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JP7468429B2 - 半導体製造装置および半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体製造装置および半導体装置の製造方法 Download PDF

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Description

本開示は、半導体製造装置および半導体装置の製造方法に関する。
特許文献1には、吸着ステージにおける異物検知方法が開示されている。吸着ステージは、基板を吸着固定する設置部と、設置部における基板の吸着圧を測定する圧力測定手段と、基板の吸着異常の有無を判定する判定部と、を備える。この異物検知方法は、測定工程と判定工程とを有する。測定工程では、圧力測定手段が、設置面における基板の吸着圧を測定する。判定工程では、判定部が、変動データに対して基準変動データとの比較評価を行う。変動データは、測定工程で取得した吸着圧のデータのうち、基板の吸着を始めてから吸着圧の数値が安定する手前までの間のデータである。基準変動データは、あらかじめ判定部に記憶されている、設置面に異物が無かった場合の変動データである。これにより判定部は、設置面における吸着異常の有無を判定して、設置面上の異物の有無を判定する。
特開2013-149809号公報
特許文献1に示される異物検知方法は、ステージ上の異物検出に関する技術である。このため、ステージ上に載置された半導体ウエハの欠陥については、欠陥による吸着圧の変動が小さすぎて、検出できない可能性がある。
本開示は、上述の課題を解決するためになされたもので、ウエハの欠陥を検出することが可能な半導体製造装置および半導体装置の製造方法を得ることを目的とする。
本開示に係る半導体製造装置は、上面にウエハの搭載領域を有するステージと、前記搭載領域から前記ステージを貫通して前記ステージの裏面側に延びる複数の吸引配管と、前記複数の吸引配管に接続され、前記複数の吸引配管を介して前記ウエハを前記搭載領域に吸着する真空ポンプと、前記ステージの上面に設けられ、前記ウエハを覆うカップと、前記ステージの上面と前記カップで囲まれた空間を加圧するガス供給ラインと、前記複数の吸引配管内の圧力を検出する圧力センサと、を備える。
本開示に係る半導体装置の製造方法は、ステージの上面に設けられた搭載領域にウエハを搭載し、カップを前記ステージの上面に搭載して前記ウエハを覆い、前記ステージの上面と前記カップで囲まれた空間にガスを供給して、前記ウエハを加圧し、前記搭載領域から前記ステージを貫通して前記ステージの裏面側に延びる複数の吸引配管に接続された真空ポンプで、前記ウエハを前記搭載領域に吸着し、前記ウエハを加圧し、前記ウエハを前記搭載領域に吸着しながら、前記複数の吸引配管内の圧力を検出し、前記複数の吸引配管内の圧力を検出した後に、前記ウエハに洗浄、成膜、写真製版、エッチング、拡散処理またはイオン注入を行う。
本開示に係る半導体製造装置および半導体装置の製造方法では、ステージの上面とカップで囲まれた空間にガスを供給して、ウエハを加圧することができる。従って、ウエハの欠陥を検出することができる。
実施の形態1に係る半導体製造装置の平面図および正面図である。 実施の形態1に係る半導体製造装置にカップを取り付けた状態を示す平面図および正面図である。 実施の形態1の変形例に係る半導体製造装置の平面図および正面図である。 実施の形態2に係る半導体製造装置の平面図および正面図である。 実施の形態2に係る半導体装置の検査方法を説明する図である。 実施の形態3に係る半導体装置の製造方法を説明するフローチャートである。
各本実施の形態に係る半導体製造装置および半導体装置の製造方法について図面を参照して説明する。同じ又は対応する構成要素には同じ符号を付し、説明の繰り返しを省略する場合がある。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る半導体製造装置100の平面図および正面図である。半導体製造装置100は、上面にウエハ1の搭載領域2aを有するステージ2を備える。ウエハ1は半導体基板である。また、半導体製造装置100は、搭載領域2aからステージ2を貫通してステージ2の裏面側に延びる複数の吸引配管4を備える。各々の吸引配管4は、ステージ2の内部に設けられた第1部分4aと、ステージ2の裏面から延び、ステージ2の外部に設けられた第2部分4bを有する。真空ポンプ3は、複数の吸引配管4に接続され、複数の吸引配管4を介してウエハ1を搭載領域2aに吸着する。各々の吸引配管4には、圧力センサ5が設けられる。圧力センサ5は、吸引配管4内の圧力を検出する。
