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JP7475342B2 - 飲料供給システムの洗浄装置及び飲料供給システムの洗浄方法 - Google Patents

飲料供給システムの洗浄装置及び飲料供給システムの洗浄方法 Download PDF

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JP7475342B2 JP2021524941A JP2021524941A JP7475342B2 JP 7475342 B2 JP7475342 B2 JP 7475342B2 JP 2021524941 A JP2021524941 A JP 2021524941A JP 2021524941 A JP2021524941 A JP 2021524941A JP 7475342 B2 JP7475342 B2 JP 7475342B2
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Description

本発明は飲料供給システムの洗浄装置及び飲料供給システムの洗浄方法に関する。
従来、ガスによって飲料収容容器から移送された飲料を飲料ディスペンサから外部に供給する飲料供給システムが知られている(例えば特開2017-218226号公報及び特開2017-43385号公報)。斯かる飲料供給システムのユーザは飲料ディスペンサから容器(グラス等)に飲料を注ぐことによって所望の量の飲料を容易に得ることができる。
しかしながら、飲料供給システムによる飲料の供給が終了した後には、飲料の流路に飲料が残される。残された飲料は、飲料の劣化、微生物の繁殖等を引き起こす。このため、飲料の味の低下を防止するためには、飲料供給システムを定期的に洗浄する必要がある。
これに対して、特開2017-218226号公報及び特開2017-43385号公報に記載の飲料供給システムでは、水に炭酸ガスを混入させたもので飲料供給システムを洗浄することにより洗浄力が高まるとされている。しかしながら、飲料供給システムの洗浄には、更なる改善の余地がある。
上記課題に鑑みて、本発明の目的は、飲料供給システムにおいて、飲料の流路を高い洗浄力で効率的に洗浄することにある。
本開示の要旨は以下のとおりである。
(1)ガスによって飲料収容容器から移送された飲料を飲料ディスペンサから外部に供給する飲料供給システムの洗浄装置であって、前記飲料収容容器と前記飲料ディスペンサとを接続する飲料移送路にガスを供給するガス供給路と、前記飲料移送路に水を供給する水供給路と、前記ガス供給路を開閉するガス開閉弁及び前記水供給路を開閉する水開閉弁の少なくとも一方と、前記ガス開閉弁及び前記水開閉弁の少なくとも一方を制御する制御装置とを備え、前記制御装置は、前記水供給路から前記飲料移送路に第1の量の水が供給されるように前記ガス開閉弁及び前記水開閉弁の少なくとも一方を制御することと、前記ガス供給路から前記飲料移送路にガスが供給されるように前記ガス開閉弁及び前記水開閉弁の少なくとも一方を制御することとを交互に繰り返す水弾制御を実行し、前記第1の量は24ml~50mlである、飲料供給システムの洗浄装置。
(2)前記水供給路に設けられた流量センサを更に備え、前記制御装置は、前記流量センサの出力に基づいて前記水弾制御において前記水供給路から前記飲料移送路に供給された水の量の推定値を算出し、該推定値が前記第1の量に達するように前記ガス開閉弁及び前記水開閉弁の少なくとも一方を制御する、上記(1)に記載の飲料供給システムの洗浄装置。
(3)ガスによって飲料収容容器から飲料移送路を通して移送された飲料を飲料ディスペンサから外部に供給する飲料供給システムの洗浄方法であって、前記飲料移送路に水を供給する水供給路から前記飲料移送路に第1の量の水が供給されるように、前記水供給路を開閉する水開閉弁と、前記飲料移送路にガスを供給するガス供給路を開閉するガス開閉弁との少なくとも一方を制御することと、前記ガス供給路から前記飲料移送路にガスが供給されるように前記ガス開閉弁及び前記水開閉弁の少なくとも一方を制御することとを交互に繰り返す水弾制御を実行することを含み、前記第1の量は24ml~50mlである、飲料供給システムの洗浄方法。
上記(1)~(3)の態様において、第1の量は24ml~100mlであってもよい。また、第1の量は24ml~90mlであってもよい。また、第1の量は24ml~80mlであってもよい。また、第1の量は24ml~70mlであってもよい。また、第1の量は24ml~60mlであってもよい。また、第1の量は24ml~40mlであってもよい。また、第1の量は24ml~30mlであってもよい。また、第1の量は24mlであってもよい。
