7S)-2-(((1-(4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-5,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Bによって中間体A-35およびB-2の反応を介して調製して、表題化合物を得た;収率78%: 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.44 (s, 2H), 7.28 (s, 1H), 7.11 (dd, J = 8.5, 5.4 Hz, 2H), 6.94 (t, J = 8.6 Hz, 2H), 5.13 (d, J = 10.9 Hz, 2H), 4.96 (d, J = 27.5 Hz, 1H), 4.32 (t, J = 7.4 Hz, 2H), 4.05 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.18 (s, 3H), 2.94 (s, 3H), 1.29 (d, J = 6.8 Hz, 3H); ESMS (M+H) = 396.14.
化合物4:(7S)-2-(((1-(4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-2の反応を介して調製して、表題化合物を得た;収率68.8%; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ8.07 (s, 1H), 7.53 (s, 1H), 7.34 (s, 1H), 7.20 (dd, J = 8.7, 5.3 Hz, 2H), 7.04 (t, J = 8.7 Hz, 2H), 5.24 (s, 2H), 4.81 (t, J = 5.5 Hz, 1H), 4.42 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 4.08 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.04 (s, 3H), 2.22 (s, 3H), 1.40 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS (M+H)=396.32; キラルHPLC (AD-H カラム; 40%イソプロパノール/60%ヘキサン(0.1%ジエチルアミン、アイソクラチック): Rt 7.018分(98% ee); [α]D
20 +44.8° (c=1, メタノール).
化合物41:(7S)-2-(((1-(4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Bによって中間体A-1およびB-2の反応を介して調製して、表題化合物を得た;収率62% 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ7.63 - 7.48 (m, 3H), 7.29 - 7.17 (m, 2H), 7.09 - 6.97 (m, 2H), 5.26 (s, 2H), 4.48 (d, J = 5.4 Hz, 2H), 4.23 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.21 (s, 3H), 1.58 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS (M+H)=382.31.
化合物22:(7S)-8-エチル-2-(((1-(4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-5,7-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-24およびB-2の反応を介して調製して、表題化合物を得た;収率62% 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ7.45 (d, J = 4.9 Hz, 2H), 7.27 (s, 1H), 7.16 - 7.09 (m, 2H), 7.02 - 6.89 (m, 2H), 5.15 (s, 2H), 4.93 (t, J = 5.1 Hz, 1H), 4.32 (t, J = 7.3 Hz, 2H), 4.09 (dd, J = 14.4, 7.6 Hz, 1H), 3.93 (dq, J = 14.4, 7.2 Hz, 1H), 3.18 (s, 3H), 3.01 (tt, J = 12.2, 6.1 Hz, 1H), 1.28 (d, J = 6.8 Hz, 3H), 1.16 - 1.06 (m, 3H); ESMS (M+H)=410.23.
化合物19:(7S)-5,7-ジエチル-2-(((1-(4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-8-メチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Bによって中間体A-43およびB-2の反応を介して調製して、表題化合物を得た; 1 H NMR (300 MHz, CDCl3) δ δ 7.51 (s, 2H), 7.34 (d, J =0.8 Hz, 1H),7.23 - 7.11 (m, 2H), 7.00 (t, J = 8.7 Hz, 1H), 5.21 (s, 2H), 4.90 (t, J = 5.7 Hz, 1H), 4.40 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 4.08 (dd, J = 6.0, 3.7 Hz, 1H), 3.97 (dq, J = 14.3, 7.2 Hz, 1H), 3.77 (dq, J = 14.2, 7.1 Hz, 1H), 3.01 (s, 3H), 1.95 (dtt, J = 15.0, 7.5, 3.7 Hz, 1H), 1.79 (dqd, J = 14.7, 7.4, 5.9 Hz, 1H), 1.22 (t, J = 7.2 Hz, 3H), 0.79 (t, J = 7.5 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 424.23.
化合物32:(7S)-7-エチル-2-(((1-(4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-8-イソプロピル-5-メチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-18およびB-2の反応による一般手順方法Aにより化合物を調製して、表題化合物;収率46%を得た。1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.44 (s, 2H), 7.27 (s, 1H), 7.17 - 7.09 (m, 2H), 7.00 - 6.89 (m, 2H), 5.15 (s, 2H), 4.96 (s, 1H), 4.44 (dt, J = 13.7, 6.8 Hz, 1H), 4.34 (d, J = 5.6 Hz, 2H), 4.13 (dd, J = 7.6, 3.4 Hz, 1H), 3.20 (s, 3H), 1.81 (dtt, J = 15.1, 7.5, 3.8 Hz, 1H), 1.69 - 1.57 (m, 1H), 1.25 (t, J = 6.5 Hz, 6H), 0.78 (t, J = 7.5 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 438.32.
化合物52:(7S)-7-エチル-2-(((1-(4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-8-イソプロピル-5-メチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-19およびB-2の反応を介して調製して、表題化合物を得た; 47%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.52 (s, 1H), 7.44 (s, 1H), 7.27 (s, 1H), 7.15 - 7.06 (m, 2H), 6.98 - 6.88 (m, 2H), 5.15 (s, 2H), 5.01 (t, J = 5.1 Hz, 1H), 4.54 (hept, J = 6.8 Hz, 1H), 4.33 (d, J = 5.6 Hz, 2H), 4.24 - 4.08 (m, 1H), 3.93 - 3.76 (m, 1H), 3.68 (dq, J = 14.2, 7.1 Hz, 1H), 2.62 (s, 1H), 1.29 - 1.07 (m, 12H); ESMS(M+1)= 438.32
化合物24:(7S)-2-(((1-(4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-5,8-ジメチル-7-プロピル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-50およびB-2の反応を介して調製して、表題化合物を得た; 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.61 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.53 - 7.44 (m, 2H), 7.28 - 7.17 (m, 2H), 7.10 - 6.97 (m, 2H), 5.25 (s, 2H), 4.37 (s, 2H), 4.19 (dd, J = 5.7, 4.2 Hz, 1H), 3.26 (s, 3H), 3.05 (s, 3H), 1.90 - 1.70 (m, 2H), 1.18 (dtt, J = 9.1, 7.3, 6.0 Hz, 2H), 0.87 (t, J = 7.3 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 424.23
化合物26:(7S)-2-(((1-(4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-5,8-ジメチル-7-(プロパ-2-イン-1-イル)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Bによって中間体A-10およびB-2の反応を介して調製して、表題化合物を得た; 5%の収率。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.76 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.57 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.42 (s, 1H), 7.33 - 7.22 (m, 2H), 7.12 - 7.00 (m, 2H), 5.29 (s, 2H), 4.62 - 4.49 (m, 3H), 3.28 (d, J = 7.8 Hz, 6H), 3.05 (ddd, J = 17.7, 4.8, 2.7 Hz, 1H), 2.90 (dt, J = 17.7, 2.8 Hz, 1H); ESMS(M+1)= 420.22
化合物20:(7S)-2-(((1-(4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7-((R)-1-メトキシエチル)-5,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Bによって中間体A-20およびB-2の反応を介して調製して、表題化合物を得た; 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.78 - 7.66 (m, 2H), 7.58 - 7.50 (m, 1H), 7.42 - 7.21 (m, 2H), 7.05 (t, J = 8.7 Hz, 2H), 5.28 (s, 2H), 4.51 (s, 2H), 4.44 - 4.22 (m, 1H), 3.90 - 3.66 (m, 1H), 3.29 - 3.14 (m, 9H), 1.32 - 1.13 (m, 3H); ESMS(M+1)=440.21.
化合物30:(7S)-5,8-ジエチル-2-(((1-(4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7-メチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-22およびB-2の反応を介して調製して、表題化合物を得た; 44%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ7.48 (s, 1H), 7.45 (d, J = 4.0 Hz, 1H), 7.27 (s, 1H), 7.15 - 7.06 (m, 2H), 6.99 - 6.88 (m, 2H), 5.15 (s, 2H), 4.95 (dd, J = 17.0, 3.5 Hz, 1H), 4.32 (t, J = 7.3 Hz, 2H), 4.19 - 3.60 (m, 4H), 3.14 - 2.92 (m, 1H), 1.25 (t, J = 6.9 Hz, 3H), 1.14 (dt, J = 14.2, 5.4 Hz, 6H); ESMS (M+H)=424.27.
化合物11:(7S)-2-(((1-(4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7-(2-ヒドロキシエチル)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Bによって中間体A-25およびB-2の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ7.77 (d, J = 4.4 Hz, 1H), 7.60 (d, J = 2.6 Hz, 1H), 7.32 - 7.13 (m, 3H), 7.06 (t, J = 8.7 Hz, 2H), 5.30 (s, 2H), 4.63 - 4.41 (m, 3H), 3.81 - 3.68 (m, 2H), 2.45 - 2.01 (m, 2H); ESMS(M+1)= 398.24.
化合物38:(7S)-5,8-ジエチル-2-(((1-(4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7-(2-ヒドロキシエチル)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Bによって中間体A-26およびB-2の反応を介して調製して、表題化合物を得た; 14%の収率。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ7.84 (s, 1H), 7.70 (t, J = 1.0 Hz, 1H), 7.56 - 7.48 (m, 1H), 7.32 - 7.21 (m, 2H), 7.11 - 6.99 (m, 2H), 5.28 (s, 2H), 4.66 - 4.34 (m, 5H), 4.22 - 3.77 (m, 4H), 2.52 - 2.26 (m, 2H), 1.32 - 1.12 (m, 6H); ESMS (M+H)=454.43.
化合物34:(7S)-5,7,8-トリエチル-2-(((1-(4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7-メチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-30およびB-2の反応を介して調製して、表題化合物を得た; 43%の収率。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.31 (s, 1H), 8.16 (s, 1H), 7.54 (s, 1H), 7.43 (dd, J = 8.6, 5.2 Hz, 2H), 7.21 - 7.08 (m, 2H), 5.56 (s, 2H), 4.63 (d, J = 2.8 Hz, 2H), 3.99 (dt, J = 14.0, 7.0 Hz, 1H), 3.82 (tq, J = 14.0, 6.9 Hz, 2H), 3.52 (dq, J = 13.9, 6.9 Hz, 1H), 3.31 (dt, J = 3.3, 1.6 Hz, 1H), 2.16 - 1.92 (m, 2H), 1.70 (s, 3H), 1.20 (m, 6H), 0.76 (t, J = 7.4 Hz, 3H); ESMS (M+H)= 452.27.
化合物221:2’-(((1-(4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4’,8’-ジメチル-5’,8’-ジヒドロ-6’H-スピロ[シクロプロパン-1,7’-プテリジン]-6’-オン
化合物は、一般手順方法Bによって中間体A-16およびB-2の反応を介して調製して、表題化合物を得た; 17%の収率。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ7.67 (s, 1H), 7.49 (s, 1H), 7.23 (dd, J = 8.5, 5.5 Hz, 2H), 7.03 (t, J = 8.7 Hz, 2H), 5.25 (s, 2H), 4.46 (s, 2H), 2.94 (s, 3H), 2.24 (s, 3H), 1.61 δ 1.37 (m, 4H); ESMS(M+H)= 408.42.
化合物222:2’-(((1-(4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4’-メチル-5’,8’-ジヒドロ-6’H-スピロ[シクロプロパン-1,7’-プテリジン]-6’-オン
中間体A-53およびB-2の反応による一般手順方法Bにより化合物を調製して、表題化合物;収率23%を得た。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.02 (s, 1H), 7.82 (d, J = 6.0 Hz, 1H), 7.20 (dt, J = 8.7, 5.9 Hz, 2H), 7.06 - 6.92 (m, 2H), 5.34 (s, 2H), 4.33 (s, 2H), 2.13 (s, 3H), 1.45 (dd, J = 8.0, 4.9 Hz, 2H), 1.03 (dd, J = 8.0, 5.0 Hz, 2H); ESMS (M+1)= 394.38.
化合物223:2’-(((1-(4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4’,5’,8’-トリメチル-5’,8’-ジヒドロ-6’H-スピロ[シクロプロパン-1,7’-プテリジン]-6’-オン
化合物は、一般手順方法Bによって中間体A-33およびB-2の反応を介して調製して、表題化合物を得た; 32%の収率。 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ12.78 (br.s, 1H), 7.97 (br.s, 1H), 7.78 (s, 1H), 7.45 (s, 1H), 7.32 - 7.24 (m, 2H), 7.21 - 7.12 (m, 2H), 5.27 (s, 2H), 4.40 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 3.40 (br.s, 1H), 3.23 (s, 3H), 2.98 (s, 3H), 2.40 (s, 3H), 1.52 - 1.43 (m, 2H), 1.34 - 1.26 (m, 2H); ESMS (M+H)=422.18.
化合物227:2’-(((1-(4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-5’,8’-ジメチル-5’,8’-ジヒドロ-6’H-スピロ[シクロプロパン-1,7’-プテリジン]-6’-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-36およびB-2の反応を介して調製して、表題化合物を得た; 25%の収率。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ8.13 (d, J = 13.9 Hz, 1H), 7.94 (s, 1H), 7.47 - 7.30 (m, 3H), 7.21 - 6.99 (m, 2H), 5.46 (s, 2H), 4.56 (s, 2H), 3.23 (s, 3H), 2.96 (d, J = 10.3 Hz, 3H), 1.63 - 1.54 (m, 4H); ESMS (M+H)=408.2.
化合物232:5’,8’-ジエチル-2’-(((1-(4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-5’,8’-ジヒドロ-6’H-スピロ[シクロプロパン-1,7’-プテリジン]-6’-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-37およびB-2の反応を介して調製して、表題化合物を得た; 79%の収率。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.26 (s, 1H), 8.10 (s, 1H), 7.47 (s, 1H), 7.45 - 7.35 (m, 2H), 7.19 - 7.08 (m, 2H), 5.54 (s, 2H), 4.60 (s, 2H), 3.85 (q, J = 7.1 Hz, 2H), 3.39 (q, J = 6.9 Hz, 2H), 1.65 - 1.44 (m, 4H), 1.20 (q, J = 7.5 Hz, 3H), 1.10 (t, J = 7.0 Hz, 3H); ESMS (M+H)=436.25.
化合物228:2’-(((1-(4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-5’,8’-ジメチル-5’,8’-ジヒドロ-6’H-スピロ[オキセタン-3,7’-プテリジン]-6’-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-52およびB-2の反応を介して調製して、表題化合物を得た、40%の収率). 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.44 (d, J = 3.5 Hz, 2H), 7.28 (s, 1H), 7.17 - 7.07 (m, 2H), 7.03 - 6.88 (m, 2H), 5.21 (t, J = 7.2 Hz, 2H), 5.14 (s, 2H), 4.76 (t, J = 8.3 Hz, 2H), 4.35 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 3.40 (s, 3H), 3.23 (s, 3H); ESMS (M+1)= 424.23.
化合物224:2-(((1-(4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-5,7,7,8-テトラメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Bによって中間A-14およびB-2の反応を介して調製して、表題化合物を得た; 27%の収率。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.09 (s, 1H), 7.93 (s, 1H), 7.44 (s, 1H), 7.36 (s, 2H), 7.11 (t, J = 8.1 Hz, 2H), 5.46 (s, 2H), 4.58 (s, 2H), 3.26 (s, 3H), 3.24 (s, 3H), 1.68 (d, J = 14.7 Hz, 6H); ESMS (M+H)=409.89.
化合物225:2-(((1-(4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-5,7,7-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Bによって中間体A-54およびB-2の反応を介して調製して、表題化合物を得た; 55%の収率。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.99 (s, 1H), 7.81 (s, 1H), 7.43 (s, 1H), 7.31 (dd, J = 8.5, 5.3 Hz, 2H), 7.08 (td, J = 8.7, 4.7 Hz, 2H), 5.39 (s, 2H), 4.49 (s, 2H), 3.26 (d, J = 6.4 Hz, 3H), 1.56 (s, 6H); ESMS (M+1)= 395.89.
化合物230:5,8-ジエチル-2-(((1-(4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,7-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-15およびB-2の反応を介して調製して、表題化合物を得た; 61%の収率。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.43 (s, 1H), 8.28 (s, 1H), 7.56 (s, 1H), 7.47 (dd, J = 8.6, 5.3 Hz, 2H), 7.15 (t, J = 8.7 Hz, 2H), 5.63 (s, 2H), 4.65 (s, 2H), 3.88 (q, J = 7.1 Hz, 2H), 3.73 (q, J = 6.9 Hz, 2H), 1.64 (s, 6H), 1.18 (dt, J = 9.4, 7.1 Hz, 6H); ESMS (M+H)=438.27.
化合物9:(7S)-7-エチル-2-(((1-(4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-8-メチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Bによって中間体A-41およびB-2の反応を介して調製して、表題化合物を得た; 61%の収率。 1 H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.65 (s, 1H), 7.48 (d, J = 0.7 Hz, 1H), 7.25 - 7.15 (m, 2H), 7.13 (s, 1H), 6.99 (t, J = 8.8 Hz, 2H), 5.22 (s, 2H), 4.43 (s, 2H), 4.30 (dd, J = 5.3, 3.4 Hz, 1H), 3.16 (s, 3H), 2.10 - 1.85 (m, 2H), 0.78 (t, J = 7.5 Hz, 3H); ESMS (M+H)=396.18.分析SFC (AD-Hカラム; 45%メタノール(0.2%ジエチルアミン)/55%CO2;アイソクラチック): Rt 6.12分(99% ee); [α]D = 26.7° (c=1, DMSO).
化合物2:(7S)-7-エチル-2-(((1-(4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-5,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Bによって中間体A-32およびB-2の反応を介して調製して、表題生成物を得た;44%。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.48 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 7.45 (s, 1H), 7.34 (s, 1H), 7.17 (dd, J = 8.4, 5.4 Hz, 2H), 6.99 (t, J = 8.6 Hz, 2H), 5.20 (s, 2H), 5.09 (s, 1H), 4.39 (d, J = 5.5 Hz, 2H), 3.27 (s, 3H), 2.98 (s, 3H), 2.16 (dq, J = 14.7, 7.4 Hz, 1H), 1.72 (tt, J = 12.4, 6.2 Hz, 1H), 0.76 (t, J = 7.3 Hz, 3H); ESMS (M+H)=424.27.
化合物3:(7R)-7-エチル-2-(((1-(4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-5,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Bによって中間体A-31およびB-2の反応を介して調製して、表題生成物を得た;45%。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.53 (s, 1H), 7.47 (s, 1H), 7.36 (s, 1H), 7.20 (dd, J = 8.4, 5.4Hz, 2H), 7.02 (t, J = 8.6 Hz, 2H), 5.23 (s, 2H), 4.96 (d, J = 22.6 Hz, 1H), 4.41 (d, J = 5.6 Hz,2H), 3.28 (s, 3H), 3.01 (d, J = 7.4 Hz, 3H), 2.19 (td, J = 14.7, 7.4 Hz, 1H), 1.76 (dq, J =14.5, 7.3 Hz, 1H), 0.80 (t, J = 7.3 Hz, 3H); ESMS (M+H)=424.32.
化合物234:(7R)-5,7,8-トリエチル-2-(((1-(4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7-メチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
中間体A-28およびB-2を使用して、上記した方法と同様の方法で本化合物を調製した。1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.44 (d, J = 3.5 Hz, 2H), 7.28 (s, 1H), 7.17 - 7.07 (m, 2H), 7.03 - 6.88 (m, 2H), 5.21 (t, J = 7.2 Hz, 2H), 5.14 (s, 2H), 4.76 (t, J = 8.3 Hz, 2H), 4.35 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 3.40 (s, 3H), 3.23 (s, 3H); ESMS (M+1)= 424.23.
化合物69:(7S)-2-(((1-(3-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-3の反応を介して調製して、表題生成物を得た;76%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.16 (s, 1H), 7.55 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.41 - 7.24 (m, 3H), 7.07 - 6.93 (m, 2H), 6.92 - 6.82 (m, 1H), 5.27 (s, 2H), 4.85 (t, J = 5.7 Hz, 1H), 4.43 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 4.08 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.04 (s, 3H), 2.23 (s, 3H), 1.40 (d, J = 6.8 Hz, 3H); ESMS (M+H)=396.23; [α]D
20 +45.0° (c=1, メタノール).
化合物55:(7S)-4-((4-(((4,7,8-トリメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)メチル)-1H-ピラゾール-1-イル)メチル)ベンゾニトリル
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-8の反応を介して調製して、表題生成物を得た;49%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.77 (s, 1H), 7.73 - 7.64 (m, 2H), 7.57 (s, 1H), 7.34 (d, J = 8.0 Hz, 2H), 5.41 (s, 2H), 4.52 (s, 2H), 4.30 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.23 (s, 3H), 2.28 (s, 4H), 1.52 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS (M+H)=403.18. [α]D = 14.2° (c=1, DMSO).
化合物382:(7S)-2-(((1-(1-(4-フルオロフェニル)エチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-2およびB-4の反応による一般手順方法Bにより化合物を調製して、表題生成物をジアステレオマーの混合物として得た。ジアステレオマーをSFCクロマトグラフィー(Whelk-O2、10×250mmカラム;40%MeOH(0.2%Et2N)、60%CO2、定組成;15ml/分)により分離し、ジアステレオマーA(Rt5.337分)およびB(Rt7.164分)として割り当てた
化合物71:(7S)-2-(((1-((S)-1-(4-フルオロフェニル)エチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.76 (s, 1H), 7.58 (s, 1H), 7.29 (dd, J = 8.6, 5.4 Hz, 2H), 7.08 (t, J = 8.7 Hz, 2H), 5.62 - 5.50 (m, 1H), 4.53 (s, 2H), 4.33 (dd, J = 13.9, 6.9 Hz, 1H), 3.25 (s, 3H), 2.31 (s, 3H), 1.88 (d, J = 7.1 Hz, 3H), 1.55 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS (M+H)=410.27.分析SFCクロマトグラフィー(Whelk-O2カラム, 4.6 x 100mM; 40% MeOH(0.2% Et2N), 60% CO2 、アイソクラチック; 5ml/min): Rt 5.053分( 97.4% de).
化合物72:(7S)-2-(((1-((R)-1-(4-フルオロフェニル)エチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.76 (s, 1H), 7.58 (s, 1H), 7.29 (dd, J = 8.6, 5.4 Hz, 2H), 7.08 (t, J = 8.7 Hz, 2H), 5.62 - 5.50 (m, 1H), 4.53 (s, 2H), 4.33 (dd, J = 13.9, 6.9 Hz, 1H), 3.25 (s, 3H), 2.31 (s, 3H), 1.88 (d, J = 7.1 Hz, 3H), 1.55 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS(M+1)=410.31.分析SFCクロマトグラフィー(Whelk-O2カラム, 4.6 x 100mM; 40% MeOH(0.2% Et2N), 60% CO2 、アイソクラチック; 5ml/min): Rt 6.505分(99.2% de).
化合物149:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-(4-(トリフルオロメチル)ベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-5の反応を介して調製して、表題生成物を得た;48%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.14 (s, 1H), 7.66 - 7.52 (m, 3H), 7.40 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.35 - 7.28 (m, 2H), 5.33 (s, 2H), 4.96 (s, 1H), 4.44 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 4.08 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.05 (s, 3H), 2.24 (s, 3H), 1.41 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS (M+H)=446.17.
化合物147:(7S)-7,8-ジメチル-2-(((1-(4-(トリフルオロメチル)ベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-1およびB-5の反応を介して調製して、表題生成物を得た;48%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.55 - 7.46 (m, 3H), 7.40 - 7.33 (m, 1H), 7.26 - 7.16 (m, 3H), 5.24 (s, 2H), 4.38 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 3.96 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 2.98 (s, 3H), 1.35 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS (M+H)= 432.35.
化合物45:(7S)-7,8-ジメチル-2-(((1-(3-(トリフルオロメチル)ベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Bによって中間体A-1およびB-6の反応を介して調製して、表題生成物を得た;48%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.63 - 7.35 (m, 7H), 5.33 (s, 2H), 4.48 (d, J = 5.6 Hz, 2H), 4.17 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.16 (s, 3H), 1.54 (d, J = 7.0 Hz, 3H); ESMS (M+H)= 432.27.
化合物49:(7S)-5,8-ジエチル-7-(2-ヒドロキシエチル)-2-(((1-(3-(トリフルオロメチル)ベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Bによって中間体A-26およびB-6の反応を介して調製して、表題生成物を得た;14%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.66 - 7.35 (m, 7H), 5.34 (s, 2H), 4.46 (d, J = 5.8 Hz, 2H), 4.32 (dd, J = 9.0, 4.1 Hz, 1H), 4.07 (ddt, J = 39.0, 14.3, 7.1 Hz, 2H), 3.84 - 3.61 (m, 3H), 3.11 (dt, J = 14.1, 7.1 Hz, 1H), 2.13 (dt, J = 8.3, 4.5 Hz, 1H), 1.82 (tt, J = 9.2, 4.7 Hz, 1H), 1.24 (td, J = 7.1, 6.0 Hz, 6H); ESMS (M+H)= 504.28.
化合物47:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-(3-(トリフルオロメチル)ベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-6の反応を介して調製して、表題生成物を得た;65%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.61-7.32 (m, 6 H), 5.33 (s, 2H), 4.83 (s, 1H), 4.45 (s, 2H), 4.45 - 3.70 (m, 1H), 3.04 (s, 3H), 2.20 (s, 3H), 1.41 (d, J = 6.8 Hz, 3H); ESMS (M+H)=446.28; [α]D
20 +49.2° (c=1, メタノール).
化合物68:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-(2-(トリフルオロメチル)ベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-7の反応を介して調製して、表題生成物を得た;48%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.69 (d, J = 7.7 Hz, 1H), 7.58 (s, 1H), 7.52 - 7.37 (m, 3H), 6.98 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 5.50 (s, 2H), 4.44 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 4.08 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.05 (s, 3H), 2.23 (s, 3H), 1.41 (d, J = 6.8 Hz, 3H); ESMS (M+H)=446.24.
化合物78:(7S)-2-(((1-(2-イソプロピルベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-9の反応を介して調製して、表題生成物を得た;45%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.53 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.39 - 7.31 (m, 2H), 7.25 - 7.13 (m, 2H), 7.13 - 7.03 (m, 1H), 5.35 (s, 2H), 4.79 (s, 1H), 4.38 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 4.07 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.16 (p, J = 6.8 Hz, 1H), 3.02 (s, 3H), 2.19 (s, 3H), 1.40 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 1.19 - 1.10 (m, 6H); ESMS (M+H)=420.33.
化合物79:(7S)-2-(((1-(2-イソプロピルベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-1およびB-9の反応を介して調製して、表題生成物を得た;48%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.58 - 7.51 (m, 1H), 7.41 - 7.30 (m, 3H), 7.27 - 7.03 (m, 3H), 5.34 (s, 2H), 4.40 (d, J = 5.8 Hz, 2H), 4.06 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.16 (p, J = 6.8 Hz, 1H), 3.03 (s, 3H), 1.44 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 1.14 (d, J = 6.8 Hz, 6H); ESMS (M+H)= 406.23.
化合物80:(7S)-2-(((1-(3-イソプロピルベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-10の反応を介して調製して、表題生成物を得た;62%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.57 (d, J = 18.7 Hz, 2H), 7.38 - 7.15 (m, 2H), 7.10 (s, 1H), 7.02 (d, J = 7.5 Hz, 1H), 5.26 (s, 2H), 4.81 (d, J = 6.4 Hz, 1H), 4.42 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 4.08 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.05 (s, 3H), 2.90 (p, J = 6.9 Hz, 1H), 2.21 (s, 3H), 1.41 (d, J = 6.8 Hz, 3H), 1.25 (d, J = 6.9 Hz, 6H); ESMS (M+H)=420.28.
化合物81:(7S)-2-(((1-(3-イソプロピルベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-1およびB-10の反応を介して調製して、表題生成物を得た;60%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.55 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.44 - 7.34 (m, 2H), 7.33 - 6.98 (m, 4H), 5.26 (s, 2H), 4.44 (d, J = 5.8 Hz, 2H), 4.08 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.06 (s, 3H), 2.89 (p, J = 6.9 Hz, 1H), 1.45 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 1.24 (d, J = 6.9 Hz, 6H); ESMS (M+H)= 406.32.
化合物14:(7S)-4,5,7,8-テトラメチル-2-(((1-(3,4,5-トリフルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Bによって中間体A-3およびB-23の反応を介して調製して、表題生成物を得た;31%の収率。 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 7.73 (s, 1H), 7.43 (s, 1H), 7.13 (dd, J = 8.7, 6.8 Hz, 2H), 6.86 (t, J = 5.6 Hz, 1H), 5.27 (s, 2H), 4.34 - 4.16 (m, 2H), 4.02 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.18 (s, 3H), 2.92 (s, 3H), 2.27 (s, 3H), 1.05 (d, J = 6.8 Hz, 3H); ESMS (M+H)=446.31; [α]D
20 +23.4 ° (c=1, メタノール).
化合物122:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-(3,4,5-トリフルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-23の反応を介して調製して、表題生成物を得た;44%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.72 (s, 1H), 7.55 (s, 1H), 7.39 (s, 1H), 6.79 (t, J = 7.0 Hz, 2H), 5.20 (s, 2H), 4.90 (t, J = 5.9 Hz, 1H), 4.44 (d, J = 5.8 Hz, 2H), 4.07 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.05 (s, 3H), 2.25 (s, 3H), 1.40 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS (M+H)=432.15.
化合物42:(7S)-7,8-ジメチル-2-(((1-(3,4,5-トリフルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-1およびB-23の反応を介して調製して、表題生成物を得た;65%の収率。 1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.66 (s, 1H), 7.52 (s, 1H), 7.37 (s, 1H), 6.92 (dd, J = 8.5, 6.6 Hz, 2H), 5.26 (s, 2H), 4.38 (s, 2H), 4.11 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.05 (s, 3H), 1.38 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS (M+H)=418.29; [α]D
20 +39.2o (c=1.04, DMSO).
化合物229:5,7,7,8-テトラメチル-2-(((1-(3,4,5-トリフルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-14およびB-23の反応を介して調製して、表題生成物を得た;91%の収率。 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 12.77 (s, 1H), 8.40 (s, 1H), 7.87 (s, 1H), 7.59 (s, 1H), 7.52 (s, 1H), 7.16 (dd, J = 8.8, 6.8 Hz, 2H), 5.31 (s, 2H), 4.44 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 3.19 (d, J = 4.2 Hz, 3H), 3.17 (s, 3H), 1.57 (s, 6H); ESMS (M+H)=446.4.
化合物15:(7S)-7-エチル-5,8-ジメチル-2-(((1-(3,4,5-トリフルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Bによって中間体A-42およびB-23の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1 H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1H) δ 7.65 (s, 1H), 7.44 (s,1H) 7.28 (s, 1H), 6.92 - 6.68 (m, 2H), 5.15 (s, 2H), 4.39 (s, 2H), 4.29 (dd, J = 5.4, 3.4 Hz, 1H), 3.12 (s, 4H), 3.11 (s, 4H), 1.91 (pd, J = 7.3, 4.4 Hz, 2H), 0.64 (t, J = 7.4 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 446.19.
化合物36:(7S)-7-エチル-8-イソプロピル-5-メチル-2-(((1-(3,4,5-トリフルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-18およびB-23の反応を介して調製して、表題生成物を得た;38%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.46 (d, J = 4.2 Hz, 1H), 7.45 (s, 1H), 7.32 (s, 1H), 6.76 - 6.67 (m, 2H), 5.12 (s, 2H), 5.01 (s, 1H), 4.45 (dt, J = 13.1, 6.5 Hz, 1H), 4.37 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 4.14 (dd, J = 7.6, 3.4 Hz, 1H), 3.20 (s, 3H), 1.90 - 1.74 (m, 1H), 1.73 - 1.54 (m, 1H), 1.31 - 1.21 (m, 6H), 0.78 (t, J = 7.5 Hz, 3H); ESMS (M+H)= 474.28.
化合物33:(7S)-7-エチル-5-メチル-2-(((1-(3,4,5-トリフルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-8-(2,2,2-トリフルオロエチル)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Bによって中間体A-45およびB-23の反応を介して調製して、表題生成物を得た;30.4%の収率。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.98 (d, J = 9.7 Hz, 1H), 7.81 (s, 1H), 7.68 (s, 1H), 7.04 (td, J = 7.9, 5.0 Hz, 2H), 5.38 (d, J = 11.1 Hz, 2H), 5.16 - 5.02 (m, 1H), 4.71 - 4.50 (m, 2H), 4.17 (dt, J = 17.4, 8.6 Hz, 1H), 3.31 (d, J = 1.1 Hz, 5H), 2.10 - 1.90 (m, 3H), 0.86 (t, J = 7.4 Hz, 3H); ESMS (M+1)= 514.12.
化合物51:(7S)-5-エチル-8-イソプロピル-7-メチル-2-(((1-(3,4,5-トリフルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-19およびB-23の反応を介して調製して、表題生成物を得た;80%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.54 (s, 1H), 7.45 (d, J = 10.6 Hz, 1H), 7.33 (s, 1H), 6.76 - 6.67 (m, 2H), 5.12 (s, 2H), 5.00 (t, J = 5.5 Hz, 1H), 4.54 (dq, J = 13.2, 6.6 Hz, 1H), 4.35 (t, J = 5.8 Hz, 2H), 4.18 (q, J = 6.7 Hz, 1H), 3.87 (dq, J = 14.3, 7.1 Hz, 1H), 3.77 - 3.58 (m, 1H), 1.19 (m, 12H); ESMS (M+H)= 474.37.
化合物31:(7S)-5,8-ジエチル-7-メチル-2-(((1-(3,4,5-トリフルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-22およびB-23の反応を介して調製して、表題生成物を得た;75%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.49 (d, J = 5.9 Hz, 1H), 7.45 (d, J = 10.3 Hz, 1H), 7.33 (s, 1H), 6.77 - 6.67 (m, 2H), 5.12 (s, 2H), 4.97 (d, J = 5.2 Hz, 1H), 4.36 (d, J = 5.6 Hz, 2H), 4.10 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 4.00 - 3.62 (m, 3H), 3.04 (dq, J = 14.1, 7.1 Hz, 1H), 1.26 (t, J = 7.7 Hz, 3H), 1.14 (dd, J = 13.5, 7.1 Hz, 6H); ESMS (M+H)=460.28.
化合物231:5,8-ジエチル-7,7-ジメチル-2-(((1-(3,4,5-トリフルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-15およびB-23の反応を介して調製して、表題生成物を得た;42%の収率。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 6.69 (d, J = 10.6 Hz, 1H), 6.47 (d, J = 8.9 Hz, 1H), 5.82 (dd, J = 8.2, 6.8 Hz, 2H), 4.16 (s, 2H), 3.37 (s, 2H), 2.63 (dq, J = 27.4, 6.7 Hz, 4H), 0.44 (d, J = 4.4 Hz, 6H), 0.02 (dt, J = 13.6, 6.8 Hz, 6H); ESMS (M+H)=474.24.
化合物35:(7S)-5,7,8-トリエチル-7-メチル-2-(((1-(3,4,5-トリフルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-30およびB-23の反応を介して調製して、表題生成物を得た;62%の収率。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.31 (s, 1H), 8.08 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 7.56 (s, 1H), 7.20 (dd, J = 13.3, 5.9 Hz, 2H), 5.57 (s, 2H), 4.65 (d, J = 2.6 Hz, 2H), 4.02 (dt, J = 14.3, 7.1 Hz, 1H), 3.96 - 3.77 (m, 2H), 3.56 (dq, J = 13.4, 6.6 Hz, 1H), 2.15 - 1.90 (m, 2H), 1.70 (s, 3H), 1.21 (t, J = 7.0 Hz, 6H), 0.76 (d, J = 7.4 Hz, 3H); ESMS (M+H)=488.28.
化合物235:(7R)-5,7,8-トリエチル-7-メチル-2-(((1-(3,4,5-トリフルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
中間体A-28およびB-28を使用して、上記した方法と同様の方法で本化合物を調製した。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 6.73 (s, 1H), 6.58 (s, 1H), 5.86 (s, 1H), 5.78 (dd, J = 8.5, 5.3 Hz, 2H), 5.45 (t, J = 8.7 Hz, 2H), 3.93 (s, 2H), 2.96 (d, J = 3.2 Hz, 2H), 2.41 - 2.24 (m, 1H), 2.20 - 2.01 (m, 2H), 1.82 (dq, J = 13.8, 6.9 Hz, 1H), 1.61 (dd, J = 3.2, 1.6 Hz, 1H), 1.04 (s, 1H), 0.61 (s, 2H), 0.47 - 0.16 (m, 2H); ESMS (M+1)= 452.31.
化合物39:(7S)-7-(2-ヒドロキシエチル)-2-(((1-(3,4,5-トリフルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Bによって中間体A-25およびB-23の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.79 (s, 1H), 7.59 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.19 (s, 1H), 6.95 (dd, J = 8.4, 6.6 Hz, 2H), 5.29 (s, 2H), 4.64 - 4.43 (m, 3H), 3.74 (dd, J = 6.8, 5.5 Hz, 2H), 2.31 - 2.00 (m, 2H); ESMS(M+1)= 434.14.
化合物37:(7S)-5,8-ジエチル-7-(2-ヒドロキシエチル)-2-(((1-(3,4,5-トリフルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Bによって中間体A-26およびB-23の反応を介して調製して、表題生成物を得た;4%の収率。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.76 (s, 1H), 7.54 (d, J = 14.2 Hz, 1.5H), 7.42 (s, 0.5H), 7.03 - 6.91 (m, 2H), 5.29 (s, 2H), 4.67 - 4.39 (m, 4H), 4.24 - 3.77 (m, 4H), 3.75 - 3.36 (m, 2H), 2.53 - 2.21 (m, 2H), 1.32 - 1.12 (m, 6H; ESMS (M+H)=490.26.
化合物233:5’,8’-ジエチル-2’-(((1-(3,4,5-トリフルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-5’,8’-ジヒドロ-6’H-スピロ[シクロプロパン-1,7’-プテリジン]-6’-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-37およびB-23の反応を介して調製して、表題生成物を得た;46%の収率。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.13 (s, 1H), 7.92 (s, 1H), 7.47 (d, J = 3.3 Hz, 1H), 7.14 - 7.06 (m, 2H), 5.47 (s, 2H), 4.58 (s, 2H), 3.85 (q, J = 7.1 Hz, 2H), 3.48 - 3.36 (77m, 2H), 1.65 - 1.52 (m, 2H), 1.53 - 1.42 (m, 2H), 1.24 - 1.16 (m, 3H), 1.16 - 1.06 (m, 3H); ESMS (M+H)=472.21.
化合物23:(7S)-5,8-ジメチル-7-プロピル-2-(((1-(3,4,5-トリフルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Bによって中間体A-50およびB-23の反応を介して調製して、表題生成物を得た;45%の収率。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.71 - 7.64 (m, 1H), 77.52 (d, J = 3.1 Hz, 2H), 6.92 (dd, J = 8.5, 6.6 Hz, 2H), 5.30 - 5.23 (m, 2H), 4.40 (s, 2H), 4.19 (dd, J = 5.8, 4.2 Hz, 1H), 3.26 (s, 3H), 3.06 (s, 3H), 1.90 - 1.70 (m, 2H), 1.30 - 1.09 (m, 2H), 0.87 (t, J = 7.3 Hz, 3H); ESMS (M+H)= 460.19 .
化合物25:(7S)-5,8-ジメチル-7-(プロパ-2-イン-1-イル)-2-(((1-(3,4,5-トリフルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Bによって中間体A-10およびB-23の反応を介して調製して、表題生成物を得た;5%の収率。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.81 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.63 - 7.56 (m, 1H), 7.42 (s, 1H), 6.98 (dd, J = 8.4, 6.6 Hz, 2H), 5.30 (d, J = 1.1 Hz, 2H), 4.62 - 4.49 (m, 3H), 3.29 (d, J = 1.5 Hz, 6H), 3.06 (ddd, J = 17.6, 4.8, 2.7 Hz, 1H), 2.90 (dt, J = 18.0, 2.9 Hz, 1H); ESMS (M+H)=456.19.
化合物21:(7S)-7-((R)-1-メトキシエチル)-5,8-ジメチル-2-(((1-(3,4,5-トリフルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Bによって中間体A-20およびB-23の反応を介して調製して、表題生成物を得た;6%の収率。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.78 (s, 1H), 7.59 (dd, J = 1.9, 0.8 Hz, 1H), 7.38 (d, J = 13.5 Hz, 1H), 7.03 - 6.91 (m, 2H), 5.30 (s, 2H), 4.54 (s, 2H), 4.39 (dd, J = 11.5, 2.7 Hz, 1H), 3.93 - 3.75 (m, 1H), 3.35 (s, 3H), 3.28 - 3.22 (m, 6H), 1.24 (dd, J = 23.0, 6.5 Hz, 3H); ESMS (M+H)=476.17.
化合物140:(7S)-2-(((1-(3,4-ジフルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-11の反応を介して調製して、表題生成物を得た;72%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.41 (s, 1H), 7.54 (s, 1H), 7.37 (s, 1H), 7.21 - 6.88 (m, 3H), 5.22 (s, 2H), 4.85 (t, J = 5.7 Hz, 1H), 4.43 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 4.08 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.05 (s, 3H), 2.24 (s, 3H), 1.41 (d, J = 6.8 Hz, 3H); ESMS (M+H)=414.12.
化合物28:(7S)-2-(((1-(3,4-ジフルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,5,7,8-テトラメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Bによって中間体A-3およびB-11の反応を介して調製して、表題生成物を得た;4%の収率。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.80 (s, 1H), 7.60 (s, 1H), 7.31 - 7.01 (m, 3H), 5.31 (s, 2H), 4.54 (s, 2H), 4.31 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.32 (s, 3H), 3.24 (s, 3H), 2.46 (s, 3H), 1.37 (d, J = 7.0 Hz, 3H); ESMS (M+H)=428.23.
化合物141:(7S)-2-(((1-(3,4-ジフルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-1およびB-11の反応を介して調製して、表題生成物を得た;45%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.57 (s, 1H), 7.41 (d, J = 19.3 Hz, 2H), 7.20 - 6.90 (m, 4H), 5.22 (s, 2H), 4.46 (d, J = 5.6 Hz, 2H), 4.06 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.08 (s, 3H), 1.44 (d, J = 6.8 Hz, 3H); ESMS (M+H)= 400.12.
化合物29:(7S)-2-(((1-(2,4-ジフルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,5,7,8-テトラメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Bによって中間体A-3およびB-12の反応を介して調製して、表題生成物を得た;4%の収率。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.76 (s, 1H), 7.58 (s, 1H), 7.29 (td, J = 8.5, 6.3 Hz, 1H), 7.07 - 6.89 (m, 3H), 5.35 (s, 2H), 4.52 (s, 2H), 4.38 - 4.22 (m, 1H), 3.32 (s, 3H), 3.24 (s, 3H), 2.45 (s, 3H), 1.37 (d, J = 7.0 Hz, 3H); ESMS (M+H)=428.23.
化合物65:(7S)-2-(((1-(2-クロロ-4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-13の反応を介して調製して、表題生成物を得た;6%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.55 (s, 1H), 7.43 (s, 1H), 7.16 (dd, J = 8.3, 2.5 Hz, 1H), 7.09 - 6.89 (m, 2H), 5.35 (s, 2H), 4.80 (t, J = 5.8 Hz, 1H), 4.43 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 4.09 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.06 (s, 3H), 2.20 (s, 3H), 1.41 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS (M+H)=430.21.
化合物66:(7S)-2-(((1-(4-フルオロ-2-メチルベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-14の反応を介して調製して、表題生成物を得た;55%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.75 (s, 1H), 7.53 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.22 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.09 - 6.82 (m, 3H), 5.24 (s, 2H), 4.78 (t, J = 5.6 Hz, 1H), 4.40 (d, J = 5.6 Hz, 2H), 4.08 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.04 (s, 3H), 2.23 (d, J = 16.9 Hz, 6H), 1.40 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS (M+H)=410.23.
化合物67:(7S)-2-(((1-(4-フルオロ-2-(トリフルオロメチル)ベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-15の反応を介して調製して、表題生成物を得た;76%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.57 (s, 1H), 7.45 - 7.35 (m, 2H), 7.18 (td, J = 8.2, 2.7 Hz, 1H), 7.02 (dd, J = 8.5, 5.5 Hz, 1H), 5.45 (s, 2H), 4.44 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 4.08 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.06 (s, 3H), 2.63 (s, 1H), 2.24 (s, 3H), 1.41 (d, J = 6.8 Hz, 3H); ESMS (M+H)=464.2.
化合物17:(7S)-4,5,7,8-テトラメチル-2-(((1-(2,3,4-トリフルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Bによって中間体A-3およびB-22の反応を介して調製して、表題生成物を得た;53%の収率。 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 13.14 (s, 1H), 8.10 (s, 1H), 7.84 (s, 1H), 7.48 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.32 (dddd, J = 10.2, 9.3, 7.3, 2.1 Hz, 1H), 7.20 - 6.98 (m, 1H), 5.44 (s, 2H), 5.39 (s, 2H), 4.42 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 4.36 (q, J = 7.0 Hz, 1H), 3.22 (s, 3H), 3.17 (s, 3H), 2.42 (s, 3H), 1.27 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS (M+H)=446.3.
化合物16:(7S)-4,5,7,8-テトラメチル-2-(((1-(2,4,5-トリフルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Bによって中間体A-3およびB-24の反応を介して調製して、表題生成物を得た;53%の収率 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.53 (s, 1H), 7.44 (s, 1H), 7.03 - 6.86 (m, 2H), 5.25 (s, 2H), 5.21 (s, 1H), 4.44 (d, J = 5.8 Hz, 2H), 4.01 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.29 (s, 3H), 3.02 (s, 3H), 2.36 (s, 3H), 1.21 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS (M+H)=446.3. Chiralpak IB カラム (25%エタノール/75%ヘキサン): Rt 10.838分; 96.2% ee. [α]D
20 +15.2° (c=1, メタノール).
化合物18:(7S)-4,5,7,8-テトラメチル-2-(((1-(2,4,6-トリフルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Bによって中間体A-3およびB-80の反応を介して調製して、表題生成物を得た;35%の収率 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.72 (s, 1H), 7.50 (d, J = 0.7 Hz, 1H), 6.95 (ddd, J = 9.0, 7.8, 4.7 Hz, 2H), 5.36 (d, J = 1.2 Hz, 2H), 4.50 (d, J = 1.8 Hz, 2H), 4.38 - 4.19 (m, 1H), 3.25 (s, 3H), 2.45 (s, 3H), 1.99 (s, 3H), 1.37 (d, J = 7.0 Hz, 3H); ESMS (M+H)=446.15.
化合物146:(7S)-2-(((1-(3-フルオロ-4-メトキシベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-17の反応を介して調製して、表題生成物を得た;52%の収率 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.02 (s, 1H), 7.53 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.38 - 7.31 (m, 1H), 7.02 - 6.87 (m, 3H), 5.19 (s, 2H), 4.91 (s, 1H), 4.42 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 4.08 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.89 (s, 3H), 3.05 (s, 3H), 2.23 (s, 3H), 1.41 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS (M+H)=426.32
化合物75:(7S)-2-(((1-(4-フルオロ-3-メトキシベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-16の反応を介して調製して、表題生成物を得た;84%の収率 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.88 (s, 1H), 7.45 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.27 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 6.96 (ddd, J = 11.0, 8.2, 0.8 Hz, 1H), 6.75 (dd, J = 8.0, 2.1 Hz, 1H), 6.67 (ddd, J = 8.4, 4.2, 2.1 Hz, 1H), 5.13 (s, 2H), 4.79 (s, 1H), 4.34 (dd, J = 5.5, 1.3 Hz, 2H), 4.06 - 3.94 (m, 1H), 3.77 (d, J = 0.8 Hz, 3H), 2.96 (d, J = 0.9 Hz, 3H), 2.14 (s, 3H), 1.32 (dd, J = 6.8, 0.9 Hz, 3H); ESMS (M+H)=426.18.
化合物148:(7S)-2-(((1-(3-フルオロ-4-メトキシベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-1およびB-17の反応を介して調製して、表題生成物を得た;34%の収率 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.54 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.45 - 7.37 (m, 2H), 7.03 - 6.86 (m, 3H), 5.19 (s, 2H), 4.44 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 4.09 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.88 (s, 3H), 3.08 (s, 3H), 1.46 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS (M+H)= 411.98.
化合物181:(7S)-2-(((1-(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール-5-イルメチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-19の反応を介して調製して、表題生成物を得た;31%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.50 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.39 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 6.84 - 6.67 (m, 3H), 5.96 (s, 2H), 5.16 (s, 2H), 4.44 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 4.15 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.14 (s, 3H), 2.32 (s, 3H), 1.50 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS (M+H)= 422.18.
化合物83:(7S)-2-(((1-(4-フルオロ-2-メトキシベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-1の反応を介して調製して、表題生成物を得た;84%の収率。 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.79 (s, 1H), 7.53 (s, 1H), 7.34 (s, 1H), 6.98 - 6.92 (m, 1H), 6.93 - 6.87 (m, 1H), 6.70 (td, J = 8.5, 2.5 Hz, 1H), 6.52 (t, J = 6.0 Hz, 1H), 5.15 (s, 2H), 4.18 (dd, J = 8.4, 6.5 Hz, 1H), 3.99 (q, J = 6.7 Hz, 1H), 3.80 (s, 3H), 3.08 (s, 1H), 2.93 (s, 3H), 2.12 (s, 3H), 1.18 (d, J = 6.8 Hz, 3H); ESMS (M+H)=426.3.
化合物84:(7S)-2-(((1-(4-フルオロ-2-メトキシベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,5,7,8-テトラメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Bによって中間体A-3およびB-1の反応を介して調製して、表題生成物を得た;30%の収率。 1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.36 (s, 2H), 7.48 (dt, J = 22.5, 11.3 Hz, 1H), 6.88 (ddd, J = 9.7, 7.4, 2.4 Hz, 1H), 6.80 - 6.69 (m, 1H), 5.59 (s, 2H), 4.62 (d, J = 15.7 Hz, 2H), 4.32 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.86 (s, 3H), 3.35 - 3.31 (m, 4H), 3.21 (s, 3H), 2.51 (s, 3H), 1.37 (d, J = 7.0 Hz, 3H); ESMS (M+H)= 440.26.
化合物87:(7S)-2-(((1-(4-フルオロ-2-ヒドロキシベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
(7S)-2-(((1-(4-フルオロ-2-メトキシベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン(化合物83;350mg、0.765mmol)をジクロロメタン20mlに溶解した。三臭化ホウ素の1M溶液(4.6ml、4.6mmol)を溶液に加え、室温で18時間撹拌した。反応物をメタノールの添加によりクエンチし、続いて反応混合物を真空で蒸発させた。得られた粗生成物を分取HPLC(C18カラム;10~100%アセトニトリル/水(0.1%TFA))により精製した。所望のフラクションを真空で蒸発させて、表題生成物を得た。重量249mg(収率71%)。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.35 (d, J = 3.7 Hz, 2H), 7.46 (dd, J = 8.4, 6.6 Hz, 1H), 6.76 - 6.56 (m, 2H), 4.62 (s, 2H), 4.33 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.19 (s, 3H), 2.34 (s, 3H), 1.52 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS (M+H)=412.21.
化合物44:(7S)-2-(((1-(3,5-ジフルオロ-4-メトキシベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-1およびB-20の反応を介して調製して、表題生成物を得た;27%の収率 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.74 (s, 1H), 8.34 (s, 1H), 7.83 (s, 1H), 7.49 (s, 1H), 7.27 (s, 1H), 6.98 (d, J = 8.9 Hz, 2H), 5.25 (s, 2H), 4.39 (d, J = 5.6 Hz, 2H), 4.31 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.89 (d, J = 1.0 Hz, 3H), 3.15 (s, 3H), 1.44 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS (M+H)=430.24.
化合物48:(7S)-2-(((1-(3,5-ジフルオロ-4-メトキシベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-5,8-ジエチル-7-(2-ヒドロキシエチル)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Bによって中間体A-26およびB-20の反応を介して調製して、表題生成物を得た;18%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.53 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.49 - 7.42 (m, 1H), 7.37 (s, 1H), 6.75 (dq, J = 8.2, 0.6 Hz, 2H), 5.18 (s, 2H), 4.52 - 4.32 (m, 3H), 4.27 - 3.95 (m, 4H), 3.87 - 3.61 (m, 2H), 3.18 (ddt, J = 14.1, 11.3, 7.1 Hz, 1H), 2.30 - 2.10 (m, 1H), 1.88 (ddt, J = 14.2, 9.5, 4.7 Hz, 1H), 1.34 - 1.18 (m, 8H); ESMS (M+H)=502.3.
化合物88:(7S)-2-(((1-(2,4-ジフルオロ-3-メトキシベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-21の反応を介して調製して、表題生成物を得た;75%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 9.33 (bs, 1H), 7.50 (d, J = 1.4 Hz, 1H), 7.41 (s, 1H), 6.92 - 6.70 (m, 2H), 5.25 (s, 2H), 4.97 (d, J = 7.1 Hz, 1H), 4.47 - 4.34 (m, 2H), 4.12 - 4.00 (m, 1H), 3.99 (q, J = 1.2 Hz, 3H), 3.10 - 2.95 (m, 3H), 2.25 (s, 3H), 1.46 - 1.30 (m, 3H); ESMS (M+H)=444.28.
化合物63:(7S)-5-フルオロ-2-((4-(((4,5,7,8-テトラメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)メチル)-1H-ピラゾール-1-イル)メチル)ベンゾニトリル
化合物は、一般手順方法Bによって中間体A-3およびB-18の反応を介して調製して、表題生成物を得た;27%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.55 (d, J = 4.0 Hz, 2H), 7.44 - 7.26 (m, 3H), 5.45 (d, J = 1.7 Hz, 2H), 4.88 (t, J = 5.9 Hz, 1H), 4.45 (dd, J = 5.8, 1.7 Hz, 2H), 4.08 - 3.94 (m, 1H), 3.31 (d, J = 1.5 Hz, 3H), 3.02 (d, J = 1.5 Hz, 3H), 2.36 (d, J = 1.5 Hz, 3H), 1.21 (dd, J = 6.9, 1.6 Hz, 3H); ESMS (M+H)=435.37.
化合物64:(7S)-5-フルオロ-2-((4-(((4,7,8-トリメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)メチル)-1H-ピラゾール-1-イル)メチル)ベンゾニトリル
化合物は、一般手順方法Bによって中間体A-2およびB-18の反応を介して調製して、表題生成物を得た;27%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.59 - 7.50 (m, 3H), 7.39 (dt, J = 7.7, 1.6 Hz, 1H), 7.34 - 7.24 (m, 2H), 5.44 (d, J = 0.8 Hz, 2H), 4.83 (t, J = 5.8 Hz, 1H), 4.44 (d, J = 5.8 Hz, 2H), 4.09 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.06 (s, 3H), 2.21 (s, 3H), 1.41 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS (M+H)=421.3.
化合物8:(7S)-2-(((1-(4-フルオロフェネチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,5,7,8-テトラメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Bによって中間体A-3およびB-25の反応を介して調製して、表題生成物を得た;13%の収率。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.53 (s, 1H), 7.34 (s, 1H), 7.07 - 6.96 (m, 2H), 6.95 - 6.82 (m, 2H), 4.43 (d, J = 2.4 Hz, 2H), 4.32 (tdd, J = 6.9, 4.4, 3.1 Hz, 3H), 3.34 (s, 3H), 3.21 (s, 3H), 3.08 (t, J = 6.8 Hz, 2H), 2.46 (s, 3H), 1.38 (d, J = 7.0 Hz, 3H); ESMS (M+H)=424.3.
化合物6:(7S)-2-(((1-(4-フルオロフェネチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Bによって中間体A-2およびB-25の反応を介して調製して、表題生成物を得た;13%の収率。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.52 (s, 1H), 7.36 - 7.29 (m, 1H), 7.06 - 6.95 (m, 2H), 6.94 - 6.81 (m, 2H), 4.41 (d, J = 2.0 Hz, 2H), 4.39 - 4.24 (m, 3H), 3.24 (d, J = 19.9 Hz, 3H), 3.08 (t, J = 6.7 Hz, 2H), 2.30 (d, J = 2.7 Hz, 3H), 1.55 (dd, J = 8.1, 7.0 Hz, 3H); ESMS (M+H)=410.3.
化合物13:(7S)-2-(((1-(4-フルオロフェネチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7-(2-ヒドロキシエチル)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Bによって中間体A-25およびB-25の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 ESMS(M+1)= 412.24 .
化合物123:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-(3,4,5-トリフルオロフェネチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-28の反応を介して調製して、表題生成物を得た;6%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.89 (s, 1H), 7.44 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.06 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 6.55 (dd, J = 8.3, 6.5 Hz, 2H), 4.70 (t, J = 5.8 Hz, 1H), 4.30 (dd, J = 5.8, 2.7 Hz, 2H), 4.17 (t, J = 6.9 Hz, 2H), 4.00 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 2.99 (d, J = 16.7 Hz, 5H), 2.14 (s, 3H), 1.33 (d, J = 6.8 Hz, 3H); ESMS (M+H)=446.2.
化合物103:(7S)-2-(((1-(2-(4-フルオロフェノキシ)エチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-33の反応を介して調製して、表題生成物を得た;57%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3): ppm 2.05 - 2.16 (m, 1 H), 2.19 (s, 3 H), 2.26 - 2.38 (m, 1 H), 2.77 (d, J = 6.7 Hz, 2 H), 3.04 - 3.22 (m, 1 H), 3.29 - 3.80 (m, 4 H), 4.43 (d, J = 5.7 Hz, 2 H), 4.81 - 5.03 (m, 1 H), 5.21 (s, 2 H), 5.57 (s, 1 H), 6.97 - 7.06 (m, 2 H), 7.13 - 7.20 (m, 2 H), 7.34 (s, 1 H), 7.51 (s, 1 H); ESMS (M+H)= 396.2.
化合物109:(7S)-2-(((1-(2-(4-フルオロフェノキシ)エチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-1およびB-33の反応を介して調製して、表題生成物を得た;34%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.58 - 7.50 (m, 2H), 7.41 (s, 1H), 7.01 - 6.88 (m, 2H), 6.83 - 6.72 (m, 2H), 4.45 (ddd, J = 5.8, 4.6, 1.4 Hz, 4H), 4.29 (dd, J = 5.6, 4.9 Hz, 2H), 4.07 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.08 (s, 3H), 1.45 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS (M+H)= 412.26.
化合物104:(7S)-2-(((1-(3-(4-フルオロフェニル)プロピル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-32の反応を介して調製して、表題生成物を得た;50%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.51 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.34 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.18 - 7.07 (m, 2H), 7.05 - 6.92 (m, 2H), 4.88 - 4.79 (m, 1H), 4.48 - 4.39 (m, 2H), 4.08 (td, J = 7.0, 2.4 Hz, 3H), 3.07 (s, 3H), 2.58 (dd, J = 8.5, 6.7 Hz, 2H), 2.27 - 2.09 (m, 5H), 1.41 (d, J = 6.8 Hz, 3H) ; ESMS (M+H)= 424.2.
化合物110:(7S)-2-(((1-(3-(4-フルオロフェニル)プロピル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-1およびB-32の反応を介して調製して、表題生成物を得た;49%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.53 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.44 - 7.35 (m, 2H), 7.18 - 7.07 (m, 2H), 7.03 - 6.91 (m, 2H), 4.46 (dd, J = 5.7, 2.7 Hz, 2H), 4.07 (td, J = 6.9, 4.5 Hz, 3H), 3.09 (s, 3H), 2.58 (dd, J = 8.5, 6.7 Hz, 2H), 2.25 - 2.08 (m, 2H), 1.44 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS (M+H)=410.27.
化合物105:(7S)-2-(((1-(3,4-ジフルオロフェネチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-26の反応を介して調製して、表題生成物を得た;52%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.77 (s, 1H), 7.53 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.17 - 6.95 (m, 2H), 6.90 - 6.67 (m, 2H), 4.81 (t, J = 5.7 Hz, 1H), 4.38 (dd, J = 5.8, 2.4 Hz, 2H), 4.27 (t, J = 7.0 Hz, 2H), 4.16 - 4.02 (m, 1H), 3.09 (d, J = 18.5 Hz, 5H), 2.22 (s, 3H), 1.42 (d, J = 6.9 Hz, 3H) ; ESMS (M+H)=428.24.
化合物111:(7S)-2-(((1-(3,4-ジフルオロフェネチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-1およびB-26の反応を介して調製して、表題生成物を得た;55%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.54 (d, J = 0.7 Hz, 1H), 7.43 (s, 1H), 7.17 (s, 1H), 7.02 (dt, J = 10.3, 8.3 Hz, 1H), 6.90 - 6.72 (m, 2H), 4.40 (dd, J = 5.8, 3.5 Hz, 2H), 4.27 (t, J = 7.0 Hz, 2H), 4.11 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.10 (d, J = 11.6 Hz, 4H), 1.46 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS (M+H)= 414.24.
化合物119:(7S)-2-(((1-(2,4-ジフルオロフェネチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-1およびB-27の反応を介して調製して、表題生成物を得た;26%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.53 (s, 1H), 7.42 (s, 1H), 7.21 (s, 1H), 6.96 - 6.64 (m, 3H), 4.40 (dd, J = 5.9, 3.4 Hz, 2H), 4.27 (t, J = 7.1 Hz, 2H), 4.10 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.12 (d, J = 18.1 Hz, 5H), 1.47 (d, J = 6.8 Hz, 3H); ESMS (M+H)= 414.19.
化合物106:(7S)-2-(((1-(2,4-ジフルオロフェネチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-27の反応を介して調製して、表題生成物を得た;38%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.51 (d, J = 0.8 Hz, 2H), 7.16 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 6.96 - 6.65 (m, 4H), 4.75 (t, J = 5.8 Hz, 1H), 4.42 - 4.23 (m, 4H), 4.16 - 4.03 (m, 2H), 3.21 - 3.10 (m, 2H), 3.06 (s, 3H), 2.21 (s, 3H), 1.42 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS (M+H)= 428.24.
化合物121:(7S)-2-(((1-(4-エトキシフェネチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-1およびB-31の反応を介して調製して、表題生成物を得た;37%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.54 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.41 (s, 1H), 7.22 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 6.99 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 6.80 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 4.41 (dd, J = 5.7, 1.8 Hz, 2H), 4.31 - 4.19 (m, 2H), 4.05 (dq, J = 27.2, 6.9 Hz, 3H), 3.09 (s, 5H), 1.51 - 1.35 (m, 6H); ESMS (M+H)= 422.25.
化合物108:(7S)-2-(((1-(4-エトキシフェネチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-31の反応を介して調製して、表題生成物を得た;55%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.76 (s, 1H), 7.52 (s, 1H), 7.16 (s, 1H), 7.03 - 6.93 (m, 2H), 6.85 - 6.76 (m, 2H), 4.79 (t, J = 5.6 Hz, 1H), 4.38 (d, J = 5.6 Hz, 2H), 4.26 (t, J = 7.3 Hz, 2H), 4.05 (dq, J = 21.0, 6.9 Hz, 3H), 3.07 (d, J = 6.5 Hz, 5H), 2.23 (s, 3H), 1.48 - 1.36 (m, 6H); ESMS (M+H)= 436.29.
化合物120:(7S)-2-(((1-(3,5-ジフルオロフェネチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-1およびB-30の反応を介して調製して、表題生成物を得た;8%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.54 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.42 (s, 1H), 7.25 - 7.18 (m, 1H), 6.72 - 6.53 (m, 3H), 4.46 - 4.36 (m, 2H), 4.29 (t, J = 7.1 Hz, 2H), 4.10 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.20 - 3.05 (m, 5H), 1.46 (d, J = 6.8 Hz, 3H); ESMS (M+H)= 414.19.
化合物107:(7S)-2-(((1-(3,5-ジフルオロフェネチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-30の反応を介して調製して、表題生成物を得た;6.4%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.53 (d, J = 0.7 Hz, 1H), 7.41 (s, 1H), 7.17 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 6.74 - 6.53 (m, 3H), 4.81 (s, 1H), 4.44 - 4.23 (m, 4H), 4.10 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.15 (t, J = 7.1 Hz, 2H), 3.06 (s, 3H), 2.21 (s, 3H), 1.42 (d, J = 6.8 Hz, 3H); ESMS (M+H)=428.24.
化合物112:(7S)-2-(((trans-1-(3-(4-フルオロフェニル)シクロブチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-34の反応を介して調製して、表題生成物を得た;80%の収率。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.71 (s, 1H), 7.53 (s, 1H), 7.40 - 7.29 (m, 2H), 7.11 - 6.99 (m, 2H), 5.01 - 4.89 (m, 1H), 4.40 (s, 2H), 4.08 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.81 - 3.63 (m, 1H), 3.08 (s, 3H), 2.93 (ddd, J = 13.0, 6.5, 3.0 Hz, 2H), 2.71 - 2.56 (m, 2H), 2.18 (s, 3H), 1.33 (d, J = 6.8 Hz, 4H); ESMS (M+H)=436.25.
化合物137:(7S)-2-(((1-(3-(4-フルオロフェニル)シクロペンチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-2およびB-51の反応による一般手順方法Aにより化合物を調製して、表題生成物、収率82%を得た。ESMS(M+1)=450.17。
化合物113:(7S)-2-(((1-(2-シクロヘキシルエチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-35の反応を介して調製して、表題生成物を得た;94%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.84 (s, 0H), 7.48 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.35 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 4.83 (s, 1H), 4.47 - 4.36 (m, 2H), 4.17 - 4.04 (m, 3H), 3.07 (s, 3H), 2.24 (d, J = 1.0 Hz, 3H), 1.79 - 1.59 (m, 7H), 1.42 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 1.23 (ddd, J = 22.4, 7.7, 3.9 Hz, 3H), 1.06 - 0.82 (m, 3H); ESMS (M+H)=398.26.
化合物115:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-(2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)エチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-36の反応を介して調製して、表題生成物を得た;21%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.61 (s, 1H), 7.40 (s, 1H), 7.27 (s, 1H), 4.89 (d, J = 6.4 Hz, 1H), 4.35 (d, J = 5.6 Hz, 2H), 4.03 (dt, J = 8.8, 7.0 Hz, 3H), 3.93 - 3.72 (m, 2H), 3.28 (td, J = 11.6, 2.0 Hz, 2H), 2.99 (s, 3H), 2.18 (s, 3H), 1.73 (q, J = 7.0 Hz, 2H), 1.60 - 1.47 (m, 2H), 1.33 化合物58 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 1.20 (t, J = 5.3 Hz, 3H); ESMS (M+H)=400.15.
化合物58:(7S)-2-(((1-((4,4-ジフルオロシクロヘキシル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-37の反応を介して調製して、表題生成物を得た;15%の収率。 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.39 (d, J = 4.7 Hz, 2H), 4.41 (dd, J = 12.9, 6.5 Hz, 2H), 4.08 (q, J = 6.4 Hz, 1H), 3.39 (d, J = 4.0 Hz, 2H), 3.08 (d, J = 4.4 Hz, 3H), 2.22 (d, J = 4.4 Hz, 3H), 2.16 - 2.04 (m, 3H), 1.98 (t, J = 9.4 Hz, 1H), 1.84 - 1.57 (m, 4H), 1.48 - 1.36 (m, 3H); ESMS (M+H)=420.33.
化合物5:(7S)-2-(((1-(シクロブチルメチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Bによって中間体A-2およびB-38の反応を介して調製して、表題生成物を得た;29%の収率。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.69 (s, 1H), 7.56 (s, 1H), 4.51 (s, 2H), 4.31 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 4.14 (d, J = 7.3 Hz, 2H), 3.26 (s, 3H), 2.79 (p, J = 7.6 Hz, 1H), 2.29 (s, 3H), 2.11 - 1.72 (m, 6H), 1.58 - 1.49 (m, 3H); ESMS (M+H)= 356.3.
化合物7:(7S)-2-(((1-(シクロブチルメチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,5,7,8-テトラメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Bによって中間体A-3およびB-38の反応を介して調製して、表題生成物を得た;25%の収率。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.66 (s, 1H), 7.51 (s, 1H), 4.52 (s, 2H), 4.32 (q, J = 7.0 Hz, 1H), 4.12 (d, J = 7.3 Hz, 2H), 3.33 (s, 3H), 3.27 (s, 3H), 2.86 - 2.70 (m, 1H), 2.46 (s, 3H), 2.11 - 1.71 (m, 6H), 1.38 (d, J = 7.0 Hz, 3H); ESMS (M+H)= 370.34.
化合物61:(7S)-2-(((1-((3,3-ジフルオロシクロブチル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法ABによって中間体A-2およびB-39の反応を介して調製して、表題生成物を得た;13%の収率。 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.80 (s, 1H), 7.60 (s, 1H), 7.36 (s, 1H), 6.50 (t, J = 6.0 Hz, 1H), 4.21 (dd, J = 6.0, 2.1 Hz, 2H), 4.15 (d, J = 6.3 Hz, 2H), 4.00 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 2.95 (s, 3H), 2.58 (dddd, J = 17.9, 9.3, 4.8, 1.8 Hz, 2H), 2.46 - 2.26 (m, 2H), 2.13 (s, 3H), 1.19 (d, J = 6.8 Hz, 3H); ESMS (M+H)=392.25.
化合物133:(7S)-2-(((1-(2-シクロペンチルエチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-40の反応を介して調製して、表題生成物を得た;42%の収率。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.55 (s, 1H), 7.43 (s, 1H), 4.37 (s, 2H), 4.13 - 4.02 (m, 3H), 3.07 (s, 3H), 2.18 (s, 3H), 1.88 - 1.43 (m, 9H), 1.33 (d, J = 6.8 Hz, 3H), 1.20 - 1.02 (m, 2H); ESMS (M+H)=384.25.
化合物134:(7S)-2-(((1-(ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イルメチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-2およびB-43の反応による一般手順方法Aにより化合物を調製して、表題生成物をジアステレオマーの混合物として得た;収率22%。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.56 (s, 1H), 7.42 (s, 1H), 4.38 (s, 2H), 4.18 - 4.02 (m, 2H), 3.86 (qd, J = 13.7, 7.9 Hz, 1H), 3.09 (s, 3H), 2.47 - 2.31 (m, 1H), 2.19 (s, 4H), 1.95 (d, J = 16.3 Hz, 1H), 1.80 - 1.46 (m, 3H), 1.36 (t, J = 8.4 Hz, 6H), 1.20 (ddd, J = 23.4, 14.1, 4.7 Hz, 2H), 0.78 (ddd, J = 12.3, 5.4, 2.1 Hz, 1H); ESMS (M+H)=396.27.
ジアステレオマーをSFC(カラム:Chiralpak AD-H、10×250mm[30%MeOH(0.2%ジエチルアミン)/70%CO2、定組成;10ml/分)により最初に分離して、ピークCおよびDならびにピークAおよびBの混合物を得た。立体化学を任意選択的に割り当てた。
化合物150
ピークC:保持時間:1.193分(99%de);重量17mg1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.55 (s, 1H), 7.42 (s, 1H), 4.37 (s, 2H), 4.07 (dd, J = 7.5, 4.7 Hz, 3H), 3.07 (s, 3H), 2.48 - 2.29 (m, 1H), 2.18 (s, 4H), 1.97 (s, 1H), 1.80 - 1.47 (m, 3H), 1.46 - 1.15 (m, 8H), 0.78 (ddd, J = 12.3, 5.4, 2.2 Hz, 1H). ESMS(M+1)= 396.21
化合物151
ピークD:保持時間:1.375分(99.2%de)23mg1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.55 (s, 1H), 7.41 (s, 1H), 4.37 (s, 2H), 4.07 (dd, J = 7.5, 3.0 Hz, 3H), 3.07 (s, 3H), 2.47 - 2.29 (m, 1H), 2.19 (d, J = 6.3 Hz, 4H), 1.97 (s, 1H), 1.63 (dtdd, J = 23.1, 15.7, 7.7, 3.5 Hz, 3H), 1.44 - 1.09 (m, 8H), 0.78 (ddd, J = 12.3, 5.5, 2.1 Hz, 1H). ESMS(M+1)= 396.32
化合物156および157
(ピークAおよびB)をキラルHPLC(カラム:Chiralpak OJ-H;20%1:1MeOH:EtOH/80%ヘキサン(0.2%DEA)、定組成、20ml/分)により分離した。
化合物156
ピークA: 保持時間:11.38分 (100% de)9.3 mg; ESMS(M+1)= 396.36.
化合物157
ピークB: 保持時間:13.89 min (96.4% de) 8.0mgESMS(M+1)= 396.32
化合物114:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-((S)-2-メチルブチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-42の反応を介して調製して、表題生成物を得た;18%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.96 (s, 1H), 7.49 (d, J = 0.7 Hz, 1H), 7.33 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 4.85 (s, 1H), 4.43 (d, J = 5.6 Hz, 2H), 4.09 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 4.00 (dd, J = 13.6, 6.6 Hz, 1H), 3.83 (dd, J = 13.6, 7.8 Hz, 1H), 3.07 (s, 3H), 2.24 (s, 3H), 2.07 - 1.87 (m, 1H), 1.42 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 1.41 - 1.03 (m, 2H), 0.99 - 0.88 (m, 3H), 0.86 (d, J = 6.7 Hz, 3H); ESMS (M+H)= 358.23.
化合物118:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-65の反応を介して調製して、表題生成物を得た;56%の収率。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.64 (s, 1H), 7.46 (s, 1H), 4.45 - 4.25 (m, 3H), 4.14 - 3.93 (m, 3H), 3.62 - 3.44 (m, 2H), 3.07 (s, 3H), 2.18 (s, 3H), 2.02 (ddd, J = 12.2, 10.6, 3.9 Hz, 4H), 1.33 (d, J = 6.8 Hz, 3H); ESMS (M+H)=372.23.
化合物126:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((6-((1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-ピラゾール-4-イル)アミノ)ピリジン-3-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-149の反応を介して調製して、表題生成物を得た;8%の収率。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.07 (d, J = 5.9 Hz, 2H), 7.95 (s, 1H), 7.62 - 7.45 (m, 2H), 6.63 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 6.33 (s, 1H), 5.49 (s, 1H),4.57 (s, 1H), 4.39 (s, 2H), 4.06 (d, J = 6.8 Hz, 1H), 3.88 (d, J = 1.0 Hz,2H), 3.57 (s, 1H), 3.05 (d, J = 7.6 Hz, 3H), 2.17 (s, 3H), 1.32 (d, J = 6.8Hz, 3H); ESMS (M+H)= 462.24.
化合物91:(7S)-2-(((1-(2-(4-フルオロフェニル)-2-オキソエチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Bによって中間体A-2およびB-45の反応を介して調製して、表題生成物を得た;18%の収率。 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 9.85 (s, 1H), 8.09 (dd, J = 8.9, 5.5 Hz, 2H), 7.58 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.49 - 7.33 (m, 3H), 6.65 (d, J = 6.4 Hz, 1H), 5.75 (s, 2H), 4.25 (dd, J = 6.1, 3.4 Hz, 2H), 4.00 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.33 (s, 2H), 2.14 (s, 3H), 1.19 (d, J = 6.8 Hz, 3H); ESMS (M+H)= 424.24. キラルHPLC 95.5% ee.
化合物116:(7S)-2-(((1-(2,3-ジヒドロ-1H-インデン-2-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-44の反応を介して調製して、表題生成物を得た;53%の収率。 1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.31 (s, 1H), 8.19 (d, J = 9.9 Hz, 1H), 7.29 (t, J = 8.9 Hz, 2H), 7.23 (dd, J = 6.3, 2.3 Hz, 2H), 5.52 (dd, J = 9.6, 5.4 Hz, 1H), 4.56 (s, 2H), 4.34 - 4.24 (m, 1H), 3.65 (dd, J = 16.7, 7.3 Hz, 2H), 3.46 - 3.34 (m, 2H), 3.13 (d, J = 0.8 Hz, 3H), 2.30 (dd, J = 7.9, 3.7 Hz, 3H), 1.51 (d, J = 6.2 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 404.2.
化合物117:(7S)-2-(((1-(6-フルオロ-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-1-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-46の反応を介して調製して、表題生成物を得た;61%の収率。 1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.61 (dd, J = 12.0, 6.1 Hz, 1H), 7.61 - 7.52 (m, 1H), 7.37 - 7.21 (m, 1H), 7.03 - 6.89 (m, 1H), 6.77 - 6.61 (m, 1H), 5.84 (d, J = 5.2 Hz, 1H), 4.49 (s, 2H), 4.25 (dt, J = 15.2, 7.4 Hz, 1H), 3.37 - 3.26 (m, 1H), 3.24 - 3.15 (m, 3H), 3.17 - 3.01 (m, 1H), 2.92 (dd, J = 14.0, 6.3 Hz, 1H), 2.67 (ddd, J = 16.7, 10.5, 5.9 Hz, 1H), 2.39 (dt, J = 21.8, 7.9 Hz, 1H), 2.31 - 2.25 (m, 3H), 1.55 - 1.45 (m, 3H) ; ESMS(M+1)= 422.2.
化合物97:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-(3-(トリフルオロメチル)フェニル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-47の反応を介して調製して、表題生成物を得た;61%の収率。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.27 (s, 1H), 8.13 - 7.91 (m, 2H), 7.82 - 7.50 (m, 3H), 4.49 (s, 2H), 4.08 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.09 (s, 3H), 2.23 (d, J = 19.0 Hz, 3H), 1.34 (d, J = 6.8 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 432.17. 95% ee.
化合物98:(7S)-2-(((1-(2,4-ジフルオロフェニル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-48の反応を介して調製して、表題生成物を得た;61%の収率。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.97 (d, J = 2.7 Hz, 1H), 7.84 - 7.61 (m, 2H), 7.33 - 6.90 (m, 2H), 4.47 (s, 2H), 4.08 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.09 (s, 3H), 2.19 (s, 3H), 1.33 (d, J = 6.8 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 400.32. 95% ee.