ステージ2が仮想的に格子状に分割されることで、複数の吸着エリア2bが形成される。複数の吸着エリア2bの各々には、吸引配管4が設けられる。図1において、複数の吸引配管4の吸引口4cの位置が点線で示されている。吸引口4cは、搭載領域2aに格子状に並ぶ。真空ポンプ3は吸着エリア2b毎にウエハ1を真空吸着する。
吸引配管4に接続された圧力センサ5は、吸着エリア2b毎に圧力を監視する。貫通孔等の欠陥1aを有するウエハ1が吸着されると、欠陥1aがある吸着エリア2bでは、欠陥1aがない吸着エリア2bと比べて異なる圧力が得られる。このように、圧力センサ5で圧力変動を検出して、欠陥を検出することができる。
吸着エリア2bのサイズは検出したい欠陥1aの大きさに応じて決定される。例えばウエハ径が8インチで、10μm~1cm角程度の欠陥を検出する場合、吸着エリアは1cm角であれば良い。この場合、吸着エリア2bは1列あたり20個程度となる。従って、400個程度の圧力センサ5を備えれば良い。ウエハ1の径に合わせて、1列当たりまたは全体の圧力センサ5の個数は変更されても良い。例えば、ウエハ1の径が4インチ~12インチであり、吸着エリア2bが1cm角であるとすると、1列あたり10個~30個程度、合計100個~900個程度の圧力センサ5を備えれば良い。
図2は、実施の形態1に係る半導体製造装置100にカップ6を取り付けた状態を示す平面図および正面図である。半導体製造装置100は、ステージ2の上面に設けられ、ウエハ1を覆うカップ6を備える。カップ6は、ボックス状あるいはドーム状である。カップ6は、内部の気密性が確保されるように、ステージ2に密着する。カップ6はガス供給ライン7に接続される。ガス供給ライン7は、ステージ2の上面とカップ6で囲まれた空間を加圧する。ガス供給ライン7はカップ6内に例えばN2を供給する。
カップ6に封入されたガスは、ウエハ1の全面をステージ2に押し付ける。このため、ウエハ1表面の欠陥状態により吸引配管4内で圧力変動が起こる。欠陥が貫通孔の場合、欠陥を介してガス供給ライン7から供給されたガスが吸引配管4に漏れる。これにより、吸引配管4内で圧力変動が起こる。従って、欠陥検出感度を向上させることができ、貫通孔などのウエハ1の欠陥を検出することができる。本実施の形態では、例えば10μm~1cmの微小な欠陥であっても検出することができる。本実施の形態の検出対象となる欠陥として、例えばマイクロパイプなどの貫通孔、ウエハ1の表面から裏面に到達するクラックなどが想定される。
ウエハ1は、珪素によって形成される。これに限らず、ウエハ1は珪素に比べてバンドギャップが大きいワイドバンドギャップ半導体によって形成されていても良い。ワイドバンドギャップ半導体は、例えば炭化珪素、窒化ガリウム系材料またはダイヤモンドである。特に炭化珪素は多くの結晶多型を有しており、SiC結晶を1つの結晶多型のみで構成することは難しい。炭化珪素では、珪素と比べて結晶成長中に他の結晶多型が混入して欠陥の原因となり易い。従って、例えばマイクロパイプのような貫通孔が発生し易い。このため、ウエハ1がワイドバンドギャップ半導体によって形成されている場合に、本実施の形態は特に有効となる。
また、珪素または炭化珪素は、透明な材質である。このため、光がウエハ1を透過し、光で欠陥を検出することは難しい。これに対し本実施の形態では、圧力変動により欠陥を検出するため、光を透過するウエハ1であっても欠陥を検出できる。また、マイクロパイプは一般に斜めに形成される。このため、マイクロパイプを光で検出することは難しい。これに対し本実施の形態では、吸着エリア2bを細分化して吸着エリア2bごとにウエハ1を真空吸着して欠陥を検出する。従って、マイクロパイプの検出感度を向上させることができる。
