JP7419197B2 - フレーム構造体の製造方法 - Google Patents
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Description
フレーム構造体15は、前後方向及び左右方向に間隔をおいて立設した4本の柱(縦材)3と、柱3の上端部間に架設した4本の梁(横材)9とで構成されている。梁9には、図1に示すようにフック16が取付けてあり、フック16に引っ掛けてシート状の日除け17を取付けてある。日除け17は、図6に示すように、梁9で囲まれた開口部を塞いでおり、これによりデッキ14上に日陰ができるようにしてある。
デッキ材1は、木粉を混ぜた合成樹脂を押出成形したものであり、図1に示すように、中空部を有する板状に形成されており、両側の縁部には上係合部7と下係合部8が側方に突出して設けてある。デッキ材1は、左右方向に隙間53をあけて配置され、デッキ材1同士の隙間53に配置したデッキ材固定金具2を下係合部8に係合させ、上方からのねじ21で大引き18にねじ止めすることで、下方に押し付けて大引き18に固定してある。
柱3の下端部には、柱固定金具(縦材固定金具)5が設けてある。柱固定金具5は、ステンレス製の正方形のプレート25と、アルミ形材で形成した柱3より断面が一回り小さい筒状部26とからなり、プレート25の4隅に下方より挿通したねじ27を筒状部26に形成されたタッピングホール28にねじ込むことで一体化してある。プレート25は、図2,7に示すように、外形が柱3の外形と同じ大きさになっており、柱固定金具5をデッキ14に固定するためのねじ22が挿通されるねじ挿通孔29と、水抜き孔30が形成してある。柱固定金具5は、プレート25の周縁部が筒状部26からはみ出してつば58が形成されている。
そして、図1に示すように、柱固定金具5をデッキ材1上に載置し、ねじ挿通孔29(図7参照)に上方から挿通したねじ22を、デッキ材1を貫通させて大引き18に螺入することで、柱固定金具5がデッキ14に固定されている。その上で、柱3の下端部を筒状部26の周囲に嵌め入れ、柱3の下端面をつば58上に載置し、側方からのねじ32で柱3と筒状部26を固定している。こうして柱3は、大引き18に固定されている。柱3は、大引き18上の長手方向の任意の位置に設置することができる。
これに対し本フレーム付きデッキは、図13(a)に示すように、柱3の上端部に柱端部キャップ11を取付けて柱3の小口を塞ぐとともに、柱端部キャップ11の延出部12を梁9上面に当接させて梁9に固定したことで、地震の揺れや強風、あるいは柱3に人が寄りかかるなどしてフレーム構造体15に横荷重が作用しても、図13(b),(c)に示すように、梁9の上端と柱3間(図中a部)や梁9の下端と柱3間(図中b部)に隙間が生じないので、フレーム構造体15の揺れを抑える効果がある。
大引き18間には補強材55(デッキ材支持材)が架設してある。補強材55は、図12に示すように、アルミ形材で中空状に形成されており、長手方向の両端部が凸型断面に形成された大引き18(図5参照)の下部側の側方に出っ張った部分の上面に載置され、上方からのねじ56で固定してある。そして、柱固定金具5が上方からのねじ22で補強材55に固定されている。
このように大引き18間に補強材55を適宜架設することで、デッキ14上のどこにでも柱3を立設することができる。
次に、大引き18上にデッキ材1,1,…を一方側から順に並べて取付ける。その後、幕板20を取付ける。
そうしてデッキ14の施工を済ませた後、デッキ14上にフレーム構造体15を施工する。フレーム構造体15の施工は、まず、図8-1(a)に示すように、デッキ14上の柱3を立設しようとする位置に、予めプレート25と筒状部26を一体化した4つの柱固定金具5を仮置きする。
次に、図8-1(b)と図9,10に示すように、柱固定金具5のプレート25に梁9の小口を突き当てる形で、柱固定金具5のプレート25同士の間に4本の梁9をそれぞれ配置することにより、柱固定金具5を位置決めする。先に述べたように、柱固定金具5のプレート25の外形が柱3の外形と一致しているため、このように柱固定金具5間に梁9を配置するだけで、4つの柱固定金具5を所定の柱位置に正確に位置決めできる。