化合物76:(7S)-2-(((1-(3,4-ジメトキシベンジル)-1H-ピラゾール-3-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-49の反応を介して調製して、表題生成物を得た;20%の収率。 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 9.20 (s, 1H), 7.45 (d, J = 1.8 Hz, 1H), 6.77 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 6.73 - 6.63 (m, 2H), 6.22 (d, J = 1.8 Hz, 1H), 5.34 (s, 2H), 5.01 - 4.86 (m, 1H), 4.55 (dd, J = 5.9, 2.4 Hz, 2H), 4.04 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.84 (d, J = 2.1 Hz, 3H), 3.77 (s, 3H), 2.95 (s, 3H), 2.24 (s, 3H), 1.37 (d, J = 6.8 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 438.25.
化合物154および化合物155:(7S)-2-(((1-((1R,2R)-2-(4-フルオロフェニル)シクロプロピル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オンおよび(7S)-2-(((1-((1S,2S)-2-(4-フルオロフェニル)シクロプロピル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-2および(1-((cis)-2-(4-フルオロフェニル)シクロプロピル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミンの反応により、一般的手順方法Aによって化合物を調製して、表題生成物をジアステレオマー混合物(化合物144)として得た。ジアステレオマーをSFC(カラム:AD-Hカラム、20×250mm;35%IPA(0.2%ジエチルアミン)、65%CO2、定組成)により分離して、ジアステレオマーAおよびBを得た:
ジアステレオマーA:保持時間:1.023分;97.4%ee;121mg;1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 9.07 (s, 1H), 7.39 (d, J = 4.3 Hz, 2H), 7.09 - 6.98 (m, 2H), 6.91 (t, J = 8.6 Hz, 2H), 4.89 (t, J = 5.1 Hz, 1H), 4.40 - 4.27 (m, 2H), 3.97 (q, J = 6.7 Hz, 1H), 3.58 (dt, J = 7.6, 3.9 Hz, 1H), 2.96 (s, 3H), 2.48 (ddd, J = 9.7, 6.6, 3.2 Hz, 1H), 2.18 (s, 3H), 1.77 - 1.64 (m, 1H), 1.31 (d, J = 6.8 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 422.29.
ジアステレオマーB:保持時間:1.214分;96.2%ee;126mg;1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 9.41 (s, 1H), 7.39 (s, 2H), 7.03 (dd, J = 8.0, 5.5 Hz, 2H), 6.89 (t, J = 8.5 Hz, 2H), 5.16 (s, 1H), 4.39 - 4.25 (m, 2H), 3.97 (q, J = 6.7 Hz, 1H), 3.56 (dt, J = 7.6, 3.6 Hz, 1H), 2.97 (s, 3H), 2.47 (ddd, J = 9.7, 6.6, 3.3 Hz, 1H), 2.19 (s, 3H), 1.70 (dt, J = 10.0, 5.2 Hz, 1H), 1.31 (d, J = 6.7 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 422.29.
化合物152および化合物153:(7S)-2-(((1-((1R,2R)-2-(4-フルオロフェニル)シクロプロピル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,5,7,8-テトラメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オンおよび(7S)-2-(((1-((1S,2S)-2-(4-フルオロフェニル)シクロプロピル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,5,7,8-テトラメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-3および(1-((cis)-2-(4-フルオロフェニル)シクロプロピル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミンの反応により、一般手順方法Aによって化合物を調製して、表題生成物をジアステレオマー混合物(化合物145)として得た。ジアステレオマーをSFC(カラム:AD-Hカラム、10×250mm;40%MeOH(0.2%ジエチルアミン)、60%CO2、定組成)により分離して、ジアステレオマーAおよびBを得た:
ジアステレオマーA:保持時間:0.919分;99%ee;51mg;1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.41 (s, 2H), 7.06 (dd, J = 10.3, 3.4 Hz, 2H), 6.92 (dd, J = 12.2, 5.0 Hz, 2H), 4.89 (s, 1H), 4.33 (dd, J = 14.9, 5.9 Hz, 2H), 3.92 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.58 (dt, J = 7.6, 3.8 Hz, 1H), 3.22 (s, 3H), 2.94 (s, 3H), 2.56 - 2.45 (m, 1H), 2.28 (s, 3H), 1.72 (dt, J = 10.1, 5.2 Hz, 1H), 1.39 - 1.29 (m, 1H), 1.12 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 436.29.
ジアステレオマーB:保持時間:11.118分;99%ee;52mg;1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.41 (s, 2H), 7.10 - 6.97 (m, 2H), 6.92 (t, J = 8.6 Hz, 2H), 4.88 (s, 1H), 4.42 - 4.29 (m, 2H), 3.92 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.58 (dt, J = 7.6, 3.9 Hz, 1H), 3.22 (s, 3H), 2.94 (s, 3H), 2.49 (tt, J = 15.5, 7.7 Hz, 1H), 2.28 (s, 3H), 2.09 (d, J = 25.6 Hz, 1H), 1.72 (dt, J = 6.0, 5.2 Hz, 1H), 1.40 - 1.29 (m, 1H), 1.12 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 436.29.
化合物89および化合物90:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-((S)-2-フェニルプロピル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オンおよび(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-((R)-2-フェニルプロピル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-2およびB-95の反応により、一般的手順方法Aによって化合物を調製して、表題生成物をジアステレオマーの混合物(化合物85)として得た。ジアステレオマーをキラルHPLC(Chiralpak AD-Hカラム;30%1:1MeOH:EtOH/ヘキサン0.2%DEA)により分離した。
ジアステレオマーA:保持時間:13.37分;重量55.5mg;1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) d 7.42 (s, 1H), 7.28 - 7.04 (m, 6H), 4.28 (s, 2H), 4.19 (d, J = 7.6 Hz, 2H), 4.08 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.04 (s, 3H), 2.17 (s, 3H), 1.33 (d, J = 6.8 Hz, 3H), 1.21 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 1.15 (d, J = 6.1 Hz, 1H); ESMS(M+1)= 406.22
ジアステレオマーB:保持時間:18.23分;重量52.6mg;1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.42 (s, 1H), 7.28 - 7.05 (m, 6H), 4.28 (d, J = 6.1 Hz, 2H), 4.19 (dd, J = 7.6, 2.2 Hz, 2H), 4.08 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.03 (s, 3H), 2.17 (s, 3H), 1.33 (d, J = 6.8 Hz, 3H), 1.21 (d, J = 7.0 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 406.22.
化合物95および化合物96:(7S)-2-(((1-((S)-2-(4-フルオロフェニル)プロピル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オンおよび(7S)-2-(((1-((R)-2-(4-フルオロフェニル)プロピル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-2およびB-96の反応により、一般的手順方法Aによって化合物を調製して、表題生成物をジアステレオマーの混合物(化合物86)として得た。ジアステレオマーをキラルHPLC(Chiralpak AD-H 30%1:1MeOH:EtOH/ヘキサン0.2%DEA)により分離して、以下を得た:
ジアステレオマーA:保持時間:14.96分;99%ee;重量20mg;1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.97 (s, 1H), 7.73 (s, 1H), 7.25 - 7.08 (m, 2H), 6.93 (dd, J = 12.1, 5.3 Hz, 2H), 4.56 - 4.24 (m, 5H), 3.19 (s, 3H), 2.32 (s, 3H), 1.54 (dd, J = 6.9, 2.2 Hz, 3H), 1.30 (d, J = 6.9 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 424.23.
ジアステレオマーB:保持時間:18.04分;99%ee;重量20mg;1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.97 (s, 1H), 7.73 (s, 1H), 7.25 - 7.08 (m, 2H), 6.93 (dd, J = 12.1, 5.3 Hz, 2H), 4.56 - 4.24 (m, 5H), 3.19 (s, 3H), 2.32 (s, 3H), 1.54 (dd, J = 6.9, 2.2 Hz, 3H), 1.30 (d, J = 6.9 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 424.23.
化合物92:(7S)-2-(((1-(2-(4-フルオロフェニル)-2-メチルプロピル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-2およびB-50の反応による一般手順方法Aにより化合物を調製して、表題生成物;収率92%を得た。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.42 (s, 1H), 7.27 (dd, J = 9.0, 5.3 Hz, 2H), 6.94 (t, J = 8.9 Hz, 2H), 6.86 (s, 1H), 4.42 - 4.26 (m, 3H), 4.23 (s, 2H), 3.19 (s, 3H), 2.29 (s, 3H), 1.54 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 1.34 (d, J = 4.4 Hz, 6H); ESMS(M+1)= 438.23.
化合物101および化合物102:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-((R)-1-フェニルプロパン-2-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オンおよび(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-((S)-1-フェニルプロパン-2-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-2およびB-97の反応により、一般的手順方法Aによって化合物を調製して、表題生成物をジアステレオマーの混合物(化合物93)として得た。ジアステレオマーをキラルHPLC(Chiralpak OJ-H;30%1:1MeOH:EtOH(0.2%DEA)/70%ヘキサン)により分離して、以下を得た:
ジアステレオマーA:RT=7.55分;重量164.9mg;1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.86 (s, 1H), 7.20 - 7.07 (m, 2H), 6.97 (d, J = 6.9 Hz, 1H), 4.46 (d, J = 4.3 Hz, 1H), 4.31 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.14 (dd, J = 11.8, 5.5 Hz, 3H), 2.31 (s, 2H), 1.62 (d, J = 5.8 Hz, 2H), 1.52 (d, J = 6.9 Hz, 2H). ESMS(M+1)= 406.22.
ジアステレオマーB:RT=13.30分.;重量141.7mg;1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.11 (s, 1H), 8.05 (s, 1H), 7.25 - 7.07 (m, 3H), 7.01 (dd, J = 7.7, 1.6 Hz, 2H), 4.51 (s, 2H), 4.32 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.26 - 3.04 (m, 5H), 2.32 (s, 3H), 1.65 (d, J = 6.8 Hz, 3H), 1.54 (d, J = 6.9 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 406.22.
化合物99:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-(ピペリジン-4-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
イソプロピル(7S)-4-(4-(((4,7,8-トリメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)メチル)-1H-ピラゾール-1-イル)ピペリジン-1-カルボキシレート(88mg、0.193mmol)のジクロロメタン(2mL)中溶液に、0℃でBBr3のジクロロメタン中1M溶液(1mL、0.964mmol)を加えた。反応混合物を0℃で30分間撹拌し、次いで室温に加温し、16時間撹拌した。反応物をメタノール(2mL)でクエンチし、溶媒を真空で蒸発させた。残渣をカラムクロマトグラフィー(C-18カラム125g;濃度勾配5~95%ACN/水0.1%TFA)により精製して、表題生成物(52mg、58%)を得た。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.73 (s, 1H), 7.56 (s, 1H), 4.57 - 4.43 (m, 3H), 4.30 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.55 (dd, J = 13.3, 3.2 Hz, 2H), 3.27 (s, 3H), 3.19 (td, J = 13.0, 4.6 Hz, 2H), 2.34 - 2.16 (m, 7H), 1.53 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 371.24.
以下の化合物(化合物124および125)を、提供された一般的手順によって調製した。
(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-(ピペリジン-4-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン(化合物99;60mg、0.162mmol)およびDIPEA(85uL、0.486mmol)のジクロロメタン(1ml)中懸濁液に、適切な酸クロリド(0.162mmol)を加えた。得られた溶液を室温で16時間撹拌し、次いで水(2ml)でクエンチした。有機層を分離し、溶媒を窒素の気流下で蒸発させた。残渣を逆相クロマトグラフィー(C18カラム;濃度勾配5~95%ACN/水0.1%TFA)により精製した。所望のフラクションを蒸発させ、精製した物質をメタノール1mlに溶解し、PL-HCO3樹脂カートリッジに通して、所望の生成物を得た。
化合物124:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-(1-(3,4,5-トリフルオロベンゾイル)ピペリジン-4-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-(ピペリジン-4-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オンおよび3,4,5-トリフルオロベンゾイルクロリドの反応から得て、表題生成物15mgを得た。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.65 (s, 1H), 7.48 (s, 1H), 7.30 (dd, J = 7.7, 6.6 Hz, 2H), 5.48 (s, 2H), 4.68 (bs, 1H), 4.51 - 4.33 (m, 3H), 4.07 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.77 (bs, 1H), 3.07 (s, 3H), 2.18 (s, 3H), 2.13 - 1.92 (m, 4H); ESMS(M+1)= 529.16.
化合物125:(7S)-2-(((1-(1-(4-フルオロベンゾイル)ピペリジン-4-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-(ピペリジン-4-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オンおよび4-フルオロベンゾイルクロリドの反応から得て、表題生成物6.6mgを得た。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.66 (s, 1H), 7.55 - 7.44 (m, 3H), 7.20 (t, J = 8.8 Hz, 2H), 4.53 - 4.33 (m, 4H), 4.07 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.85 (bs, 1H), 3.07 (s, 3H), 2.18 (s, 3H), 2.01 (s, 4H), 1.33 (d, J = 6.8 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 493.24.
化合物130:(7S)-2-(((1-(1-(4-フルオロフェニル)ピペリジン-4-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-(ピペリジン-4-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン(化合物99;100mg、0.270mg)および1-ブロモ-4-フルオロベンゼン(57.0mg、0.324mmol)のt-ブタノール(3mL)中懸濁液に、室温でNaOtBu(540mL、THF中2M、1.08mmol)を加えた。溶液をN2で10分間脱気し、t-BuXPhosパラダサイクル(19mg、0.027mmol)を加えた。反応混合物を50℃に加温し、16時間撹拌した。冷却した溶液をDMSO(1mL)で希釈し、Florisilに通して濾過し、カラムクロマトグラフィー(C-18カラム;濃度勾配5~95%ACN/水0.1%TFA)により精製した。所望のフラクションを真空で蒸発させ、メタノールに溶解し、PL-HCO3MP樹脂カートリッジに通して遊離塩基化し、蒸発させて、所望の生成物(2.1mg、1.6%)を透明ガラスとして得た。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.48 (s, 1H), 7.35 (s, 1H), 7.16 (dd, J = 9.1, 5.1 Hz, 2H), 7.03 (t, J = 8.8 Hz, 2H), 4.99 (s, 2H), 4.18 (m, 1H), 4.07 (dd, J = 13.8, 6.9 Hz, 1H), 3.20 - 3.03 (m, 3H), 2.96 (s, 3H), 2.76 - 2.62 (m, 2H), 2.17 (s, 3H), 2.01 (d, J = 12.5 Hz, 2H), 1.90 - 1.72 (m, 3H), 1.33 (d, J = 6.8 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 465.24.
化合物179:(7S)-2-(((1-(1-(3,5-ジフルオロフェニル)ピペリジン-4-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
密封管に1,3,5-トリフルオロベンゼン(化合物99;325mg、2.45mmol)を入れ、(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-(ピペリジン-4-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン(140mg、0.3779mmol)のDMSO(1mL)およびトリエチルアミン(0.5ml)中溶液に加え、70℃で20時間加熱した。反応は完結していなかったので、170℃で2時間加熱した。反応物を室温に冷却し、水75ml中に注ぎ入れ、酢酸エチル(3×75ml)で抽出した。合わせた抽出物をブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させた。粗生成物をジクロロメタン中0~10%メタノール(0.1%アンモニア)の濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO
2)により精製して、表題生成物、重量68mg(収率35%)を得た。
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.65 (s, 1H), 7.47 (s, 1H), 6.53 (d, J = 9.1 Hz, 2H), 6.27 (t, J = 9.1 Hz, 1H), 4.45 - 4.19 (m, 3H), 4.09 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.87 (d, J = 13.1 Hz, 2H), 3.09 (s, 3H), 2.95 (dd, J = 17.9, 7.0 Hz, 2H), 2.65 (d, J = 1.0 Hz, 5H), 2.26 - 1.96 (m, 6H), 1.35 (d, J = 6.8 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 483.44. キラルHPLC(Chiral PAK IC カラム, 4.6 x 250mM; 50%ヘキサン/30%エタノール/20%メタノール/0.1%ジエチルアミン): Rt= 9.473分; 97% ee.
化合物131および132:(7S)-2-[[1-[(2S)-2-(4-フルオロフェニル)-2-ヒドロキシ-エチル]ピラゾール-4-イル]メチルアミノ]-4,7,8-トリメチル-5,7-ジヒドロプテリジン-6-オンおよび(7S)-2-[[1-[(2R)-2-(4-フルオロフェニル)-2-ヒドロキシ-エチル]ピラゾール-4-イル]メチルアミノ]-4,7,8-トリメチル-5,7-ジヒドロプテリジン-6-オン。
水素化ホウ素ナトリウム(36mg、0.9446mmol)を、室温で(7S)-2-[[1-[2-(4-フルオロフェニル)-2-オキソ-エチル]ピラゾール-4-イル]メチルアミノ]-4,7,8-トリメチル-5,7-ジヒドロプテリジン-6-オン(200mg、0.4723mmol)のメタノール(10mL)中溶液に加えた。反応物を2時間撹拌し、続いてアセトン2mlを加えて反応をクエンチした。溶媒を真空で除去し、得られた粗製物を水5ml中に溶解し、酢酸エチル(2×25ml)で抽出した。合わせた抽出物を無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させて粗生成物を得、これをジクロロメタン中0~20%メタノールの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィーにより精製した。所望のフラクションを真空で蒸発させて、表題生成物135mg(収率62%)をジアステレオマーの混合物(化合物100)として得た。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 9.83 (s, 1H), 7.47 (d, J = 0.6 Hz, 1H), 7.33 (d, J = 0.7 Hz, 1H), 7.32 - 7.25 (m, 2H), 7.09 (td, J = 9.0, 0.9 Hz, 2H), 6.53 (t, J = 5.9 Hz, 1H), 5.64 (d, J = 4.7 Hz, 1H), 4.89 (q, J = 5.8 Hz, 1H), 4.25 - 4.07 (m, 4H), 4.05 - 3.91 (m, 1H), 2.95 (s, 3H), 2.13 (s, 3H), 1.19 (d, J = 6.8 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 426.36.
ジアステレオマーをキラルHPLC(OJ-Hカラム、20×250mm;70%ヘキサン/15%メタノール/15%エタノール/0.2%ジエチルアミン、定組成;20ml/分流速)により分離して、各々のジアステレオマー18mgを得た:
ジアステレオマーA:Rt8.897分;90.8%ee
ジアステレオマーB:Rt11.245分;86%ee。
化合物128:(7S)-2-(((1-(2-(4-フルオロフェニル)-2-ヒドロキシプロピル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
(7S)-2-[[1-[2-(4-フルオロフェニル)-2-オキソ-エチル]ピラゾール-4-イル]メチルアミノ]-4,7,8-トリメチル-5,7-ジヒドロプテリジン-6-オン(125mg、0.29mmol)の乾燥THF中溶液に、-78℃でMeMgBr(405.5mg、3M、393.7μL、1.18mmol)を加えた。反応物を-78℃で2時間撹拌した。反応物を室温に加温し、24時間撹拌した。反応物を飽和塩化アンモニウムでクエンチし、ジクロロメタンで抽出した。抽出物を真空で蒸発させて、粗生成物を得た。生成物と未反応の出発材料は分離できなかったので、粗製物をメタノール中に溶解し、ヒドラジン0.3mlを溶液に加え、2時間撹拌した。混合物を真空で蒸発させ、粗生成物をジクロロメタンからジクロロメタン中0~20%メタノールの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィーにより精製した。所望のフラクションを蒸発させて、所望の生成物、重量6.9mg(収率5%)を得た。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 10.48 (s, 1H), 7.79 (brs, 1H), 7.45 (s, 1H), 7.39 (dd, J = 8.7, 5.6 Hz, 2H), 7.32 (s, 1H), 7.04 (t, J = 8.9 Hz, 2H), 5.48 (brs, 1H), 4.39 - 4.30 (m, 2H), 4.24 (s, 2H), 3.15 (s, 3H), 2.26 (s, 3H), 1.42 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 1.36 (d, J = 1.1 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 440.32.
化合物50:(7S)-2-(((1-(3,5-ジフルオロ-4-ヒドロキシベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
(7S)-2-(((1-(3,5-ジフルオロ-4-メトキシベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン(34mg、0.07781mmol)を、ジクロロメタン10ml中に溶解した。三臭化ホウ素のジクロロメタン中1M溶液(400ul;0.4mmol)を溶液に加え、室温で18時間撹拌した。メタノールを混合物に加えて、反応物をクエンチした。溶媒を真空で蒸発させて残渣を得、これをDMSOに溶解し、濾過し、逆相分取HPLC(アセトニトリル/水/TFA)により精製した。所望のフラクションをPL-HCO3 MPSPEカートリッジに通すことにより中和した。溶媒を蒸発させて、所望の生成物14mgを得た。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.64 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.52 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.40 (s, 1H), 6.83 - 6.74 (m, 2H), 5.20 (s, 2H), 4.40 (s, 2H), 4.14 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.08 (s, 3H), 1.42 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS (M+H)= 416.26.
化合物73および74:(7S)-2-(((1-(4-フルオロベンジル)-3-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オンおよび(7S)-2-(((1-(4-フルオロベンジル)-5-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-2およびB-98の反応により、一般的手順方法Aによって化合物を調製して、表題生成物を位置異性体の混合物として得た。混合物はカラムクロマトグラフィーにより分離できなかった。位置異性体をSFC(カラム:AD-H、110×250mm;40%メタノール(0.2%ジエチルアミン/60%CO2)により分離して、それぞれ個々の位置異性体を得た。
ピークA:Rt0.783分。主要、(93mg、収率46%)1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.91 - 8.32 (m, 1H), 7.27 (d, J = 5.4 Hz, 1H), 7.23 - 7.11 (m, 2H), 7.02 (dd, J = 9.6, 7.6 Hz, 2H), 5.17 (s, 2H), 4.69 (t, J = 5.3 Hz, 1H), 4.35 (d, J = 5.4 Hz, 2H), 4.06 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.03 (s, 3H), 2.27 (s, 3H), 2.24 (s, 3H), 1.40 (d, J = 6.9 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 410.16.
ピークB:Rt1.595分。少量、(53mg、収率26%)1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.97 (s, 1H), 7.49 (s, 1H), 7.14 - 6.91 (m, 4H), 5.23 (s, 2H), 4.81 - 4.61 (m, 1H), 4.34 (d, J = 5.3 Hz, 2H), 4.06 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.05 (s, 3H), 2.25 (s, 3H), 2.19 (s, 3H), 1.39 (d, J = 6.8 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 449.32.
2B.表5の化合物の調製
化合物138:(7S)-2-(((1-((3,5-ジメチルイソオキサゾール-4-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
化合物は、手順方法Aによって中間体A-2およびB-85の反応を介して調製して、表題生成物を得た、48%の収率。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.58 (s, 1H), 7.47 (s, 1H), 5.11 (s, 2H), 4.36 (s, 2H), 4.07 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.04 (s, 3H), 2.36 (s, 3H), 2.17 (s, 3H), 2.06 (s, 3H), 1.32 (d, J = 6.8 Hz, 3H); ESMS (M+H)=397.15. キラルHPLC( ChiralPAK IC カラム; 20%メタノール/30%エタノール/50%ヘキサン、アイソクラチック) Rt 13.781分; 98% ee.
化合物139:(7S)-2-(((1-((1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
化合物は、手順方法Aによって中間体A-2およびB-86の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.49 (s, 1H), 7.48 (s, 1H), 7.43 (s, 1H), 5.09 (s, 1H), 4.35 (s, 2H), 4.06 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.77 (s, 3H), 3.03 (s, 3H), 2.16 (s, 3H), 2.08 (s, 3H), 1.32 (d, J = 6.8 Hz, 3H); ESMS (M+H)=396.16. キラルHPLC( ChiralPAK IC カラム; 20%メタノール/30%エタノール/50%ヘキサン、アイソクラチック) Rt 15.157分; 97% ee.
化合物158:(7S)-2-(((1-((3-エチル-5-メチルイソオキサゾール-4-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
化合物は、手順方法Aによって中間体A-2およびB-87の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.54 (s, 1H), 7.46 (s, 1H), 5.10 (s, 2H), 4.36 (s, 2H), 4.07 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.04 (s, 3H), 2.47 (q, J = 7.6 Hz, 2H), 2.36 (s, 3H), 2.17 (s, 3H), 1.33 (d, J = 6.8 Hz, 3H), 1.05 (t, J = 7.6 Hz, 3H); ESMS (M+H)=411.29.
化合物159:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-((1-メチル-3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Aによって中間体A-2およびB-88の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.69 (s, 1H), 7.60 (s, 1H), 7.51 (s, 1H), 5.25 (s, 2H), 4.54 - 4.41 (m, 2H), 4.30 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.90 (s, 3H), 3.23 (s, 3H), 2.28 (s, 3H), 1.52 (d, J = 6.9 Hz, 3H). ESMS (M+H)= 450.22.
化合物160:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-((1-メチル-3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-5-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Aによって中間体A-2およびB-89の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 9.81 (s, 1H), 7.67 (s, 1H), 7.40 (s, 1H), 6.68 - 6.51 (m, 2H), 5.44 (s, 2H), 4.30 - 4.12 (m, 2H), 3.99 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.88 (s, 3H), 2.93 (s, 3H), 2.12 (s, 3H), 1.18 (d, J = 6.8 Hz, 3H); ESMS (M+H)= 450.17; キラルHPLC( ChiralPAK IC カラム; 20%メタノール/30%エタノール/50%ヘキサン、アイソクラチック) Rt 7.083分; 97% ee. [α]D
20 +48.2° (c=0.71, 1:1 メタノール/ジクロロメタン).
化合物189:(7S)-2-(((1-((1-エチル-3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-5-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
化合物は、手順方法Aによって中間体A-2およびB-90の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.11 (s, 1H), 7.50 (s, 1H), 7.44 - 7.39 (m, 1H), 6.46 (s, 1H), 5.51 (s, 1H), 5.23 (s, 2H), 4.46 - 4.36 (m, 2H), 4.23 (q, J = 7.2 Hz, 2H), 4.08 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.06 (s, 3H), 2.24 (s, 3H), 1.46 (t, J = 7.2 Hz, 3H), 1.42 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS (M+H)= 464.26. キラルHPLC( ChiralPAK IC カラム; 20%メタノール/30%エタノール/50%ヘキサン、アイソクラチック) Rt 6.691分; 92% ee.
化合物190:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-((1-メチル-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
化合物は、手順方法Aによって中間体A-2およびB-91の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.05 (s, 1H), 7.52 (s, 1H), 7.45 (s, 1H), 6.54 (s, 1H), 5.25 (s, 2H), 4.45 (d, J = 5.8 Hz, 2H), 4.13 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.98 (s, 3H), 3.12 (s, 3H), 2.28 (s, 3H), 1.48 (d, J = 6.8 Hz, 3H). ESMS (M+H)= 450.26. キラルHPLC( ChiralPAK IC カラム; 20%メタノール/30%エタノール/50%ヘキサン、アイソクラチック) Rt 8.817分; 95.6% ee.
化合物191:(7S)-2-(((1-((1-エチル-1H-イミダゾール-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Aによって中間体A-2およびB-92の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.38 (s, 1H), 7.44 (s, 1H), 7.38 (s, 1H), 6.98 (d, J = 5.7 Hz, 1H), 6.89 (d, J = 1.2 Hz, 1H), 5.35 (s, 2H), 4.34 (t, J = 7.4 Hz, 2H), 4.04 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.97 (q, J = 7.3 Hz, 2H), 3.01 (s, 3H), 2.21 (s, 3H), 1.38 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 1.19 (t, J = 7.3 Hz, 3H); ESMS (M+H)= 396.3. キラルHPLC( ChiralPAK IC カラム; 20%メタノール/30%エタノール/50%ヘキサン、アイソクラチック) Rt 17.014分; 99% ee.
化合物192:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-((5-(トリフルオロメチル)フラン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Aによって中間体A-2およびB-93の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.64 (s, 1H), 7.49 (s, 1H), 6.95 - 6.86 (m, 1H), 6.49 (d, J = 3.4 Hz, 1H), 5.35 (s, 2H), 4.39 (s, 2H), 4.07 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.05 (s, 3H), 2.17 (s, 3H), 1.33 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS (M+H)= 436.29. キラルHPLC( ChiralPAK IC カラム; 20%メタノール/30%エタノール/50%ヘキサン、アイソクラチック) Rt 6.85分; 91.6% ee.
化合物193:(7S)-2-(((1-((2,5-ジメチルオキサゾール-4-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Aによって中間体A-2およびB-94の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.58 (s, 1H), 7.44 (s, 1H), 5.08 (s, 2H), 4.37 (s, 2H), 4.06 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.05 (s, 3H), 2.35 (s, 3H), 2.23 (s, 3H), 2.17 (s, 3H), 1.32 (d, J = 6.8 Hz, 3H); ESMS (M+H)= 397.31. キラルHPLC( ChiralPAK IC カラム; 20%メタノール/30%エタノール/50%ヘキサン、アイソクラチック) Rt 11.821分; 92% ee.
化合物40 R
6=CH3:(7S)-2-(((5-(4-フルオロフェニル)フラン-2-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Aによって中間体A-2および(5-(4-フルオロフェニル)フラン-2-イル)メタンアミンの反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.71 - 7.59 (m, 2H), 7.16 - 7.03 (m, 2H), 6.63 (d, J = 3.3 Hz, 1H), 6.33 (dt, J = 3.3, 0.8 Hz, 1H), 4.63 - 4.56 (m, 2H), 4.14 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.13 (s, 3H), 2.22 (s, 3H), 1.39 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 382.31.
化合物43 R6=H:(7S)-2-(((5-(4-フルオロフェニル)フラン-2-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Aによって中間体A-1および(5-(4-フルオロフェニル)フラン-2-イル)メタンアミンの反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.68 - 7.56 (m, 2H), 7.40 (s, 1H), 7.13 - 7.00 (m, 2H), 6.51 (d, J = 3.3 Hz, 1H), 6.36 - 6.28 (m, 1H), 4.69 - 4.60 (m, 2H), 4.14 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.13 (s, 3H), 1.50 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 368.26.
化合物59:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((4-フェニルチアゾール-2-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Bによって中間体A-2および(4-フェニルチアゾール-2-イル)メタンアミンの反応を介して調製して、表題生成物を得た。 ESMS(M+1)= 381.33.
化合物60:(S)-4,7,8-トリメチル-2-(((2-(ピペリジン-1-イル)ピリジン-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Bによって中間体A-2および(2-(ピペリジン-1-イル)ピリジン-4-イル)メタンアミンの反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.85 (d, J = 6.6 Hz, 1H), 7.34 (s, 1H), 6.94 (d, J = 6.5 Hz, 1H), 4.71 (s, 2H), 4.28 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.71 (d, J = 5.5 Hz, 4H), 3.14 (s, 3H), 2.34 (s, 3H), 1.76 (s, 6H), 1.51 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 382.32.
化合物62:(S)-4,7,8-トリメチル-2-(((2-モルホリノピリジン-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Bによって中間体A-2および(2-モルホリノピリジン-4-イル)メタンアミンの反応を介して調製して、表題生成物を得た。 ESMS(M+1)= 384.39.
2C.表6の化合物の調製。
化合物161:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-(5-メチル-2-(トリフルオロメチル)ピリミジン-4-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Bによって中間体A-2およびB-153の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.77 - 8.67 (m, 2H), 7.85 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 4.57 (dd, J = 6.0, 2.5 Hz, 2H), 4.20 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.24 (s, 3H), 2.79 (t, J = 0.8 Hz, 3H), 2.36 (s, 3H), 1.55 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 448.19.
化合物162:(7S)-2-(((1-((5-フルオロピリミジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Bによって中間体A-2およびB-151の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.60 (d, J = 0.5 Hz, 2H), 7.57 (dd, J = 5.6, 0.8 Hz, 2H), 5.53 (d, J = 1.0 Hz, 2H), 4.48 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 4.11 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.10 (s, 3H), 2.27 (s, 3H), 1.45 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 398.26.
化合物163:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-((2-メチルピリミジン-5-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Bによって中間体A-2およびB-152の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.54 (s, 2H), 7.55 - 7.46 (m, 2H), 5.24 (s, 2H), 4.43 (s, 2H), 4.11 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.11 (s, 3H), 2.72 (s, 3H), 2.27 (s, 3H), 1.46 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 393.89.
化合物164:(7S)-7,8-ジメチル-2-(((1-(5-メチル-2-(トリフルオロメチル)ピリミジン-4-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Bによって中間体A-1およびB-153の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.75 - 8.65 (m, 2H), 7.84 (d, J = 0.9 Hz, 1H), 7.36 (s, 1H), 4.56 - 4.49 (m, 2H), 4.14 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.18 (s, 3H), 2.77 (t, J = 0.8 Hz, 3H), 1.50 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 434.27.
化合物165:(7S)-2-(((1-((5-フルオロピリミジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Bによって中間体A-1およびB-151の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.63 - 8.56 (m, 2H), 7.66 - 7.53 (m, 3H), 5.54 (d, J = 1.0 Hz, 2H), 4.50 (d, J = 5.6 Hz, 2H), 4.19 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.16 (s, 3H), 1.52 (d, J = 7.0 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 384.21.
化合物166:(7S)-7,8-ジメチル-2-(((1-((2-メチルピリミジン-5-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Bによって中間体A-1およびB-152の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 8.57 (s, 2H), 7.69 (s, 1H), 7.62 - 7.50 (m, 2H), 5.28 (d, J = 2.4 Hz, 2H), 4.47 (d, J = 5.6 Hz, 2H), 4.20 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.17 (s, 3H), 2.73 (s, 3H), 1.54 (d, J = 7.0 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 380.25.
2D.表7の化合物の調製
化合物136:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
(7S)-2-クロロ-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン(A-2;40g、176.5mmol)、(1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩(B-52;78.4g、212mmol)およびナトリウムtert-ブトキシド(59.4g、618mmol)の混合物を、tert-ブタノール(640ml)中に溶解し、窒素でパージした。tBuXPhos Pd Gen 1(2.42g、3.53mmol)を混合物に加え、発熱が観察された(温度は48℃に上昇した)。反応温度を50℃で30分間維持した。溶媒を真空下で除去し、得られた残渣を水(1リットル)中に溶解し、ジクロロメタン(2×600ml)で抽出した。抽出物をブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過した。セライト(110g)を濾液に加え、溶媒を真空で蒸発させた。固体残渣をシリカゲル1.5kg上に乾燥装填し、ジクロロメタン中0~20%メタノールの濃度勾配で溶出した。所望のフラクションを真空で蒸発させて、緑色発泡体を得た。発泡体生成物をジクロロメタン600mlに溶解し、Biotage Mp-TMT樹脂35gを加え、終夜撹拌した。溶媒をFlorisilのパッドに通して濾過し、酢酸エチルで洗浄した。濾液を真空で蒸発させた。ヘプタン(800ml)を得られた物質に加え、30分間撹拌し、続いて真空濾過し、引き続きヘプタンで洗浄した。次いでヘプタンで洗浄した物質を真空オーブン中55℃で乾燥して、表題生成物、64g(収率80.4%)を得た。1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.61 (s, 1H), 7.68 (t, J = 1.4 Hz, 2H), 7.57 (d, J = 0.7 Hz, 1H), 7.44 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 5.38 (s, 2H), 4.95 (s, 1H), 4.48 - 4.38 (m, 2H), 4.09 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.06 (s, 3H), 2.22 (s, 3H), 1.42 (d, J = 6.9 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 447.3; キラルHPLC (ChiralPAK IC カラム; 20% MeOH/30% EtOH /50%ヘキサン (0.1%ジエチルアミン)、アイソクラチック) Rt 7.548 (98.6% ee). [α]D = 45.5° (c=1, メタノール); mp= 175-176℃.
化合物177:(7S)-4,5,7,8-テトラメチル-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Bによって中間体A-3およびB-52の反応を介して調製して、表題化合物を得た。収率20%。 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 8.66 - 8.60 (m, 1H), 7.97 - 7.81 (m, 2H), 7.77 (s, 1H), 7.44 (s, 1H), 6.83 (t, J = 6.0 Hz, 1H), 5.45 (s, 2H), 4.25 (dd, J = 6.0, 2.3 Hz, 2H), 4.01 (q, J = 6.7 Hz, 1H), 3.18 (s, 3H), 2.92 (s, 3H), 2.27 (s, 3H), 1.05 (d, J = 6.8 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 461.43; キラルHPLC (ChiralPAK IC カラム; 20% MeOH/30% EtOH /50%ヘキサン (0.1%ジエチルアミン)、アイソクラチック) Rt 10.137分(99% ee).
化合物77:(7S)-2-(((1-((6-フルオロピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,5,7-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-53の反応を介して調製して、表題化合物を得た;88mg、収率38.31%; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.90 (s, 1H), 8.05 (dd, J = 2.4, 1.1 Hz, 1H), 7.58 (ddd, J = 8.7, 7.6, 2.6 Hz, 1H), 7.45 (s, 1H), 7.31 (s, 1H), 6.83 (dd, J = 8.5, 2.9 Hz, 1H), 5.18 (s, 2H), 5.06 - 4.89 (m, 1H), 4.34 (dd, J = 5.8, 2.2 Hz, 2H), 3.99 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 2.96 (d, J = 0.7 Hz, 3H), 2.17 (d, J = 0.8 Hz, 3H), 1.32 (d, J = 6.9 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 397.11. キラルHPLC (ChiralPAK IC カラム; 20% MeOH/30% EtOH /50%ヘキサン (0.1%ジエチルアミン)、アイソクラチック) Rt 3.751分(98% ee). [α]D = 47.0° (c=0.97, メタノール).
化合物82:(7S)-2-(((1-((6-フルオロピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,5,7,8-テトラメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Bによって中間体A-3およびB-53の反応を介して調製して、表題化合物を得た;収率58.05%; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.23 - 8.07 (m, 1H), 7.67 (td, J = 7.9, 2.6 Hz, 1H), 7.55 (s, 1H), 7.41 (s, 1H), 6.92 (dd, J = 8.4, 3.0 Hz, 1H), 5.29 (d, J = 11.6 Hz, 2H), 5.20 (s, 1H), 4.44 (d, J = 5.8 Hz, 2H), 4.02 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.30 (s, 3H), 3.02 (s, 3H), 2.37 (s, 3H), 1.21 (d, J = 6.9 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 411.27; キラルHPLC (ChiralPAK IC カラム; 20% MeOH/30% EtOH /50%ヘキサン (0.1%ジエチルアミン)、アイソクラチック) Rt 16.201分(65% ee).
化合物94:(7S)-2-(((1-((6-フルオロ-4-メチルピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
A-2およびB-54の反応による一般手順Aにより化合物を調製して、表題化合物;収率32%を得た;1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.84 (s, 1H), 7.45 (s, 1H), 7.25 (s, 1H), 6.76 (s, 1H), 5.21 (s, 2H), 4.33 (s, 2H), 3.99 (q, J = 6.7 Hz, 1H), 2.98 (s, 3H), 2.24 (s, 3H), 2.13 (s, 3H), 1.32 (d, J = 6.8 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 411.32.
化合物129:(7S)-2-(((1-((6-イソプロポキシピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,5,7,8-テトラメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
水素化ナトリウム(12.48mg、0.5200mmol)を、(S)-2-(((1-((6-フルオロピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン(44mg、0.1040mmol)のイソプロパノール(1.5mL)中溶液に加えた。混合物を60℃で3時間加熱した。反応物を飽和NH4Cl溶液でクエンチし、酢酸エチル(2×15mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブラインで洗浄し、MgSO4で脱水し、真空で濃縮して粗生成物を得、これをカラムクロマトグラフィー(SiO2)(ジクロロメタン中0~6%メタノールの濃度勾配で溶出)により精製して、所望の生成物を得た。収率、87.2%。1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.97 (dd, J = 2.5, 0.8 Hz, 1H), 7.46 - 7.39 (m, 1H), 7.36 (dd, J = 8.6, 2.6 Hz, 1H), 7.26 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 6.56 (dd, J = 8.5, 0.7 Hz, 1H), 5.20 (dt, J = 12.4, 6.1 Hz, 1H), 5.08 (s, 2H), 4.92 (t, J = 5.7 Hz, 1H), 4.33 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 3.91 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.21 (s, 3H), 2.91 (s, 3H), 2.26 (s, 3H), 1.25 (d, J = 6.2 Hz, 6H), 1.11 (d, J = 6.9 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 451.35.
以下の3種の化合物、化合物135、167および168を、化合物129にて報告した通りの一般的手順によって調製した。
化合物135:(7S)-2-(((1-((6-イソプロポキシピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
(7S)-2-(((1-((6-フルオロピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オンおよびイソプロパノールの反応による化合物129にて報告した手順により化合物を調製して、表題化合物を得た;収率、93%;1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 9.01 (s, 1H), 8.09 - 7.97 (m, 1H), 7.50 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.43 (dd, J = 8.5, 2.6 Hz, 1H), 7.33 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 6.64 (dd, J = 8.5, 0.7 Hz, 1H), 5.28 (p, J = 6.2 Hz, 1H), 5.16 (s, 2H), 4.92 (t, J = 5.7 Hz, 1H), 4.40 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 4.05 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.02 (s, 3H), 2.24 (s, 3H), 1.39 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 1.33 (d, J = 6.2 Hz, 6H). ESMS(M+1)= 437.25.
化合物167:(7S)-2-(((1-((6-(tert-ブトキシ)-4-メチルピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
t-ブタノールおよび(S)-2-(((1-((6-フルオロ-4-メチルピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オンの反応による化合物129にて報告した手順により化合物を調製して、表題化合物を得た;収率、0.7%。1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.88 (s, 1H), 7.49 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.31 - 7.25 (m, 1H), 6.53 - 6.44 (m, 1H), 5.17 (s, 2H), 4.40 (d, J = 5.6 Hz, 2H), 4.12 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.11 (s, 3H), 2.32 (s, 3H), 2.13 (d, J = 0.8 Hz, 3H), 1.57 (s, 9H), 1.48 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 465.44.
化合物168:(7S)-2-(((1-((6-イソプロポキシ-4-メチルピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
イソプロパノールおよび(7S)-2-(((1-((6-フルオロ-4-メチルピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン(化合物94)の反応による化合物129にて報告した手順により化合物を調製して、表題化合物を得た。収率、1.4%。1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.92 (s, 1H), 7.88 (s, 1H), 7.46 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.32 - 7.22 (m, 1H), 6.54 - 6.42 (m, 1H), 5.26 - 5.18 (m, 1H), 5.16 (s, 2H), 4.38 (d, J = 5.6 Hz, 2H), 4.12 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.12 (s, 3H), 2.32 (s, 3H), 2.13 (d, J = 0.8 Hz, 3H), 1.49 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 1.30 (d, J = 6.2 Hz, 5H). ESMS(M+1)= 451.44.
化合物10:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-((6-(メチルアミノ)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン(方法D)。
(7S)-2-[[1-[(6-フルオロ-3-ピリジル)メチル]ピラゾール-4-イル]メチルアミノ]-4,7,8-トリメチル-5,7-ジヒドロプテリジン-6-オン(100mg、0.2486mmol)のMeOH(2mL)中溶液に、メチルアミン(4.37M、68.26μL、0.2983mmol)を加え、混合物を密封容器中週末にかけて加熱した。LCMSは反応が完結していることを示した。溶媒を除去した後、粗製物質を逆相C18クロマトグラフィー(20cv中0~50%ACN/H2O)上で精製して、所望の生成物を得た。収率、60%。1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.03 - 7.90 (m, 1H), 7.83 (q, J = 8.2 Hz, 2H), 7.64 (q, J = 6.3 Hz, 1H), 7.03 (h, J = 7.3, 6.7 Hz, 1H), 5.38 - 5.18 (m, 2H), 4.53 (q, J = 6.3 Hz, 2H), 4.31 (tt, J = 6.8, 3.4 Hz, 1H), 3.03 (q, J = 6.9 Hz, 3H), 2.30 (q, J = 6.6 Hz, 3H), 1.61 - 1.40 (m, 3H). ESI-MS m/z 計算値407.44、実測値408.35.
化合物173:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-((6-メチルピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-55の反応を介して調製して、表題化合物を得た;収率82.5%. 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 10.17 (s,1H), 8.36 (s, 1H), 7.73 (s, 1H), 7.52 (dd, J = 7.9, 2.4 Hz, 1H), 7.41 (s, 1H), 7.20 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 5.26 (s, 2H), 4.30 (d, J = 5.8 Hz, 2H), 4.16 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.04 (s, 3H), 2.43 (s, 3H), 2.19 (s, 3H), 1.30 (d, J = 6.8 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 393.31.
化合物174および化合物175:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-((S)-1-(6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)エチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オンおよび(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-((R)-1-(6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)エチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-2およびB-150の反応により、一般的手順方法Aによって化合物を調製して、ジアステレオマーの混合物(化合物172)を得た;収率64%。ジアステレオマーをSFC(ICカラム、10×250mm;40%エタノール(0.2%ジエチルアミン)/60%CO2、定組成;10ml/分カラム)により分離して、ジアステレオマーAおよびジアステレオマーBを得た。
ジアステレオマーA:キラルHPLC(Chiral PAK IC カラム, 4.6 x 250mM; 50%ヘキサン/30%エタノール/20%メタノール/0.1%ジエチルアミン): Rt= 6.81分; 99% ee. 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 9.81 (s, 1H), 8.62 (s, 1H), 7.86 (d, J = 1.5 Hz, 2H), 7.79 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.44 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 6.58 (brs, 1H), 5.77 (q, J = 7.1 Hz, 1H), 4.23 (d, J = 6.0 Hz, 2H), 4.00 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 2.94 (s, 3H), 2.13 (s, 3H), 1.82 (d, J = 7.1 Hz, 3H), 1.19 (d, J = 6.8 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 461.48.
ジアステレオマーB:キラルHPLC(Chiral PAK IC カラム, 4.6 x 250mM; 50%ヘキサン/30%エタノール/20%メタノール/0.1%ジエチルアミン): Rt= 7.17分; 99% ee. 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 9.87 (s, 1H), 8.62 (s, 1H), 7.86 (d, J = 1.5 Hz, 2H), 7.80 (d, J = 0.9 Hz, 1H), 7.45 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 6.68 (brs, 1H), 5.78 (q, J = 7.1 Hz, 1H), 4.25 (d, J = 5.9 Hz, 2H), 4.02 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 2.95 (s, 3H), 2.14 (s, 3H), 1.82 (d, J = 7.1 Hz, 3H), 1.21 (d, J = 6.8 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 461.48.
化合物176:(7S)-5-((4-(((4,7,8-トリメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)メチル)-1H-ピラゾール-1-イル)メチル)ピコリノニトリル
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-56の反応を介して調製して、表題化合物を得た; 15%の収率。 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 9.79 (s, 1H), 8.59 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 8.00 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.83 - 7.70 (m, 2H), 7.42 (s, 1H), 6.56 (t, J = 6.0 Hz, 1H), 5.44 (s, 2H), 4.22 (dd, J = 6.2, 1.5 Hz, 2H), 3.99 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 2.93 (s, 3H), 2.13 (s, 3H), 1.18 (d, J = 6.8 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 404.3.
化合物178:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-((2-メチルピリジン-4-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2および(1-((2-メチルピリジン-4-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸の反応を介して調製して、表題化合物を得た;43%の収率。 1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.62 (d, J = 6.2 Hz, 1H), 7.89 (s, 1H), 7.66 (s, 1H), 7.58 (s, 1H), 7.49 (d, J = 6.2 Hz, 1H), 5.65 (s, 2H), 4.57 (s, 2H), 4.30 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.27 (s, 3H), 2.75 (s, 3H), 2.31 (s, 3H), 1.53 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 393.30.
化合物180:(7S)-2-(((1-((2-フルオロピリジン-4-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-58の反応を介して調製して、表題化合物を得た; 14%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.16 (d, J = 5.2 Hz, 1H), 7.57 (d, J = 9.3 Hz, 2H), 7.03 - 6.92 (m, 1H), 6.64 (s, 1H), 5.33 (s, 2H), 4.49 (s, 2H), 4.15 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.17 (s, 3H), 2.30 (s, 3H), 1.50 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 397.26.
化合物182:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-((4-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-59の反応を介して調製して、表題化合物を得た; 51%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.79 - 8.70 (m, 1H), 8.34 - 8.27 (m, 1H), 7.62 - 7.52 (m, 2H), 7.49 (s, 1H), 5.52 (s, 2H), 4.48 (d, J = 5.8 Hz, 2H), 4.13 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.12 (s, 3H), 2.30 (s, 3H), 1.47 (d, J = 6.9 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 447.18.
化合物183:(7S))-4,7,8-トリメチル-2-(((1-((2-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-60の反応を介して調製して、表題化合物を得た; 56%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.64 (d, J = 4.2 Hz, 1H), 7.62 - 7.44 (m, 3H), 7.38 (d, J = 7.7 Hz, 1H), 5.53 (s, 2H), 4.51 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 4.20 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.20 (s, 3H), 2.38 (s, 3H), 1.56 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 447.15.
化合物184:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-61の反応を介して調製して、表題化合物を得た; 41%の収率。 1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.95 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 7.75 (s, 1H), 7.70 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.54 (s, 1H), 7.20 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 5.48 (s, 2H), 4.43 (s, 2H), 4.09 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.08 (s, 3H), 2.19 (s, 3H), 1.35 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 447.28.
化合物187:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-((3-(トリフルオロメチル)ピリジン-4-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-62の反応を介して調製して、表題化合物を得た; 48%の収率。 1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.86 (s, 1H), 8.65 (d, J = 5.3 Hz, 1H), 7.75 (s, 1H), 7.61 (s, 1H), 6.66 (d, J = 5.3 Hz, 1H), 5.61 (s, 2H), 4.45 (s, 2H), 4.09 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.08 (s, 3H), 2.19 (s, 3H), 1.34 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 447.32. キラルHPLC (Chiralpak AD-H; 50% (1:1 MeOH-EtOH)/50%ヘプタン(0.2%ジエチルアミン): 70% ee.
化合物188:(S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-((2-メチル-6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-63の反応を介して調製して、表題化合物を得た; 17%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 9.47 (s, 1H), 7.55 (d, J = 0.7 Hz, 1H), 7.45 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 7.39 - 7.32 (m, 1H), 7.22 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 5.31 (s, 2H), 5.11 (t, J = 5.9 Hz, 1H), 4.57 - 4.29 (m, 2H), 4.03 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.01 (s, 3H), 2.57 (s, 3H), 2.24 (s, 3H), 1.37 (d, J = 6.8 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 461.43. キラルHPLC(Chiral PAK IC カラム, 4.6 x 250mM; 50%ヘキサン/30%エタノール/20%メタノール/0.1%ジエチルアミン): Rt= 7.998分, (97% ee).
化合物194:(7S)-2-(((1-((6-クロロピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
ステップ1:メチルN-(2-(((1-((6-クロロピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-6-メチル-5-ニトロピリミジン-4-イル)-N-メチル-L-アラニネート
中間体A-40(メチルN-(2-クロロ-6-メチル-5-ニトロピリミジン-4-イル)-N-メチル-L-アラニネート;400mg、1.39mmol)および中間体B-67((1-((6-クロロピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩;482mg、1.45mmol)の混合物を、N-メチルピロリジン-2-オン(5ml)およびトリエチルアミン(1ml、7mmol)中に溶解し、60℃で2時間加熱した。反応物を室温に冷却し、氷上に注ぎ入れて、黄色沈殿物を得た。沈殿物を真空濾過により集め、次いでジクロロメタン中0~8%メタノールの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2)により精製した。所望のフラクションを真空で蒸発させて、表題生成物、重量312mg(収率46.8%)を得た。1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.32 (d, J = 2.5 Hz, 1H), 7.59 - 7.45 (m, 2H), 7.38 (s, 1H), 7.32 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.49 (s, 1H), 5.27 (s, 2H), 4.92 (d, J = 7.4 Hz, 1H), 4.40 (dt, J = 14.2, 8.4 Hz, 2H), 3.65 (s, 3H), 2.87 (s, 3H), 2.42 (s, 3H), 1.53 (d, J = 7.4 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 475.35.
ステップ2:(7S)-2-(((1-((6-クロロピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
炭素担持白金(30mg)を、メチルN-(2-(((1-((6-クロロピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-6-メチル-5-ニトロピリミジン-4-イル)-N-メチル-L-アラニネート(150mg、0.31mmol)のテトラヒドロフラン(5ml)中溶液に加え、水素下50psiで16時間置いた。反応物をセライトおよびFlorisilに通して濾過し、ジクロロメタンでしっかり濯いだ。溶媒を真空で蒸発させ、粗生成物をジクロロメタン中0~10%メタノールの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィーにより精製した。所望のフラクションを蒸発させて、表題生成物、47mg(収率35%)を得た。1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 9.21 (s, 1H), 8.27 (dd, J = 2.5, 0.8 Hz, 1H), 7.52 (d, J = 0.7 Hz, 1H), 7.50 - 7.43 (m, 1H), 7.38 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.31 - 7.24 (m, 1H), 5.24 (s, 2H), 5.00 (t, J = 5.8 Hz, 1H), 4.41 (dd, J = 5.8, 1.6 Hz, 2H), 4.05 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.02 (s, 3H), 2.24 (s, 3H), 1.38 (d, J = 6.8 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 413.46. キラルHPLC(ChiralPAK ICカラム; 20%メタノール/30%エタノール/50%ヘキサン): Rt 15.484分; (95% ee).
化合物195:(7S)-7,8-ジメチル-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Bによって中間体A-1およびB-52の反応を介して調製して、表題化合物を得た; 15%の収率。 1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.53 (s, 1H), 7.83 - 7.74 (m, 1H), 7.72 (s, 1H), 7.53 (s, 1H), 7.37 (s, 1H), 5.45 (s, 1H), 4.38 (s, 1H), 4.10 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.05 (s, 1H), 1.38 (d, J = 6.9 Hz, 1H). ESMS(M+1)= 433.28. キラルHPLC(Chiral PAK ICカラム, 4.6 x 250mM; 50%ヘキサン/30%エタノール/20%メタノール/0.1%ジエチルアミン): Rt 16.928分(97.8% ee).
化合物196:(7S)-2-(((1-((6-(ジメチルアミノ)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
(7S)-2-(((1-((6-フルオロピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン(200mg、0.4972mmol)およびN,N-ジメチルアミン(75.55μL、0.5966mmol)をメタノール中に溶解し、密封管中70℃で16時間加熱した。反応物を真空で蒸発させ、粗製物をジクロロメタン中0~20%メタノールの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2)により精製した。所望のフラクションを合わせ、蒸発させて、表題化合物、重量144mg(収率67%)を得た。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 10.05 (s, 1H), 8.04 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 7.61 (s, 1H), 7.42 (dd, J = 8.7, 2.5 Hz, 1H), 7.35 (s, 1H), 7.05 (brs, 1H), 6.58 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 5.09 (s, 2H), 4.24 (d, J = 5.9 Hz, 2H), 4.09 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 2.98 (s, 9H), 2.16 (s, 3H), 1.25 (d, J = 6.9 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 422.4.
化合物197:(7S)-2-(((1-((6-メトキシピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-64の反応を介して調製して、表題化合物を得た; 40%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.46 (s, 1H), 8.09 (dd, J = 2.5, 0.8 Hz, 1H), 7.51 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.47 (dd, J = 8.6, 2.5 Hz, 1H), 7.34 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 6.73 (dd, J = 8.6, 0.7 Hz, 1H), 5.19 (s, 2H), 4.98 (s, 1H), 4.41 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 3.94 (s, 3H), 3.04 (s, 3H), 2.23 (s, 3H), 1.40 (d, J = 6.8 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 409.34.
化合物198:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-(ピリジン-3-イルメチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
メチルN-(2-(((1-((6-クロロピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-6-メチル-5-ニトロピリミジン-4-イル)-N-メチル-L-アラニネート(化合物194、ステップ1参照;75mg、0.13mmol)および10%パラジウム/炭素(13mg)をメタノール(5ml)に溶解し、水素下50psiで16時間水素化した。反応物をセライトに通して濾過し、濾液を真空で蒸発させた。粗生成物を逆相クロマトグラフィー(C18)により精製して、表題生成物、重量16mg(収率33%)を得た。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.81 - 8.67 (m, 1H), 8.65 (s, 1H), 8.30 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.94 (t, J = 7.1 Hz, 1H), 7.80 (s, 1H), 7.61 - 7.44 (m, 1H), 5.49 (d, J = 4.3 Hz, 2H), 4.45 (s, 2H), 4.30 - 4.09 (m, 1H), 3.20 - 3.05 (m, 3H), 2.30 - 2.04 (m, 3H), 1.54 - 1.32 (m, 3H); ESMS(M+1)= 379.39.
化合物199:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-((5-メチル-6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-66の反応を介して調製して、表題化合物を得た; 69%の収率。 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 9.83 (s, 1H), 8.46 - 8.36 (m, 1H), 7.74 (s, 1H), 7.73 - 7.68 (m, 1H), 7.41 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 6.61 (t, J = 6.0 Hz, 1H), 5.39 (s, 2H), 4.22 (dd, J = 6.1, 1.9 Hz, 2H), 4.01 (dd, J = 11.0, 7.0 Hz, 1H), 2.93 (s, 3H), 2.41 (d, J = 2.2 Hz, 3H), 2.13 (s, 3H), 1.18 (d, J = 6.8 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 461.39.
化合物185:(7S)-2-(((1-((2-クロロピリジン-4-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-2および[1-[(2-クロロ-4-ピリジル)メチル]ピラゾール-4-イル]メタンアミン塩酸塩の反応による一般手順方法Bにより化合物を調製して、表題化合物;収率58%を得た。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.30 (d, J = 5.1 Hz, 1H), 7.78 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.60 (d, J = 7.4 Hz, 1H), 7.13 (d, J = 5.2 Hz, 1H), 7.11 (s, 1H), 5.40 (s, 2H), 4.54 (s, 2H), 4.29 (t, J = 6.9 Hz, 1H), 3.25 (d, J = 3.6 Hz, 3H), 2.29 (s, 3H), 1.51 (dd, J = 14.4, 7.2 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 413.25.
化合物200:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-((5-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-68の反応を介して調製して、表題化合物を得た; 27%の収率。 1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.82 (s, 1H), 8.05 (dd, J = 8.3, 2.1 Hz, 1H), 7.74 (s, 1H), 7.54 (s, 1H), 7.15 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.50 (s, 2H), 4.42 (s, 2H), 4.07 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.06 (s, 3H), 2.18 (s, 3H), 1.32 (d, J = 6.8 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 447.28.
化合物201:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-((4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-69の反応を介して調製して、表題化合物を得た; 11%の収率。 1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.76 (d, J = 5.1 Hz, 1H), 7.84 (s, 1H), 7.64 - 7.55 (m, 2H), 7.32 (s, 1H), 5.52 (s, 2H), 4.54 (s, 2H), 4.30 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.25 (s, 2H), 2.28 (s, 2H), 1.52 (d, J = 6.9 Hz, 2H). ESMS(M+1)= 447.28.
化合物12:(7S)-2-(((1-((2-(ジメチルアミノ)ピリジン-4-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
A-2および4-((4-(アミノメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)メチル)-N,N-ジメチルピリジン-2-アミン二塩酸塩の反応による一般手順方法Bにより化合物を調製して、表題化合物;収率46%を得た。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.85 (d, J = 6.0 Hz, 1H), 7.83 (d, J = 6.7 Hz, 1H), 7.63 (s, 1H), 6.92 (s, 1H), 6.61 (dd, J = 6.7, 1.4 Hz, 1H), 5.45 (s, 2H), 4.55 (s, 2H), 4.30 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.26 (d, J = 6.3 Hz, 3H), 3.25 (s, 6H), 2.30 (s, 3H), 1.53 (d, J = 6.9 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 422.39.
化合物202:(7S)-2-(((1-((2-ヒドロキシピリジン-4-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-2および(1-((2-メトキシ-4-ピリジル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩の反応による一般方法により化合物を調製した。反応の条件下、メトキシ基が消失して、表題化合物;収率52%を得た。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.79 (s, 1H), 7.59 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 7.42 (d, J = 6.8 Hz, 1H), 6.26 (dd, J = 6.8, 1.4 Hz, 1H), 6.07 (s, 1H), 5.25 (d, J = 10.6 Hz, 2H), 4.53 (s, 2H), 4.30 (p, J = 7.0 Hz, 1H), 3.26 - 3.22 (m, 3H), 2.29 (s, 3H), 1.58 - 1.49 (m, 3H); ESMS(M+1)= 395.35.
化合物203:(7S)-2-(((1-((2-メトキシピリジン-4-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
A-2および(1-((2-メトキシピリジン-4-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩の反応による一般方法Aにより化合物を調製して、表題化合物;収率21%を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.55 (s, 1H), 8.02 (d, J = 5.3 Hz, 1H), 7.46 (s, 1H), 7.31 (s, 1H), 6.55 (d, J = 5.3 Hz, 1H), 6.36 (s, 1H), 5.14 (s, 2H), 4.83 (t, J = 5.4 Hz, 1H), 4.34 (t, J = 7.6 Hz, 2H), 3.98 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.83 (s, 3H), 2.96 (s, 3H), 2.16 (s, 3H), 1.31 (t, J = 7.1 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 409.28.
化合物204:(7S)-4-((4-(((4,7,8-トリメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)メチル)-1H-ピラゾール-1-イル)メチル)ピコリノニトリル
A-2および4-((4-(アミノメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)メチル)ピコリノニトリル塩酸塩の反応による一般方法Bにより化合物を調製して、表題化合物;収率34%を得た。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.63 (d, J = 5.1 Hz, 1H), 7.82 (s, 1H), 7.62 (s, 1H), 7.48 (s, 1H), 7.40 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 5.46 (s, 2H), 4.56 (d, J = 15.7 Hz, 2H), 4.30 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.25 (s, 3H), 2.29 (s, 3H), 1.53 (d, J = 6.9 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 404.17.
化合物206:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-((5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-70の反応を介して調製して、表題化合物を得た; 21%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.85 (s, 1H), 8.69 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.85 (s, 1H), 7.76 (t, J = 2.2 Hz, 1H), 7.63 - 7.50 (m, 1H), 7.45 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 5.37 (s, 2H), 5.03 (s, 1H), 4.45 (dd, J = 5.8, 1.8 Hz, 2H), 4.09 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.06 (s, 4H), 2.23 (s, 3H), 1.42 (d, J = 6.8 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 447.43.
化合物207:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-((2-(トリフルオロメチル)ピリジン-4-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Bによって中間体A-2およびB-71の反応を介して調製して、表題化合物を得た; 49%の収率。 1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.62 (d, J = 5.0 Hz, 1H), 7.75 (s, 1H), 7.58 (s, 1H), 7.50 (s, 1H), 7.33 (d, J = 4.9 Hz, 1H), 5.47 (s, 2H), 4.44 (s, 2H), 4.09 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.07 (s, 3H), 2.19 (s, 3H), 1.34 (d, J = 6.9 Hz, 3H). ESMS= 447.28. キラルHPLC(Chiralpak AD-H; 50%(メタノール:エタノール/50%ヘプタン): 99.3% ee.
化合物210:(7S)-2-(((1-((4-メトキシ-6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-72の反応を介して調製して、表題化合物を得た; 22%の収率。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.08 (s, 1H), 7.67 (s, 1H), 7.47 (d, J = 15.8 Hz, 2H), 5.49 (s, 1H), 5.36 (s, 2H), 4.39 (s, 2H), 4.00 (s, 3H), 3.05 (s, 3H), 2.18 (s, 3H), 1.32 (d, J = 6.6 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 477.42. キラルHPLC (Chiralpak IC, 4.6 x 250mM; 50%ヘキサン/30%エタノール/20%メタノール/0.1%ジエチルアミン). Rt= 8.40分; 97.5% ee.
化合物211:(7S)-2-(((1-((6-(tert-ブチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-73の反応を介して調製して、表題化合物を得た; 89%の収率。 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 9.82 (s, 1H), 8.40 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 7.77 - 7.65 (s, 1H), 7.54 (dd, J = 8.2, 2.4 Hz, 1H), 7.37 (td, J = 4.1, 3.6, 0.9 Hz, 2H), 6.58 (t, J = 6.0 Hz, 1H), 5.25 (s, 2H), 4.21 (s, 1H), 3.99 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 2.93 (s, 3H), 2.12 (s, 3H), 1.27 (s, 9H), 1.18 (d, J = 6.8 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 435.45. キラルHPLC (Chiralpak IC, 4.6 x 250mM; 50%ヘキサン/30%エタノール/20%メタノール/0.1%ジエチルアミン). Rt= 8.59分; 97.9% ee.
化合物209:(7S)-2-(((1-((5-フルオロ-6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-74の反応を介して調製して、表題化合物を得た; 29%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 9.14 (s, 1H), 8.28 (s, 1H), 7.49 (s, 1H), 7.31 - 7.04 (m, 1H), 5.26 (d, J = 21.4 Hz, 2H), 4.95 (t, J = 5.8 Hz, 1H), 4.36 (dd, J = 5.6, 2.3 Hz, 2H), 3.98 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 2.95 (s, 3H), 2.17 (s, 3H), 1.31 (d, J = 6.8 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 465.35. キラルHPLC (Chiralpak IC, 4.6 x 250mM; 50%ヘキサン/30%エタノール/20%メタノール/0.1%ジエチルアミン). Rt= 5.59分; 95% ee.
化合物218:(7S)-2-(((1-((2-メトキシ-6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-75の反応を介して調製して、表題化合物を得た; 18%の収率。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.70 (s, 1H), 7.55 (s, 1H), 7.33 (s, 2H), 5.35 (s, 2H), 4.43 (s, 2H), 4.24 - 3.90 (m, 4H), 3.08 (s, 3H), 2.21 (s, 3H), 1.35 (d, J = 6.6 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 477.33. キラルHPLC (Chiralpak IC, 4.6 x 250mM; 50%ヘキサン/30%エタノール/20%メタノール/0.1%ジエチルアミン). Rt= 5.59分; 95.9% ee.
化合物215:(7S)-2-(((1-((6-メトキシ-5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-76の反応を介して調製して、表題化合物を得た; 78%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.28 - 8.18 (m, 1H), 7.81 - 7.73 (m, 1H), 7.69 (s, 1H), 7.54 (d, J = 0.7 Hz, 1H), 7.39 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 5.24 (s, 2H), 4.89 (s, 1H), 4.48 - 4.35 (m, 2H), 4.10 (t, J = 6.9 Hz, 1H), 4.05 (s, 3H), 3.05 (s, 3H), 2.22 (s, 3H), 1.41 (d, J = 6.9 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 477.37.
化合物213:(7S)-2-(((1-((5-メトキシ-6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-77の反応を介して調製して、表題化合物を得た; 44%の収率。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.12 - 7.97 (m, 1H), 7.80 (d, J = 2.6 Hz, 1H), 7.62 (d, J = 2.6 Hz, 1H), 7.55 (s, 1H), 5.60 - 5.33 (m, 2H), 4.58 - 4.31 (m, 2H), 4.15 (tdd, J = 6.8, 6.3, 5.6, 2.2 Hz, 1H), 4.06 - 3.77 (m, 3H), 3.12 (dt, J = 3.6, 1.7 Hz, 3H), 2.26 (dd, J = 2.5, 1.1 Hz, 3H), 1.51 - 1.19 (m, 3H); ESMS(M+1)= 477.28. キラルHPLC (Chiralpak IC, 4.6 x 250mM; 50%ヘキサン/30%エタノール/20%メタノール/0.1%ジエチルアミン). Rt= 5.59分; 92% ee.
化合物208:(7S)-2-(((1-((5-フルオロピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Bによって中間体A-2およびB-78の反応を介して調製して、表題化合物を得た; 12%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.35 (d, J = 2.7 Hz, 1H), 8.26 (d, J = 1.7 Hz, 1H), 7.48 (d, J = 0.7 Hz, 1H), 7.33 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.13 (ddt, J = 8.9, 2.6, 1.2 Hz, 1H), 5.23 (d, J = 0.9 Hz, 3H), 4.84 (t, J = 5.8 Hz, 1H), 4.41 - 4.29 (m, 2H), 3.99 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 2.96 (s, 3H), 2.15 (s, 3H), 1.32 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 397.32.
化合物205:(7S)-2-(((1-((6-フルオロ-4-メチルピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,5,7,8-テトラメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Bによって中間体A-3およびB-79の反応を介して調製して、表題化合物を得た; 16%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.96 (s, 1H), 7.53 (d, J = 0.7 Hz, 1H), 7.28 (d, J = 1.7 Hz, 2H), 6.79 (dt, J = 2.3, 0.7 Hz, 1H), 5.27 (s, 2H), 4.90 (t, J = 5.8 Hz, 1H), 4.01 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.30 (s, 3H), 3.00 (s, 3H), 2.35 (s, 3H), 2.30 (d, J = 0.8 Hz, 3H), 1.92 (s, 1H), 1.20 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 425.41. キラルHPLC (Chiralpak IC, 4.6 x 250mM; 50%ヘキサン/30%エタノール/20%メタノール/0.1%ジエチルアミン). Rt= 5.59分; 80% ee.
化合物385:(7S)-8-イソプロピル-4,7-ジメチル-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-4およびB-52の反応を介して調製して、表題化合物を得た; 69%の収率。 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 13.06 (s, 1H), 10.49 (s, 1H), 8.64 (s, 1H), 7.99 (s, 1H), 7.94 - 7.77 (m, 3H), 7.49 (s, 1H), 5.49 (s, 2H), 4.61 - 4.38 (m, 3H), 4.31 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 2.29 (s, 3H), 1.46 - 1.15 (m, 9H); ESMS(M+1)= 475.24. キラルHPLC (Chiralpak IC, 4.6 x 250mM; 50%ヘキサン/30%エタノール/20%メタノール/0.1%ジエチルアミン). Rt= 6.045分; 95.7% ee.
化合物220:(7S)-4,8-ジメチル-7-プロピル-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-7およびB-52の反応による一般手順方法Aにより化合物を調製して、表題生成物を鏡像異性体の混合物として得、これをSFC(カラムAD-H、10×250mm;30%エタノール(0.2%ジエチルアミン)/70%CO2、定組成)により分離して、表題生成物(ピークA:Rt=0.739分;99.6%ee)を得た。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 9.87 (s, 1H), 8.71 - 8.54 (m, 1H), 7.87 (td, J = 8.1, 1.5 Hz, 2H), 7.76 (s, 1H), 7.42 (s, 1H), 6.59 (t, J = 5.9 Hz, 1H), 5.45 (s, 2H), 4.22 (d, J = 6.0 Hz, 2H), 4.00 (dd, J = 6.8, 4.0 Hz, 1H), 2.96 (s, 3H), 2.11 (s, 3H), 1.81 - 1.48 (m, 2H), 1.29 - 1.10 (m, 2H), 0.83 (t, J = 7.3 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 475.3.
化合物383:(7S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-9およびB-52の反応を介して調製して、表題化合物を得た; 66%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.60 (s, 1H), 8.54 (bs, 1H), 7.57 (s, 1H), 7.50 (s, 1H), 5.38 (s, 2H), 4.49 (d, J = 5.6 Hz, 2H), 3.95 (d, J = 4.2 Hz, 1H), 3.17 (s, 3H), 2.28 (s, 4H), 1.10 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.93 (d, J = 7.0 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 475.25. キラルHPLC (Chiralpak IC, 4.6 x 250mM; 50%ヘキサン/30%エタノール/20%メタノール/0.1%ジエチルアミン). Rt= 6.125分; (95% ee).
化合物384:(7S)-2-(((1-((6-フルオロピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-9およびB-53の反応を介して調製して、表題化合物を得た; 16%の収率。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.14 - 8.04 (m, 1H), 7.92 - 7.77 (m, 2H), 7.62 (d, J = 0.7 Hz, 1H), 7.09 - 6.99 (m, 1H), 5.38 (s, 2H), 4.52 (s, 2H), 4.14 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 3.24 (s, 3H), 2.36 - 2.29 (m, 2H), 2.27 (s, 3H), 1.09 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.85 (d, J = 6.9 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 425.32. キラルHPLC (Chiralpak IC, 4.6 x 250mM; 50%ヘキサン/30%エタノール/20%メタノール/0.1%ジエチルアミン). Rt= 9.887分(98.4% ee); [α]D = 89.1° (c=1, メタノール).
化合物400:(7S)-4,7-ジメチル-8-(メチル-d3)-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-38およびB-52の反応を介して調製して、表題化合物を得た; 84%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.83 (s, 1H), 8.51 (d, J = 1.7 Hz, 1H), 7.68 - 7.53 (m, 2H), 7.53 - 7.41 (m, 1H), 7.42 - 7.29 (m, 1H), 5.29 (s, 2H), 4.44 - 4.24 (m, 2H), 3.99 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 2.17 (s, 3H), 1.32 (d, J = 6.9 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 450.26. キラルHPLC (Chiralpak IC, 4.6 x 250mM ; 20%メタノール/30%エタノール/50%ヘキサン(0.1%ジエチルアミン); Rt 7.88分(97% ee).
化合物386:(7S)-7-シクロプロピル-4,8-ジメチル-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
A6およびB-52の反応による一般手順方法Aにより化合物を調製して、表題化合物;収率46%を得た。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 9.86 (s, 1H), 8.63 (d, J = 1.3 Hz, 1H), 7.87 (td, J = 7.8, 1.5 Hz, 2H), 7.77 (s, 1H), 7.44 (d, J = 0.7 Hz, 1H), 6.64 (t, J = 6.0 Hz, 1H), 5.45 (s, 2H), 4.24 (dd, J = 6.0, 3.1 Hz, 2H), 3.31 (d, J = 8.9 Hz, 1H), 3.02 (s, 3H), 2.14 (s, 3H), 0.95 - 0.72 (m, 1H), 0.60 - 0.26 (m, 4H); ESMS(M+1)= 473.32.
化合物387:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-((2-(プロパ-1-エン-2-イル)-6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
A-2およびB-81の反応による一般手順方法Aにより化合物を調製して、表題化合物;収率71%を得た。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 9.80 (s, 1H), 7.74 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.68 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.49 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.43 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 6.56 (t, J = 6.1 Hz, 1H), 5.48 (d, J = 7.6 Hz, 2H), 5.46 (s, 1H), 5.16 (s, 1H), 4.24 (dd, J = 6.0, 2.4 Hz, 2H), 3.99 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 2.94 (s, 3H), 2.13 (s, 3H), 2.05 (t, J = 1.2 Hz, 3H), 1.19 (d, J = 6.8 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 487.23.
化合物388:(7S)-2-(((1-((2-イソプロピル-6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-((2-(プロパ-1-エン-2-イル)-6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン(220mg、0.44mmol)のメタノール20ml中溶液に、10%Pd/C(100mg)を加えた。反応物を水素(1atm)の雰囲気下に置き、室温で18時間撹拌した。反応物をセライトに通して濾過し、濾液を真空で蒸発させた。粗生成物をジクロロメタン中0~20%メタノールの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィーにより精製した。所望のフラクションを蒸発させて、生成物、重量204mg(収率90%)を得た。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 9.80 (s, 1H), 7.69 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.65 (s, 1H), 7.49 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.42 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 6.56 (t, J = 6.1 Hz, 1H), 5.49 (s, 2H), 4.23 (dd, J = 6.1, 2.6 Hz, 2H), 3.99 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.40 (h, J = 6.7 Hz, 1H), 2.92 (s, 3H), 2.12 (s, 3H), 1.18 (d, J = 6.8 Hz, 3H), 1.11 (d, J = 6.6 Hz, 6H). ESMS(M+1)= 489.25.
化合物238:4,7,7,8-テトラメチル-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Bによって中間体A-11およびB-52の反応を介して調製して、表題化合物を得た; 12.6%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.60 (s, 1H), 7.68 (t, J = 1.5 Hz, 2H), 7.60 - 7.53 (m, 2H), 7.46 (s, 1H), 5.38 (s, 2H), 4.46 (d, J = 5.8 Hz, 2H), 3.09 (s, 3H), 2.25 (s, 3H), 1.54 (s, 6H); ESMS(M+1)= 461.32.
化合物237:5,7,7,8-テトラメチル-2-(((1-((2-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-14およびB-61の反応を介して調製して、表題化合物を得た; 25%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.79 - 8.71 (m, 1H), 8.31 (d, J = 1.0 Hz, 1H), 7.63 - 7.48 (m, 3H), 7.37 (s, 1H), 5.52 (s, 2H), 4.50 (d, J = 5.8 Hz, 2H), 3.28 (s, 3H), 3.16 (s, 3H), 1.60 (s, 6H). ESMS(M+1)= 461.18.
化合物236:5,7,7,8-テトラメチル-2-(((1-((4-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-14およびB-59の反応を介して調製して、表題化合物を得た; 35%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.64 (d, J = 4.3 Hz, 1H), 7.62 - 7.44 (m, 3H), 7.38 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.23 (s, 1H), 5.54 (s, 2H), 4.53 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 3.25 (d, J = 12.2 Hz, 6H), 1.66 (d, J = 0.9 Hz, 6H). ESMS(M+1)= 461.18.
化合物186:(7S)-7-エチル-4,8-ジメチル-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-8およびB-52の反応を介して調製して、表題化合物を得た; 80%の収率。 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 9.87 (s, 1H), 8.63 (s, 1H), 7.85 (q, J = 8.1 Hz, 2H), 7.75 (s, 1H), 7.42 (s, 1H), 6.55 (t, J = 6.2 Hz, 1H), 5.45 (s, 2H), 4.22 (d, J = 6.0 Hz, 2H), 3.99 (dd, J = 6.4, 3.6 Hz, 1H), 2.96 (s, 3H), 2.11 (s, 3H), 1.72 (m, 2H), 0.74 (t, J = 7.4 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 461.48. キラルHPLC (Chiralpak IC, 4.6 x 250mM; 50%ヘキサン/30%エタノール/20%メタノール/0.1%ジエチルアミン). Rt= 7.095分; 95.1% ee.
化合物392:(7S)-2-(((1-(4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,5,7,8-テトラメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.60 (s, 1H), 7.48 (s, 1H), 7.22 (dd, J = 8.5, 5.4 Hz, 2H), 7.03 (t, J = 8.8 Hz, 2H), 5.25 (s, 2H), 4.39 (s, 2H), 4.03 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.27 (s, 3H), 3.00 (s, 3H), 2.32 (s, 3H), 1.15 (d, J = 6.9 Hz, 3H); F19 NMR δ 118.04 ppm; ESMS(M+1)= 410.36分キラルHPLC (IA カラム; 40%エタノール/60%ヘキサン、アイソクラチック), Rt= 12.775分(98% ee) [α]D = 20.2° (c=1, メタノール).