図3は、実施の形態1の変形例に係る半導体製造装置200の平面図および正面図である。ガス供給ライン7により供給されるガスとして、N2に加えてHeが供給されても良い。また、半導体製造装置200は、複数の吸引配管4内での、ガス供給ライン7により供給されるHeガスの濃度を検出する濃度計205を備えても良い。濃度計205は各吸引配管4に設けられる。
半導体製造装置200では、欠陥を介してHeガスが吸引配管4に漏れることで、吸引配管4内のHeガスの濃度が変化する。このように、圧力センサ5と濃度計205を併用することで、ウエハ1を貫通した欠陥について、さらに微小な欠陥であっても検出することができる。また、Heガスは、リークチェックに一般に使用されるガスのため、扱いやすい。ここでは、圧力センサ5と濃度計205を併用する例を示したが、濃度計205のみを設けても良い。
これらの変形は、以下の実施の形態に係る半導体製造装置および半導体装置の製造方法について適宜応用することができる。なお、以下の実施の形態に係る半導体製造装置および半導体装置の製造方法については実施の形態1との共通点が多いので、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
実施の形態2.
図4は、実施の形態2に係る半導体製造装置300の平面図および正面図である。半導体製造装置300は圧力センサ5を1つ備える。半導体製造装置300は、複数の吸引配管4と圧力センサ5との間にそれぞれ設けられた複数のバルブ308を備える。各吸着エリア2bと圧力センサ5は、バルブ308を介して接続される。
また、半導体製造装置300は、圧力センサ5が測定した圧力から、ウエハ1のうち複数の吸引配管4の各々が吸着する領域での欠陥の有無を検出する検出装置309を備える。検出装置309は、複数のバルブ308を順番に開放状態とし、開放状態のバルブ308に対応する吸引配管4内の圧力から、ウエハ1のうち当該吸引配管4が吸着する領域の欠陥の有無を検出する。
検出装置309は、例えば開閉部309a、測定部309b、判定部309cおよび出力部309dを有する。開閉部309aは、バルブ308の開閉を制御し、複数のバルブ308を順番に開放状態に切り替える。測定部309bは、開放状態のバルブ308に対応する吸引配管4内の圧力を測定する。判定部309cは、測定部309bが測定した圧力から、欠陥の有無を判定する。出力部309dは、判定部309cの判定結果を出力する。
閉鎖状態のバルブ308に対応する吸着エリア2bでは、ウエハ1は真空吸着される。開放状態のバルブ308に対応する吸着エリア2bでは、ウエハ1の欠陥の有無が判別される。これにより、1つの圧力センサ5で検査が可能となる。従って、省スペース化及びコスト低減が可能となる。
同様に、半導体製造装置300は濃度計205を1つ備え、各吸着エリア2bと濃度計205はバルブ308を介して接続されても良い。この場合、検出装置309は、濃度計205が測定したガスの濃度から、ウエハ1のうち複数の吸引配管4の各々が吸着する領域での欠陥の有無を検出する。検出装置309は、複数のバルブ308を順番に開放状態とし、開放状態のバルブ308に対応する吸引配管4内のガスの濃度から、ウエハ1のうち当該吸引配管4が吸着する領域の欠陥の有無を検出する。このとき、測定部309bは、開放状態のバルブ308に対応する吸引配管4内のガスの濃度を測定する。判定部309cは、測定部309bが測定した濃度から欠陥の有無を判定する。
図5は、実施の形態2に係る半導体装置の検査方法を説明する図である。図5において矢印81で示されるように、ウエハ1の外周部から中心に向かって順番に欠陥を検出しても良い。つまり、検出装置309は、ウエハ1の外周部で欠陥の有無を検出したあと、ウエハ1の中心部で欠陥の有無を検出しても良い。図5に示される例では、ウエハ1の円周方向に順番に検査が行われる。欠陥は、一般にウエハ1の外周部において発生しやすい。これは、ウエハ1を収納するカセットまたはウエハ1を載置する装置との接触により、物理的なストレスが外周部に加わるためである。このため、外周部から検査を行うことで検査時間を短くすることができ、生産性を向上できる。
本実施の形態の検出装置309は実施の形態1の半導体製造装置100または半導体製造装置200に設けられても良い。この場合、開閉部309aは設けられなくても良い。
実施の形態3.