本発明によれば、飲料供給システムにおいて、飲料の流路を高い洗浄力で効率的に洗浄することができる。
図1は、本発明の第一実施形態に係る飲料供給システムの洗浄装置が適用される飲料供給システムの構成を概略的に示す図である。 図2は、本発明の第一実施形態に係る飲料供給システムの洗浄装置の構成を概略的に示す図である。 図3は、図2の制御装置の構成を概略的に示す図である。 図4は、水弾制御における第1の量と洗浄後の汚れ度との関係を示す図である。 図5は、第一実施形態における洗浄処理の制御ルーチンを示すフローチャートである。 図6は、本発明の第二実施形態に係る飲料供給システムの洗浄装置の構成を概略的に示す図である。 図7は、第二実施形態における洗浄処理の制御ルーチンを示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明では、同様な構成要素には同一の参照番号を付す。
<第一実施形態>
最初に、図1~図5を参照して、本発明の第一実施形態について説明する。
<飲料供給システム>
図1は、本発明の第一実施形態に係る飲料供給システムの洗浄装置が適用される飲料供給システムの構成を概略的に示す図である。飲料供給システム1は、ガス供給源10、飲料収容容器20及び飲料ディスペンサ30を備える。飲料供給システム1は、ガス供給源10から供給されたガスによって飲料収容容器20から移送された飲料を飲料ディスペンサ30から外部に供給する。飲料供給システム1のユーザ(以下、単に「ユーザ」と称する)は飲料ディスペンサ30から容器に飲料を注ぐことによって所望の量の飲料を容易に得ることができる。
飲料供給システム1は、ガス供給源10と飲料収容容器20とを接続するガス供給路60と、飲料収容容器20と飲料ディスペンサ30とを接続する飲料移送路70とを更に備える。ガス供給路60は、例えば、ガス供給ホースとして構成され、ガスの圧力に耐えうる様々な材料(例えば、ポリエチレン(PE)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、エチレン四フッ化エチレン共重合体(ETFE)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等)から形成される。飲料移送路70は、例えば、飲料移送ホースとして構成され、飲料及びガスの圧力に耐えうる様々な材料(例えば、ポリエチレン(PE)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、エチレン四フッ化エチレン共重合体(ETFE)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等)から形成される。
以下、飲料供給システム1の各構成要素について詳細に説明する。
ガス供給源10は、炭酸ガス(二酸化炭素ガス)、窒素ガス、圧縮空気等のガスを供給する。ガス供給源10はガス減圧弁11を含み、ガス供給源10から供給されるガスの圧力はガス減圧弁11によって調整される。ガス供給源10は例えばガスボンベとして構成される。ガス供給源10はガス供給路60に接続され、ガス供給源10から供給されたガスはガス供給路60を通して飲料収容容器20に供給される。
飲料収容容器20は飲料を収容する。例えば、飲料収容容器20は発泡性飲料を収容する。発泡性飲料には、ビール、ビールテイスト飲料、酎ハイ、ウィスキー含有飲料(ウィスキー、ハイボール等)、炭酸ジュース等が含まれる。ビールテイスト飲料には、発泡酒、麦芽以外の原料から生成され又は発泡酒に麦由来のアルコール飲料が混ぜられたビール風味の発泡アルコール飲料(いわゆる第三のビール)、ノンアルコールビール等が含まれる。飲料収容容器20は、例えば、発泡性飲料を収容する飲料樽として構成される。
飲料収容容器20は、飲料収容容器20の口金として機能する公知のスピアバルブ(図示せず)を含む。スピアバルブは飲料収容容器20の頂部から飲料収容容器20の底部付近まで延在する。
また、飲料供給システム1はディスペンスヘッド50を更に備える。ディスペンスヘッド50は、飲料収容容器20、具体的には飲料収容容器20のスピアバルブに取り付けられる。
ディスペンスヘッド50は流体流入口51及び流体流出口52を含む。ガス供給路60は、流体流入口51に接続され、ディスペンスヘッド50及びスピアバルブを介して飲料収容容器20の内部と流体連通する。したがって、ガス供給路60はディスペンスヘッド50を介して飲料収容容器20に接続されている。また、飲料移送路70は、流体流出口52に接続され、ディスペンスヘッド50及びスピアバルブを介して飲料収容容器20の内部と流体連通する。したがって、飲料移送路70はディスペンスヘッド50を介して飲料収容容器20に接続されている。飲料収容容器20内にガスが供給されると、ガスによって飲料の液面が押し下げられ、飲料がスピアバルブ通って上昇して飲料収容容器20から飲料移送路70に押し出される。