化合物390:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-((6-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-2およびB-83の反応による一般手順方法Aにより化合物を調製して、表題化合物;収率88%を得た。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 9.84 (s, 1H), 8.13 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 7.74 - 7.62 (m, 2H), 7.37 (s, 1H), 6.95 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 6.60 (t, J = 6.0 Hz, 1H), 5.24 (s, 2H), 4.97 (q, J = 9.1 Hz, 2H), 4.21 (d, J = 6.0 Hz, 2H), 3.99 (q, J = 6.7 Hz, 1H), 3.17 (d, J = 4.9 Hz, 1H), 2.93 (s, 3H), 2.13 (s, 3H), 1.18 (d, J = 6.7 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 477.28. キラルHPLC (Chiralpak IC, 4.6 x 250mM; 50%ヘキサン/30%エタノール/20%メタノール/0.1%ジエチルアミン). Rt= 6.773分; 95.1% ee.
化合物394:(7S)-7-エチル-2-(((1-((6-フルオロ-5-メトキシピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-8およびB-84の反応を介して調製して、表題化合物を得た; 59%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.55 (s, 2H), 7.45 (s, 1H), 7.33 (s, 1H), 7.10 (d, J = 9.6 Hz, 1H), 5.25 (d, J = 16.2 Hz, 2H), 5.15 (s, 2H), 4.34 (d, J = 5.6 Hz, 2H), 3.99 (dd, J = 6.4, 3.6 Hz, 1H), 3.76 (s, 3H), 2.98 (s, 3H), 2.16 (s, 3H), 2.01 - 1.66 (m, 1H), 0.81 (t, J = 7.4 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 441.3. キラルHPLC (Chiralpak IC, 4.6 x 250mM; 50%ヘキサン/30%エタノール/20%メタノール/0.1%ジエチルアミン). Rt= 11.614分; 96.7% ee.
化合物391:(S)-7-シクロプロピル-2-(((1-((6-フルオロピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-6およびB-53の反応を介して調製して、表題化合物を得た; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.84 (s, 1H), 8.11 (dt, J = 2.6, 0.9 Hz, 1H), 7.65 (ddd, J = 8.3, 7.6, 2.6 Hz, 1H), 7.53 (d, J = 0.7 Hz, 1H), 7.46 - 7.35 (m, 1H), 6.98 - 6.84 (m, 1H), 5.49 (s, 1H), 5.26 (s, 2H), 4.44 (dd, J = 5.6, 1.7 Hz, 2H), 3.29 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 3.14 (s, 3H), 2.26 (s, 3H), 1.38 - 1.13 (m, 1H), 1.07 - 0.90 (m, 1H), 0.76 - 0.63 (m, 1H), 0.63 - 0.38 (m, 2H); ESMS(M+1)= 423.34.
化合物389:(7S)-7-エチル-2-(((1-((6-フルオロピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-8およびB-53の反応を介して調製して、表題化合物を得た; 13%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.99 (s, 1H), 8.04 (d, J = 2.7 Hz, 1H), 7.65 - 7.50 (m, 1H), 7.45 (s, 1H), 7.31 (s, 1H), 6.82 (dd, J = 8.4, 2.9 Hz, 1H), 5.18 (s, 2H), 4.92 (t, J = 5.7 Hz, 1H), 4.34 (d, J = 5.8 Hz, 2H), 3.97 (dd, J = 6.4, 3.8 Hz, 1H), 2.97 (s, 3H), 2.15 (s, 3H), 1.98 - 1.79 (m, 1H), 1.79 - 1.64 (m, 1H), 0.82 (t, J = 7.5 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 411.31. キラルHPLC (Chiralpak IC, 4.6 x 250mM; 50%ヘキサン/30%エタノール/20%メタノール/0.1%ジエチルアミン). Rt= 11.481分; 93.7% ee.
化合物395:(7S)-8-エチル-4,7-ジメチル-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-44およびB-52の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.53 (s, 1H), 7.87 - 7.61 (m, 3H), 7.52 (s, 1H), 5.45 (s, 2H), 4.40 (s, 2H), 4.22 - 3.85 (m, 3H), 2.17 (s, 3H), 1.42 - 0.98 (m, 6H). ESMS(M+1)= 461.52. キラルHPLC (Chiralpak IC, 4.6 x 250mM; 50%ヘキサン/30%エタノール/20%メタノール/0.1%ジエチルアミン) Rt 6.831分; 98% ee.
化合物396:(7S)-7-シクロプロピル-4,8-ジメチル-2-(((1-((1-メチル-3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-5-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-6およびB-89の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 9.82 (s, 1H), 7.68 (s, 1H), 7.41 (s, 1H), 6.59 (d, J = 7.8 Hz, 2H), 5.44 (s, 2H), 4.22 (dd, J = 6.0, 3.3 Hz, 2H), 3.88 (s, 3H), 3.39 - 3.26 (d, 1H), 3.02 (s, 3H), 2.14 (s, 3H), 1.01 - 0.73 (m, 1H), 0.64 - 0.23 (m, 4H). ESMS(M+1)= 476.55.分析的SFC(AD-Hカラム、4.6×100mm;40%イソプロパノール(5mMアンモニア)/60%CO2、定組成)Rt1.061分(98%ee);[α]D=+54.7°(C=1、メタノール)。
化合物397:(7S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-(((1-((1-メチル-3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-5-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-9およびB-89の反応による一般手順方法Aにより化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.97 (s, 1H), 7.43 (s, 1H), 7.25 (s, 1H), 6.41 (s, 1H), 5.23 (s, 2H), 4.88 (d, J = 5.9 Hz, 1H), 4.33 (d, J = 5.8 Hz, 2H), 3.79 (d, J = 4.4 Hz, 1H), 3.77 (s, 3H), 3.01 (s, 3H), 2.14 (s, 4H), 0.98 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.84 (d, J = 6.9 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 478.57. キラルHPLC (ChiralPAK IC カラム; 20%メタノール/30%エタノール/50%ヘキサン、アイソクラチック) Rt 5.24分, 98% ee.
化合物398:4’,8’-ジメチル-2’-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-5’,8’-ジヒドロ-6’H-スピロ[シクロブタン-1,7’-プテリジン]-6’-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-17およびB-52の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.45 (s, 1H), 7.58 (t, J = 7.0 Hz, 2H), 7.42 (d, J = 10.9 Hz, 2H), 5.27 (s, 2H), 4.31 (s, 2H), 3.14 (s, 3H), 2.75 - 2.27 (m, 4H), 2.08 (s, 3H), 1.95 (q, J = 9.3, 8.8 Hz, 0H), 1.87 - 1.67 (m, 1H). ESMS(M+1)= 473.27.
化合物239:4’,8’-ジメチル-2’-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-5’,8’-ジヒドロ-6’H-スピロ[シクロプロパン-1,7’-プテリジン]-6’-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-16およびB-52の反応を介して調製して、表題生成物を得た、53%の収率。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.28 (s, 1H), 8.05 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 7.55 (s, 1H), 7.16 (dd, J = 13.5, 5.8 Hz, 2H), 5.55 (s, 2H), 4.64 (d, J = 2.4 Hz, 2H), 4.00 (dq, J = 14.4, 7.2 Hz, 1H), 3.91 - 3.75 (m, 2H), 3.56 (dq, J = 14.0, 6.9 Hz, 1H), 2.20 - 1.91 (m, 3H), 1.70 (s, 3H), 1.21 (t, J = 7.0 Hz, 6H), 0.77 (t, J = 7.3 Hz, 3H); ESMS (M+1)= 459.41.
化合物212:(7S)-2-(((3,5-ジメチル-1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
A-2およびB-82の反応による一般手順方法Aにより化合物を調製して、表題化合物を得た。1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 8.52 - 8.45 (m, 1H), 7.73 - 7.54 (m, 2H), 5.31 (s, 2H), 4.31 (s, 2H), 4.06 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.08 (d, J = 1.1 Hz, 3H), 2.26 (s, 3H), 2.22 (d, J = 5.1 Hz, 6H), 1.39 (d, J = 6.8 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 475.39.
化合物216および化合物217:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((S)-1-(1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)エチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オンおよび(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((R)-1-(1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)エチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
A-2およびB-99の反応により、一般的手順方法Aにより化合物を調製して、ジアステレオマーの混合物(化合物214)を得た。対のジアステレオマーをSFC(AD-Hカラム、10×250mm;40%EtOH(0.2%ジエチルアミン)、60%CO2)により分離した:
ジアステレオマーA:SFC(Rt0.627分;99.2%ee);1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 9.81 (s, 1H), 8.62 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 7.95 - 7.79 (m, 2H), 7.75 (s, 1H), 7.43 (s, 1H), 6.46 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 5.44 (s, 2H), 5.01 (q, J = 7.3, 6.8 Hz, 1H), 3.99 (q, J = 6.7 Hz, 1H), 2.92 (s, 3H), 2.12 (s, 3H), 1.37 (d, J = 6.8 Hz, 3H), 1.17 (d, J = 6.8 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 461.34.
ジアステレオマーB:SFC(Rt0.814分;99.4%ee);1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 9.80 (s, 1H), 8.63 (d, J = 1.3 Hz, 1H), 7.97 - 7.80 (m, 2H), 7.75 (s, 1H), 7.42 (s, 1H), 6.46 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 5.44 (s, 2H), 5.17 - 4.91 (m, 1H), 3.98 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 2.92 (s, 3H), 2.12 (s, 3H), 1.38 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 1.19 (d, J = 6.8 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 461.39.
化合物403:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(メチル((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
(7S)-2-クロロ-4,7,8-トリメチル-5,7-ジヒドロプテリジン-6-オン(A-2;696.2mg、3.010mmol)およびN-メチル-1-[1-[[6-(トリフルオロメチル)-3-ピリジル]メチル]ピラゾール-4-イル]メタンアミン(トリフルオロ酢酸(2))(B-154;1.5g、3.010mmol)のn-BuOH(10.44mL)中溶液をマイクロ波中165℃で30分間加熱した。粗製の反応混合物をEtOAcで希釈し、飽和NaHCO3溶液で洗浄し、MgSO4で脱水し、濾過し、真空で蒸発させた。粗生成物をジクロロメタンから20%MeOH/DCMの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2)により精製した。所望のフラクションを集め、蒸発させて、表題生成物、重量624mg、収率52.2%を得た。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 9.84 (s, 1H), 8.63 (s, 1H), 8.06 - 7.72 (m, 3H), 7.43 (s, 1H), 5.46 (s, 2H), 4.73 - 4.40 (m, 2H), 4.02 (q, J = 6.7 Hz, 1H), 2.97 (s, 6H), 2.17 (s, 3H), 1.20 (d, J = 6.8 Hz, 3H). ESMS (M+1) = 461.34; キラルHPLC (ChiralPAK IC カラム; 20%メタノール/30%エタノール/50%ヘキサン、アイソクラチック)Rt 5.410分(87% ee).
2E.表8の化合物の調製
化合物246:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-((trans-3-(3,4,5-トリフルオロフェノキシ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
(7S)-2-クロロ-4,7,8-トリメチル-5,7-ジヒドロプテリジン-6-オン(A-2)(2.492g、10.99mmol)、3-(3,4,5-トリフルオロフェノキシ)シクロブタンアミン塩酸塩(B-101)(2.899g、11.43mmol)およびt-BuXPhosフェネチルアミンパラジウム(II)クロリド(377.3mg、0.5495mmol)をtBuOH(40mL)中に溶解し、窒素を吹き込むことにより脱気した。ナトリウムt-ブトキシド(2M、19mL、38mmol)を反応物に加え、反応物を窒素雰囲気下室温で2時間撹拌した。水(100ml)を反応物に加え、酢酸エチル(3×100ml)で抽出した。合わせた抽出物を硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させて粗生成物を得、これをジクロロメタン中0から20%メタノールの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO
2)により精製した。所望のフラクションを真空で蒸発させ、塩酸塩に変換した。重量3.9g。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 9.84 (s, 1H), 6.93 - 6.81 (m, 2H), 6.79 (d, J = 7.1 Hz, 1H), 4.83 (s, 1H), 4.39 (dd, J = 13.4, 6.7 Hz, 1H), 4.00 (q, J =6.8 Hz, 1H), 2.93 (s, 3H), 2.43 - 2.27 (m, 4H), 2.12 (s, 3H), 1.18 (d, J = 6.8 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 408.3. キラルHPLC (IC カラム; 10%メタノール/10%エタノール/80%ヘキサン (0.1%ジエチルアミン): Rt 10.023分,96%ee。[α]=+57.2(c=0.5、メタノール)。
化合物242:(7S)-2-((trans3-(4-フルオロフェノキシ)シクロブチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Bによって中間体A-2およびB-100の反応を介して調製して、表題生成物を得た、138mg(59%の収率)。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.00 (t, J = 8.7 Hz, 2H), 6.90 - 6.73 (m, 2H), 4.87 (dd, J = 10.4, 6.1 Hz, 1H), 4.68 - 4.50 (m, 1H), 4.32 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.23 (s, 3H), 2.73 - 2.53 (m, 4H), 2.36 (s, 3H), 1.54 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物246:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-((trans-3-(3,4,5-トリフルオロフェノキシ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Aによって中間体A-2およびB-101の反応を介して調製して、表題生成物を得た、22.2g(90.7%の収率); 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 9.82 (s, 1H), 6.85 (dd, J = 10.0, 6.0 Hz, 2H), 6.77 (d, J = 6.9 Hz, 1H), 4.91 - 4.74 (m, 1H), 4.39 (dd, J = 13.1, 6.5 Hz, 1H), 4.00 (q, J = 6.7 Hz, 1H), 2.93 (s, 3H), 2.47 - 2.23 (m, 4H), 2.13 (s, 3H), 1.19 (d, J = 6.8 Hz, 3H); ESMS= 408.3 (M+1); 96% ee (カラム: IC カラム; 10%MeOH-10%EtOH/80%Hexans-0.1%ジエチルアミン)
化合物248:(7S)-2-((trans3-(3,4-ジフルオロフェノキシ)シクロブチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Bによって中間体A-2およびB-102の反応を介して調製して、表題生成物を得た、65mg(63%の収率); 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.17 (dd, J = 19.5, 9.2 Hz, 1H), 6.78 (ddd, J = 12.3, 6.6, 2.9 Hz, 1H), 6.69 - 6.53 (m, 1H), 4.69 - 4.50 (m, 1H), 4.32 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.24 (s, 3H), 2.76 - 2.51 (m, 4H), 2.35 (s, 3H), 1.53 (t, J = 9.2 Hz, 3H); ESMS(M+H)= 390.29.
化合物262:(7S)-2-((trans-3-((5-フルオロピリジン-3-イル)オキシ)シクロブチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Bによって中間体A-2およびB-103の反応を介して調製して、表題生成物を得た、91mg(27.6%の収率) 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.68 (s, 1H), 8.57 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 8.19 (d, J = 9.8 Hz, 1H), 4.79 - 4.63 (m, 1H), 4.38 - 4.25 (m, 1H), 3.25 (s, 3H), 2.78 (s, 4H), 2.37 (d, J = 6.7 Hz, 3H), 1.54 (dd, J = 9.2, 5.5 Hz, 3H). ESMS (M+H)=373.23.
化合物276:(7S)-2-((trans-3-((5-フルオロピリミジン-2-イル)オキシ)シクロブチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Bによって中間体A-2およびB-155の反応を介して調製して、表題生成物を得た、4.5%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.30 (s, 2H), 7.92 (s, 1H), 5.30 - 5.16 (m, 1H), 4.89 (d, J = 6.3 Hz, 1H), 4.60 - 4.46 (m, 1H), 4.00 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 2.96 (s, 3H), 2.58 (ddtd, J = 9.5, 7.9, 4.0, 1.6 Hz, 2H), 2.44 - 2.29 (m, 2H), 2.13 (s, 3H), 1.32 (d, J = 6.8 Hz, 3H). ESMS (M+1)= 374.26.
化合物287:(7S)-2-((trans-3-(3,5-ジフルオロ-4-メトキシフェノキシ)シクロブチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Aによって中間体A-2およびB-104の反応を介して調製して、表題生成物を得た、219mg(84%の収率); 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 9.57 (s, 1H), 6.36 - 6.15 (m, 2H), 5.15 (d, J = 5.9 Hz, 1H), 4.64 (ddd, J = 10.7, 7.0, 4.0 Hz, 1H), 4.52 - 4.34 (m, 1H), 3.98 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.81 (s, 3H), 2.93 (d, J = 12.3 Hz, 3H), 2.50 (ddd, J = 12.4, 6.7, 3.7 Hz, 2H), 2.41 - 2.21 (m, 2H), 2.17 (s, 3H), 1.31 (d, J = 6.8 Hz, 3H); ESMS (M+H)= 420.22.
化合物291:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-((trans3-(2,3,4-トリフルオロフェノキシ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-2およびB-106の反応による手順方法Aにより化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 9.03 (s, 1H), 6.76 (tdd, J = 9.7, 8.2, 2.5 Hz, 1H), 6.51 - 6.30 (m, 1H), 4.97 (d, J = 5.8 Hz, 1H), 4.83 - 4.67 (m, 1H), 4.58 - 4.39 (m, 1H), 3.99 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 2.96 (s, 3H), 2.65 - 2.47 (m, 2H), 2.41 - 2.26 (m, 2H), 2.16 (s, 3H), 1.32 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS (M+H)= 408.21.
化合物292:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-((trans3-(2,4,5-トリフルオロフェノキシ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Aによって中間体A-2およびB-107の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.17 (td, J = 10.6, 7.6 Hz, 1H), 6.90 (dt, J = 11.9, 7.8 Hz, 1H), 5.48 (s, 1H), 4.90 - 4.84 (m, 1H), 4.66 - 4.47 (m, 1H), 4.07 (dt, J = 10.6, 4.8 Hz, 1H), 3.06 (d, J = 5.1 Hz, 3H), 2.67 - 2.35 (m, 4H), 2.18 (s, 3H), 1.32 (t, J = 5.8 Hz, 3H); ESMS (M+H)= 408.42.
化合物295:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-((trans-3-(2,4-ドリフルオロフェノキシ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Aによって中間体A-2およびB-108の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.37 (s, 1H), 6.94 - 6.81 (m, 1H), 6.82 - 6.66 (m, 2H), 5.01 (d, J = 4.3 Hz, 1H), 4.92 - 4.76 (m, 1H), 4.67 - 4.49 (m, 1H), 4.16 - 4.00 (m, 1H), 3.06 (s, 3H), 2.77 - 2.56 (m, 2H), 2.41 (ddd, J = 13.9, 6.2, 4.5 Hz, 2H), 2.23 (s, 3H), 1.41 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS (M+H)= 390.15.
化合物315:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-((trans-3-((5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)オキシ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Aによって中間体A-2およびB-110の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 345mg(55%の収率); 1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 9.00 (s, 1H), 8.89 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 8.47 (s, 1H), 5.39 - 5.27 (m, 1H), 4.79 - 4.66 (m, 1H), 4.33 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.25 (s, 3H), 2.91 - 2.65 (m, 4H), 2.37 (s, 3H), 1.54 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS (M+H)= 423.17.
化合物324:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-((trans-3-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)オキシ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Aによって中間体A-2およびB-112の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 664mg(68%の収率); 1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.36 (d, J = 2.7 Hz, 1H), 7.82 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.55 (dd, J = 8.7, 2.7 Hz, 1H), 5.19 - 5.06 (m, 1H), 4.73 - 4.60 (m, 1H), 4.34 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.26 (s, 3H), 2.85 - 2.60 (m, 4H), 2.39 (s, 3H), 1.54 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS (M+H)= 423.24 .
化合物326:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-((trans-3-(4-(トリフルオロメトキシ)フェノキシ)-シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Aによって中間体A-2およびB-113の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 309mg(61%の収率); 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.50 (s, 1H), 7.05 (d, J = 8.9 Hz, 2H), 6.71 (t, J = 6.3 Hz, 2H), 4.86 (d, J = 6.0 Hz, 1H), 4.78 - 4.69 (m, 1H), 4.46 (dt, J = 13.8, 6.9 Hz, 1H), 4.03 - 3.91 (m, 1H), 2.54 (ddd, J = 13.7, 7.2, 3.3 Hz, 2H), 2.39 - 2.28 (m, 2H), 2.15 (s, 3H), 1.79 (s, 1H), 1.32 (d, J = 6.8 Hz, 3H); ESMS (M+H)= 438.28.
化合物333:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-((trans-3-((2-(トリフルオロメチル)ピリミジン-5-イル)オキシ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Aによって中間体A-2およびB-115の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 234mg(99%の収率); 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.97 (s, 1H), 8.42 (s, 2H), 7.08 (s, 1H), 5.05 (s, 1H), 4.63 (d, J = 6.1 Hz, 1H), 4.28 - 4.11 (m, 1H), 3.15 (s, 3H), 2.67 (s, 4H), 2.36 (s, 3H), 1.52 (d, J = 6.7 Hz, 3H); ESMS (M+H)= 424.23.
化合物335:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-((trans-3-((2-(トリフルオロメチル)ピリジン-4-イル)オキシ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Aによって中間体A-2およびB-116の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 314mg(91%の収率); 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 9.26 (s, 1H), 8.51 (d, J = 5.6 Hz, 1H), 7.10 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 6.83 (dd, J = 5.6, 2.3 Hz, 1H), 5.07 (d, J = 5.9 Hz, 1H), 4.97 - 4.86 (m, 1H), 4.63 - 4.44 (m, 1H), 4.06 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.04 (d, J = 5.7 Hz, 3H), 2.64 (ddt, J = 14.0, 7.2, 3.4 Hz, 2H), 2.47 (dt, J = 31.8, 12.1 Hz, 2H), 2.25 (s, 3H), 1.39 (d, J = 6.8 Hz, 3H); ESMS (M+H)= 423.24.
化合物339:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-((trans-3-(p-トリルオキシ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Bによって中間体A-2およびB-117の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 204mg(64%の収率); 1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.05 (d, J = 8.2 Hz, 2H), 6.70 (d, J = 8.3 Hz, 2H), 4.57 (dd, J = 14.0, 7.2 Hz, 1H), 4.28 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.22 (s, 3H), 2.57 (dd, J = 10.6, 4.7 Hz, 4H), 2.28 (d, J = 13.2 Hz, 3H), 2.25 (s, 3H), 1.52 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS (M+H)= 368.38.
化合物340:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-((trans-3-(4-(トリフルオロメチル)フェノキシ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Bによって中間体A-2およびB-118の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 141mg(66%の収率); 1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.57 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 6.98 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 5.04 - 4.90 (m, 1H), 4.61 (p, J = 7.1 Hz, 1H), 4.29 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.22 (d, J = 4.2 Hz, 3H), 2.64 (ddd, J = 6.4, 4.1, 1.5 Hz, 4H), 2.31 (s, 3H), 1.52 (d, J = 7.0 Hz, 3H); ESMS (M+H)= 422.53.
化合物342:(7S)-2-((trans-3-(4-メトキシフェノキシ)シクロブチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Bによって中間体A-2およびB-119の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 131mg(64%の収率); 1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 6.78 (dd, J = 29.6, 7.8 Hz, 4H), 4.57 (s, 1H), 4.27 (d, J = 6.5 Hz, 1H), 3.73 (s, 3H), 3.21 (s, 3H), 2.71 - 2.38 (m, 4H), 2.30 (s, 3H), 1.52 (d, J = 6.3 Hz, 3H); ESMS (M+H)= 384.37.
化合物344:(7S)-2-((trans-3-(4-フルオロ-2-メトキシフェノキシ)シクロブチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Bによって中間体A-2およびB-120の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 112mg(59%の収率); 1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 6.87 - 6.67 (m, 2H), 6.57 (ddd, J = 8.8, 8.3, 2.9 Hz, 1H), 4.87 - 4.84 (m, 1H), 4.66 - 4.52 (m, 1H), 4.33 - 4.23 (m, 1H), 3.84 (s, 3H), 3.23 (s, 3H), 2.70 - 2.57 (m, 2H), 2.51 (ddd, J = 18.7, 12.5, 7.2 Hz, 2H), 2.30 (d, J = 2.4 Hz, 3H), 1.52 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS (M+H)= 402.3.
化合物347:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-((trans-3-((6-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)ピリジン-3-イル)オキシ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Aによって中間体A-2およびB-121の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 170mg(81%の収率); 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 9.57 (s, 1H), 7.65 - 7.56 (m, 1H), 7.16 (ddd, J = 8.9, 3.0, 1.6 Hz, 1H), 6.77 (dd, J = 8.9, 0.9 Hz, 1H), 5.12 (d, J = 5.8 Hz, 1H), 4.88 - 4.74 (m, 1H), 4.74 - 4.57 (m, 2H), 4.59 - 4.47 (m, 1H), 4.09 - 3.97 (m, 1H), 3.01 (d, J = 1.3 Hz, 3H), 2.70 - 2.49 (m, 2H), 2.45 - 2.35 (m, 2H), 2.24 (d, J = 1.3 Hz, 3H), 1.40 - 1.31 (m, 3H); ESMS (M+H)= 453.27.
化合物350:(7S)-2-((trans-3-(3-フルオロ-4-メトキシフェノキシ)シクロブチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Bによって中間体A-2およびtrans-3-(3-フルオロ-4-メトキシフェノキシ)シクロブタン-1-アミン塩酸(Pharmablock)の反応を介して調製して、表題生成物を得た、127mg(75%の収率); 1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.06 - 6.94 (m, 1H), 6.68 - 6.60 (m, 1H), 6.56 (ddd, J = 9.0, 2.9, 1.6 Hz, 1H), 4.62 - 4.52 (m, 1H), 4.33 - 4.24 (m, 1H), 3.80 (s, 3H), 3.22 (s, 3H), 2.62 - 2.49 (m, 4H), 2.30 (d, J = 3.4 Hz, 3H), 1.55 - 1.48 (m, 3H); ESMS (M+H)= 402.23.
化合物352:(7S)-2-((trans-3-(3,4-ジメトキシフェノキシ)シクロブチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Bによって中間体A-2およびB-122の反応を介して調製して、表題生成物を得た。2.69g(97%の収率); 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 12.76 (s, 1H), 10.50 (s, 1H), 8.37 (d, J = 48.2 Hz, 1H), 6.83 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 6.50 (t, J = 4.8 Hz, 1H), 6.39 - 6.19 (m, 1H), 4.87 - 4.71 (m, 1H), 4.62 - 4.41 (m, 1H), 4.30 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.71 (d, J = 15.7 Hz, 3H), 3.68 (s, 3H), 3.15 (d, J = 14.3 Hz, 3H), 2.29 (s, 3H), 1.39 (t, J = 7.1 Hz, 3H); ESMS (M+H)= 414.28.
化合物354:(7S)-2-((trans-3-(2-フルオロ-4-メトキシフェノキシ)シクロブチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Bによって中間体A-2およびB-123の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 185mg(83%の収率); 1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 6.86 (t, J = 9.2 Hz, 1H), 6.72 (dt, J = 20.4, 10.2 Hz, 1H), 6.63 (ddd, J = 9.0, 2.9, 1.5 Hz, 1H), 4.88 - 4.83 (m, 1H), 4.65 - 4.56 (m, 1H), 4.28 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.74 (s, 3H), 3.23 (s, 3H), 2.67 - 2.58 (m, 2H), 2.57 - 2.44 (m, 2H), 2.30 (s, 3H), 1.52 (d, J = 7.0 Hz, 3H); ESMS (M+H)= 402.26.
化合物357:(7S)-2-((trans-3-((6-フルオロピリジン-3-イル)オキシ)シクロブチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Bによって中間体A-2およびB-124の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 124mg(45%の収率); 1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.73 (dd, J = 3.0, 1.6 Hz, 1H), 7.49 - 7.39 (m, 1H), 6.99 (dd, J = 8.9, 3.1 Hz, 1H), 4.98 - 4.88 (m, 1H), 4.61 (p, J = 7.0 Hz, 1H), 4.35 - 4.23 (m, 1H), 3.22 (s, 3H), 2.67 - 2.56 (m, 4H), 2.31 (s, 3H), 1.51 (d, 7.0 Hz, 3H); ESMS (M+H)= 373.31.
化合物359:(7S)-2-((trans-3-(3-フルオロ-4-(トリフルオロメトキシ)フェノキシ)シクロブチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Bによって中間体A-2およびB-125の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 171mg(53%の収率); 1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.30 (td, J = 9.0, 1.0 Hz, 1H), 6.84 - 6.78 (m, 1H), 6.75 - 6.65 (m, 1H), 4.97 - 4.85 (m, 1H), 4.66 - 4.55 (m, 1H), 4.34 - 4.24 (m, 1H), 3.22 (s, 3H), 2.62 (dt, J = 6.4, 5.1 Hz, 4H), 2.30 (d, J = 3.6 Hz, 3H), 1.52 (dd, J = 6.9, 3.6 Hz, 3H); ESMS (M+H)= 456.31.
化合物361:(7S)-2-((trans-3-((6-(ジフルオロメトキシ)ピリジン-3-イル)オキシ)シクロブチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
中間体A-2およびB-126の反応により調製して、表題生成物、161mg(収率64%)を得た;1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.77 (d, J = 2.9 Hz, 1H), 7.39 (dd, J = 8.6, 2.8 Hz, 1H), 7.28 (T, J = 73.5 Hz, 1H), 6.92 (d, J = 8.9 Hz, 1H), 4.97 - 4.88 (m, 1H), 4.59 (dt, J = 14.4, 7.1 Hz, 1H), 4.33 - 4.23 (m, 1H), 3.22 (s, 3H), 2.81 - 2.50 (m, 4H), 2.31 (s, 3H), 1.52 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS (M+H)= 421.18.
化合物370:(7S)-2-((trans-3-(4-フルオロ-3-メトキシフェノキシ)シクロブチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-2およびB-127の反応による手順方法Bにより化合物を調製して、表題生成物を得た。161mg(収率70%);1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 6.96 (dd, J = 11.2, 8.9 Hz, 1H), 6.58 (dd, J = 7.2, 2.9 Hz, 1H), 6.30 (dt, J = 8.9, 3.1 Hz, 1H), 4.57 (dd, J = 13.8, 7.2 Hz, 1H), 4.31 - 4.24 (m, 1H), 3.83 (s, 3H), 3.22 (s, 3H), 2.61 - 2.54 (m, 4H), 2.30 (s, 3H), 1.52 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS (M+H)= 402.36.
化合物303:(7S)-2-((trans-3-((4-フルオロフェニル)チオ)シクロブチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Aによって中間体A-2およびB-109の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.39 - 7.29 (m, 2H), 7.12 - 7.02 (m, 2H), 4.60 (p, J = 7.5 Hz, 1H), 4.28 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.96 - 3.82 (m, 1H), 3.21 (s, 3H), 2.67 - 2.52 (m, 2H), 2.41 (ddd, J = 11.9, 7.9, 3.7 Hz, 2H), 2.28 (d, J = 3.1 Hz, 3H), 1.51 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 388.17.
化合物317:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-((trans-3-((4-(トリフルオロメチル)フェニル)チオ)-シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Aによって中間体A-2およびB-111の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.88 (s, 1H), 7.43 (d, J = 8.2 Hz, 2H), 7.17 (d, J = 8.3 Hz, 2H), 4.83 (d, J = 6.8 Hz, 1H), 4.67 - 4.57 (m, 1H), 4.03 - 3.96 (m, 1H), 3.93 - 3.83 (m, 1H), 2.96 (s, 3H), 2.54 - 2.35 (m, 4H), 2.13 (s, 3H), 1.32 (d, J = 6.8 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 438.2.
化合物329:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-((trans-3-((3,4,5-トリフルオロフェニル)チオ)-シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Aによって中間体A-2およびB-114の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.10 - 6.92 (m, 2H), 4.68 (p, J = 7.5 Hz, 1H), 4.30 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 4.09 - 3.97 (m, 1H), 3.23 (s, 3H), 2.82 - 2.63 (m, 2H), 2.52 - 2.35 (m, 2H), 2.33 (s, 3H), 1.53 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 424.23.
化合物349:(7S)-2-((trans-3-(3,5-ジフルオロ-4-ヒドロキシフェノキシ)シクロブチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
三臭化ホウ素の1M溶液(1.9ml、1.9mmol)を化合物287(105mg、0.24mmol)に加え、室温で16時間撹拌した。メタノールを混合物に加え、次いで真空で蒸発させて、粗生成物を得た。粗製物を逆相クロマトグラフィーにより精製して、表題生成物5.5mgを得た。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 6.50 - 6.37 (m, 2H), 4.80 - 4.72 (m, 1H), 4.62 - 4.51 (m, 1H), 4.29 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.22 (d, J = 6.2 Hz, 3H), 2.64 - 2.45 (m, 4H), 2.33 - 2.28 (m, 3H), 1.52 (d, J = 7.0 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 406.18.
2F.表9Aの化合物の調製
化合物253:(7S)-4,5,7,8-テトラメチル-2-((trans-3-(3,4,5-トリフルオロフェノキシ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
(7S)-2-クロロ-4,5,7,8-テトラメチル-7H-プテリジン-6-オン(A-3)(2.15g、8.94mmol)およびtrans-3-(3,4,5-トリフルオロフェノキシ)シクロブタン-1-アミン塩酸塩(B-101)(2.25g、8.89mmol)を、n-ブタノール20ml中に溶解し、20時間還流した。反応物を真空で蒸発させて、粗製の残渣を得た。粗製物をジクロロメタン(溶液中に柔毛性物質が見られた)に溶解し、ジクロロメタン中3%メタノールで溶出するシリカゲルのプラグ上で濾過した。濾液を真空で蒸発させて油状物を得、これはバリバリした泡状物に変化した、重量2.1g。1H (CDCl
3, 300 MHz) δ 6.44-6.38 (m, 2H), 5,37 (br s, 1H), 4.76-4.54 (m, 1H), 4.58-4.54 (m, 1H), 4.0 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.30 (s, 3H), 3.02 (s, 3H), 2.64-2.55 (m, 2 H), 2.49-2.37 (m, 2H), 2.37 (s, 3H), 1.21 (d, J = 6.9 Hz, 3H). キラルHPLC(ChiralPak IB カラム; 25% EtOH/ヘキサン; アイソクラチック): Rt 10.283分(94% ee).
化合物353:(7S)-2-((trans-3-(3,4-ジメトキシフェノキシ)シクロブチル)アミノ)-4,5,7,8-テトラメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-3およびB-122の反応により化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 6.83 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 6.52 (d, J = 2.8 Hz, 1H), 6.31 (dd, J = 8.7, 2.8 Hz, 1H), 4.84 - 4.79 (m, 1H), 4.60 (p, J = 7.0 Hz, 1H), 4.28 (q, J = 7.0 Hz, 1H), 3.80 (s, 3H), 3.76 (s, 3H), 3.32 (d, J = 3.3 Hz, 3H), 3.22 (s, 3H), 2.64 - 2.53 (m, 4H), 2.48 (s, 3H), 1.37 (d, J = 7.0 Hz, 3H); ESMS(M+H)= 428.31.
化合物343:(7S)-2-((trans-3-(4-メトキシフェノキシ)シクロブチル)アミノ)-4,5,7,8-テトラメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-3およびB-119の反応により化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 6.86 - 6.80 (m, 2H), 6.78 - 6.72 (m, 2H), 4.84 - 4.76 (m, 1H), 4.60 (p, J = 7.0 Hz, 1H), 4.28 (q, J = 7.0 Hz, 1H), 3.73 (s, 3H), 3.34 - 3.31 (m, 3H), 3.21 (s, 3H), 2.54 (tdd, J = 8.7, 7.9, 3.3 Hz, 4H), 2.48 (s, 3H), 1.36 (d, J = 7.0 Hz, 3H); ESMS(M+H)= 398.37.
化合物355:(7S)-2-((trans-3-(2-フルオロ-4-メトキシフェノキシ)シクロブチル)アミノ)-4,5,7,8-テトラメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-3およびB-123の反応により化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 6.85 (t, J = 9.3 Hz, 1H), 6.70 (dd, J = 12.9, 2.9 Hz, 1H), 6.66 - 6.52 (m, 1H), 4.66 - 4.52 (m, 1H), 4.27 (q, J = 7.0 Hz, 1H), 3.73 (s, 3H), 3.34 - 3.31 (m, 3H), 3.22 (s, 3H), 2.66 - 2.49 (m, 4H), 2.48 (s, 3H), 1.37 (d, J = 7.0 Hz, 3H); ESMS(M+H)=416.36.
化合物351:(7S)-2-((trans-3-(3-フルオロ-4-メトキシフェノキシ)シクロブチル)アミノ)-4,5,7,8-テトラメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-3および(trans)-3-(4-フルオロ-3-メトキシフェノキシ)シクロブタン-1-アミン塩酸塩の反応により化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 6.98 (t, J = 9.3 Hz, 1H), 6.68 - 6.60 (m, 1H), 6.61 - 6.48 (m, 1H), 4.83 - 4.77 (m, 1H), 4.59 (p, J = 7.0 Hz, 1H), 4.28 (q, J = 7.0 Hz, 1H), 3.80 (s, 3H), 3.34 - 3.31 (m, 3H), 3.21 (s, 3H), 2.58 (dt, J = 8.3, 4.9 Hz, 4H), 2.48 (s, 3H), 1.37 (d, J = 7.0 Hz, 3H); ESMS(M+H)= 416.29.
化合物338:(7S)-4,5,7,8-テトラメチル-2-((trans-3-(p-トリルオキシ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-3およびB-117の反応により化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.11 - 7.00 (m, 2H), 6.77 - 6.64 (m, 2H), 4.60 (p, J = 7.0 Hz, 1H), 4.28 (q, J = 7.0 Hz, 1H), 3.33 - 3.31 (m, 3H), 3.22 (s, 3H), 2.63 - 2.51 (m, 4H), 2.48 (s, 3H), 2.25 (s, 3H), 1.36 (t, J = 5.9 Hz, 3H); ESMS(M+H)= 382.38.
化合物358:(7S)-2-((trans-3-(6-フルオロピリジン-3-イル)オキシ)シクロブチル)アミノ)-4,5,7,8-テトラメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-3およびB-124の反応により化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.73 (dd, J = 2.8, 1.7 Hz, 1H), 7.53 - 7.40 (m, 1H), 6.99 (dd, J = 8.9, 2.9 Hz, 1H), 4.98 - 4.92 (m, 1H), 4.64 (p, J = 7.1 Hz, 1H), 4.29 (q, J = 7.0 Hz, 1H), 3.34 (s, 3H), 3.23 (s, 3H), 2.73 - 2.57 (m, 4H), 2.49 (s, 3H), 1.37 (d, J = 7.0 Hz, 3H); ESMS(M+H)= 387.32.
化合物345:(7S)-2-((trans-3-(4-フルオロ-2-メトキシフェノキシ)シクロブチル)アミノ)-4,5,7,8-テトラメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-3およびB-120の反応により化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 6.84 - 6.67 (m, 2H), 6.57 (td, J = 8.5, 2.9 Hz, 1H), 4.68 - 4.55 (m, 1H), 4.34 - 4.22 (m, 1H), 3.83 (d, J = 7.4 Hz, 3H), 3.34 - 3.30 (m, 3H), 3.23 (s, 2H), 2.71 - 2.50 (m, 4H), 2.48 (d, J = 2.4 Hz, 3H), 1.37 (d, J = 7.0 Hz, 3H); ESMS(M+H)= 416.29.
化合物346:(7S)-4,5,7,8-テトラメチル-2-((trans-3-((6-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)ピリジン-3-イル)オキシ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-3およびB-121の反応により化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.71 (d, J = 3.0 Hz, 1H), 7.33 (dd, J = 8.9, 3.0 Hz, 1H), 6.84 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 4.76 (q, J = 8.8 Hz, 2H), 4.63 (p, J = 7.0 Hz, 1H), 4.29 (q, J = 7.0 Hz, 1H), 3.36 - 3.32 (m, 3H), 3.23 (d, J = 4.5 Hz, 3H), 2.71 - 2.53 (m, 4H), 2.49 (s, 3H), 1.37 (d, J = 7.0 Hz, 3H) ; ESMS(M+H)=467.33.
化合物250:(7S)-2-((trans-3-(4-フルオロフェノキシ)シクロブチル)アミノ)-4,5,7,8-テトラメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-3およびB-109の反応により化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.07 - 6.95 (m, 2H), 6.88 - 6.77 (m, 2H), 4.95 - 4.83 (m, 1H), 4.70 - 4.57 (m, 1H), 4.32 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.37 - 3.33 (m, 3H), 3.24 (s, 3H), 2.72 - 2.56 (m, 4H), 2.53 (s, 3H), 1.39 (d, J = 7.0 Hz, 3H); ESMS(M+H)= 386.33.
化合物274:(S)-2-((trans-3-((5-フルオロピリミジン-2-イル)オキシ)シクロブチル)アミノ)-4,5,7,8-テトラメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-3およびB-155の反応により化合物を調製して、表題生成物、収率5.2%を得た。1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.39 (s, 2H), 5.31 (dq, J = 7.5, 4.2, 3.7 Hz, 1H), 4.94 (d, J = 6.3 Hz, 1H), 4.64 (q, J = 7.5, 7.0 Hz, 1H), 4.01 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.30 (s, 3H), 3.01 (s, 3H), 2.75 - 2.59 (m, 2H), 2.55 - 2.40 (m, 2H), 2.35 (s, 3H), 1.21 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS (M+1)= 388.36.
化合物314(7S)-4,5,7,8-テトラメチル-2-((trans-3-((5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)オキシ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-3およびB-110の反応により化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.96 (s, 1H), 8.85 (d, J = 2.5 Hz, 1H), 8.42 (s, 1H), 5.36 - 5.22 (m, 1H), 4.78 - 4.68 (m, 1H), 4.32 (q, J = 7.0 Hz, 1H), 3.34 (s, 3H), 3.24 (s, 3H), 2.87 - 2.68 (m, 4H), 2.52 (s, 3H), 1.38 (d, J = 7.0 Hz, 3H); ESMS(M+H)= 437.17.
化合物325:(7S)-4,5,7,8-テトラメチル-2-((trans-3-(4-(トリフルオロメトキシ)フェノキシ)-シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-3およびB-113の反応により化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.19 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 6.93 - 6.86 (m, 2H), 4.99 - 4.87 (m, 1H), 4.70 - 4.56 (m, 1H), 4.36 - 4.25 (m, 1H), 3.33 (d, J = 6.8 Hz, 3H), 3.23 (s, 3H), 2.76 - 2.55 (m, 4H), 2.52 (s, 3H), 1.38 (d, J = 7.0 Hz, 3H); ESMS(M+H)= 452.28.
化合物362:(7S)-2-((trans-3-((6-(ジフルオロメトキシ)ピリジン-3-イル)オキシ)シクロブチル)アミノ)-4,5,7,8-テトラメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-3およびB-126の反応により化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (400 MHz, メタノール) δ 7.78 (t, J = 5.7 Hz, 1H), 7.38 (ddd, J = 77.7, 69.1, 67.0 Hz, 2H), 6.91 (dt, J = 8.9, 1.4 Hz, 1H), 4.97 - 4.90 (m, 1H), 4.70 - 4.54 (m, 1H), 4.34 - 4.21 (m, 1H), 3.34 - 3.29 (m, 3H), 3.22 (s, 3H), 2.70 - 2.55 (m, 4H), 2.48 (d, J = 3.5 Hz, 3H), 1.37 (d, J = 6.6 Hz, 2H); ESMS(M+H)=435.21.
化合物373:(7S)-2-((trans-3-(4-フルオロ-3-メトキシフェノキシ)シクロブチル)アミノ)-4,5,7,8-テトラメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-3およびB-127の反応により化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 6.94 (t, J = 9.3 Hz, 1H), 6.65 - 6.49 (m, 1H), 6.30 (dd, J = 6.1, 2.4 Hz, 1H), 4.97 (d, J = 35.2 Hz, 4H), 4.85 (s, 1H), 4.58 (s, 1H), 4.28 (d, J = 5.6 Hz, 1H), 3.83 (s, 3H), 3.34 (s, 3H), 3.22 (s, 3H), 2.56 (d, J = 19.1 Hz, 4H), 2.49 (s, 3H), 1.38 (d, J = 5.5 Hz, 3H); ESMS(M+H)= 416.31.
化合物337:(7S)-4,5,7,8-テトラメチル-2-((trans-3-((2-(トリフルオロメチル)ピリジン-4-イル)オキシ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-3およびB-116の反応により化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.51 (d, J = 5.8 Hz, 1H), 7.28 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 7.15 - 7.05 (m, 1H), 5.11 (ddd, J = 23.4, 13.9, 11.1 Hz, 2H), 4.67 (p, J = 7.1 Hz, 1H), 4.30 (q, J = 7.0 Hz, 1H), 3.37 - 3.32 (m, 3H), 3.23 (s, 3H), 2.82 - 2.67 (m, 4H), 2.67 (s, 3H), 2.50 (d, J = 4.3 Hz, 3H), 1.38 (dd, J = 6.9, 3.2 Hz, 3H); ESMS(M+H)= 437.33.
化合物334:(7S)-4,5,7,8-テトラメチル-2-((trans-3-((2-(トリフルオロメチル)ピリミジン-5-イル)オキシ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-3およびB-115の反応により化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.55 (s, 2H), 5.17 (p, J = 5.2 Hz, 1H), 4.69 (p, J = 7.1 Hz, 1H), 4.30 (q, J = 7.0 Hz, 1H), 3.34 (s, 3H), 3.24 (s, 3H), 2.78 - 2.67 (m, 4H), 2.50 (s, 3H), 1.38 (d, J = 7.0 Hz, 3H); ESMS(M+H)=438.28.
化合物323:(7S)-4,5,7,8-テトラメチル-2-((trans-3-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)オキシ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-3およびB-112の反応により化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.37 (d, J = 2.7 Hz, 1H), 7.83 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.61 - 7.50 (m, 1H), 5.21 - 5.10 (m, 1H), 4.76 - 4.61 (m, 1H), 4.38 - 4.26 (m, 1H), 3.36 (s, 3H), 3.25 (s, 3H), 2.86 - 2.61 (m, 4H), 2.55 (s, 3H), 1.39 (d, J = 7.0 Hz, 3H); ESMS(M+H)= 437.29.
化合物341:(7S)-4,5,7,8-テトラメチル-2-((trans-3-(4-(トリフルオロメチル)フェノキシ)-シクロブチル)-アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-3およびB-118の反応により化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.57 (d, J = 8.7 Hz, 2H), 6.98 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 4.98 (p, J = 5.2 Hz, 1H), 4.64 (p, J = 7.1 Hz, 1H), 4.29 (q, J = 7.0 Hz, 1H), 3.32 (d, J = 5.4 Hz, 3H), 3.22 (s, 3H), 2.66 - 2.59 (m, 4H), 2.49 (s, 3H), 1.37 (d, J = 7.0 Hz, 3H); ESMS(M+H)= 436.33.
化合物360:(7S)-2-((trans-3-(3-フルオロ-4-(トリフルオロメトキシ)フェノキシ)シクロブチル)アミノ)-4,5,7,8-テトラメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-3およびB-125の反応により化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.31 (td, J = 9.0, 1.0 Hz, 1H), 6.88 - 6.77 (m, 1H), 6.73 (tdd, J = 9.1, 2.9, 1.6 Hz, 1H), 4.91 (p, J = 5.1 Hz, 1H), 4.69 - 4.54 (m, 1H), 4.34 - 4.24 (m, 1H), 3.33 - 3.31 (m, 3H), 3.31 (dd, J = 3.3, 1.6 Hz, 3H), 3.22 (d, J = 6.4 Hz, 3H), 2.70 - 2.57 (m, 4H), 2.48 (d, J = 4.1 Hz, 3H), 1.37 (dd, J = 7.0, 2.8 Hz, 3H); ESMS(M+H)= 470.32.
化合物296:(7S)-2-((trans-3-(2,4-ジフルオロフェノキシ)シクロブチル)アミノ)-4,5,7,8-テトラメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-3およびB-108の反応により化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.10 - 6.77 (m, 3H), 4.91 (td, J = 6.5, 3.2 Hz, 1H), 4.72 - 4.53 (m, 1H), 4.29 (q, J = 7.0 Hz, 1H), 3.32 (d, J = 3.1 Hz, 3H), 3.23 (s, 3H), 2.74 - 2.52 (m, 4H), 2.48 (s, 3H), 1.37 (d, J = 7.0 Hz, 3H); ESMS(M+H)= 404.2.
化合物252:(7S)-2-((trans-3-(3,4-ジフルオロフェノキシ)シクロブチル)アミノ)-4,5,7,8-テトラメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-3およびB-102の反応により化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.17 (dd, J = 19.5, 9.3 Hz, 1H), 6.85 - 6.70 (m, 1H), 6.67 - 6.57 (m, 1H), 4.94 - 4.83 (m, 1H), 4.66 - 4.53 (m, 1H), 4.32 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.37 - 3.33 (m, 3H), 3.24 (s, 3H), 2.71 - 2.57 (m, 4H), 2.52 (s, 3H), 1.38 (d, J = 7.0 Hz, 3H); ESMS(M+H)= 404.38.
化合物253:(7S)-4,5,7,8-テトラメチル-2-((trans-3-(3,4,5-トリフルオロフェノキシ)シクロブチル)-アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-3およびB-101の反応により化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 7.01 (d, J = 6.9 Hz, 1H), 6.93 - 6.78 (m, 2H), 4.84 (dt, J = 6.7, 3.2 Hz, 1H), 4.42 (q, J = 7.8, 6.9 Hz, 1H), 4.02 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.18 (s, 3H), 2.92 (s, 3H), 2.49 - 2.31 (m, 4H), 2.27 (s, 3H), 1.05 (d, J = 6.8 Hz, 3H); ESMS(M+H)= 422.22.
化合物293:(7S)-4,5,7,8-テトラメチル-2-((trans-3-(2,3,4-トリフルオロフェノキシ)シクロブチル)-アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-3およびB-106の反応により化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.08 - 6.91 (m, 1H), 6.79 - 6.66 (m, 1H), 4.95 (dt, J = 10.9, 5.4 Hz, 1H), 4.71 - 4.57 (m, 1H), 4.35 - 4.22 (m, 1H), 3.38 - 3.33 (m, 3H), 3.24 (s, 3H), 2.75 - 2.56 (m, 4H), 2.50 (s, 3H), 1.38 (d, J = 7.0 Hz, 3H); ESMS(M+H)= 422.2.
化合物294:(7S)-4,5,7,8-テトラメチル-2-((trans-3-(2,4,5-トリフルオロフェノキシ)-シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-3およびB-107の反応により化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.26 - 7.09 (m, 1H), 6.94 (dt, J = 11.8, 7.8 Hz, 1H), 4.93 (dd, J = 10.3, 5.4 Hz, 1H), 4.72 - 4.55 (m, 1H), 4.29 (q, J = 7.0 Hz, 1H), 3.36 - 3.32 (m, 3H), 3.23 (s, 3H), 2.72 - 2.57 (m, 4H), 2.49 (s, 3H), 1.37 (d, J = 7.0 Hz, 3H); ESMS(M+H)= 422.2.
化合物307:(7S)-2-((trans-3-((4-フルオロフェニル)チオ)シクロブチル)アミノ)-4,5,7,8-テトラメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-3およびB-109の反応により化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.43 - 7.26 (m, 2H), 7.14 - 7.00 (m, 2H), 4.62 (p, J = 7.6 Hz, 1H), 4.29 (q, J = 7.0 Hz, 1H), 3.98 - 3.80 (m, 1H), 3.31 (s, 3H), 3.21 (s, 3H), 2.62 (ddd, J = 23.7, 13.4, 8.3 Hz, 2H), 2.46 (s, 3H), 2.45 - 2.34 (m, 2H), 1.36 (d, J = 7.0 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 402.17.
化合物320:(7S)-4,5,7,8-テトラメチル-2-((trans-3-((4(トリフルオロメチル)フェニル)チオ)-シクロブチル)-アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-3およびB-111の反応により化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.55 (d, J = 8.3 Hz, 2H), 7.34 (t, J = 8.5 Hz, 2H), 5.07 (d, J = 61.3 Hz, 3H), 4.72 (p, J = 7.4 Hz, 1H), 4.34 - 4.21 (m, 1H), 4.17 - 4.01 (m, 1H), 3.33 (s, 3H), 3.21 (s, 3H), 2.85 - 2.69 (m, 2H), 2.52 - 2.47 (m, 4H), 2.47 - 2.38 (m, 1H), 1.37 (d, J = 7.0 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 452.2.
化合物330:(7S)-4,5,7,8-テトラメチル-2-((trans-3-((3,4,5-トリフルオロフェニル)チオ)-シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-3およびB-114の反応により化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.10 - 6.95 (m, 2H), 4.71 (p, J = 7.5 Hz, 1H), 4.39 - 4.26 (m, 1H), 4.14 - 3.98 (m, 1H), 3.35 (s, 3H), 3.25 (s, 3H), 2.88 - 2.68 (m, 2H), 2.52 (d, J = 11.4 Hz, 3H), 2.50 - 2.38 (m, 2H), 1.39 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 438.23.
2G.表9Bの化合物の調製
表9B中で調製した化合物に関する一般的手順:
化合物246(115mg、0.28mmol)、ハロゲン化アルキル(0.31mmol)および炭酸カリウム(150mg、1.08mmol)をDMF(5mL)中に溶解し、室温で18時間撹拌した。TFA(125μL、1.622mmol)を加えた。逆MPLC:C18カラム100g、水中10~100%アセトニトリル(0.1%TFA)で溶出により精製し、所望のフラクションを合わせ、乾燥して、生成物を得た。回収した生成物をPL-HCO
3 MPSPEカートリッジ(500mg/6mL管容積0.9mmol)から生成物に通すことにより中和して、所望の生成物を得た。
化合物312:(7S)-5-エチル-4,7,8-トリメチル-2-((trans-3-(3,4,5-トリフルオロフェノキシ)-シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 6.48 - 6.36 (m, 2H), 4.76 (tt, J = 7.0, 3.9 Hz, 1H), 4.57 (td, J = 8.0, 5.8 Hz, 1H), 4.21 (dq, J = 14.4, 7.2 Hz, 1H), 3.99 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.60 (dd, J = 14.0, 7.0 Hz, 1H), 3.02 (s, 3H), 2.70 - 2.54 (m, 2H), 2.47 (td, J = 6.3, 3.7 Hz, 2H), 2.36 (s, 3H), 1.25 - 1.07 (m, 6H); ESMS (M+H)= 436.13.
化合物381:(7S)-5-(2-フルオロエチル)-4,7,8-トリメチル-2-((trans-3-(3,4,5-トリフルオロフェノキシ)-シクロブチル)-アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 6.42 (ddt, J = 9.6, 5.7, 1.0 Hz, 2H), 5.09 (d, J = 6.1 Hz, 1H), 4.81 - 4.42 (m, 5H), 4.09 - 3.76 (m, 2H), 3.02 (s, 3H), 2.70 - 2.40 (m, 4H), 2.35 (s, 3H), 1.21 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS (M+H)= 454.09.
化合物313:(7S)-4,7,8-トリメチル-5-(2,2,2-トリフルオロエチル)-2-((trans-3-(3,4,5-トリフルオロフェノキシ)シクロブチル)-アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 6.43 (ddt, J = 9.5, 5.7, 1.0 Hz, 2H), 5.19 (dq, J = 15.6, 9.1 Hz, 1H), 5.03 (s, 1H), 4.76 (tt, J = 7.1, 3.8 Hz, 1H), 4.58 (td, J = 8.1, 5.7 Hz, 2H), 4.24 - 4.02 (m, 2H), 3.03 (s, 3H), 2.63 (dddd, J = 12.4, 7.9, 3.9, 2.0 Hz, 2H), 2.53 - 2.39 (m, 2H), 2.34 (s, 3H), 1.21 (d, J = 7.0 Hz, 3H); ESMS (M+H)= 490.19.
化合物327:(7S)-4,7,8-トリメチル-5-(メチル-d3)-2-((trans-3-(3,4,5-トリフルオロフェノキシ)-シクロブチル)-アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 6.46 - 6.37 (m, 2H), 4.76 (tt, J = 7.0, 3.8 Hz, 1H), 4.57 (q, J = 7.6 Hz, 1H), 4.11 - 4.00 (m, 1H), 3.06 (d, J = 1.1 Hz, 3H), 2.61 (td, J = 8.7, 4.3 Hz, 2H), 2.50 (s, 2H), 2.41 (d, J = 1.1 Hz, 3H), 1.26 (dd, J = 7.0, 1.1 Hz, 3H); ESMS (M+H)= 425.24.
化合物328:(7S)-5-(エチル-d5)-4,7,8-トリメチル-2-((trans-3-(3,4,5-トリフルオロフェノキシ)-シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 6.46 - 6.37 (m, 2H), 4.77 (dq, J = 6.8, 3.5 Hz, 1H), 4.58 (td, J = 8.0, 5.8 Hz, 1H), 4.01 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.05 (s, 3H), 2.69 - 2.56 (m, 2H), 2.55 - 2.42 (m, 2H), 2.39 (s, 3H), 1.23 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS (M+H)= 441.22.
2I.表10の化合物の調製
化合物243:(7S)-2-((cis-3-(4-フルオロフェノキシ)シクロブチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-2およびB-128の反応による手順方法Bにより化合物を調製して、表題化合物を得た。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.00 (t, J = 8.7 Hz, 2H), 6.85 (dd, J = 9.0, 4.3 Hz, 2H), 4.57 - 4.41 (m, 1H), 4.38 - 4.13 (m, 2H), 3.26 (d, J = 11.7 Hz, 3H), 3.05 (dd, J = 6.7, 4.2 Hz, 2H), 2.35 (s, 3H), 2.24 (dd, J = 18.8, 8.5 Hz, 2H), 1.55 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 372.28.
化合物247:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-((cis-3-(3,4,5-トリフルオロフェノキシ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-2およびB-129の反応による手順方法Bにより化合物を調製して、表題化合物を得た。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 6.73 - 6.56 (m, 2H), 4.51 (p, J = 6.9 Hz, 1H), 4.30 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 4.18 (dd, J = 16.0, 8.1 Hz, 1H), 3.26 (s, 3H), 3.12 - 2.90 (m, 2H), 2.30 (s, 3H), 2.21 (dt, J = 12.3, 8.5 Hz, 2H), 1.53 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.60 - 0.58 (m, 1H); ESMS(M+1)= 408.29.
化合物304:(7S)-2-((cis-3-((4-フルオロフェニル)チオ)シクロブチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-2およびB-130の反応による手順方法Aにより化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.41 - 7.23 (m, 2H), 7.05 (t, J = 8.6 Hz, 2H), 4.46 - 4.22 (m, 2H), 3.63 (d, J = 11.9 Hz, 3H), 3.62 - 3.46 (m, 1H), 3.24 (s, 3H), 2.99 - 2.78 (m, 2H), 2.32 (s, 3H), 2.11 (dd, J = 20.3, 9.2 Hz, 2H), 1.52 (d, J = 6.8 Hz, 3H).
化合物305:(7S)-2-((cis-3-((4-フルオロフェニル)チオ)シクロブチル)アミノ)-4,5,7,8-テトラメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Bによって中間体A-3およびB-130の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.35 (dd, J = 8.5, 5.3 Hz, 2H), 7.06 (t, J = 8.7 Hz, 2H), 4.48 - 4.33 (m, 1H), 4.30 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.70 - 3.49 (m, 1H), 3.32 (s, 3H), 3.24 (s, 3H), 2.98 - 2.82 (m, 2H), 2.50 (s, 3H), 2.21 - 2.04 (m, 2H), 1.37 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物321:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-((cis-3-((4-(トリフルオロメチル)フェニル)チオ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Aによって中間体A-2およびB-131の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.12 (s, 1H), 7.43 (d, J = 8.2 Hz, 2H), 7.25 - 7.20 (m, 2H), 5.02 (s, 1H), 4.42 - 4.29 (m, 1H), 4.05 - 3.94 (m, 1H), 3.61 - 3.43 (m, 1H), 2.98 (s, 3H), 2.96 - 2.89 (m, 2H), 2.14 (s, 3H), 2.02 - 1.89 (m, 4H), 1.33 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物322:(7S)-4,5,7,8-テトラメチル-2-((cis-3-((4-(トリフルオロメチル)フェニル)チオ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-3およびB-131の反応による手順方法Bにより化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.55 (d, J = 8.3 Hz, 2H), 7.37 (t, J = 8.7 Hz, 2H), 4.93 (s, 4H), 4.47 (p, J = 8.5 Hz, 1H), 4.29 (q, J = 7.0 Hz, 1H), 3.88 - 3.71 (m, 1H), 3.35 - 3.31 (m, 3H), 3.26 (s, 3H), 3.11 - 2.94 (m, 2H), 2.48 (s, 3H), 2.28 - 2.12 (m, 2H), 1.37 (d, J = 7.0 Hz, 3H).
化合物332:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-((cis-3-((3,4,5-トリフルオロフェニル)チオ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Aによって中間体A-2およびB-132の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.12 - 7.00 (m, 2H), 4.49 - 4.36 (m, 1H), 4.30 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.80 - 3.65 (m, 1H), 3.25 (s, 3H), 3.00 (dt, J = 11.3, 7.2 Hz, 2H), 2.30 (s, 3H), 2.14 (dd, J = 20.2, 9.1 Hz, 2H), 1.52 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物331:(7S)-4,5,7,8-テトラメチル-2-((cis-3-((3,4,5-トリフルオロフェニル)チオ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Bによって中間体A-3およびB-132の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.05 (dd, J = 7.8, 6.7 Hz, 2H), 4.57 - 4.42 (m, 1H), 4.40 - 4.26 (m, 1H), 3.87 - 3.69 (m, 1H), 3.35 (s, 3H), 3.27 (d, J = 12.2 Hz, 3H), 3.03 (s, 2H), 2.54 (s, 3H), 2.29 - 2.12 (m, 2H), 1.40 (d, J = 6.8 Hz, 3H).
化合物336:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-((cis-3-((4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)チオ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Aによって中間体A-2およびB-133の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 9.70 (s, 1H), 7.26 (dd, J = 11.7, 4.8 Hz, 2H), 7.10 (d, J = 8.7 Hz, 2H), 5.15 (d, J = 7.7 Hz, 1H), 4.43 - 4.27 (m, 1H), 4.02 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.55 - 3.39 (m, 1H), 2.97 (d, J = 23.2 Hz, 3H), 2.90 (tt, J = 27.9, 13.9 Hz, 2H), 2.24 (s, 3H), 1.95 (dd, J = 20.7, 9.3 Hz, 2H), 1.36 (d, J = 6.8 Hz, 3H).
化合物348:(7S)-4,5,7,8-テトラメチル-2-((cis-3-((4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)チオ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Bによって中間体A-3およびB-133の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.45 - 7.28 (m, 2H), 7.26 - 7.11 (m, 2H), 4.47 - 4.34 (m, 1H), 4.29 (q, J = 7.0 Hz, 1H), 3.69 (tt, J = 9.3, 7.4 Hz, 1H), 3.33 - 3.31 (m, 4H), 3.24 (s, 3H), 3.05 - 2.86 (m, 2H), 2.46 (s, 3H), 2.24 - 2.06 (m, 2H), 1.37 (d, J = 7.0 Hz, 3H).
2J.表11の化合物の調製:
上記表10の化合物での方法と同様の方法で、化合物を調製した。
化合物240:(7S)-2-((trans-3-(4-フルオロフェノキシ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Bによって中間体A-1およびB-100の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.24 (s, 1H), 7.06 - 6.94 (m, 2H), 6.87 - 6.75 (m, 2H), 4.87 - 4.78 (m, 1H), 4.51 (s, 1H), 4.33 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.23 (s, 3H), 2.58 (dd, J = 12.1, 6.5 Hz, 4H), 1.56 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 358.28.
化合物241:(7S)-2-((cis-3-(4-フルオロフェノキシ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Bによって中間体A-1およびB-128の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.23 (s, 1H), 6.99 (t, J = 8.7 Hz, 2H), 6.84 (dd, J = 9.1, 4.3 Hz, 2H), 4.50 (p, J = 6.8 Hz, 1H), 4.34 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 4.14 (s, 1H), 3.25 (d, J = 9.2 Hz, 3H), 3.04 (d, J = 5.4 Hz, 2H), 2.19 (dd, J = 19.0, 8.7 Hz, 2H), 1.57 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 358.29.
化合物249:(7S)-7,8-ジメチル-2-((trans-3-(3,4,5-トリフルオロフェノキシ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Bによって中間体A-1およびB-101の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (300 MHz, EtOD) δ 7.23 (s, 1H), 6.70 - 6.54 (m, 2H), 4.85 (dd, J = 8.7, 3.5 Hz, 1H), 4.53 (s, 1H), 4.34 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.24 (s, 3H), 2.61 (dd, J = 6.9, 5.4 Hz, 4H), 1.57 (d, J = 7.0 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 394.29.
化合物251:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-((trans-3-(3,4-ジフルオロフェノキシ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Bによって中間体A-1およびB-102の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.23 (s, 1H), 7.16 (dd, J = 19.4, 9.3 Hz, 1H), 6.76 (ddd, J = 12.3, 6.6, 2.8 Hz, 1H), 6.62 (dd, J = 6.4, 2.6 Hz, 1H), 4.86 (d, J = 5.0 Hz, 1H), 4.55 (d, J = 22.0 Hz, 1H), 4.34 (q, J = 6.7 Hz, 1H), 3.24 (s, 3H), 2.60 (t, J = 5.9 Hz, 4H), 1.57 (d, J = 6.8 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 376.24.
2K.表12の化合物の調製
化合物257:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-((cis-3-((3,4,5-トリフルオロフェノキシ)メチル)シクロブチル)-アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-2およびB-134の反応による一般手順方法Aにより化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 6.72 (dt, J = 13.5, 6.7 Hz, 2H), 4.46 - 4.37 (m, 1H), 4.31 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.95 (d, J = 5.1 Hz, 2H), 3.26 (s, 3H), 2.66 - 2.45 (m, 3H), 2.34 (s, 3H), 2.09 - 1.91 (m, 2H), 1.54 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 422.29.
化合物271:(7S)-2-((cis-3-((3,4-ジフルオロフェノキシ)メチル)シクロブチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-2およびB-138の反応による一般手順方法Aにより化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.25 - 7.05 (m, 1H), 6.93 - 6.79 (m, 1H), 6.77 - 6.61 (m, 1H), 4.47 - 4.33 (m, 1H), 4.28 (dd, J = 13.8, 6.9 Hz, 1H), 3.93 (d, J = 4.4 Hz, 2H), 3.24 (s, 3H), 2.68 - 2.43 (m, 3H), 2.32 (d, J = 16.1 Hz, 3H), 2.05 - 1.88 (m, 2H), 1.52 (d, J = 6.0 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 404.29.
化合物261:(7S)-2-((cis-3-((4-フルオロフェノキシ)メチル)シクロブチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-2およびB-135の反応による一般手順方法Aにより化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 5.51 - 5.30 (m, 4H), 2.90 - 2.81 (m, 1H), 2.76 (q, J = 7.0 Hz, 1H), 2.40 (d, J = 5.4 Hz, 2H), 1.71 (s, 3H), 1.14 - 0.92 (m, 3H), 0.78 (s, 3H), 0.54 - 0.39 (m, 2H), -0.01 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 386.33.
化合物277:5-フルオロ-2-((cis-3-(((7S)-4,7,8-トリメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)メトキシ)ベンゾニトリル
中間体A-2およびB-140の反応による一般手順方法Aにより化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.66 (s, 1H), 7.29 - 7.20 (m, 2H), 6.91 (dd, J = 9.0, 4.1 Hz, 1H), 4.92 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 4.49 - 4.30 (m, 1H), 4.08 (dt, J = 10.0, 5.0 Hz, 1H), 4.02 (d, J = 5.5 Hz, 2H), 3.05 (s, 3H), 2.79 - 2.42 (m, 4H), 2.23 (s, 3H), 1.95 - 1.74 (m, 2H), 1.40 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 411.31.
化合物263:(7S)-2-((cis-3-(((5-フルオロピリジン-3-イル)オキシ)メチル)シクロブチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-2およびB-136の反応による一般手順方法Aにより化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.66 (s, 2H), 8.30 (d, J = 9.6 Hz, 1H), 4.44 (d, J = 25.4 Hz, 1H), 4.32 (s, 3H), 3.27 (s, 3H), 2.66 (s, 3H), 2.35 (s, 4H), 2.10 (d, J = 5.1 Hz, 2H), 1.54 (d, J = 6.4 Hz, 3H).
化合物270:(7S)-2-((cis-3-(((6-フルオロピリジン-3-イル)オキシ)メチル)シクロブチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-2およびB-137の反応による一般手順方法Aにより化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.82 (d, J = 1.0 Hz, 1H), 7.63 - 7.45 (m, 1H), 6.98 (dd, J = 8.8, 2.6 Hz, 1H), 4.38 (dd, J = 15.4, 7.7 Hz, 1H), 4.35 - 4.20 (m, 1H), 4.03 (d, J = 4.5 Hz, 2H), 3.25 (s, 3H), 2.72 - 2.47 (m, 3H), 2.30 (s, 3H), 1.99 (dd, J = 17.5, 9.0 Hz, 2H), 1.52 (d, J = 6.8 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 387.36.
化合物275:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-((cis-3-((5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)メチル)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-2およびB-139の反応による一般手順方法Aにより化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 9.62 (s, 1H), 7.36 (d, J = 1.2 Hz, 1H), 6.47 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 4.94 (d, J = 7.5 Hz, 1H), 4.28 (dt, J = 14.8, 7.4 Hz, 1H), 4.15 (d, J = 5.9 Hz, 2H), 3.98 (dd, J = 16.7, 10.0 Hz, 1H), 2.98 (s, 3H), 2. 62 - 2.38 (m, 3H), 2.20 (s, 3H), 1.72 - 1.50 (m, 2H), 1.32 (t, J = 9.9 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 410.27.
2L.表13の化合物の調製
化合物284:(7S)-2-((cis-3-((3,5-ジフルオロ-4-メトキシフェノキシ)メチル)シクロブチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
ステップ1:(7S)-2-((cis-3-(ヒドロキシメチル)シクロブチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
(7S)-2-クロロ-4,7,8-トリメチル-5,7-ジヒドロプテリジン-6-オン(2.96g、13.05mmol)、cis-(3-アミノシクロブチル)メタノール塩酸塩(1.796g、13.05mmol)およびtBuXPhosパラダサイクル(358.5mg、0.5220mmol)をt-ブタノール(50mL)中に溶解し、脱気した。ナトリウムt-ブトキシドの2M溶液(23mL、45.70mmol)を窒素下混合物に加えた。室温で2時間撹拌した後、酢酸エチル(100ml)および水を反応混合物に加えた。有機層を分離し、水溶液を酢酸エチル(3×50ml)で抽出した。合わせた抽出物を無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させて、粗生成物を得た。粗生成物をジクロロメタン中0~20%メタノールの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2)により精製して、表題生成物1.07g(収率25%)を得た。1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 9.30 (s, 1H), 9.01 (s, 1H), 5.04 (t, J = 10.9 Hz, 1H), 4.39 - 4.24 (m, 1H), 4.05 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.60 (d, J = 5.9 Hz, 2H), 3.04 (s, 3H), 2.87 - 2.57 (m, 2H), 2.59 - 2.40 (m, 3H), 2.23 (s, 4H), 1.79 - 1.58 (m, 2H), 1.38 (d, J = 6.8 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 292.24.
ステップ2:(7S)-2-((cis-3-((3,5-ジフルオロ-4-メトキシフェノキシ)メチル)シクロブチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
(7S)-2-((cis-3-(ヒドロキシメチル)シクロブチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン(160mg、0.5mmol)、3,5-ジフルオロ-4-メトキシフェノール(166mg、1.04mmol)およびトリフェニルホスフィン(272mg、1.04mmol)の混合物を、THF(5ml)中に溶解した。ジエチルアゾジカルボキシレート(1.038mmol)を混合物に滴下添加し、次いで50℃に12時間加熱した。反応物を真空で蒸発させ、得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(C18 MPLC;0~100%アセトニトリル/水(0.1%TFA))により精製した。所望のフラクションを凍結乾燥して、表題生成物45mg(収率18%)を得た。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 6.66 - 6.50 (m, 2H), 4.46 - 4.34 (m, 1H), 4.28 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.92 (d, J = 5.3 Hz, 2H), 3.84 (s, 3H), 3.22 (d, J = 12.4 Hz, 3H), 2.63 - 2.43 (m, 3H), 2.29 (s, 3H), 1.96 (dd, J = 17.7, 9.0 Hz, 2H), 1.52 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 434.26.
化合物284での手順にて報告した通りに、(7S)-2-((trans-3-(ヒドロキシメチル)シクロブチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オンまたは(7S)-2-((cis-3-(ヒドロキシメチル)シクロブチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン(化合物284、ステップ1参照)の何れかおよびフェノールまたはピラゾール誘導体の反応により、同様の方法で化合物282、281、285、258、367、369、366、365、364、363、356、283、280および279を調製した。
化合物282:(7S)-2-((cis-3-((2-クロロ-4-フルオロフェノキシ)メチル)シクロブチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
(7S)-2-((cis-3-(ヒドロキシメチル)シクロブチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オンおよび2-クロロ-4-フルオロフェノールの反応により化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.17 (dd, J = 8.2, 2.8 Hz, 1H), 7.09 - 6.92 (m, 2H), 4.43 - 4.33 (m, 1H), 4.28 (q, J = 7.0 Hz, 1H), 4.01 (d, J = 4.8 Hz, 2H), 3.22 (d, J = 10.9 Hz, 3H), 2.66 - 2.51 (m, 3H), 2.29 (s, 3H), 2.12 - 1.96 (m, 2H), 1.52 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 420.18.
化合物281:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-((cis-3-((2,3,4-トリフルオロフェノキシ)メチル)シクロブチル)-アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
(7S)-2-((cis-3-(ヒドロキシメチル)シクロブチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オンおよび2,3,4-トリフルオロフェノールの反応により化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.08 - 6.94 (m, 1H), 6.95 - 6.80 (m, 1H), 4.37 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 4.29 (dd, J = 13.9, 6.9 Hz, 1H), 4.05 (d, J = 4.9 Hz, 2H), 3.25 (s, 3H), 2.68 - 2.51 (m, 3H), 2.29 (s, 3H), 1.97 (d, J = 8.3 Hz, 2H), 1.52 (d, J = 6.9 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 422.2.
化合物285:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-((cis-3-((2,4,5-トリフルオロフェノキシ)メチル)シクロブチル)-アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
(7S)-2-((cis-3-(ヒドロキシメチル)シクロブチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オンおよび2,4,5-トリフルオロフェノールの反応により化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.14 (ddt, J = 15.6, 12.0, 7.8 Hz, 2H), 4.47 - 4.34 (m, 1H), 4.29 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 4.02 (d, J = 5.2 Hz, 2H), 3.24 (s, 3H), 2.70 - 2.43 (m, 4H), 2.29 (s, 3H), 2.06 - 1.88 (m, 2H), 1.52 (d, J = 6.9 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 422.37.
化合物258:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-((trans-3-((3,4,5-トリフルオロフェノキシ)メチル)-シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
(7S)-2-((trans-3-(ヒドロキシメチル)シクロブチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オンおよび3,4,5-トリフルオロフェノールの反応により化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 6.72 (dt, J = 13.5, 6.7 Hz, 2H), 4.46 - 4.37 (m, 1H), 4.31 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.95 (d, J = 5.1 Hz, 2H), 3.26 (s, 3H), 2.66 - 2.45 (m, 3H), 2.34 (s, 3H), 2.09 - 1.91 (m, 2H), 1.54 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS (M+1)= 422.34
化合物367:(7S)-2-((cis-3-(((6-クロロ-5-フルオロピリジン-3-イル)オキシ)メチル)シクロブチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
(7S)-2-((cis-3-(ヒドロキシメチル)シクロブチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オンおよび3-ヒドロキシ-5-フルオロ-6-クロロピリジンの反応により化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 9.04 (s, 1H), 7.86 (t, J = 6.2 Hz, 1H), 6.98 (dd, J = 9.4, 2.5 Hz, 1H), 4.87 (d, J = 7.5 Hz, 1H), 4.39 - 4.23 (m, 1H), 4.05 - 3.92 (m, 1H), 3.90 (t, J = 5.0 Hz, 2H), 2.95 (d, J = 12.5 Hz, 3H), 2.60 - 2.48 (m, 2H), 2.48 - 2.34 (m, 1H), 2.17 (s, 3H), 1.80 - 1.62 (m, 2H), 1.31 (d, J = 6.8 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 421.26.
化合物369:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-((trans-3-(((4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)オキシ)メチル)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
(7S)-2-((trans-3-(ヒドロキシメチル)シクロブチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オンおよび2-ヒドロキシ-4-トリフルオロメチルピリジンの反応により化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.36 (d, J = 5.3 Hz, 1H), 7.20 (d, J = 5.3 Hz, 1H), 7.06 (s, 1H), 4.57 (p, J = 7.8 Hz, 1H), 4.48 (d, J = 6.8 Hz, 2H), 4.29 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.22 (s, 3H), 2.78 (dd, J = 8.7, 4.5 Hz, 1H), 2.42 (ddd, J = 11.9, 9.1, 5.1 Hz, 2H), 2.36 - 2.31 (m, 1H), 2.30 (s, 3H), 1.52 (d, J = 6.9 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 437.29.
化合物366:(7S)-2-((cis-3-(((5-クロロピリジン-3-イル)オキシ)メチル)シクロブチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
(7S)-2-((cis-3-(ヒドロキシメチル)シクロブチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オンおよび3-ヒドロキシ-5-クロロピリジンの反応により化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.36 (d, J = 5.3 Hz, 1H), 7.20 (d, J = 5.3 Hz, 1H), 7.06 (s, 1H), 4.57 (p, J = 7.8 Hz, 1H), 4.48 (d, J = 6.8 Hz, 2H), 4.29 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.22 (s, 3H), 2.78 (dd, J = 8.7, 4.5 Hz, 1H), 2.42 (ddd, J = 11.9, 9.1, 5.1 Hz, 2H), 2.36 - 2.31 (m, 1H), 2.30 (s, 3H), 1.52 (d, J = 6.9 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 403.25.