図6は、実施の形態3に係る半導体装置の製造方法を説明するフローチャートである。図6には、実施の形態1または2の半導体製造装置を用いた半導体装置の製造方法が示されている。まず、ステップS1としてウエハ1を準備する準備工程を実施する。準備工程では、例えば珪素または炭化珪素のインゴットが所定の厚さにスライスされ、ウエハ1が準備される。なお、ステップS1において、スライスされた基板にエピ成長を行い、ウエハ1を準備しても良い。
次に、ステップS2として、ウエハ1は製品製造プロセスに投入される。製品製造プロセスである半導体装置の製造工程は、ステップS3に示される洗浄工程、ステップS4に示される成膜工程、ステップS5に示される写真製版工程、ステップS6に示されるエッチング工程、ステップS7に示される拡散、イオン注入工程を含む。なお、これらの工程には周知の製造方法を適用できる。また、成膜工程には、酸化、CVD(Chemical Vapor Deposition)、メタライズ等が含まれる。
また、半導体製造装置100を用いた検査工程では、ステージ2の上面に設けられた搭載領域2aにウエハ1を搭載する。次に、カップ6をステージ2の上面に搭載してウエハ1を覆う。次に、ステージ2の上面とカップ6で囲まれた空間にガスを供給して、ウエハ1を加圧する。また、真空ポンプ3で、ウエハ1を搭載領域2aに吸着する。さらに、ウエハ1をガスで加圧し、ウエハ1を搭載領域2aに吸着しながら、複数の吸引配管4内の圧力を検出する。また、半導体製造装置200、300を用いる場合は、ウエハ1をガスで加圧し、ウエハ1を搭載領域2aに吸着しながら、複数の吸引配管4内のガスの濃度を検出する。これにより、ウエハ1の欠陥の有無を検査する。
本実施の形態では、洗浄工程、成膜工程、写真製版工程、エッチング工程、拡散、イオン注入工程のうち少なくとも1つの工程前に、半導体製造装置100、200または300による検査工程を備える。つまり、複数の吸引配管4内の圧力またはガスの濃度を検出して、検査を行った後に、ウエハ1に洗浄、成膜、写真製版、エッチング、拡散処理またはイオン注入を行う。これにより、半導体装置の製造工程において、欠陥を有するウエハの処理によって生じ得るステージ異常などの二次的トラブルを抑制することができる。
各工程の前に検査工程を行うことで、例えば以下の効果が得られる。洗浄工程または写真製版工程の前に検査工程を行うことで、欠陥から薬液が流入することによるステージの腐食を抑制できる。また、後続ウエハの汚染を抑制できる。成膜工程の前に検査工程を行うことで、成膜による生成物が欠陥を通過しステージに堆積することを抑制できる。エッチング工程の前に検査工程を行うことで、欠陥からエッチングガスが流入することによるステージ腐食を抑制できる。また、後続ウエハの汚染を抑制できる。拡散、イオン注入工程の前に検査工程を行うことで、レーザーアニール処理などの際に、欠陥へのレーザー照射によるステージ焼けを抑制することができる。
なお、各実施の形態で説明した技術的特徴は適宜に組み合わせて用いても良い。
1 ウエハ、1a 欠陥、2 ステージ、2a 搭載領域、2b 吸着エリア、3 真空ポンプ、4 吸引配管、4a 第1部分、4b 第2部分、4c 吸引口、5 圧力センサ、6 カップ、7 ガス供給ライン、100、200 半導体製造装置、205 濃度計、300 半導体製造装置、308 バルブ、309 検出装置、309a 開閉部、309b 測定部、309c 判定部、309d 出力部

Claims (11)