飲料ディスペンサ30は、ガス供給源10から供給されたガスによって飲料収容容器20から移送された飲料を外部(飲料ディスペンサ30の外部)に供給する。図1には、カバーが取り外された状態の飲料ディスペンサ30が示される。飲料ディスペンサ30は、コイル状の飲料導入管31と、コック32と、冷却水槽33と、冷却装置34とを含む。コック32はタップとも称される。
飲料導入管31の一方の端部は飲料移送路70に接続され、飲料導入管31の他方の端部はコック32に接続される。飲料収容容器20から移送された飲料は飲料導入管31を通ってコック32に到達する。このとき、ユーザによってコック32のハンドル321が操作される(例えばハンドル321が手前に引かれる)と、コック32から容器(ジョッキ、グラス等)に飲料が注がれる。容器は、ユーザによってコック32の下方に予め設置される。
ユーザは冷却水槽33に水を予め供給し、冷却水槽33は水で満たされる。冷却装置34は、冷凍機(図示せず)と、コイル状の冷媒流通管35と、攪拌機36とを含む。冷却装置34は、冷凍機から冷媒流通管35に供給された冷媒によって冷媒流通管35の周囲に氷を生成し、氷によって冷却水槽33内の水を冷却する。攪拌機36は、冷却水槽33内の水の温度が均一になるように冷却水槽33内の水を攪拌する。飲料ディスペンサ30に移送された飲料は、飲料導入管31を通過するとき、冷却水槽33内の冷却水によって冷却される。このため、飲料供給システム1は、飲料収容容器20内の飲料が常温であったとしても、所望の冷えた飲料を飲料ディスペンサ30から外部に供給することができる。
<飲料供給システムの洗浄装置>
飲料供給システム1による飲料の供給が終了した後には、飲料の流路に飲料が残される。残された飲料は、飲料の劣化、微生物の繁殖等を引き起こす。このため、飲料の味の低下を防止するためには、飲料供給システム1を定期的に洗浄する必要がある。
本実施形態では、飲料供給システム1の洗浄装置(以下、単に「洗浄装置」と称する)が飲料供給システム1の洗浄を行う。具体的には、洗浄装置は、飲料供給システム1の飲料の流路、すなわち飲料移送路70及び飲料ディスペンサ30(飲料導入管31及びコック32)を洗浄する。
図2は、本発明の第一実施形態に係る洗浄装置の構成を概略的に示す図である。図2には、図1の制御ボックス40の内部が示されている。飲料供給システム1の構成要素の一部は洗浄装置の構成要素としても機能する。
洗浄装置は、飲料移送路70にガスを供給するガス供給路60と、飲料移送路70に水を供給する水供給路90と、制御ボックス40と、ディスペンスヘッド50とを備える。ガス供給路60の一部及び水供給路90の一部は、制御ボックス40内に配置され、制御ボックス40によって外部から隠される。
水供給路90は、水を供給する水供給源100に接続される。水供給路90には水減圧弁110が設けられ、水供給源100から供給される水の圧力は水減圧弁110によって調整される。水供給源100は例えば水道栓として構成される。飲料移送路70に供給される水は洗浄液として機能する。
ガス供給路60及び水供給路90は、制御ボックス40内で一つの共有流路に統合され、共有流路を介してディスペンスヘッド50に接続される。ガス供給路60は第1継手41を介して制御ボックス40に接続される。第1継手41は制御ボックス40のガス流入口として機能する。水供給路90は第2継手42を介して制御ボックス40に接続される。第2継手42は制御ボックス40の水流入口として機能する。ガス供給路60及び水供給路90の共有流路は第3継手43を介して制御ボックス40に接続される。第3継手43は制御ボックス40の流体流出口として機能する。
ディスペンスヘッド50は、ガス供給路60及び水供給路90の共有流路に接続された流体流入口51と、飲料移送路70に接続された流体流出口52との接続状態を切り替えるように構成されている。ディスペンスヘッド50は、操作レバー53(図1参照)を含み、ユーザによって操作レバー53が操作されたときに流体流入口51と流体流出口52との接続状態を切り替える。例えば、操作レバー53は、上下方向に移動可能であり、3つの位置(上方位置、中間位置及び下方位置)の間で切り替えられる。
ディスペンスヘッド50は、操作レバー53が下方位置にあるときに、流体流入口51と飲料収容容器20の内部とを接続し、飲料収容容器20の内部と流体流出口52とを接続する。すなわち、ディスペンスヘッド50は、操作レバー53が下方位置にあるときに、ガス供給路60及び水供給路90の共有流路を飲料収容容器20の内部を介して飲料移送路70に接続する。