次に、図8-1(c)に示すように、柱固定金具5のプレート25のねじ挿通孔29(図7参照)の位置に合わせて、ねじ22用のねじ孔をドリル57で加工する。ねじ孔の加工は、プレート25を粘着テープ等でデッキ材1にずれないように固定した上で、プレート25のねじ挿通孔29にドリル57を挿通して行ってもよいし、ケガキ針等でねじ挿通孔29の位置をデッキ材1に印を付け、柱固定金具5をいったんずらして行ってもよい。
次に、図8-2(d)に示すように、柱固定金具5を上方からのねじ22で大引き18又は補強材55に固定する。
次に、あらかじめ柱3の上端部側面に柱梁連結具10を取付けた上で、図8-2(e)に示すように、柱3の下端部を柱固定金具5の筒状部26に上方から嵌め、柱3の下端面をつば58上に載置する。
次に、図8-2(f)に示すように、柱3と柱固定金具5の筒状部26を側方からのねじ32で固定する。
その後、柱3に取付けてある柱梁連結具10を梁9の端部に挿入して梁9に固定することにより、柱3間に梁9を架設する。
その後、柱3の上端に柱端部キャップ11を取付け、柱端部キャップ11で柱3の上端の小口を塞ぐと共に、柱端部キャップ11の延出部12を梁9の上面に固定して柱3と梁9を連結する。
フレーム固定金具5のプレート25は、筒状部26の周囲にはみ出たつば58を有し、つば58上にフレーム3の下端を載置してあるので、フレーム3の小口をプレート25で覆うことができ、且つフレーム3を安定して支持できる。
デッキ材支持材は、大引き18と、大引き18間に架設した補強材55とを有し、フレーム固定金具5のプレート25は、大引き18又は補強材55にねじ22で固定してあるので、デッキ14上の任意の位置にフレーム3を安定して設置することができる。
フレーム固定金具5は、プレート25がステンレス板で形成され、筒状部26がアルミ形材で形成され、タッピングホール28を有するものであり、下方よりタッピングホール28に螺入するねじ27でプレート25と筒状部26を一体化してあり、筒状部26の内側でデッキ材支持材18,55にねじ止めしてあるので、強度と耐久性・耐候性に優れ、且つ安価に製作することができ、フレーム3をデッキ材支持材18,55に強固に固定できる。
フレーム固定金具5のプレート25に上下方向に貫通する孔(水抜き孔)30が設けてあるため、フレーム3内に浸入した雨水を排水したりできる。
延出部12は、柱梁連結具10に固定してあるので、延出部12を梁9と強固に固定できる。
柱梁連結具10は、梁9に下からのねじ46で固定してあり、柱端部キャップ11は、梁9に上からのねじ44,50で固定してあるので、柱3と梁9の接合面の上端側及び下端側のいずれの隙間も防止でき、簡易構造物15の揺れを抑える効果が高い。
柱3はタッピングホール23を有し、柱端部キャップ11は、柱3のタッピングホール23に螺入するねじ49で柱3に固定してあるので、柱端部キャップ11を簡単に且つ確実に柱3に固定できる。
柱端部キャップ11は金属製であるため、薄い板状でも強度が高く、すっきりした意匠としながら簡易構造物15の揺れを抑える効果が確実に発揮される。
2 デッキ材固定金具
3 柱(縦材)
5 柱固定金具(縦材固定金具)
9 梁(横材)
14 デッキ(土台)
15 フレーム構造体
18 大引き(デッキ材支持材)
22 ねじ
25 プレート
26 筒状部
32 ねじ
Claims (1)
- 縦材と、縦材間に架設した横材と、縦材の下端部を土台上に固定する縦材固定金具とを備え、縦材固定金具は、縦材と外形が一致するプレートを有し、縦材固定金具を、プレート同士の間に横材を配置することで位置決めした上で土台に固定し、固定した縦材固定金具のプレート上に縦材を立設し、縦材間に横材を架設することを特徴とするフレーム構造体の製造方法。
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JP2020147974A JP7419197B2 (ja) | 2020-09-03 | 2020-09-03 | フレーム構造体の製造方法 |
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