化合物365:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-((cis-3-(((6-メチル-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)オキシ)メチル)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
(7S)-2-((cis-3-(ヒドロキシメチル)シクロブチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オンおよび6-メチル-4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-オールの反応により化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.60 - 7.45 (m, 1H), 7.05 (s, 1H), 6.85 (s, 1H), 4.48 - 4.15 (m, 4H), 3.25 (d, J = 8.5 Hz, 3H), 2.73 - 2.52 (m, 3H), 2.51 (s, 3H), 2.34 (s, 3H), 2.10 - 1.90 (m, 2H), 1.53 (d, J = 6.9 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 451.29.
化合物364:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-((cis-3-(((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)オキシ)メチル)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
(7S)-2-((cis-3-(ヒドロキシメチル)シクロブチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オンおよび6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-オールの反応により化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 9.17 (s, 1H), 8.30 (s, 1H), 7.50 (t, J = 14.0 Hz, 1H), 7.24 - 7.11 (m, 1H), 4.89 (d, J = 7.3 Hz, 1H), 4.38 - 4.23 (m, 1H), 3.97 (dd, J = 16.4, 5.4 Hz, 3H), 2.95 (d, J = 13.4 Hz, 3H), 2.67 - 2.31 (m, 4H), 2.17 (s, 3H), 1.71 (d, J = 7.8 Hz, 2H), 1.31 (d, J = 6.3 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 437.29.
化合物363:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-((cis-3-(((5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)オキシ)メチル)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
(7S)-2-((cis-3-(ヒドロキシメチル)シクロブチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オンおよび5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-オールの反応により化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.56 (s, 1H), 8.50 (s, 1H), 7.73 (d, J = 24.0 Hz, 1H), 4.43 (s, 1H), 4.27 (t, J = 14.7 Hz, 1H), 4.17 (s, 2H), 3.25 (s, 3H), 2.62 (s, 3H), 2.31 (s, 3H), 2.04 (s, 2H), 1.53 (d, J = 5.1 Hz, 3H) . ESMS(M+1)= 437.29.
化合物356:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-((cis-3-(((5-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)オキシ)メチル)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
(7S)-2-((cis-3-(ヒドロキシメチル)シクロブチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オンおよび5-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-オールの反応により化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.47 (d, J = 6.1 Hz, 1H), 7.44 (d, J = 4.3 Hz, 2H), 4.47 (t, J = 5.8 Hz, 2H), 4.46 - 4.40 (m, 1H), 4.31 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.25 (d, J = 7.2 Hz, 3H), 2.63 (t, J = 5.9 Hz, 2H), 2.33 (s, 3H), 2.05 (d, J = 8.1 Hz, 2H), 1.53 (d, J = 6.9 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 437.29.
化合物283:(7S)-2-((cis-3-((3-エチニルフェノキシ)メチル)シクロブチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
(7S)-2-((cis-3-(ヒドロキシメチル)シクロブチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オンおよび3-エチニルフェノールの反応により化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.23 (t, J = 7.9 Hz, 1H), 7.01 (dd, J = 8.1, 5.0 Hz, 2H), 6.94 (dd, J = 8.3, 2.4 Hz, 1H), 4.36 (dd, J = 14.8, 6.9 Hz, 1H), 4.29 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.97 (d, J = 5.2 Hz, 2H), 3.45 (s, 1H), 3.22 (d, J = 13.4 Hz, 3H), 2.63 - 2.50 (m, 3H), 2.29 (s, 3H), 1.98 (dd, J = 17.1, 8.6 Hz, 2H), 1.52 (d, J = 6.9 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 392.18.
化合物280:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-((cis-3-((3,4,5-トリメトキシフェノキシ)メチル)-シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
(7S)-2-((cis-3-(ヒドロキシメチル)シクロブチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オンおよび3,4,5-トリメトキシフェノールの反応により化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 6.22 (s, 2H), 4.45 - 4.33 (m, 1H), 4.28 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.94 (d, J = 5.3 Hz, 2H), 3.80 (s, 6H), 3.68 (s, 3H), 3.24 (s, 3H), 2.68 - 2.46 (m, 3H), 2.29 (s, 3H), 1.98 (dd, J = 17.0, 8.0 Hz, 2H), 1.52 (d, J = 6.9 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 458.17.
化合物279.(7S)-2-((cis-3-((4-フルオロ-1H-ピラゾール-1-イル)メチル)シクロブチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
(7S)-2-((cis-3-(ヒドロキシメチル)シクロブチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オンおよび4-フルオロ-1H-ピラゾールの反応により化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.63 (d, J = 4.4 Hz, 1H), 7.35 (d, J = 4.0 Hz, 1H), 4.38 - 4.22 (m, 3H), 4.19 - 4.14 (m, 1H), 4.11 (d, J = 5.9 Hz, 2H), 3.22 (s, 3H), 2.61 - 2.39 (m, 4H), 2.29 (s, 3H), 1.96 - 1.73 (m, 3H), 1.51 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 360.17.
化合物286:(7S)-2-((cis-3-(((4-フルオロベンジル)オキシ)メチル)シクロブチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Aによって中間体A-2およびB-157の反応を介して調製して、表題生成物を得た、21.5%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.49 (s, 1H), 7.37 - 7.24 (m, 2H), 7.11 - 6.98 (m, 2H), 4.79 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 4.32 (q, J = 8.1 Hz, 1H), 4.07 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.44 (d, J = 6.1 Hz, 2H), 3.05 (s, 3H), 2.55 (qd, J = 7.5, 3.8 Hz, 2H), 2.37 - 2.24 (m, 1H), 2.19 (s, 3H), 1.64 (dt, J = 16.3, 5.3 Hz, 2H), 1.40 (d, J = 6.8 Hz, 3H); ESMS (M+1)= 400.28.
化合物288:(7S)-2-((cis-3-(((4-フルオロベンジル)オキシ)メチル)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Aによって中間体A-1およびB-157の反応を介して調製して、表題生成物を得た、55%の収率。 1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 7.43 - 7.25 (m, 5H), 7.10 - 6.98 (m, 2H), 4.49 (s, 2H), 4.29 (q, J = 8.0, 7.6 Hz, 1H), 4.09 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.47 (d, J = 6.2 Hz, 2H), 3.08 (s, 3H), 2.64 - 2.49 (m, 2H), 2.41 - 2.24 (m, 1H), 1.71 (p, J = 8.9 Hz, 2H), 1.45 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS (M+1)= 386.41.
2M.表14の化合物の調製
化合物254:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-((trans-3-((3,4,5-トリフルオロベンジル)オキシ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Aによって中間体A-2およびB-202の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.05 - 6.91 (m, 2H), 4.56 - 4.42 (m, 1H), 4.40 - 4.31 (m, 3H), 4.31 - 4.16 (m, 2H), 4.09 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.05 (s, 3H), 2.56 - 2.40 (m, 2H), 2.33 - 2.13 (m, 5H), 2.13 - 1.98 (m, 1H), 1.41 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 422.34.
化合物255:(7S)-4,5,7,8-テトラメチル-2-((trans-3-((3,4,5-トリフルオロベンジル)オキシ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Bによって中間体A-3およびB-202の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.05 - 6.93 (m, 2H), 4.91 (d, J = 6.2 Hz, 1H), 4.57 - 4.44 (m, 1H), 4.40 - 4.31 (m, 2H), 4.24 (ddd, J = 6.8, 5.7, 3.4 Hz, 1H), 4.01 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.30 (s, 3H), 3.01 (s, 3H), 2.56 - 2.41 (m, 2H), 2.35 (s, 3H), 2.22 (ddt, J = 12.8, 7.1, 3.8 Hz, 2H), 1.21 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 436.34.
化合物256:(7S)-7,8-ジメチル-2-((trans-3-((3,4,5-トリフルオロベンジル)オキシ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Aによって中間体A-1およびB-202の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.39 (s, 1H), 7.06 - 6.94 (m, 2H), 4.55 - 4.41 (m, 1H), 4.41 - 4.20 (m, 3H), 4.11 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.09 (s, 3H), 2.56 - 2.39 (m, 2H), 2.40 - 2.23 (m, 2H), 1.48 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 408.3.
化合物265:(7S)-2-((trans-3-((3,4-ジフルオロベンジル)オキシ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Aによって中間体A-1およびB-201の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.38 (d, J = 3.0 Hz, 1H), 7.28 - 7.01 (m, 3H), 4.48 (td, J = 7.9, 5.8 Hz, 1H), 4.46 - 4.36 (m, 2H), 4.29 (ddd, J = 8.6, 6.9, 4.5 Hz, 1H), 4.11 (dd, J = 6.9, 1.3 Hz, 1H), 3.09 (s, 3H), 2.55 - 2.40 (m, 2H), 2.39 - 2.24 (m, 2H), 1.48 (d, J = 6.8 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 390.29.
化合物289:(S)-7,8-ジメチル-2-((cis-3-メチル-3-((3,4,5-トリフルオロベンジル)オキシ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Aによって中間体A-1およびB-203の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.32 (s, 1H), 6.96 - 6.85 (m, 2H), 4.25 (dd, J = 13.2, 1.1 Hz, 3H), 4.01 (q, J = 8.9, 7.9 Hz, 2H), 3.64 - 3.56 (m, 1H), 2.99 (s, 3H), 2.97 - 2.80 (m, 1H), 2.43 (tt, J = 9.3, 2.8 Hz, 2H), 2.26 (ddt, J = 9.1, 7.1, 2.3 Hz, 1H), 2.06 (q, J = 9.4 Hz, 2H), 1.86 - 1.73 (m, 1H), 1.37 (t, J = 3.5 Hz, 5H), 1.28 (d, J = 0.9 Hz, 1H); ESMS(M+1)= 422.37.
化合物264:(7S)-2-((trans-3-((3,4-ジフルオロベンジル)オキシ)シクロブチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Aによって中間体A-2およびB-201の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.82 (s, 1H), 7.24 - 7.02 (m, 3H), 4.88 (d, J = 6.2 Hz, 1H), 4.55 - 4.33 (m, 3H), 4.31 - 4.17 (m, 1H), 4.08 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.05 (d, J = 1.0 Hz, 3H), 2.57 - 2.40 (m, 2H), 2.33 - 1.96 (m, 5H), 1.41 (dd, J = 6.8, 1.0 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 404.33.
化合物266:(7S)-2-((trans-3-((3,4-ジフルオロベンジル)オキシ)-シクロブチル)アミノ)-4,5,7,8-テトラメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Bによって中間体A-3およびB-201の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.27 - 7.03 (m, 3H), 4.51 (t, J = 6.7 Hz, 1H), 4.43 - 4.18 (m, 3H), 4.01 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.30 (s, 3H), 3.01 (s, 3H), 2.55 - 2.41 (m, 2H), 2.36 (s, 3H), 2.30 - 2.16 (m, 2H), 1.21 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 418.39.
化合物290:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-((cis-3-メチル-3-((3,4,5-トリフルオロベンジル)オキシ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Aによって中間体A-2およびB-203の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 ESMS(M+1)= 436.41.
化合物376および377:
(7S)-4,7,8-トリメチル-2-((trans-3-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)オキシ)シクロペンチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オンおよび(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1S,3S)-3-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)オキシ)シクロペンチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
A-2およびB-142の反応による手順方法Bにより化合物を調製して、表題生成物をtransジアステレオマーの混合物(化合物375)として得た。transジアステレオマーをSFC(カラム:Chiralpak IB、10×250mm;20%メタノール(0.2%ジエチルアミン)/80%CO2、定組成、流速:10ml/分)により分離して、個々のジアステレオマーを得、これを任意に割り当てた:
ピークA:Rt0.604分(88%ee);1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.35 (d, J = 2.8 Hz, 1H), 7.61 (s, 1H), 7.31 - 7.19 (m, 1H), 4.94 (tt, J = 5.8, 2.7 Hz, 1H), 4.79 (d, J = 6.6 Hz, 1H), 4.48 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 4.06 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.00 (s, 3H), 2.47 - 2.26 (m, 3H), 2.24 (s, 3H), 2.01 - 1.84 (m, 2H), 1.70 - 1.55 (m, 1H), 1.39 (d, J = 6.9 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 437.29.
ピークB:Rt0.963分(89.2%ee)1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.35 (d, J = 2.8 Hz, 1H), 7.62 (s, 1H), 7.31 - 7.20 (m, 1H), 4.94 (dq, J = 5.9, 2.9 Hz, 1H), 4.78 (d, J = 6.6 Hz, 1H), 4.48 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 4.06 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.01 (s, 3H), 2.48 - 2.20 (m, 6H), 2.03 - 1.85 (m, 2H), 1.62 (ddd, J = 13.4, 7.4, 4.3 Hz, 1H), 1.39 (d, J = 6.8 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 437.29.
化合物259:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-((cis-3-(3,4,5-トリフルオロフェノキシ)シクロペンチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-2およびB-143の反応による手順方法Bにより化合物を調製して、表題化合物をtransジアステレオマーの混合物として得た、収率46%。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 6.85 - 6.71 (m, 2H), 4.57 - 4.45 (m, 1H), 4.32 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.27 (s, 3H), 2.60 - 2.42 (m, 1H), 2.33 (s, 3H), 2.28 - 2.15 (m, 1H), 2.11 - 2.00 (m, 2H), 1.98 - 1.82 (m, 2H), 1.54 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物260:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-((trans-3-(3,4,5-トリフルオロフェノキシ)シクロペンチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-2およびB-141の反応による手順方法Bにより化合物を調製して、表題化合物をtransジアステレオマーの混合物として得た、収率55%。ジアステレオマーをキラルHPLC(Chiralpak IFカラム、4.6×250mm;15%エタノール/15%メタノール/70%ヘキサン(0.2%ジエチルアミン)、定組成)により分離して、各々個々のtrans-ジアステレオマーを得た:
化合物267:(S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1R,3R)-3-(3,4,5-トリフルオロフェノキシ)シクロペンチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
ピークA:Rt6.57分;99%ee。1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 9.14 (s, 1H), 6.48 - 6.26 (m, 2H), 4.71 (t, J = 8.5 Hz, 1H), 4.65 (td, J = 5.9, 2.8 Hz, 1H), 4.45 - 4.30 (m, 1H), 4.02 (dq, J = 17.9, 6.9 Hz, 1H), 2.37 - 2.20 (m, 2H), 2.16 (s, 3H), 2.14 - 2.04 (m, 1H), 1.88 - 1.68 (m, 2H), 1.59 - 1.39 (m, 1H), 1.31 (dd, J = 6.8, 2.3 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 422.34.
化合物268:(S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1S,3S)-3-(3,4,5-トリフルオロフェノキシ)シクロペンチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
ピークB:Rt10.219分;99%ee。1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 9.04 (s, 1H), 6.49 - 6.29 (m, 2H), 4.71 (t, J = 10.2 Hz, 1H), 4.65 (td, J = 5.9, 2.8 Hz, 1H), 4.49 - 4.25 (m, 1H), 4.13 - 3.90 (m, 2H), 2.23 (ddd, J = 15.1, 10.6, 5.2 Hz, 2H), 2.15 (d, J = 4.9 Hz, 4H), 2.11 (dd, J = 14.6, 6.3 Hz, 1H), 1.89 - 1.68 (m, 2H), 1.59 - 1.42 (m, 1H), 1.32 (d, J = 6.8 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 422.38.
化合物269:(7S)-4,5,7,8-テトラメチル-2-((trans-3-(3,4,5-トリフルオロフェノキシ)シクロペンチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-3およびB-141の反応による手順方法Bにより化合物を調製して、表題化合物をtransジアステレオマーの混合物として得た。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 6.77 - 6.65 (m, 2H), 4.94 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 4.61 - 4.48 (m, 1H), 4.32 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.34 (d, J = 5.1 Hz, 3H), 3.23 (s, 3H), 2.52 (s, 3H), 2.42 - 2.20 (m, 4H), 2.06 (ddd, J = 20.5, 13.7, 6.8 Hz, 1H), 1.97 - 1.65 (m, 2H), 1.39 (dd, J = 6.9, 1.3 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 404.29.ジアステレオマーをSFC(AD-H、4.6×100mmカラム、10%メタノール(0.2%ジエチルアミン)/90%CO2、定組成)により分離して、各々個々のtransジアステレオマーを得た。
化合物272:(S)-4,5,7,8-テトラメチル-2-(((1R,3R)-3-(3,4,5-トリフルオロフェノキシ)シクロペンチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
ピークA:Rt0.488分;99.2%de。1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 6.54 - 6.39 (m, 2H), 4.80 - 4.65 (m, 2H), 4.45 (dd, J = 14.0, 7.0 Hz, 1H), 4.00 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.29 (s, 3H), 2.99 (s, 3H), 2.44 - 2.10 (m, 6H), 1.95 - 1.76 (m, 2H), 1.57 (ddd, J = 10.8, 7.7, 5.9 Hz, 1H), 1.20 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 436.31.
化合物273:(S)-4,5,7,8-テトラメチル-2-(((1S,3S)-3-(3,4,5-トリフルオロフェノキシ)シクロペンチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
ピークB:Rt0.553分;96.8%de。1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 6.49 - 6.30 (m, 2H), 4.66 (ddd, J = 20.7, 15.2, 10.6 Hz, 2H), 4.46 - 4.28 (m, 1H), 3.93 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.21 (s, 3H), 2.91 (s, 3H), 2.26 (s, 3H), 2.25 - 1.99 (m, 4H), 1.79 (ddd, J = 21.3, 8.4, 4.2 Hz, 2H), 1.59 - 1.41 (m, 1H), 1.11 (d, J = 6.6 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 436.29.
化合物57:(7S)-2-(((6-((4-フルオロベンジル)オキシ)ピリジン-3-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、一般手順方法Aによって中間体A-2およびB-144の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.19 - 8.07 (m, 1H), 7.72 - 7.58 (m, 1H), 7.43 (q, J = 5.2 Hz, 2H), 7.06 (t, J = 9.0 Hz, 2H), 6.86 - 6.65 (m, 1H), 5.32 (q, J = 3.9, 2.9 Hz, 2H), 4.49 (q, J = 6.8, 3.6 Hz, 2H), 4.07 (q, J = 6.1 Hz, 1H), 3.04 (d, J = 3.0 Hz, 3H), 2.30 - 2.11 (m, 3H), 1.39 (dd, J = 7.5, 3.7 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 423.26.
化合物70:(S)-2-(((5-((4-フルオロベンジル)オキシ)ピリジン-2-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-2およびB-145を用いる反応により、手順方法Bによって化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 9.09 (s, 1H), 8.29 (dd, J = 2.9, 0.7 Hz, 1H), 7.39 (dd, J = 8.5, 5.4 Hz, 2H), 7.31 - 7.23 (m, 1H), 7.19 (dd, J = 8.6, 2.8 Hz, 1H), 7.07 (t, J = 8.6 Hz, 2H), 5.62 (t, J = 5.7 Hz, 1H), 5.04 (s, 2H), 4.65 (dd, J = 5.8, 4.1 Hz, 2H), 4.04 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 2.99 (s, 4H), 2.25 (s, 3H), 1.38 (d, J = 6.8 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 423.12.
化合物54:(7S)-2-(((6-(4-フルオロフェノキシ)ピリジン-3-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
方法B手順により、中間体A-2および(6-(4-フルオロフェノキシ)ピリジン-3-イル)メタンアミンの反応によって化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.44 (s, 1H), 8.37 - 8.16 (m, 1H), 7.27 (dt, J = 15.3, 8.1 Hz, 4H), 7.17 - 6.98 (m, 1H), 4.72 (s, 2H), 4.31 (d, J = 5.8 Hz, 1H), 3.21 (s, 3H), 2.33 (s, 3H), 1.63 - 1.39 (m, 3H); ESMS(M+1)= 409.13.
化合物56:(7S)-2-(((6-(4-フルオロフェノキシ)ピリジン-3-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
手順方法Bにより、中間体A-1および(6-(4-フルオロフェノキシ)ピリジン-3-イル)メタンアミンの反応によって化合物を調製して、表題生成物を得た。1 H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.16 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 7.87 (dd, J = 8.5, 2.5 Hz, 1H), 7.18 - 7.05 (m, 4H), 6.94 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 4.60 (s, 2H), 4.32 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.23 (s, 3H), 1.56 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 395.22.
化合物143:(S)-4,7,8-トリメチル-2-(((6-(4-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)ピリジン-3-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-2およびB-148の反応による手順Aにより化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.95 (s, 1H), 8.47 (s, 1H), 8.08 - 7.89 (m, 3H), 4.58 (s, 2H), 4.05 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.01 (s, 3H), 2.18 (s, 3H), 1.31 (d, J = 6.8 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 433.35
化合物371:(7S)-2-(((S)-1-ベンジルピロリジン-3-イル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Bによって中間体A-2および(S)-1-ベンジルピロリジン-3-アミンの反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.40 - 7.16 (m, 5H), 4.50 - 4.39 (m, 1H), 4.06 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.64 (s, 2H), 3.03 (s, 3H), 2.94 (dd, J = 9.8, 7.0 Hz, 1H), 2.73 (dd, J = 14.8, 8.7 Hz, 1H), 2.57 (dd, J = 15.7, 8.2 Hz, 1H), 2.47 (dd, J = 9.9, 5.1 Hz, 1H), 2.32 (ddd, J = 14.0, 8.6, 5.7 Hz, 1H), 2.16 (s, 3H), 1.67 (ddd, J = 13.4, 8.3, 5.8 Hz, 1H), 1.31 (d, J = 6.8 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 367.33.
化合物372:(7S)-2-(((R)-1-ベンジルピロリジン-3-イル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Bによって中間体A-2および(R)-1-ベンジルピロリジン-3-アミンの反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.38 - 7.20 (m, 5H), 4.44 (ddt, J = 10.0, 6.9, 5.1 Hz, 1H), 4.05 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.64 (s, 2H), 3.03 (s, 3H), 2.93 (dd, J = 9.9, 7.0 Hz, 1H), 2.78 - 2.68 (m, 1H), 2.57 (dd, J = 15.4, 8.3 Hz, 1H), 2.46 (dd, J = 9.9, 5.0 Hz, 1H), 2.38 - 2.26 (m, 1H), 2.16 (s, 3H), 1.68 (ddd, J = 13.3, 8.2, 6.1 Hz, 1H), 1.32 (d, J = 6.8 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 367.33.
化合物374:(7S)-2-(((S)-1-(4-フルオロベンジル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Bによって中間体A-2および(S)-1-(4-フルオロベンジル)ピロリジン-3-アミンの反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.35 (s, 2H), 7.04 (dd, J = 8.3, 7.2 Hz, 2H), 4.44 (s, 1H), 4.13 - 3.99 (m, 1H), 3.61 (s, 2H), 3.02 (d, J = 0.8 Hz, 3H), 2.91 (s, 1H), 2.71 (d, J = 6.1 Hz, 1H), 2.60 - 2.37 (m, 2H), 2.27 (d, J = 13.6 Hz, 1H), 2.15 (d, J = 1.6 Hz, 3H), 1.67 (s, 1H), 1.31 (dd, J = 6.6, 1.7 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 385.27.
化合物278:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-((2-(フェノキシメチル)シクロプロピル)-アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Bによって中間体A-2および2-(フェノキシメチル)シクロプロパン-1-アミンの反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.37 - 7.20 (m, 2H), 6.97 (d, J = 6.6 Hz, 3H), 4.30 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 4.22 - 4.12 (m, 1H), 3.89 - 3.74 (m, 1H), 3.24 (d, J = 1.4 Hz, 3H), 2.86 - 2.73 (m, 1H), 2.34 (s, 2H), 1.53 (dd, J = 6.9, 1.2 Hz, 3H), 1.06 (dd, J = 13.1, 5.3 Hz, 2H); ESMS(M+1)= 354.37.
2N.化合物401、402、404~408の調製
化合物405:(7S)-N-((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)-N-(4,7,8-トリメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アセトアミド
(7R)-4,7,8-トリメチル-2-[[1-[[6-(トリフルオロメチル)-3-ピリジル]メチル]ピラゾール-4-イル]メチルアミノ]-5,7-ジヒドロプテリジン-6-オン(250mg、0.5600mmol)の無水THF(3.750mL)中溶液に、アセチルアセテート(87mg、80μL、0.8400mmol)およびDIEA(217mg、290μL、1.680mmol)を加え、混合物をマイクロ波管中で密封し、加熱浴中100℃で24時間加熱した。溶媒を蒸発により除去し、残渣をDCM、20%MeOH/DCMで溶出するISCO中でのシリカゲルカラム(40g)により精製した。所望のフラクションを集め、蒸発させた。得られた物質を50℃で終夜真空乾固した。キラルHPLC(カラム:Chiralpak IC)、ee>99.9%(206.0mg、収率74.55%)1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 10.30 (s, 1H), 8.66 - 8.52 (m, 1H), 7.94 - 7.77 (m, 2H), 7.74 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.35 (d, J = 0.7 Hz, 1H), 5.42 (s, 2H), 4.93 - 4.80 (m, 2H), 4.17 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 2.98 (s, 3H), 2.28 (s, 3H), 2.24 (s, 3H), 1.26 (d, J = 6.8 Hz, 3H). ESMS (M+1) 489.3.
化合物408:1-((((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)((7S)-4,7,8-トリメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)カルバモイル)オキシ)エチルイソブチレート
(7S)-4,7,8-トリメチル-2-[[1-[[6-(トリフルオロメチル)-3-ピリジル]メチル]ピラゾール-4-イル]メチルアミノ]-5,7-ジヒドロプテリジン-6-オン(200mg、0.4480mmol)の無水THF(2mL)中溶液に、1-(4-ニトロフェノキシ)カルボニルオキシエチル2-メチルプロパノエート(161.4mg、0.5376mmol)およびDIEA(2当量)を加え、混合物をマイクロ波管中で密封し、加熱浴中110℃で24時間加熱した。UPLCは所望のMwが見られることを示し、溶媒を蒸発させ、残渣をジクロロメタンからジクロロメタン中20%メタノールの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO
2)により精製した。所望のフラクションを集め、蒸発させ、純粋な生成物を終夜真空乾固して、表題生成物(232.5mg、0.3816mmol、85.16%)を得た。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 8.58 (d, J = 1.2 Hz, 1H), 7.97 - 7.72 (m, 3H), 7.40 (s, 1H), 6.74 (qd, J = 5.5, 1.6 Hz, 1H), 5.45 (s, 2H), 4.87 - 4.61 (m, 2H), 4.16 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 2.96 (s, 3H), 2.51 - 2.39 (m, 1H), 2.26 (s, 3H), 1.39 (d, J = 5.5 Hz, 3H), 1.31 - 1.21 (m, 3H), 1.09 - 0.96 (m, 6H). ESMS (M+1)= 605.41.
化合物406および402の調製に関する一般的手順
tert-ブチル(7S)-(2-オキソ-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)(4,7,8-トリメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)エチル)カルバメート
(S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン(180mg、0.4032mmol)およびDIPEA(140μL、0.8038mmol)のTHF中溶液に、(4-ニトロフェニル)2-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)アセテートおよびDIPEA(140μL、0.8038mmol)を加えた。130℃で2時間マイクロ波処理した後、LCMSは、所望の生成物を示した。濃縮後、生成物をシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、生成物(185mg、0.3037mmol、75.32%)を得た。1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 8.55 (d, J = 1.8 Hz, 1H), 8.30 (s, 1H), 7.76 - 7.61 (m, 2H), 7.58 (d, J = 6.0 Hz, 2H), 5.50 (t, J = 5.1 Hz, 1H), 5.33 (d, J = 5.9 Hz, 3H), 5.10 (s, 2H), 4.57 - 4.34 (m, 2H), 4.19 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.13 (s, 3H), 2.36 (s, 3H), 1.48 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 1.45 (s, 9H). ESMS (M+1) = 604.37.
化合物406:(7S)-2-アミノ-N-((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)-N-(4,7,8-トリメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アセトアミド
tert-ブチル(S)-(2-オキソ-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)(4,7,8-トリメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)エチル)カルバメート(173mg、0.2840mmol)のMeOH(0.5mL)中溶液に、ジオキサン(1mL)中のHCl(4M、1mL、4.000mmol)を加えた。反応物を室温で1時間撹拌した。LCMSは反応が完結していることを示した。溶媒を除去し、生成物をエーテルにより摩砕した(160mg、0.2740mmol、96.47%)。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.45 (s, 1H), 7.98 (s, 1H), 7.89 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 7.77 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.63 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 5.57 - 5.35 (m, 3H), 5.16 (d, J = 3.3 Hz, 2H), 4.35 (d, J = 18.0 Hz, 3H), 3.64 (q, J = 1.2 Hz, 2H), 3.19 (d, J = 3.5 Hz, 3H), 2.51 - 2.34 (m, 3H), 1.52 (t, J = 6.7 Hz, 3H). ESMS (M+1) = 504.38.
化合物402:(S)-2-アミノ-3-メチル-N-((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)-N-((S)-4,7,8-トリメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)ブタンアミド
上記した方法と同様の方法で調製して、生成物HCl塩(41mg、0.06629mmol、収率67.94%)を得た。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.49 - 8.32 (m, 1H), 7.81 (d, J = 2.7 Hz, 2H), 7.76 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.59 (s, 1H), 5.45 (s, 2H), 5.19 - 5.00 (m, 3H), 4.25 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.14 (d, J = 2.3 Hz, 3H), 2.36 (s, 3H), 2.04 (dt, J = 12.7, 7.0 Hz, 1H), 1.42 (dd, J = 6.9, 4.3 Hz, 3H), 0.87 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.77 (d, J = 6.8 Hz, 3H). ESMS (M+1) = 546.25.
化合物407:メチル(7S)-((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)(4,7,8-トリメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)カルバメート
0℃で、メチルカルボノクロリデート(158.8mg、129.8μL、1.680mmol)を、(S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン(500mg、1.120mmol)およびDIPEA(361.9mg、487.7μL、2.800mmol)のTHF中溶液に滴下添加した。週末にかけて撹拌した後、反応は完結していた。濃縮後、粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、生成物(収率10%)を得た。1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.83 (s, 1H), 8.54 (s, 1H), 7.75 - 7.60 (m, 2H), 7.54 (d, J = 9.0 Hz, 2H), 5.33 (d, J = 9.6 Hz, 2H), 5.04 - 4.72 (m, 2H), 4.16 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.79 (s, 3H), 3.07 (s, 3H), 2.36 (s, 3H), 1.45 (d, J = 6.9 Hz, 3H). ESMS (M+1) = 505.33.
化合物401および404
化合物402、406、407および408にて上記した通りにこれらの化合物を同様に調製した
化合物401:(7S)-3-シクロヘキシル-1-((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)-1-(4,7,8-トリメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)尿素。
1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.52 (d, J = 1.7 Hz, 1H), 7.87 - 7.67 (m, 3H), 7.57 (s, 1H), 5.45 (s, 2H), 5.19 (s, 2H), 4.19 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.79 - 3.62 (m, 1H), 3.11 (s, 3H), 2.32 (s, 3H), 1.95 (d, J = 12.0 Hz, 2H), 1.84 - 1.68 (m, 2H), 1.61 (s, 2H), 1.54 - 1.20 (m, 6H); ESMS (M+1)= 572.32.
化合物404:(7S)-6-アセトアミド-2-アミノ-N-((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)-N-((S)-4,7,8-トリメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)ヘキサンアミド。
1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.38 (d, J = 4.3 Hz, 1H), 7.97 (s, 1H), 7.85 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.72 (dt, J = 8.2, 4.8 Hz, 1H), 7.59 (d, J = 5.7 Hz, 1H), 5.44 (s, 2H), 4.72 - 4.45 (m, 1H), 4.33 (t, J = 6.3 Hz, 1H), 3.61 (m, 2H), 3.15 (d, J = 3.4 Hz, 3H), 3.09 (s, 2H), 2.41 (d, J = 2.3 Hz, 3H), 2.10 - 1.87 (m, 3H), 1.88 - 1.59 (m, 2H), 1.50 (dd, J = 6.9, 2.8 Hz, 3H), 1.33 (d, J = 22.9 Hz, 4H); ESMS (M+1)= 617.51.
2O.化合物297、299、300、301、302、306、308、309、316、318および319の調製
化合物308および309:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((3S,5S)-5-((3,4,5-トリフルオロフェノキシ)メチル)テトラヒドロフラン-3-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オンおよび(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((3R,5R)-5-((3,4,5-トリフルオロフェノキシ)メチル)-テトラヒドロフラン-3-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
これらの化合物を3ステップで調製した。
ステップ1:(7S)-2-((cis-5-(((tert-ブチルジフェニルシリル)オキシ)メチル)テトラヒドロフラン-3-イル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
(7S)-2-クロロ-4,7,8-トリメチル-5,7-ジヒドロプテリジン-6-オン(191.1mg、0.8429mmol)、(cis)-5-[[tert-ブチル(ジフェニル)シリル]オキシメチル]テトラヒドロフラン-3-アミン(333mg、0.8429mmol)およびtBuXPhos Pd G1(23mg、0.03349mmol)のtBuOH(5mL)中混合物に、窒素下ナトリウムt-ブトキシド(2M、1.1mL、2.11mmol))を加えた。反応物を室温で30分間撹拌した。水(50ml)を反応物に加え、酢酸エチル(3×50ml)で抽出した。合わせた有機抽出物を無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させた。得られた残渣をヘキサン中10~100%酢酸エチルの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO
2)により精製した。所望のフラクションを蒸発させて、表題生成物をcis異性体の混合物として得た、重量282mg(収率61%)。1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 7.61 - 7.53 (m, 4H), 7.35 - 7.20 (m, 6H), 4.81 (t, J = 6.8 Hz, 1H), 4.47 - 4.36 (m, 1H), 3.99 - 3.82 (m, 3H), 3.67 - 3.53 (m, 3H), 2.86 (s, 3H), 2.25 (dt, J = 12.9, 7.7 Hz, 1H), 2.04 (d, J = 3.1 Hz, 3H), 1.68 - 1.56 (m, 1H), 1.25 (dd, J = 6.9, 1.4 Hz, 3H), 0.95 (s, 9H). ESMS (M+1) = 546.31.
ステップ2:(7S)-2-((cis-5-(ヒドロキシメチル)テトラヒドロフラン-3-イル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
(7S)-2-((cis-5-(((tert-ブチルジフェニルシリル)オキシ)メチル)テトラヒドロフラン-3-イル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン(279mg、0.5045mmol)のTHF(6mL)中溶液に、テトラブチルアンモニウムフルオリド(1M、757.4μL、0.7574mmol)を加えた。反応物を室温で12時間撹拌した。反応物を真空で蒸発させ、ブライン20mlを残渣に加え、続いて酢酸エチル(2×30ml)およびジクロロメタン(2×10ml)で抽出した。合わせた有機抽出物をMgSO
4で脱水し、濾過し、蒸発させた。粗生成物をジクロロメタン中0~10%メタノールの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO
2)により精製した。所望のフラクションを真空で蒸発させて、表題生成物をcis異性体の混合物として得た、重量234mg(収率92%)。1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 5.65 (s, 1H), 4.52 (d, J = 4.0 Hz, 1H), 4.15 - 4.09 (m, 3H), 4.04 (dt, J = 7.1, 3.5 Hz, 1H), 3.93 (ddd, J = 9.2, 5.2, 4.1 Hz, 1H), 3.86 - 3.74 (m, 3H), 3.59 (dd, J = 11.8, 4.7 Hz, 1H), 3.42 - 3.34 (m, 9H), 3.03 (s, 3H), 2.45 - 2.30 (m, 1H), 2.24 (s, 3H), 1.75 - 1.62 (m, 10H), 1.38 (dd, J = 6.8, 0.7 Hz, 4H), 1.27 (dt, J = 14.3, 7.1 Hz, 9H), 1.00 (t, J = 7.3 Hz, 13H). ESMS (M+1) = 308.0.
ステップ3:(化合物308および309)。(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((3S,5S)-5-((3,4,5-トリフルオロフェノキシ)メチル)テトラヒドロフラン-3-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オンおよび(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((3R,5R)-5-((3,4,5-トリフルオロフェノキシ)メチル)テトラヒドロフラン-3-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
cisジアステレオマー(7S)-2-[[(cis)-5-(ヒドロキシメチル)テトラヒドロフラン-3-イル]アミノ]-4,7,8-トリメチル-5,7-ジヒドロプテリジン-6-オン(150mg、0.3mmol)、3,4,5-トリフルオロフェノール(133mg、0.9mmol)およびトリフェニルホスフィン(196mg、0.75mmol)のTHF(4mL)中溶液に、室温でジエチルアゾジカルボキシレート(340μL、0.75mmol)を加えた。反応物を50℃で12時間撹拌した。反応物を真空で蒸発させ、残渣を逆相クロマトグラフィーにより精製して、表題生成物、重量74mg(収率48%)を得た;ESMS(M+1)=438.19。
cisジアステレオマーをSFC(カラム:Chiralpak IC、10×250mm;40%メタノール(0.2%ジエチルアミン)/60%CO2、定組成,10ml/分)により分離し、cis異性体を任意に割り当てた。
ピークA:Rt2.867分(99%ee);1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.88 (s, 1H), 6.71 - 6.52 (m, 2H), 5.31 (d, J = 7.7 Hz, 1H), 4.54 (dd, J = 7.2, 3.4 Hz, 1H), 4.39 - 4.22 (m, 1H), 4.05 (dd, J = 12.7, 5.6 Hz, 1H), 3.92 - 3.74 (m, 3H), 2.99 (s, 3H), 2.51 - 2.33 (m, 1H), 2.15 (s, 3H), 1.76 (ddd, J = 9.6, 5.3, 3.8 Hz, 1H), 1.35 (t, J = 8.5 Hz, 3H). ESMS (M+1) = 438.14.
ピークB:Rt3.773分(99%ee);1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 8.00 (s, 1H), 6.70 - 6.51 (m, 2H), 5.25 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 4.53 (ddt, J = 11.7, 7.9, 3.8 Hz, 1H), 4.38 - 4.19 (m, 1H), 4.10 - 4.01 (m, 1H), 3.88 (ddd, J = 6.9, 5.2, 1.8 Hz, 2H), 3.81 (dd, J = 9.1, 2.7 Hz, 1H), 2.98 (s, 3H), 2.16 (s, 3H), 1.75 (ddd, J = 13.2, 5.4, 4.0 Hz, 1H), 1.33 (d, J = 6.9 Hz, 3H). ESMS (M+1) = 438.19.
化合物306:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-((cis-5-((5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)メチル)-テトラヒドロフラン-3-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
ジエチルアゾジカルボキシレート(0.15ml、0.32mmol)を、(7S)-2-[[(cis)-5-(ヒドロキシメチル)テトラヒドロフラン-3-イル]アミノ]-4,7,8-トリメチル-5,7-ジヒドロプテリジン-6-オン(80mg、0.16mmol)、3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール(65mg、0.48mmol)およびトリフェニルホスフィン(84mg、0.32mmol)のTHF(2ml)中溶液に滴下添加した。反応物を50℃で12時間撹拌し、次いで真空で蒸発させた。粗生成物を分取逆相HPLC(C18カラム)により精製して、表題生成物をcisジアステレオマーの混合物として得た、重量26mg。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.80 (d, J = 1.3 Hz, 1H), 6.59 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 4.55 - 4.47 (m, 1H), 4.41 (dd, J = 8.4, 3.8 Hz, 2H), 4.36 - 4.23 (m, 2H), 4.01 - 3.91 (m, 1H), 3.89 - 3.80 (m, 1H), 3.24 (s, 3H), 2.52 (dt, J = 7.0, 5.5 Hz, 1H), 2.30 (s, 3H), 1.90 - 1.68 (m, 1H), 1.52 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESMS (M+1)= 426.26.
化合物301および302:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((3R,5S)-5-((3,4,5-トリフルオロフェノキシ)メチル)テトラヒドロフラン-3-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オンおよび(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((3R,5S)-5-((3,4,5-トリフルオロフェノキシ)メチル)テトラヒドロフラン-3-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
出発反応剤としてA-2および(trans)-5-[[tert-ブチル(ジフェニル)シリル]-オキシメチル]テトラヒドロフラン-3-アミンの反応により、化合物308および309にて記載した方法と同様の方法によってこれらの化合物を3ステップで調製して、trans異性体の混合物(化合物299)を得、これをSFC(カラム:Chiralpak IC、10×250mm;40%エタノール(0.2%ジエチルアミン)/60%CO2、定組成、10ml/分)により分離して、trans異性体を得、これを任意に割り当てた。
ピークA:Rt0.570分(99%ee);1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.09 (s, 1H), 6.55 - 6.41 (m, 2H), 4.97 (s, 1H), 4.57 - 4.45 (m, 1H), 4.38 (dt, J = 7.9, 5.8 Hz, 1H), 4.13 (dd, J = 9.1, 5.5 Hz, 1H), 4.01 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.88 (ddd, J = 15.4, 9.8, 4.7 Hz, 2H), 3.65 (dd, J = 9.1, 4.0 Hz, 1H), 2.98 (s, 3H), 2.15 (s, 3H), 2.08 - 1.95 (m, 2H), 1.34 (d, J = 6.9 Hz, 3H). ESMS (M+1) = 438.19.
ピークB:Rt0.856分(99%ee);1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 9.18 (s, 1H), 6.70 (s, 1H), 6.55 - 6.40 (m, 2H), 4.50 (d, J = 5.2 Hz, 1H), 4.47 - 4.35 (m, 1H), 4.21 - 4.10 (m, 1H), 4.08 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.94 (dd, J = 10.0, 3.4 Hz, 1H), 3.85 (dd, J = 9.9, 5.2 Hz, 1H), 3.70 (dd, J = 9.2, 4.3 Hz, 1H), 3.06 (s, 3H), 2.27 (s, 3H), 2.20 - 2.02 (m, 2H), 1.43 (d, J = 6.9 Hz, 3H). ESMS (M+1) = 438.23.
化合物297:(7S)-2-((trans-4-(4-フルオロフェノキシ)テトラヒドロフラン-3-イル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-2およびB-156の反応による手順方法Aにより化合物を調製して、表題生成物をtrans異性体の混合物として得た、収率10%。1H NMR - 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 6.98 (ddd, J = 13.7, 9.2, 3.4 Hz, 5H), 4.96 - 4.86 (m, 1H), 4.63 (s, 1H), 4.33 - 4.15 (m, 3H), 4.01 - 3.78 (m, 2H), 3.05 (d, J = 5.4 Hz, 3H), 2.31 (s, 3H), 1.50 (dd, J = 6.9, 2.0 Hz, 3H); ESMS (M+1)= 388.22.
化合物300、316、318および319:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(trans-(5-((5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)メチル)テトラヒドロフラン-3-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オンおよび(7S)-4,7,8-トリメチル-2-((trans-5-((3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)メチル)テトラヒドロフラン-3-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物306にて行われた光延条件下、(7S)-2-((trans-5-(ヒドロキシメチル)テトラヒドロフラン-3-イル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オンおよび3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾールの反応により化合物を調製して、transジアステレオマーの混合物を1H NMRを基にした位置異性体(化合物300)と共に得た。混合物をSFC(Chiralpak ICカラム(50%CO2/50%メタノール(0.2%ジエチルアミン)、定組成);12ml/分により分離して、以下を得た
ピークA(化合物318):
Rt5.33分(>99%ee);1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.57 (s, 1H), 7.51 (s, 1H), 6.46 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 4.81 (s,1H), 4.49 - 4.27 (m, 3H), 4.18 (dd, J = 14.2, 5.9 Hz, 1H), 4.03 - 3.93 (m, 2H), 3.59 (dd, J =
9.1, 3.9 Hz, 1H), 2.96 (d, J = 8.9 Hz, 3H), 2.11 (s, 3H), 1.88 (dt, J = 31.8, 13.1 Hz, 1H), 1.33(d, J = 6.8 Hz, 3H); ESMS (M+1)= 426.18.
ピークB(化合物319):
Rt7.15分(>99%ee);1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.46 (d, J = 8.9 Hz, 2H), 6.55 (d, J = 1.3 Hz, 1H), 4.57 - 4.38 (m, 3H), 4.25 (ddd, J = 19.1, 14.1, 6.0 Hz, 3H), 3.61 (dd, J = 9.3, 3.9 Hz, 2H), 2.97 (d, J = 3.7 Hz, 3H), 2.11 (d, J = 4.6 Hz, 3H), 1.33 (d, J = 6.9 Hz, 3H). ;
ESMS(M+1)=426.14。
ピークCおよびD(化合物316):
Rt9.95分(2種のピークが観察されたが、分離出来なかった);1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.73 (s, 1H), 7.49 (d, J = 15.1 Hz, 1H), 6.51 (d, J = 36.2 Hz,1H), 4.76 (s, 1H), 4.61 - 4.41 (m, 1H), 4.45 - 4.26 (m, 3H), 4.19 (td, J = 13.1, 5.0 Hz, 1H), 3.68 - 3.51 (m, 1H), 2.95 (d, J = 4.7 Hz, 3H), 2.12 (s, 3H), 1.98 - 1.83 (m, 3H), 1.32 (d, J =6.8 Hz, 3H); ESMS (M+1)= 426.18.
2P.化合物の調製。
表1~14の化合物にて上記した方法と同様の方法で以下の化合物を調製した。
化合物127:(7S)-2-(((1-((R)-1-(4,4-ジフルオロシクロヘキシル)ピロリジン-3-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Aによって中間体A-2およびB-160の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.69 (s, 1H), 7.44 (s, 1H), 4.37 (s, 3H), 4.07 (q, J = 6.8 Hz, 2H), 3.07 (s, 3H), 3.05 - 2.82 (m, 3H), 2.71 (td, J = 8.5, 6.3 Hz, 1H), 2.49 - 2.23 (m, 3H), 2.18 (s, 3H), 2.15 - 1.49 (m, 11H), 1.33 (d, J = 6.8 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 475.3.
化合物142:(7S)-2-(((1-((S)-1-(4,4-ジフルオロシクロヘキシル)ピロリジン-3-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Aによって中間体A-2およびB-161の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.69 (s, 1H), 7.44 (s, 1H), 4.51 - 4.21 (m,2H), 4.07 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.39 - 3.21 (m, 2H), 3.12 - 2.77 (m, 6H), 2.69 (td, J = 8.5, 6.4 Hz, 1H), 2.50 - 2.23 (m, 2H), 2.22 - 1.48 (m, 12H),1.33 (d, J = 6.8 Hz, 3H). ESMS(M+1)= 475.24.
化合物169:(7S)-2-(((6-((1-(4-フルオロフェニル)ピロリジン-3-イル)オキシ)ピリジン-3-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Aによって中間体B-147およびA-2の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.14 (s, 1H), 7.68 (d, J = 7.3 Hz, 1H), 6.89 (d, J =8.5 Hz, 2H), 6.72 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 6.52 (s, 2H), 5.59 (s, 1H), 4.50 (d, J = 27.5Hz, 3H), 4.06 (d, J = 6.4 Hz, 1H), 3.65 (s, 1H), 3.48 - 3.32 (m, 5H), 3.04 (s, 3H),2.47 - 2.06 (m, 5H), 1.33 (d, J = 6.5 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 478.45.
化合物170:(7S)-2-(((1-((R)-1-(4-フルオロフェニル)ピロリジン-3-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Aによって中間体A-2およびB-163の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.53 (d, J = 35.2 Hz, 2H), 6.93 (s, 2H), 6.57 (s, 2H), 5.49 (s, 1H), 5.05 (s, 1H), 4.36 (s, 2H), 4.04 (s, 1H), 3.83 - 3.39 (m, 4H), 3.03 (s, 3H), 2.46 (d, J = 34.0 Hz, 2H), 2.16 (s, 2H), 1.31 (s, 3H); ESMS(M+1)= 451.48.
化合物171:(7S)-2-(((1-((S)-1-(4-フルオロフェニル)ピロリジン-3-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Aによって中間体A-2およびB-162の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.53 (d, J = 35.2 Hz, 2H), 6.93 (s, 2H), 6.57 (s, 2H), 5.49 (s, 1H), 5.05 (s, 1H), 4.36 (s, 2H), 4.04 (s, 1H), 3.83 - 3.39 (m, 4H), 3.03 (s, 3H), 2.46 (d, J = 34.0 Hz, 2H), 2.16 (s, 2H), 1.31 (s, 3H); ESMS(M+1)= 451.48.
化合物219:(7S)-2-(((1-(((S)-1-(3,5-ジフルオロフェニル)ピロリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Aによって中間体A-2およびB-200の反応を介して調製して、表題生成物、50mg(22.6%の収率)の表題化合物を得た。 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.79 (s, 1H), 7.68 (s, 1H), 6.40 (ddd, J = 11.3, 6.6, 2.1 Hz, 3H), 4.63 (s, 2H), 4.58 - 4.30 (m, 4H), 3.75 - 3.43 (m, 3H), 2.49 (s, 3H), 2.42 - 2.03 (m, 4H), 1.97 - 1.48 (m, 6H). ESMS(M+1)= 483.44.
化合物244:(7S)-2-((1-ベンジルアゼチジン-3-イル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Bによって中間体A-2および1-ベンジル-3-アミノアゼチジンの反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.41 - 7.24 (m, 5H), 4.52 - 4.42 (m, 1H), 4.07 - 3.96 (m, 1H), 3.94 - 3.72 (m, 4H), 3.44 - 3.35 (m, 1H), 3.12 - 3.07 (m, 3H), 2.91 - 2.79 (m, 2H), 2.28 (dd, J = 7.6, 4.7 Hz, 2H), 1.43 (dd, J = 6.9, 3.9 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 353.33.
化合物245:(7S)-2-((1-ベンジルアゼチジン-3-イル)アミノ)-7,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物は、手順方法Bによって中間体A-1および1-ベンジル-3-アミノアゼチジンの反応を介して調製して、表題生成物を得た。 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.44 - 7.21 (m, 6H), 4.46 (ddd, J = 11.1, 7.6, 4.8 Hz, 1H), 4.10 - 3.79 (m, 4H), 3.68 - 3.47 (m, 1H), 3.47 - 3.23 (m, 1H), 3.10 (s, 3H), 2.99 - 2.88 (m, 2H), 1.48 (dq, J = 6.5, 3.7 Hz, 3H); ESMS(M+1)= 339.33.
化合物298:3,4,5-トリフルオロ-N-(cis-3-(((S)-4,7,8-トリメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)シクロペンチル)ベンズアミド
化合物は、手順方法Aによって中間体A-2およびB-159の反応を介して調製して、表題生成物を得た。 ESMS (M+1)= 449.28.
化合物310および311:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1S,3S)-3-(3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)シクロペンチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オンおよび(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1R,3R)-3-(3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)シクロペンチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-2およびB-158の反応による手順方法Aにより化合物を調製して、表題生成物をtransジアステレオマーの混合物として得た。ジアステレオマーをキラルHPLC(Chiralpak AD-Hカラム;85%ヘキサン/7.5%エタノール/7.5%メタノール(0.2%ジエチルアミン)、定組成、20ml/分)により分離し、ピークAおよびBとして任意に割り当てた。
ピークA:Rt6.486分(>99%ee);1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.60 (s, 1H), 7.48 (dq, J = 1.9, 1.0 Hz, 1H), 6.55 - 6.47 (m, 1H), 4.94 - 4.70 (m, 2H), 4.57 (q, J = 6.5 Hz, 1H), 4.08 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.05 (s, 3H), 2.62 - 2.31 (m, 3H), 2.28 - 2.05 (m, 5H), 1.65 (dddd, J = 13.8, 9.0, 5.7, 2.4 Hz, 1H), 1.41 (d, J = 6.8 Hz, 3H); ESMS (M+1)= 410.18.
ピークB:Rt10.216分(>99%ee);1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 8.45 (s, 1H), 7.49 (dq, J = 2.2, 1.0 Hz, 1H), 6.51 (dd, J = 2.3, 0.7 Hz, 1H), 4.87 (dt, J = 12.9, 6.6 Hz, 2H), 4.63 - 4.50 (m, 1H), 4.08 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.05 (s, 3H), 2.63 - 2.30 (m, 3H), 2.28 - 2.11 (m, 6H), 1.72 - 1.57 (m, 1H), 1.41 (d, J = 6.8 Hz, 3H). ESMS (M+1)= 410.18
化合物409.(7S)-2-(((1-((6-クロロピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オンの調製。
ステップA:メチルN-(2-クロロ-6-メチル-5-ニトロピリミジン-4-イル)-N-メチル-L-バリネート。
シクロヘキサン(100ml)中の2,4-ジクロロ-6-メチル-5-ニトロピリミジン(10g、48.1mmol)、メチルメチル-L-バリネート塩酸塩(9.61g、53mmol)および重炭酸ナトリウム(20.2g、240.4mmol)を含むフラスコに、ディーンスタークトラップを装着し、加熱還流した。加熱反応混合物を加熱セライトに通して濾過した。濾液を真空で蒸発させて、表題生成物、重量15.5gを得、これを更には精製せずに使用した。1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 4.99 (d, J = 10.5 Hz, 1H), 3.77 (s, 3H), 2.95 (s, 3H), 2.49 (s, 3H), 2.45 - 2.23 (m, 1H), 1.10 (d, J = 6.6 Hz, 3H), 0.99 (d, J = 6.7 Hz, 3H); ESMS (M+1)= 317.04.
ステップB:メチルN-(2-(((1-((6-クロロピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-6-メチル-5-ニトロピリミジン-4-イル)-N-メチル-L-バリネート。
メチルN-(2-クロロ-6-メチル-5-ニトロピリミジン-4-イル)-N-メチル-L-バリネート(12g、37.9mmol)、(1-((6-クロロピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン(B-67;16.54g、49.3mmol)および重炭酸ナトリウム(9.88g、118mmol)を、テトラヒドロフラン120ml中に溶解し、6時間還流した。反応物をセライトに通して濾過し、濾液を真空で蒸発させて、黄色油状物を得た。粗生成物を酢酸エチルで溶出するシリカゲルプラグに通して濾過した。集めたフラクションを真空で蒸発させて、表題生成物19gを黄色油状物として得た。ESMS(M+1)=503.23。
ステップC:(S)-2-(((1-((6-クロロピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン塩酸塩。
メチルN-(2-(((1-((6-クロロピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-6-メチル-5-ニトロピリミジン-4-イル)-N-メチル-L-バリネート(19g、37.9mmol)をメタノール200mlに溶解し、5%Pt/C(1.5g、0.384mmol)を溶液に加え、混合物をパール振盪器上水素58psi下に置いた。5時間後、反応物をセライトに通して濾過し、無色濾液を真空で蒸発させて、粗生成物を得た。粗生成物をジクロロメタンからジクロロメタン中20%メタノールの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO
2;330g)により精製した。所望のフラクションを合わせ、蒸発させて、生成物を白色泡状物として得た、重量13g(収率77%)。生成物をメタノール100mlに溶解し、ジエチルエーテル中1N HCl(36ml)で処理し、30分間撹拌した。溶媒を真空で除去し、得られた泡状物をt-ブチルメチルエーテル150mlで摩砕し、30分間撹拌した。得られた物質を真空濾過により集め、濾過ケーキを50℃で終夜乾燥して、表題生成物、重量13gを得た。[α]
D=+60.0°(c=1.0、MeOH)。キラルHPLC(Chiralpak IC カラム, 20% MeOH/30% EtOH/50%ヘキサン (0.1%ジエチルアミン)、アイソクラチック): Rt 10.646分 (>98% ee). 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 12.78 (s, 1H), 10.53 (s, 1H), 8.31 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 7.94 (s, 1H), 7.84 (s, 1H), 7.70 (dd, J = 8.2, 2.5 Hz, 1H), 7.50 (d, J = 8.2 Hz, 2H), 5.35 (s, 2H), 4.49 - 4.34 (m, 2H), 4.16 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 3.18 (s, 3H), 2.35 - 2.10 (m, 4H), 1.01 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.77 (d, J = 6.9 Hz, 3H). ESMS (M+1)= 441.26.
2Q.化合物の調製
表15は、中間体A-#およびB-52の反応による方法A手順(化合物46での手順参照)により調製した特定の化合物を提供し、
1H NMRデータも特定の化合物に対して提供する。
*ジオキサン中4 M HClおよびメタノール中で65℃にて化合物590を脱保護化することにより、化合物604を調製した。
**同様の方法で化合物742を脱保護化することにより、化合物744を調製した。
化合物436.(7S)-7-(tert-ブチル)-4,8-ジメチル-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 8.67 (s, 1H), 8.52 (d, J = 1.7 Hz, 1H), 7.63 - 7.52 (m, 2H), 7.48 (s, 1H), 7.37 (s, 1H), 5.28 (s, 2H), 5.20 (d, J = 12.9 Hz, 1H), 4.37 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 3.62 (s, 1H), 3.13 (s, 3H), 2.15 (s, 3H), 0.92 (s, 9H).
化合物495.(S)-4,8-ジメチル-7-(2,2,2-トリフルオロエチル)-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 10.04 (s, 1H), 8.62 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 7.88 - 7.78 (m, 2H), 7.75 (s, 1H), 7.42 (s, 1H), 6.60 (t, J = 6.0 Hz, 1H), 5.44 (s, 2H), 4.40 (dd, J = 6.0, 4.0 Hz, 1H), 4.23 (d, J = 6.0 Hz, 2H), 2.99 (s, 3H), 2.84 - 2.70 (m, 1H), 2.13 (s, 3H).
化合物498.(S)-7-((R)-1-メトキシエチル)-4,8-ジメチル-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 9.90 (s, 1H), 8.63 (s, 1H), 7.92 - 7.82 (m, 2H), 7.76 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.43 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 6.58 (t, J = 6.0 Hz, 1H), 5.44 (s, 2H), 4.24 (d, J = 6.0 Hz, 2H), 3.92 (dd, J = 5.9, 0.9 Hz, 1H), 3.47 (p, J = 6.2 Hz, 1H), 3.16 (s, 3H), 3.08 (s, 3H), 2.12 (s, 3H), 1.08 (d, J = 6.3 Hz, 3H).
化合物563.(S)-7-イソブチル-4,8-ジメチル-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 8.61 (s, 1H), 7.87 (s, 1H), 7.75 - 7.62 (m, 2H), 7.57 (d, J = 0.7 Hz, 1H), 7.50 - 7.38 (m, 1H), 5.37 (s, 2H), 4.91 (d, J = 6.1 Hz, 1H), 4.45 (d, J = 5.8 Hz, 2H), 4.01 (dd, J = 7.4, 5.9 Hz, 1H), 3.07 (s, 3H), 2.22 (s, 3H), 1.80 (dp, J = 12.9, 6.6 Hz, 1H), 1.61 (ddd, J = 7.9, 5.6, 1.4 Hz, 2H), 0.99 (d, J = 6.4 Hz, 3H), 0.94 (d, J = 6.6 Hz, 3H).
化合物589.(S)-7-(2-メトキシエチル)-4,8-ジメチル-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 9.10 (s, 1H), 8.62 - 8.54 (m, 1H), 7.71 - 7.61 (m, 1H), 7.55 (d, J = 0.7 Hz, 1H), 7.42 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 5.33 (d, J = 17.3 Hz, 1H), 4.91 (t, J = 5.9 Hz, 1H), 4.43 (d, J = 5.8 Hz, 1H), 4.15 (dd, J = 7.3, 4.2 Hz, 1H), 3.42 (ddd, J = 7.6, 5.6, 3.6 Hz, 1H), 3.21 (s, 2H), 3.05 (s, 2H), 2.24 (s, 2H), 2.26 - 2.05 (m, 1H), 2.07 - 1.87 (m, 0H).
化合物590.(S)-7-(tert-ブトキシメチル)-4,8-ジメチル-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 8.66 - 8.47 (m, 2H), 7.66 (d, J = 1.4 Hz, 2H), 7.56 (d, J = 0.7 Hz, 1H), 7.43 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 5.36 (s, 2H), 4.93 (t, J = 5.8 Hz, 1H), 4.44 (d, J = 5.8 Hz, 2H), 4.08 (t, J = 3.2 Hz, 1H), 3.70 (dd, J = 3.2, 2.0 Hz, 2H), 3.08 (s, 3H), 2.21 (s, 3H), 1.04 (d, J = 1.1 Hz, 9H).
化合物604.(S)-7-(ヒドロキシメチル)-4,8-ジメチル-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.53 (s, 1H), 7.85 - 7.75 (m, 2H), 7.73 (s, 1H), 7.54 (s, 1H), 5.45 (s, 2H), 4.41 (s, 2H), 4.06 (t, J = 2.8 Hz, 1H), 3.99 - 3.81 (m, 2H), 3.11 (s, 3H), 2.15 (s, 3H).
化合物600.4’,8’-ジメチル-2’-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-5’,8’-ジヒドロ-6’H-スピロ[オキセタン-3,7’-プテリジン]-6’-オン
1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ 8.67 - 8.50 (m, 2H), 7.83 - 7.63 (m, 2H), 7.58 (s, 1H), 7.44 (s, 1H), 5.38 (s, 2H), 5.30 (d, J = 7.1 Hz, 2H), 4.92 (t, J = 6.5 Hz, 3H), 4.46 (d, J = 5.8 Hz, 2H), 3.50 (s, 3H), 2.26 (s, 3H).
化合物601.3,3-ジフルオロ-4’,8’-ジメチル-2’-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-3-イル)メチル)アミノ)-5’,8’-ジヒドロ-6’H-スピロ[シクロブタン-1,7’-プテリジン]-6’-オン
1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 8.96 (s, 1H), 8.59 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 7.74 - 7.64 (m, 2H), 7.57 (d, J = 0.7 Hz, 1H), 7.44 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 5.38 (s, 2H), 4.97 (t, J = 5.8 Hz, 1H), 4.45 (d, J = 5.8 Hz, 2H), 3.62 - 3.38 (m, 2H), 3.24 (s, 3H), 3.19 - 3.03 (m, 1H), 2.28 (s, 3H).
化合物661.7-(1-メトキシシクロブチル)-4,8-ジメチル-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO) δ 9.91 (s, 1H), 8.63 (s, 1H), 7.85 (dt, J = 8.1, 7.0 Hz, 2H), 7.74 (s, 1H), 7.42 (s, 1H), 6.49 (s, 1H), 5.44 (s, 2H), 4.23 (d, J = 6.0 Hz, 2H), 4.20 (s, 1H), 3.09 (s, 3H), 3.06 (s, 3H), 2.27 - 2.17 (m, 1H), 2.17 - 2.05 (m, 5H), 2.01 - 1.91 (m, 1H), 1.77 - 1.63 (m, 1H), 1.55 (dt, J = 9.1, 8.0 Hz, 1H).
化合物665.7-(1-メトキシシクロプロピル)-4,8-ジメチル-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 8.61 (s, 1H), 8.24 (s, 1H), 7.67 (d, J = 1.5 Hz, 2H), 7.57 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.44 (s, 1H), 5.37 (s, 2H), 4.88 (d, J = 6.0 Hz, 1H), 4.46 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 3.70 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 3.19 (d, J = 1.8 Hz, 3H), 3.17 (d, J = 1.9 Hz, 3H), 2.24 (d, J = 1.8 Hz, 3H), 1.13 - 0.87 (m, 3H), 0.86 - 0.72 (m, 1H)
化合物726.(S)-7-(2-ヒドロキシプロパン-2-イル)-4,8-ジメチル-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.84 (s, 1H), 8.64 (s, 1H), 7.87 (d, J = 7.4 Hz, 1H), 7.83 (d, J = 9.7 Hz, 1H), 7.76 (s, 1H), 7.43 (s, 1H), 6.52 (s, 1H), 5.44 (s, 2H), 4.69 (s, 1H), 4.24 (d, J = 6.1 Hz, 2H), 3.79 (s, 1H), 3.19 - 3.09 (m, 3H), 2.09 (s, 3H), 1.16 (d, J = 16.2 Hz, 3H), 0.89 (d, J = 23.9 Hz, 3H).
化合物742.(S)-7-((S)-1-(tert-ブトキシ)エチル)-4,8-ジメチル-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 8.61 (s, 1H), 7.75 - 7.61 (m, 3H), 7.57 (s, 1H), 7.43 (s, 1H), 5.37 (s, 2H), 4.84 (s, 1H), 4.46 (d, J = 5.8 Hz, 2H), 3.93 (t, J = 6.0 Hz, 1H), 3.58 - 3.43 (m, 2H), 3.33 - 3.13 (m, 3H), 2.20 (d, J = 1.1 Hz, 3H), 1.36 - 1.20 (m, 3H), 1.15 - 0.96 (m, 9H).
化合物744.(S)-7-((R)-1-ヒドロキシエチル)-4,8-ジメチル-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.59 (s, 1H), 7.93 (d, J = 8.2 Hz, 2H), 7.84 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.69 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 5.55 (d, J = 4.0 Hz, 2H), 4.60 (d, J = 2.0 Hz, 2H), 4.21 (dt, J = 12.5, 3.4 Hz, 2H), 3.46 - 3.39 (m, 3H), 2.33 (d, J = 1.8 Hz, 3H), 1.36 (d, J = 6.4 Hz, 3H).
化合物703.7-(メトキシメチル)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.80 (s, 1H), 8.63 (s, 1H), 7.89 - 7.80 (m, 2H), 7.75 (s, 1H), 7.45 (d, J = 22.5 Hz, 1H), 6.49 (s, 1H), 5.44 (s, 2H), 4.23 (d, J = 6.0 Hz, 2H), 3.73 - 3.61 (m, 1H), 3.55 (t, J = 12.0 Hz, 1H), 3.20 (d, J = 6.4 Hz, 3H), 2.97 (d, J = 4.0 Hz, 3H), 2.15 - 2.05 (m, 3H), 1.32 (s, 3H).
化合物707.7-(メトキシメチル)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.86 (s, 1H), 8.63 (s, 1H), 7.86 (dt, J = 9.8, 8.1 Hz, 2H), 7.76 (s, 1H), 7.43 (s, 1H), 6.59 (s, 1H), 5.45 (s, 2H), 4.24 (d, J = 6.0 Hz, 2H), 3.66 (d, J = 10.0 Hz, 1H), 3.55 (d, J = 10.1 Hz, 1H), 3.19 (s, 3H), 3.00 (d, J = 15.7 Hz, 3H), 2.11 (s, 3H), 1.34 (s, 3H).
化合物662.4’,8’-ジメチル-2’-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,5,5’,8’-テトラヒドロ-2H,6’H-スピロ[フラン-3,7’-プテリジン]-6’-オン
1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ 8.44 (s, 1H), 7.52 (t, J = 1.8 Hz, 2H), 7.41 (s, 1H), 7.28 (s, 1H), 5.22 (s, 2H), 4.74 (t, J = 5.8 Hz, 1H), 4.29 (d, J = 5.8 Hz, 2H), 4.12 (d, J = 9.9 Hz, 1H), 4.05 (dd, J = 8.5, 3.4 Hz, 1H), 3.99 (s, 0H), 3.73 (q, J = 8.5 Hz, 1H), 3.29 (q, J = 7.1 Hz, 1H), 2.96 (s, 3H), 2.45 (ddd, J = 13.4, 7.6, 3.4 Hz, 1H), 2.10 (s, 3H), 1.02 (dt, J = 37.1, 7.1 Hz, 2H).
化合物663.4’,8’-ジメチル-2’-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,5,5’,8’-テトラヒドロ-2H,6’H-スピロ[フラン-3,7’-プテリジン]-6’-オン
1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ 8.60 (s, 1H), 7.68 (t, J = 1.9 Hz, 2H), 7.57 (s, 1H), 7.43 (s, 1H), 5.38 (s, 2H), 4.86 (t, J = 5.8 Hz, 1H), 4.45 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 4.32 - 4.05 (m, 3H), 3.91 (q, J = 8.5 Hz, 1H), 3.12 (d, J = 1.5 Hz, 3H), 2.62 (ddd, J = 13.5, 7.7, 3.6 Hz, 1H), 2.22 (d, J = 1.7 Hz, 3H), 1.34 - 1.21 (m, 2H).
化合物497.(7S)-7-エチル-8-イソプロピル-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物497.(7S)-7-エチル-8-イソプロピル-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-76およびB-52の反応による方法Aの一般手順(化合物46参照)により調製して、表題生成物を得た。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 10.33 (s, 1H), 8.63 (s, 1H), 7.96 - 7.81 (m, 2H), 7.76 (s, 1H), 7.43 (s, 1H), 7.35 (s, 1H), 7.01 (s, 1H), 5.45 (s, 2H), 4.43 - 4.20 (m, 3H), 4.11 (dd, J = 6.7, 2.9 Hz, 1H), 1.88 - 1.54 (m, 2H), 1.34 - 1.17 (m, 6H), 0.78 (t, J = 7.4 Hz, 3H). ESI-MS m/z 計算値474.21033、実測値475.37 (M+1)
+ ;473.37 (M-1)+; [α]D=+136.56 ° (c=1.0, MeOH). キラルHPLC(ICカラム, 2 x 250mM; 20%メタノール/30%エタノール/50%ヘキサン(0.1%ジエチルアミン)): Rt 8.2分(97% ee).
(実施例2R)
表16は、中間体A-#およびB-89の反応による方法A(化合物46での手順参照)により調製した特定の化合物を示す。特定の化合物に対する
1H NMRデータも提供する。
化合物656.(S)-7-((R)-1-メトキシエチル)-4,8-ジメチル-2-(((1-((1-メチル-3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-5-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 7.52 (s, 1H), 7.47 (d, J = 4.7 Hz, 1H), 6.50 (s, 1H), 5.83 (s, 1H), 5.54 (s, 1H), 5.32 (d, J = 3.9 Hz, 2H), 4.41 - 4.20 (m, 2H), 3.84 (d, J = 27.0 Hz, 4H), 3.47 (p, J = 6.4 Hz, 1H), 3.23 (d, J = 7.1 Hz, 3H), 3.07 (s, 2H), 2.37 (s, 3H), 1.22 (dd, J = 6.3, 3.6 Hz, 3H).
化合物666.7-(1-メトキシシクロプロピル)-4,8-ジメチル-2-(((1-((1-メチル-3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-5-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 8.13 (s, 1H), 7.53 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.34 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 6.51 (s, 1H), 5.32 (d, J = 2.1 Hz, 2H), 4.84 (d, J = 6.1 Hz, 1H), 4.52 - 4.35 (m, 2H), 3.87 (d, J = 2.1 Hz, 3H), 3.70 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 2.23 (d, J = 2.2 Hz, 3H), 1.41 - 1.17 (m, 2H), 1.10 - 0.85 (m, 2H).
化合物670.7-(1-メトキシシクロブチル)-4,8-ジメチル-2-(((1-((1-メチル-3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-5-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ9.92 (s, 1H), 7.67 (s, 1H), 7.40 (s, 1H), 6.57 (s, 1H), 6.51 (s, 1H), 5.44 (s, 2H), 4.21 (d, J = 5.5 Hz, 3H), 3.87 (s, 3H), 3.09 (s, 3H), 3.06 (s, 2H), 2.21 (s, 1H), 2.10 (s, 4H), 1.96 (d, J = 20.0 Hz, 1H), 1.70 (dd, J = 10.0, 4.6 Hz, 1H), 1.62 - 1.44 (m, 1H).
化合物678.(S)-7-(2-メトキシエチル)-4,8-ジメチル-2-(((1-((1-メチル-3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-5-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.62 (s, 1H), 7.51 (s, 1H), 6.48 (s, 1H), 5.57 - 5.30 (m, 3H), 4.83 (s, 3H), 4.38 (s, 2H), 4.16 (dd, J = 6.1, 4.0 Hz, 1H), 3.84 (s, 3H), 3.14 - 2.99 (m, 6H), 2.21 - 1.89 (m, 5H).
化合物704.7-(メトキシメチル)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-((1-メチル-3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-5-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6-d6) δ 9.88 (s, 1H), 7.68 (s, 1H), 7.41 (s, 1H), 6.59 (s, 2H), 5.45 (s,2H), 4.23 (d, J = 6.0 Hz, 2H), 3.89 (d, J = 8.3 Hz, 3H), 3.66 (d, J = 10.0 Hz, 1H), 3.55 (d, J = 10.0 Hz, 1H), 3.20 (s, 3H), 2.98 (s, 3H), 2.11 (s, 3H), 1.40 - 1.29 (m, 3H).
化合物709.7-(メトキシメチル)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-((1-メチル-3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-5-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.79 (s, 1H), 7.67 (s, 1H), 7.40 (s, 1H), 6.58 (s, 1H), 6.48 (s, 1H), 5.44 (s, 2H), 4.21 (d, J = 6.1 Hz, 2H), 3.87 (s, 3H), 3.65 (d, J = 10.0 Hz, 1H), 3.54 (d, J = 10.1 Hz, 1H), 3.19 (s, 3H), 2.96 (s, 3H), 2.10 (s, 3H), 1.32 (s, 3H).
(実施例2S)
表17は、中間体A-#およびB-39の反応による方法A手順(化合物46での手順参照)により調製した特定の化合物を示す。
1H NMRデータも特定の化合物に対して提供する。
化合物728.(S)-2-(((1-((3,3-ジフルオロシクロブチル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7-((R)-1-メトキシエチル)-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.59 (s, 1H), 7.47 (s, 1H), 4.39 (s, 2H), 4.19 (d, J = 5.2 Hz, 2H), 4.04 - 3.87 (m, 1H), 3.69 - 3.45 (m, 1H), 2.60 (d, J = 7.2 Hz, 3H), 2.35 (d, J = 7.1 Hz, 2H), 2.24 - 2.06 (m, 3H), 1.19 (d, J = 6.4 Hz, 3H).
化合物727.(S)-2-(((1-((3,3-ジフルオロシクロブチル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, メタノール-d
4) δ 7.58 (s, 1H), 7.46 (s, 1H), 4.38 (s, 2H), 4.19 (d, J = 3.8 Hz, 2H), 3.96 - 3.85 (m, 1H), 3.14 (s, 3H), 2.72 - 2.47 (m, 3H), 2.46 - 2.08 (m, 6H), 1.03 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.87 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
(実施例2T)
表18は、中間体A-#およびB-#の反応による方法A手順(化合物46での手順参照)により調製した特定の化合物を提供する。
1H NMRデータも特定の化合物に対して提供する。
化合物417.(7S)-2-(((1-((6-(ジフルオロメトキシ)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7-エチル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 8.08 (d, J = 2.5 Hz, 1H), 7.59 (dd, J = 8.5, 2.5 Hz, 1H), 7.52 (s, 1H), 7.36 (s, 1H), 7.61-7.19 (t, 1H), 6.87 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 5.23 (s, 2H), 4.82 (d, J = 5.8 Hz, 1H), 4.40 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 4.06 (dd, J = 6.4, 3.7 Hz, 1H), 3.04 (s, 3H), 2.17 (s, 3H), 1.96 (dtd, J = 15.2, 7.6, 3.9 Hz, 1H), 1.83 (dt, J = 14.3, 7.1 Hz, 1H), 0.88 (t, J = 7.6 Hz, 3H).
化合物421.(7S)-7-シクロプロピル-2-(((1-((6-フルオロピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 8.84 (s, 1H), 8.11 (dt, J = 2.6, 0.9 Hz, 1H), 7.65 (ddd, J = 8.3, 7.6, 2.6 Hz, 1H), 7.53 (d, J = 0.7 Hz, 1H), 7.46 - 7.35 (m, 1H), 6.98 - 6.84 (m, 1H), 5.49 (s, 1H), 5.26 (s, 2H), 4.44 (dd, J = 5.6, 1.7 Hz, 2H), 3.29 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 3.14 (s, 3H), 2.26 (s, 3H), 1.38 - 1.13 (m, 1H), 1.07 - 0.90 (m, 1H), 0.76 - 0.63 (m, 1H), 0.63 - 0.38 (m, 2H)
化合物422.(7S)-2-(((1-((6-(ジフルオロメトキシ)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 8.36 (s, 1H), 8.10 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 7.61 (dd, J = 8.5, 2.5 Hz, 1H), 7.54 (s, 1H), 7.38 (s, 1H), 7.25 (d, J = 21.3 Hz, 1H), 6.89 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 5.25 (s, 2H), 4.91 (d, J = 5.8 Hz, 1H), 4.42 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 3.89 (d, J = 4.3 Hz, 1H), 3.11 (s, 3H), 2.33 - 2.23 (m, 1H), 2.21 (s, 3H), 1.07 (dd, J = 6.9, 1.8 Hz, 3H), 0.97 - 0.89 (m, 4H).
化合物423.(7S)-2-(((1-((6-フルオロ-4-メチルピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 7.97 (s, 1H), 7.78 (s, 1H), 7.52 (s, 1H),6.70 (m, 1H), 5.27 (s, 2H), 4.81 (t, J = 5.7 Hz, 1H), 4.41 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 3.89 (d, J = 4.3 Hz, 1H), 3.11 (s, 3H), 2.38 - 2.27 (m, 3H), 2.26 - 2.19 (m, 1H), 2.19 (s, 3H), 1.08 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.99 - 0.81 (m, 3H).
化合物425.(7S)-2-(((1-((5-フルオロ-6-メチルピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 8.23 (d, J = 1.5 Hz, 1H), 7.54 (s, 1H), 7.42 (s, 1H), 7.17 (dd, J = 9.7, 1.9 Hz, 1H), 5.95 - 5.52 (m, 1H), 5.27 (s, 2H), 4.45 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 3.92 (d, J = 4.3 Hz, 1H), 3.15 (s, 3H), 2.52 (d, J = 2.9 Hz, 3H), 2.38 - 2.26 (m, 1H), 2.25 (s, 3H), 1.09 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.93 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物427.(7S)-7-エチル-8-メチル-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 8.65 - 8.54 (m, 1H), 7.74 - 7.61 (m, 2H), 7.59 (s, 1H), 7.50 (s, 1H), 7.36 (s, 1H), 6.54 (s, 1H), 5.38 (s, 2H), 4.47 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 4.13 (dd, J = 6.0, 3.4 Hz, 1H), 3.09 (s, 3H), 2.13 - 1.78 (m, 2H), 0.89 (d, J = 7.5 Hz, 3H).