ディスペンスヘッド50は、操作レバー53が中間位置にあるときに、流体流入口51と流体流出口52とを直接接続し、流体流入口51及び流体流出口52を飲料収容容器20の内部から遮断する。すなわち、ディスペンスヘッド50は、操作レバー53が中間位置にあるときに、ガス供給路60及び水供給路90の共有流路を飲料移送路70に直接接続する。
ディスペンスヘッド50は、操作レバー53が上方位置にあるときに、流体流入口51、飲料収容容器20の内部及び流体流出口52を互いから遮断する。すなわち、ディスペンスヘッド50は、操作レバー53が上方位置にあるときに、ガス供給路60及び水供給路90の共有流路を飲料収容容器20の内部及び飲料移送路70に接続しない。
洗浄装置は制御装置80を更に備える。制御装置80は、制御ボックス40内に配置され、制御ボックス40によって外部から隠される。
図3は、図2の制御装置80の構成を概略的に示す図である。制御装置80は、メモリ81、周辺回路82及びプロセッサ83を含む。メモリ81及び周辺回路82は信号線を介してプロセッサ83に接続されている。制御装置80は例えばマイコン又はシーケンサーとして構成される。
メモリ81は、例えば、揮発性の半導体メモリ(例えば、RAM)及び不揮発性の半導体メモリ(例えば、ROM)を有する。メモリ81は、プロセッサ83によって実行されるプログラム、プロセッサ83によって各種処理が実行されるときに使用される各種データ等を記憶する。
周辺回路82は、プロセッサ83が各種処理を実行するために必要な追加の要素(例えばタイマ等)を含む。プロセッサ83は、一つ又は複数のCPU(Central Processing Unit)を有し、各種処理を実行する。
図2に示されるように、洗浄装置は、ガス開閉弁61、ガス逆止弁62、水開閉弁91及び水逆止弁92を更に備える。ガス開閉弁61は、ガス供給路60に配置され、ガス供給路60を開閉する。ガス開閉弁61は、例えば、ガス供給路60内に配置された電磁弁である。なお、ガス開閉弁61は、ガス供給路60の周囲に配置されたピンチ弁であってもよい。ガス開閉弁61は制御装置80に電気的に接続され、制御装置80はガス開閉弁61を制御する。
ガス逆止弁62は、ガス供給路60に配置され、ガスの逆流(ガス供給源10への流れ)を防止する。本実施形態では、ガス逆止弁62はガス開閉弁61よりも下流側のガス供給路60に配置される。
水開閉弁91は、水供給路90に配置され、水供給路90を開閉する。水開閉弁91は、例えば、水供給路90内に配置された電磁弁である。なお、水開閉弁91は、水供給路90の周囲に配置されたピンチ弁であってもよい。水開閉弁91は制御装置80に電気的に接続され、制御装置80は水開閉弁91を制御する。
水逆止弁92は、水供給路90に配置され、水の逆流(水供給源100への流れ)を防止する。本実施形態では、水逆止弁92は水開閉弁91よりも下流側の水供給路90に配置される。
本実施形態では、ガス開閉弁61は非通電時にガス供給路60を開き且つ通電時にガス供給路60を閉じるように構成される。一方、水開閉弁91は非通電時に水供給路90を閉じ且つ通電時に水供給路90を開くように構成される。
ユーザは、飲料ディスペンサ30から飲料を供給するとき、ディスペンスヘッド50の操作レバー53を下方位置に設定する。操作レバー53が下方位置にあるときには、ガス供給路60及び水供給路90の共有流路が飲料収容容器20の内部を介して飲料移送路70に接続される。このとき、ガス開閉弁61及び水開閉弁91には電力が供給されていないため、ガス開閉弁61はガス供給路60を開き、水開閉弁91は水供給路90を閉じる。このため、ガス供給路60から飲料収容容器20にガスが供給され、飲料がガスによって飲料移送路70を介して飲料ディスペンサ30に移送される。
また、ユーザは、飲料収容容器20を交換するとき、ディスペンスヘッド50の交換レバーを上方位置に設定する。操作レバー53が上方位置にあるときには、ガス供給路60及び水供給路90の共有流路が飲料収容容器20の内部及び飲料移送路70に接続されない。このため、飲料収容容器20を交換するときのガス漏れを防止することができる。
また、ユーザは、飲料供給システム1を洗浄するとき、ディスペンスヘッド50の操作レバー53を中間位置に設定し、飲料ディスペンサ30のコック32を開く。操作レバー53が中間位置にあるときには、ガス供給路60及び水供給路90の共有流路が飲料移送路70に直接接続される。このため、水供給源100から供給された水によって飲料移送路70及び飲料ディスペンサ30を洗浄するときに、水が飲料収容容器20の内部に流入することを防止することができる。飲料移送路70及び飲料ディスペンサ30を洗浄した水は、ユーザによって予め設置された回収容器200(バケツ等)に回収される。