  1. 上面にウエハの搭載領域を有するステージと、
    前記搭載領域から前記ステージを貫通して前記ステージの裏面側に延びる複数の吸引配管と、
    前記複数の吸引配管に接続され、前記複数の吸引配管を介して前記ウエハを前記搭載領域に吸着する真空ポンプと、
    前記ステージの上面に設けられ、前記ウエハを覆うカップと、
    前記ステージの上面と前記カップで囲まれた空間を加圧するガス供給ラインと、
    前記複数の吸引配管内の圧力を検出する圧力センサと、
    を備えることを特徴とする半導体製造装置。
  2. 前記圧力センサが測定した圧力から、前記ウエハのうち前記複数の吸引配管の各々が吸着する領域での欠陥の有無を検出する検出装置を備えることを特徴とする請求項1に記載の半導体製造装置。
  3. 前記複数の吸引配管内での、前記ガス供給ラインにより供給されるガスの濃度を検出する濃度計を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体製造装置。
  4. 前記圧力センサは前記複数の吸引配管の各々に設けられることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の半導体製造装置。
  5. 前記複数の吸引配管と前記圧力センサとの間にそれぞれ設けられた複数のバルブを備え、
    前記検出装置は、前記複数のバルブを順番に開放状態とし、前記開放状態のバルブに対応する吸引配管内の圧力から、前記ウエハのうち前記開放状態のバルブに対応する吸引配管が吸着する領域の前記欠陥の有無を検出することを特徴とする請求項2に記載の半導体製造装置。
  6. 前記検出装置は、前記ウエハの外周部で前記欠陥の有無を検出したあと、前記ウエハの中心部で前記欠陥の有無を検出することを特徴とする請求項5に記載の半導体製造装置。
  7. 前記複数の吸引配管の吸引口は、前記搭載領域に格子状に並ぶことを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の半導体製造装置。
  8. 前記ガス供給ラインにより供給されるガスは、HeまたはN2であることを特徴とする請求項1から7の何れか1項に記載の半導体製造装置。
  9. 前記ウエハはワイドバンドギャップ半導体によって形成されていることを特徴とする請求項1から8の何れか1項に記載の半導体製造装置。
  10. 前記ワイドバンドギャップ半導体は、炭化珪素、窒化ガリウム系材料またはダイヤモンドであることを特徴とする請求項9に記載の半導体製造装置。
  11. ステージの上面に設けられた搭載領域にウエハを搭載し、
    カップを前記ステージの上面に搭載して前記ウエハを覆い、
    前記ステージの上面と前記カップで囲まれた空間にガスを供給して、前記ウエハを加圧し、
    前記搭載領域から前記ステージを貫通して前記ステージの裏面側に延びる複数の吸引配管に接続された真空ポンプで、前記ウエハを前記搭載領域に吸着し、
    前記ウエハを加圧し、前記ウエハを前記搭載領域に吸着しながら、前記複数の吸引配管内の圧力を検出し、
    前記複数の吸引配管内の圧力を検出した後に、前記ウエハに洗浄、成膜、写真製版、エッチング、拡散処理またはイオン注入を行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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