化合物429.(7S)-7-イソプロピル-2-(((1-((6-メトキシピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 8.02 - 7.95 (m, 1H), 7.42 (d, J = 0.7 Hz, 1H), 7.38 (dd, J = 8.6, 2.5 Hz, 1H), 7.31 - 7.23 (m, 1H), 6.63 (dd, J = 8.5, 0.7 Hz, 1H), 5.46 (s, 1H), 5.10 (s, 2H), 4.33 (d, J = 5.5 Hz, 2H), 3.85 (s, 3H), 3.82 - 3.75 (m, 1H), 3.03 (s, 3H), 2.16 (s, 4H), 0.99 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.84 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物433.(7S)-7-エチル-4,8-ジメチル-2-(((1-((6-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 9.89 (s, 1H), 8.12 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 7.73 - 7.63 (m, 2H), 7.37 (s, 1H), 6.94 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 6.60 (t, J = 5.8 Hz, 1H), 5.24 (s, 2H), 4.96 (q, J = 9.1 Hz, 2H), 4.22 (d, J = 6.0 Hz, 2H), 4.01 (dd, J = 6.5, 3.7 Hz, 1H), 2.97 (s, 3H), 2.12 (s, 3H), 1.89 - 1.59 (m, 2H), 0.74 (t, J = 7.4 Hz, 3H).
化合物435.(7S)-7-シクロプロピル-4,8-ジメチル-2-(((1-((6-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 9.81 (s, 1H), 8.12 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 7.73 - 7.62 (m, 2H), 7.38 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 6.94 (dd, J = 8.5, 0.7 Hz, 1H), 6.56 (t, J = 6.1 Hz, 1H), 5.24 (s, 2H), 4.96 (q, J = 9.1 Hz, 2H), 4.22 (dd, J = 6.1, 3.32 (d, J = 7.0 Hz, 1H), 2.6 Hz, 2H), 3.02 (s, 3H), 2.14 (s, 3H), 0.83 (ddt, J = 12.9, 8.0, 3.9 Hz, 1H), 0.63 - 0.25 (m, 4H).
化合物437.(7S)-7-(tert-ブチル)-2-(((1-((6-フルオロピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 8.14 (d, J = 2.5 Hz, 1H), 7.78 (s, 1H), 7.73 - 7.59 (m, 1H), 7.55 (s, 1H), 7.40 (s, 1H), 6.92 (dd, J = 8.4, 3.0 Hz, 1H), 5.27 (s, 2H), 4.90 (s, 1H), 4.44 (d, J = 5.8 Hz, 2H), 3.71 (s, 1H), 3.21 (s, 3H), 2.20 (s, 3H), 1.01 (s, 9H).
化合物439.(S)-7-(2-ヒドロキシエチル)-4-メチル-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 9.90 (s, 1H), 8.65 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 7.93 - 7.83 (m, 2H), 7.80 (s, 1H), 7.46 (s, 1H), 6.94 (brs, 1H), 5.45 (s, 2H), 4.61 (t, J = 5.1 Hz, 1H), 4.24 (d, J = 5.9 Hz, 2H), 4.11 - 3.98 (m, 1H), 3.53 (m, 2H), 2.14 (s, 3H), 1.93 - 1.85 (m, 2H).
化合物440.(7S)-7-(2-ヒドロキシエチル)-4-メチル-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 8.35 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 7.73 (s, 1H), 7.52 (s, 1H), 7.41 (dd, J = 8.1, 2.4 Hz, 1H), 7.35 (s, 1H), 7.11 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 5.22 (s, 2H), 4.86 (s, 1H), 4.41 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 4.08 (dd, J = 6.4, 3.7 Hz, 1H), 3.06 (s, 3H), 2.19 (s, 3H), 2.10 - 1.94 (m, 2H), 1.91 - 1.80 (m, 1H), 1.01 (d, J = 5.4 Hz, 3H), 0.90 (td, J = 7.3, 2.2 Hz, 4H).
化合物441.(7S)-7-シクロプロピル-2-(((1-((6-シクロプロピルピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 8.39 - 8.27 (m, 1H), 7.81 (s, 1H), 7.53 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.41 (dd, J = 8.1, 2.4 Hz, 1H), 7.11 (dd, J = 8.1, 0.8 Hz, 1H), 5.22 (s, 2H), 4.85 (d, J = 6.0 Hz, 1H), 4.49 - 4.34 (m, 2H), 3.30 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 3.13 (s, 3H), 2.23 (s, 3H), 2.10 - 1.96 (m, 1H), 1.07 - 0.94 (m, 5H), 0.78 - 0.44 (m, 3H).
化合物442.(7S)-2-(((1-((6-シクロプロピルピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 8.34 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 7.54 - 7.49 (m, 1H), 7.40 (dd, J = 8.1, 2.4 Hz, 1H), 7.35 (s, 2H), 7.11 (dd, J = 8.1, 0.9 Hz, 1H), 5.22 (s, 2H), 5.04 (s, 1H), 4.41 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 3.89 (d, J = 4.3 Hz, 1H), 3.11 (s, 3H), 2.21 (m, 4H), 2.12 - 1.94 (m, 1H), 1.07 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 1.05 - 0.97 (m, 4H), 0.92 (d, J = 7.0 Hz, 3H).
化合物444.(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-(2-(6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)エチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 10.34 (s, 1H), 8.46 (s, 1H), 7.76 (brs, 3H), 7.57 (s, 1H), 7.41 (s, 1H), 4.38 (t, J = 6.9 Hz, 2H), 4.30 (d, J = 4.9 Hz, 2H),
4.23 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.21 (t, J = 6.9 Hz, 2H), 3.09 (s, 3H), 2.22 (s, 3H), 1.35 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物447.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-(((1-((2-(トリフルオロメチル)ピリジン-4-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.65 (s, 1H), 7.88 (s, 1H), 7.65 (s, 1H), 7.51 (s, 1H), 7.39 (s, 1H), 5.51 (s, 2H), 4.56 (s, 2H), 4.15 (s, 1H), 3.28 (s, 3H), 2.29 (s, 3H), 1.11 (d, J = 5.8 Hz, 3H), 0.88 (d, J = 5.7 Hz, 3H).
化合物448.(S)-2-(((1-((2-(ジメチルアミノ)ピリジン-4-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 8.11 (dd, J = 5.2, 0.8 Hz, 2H), 7.55 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.39 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 6.31 (dd, J = 5.1, 1.4 Hz, 1H), 6.26 (dd, J = 1.5, 0.8 Hz, 1H), 5.17 (s, 2H), 4.81 (t, J = 5.7 Hz, 1H), 4.43 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 3.89 (d, J = 4.4 Hz, 1H), 3.11 (s, 3H), 3.06 (s, 7H), 2.63 (s, 5H), 2.30 - 2.21 (m, 1H), 2.20 (s, 3H), 1.07 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.97 - 0.91 (m, 3H).
化合物449.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-(((1-(3,4,5-トリフルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.85 (s, 1H), 7.65 (s, 1H), 7.03 (dd, J = 8.4, 6.4 Hz, 2H), 5.36 (s, 2H), 4.60 (s, 2H), 4.21 (d, J = 3.5 Hz, 1H), 3.34 (s, 3H), 2.36 (s, 3H), 1.17 (d, J = 6.7 Hz, 3H), 0.95 (d, J = 6.7 Hz, 3H).
化合物450.(S)-2-(((1-(3,5-ジフルオロ-4-メトキシベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.83 (s, 1H), 7.63 (s, 1H), 6.89 (d, J = 8.7 Hz, 2H), 5.31 (s, 2H), 4.59 (s, 2H), 4.21 (d, J = 3.3 Hz, 1H), 3.98 (s, 3H), 3.33 (s, 3H), 2.35 (s, 3H), 1.17 (d, J = 6.5 Hz, 3H), 0.94 (d, J = 6.4 Hz, 3H).
化合物454.(S)-2-(((1-((5-フルオロピリジン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 10.10 (s, 1H), 8.51 (d, J = 2.9 Hz, 1H), 7.73 (s, 1H), 7.71 - 7.60 (m, 1H), 7.42 (s, 1H), 7.14 (dd, J = 8.7, 4.5 Hz, 1H), 5.37 (s, 2H), 4.30 (d, J = 5.9 Hz, 2H), 3.97 (d, J = 4.2 Hz, 1H), 2.16 (s, 3H), 0.96 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.77 (d, J = 6.8 Hz, 3H).
化合物455.(S)-7-シクロプロピル-4,8-ジメチル-2-(((1-((2-(トリフルオロメチル)ピリジン-4-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.65 (d, J = 5.1 Hz, 1H), 7.84 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.64 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.50 (s, 1H), 7.39 (d, J = 5.1 Hz, 1H), 5.50 (s, 2H), 4.56 (s, 2H), 3.63 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 3.33 (s, 3H), 2.31 (s, 3H), 1.24 - 1.00 (m, 1H), 0.83 - 0.51 (m, 3H).
化合物456.(S)-7-シクロプロピル-4,8-ジメチル-2-(((1-(3,4,5-トリフルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.79 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.59 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.07 - 6.87 (m, 2H), 5.30 (d, J = 1.0 Hz, 2H), 4.54 (s, 2H), 3.63 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 3.34 (d, J = 3.9 Hz, 3H), 2.31 (s, 3H), 1.22 - 1.02 (m, 1H), 0.83 - 0.53 (m, 3H).
化合物457.(S)-7-シクロプロピル-2-(((1-(3,5-ジフルオロ-4-メトキシベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.76 (s, 1H), 7.58 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 6.93 - 6.75 (m, 2H), 5.25 (s, 2H), 4.53 (s, 2H), 3.92 (t, J = 1.0 Hz, 3H), 3.63 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 2.30 (s, 3H), 1.19 - 1.01 (m, 0H), 0.84 - 0.48 (m, 3H).
化合物466.(S)-7-シクロプロピル-2-(((1-((2-(ジメチルアミノ)ピリジン-4-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.90 (s, 1H), 7.83 (d, J = 6.3 Hz, 1H), 7.65 (s, 1H), 6.98 (s, 1H), 6.62 (d, J = 6.4 Hz, 1H), 5.45 (s, 2H), 4.57 (s, 2H), 3.64 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 3.36 (s, 3H), 2.32 (s, 3H), 1.12 (s, 1H), 0.81 - 0.54 (m, 5H).
化合物467.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-(((1-(4-(トリフルオロメトキシ)ベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.14 (s, 1H), 7.72 (s, 1H), 7.42 (s, 1H), 7.32 (s, 4H), 5.31 (s, 2H), 4.30 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 3.99 (s, 1H), 3.09 (s, 3H), 2.16 (s, 4H), 0.97 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.76 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物468.(S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-(6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 9.87 (s, 1H), 9.25 (d, J = 2.5 Hz, 1H), 8.60 (s, 1H), 8.44 (dd, J = 8.6, 2.6 Hz, 1H), 8.03 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 7.84 (s, 1H),
6.77 (t, J = 6.0 Hz, 1H), 4.34 (dd, J = 5.9, 2.3 Hz, 2H), 4.01 (q, J = 6.7 Hz, 1H), 2.96 (s, 3H), 2.15 (s, 3H), 1.20 (d, J = 6.8 Hz, 3H).
化合物469.(S)-2-(((1-((6-(tert-ブチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 8.50 - 8.42 (m, 1H), 7.61 (d, J = 9.2 Hz, 1H), 7.54 (d, J = 0.7 Hz, 1H), 7.48 (dd, J = 8.2, 2.4 Hz, 1H), 7.43 - 7.37 (m, 1H), 7.33 (dd, J = 8.3, 0.9 Hz, 1H), 5.26 (s, 2H), 4.81 (s, 1H), 4.42 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 3.90 (d, J = 4.3 Hz, 1H), 3.12 (s, 3H), 2.24 (td, J = 7.0, 4.5 Hz, 1H), 2.19 (s, 3H), 1.37 (s, 9H), 1.08 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.92 (d, J = 7.0 Hz, 3H).
化合物470.(S)-2-(5-((4-(((7-イソプロピル-4,8-ジメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)メチル)-1H-ピラゾール-1-イル)メチル)ピリジン-2-イル)-2-メチルプロパンニトリル
1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 8.73 (s, 1H), 8.48 (d, J = 1.7 Hz, 1H), 7.71 - 7.52 (m, 3H), 7.42 (s, 1H), 5.29 (s, 2H), 4.99 (s, 1H), 4.43 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 3.89 (d, J = 4.3 Hz, 1H), 3.12 (s, 4H), 2.22 (s, 5H), 1.75 (s, 6H), 1.07 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.92 (d, J = 7.0 Hz, 3H).
化合物479.(S)-2-(((1-(4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 9.83 (s, 1H), 7.68 - 7.60 (m, 1H), 7.37 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.31 - 7.22 (m, 2H), 7.14 (t, J = 8.9 Hz, 1H),
6.48 (t, J = 6.1 Hz, 1H), 5.23 (s, 2H), 4.21 (d, J = 6.1 Hz, 2H), 3.91 - 3.77 (m, 1H), 3.01 (s, 3H), 2.10 (s, 3H), 0.93 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.75 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物480.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-(((1-((6-(プロパ-1-エン-2-イル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 8.39 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 7.91 (s, 1H), 7.44 (s, 1H), 7.40 (dd, J = 7.1, 1.6 Hz, 1H), 7.30 (s, 1H), 5.82 - 5.72 (m, 1H), 5.24 (p, J = 1.6 Hz, 1H), 5.19 (s, 2H), 4.34 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 3.81 (d, J = 4.3 Hz, 1H), 3.03 (s, 2H), 2.12 (d, J = 1.5 Hz, 4H), 0.99 (d, J = 7.0 Hz, 2H), 0.87 - 0.81 (m, 3H)
化合物492.(S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-(3-(6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)プロピル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 10.09 (s, 1H), 8.60 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.90 (dd, J = 8.1, 2.1 Hz, 1H), 7.80 (dd, J = 8.1, 0.8 Hz, 1H), 7.64 (s, 1H), 7.38 (s, 1H), 7.13 (s, 1H), 4.28 (dd, J = 5.8, 1.9 Hz, 2H), 4.16 - 4.07 (m, 3H), 3.03 (s, 3H), 2.65 (t, J = 7.7 Hz, 2H), 2.18 (s, 3H), 2.13 - 1.95 (m, 2H), 1.26 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物500.(S)-2-(((1-((6-(ジフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 9.27 (s, 1H), 8.56 - 8.47 (m, 1H), 7.72 - 7.57 (m, 2H), 7.56 - 7.49 (m, 1H), 7.44 (s, 1H), 6.61 (t, J = 55.4 Hz, 1H), 5.81 (s, 1H), 5.33 (s, 2H), 4.43 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 3.88 (d, J = 4.3 Hz, 1H), 3.11 (s, 3H), 2.25 (s, 4H), 1.06 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.91 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物501.(S)-7-シクロプロピル-2-(((1-((6-(ジフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 9.24 (s, 1H), 8.26 (s, 1H), 7.46 - 7.32 (m, 2H), 7.30 (s, 1H), 7.17 (s, 1H), 6.37 (t, J = 55.4 Hz, 1H), 5.08 (s, 2H), 4.93 (s, 1H), 4.19 (dd, J = 5.7, 1.7 Hz, 2H), 3.03 (d, J = 8.9 Hz, 1H), 2.87 (s, 3H), 2.02 (s, 3H), 0.74 (dtd, J = 13.1, 8.4, 5.1 Hz, 1H), 0.52 - 0.13 (m, 4H).
化合物510.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-(((1-((6-(トリフルオロメトキシ)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.17 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 7.76 (dd, J = 8.4, 2.5 Hz, 1H), 7.68 (s, 1H), 7.51 (s, 1H), 7.10 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 5.48 (d, J = 0.6 Hz, 1H), 5.35 (s, 2H), 4.39 (s, 2H), 3.89 (d, J = 4.5 Hz, 1H), 3.11 (s, 3H), 2.15 (s, 4H), 1.01 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.84 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物511.(S)-2-(((1-((6-(1,1-ジフルオロエチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 8.52 (s, 1H), 8.10 (s, 1H), 7.56 (s, 1H), 7.41 (s, 1H), 5.33 (s, 2H), 4.85 (t, J = 5.8 Hz, 1H), 4.44 (d, J = 5.8 Hz, 2H), 3.89 (d, J = 4.4 Hz, 1H), 3.11 (s, 3H), 2.33 - 2.23 (m, 1H), 2.20 (s, 3H), 2.02 (t, J = 18.6 Hz, 3H), 1.08 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.94 (s, 3H). [
化合物516.(S)-7-エチル-4,8-ジメチル-2-(((1-((5-(トリフルオロメチル)フラン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 7.42 (d, J = 0.7 Hz, 1H), 7.35 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 6.65 (dq, J = 3.6, 1.2 Hz, 1H), 6.27 (dq, J = 2.5, 0.8 Hz, 1H), 5.19 (s, 2H), 5.04 - 4.90 (m, 1H), 4.33 (d, J = 5.8 Hz, 2H), 3.96 (dd, J = 6.4, 3.8 Hz, 1H), 2.97 (s, 3H), 2.15 (s, 3H), 1.95 - 1.67 (m, 2H), 0.82 (t, J = 7.5 Hz, 3H).
化合物518.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-(((1-((5-(トリフルオロメチル)フラン-2-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 9.42 (s, 1H), 7.51 (d, J = 3.3 Hz, 1H), 7.43 (d, J = 2.6 Hz, 1H), 6.73 (td, J = 3.2, 1.5 Hz, 1H), 6.35 (t, J = 3.6 Hz, 1H), 5.27 (d, J = 3.7 Hz, 2H), 5.05 (s, 1H), 4.42 (t, J = 4.3 Hz, 2H), 3.86 (t, J = 3.7 Hz, 1H), 3.10 (d, J = 3.2 Hz, 3H), 2.23 (d, J = 0.9 Hz, 4H), 1.06 (dd, J = 6.6, 2.8 Hz, 3H), 1.01 - 0.77 (m, 3H).
化合物565.(S)-7-((R)-1-メトキシエチル)-4,8-ジメチル-2-(((1-((6-(トリフルオロメトキシ)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 8.21 (dd, J = 2.5, 0.8 Hz, 1H), 7.82 (s, 1H), 7.65 (dd, J = 8.4, 2.5 Hz, 1H), 7.55 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.41 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.00 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 5.29 (s, 2H), 4.86 (t, J = 5.7 Hz, 1H), 4.44 (d, J = 5.8 Hz, 2H), 3.95 (d, J = 6.0 Hz, 1H), 3.58 (p, J = 6.2 Hz, 1H), 3.31 (s, 3H), 3.19 (s, 3H), 2.22 (s, 3H), 1.40 - 1.27 (m, 7H), 1.24 (d, J = 6.4 Hz, 3H).
化合物658.(S)-2-(((1-(4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7-((R)-1-メトキシエチル)-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 7.76 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.45 (d, J = 0.7 Hz, 1H), 7.30 - 7.25 (m, 2H), 7.20 - 7.12 (m, 2H), 5.27 (s, 2H), 4.47 - 4.33 (m, 2H), 4.30 (d, J = 4.0 Hz, 1H), 3.71 (qd, J = 6.5, 4.0 Hz, 1H), 3.24 (s, 3H), 3.19 (s, 3H), 3.10 (qd, J = 7.3, 4.8 Hz, 1H), 2.24 (s, 3H), 1.21 - 1.15 (m, 4H).
化合物659.(S)-7-((R)-1-メトキシエチル)-4,8-ジメチル-2-(((1-(3,4,5-トリフルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.77 (s, 1H), 7.05-6.89 (m, 2H), 5.32 (d, J=14.7 Hz, 2H), 4.53 (s, 2H), 4.23 (d, J=3.9 Hz, 1H), 3.89 (d, J=19.8 Hz, 1H), 3.78 (d, J=8.2 Hz, 2H), 2.38 (2, 5 H), 1.28 (d, J=6.5 Hz, 6H).
化合物668.7-(1-メトキシシクロブチル)-4,8-ジメチル-2-(((1-(3,4,5-トリフルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.91 (s, 1H), 7.69 (s, 1H), 7.41 (s, 1H), 7.12 (dd, J = 8.7, 6.8 Hz, 2H), 6.50 (s, 1H), 5.26 (s, 2H), 4.29 - 4.12 (m, 3H), 3.09 (s, 3H), 3.06 (s, 3H), 2.28 - 2.17 (m, 1H), 2.12 (d, J = 12.7 Hz, 5H), 1.97 (dd, J = 19.0, 9.2 Hz, 1H), 1.68 (ddd, J = 20.4, 9.4, 5.5 Hz, 1H), 1.56 (dt, J = 9.1, 8.0 Hz, 1H).
化合物729.(S)-7-(2-ヒドロキシプロパン-2-イル)-4,8-ジメチル-2-(((1-(3,4,5-トリフルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.87 (s, 1H), 7.71 (s, 1H), 7.43 (s, 1H), 7.13 (dd, J = 8.7, 6.8 Hz, 2H), 6.59 (s, 1H), 5.26 (s, 2H), 4.70 (s, 1H), 4.25 (d, J = 4.1 Hz, 2H), 3.81 (s, 1H), 3.20 - 3.07 (m, 4H), 2.14 (d, J = 32.3 Hz, 3H), 1.18 (s, 3H), 0.92 (s, 3H).
化合物741.(S)-7-(tert-ブトキシメチル)-4,8-ジメチル-2-(((1-(3,4,5-トリフルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 8.03 (d, J = 106.2 Hz, 1H), 7.46 (s, 1H), 7.32 (s, 1H), 6.86 - 6.54 (m, 2H), 5.42 (s, 1H), 5.10 (s, 2H), 4.37 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 4.01 (t, J = 3.0 Hz, 1H), 3.63 (t, J = 3.4 Hz, 2H), 3.14 - 2.94 (m, 3H), 2.22 - 2.03 (m, 3H), 1.07 - 0.87 (m, 9H).
化合物746.(S)-7-((S)-1-(tert-ブトキシ)エチル)-2-(((1-(3,5-ジフルオロ-4-メトキシベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ 7.52 (d, J = 14.9 Hz, 2H), 6.80 - 6.69 (m, 2H), 5.18 (s, 2H), 4.49 (dd, J = 5.4, 2.8 Hz, 2H), 4.12 (pd, J = 7.4, 6.4, 4.2 Hz, 1H), 4.02 - 3.95 (m, 4H), 3.29 (s, 3H), 2.37 (s, 3H), 1.24 (d, J = 6.4 Hz, 3H), 1.06 (s, 9H).
化合物747.(S)-7-((S)-1-(tert-ブトキシ)エチル)-4,8-ジメチル-2-(((1-(3,4,5-トリフルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.54 (d, J = 0.7 Hz, 1H), 7.50 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 6.82 - 6.70 (m, 2H), 5.16 (d, J = 0.9 Hz, 2H), 4.42 (t, J = 4.0 Hz, 2H), 4.05 (tt, J = 6.9, 3.4 Hz, 1H), 3.96 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 3.24 (s, 3H), 2.26 (s, 3H), 1.18 (d, J = 6.4 Hz, 3H), 0.96 (s, 9H).
(実施例2U)
表19は、中間体A-#およびB-#の反応による方法B手順(化合物1での手順参照)により調製した特定の化合物を提供する。特定の化合物に対する
1H NMRデータも提供する。
化合物414.(7S)-2-(((1-((6-クロロピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 12.73 (s, 1H), 10.52 (s, 1H), 8.31 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 7.91 (s, 1H), 7.84 (s, 1H), 7.70 (dd, J = 8.2, 2.5 Hz, 1H), 7.50 (d, J = 8.0 Hz, 2H), 5.35 (s, 2H), 4.41 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 4.16 (d, J = 3.7 Hz, 1H), 3.18 (s, 3H), 2.35 - 2.12 (m, 4H), 1.01 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.77 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物415.(7S)-2-(((1-((5-フルオロピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.96 (t, J = 2.3 Hz, 1H), 8.68 (d, J = 1.5 Hz, 1H), 8.28 (dd, J = 8.7, 2.1 Hz, 1H), 8.00 (s, 1H), 7.69 (s, 1H), 5.66 (s, 2H), 4.59 (d, J = 2.1 Hz, 2H), 4.19 (d, J = 3.9 Hz, 1H), 2.46 - 2.34 (m, 0H), 2.33 (s, 3H), 1.14 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.92 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物418.(7S)-2-(((1-((2-クロロ-6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 9.85 (s, 1H), 7.94 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 7.78 (s, 1H), 7.54 - 7.43 (m, 2H), 6.65 (t, J = 6.1 Hz, 1H), 5.49 (s, 2H), 4.24 (d, J = 6.2 Hz, 2H), 4.00 (q, J = 6.7 Hz, 1H), 2.94 (s, 3H), 2.13 (s, 3H), 1.18 (d, J = 6.8 Hz, 3H).
化合物424.(7S)-2-(((1-((6-クロロ-5-フルオロピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 8.13 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.67 (s, 1H), 7.57 (s, 1H), 7.41 (s, 1H), 7.31 (dd, J = 8.4, 2.1 Hz, 1H), 5.29 (s, 2H), 4.82 (t, J = 5.8 Hz, 1H), 4.44 (d, J = 5.8 Hz, 2H), 3.90 (d, J = 4.3 Hz, 1H), 3.12 (s, 3H), 2.24 (td, J = 6.9, 4.4 Hz, 1H), 2.19 (s, 3H), 1.64 (s, 6H), 1.08 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.93 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物426.(7S)-2-(((1-((6-クロロ-5-フルオロピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7-エチル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 8.16 - 8.05 (m, 1H), 7.54 (s, 1H), 7.39 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.29 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 5.27 (s, 2H), 4.84 (d, J = 5.9 Hz, 1H), 4.42 (d, J = 5.8 Hz, 2H), 4.06 (dd, J = 6.4, 3.7 Hz, 1H), 3.05 (s, 3H), 2.18 (s, 3H), 1.97 (dqd, J = 15.3, 7.8, 4.0 Hz, 1H), 1.83 (dt, J = 14.3, 7.1 Hz, 1H), 0.93 - 0.86 (m, 3H).
化合物431.(7S)-5-((4-(((7-イソプロピル-4,8-ジメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)メチル)-1H-ピラゾール-1-イル)メチル)ピコリノニトリル
1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.51 (d, J = 1.7 Hz, 1H), 7.96 - 7.75 (m, 3H), 7.62 (s, 1H), 5.49 (s, 2H), 4.54 (s, 2H), 4.15 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 3.27 (s, 3H), 2.43 - 2.29 (m, 1H), 2.29 (s, 3H), 1.11 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.88 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物432.(7S)-2-(((1-((6-クロロピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7-エチル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 9.83 (s, 1H), 8.30 (d, J = 2.5 Hz, 1H), 7.75 - 7.62 (m, 2H), 7.47 (dd, J = 8.2, 0.8 Hz, 1H), 7.39 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 6.50 (t, J = 6.1 Hz, 1H), 5.31 (s, 2H), 4.21 (d, J = 6.0 Hz, 2H), 3.99 (dd, J = 6.6, 3.8 Hz, 1H), 2.96 (s, 3H), 2.11 (s, 3H), 1.89 - 1.53 (m, 2H), 0.74 (t, J = 7.4 Hz, 3H)
化合物434.(7S)-2-(((1-((6-クロロピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7-シクロプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 10.17 (s, 1H), 8.30 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 7.78 (s, 1H), 7.68 (dd, J = 8.3, 2.5 Hz, 1H), 7.55 - 7.42 (m, 3H), 5.34 (s, 2H), 4.33 (dd, J = 5.7, 2.8 Hz, 2H), 3.52 (d, J = 8.9 Hz, 1H), 3.13 (s, 3H), 2.20 (s, 3H), 1.09 - 0.86 (m, 1H), 0.68 - 0.32 (m, 4H).
化合物438.(7S)-7-(tert-ブチル)-2-(((1-((6-クロロピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 8.60 (s, 1H), 8.26 - 8.16 (m, 1H), 7.46 (d, J = 0.7 Hz, 1H), 7.41 (dd, J = 8.3, 2.5 Hz, 1H), 7.31 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.20 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 5.17 (s, 2H), 4.88 (t, J = 5.8 Hz, 1H), 4.35 (d, J = 5.8 Hz, 2H), 3.61 (s, 1H), 3.12 (s, 3H), 2.14 (s, 3H), 0.92 (s, 9H).
化合物443.(7S)-7-(2-ヒドロキシエチル)-4,5,8-トリメチル-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 Hz, クロロホルム-d) δ 7.45 (s, 1H), 6.94 (brs, 1H), 5.46 (s, 2H), 4.60 (t, J = 5.0 Hz, 1H), 4.26 (dd, J = 6.1, 2.3 Hz, 2H), 4.07 (dd, J = 7.7, 5.8 Hz, 1H), 3.43 - 3.31 (m, 1H), 3.17 (s, 3H), 2.99 (s, 3H), 2.27 (s, 3H), 1.79 - 1.32 (m, 2H).
化合物445.(7S)-2-(((1-((6-クロロピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7-(2-ヒドロキシエチル)-4,5,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 8.31 (d, J = 2.5 Hz, 1H), 7.74 (s, 1H), 7.68 (dd, J = 8.3, 2.5 Hz, 1H), 7.49 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.41 (s, 1H), 6.84 (t, J = 6.0 Hz, 1H), 5.32 (s, 2H), 4.64 - 4.54 (m, 1H), 4.23 (dd, J = 6.0, 2.3 Hz, 2H), 4.04 (dd, J = 7.7, 5.8 Hz, 1H), 3.17 (s, 3H), 2.97 (s, 3H), 2.25 (s, 3H), 1.76 - 1.38 (m, 2H).
化合物446.(7S)-2-(((1-((2-クロロピリジン-4-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 8.35 (dd, J = 5.2, 0.7 Hz, 1H), 7.87 (s, 1H), 7.59 (d, J = 0.7 Hz, 1H), 7.43 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.06 (dq, J = 1.6, 0.8 Hz, 1H), 6.97 (ddt, J = 5.1, 1.5, 0.7 Hz, 1H), 5.28 (s, 2H), 4.86 (t, J = 5.8 Hz, 1H), 4.47 (d, J = 5.8 Hz, 2H), 3.90 (d, J = 4.4 Hz, 1H), 3.13 (s, 3H), 2.25 (qd, J = 7.0, 4.4 Hz, 1H), 2.20 (s, 3H), 1.31 - 1.17 (m, 1H), 1.08 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.93 (d, J = 6.9 Hz, 3H)
化合物608.(S)-2-(((1-((2-クロロピリジン-4-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7-シクロプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 8.35 (dd, J = 5.1, 0.7 Hz, 1H), 8.07 (s, 1H), 7.64 - 7.54 (m, 1H), 7.48 - 7.37 (m, 1H), 7.05 (dd, J = 1.6, 0.8 Hz, 1H), 6.97 (dd, J = 5.2, 1.5 Hz, 1H), 5.28 (s, 2H), 4.89 (t, J = 5.8 Hz, 1H), 4.56 - 4.35 (m, 2H), 3.30 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 3.15 (s, 3H), 2.25 (s, 3H), 1.09 - 0.94 (m, 1H), 0.77 - 0.43 (m, 4H).
化合物499.(S)-2-(((1-((6-クロロピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7-((R)-1-メトキシエチル)-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 9.89 (s, 1H), 8.30 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 7.76 - 7.62 (m, 2H), 7.47 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.40 (s, 1H), 6.55 (t, J = 6.0 Hz, 1H), 5.31 (s, 2H), 4.23 (d, J = 6.0 Hz, 2H), 3.91 (d, J = 5.8 Hz, 1H), 3.47 (p, J = 6.3 Hz, 1H), 3.16 (s, 3H), 3.08 (s, 3H), 2.12 (s, 3H), 1.08 (d, J = 6.4 Hz, 3H).
化合物491.(S)-2-(((1-((2-クロロチアゾール-5-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 10.39 (s, 1H), 7.91 (br, 1H), 7.77 (s, 1H), 7.66 (d, J = 1.0 Hz, 1H), 7.47 (s, 1H), 5.53 (s, 2H), 4.34 (d, J = 5.7 Hz, 2H),
4.10 (d, J = 4.0 Hz, 1H), 3.15 (s, 3H), 2.27-2.10 (m, 1H), 2.20 (s, 3H), 0.99 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.77 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物517.(S)-7-イソプロピル-2-(((1-((2-イソプロピルオキサゾール-5-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 9.30 (s, 1H), 7.49 - 7.37 (m, 2H), 7.35 (t, J = 1.0 Hz, 1H), 5.07 (d, J = 1.0 Hz, 2H), 4.88 (t, J = 5.7 Hz, 1H), 4.33 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 3.78 (d, J = 4.4 Hz, 1H), 3.03 (s, 3H), 3.02 - 2.87 (m, 1H), 2.15 (s, 4H), 1.24 (d, J = 7.0 Hz, 6H), 0.98 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.84 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物513.(S)-7-エチル-2-(((1-((2-イソプロピルオキサゾール-5-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.11 - 6.99 (m, 2H), 4.23 - 4.16 (m, 1H), 4.14 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 4.09 - 3.97 (m, 1H), 3.48 (s, 2H), 3.26 (s, 3H), 2.88 - 2.77 (m, 2H), 2.40 - 2.31 (m, 1H), 2.30 (s, 3H), 2.13 - 1.99 (m, 2H), 1.10 (t, J = 7.5 Hz, 3H), 1.07 - 0.97 (m, 1H), 0.88 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物550.(S)-2-(((1-((6-クロロピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7-イソブチル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 8.37 (s, 1H), 8.34 - 8.25 (m, 1H), 7.54 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.50 (dd, J = 8.2, 2.5 Hz, 1H), 7.39 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.31 (dd, J = 8.2, 0.7 Hz, 1H), 5.27 (s, 2H), 4.88 (t, J = 5.7 Hz, 1H), 4.50 - 4.37 (m, 2H), 4.01 (dd, J = 7.6, 5.8 Hz, 1H), 3.06 (s, 3H), 2.23 (s, 3H), 1.88 - 1.72 (m, 1H), 1.60 (ddd, J = 8.1, 5.6, 1.9 Hz, 2H), 0.96 (dd, J = 17.4, 6.5 Hz, 6H)
(実施例2V)
表20中の実施例を中間体A-9およびB-#の反応による方法A手順(化合物46での手順参照)によって調製した。
化合物488.(S)-2-(((1-(3,5-ジフルオロ-4-メトキシベンジル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)メチル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.56 (s, 1H), 8.61 (s, 1H), 7.12 - 6.98 (m, 2H), 5.39 - 5.27 (m, 2H), 4.65 - 4.51 (m, 2H), 4.11 (t, J = 10.1 Hz, 1H), 3.90 (s, 3H), 3.57 (s, 1H), 3.02 (s, 3H), 2.26 - 2.16 (m, 4H), 0.99 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.74 (t, J = 12.3 Hz, 3H).
化合物489.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-(((1-(4-(トリフルオロメトキシ)ベンジル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.56 (s, 1H), 8.65 (s, 1H), 7.43 - 7.33 (m, 4H), 5.41 (s, 2H), 4.64 - 4.47 (m, 2H), 4.12 (d, J = 3.7 Hz, 1H), 3.03 (d, J = 22.2 Hz, 3H), 2.29 - 2.21 (m, 3H), 2.21 - 2.14 (m, 1H), 1.00 (t, J = 7.2 Hz, 3H), 0.75 (dd, J = 19.6, 6.8 Hz, 3H).
化合物490.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-(((1-(3,4,5-トリフルオロベンジル)-1H-1,2,4-トリアゾール-3-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.62 (s, 1H), 8.23 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.25 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 5.38 (s, 1H), 4.61 - 4.52 (m, 2H), 4.13 (dd, J = 10.1, 6.9 Hz, 3H), 3.06 (s, 1H), 3.02 (s, 2H), 2.30 (s, 2H), 2.24 (d, J = 6.8 Hz, 3H), 1.02 - 0.99 (m, 3H), 0.78 (dd, J = 16.0, 6.9 Hz, 3H).
(実施例2W)
表21は、中間体A-9およびB-#の反応による方法A手順(化合物46での手順参照)により調製した特定の化合物を提供する。特定の化合物に対する
1H NMRデータも提供する。
化合物451.(S)-2-(((1-(3,5-ジフルオロ-4-メトキシベンジル)-1H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.57 (s, 1H), 8.11 (s, 2H), 7.20 - 7.00 (m, 2H), 5.54 (s, 2H), 4.71 - 4.48 (m, 2H), 4.14 (t, J = 17.3 Hz, 1H), 3.87 (d, J = 27.8 Hz, 3H), 3.12 (s, 3H), 2.31 - 2.13 (m, 4H), 1.05 (t, J = 31.1 Hz, 3H), 0.75 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物452.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-(((1-(3,4,5-トリフルオロベンジル)-1H-1,2,3-トリアゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.57 (s, 1H), 8.13 (s, 1H), 7.29 (dd, J = 8.5, 6.8 Hz, 2H), 5.56 (d, J = 19.2 Hz, 2H), 4.77 - 4.46 (m, 2H), 4.12 (t, J = 27.2 Hz, 2H), 3.36 - 2.92 (m, 4H), 2.37 - 1.91 (m, 4H), 1.05 (t, J = 31.4 Hz, 3H), 0.76 (t, J = 9.4 Hz, 2H).
(実施例2X)
表22は、中間体A-9およびB-#の反応による方法A手順(化合物46での手順参照)により調製した特定の化合物を提供する。
1H NMRデータも特定の化合物に対して提供する。
化合物453.(S)-2-(((2,5-ジメチル-1-(4-(トリフルオロメチル)フェニル)-1H-ピロール-3-イル)メチル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.91 - 7.75 (m, 2H), 7.48 - 7.32 (m, 2H), 5.94 (d, J = 1.1 Hz, 1H), 4.33 (d, J = 1.1 Hz, 2H), 3.91 (d, J = 4.5 Hz, 1H), 3.35 (s, 1H), 3.17 (s, 3H), 2.16 (s, 4H), 2.01 (d, J = 7.9 Hz, 6H), 1.04 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.89 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物508.(S)-2-(((1-(4-フルオロベンジル)-2,5-ジメチル-1H-ピロール-3-イル)メチル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, メタノール-d
4) δ 7.11 - 6.69 (m, 4H), 5.83 (d, J = 1.0 Hz, 1H), 5.02 (d, J = 1.2 Hz, 3H), 4.28 (d, J = 2.1 Hz, 2H), 3.90 (d, J = 4.5 Hz, 1H), 3.35 - 3.32 (m, 2H), 3.16 (s, 3H), 2.35 - 1.98 (m, 9H), 1.03 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.88 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物430の合成に関するスキーム。
化合物430.(7S)-2-(((1-((6-フルオロ-2-イソプロピルピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)(メチル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物を2ステップで調製した。
ステップ1.(7S)-2-(((1-((6-フルオロ-2-(プロパ-1-エン-2-イル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)(メチル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
A-9およびB-208の反応により、一般的手順(方法B;化合物46参照)によって本化合物を調製して表題生成物を得、これを更には精製せずに使用した。ESI-MS m/z 465.39(M+1)+。
ステップ2.(7S)-2-(((1-((6-フルオロ-2-イソプロピルピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)(メチル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
フラスコに、ステップ1からの生成物(95mg、0.186mmol)および10%Pd/C(50mg)をメタノール10ml中で入れ、水素風船でチャージした。反応物を室温で14時間撹拌した。反応物をセライトに通して濾過し、濾液を蒸発させた。粗生成物をジクロロメタン中0~20%メタノールの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO
2;40g)により精製した。所望のフラクションを集めて、表題生成物(52mg、収率57%)を得た。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 9.84 (s, 1H), 7.67 - 7.51 (m, 2H), 7.38 (d, J = 0.7 Hz, 1H), 6.93 (dd, J = 8.3, 3.5 Hz, 1H), 6.51 (t, J = 6.0 Hz, 1H), 5.35 (s, 2H), 4.21 (d, J = 6.1 Hz, 2H), 3.84 (d, J = 4.6 Hz, 1H), 3.49 - 3.19 (m, 2H), 3.01 (s, 3H), 2.09 (s, 3H), 1.04 (d, J = 6.6 Hz, 6H), 0.93 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.75 (d, J = 6.9 Hz, 3H). ESI-MS m/z 計算値466.2605、実測値467.51 (M+1)
+ ; [α]
D = + 8 6 .86 (c=1, MeOH ). キラルHPLC(ChiralPAK ICカラム, 5 x 250mM; 50%ヘキサン/30%エタノール/20%メタノール(0.1%ジエチルアミン) Rt 6.202分(96% ee).
(実施例2Y)
表23中の実施例に関する一般的スキームおよび手順:
ステップ1:tert-ブチル(S)-3-((2-イソプロピル-1,5-ジメチル-3-オキソ-1,2,3,4-テトラヒドロピリド[3,4-b]ピラジン-7-イル)アミノ)アゼチジン-1-カルボキシレート
(7S)-2-クロロ-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-5,7-ジヒドロプテリジン-6-オン(6.6g、25.91mmol)およびtert-ブチル3-アミノアゼチジン-1-カルボキシレート(4.9g、28.45mmol)を、t-ブタノール(70mL)およびTHF(65mL)中に溶解した。ナトリウムtert-ブトキシド(12.5g、130mmol)を溶液に加え、溶液中に窒素を吹き込むことにより混合物を20分間脱気した。tブチルXPhosパラダサイクル(Gen1;900mg、1.3mmol)を混合物に加え、50℃で1.5時間加熱した。反応物を飽和塩化アンモニウム(80ml)でクエンチし、酢酸エチル(3×100ml)で抽出した。有機層を集め、合わせ、Pd捕捉剤(2g)を加え、室温で終夜撹拌した。混合物を濾過し、溶媒を真空で蒸発させた。得られた物質を5%ジクロロメタン/メチルt-ブチルエーテル(25ml)で摩砕し、濾過し、40℃で真空乾固して、表題生成物(9.7g、収率95%)を得た。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 4.56 (tt, J = 7.6, 5.5 Hz, 1H), 4.20 (dd, J = 13.4, 8.1 Hz, 2H), 3.91 (d, J = 4.4 Hz, 1H), 3.86 (dd, J = 8.6, 5.4 Hz, 2H), 3.12 (s, 3H), 2.21 (tt, J = 10.0, 2.7 Hz, 1H), 2.16 (s, 3H), 1.44 (s, 9H), 1.03 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.86 (d, J = 6.9 Hz, 3H). ESMS (M+1)= 391.26.
ステップ2:(S)-7-(アゼチジン-3-イルアミノ)-2-イソプロピル-1,5-ジメチル-1,4-ジヒドロピリド[3,4-b]ピラジン-3(2H)-オン
tert-ブチル(S)-3-((2-イソプロピル-1,5-ジメチル-3-オキソ-1,2,3,4-テトラヒドロピリド[3,4-b]ピラジン-7-イル)アミノ)アゼチジン-1-カルボキシレート(7.36g、18.42mmol)をジクロロメタン20mlに溶解した。トリフルオロ酢酸(10ml)を溶液に加え、室温で14時間撹拌した。反応物を濃縮して残渣を得、これをジクロロメタン(30ml)に溶解し、ジエチルエーテルをゆっくり加えることにより摩砕した。沈殿物を濾取し、真空オーブン中50℃で乾燥して、表題生成物をTFA塩として得た(9g、収率98%)。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 5.01 (p, J = 7.6 Hz, 1H), 4.46 - 4.31 (m, 2H), 4.19 (ddd, J = 16.9, 10.2, 5.6 Hz, 3H), 3.26 (s, 3H), 2.40 - 2.24 (m, 4H), 1.11 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.89 (d, J = 6.9 Hz, 3H). ESI-MS m/z 計算値290.18552、実測値291.26 (M+1)+.
ステップ3:下記表におけるアミド誘導体の生成手順。
(7S)-2-(アゼチジン-3-イルアミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-5,7-ジヒドロプテリジン-6-オン(ビスTFA塩)(50mg、0.1mmol)、カルボン酸(0.1mmol)およびHATU(55mg、0.15mmol)のNMP(1mL)中溶液に、室温でDIPEA(67mL、0.4mmol)を加えた。反応物を室温で2時間撹拌した。反応混合物をDMSOで合計容量を2mLに希釈し、自動精製(Ortho2方法)に供した。溶媒を減圧下で除去して、アミドを得た。
表23は、上記報告した一般的手順により調製した特定の化合物を提供する。
1H NMRデータも特定の化合物に対して提供する。
化合物496.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((1-(3,4,5-トリフルオロベンゾイル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.47 (dd, J = 8.2, 6.7 Hz, 2H), 4.76 - 4.62 (m, 2H), 4.55 - 4.42 (m, 1H), 4.39 - 4.28 (m, 1H), 4.17 - 4.06 (m, 1H), 3.92 (d, J = 4.4 Hz, 1H), 3.11 (s, 3H), 2.28 - 2.17 (m, 1H), 2.16 (s, 3H), 1.02 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.85 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物542.(S)-2-((1-(3,5-ジフルオロ-4-メトキシベンゾイル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.37 - 7.25 (m, 2H), 4.74 - 4.61 (m, 2H), 4.46 (s, 1H), 4.35 (s, 1H), 4.11 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 4.03 (s, 3H), 3.93 (d, J = 4.4 Hz, 1H), 3.12 (s, 3H), 2.29 - 2.19 (m, 1H), 2.17 (s, 3H), 1.03 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.86 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物543.(S)-2-((1-(4,4-ジフルオロシクロヘキサン-1-カルボニル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 4.66 (ddd, J = 12.9, 7.6, 5.3 Hz, 1H), 4.57 (td, J = 8.3, 4.8 Hz, 1H), 4.32 - 4.23 (m, 1H), 4.18 (td, J = 8.9, 5.3 Hz, 1H), 3.98 (d, J = 4.2 Hz, 1H), 3.93 (dd, J = 10.3, 5.4 Hz, 1H), 3.16 (s, 3H), 2.43 (t, J = 9.7 Hz, 1H), 2.24 (ddd, J = 9.8, 9.3, 4.9 Hz, 1H), 2.20 (s, 3H), 2.09 (d, J = 7.7 Hz, 2H), 1.93 - 1.66 (m, 6H), 1.05 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.87 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物544.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((1-(2-(3,4,5-トリフルオロフェニル)アセチル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.11 - 7.01 (m, 2H), 4.67 (dq, J = 7.3, 5.4 Hz, 1H), 4.58 (td, J = 8.3, 4.4 Hz, 1H), 4.36 - 4.27 (m, 1H), 4.25 - 4.16 (m, 1H), 4.02 - 3.92 (m, 2H), 3.52 (s, 2H), 3.14 (d, J = 5.0 Hz, 3H), 2.24 (tdd, J = 6.9, 5.7, 1.9 Hz, 1H), 2.20 (s, 3H), 1.05 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.87 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物545.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((1-(6-(トリフルオロメチル)ニコチノイル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.98 (d, J = 1.5 Hz, 1H), 8.29 (dd, J = 8.1, 1.7 Hz, 1H), 7.92 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 4.83 - 4.63 (m, 6H), 4.59 - 4.51 (m, 1H), 4.38 (dd, J = 14.0, 8.8 Hz, 1H), 4.20 (dd, J = 10.7, 5.3 Hz, 1H), 3.98 (d, J = 4.2 Hz, 1H), 3.15 (s, 3H), 2.32 - 2.21 (m, 1H), 2.20 (s, 3H), 1.04 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.86 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物548.(S)-2-((1-(4-フルオロベンゾイル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.72 (dd, J = 8.6, 5.5 Hz, 2H), 7.19 (t, J = 8.7 Hz, 2H), 4.77 - 4.58 (m, 2H), 4.55 - 4.41 (m, 1H), 4.33 (d, J = 5.1 Hz, 1H), 4.14 (dd, J = 10.4, 4.8 Hz, 1H), 3.94 (d, J = 4.3 Hz, 1H), 3.12 (s, 3H), 2.28 - 2.19 (m, 1H), 2.18 (s, 3H), 1.03 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.86 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物549.(S)-2-((1-(6-クロロニコチノイル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.66 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 8.07 (dd, J = 8.3, 2.3 Hz, 1H), 7.55 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 4.80 - 4.63 (m, 2H), 4.51 (dd, J = 14.5, 8.6 Hz, 1H), 4.44 - 4.29 (m, 1H), 4.16 (dd, J = 10.5, 4.9 Hz, 1H), 3.97 (d, J = 4.2 Hz, 1H), 3.14 (s, 3H), 2.30 - 2.21 (m, 1H), 2.19 (s, 3H), 1.04 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.86 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物594.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((1-(2-(6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)アセチル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.99 (s, 1H), 8.62 (s, 1H), 7.94 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.85 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.16 (s, 1H), 4.51 (s, 2H), 4.10 (d, J = 7.5 Hz, 2H), 3.90 (s, 1H), 3.81 (s, 1H), 3.63 (s, 2H), 3.06 - 2.95 (m, 3H), 2.12 (s, 4H), 0.95 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.76 (d, J = 6.8 Hz, 3H).
化合物595.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((1-(2-(3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)アセチル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.99 (s, 1H), 7.91 (s, 1H), 7.18 (s, 1H), 6.74 (s, 1H), 5.11 - 4.92 (m, 2H), 4.53 (s, 1H), 4.41 (t, J = 7.4 Hz, 1H), 4.16 (t, J = 8.1 Hz, 1H), 4.01 (s, 1H), 3.89 (dd, J = 15.7, 4.6 Hz, 2H), 3.02 (m, 3H), 2.13 (s, 4H), 0.95 (d, J = 6.8 Hz, 3H), 0.77 (d, J = 6.8 Hz, 3H).
化合物596.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((1-(1-メチル-3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-5-カルボニル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.93 (s, 1H), 7.13 (s, 1H), 7.04 (t, J = 5.8 Hz, 1H), 4.67 - 4.49 (m, 2H), 4.36 - 4.14 (m, 2H), 4.08 (s, 2H), 4.05 - 3.96 (m, 1H), 3.87 (d, J = 4.3 Hz, 1H), 3.02 (s, 3H), 2.11 (s, 3H), 0.94 (d, J = 6.8 Hz, 3H), 0.76 (d, J = 6.8 Hz, 3H).
化合物597.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((1-(1-メチル-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-3-カルボニル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.95 (s, 1H), 7.21 (s, 1H), 7.13 (s, 1H), 4.72 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 4.56 (d, J = 5.5 Hz, 1H), 4.45 - 4.19 (m, 2H), 4.02 (s, 3H), 3.98 - 3.81 (m, 2H), 3.03 (s, 3H), 2.12 (s, 4H), 0.94 (d, J = 4.7 Hz, 3H), 0.77 (d, J = 6.7 Hz, 3H).
化合物605.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((1-(オキサゾール-4-カルボニル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.93 (s, 1H), 8.64 (s, 1H), 8.48 (s, 1H), 7.08 (d, J = 5.5 Hz, 1H), 4.71 (dd, J = 11.9, 5.0 Hz, 1H), 4.54 (s, 1H), 4.29 (ddd, J = 29.4, 15.3, 8.7 Hz, 2H), 4.04 - 3.80 (m, 2H), 3.00 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 2.11 (s, 4H), 0.94 (d, J = 6.5 Hz, 3H), 0.76 (d, J = 6.8 Hz, 3H).
化合物606.(S)-2-((1-(2-(3,3-ジフルオロシクロブチル)アセチル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.92 (s, 1H), 6.99 (d, J = 6.1 Hz, 1H), 4.54 - 4.38 (m, 1H), 4.33 (td, J = 7.9, 3.3 Hz, 1H), 4.04 (t, J = 7.6 Hz, 1H), 3.97 - 3.81 (m, 2H), 3.81 - 3.66 (m, 1H), 3.01 (s, 3H), 2.77 - 2.58 (m, 2H), 2.46 - 2.16 (m, 5H), 2.16 - 2.03 (m, 4H), 0.93 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.75 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物607.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((1-(6-(トリフルオロメトキシ)ニコチノイル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.92 (s, 1H), 8.61 (d, J = 1.8 Hz, 1H), 8.23 (dd, J = 8.5, 2.3 Hz, 1H), 7.36 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 7.04 (s, 1H), 4.58 (dd, J = 19.2, 11.1 Hz, 2H), 4.31 (t, J = 7.2 Hz, 1H), 4.25 - 4.14 (m, 1H), 4.01 (dd, J = 10.0, 5.1 Hz, 1H), 3.87 (d, J = 4.3 Hz, 1H), 3.01 (s, 3H), 2.11 (d, J = 12.7 Hz, 4H), 0.93 (d, J = 6.8 Hz, 3H), 0.75 (d, J = 6.8 Hz, 3H).
化合物609.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((1-(1-メチル-3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボニル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.92 (s, 1H), 8.31 (s, 1H), 7.07 (s, 1H), 4.49 (dd, J = 16.4, 8.5 Hz, 2H), 4.20 (s, 1H), 4.08 (d, J = 13.4 Hz, 1H), 3.99 - 3.82 (m, 4H), 3.01 (s, 3H), 2.12 (d, J = 11.6 Hz, 4H), 0.94 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.75 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物610.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((1-(2-メチルオキサゾール-4-カルボニル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.92 (s, 1H), 8.46 (s, 1H), 7.06 (d, J = 5.4 Hz, 1H), 4.69 (t, J = 7.3 Hz, 1H), 4.63 - 4.44 (m, 1H), 4.37 - 4.13 (m, 2H), 3.89 (dd, J = 14.6, 5.2 Hz, 2H), 3.01 (s, 3H), 2.43 (s, 3H), 2.12 (d, J = 11.1 Hz, 4H), 0.94 (d, J = 6.8 Hz, 3H), 0.76 (d, J = 6.8 Hz, 3H).
化合物611.(7S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((1-(テトラヒドロ-2H-ピラン-2-カルボニル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.91 (s, 1H), 7.01 (dd, J = 10.8, 5.2 Hz, 1H), 4.55 - 4.33 (m, 2H), 4.16 - 3.96 (m, 2H), 3.87 (d, J = 4.2 Hz, 2H), 3.79 - 3.66 (m, 1H), 3.01 (s, 3H), 2.10 (s, 4H), 1.76 (s, 1H), 1.64 (d, J = 6.6 Hz, 1H), 1.47 (d, J = 8.9 Hz, 3H), 0.93 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.75 (d, J = 6.8 Hz, 3H).
化合物612.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((1-(2-(2-(トリフルオロメチル)フェノキシ)アセチル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.92 (s, 1H), 7.61 (t, J = 8.2 Hz, 2H), 7.18 - 6.96 (m, 3H), 4.77 (s, 2H), 4.58 - 4.38 (m, 2H), 4.15 (t, J = 8.4 Hz, 1H), 4.02 (d, J = 3.0 Hz, 1H), 3.85 (dd, J = 13.8, 4.7 Hz, 2H), 3.00 (s, 3H), 2.11 (d, J = 11.9 Hz, 4H), 0.93 (d, J = 6.6 Hz, 3H), 0.75 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物613.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((1-(2-(トリフルオロメチル)チアゾール-4-カルボニル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.92 (s, 1H), 8.69 (s, 1H), 7.05 (d, J = 5.9 Hz, 1H), 4.82 - 4.66 (m, 1H), 4.54 (d, J = 7.0 Hz, 1H), 4.44 - 4.25 (m, 2H), 3.97 (dd, J = 14.7, 9.6 Hz, 1H), 3.86 (d, J = 4.5 Hz, 1H), 3.00 (d, J = 4.3 Hz, 3H), 2.22 - 1.97 (m, 4H), 0.93 (d, J = 6.3 Hz, 3H), 0.81 - 0.68 (m, 3H).
化合物614.(S)-2-((1-(1-(ジフルオロメチル)-1H-ピラゾール-3-カルボニル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.92 (s, 1H), 8.33 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 7.87 (t, J = 58.9 Hz, 2H), 7.07 (d, J = 5.5 Hz, 1H), 6.85 (d, J = 2.6 Hz, 1H), 4.70 (t, J = 7.7 Hz, 1H), 4.64 - 4.46 (m, 1H), 4.43 - 4.19 (m, 2H), 4.02 - 3.81 (m, 2H), 3.01 (s, 3H), 2.22 - 2.00 (m, 4H), 0.94 (dd, J = 6.8, 2.1 Hz, 3H), 0.76 (d, J = 6.1 Hz, 3H).
化合物615.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((1-(6-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)ニコチノイル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.92 (s, 1H), 8.48 (d, J = 1.7 Hz, 1H), 8.03 (dd, J = 8.6, 2.3 Hz, 2H), 7.11 - 6.95 (m, 3H), 5.05 (dd, J = 18.1, 9.0 Hz, 2H), 4.58 (d, J = 9.0 Hz, 3H), 4.28 (s, 1H), 4.19 (s, 1H), 4.04 - 3.94 (m, 2H), 3.87 (d, J = 4.3 Hz, 1H), 3.00 (d, J = 3.9 Hz, 4H), 2.11 (d, J = 12.9 Hz, 4H), 0.93 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.75 (d, J = 6.8 Hz, 3H).
化合物616.(S)-2-((1-(2-(2,4-ジフルオロフェニル)アセチル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.92 (s, 1H), 7.33 (dd, J = 15.5, 8.5 Hz, 1H), 7.19 (td, J = 10.1, 2.5 Hz, 1H), 7.03 (t, J = 7.6 Hz, 2H), 4.59 - 4.33 (m, 2H), 4.16 - 3.97 (m, 2H), 3.93 - 3.70 (m, 2H), 3.45 (s, 2H), 3.02 (s, 3H), 2.12 (d, J = 12.1 Hz, 4H), 0.94 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.76 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物617.(S)-2-((1-(1,2,5-オキサジアゾール-3-カルボニル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.93 (s, 1H), 7.05 (d, J = 5.5 Hz, 1H), 4.63 - 4.44 (m, 2H), 4.22 (dt, J = 12.8, 8.3 Hz, 2H), 3.89 (dd, J = 10.2, 4.8 Hz, 2H), 3.00 (d, J = 4.2 Hz, 3H), 2.12 (d, J = 13.0 Hz, 4H), 0.93 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.75 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物618.(S)-2-((1-(2-(4-フルオロフェニル)アセチル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.92 (s, 1H), 7.26 (dd, J = 8.3, 5.8 Hz, 2H), 7.11 (t, J = 8.8 Hz, 2H), 7.02 (d, J = 5.8 Hz, 1H), 4.44 (ddd, J = 15.3, 12.1, 6.6 Hz, 2H), 4.14 - 3.93 (m, 2H), 3.87 (d, J = 4.4 Hz, 1H), 3.77 (td, J = 9.4, 5.3 Hz, 1H), 3.41 (s, 2H), 3.00 (d, J = 2.5 Hz, 3H), 2.12 (d, J = 15.1 Hz, 4H), 0.94 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.75 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物619.(S)-7-イソプロピル-2-((1-(5-イソプロピルイソオキサゾール-3-カルボニル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.93 (s, 1H), 7.07 (d, J = 6.0 Hz, 1H), 6.53 (s, 1H), 4.72 - 4.49 (m, 2H), 4.37 - 4.22 (m, 2H), 4.04 - 3.83 (m, 2H), 3.14 (td, J = 14.0, 7.1 Hz, 1H), 3.00 (d, J = 5.0 Hz, 3H), 2.11 (s, 4H), 1.26 (d, J = 6.9 Hz, 6H), 0.94 (dd, J = 6.8, 2.0 Hz, 3H), 0.76 (d, J = 6.8 Hz, 3H).
化合物620.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((1-(3-メチルイソオキサゾール-5-カルボニル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.93 (s, 1H), 7.08 (d, J = 6.0 Hz, 1H), 6.89 (s, 1H), 4.69 (dd, J = 11.1, 5.3 Hz, 1H), 4.64 - 4.52 (m, 1H), 4.31 (dd, J = 16.7, 9.1 Hz, 2H), 3.96 (dd, J = 10.1, 5.1 Hz, 1H), 3.87 (d, J = 4.4 Hz, 1H), 3.01 (s, 3H), 2.29 (s, 3H), 2.11 (s, 4H), 0.94 (d, J = 5.8 Hz, 3H), 0.76 (d, J = 6.6 Hz, 3H).
化合物621.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((1-(5-(トリフルオロメチル)フラン-2-カルボニル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.04 (s, 1H), 7.41 (d, J = 2.8 Hz, 1H), 7.21 (d, J = 3.2 Hz, 2H), 4.71 (d, J = 5.0 Hz, 1H), 4.61 (s, 1H), 4.45 - 4.24 (m, 2H), 4.08 - 3.85 (m, 2H), 3.03 (s, 3H), 2.12 (d, J = 11.6 Hz, 4H), 0.94 (d, J = 6.7 Hz, 3H), 0.76 (d, J = 6.6 Hz, 3H).
化合物622.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((1-(4-(トリフルオロメチル)ベンゾイル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.05 (s, 1H), 7.83 (s, 3H), 7.27 (s, 1H), 4.65 - 4.46 (m, 2H), 4.33 (s, 1H), 4.18 (s, 1H), 4.09 - 3.99 (m, 1H), 3.92 (d, J = 3.4 Hz, 1H), 3.03 (s, 3H), 2.13 (s, 4H), 0.94 (d, J = 6.8 Hz, 3H), 0.75 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物623.(7S)-2-((1-(2-(ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イル)アセチル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.00 (s, 1H), 7.14 (s, 1H), 4.46 (d, J = 5.7 Hz, 1H), 4.32 (td, J = 7.9, 3.6 Hz, 1H), 4.05 (t, J = 8.7 Hz, 1H), 4.01 - 3.86 (m, 2H), 3.82 - 3.69 (m, 1H), 3.03 (s, 3H), 2.13 (d, J = 10.8 Hz, 5H), 2.07 - 1.69 (m, 5H), 1.52 - 1.24 (m, 4H), 1.21 - 0.87 (m, 7H), 0.75 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物626.(S)-2-((1-(2-(3,4-ジフルオロフェニル)アセチル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.92 (s, 1H), 7.32 (ddd, J = 16.5, 15.8, 10.1 Hz, 2H), 7.13 - 6.98 (m, 2H), 4.57 - 4.37 (m, 2H), 4.15 - 3.94 (m, 2H), 3.87 (d, J = 4.4 Hz, 1H), 3.78 (td, J = 9.5, 5.1 Hz, 1H), 3.43 (s, 2H), 3.00 (t, J = 2.6 Hz, 3H), 2.24 - 1.96 (m, 4H), 0.94 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.76 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物627.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((1-((R)-2-フェニルプロパノイル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.90 (d, J = 4.5 Hz, 1H), 7.38 - 7.16 (m, 4H), 6.97 (dd, J = 19.8, 5.8 Hz, 1H), 4.54 - 4.37 (m, 1H), 4.35 (dd, J = 13.0, 6.6 Hz, 1H), 4.07 (t, J = 6.7 Hz, 1H), 4.03 - 3.91 (m, 1H), 3.90 - 3.60 (m, 3H), 2.97 (d, J = 18.1 Hz, 3H), 2.08 (d, J = 6.7 Hz, 4H), 1.26 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.93 (dd, J = 6.7, 4.2 Hz, 3H), 0.74 (t, J = 7.1 Hz, 3H).
化合物628.(S)-2-((1-(2-(2,5-ジメチルチアゾール-4-イル)アセチル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.93 (s, 1H), 7.04 (d, J = 3.9 Hz, 1H), 4.42 (ddd, J = 13.0, 9.7, 5.6 Hz, 2H), 4.12 - 3.92 (m, 2H), 3.88 (d, J = 4.3 Hz, 1H), 3.76 (dd, J = 15.6, 6.4 Hz, 1H), 3.42 (s, 2H), 3.02 (s, 3H), 2.29 (s, 3H), 2.12 (d, J = 12.8 Hz, 4H), 0.94 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.76 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物629.(S)-2-((1-(2-(3,5-ジフルオロフェニル)アセチル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.92 (s, 1H), 7.23 - 6.82 (m, 3H), 4.57 - 4.35 (m, 2H), 4.18 - 3.98 (m, 2H), 3.80 (ddd, J = 18.1, 14.3, 4.8 Hz, 2H), 3.00 (d, J = 5.8 Hz, 3H), 2.24 - 1.98 (m, 4H), 0.93 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.76 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物630.(S)-2-((1-(2-クロロチアゾール-4-カルボニル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.96 (s, 1H), 8.28 (s, 1H), 7.11 (s, 1H), 4.72 (t, J = 8.6 Hz, 1H), 4.63 - 4.49 (m, 1H), 4.44 - 4.20 (m, 2H), 4.02 - 3.83 (m, 2H), 3.02 (s, 3H), 2.13 (d, J = 9.7 Hz, 4H), 0.94 (d, J = 6.4 Hz, 3H), 0.76 (d, J = 6.8 Hz, 3H).
化合物631.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((1-(ピラジン-2-カルボニル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.92 (s, 1H), 9.11 (s, 1H), 8.79 (d, J = 1.1 Hz, 1H), 8.70 (d, J = 1.4 Hz, 1H), 7.08 (d, J = 5.6 Hz, 1H), 4.79 (t, J = 8.7 Hz, 1H), 4.64 - 4.48 (m, 1H), 4.48 - 4.24 (m, 2H), 4.08 - 3.95 (m, 1H), 3.87 (d, J = 4.4 Hz, 1H), 3.01 (s, 3H), 2.11 (s, 4H), 0.93 (dd, J = 6.8, 2.4 Hz, 3H), 0.76 (d, J = 5.8 Hz, 3H).
化合物632.(S)-2-((1-(2-(2,3-ジフルオロフェニル)アセチル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.93 (s, 1H), 7.31 (dd, J = 16.2, 8.2 Hz, 1H), 7.22 - 6.96 (m, 2H), 4.45 (dd, J = 11.0, 7.4 Hz, 2H), 4.17 - 3.98 (m, 2H), 3.89 - 3.74 (m, 2H), 3.54 (s, 2H), 3.02 (s, 3H), 2.12 (d, J = 12.0 Hz, 4H), 0.94 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.76 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物633.(S)-2-((1-(2-クロロチアゾール-5-カルボニル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.93 (s, 1H), 8.04 (s, 1H), 7.08 (s, 1H), 4.71 (d, J = 6.7 Hz, 1H), 4.61 (s, 1H), 4.30 (d, J = 9.0 Hz, 2H), 4.01 (s, 1H), 3.87 (d, J = 4.4 Hz, 1H), 3.01 (s, 3H), 2.12 (d, J = 10.2 Hz, 4H), 0.93 (d, J = 6.7 Hz, 3H), 0.76 (d, J = 6.8 Hz, 3H).
化合物634.(S)-7-イソプロピル-2-((1-((R)-2-メトキシ-2-フェニルアセチル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.91 (s, 1H), 7.45 - 7.23 (m, 4H), 7.02 (dd, J = 8.9, 6.0 Hz, 1H), 4.79 (d, J = 3.4 Hz, 1H), 4.59 - 4.33 (m, 2H), 4.21 - 3.99 (m, 2H), 3.99 - 3.73 (m, 2H), 3.28 (s, 3H), 2.98 (d, J = 10.0 Hz, 3H), 2.09 (d, J = 2.8 Hz, 4H), 0.93 (d, J = 6.8 Hz, 3H), 0.75 (dd, J = 6.8, 2.4 Hz, 3H).
化合物635.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((1-(3-(トリフルオロメチル)ベンゾイル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.92 (s, 1H), 7.90 (t, J = 8.2 Hz, 2H), 7.70 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 7.04 (d, J = 4.0 Hz, 1H), 4.54 (s, 2H), 4.31 (s, 1H), 4.17 (s, 1H), 3.99 (s, 1H), 3.87 (d, J = 4.3 Hz, 1H), 3.00 (d, J = 3.2 Hz, 3H), 2.11 (d, J = 11.8 Hz, 4H), 0.93 (d, J = 6.8 Hz, 3H), 0.75 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物636.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((1-((R)-テトラヒドロフラン-2-カルボニル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.91 (s, 1H), 7.00 (d, J = 5.1 Hz, 1H), 4.44 (dd, J = 17.0, 8.1 Hz, 2H), 4.31 (dd, J = 13.0, 5.7 Hz, 1H), 4.07 (dd, J = 19.7, 12.9 Hz, 2H), 3.87 (d, J = 4.4 Hz, 1H), 3.82 - 3.61 (m, 3H), 3.01 (s, 3H), 2.22 - 1.68 (m, 9H), 0.93 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.75 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物637.(7S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((1-(5-メチルテトラヒドロフラン-2-カルボニル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.97 (s, 1H), 7.11 (s, 1H), 4.47 (s, 2H), 4.26 (dd, J = 13.1, 6.2 Hz, 1H), 4.09 (s, 2H), 3.99 - 3.85 (m, 2H), 3.77 (dd, J = 9.7, 5.2 Hz, 1H), 3.03 (s, 3H), 2.23 - 1.81 (m, 8H), 1.39 (ddd, J = 20.4, 15.1, 8.5 Hz, 1H), 1.25 - 1.07 (m, 3H), 0.94 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.76 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物638.(7S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((1-(2-メチルテトラヒドロフラン-2-カルボニル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.96 (s, 1H), 7.08 (s, 1H), 4.64 - 4.40 (m, 2H), 4.12 (ddd, J = 26.6, 13.0, 7.1 Hz, 2H), 3.95 - 3.58 (m, 4H), 3.03 (s, 3H), 2.29 (dd, J = 11.8, 5.2 Hz, 1H), 2.13 (d, J = 13.2 Hz, 4H), 1.91 - 1.67 (m, 2H), 1.67 - 1.53 (m, 1H), 1.29 (d, J = 3.1 Hz, 3H), 0.94 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.76 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物639.(7S)-2-((1-(ビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-カルボニル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.95 (s, 1H), 7.05 (d, J = 17.3 Hz, 1H), 4.57 - 4.27 (m, 2H), 4.17 - 3.64 (m, 5H), 3.02 (d, J = 2.4 Hz, 3H), 2.66 (t, J = 11.8 Hz, 1H), 2.44 - 2.34 (m, 1H), 2.14 (d, J = 22.1 Hz, 5H), 1.69 - 1.08 (m, 9H), 0.94 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.76 (d, J = 6.8 Hz, 3H).
化合物640.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((1-(ピリミジン-2-カルボニル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.92 (s, 1H), 8.92 (dd, J = 4.9, 1.7 Hz, 1H), 7.62 (td, J = 4.9, 1.3 Hz, 1H), 7.08 (d, J = 4.9 Hz, 1H), 4.56 (dt, J = 12.4, 6.6 Hz, 2H), 4.37 - 4.15 (m, 2H), 4.04 - 3.93 (m, 1H), 3.87 (d, J = 4.3 Hz, 1H), 3.01 (s, 3H), 2.12 (d, J = 11.6 Hz, 4H), 0.93 (d, J = 6.2 Hz, 3H), 0.75 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物641.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((1-((S)-2-フェニルプロパノイル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.93 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.38 - 7.14 (m, 4H), 7.02 (d, J = 19.7 Hz, 1H), 4.54 - 4.38 (m, 1H), 4.34 (dd, J = 13.2, 6.5 Hz, 1H), 4.04 (dt, J = 17.6, 9.2 Hz, 2H), 3.84 (ddd, J = 15.3, 8.9, 5.1 Hz, 2H), 3.68 (dt, J = 13.8, 6.1 Hz, 2H), 2.98 (d, J = 12.2 Hz, 3H), 2.09 (d, J = 7.0 Hz, 4H), 1.26 (dd, J = 6.9, 2.3 Hz, 3H), 0.93 (dd, J = 6.8, 3.1 Hz, 3H), 0.75 (dd, J = 6.7, 4.3 Hz, 3H).
化合物642.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((1-((S)-テトラヒドロフラン-2-カルボニル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.95 (s, 1H), 7.06 (s, 1H), 4.45 (d, J = 5.6 Hz, 2H), 4.30 (d, J = 5.7 Hz, 1H), 4.20 - 4.03 (m, 2H), 3.88 (d, J = 3.7 Hz, 1H), 3.83 - 3.63 (m, 2H), 3.01 (d, J = 10.2 Hz, 3H), 2.22 - 1.68 (m, 8H), 0.94 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.76 (d, J = 6.8 Hz, 3H).
化合物699.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((1-(3-(トリフルオロメチル)ビシクロ[1.1.1]ペンタン-1-カルボニル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 4.70 - 4.60 (m, 2H), 4.37 - 4.23 (m, 2H), 4.03 - 3.94 (m, 1H), 3.92 (d, J = 4.3 Hz, 1H), 3.12 (s, 3H), 2.29 (s, 6H), 2.21 (dd, J = 11.6, 6.8 Hz, 1H), 2.17 (s, 3H), 2.03 (s, 1H), 1.03 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.86 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物592.(7S)-2-((1-((4-フルオロフェニル)スルホニル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
(7S)-7-(アゼチジン-3-イルアミノ)-2-イソプロピル-1,5-ジメチル-1,4-ジヒドロピリド[3,4-b]ピラジン-3(2H)-オン(表Hにおけるスキームのステップ2にて調製した)(200mg、0.495mmol)を、ジクロロメタン(4ml)およびジイソプロピルエチルアミン(0.35μL、1.98mmol)中に溶解した。4-フルオロベンゼンスルホニルクロリド(106mg、0.545mmol)を混合物に加え、室温で2時間撹拌した。反応物を飽和重炭酸ナトリウム5mlでクエンチし、30分間撹拌した。層を相分離カートリッジで分離し、溶媒を減圧下で除去した。粗生成物をジクロロメタン中0~20%メタノールの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO
2;80g)により精製した。所望のフラクションを真空で蒸発させて、表題生成物(124mg、収率56%)を得た。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.98 - 7.88 (m, 2H), 7.39 (t, J = 8.7 Hz, 2H), 4.51 - 4.37 (m, 1H), 4.09 (td, J = 7.6, 4.3 Hz, 2H), 3.89 (d, J = 4.4 Hz, 1H), 3.62 (dd, J = 14.6, 6.4 Hz, 2H), 3.07 (s, 3H), 2.24 - 2.12 (m, 1H), 2.11 (s, 3H), 1.01 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.83 (d, J = 6.9 Hz, 3H). ESI-MS m/z 計算値448.16928、実測値449.29 (M+1)
+ .
化合物564.(7S)-3-((7-イソプロピル-4,8-ジメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)-N-(3,4,5-トリフルオロフェニル)アゼチジン-1-カルボキサミド。
1,2,3-トリフルオロ-5-イソシアナトベンゼン(38mg、0.22mmol)を、(7S)-7-(アゼチジン-3-イルアミノ)-2-イソプロピル-1,5-ジメチル-1,4-ジヒドロピリド[3,4-b]ピラジン-3(2H)-オン(82mg、0.158mmol)およびジイソプロピルエチルアミン(0.14μL、0.79mmol)のNMP(2ml)中溶液に加えた。反応物を50℃で1時間加熱した。反応物を分取逆相HPLC(C18カラム;10~90%アセトニトリル/水(HCl))により精製した。適切なフラクションを蒸発させて、表題生成物を塩酸塩として得た(27mg、収率29%)。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.21 (dddd, J = 10.2, 9.1, 3.9, 2.3 Hz, 2H), 4.82 - 4.68 (m, 1H), 4.40 - 4.04 (m, 1H), 3.53 - 3.34 (m, 1H), 3.31 - 3.27 (m, 3H), 3.23 (d, J = 5.9 Hz, 1H), 2.33 - 2.24 (m, 3H), 1.14 - 0.77 (m, 6H). ESI-MS m/z 計算値463.19437、実測値464.24 (M+1)
+ .
(実施例2Z)
表24中の実施例に関する反応スキーム。
表24の以下の実施例を、表23にて報告した一般的手順により、種々の中間体A-#から調製した。
化合物568.(S)-7-((R)-1-メトキシエチル)-4,8-ジメチル-2-((1-(3,4,5-トリフルオロベンゾイル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.52 - 7.41 (m, 2H), 4.76 - 4.60 (m, 2H), 4.54 - 4.41 (m, 1H), 4.39 - 4.29 (m, 1H), 4.19 - 4.06 (m, 1H), 3.97 (d, J = 5.4 Hz, 1H), 3.64 - 3.52 (m, 1H), 3.26 (s, 3H), 3.17 (s, 3H), 2.18 (s, 3H), 1.18 (d, J = 6.4 Hz, 3H).
化合物675.7-(1-メトキシシクロブチル)-4,8-ジメチル-2-((1-(3,4,5-トリフルオロベンゾイル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.00 (s, 1H), 7.65 - 7.37 (m, 2H), 7.06 (s, 1H), 4.71 - 4.47 (m, 2H), 4.42 - 4.12 (m, 3H), 4.02 (dt, J = 12.2, 6.1 Hz, 1H), 3.08 (d, J = 14.3 Hz, 6H), 2.28 - 2.19 (m, 1H), 2.19 - 2.07 (m, 5H), 2.04 - 1.84 (m, 1H), 1.70 (ddd, J = 15.0, 9.6, 5.2 Hz, 1H), 1.64 - 1.45 (m, 1H).
化合物721.7-(メトキシメチル)-4,7,8-トリメチル-2-((1-(3,4,5-トリフルオロベンゾイル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.50 (s, 2H), 7.69 - 7.38 (m, 4H), 4.68 (s, 5H), 4.34 (d, J = 23.6 Hz, 5H), 4.09 (d, J = 9.9 Hz, 2H), 3.67 (s, 4H), 3.22 (s, 6H), 3.11 (s, 6H), 2.25 (s, 6H), 1.46 (s, 6H), 8.36 - 7.85 (m, 1H).
化合物722.7-(メトキシメチル)-4,7,8-トリメチル-2-((1-(3,4,5-トリフルオロベンゾイル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 3.22 (s, 3H), 3.11 (s, 3H), 2.25 (s, 3H), 1.46 (s, 3H), 3.72 - 3.60 (m, 2H), 10.50 (s, 1H), 8.10 (s, 1H), 7.69 - 7.21 (m, 2H), 4.68 (s, 2H), 4.36 (s, 2H).
化合物739.(S)-7-エチル-4,8-ジメチル-2-((1-(3,4,5-トリフルオロベンゾイル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.51 - 7.41 (m, 2H), 4.76 - 4.59 (m, 2H), 4.47 (s, 1H), 4.33 (s, 1H), 4.18 - 4.00 (m, 2H), 3.06 (s, 2H), 2.17 (s, 2H), 1.99 - 1.74 (m, 2H), 0.84 (t, J = 7.5 Hz, 3H).
化合物740.(S)-4,7,8-トリメチル-2-((1-(3,4,5-トリフルオロベンゾイル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.53 - 7.42 (m, 2H), 4.75 - 4.59 (m, 2H), 4.47 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 4.32 (s, 1H), 4.18 - 4.00 (m, 2H), 3.04 (s, 3H), 2.18 (s, 3H), 1.33 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物509.