従来、飲料供給システム1の洗浄では、一度に多量の水を供給することによって洗浄力が高まると考えられていた。一方、本願の発明者は、鋭意検討の結果、水の線速を速めて水のエネルギーを高めることで、洗浄力が高まることを見出した。水の線速を速めるためには、一度に供給する水の量を少なくする必要がある。しかしながら、水の量が少ない場合には、飲料移送路70内の抵抗によって飲料移送路70内に水を流すことができない。
そこで、本実施形態では、制御装置80は、水とガスとが飲料移送路70に交互に供給されるように水開閉弁91及びガス開閉弁61の少なくとも一方を制御する。具体的には、制御装置80は、水供給路90から飲料移送路70に第1の量の水が供給されるようにガス開閉弁61及び水開閉弁91の少なくとも一方を制御することと、ガス供給路60から飲料移送路70にガスが供給されるようにガス開閉弁61及び水開閉弁91の少なくとも一方を制御することとを交互に繰り返す水弾制御を実行する。
水弾制御では、飲料移送路70に水とガスとが間欠的に供給され、いわゆる水弾洗浄が行われる。このとき、ガスが水を押し出すように機能するため、飲料移送路70内に少量の水を流すことができる。したがって、水の線速を速めることができ、飲料供給システム1の飲料の流路を高い洗浄力で効率的に洗浄することができる。
表1は、水弾制御において第1の量を変化させたときの洗浄後の汚れ度を示す。図4は、水弾制御における第1の量と洗浄後の汚れ度との関係を示す図である。この実験では、水開閉弁91を開き且つガス開閉弁61を閉じる時間(水開閉弁91の開時間)、すなわち、水弾制御における一回当たりの水の供給時間を変化させることによって第1の量を変化させた。水の供給時間が長いほど、第1の量は多くなる。第1の量は、水弾制御における一回当たりの水の供給量に相当する。
Figure 0007475342000001
例1では、水開閉弁91の開時間が2.0秒に設定され、第1の量が24mlとなった。また、例1では、水開閉弁91を閉じ且つガス開閉弁61を開く時間(ガス開閉弁61の開時間)、すなわち、水弾制御における一回当たりのガスの供給時間が2.0秒に設定された。
例2では、水開閉弁91の開時間が3.0秒に設定され、第1の量が46mlとなった。また、例2では、ガス開閉弁61の開時間が3.0秒に設定された。
例3では、水開閉弁91の開時間が5.0秒に設定され、第1の量が84mlとなった。また、例3では、ガス開閉弁61の開時間が5.0秒に設定された。
水弾制御による洗浄力が高いほど、飲料の流路内の汚れが除去され、洗浄後の汚れ度が低くなる。表1及び図4から分かるように、第1の量を少なくするほど、水の線速を速めることができ、ひいては洗浄力を高めることができる。
しかしながら、第1の量が24ml未満である場合には、飲料ディスペンサ30のコック32から水が排出されているか否かをユーザが判別することが困難となる。すなわち、第1の量が24ml未満である場合には、飲料供給システム1の洗浄が完了したか否かをユーザが判別することが困難となる。この結果、ユーザがコック32を閉じるタイミングを間違えるおそれがある。
飲料供給システム1の洗浄が完了する前にユーザがコック32を閉じた場合には、飲料供給システム1の洗浄が不十分になると共に、飲料の流路に水が残される。一方、飲料供給システム1の洗浄が完了した後もコック32が開かれている場合には、ガスのみが供給され続け、ガスが浪費される。このため、第1の量を24ml未満に設定することは洗浄装置の使い勝手を低下させる。
また、第1の量が多過ぎると、水弾制御における水の線速が、連続的に水を供給するときの水の流速に近くなり、洗浄力が低下する。このため、第1の量は、例えば、24ml~100mlに設定される。或いは、第1の量は24ml~90mlに設定される。或いは、第1の量は24ml~80mlに設定される。或いは、第1の量は24ml~70mlに設定される。或いは、第1の量は24ml~60mlに設定される。或いは、第1の量は24ml~50mlに設定される。或いは、第1の量は24ml~40mlに設定される。或いは、第1の量は24ml~30mlに設定される。最も好ましくは、第1の量は24mlに設定される。
<洗浄処理>
以下、図5のフローチャートを参照して、上述した制御について説明する。図5は、第一実施形態における洗浄処理の制御ルーチンを示すフローチャートである。本制御ルーチンは制御装置80(具体的にはプロセッサ83)によって繰り返し実行される。