(7S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-(((S)-1-(3,4,5-トリフルオロベンゾイル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
表Hの実施例にて記録した手順と同様の一般的3ステップ手順により化合物を調製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.37 (dt, J = 14.3, 7.3 Hz, 2H), 4.63 - 4.53 (m, 0.5H), 4.49 - 4.40 (m, 0.5H), 3.96 (dd, J = 21.8, 4.3 Hz, 1.5H), 3.81 (ddd, J = 28.9, 12.9, 6.6 Hz, 1H), 3.66 (dt, J = 11.7, 4.8 Hz, 1H), 3.63 - 3.53 (m, 1H), 3.48 (dd, J = 10.9, 4.7 Hz, 0.5H), 3.19 (s, 1.5H), 3.09 (s, 1.5H), 2.19 (d, J = 19.8 Hz, 5H), 2.13 - 1.95 (m, 1H), 1.03 (dd, J = 24.9, 7.0 Hz, 3H), 0.86 (dd, J = 22.6, 6.9 Hz, 3H); ESI-MS m/z 463.29 (M+1)
+.
化合物541
(7S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-(((R)-1-(3,4,5-トリフルオロベンゾイル)ピロリジン-3-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
表Hの実施例にて記録した手順と同様の一般的3ステップ手順により本化合物を調製して、表題化合物を得た。
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.36 (dt, J = 14.9, 7.4 Hz, 2H), 4.62 - 4.51 (m, 0.5H), 4.48 - 4.40 (m, 0.5H), 4.00 - 3.75 (m, 2.5H), 3.71 - 3.50 (m, 2H), 3.43 (dd, J = 10.8, 5.0 Hz, 0.5H), 3.18 (s, 1.5H), 3.07 (s, 1.5H), 2.38 - 2.12 (m, 5H), 2.11 - 1.95 (m, 1H), 1.03 (dd, J = 10.3, 7.0 Hz, 3H), 0.86 (dd, J = 11.6, 6.9 Hz, 3H); ESI-MS m/z 463.24 (M+1)
+.
(実施例2AA)
表25中の実施例に関する一般的スキームおよび手順:
表25中の実施例に関する一般的手順:
トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(184mg、0.87mmol)を、(7S)-2-(アゼチジン-3-イルアミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オントリフルオロ酢酸(300mg、0.579mmol)、3,4,5-トリフルオロベンズアルデヒド(102mg、0.64mmol)および酢酸(65μL、1.157mmol)のジクロロメタン(3ml)中溶液に加え、室温で12時間撹拌した。反応物を飽和重炭酸ナトリウム(3ml)でクエンチした。有機層を分離し、水溶液をジクロロメタン10mlで抽出した。合わせた有機層を乾燥し、蒸発させて、粗生成物を得た。生成物を5~90%アセトニトリル/水(0.1%TFA)で溶出する逆相クロマトグラフィー(C18、100gカラム)により精製した。所望のフラクションを蒸発させ、中和して、所望の生成物を得た。
表25の以下の実施例を、上記した一般的手順によって調製した。
化合物591.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((1-(3,4,5-トリフルオロベンジル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.15 - 7.04 (m, 2H), 4.58 (p, J = 7.0 Hz, 1H), 3.91 (d, J = 4.4 Hz, 1H), 3.76 (dd, J = 11.6, 5.4 Hz, 2H), 3.67 (s, 2H), 3.14 - 3.03 (m, 5H), 2.28 - 2.16 (m, 1H), 2.15 (s, 3H), 1.02 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.85 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物603.(S)-2-((1-(4-フルオロ-2-メトキシベンジル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.21 (t, J = 7.5 Hz, 1H), 6.81 - 6.71 (m, 1H), 6.63 (td, J = 8.3, 2.3 Hz, 1H), 4.53 (p, J = 7.0 Hz, 1H), 3.89 (d, J = 4.3 Hz, 1H), 3.83 (s, 3H), 3.71 (d, J = 2.8 Hz, 2H), 3.65 (s, 2H), 3.13 - 3.02 (m, 5H), 2.20 (dt, J = 6.9, 5.6 Hz, 1H), 2.14 (s, 3H), 1.02 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.85 (d, J = 6.9 Hz, 3H)
化合物649.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.65 (s, 1H), 7.98 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.79 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 4.59 (p, J = 7.0 Hz, 1H), 3.90 (d, J = 4.4 Hz, 1H), 3.81 (s, 2H), 3.76 (ddd, J = 9.8, 5.1, 2.5 Hz, 2H), 3.14 - 3.05 (m, 5H), 2.25 - 2.16 (m, 1H), 2.15 (s, 4H), 1.02 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.85 (d, J = 6.9 Hz, 3H)
化合物650.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((1-(4-(トリフルオロメチル)ベンジル)アゼチジン-3-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.62 (d, J = 8.2 Hz, 2H), 7.50 (d, J = 8.1 Hz, 2H), 4.59 (p, J = 7.0 Hz, 1H), 3.90 (d, J = 4.4 Hz, 1H), 3.82 - 3.69 (m, 4H), 3.17 - 2.98 (m, 5H), 2.29 - 2.09 (m, 5H), 1.02 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.85 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
(実施例2BB)
表26中の実施例に関する一般的スキームおよび手順:
表26中の実施例に関する一般的手順。
ステップ1:(7S)-2-((cis-3-(ヒドロキシメチル)シクロブチル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
(S)-2-クロロ-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン(5g、19.5mmol)、cis-(3-アミノシクロブチル)メタノール塩酸塩(2.95g、21.4mmol)およびナトリウムtert-ブトキシド(8.07g、84mmol)の混合物を、t-ブタノール(80ml)およびジオキサン(75ml)中に溶解し、ほとんどの固体が溶解するまで20分間撹拌した。混合物を窒素で15分間パージした。tBuXPhosパラダサイクル(Gen1)(260mg、0.4mmol)を混合物に加え、次いで窒素で10分間パージした。反応物を60℃で1時間撹拌した。反応混合物を真空で蒸発させ、得られた残渣を水100ml中に溶解し、ジクロロメタン(2×80ml)で抽出した。抽出物を合わせ、ブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させて、粗生成物を得た。生成物をジクロロメタンから20%メタノールの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2カラム120g)により精製した。所望のフラクションを合わせ、蒸発させて、薄緑色固体、3.5gを得た。固体をジクロロメタン(30ml)に溶解し、MP-TMP樹脂(1.5g)を加え、12時間撹拌した。これをセライトに通して濾過し、濾液を真空で蒸発させた。得られた固体をヘプタンで洗浄し、濾過して、生成物3.4g(収率55%)を白色固体として得た。1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 5.55 (s, 1H), 4.32 (dd, J = 15.7, 8.1 Hz, 1H), 3.97 - 3.85 (m, 1H), 3.63 (d, J = 5.9 Hz, 2H), 3.15 (s, 3H), 2.62 - 2.44 (m, 2H), 2.31 - 2.15 (m, 4H), 1.81 - 1.62 (m, 2H), 1.08 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.93 (d, J = 6.9 Hz, 3H). ESI-MS m/z 320.09 (M+1) +; [ α]
D =+258.98 (c=1.0, CHCl3)、22 .3℃.
ステップ2:一般的手順。
(7S)-2-((cis-3-(ヒドロキシメチル)シクロブチル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン(1当量)、トリフェニルホスフィン(2.1当量)および複素環(ヒドロキシ複素環、ピラゾールまたはイミダゾール誘導体;1.6当量)の混合物を、THF(25容量当量)中に溶解した。ジエチルアゾジカルボキシレート(2.1当量)を室温で混合物に滴下添加し、次いで50℃に2時間加熱した。粗生成物を10~95%アセトニトリル/水(0.5mM HCl)で溶出する分取逆相HPLC(C18カラム)により精製して、表26に記載した生成物を得た。
化合物551.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((cis-3-(((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)オキシ)メチル)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.40 (d, J = 2.7 Hz, 1H), 7.78 (t, J = 7.4 Hz, 1H), 7.69 - 7.63 (m, 1H), 4.53 - 4.33 (m, 1H), 4.17 (dd, J = 4.2, 2.2 Hz, 3H), 3.35 - 3.30 (m, 1H), 3.29 (d, J = 6.3 Hz, 3H), 2.71 - 2.56 (m, 3H), 2.34 (d, J = 8.5 Hz, 3H), 2.14 - 1.98 (m, 2H), 1.11 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.89 (d, J = 6.9 Hz, 3H)
化合物570.(S)-2-((cis-3-(((6-クロロピリジン-3-イル)オキシ)メチル)シクロブチル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.09 (d, J = 3.0 Hz, 1H), 7.50 (dd, J = 8.8, 3.1 Hz, 1H), 7.39 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 4.50 - 4.32 (m, 1H), 4.08 (d, J = 5.0 Hz, 2H), 3.28 (s, 3H), 2.71 - 2.53 (m, 3H), 2.36 (dd, J = 7.0, 3.1 Hz, 0H), 2.32 (s, 3H), 2.08 - 1.94 (m, 2H), 1.11 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.89 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物571.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((cis-3-(((6-メチルピリジン-3-イル)オキシ)メチル)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.46 (d, J = 2.8 Hz, 1H), 8.16 (dd, J = 9.0, 2.8 Hz, 1H), 7.84 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 4.46 (p, J = 8.1 Hz, 1H), 4.22 (d, J = 4.7 Hz, 2H), 4.15 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 3.28 (s, 3H), 2.72 (s, 3H), 2.64 (tt, J = 6.2, 1.4 Hz, 2H), 2.40 - 2.32 (m, 1H), 2.31 (s, 3H), 2.14 - 1.92 (m, 2H), 1.11 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.89 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物572.5-((cis-3-(((S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)メトキシ)ピコリノニトリル
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.39 (dd, J = 2.9, 0.6 Hz, 1H), 7.82 (dd, J = 8.7, 0.6 Hz, 1H), 7.53 (dd, J = 8.7, 2.9 Hz, 1H), 4.48 - 4.35 (m, 1H), 4.15 (t, J = 4.7 Hz, 3H), 3.28 (s, 3H), 2.65 - 2.57 (m, 3H), 2.35 (dd, J = 7.0, 3.9 Hz, 0H), 2.31 (s, 3H), 2.11 - 1.94 (m, 2H), 1.11 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.89 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物573.(S)-7-イソプロピル-2-((cis-3-(((6-メトキシピリジン-3-イル)オキシ)メチル)シクロブチル)アミノ)-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.95 (dd, J = 3.2, 0.6 Hz, 1H), 7.87 (dd, J = 9.3, 3.1 Hz, 1H), 7.23 (dd, J = 9.3, 0.6 Hz, 1H), 4.52 - 4.36 (m, 1H), 4.15 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 4.05 (s, 3H), 3.28 (s, 3H), 2.69 - 2.56 (m, 2H), 2.35 (dt, J = 7.0, 3.5 Hz, 1H), 2.31 (s, 3H), 2.03 (dtd, J = 10.3, 8.9, 7.2 Hz, 2H), 1.11 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.89 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物574.(S)-2-((cis-3-(((6-フルオロピリジン-3-イル)オキシ)メチル)シクロブチル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.88 - 7.74 (m, 1H), 7.55 (ddd, J = 9.0, 6.4, 3.2 Hz, 1H), 7.00 (ddd, J = 8.9, 3.1, 0.5 Hz, 1H), 4.39 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 4.15 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 4.04 (d, J = 5.3 Hz, 2H), 3.28 (s, 3H), 2.67 - 2.57 (m, 2H), 2.39 - 2.33 (m, 0H), 2.30 (s, 3H), 2.08 - 1.95 (m, 2H), 1.11 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.89 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物575.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((cis-3-(((1-メチル-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-イル)オキシ)メチル)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.39 (d, J = 0.9 Hz, 1H), 4.39 - 4.28 (m, 1H), 4.14 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 4.00 (d, J = 5.5 Hz, 2H), 3.89 (q, J = 0.9 Hz, 3H), 3.27 (s, 3H), 2.61 - 2.49 (m, 2H), 2.40 - 2.33 (m, 1H), 2.30 (s, 3H), 1.96 (dtd, J = 10.7, 3.8, 1.7 Hz, 2H), 1.11 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.89 (d, J = 6.9 Hz, 3H)
化合物580.(S)-2-((cis-3-((ベンゾ[d][1,3]ジオキソール-5-イルオキシ)メチル)シクロブチル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ 8.62 (s, 1H), 6.67 - 6.54 (m, 1H), 6.46 - 6.37 (m, 1H), 6.24 (dd, J = 8.5, 2.5 Hz, 1H), 5.83 (s, 2H), 4.77 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 4.36 - 4.22 (m, 1H), 3.78 (dd, J = 6.2, 5.1 Hz, 3H), 3.03 (s, 3H), 2.59 - 2.42 (m, 2H), 2.44 - 2.29 (m, 1H), 2.22 - 2.13 (m, 1H), 2.12 (s, 3H), 1.72 - 1.59 (m, 2H), 0.98 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.84 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物581.(S)-2-((cis-3-((3-シクロプロピル-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)メチル)シクロブチル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ 6.30 (2s, 1H), 4.39 - 4.24 (m, 3H), 4.19 (dd, J = 6.8, 4.4 Hz, 2H), 3.26 (s, 3H), 2.59 - 2.48 (m, 1H), 2.34 (dt, J = 7.0, 3.5 Hz, 1H), 2.29 (s, 3H), 1.98 - 1.83 (m, 2H), 1.29 (q, J = 7.0 Hz, 3H), 1.10 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.97 - 0.91 (m, 1H), 0.88 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.80 - 0.63 (m, 2H).
化合物582.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((cis-3-((3-メチル-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)メチル)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 6.57 , 6.31 (2s, 1H), 4.34 - 4.28 (m, 1H), 4.21 (dd, J = 10.1, 6.4 Hz, 2H), 4.13 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 3.25 (s, 3H), 2.59 - 2.48 (2s, 3H), 2.31 - 2.23 (m, 4H), 1.96 - 1.80 (m, 2H), 1.10 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.88 (d, J = 7.0 Hz, 3H).
化合物583.(S)-2-((cis-3-((3-クロロ-1H-ピラゾール-1-イル)メチル)シクロブチル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.66 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 6.27 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 4.31 (q, J = 7.9 Hz, 1H), 4.24 (d, J = 6.3 Hz, 1H), 4.18 - 4.10 (m, 2H), 3.27 - 3.17 (m, 3H), 2.59 - 2.47 (m, 2H), 2.38 - 2.32 (m, 1H), 2.29 (d, J = 2.6 Hz, 3H), 1.93 - 1.79 (m, 1H), 1.10 (dd, J = 7.0, 2.2 Hz, 3H), 0.92 - 0.80 (m, 3H).
化合物584.(S)-2-((cis-3-((3-アミノ-5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)メチル)シクロブチル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 6.84 (s, 1H), 4.39 (d, J = 8.0 Hz, 0H), 4.35 (s, 1H), 4.14 (d, J = 3.7 Hz, 1H), 3.27 (d, J = 3.8 Hz, 3H), 2.69 - 2.50 (m, 3H), 2.41 - 2.32 (m, 1H), 2.31 (s, 3H), 2.04 - 1.91 (m, 2H), 1.26 (t, J = 7.1 Hz, 1H), 1.10 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.88 (dd, J = 6.9, 2.0 Hz, 3H).
化合物585.(S)-2-((cis-3-((5-アミノ-3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)メチル)シクロブチル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 4.30 (dt, J = 15.7, 8.2 Hz, 1H), 4.18 - 4.10 (m, 1H), 4.04 (d, J = 6.0 Hz, 1H), 3.26 (d, J = 5.6 Hz, 3H), 2.64 - 2.43 (m, 1H), 2.34 (dq, J = 10.2, 3.5 Hz, 0H), 2.28 (s, 2H), 1.95 - 1.78 (m, 2H), 1.10 (dd, J = 7.1, 1.9 Hz, 3H), 0.88 (dd, J = 7.1, 2.1 Hz, 3H).
化合物598.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((cis-3-(((6-(トリフルオロメトキシ)ピリジン-3-イル)オキシ)メチル)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.08 - 7.85 (m, 1H), 7.54 (dd, J = 8.9, 3.1 Hz, 1H), 7.13 (d, J = 8.9 Hz, 1H), 4.50 - 4.30 (m, 1H), 4.15 (d, J = 3.9 Hz, 1H), 4.07 (d, J = 5.3 Hz, 2H), 3.28 (s, 3H), 2.73 - 2.52 (m, 2H), 2.36 (td, J = 7.0, 3.9 Hz, 1H), 2.30 (s, 3H), 2.02 (ddd, J = 9.8, 5.8, 3.5 Hz, 2H), 1.11 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.89 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物679.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((cis-3-((5-(トリフルオロメチル)-1H-イミダゾール-1-イル)メチル)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 9.42 (s, 1H), 8.37 (s, 1H), 4.48 (d, J = 6.0 Hz, 3H), 4.15 (d, J = 3.5 Hz, 1H), 3.27 (s, 3H), 2.67 (d, J = 13.6 Hz, 3H), 2.31 (s, 4H), 2.03 (dt, J = 13.9, 8.1 Hz, 2H), 1.11 (d, J = 6.8 Hz, 3H), 0.89 (d, J = 6.7 Hz, 3H).
化合物680.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((cis-3-((4-(トリフルオロメチル)-1H-イミダゾール-1-イル)メチル)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 9.31 (d, J = 1.4 Hz, 1H), 8.42 (t, J = 1.4 Hz, 1H), 4.44 (d, J = 7.0 Hz, 2H), 4.16 (d, J = 3.7 Hz, 1H), 3.28 (d, J = 1.7 Hz, 3H), 2.65 (dddd, J = 20.3, 18.3, 10.0, 4.2 Hz, 2H), 2.32 (d, J = 1.7 Hz, 3H), 2.08 - 1.93 (m, 1H), 1.38 - 1.21 (m, 3H), 1.10 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.89 (dd, J = 6.9, 1.6 Hz, 3H).
化合物690.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((cis-3-((3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)メチル)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.58 (dd, J = 2.0, 0.8 Hz, 1H), 6.74 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 4.31 (d, J = 6.7 Hz, 3H), 4.14 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 3.32 (s ,3H), 3.25 (s, 3H), 2.61 - 2.50 (m, 2H), 2.34 (dd, J = 7.0, 3.8 Hz, 0H), 2.29 (s, 3H), 1.92 (dtd, J = 11.4, 9.0, 6.3 Hz, 2H), 1.10 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.88 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物693.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((cis-3-(((1-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)オキシ)メチル)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.57 (t, J = 2.4 Hz, 1H), 5.86 (dq, J = 2.6, 1.5 Hz, 1H), 4.40 (t, J = 7.7 Hz, 1H), 4.17 - 4.14 (m, 2H), 4.13 (s, 1H), 3.80 (d, J = 1.1 Hz, 3H), 3.28 (s, 3H), 2.65 - 2.50 (m, 3H), 2.35 (ddd, J = 14.6, 7.3, 4.2 Hz, 1H), 2.31 (s, 3H), 2.07 - 1.85 (m, 2H), 1.11 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.89 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物694.3-フルオロ-5-((cis-3-(((S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)メトキシ)ピコリノニトリル
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.27 (dd, J = 2.4, 1.0 Hz, 1H), 7.49 (dd, J = 11.0, 2.4 Hz, 1H), 4.39 (d, J = 9.7 Hz, 1H), 4.16 (dd, J = 6.3, 4.3 Hz, 3H), 3.29 (s, 3H), 2.69 - 2.55 (m, 4H), 2.34 (td, J = 7.0, 3.9 Hz, 1H), 2.29 (s, 3H), 2.02 (q, J = 7.5, 6.2 Hz, 2H), 1.11 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.89 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物695.5-クロロ-2-((cis-3-(((S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)メチル)-2H-1,2,3-トリアゾール-4-カルボニトリル
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 4.59 (d, J = 6.9 Hz, 2H), 4.37 (q, J = 8.2 Hz, 1H), 4.14 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 3.26 (s, 3H), 2.78 - 2.67 (m, 1H), 2.59 (dddd, J = 11.5, 6.1, 4.8, 2.1 Hz, 2H), 2.39 - 2.33 (m, 0H), 2.30 (s, 3H), 1.95 (dtd, J = 11.8, 9.2, 6.3 Hz, 2H), 1.10 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.88 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物696.(S)-2-((cis-3-(((6-アセチルピリジン-3-イル)オキシ)メチル)シクロブチル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d
4) δ 8.47 (d, J = 2.8 Hz, 1H), 8.24 (dd, J = 9.1, 2.8 Hz, 1H), 8.05 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 4.53 - 4.43 (m, 1H), 4.28 (d, J = 4.6 Hz, 1H), 4.16 (dd, J = 11.6, 4.3 Hz, 2H), 3.28 (s, 3H), 2.64 (q, J = 5.5, 4.2 Hz, 4H), 2.35 (dd, J = 7.0, 3.9 Hz, 0H), 2.31 (s, 3H), 2.06 (ddt, J = 14.7, 8.2, 3.5 Hz, 2H), 1.67 (s, 2H), 1.11 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.89 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
(実施例2CC)
表27中の実施例に関する一般的スキームおよび手順:
表27中の実施例に関する一般的手順:
化合物646
(7S)-2-クロロ-7-エチル-4,8-ジメチル-5,7-ジヒドロプテリジン-6-オン(81mg、0.34mmol)、3-[[6-(トリフルオロメチル)-3-ピリジル]オキシメチル]シクロブタンアミン塩酸塩(79mg、0.28mmol)およびTFA(40μL、0.56mmol)のn-BuOH(1mL)中混合物を、マイクロ波反応器中150℃で90分間加熱した。反応物を真空で蒸発させ、粗生成物を5~90%アセトニトリル/水(5mM HCl)の濃度勾配で溶出する逆相クロマトグラフィーにより精製した。所望のフラクションを蒸発させて、生成物をHCl塩として得た(56mg、収率41%)。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.37 (d, J = 2.8 Hz, 1H), 7.74 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.55 (dd, J = 8.8, 2.8 Hz, 1H), 4.49 - 4.36 (m, 1H), 4.32 (dd, J = 5.8, 3.4 Hz, 1H), 4.15 (d, J = 4.8 Hz, 2H), 3.25 (s, 3H), 2.71 - 2.52 (m, 3H), 2.31 (s, 3H), 2.10 - 1.90 (m, 4H), 0.86 (t, J = 7.4 Hz, 3H). ESI-MS m/z 451.22 (M+1)+.
中間体A-#およびB-195の反応により上記した一般的手順によって調製された実施例を表27に提供する。
化合物646.(S)-7-エチル-4,8-ジメチル-2-((cis-3-(((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)オキシ)メチル)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.37 (d, J = 2.8 Hz, 1H), 7.74 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.55 (dd, J = 8.8, 2.8 Hz, 1H), 4.49 - 4.36 (m, 1H), 4.32 (dd, J = 5.8, 3.4 Hz, 1H), 4.15 (d, J = 4.8 Hz, 2H), 3.25 (s, 3H), 2.71 - 2.52 (m, 3H), 2.31 (s, 3H), 2.10 - 1.90 (m, 4H), 0.86 (t, J = 7.4 Hz, 3H).
化合物643.(S)-7-((R)-1-メトキシエチル)-4,8-ジメチル-2-((cis-3-(((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)オキシ)メチル)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ 9.49 (s, 1H), 8.35 (d, J = 2.8 Hz, 1H), 7.58 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.25 (dd, J = 8.6, 2.8 Hz, 1H), 5.00 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 4.49 - 4.30 (m, 1H), 4.01 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 3.90 (d, J = 6.2 Hz, 1H), 3.53 (p, J = 6.3 Hz, 1H), 3.27 (s, 3H), 3.16 (s, 3H), 2.61 (ddd, J = 11.7, 9.1, 6.8 Hz, 2H), 2.49 (tdd, J = 9.2, 6.9, 4.5 Hz, 1H), 2.22 (s, 3H), 1.77 (qd, J = 9.1, 4.1 Hz, 2H), 1.20 (d, J = 6.4 Hz, 3H).
化合物671.7-(1-メトキシシクロブチル)-4,8-ジメチル-2-((trans-3-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)オキシ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.90 (s, 1H), 8.44 (d, J = 2.8 Hz, 1H), 7.83 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.59 (dd, J = 8.5, 2.7 Hz, 1H), 6.51 (s, 1H), 4.31 - 4.17 (m, 2H), 4.11 (d, J = 5.5 Hz, 2H), 3.10 (s, 3H), 3.06 (s, 3H), 2.40 (t, J = 6.0 Hz, 3H), 2.29 - 2.19 (m, 1H), 2.17 - 2.05 (m, 5H), 1.98 (dd, J = 18.9, 9.0 Hz, 1H), 1.86 - 1.63 (m, 3H), 1.63 - 1.50 (m, 1H).
化合物750.(1s,3s)-3-(((2-(トリフルオロメチル)ピリミジン-5-イル)オキシ)メチル)シクロブタン-1-アミン
1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.61 (s, 2H), 4.20 (d, J = 5.5 Hz, 2H), 3.73 (tt, J = 8.7, 7.6 Hz, 1H), 2.77 - 2.60 (m, 1H), 2.57 - 2.40 (m, 2H), 2.24 - 1.94 (m, 2H); ESI-MS m/z 計算値247.09、実測値248.17 (M+1)
+; 保持時間:0.58分
(実施例2DD)
表28中の実施例に関する一般的スキームおよび手順:
表28中の実施例に関する一般的手順:
中間体A-#および中間体B-211の反応により、表27にて記載した手順と同様の手順により表28中の実施例を調製した。
化合物714.(S)-4,7,8-トリメチル-2-((cis-3-(((5-(トリフルオロメチル)ピラジン-2-イル)アミノ)メチル)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.25 (d, J = 1.3 Hz, 1H), 8.22 (d, J = 1.1 Hz, 1H), 4.30 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.54 (d, J = 6.8 Hz, 2H), 3.24 (s, 3H), 2.69 - 2.57 (m, 2H), 2.32 (s, 3H), 1.91 (qt, J = 9.3, 2.1 Hz, 2H), 1.52 (d, J = 7.0 Hz, 3H).
化合物713.(S)-7-エチル-4,8-ジメチル-2-((cis-3-(((5-(トリフルオロメチル)ピラジン-2-イル)アミノ)メチル)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.23 (s, 1H), 8.18 (d, J = 1.3 Hz, 1H), 4.39 - 4.26 (m, 2H), 3.52 (d, J = 6.8 Hz, 2H), 3.23 (s, 3H), 2.68 - 2.53 (m, 2H), 2.44 (tt, J = 9.4, 7.1 Hz, 1H), 2.30 (s, 3H), 2.11 - 1.99 (m, 2H), 1.89 (ddt, J = 11.2, 6.8, 4.6 Hz, 2H), 0.86 (t, J = 7.5 Hz, 3H).
化合物712.(S)-7-((R)-1-メトキシエチル)-4,8-ジメチル-2-((cis-3-(((5-(トリフルオロメチル)ピラジン-2-イル)アミノ)メチル)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.26 (d, J = 1.2 Hz, 1H), 8.23 (s, 1H), 4.39 (t, J = 8.1 Hz, 1H), 4.22 (d, J = 3.9 Hz, 1H), 3.78 (tt, J = 6.4, 3.2 Hz, 1H), 3.54 (d, J = 6.8 Hz, 2H), 3.33 (s, 3H), 3.29 (s, 3H), 2.72 - 2.58 (m, 2H), 2.31 (s, 3H), 1.92 (dq, J = 11.4, 8.8 Hz, 2H), 1.28 (d, J = 6.5 Hz, 3H)
化合物711.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((cis-3-(((5-(トリフルオロメチル)ピラジン-2-イル)アミノ)メチル)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d
4) δ 8.23 (t, J = 1.0 Hz, 1H), 8.17 (d, J = 1.3 Hz, 1H), 4.37 (q, J = 8.2 Hz, 1H), 4.14 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 3.52 (d, J = 6.7 Hz, 2H), 3.27 (s, 3H), 2.69 - 2.57 (m, 2H), 2.52 - 2.44 (m, 1H), 2.34 (dt, J = 7.0, 3.5 Hz, 1H), 2.30 (s, 3H), 1.89 (dtd, J = 11.7, 9.3, 6.0 Hz, 2H), 1.10 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.88 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
(実施例2EE)
表29中の実施例に関する一般的スキームおよび手順:
表29中の実施例に関する一般的手順:
(S)-2-((cis-3-(ヒドロキシメチル)シクロブチル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
(S)-2-クロロ-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン(1.17g、4.55mmol)、cis-3-((5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)メチル)シクロブタン-1-アミン塩酸塩(1.16g、21.4mmol)およびナトリウムtert-ブトキシドの2M溶液(8.07g、84mmol)のTHF中混合物を、t-ブタノール(35ml)中に溶解し、ほとんどの固体が溶解するまで20分間撹拌した。混合物を窒素で15分間パージした。tBuXPhosパラダサイクル(Gen1)(150mg、0.22mmol)を混合物に加え、次いで窒素で10分間パージした。反応物を60℃で1時間撹拌した。反応混合物を真空で蒸発させ、得られた残渣を水100ml中に溶解し、ジクロロメタン(2×80ml)で抽出した。抽出物を合わせ、ブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させて、粗生成物を得た。生成物をジクロロメタンから20%メタノールの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2カラム120g)により精製した。所望のフラクションを合わせ、蒸発させた3.5g。得られた物質をジクロロメタン(30ml)に溶解し、MP-TMP樹脂(1.5g)を加え、12時間撹拌した。これをセライトに通して濾過し、濾液を真空で蒸発させた。得られた物質をヘプタンで洗浄し、濾過して、生成物3.4g(収率55%)を得た。
表29は、中間体A-#およびB-139の反応により上記した一般的手順によって調製された実施例を提供する。
**化合物723のt-ブチルエーテルの脱保護化により化合物を調製した。
化合物512.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((cis-3-((5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)メチル)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.87 (s, 1H), 7.40 (d, J = 1.2 Hz, 1H), 6.51 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 4.91 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 4.41 - 4.27 (m, 1H), 4.21 (d, J = 6.0 Hz, 2H), 3.87 (d, J = 4.3 Hz, 1H), 3.10 (s, 3H), 2.67 - 2.43 (m, 3H), 2.28 - 2.22 (m, 1H), 2.21 (d, J = 5.7 Hz, 3H), 1.79 - 1.55 (m, 2H), 1.07 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.92 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物593.(S)-7-エチル-4,8-ジメチル-2-((cis-3-((5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)メチル)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ 9.31 (s, 1H), 7.39 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 6.50 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 5.03 (d, J = 7.5 Hz, 1H), 4.30 (q, J = 7.6 Hz, 1H), 4.19 (d, J = 5.9 Hz, 2H), 4.04 (dd, J = 6.5, 3.7 Hz, 1H), 3.04 (s, 3H), 2.55 (p, J = 7.8 Hz, 3H), 2.21 (s, 3H), 1.95 (ddp, J = 11.1, 7.4, 3.7 Hz, 1H), 1.83 (dt, J = 14.2, 7.1 Hz, 1H), 1.65 (tdd, J = 11.8, 9.0, 5.1 Hz, 2H), 0.89 (t, J = 7.5 Hz, 3H).
化合物588.(S)-7-((R)-1-メトキシエチル)-4,8-ジメチル-2-((cis-3-((5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)メチル)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ 9.11 (s, 1H), 7.39 (dt, J = 2.2, 0.9 Hz, 1H), 6.50 (d, J = 2.2 Hz, 1H), 5.14 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 4.31 (dq, J = 11.0, 7.7, 7.1 Hz, 1H), 4.20 (s, 1H), 4.12 (qd, J = 7.1, 0.9 Hz, 1H), 3.92 (dd, J = 6.1, 1.0 Hz, 1H), 3.63 - 3.51 (m, 1H), 3.28 (d, J = 1.0 Hz, 3H), 3.17 (d, J = 0.9 Hz, 3H), 2.66 - 2.46 (m, 3H), 2.22 (s, 3H), 1.75 - 1.59 (m, 2H), 1.27 (dd, J = 7.2, 1.0 Hz, 1H), 1.25 - 1.11 (m, 3H).
化合物676.7-(1-メトキシシクロプロピル)-4,8-ジメチル-2-((cis-3-((5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)メチル)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 7.41 (s, 1H), 6.52 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 4.93 (s, 1H), 4.43 - 4.28 (m, 1H), 4.22 (d, J = 5.5 Hz, 2H), 3.79 - 3.59 (m, 1H), 3.23 - 3.18 (m, 3H), 3.17 (d, J = 1.7 Hz, 3H), 2.68 - 2.44 (m, 3H), 2.22 (d, J = 3.7 Hz, 3H), 1.77 - 1.55 (m, 3H), 1.41 - 1.10 (m, 4H), 0.84 - 0.64 (m, 1H).
化合物723.(S)-7-(tert-ブトキシメチル)-4,8-ジメチル-2-((cis-3-((5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)メチル)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 8.01 (s, 1H), 7.40 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 6.52 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 4.83 (s, 1H), 4.30 (d, J = 13.7 Hz, 1H), 4.21 (d, J = 5.6 Hz, 2H), 4.08 (t, J = 3.3 Hz, 1H), 3.70 (d, J = 3.2 Hz, 2H), 3.08 (s, 4H), 2.58 (t, J = 6.5 Hz, 3H), 2.17 (d, J = 2.0 Hz, 3H), 1.05 (s, 10H).
化合物743.(S)-7-(ヒドロキシメチル)-4,8-ジメチル-2-(((1s,3R)-3-((5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)メチル)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, メタノール-d
4) δ 7.76 (s, 1H), 6.58 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 4.35 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 4.32 - 4.17 (m, 2H), 4.11 - 3.85 (m, 2H), 3.81 - 3.51 (m, 3H), 3.25 (s, 3H), 2.71 - 2.40 (m, 3H), 2.29 (s, 3H), 1.89 (q, J = 10.8, 9.1 Hz, 2H).
(実施例2FF)
表30中の実施例に関する一般的スキームおよび手順:
表30中の実施例に関する一般的手順:
中間体A-#およびB-210の反応により表29にて報告された手順と同様の手順により、表30中の実施例を調製した。
化合物690.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((cis-3-((3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)メチル)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.58 (dd, J = 2.0, 0.8 Hz, 1H), 6.74 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 4.31 (d, J = 6.7 Hz, 3H), 4.14 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 3.32 (s ,3H), 3.25 (s, 3H), 2.61 - 2.50 (m, 2H), 2.34 (dd, J = 7.0, 3.8 Hz, 0H), 2.29 (s, 3H), 1.92 (dtd, J = 11.4, 9.0, 6.3 Hz, 2H), 1.10 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.88 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物691.(S)-7-((R)-1-メトキシエチル)-4,8-ジメチル-2-((cis-3-((3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)メチル)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.58 (dd, J = 2.0, 0.8 Hz, 1H), 6.74 (dd, J = 2.0, 0.8 Hz, 1H), 4.37 (d, J = 3.7 Hz, 1H), 4.32 (d, J = 6.6 Hz, 3H), 4.21 (d, J = 3.9 Hz, 1H), 3.88 - 3.73 (m, 2H), 3.31 (s, 3H), 3.27 (s, 2H), 2.62 - 2.47 (m, 2H), 2.30 (s, 3H), 1.33 - 1.28 (m, 3H)
化合物692.(S)-7-エチル-4,8-ジメチル-2-((cis-3-((3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)メチル)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.90 - 7.49 (m, 1H), 6.66 (dd, J = 62.4, 2.2 Hz, 1H), 4.40 - 4.18 (m, 4H), 3.22 (s, 3H), 2.73 - 2.46 (m, 3H), 2.30 (s, 3H), 2.15 - 1.84 (m, 4H), 0.85 (t, J = 7.5 Hz, 3H)
化合物698.(S)-4,7,8-トリメチル-2-((cis-3-((3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)メチル)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d
4) δ 7.82 - 7.50 (m, 1H), 6.65 (dd, J = 61.9, 2.2 Hz, 1H), 4.37 - 4.23 (m, 4H), 3.22 (s, 3H), 2.69 - 2.44 (m, 3H), 2.29 (s, 3H), 1.90 (dddd, J = 18.0, 11.4, 5.2, 2.0 Hz, 2H), 1.51 (d, J = 7.0 Hz, 3H).
(実施例2GG)
表31中の実施例に関する一般的スキームおよび手順:
表31中の実施例に関する一般的手順:
中間体A-#およびB-197bの反応により表28にて報告された手順と同様の手順により、表31中の実施例を調製した。
化合物730.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((trans-3-(3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.67 (s, 1H), 6.82 (s, 1H), 5.17 (td, J = 8.7, 4.5 Hz, 1H), 4.79 - 4.67 (m, 0H), 4.15 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 3.27 (s, 3H), 3.04 (dtt, J = 11.0, 5.7, 2.8 Hz, 2H), 2.83 - 2.69 (m, 2H), 2.42 - 2.34 (m, 0H), 2.32 (s, 3H), 1.11 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.89 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物731.(S)-7-((R)-1-メトキシエチル)-4,8-ジメチル-2-((trans-3-(3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d
4) δ 7.71 - 7.62 (m, 1H), 6.80 - 6.70 (m, 1H), 5.19 (tt, J = 9.3, 5.6 Hz, 1H), 4.80 - 4.72 (m, 0H), 4.23 (d, J = 3.9 Hz, 1H), 3.79 (dt, J = 6.6, 3.3 Hz, 1H), 3.34 (s, 3H), 3.29 (s, 3H), 3.05 (ddt, J = 8.4, 5.3, 3.2 Hz, 1H), 2.83 - 2.71 (m, 2H), 2.34 (s, 3H), 1.29 (d, J = 6.5 Hz, 3H).
(実施例2HH)
表32中の実施例に関する一般的スキームおよび手順:
ステップ1.tert-ブチル(cis-3-(((7S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)カルバメート。
ナトリウムtert-ブトキシドのTHF溶液(2M溶液;17ml、33.4mmol)を、窒素下(7S)-2-クロロ-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-5,7-ジヒドロプテリジン-6-オン(2.446g、9.507mmol)、tert-ブチル(trans-3-アミノシクロブチル)カルバメート(1.773g、9.517mmol)およびtBuXPhoS(Gen1;261.4mg、0.3806mmol)のtert-ブタノール40ml中混合物に加えた。反応物を50℃で30分間撹拌した。反応物を氷冷した塩化アンモニウム(200ml)でクエンチし、酢酸エチル(3×100ml)で抽出した。抽出物を合わせ、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過した。濾液をTMT捕捉剤樹脂と共に撹拌してPdを除去し、濾過し、真空で蒸発させた。粗生成物をジクロロメタンから10%メタノールの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2)により精製した。適切なフラクションを合わせ、真空で蒸発させて、表題生成物(2.5g、収率64.9%)を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.96 (s, 1H), 4.77 (d, J = 7.1 Hz, 1H), 4.69 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 4.23 - 3.96 (m, 2H), 3.89 (d, J = 4.2 Hz, 2H), 3.12 (s, 3H), 2.86 (d, J = 5.5 Hz, 2H), 2.29 - 2.21 (m, 1H), 2.19 (s, 3H), 2.07 (s, 1H), 1.83 - 1.60 (m, 3H), 1.46 (s, 9H), 1.28 (dd, J = 7.5, 6.7 Hz, 1H), 1.08 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.93 (t, J = 7.1 Hz, 3H). ESI-MS m/z 405.35 (M+1).
ステップ2.(7S)-2-((cis-3-アミノシクロブチル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン二塩酸塩。
tert-ブチル(trans-3-(((7S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)カルバメート(2.17g、5.36mmol)をメタノール(30ml)に溶解した。塩化水素のジオキサン中4M溶液(11ml、44mmol)を溶液に加え、混合物を50℃に30分間加熱した。反応物を真空で蒸発させ、得られた固体をヘプタンで洗浄し、濾過し、50℃で真空乾固して、表題生成物を白色固体として得た、2.31g(定量的収率)。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 4.43 - 4.26 (m, 1H), 4.15 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 3.58 (ddd, J = 22.7, 16.2, 7.5 Hz, 1H), 3.28 (s, 3H), 2.98 - 2.81 (m, 2H), 2.38 - 2.31 (m, 1H), 2.30 (d, J = 3.5 Hz, 3H), 2.25 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 1.11 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.89 (d, J = 6.9 Hz, 3H). ESI-MS m/z 305.22 (M+1) +.
ステップ3.一般的手順。
(7S)-2-((trans-3-アミノシクロブチル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン二塩酸塩(1当量)、ハロゲン置換された芳香族環または芳香族複素環(1.1当量)およびジイソプロピルエチルアミン(5当量)の混合物を、イソプロパノール2ml中に溶解し、マイクロ波管中250℃で1時間加熱した。反応物を真空で蒸発させ、0から100%アセトニトリル/水(TFA修飾剤)で溶出する分取カラムクロマトグラフィー(C18)により精製した。
中間体A-1(R
3=Me)またはA-9(R
3=iPr)の反応により上記した一般的手順によって調製された実施例を、表32に提供する。
化合物485.(S)-4,7,8-トリメチル-2-((cis-3-((3,4,5-トリフルオロフェニル)アミノ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 6.40 - 6.26 (m, 2H), 4.30 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 4.21 (dd, J = 16.1, 8.1 Hz, 1H), 3.72 - 3.59 (m, 1H), 3.26 (s, 3H), 2.95 (dq, J = 10.7, 7.2 Hz, 2H), 2.30 (s, 3H), 1.96 (dd, J = 19.6, 8.9 Hz, 2H), 1.53 (d, J = 7.0 Hz, 3H).
化合物527.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((cis-3-((4-(トリフルオロメチル)ピリミジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.57 (d, J = 5.4 Hz, 1H), 7.04 (d, J = 5.4 Hz, 1H), 4.37 - 4.19 (m, 2H), 4.16 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 3.30 (d, J = 3.5 Hz, 3H), 3.05 - 2.83 (m, 2H), 2.41 - 2.33 (m, 1H), 2.34 - 2.28 (m, 3H), 2.22 - 2.08 (m, 2H), 1.11 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.89 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物528.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((cis-3-((6-(トリフルオロメチル)ピリミジン-4-イル)アミノ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.69 (s, 1H), 7.08 (s, 1H), 4.42 (dd, J = 22.5, 14.8 Hz, 1H), 4.37 - 4.22 (m, 1H), 4.16 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 3.29 (s, 3H), 3.00 (dt, J = 12.3, 6.3 Hz, 2H), 2.35 (ddd, J = 12.3, 6.2, 3.1 Hz, 1H), 2.31 (s, 3H), 2.26 - 2.15 (m, 2H), 1.11 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.89 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物532.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((cis-3-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.56 (t, J = 7.9 Hz, 1H), 6.90 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 6.68 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 4.19 (dt, J = 12.0, 5.3 Hz, 2H), 4.14 (t, J = 4.4 Hz, 1H), 3.29 (s, 3H), 3.04 - 2.84 (m, 2H), 2.40 - 2.30 (m, 1H), 2.30 (s, 3H), 2.08 - 1.90 (m, 2H), 1.11 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.89 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物534.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((cis-3-((5-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.26 (s, 1H), 8.05 (dd, J = 9.5, 1.9 Hz, 1H), 7.15 (d, J = 9.4 Hz, 1H), 4.42 - 4.29 (m, 1H), 4.16 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 4.11 (td, J = 8.5, 4.3 Hz, 1H), 3.19 - 3.03 (m, 2H), 2.35 (ddd, J = 13.4, 6.7, 3.6 Hz, 1H), 2.32 - 2.29 (m, 3H), 2.29 - 2.18 (m, 2H), 1.11 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.89 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物536.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((cis-3-((3,4,5-トリフルオロベンジル)アミノ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.49 - 7.36 (m, 2H), 4.40 (p, J = 8.4 Hz, 1H), 4.18 (s, 2H), 4.16 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 3.69 (p, J = 8.3 Hz, 1H), 3.28 (s, 3H), 2.98 - 2.84 (m, 2H), 2.51 - 2.42 (m, 2H), 2.38 - 2.33 (m, 1H), 2.31 (d, J = 2.9 Hz, 3H), 1.11 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.89 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物539.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((cis-3-((2-(トリフルオロメチル)ピリミジン-4-イル)アミノ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.16 (s, 1H), 6.79 (d, J = 6.4 Hz, 1H), 4.42 (s, 1H), 4.29 (dd, J = 16.0, 8.1 Hz, 1H), 4.16 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 2.98 (s, 2H), 2.41 - 2.32 (m, 1H), 2.31 (s, 3H), 2.17 (dd, J = 17.0, 8.3 Hz, 2H), 1.11 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.89 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物552.(S)-4,7,8-トリメチル-2-((cis-3-((6-(トリフルオロメチル)ピリミジン-4-イル)アミノ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.64 (s, 1H), 7.02 (s, 1H), 4.52 - 4.35 (m, 1H), 4.35 - 4.29 (m, 1H), 4.29 - 4.20 (m, 1H), 3.27 (s, 3H), 2.99 (dt, J = 11.0, 6.8 Hz, 2H), 2.33 (s, 3H), 2.18 (dd, J = 19.0, 9.2 Hz, 2H), 1.53 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物556.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((cis-3-((6-(トリフルオロメチル)ピリダジン-3-イル)アミノ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.87 (d, J = 9.6 Hz, 1H), 7.45 (d, J = 9.6 Hz, 1H), 4.34 (p, J = 8.7 Hz, 1H), 4.20 (dd, J = 14.9, 7.5 Hz, 1H), 4.17 (t, J = 3.2 Hz, 1H), 3.30 (s, 3H), 3.17 - 3.01 (m, 2H), 2.42 - 2.34 (m, 1H), 2.32 (d, J = 4.0 Hz, 3H), 2.28 - 2.15 (m, 2H), 1.12 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.89 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物561.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((cis-3-((4-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.08 (d, J = 6.8 Hz, 1H), 7.40 (d, J = 0.7 Hz, 1H), 7.11 (dd, J = 6.8, 1.5 Hz, 1H), 4.46 - 4.31 (m, 1H), 4.15 (dd, J = 10.4, 4.6 Hz, 1H), 4.14 - 4.03 (m, 1H), 3.30 (s, 3H), 3.20 - 3.03 (m, 2H), 2.39 (ddd, J = 10.1, 9.0, 3.3 Hz, 1H), 2.32 (s, 3H), 2.28 - 2.18 (m, 1H), 1.11 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.89 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物562.(S)-4,7,8-トリメチル-2-((cis-3-((5-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.26 (s, 1H), 7.98 (dd, J = 9.4, 2.1 Hz, 1H), 7.09 (t, J = 11.5 Hz, 1H), 4.40 - 4.26 (m, 2H), 4.14 (p, J = 8.4 Hz, 1H), 3.26 (d, J = 4.0 Hz, 3H), 3.14 - 2.98 (m, 2H), 2.32 (s, 3H), 2.27 - 2.14 (m, 2H), 1.53 (d, J = 7.0 Hz, 3H).
化合物569.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((cis-3-((1-メチル-3-(トリフルオロメチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル)アミノ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 4.18 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 4.15 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 4.00 (tt, J = 8.9, 7.2 Hz, 1H), 3.64 (s, 3H), 3.29 (s, 3H), 2.95 (tdd, J = 7.2, 5.7, 4.1 Hz, 2H), 2.35 (dd, J = 7.2, 4.1 Hz, 0H), 2.30 (s, 3H), 2.20 - 2.01 (m, 1H), 1.11 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.89 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物576.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((cis-3-((5-(トリフルオロメトキシ)ピリジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.05 (d, J = 2.6 Hz, 1H), 7.99 - 7.84 (m, 1H), 7.14 (dd, J = 9.9, 0.7 Hz, 1H), 4.40 - 4.25 (m, 1H), 4.16 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 4.04 (ddd, J = 8.7, 7.1, 1.5 Hz, 1H), 3.29 (s, 3H), 3.13 - 2.97 (m, 2H), 2.41 - 2.33 (m, 1H), 2.31 (s, 3H), 2.23 (ddd, J = 11.8, 6.0, 2.8 Hz, 1H), 1.11 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.89 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物577.(S)-4,7,8-トリメチル-2-((cis-3-((5-(トリフルオロメトキシ)ピリジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.05 (d, J = 2.6 Hz, 1H), 7.99 - 7.82 (m, 1H), 7.11 (d, J = 9.8 Hz, 1H), 4.35 - 4.24 (m, 2H), 4.11 - 4.01 (m, 1H), 3.27 (s, 3H), 3.08 (dt, J = 11.2, 6.9 Hz, 2H), 2.32 (s, 3H), 2.26 - 2.15 (m, 2H), 1.53 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物586.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((cis-3-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)アミノ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.96 (d, J = 2.7 Hz, 1H), 7.49 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 6.99 (dd, J = 8.6, 2.7 Hz, 1H), 4.23 (tt, J = 9.0, 7.3 Hz, 1H), 3.90 (d, J = 4.4 Hz, 1H), 3.69 (tt, J = 8.5, 7.0 Hz, 1H), 3.14 (s, 3H), 3.00 - 2.84 (m, 2H), 2.22 (qd, J = 7.0, 4.5 Hz, 1H), 2.17 (s, 3H), 1.84 (dddd, J = 11.7, 10.3, 8.8, 4.4 Hz, 1H), 1.03 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.86 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物602.5-((cis-3-(((S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)アミノ)ピラジン-2-カルボニトリル
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.33 (d, J = 1.4 Hz, 1H), 7.98 (d, J = 1.4 Hz, 1H), 4.32 - 4.19 (m, 2H), 4.15 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 3.29 (s, 3H), 3.03 - 2.90 (m, 2H), 2.35 (dd, J = 7.0, 3.8 Hz, 0H), 2.31 (s, 3H), 2.19 - 1.95 (m, 1H), 1.11 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.89 (d, J = 7.0 Hz, 3H).
化合物715.5-フルオロ-6-((cis-3-(((S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)アミノ)ニコチノニトリル
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.22 (d, J = 3.0 Hz, 1H), 7.78 (dd, J = 7.9, 3.0 Hz, 1H), 4.35 - 4.18 (m, 2H), 4.15 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 3.31 (s, 3H), 2.94 (dt, J = 12.6, 6.6 Hz, 2H), 2.37 (s, 0H), 2.30 (s, 3H), 2.17 - 2.04 (m, 2H), 1.11 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.89 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物716.6-((cis-3-(((S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)アミノ)ニコチノニトリル
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.46 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 8.00 (d, J = 9.5 Hz, 1H), 7.12 (d, J = 9.5 Hz, 1H), 4.40 - 4.28 (m, 1H), 4.15 (dd, J = 6.7, 2.6 Hz, 1H), 4.14 - 4.04 (m, 1H), 3.12 - 3.02 (m, 2H), 2.31 (s, 3H), 2.28 - 2.19 (m, 1H), 1.11 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.89 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物717.2-((cis-3-(((S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)アミノ)ピリミジン-5-カルボニトリル
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.59 (s, 1H), 8.53 (s, 1H), 4.37 - 4.18 (m, 2H), 4.15 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 3.28 (s, 3H), 2.97 - 2.84 (m, 2H), 2.34 (td, J = 7.0, 3.9 Hz, 0H), 2.30 (s, 3H), 2.16 - 2.05 (m, 2H), 1.11 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.89 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物732.(S)-2-((cis-3-((5-フルオロピリジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.99 - 7.93 (m, 2H), 7.15 - 7.08 (m, 1H), 4.33 (m, 2H), 3.64 - 3.54 (m, 1H), 3.27 (d, J = 1.4 Hz, 5H), 3.16 - 3.00 (m, 3H), 2.29 (s, 3H), 1.11 (dd, J = 6.9, 1.8 Hz, 3H), 0.90 (d, J = 2.3 Hz, 3H).
化合物733.(S)-7-イソプロピル-2-((cis-3-((5-メトキシピリジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)アミノ)-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.78 - 7.62 (m, 1H), 7.37 (dd, J = 37.2, 2.8 Hz, 1H), 7.02 (dd, J = 19.0, 9.7 Hz, 0H), 4.44 - 4.22 (m, 1H), 4.16 (t, J = 3.1 Hz, 1H), 3.98 (q, J = 8.0 Hz, 1H), 3.76 (t, J = 7.4 Hz, 1H), 3.28 (s, 3H), 3.11 (s, 2H), 2.93 (d, J = 6.5 Hz, 1H), 2.30 (d, J = 1.6 Hz, 3H), 1.11 (d, J = 6.8 Hz, 3H), 0.88 (d, J = 2.0 Hz, 3H)
化合物734.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((cis-3-((5-(トリフルオロメチル)ピリミジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d
4) δ 8.57 (s, 2H), 4.37 - 4.19 (m, 2H), 4.15 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 3.29 (s, 3H), 3.02 - 2.89 (m, 2H), 2.42 - 2.32 (m, 1H), 2.31 (s, 3H), 2.21 - 2.06 (m, 2H), 1.11 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.89 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
(実施例2II)
表33中の実施例に関する一般的スキームおよび手順:
アミド生成(方法A~D)。
方法A。
ジイソプロピルエチルアミン(4当量)を、(7S)-2-((cis-3-アミノシクロブチル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン二塩酸塩(1当量)、カルボン酸誘導体(1.5当量)およびHATU(1.5当量)のNMP(2ml)中溶液に加え、室温で撹拌した。反応物をアセトニトリル/水(TFA修飾剤)で溶出する逆クロマトグラフィー(C18)により精製した。
方法B。
酸クロリドまたはクロロホルメート誘導体(1.3当量)を、(7S)-2-((cis-3-アミノシクロブチル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン二塩酸塩(1当量)のピリジン(1ml)中溶液に加え、室温で1時間撹拌した。反応物を真空で蒸発させ、残渣をアセトニトリル/水(TFA修飾剤)で溶出する逆クロマトグラフィー(C18)により精製した。
方法C。
ホスゲンのトルエン中溶液(15%w/w、800μL)を、(7S)-2-((cis-3-アミノシクロブチル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン二塩酸塩およびジイソプロピルエチルアミン(0.5ml、2.89mmol)のジクロロメタン(4ml)中混合物に加え、反応物を30分間撹拌した。反応物を真空で蒸発させて、粗製物のイソシアネート誘導体を得た。アミン(3当量)を、イソシアネート(1当量)およびジイソプロピルエチルアミン(7当量)のジクロロメタン(3ml)中溶液に加え、50℃で終夜加熱した。反応物を真空で蒸発させ、アセトニトリル/水(0.5%TFA)で溶出する逆相クロマトグラフィー(C18)により精製した。
方法D。
1-フルオロ-4-イソシアネートベンゼン(35μL、0.31mmol)を、(7S)-2-((cis-3-アミノシクロブチル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン二塩酸塩(91mg、0.25mmol)およびジイソプロピルエチルアミン(175μL、1.02mmol)のイソプロパノール(2ml)中溶液に加えた。反応物を室温で1時間撹拌し、次いで真空で蒸発させ、残渣をアセトニトリル/水(0.5%TFA)で溶出する逆相クロマトグラフィー(C18)により精製した。所望の生成物67mgを得た。
(7S)-2-((cis-3-アミノシクロブチル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン(R
3=iPr)または(7S)-2-((cis-3-アミノシクロブチル)アミノ)-7-メチル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン(R
3=CH
3)と以下の塩化アシル、塩化スルホニル、クロロホルメートまたはイソシアネートの一つとの反応により上記した一般的手順によって、表33の実施例を調製した。
化合物475.3,4,5-トリフルオロ-N-(cis-3-(((S)-4,7,8-トリメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)ベンズアミド
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.78 (d, J = 6.6 Hz, 1H), 7.74 - 7.59 (m, 2H), 4.31 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 4.27 - 4.16 (m, 2H), 3.26 (s, 3H), 2.97 - 2.79 (m, 2H), 2.32 (s, 3H), 2.25 - 2.11 (m, 2H), 1.53 (d, J = 7.0 Hz, 3H).
化合物514.N-(cis-3-(((S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)-2-(3,4,5-トリフルオロフェニル)アセトアミド
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.11 - 6.99 (m, 2H), 4.23 - 4.16 (m, 1H), 4.14 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 4.09 - 3.97 (m, 1H), 3.48 (s, 2H), 3.26 (s, 3H), 2.88 - 2.77 (m, 2H), 2.40 - 2.31 (m, 1H), 2.30 (s, 3H), 2.13 - 1.99 (m, 2H), 1.10 (t, J = 7.5 Hz, 3H), 1.07 - 0.97 (m, 1H), 0.88 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物553.
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.79 (dd, J = 2.3, 0.9 Hz, 1H), 6.62 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 4.92 (s, 2H), 4.20 (dd, J = 15.9, 8.1 Hz, 1H), 4.14 (t, J = 4.2 Hz, 1H), 4.07 (dd, J = 9.0, 7.5 Hz, 1H), 3.27 (s, 3H), 2.92 - 2.76 (m, 2H), 2.42 - 2.30 (m, 1H), 2.30 (s, 3H), 2.17 - 1.97 (m, 2H), 1.11 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.88 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物559.N-(cis-3-(((S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)-2-(6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)アセトアミド
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.61 (t, J = 7.3 Hz, 1H), 7.97 (dd, J = 8.1, 1.5 Hz, 1H), 7.77 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 4.14 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 4.04 (td, J = 9.1, 4.5 Hz, 1H), 3.64 (d, J = 10.1 Hz, 2H), 3.27 (d, J = 5.6 Hz, 3H), 2.94 - 2.69 (m, 2H), 2.43 - 2.30 (m, 1H), 2.29 (s, 3H), 2.12 - 1.94 (m, 2H), 1.10 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.88 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物481.3,4,5-トリフルオロ-N-(cis-3-(((S)-4,7,8-トリメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)ベンゼンスルホンアミド
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.74 - 7.50 (m, 2H), 4.27 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 4.13 - 3.99 (m, 1H), 3.68 - 3.52 (m, 1H), 3.20 (s, 3H), 2.73 - 2.56 (m, 2H), 2.27 (s, 3H), 1.96 - 1.81 (m, 2H), 1.50 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物458.1-(4-フルオロフェニル)-3-(cis-3-(((S)-4,7,8-トリメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)尿素
1H NMR (メタノール-d4) δ 7.41 - 7.27 (m, 2H), 6.98 (t, J = 8.5 Hz, 2H), 4.30 (d, J = 6.7 Hz, 1H), 4.13 (s, 1H), 4.04 - 3.90 (m, 1H), 3.24 (s, 3H), 2.84 (d, J = 3.5 Hz, 2H), 2.30 (s, 3H), 2.07 - 1.94 (m, 2H), 1.52 (d, J = 6.7 Hz, 3H)
化合物460.1-(2,3,4-トリフルオロフェニル)-3-(cis-3-(((S)-4,7,8-トリメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)尿素
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.66 (dddd, J = 9.4, 8.1, 5.2, 2.6 Hz, 1H), 7.03 (tdd, J = 10.3, 8.2, 2.4 Hz, 1H), 4.30 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 4.22 - 4.07 (m, 1H), 4.07 - 3.92 (m, 1H), 3.25 (s, 3H), 2.92 - 2.78 (m, 2H), 2.31 (s, 3H), 2.09 - 1.93 (m, 2H), 1.53 (d, J = 7.0 Hz, 3H).
化合物462.1-(6-クロロピリジン-3-イル)-3-(cis-3-(((S)-4,7,8-トリメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)尿素
1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.50 (s, 1H), 7.95 (s, 1H), 7.42 (d, J = 6.9 Hz, 1H), 4.41 - 3.93 (m, 3H), 3.25 (s, 3H), 2.85 (s, 2H), 2.66 (s, 1H), 2.31 (s, 3H), 2.03 (s, 2H), 1.52 (s, 3H).
化合物464.4-フルオロフェニル (cis-3-(((S)-4,7,8-トリメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)カルバメート
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 12.66 (s, 1H), 10.49 (s, 1H), 8.38 (s, 3H), 8.18 (s, 1H), 4.66 (d, J = 6.2 Hz, 1H), 4.30 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.73 (t, J = 10.8 Hz, 1H), 3.57 (s, 1H), 2.27 (s, 3H), 1.41 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物472.1-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-3-(cis-3-(((S)-4,7,8-トリメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)尿素
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.24 - 7.10 (m, 2H), 4.37 - 4.21 (m, 1H), 4.14 (dd, J = 15.8, 7.9 Hz, 1H), 3.99 (dt, J = 16.4, 4.5 Hz, 1H), 3.25 (s, 3H), 2.85 (ddd, J = 14.6, 7.1, 3.8 Hz, 2H), 2.31 (s, 3H), 2.02 (dt, J = 16.9, 5.1 Hz, 2H), 1.53 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物484.3,4,5-トリフルオロフェニル (cis-3-(((S)-4,7,8-トリメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)カルバメート
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.08 - 6.79 (m, 2H), 4.30 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 4.23 - 4.04 (m, 1H), 3.99 - 3.77 (m, 1H), 3.25 (s, 3H), 2.85 (dt, J = 11.1, 7.1 Hz, 2H), 2.30 (s, 3H), 2.10 (dd, J = 19.6, 9.0 Hz, 2H), 1.53 (d, J = 7.0 Hz, 3H).
化合物473.1-(6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)-3-(cis-3-(((S)-4,7,8-トリメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)尿素
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.70 (d, J = 2.5 Hz, 1H), 8.14 - 8.04 (m, 1H), 7.69 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 4.30 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 4.24 - 4.12 (m, 1H), 4.11 - 3.95 (m, 1H), 3.26 (s, 3H), 2.92 - 2.79 (m, 2H), 2.31 (s, 3H), 2.07 (dtd, J = 10.4, 9.1, 1.4 Hz, 2H), 1.53 (d, J = 7.0 Hz, 3H).
化合物477.1-(2,4,5-トリフルオロフェニル)-3-(cis-3-(((S)-4,7,8-トリメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)尿素
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.08 - 7.87 (m, 1H), 7.17 (td, J = 10.5, 7.3 Hz, 1H), 4.30 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 4.22 - 4.10 (m, 1H), 4.08 - 3.89 (m, 1H), 3.25 (s, 3H), 2.92 - 2.77 (m, 2H), 2.31 (s, 3H), 2.10 - 1.94 (m, 2H), 1.53 (d, J = 7.0 Hz, 3H).
化合物525.4,4-ジフルオロ-N-(cis-3-(((S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)ピペリジン-1-カルボキサミド
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 4.37 - 4.27 (m, 1H), 4.20 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 4.03 - 3.89 (m, 1H), 3.77 - 3.68 (m, 4H), 3.51 (dd, J = 14.3, 8.5 Hz, 4H), 3.26 (s, 3H), 2.92 - 2.76 (m, 2H), 2.40 (s, 3H), 2.34 (dtd, J = 10.8, 6.9, 3.5 Hz, 1H), 2.21 - 2.05 (m, 6H), 1.93 (ddd, J = 19.6, 13.6, 5.8 Hz, 4H), 1.12 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.89 (dd, J = 6.8, 4.0 Hz, 3H).
化合物526.1-(4,4-ジフルオロシクロヘキシル)-3-(cis-3-(((S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)尿素
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 4.30 - 4.21 (m, 1H), 4.14 (t, J = 3.9 Hz, 1H), 3.92 (dt, J = 14.9, 6.2 Hz, 1H), 3.81 (t, J = 9.7 Hz, 1H), 3.61 (t, J = 9.6 Hz, 1H), 3.25 (s, 3H), 3.02 - 2.88 (m, 2H), 1.92 (ddd, J = 14.3, 9.9, 6.9 Hz, 9H), 1.72 - 1.58 (m, 2H), 1.56 - 1.45 (m, 2H), 1.09 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.87 (dd, J = 14.9, 6.9 Hz, 3H).
化合物538.1-(4,4-ジフルオロシクロヘキシル)-3-(cis-3-(((S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)-1-メチル尿素
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 4.15 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 4.09 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 4.04 - 3.91 (m, 1H), 3.27 (s, 3H), 2.89 - 2.77 (m, 2H), 2.75 (s, 3H), 2.41 - 2.31 (m, 1H), 2.29 (s, 3H), 2.05 (dddd, J = 13.1, 9.2, 7.9, 5.0 Hz, 4H), 1.94 - 1.71 (m, 4H), 1.65 (d, J = 9.3 Hz, 2H), 1.11 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.89 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
(実施例2JJ)
表34中の実施例に関する一般的スキームおよび手順:
ステップ1。
tert-ブチル(trans-3-(((7S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)カルバメートおよびtert-ブチル(trans-3-(((7S)-7-メチル-4,8-ジメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)カルバメートを調製し、スキームおよび表32にて記載した手順と同様の手順により(7S)-2-((trans-3-アミノシクロブチル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン二塩酸塩および(7S)-2-((trans-3-アミノシクロブチル)アミノ)-7-メチル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン二塩酸塩に脱保護化した。
表34中の実施例を、表33にて記載した手順と同様の手順によって調製した。
化合物476.3,4,5-トリフルオロ-N-(trans-3-(((S)-4,7,8-トリメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)ベンズアミド
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.87 (d, J = 6.3 Hz, 1H), 7.76 - 7.60 (m, 2H), 4.65 - 4.48 (m, 2H), 4.30 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.25 (s, 3H), 2.65 - 2.48 (m, 4H), 2.33 (s, 3H), 1.53 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物515.N-(trans-3-(((S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)-2-(3,4,5-トリフルオロフェニル)アセトアミド
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.15 - 6.99 (m, 2H), 4.50 (p, J = 6.4 Hz, 1H), 4.41 - 4.31 (m, 1H), 4.15 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 3.51 (s, 2H), 3.26 (s, 3H), 2.53 - 2.40 (m, 4H), 2.37 - 2.31 (m, 1H), 2.31 (d, J = 4.2 Hz, 3H), 1.15 - 1.06 (m, 3H), 0.89 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物554.N-(trans-3-(((S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)-2-(3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)アセトアミド
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.80 (dd, J = 2.3, 0.9 Hz, 1H), 6.62 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 4.95 (s, 2H), 4.52 (p, J = 6.5 Hz, 1H), 4.45 - 4.35 (m, 1H), 4.15 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 3.27 (s, 3H), 2.50 (dd, J = 11.4, 6.1 Hz, 4H), 2.36 (ddd, J = 10.0, 8.8, 5.0 Hz, 1H), 2.31 (d, J = 5.0 Hz, 3H), 1.11 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.89 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物560.N-(trans-3-(((S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)-2-(6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)アセトアミド
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.64 (d, J = 1.8 Hz, 1H), 7.98 (dd, J = 8.1, 1.5 Hz, 1H), 7.78 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 4.56 - 4.44 (m, 1H), 4.42 - 4.32 (m, 1H), 4.14 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 3.76 - 3.63 (m, 2H), 3.26 (s, 3H), 2.47 (dd, J = 10.3, 6.6 Hz, 4H), 2.40 - 2.31 (m, 1H), 2.30 (s, 3H), 1.78 - 1.54 (m, 2H), 1.09 (dd, J = 10.6, 5.1 Hz, 3H), 0.89 (t, J = 7.7 Hz, 3H).
化合物482.3,4,5-トリフルオロ-N-(trans-3-(((S)-4,7,8-トリメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)ベンゼンスルホンアミド
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.70 - 7.54 (m, 2H), 4.42 - 4.32 (m, 1H), 4.28 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.95 (p, J = 6.8 Hz, 1H), 3.20 (s, 3H), 2.32 (td, J = 6.8, 2.6 Hz, 4H), 2.29 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 1.51 (d, J = 6.9 Hz, 3H)
化合物459.1-(4-フルオロフェニル)-3-(trans-3-(((S)-4,7,8-トリメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)尿素
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 12.66 (s, 1H), 10.49 (s, 1H), 8.38 (s, 3H), 8.18 (s, 1H), 4.66 (d, J = 6.2 Hz, 1H), 4.30 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.73 (t, J = 10.8 Hz, 1H), 3.57 (s, 1H), 2.27 (s, 3H), 1.41 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物461.1-(2,3,4-トリフルオロフェニル)-3-(trans-3-(((S)-4,7,8-トリメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)尿素
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.66 (dddd, J = 9.4, 8.1, 5.2, 2.6 Hz, 1H), 7.03 (tdd, J = 10.2, 8.2, 2.4 Hz, 1H), 4.52 - 4.42 (m, 1H), 4.40 - 4.17 (m, 2H), 3.24 (s, 3H), 2.53 - 2.39 (m, 4H), 2.32 (s, 3H), 1.53 (d, J = 7.0 Hz, 3H).
化合物463.1-(6-クロロピリジン-3-イル)-3-(trans-3-(((S)-4,7,8-トリメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)尿素
1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.45 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 7.93 (dd, J = 8.7, 2.8 Hz, 1H), 7.37 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 4.53 - 4.40 (m, 1H), 4.33 (dq, J = 17.6, 6.9 Hz, 2H), 3.24 (s, 3H), 2.47 (t, J = 6.7 Hz, 4H), 2.31 (s, 3H), 1.52 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物465.4-フルオロフェニル (trans-3-(((S)-4,7,8-トリメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)カルバメート
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 12.66 (s, 1H), 10.49 (s, 1H), 8.38 (s, 3H), 8.18 (s, 1H), 4.66 (d, J = 6.2 Hz, 1H), 4.30 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.73 (t, J = 10.8 Hz, 1H), 3.57 (s, 1H), 2.27 (s, 3H), 1.41 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物474.1-(3,4,5-トリフルオロフェニル)-3-(trans-3-(((S)-4,7,8-トリメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)尿素
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.27 - 7.11 (m, 2H), 4.43 (s, 1H), 4.31 (dt, J = 20.7, 7.1 Hz, 2H), 3.23 (s, 3H), 2.46 (dd, J = 11.4, 4.4 Hz, 4H), 2.31 (s, 3H), 1.52 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物483.3,4,5-トリフルオロフェニル (trans-3-(((S)-4,7,8-トリメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)カルバメート
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.07 - 6.89 (m, 2H), 4.48 (dd, J = 12.4, 6.7 Hz, 1H), 4.35 - 4.28 (m, 1H), 4.27 - 4.19 (m, 1H), 3.25 (s, 3H), 2.59 - 2.41 (m, 4H), 2.31 (s, 3H), 1.53 (d, J = 7.0 Hz, 3H).
化合物471.1-(6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)-3-(trans-3-(((S)-4,7,8-トリメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)尿素
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.70 (d, J = 2.5 Hz, 1H), 8.17 - 8.02 (m, 1H), 7.69 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 4.48 (p, J = 6.4 Hz, 1H), 4.42 - 4.34 (m, 1H), 4.34 - 4.23 (m, 1H), 3.25 (d, J = 4.8 Hz, 3H), 2.49 (t, J = 6.8 Hz, 4H), 2.32 (s, 3H), 1.53 (d, J = 7.0 Hz, 3H).
化合物478.1-(2,4,5-トリフルオロフェニル)-3-(trans-3-(((S)-4,7,8-トリメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)尿素
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.15 - 7.91 (m, 1H), 7.18 (td, J = 10.6, 7.3 Hz, 1H), 4.56 - 4.39 (m, 1H), 4.40 - 4.24 (m, 2H), 3.24 (s, 3H), 2.58 - 2.36 (m, 4H), 2.32 (s, 3H), 1.53 (d, J = 7.0 Hz, 3H).
化合物523.4,4-ジフルオロ-N-(trans-3-(((S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)ピペリジン-1-カルボキサミド
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 4.40 (s, 1H), 4.31 (dd, J = 14.5, 6.7 Hz, 1H), 4.14 (d, J = 3.9 Hz, 1H), 3.57 - 3.47 (m, 4H), 3.26 (s, 3H), 2.65 (s, 2H), 2.50 - 2.39 (m, 4H), 2.35 - 2.31 (m, 1H), 2.30 (s, 3H), 1.94 (ddd, J = 19.6, 13.7, 5.8 Hz, 4H), 1.11 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.89 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物524.1-(4,4-ジフルオロシクロヘキシル)-3-(trans-3-(((S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)尿素
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 4.39 (s, 1H), 4.32 - 4.22 (m, 1H), 4.14 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 3.63 (t, J = 9.7 Hz, 1H), 3.32 (dd, J = 3.3, 1.7 Hz, 1H), 3.26 (s, 3H), 2.46 - 2.32 (m, 4H), 2.29 (s, 3H), 2.00 (t, J = 11.9 Hz, 2H), 1.86 (ddd, J = 28.9, 12.5, 4.0 Hz, 4H), 1.62 - 1.37 (m, 2H), 1.11 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.89 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物537.1-(4,4-ジフルオロシクロヘキシル)-3-(trans-3-(((S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)-1-メチル尿素
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 4.45 - 4.32 (m, 2H), 4.17 (d, J = 11.7 Hz, 1H), 4.14 (s, 1H), 3.25 (d, J = 4.9 Hz, 3H), 2.77 (s, 3H), 2.45 (dddd, J = 13.9, 11.3, 7.6, 3.3 Hz, 4H), 2.36 - 2.31 (m, 1H), 2.30 (s, 3H), 2.17 - 2.05 (m, 2H), 2.01 - 1.91 (m, 1H), 1.89 - 1.74 (m, 3H), 1.67 (s, 2H), 1.11 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.89 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
(実施例2KK)
表35における実施例の調製の一般的スキームおよび手順
一般的手順。
(7S)-2-((trans-3-アミノシクロブチル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン二塩酸塩(1当量)、ハロゲン置換された芳香族環または芳香族複素環(1.1当量)およびジイソプロピルエチルアミン(5当量)の混合物を、イソプロパノール2ml中に溶解し、マイクロ波管中150℃で1時間加熱した。反応物を真空で蒸発させ、0から100%アセトニトリル/水(TFA修飾剤)で溶出する分取カラムクロマトグラフィー(C18)により精製した。
化合物486.(S)-4,7,8-トリメチル-2-((trans-3-((3,4,5-トリフルオロフェニル)アミノ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 6.37 - 6.28 (m, 2H), 4.61 - 4.49 (m, 1H), 4.29 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 4.02 - 3.92 (m, 1H), 3.23 (s, 3H), 2.58 - 2.36 (m, 4H), 2.31 (s, 3H), 1.52 (d, J = 7.0 Hz, 3H).
化合物529.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((trans-3-((4-(トリフルオロメチル)ピリミジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.56 (d, J = 5.3 Hz, 1H), 7.03 (d, J = 5.3 Hz, 1H), 4.57 (dd, J = 12.0, 6.1 Hz, 2H), 4.15 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 3.27 (s, 3H), 2.58 (dd, J = 11.4, 6.3 Hz, 4H), 2.38 - 2.34 (m, 1H), 2.32 (d, J = 3.1 Hz, 3H), 1.11 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.89 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物530.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((trans-3-((6-(トリフルオロメチル)ピリミジン-4-イル)アミノ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.61 (s, 1H), 7.04 (s, 1H), 4.62 (dt, J = 13.9, 7.5 Hz, 2H), 4.15 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 3.28 (s, 3H), 2.71 - 2.45 (m, 4H), 2.36 (ddd, J = 8.5, 8.1, 4.2 Hz, 1H), 2.32 (s, 3H), 1.11 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.89 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物531.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((trans-3-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.56 (t, J = 7.9 Hz, 1H), 6.89 (t, J = 8.3 Hz, 1H), 6.67 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 4.49 (dd, J = 12.3, 6.7 Hz, 2H), 4.14 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 3.26 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 2.57 - 2.44 (m, 4H), 2.39 - 2.32 (m, 1H), 2.30 (d, J = 3.5 Hz, 3H), 1.11 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.89 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物533.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((trans-3-((5-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.25 (s, 1H), 8.04 (dd, J = 9.5, 2.1 Hz, 1H), 7.20 (d, J = 9.4 Hz, 1H), 4.77 - 4.62 (m, 1H), 4.49 - 4.36 (m, 1H), 4.16 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 3.28 (d, J = 6.5 Hz, 3H), 2.75 (td, J = 14.0, 7.5 Hz, 2H), 2.65 (ddt, J = 11.9, 7.8, 3.8 Hz, 2H), 2.36 (dt, J = 5.1, 3.0 Hz, 1H), 2.32 (s, 3H), 1.11 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.89 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物535.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((trans-3-((3,4,5-トリフルオロベンジル)アミノ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.50 - 7.34 (m, 2H), 4.79 - 4.67 (m, 1H), 4.19 (s, 2H), 4.16 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 4.08 - 3.94 (m, 1H), 3.28 (s, 3H), 2.85 - 2.76 (m, 2H), 2.67 - 2.59 (m, 2H), 2.37 - 2.32 (m, 1H), 2.32 (d, J = 6.8 Hz, 3H), 1.11 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.89 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物540.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((trans-3-((2-(トリフルオロメチル)ピリミジン-4-イル)アミノ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.18 (s, 1H), 6.87 (d, J = 5.7 Hz, 1H), 4.75 (s, 1H), 4.60 (s, 1H), 4.15 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 3.27 (s, 3H), 2.70 - 2.53 (m, 4H), 2.38 - 2.32 (m, 1H), 2.32 (s, 3H), 1.11 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.89 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物555.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((trans-3-((6-(トリフルオロメチル)ピリダジン-3-イル)アミノ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.89 (d, J = 9.6 Hz, 1H), 7.52 (d, J = 9.6 Hz, 1H), 4.69 (p, J = 7.2 Hz, 1H), 4.53 - 4.39 (m, 1H), 4.15 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 3.29 (d, J = 7.5 Hz, 3H), 2.87 - 2.58 (m, 4H), 2.37 (ddd, J = 11.2, 9.3, 6.2 Hz, 1H), 2.32 (s, 3H), 1.11 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.89 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物558.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((trans-3-((5-(トリフルオロメチル)ピラジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.25 (d, J = 0.5 Hz, 1H), 8.15 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 4.62 (dd, J = 13.7, 6.8 Hz, 1H), 4.54 - 4.41 (m, 1H), 4.16 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 3.28 (s, 3H), 2.72 - 2.51 (m, 4H), 2.40 - 2.34 (m, 1H), 2.32 (s, 3H), 1.11 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.89 (d, J = 6.9 Hz, 3H)
化合物579.(S)-4,7,8-トリメチル-2-((trans-3-((5-(トリフルオロメチル)ピラジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.40 - 8.18 (m, 1H), 8.16 (d, J = 1.3 Hz, 1H), 4.61 (t, J = 7.1 Hz, 1H), 4.48 (dtd, J = 7.2, 3.4, 1.8 Hz, 1H), 4.30 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.25 (s, 3H), 2.75 - 2.49 (m, 3H), 2.33 (s, 3H), 1.53 (d, J = 7.0 Hz, 3H)
化合物587.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((trans-3-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)アミノ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d
4) δ 7.98 (d, J = 2.7 Hz, 1H), 7.50 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 6.97 (dd, J = 8.6, 2.7 Hz, 1H), 4.61 (t, J = 7.1 Hz, 1H), 4.13 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 4.08 (s, 1H), 3.25 (s, 3H), 2.69 - 2.41 (m, 4H), 2.32 (s, 3H), 1.11 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.89 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
(実施例2LL)
表36における実施例の調製に関する一般的スキームおよび手順
表36中の実施例に関する一般的手順
表27中の実施例にて記載した手順により、中間体A-#(1当量)およびtrans-N1-メチル-N1-(5-(トリフルオロメチル)ピラジン-2-イル)シクロブタン-1,3-ジアミン塩酸塩(B-199)(1.2当量)の反応により化合物を調製して、所望の生成物を得た。
化合物655.(7S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((trans-3-(メチル(5-(トリフルオロメチル)ピラジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ 8.90 (s, 1H), 8.38 (s, 1H), 8.00 (d, J = 1.4 Hz, 1H), 5.16 - 4.94 (m, 2H), 4.35 (td, J = 8.1, 4.2 Hz, 1H), 3.89 (d, J = 4.4 Hz, 1H), 3.19 (s, 3H), 3.12 (s, 3H), 2.64 (dtd, J = 11.9, 7.5, 3.7 Hz, 2H), 2.43 (d, J = 3.0 Hz, 1H), 2.23 (s, 3H), 1.08 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.94 (d, J = 6.9 Hz, 3H)
化合物681.(S)-7-((R)-1-メトキシエチル)-4,8-ジメチル-2-((trans-3-(メチル(5-(トリフルオロメチル)ピラジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.37 (dd, J = 1.5, 0.8 Hz, 1H), 8.27 - 8.15 (m, 1H), 5.28 - 5.14 (m, 1H), 4.39 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 4.23 (d, J = 3.9 Hz, 1H), 3.80 (qd, J = 6.5, 3.9 Hz, 1H), 3.33 (s, 3H), 3.29 (s, 3H), 3.23 (s, 3H), 2.88 - 2.67 (m, 2H), 2.53 (dq, J = 10.1, 6.4, 5.3 Hz, 2H), 2.34 (s, 3H), 1.29 (d, J = 6.5 Hz, 3H).