最初に、ステップS101において、制御装置80は、ユーザによって洗浄モードが選択されたか否かを判定する。ユーザは入力装置を介して洗浄モードを選択する。入力装置は、制御装置80に電気的に接続され、例えば制御ボックス40の外面に設けられたボタン44(図1参照)として構成される。制御装置80は入力装置の出力信号に基づいて洗浄モードの選択の有無を判定する。ステップS101において洗浄モードが選択されなかったと判定された場合、本制御ルーチンは終了する。
一方、ステップS101において洗浄モードが選択されたと判定された場合、本制御ルーチンはステップS102に進む。ステップS102では、制御装置80は、水供給路90から飲料移送路70に第1の量の水が供給されるように水開閉弁91を開き且つガス開閉弁61を閉じる。第1の量は、予め定められ、上述した範囲内の値に設定される。
具体的には、水供給路90から飲料移送路70に第1の量の水が供給されるように第1の時間が実験等によって予め定められ、制御装置80は第1の時間だけ水開閉弁91を開き且つガス開閉弁61を閉じる。本実施形態では、制御装置80は第1の時間だけ水開閉弁91及びガス開閉弁61に電力を供給する。なお、第1の量に対応する第1の時間は、供給される水の圧力、水供給路90の断面積等に応じて変化する。このため、第1の時間は洗浄装置の構成及び設定に応じて洗浄装置毎に予め設定される。
次いで、ステップS103において、制御装置80は、水開閉弁91を閉じ、ガス開閉弁61を開く。具体的には、制御装置80は第2の時間だけ水開閉弁91を閉じ且つガス開閉弁61を開く。本実施形態では、制御装置80は第2の時間だけ水開閉弁91及びガス開閉弁61に電力を供給しない。第2の時間は、予め定められ、例えば1~10秒に設定される。基本的に、第1の量が多くなるほど、水を流すために必要なガスの量は多くなる。このため、第2の時間は、第1の時間との差が1秒未満になるように設定されてもよい。
次いで、ステップS104において、制御装置80は実行回数Nを更新する。具体的には、制御装置80は現在の実行回数Nに1を加算することによって新たな実行回数Nを算出する。本制御ルーチンが開始されるときの実行回数Nの初期値はゼロである。
次いで、ステップS105において、制御装置80は、実行回数Nが閾値回数Nth以上であるか否かを判定する。閾値回数Nthは予め定められる。ステップS105において実行回数Nが閾値回数Nth未満であると判定された場合、本制御ルーチンはステップS102に戻る。すなわち、水弾制御が継続される。
一方、ステップS105において実行回数Nが閾値回数Nth以上であると判定された場合、本制御ルーチンは終了する。すなわち、水弾制御が終了する。
なお、ステップS102がステップS103とステップS104との間に実行されてもよい。すなわち、水弾制御においてガスの供給が水の供給よりも先に行われてもよい。
<第二実施形態>
第二実施形態に係る洗浄装置は、基本的に第一実施形態における洗浄装置と同様である。このため、以下、本発明の第二実施形態について、第一実施形態と異なる部分を中心に説明する。
図6は、本発明の第二実施形態に係る洗浄装置の構成を概略的に示す図である。図6には、図2と同様に、制御ボックス40の内部が示されている。
第二実施形態では、洗浄装置は流量センサ45を更に備える。流量センサ45は、制御ボックス40内に配置され、制御ボックス40によって外部から隠される。具体的には、流量センサ45は、水供給路90に配置され、水供給路90を流れる水の流量を検出する。本実施形態では、流量センサ45は水開閉弁91及び水逆止弁92よりも下流側の水供給路90に配置される。流量センサ45は制御装置80に電気的に接続され、流量センサ45の出力は制御装置80に入力される。
第一実施形態では、水供給路90から飲料移送路70に第1の量の水が供給されるように第1の時間が実験等によって予め定められ、制御装置80は第1の時間だけ水開閉弁91を開き且つガス開閉弁61を閉じる。しかしながら、供給される水の圧力が初期設定から変化した場合には、第1の時間に対応する第1の量が変化する。このため、水弾制御において所望の量の水を飲料移送路70に供給できないおそれがある。
そこで、第二実施形態では、制御装置80は、流量センサ45の出力に基づいて水弾制御において水供給路90から飲料移送路70に供給された水の量の推定値を算出し、推定値が第1の量に達するようにガス開閉弁61及び水開閉弁91の少なくとも一方を制御する。すなわち、制御装置80は、水弾制御において水供給路90から飲料移送路70に供給された水の量の推定値が第1の量に達したときに水開閉弁91を閉じ且つガス開閉弁61を開く。このことによって、水弾制御において飲料移送路70に供給される水の量が変動することを抑制することができ、ひいては水弾制御において洗浄力が低下することを抑制することができる。
<洗浄処理>
図7は、第二実施形態における洗浄処理の制御ルーチンを示すフローチャートである。本制御ルーチンは制御装置80(具体的にはプロセッサ83)によって繰り返し実行される。
最初に、ステップS201において、図5のステップS101と同様に、制御装置80は、ユーザによって洗浄モードが選択されたか否かを判定する。洗浄モードが選択されなかったと判定された場合、本制御ルーチンは終了する。
一方、ステップS201において洗浄モードが選択されたと判定された場合、本制御ルーチンはステップS202に進む。ステップS202では、制御装置80は、水開閉弁91を開き、ガス開閉弁61を閉じる。本実施形態では、制御装置80は水開閉弁91及びガス開閉弁61に電力を供給する。
次いで、ステップS203において、制御装置80は流量センサ45の出力を取得する。
次いで、ステップS204において、制御装置80は、流量センサ45の出力に基づいて、水弾制御において水供給路90から飲料移送路70に供給された水の量の推定値EAを算出する。具体的には、制御装置80は、流量センサ45によって検出された水の流量を積算することによって水の量の推定値EAを算出する。
次いで、ステップS205において、制御装置80は、水の量の推定値EAが第1の量A1以上であるか否かを判定する。第1の量は、予め定められ、上述した範囲内の値に設定される。
ステップS205において水の量の推定値EAが第1の量A1未満であると判定された場合、本制御ルーチンはステップS203に戻る。すなわち、水の供給が継続される。
一方、ステップS205において水の量の推定値EAが第1の量A1以上であると判定された場合、本制御ルーチンはステップS206に進む。
ステップS206では、制御装置80は、水開閉弁91を閉じ、ガス開閉弁61を開く。具体的には、制御装置80は第2の時間だけ水開閉弁91を閉じ且つガス開閉弁61を開く。本実施形態では、制御装置80は第2の時間だけ水開閉弁91及びガス開閉弁61に電力を供給しない。第2の時間は、予め定められ、例えば1~7秒に設定される。
次いで、ステップS207において、制御装置80は実行回数Nを更新する。具体的には、制御装置80は現在の実行回数Nに1を加算することによって新たな実行回数Nを算出する。本制御ルーチンが開始されるときの実行回数Nの初期値はゼロである。
次いで、ステップS208において、制御装置80は、実行回数Nが閾値回数Nth以上であるか否かを判定する。閾値回数Nthは予め定められる。ステップS208において実行回数Nが閾値回数Nth未満であると判定された場合、本制御ルーチンはステップS202に戻る。すなわち、水弾制御が継続される。
一方、ステップS208において実行回数Nが閾値回数Nth以上であると判定された場合、本制御ルーチンは終了する。すなわち、水弾制御が終了する。
なお、ステップS202~ステップS205がステップS206とステップS207との間に実行されてもよい。すなわち、水弾制御においてガスの供給が水の供給よりも先に行われてもよい。
<その他の実施形態>
以上、本発明に係る好適な実施形態を説明したが、本発明はこれら実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載内で様々な修正及び変更を施すことができる。
例えば、水供給路90から飲料移送路70に供給される水の圧力が、ガス供給路60から飲料移送路70に供給されるガスの圧力よりも高い場合には、ガス開閉弁61及び水開閉弁91の両方が開いているときに水が飲料移送路70に供給される。このため、この場合、水弾制御において、ガス開閉弁61が常に開かれ、水開閉弁91の開閉のみが制御装置80によって制御されてもよい。具体的には、制御装置80は、水弾制御において、水供給路90から飲料移送路70に第1の量の水が供給されるように水開閉弁91を開くことと、ガス供給路60から飲料移送路70にガスが供給されるように水開閉弁91を閉じることとを交互に繰り返す。また、この場合、ガス開閉弁61は省略されてもよい。
また、ガス供給路60から飲料移送路70に供給されるガスの圧力が、水供給路90から飲料移送路70に供給される水の圧力よりも高い場合には、ガス開閉弁61及び水開閉弁91の両方が開いているときにガスが飲料移送路70に供給される。このため、この場合、水弾制御において、水開閉弁91が常に開かれ、ガス開閉弁61の開閉のみが制御装置80によって制御されてもよい。具体的には、制御装置80は、水弾制御において、水供給路90から飲料移送路70に第1の量の水が供給されるようにガス開閉弁61を閉じることと、ガス供給路60から飲料移送路70にガスが供給されるようにガス開閉弁61を開くこととを交互に繰り返す。また、この場合、水開閉弁91は省略されてもよい。