化合物682.(S)-7-エチル-4,8-ジメチル-2-((trans-3-(メチル(5-(トリフルオロメチル)ピラジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.37 (s, 1H), 8.19 (d, J = 1.3 Hz, 1H), 5.23 (p, J = 8.2 Hz, 1H), 4.43 (ddt, J = 16.9, 8.5, 4.2 Hz, 1H), 4.34 (dd, J = 5.8, 3.4 Hz, 1H), 3.24 (2s, 6H), 2.90 - 2.76 (m, 2H), 2.54 (tt, J = 7.9, 3.5 Hz, 2H), 2.35 (s, 3H), 2.05 (tdd, J = 21.1, 10.7, 5.3 Hz, 2H), 0.87 (t, J = 7.4 Hz, 3H).
化合物683.(S)-4,7,8-トリメチル-2-((trans-3-(メチル(5-(トリフルオロメチル)ピラジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d
4) δ 8.36 (s, 1H), 8.18 (d, J = 1.3 Hz, 1H), 5.23 (t, J = 8.2 Hz, 1H), 4.42 (td, J = 8.4, 7.7, 4.1 Hz, 1H), 4.32 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.23 (s, 3H), 2.87 - 2.74 (m, 2H), 2.54 (tt, J = 8.5, 3.7 Hz, 2H), 2.36 (s, 3H), 1.54 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
(実施例2MM)
表37における実施例の調製の一般的スキームおよび手順
表37中の実施例に関する一般的手順
表27中の実施例にて記載した手順により、中間体A-#(1当量)およびcis-N1-メチル-N1-(5-(トリフルオロメチル)ピラジン-2-イル)シクロブタン-1,3-ジアミン塩酸塩(B-198)(1.2当量)の反応により化合物を調製して、所望の生成物を得た。
化合物652.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((cis-3-(メチル(5-(トリフルオロメチル)ピラジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ 9.28 (s, 1H), 8.37 (d, J = 1.3 Hz, 1H), 8.03 (d, J = 1.4 Hz, 1H), 4.96 (d, J = 7.1 Hz, 1H), 4.52 (tt, J = 9.5, 7.2 Hz, 1H), 4.21 (dtd, J = 8.9, 7.1, 1.8 Hz, 1H), 3.88 (d, J = 4.4 Hz, 1H), 2.86 (dtt, J = 11.7, 5.7, 1.6 Hz, 2H), 2.23 (s, 3H), 2.08 (dtd, J = 11.5, 9.3, 2.1 Hz, 2H), 1.07 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.93 (d, J = 7.0 Hz, 3H).
化合物653.(S)-4,7,8-トリメチル-2-((cis-3-(メチル(5-(トリフルオロメチル)ピラジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ 8.40 (s, 1H), 8.16 (s, 1H), 8.05 (d, J = 1.5 Hz, 1H), 4.87 (d, J = 7.1 Hz, 1H), 4.54 (tt, J = 9.6, 7.2 Hz, 1H), 4.31 - 4.17 (m, 1H), 4.09 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.14 (s, 3H), 3.07 (s, 3H), 2.88 (dt, J = 11.5, 6.9 Hz, 2H), 2.24 (s, 3H), 2.16 - 2.04 (m, 2H), 1.42 (d, J = 6.8 Hz, 3H).
化合物651.(S)-7-((R)-1-メトキシエチル)-4,8-ジメチル-2-((cis-3-(メチル(5-(トリフルオロメチル)ピラジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ 8.96 (s, 1H), 8.47 - 8.31 (m, 1H), 8.04 (d, J = 1.4 Hz, 1H), 5.09 (d, J = 7.1 Hz, 1H), 4.54 (tt, J = 9.6, 7.2 Hz, 1H), 4.22 (dtd, J = 8.9, 7.1, 1.8 Hz, 1H), 3.95 (d, J = 6.1 Hz, 1H), 3.58 (p, J = 6.3 Hz, 1H), 3.20 (s, 3H), 3.13 (s, 3H), 2.92 - 2.83 (m, 2H), 2.25 (s, 3H), 2.10 (dtd, J = 13.1, 10.8, 10.1, 2.9 Hz, 2H), 1.25 (d, J = 6.4 Hz, 3H).
化合物654.(7S)-7-エチル-4,8-ジメチル-2-((cis-3-(メチル(5-(トリフルオロメチル)ピラジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ 8.44 - 8.34 (m, 1H), 8.21 (s, 1H), 8.05 (d, J = 1.5 Hz, 1H), 4.88 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 4.54 (tt, J = 9.5, 7.2 Hz, 1H), 4.34 - 4.19 (m, 1H), 4.08 (dd, J = 6.5, 3.8 Hz, 1H), 3.14 (s, 3H), 3.09 (s, 3H), 2.92 - 2.79 (m, 2H), 2.22 (s, 3H), 2.17 - 1.77 (m, 4H), 0.92 (t, J = 7.5 Hz, 3H)
(実施例2NN)
表38中の実施例に関する一般的手順
表L中の実施例にて記載した手順により、中間体A-#(1当量)およびcis-N1-(5-(トリフルオロメチル)ピラジン-2-イル)シクロブタン-1,3-ジアミン塩酸塩、B-209(1.2当量)の反応により化合物を調製して、所望の生成物を得た。
化合物557.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((cis-3-((5-(トリフルオロメチル)ピラジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.27 (d, J = 0.6 Hz, 1H), 7.99 (d, J = 1.2 Hz, 1H), 4.33 - 4.18 (m, 2H), 4.16 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 3.29 (s, 3H), 3.03 - 2.85 (m, 2H), 2.38 - 2.31 (m, 1H), 2.31 (s, 3H), 2.16 - 2.00 (m, 2H), 1.11 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.89 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物578.(S)-4,7,8-トリメチル-2-((cis-3-((5-(トリフルオロメチル)ピラジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.31 (s, 1H), 8.28 - 8.13 (m, 1H), 4.41 - 4.26 (m, 2H), 4.20 (tt, J = 8.7, 7.2 Hz, 1H), 3.27 (s, 3H), 3.10 - 2.91 (m, 2H), 2.33 (s, 3H), 2.22 (dtt, J = 10.6, 7.1, 1.8 Hz, 2H), 1.53 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物647.(S)-7-((R)-1-メトキシエチル)-4,8-ジメチル-2-((cis-3-((5-(トリフルオロメチル)ピラジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.35 - 8.20 (m, 1H), 8.04 (d, J = 1.3 Hz, 1H), 4.34 - 4.27 (m, 1H), 4.23 (d, J = 3.9 Hz, 1H), 3.79 (tt, J = 6.5, 3.2 Hz, 1H), 3.35 (s, 3H), 3.29 (s, 3H), 2.99 (dddd, J = 12.8, 7.0, 5.7, 1.7 Hz, 2H), 2.31 (d, J = 8.0 Hz, 3H), 2.21 - 2.04 (m, 2H), 1.29 (d, J = 6.5 Hz, 3H)
化合物648.(S)-7-エチル-4,8-ジメチル-2-((cis-3-((5-(トリフルオロメチル)ピラジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.28 (s, 1H), 7.91 (d, J = 1.5 Hz, 1H), 4.33 (dd, J = 5.7, 3.4 Hz, 1H), 4.23 (q, J = 8.7, 7.3 Hz, 2H), 3.25 (s, 3H), 2.97 (t, J = 5.7 Hz, 2H), 2.30 (s, 3H), 2.11 - 1.99 (m, 1H), 0.86 (dd, J = 7.5, 3.2 Hz, 3H).
化合物672.7-(1-メトキシシクロブチル)-4,8-ジメチル-2-((cis-3-((5-(トリフルオロメチル)ピラジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.91 (s, 1H), 6.94 - 6.79 (m, 2H), 6.69 (d, J = 6.8 Hz, 1H), 4.84 (td, J = 6.6, 3.3 Hz, 1H), 4.39 (dd, J = 13.2, 6.4 Hz, 1H), 4.21 (s, 1H), 3.10 (s, 3H), 3.06 (d, J = 4.5 Hz, 3H), 2.40 (dd, J = 13.8, 9.7 Hz, 1H), 2.37 - 2.28 (m, 2H), 2.23 (dd, J = 9.0, 3.5 Hz, 1H), 2.18 - 2.05 (m, 5H), 1.98 (dd, J = 18.6, 8.9 Hz, 1H), 1.70 (ddd, J = 20.2, 10.2, 4.7 Hz, 1H), 1.56 (dt, J = 9.0, 7.9 Hz, 1H).
(実施例2OO)
表39中の実施例に関する一般的手順
表L中の実施例にて記載した手順により、中間体A-#(1当量)およびcis-N1-(5-(トリフルオロメチル)ピラジン-2-イル)シクロブタン-1,3-ジアミン塩酸塩、B-212(1.2当量)の反応により化合物を調製して、所望の生成物を得た。
化合物738.(S)-7-エチル-4,8-ジメチル-2-(((1R,3S)-3-((5-(トリフルオロメチル)ピラジン-2-イル)アミノ)シクロペンチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.29 - 8.22 (m, 1H), 8.20 (d, J = 1.4 Hz, 1H), 4.51 - 4.42 (m, 1H), 4.33 (dt, J = 6.4, 3.3 Hz, 2H), 3.26 (s, 3H), 2.69 (dt, J = 14.2, 7.4 Hz, 1H), 2.31 (s, 3H), 2.23 - 2.18 (m, 1H), 2.12 - 2.00 (m, 2H), 1.92 - 1.86 (m, 2H), 1.71 (dt, J = 13.7, 6.9 Hz, 1H), 0.91 - 0.83 (m, 3H).
化合物737.(S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1R,3S)-3-((5-(トリフルオロメチル)ピラジン-2-イル)アミノ)シクロペンチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.28 - 8.21 (m, 1H), 8.18 (d, J = 1.3 Hz, 1H), 4.44 (qd, J = 6.9, 4.3 Hz, 1H), 4.36 - 4.25 (m, 2H), 3.26 (s, 3H), 2.73 - 2.64 (m, 1H), 2.32 (s, 3H), 2.20 (td, J = 6.6, 4.4 Hz, 2H), 1.93 - 1.86 (m, 2H), 1.75 - 1.67 (m, 1H), 1.53 (dd, J = 7.0, 2.0 Hz, 3H).
化合物736.(S)-7-((R)-1-メトキシエチル)-4,8-ジメチル-2-(((1R,3S)-3-((5-(トリフルオロメチル)ピラジン-2-イル)アミノ)シクロペンチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.31 - 8.22 (m, 1H), 8.11 (d, J = 1.3 Hz, 1H), 4.46 - 4.41 (m, 1H), 4.35 - 4.29 (m, 1H), 4.23 (d, J = 3.9 Hz, 1H), 3.79 (qd, J = 6.4, 3.9 Hz, 1H), 3.35 (s, 3H), 3.30 (s, 3H), 2.74 - 2.64 (m, 1H), 2.31 (s, 3H), 2.24 - 2.16 (m, 2H), 1.94 - 1.85 (m, 2H), 1.68 (dt, J = 13.7, 7.1 Hz, 1H), 1.29 (d, J = 6.5 Hz, 3H).
化合物735.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-(((1R,3S)-3-((5-(トリフルオロメチル)ピラジン-2-イル)アミノ)シクロペンチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d
4) δ 8.24 (t, J = 1.0 Hz, 1H), 8.21 (d, J = 1.3 Hz, 1H), 4.44 (p, J = 6.8 Hz, 1H), 4.36 - 4.29 (m, 1H), 4.15 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 3.29 (s, 3H), 2.69 (dt, J = 13.4, 7.4 Hz, 1H), 2.35 (ddd, J = 10.9, 7.0, 3.6 Hz, 1H), 2.31 (s, 3H), 2.25 - 2.16 (m, 2H), 1.96 - 1.84 (m, 2H), 1.72 (dt, J = 13.6, 6.9 Hz, 1H), 1.11 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.90 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
(実施例2PP)
表40における実施例の調製に関する一般的スキームおよび手順
表40中の実施例に関する一般的手順:
表40の化合物を、中間体A-#およびB-101の反応による方法A手順(化合物46参照)によって調製した。
化合物745.(S)-7-((S)-1-(tert-ブトキシ)エチル)-4,8-ジメチル-2-(((1r,3S)-3-(3,4,5-トリフルオロフェノキシ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ 6.43 (dd, J = 9.2, 5.7 Hz, 2H), 4.79 (p, J = 5.2 Hz, 1H), 4.59 (d, J = 6.3 Hz, 1H), 4.21 - 4.07 (m, 3H), 4.04 (d, J = 2.1 Hz, 2H), 3.29 (s, 3H), 2.61 (s, 4H), 2.37 (s, 3H), 1.27 (d, J = 6.4 Hz, 3H), 1.10 (s, 9H).
化合物720.7-(メトキシメチル)-4,7,8-トリメチル-2-((trans-3-(3,4,5-トリフルオロフェノキシ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.80 (s, 1H), 6.90 - 6.77 (m, 2H), 6.66 (s, 1H), 4.83 (td, J = 6.8, 3.5 Hz, 1H), 4.38 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.60 (dd, J = 45.4, 10.0 Hz, 2H), 3.20 (s, 3H), 2.47 - 2.01 (m, 7H), 1.33 (s, 3H), 1.29 - 1.15 (m, 3H).
化合物719.7-(メトキシメチル)-4,7,8-トリメチル-2-((trans-3-(3,4,5-トリフルオロフェノキシ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.80 (s, 1H), 6.91 - 6.77 (m, 2H), 6.66 (d, J = 6.9 Hz, 1H), 4.84 (td, J =6.7, 3.4 Hz, 1H), 4.38 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.66 (d, J = 10.1 Hz, 1H), 3.54 (d, J = 10.0 Hz, 1H), 3.20 (s,3H), 2.96 (s, 3H), 2.47 - 2.29 (m, 4H), 2.10 (s, 3H), 1.33 (s, 3H), 1.27 - 1.12 (m, 3H).
化合物677.(S)-7-(ヒドロキシメチル)-4,8-ジメチル-2-((trans-3-(3,4,5-トリフルオロフェノキシ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 6.96 - 6.75 (m, 2H), 6.62 (d, J = 6.9 Hz, 1H), 4.97 (t, J = 5.3 Hz, 1H), 4.39 (d, J = 6.6 Hz, 1H), 3.97 (t, J = 2.7 Hz, 1H), 3.70 (dd, J = 11.8, 6.9 Hz, 2H), 3.17 (dd, J = 5.2, 1.7 Hz, 1H), 2.99 (d, J = 1.7 Hz, 3H), 2.47 - 2.22 (m, 4H), 2.08 (d, J = 1.7 Hz, 3H).
化合物674.(S)-7-(tert-ブトキシメチル)-4,8-ジメチル-2-((trans-3-(3,4,5-トリフルオロフェノキシ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 8.93 (s, 1H), 6.41 (dd, J = 9.4, 5.6 Hz, 2H), 5.04 (d, J = 6.2 Hz, 1H), 4.75 (tt, J = 7.4, 4.0 Hz, 1H), 4.55 (ddd, J = 13.5, 6.7, 3.8 Hz, 1H), 4.09 (q, J = 3.1 Hz, 1H), 3.71 (d, J = 3.6 Hz, 2H), 3.09 (s, 3H), 2.59 (ddt, J = 15.3, 7.3, 3.4 Hz, 2H), 2.42 (dt, J = 13.3, 6.3 Hz, 2H), 2.21 (d, J = 2.9 Hz, 3H), 1.05 (d, J = 3.3 Hz, 9H).
化合物667.7-(1-メトキシシクロブチル)-4,8-ジメチル-2-((trans-3-(3,4,5-トリフルオロフェノキシ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.91 (s, 1H), 6.94 - 6.79 (m, 2H), 6.69 (d, J = 6.8 Hz, 1H), 4.84 (td, J = 6.6, 3.3 Hz, 1H), 4.39 (dd, J = 13.2, 6.4 Hz, 1H), 4.21 (s, 1H), 3.10 (s, 3H), 3.06 (d, J = 4.5 Hz, 3H), 2.40 (dd, J = 13.8, 9.7 Hz, 1H), 2.37 - 2.28 (m, 2H), 2.23 (dd, J = 9.0, 3.5 Hz, 1H), 2.18 - 2.05 (m, 5H), 1.98 (dd, J = 18.6, 8.9 Hz, 1H), 1.70 (ddd, J = 20.2, 10.2, 4.7 Hz, 1H), 1.56 (dt, J = 9.0, 7.9 Hz, 1H).
化合物599.(S)-7-((R)-1-メトキシエチル)-4,8-ジメチル-2-((trans-3-(3,4,5-トリフルオロフェノキシ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ 9.25 (s, 1H), 6.48 - 6.24 (m, 2H), 5.11 (d, J = 6.1 Hz, 1H), 4.74 (tt, J = 7.1, 4.0 Hz, 1H), 4.56 (td, J = 8.1, 5.7 Hz, 1H), 3.94 (d, J = 6.1 Hz, 1H), 3.57 (p, J = 6.3 Hz, 1H), 3.30 (s, 3H), 3.18 (s, 3H), 2.59 (ddt, J = 12.4, 8.4, 4.2 Hz, 2H), 2.51 - 2.39 (m, 2H), 2.25 (s, 3H), 1.25 (dd, J = 12.1, 4.0 Hz, 6H).
(実施例2QQ)
表41における実施例の調製に関する一般的スキームおよび手順
表41中の実施例に対する手順を、中間体A-#およびB-112の反応による方法A手順(化合物46参照)によって調製した。
化合物748.(7S)-4,5,7,8-テトラメチル-2-((trans-3-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)オキシ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.37 (d, J = 2.7 Hz, 1H), 7.83 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.61 - 7.50 (m, 1H), 5.21 - 5.10 (m, 1H), 4.76 - 4.61 (m, 1H), 4.38 - 4.26 (m, 1H), 3.36 (s, 3H), 3.25 (s, 3H), 2.86 - 2.61 (m, 4H), 2.55 (s, 3H), 1.39 (d, J = 7.0 Hz, 3H).
化合物725.(S)-7-(tert-ブトキシメチル)-4,8-ジメチル-2-((trans-3-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)オキシ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 8.31 (d, J = 3.0 Hz, 1H), 7.61 (d, J = 8.6 Hz, 1H), 7.17 (dd, J = 8.8, 2.9 Hz, 1H), 5.20 - 5.00 (m, 1H), 4.95 (tt, J = 7.0, 4.0 Hz, 1H), 4.59 (dd, J = 12.0, 6.1 Hz, 1H), 4.09 (t, J = 3.2 Hz, 1H), 3.71 (d, J = 3.4 Hz, 2H), 3.08 (d, J = 4.2 Hz, 2H), 2.75 - 2.57 (m, 2H), 2.57 - 2.36 (m, 3H), 2.21 (d, J = 2.9 Hz, 3H), 1.05 (d, J = 4.3 Hz, 9H).
化合物669.7-(1-メトキシシクロブチル)-4,8-ジメチル-2-((trans-3-(((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)オキシ)メチル)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.92 (s, 1H), 8.38 (d, J = 2.8 Hz, 1H), 7.82 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.45 (dd, J = 8.5, 2.7 Hz, 1H), 6.75 (s, 1H), 5.02 (s, 1H), 4.52 - 4.37 (m, 1H), 4.22 (s, 1H), 3.10 (s, 3H), 3.06 (s, 3H), 2.44 - 2.34 (m, 1H), 2.22 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 2.18 - 2.06 (m, 5H), 1.99 (d, J = 9.4 Hz, 1H), 1.79 - 1.62 (m, 1H), 1.61 - 1.45 (m, 1H).
化合物685.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((trans-3-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)オキシ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.92 (s, 1H), 8.38 (d, J = 2.8 Hz, 1H), 7.82 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.45 (dd, J = 8.5, 2.7 Hz, 1H), 6.75 (s, 1H), 5.02 (s, 1H), 4.52 - 4.37 (m, 1H), 4.22 (s, 1H), 3.10 (s, 3H), 3.06 (s, 3H), 2.44 - 2.34 (m, 1H), 2.22 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 2.18 - 2.06 (m, 5H), 1.99 (d, J = 9.4 Hz, 1H), 1.79 - 1.62 (m, 1H), 1.61 - 1.45 (m, 1H).
化合物684.(S)-7-((R)-1-メトキシエチル)-4,8-ジメチル-2-((trans-3-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)オキシ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.31 (d, J = 2.9 Hz, 1H), 7.75 (dd, J = 8.9, 2.1 Hz, 1H), 7.44 (dd, J = 8.7, 2.9 Hz, 1H), 5.13 - 5.01 (m, 1H), 4.68 (q, J = 7.0 Hz, 1H), 4.23 (dd, J = 3.9, 2.0 Hz, 1H), 3.79 (qd, J = 6.5, 3.9 Hz, 1H), 3.32 (s, 3H), 3.29 (s, 3H), 2.70 (dq, J = 7.4, 4.2 Hz, 4H), 2.33 (d, J = 2.1 Hz, 3H), 1.29 (dd, J = 6.5, 2.1 Hz, 3H)
化合物686.(S)-7-エチル-4,8-ジメチル-2-((trans-3-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)オキシ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.31 (d, J = 2.7 Hz, 1H), 7.80 - 7.70 (m, 1H), 7.44 (dd, J = 8.7, 2.8 Hz, 1H), 5.09 (t, J = 5.4 Hz, 1H), 4.72 - 4.60 (m, 1H), 4.41 - 4.24 (m, 1H), 3.25 (s, 3H), 2.79 - 2.59 (m, 4H), 2.33 (d, J = 1.5 Hz, 3H), 2.15 - 1.84 (m, 2H), 0.93 - 0.79 (m, 3H).
化合物724.7-(メトキシメチル)-4,7,8-トリメチル-2-((trans-3-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)オキシ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.82 (s, 1H), 8.38 (d, J = 2.8 Hz, 1H), 7.83 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.46 (dd, J = 8.6, 2.8 Hz, 1H), 6.72 (s, 1H), 5.02 (s, 1H), 4.53 - 4.24 (m, 1H), 3.66 (d, J = 10.0 Hz, 1H), 3.54 (d, J = 10.1 Hz, 1H), 3.20 (s, 3H), 2.93 (d, J = 31.5 Hz, 3H), 2.45 - 2.31 (m, 1H), 2.09 (d, J = 7.1 Hz, 3H), 1.29 (d, J = 36.9 Hz, 2H).
(実施例2RR)
表42における実施例の調製に関する一般的スキームおよび手順
表42中の実施例を、中間体A-#およびB-115の反応による方法A手順(化合物46参照)によって調製した。
化合物645.(S)-7-エチル-4,8-ジメチル-2-((trans-3-((2-(トリフルオロメチル)ピリミジン-5-イル)オキシ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.55 (s, 2H), 5.17 (t, J = 5.3 Hz, 1H), 4.67 (t, J = 7.2 Hz, 1H), 4.33 (dd, J = 5.8, 3.4 Hz, 1H), 3.23 (s, 3H), 2.73 (dp, J = 7.3, 2.2 Hz, 4H), 2.32 (s, 3H), 2.13 - 1.93 (m, 2H), 0.86 (td, J = 7.4, 2.9 Hz, 3H).
化合物644.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((cis-3-((2-(トリフルオロメチル)ピリミジン-5-イル)オキシ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.56 (s, 2H), 5.18 (td, J = 6.0, 3.0 Hz, 1H), 4.68 (q, J = 7.1 Hz, 1H), 4.16 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 3.27 (s, 3H), 2.74 (qd, J = 7.0, 6.4, 2.3 Hz, 4H), 2.33 (s, 3H), 1.11 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.89 (d, J = 6.9 Hz, 3H)
化合物657.(S)-7-((R)-1-メトキシエチル)-4,8-ジメチル-2-((trans-3-((2-(トリフルオロメチル)ピリミジン-5-イル)オキシ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ 9.75 (s, 2H), 8.40 (s, 2H), 6.84 (s, 1H), 5.02 (tt, J = 7.0, 3.8 Hz, 1H), 4.63 (ddt, J = 14.0, 7.9, 6.0 Hz, 1H), 3.96 (d, J = 5.6 Hz, 1H), 3.68 - 3.56 (m, 1H), 3.29 (s, 3H), 3.21 (s, 3H), 2.72 - 2.52 (m, 3H), 2.29 (s, 3H), 1.25 (d, J = 6.4 Hz, 3H).
化合物718.7-(1-メトキシシクロブチル)-4,8-ジメチル-2-((trans-3-((2-(トリフルオロメチル)ピリミジン-5-イル)オキシ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.92 (s, 2H), 8.66 (s, 4H), 6.74 (d, J = 7.1 Hz, 2H), 5.12 (d, J = 6.9 Hz, 2H), 4.46 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 4.21 (s, 2H), 3.10 (s, 6H), 2.28 - 2.18 (m, 2H), 3.06 (s, 6H), 2.10 (s, 11H), 1.98 (s, 2H), 1.75 - 1.61 (m, 1H), 1.55 (d, J = 9.4 Hz, 2H), 1.27 - 1.22 (m, 2H), 1.21 - 1.10 (m, 4H).
化合物710.7-(メトキシメチル)-4,7,8-トリメチル-2-((trans-3-((2-(トリフルオロメチル)ピリミジン-5-イル)オキシ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.83 (s, 1H), 8.66 (s, 2H), 6.75 (s, 1H), 5.21 - 5.04 (m, 1H), 4.45 (q, J = 7.2 Hz, 1H), 3.66 (d, J = 10.0 Hz, 1H), 3.55 (d, J = 10.1 Hz, 1H), 3.20 (s, 3H), 2.97 (s, 3H), 2.11 (s, 3H), 1.33 (s, 3H).
化合物706.7-(メトキシメチル)-4,7,8-トリメチル-2-((trans-3-((2-(トリフルオロメチル)ピリミジン-5-イル)オキシ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.79 (s, 1H), 7.67 (s, 1H), 7.40 (s, 1H), 6.58 (s, 1H), 6.48 (s, 1H), 5.44 (s, 2H), 4.21 (d, J = 6.1 Hz, 2H), 3.87 (s, 3H), 3.65 (d, J = 10.0 Hz, 1H), 3.54 (d, J = 10.1 Hz, 1H), 3.19 (s, 3H), 2.96 (s, 3H), 2.10 (s, 3H), 1.32 (s, 3H).
(実施例2SS)
表43中の以下の化合物を、方法A手順による中間体A-9および中間体B-#の反応によって調製した。
化合物502.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-(((1S,3R)-3-(メチル(4-(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)シクロペンチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.81 (s, 4H), 4.46 (dq, J = 16.1, 8.1 Hz, 2H), 4.15 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 3.34 - 3.28 (m, 2H), 3.26 (s, 3H), 2.50 (d, J = 18.8 Hz, 1H), 2.43 - 2.33 (m, 1H), 2.32 (d, J = 5.2 Hz, 3H), 2.23 - 1.89 (m, 5H), 1.10 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.88 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物503.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-(((1S,3S)-3-(メチル(4-(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)シクロペンチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.99 (t, J = 15.0 Hz, 2H), 7.92 (d, J = 8.7 Hz, 2H), 4.72 - 4.53 (m, 2H), 4.15 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 33.32 (s, 3H), 3.30 (s, 3H), 2.56 - 2.32 (m, 3H), 2.31 (d, J = 5.8 Hz, 3H), 2.22 - 2.00 (m, 2H), 1.77 (ddt, J = 13.0, 10.1, 7.5 Hz, 1H), 1.10 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.88 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物504.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-(((1R,3R)-3-(メチル(4-(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)シクロペンチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.78 (t, J = 10.6 Hz, 4H), 4.68 - 4.54 (m, 2H), 4.15 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 3.28 (d, J = 8.2 Hz, 3H), 3.21 (s, 3H), 2.45 - 2.33 (m, 2H), 2.31 (s, 3H), 2.15 (d, J = 7.7 Hz, 1H), 2.08 - 1.87 (m, 2H), 1.78 (ddt, J = 13.1, 10.0, 7.5 Hz, 1H), 1.11 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.89 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
化合物505.(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-(((1R,3S)-3-(メチル(4-(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)シクロペンチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.82 (s, 4H), 4.53 - 4.35 (m, 2H), 4.15 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 3.26 (d, J = 4.3 Hz, 6H), 2.49 (d, J = 14.7 Hz, 1H), 2.24 - 1.90 (m, 5H), 1.11 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.89 (d, J = 6.9 Hz, 3H)
(実施例2TT)
表44中の以下の化合物を、方法A手順による中間体A-67および中間体B-#の反応によって調製した。
化合物687.4’,8’-ジメチル-2’-((cis-3-((5-(トリフルオロメチル)ピラジン-2-イル)アミノ)シクロブチル)アミノ)-4,5,5’,8’-テトラヒドロ-2H,6’H-スピロ[フラン-3,7’-プテリジン]-6’-オン
1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ 8.36 (s, 1H), 7.89 (d, J = 1.4 Hz, 1H), 7.78 (s, 1H), 5.19 (d, J = 6.9 Hz, 1H), 4.91 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 4.33 - 4.24 (m, 2H), 4.22 - 4.13 (m, 3H), 3.91 (q, J = 8.6 Hz, 1H), 3.14 (s, 4H), 3.04 (dtd, J = 9.8, 7.2, 2.9 Hz, 2H), 2.62 (ddd, J = 13.5, 7.7, 3.5 Hz, 1H), 2.22 (s, 3H), 1.85 (qd, J = 8.8, 2.8 Hz, 2H).
化合物688.4’,8’-ジメチル-2’-((trans-3-((5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)メチル)シクロブチル)アミノ)-4,5,5’,8’-テトラヒドロ-2H,6’H-スピロ[フラン-3,7’-プテリジン]-6’-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 7.75 (dd, J = 2.3, 1.0 Hz, 1H), 6.58 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 4.30 - 4.24 (m, 4H), 4.22 - 4.14 (m, 2H), 3.87 - 3.76 (m, 1H), 3.25 (d, J = 1.2 Hz, 3H), 2.66 - 2.59 (m, 1H), 2.56 - 2.49 (m, 2H), 2.30 (s, 3H), 1.88 (qd, J = 8.9, 2.6 Hz, 2H).
化合物689.4’,8’-ジメチル-2’-((trans-3-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)オキシ)シクロブチル)アミノ)-4,5,5’,8’-テトラヒドロ-2H,6’H-スピロ[フラン-3,7’-プテリジン]-6’-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.30 (d, J = 2.8 Hz, 1H), 7.75 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.43 (dd, J = 8.7, 2.8 Hz, 1H), 5.07 (t, J = 5.2 Hz, 1H), 4.64 (t, J = 7.2 Hz, 1H), 4.30 - 4.12 (m, 4H), 3.83 (td, J = 9.3, 7.3 Hz, 1H), 3.25 (s, 3H), 2.68 (dd, J = 7.2, 5.2 Hz, 4H), 2.62 - 2.58 (m, 0H), 2.46 - 2.36 (m, 1H), 2.32 (s, 3H).
化合物697.4’,8’-ジメチル-2’-((cis-3-(((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)オキシ)メチル)シクロブチル)アミノ)-4,5,5’,8’-テトラヒドロ-2H,6’H-スピロ[フラン-3,7’-プテリジン]-6’-オン
1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 8.37 (d, J = 2.8 Hz, 1H), 7.75 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.55 (dd, J = 8.8, 2.8 Hz, 1H), 4.41 (t, J = 8.2 Hz, 1H), 4.26 (q, J = 3.8, 2.7 Hz, 1H), 4.20 - 4.14 (m, 3H), 3.84 (td, J = 9.2, 7.3 Hz, 1H), 3.28 (s, 3H), 2.67 - 2.58 (m, 4H), 2.45 - 2.37 (m, 1H), 2.32 (s, 3H), 2.04 (qd, J = 7.9, 7.4, 3.8 Hz, 2H).
(実施例2UU)
化合物506および507.(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((trans)-3-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)シクロ-ブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オンおよび(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((cis)-3-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)シクロ-ブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
方法B手順(化合物1参照)による中間体A-2(220mg、0.975mmol)および3-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)シクロブタン-1-アミン塩酸塩(261mg、0.975mmol)の反応によって化合物503および化合物504を調製し、これはcis:trans異性体の混合物を提供した。異性体をSFC(OJ-Hカラム、20×250mm;20%メタノール(5mMアンモニア)/80%CO2、定組成;80ml/分)により分離した:ピークA Rt0.506分およびピークB(cis)Rt0.653分。
化合物506:ピークA(trans異性体)、37mg;1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.33 (s, 1H), 7.38 - 7.31 (m, 2H), 7.21 (t, J = 10.7 Hz, 2H), 5.04 (d, J = 6.3 Hz, 1H), 4.58 - 4.43 (m, 1H), 4.09 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.73 - 3.58 (m, 1H), 3.06 (d, J = 5.2 Hz, 3H), 2.59 (dddd, J = 10.9, 7.8, 6.1, 3.2 Hz, 2H), 2.50 - 2.35 (m, 2H), 2.24 (s, 3H), 1.41 (d, J = 6.9 Hz, 3H). ESI-MS m/z 計算値421.17255、実測値422.28 (M+1) +;
化合物507:ピークB(cis異性体)、89mg;1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 9.34 (s, 1H), 7.24 (d, J = 8.6 Hz, 2H), 7.15 (d, J = 8.1 Hz, 2H), 5.48 (s, 1H), 4.51 - 4.31 (m, 1H), 4.09 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.33 - 3.17 (m, 1H), 3.08 (s, 3H), 2.96 - 2.76 (m, 2H), 2.29 (s, 3H), 2.01 (td, J = 11.7, 2.5 Hz, 2H), 1.43 (d, J = 6.9 Hz, 3H). ESI-MS m/z 計算値421.17255、実測値422.28 (M+1)
+
(実施例2VV)
化合物673.(7S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-((trans-3-(5-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-9およびB-197aの反応により、方法A(化合物46)手順によって化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ 8.43 (s, 1H), 7.43 (q, J = 1.1 Hz, 1H), 6.46 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 4.99 - 4.77 (m, 2H), 4.51 (tt, J = 8.5, 4.7 Hz, 1H), 3.81 (dd, J = 4.4, 1.6 Hz, 1H), 3.03 (d, J = 1.1 Hz, 3H), 2.96 - 2.81 (m, 2H), 2.50 (ddd, J = 13.4, 8.6, 4.9 Hz, 2H), 2.19 - 2.13 (m, 1H), 2.13 (t, J = 1.4 Hz, 3H), 1.04 - 0.91 (m, 3H), 0.84 (d, J = 6.9 Hz, 3H). ESI-MS m/z 計算値423.19943、実測値424.3 (M+1) + ; [ α]
= 67.3 ° (c=1.0, DMSO).
(実施例2WW)
同様のスキームにより、化合物409にて記載した手順と同様の手順により以下の化合物を調製した:
化合物567 (R=CF3)。(7S)-7-シクロブチル-4,8-ジメチル-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 8.61 (s, 1H), 7.83 (s, 1H), 7.75 - 7.62 (m, 2H), 7.57 (d, J = 0.7 Hz, 1H), 7.44 (d, J = 0.7 Hz, 1H), 5.37 (s, 2H), 4.87 (d, J = 5.9 Hz, 1H), 4.57 - 4.35 (m, 2H), 3.86 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 3.09 (s, 3H), 2.67 (h, J = 8.0 Hz, 1H), 2.21 (s, 3H), 2.05 (qd, J = 8.9, 3.3 Hz, 3H), 1.99 - 1.60 (m, 3H). ESI-MS m/z 487.23 (M+1) + ; キラルHPLC(ChiralPAK ICカラム;方法: 20%メタノール/30%エタノール/50%ヘキサン): Rt (95% ee); [ α]
= 62.4 ° (c=1.0, CHCl3)、22.7℃
化合物566 (R=Cl)。(7S)-2-(((1-((6-クロロピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7-シクロブチル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 8.30 (d, J = 2.5 Hz, 1H), 7.55 (s, 1H), 7.51 (dd, J = 8.5, 2.9 Hz, 2H), 7.39 (s, 1H), 7.33 (s, 0H), 5.27 (s, 2H), 4.85 (s, 1H), 4.43 (d, J = 5.8 Hz, 2H), 3.87 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 3.09 (s, 3H), 2.65 (p, J = 8.3 Hz, 1H), 2.20 (s, 3H), 2.14 - 1.99 (m, 3H), 1.99 - 1.74 (m, 3H). ESI-MS m/z 453.41 (M+1)
+ ; キラルHPLC (ChiralPAK IC カラム;方法: 20%メタノール/30%エタノール/50%ヘキサン): Rt (98% ee); [ α]
= 133.76 ° (c=1.0, CHCl
3)、22.7℃.
化合物660 (R
3=iPr)。(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-(((1s,3R)-3-((3-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)メチル)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
A-9およびB-173の反応により、方法B(化合物1)手順によって化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 4.38 (p, J = 8.2 Hz, 1H), 4.14 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 3.27 (s, 3H), 3.22 (d, J = 7.2 Hz, 2H), 2.79 - 2.64 (m, 2H), 2.64 - 2.54 (m, 1H), 2.34 (dt, J = 6.9, 3.5 Hz, 0H), 2.30 (s, 3H), 1.93 (dtd, J = 10.9, 9.0, 5.9 Hz, 2H), 1.11 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.89 (d, J = 6.9 Hz, 3H); ESI-MS m/z 計算値439.19437、実測値440.33.
化合物664 (R3=-(R)-CH(OCH3)CH3).(S)-7-((R)-1-メトキシエチル)-4,8-ジメチル-2-(((1s,3R)-3-((3-(トリフルオロメチル)-1,2,4-オキサジアゾール-5-イル)メチル)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
A-59およびB-173の反応により、方法B(化合物1)手順によって化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (400 MHz, メタノール-d4) δ 4.40 (q, J = 8.2 Hz, 1H), 4.23 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 3.79 (qd, J = 6.4, 3.7 Hz, 1H), 3.34 (s, 3H), 3.29 (s, 3H), 3.23 (d, J = 7.3 Hz, 2H), 2.71 (tt, J = 7.5, 3.8 Hz, 2H), 2.60 (dt, J = 9.3, 7.4 Hz, 1H), 2.32 (s, 3H), 2.01 - 1.90 (m, 2H), 1.28 (d, J = 6.5 Hz, 3H). ESI-MS m/z 計算値455.18927、実測値456.27. [α]
= 36.0 ° (c=1.0, DMSO)、23℃.
化合物428.(S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-イミダゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-1およびB-180の反応により、方法A(化合物46)手順によって化合物を調製して、表題生成物を得た。1 H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.57 (s, 1H), 8.44 (s, 1H), 7.75 (dd, J = 12.1, 7.0 Hz, 2H), 7.43 (s, 1H), 7.32 (d, J = 15.5 Hz, 0H), 5.61 (d, J = 28.3 H z, 2H), 4.65 (q, J = 16.0 Hz, 1H), 4.25 (d, J = 6.9 Hz, 1H), 4.12 (s, 1H ) , 3.09 (d, J = 18.5 Hz, 3H ) , 2.20 (d, J = 22.5 Hz, 3H ) , 1.43 (dd, J = 40.0, 6.9 Hz, 3H); ESI-MS m/z 447.29.
化合物413.(7S)-2-(((1-((2-アセチル-6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
1-(3-((4-(アミノメチル)-1H-ピラゾール-1-イル)メチル)-6-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)エタン-1-オン塩酸塩(814mg、2.432mmol)、(7S)-2-クロロ-4,7,8-トリメチル-5,7-ジヒドロプテリジン-6-オン(500mg、2.206mmol)およびNaOtBu(742.0mg、7.721mmol)の混合物をt-ブタノール(10mL)中に溶解し、35℃に加熱した。窒素を30分間吹き込むことにより反応物をパージした。tBuXPhosPdパラダサイクル(Gen1;31mg、0.04514mmol)を反応物に加えた。反応物を窒素で5分間パージし、次いで50℃で45分間加熱した。t-ブタノールを真空で除去し、残渣をジクロロメタン(20ml)および多少のメタノールに溶解し、セライトに通して濾過した。濾液を真空で蒸発させ、残渣をジクロロメタンからジクロロメタン中20%メタノールの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO
2;40g)により精製した。所望のフラクションを真空で蒸発させて、生成物(500mg、収率45%)を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.78 - 7.67 (m, 2H), 7.60 (s, 1H), 7.54 (s, 1H), 7.23 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 5.77 (s, 2H), 4.88 (t, J = 5.5 Hz, 1H), 4.56 - 4.39 (m, 2H), 4.10 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.07 (s, 3H), 2.80 (s, 3H), 2.23 (s, 3H), 1.42 (d, J = 6.9 Hz, 3H). ESI-MS m/z 489.14 (M+1; [α]D=+43.71°,1mLのMeOH中9.7mg、温度=20.6℃.
化合物419および化合物420.(7S)-2-(((1-((2-((S)-1-ヒドロキシエチル)-6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オンおよび(7S)-2-(((1-((2-((R)-1-ヒドロキシエチル)-6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
(7S)-2-(((1-((2-アセチル-6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン(310mg、0.6219mmol)をメタノール(10ml)に溶解し、0℃に冷却した。水素化ホウ素ナトリウム(25mg、0.6608mmol)を加え、2時間かけて室温に加温した。反応物を真空で蒸発させて残渣を得、これを水に溶解し、ジクロロメタン(2×25ml)で抽出した。抽出物を合わせ、無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させて、粗生成物を得た。粗製物をジクロロメタンから20%メタノールの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2;12g)により精製した。所望のフラクションを合わせ、真空で蒸発させて、所望の生成物230mgを鏡像異性体の混合物として得た。鏡像異性体をSFC(AD-Hカラム;20%イソプロパノール/80%CO2(5mMアンモニア)、定組成)により分離して、鏡像異性体AおよびBを得た。
鏡像異性体A:1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.94 (s, 1H), 7.57 (t, J = 4.0 Hz, 2H), 7.48 - 7.35 (m, 2H), 5.42 (s, 2H), 5.14 (q, J = 6.4 Hz, 1H), 4.90 (t, J = 5.7 Hz, 1H), 4.55 - 4.35 (m, 2H), 4.09 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.05 (s, 3H), 2.22 (s, 3H), 1.50 - 1.32 (m, 6H), 1.23 (d, J = 6.1 Hz, 1H). ESI-MS m/z 491.26 (M+1); [ α]
D =48.3 °,1mLのMeOH中10mg、温度= 19.5℃
鏡像異性体B:1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.63 (s, 1H), 7.58 (t, J = 4.0 Hz, 2H), 7.42 (d, J = 7.1 Hz, 2H), 5.42 (s, 2H), 5.14 (q, J = 6.5 Hz, 1H), 4.93 (s, 1H), 4.52 - 4.35 (m, 2H), 4.09 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.05 (s, 3H), 2.22 (s, 3H), 1.43 (dd, J = 8.9, 6.7 Hz, 6H). ESI-MS m/z 491.26 (M+1) + ; [ α]
D =37.38 °,1mLのMeOH中10mg、温度= 21.2℃.
化合物416.(7S)-2-(((1-((2-(2-ヒドロキシプロパン-2-イル)-6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
(7S)-2-(((1-((2-アセチル-6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン(184mg、0.3692mmol)をTHF(5mL)に溶解し、N2下-78℃に冷却した。メチルマグネシウムクロリド(3M、400μL、1.200mmol)を溶液に滴下添加した。添加した後、反応物を2時間かけて室温に加温した。反応物を塩化アンモニウム溶液の添加によりクエンチし、次いで酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させた。粗生成物をジクロロメタンから20%メタノールの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2;12g)により精製した。所望のフラクションを合わせ、蒸発させて、所望の生成物(102mg、収率46%)を得た。1H NMR (300 MHz, DMSO) δ 12.64 (s, 1H), 10.50 (s, 1H), 8.03 - 7.82 (m, 2H), 7.70 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.54 (s, 1H), 7.15 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 5.85 (s, 2H), 4.43 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 4.31 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.21 - 3.07 (m, 4H), 2.26 (s, 3H), 1.56 (s, 6H), 1.41 (d, J = 6.9 Hz, 3H). ESI-MS m/z 505.3 (M+1); [α]
D =+13.2 °, c=1.0, MeOH.
化合物412.(S)-2-(((3-ブロモ-1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
中間体A-1およびB-164の反応により、方法B(化合物1)手順によって化合物を調製して、表題生成物を得た。1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 8.89 (s, 1H), 8.66 - 8.49 (m, 1H), 7.87 - 7.55 (m, 2H), 7.38 (s, 1H), 5.29 (s, 2H), 5.03 (t, J = 6.0 Hz, 1H), 4.51 - 4.20 (m, 2H), 4.04 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.01 (s, 3H), 2.23 (s, 3H), 1.38 (d, J = 6.8 Hz, 3H). ESI-MS m/z 計算値524.08954、実測値525.36 (M+1) + . キラルHPLC (ChiralPAK IC カラム; 20%メタノール/30%エタノール/50%ヘキサン) Rt 6.241分(98% ee). [α]
D =+13.2 °, c=0.585, CHCl3.
(実施例2XX)
***WFS1結合変位アッセイにて使用した放射リガンドの合成
(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル-3-トリチオ)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
炭素担持10%パラジウム(1.0mg)をトリチウム反応容器に加え、続いて(S)-2-(((3-ブロモ-1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン(1.0mg)のDMF(0.3mL)およびDIEA(0.1ml)中溶液を加えた。容器をトリチウムラインに取り付け、トリチウムガスで-200℃にて0.5atmに加圧した。溶液を室温で1時間撹拌し、-200℃に冷却し、過剰のガスを除去した。反応フラスコをCH
3OH(4×5mL)で濯ぎ、各メタノール洗液をセライトパッドに通した。合わせたメタノール洗液を真空下で除去した。粗製収率:30mCi。物質を半分取逆相HPLCにより精製した。移動相を真空下で除去し、生成物を無水エタノールに再度溶解した。収率:15mCi、純度>99%。比活性は質量分析により19.9Ci/mmolであると決定した。
(実施例2YY)
ステップ1:2-((ジメチルアミノ)メチレン)シクロペンタン-1,3-ジオン。
シクロペンタン-1,3-ジオン(10g、101.9mmol)および1,1-ジメトキシ-N,N-ジメチル-メタンアミン(16g、134.3mmol)をジクロロメタン(90mL)中に溶解し、室温で1時間撹拌した。反応物を真空で蒸発させ、残渣をシクロヘキサン(2×25mL)で摩砕して、所望の生成物の淡黄色固体を得た(18g)1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 7.44 (s, 1H), 3.72 (s, 3H), 3.36 (s, 3H), 2.50 (s, 4H). ESI-MS m/z 計算値153.07898、実測値154.11 (M+1).
ステップ2:2-(((トシルメチル)アミノ)メチレン)シクロペンタン-1,3-ジオン。
2-((ジメチルアミノ)メチレン)シクロペンタン-1,3-ジオン(18g、110%)および4-メチルベンゼンスルホノヒドラジド(19.93g、107.0mmol)をメタノール中に溶解し、室温で1時間撹拌した。反応物を真空で蒸発させて、所望の生成物を黄色固体として得、これをヘキサンで洗浄し、濾過して、所望の生成物(25.5g、82%)を得た。1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 7.86 - 7.80 (m, 1H), 7.80 - 7.75 (m, 1H), 7.38 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.29 (d, J = 2.7 Hz, 2H), 2.73 (s, 3H), 2.47 (s, 1H), 2.40 (s, 3H). ESI-MS m/z 計算値294.0674、実測値295.12 (M+1) +.
ステップ3:5,6-ジヒドロシクロペンタ[c]ピラゾール-4(1H)-オン。
2-(((トシルメチル)アミノ)メチレン)シクロペンタン-1,3-ジオン(5g、2mmol)、HCI(20mL、37%水溶液)およびn-BuOH(40mL)の混合物を、110℃で12時間撹拌した。黒色反応混合物を真空で濃縮して暗色粗生成物を得、これをジクロロメタン中0~10%メタノールの濃度勾配で溶出するMPLC(SiO2;40g)により精製した。適切なフラクションを合わせ、真空で蒸発させて、生成物を黄色固体として得た(1.2g、48%)。1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 7.78 (s, 1H), 3.06 (d, J = 0.9 Hz, 4H). ESI-MS m/z 計算値122.04801、実測値123.06 (M+1) +.
ステップ4:1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-5,6-ジヒドロシクロペンタ[c]ピラゾール-4(1H)-オンおよび2-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-5,6-ジヒドロシクロペンタ[c]ピラゾール-4(2H)-オン。
5,6-ジヒドロシクロペンタ[c]ピラゾール-4(1H)-オン(1.15g、9.357mmol)、5-(クロロメチル)-2-(トリフルオロメチル)ピリジン(2.1g、10.74mmol)およびK2CO3(2.5g、31.2mmol)を、アセトニトリル(20mL)中に溶解した。混合物を3時間加熱還流した。室温に冷却した後、反応混合物を水(40mL)で希釈し、酢酸エチル(3×15ml)で抽出した。合わせた有機抽出物を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させた。粗生成物をジクロロメタン中0~10%メタノールの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2)により精製した。適切なフラクションを合わせ、真空で蒸発させて、表題生成物(位置異性体の混合物として)を黄色結晶性固体として得た(2.56g、96%)。1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 8.71 (d, J = 2.1 Hz, 1H), 7.86 - 7.75 (m, 2H), 7.71 (dd, J = 8.2, 0.9 Hz, 1H), 5.45 (s, 2H), 3.10 - 3.01 (m, 2H), 3.00 - 2.93 (m, 2H). ESI-MS m/z 計算値281.0776、実測値282.2 (M+1) +.
ステップ5:1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1,4,5,6-テトラヒドロシクロペンタ[c]ピラゾール-4-オールおよび2-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-2,4,5,6-テトラヒドロシクロペンタ[c]ピラゾール-4-オール。
ステップ4からの位置異性体の混合物(1g、3.556mmol)をメタノールに溶解した。水素化ホウ素ナトリウム(134.5mg、142.3μL、3.556mmol)を溶液に加え、室温で1時間撹拌した。反応物を真空で蒸発させた。残渣をジクロロメタンに溶解し、水で洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させた。粗生成物をヘキサン中0~100%酢酸エチル、続いてジクロロメタン中2~5%メタノールの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2;40g)により精製した。適切なフラクションを合わせ、蒸発させて、表題生成物(位置異性体の混合物として)を薄茶褐色固体として得た(0.76g、75%)。1H NMRは2種の異性体を示したが、LCMSは1つのピークのみを示した。1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 8.51 (dd, J = 5.0, 2.0 Hz, 1H), 7.64 (ddd, J = 6.3, 4.3, 2.3 Hz, 1H), 7.57 (dt, J = 8.2, 1.1 Hz, 1H), 7.27 (d, J = 19.8 Hz, 1H), 5.23 (d, J = 18.0 Hz, 2H), 5.16 - 4.99 (m, 1H), 2.85 (dddd, J = 13.7, 10.8, 5.9, 2.0 Hz, 1H), 2.79 - 2.64 (m, 1H), 2.63 - 2.40 (m, 1H), 2.40 - 2.18 (m, 1H), 2.17 - 2.00 (m, 1H). ESI-MS m/z 計算値283.09326、実測値284.13 (M+1)+; 保持時間:0.66分.
ステップ6:4-アジド-1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1,4,5,6-テトラヒドロシクロペンタ[c]ピラゾールおよび4-アジド-2-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-2,4,5,6-テトラヒドロシクロペンタ[c]ピラゾール。
ステップ5からの生成物(0.76g、2.683mmol)をTHF(10ml)中に溶解し、0℃に冷却した。DBU(490μL、3.277mmol)およびDPPA(886.1mg、693.9μL、3.220mmol)を溶液に加え、室温で3時間撹拌した。反応物を真空で蒸発させた。得られた残渣をジクロロメタンに溶解し、水で洗浄した。有機層をNa2SO4で脱水し、濃縮して粗生成物を得、これをジクロロメタン中0~8%メタノールの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2;12g)により精製した。適切なフラクションを合わせ、真空で蒸発させて、所望の生成物(位置異性体の混合物として)を透明薄黄色液体(650mg、78%)として得た。1H NMRは位置異性体の混合物を示す。1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 8.73 - 8.58 (m, 1H), 7.80 - 7.64 (m, 2H), 7.44 (d, J = 21.8 Hz, 1H), 5.37 (d, J = 18.6 Hz, 2H), 4.81 (ddd, J = 17.4, 6.6, 2.6 Hz, 1H), 3.05 - 2.89 (m, 1H), 2.89 - 2.39 (m, 3H). ESI-MS m/z 計算値308.09973、実測値309.13 (M+1) + ; 保持時間:0.83分
ステップ7:1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1,4,5,6-テトラヒドロシクロペンタ[c]ピラゾール-4-アミンおよび2-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-2,4,5,6-テトラヒドロシクロペンタ[c]ピラゾール-4-アミン。
水(1ml、55.5mmol)を、ステップ6からの2種の位置異性体(4-アジド-1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1,4,5,6-テトラヒドロシクロペンタ[c]ピラゾールおよび4-アジド-2-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-2,4,5,6-テトラヒドロシクロペンタ[c]ピラゾール)(0.650g、2.11mmol)ならびにトリフェニルホスフィン(0.98g、3.736mmol)のTHF(10ml)中溶液に加えた。反応物を室温で16時間撹拌した。反応物を真空で蒸発させた。残渣を2N HCl(5ml)に溶解し、酢酸エチル(2×10mL)で洗浄した。水性層を2N水酸化ナトリウムで塩基性化し、ジクロロメタン(3×5ml)で抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで脱水し、濾過し、蒸発させて、生成物を位置異性体の混合物として薄黄色油状物として得た(591mg、99%)。1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 8.62 (d, J = 2.9 Hz, 1H), 7.79 - 7.60 (m, 2H), 7.36 (s, 1H), 7.24 (s, 0H), 5.32 (d, J = 16.5 Hz, 2H), 4.46 - 4.27 (m, 1H), 3.06 - 2.44 (m, 3H), 2.30 - 1.96 (m, 1H). ESI-MS m/z 計算値282.10922、実測値282.92 (M+1) +.
ステップ8:
以下の最終生成物を調製して、化合物519、520、521、522を得た。方法A手順により(7S)-2-クロロ-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-5,7-ジヒドロプテリジン-6-オン(A-3;250mg、0.9815mmol)ならびにステップ7からの位置異性体の混合物(1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1,4,5,6-テトラヒドロシクロペンタ[c]ピラゾール-4-アミンおよび2-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-2,4,5,6-テトラヒドロシクロペンタ[c]ピラゾール-4-アミン(305mg、1.081mmol)の反応によってこれらの化合物を調製して、生成物を各位置異性体の鏡像異性体の混合物として得た(130mg、26%)
キラルHPLCは4種のピークを示した:各位置異性体のRおよびS鏡像異性体ならびにR、S鏡像異性体を有する各異性体。キラルHPLC(キラルPAK ICカラム;方法20%メタノール/30%エタノール/50%ヘキサン、定組成;25分で)。4種の異性体をSFCクロマトグラフィー(IAカラム、10×250mm;30%エタノール(5mMアンモニア)/70%CO2、定組成、15ml/分)により分離した。ピークAおよびBは、一つの位置異性体のジアステレオマーの対である。ピークCおよびDは、他の位置異性体のジアステレオマーの他の対である。これをピラゾールのプロトン移動をベースとした1H NMRにより決定した:ピークAおよびBについて高磁場プロトン移動(7.2ppm);ピークCおよびDについて低磁場ピラゾールプロトン移動(7.4ppm)。
化合物519(異性体A)および化合物520(異性体B)。
(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-(((S)-1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1,4,5,6-テトラヒドロシクロペンタ[c]ピラゾール-4-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オンおよび(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-(((R)-1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1,4,5,6-テトラヒドロシクロペンタ[c]ピラゾール-4-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
化合物519(異性体A):
異性体A(26mg、20%)1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 8.69 (s, 1H), 8.52 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.72 - 7.52 (m, 2H), 7.15 (s, 1H), 5.25 (s, 2H), 5.22 (d, J = 6.8 Hz, 3H), 3.81 (d, J = 4.4 Hz, 1H), 3.04 (s, 3H), 2.81 (ddt, J = 14.9, 8.1, 3.7 Hz, 2H), 2.64 (ddd, J = 15.0, 9.4, 5.9 Hz, 1H), 2.27 - 2.03 (m, 6H), 0.99 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.85 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.83 - 0.59 (m, 4H). ESI-MS m/z 計算値500.22598、実測値501.54 (M+1) + .
キラルHPLC(Chiral PAK ICカラム; 20%メタノール / 30%エタノール / 50%ヘキサン、アイソクラチック, 25分): Rt 6.934分(98% ee); [ α]
= 28.5° (c= 0.5, CHCl3)、22.2℃.
化合物520(異性体B):
異性体B(28.5mg、22%)1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 8.99 (s, 1H), 8.59 (s, 1H), 7.68 (q, J = 8.3 Hz, 2H), 7.24 (s, 1H), 5.62 (s, 1H), 5.32 (d, J = 10.2 Hz, 3H), 3.91 (d, J = 4.3 Hz, 1H), 3.14 (s, 3H), 2.91 (tdd, J = 12.5, 8.7, 4.9 Hz, 2H), 2.73 (dt, J = 14.9, 8.5 Hz, 1H), 2.40 - 2.07 (m, 5H), 1.27 (s, 1H), 1.21 (dd, J = 6.1, 4.0 Hz, 1H), 1.08 (d, J = 6.9 Hz, 7H), 0.94 (d, J = 6.9 Hz, 3H). ESI-MS m/z 計算値500.22598、実測値501.36 (M+1) +.
キラルHPLC(Chiral PAK ICカラム; 20%メタノール / 30%エタノール / 50%ヘキサン、アイソクラチック, 25分): Rt 6.45分(98% ee); [ α]
= 135.1° (c= 0.5, CHCl3)、22.2℃.
化合物521(異性体C)および化合物522(異性体D)。
(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-(((S)-2-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-2,4,5,6-テトラヒドロシクロペンタ[c]ピラゾール-4-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オンおよび(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-(((R)-2-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-2,4,5,6-テトラヒドロシクロペンタ[c]ピラゾール-4-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
化合物521(異性体C):
異性体C(7S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-[[2-[[6-(トリフルオロメチル)-3-ピリジル]メチル]-5,6-ジヒドロ-4H-シクロペンタ[c]ピラゾール-4-イル]アミノ]-5,7-ジヒドロプテリジン-6-オン(24.5mg、19%)1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 8.78 (s, 1H), 8.59 (s, 1H), 7.88 - 7.58 (m, 2H), 7.34 (s, 1H), 5.44 (s, 1H), 5.29 (s, 2H), 5.26 (s, 1H), 4.34 - 4.09 (m, 1H), 3.89 (d, J = 4.4 Hz, 1H), 3.14 (s, 3H), 3.01 (p, J = 7.3, 6.7 Hz, 1H), 2.75 (ddd, J = 14.5, 8.4, 5.1 Hz, 1H), 2.55 (ddd, J = 14.8, 8.6, 4.7 Hz, 1H), 2.41 (tt, J = 8.9, 4.0 Hz, 1H), 2.23 (s, 4H), 1.07 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.93 (d, J = 6.8 Hz, 3H). ESI-MS m/z 計算値500.22598、実測値501.27 (M+1) +; キラルHPLC(Chiral PAK IC カラム; 20%メタノール / 30%エタノール / 50%ヘキサン、アイソクラチック, 25分): Rt 7.436分(98% ee); [ α]
= 31° (c= 0.5, CHCl3)、22.2℃.
化合物522(異性体D)、
異性体D(7S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-[[2-[[6-(トリフルオロメチル)-3-ピリジル]メチル]-5,6-ジヒドロ-4H-シクロペンタ[c]ピラゾール-4-イル]アミノ]-5,7-ジヒドロプテリジン-6-オン(31mg、24%)1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 8.76 (s, 1H), 8.58 (s, 1H), 7.81 - 7.57 (m, 2H), 7.31 (s, 1H), 5.39 - 5.22 (m, 5H), 4.32 - 4.11 (m, 1H), 3.87 (d, J = 4.4 Hz, 1H), 3.12 (s, 3H), 3.03 (qd, J = 8.3, 5.1 Hz, 1H), 2.74 (ddd, J = 14.2, 8.7, 4.9 Hz, 1H), 2.55 (ddd, J = 14.9, 8.7, 5.0 Hz, 1H), 2.39 (ddt, J = 13.7, 9.2, 4.7 Hz, 1H), 2.21 (s, 4H), 1.17 (d, J = 6.1 Hz, 3H), 1.05 (d, J = 6.9 Hz, 3H). ESI-MS m/z 計算値500.22598、実測値501.27 (M+1)
+; キラルHPLC(Chiral PAK ICカラム; 20%メタノール / 30%エタノール / 50%ヘキサン、アイソクラチック, 25分): Rt 7.407分(98% ee); [ α]
= 114.1° (c= 0.5, CHCl3)、22.2℃.
(実施例2ZZ)
化合物546、547、624および625
化合物46にて報告した方法A手順により、A-2(390mg、1.72mmol)ならびに位置異性体の混合物(1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1,4,5,6-テトラヒドロシクロペンタ[c]ピラゾール-4-アミンおよび2-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-2,4,5,6-テトラヒドロシクロペンタ[c]ピラゾール-4-アミン(585mg、2.073mmol)の反応によりこれらの化合物を調製した。
生成物は、一対のジアステレオマーとしてそれぞれ2種の位置異性体の混合物であった。キラルHPLC(キラルPAK ICカラム;20%メタノール/30%エタノール/50%ヘキサン、定組成、25分)。
混合物をSFC(IAカラム、20×250mm;30%エタノール(0.2%ジエチルアミン)/70%CO2、定組成、80ml/分)により分離して、分離出来ないピークAおよびBの混合物ならびにきれいに分離したピークCおよびピークDを得た。ピークAおよびBを分取キラルHPLC(ICカラム、20×250mm;70%ヘキサン/30%エタノール/メタノール(0.2%ジエチルアミン、定組成、20ml/分)に供して、きれいに分離したピークAおよびBを得た。
異性体AおよびB:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((S)-1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1,4,5,6-テトラヒドロシクロペンタ[c]ピラゾール-4-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オンおよび(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((R)-1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1,4,5,6-テトラヒドロシクロペンタ[c]ピラゾール-4-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
(異性体A;化合物624):
異性体A:1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 8.61 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 7.69 (qd, J = 8.8, 8.1, 2.2 Hz, 3H), 7.23 (s, 1H), 5.34 (s, 2H), 5.33 - 5.26 (m, 1H), 4.88 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 4.10 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.06 (s, 3H), 3.02 - 2.83 (m, 2H), 2.74 (ddd, J = 15.2, 9.3, 6.1 Hz, 1H), 2.29 (dd, J = 8.4, 5.3 Hz, 1H), 2.22 (s, 3H), 1.42 (d, J = 6.9 Hz, 3H). ESI-MS m/z 計算値472.1947、実測値473.12 (M+1) + .キラルHPLC(AD-Hカラム, 70%ヘキサン / 15%メタノール / 15%エタノール(0.2%ジエチルアミン)): Rt 6.754分(98% ee).
(異性体B;化合物625):
異性体B:1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 8.61 (s, 1H), 7.79 - 7.62 (m, 3H), 7.23 (s, 1H), 5.33 (d, J = 8.7 Hz, 3H), 4.88 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 4.09 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.06 (s, 3H), 2.98 - 2.86 (m, 1H), 2.91 - 2.65 (m, 2H), 2.34 - 2.16 (m, 1H), 2.23 (s, 3H), 1.42 (d, J = 6.8 Hz, 3H). ESI-MS m/z 計算値472.1947、実測値473.07 (M+1) +. キラルHPLC(AD-Hカラム, 70%ヘキサン / 15%メタノール / 15%エタノール(0.2%ジエチルアミン)): Rt 7.103分(98% ee).
異性体CおよびD:(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((S)-2-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-2,4,5,6-テトラヒドロシクロペンタ[c]ピラゾール-4-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オンおよび(7S)-4,7,8-トリメチル-2-(((R)-2-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-2,4,5,6-テトラヒドロシクロペンタ[c]ピラゾール-4-イル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン
(異性体C;化合物546):
異性体C:1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 9.31 (s, 1H), 8.52 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 7.78 - 7.48 (m, 2H), 7.27 (s, 1H), 5.23 (s, 2H), 5.23 - 5.10 (m, 2H), 4.96 (d, J = 7.4 Hz, 1H), 3.99 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 2.98 (s, 4H), 2.67 (ddd, J = 14.1, 8.6, 5.0 Hz, 1H), 2.49 (ddd, J = 15.4, 8.8, 5.0 Hz, 1H), 2.31 (dq, J = 9.1, 4.5 Hz, 1H), 2.18 (s, 3H), 1.32 (d, J = 6.8 Hz, 3H). ESI-MS m/z 計算値472.1947、実測値473.36 (M+1) +. キラルHPLC(Chiral PAK ICカラム, 20%メタノール / 30%エタノール / 50%ヘキサン; 20分、アイソクラチック): Rt 9.265分(95% ee). [α]
= 14 .8° (c=0.5), CHCl3、20.8℃.
(異性体D;化合物547)。
異性体D:1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 9.21 (s, 1H), 8.52 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 7.70 - 7.52 (m, 2H), 7.25 (s, 1H), 5.23 (s, 2H), 5.18 (dt, J = 7.4, 3.9 Hz, 1H), 4.89 (d, J = 7.5 Hz, 1H), 3.99 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.08 - 2.87 (m, 4H), 2.76 - 2.57 (m, 1H), 2.49 (ddd, J = 15.4, 8.7, 5.2 Hz, 1H), 2.30 (ddt, J = 13.4, 9.1, 4.8 Hz, 1H), 2.18 (s, 3H), 1.32 (d, J = 6.9 Hz, 3H). ESI-MS m/z 計算値472.1947、実測値473.36 (M+1)
+. キラルHPLC(Chiral PAK ICカラム, 20%メタノール / 30%エタノール / 50%ヘキサン; 20分、アイソクラチック): Rt 9.973分(95% ee). [α]
= 86.6 ° (c=0.5, CHCl3)、22.2℃.
(実施例2AAA)
化合物494の調製のためのスキーム。
化合物494.(7S)-7,8-ジメチル-4-(メチル-d3)-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
ステップ1:エチル(S)-6-((1-(tert-ブトキシ)-1-オキソプロパン-2-イル)(メチル)アミノ)-2-クロロ-5-ニトロ-ピリミジン-4-カルボキシレート。
エチル4-2,6-ジクロロ-5-ニトロ-ピリミジン-4-カルボキシレート(5g、18.8mmol)およびtert-ブチルメチル-L-アラニネート塩酸塩(4.05g、20.67mmol)を、95%エタノール(50ml)およびトリエチルアミン(2.6ml、18.8mmol)中に溶解し、室温で2時間撹拌した。反応物を水中に注ぎ入れ、酢酸エチル(3×100ml)で抽出した。合わせた抽出物を無水硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させて、表題生成物(5.5g、収率75.3%)を得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 4.87 (q, J = 7.0 Hz, 1H), 4.37 (q, J = 7.1 Hz, 2H), 2.86 (s, 3H), 1.46 (d, J = 7.1 Hz, 3H), 1.40 (s, 9H), 1.28 (t, J = 7.1 Hz, 3H).
ステップ2:エチル(S)-6-((1-(tert-ブトキシ)-1-オキソプロパン-2-イル)(メチル)アミノ)-5-ニトロ-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)ピリミジン-4-カルボキシレート。
(1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン塩酸塩(935mg、3.2mmol)を、エチル(7S)-6-((1-(tert-ブトキシ)-1-オキソプロパン-2-イル)(メチル)アミノ)-2-クロロ-5-ニトロ-ピリミジン-4-カルボキシレート(1g、2.57mmol)およびトリエチルアミン(1.1ml、7.8mmol)のエタノール(40ml)中溶液に加え、3時間加熱還流させた。反応物を室温に冷却し、水中に注ぎ入れ、酢酸エチル(3×100ml)で抽出した。合わせた抽出物を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させて、表題生成物を黄色固体として得た(1.56g、収率99.6%)。1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 8.63 (s, 1H), 7.69 (t, J = 1.3 Hz, 2H), 7.53 (s, 1H), 7.45 (d, J = 11.4 Hz, 1H), 5.38 (s, 2H), 4.78 (d, J = 7.5 Hz, 1H), 4.50 - 4.35 (m, 4H), 2.92 (s, 3H), 1.51 (s, 3H), 1.43 (s, 9H), 1.40 (d, J = 7.1 Hz, 3H). ESI-MS m/z 609.5 (M+1)+.
ステップ3:エチル(S)-7,8-ジメチル-6-オキソ-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-4-カルボキシレート。
塩化錫(II)(1.6g、8.44mmol)を、エチル(7S)-6-((1-(tert-ブトキシ)-1-オキソプロパン-2-イル)(メチル)アミノ)-5-ニトロ-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)ピリミジン-4-カルボキシレートのエタノール(40ml)中溶液に加え、加熱還流した。1時間後、追加の塩化錫(II)(1g)を反応物に加え、2時間還流した。反応物を真空で蒸発させ、残渣を水中に溶解し、1M水酸化ナトリウムで塩基性化した。混合物を酢酸エチル(2×40ml)で抽出した。合わせた抽出物を無水硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、蒸発させた。粗生成物をジクロロメタン中0~10%メタノールの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2;40g)により精製した。適切なフラクションを蒸発させて、表題生成物を黄色固体として得た(0.93g、収率72%)。1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 8.58 (d, J = 1.7 Hz, 1H), 7.65 (d, J = 1.5 Hz, 2H), 7.61 - 7.49 (m, 1H), 7.44 (s, 1H), 5.36 (s, 2H), 5.03 (t, J = 5.8 Hz, 1H), 4.14 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.09 (s, 3H), 1.47 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 1.41 (t, J = 7.1 Hz, 3H). ESI-MS m/z 計算値504.1845、実測値505.33 (M+1) + . [α]
= 58.8 ° (c=1.0, CHCl3)、22.5℃. キラルHPLC(ChiralPAK ICカラム; 20%メタノール/ 30%エタノール/ 50%ヘキサン、アイソクラチック, 25分) Rt25.869分(96.6%ee).
ステップ4:化合物493.(7S)-4-(ヒドロキシメチル-d2)-7,8-ジメチル-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
ジイソブチル重水素化アルミニウムのトルエン中0.7M溶液(4ml、2.8mmol)を、エチル(S)-7,8-ジメチル-6-オキソ-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-4-カルボキシレート(410mg、0.81mmol)のTHF(10ml)中溶液に滴下添加し、室温で1時間撹拌した。水(1ml)を反応物にゆっくり加えた。酢酸エチル(10ml)を加え、混合物をセライトに通して濾過した。濾液を真空で蒸発させて黄色固体を得、これをジクロロメタン中0~10%メタノールの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2)により精製した。所望のフラクションを蒸発させて、表題生成物を黄色固体として得た(350mg、収率91%)。1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 8.55 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 7.74 - 7.59 (m, 3H), 7.54 (s, 1H), 7.45 (s, 1H), 5.36 (s, 2H), 5.11 (t, J = 5.8 Hz, 1H), 4.41 (d, J = 5.8 Hz, 2H), 4.05 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.46 (s, 1H), 3.03 (s, 3H), 1.40 (d, J = 6.8 Hz, 3H). ESI-MS m/z 計算値464.18652、実測値464.52 (M+1) + ; [α]
= 50.72 ° (c=0.75、アセトン)、23℃.
ステップ5:(7S)-4-(ブロモメチル-d2)-7,8-ジメチル-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
HBr(33%w/w、5ml)を、(7S)-4-(ヒドロキシメチル-d2)-7,8-ジメチル-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン(500mg、0.99mmol)の酢酸(2ml)中溶液に加え、110℃で1時間加熱した。反応物を真空で蒸発させて、粗生成物を暗色固体(188mg)として得、これをステップ6に直ちに使用した。
ステップ6:化合物494.(7S)-7,8-ジメチル-4-(メチル-d3)-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
重水素化ホウ素ナトリウム(12mg、0.29mmol)を、(7S)-4-(ブロモメチル-d2)-7,8-ジメチル-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン(75mg)のDMSO-d6(3ml)中溶液に加え、室温で終夜撹拌した。粗製の反応物質を濾過し、逆相HPLC(C18;水中10~95%アセトニトリル、0.5mM HCl)により精製して、生成物を得た。ジクロロメタンに溶解することにより化合物を中和し、PL-HCO
3カートリッジに通して濾過し、濾液を蒸発させて、表題生成物(17.5mg、収率28%)を得た。1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 8.57 (d, J = 1.8 Hz, 1H), 7.81 - 7.71 (m, 2H), 7.57 - 7.49 (m, 1H), 7.42 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 5.34 (s, 2H), 4.49 - 4.31 (m, 2H), 4.03 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.01 (s, 3H), 1.43 - 1.31 (m, 3H). ESI-MS m/z 計算値449.19788、実測値449.41 (M+1)
+. キラルHPLC(ChiralPAK ICカラム; 20%メタノール/ 30%エタノール/ 50%ヘキサン): Rt 7.885分(82% ee).
(実施例2BBB)
化合物487 (7S)-4-(ヒドロキシメチル)-7,8-ジメチル-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
水素化アルミニウムリチウムのTHF中2M溶液(300mL、0.6mmol)を、エチル(S)-7,8-ジメチル-6-オキソ-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-4-カルボキシレート(化合物494、ステップ3参照;252mg、0.5mmol)のTHF(5ml)中溶液に滴下添加し、室温で1時間撹拌した。反応物を水(1ml)を滴下添加することによりクエンチした。酢酸エチル(10ml)を混合物に加え、続いてセライトに通して濾過した。濾液を真空で蒸発させて粗生成物を得、これをジクロロメタン中0~10%メタノールの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO
2;12g)により精製した。適切なフラクションを蒸発させて、表題生成物(152mg、収率65%)を得た。1H NMR (300 MHz, メタノール-d4/CDCl3) δ 8.71 (s, 1H), 8.01 - 7.87 (m, 2H), 7.79 (s, 1H), 7.71 (s, 1H), 5.59 (s, 2H), 4.86 - 4.67 (m, 2H), 4.59 (s, 2H), 4.26 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.55 (t, J = 1.1 Hz, 1H), 3.24 (t, J = 1.0 Hz, 3H), 1.58 (dt, J = 6.9, 1.2 Hz, 3H). ESI-MS m/z 計算値462.17395、実測値463.37 (M+1)
+ ; [ α]
=36.7 ° (c=1.0, THF)、22.7℃. キラルHPLC(AD-Hカラム, 6 x 250mM; 50%イソプロパノール(0.2%ジエチルアミン)/50%ヘキサン、アイソクラチック; 1ml/min) Rt 6.611分(95% ee).
(実施例2CCC)
化合物410.(7S)-2-(((1-(4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4-(ヒドロキシメチル)-7,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
ステップ1:エチル(S)-6-((1-(tert-ブトキシ)-1-オキソプロパン-2-イル)(メチル)アミノ)-2-(((1-(4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-5-ニトロピリミジン-4-カルボキシレート。
(1-(4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン(2.64g、12.86mmol)を、エチル(7S)-6-((1-(tert-ブトキシ)-1-オキソプロパン-2-イル)(メチル)アミノ)-2-クロロ-5-ニトロ-ピリミジン-4-カルボキシレート(2.5g、6.43mmol)およびトリエチルアミン(2.7ml、19.3mmol)のエタノール(100ml)中溶液に加え、3時間加熱還流させた。反応物を室温に冷却した。反応混合物を水(100ml)中に注ぎ入れ、酢酸エチル(3×150ml)で抽出した。合わせた抽出物を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、真空で蒸発させて表題生成物を得、これを精製せずに直ちに使用した。
ステップ2:エチル(S)-2-(((1-(4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-4-カルボキシレート。
エチル(S)-6-((1-(tert-ブトキシ)-1-オキソプロパン-2-イル)(メチル)アミノ)-2-(((1-(4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-5-ニトロピリミジン-4-カルボキシレート(3.5g、6.63mmol)をパールボトルに入れ、エタノール(50ml)および酢酸エチル(25ml)に溶解した。10%Pd/C(300mg)を溶液中に入れ、パール振盪器上に置き、水素50psiで20時間チャージした。反応物をセライトに通して濾過し、濾液を蒸発させた。得られた粗生成物をジクロロメタン中0~20%メタノールで溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2)により精製した。所望のフラクションを合わせ、蒸発させて、表題生成物633mg(収率21%)を得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.67 (s, 1H), 7.68 (s, 1H), 7.42 (s, 1H), 7.32 - 7.21 (m, 2H), 7.14 (t, J = 8.9 Hz, 2H), 7.07 (s, 1H), 5.23 (s, 2H), 4.30 (q, J = 7.1 Hz, 2H), 3.33 (s, 2H), 3.01 (s, 3H), 1.30 (m, 6H). ESI-MS m/z 計算値453.19247、実測値454.3 (M+1) + .
ステップ3:化合物410.(7S)-2-(((1-(4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4-(ヒドロキシメチル)-7,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
水素化アルミニウムリチウムのTHF中1M溶液(1.5mL、1.5mmol)を、エチル(S)-2-(((1-(4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-4-カルボキシレート(700mg、1.45mmol)のTHF(20ml)中溶液に滴下添加した。反応物を室温で2時間撹拌した。反応物をメタノールおよび水の添加によりクエンチし、酢酸エチルで抽出した。合わせた抽出物を硫酸マグネシウムで脱水し、濾過し、蒸発させた。粗製物をジクロロメタン中0~20%メタノールの濃度勾配で溶出するカラムクロマトグラフィー(SiO2、12g)により精製した。所望のフラクションを合わせ、真空で蒸発させて、表題生成物(208.0mg、収率33%)を得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.68 (br, 1H), 7.69 (s, 1H), 7.40 (s, 1H), 7.26 (dd, J = 8.5, 5.5 Hz, 2H), 7.15 (t, J = 8.7 Hz, 2H), 5.51 (br, 1H), 5.24 (s, 2H), 4.43 (s, 2H), 4.26 (d, J = 5.9 Hz, 2H), 4.07 (m, 1H), 3.00 (s, 3H), 1.26 (d, J = 6.8 Hz, 3H). ESI-MS m/z 計算値411.18192、実測値412.14 (M+1) + .
(実施例2DDD)
化合物136B(化合物136のR-異性体):(7R)-4,7,8-トリメチル-2-[[1-[[6-(トリフルオロメチル)-3-ピリジル]メチル]ピラゾール-4-イル]メチルアミノ]-5,7-ジヒドロプテリジン-6-オンの合成
化合物136と同様の経路だが、対応するR出発物質A-2を用いて、化合物136Bを調製した(13.3g、84%)1H NMR (300 MHz, DMSO) δ 9.83 (s, 1H), 8.63 (s, 1H), 7.94 - 7.79 (m, 2H), 7.76 (s, 1H), 7.43 (s, 1H), 6.61 (s, 1H), 5.44 (s, 2H), 4.23 (d, J = 6.2 Hz, 2H), 4.00 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 2.94 (s, 3H), 2.13 (s, 3H), 1.19 (d, J = 6.8 Hz, 3H).
(実施例2EEE)
化合物1B(化合物1のR-異性体):(7R)-2-[[1-[(4-フルオロフェニル)メチル]ピラゾール-4-イル]メチルアミノ]-4,5,7,8-テトラメチル-7H-プテリジン-6-オンの合成
SFC分離を使用し、上記化合物1の調製におけるラセミ体混合物から、化合物1Bを分離した。1H NMR (300 MHz, MeOD) δ 7.66 (s, 1H), 7.51 (s, 1H), 7.24 (dd, J = 8.6, 5.4 Hz, 2H), 7.05 (dd, J = 12.1, 5.4 Hz, 2H), 5.26 (s, 2H), 4.46 (s, 2H), 4.18 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.30 (s, 3H), 3.13 (s, 3H), 2.39 (s, 3H), 1.27 (d, J = 7.0 Hz, 3H).
(実施例2FFF)
化合物42B(化合物42のR-異性体):(R)-7,8-ジメチル-2-(((1-(3,4,5-トリフルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オンの合成
SFC分離を使用し、上記化合物42の調製におけるラセミ体混合物から、化合物42Bを分離した。1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 7.49 (s, 1H), 7.38 (s, 1H), 7.28 (s, 1H), 6.72 (dd, J = 7.8, 6.3 Hz, 2H), 5.11 (s, 2H), 4.38 (d, J = 5.5 Hz, 2H), 3.97 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.00 (s, 3H), 1.35 (d, J = 6.8 Hz, 3H).
(実施例2GGG)
化合物46B(化合物46のR-異性体):(R)-2-(((1-(3,5-ジフルオロ-4-メトキシベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オンの合成
SFC分離を使用し、上記化合物46の調製におけるラセミ体混合物から、化合物46Bを分離した。1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 7.54 (d, J = 0.7 Hz, 1H), 7.41 - 7.34 (m, 1H), 6.73 (dt, J = 8.4, 0.8 Hz, 2H), 5.31 (s, 1H), 5.17 (s, 2H), 4.89 (t, J = 5.9 Hz, 1H), 4.44 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 4.15 - 3.94 (m, 4H), 3.05 (s, 3H), 2.23 (s, 3H), 1.41 (d, J = 6.9 Hz, 3H).
(実施例2HHH)
化合物405B(化合物405のR-異性体):N-[[1-[[6-(トリフルオロメチル)-3-ピリジル]メチル]ピラゾール-4-イル]メチル]-N-[(7R)-4,7,8-トリメチル-6-オキソ-5,7-ジヒドロプテリジン-2-イル]アセトアミドの合成
化合物405Bを化合物136Bから調製した。(7R)-4,7,8-トリメチル-2-[[1-[[6-(トリフルオロメチル)-3-ピリジル]メチル]ピラゾール-4-イル]メチルアミノ]-5,7-ジヒドロプテリジン-6-オン(250mg、0.560mmol)の無水THF(3.7mL)中溶液に、アセチルアセテート(およそ87mg、80.06μL、0.84mmol)およびDIEA(およそ217mg、293μL、1.68mmol)を加え、混合物をマイクロ波管中で密封し、100℃で24時間加熱した。溶媒を蒸発により除去し、残渣をDCM、20%MeOH/DCMで溶出するISCO中のシリカゲルカラム(40g)により精製した。所望のフラクションを集め、蒸発させた。灰白色固体を50℃で終夜真空乾固した(206mg、75%)。最初に溶出するピークのSFC:20%MeOH:30%EtOH:50%ヘキサン(ChiralPac IC)
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 10.30 (s, 1H), 8.66 - 8.52 (m, 1H), 7.94 - 7.77 (m, 2H), 7.74 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.35 (d, J = 0.7 Hz, 1H), 5.42 (s, 2H), 4.93 - 4.80 (m, 2H), 4.17 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 2.98 (s, 3H), 2.28 (s, 3H), 2.24 (s, 3H), 1.26 (d, J = 6.8 Hz, 3H).
(実施例2III)
表46の他の化合物の合成
本明細書に記載した表46の化合物を、R3およびR4が結合している炭素でR-立体化学を有する他の化合物について上記した方法と同様の方法で調製した(例えば、各々のR-異性体中間体を使用するかまたはキラル分離(例えば、SFC分離)により)。
化合物9B.(R)-7-エチル-2-(((1-(4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-8-メチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン/
1H NMR (300 MHz, MeOD) δ 7.66 (s, 1H), 7.51 (s, 1H), 7.24 (dd, J = 8.6, 5.4 Hz, 2H), 7.05 (dd, J = 12.1, 5.4 Hz, 2H), 5.26 (s, 2H), 4.46 (s, 2H), 4.18 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.30 (s, 3H), 3.13 (s, 3H), 2.39 (s, 3H), 1.27 (d, J = 7.0 Hz, 3H). [3], 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) ? 7.57 (s, 1H), 7.44 (s, 1H), 7.23 - 7.12 (m, 2H), 7.05 - 6.92 (m, 2H), 5.20 (s, 2H), 4.34 (s, 2H), 3.99 (q, J = 6.9 Hz, 1H), 3.22 (s, 3H), 2.96 (s, 3H), 2.27 (s, 3H), 1.10 (d, J = 6.9 Hz, 3H). M+1 410.215.
化合物14B.(R)-4,5,7,8-テトラメチル-2-(((1-(3,4,5-トリフルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
M+1 446.19.
化合物19B.(R)-5,7-ジエチル-2-(((1-(4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-8-メチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
M+1 424.23.
化合物22B.(R)-8-エチル-2-(((1-(4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-5,7-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 7.63 (d, J = 1.5 Hz, 2H), 7.37 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.26 (dd, J = 8.5, 5.7 Hz, 2H), 7.14 (t, J = 8.9 Hz, 2H), 6.72 (t, J = 6.0 Hz, 1H), 5.24 (s, 2H), 4.35 - 4.14 (m, 3H), 3.97 - 3.80 (m, 1H), 3.16 (s, 3H), 3.13 - 3.01 (m, 1H), 1.22 (d, J = 6.7 Hz, 3H), 1.12 (t, J = 7.1 Hz, 3H). [2], 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.45 (d, J = 4.9 Hz, 2H), 7.27 (s, 1H), 7.16 - 7.09 (m, 2H), 7.02 - 6.89 (m, 2H), 5.15 (s, 2H), 4.93 (t, J = 5.1 Hz, 1H), 4.32 (t, J = 7.3 Hz, 2H), 4.09 (dd, J = 14.4, 7.6 Hz, 1H), 3.93 (dq, J = 14.4, 7.2 Hz, 1H), 3.18 (s, 3H), 3.01 (tt, J = 12.2, 6.1 Hz, 1H), 1.28 (d, J = 6.8 Hz, 3H), 1.16 - 1.06 (m, 3H). M+1 410.3.
化合物23B.(R)-5,8-ジメチル-7-プロピル-2-(((1-(3,4,5-トリフルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.67 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.56 - 7.48 (m, 2H), 6.98 - 6.86 (m, 2H), 5.26 (d, J = 1.0 Hz, 2H), 4.40 (s, 2H), 4.19 (dd, J = 5.8, 4.2 Hz, 1H), 3.26 (s, 3H), 3.06 (s, 3H), 1.89 - 1.71 (m, 2H), 1.35 - 1.09 (m, 2H), 0.87 (t, J = 7.3 Hz, 3H). M+1 460.19.
化合物24B.(R)-2-(((1-(4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-5,8-ジメチル-7-プロピル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.65 - 7.58 (m, 1H), 7.49 (d, J = 6.0 Hz, 2H), 7.23 (dd, J = 8.6, 5.4 Hz, 2H), 7.10 - 6.97 (m, 2H), 5.25 (s, 2H), 4.37 (s, 2H), 4.25 - 4.15 (m, 1H), 3.26 (s, 3H), 3.05 (s, 3H), 1.87 - 1.75 (m, 2H), 1.20 (s, 2H), 0.87 (t, J = 7.3 Hz, 3H). [2], 1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.61 (d, J = 0.8 Hz, 1H), 7.53 - 7.44 (m, 2H), 7.28 - 7.17 (m, 2H), 7.10 - 6.97 (m, 2H), 5.25 (s, 2H), 4.37 (s, 2H), 4.19 (dd, J = 5.7, 4.2 Hz, 1H), 3.26 (s, 3H), 3.05 (s, 3H), 1.90 - 1.70 (m, 2H), 1.18 (dtt, J = 9.1, 7.3, 6.0 Hz, 2H), 0.87 (t, J = 7.3 Hz, 3H). M+1 424.275.
化合物27B.(R)-2-(((1-(4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-5,7,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.45 (s, 2H), 7.28 (s, 1H), 7.17 - 7.05 (m, 2H), 7.02 - 6.86 (m, 2H), 5.15 (s, 2H), 5.00 (s, 1H), 4.39 - 4.30 (m, 2H), 4.05 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.18 (s, 3H), 2.94 (s, 3H), 1.27 (d, J = 7.7 Hz, 3H). M+1 396.14.
化合物30B.(R)-5,8-ジエチル-2-(((1-(4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7-メチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.48 (s, 1H), 7.45 (d, J = 4.0 Hz, 1H), 7.27 (s, 1H), 7.15 - 7.06 (m, 2H), 6.99 - 6.88 (m, 2H), 5.15 (s, 2H), 4.95 (dd, J = 17.0, 3.5 Hz, 1H), 4.32 (t, J = 7.3 Hz, 2H), 4.19 - 3.60 (m, 4H), 3.14 - 2.92 (m, 1H), 1.25 (t, J = 6.9 Hz, 3H), 1.14 (dt, J = 14.2, 5.4 Hz, 6H). M+1 424.27.
化合物31B.(R)-5,8-ジエチル-7-メチル-2-(((1-(3,4,5-トリフルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.49 (d, J = 5.9 Hz, 1H), 7.45 (d, J = 10.3 Hz, 1H), 7.33 (s, 1H), 6.77 - 6.67 (m, 2H), 5.12 (s, 2H), 4.97 (d, J = 5.2 Hz, 1H), 4.36 (d, J = 5.6 Hz, 2H), 4.10 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 4.00 - 3.62 (m, 3H), 3.04 (dq, J = 14.1, 7.1 Hz, 1H), 1.26 (t, J = 7.7 Hz, 3H), 1.14 (dd, J = 13.5, 7.1 Hz, 6H). M+1 460.28.
化合物32B.(R)-7-エチル-2-(((1-(4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-8-イソプロピル-5-メチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.41 (d, J = 6.8 Hz, 1H), 7.40 (s, 1H), 7.31 (s, 1H), 7.17 - 7.05 (m, 2H), 7.01 - 6.86 (m, 2H), 5.80 (s, 1H), 5.14 (s, 2H), 4.65 (d, J = 33.9 Hz, 1H), 4.51 - 4.39 (m, 1H), 4.36 (t, J = 6.0 Hz, 2H), 4.15 (dt, J = 11.3, 5.7 Hz, 1H), 3.18 (s, 3H), 1.85 (dqd, J = 15.0, 7.6, 3.4 Hz, 1H), 1.74 - 1.53 (m, 1H), 1.33 - 1.20 (m, 6H), 0.77 (t, J = 7.5 Hz, 3H). [2], 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.44 (s, 2H), 7.27 (s, 1H), 7.17 - 7.09 (m, 2H), 7.00 - 6.89 (m, 2H), 5.15 (s, 2H), 4.96 (s, 1H), 4.44 (dt, J = 13.7, 6.8 Hz, 1H), 4.34 (d, J = 5.6 Hz, 2H), 4.13 (dd, J = 7.6, 3.4 Hz, 1H), 3.20 (s, 3H), 1.81 (dtt, J = 15.1, 7.5, 3.8 Hz, 1H), 1.69 - 1.57 (m, 1H), 1.25 (t, J = 6.5 Hz, 6H), 0.78 (t, J = 7.5 Hz, 4H). M+1 438.345
化合物36B.(R)-7-エチル-8-イソプロピル-5-メチル-2-(((1-(3,4,5-トリフルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.46 (d, J = 3.8 Hz, 1H), 7.45 (s, 1H), 7.32 (s, 1H), 6.76 - 6.69 (m, 2H), 5.12 (s, 2H), 5.05 (s, 1H), 4.46 (dd, J = 13.7, 6.9 Hz, 1H), 4.37 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 4.14 (dd, J = 7.6, 3.4 Hz, 1H), 3.20 (s, 3H), 1.82 (tdd, J = 15.1, 7.6, 3.4 Hz, 1H), 1.72 - 1.56 (m, 1H), 1.26 (t, J = 6.5 Hz, 6H), 0.78 (t, J = 7.5 Hz, 3H). M+1 474.24
化合物51B.(R)-5-エチル-8-イソプロピル-7-メチル-2-(((1-(3,4,5-トリフルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.54 (s, 1H), 7.45 (d, J = 10.6 Hz, 1H), 7.33 (s, 1H), 6.76 - 6.67 (m, 2H), 5.12 (s, 2H), 5.00 (t, J = 5.5 Hz, 1H), 4.54 (dq, J = 13.2, 6.6 Hz, 1H), 4.35 (t, J = 5.8 Hz, 2H), 4.18 (q, J = 6.7 Hz, 1H), 3.87 (dq, J = 14.3, 7.1 Hz, 1H), 3.77 - 3.58 (m, 1H), 1.19 (m, 12H). M+1 474.34.
化合物52B.(R)-5-エチル-2-(((1-(4-フルオロベンジル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-8-イソプロピル-7-メチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.52 (s, 1H), 7.44 (s, 1H), 7.27 (s, 1H), 7.15 - 7.06 (m, 2H), 6.98 - 6.88 (m, 2H), 5.15 (s, 2H), 5.01 (t, J = 5.1 Hz, 1H), 4.54 (hept, J = 6.8 Hz, 1H), 4.33 (d, J = 5.6 Hz, 2H), 4.24 - 4.08 (m, 1H), 3.93 - 3.76 (m, 1H), 3.68 (dq, J = 14.2, 7.1 Hz, 1H), 2.62 (s, 1H), 1.29 - 1.07 (m, 12H). M+1 438.32.
化合物186B.(R)-7-エチル-4,8-ジメチル-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 9.94 (s, 1H), 8.63 (s, 1H), 7.87 (td, J = 7.8, 1.5 Hz, 2H), 7.77 (s, 1H), 7.43 (s, 1H), 6.70 (s, 1H), 5.45 (s, 2H), 4.24 (d, J = 5.9 Hz, 2H), 4.03 (dd, J = 6.5, 3.7 Hz, 1H), 2.98 (s, 3H), 2.12 (s, 3H), 1.86 - 1.61 (m, 2H), 0.74 (t, J = 7.4 Hz, 3H). M+1 461.47.
化合物177B.(R)-4,5,7,8-テトラメチル-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 8.63 (s, 1H), 7.95 - 7.82 (m, 2H), 7.78 (s, 1H), 7.44 (s, 1H), 6.89 (t, J = 6.4 Hz, 1H), 5.45 (s, 2H), 4.25 (dd, J = 5.8, 2.9 Hz, 2H), 4.02 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.18 (s, 3H), 2.91 (s, 3H), 2.27 (s, 3H), 1.04 (d, J = 6.9 Hz, 3H). [3], 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 8.63 (s, 1H), 7.95 - 7.82 (m, 2H), 7.78 (s, 1H), 7.44 (s, 1H), 6.87 (t, J = 6.1 Hz, 1H), 5.45 (s, 2H), 4.25 (dd, J = 6.0, 2.7 Hz, 2H), 4.02 (q, J = 6.8 Hz, 1H), 3.18 (s, 3H), 2.91 (s, 3H), 2.27 (s, 3H), 1.04 (d, J = 5.8 Hz, 3H). M+1 461.315.
化合物187B.(R)-4,7,8-トリメチル-2-(((1-((3-(トリフルオロメチル)ピリジン-4-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
M+1 447.28.
化合物220B.(R)-4,8-ジメチル-7-プロピル-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 9.87 (s, 1H), 8.70 - 8.54 (m, 1H), 7.86 (qd, J = 8.1, 1.5 Hz, 2H), 7.76 (s, 1H), 7.42 (s, 1H), 6.59 (t, J = 5.8 Hz, 1H), 5.45 (s, 2H), 4.22 (d, J = 6.0 Hz, 2H), 4.00 (dd, J = 6.8, 4.0 Hz, 1H), 2.96 (s, 3H), 2.11 (s, 3H), 1.83 - 1.48 (m, 2H), 1.27 - 1.05 (m, 2H), 0.83 (t, J = 7.3 Hz, 3H). M+1 447.28.
化合物386B.(R)-7-シクロプロピル-4,8-ジメチル-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 9.87 (brs, 1H), 8.63 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 7.96 - 7.81 (m, 2H), 7.78 (s, 1H), 7.44 (s, 1H), 6.67 (d, J = 6.2 Hz, 1H), 5.45 (s, 2H), 4.24 (dd, J = 5.8, 3.1 Hz, 2H), 3.32 (d, J = 9.0 Hz, 1H), 3.03 (s, 3H), 2.14 (s, 3H), 0.83 (m, 1H), 0.62 - 0.27 (m, 4H). M+1 473.23.
化合物396B.(R)-7-シクロプロピル-4,8-ジメチル-2-(((1-((1-メチル-3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-5-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 9.82 (s, 1H), 7.68 (s, 1H), 7.41 (s, 1H), 6.61 (t, J = 6.1 Hz, 1H), 6.58 (s, 1H), 5.44 (s, 2H), 4.22 (dd, J = 6.0, 3.3 Hz, 2H), 3.88 (s, 3H), 3.32 (d, J = 4.5 Hz, 1H), 3.02 (s, 3H), 2.14 (s, 3H), 0.83 (ddt, J = 13.2, 8.1, 4.0 Hz, 1H), 0.63 - 0.27 (m, 4H). M+1 476.55.
化合物421B.(R)-7-シクロプロピル-2-(((1-((6-フルオロピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 8.84 (s, 1H), 8.11 (dt, J = 2.6, 0.9 Hz, 1H), 7.65 (ddd, J = 8.3, 7.6, 2.6 Hz, 1H), 7.53 (d, J = 0.7 Hz, 1H), 7.46 - 7.35 (m, 1H), 6.98 - 6.84 (m, 1H), 5.49 (s, 1H), 5.26 (s, 2H), 4.44 (dd, J = 5.6, 1.7 Hz, 2H), 3.29 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 3.14 (s, 3H), 2.26 (s, 3H), 1.38 - 1.13 (m, 1H), 1.07 - 0.90 (m, 1H), 0.76 - 0.63 (m, 1H), 0.63 - 0.38 (m, 2H). M+1 423.29.
化合物422B.(R)-2-(((1-((6-(ジフルオロメトキシ)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 8.36 (s, 1H), 8.10 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 7.61 (dd, J = 8.5, 2.5 Hz, 1H), 7.54 (s, 1H), 7.38 (s, 1H), 7.25 (d, J = 21.3 Hz, 1H), 6.89 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 5.25 (s, 2H), 4.91 (d, J = 5.8 Hz, 1H), 4.42 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 3.89 (d, J = 4.3 Hz, 1H), 3.11 (s, 3H), 2.33 - 2.23 (m, 1H), 2.21 (s, 3H), 1.07 (dd, J = 6.9, 1.8 Hz, 3H), 0.97 - 0.89 (m, 4H). M+1 473.41.
化合物423B.(R)-2-(((1-((6-フルオロ-4-メチルピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 7.97 (s, 1H), 7.78 (s, 1H), 7.52 (s, 1H),6.70 (m, 1H), 5.27 (s, 2H), 4.81 (t, J = 5.7 Hz, 1H), 4.41 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 3.89 (d, J = 4.3 Hz, 1H), 3.11 (s, 3H), 2.38 - 2.27 (m, 3H), 2.26 - 2.19 (m, 1H), 2.19 (s, 3H), 1.08 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.99 - 0.81 (m, 3H). M+1 439.37.
化合物445B.(R)-2-(((1-((6-クロロピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7-(2-ヒドロキシエチル)-4,5,8-トリメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 8.31 (d, J = 2.5 Hz, 1H), 7.74 (s, 1H), 7.68 (dd, J = 8.3, 2.5 Hz, 1H), 7.49 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.42 (s, 1H), 6.87 (s, 1H), 5.32 (s, 2H), 4.64 - 4.55 (m, 1H), 4.24 (dd, J = 6.2, 2.2 Hz, 2H), 4.05 (dd, J = 7.7, 5.8 Hz, 1H), 3.17 (s, 3H), 2.98 (s, 3H), 2.26 (s, 3H), 1.79 - 1.38 (m, 2H). M+1 457.1.
化合物495B.(R)-4,8-ジメチル-7-(2,2,2-トリフルオロエチル)-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 10.04 (s, 1H), 8.62 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 7.88 - 7.79 (m, 2H), 7.75 (s, 1H), 7.42 (s, 1H), 6.60 (t, J = 6.0 Hz, 1H), 5.44 (s, 2H), 4.40 (dd, J = 6.0, 4.0 Hz, 1H), 4.23 (d, J = 6.0 Hz, 2H), 2.99 (s, 3H), 2.80 - 2.70 (m, 1H), 2.13 (s, 3H). M+1 515.28.
化合物497B.(R)-7-エチル-8-イソプロピル-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
1H NMR (300 MHz, DMSO) δ 10.26 (s, 1H), 8.62 (s, 1H), 7.94 - 7.78 (m, 2H), 7.75 (s, 1H), 7.42 (s, 1H), 7.36 (s, 1H), 6.82 (s, 1H), 5.45 (s, 2H), 4.42 - 4.29 (m, 1H), 4.26 (d, J = 5.9 Hz, 2H), 4.07 (dd, J = 7.1, 3.2 Hz, 1H), 1.85 - 1.53 (m, 2H), 1.26 (dd, J = 6.8, 3.6 Hz, 6H), 0.78 (t, J = 7.4 Hz, 3H). M+1 475.37.
化合物589B.(R)-7-(2-メトキシエチル)-4,8-ジメチル-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 9.13 (s, 1H), 8.68 - 8.50 (m, 1H), 7.65 (t, J = 1.2 Hz, 2H), 7.55 (d, J = 0.7 Hz, 1H), 7.42 (d, J = 0.7 Hz, 1H), 5.35 (s, 2H), 4.92 (t, J = 5.8 Hz, 1H), 4.43 (d, J = 5.8 Hz, 2H), 4.15 (dd, J = 7.2, 4.2 Hz, 1H), 3.50 - 3.29 (m, 2H), 3.20 (s, 3H), 3.05 (s, 3H), 2.24 (s, 3H), 2.21 - 1.79 (m, 2H). M+1 491.07.
化合物678B.(R)-7-(2-メトキシエチル)-4,8-ジメチル-2-(((1-((1-メチル-3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-5-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 7.62 (s, 1H), 7.51 (s, 1H), 6.48 (s, 1H), 5.42 (s, 2H), 4.83 (s, 3H), 4.38 (s, 2H), 4.16 (dd, J = 6.6, 4.0 Hz, 1H), 3.84 (s, 3H), 3.07 (d, J = 14.6 Hz, 6H), 2.22 - 1.89 (m, 5H). M+1 494.04.
化合物204B.(R)-4-((4-(((4,7,8-トリメチル-6-オキソ-5,6,7,8-テトラヒドロプテリジン-2-イル)アミノ)メチル)-1H-ピラゾール-1-イル)メチル)ピコリノニトリル.
1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 8.57 (d, J = 5.2 Hz, 1H), 7.52 (s, 1H), 7.40 (s, 1H), 7.30 (s, 1H), 7.23 - 7.10 (m, 1H), 5.45 (s, 1H), 5.26 (s, 2H), 4.47 - 4.31 (m, 2H), 4.00 (q, J = 6.7 Hz, 1H), 2.99 (s, 3H), 2.86 (s, 3H), 2.17 (s, 3H), 1.34 (d, J = 6.8 Hz, 3H). M+1 404.36.
化合物677B.(R)-7-(ヒドロキシメチル)-4,8-ジメチル-2-(((1r,3R)-3-(3,4,5-トリフルオロフェノキシ)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン。
M+1 424.14.
(実施例2JJJ)
4,8-ジメチル-7-メチレン-2-(((1-((6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)メチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン(化合物749)の合成
オーブン乾燥したフラスコに、ジクロロメタン(2mL)に溶解した(7S)-7-(ヒドロキシメチル)-4,8-ジメチル-2-[[1-[[6-(トリフルオロメチル)-3-ピリジイル]メチルアミノ]-5,7-ジヒドロプテリジン-6-オン(25mg、0.05360mmol)を入れ、窒素の雰囲気下でマーチンのスルフラン(ジフェニル-ビス[2,2,2-トリフルオロ-1-フェニル-1-(トリフルオロメチル)エトキシ]-λ4}-スルファン)55mg(0.08178mmol)を加えた。得られた懸濁液を周囲温度で1時間撹拌した。反応物は濁ったままであった。更に0.5当量のスルフラン試薬を加え、溶液は透明で青色にゆっくり変色した。30分後、黄色に変わった。LCMSは80%が完結していることを示した。更に0.5当量のスルフランを加えた。反応物を20分間撹拌し、再度黄色に変色した。粗生成物をシリカゲルカラム(MeOH/DCM0~50%)上に直接装填して、所望の生成物を白色固体として得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl
3/メタノール-d
4) δ 8.26 (s, 1H), 7.47 (d, J = 8.5 Hz, 1H), 7.24 (d, J = 8.3 Hz, 1H), 7.30 (s, 1H), 7.24 (d, J = 13.7 Hz, 1H), 5.17 (s, 1H), 5.12 (s, 2H), 4.35 (s, 1H), 4.16 (s, 2H), 3.10 (s, 3H), 1.99 (s, 3H). ESI-MS m/z 444.1634、実測値445.36 (M+1)+;443.46 (M-1)+; 保持時間:0.69分.
(実施例2KKK)
(S)-2-(((1-(3,3-ジフルオロシクロブチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7-エチル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン(化合物795)の合成
(S)-2-クロロ-7-エチル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン(5)の生成
2,4-ジクロロ-6-メチル-5-ニトロ-ピリミジン(26.0g、125.0mmol)、メチル(2S)-2-(メチルアミノ)ブタノエート(HCl塩)(23.1g、137.5mmol)およびNaHCO3(52.5g、625.0mmol)のシクロヘキサン(400mL)中懸濁液に、ディーンスタークトラップを装着した。混合物を3時間加熱還流した(DSトラップに水4mLが溜まった)。Lcmsは所望の生成物を示した。この溶液をセライトに通して加熱濾過し、ケーキを加熱シクロヘキサンで洗浄した。濾液を真空で濃縮した。1H NMRは、純粋な所望の生成物3とともに、およそ5%の非所望の位置異性体(19:1比)を示して、37グラムの所望の生成物を黄色の油状物として得た。
油状物をTHF(300mL)に溶解し、白金(3%w/w、6.5g、0.9996mmol)を加えた。混合物をパール振盪器上に置き、水素50psiで終夜混合した。LCMSはまだ多少のヒドロキシ中間体を示している。混合物にビス[(E)-1-メチル-3-オキソ-ブタ-1-エノキシ]-オキソ-バナジウム(およそ3.314g、12.50mmol)を加え、混合物をパール振盪器中に再度置き、50psiで更に2時間振盪した。触媒を濾別し、得られた濾液を真空で濃縮した。残渣をクロロホルム(200mL)に溶解し、florisilのプラグに通して濾過した。プラグを50%EtOAc/ジクロロメタンで溶出した。濾液を真空で濃縮して、黒色不純物を含む固体を得た。混合物をTBME(500mL)で希釈し、1時間撹拌し、濾過し、TBMEで2回洗浄して、生成物23gを白色固体として得た:[α]D=+47.1°、CHCl3(10mL、100mg)、温度20.9℃;1H NMR (300 MHz, d6-DMSO) δ 10.41 (s, 1H), 4.21 (dd, J = 6.1, 3.8 Hz, 1H), 3.01 (s, 3H), 2.24 (s, 3H), 1.93 - 1.66 (m, 2H), 0.75 (t, J = 7.5 Hz, 3H); ESI-MS m/z 計算値240.08、実測値241.17 (M+1)+;239.17 (M-1)- ; 保持時間:0.6分.
1-(3,3-ジフルオロシクロブチル)-1H-ピラゾール-4-カルボニトリル(6)の生成
ステップ1:1H-ピラゾール-4-カルボニトリル(10.0g、107.4mmol)のジクロロメタン(80mL)中溶液に、ピリジン(17.4mL、215.1mmol)を加えた。混合物を冷却した(0℃)。分離したトリフルオロメチルスルホニルトリフルオロメタンスルホネート(20mL、118.9mmol)のジクロロメタン(20mL)中混合物を、内温を30℃未満に維持しながら最初の混合物にゆっくり加えた。混合物をこの温度で30分間撹拌した。混合物を飽和NH4Cl水溶液(100mL)でクエンチした。層を分離し、有機層を飽和NaHCO3(100mL)、水、ブライン(各100mL)で洗浄し、乾燥し、濾過し、溶媒を減圧下で除去した。水(50mL)を残渣に加え、60分間撹拌した。得られた固体を濾過し、真空下で終夜乾燥して、所望の生成物18.5グラムを得た:1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.60 - 8.41 (m, 1H), 8.14 (s, 1H); ESI-MS m/z 計算値224.98198, 保持時間:分.
ステップ2:3,3-ジフルオロシクロブタノール(1.06g、9.81mmol)のアセトニトリル(10mL)中溶液に、Cs2CO3(3.5g、10.74mmol)を加えた。混合物を0℃に冷却した。前記中間体1-(トリフルオロメチルスルホニル)ピラゾール-4-カルボニトリル(2.0g、8.9mmol)のアセトニトリル(10mL)中溶液を、温度を30℃未満に維持しながら反応混合物にゆっくり加えた。混合物を室温に加温し、30分間撹拌した。固体を濾過し、溶媒を減圧下で除去した。残渣をジクロロメタンと水(各30mL)との間で分配した。層を分離し、有機物をブラインで洗浄し、乾燥し、濾過し、溶媒を減圧下で除去した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(Isco 80g gold濃度勾配0~100%EtOAc/ヘプタン)(生成物は約35~40%EA/Hepで溶出し、全波長下で可視されている)により精製して、所望の生成物1.38グラムを得た:1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.90 (d, J = 4.3 Hz, 2H), 4.88 - 4.66 (m, 1H), 3.42 - 3.08 (m, 4H).
(1-(3,3-ジフルオロシクロブチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メタンアミン(7)の生成
1-(3,3-ジフルオロシクロブチル)ピラゾール-4-カルボニトリル、6、(4.4g、22.82mmol)のMeOH(30mL)中溶液に、メタノール中7Nアンモニア(30mL)を加えた。ラネーニッケル(750mg、12.78mmol)を水(約4×10mL)で洗浄し、次いで反応混合物に加えた。パール振盪器上に置き、水素50psiに加圧し、4時間反応させた。セライトに通して濾過し、減圧下で溶媒を除去した。ジエチルエーテル(3×100mL)からストリップし、終夜真空で置いて、所望の生成物4.6グラムを得た:1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.52 (s, 1H), 7.40 (s, 1H), 4.67 (dq, J = 14.6, 7.3 Hz, 1H), 4.09 - 3.63 (m, 2H), 3.38 - 2.95 (m, 4H); ESI-MS m/z 計算値187.09、実測値188.12 (M+1)+; 保持時間:0.51分.さらなる精製を行わずに次のステップで使用した。
(S)-2-(((1-(3,3-ジフルオロシクロブチル)-1H-ピラゾール-4-イル)メチル)アミノ)-7-エチル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン(I-795)の生成
tBuOH(50.77mL)中の(7S)-2-クロロ-7-エチル-4,8-ジメチル-5,7-ジヒドロプテリジン-6-オン、5(1.94g、8.05mmol)、[1-(3,3-ジフルオロシクロブチル)ピラゾール-4-イル]メタンアミン、7(1.51g、8.05mmol)、(tBuXPhos Pd G1)(200mg、0.29mmol)に、窒素下NaOtBu(2M、およそ15.1mL、30.18mmol)を加えた。混合物を20分間撹拌した。混合物を飽和NH
4Cl水溶液で希釈し、ジクロロメタン(3×)で抽出し、乾燥し、TMP樹脂と共に撹拌した。溶液を蒸発させ、シリカゲルクロマトグラフィー(ジクロロメタン中0から20%MeOH)により精製して、所望の生成物3.05gを得た:[a]
D=34.31(c0.51、MeOH);
1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 8.15 (s, 1H), 7.56 (s, 1H), 7.44 (s, 1H), 4.83 (t, J = 5.7 Hz, 1H), 4.72 - 4.55 (m, 1H), 4.43 (d, J = 5.8 Hz, 2H), 4.08 (dd, J = 6.5, 3.7 Hz, 1H), 3.36 - 3.08 (m, 7H), 3.08 (d, J = 6.1 Hz, 3H), 2.23 (s, 3H), 2.09 - 1.91 (m, 1H), 1.92 - 1.80 (m, 1H), 0.92 (t, J = 7.5 Hz, 3H); ESI-MS m/z 計算値391.19、実測値392.23 (M+1)
+; 保持時間:0.69分; キラルHPLC ee > 99.5%.
(実施例2LLL)
(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-(((1s,3R)-3-(((2-(トリフルオロメチル)ピリミジン-5-イル)オキシ)メチル)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン(化合物1417)の合成
(S)-2-クロロ-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン(1)の生成
2-Lの丸底フラスコに、2,4-ジクロロ-6-メチル-5-ニトロ-ピリミジン(55.0g、256.5mmol)、NaHCO3(108.4g、1.290mol)およびシクロヘキサン(600mL)を加えた。撹拌してピリミジン(5分)を溶解し、次いでメチル(2S)-3-メチル-2-(メチルアミノ)ブタノエート(塩酸塩)(49.0g、256.2mmol)を加えた。フラスコにディーンスタークトラップを装着し、反応物を110℃に加熱した。LC-MS(UPLC_CSH_C18_5から95_ACN_TFA_1p4分)は、2.5時間後に反応が完結していることを示した。混合物を更に30分間撹拌し、反応物をセライトに通して加熱濾過し、固体を加熱シクロヘキサン1Lで洗浄した。混合物を濃縮して黄色油状物とした。1H NMRは純粋であることを示した。2-Lのパールボトルに白金(3%w/w、13.34g、2.051mmol)を加えた。油状物をTHF(550mL)に溶解し、N2下パールボトルに加えた。ボトルをパール振盪器上でH2(50psi)下に置いた。パール振盪器を50psiに数回再充填した。終夜行った。LC-MSは、少量の脱塩素化した中間体を示した。ビス[(E)-1-メチル-3-オキソ-ブタ-1-エノキシ]-オキソ-バナジウム(1.36g、5.129mmol)を加え、ボトルをパール振盪器上にH2(50psi)下で置いた。パール振盪器を50psiに3回再充填した。5時間後、最早H2は消費されなかった。反応物をFlorisilに通して濾過し、最早物質がUV(約4L)により検出されなくなるまでEtOAc/DCM(1:1)で溶出した。濾液を濃縮した。黄色固体。得られた固体をMTBE(1L)と共に2時間撹拌した。濾過し、白色固体をMTBE(2×250mL)で洗浄した。漏斗中で真空乾固した。
旋光度:CHCl3、100mg/10mL濃度、[α]D=118.12°、温度=22.8℃。キラルHPLC:AD-Hカラム、4.6mm×250mm、40%EtOH/ヘキサン定組成濃度勾配、実行20分、>99%ee。(7S)-2-クロロ-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-5,7-ジヒドロプテリジン-6-オン(57.75g、88%)。1H NMR (300 MHz, クロロホルム-d) δ 9.32 (s, 1H), 3.96 (d, J = 4.1 Hz, 1H), 2.35 (s, 3H), 2.32 - 2.18 (m, 1H), 1.08 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 0.92 (d, J = 6.9 Hz, 3H). ESI-MS m/z 計算値254.09、実測値255.12 (M+1)+; 保持時間:0.63分.
tert-ブチル((1s,3s)-3-(((2-(トリフルオロメチル)ピリミジン-5-イル)オキシ)メチル)-シクロブチル)カルバメート(3)の生成
THF(80mL)中のcis-tert-ブチルN-[3-(ヒドロキシメチル)シクロブチル]カルバメート(5.8g、28.82mmol)およびトリフェニルホスファン(9.1g、34.7mmol)に、室温でエチル(NE)-N-エトキシカルボニルイミノカルバメート(40%w/w、15.8mL、34.69mmol)を、続いて2-(トリフルオロメチル)ピリミジン-5-オール(5g、30.47mmol)を加えた。反応混合物を室温で1時間撹拌した。THFを除去し、DCM(100mL)を加え、2N NaOHで2回洗浄した。有機相を真空で濃縮した。得られた残渣をEtOAc/ヘプタンを使用するシリカゲルクロマトグラフィーにより精製して、所望の生成物8.17グラムを得た:1H NMR (400 MHz, クロロホルム-d) δ 8.51 (s, 2H), 4.72 (s, 1H), 4.11 (d, J = 5.5 Hz, 2H), 2.67 - 2.41 (m, 3H), 1.84 - 1.74 (m, 1H).
(1s,3s)-3-(((2-(トリフルオロメチル)ピリミジン-5-イル)オキシ)メチル)シクロブタン-1-アミン(4)の生成
メタノール(20mL)中のtert-ブチルN-[3-[[2-(トリフルオロメチル)ピリミジン-5-イル]オキシメチル]シクロブチル]カルバメート、3(8.17g、23.51mmol)に、室温でジオキサン中塩化水素(4M溶液27mL、108.0mmol)を加えた。50℃で30分間撹拌した。有機物を蒸発させ、得られた残渣をエーテル-ヘプタンで洗浄して、所望の生成物6.5gをHCl塩として得た:1H NMR (300 MHz, メタノール-d4) δ 8.61 (s, 2H), 4.20 (d, J = 5.5 Hz, 2H), 3.73 (tt, J = 8.7, 7.6 Hz, 1H), 2.77 - 2.60 (m, 1H), 2.57 - 2.40 (m, 2H), 2.24 - 1.94 (m, 2H); ESI-MS m/z 計算値247.09、実測値248.17 (M+1)+; 保持時間:0.58分.
(S)-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-2-(((1s,3R)-3-(((2-(トリフルオロメチル)ピリミジン-5-イル)オキシ)メチル)シクロブチル)アミノ)-7,8-ジヒドロプテリジン-6(5H)-オン(I-1417)の生成
tBuOH(30mL)中の(7S)-2-クロロ-7-イソプロピル-4,8-ジメチル-5,7-ジヒドロプテリジン-6-オン、1(1.43g、5.56mmol)、3-[[2-(トリフルオロメチル)ピリミジン-5-イル]オキシメチル]シクロブタンアミン、4(塩酸塩)(1.57g、5.52mmol)、(tBuXPhos Pd G1)(200mg、0.2913mmol)に、窒素の雰囲気下NaOtBu(2M、12.5mL、25.00mmol)を加えた。混合物を20分間撹拌し、次いで飽和NH4Cl水溶液80mL中に希釈した。混合物をジクロロメタン(3×60mL)で抽出し、乾燥し、TMP樹脂と共に撹拌した。有機相を真空で濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(0から20%MeOH/DCM濃度勾配)により精製して、所望の生成物2.62グラムを得た:[a]D = 39.69 ( c 1.04 , MeOH); 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.52 (s, 2H), 7.69 (s, 1H), 4.82 (d, J = 7.5 Hz, 1H), 4.43 (dd, J = 16.3, 8.8 Hz, 1H), 4.14 (d, J = 5.7 Hz, 2H), 3.90 (d, J = 4.3 Hz, 1H), 3.14 (s, 3H), 2.74 - 2.60 (m, 2H), 2.62 - 2.50 (m, 1H), 2.32 - 2.20 (m, 1H), 2.19 (s, 3H), 1.94 - 1.75 (m, 2H), 1.30 (s, 2H), 1.08 (d, J = 7.0 Hz, 3H), 0.93 (d, J = 6.9 Hz, 3H). ESI-MS m/z 計算値465.21、実測値466.27 (M+1)+; 保持時間:0.79分.
(実施例3)
PLK1阻害アッセイ
化合物を、Plk1を阻害するそれらの能力について、放射性リン酸組込みアッセイを使用してスクリーニングした。アッセイは、25mMのHEPES(pH7.5)、10mMのMgCl2、25mMのNaCl、および2mMのDTTの混合物中で行った。最終基質濃度は、20μMの[γ-33P]ATP(35mCi 33P ATP/mmolのATP、Perkin Elmer/Sigma Chemicals)および9uMのSam68タンパク質であった。アッセイは、15nMのPlk1の存在下、室温で行った。ATPおよび目的の試験化合物を除いて、先に列挙されている試薬のすべてを含有するアッセイストック緩衝液を調製した。試験化合物の系列希釈物を含有するDMSOストック0.75μL(典型的に2倍系列希釈で10μMの最終濃度から出発、最終DMSO濃度1.5%)を384ウェルプレートに入れた後、[γ-33P]ATP(最終濃度20μM)25μLを添加した。アッセイストック緩衝液25μLを添加することによって、反応を惹起した。
反応を、10mMの冷却ATPを含有する30%トリクロロ酢酸(TCA)25μLを添加することによって、45分後に停止させた。クエンチした全反応物を、384ウェルのガラス繊維製フィルタープレート(Millipore、カタログ番号MZFBN0W50)に移した。プレートを、3×5%TCAで洗浄した。乾燥後、UltimaGold液体シンチレーションカクテル(Perkin Elmer)40μLをウェルに添加した後、PerkinElmer TopCountでシンチレーション計数を行った。
データ点のすべてについて、平均バックグラウンド値を除去した後、Prismソフトウェアパッケージ(GraphPad Prism、GraphPad Software、米国、カリフォルニア州、サンディエゴ)を使用して、初速度データの非線形回帰分析からKi(app)データを算出した。データは、表45にまとめられている。
(実施例4)
Colo 205レポーターアッセイ
本明細書に記載される本発明の化合物を、下記のβ-カテニン-TCF媒介性レポーター転写活性のためのアッセイ手順を使用してスクリーニングした。
本発明者らは、活性化WNTシグナル伝達を伴う細胞において、これらの化合物の機序によるERストレスの誘導が、このレポーター遺伝子の活性を急速に低減すること、ならびにアッセイにおける活性が、ERストレスおよびUPRの誘導物質としてのこれらの化合物の活性、ならびに細胞におけるカルシウムの放出、生存能およびこれらの化合物が放射標識されたものの特異的結合部位からの置換えを含めた、これらの化合物の特異的活性の他のすべての尺度と相関することを見出した。
レポーター細胞株は、がん細胞株(例えば、結腸がん)の細胞に、ホタルルシフェラーゼ遺伝子の発現を駆動するTCF/LEFプロモーターを含むプラスミドレポーター構築物(SABiosciences、QIAGEN company製)を安定にトランスフェクトすることによって産生した。SABiosceincesによって設計された最適な数のTCF/LEF結合部位を有するプロモーターであるTCF/LEFプロモーターが、ホタルルシフェラーゼ遺伝子の上流に連結されているTCF/LEFレポーター構築物を作成した。この構築物はまた、選択可能なマーカーとしてピューロマイシン抵抗性遺伝子を含むことができた。この構築物はまた、選択可能なマーカーとしてピューロマイシン抵抗性遺伝子を含むことができた。この構築物はまた、変異型APC遺伝子を有する結腸がん細胞株であるColo 205細胞を安定にトランスフェクトするように使用して構成的活性型β-カテニンをもたらすことができた。対照細胞株は、β-カテニンによって活性化されないCMV基本プロモーターの調節下のルシフェラーゼ遺伝子を含有する別のプラスミド構築物を使用して産生した。
安定にトランスフェクトされたレポーター構築物を有するColo 205培養細胞を、384ウェルマルチウェルプレートに1ウェル当たりおよそ細胞10,000個で24時間播種した。次に試験化合物を、2倍系列希釈で、20マイクロモルの最高濃度を使用してウェルに添加した。細胞型ごとに、一連の対照ウェルに化合物溶媒だけを入れた。化合物を添加して5時間後に、SteadyGlo発光試薬(Promega)を添加することによってルシフェラーゼのレポーター活性をアッセイした。レポーター発光活性を、Pherastarプレートリーダー(BMG Labtech)を使用して測定した。読取り値を、DMSOだけで処理した細胞に標準化し、次に、標準化された活性をIC50の算出に使用した。Colo 205レポーターアッセイのデータは、表45にまとめられている。A<0.3μM、0.3μM≦B<1.0μM、1.0μM≦C<5.0μM、D≧5.0μM。
(実施例5)
Colo 205レポーターアッセイのデータは、R
4が-Hまたは-Dであり、R
3およびR
4が結合している炭素(式(X)のC2炭素)がR立体化学を有している、式(I)のある特定のR-異性体についても得た。このようなエピマー化合物は、R
3およびR
4が結合している炭素においてS立体化学を有する、本明細書に記載される化合物に付いている接尾辞「B」を使用して表される。
R-立体異性体についてのこれらのアッセイのデータは、下記の表46にまとめられており、A<0.3μM、0.3μM≦B<1.0μM、1.0μM≦C<5.0μM、D≧5.0μMである。
(実施例6)
HepG2 XBP1レポーターアッセイ
HepG2肝細胞癌細胞に、ホタルルシフェラーゼのcDNAに融合した非プロセッシングイントロンを含有する、スプライシングされていない(u)XBP1のcDNAをコードするレトロウイルスを形質導入した。ERストレスの誘導時に、XBP1(u)の非プロセッシングイントロンは、活性IRE1アルファエンドヌクレアーゼによってスプライシングされる。その際、得られるスプライシング(s)XBP1はルシフェラーゼにインフレームとなり、活性ルシフェラーゼタンパク質の生成をもたらし、生物発光を生じさせる。
HepG2 XBP1(u)-Luc細胞を、96ウェルマルチウェルプレートに1ウェル当たりおよそ細胞30,000個で24時間播種した。次に試験化合物を、3倍系列希釈で、27マイクロモルの最高濃度を使用してウェルに添加した。細胞型ごとに、一連の対照ウェルに化合物溶媒だけを入れた。化合物を添加して6時間後に、SteadyGlo発光試薬(Promega)を添加することによってルシフェラーゼのレポーター活性をアッセイした。レポーター発光活性を、Pherastarプレートリーダー(BMG Labtech)を使用して測定した。読取り値を、DMSOだけで処理した細胞に標準化し、次に、標準化された活性をIC50の算出に使用した。HepG2 XBP1レポーターアッセイのデータは、表47にまとめられている。A<0.6μM、0.6μM≦B<2.0μM、2.0μM≦C<10.0μM、D≧10.0μM。
Aカルシウムフラックスアッセイのデータのスケール: A<0.6μM、0.6μM≦B <2.0μM、2.0μM≦C<10.0μM、D≧10.0μM。
B放射性リガンド置換えアッセイのデータのスケール: A<0.06μM、0.06μM≦B<0.6μM、0.6μM≦C<3.0μM、D≧3.0μM。
C HepG2 XBP1レポーターデータのスケール: A<0.6μM、0.6μM≦B<2.0μM、2.0μM≦C<10.0μM、D≧10.0μM。
D Hek293空ベクターおよびWFS1過剰発現細胞データのスケール: A<0.06μM、0.06μM≦B<0.6μM、0.6μM≦C<3.0μM、D≧3.0μM。
E HepG2親およびWFS1ノックアウト細胞データのスケール: A<0.5μM、0.5μM≦B<2.0μM、2.0μM≦C<10.0μM、D≧10.0μM。
(実施例7)
カルシウムフラックスアッセイ
本明細書に記載される化合物は、細胞内カルシウムフラックスを引き起こすことによってERストレスを誘導した。カルシウムフラックスを、Colo-205細胞において、FLIPR(登録商標)Calcium 5 Assay Kitを使用しFLIPR3システム(Molecular Devices)で製造者のプロトコール(Molecular Devices、カタログ番号R8186)に従って測定した。カルシウムフラックスを36分間にわたって測定する。Colo-205カルシウムフラックスアッセイのデータは、表47にまとめられている。A<0.6μM、0.6μM≦B<2.0μM、2.0μM≦C<10.0μM、D≧10.0μM。
(実施例8)
膜抽出プロトコール
細胞ペレットを、4℃の低張溶解緩衝剤(1×プロテアーゼ阻害剤、0.5mMのEDTAおよび2mMのDTTを含有する10mMのHEPES、pH7.5)に充填細胞体積の15倍で再懸濁させた。再懸濁した細胞を、氷上に維持したダウンス型ホモジナイザー中、6~8回ストロークしてホモジナイズした。溶解液を、ローターを減速させるための制動なしに、500×Gで4℃において15分間遠心分離した。遠心分離後、上清を取り出して新しい管に入れ、氷上に置いた(上清1)。先のステップを、元の体積の低張溶解緩衝剤の0.5を使用して溶解細胞ペレットで反復し、500×Gの上清(上清2)を取り出し、上清1と合わせた。合わせた上清を45-Ti超遠心管に移し、100,000×Gで30分間遠心分離した。超遠心分離後、上清を注意深く取り出し、廃棄した。100,000×Gのペレットを、冷却再懸濁緩衝剤(1倍プロテアーゼ阻害剤、1倍EDTAおよび2mMのDTTを含有する10mMのHEPES、pH7.5、300mMのNaCl)に再懸濁させた。試料を制動なしに500×Gで10分間遠心分離し、任意の雲状の綿状材料を取り出した。放射性リガンド結合アッセイおよび免疫ブロットで使用するために、ペレットを再懸濁緩衝剤におよそ2mg/mLのタンパク質濃度まで再懸濁させた。
(実施例9)
放射性リガンド置換えアッセイ
放射標識化合物136(トリチウム標識化合物136)は、WFS1を過剰発現する細胞膜抽出物に特異的に結合することが示された。化合物の結合親和性は、WFS-1を過剰発現する精製HEK293膜からトリチウム標識化合物136プローブの競合的置換えを測定することによって決定した。放射性リガンド置換えアッセイのデータは、表47にまとめられている。A<0.06μM、0.06μM≦B<0.6μM、0.6μM≦C<3.0μM、D≧3.0μM。
アッセイは、最終濃度20mMのHEPES、pH7.5、300mMのNaCl、1mMのDTT、0.5%DMSO、0.15μg/mLの精製膜、およびKdにおけるトリチウム標識化合物136のプローブを含有するアッセイ体積50μlで実施した。プローブのKdは、トリチウム標識プローブを、標準アッセイ条件下で、過剰の非標識プローブを加えた場合および加えない場合で滴定することによって決定し、得られたデータをGraphpad Prism、バージョン6.0、米国、カリフォルニア州、サンディエゴの「One site-Total and nonspecific binding」モデルにフィットさせた。最初に、DMSOに様々な濃度で溶解させた化合物0.25μlを、384ウェルプレートに分注した。膜およびプローブの両方を、前述の通り1×アッセイ緩衝剤中、それらの最終濃度の2倍で調製した。膜25μLをウェルに添加し、10分間インキュベートした。次に、希釈プローブ25μLをウェルに添加した。アッセイ物を、室温で90分間インキュベートした。次に総体積のアッセイ物を、0.5%PEI15μLで事前処理したMillipore GF/B384ウェルプレートに移した。フィルタープレートを、25mMのTRIS75μL、ph7.5、0.1%BSAで3回洗浄し、次に一晩乾燥させた。UltimaGoldシンチラント45μLを添加した後、試料をPerkin Elmer Topcountで計数した。残りの放射活性は、結合したプローブの尺度になる。結合プローブ対化合物濃度の滴定曲線から、Graphpad Prism、バージョン6.0、米国、カリフォルニア州、サンディエゴまたはGeneData分析器、スイス、バーゼルのいずれかを使用して、標準的な3つのパラメーターのIC50モデルにデータをフィットさせることによって、IC50を決定する。
(実施例10)
WFS1ノックアウト、ノックダウン、および過剰発現の研究
10A.材料および実験
WFS1を安定に過剰発現する細胞の作製
WFS1 cDNAを、プライマー5’-TCC GCG GCC CCA AGC TTA TCG CCA TGG ACT CCA ACA CTG C-3’、5’-GAT GGG CCC AGA TCT CGA GTC AGG CCG CCG ACA GGA ATG-3’を有し、Hind3-Xho1部位においてHD Infusion(CLONTECH)を使用し、標準手順を使用してレトロウイルス哺乳動物発現ベクターpCLPCXにクローニングされたクローンRC202901(Origene Technologies)から増幅させる。得られたクローンは、pCLPCX_WFS1と特定される。
HEK293(ATCC、カタログ番号CRL-1573)細胞を、10cm皿(Corning、製品番号430167)中、10%FBS(Hyclone、カタログ番号SH30071.03)、抗真菌薬/抗菌薬(Life Technologies、製品番号15240-062)、およびGlutamax(Life Technologies、製品番号35050-061)]を補充した完全DMEM細胞培養培地[DMEM(Life Technologies、製品番号11960-051)である培地10mLに、皿1つ当たり細胞3×106個でプレートする。細胞を接着させ、加湿5%CO2中37℃で一晩成長させる。細胞に、製造者のプロトコールに従ってFugene 6(Promega、カタログ番号E2691)を使用して、pVSV-G、pCMV-Gag/PolおよびpCLPCX_WFS1をコトランスフェクトする。別個に、細胞に、pVSV-G、pCMV-Gag/PolおよびpCLPCXをコトランスフェクトして、対照レトロウイルスを生成する。レトロウイルス(ウイルス上清)を含有する細胞培養培地を、トランスフェクションの48時間後および72時間後に収集し、0.4uMフィルタを介して濾過し、-80℃で保存する。
HEK293細胞を、6ウェルプレート(Corning、製品番号3516)中、完全DMEM細胞培養培地2mLに1ウェル当たり細胞1×105個で播種し、接着させ、加湿5%CO2中37℃で一晩成長させる。翌日、培地をウイルス上清で置き換えて、それに10ug/mlのPolybrene(登録商標)(Santa Cruz Biotech、カタログ番号sc-134220)を添加する。24時間後、ウイルス上清を完全DMEM培地で置き換える。形質導入細胞を、1マイクログラム/mLのピューロマイシン(Life Technologies、カタログ番号A1113803)を含有する完全DMEM細胞培養培地中で選択する。
WFS1が安定にノックダウンされた細胞の作製
Colo-205(ATCC、カタログ番号CCL-222)、HepG2(ATCC、カタログ番号HB-8065)、CFPAC1(ATCC、カタログ番号CRL-1918)、またはDU4475(ATCC、カタログ番号HTB-123)細胞を、完全DMEM細胞培養培地[10%FBS(Hyclone、カタログ番号SH30071.03)、抗真菌薬/抗菌薬(Life Technologies、製品番号15240-062)、およびGlutamax(Life Technologies、製品番号35050-061)を補充したDMEM(Life Technologies、製品番号11960-051)培地]10mLに、10cm細胞培養プレート(Corning、製品番号430167)1つ当たり細胞3×106個でプレートする。細胞を接着させ、加湿5%CO2中37℃で一晩成長させる。WFS1 shRNAをコードする1×106感染単位のレンチウイルス(Santa Cruz Biotech、カタログ番号sc-61804-V)または非標的対照shRNA(Santa Cruz Biotech、カタログ番号sc-108080)および10ug/mlのPolybrene(登録商標)(Santa Cruz Biotech、カタログ番号sc-134220)を細胞培養培地に添加することによって、細胞に形質導入する。48時間後に、1マイクログラム/mLのピューロマイシン(Life Technologies、カタログ番号A1113803)を細胞培養培地に添加することによって、形質導入した細胞を選択する。
CRISPR/Cas9によってWFS1がノックアウトされた細胞の作製
二重切断戦略を用いて、WFS1遺伝子座から大きい断片を除去した。まず、WFS1エクソン8における適切な標的部位を、CRISPR設計ソフトウェアを使用して選択して、適切な標的部位をランク付けし、企図された標的ごとにオフターゲット部位を計算により予測した。上位6つのガイドRNA配列を特定し、Surveyor突然変異検出キット(Integrated DNA Technologies)を使用して活性についてスクリーニングする。次に、上位2つのガイドRNAを、GeneArt OFP CRISPRヌクレアーゼベクター(Thermofisher、カタログ番号A21174)に別個にクローニングし、ヌクレオフェクション(4D Nucleofector X、Lonza)を使用してHepG2細胞にコトランスフェクトした。細胞を、48時間後にFACSによって選別して、OFP陽性細胞集団を濃縮した。OFP陽性細胞集団を、96ウェルプレートに細胞0.5~5個/ウェルで播種して、クローン細胞株を単離した。細胞を2~3週間増殖させた後、コロニーの存在についてプレートを視察した。コロニーが70%コンフルエントを超えたら、トリプシンで解離させ、さらに増殖させた。WFS1エクソン8のホモ接合性二重切断を伴う細胞クローンを、PCRで検出し、DNAシークエンシングで確認した。
細胞のWFS1タンパク質レベルの決定
細胞溶解液を、冷却溶解緩衝剤(20mMのTris-HCl(pH7.5)、150mMのNaCl、1mMのNa2EDTA、1mMのEGTA、1%Triton、2.5mMのピロリン酸ナトリウム、1mMのベータ-グリセロリン酸塩、1mMのNa3VO4、1μg/mlのロイペプチン、0.05%SDS)を用いる全細胞溶解、またはMem-PER(商標)Plus膜タンパク質抽出キット(Life Technologies、カタログ番号89842)を使用する膜抽出のいずれかによって調製する。細胞溶解液のタンパク質含量を、BCAアッセイ(Life Technologiesカタログ番号23225)を使用して決定する。タンパク質20マイクログラムを、Nupage 3~8%TAゲル(Life Technologies、カタログ番号EA0375BOX)上にロードし、Tris-酢酸塩SDSランニング緩衝剤(Life Technologies、カタログ番号LA0041)中、およそ1.5時間、電気泳動法に曝す。タンパク質を、ウェットトランスファーによって、0.2%SDSおよび10%メタノールを含有するTris-グリシントランスファー緩衝剤(Life Technologies、カタログ番号LC3675)中ニトロセルロース膜に移す。ニトロセルロース膜を、Odyssey(登録商標)ブロッキング緩衝剤(Li-Cor Bioscience、カタログ番号927-40000)中、少なくとも1時間ブロックした。Wfs1タンパク質(すなわちwolframin)を、Odysseyブロッキング緩衝剤で希釈した抗WFS1抗体(Abcam、カタログ番号ab176909)を用いる免疫ブロットによって4℃で一晩にわたって検出した。膜をTBST(50mMのTris、150mMのNaCl、0.05%Tween 20)で室温において3回洗浄し、次に、IRDye 800(Li-Cor Bioscienceカタログ番号926-32211)とコンジュゲートした抗ラビット抗体を用いて、穏やかに揺動しながら室温で1時間免疫ブロットした。膜を、ODYSSEY(登録商標)CLxイメージング系(Li-Cor Bioscience)で画像化した。Wolframinは、約110kDの予測されたkDaを有している。
in vitro細胞生存能に対する化合物の効果の決定
pCLPCx空ベクターを含有するHEK293細胞(HEK293空)、WFS1を安定に過剰発現するHEK293細胞(HEK293 WFS1)、HepG2細胞、およびWFS1をCRISPR/Cas9(HepG2 WFS1 KO)細胞によって枯渇させたHepG2細胞を、96ウェル黒色プレート(Corning、製品番号3904)中、完全DMEM細胞培養培地[10%FBS(Hyclone、カタログ番号SH30071.03)、抗真菌薬/抗菌薬(Life Technologies、製品番号15240-062)、およびGlutamax(Life Technologies、製品番号35050-061)を補充したDMEM(Life Technologies、製品番号11960-051)培地]100マイクロリットルに、1ウェル当たり細胞1,000個(HEK293)または5,000個(HepG2)で播種した。細胞を接着させ、一晩成長させた後、化合物を様々な濃度で添加する。製造者のプロトコールに従って化合物をCellTiter-Glo試薬(Promega、カタログ番号G7570)と共に添加して96時間後に、Pherastar発光プレートリーダー(BMG Labtech)で測定することによって、細胞生存能をアセスメントした。
10B.結果および議論
CRISPR/Cas9によるWFS1のノックアウトは、化合物がカルシウムフラックスを引き起こし、ERストレスマーカーを誘導し、全体的な遺伝子発現変化を誘導し、細胞生存能を阻害する能力を遮断する。
CRISPR/Cas9を使用して、WFS1遺伝子が欠失したHepG2細胞を作製した。親HepG2細胞(図2、レーン1)と比較して、WFS1遺伝子を欠失させたHepG2細胞(図2、レーン2)には、WFS1タンパク質発現は全く存在していない。図2は、WFS1の単量体および多量体形態の存在も示しており、それらのすべては、WFS1遺伝子欠失細胞には存在しない。親HepG2およびHepG2のWFS1ノックアウト細胞(図2、各々レーン1および2)の間のチューブリンタンパク質レベルには差がなかった。
本明細書に記載される化合物は、図5Aに示され、XBP1-Lucレポーターを含有するHepG2細胞におけるルシフェラーゼの誘導によって例示される通り、カルシウムフラックスの誘導を示した(表47)。WFS1が、化合物によって誘導されたカルシウムフラックスに関与するかどうかを決定するために、親HepG2細胞およびCRISPR/Cas9によって媒介されたWFS1ノックアウト(KO)を有するHepG2細胞を、化合物136の濃度上昇に曝し、化合物を添加して30分後に細胞内カルシウムレベルを測定した。HepG2細胞からのWFS1の枯渇は、親HepG2細胞と比較して、カルシウムフラックスを誘導する化合物136の能力を完全に排除し(図5A)、WFS1発現レベルが、カルシウムフラックスを誘導する化合物の能力に関係することを示唆した。
また、WFS1が化合物によって誘導されたERストレスに関与するかどうかを決定するために、親HepG2細胞およびCRISPR/Cas9によって媒介されたWFS1ノックアウト(KO)を有するHepG2細胞を、化合物136またはタプシガルギンに6時間曝露した後、細胞溶解液を調製し、免疫ブロットに曝した。図6は、WFS1枯渇が、化合物136によるERストレスマーカータンパク質XBP1およびATF4の誘導を防止することを示す。それとは対照的に、WFS1の枯渇は、タプシガルギン(thaps)によって誘導されたXBP1およびATF4に対する効果がかなり少なかった。これらの結果は、WFS1発現レベルが、カルシウムフラックスを誘導する化合物の能力に関係することをさらに示している。さらに、HepG2細胞からのWFS1の枯渇は、化合物136が、6時間の曝露後に全体的遺伝子発現の変化を引き起こすのを防止した(図7)。それとは対照的に、WFS1枯渇は、タプシガルギンによって誘導された全体的遺伝子発現の変化に対しては効果がなかった(図7)。
化合物によって媒介された細胞生存能の阻害に対するWFS1枯渇の効果を決定するために、親HepG2細胞およびWFS1をCRISPR/Cas9によって枯渇させたHepG2細胞を、化合物136または化合物253のいずれかの濃度上昇に96時間曝露した後、Cell Titer Glo試薬(Promega)を使用して生存能を決定した。HepG2細胞からのWFS1の枯渇は、化合物136では100倍を超えてIC50を変化させ、化合物253では5倍を超えてIC50を変化させ、本明細書に記載される化合物が細胞生存能を阻害するのにWFS1が必要であることを示唆した(表47および表48)。HepG2親およびWFS1ノックアウト細胞の両方の生存能に関するIC50は、表47にまとめられている。A<0.5μM、0.5μM≦B<2.0μM、2.0μM≦C<10.0μM、D≧10.0μM。
カルシウムフラックスおよび細胞生存能に対して化合物によって媒介される効果に対する、WFS1過剰発現の効果を決定するために、Hek293細胞に、レトロウイルス空ベクターまたは全長WFS1 cDNAを発現するレトロウイルスベクターのいずれかを形質導入した。WFS1をコードするレトロウイルスを形質導入したHek293細胞は、空ベクターHek293細胞よりも100倍を超えて多い量のWFS1タンパク質を発現した(図3)。化合物136によって誘導されたカルシウムフラックスの誘導に対するWFS1過剰発現の効果は、図5Bに示されている。WFS1の過剰発現は、化合物(Comound)136のEC50をおよそ10倍低減し、WFS1が本明細書に記載される化合物の作用機序に関与することを示唆した。
さらに、化合物136および253による細胞生存能の阻害に対するWFS1過剰発現の効果は、表49(下記)に示される。Hek293細胞におけるWFS1の過剰発現は、これらの化合物の両方のIC50を、1000倍を超えて低減し、本明細書に記載される化合物に対する感受性を非応答者の細胞に付与するのに、WFS1単独で十分であることを示唆している。Hek293空ベクターおよびWFS1過剰発現細胞の両方の生存能に関するIC50は、表47にまとめられている。A<0.06μM、0.06μM≦B<0.6μM、0.6μM≦C<3.0μM、D≧3.0μM。
RNAiによるWFS1のノックダウンはTCF/LEFレポーター活性および細胞生存能を阻害する化合物の能力を低減した
WFS1を標的にするshRNAをコードするレンチウイルスを用いるHepG2細胞(図4)、DU4475細胞(図4)、およびColo-205細胞(示さず)の形質導入は、免疫ブロットによって決定される通り、非標的対照shRNAをコードするレンチウイルスを形質導入した細胞と比較した場合、WFS1タンパク質レベルを、75%を超えて低減した(図4)。TC-Lucレポーターを含有するDU4475細胞およびColo-205細胞におけるWFS1タンパク質レベルの安定なノックダウンは、対照細胞と比較される通り、TCFレポーター活性の遮断における化合物253および化合物136のIC
50を5~7倍増大した(表50)。さらに、DU4475細胞、Colo-205細胞、およびHepG2細胞におけるWFS1タンパク質レベルのノックダウンは、対照細胞と比較される通り、細胞生存能の低減における化合物253および化合物136のIC
50を、50倍を超えて増大した(表51)。これらの結果は、WFS1が、試験化合物のTCFレポーター活性および生存能の阻害に関与することを示唆している。
化合物136の細胞膜抽出物との結合能力はWFS1タンパク質レベルと相関する。
免疫ブロットによって決定される通り、異なるレベルのWFS1を発現する細胞に由来する細胞膜との放射標識化合物136の結合親和性は、図8に示される。図が示す通り、化合物136のBmax(pg/mol)は、細胞膜におけるWFS1タンパク質レベルと相関する。この相関は、WFS1またはWFS1関連複合体またはWFS1と化学量論的に密接なタンパク質複合体に直接結合する化合物136および本明細書に記載される化合物と合致する。
(実施例11)
腫瘍におけるTCF/LEFレポーター活性のin vivo阻害
in vivo腫瘍TCF/LEFレポーター活性に対する化合物の効果の決定
Colo205-TCF/LEF-ルシフェラーゼ(Luc)腫瘍細胞を、1ug/mlのピューロマイシンを含む完全DMEM細胞培養培地[10%FBS(Hyclone、カタログ番号SH30071.03)、抗真菌薬/抗菌薬(Life Technologies、製品番号15240-062)、およびGlutamax(Life Technologies、製品番号35050-061)を補充したDMEM(Life Technologies、製品番号11960-051)培地]中で増殖させた。集密度/高密度に達した後、培地中でゆるく接着している細胞を、フラスコから50mlコニカル管に移した。プラスチックに接着した腫瘍細胞を、トリプシンで剥離し、コニカル管内の細胞と合わせた。腫瘍細胞を研和し、計数し、遠心分離によってペレット状にした。細胞ペレットを、0.9%注射可能生理食塩水に再懸濁させた(細胞6×107個/ml)。体積50ul(細胞3×106個)を、4~6週齢のnu/nu雌マウス(Charles River Laboratories)の側腹部に皮下注射した。移植のおよそ13~16日後に、200~500mm3の間の腫瘍を選択し(ノギス測定に基づいて、体積=幅×長さ×0.54の式に適用)、n=4の群に無作為化した。マウスに、1:3:5:1のEtOH:DMSO:PEG-400:H2Oに溶解させた化合物を10ml/kgの速度で、または1:3:5:1のEtOH:DMSO:PEG-400:H2O単独(ビヒクル対照)を強制経口投与によって投薬した。CO2吸入によって安楽死させたマウスから腫瘍を収集し、液体窒素で急速冷凍した。腫瘍を、処理するまで-80℃の冷凍庫内で保存した。
腫瘍を氷上で解凍し、閉鎖組織グラインダー系(Fisher Scientific、カタログ番号02-542-09)を製造者の指示に従って氷上で使用して、冷却溶解緩衝剤(20mMのTris-HCl(pH7.5)、150mMのNaCl、1mMのNa2EDTA、1mMのEGTA、1%Triton、2.5mMのピロリン酸ナトリウム、1mMのベータ-グリセロリン酸塩、1mMのNa3VO4、1μg/mlのロイペプチン、0.05%SDS)内でホモジナイズした。腫瘍100mgのために溶解緩衝剤500uLを使用した。腫瘍溶解液を予冷微量遠心管に移し、10,000×gで4℃において10分間遠心分離した。上清を新しい予冷微量遠心管に移し、タンパク質含量およびルシフェラーゼ活性を分析するためにすぐに使用した。
腫瘍溶解液上清のタンパク質含量を、BCAアッセイ(Life Technologiesカタログ番号23225)を使用して決定した。腫瘍溶解液上清のルシフェラーゼ活性は、製造者の指示に従ってSteady-Glo発光試薬(Promega、カタログ番号E2550)を添加し、Pherastar発光プレートリーダー(BMG Labtech)で測定することによって決定した。ルシフェラーゼ活性を、タンパク質含量に対して標準化した。
Colo-205腫瘍におけるTCF/LEFレポーター活性のin vivo阻害は、表53にまとめられている。
(実施例12)
in vivo有効性
免疫欠損雌マウス(Charles River、4~6週齢)を、ケタミン-キシラジン(ipで140mg/kg~14mg/kg)で麻酔し、剃毛した。Puralube目軟膏を目に塗布して、角膜の乾燥を防止した。Betadineおよび70%エタノールを、剃毛した位置に塗布して、切開位置の皮膚を殺菌した。動物を、手術期間中、バイオセイフティーキャビネットに入れた。ハサミを使用して、皮膚の側腹部を8~10mm切開した。50~150mgの間の重量の腫瘍断片を、鉗子を使用して切開部位の皮膚下に置き、ステープルを使用して切開を閉じた。ステープルを、手術の5~7日後に除去した。移植のおよそ2週間後に動物の秤量を開始し、ノギスを使用して腫瘍を週2回測定した。腫瘍体積は、式:体積=長さ×幅2×0.52を使用して算出した。
化合物投与は、異種移植片がおよそ100~300mm3に達したら開始し、対照異種移植片が動物の体重の10%に達するまで継続した。試験化合物を強制胃管投与によって経口投与した。腫瘍成長阻害パーセント(TGI%)を、示された処置日に算出した。TGIパーセントは、[1-(del T/del C)]×100%として定義され、ここでdel Tは、処置群の最終平均体積から初期平均体積を引いたものであり、del Cは、対照群の最終平均体積から初期平均体積を引いたものである。表54は、nu/nuマウスにおける非小細胞肺がん(NSCLC)腺癌系OD33966に対する複数の試験化合物の有効性を示す。試験化合物は経口投与した。ビヒクル対照は、0.5%メチルセルロース/0.1%ラウリル硫酸ナトリウムまたは20%captisolのいずれかからなっていた。腫瘍体積は、週2回ノギスで測定することによって決定した。
表55は、様々な腫瘍異種移植片モデルに対する化合物136の有効性を示す。表55に示される通り、化合物136は、複数のがん型に由来する腫瘍異種移植片の成長を阻害する。腫瘍は、SCIDまたはヌードマウスのいずれかに移植された。化合物136を、100mg/kgで1日1回(QD)経口投与した。ビヒクル対照は、0.5%メチルセルロース/0.1%ラウリル硫酸ナトリウムからなっていた。腫瘍体積は、週2回ノギスで測定することによって決定した。TGI:処置終了時の腫瘍成長阻害。CR:完全退縮(処置への大部分の応答が、腫瘍が検出不可能になることである)、PR:部分退縮(処置への大部分の応答が、腫瘍が少なくとも33%縮小することである)。
(実施例13)
がん細胞株の複数パネルにおける単剤治療応答アセスメント
この研究は、化合物136に対するin vitro応答を予測し得る候補遺伝子発現マーカーを特定するために実施した。
材料
細胞培養方法
細胞を、液体窒素保存から取り出し、解凍し、適切な成長培地で増殖させた。増殖させたら、細胞を、384ウェルの組織培養処理プレートに1ウェル当たり細胞500個で播種した。24時間後、細胞を、化合物136(濃度100nMおよび2uMで)で0時間または96時間のいずれかにわたって処理した。0時間または96時間のいずれかの最後に、ATPLite(Perkin Elmer)を使用して細胞状態を分析して、薬物の組合せに対する細胞の生物学的応答をアセスメントした。
成長阻害
この研究では、成長阻害(GI)を主要エンドポイントとして使用した。細胞に対する薬物の細胞破壊効果、細胞増殖抑制効果および増殖効果をモニタリングすることを可能にするATPLiteを使用して、ATPモニタリングを実施した。
a.単変量遺伝子発現分析
転写物発現レベルおよび相乗作用値の相関の分析を、偏りのない方式および偏りのある方式の両方で行った。偏りのない過程では、複数回の試験補正後に0.06未満または0.1未満のp値で任意の遺伝子を選択した。他の遺伝子を偏った方式で加えて、生物学的機能および関連経路との関係を考慮した。
I.結果
WFS1遺伝子発現と化合物136への応答との間の関連
WFS1遺伝子発現と化合物136への応答との間の関係を、9個の膀胱がん細胞株のパネルで評価した(表57)。化合物136への応答は、応答と関連しており(図9)、その関連は統計的に有意であった(スピアマンrho0.68、p値0.048)。
さらに、化合物136への応答と応答との間の関係を、428個のがん細胞株のパネルでさらにアセスメントした(表58)。予想通り、WFS1遺伝子発現は、2μMにおける化合物136への応答と関連しており(図10)、この関連は統計的に有意であった(スピアマンrho0.42、p値0.0056)。
最後に、in vivo研究を実施して、患者に由来する異種移植片(PDX)におけるWFS1発現の間の関係を評価した。この評価を行うために、WFS1遺伝子発現が最も高い10個の肺PDXモデルおよびWFS1遺伝子発現が最も低い10個の肺PDXモデルを、Oncotest compendiumから選択した。PDXモデルにおけるWFS1遺伝子発現と化合物136への応答との間に、強い関連があった(図11)。
結論
WFS1は、がん細胞株および患者に由来する異種移植片における単剤としての化合物136への応答を予測した。WFS1発現/化合物応答の関係は、PDXモデル系を使用する実験で保持された。
上述の本発明を、明確な理解を目的としたいくつかの例示および実施例によっていくらか詳細に記載してきたが、添付の特許請求の範囲の精神または範囲から逸脱することなく、本発明にある特定の変更および改変を行い得ることを、当業者は本発明の教示に照らして容易に理解されよう。
本明細書に提供されるすべての参考文献は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。本明細書で使用される場合、すべての略語、記号および慣習は、現代の科学文献で使用されるものと一致する。例えば、Janet S. Dodd, ed., The ACS Style Guide: A Manual for AuthorsおよびEditors, 2nd Ed., Washington, D.C.: American Chemical Society, 1997を参照されたい。