また、水供給路90は飲料移送路70(例えばディスペンスヘッド50近傍の飲料移送路70)に直接接続されてもよい。また、水供給路90は、飲料供給システム1の洗浄時にのみ、ガス供給路60と統合され又は飲料移送路70に直接接続されてもよい。
また、ガス供給路60は、飲料の供給時にディスペンスヘッド50に接続され、飲料供給システム1の洗浄時に飲料移送路70に直接接続されてもよい。また、飲料を移送するために飲料収容容器20にガスを供給するガス供給路60とは別のガス供給路が飲料供給システム1の洗浄時に飲料移送路70に直接接続されてもよい。
また、ガス逆止弁62、水逆止弁92及び水減圧弁110の少なくとも一つは省略されてもよい。また、飲料ディスペンサ30は、飲料収容容器20から移送された飲料を冷却するように構成されていなくてもよい。この場合、飲料ディスペンサ30はコック32のみから構成されてもよい。
また、ガス開閉弁61は非通電時にガス供給路60を閉じ且つ通電時にガス供給路60を開くように構成されていてもよい。同様に、水開閉弁91は非通電時に水供給路90を開き且つ通電時に水供給路90を閉じるように構成されていてもよい。
1 飲料供給システム
20 飲料収容容器
30 飲料ディスペンサ
60 ガス供給路
61 ガス開閉弁
70 飲料移送路
80 制御装置
90 水供給路
91 水開閉弁

Claims (2)

  1. ガスによって飲料収容容器から移送された飲料を飲料ディスペンサから外部に供給する飲料供給システムの洗浄装置であって、
    前記飲料収容容器と前記飲料ディスペンサとを接続する飲料移送路にガスを供給するガス供給路と、
    前記飲料移送路に水を供給する水供給路と、
    前記ガス供給路を開閉するガス開閉弁及び前記水供給路を開閉する水開閉弁と、
    前記ガス開閉弁及び前記水開閉弁制御する制御装置と、
    前記水供給路に設けられた流量センサと
    を備え、
    前記制御装置は、前記水供給路から前記飲料移送路に第1の量の水が供給されるように前記ガス開閉弁及び前記水開閉弁の少なくとも一方を制御することと、前記ガス供給路から前記飲料移送路にガスが供給されるように前記ガス開閉弁及び前記水開閉弁の少なくとも一方を制御することとを交互に繰り返す水弾制御を実行し、
    前記第1の量は24ml~50mlであり、
    前記制御装置は、前記流量センサの出力に基づいて前記水弾制御において前記水供給路から前記飲料移送路に供給された水の量の推定値を算出し、該推定値が前記第1の量に達するように前記ガス開閉弁及び前記水開閉弁の少なくとも一方を制御し、
    前記第1の量の水を供給するために、第1の時間だけ前記水開閉弁を開き、かつ、前記ガス開閉弁を閉じ、
    前記ガス供給路から前記飲料移送路にガスを供給するために、第2の時間だけ前記水開閉弁を閉じ、かつ、前記ガス開閉弁を開き、
    前記第1の時間は2秒から3秒に設定され、
    前記第2の時間は、第1の時間と同一、又は、第1の時間との差が1秒未満になるように設定される、飲料供給システムの洗浄装置。
  2. ガスによって飲料収容容器から飲料移送路を通して移送された飲料を飲料ディスペンサから外部に供給する飲料供給システムの洗浄方法であって、
    前記飲料移送路に水を供給する水供給路から前記飲料移送路に第1の量の水が供給されるように、前記水供給路を開閉する水開閉弁と、前記飲料移送路にガスを供給するガス供給路を開閉するガス開閉弁との少なくとも一方を制御することと、前記ガス供給路から前記飲料移送路にガスが供給されるように前記ガス開閉弁及び前記水開閉弁の少なくとも一方を制御することとを交互に繰り返す水弾制御を実行することと、
    前記水供給路に設けられた流量センサの出力に基づいて前記水弾制御において前記水供給路から前記飲料移送路に供給された水の量の推定値を算出し、該推定値が前記第1の量に達するように前記ガス開閉弁及び前記水開閉弁の少なくとも一方を制御することと
    を含み、
    前記第1の量の水を供給するために、第1の時間だけ前記水開閉弁を開き、かつ、前記ガス開閉弁を閉じ、
    前記ガス供給路から前記飲料移送路にガスを供給するために、第2の時間だけ前記水開閉弁を閉じ、かつ、前記ガス開閉弁を開き、
    前記第1の時間は2秒から3秒に設定され、
    前記第2の時間は、第1の時間と同一、又は、第1の時間との差が1秒未満になるように設定され、
    前記第1の量は24ml~50mlである、飲料供給システムの洗浄方法。
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